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テレビファソラシド(TVスレ)

1korou:2006/11/25(土) 23:14:27
テレビ・映画スレを分離して、TVスレを新設しました。
私の旧師ともいえる永六輔氏に敬意を表して
永さんの最後のプロデュース番組ともいえる番組をタイトルにして
TVスレとしたいと思います。

まずは、TBSを糾弾する書き込みを「テレビ・映画スレ」から再掲して
このスレを始めたいと思います。
永さんとのやりとりの回顧談、意外と語られていない昭和40年代前半のテレビ事情についても
語る予定です。

2korou:2006/11/25(土) 23:18:42
(以下2〜6は再掲。実際の投稿日は2006/11/18)

TBSの歴史。
たしか戦後マスコミを席捲した共産党系人脈が集まったテレビ会社のはず。

もっとも、共産主義を標榜としたのではなく
当時、全く怪しい限りだったテレビ事業に
携わろうかというマスコミ人が少なかったため
強引にスカウトしたしたところ
戦後の逆コースの時代にパージに遭った人たちが大量に引っ掛かったというだけに過ぎない。
だから、初代社長には、全くの門外漢の足立正が製紙業界から据えられた。
日テレ、NHKなどの万全の体制とは程遠い素人テレビ局だったのだ。

テレビという媒体には素人でも、志だけは気高く、日テレの大衆路線とは対照的だった。
バラエティなどは全くダメで人材も居らず
ひたすら実験的な番組と外国から輸入したフィルムでお茶を濁していたのだ。

昭和30年代前半のことは今ひとつ分からない。
それにテレビ界自体も試行錯誤の時期だったから
ことさらTBSがその素人ぶりを指摘されることもなかった。
むしろ「私は貝になりたい」などのドキュメンタリーなどの製作で
とりあえずの評価は得ていたのだ。

キラーコンテンツという面では、明らかに日テレ、NHKにひけを取っていたのも事実。
巨人戦、プロレスという娯楽はおろか
「私の秘密」「ジェスチャー」といった家庭的雰囲気の番組作りさえ出来なかった。
外国フィルムである「ローハイド」「逃亡者」「ベンケーシー」などがヒットして
自前の番組よりも人気を誇った時代もある。
アニメでさえ「ポパイ」「トムとジェリー」という外国モノで勝負していた。

3korou:2006/11/25(土) 23:19:33
転機は昭和40年代になってから訪れる。
まず、田英夫が、NHKタイプのニュース作りから一歩進んで
CBSをイメージしたような(エド・マローとか)
ニュースキャスターの存在を前面に押し出した番組作りを目指したのである。
田は、時間帯を夕方に設定し、TBS独自のニュースソース確保のために
JNNネットワークを確立してもらい
そうした万全の体制のもと、単なる原稿読みではなく
自らの言葉でニュースを語った。
「ニュースコープ」はこうして誕生した。

「ニュースコープ」が始まったとき、私はほんの子どもだったが
田英夫の颯爽とした語り口は
本当に素晴らしく、格好の良いものに見えたことを
今でもはっきりと覚えている。

田は、その後、ベトナム戦争を独自の切り口で報道し
時の権力佐藤栄作の逆鱗に触れた。
ジョンソン政権への配慮を最大限に優先した佐藤は
報道の自由などお構いなく、田の更迭をTBS首脳に求め、TBSはそれを了解する。
TBSの汚点はここから始まる。

田は突如ブラウン管から姿を消し、後任に古谷綱正が座った。
古谷も優れたマスコミ人だったが、少なくとも田の歯切れ良さはなかった。
子どもだった私は、意味も分からず、田の不在を嘆き
「ニュースコープ」を見る習慣は終わりを告げた。

4korou:2006/11/25(土) 23:20:34
もう一つの転機はドラマ部門にあったのだが
その前に、TBSの報道部門のその後をメモしておこう。

その後、かなり後になって、田中角栄が電波行政を強引に推し進め
TBSは毎日新聞系列となった。
田中はTBSの体質を恐れていたのである。
テレビと新聞の系列化は、もともとNET(現テレ朝)をめぐる大川博と赤尾好夫の争いに端を発し
大川が同郷の田中に助けを求めたことで田中の出番となるわけだが
田中の狙いは別にあって、TBSをマスコミとして弱体化させることが最大の目的だったのである。
TBSは、田のあとに古谷を据えたことで、佐藤政権に対して従順なふりをしつつ
ささやかな抵抗を示したわけだが
それを当時の佐藤政権の大番頭であった角さんが見逃すわけがなかった。
そして、総理になったと同時に、毎日新聞系列に引き込んで
社内の混乱を狙ったのである。

当時の毎日新聞は、古い体質を残したまま
次第に経営状態の悪化を招いていた最悪の時期であった。
TBSの報道部門は、毎日新聞の報道関係者と対立し
他局のように系列新聞との連携を強化することを拒否する。
そういう経緯のなかでエネルギーが社内でムダに消費され
田中のもくろみは成功したともいえるのだが
誤算は、毎日新聞の倒産という予測不能な出来事だった。
これにより、TBSは毎日新聞系列という名目は残しつつ
独自の報道路線を歩むことが可能になっていくのである。
朝日新聞系列となったNETが
三浦甲子二という超大物社長を朝日新聞から送り込まれ
以前とは全く異なる朝日新聞そのもののテレビ局に変貌していったのと比べ
実に好対照である。

5korou:2006/11/25(土) 23:21:33
なお、三浦はテレ朝を個性的なTV局に変えていき、小田久栄門という子分に
後を託した。
小田は、上記のようなTBSの報道姿勢の変化(毎日との軋轢、独自の体制強化)に
失望していた久米宏をスカウトして
朝日新聞の論説委員を補佐につけた大型報道番組「ニュースステーション」を始める。
元々全共闘世代だった久米は、朝日との相性もよく
今ひとつ複雑な体制に落ち着いていたTBSのときよりも輝いて見えた。
久米のパフォーマンスに満ちた語り口は、TBSではバラエティ向けと評価されてしまい
それが久米には辛い時期があったのだろう。
でなければ、あれほど熱烈な支持を得ていた「ザ・ベストテン」の司会の座を
あんなに突然とあっさりと降りてしまうことは、あり得ないと思うのである。
当時の私には、久米の変身ぶりが理解できなかったが
今になって思えば、ファンとして久米さんを苦しめていた一人であったのかな、と
思わざるを得ない。
何の影響力もないファンであれ、世間の空気に同調していた一人であったことは事実なのだから。

6korou:2006/11/25(土) 23:22:29
その後、オウム報道でTBSは決定的なミスを犯した。

もっとも、それ以前に、TBSは筑紫哲哉をスカウトするというミスを犯している。
筑紫は朝日ジャーナルで一世を風靡した名編集者である。
当時のTBS首脳は、久米の報道姿勢に朝日新聞の影響を感じなかったのだろうか?
朝日寄りの報道で好評を博していたNステに対抗するなら
朝日新聞風のタッチは避けるべきなのは子どもでも分かりそうな理屈なのに
久米潰しのために同じ久米風味の人材を配するというミスを犯した。
久米のパフォーマンスは真似できないが
少なくとも朝日新聞の論調に世間は完全同意していたわけではないのだから
もっと違ったオピニオンを有する人材を配すべきだっただろう。
そういうところにTBSの報道のマンネリ、自律性のなさが出てき始めていたのだ。

その直前の森本毅郎起用のミスも痛かったに違いない。
森本は、NHKアナでありながらパフォーマンスで人気を博した異能の人材だったが
いかんせん”報道のTBS”にふさわしい人材ではなかった。
森本のスキャンダルは、森本のキャリアにもキズをつけたが
そういう人物をメインキャスターとして前面に押し出したTBSのダメージも大きかった。
この頃から、TBSには、本当に報道魂を持っている人材と
守りの姿勢に転じた上層部とに分離していったに違いない。
上層部の判断ミスは次々と続き、憤懣やる方ない現場は暴走してしまう。
かくして報道のTBSは崩れ去り、後には格式ばった生気のない形式だけが残った。
(今日のメモはここまで)

7korou:2007/01/01(月) 00:14:52
さて、TBSネタの続きが後日として
「紅白」を語らなくっちゃ。

もう番組全体としてガタがきてますね。
ただ、部分部分としては、他の番組ではまず見られない魅力的なコンテンツを
いまだに持っているので
やり方次第では、新生させることも十分可能です。

今年は特に、出場常連歌手の歌唱力の衰えが気になりました。
そのなかで、夏川りみ、ドリカム、氷川きよし、倖田來未、アンジェラ・アキなどは
さすがにプロを感じさせました。

今井美樹のステージはかなり長めでしたが(フルコーラス)
彼女の晴れやかな表情は、一ファンとしてかなり楽しめました。
あとベッキーのトークが流暢で、さすがですね。

最大の呼び物は、DJOZMAのステージで
女性の裸を模したコスチュームがあまりに精密だったので
本当に裸ではないのか、とテレビで見間違ったところですね。
これは実際に電話での抗議が殺到し、NHKアナが緊急に出演して
「あれは衣装です」と釈明する場面がありました。
事前にはDJOZMA自身が裸になる、という妙な噂でもちきりだったし
それが今回の女性ダンサーヌード事件のための陽動作戦だとしたら
相当な演出で、紅白史上最大の椿事だったと言えます。

8korou:2007/01/02(火) 23:01:20
2日前の紅白、史上最低の視聴率だったそうですね。
こういうのは、意外とその年全体の曲の出来具合が影響するのだ、ということを
本を読んで知ったばかりなので
昨年の不作を思うと納得します。
まあ、それはキッカケに過ぎず、「紅白」全体として魅力を失っているのも確かですが。

9korou:2007/01/03(水) 22:44:19
さすがに正月だけあって、演芸番組が多いです。
立て続けに、三遊亭歌武蔵、春風亭昇太、柳家喬太郎、立川談春といった面々を初めてじっくりと見て
さらに、昔のVTR特集で、志ん生師匠の高座を拝見しました。

歌武蔵は、相撲部屋に半年居た後、落語の世界に飛び込んだというだけあって
全般に豪快さが売り物。
「親子酒」を演りましたが、こっそり酔っ払った父親のもとに
堂々と酔っ払って帰宅した子が
いきなりドテーン!と玄関?で倒れる場面で
市場でせりにかけられているマグロのように、勢いよくステージ上に倒れた豪快さは
記憶に残りました。
落語でそこまでせんでエエやろ!(ヘタにあんなに倒れたら顔面アザだらけになるぞ!)

昇太はスジがいいですね。
同じ春風亭の小朝を彷彿とさせますが
小朝に時折感じられる嫌味もなくて、いっぺんにファンになりました。
今回は、そばの大食漢をめぐる噺でしたが、また別の噺も聴きたいものです。

10korou:2007/01/03(水) 22:53:59
喬太郎は、話術が巧く、引き込まれます(今回の噺は「擬宝珠」)
マクラの出来もよく、落ち着きと品の良さがあります。
特に冴えた噺でなくても、この話術なら聴き続けることができそうです。

今、期待の星の談春。
今回は「三軒長屋」でしたが、個人的には???でした。
何というか、天才肌っぽい喋り口で
うまく化ければそれこそ談志のようにもなり得る素材ですが
今日聴いたような冴えのない日には、単なる若手の上滑り落語程度でしかありません。
もう1度聴き直してみる必要があります。

懐かしVTRの志ん生は「風呂敷」という演目で
NHKに現存する3本のフィルムのうちの1本だということ。
相変わらず、マイクに声が入りきっておらず
非常に聞き取りにくい音声で
やはり、私はこの人の落語が苦手です。
時折飛び出すアドリブのような珍妙な言い回しは
当時としてはユニークだったでしょうが
今はこの種のユニークさは当たり前の時代なので
かえって陳腐さを感じさせます。
手塚治虫のマンガと共通した古さが感じられ
私としては、志ん生を追いかけてその話術を味わういう努力については
もうこのへんで見切りたいと思いました。
世間で出回っている録音の類も、病後のものが多いですし。

11MB Da Kidd:2007/01/14(日) 04:13:45
TBSについては、いまさらながら読んでみると、ああそうだな、と思うところが多いです。

オウムの件での失敗で、国会に証人喚問された取締役には、喚問される1ヶ月前に会っています。ヤな野郎だ、くたばれ、と思ったらマジでくたばっちゃったので、オイオイマジかよ、と思ったのを覚えています。

12korou:2007/01/14(日) 16:25:59
うーむ、グッドタイミングですよ、MBさん。
例の「オナラ王子」の件で、ちょっとばかしTVのバラエティ番組のことを考えていたばかりですから。
まだ、考えはまとまりません。
よって、あの日記にはレスできませんが、結構ハマっています。

岡村が高野連に抗議したということですが、当然でしょうね。
芸人ならそうでないと。
でも深入りするようだったら、岡村の見当違いでしょう。
これは常識的にみて岡村に分のない話ですから。

私は、王監督を尊敬する一ファンとしては憮然たる思いではありますが
「王シュレット」事件で、抗議されるや否や、無言で引き下がった芸人たちの不甲斐なさについては
全く納得できておりません。
これも、そんなギャグは世間的に認められないのが当然ですが
少なくともテレビで芸として見せたからには
自分の芸にプライドを持ってほしかったわけです。
抗議を受けたから即反省する、ということだったら、最初からやるな、と言いたいですね。

その点、岡村の反論は当然でしょう(深入りはしない&少し間を空けて謝る、というスタンスがとれれば、岡村のセンスを見直したいですが)
その番組は私もちょっとだけ見ましたが、確かに高野連の抗議はやりすぎ、という印象を受けます。
むしろ「紅白」の司会の直前に、そこまでバラエティに深入りするSMAPの中居クンの姿勢に
不快感を覚える、というのが普通のリアクションではないでしょうか。
(文章を一度切ります。内容は続きます)

13korou:2007/01/14(日) 16:50:36
全体として、何がどうなっているのか分からないほど、ぐちゃぐちゃのバラエティで
私が全部見なかったのは、そういう中途半端なナンセンスは見ていて疲れるからです。
ナンセンスは、それを包む「明らかな意味」に包まれてこそ、その無意味さが笑えるのであって
あの”めちゃイケ”というのは、テレビのゴールデンタイムだから軽く流そう、という意図がミエミエなため
きちんとやっていこう、という姿勢が全く伝わってこないわけですから
そこでのナンセンスは”ふざけた上でさらにふざける”という不真面目なものになっていくわけです。

ナイナイの岡村は、その種のナンセンスを楽しみながらできる芸人で
あの番組では唯一見るに堪える芸人だと思います。
とすれば、彼にしてみれば、「ハンカチ王子」を茶化してみよう、と思うことで
自分のナンセンス芸を試せる、と張り切ったことだと思うので
当然、抗議を受ければ”関係ないだろ。オレの考えたギャグを邪魔するな”という
リアクションになるはずです。

ただ、これは日本独特のテレビ文化のせいとも言えるわけで
日本におけるナンセンス・ギャグが、当初から人間への尊厳を抜きにして展開してきたかというと
実はそうではない、ということが、小林信彦さんなどの本を引用するまでもなく
公然たる事実としてあるわけです。
それが、テレビ時代になって、だんだんとテレビ向きの「笑い」がどのようなものであるかが
分かるようになり
その第一弾として打ち出されたのが「MANZAI」ブームの「笑い」であったわけです。
特に、ビートたけしの毒舌は、今までの「笑い」を根底から否定する種類のもので
人を攻撃して笑う、という、それまでの「笑い」がなるべく避けていた類の笑いを
積極的に掲げた点で、彼の犯した”罪”は決定的だといえます。
(ビートたけしについては、もっと語るべきことがあるので、ここでは否定的なことだけ述べましたが
 もちろん、それだけには尽きません)

それがナンセンスギャグにも結びついたとき
当然、人格への無差別攻撃のような「笑い」になります。
しかし、1980年代以降は、そういう「笑い」がテレビ番組のなかで蔓延し
ある意味、視聴者がそれに麻痺している部分もあるといえます。
よって、今回程度のギャグで抗議するのは過剰反応、というリアクションも
十分あり得るわけです。

14korou:2007/01/14(日) 17:02:33
ナイナイの岡村は、たけし以後のお笑い芸人であり、ナンセンスを追及する芸人です。
最初から、そういう類のものが認められないのであれば、彼もそういう芸風にならなかったでしょうが
彼はその芸風で高い視聴率を獲得できる有名芸人になった、という実績を持っているわけです。
自分のギャグへの攻撃について、反論するのは当然だと思います。

もっとも高野連としては
高校野球をそんな低レベルなギャグ(オナラ王子)で揶揄されることについて
抗議するのは当然でしょうし、
岡村もそれに反論するのは当然でしょう。
両者それぞれに理由があるので、話し合いなど成立しようがなく
そうなると、日本の今の芸人の宿命として、低レベルのナンセンスは他者を傷つけることが多い
という常識の線に沿って、芸人のほうが引っ込むという結末しかないと思います。

テレビ局側が、何度も起こるこの種のトラブルを避けるために
バラエティについて自主規制を行う、というのが一番だと思います。
誰も抗議しないのに「放送禁止用語」を自分たちで作りだしたりする自主規制は得意なはずなのに
この方面でその自主規制をしないのは何故なんでしょうか(これは皮肉です)

日本のナンセンスは、斉藤寅次郎などが戦前においてきちんとしたものを
作り上げていました。
それを壊したのは、やはり戦争による人心の荒廃で
無意味に可笑しいものばかりもてはやしてきたことが
今になってツケになってきています。

日本の芸人も斉藤寅次郎の映画を見て、真の喜劇を勉強し直すべきでしょう。
そもそも、そういう歴史の積み重ねが軽視されています。
その意味で、最近mixiにも書きましたが、桂米朝師匠の仕事は
歴史の積み重ねの大切さを再認識できるということで重要なのです。

15korou:2007/01/14(日) 17:08:20
一気に書いて、今読み直してみましたが、岡村を擁護しすぎかな?(笑)
ただ番組自体、非常に杜撰な展開で
いつそんなギャグをしていたのかな?と疑問に思うほどぐちゃぐちゃでした。
よく発見したなあ、という感じ。
むしろ、そんな番組が高視聴率をとる、ということ自体が問題です。
あの番組の流れなら「オナラ王子」は当たり前だろう、という印象が強いです。

16かっぱえびせん:2007/01/23(火) 10:30:05
少し遅れて、しかもかなり脱線したレスです。

岡村については、私もkorouさんと同じような感想を持ちました。
それ以上に、私の感性を一番刺激した(言い換えれば、ウットオシイと思った)のは、ハンカチ王子なる言葉の流行です。
この言葉には、マスコミの話題作り、ブーム作りの意図が見え隠れします。
高野連も岡村のギャグよりも、ハンカチ王子という言葉に敏感になって欲しかったです。
korouさん相手に安っぽい一席をぶちたくないので、細かい事は省きますが、
本質的で無い事でスターにされてしまった斉藤。
なぜか斉藤の引き立て役にされてしまった田中。
ある意味、縁の下の力扱いされてしまった苫小牧ナイン。
こう言った事を配慮する事の方が、日ごろ「教育的見地」と言う
高野連に大事な事だと、私は思います。

マスコミに話をもどしつつますます脱線します。

最近、日本プロ野球に関する雑誌を、書店でよく見かけます。
しかしその中でクローズアップされるのは、今が旬の選手ばかりです。
過去の名選手はほとんど無視されるか、付け足し程度に書かれているだけです。
おっさんのボヤキになりますが、(売れないといけないのは判るが)読者に迎合するマスコミの姿勢は、
ナンセンスギャグの溢れる、TVのバラエティ番組にも通じると思います。
(製作費の問題も有るとは思いますが)

※文章を短くしたら、論理的つながりが乏しくなりました。
 行間の意で、文章をつないでください。

17korou:2007/01/23(火) 21:52:22
>高野連も岡村のギャグよりも、ハンカチ王子という言葉に敏感になって欲しかったです。

おお、至言ですね。
ハンカチ王子なる言葉が封印されていれば、オナラ王子もあり得なかったわけですから。

しかし、もうネットの世界では当たり前ともいえるスポーツ選手への敬意とか
スポーツ本来の報道の仕方とか
いくら言葉で訴えても、世の中は全く変わりませんね。
相変わらず、売れればいい、視聴率が取れればいい、の一点張りです。
悲しいほど、他の視点がないマスコミというのはどうしたものか。

ハンカチ王子にあやかり、日テレは六大学野球の放映権を獲得しました。
ダルビッシュが、ハンカチ王子なんてすぐ人気没落だよ、と言っていましたが
彼はマスコミのもつ力を軽視していますね。
彼らは視聴率さえとれれば何でもしますし
多分物珍しさも手伝って、日テレの六大学野球はそこそこ視聴率を取ると思います。
日テレのことなので、ハンカチ王子だけでなく、六大学野球のイケメン選手をピックアップして
ほとんどジャニーズ系歌手の扱いで選手をスターにしようとするでしょうね。
まあ、それが一概に悪いこととは言い切れませんし
本当にイケメンが揃えば、妙な形でNPBが復活したりする可能性もあります。

後はバレーボールと同じ運命を辿るのでしょうか・・・嗚呼

18korou:2007/01/27(土) 13:33:25
月曜日のテレフォンショッキングは、岡林信康。
なんで今さらそんなバラエティ番組に出るんだよ?と言いたくなりますね。
この「金色のライオン」め!

テレフォンショッキングは、ハプニング風に見えて
実はマネージャーとの事前の打ち合わせによって
つつがなく進行させている、というのは
あのコーナーを見始めて数週間後には分かりました。
第1回の桜田淳子(そういえば近々芸能界に復帰するらしい)は
さすがに見ていないのですが
その2,3ヶ月後にはもう見始めていた記憶があります。
1982年頃のことですね。

その2年後あたりで、遂に明石家さんまが登場しました。
タモリは、ひょうきん族でのさんまに注目し
当時のフジTVのディレクター連中と示し合わせて
さんまを「いいとも」のメインキャラにしてしまおう、と計画しました。

19korou:2007/01/27(土) 13:40:19
そんなわけで、さんまのテレフォンショッキング初登場のシーンは
今や日本のテレビの主流となったバラエティ番組の歴史上
最も重要な場面と言えます。
リアルでその瞬間に立ち会えた私はラッキーでした。

もっとも、そんなことは後から分かることで
当時のさんまは、単に人気タレントの一人に過ぎず
個性といえば、むしろ「ルックスが良い(今でいう”イケメン”)のお笑い」という
ポジションだったと思います。
しかし、「いいとも」でタモリの仕掛けに見事にハマって
お笑い芸人としての不動のポジションを築き上げることになったのでした。

通常、さんまは「ひょうきん族」で東京進出を果たしたということになっていますが
それは半分は誤りで、「いいとも」のさんまも、もっと評価すべきだと思っています。
私には、フジTVの仕掛けでスターになっていった「ひょうきん族」のさんまよりも
自分の工夫でTV局側の仕掛けを上回っていった「いいとも」のさんまのほうに
高い評価を与えてやりたい。
それが、「さんまのまんま」、「さんま御殿」と続くさんまのTV番組の個性を
生み出したパワーになっていると思うので。

20korou:2007/01/27(土) 13:48:40
テレフォンショッキングといえば
有吉佐和子の番組乗っ取り事件が忘れられません。
黒柳徹子も、自分の出番だけで40分近く費やして、他のコーナーを全部カットさせてしまった豪の者ですが
それでも一応テレビ人だから、その強引なやり口の落としどころは心得ていたわけですが
その点、有吉佐和子は、テレビに関しては素人なので
一人で40分以上も頑張って、番組全体を壊滅状態にさせたあの光景は
いまだに忘れられないものです。
あの頃もすでにテレビ番組の管理強化が見えてきた時期でしたが
それでも、今と比べてのんびりしていたのだなあと実感します。
今は、どんなゲストであれ、他のコーナーを全部つぶすことなんて考えられなくなりました。

それから、以前にも書いたと思いますが
年末の増刊号で、その年のテレフォンショッキングを全部紹介せよ、と提案の手紙を
当時の横沢プロデューサーに書いたのは私ですが
横沢氏は、そのアイデアを丸ごと盗んだあげく、私には何も返信をよこしませんでした。
まあ、下っ端のディレクターが代読して、自分のアイデアのように横沢氏に言った可能性も大ですが。

いまだに年末の増刊号では、その企画をやっています。
いつも思っているのですが、あれでは一人一人の時間が短すぎてせわしなさすぎるので
何か違うやり方があればそのほうがいいのですが、ずっと思いつきません。

21大河ーウッズ。:2007/01/28(日) 02:27:24
今のいいとも!には全く関心ありませんが、昔でしたらテレフォンショッキングのゲストですとか全部関心ありましたね。
有吉佐和子のも覚えてますよ。しかしさんまのは覚えてないなぁ。
むしろさんまは『笑ってる場合ですよ』の金曜日の司会のほうを覚えています。

23korou:2007/05/11(金) 20:30:31
さんまは「笑ってる場合ですよ」放映の頃には
東京進出が間に合っていないのではと思いましたが
どうやら出ているようですね。
ただし、私はほとんど記憶がありません。

「笑っていいとも」の金曜日のレギュラーとしては目立っていましたね。

なおテレフォンショッキングについては、Wikipediaに詳しく載っていました。
さんまは、有吉佐和子の暴走のときにも途中で登場して(金曜レギュラーになりたての頃)
「死ね、このクソバアア」とか悪態をついたと書いてありますが、そういえばそうでした、思い出しました。
ただ、普通そこまで言葉を荒らすと、テレビを見ていて不快な気分になるものですが
このときはそうでなかったですね。
会場全体に有吉佐和子への不快感が満ち満ちていて、さんまの悪態も、むしろ爽快だったのを覚えています。
あの頃から、空気を読むのが上手かったということでしょう。

24花眼:2007/11/12(月) 18:58:44
随分、このスレとはご無沙汰です。

紅白司会決定!
見出しが「中居、鶴瓶」となっていたので
白組の司会が2人かと思ったら
なんと紅組の司会が中居クンとは!

mixiのニュース関連日記にはさっそく「世界仰天ニュース?」とのコメントあり。
すぐ、うまいコメントが出るのには感心します。

25花眼:2007/11/15(木) 20:03:10
食事中に録画済みの「ガリレオ」を見る。

正攻法で作られたドラマで、大人の鑑賞に堪え得るレベルだと思う。
フジの月9でこんな感じがしたのは何年ぶりだろうか。
主役は一見福山雅治のようで、実は柴咲コウである。
福山はエキセントリックな主人公を別テンションでこなせばOKなのであり
それ以外の普通のドラマの進行はすべて柴咲に任されているわけである。
そして、ソツのない柴咲は、無難にそれをこなしている。
何でもできるなあ、この人は。

それから、音楽が(ムダなくらい、笑)素晴らしい。
映像も悪くないし(今、フジで流行りなのかフラッシュバックの技法がここでも!)
まあ、今季ドラマで視聴率一人勝ちなのも判るような気がする。

26花眼:2007/11/26(月) 22:35:28
なかなか月曜日はテレビ視聴が忙しい。
家族向けには「ネプリーグ」「スマスマ」などがあり
サッカーはプレミアリーグ中継があり
フジの月9ドラマは、今回珍しく視聴に耐えられる「ガリレオ」がある。
テレビを見る以外、何もできない。
ある意味、幸福。

今日のプレミアリーグは、断トツ首位のアーセナルと
リーグ最下位に近いチームとの対戦で
勝負の妙味は薄かった。
しかもアーセナルに怪我人が多く、ベストメンバーでもなかったので
圧倒的優位で試合を進めながら、後半38分まで得点ができないという不甲斐なさだった。
でも終わってみれば2対0で、連勝記録更新である。

ガリレオは、相変わらず好調。
今日のゲストの深田恭子はさすがに感情表現が上手く
ツボにハメれば、彼女は一級品の演技をする素質を持っている。
(長澤まさみも同様。ただし長澤は自分で自分に合ったシナリオを引っ張ってくるハングリーさがない。
 もう一人、沢尻エリカも上手いが、彼女の場合、才能に溺れる弱みを持っている。深田はこの2人と比べると
 得意な範囲が狭いが、長澤と正反対で、その狭い範囲を手繰り寄せる運を持っている。もっとも沢尻同様の弱みもある)

さらに、ドランクドラゴンの塚地も、さすがに上手い。
このように、ドラマの主役が申し分なかったので
今回もなかなか見ごたえがあった。

今日はさらにテレビ音楽祭もあったのだが、もう時間がないのでパス。

27花眼:2007/11/28(水) 22:06:31
佐々木俊尚「ネット未来地図」(文春新書)を読んでいる。
本のことは、本来なら”本のブログ”に記すべきなのだが
この本は、途中から、テレビについてもいろいろと有益なことを書いているので
忘れないためにメモしておく。

日本のテレビ局は、免許制による利権を謳歌していて、新規参入を許さない構造になっている。
構造がまず先にありきで、番組の内容、つまりコンテンツについては改革が進んでいない。
あれほど番組内容の低下が叫ばれているにもかかわらず、である。

米国では、3大ネットワークに競争原理を適用する動きが1970年代から見られ

①プライムタイム・アクセス・ルール・・・夜の視聴率の高い時間帯では、ネットワーク以外の
番組を一定割合(25%以上)放送しなければならない。ネットワークに頼った全国画一の放送内容は
法令違反とする。

②フィンシン・ルール・・・フィナンシャル・インタレストとシンジケーション・ルールの2つからなり
前者では、外部制作会社が作った番組にネットワーク局が所有権を主張することを禁止しており
後者では、ネットワーク会社が自社製作番組を販売するルートに制限を設けた。

の2つのルールにより、ネットワーク会社以外でも番組を制作することが容易となった。

もともとローカル局の番組制作能力アップを狙った面もあるのだが
実際には資金力のある映画会社などのTV界への進出を促した結果となり
「24」とか「ロスト」などの最近のヒット番組も映画会社制作のTVドラマとなっている。

28花眼:2007/11/28(水) 22:18:28
こうして、米国では、TVコンテンツに関して需要と供給がうまくマッチングし
ネットワーク局が規模の点で圧倒的に有利という構造上の事情が
それほど重要ではなくなっていったのである。
むしろ、キラーコンテンツを持っている側のほうが有利で
それを新しい供給方法で利用者に提供するやり方が主流となっていった。
CNN、FOXなどは、その点で3大ネットワークと対等の立場にまでのし上がっていく。
まさに、TV業界の構造改革が自然と実現していったのである。

その点で、日本のTV業界はかなり遅れている。
米国と同じ方法が日本でも功を奏するかどうかは別問題として
何らかの方法でコンテンツ重視の施策をとらないと
いずれ大変なことになるのは目に見えている。

つまり、TV業界内部だけで有効な手法、技術が
かならずしもコンテンツ流通のための最低条件とならない技術革新が実現した場合
その新しい技術でコンテンツが提供されたとしたら
もうTV局そのものの存在価値がなくなっていくのだから。
すでに、BSデジタルとかでは、魅力的なコンテンツが作れず
何のためのデジタル化か、という話にまでなるわけだが
これは、既存のTV局が、現在の地上波で満足していて
コンテンツの外部発注でお茶を濁しているその反映に過ぎない。
彼らは、新しいメディアの時代になっても、そのメディアを地上波の延長としてしか捉えることができず
既製の番組をそこにはめ込んで、地上波の邪魔にならぬように運営しているだけである。
そんな安易な姿勢を許しているのは、ほかならぬ放送の免許制なのだが
これは以前どこかで聞いたことのある業界事情である。
そうですね、これはプロ野球と同じ構造なのです。

29花眼:2007/11/28(水) 22:23:27
プロ野球とTV局、この両者は、まさに構造に依存して、未来が見えていない業界の代表である。
モデルプランはそれぞれあって、正しいFA制度の導入、ドラフト制度の導入、共存のためのぜいたく税制度などを
日本流に置き換えれば済む話なのに、なかなか進まないのと同様で
「プライムタイム・アクセス・ルール」「フィンシン・ルール」を日本流にアレンジしようともしない
日本の放送業界というのは、いずれ崩壊に向かうのではないか、と推測する。

普通なら、これほど利権に守られた世界はそう簡単には崩壊しないのだが
今はインターネットとかデジタル技術とか、新しい構造が見えてきた時代である。
いつまでも霞ヶ関の利権が万能と思っていては、痛い目にあうだろう。

もちろん、放送業界とは縁のない私などは
単に、よりマシな環境で、良いコンテンツが楽しめれば、それで良いのだが。

30花眼:2007/12/08(土) 20:56:18
今週はNHK朝ドラ「ちりとてちん」を毎日録画して、夜に見るという生活を敢行!

もともとは、ダイスポさんをはじめとする賞賛の声で見始めたのですが
たしかに面白い。
演技が皆上手いし、いつもゴールデンタイムのドラマでは何を見ていたのかと嘆きたくなるほど
本当の役者がここには揃っています。

落語のネタの紹介もあり、泣かせる場面もありで
もう見た後はお腹いっぱいです。

33花眼:2007/12/22(土) 16:00:21
ドリカムの吉田美和さんのことを書いたはずなのに見当たらない。
結局書きそびれていたのだろうか。

ずっと心配していたので
MステSPと紅白には出場することが分かったときには
ホッとした。
昨日はそのMステSPがあった。

所用で番組の真ん中あたりを見ることができず
やっと見れたときに、ちょうどドリカムの演奏の途中からとなった。
久々に見た美和さんは、けなげに普通に歌っているように見えた。
時々、涙声になりそうなのも分かったが、ほとんど気にならず
さすがにプロフェッショナルだと思った。

34花眼:2007/12/22(土) 16:00:58
最近はyoutubeというのものがあって便利だ。
「ドリカム」で検索して「追加日」で結果を並べ替えると
昨日のMステ出演の様子が、歌の前のトークも含めて見ることができる。
たった今それを見た。

司会のタモリは、全く”あの話題”に触れなかった。
状況からしてそれはムリだったし、タモリの常識からすれば触れないのは当然である。

しかし、歌い出しの美和さんの様子には思わずハッとなった。
完全に泣いている。歌えない状態。
そこから盛り返して、サビの手前でついに戻った。
偶然だが
昨日の自分はそこから見始めていたのだ。

生放送で見れなかったのは残念だけど
またひとつ、美和さんの記憶が追加された。
日本ポップス音楽史上最高の歌姫であることは疑う余地もない。
同時代に追体験できて私は幸運だ。

35花眼:2007/12/23(日) 21:07:31
M−1グランプリで、サンドウィッチマンが優勝。
ネタの良さでは定評があるものの
あのネタの密度では、数多くの番組で面白さを継続できないだろうと懸念する。

まあ、その実力のわりには
あまりにも知名度が低かったので
素直に喜んでおこうか。

でもなあ・・・大丈夫かなあ・・・
テレビ局に押しつぶされないことを祈る。
厳選したネタで地味に活躍することを望むが、ムリだろうなあ。

36花眼:2007/12/24(月) 10:19:39
サンドウィッチマン、もうスターの仲間入り?(苦笑)

mixiのサンドウィッチマン・コミュニティだが
一昨日まで参加者が数百人だったのに
M−1グランプリのおかげで、一夜にして数千人になったそうだ。

何だかなあ・・・

37花眼:2008/01/10(木) 12:41:51
昨夜、BS2で、懐かしの演芸番組を見る。
1983年の正月寄席中継で
円蔵、三球・照代、小朝、トップ・ライトという面々。

円蔵は、さすがに出だしから飛ばし気味の口調でハギレは抜群に良い。
自分でも言っているように、三平の芸風をそのまま再現しているようだ(この時点で三平は生きていたかどうか?過去の人であったことは間違いないが)
しかし、本ネタの「道具屋」になると、その口調ではあまりにヒドイ。
全然、落語になっていない。
これにはがっかり。

三球・照代のは、別の懐古番組で見たことがあるので、特に見なかった。
三球の喋りに疲れが見えているのが特徴。
1983年にはもうマンネリと疲れとの戦いの連続だっただろう。

小朝は、この当時、まず最初のブームが来ていたようだ。
時代の寵児らしいオーラが画面からぷんぷんと出ている。
マクラが面白いのは当然として
驚くべきことに、本題の「鶴」も抜群の出来なのだ。
円蔵とは月とスッポンで、隠居の口調と、熊さん、八っつあんの口調の使い分けは完璧だし
噺の核心に入ると、涙声で熊さんの悲哀を伝える芸の細かさ。
想像していたよりも遥かに上手かった。

トップ・ライトは、この時期トップが政治家をやめて復帰した直後だったようだ。
トップは妙にはしゃいでいるし、ライトも相方が戻って嬉しさを隠しきれない様子が見てとれる。
もともと地味ながらピリッとスパイスが効いた芸風が持ち味なのに
今回はややそれとは違った。
もう、芸風そのものもほとんど忘れかけているのだが・・・

38花眼:2008/01/17(木) 22:27:04
このところ、偶然なのか、BS2の懐かしの演芸番組放映を見る機会が多い。

昨日は、いとし・こいし、やすし・きよしという豪華な2本立て。
1983年の放送分だった。

いと・こいが先にやったのは、当時のやす・きよの人気の凄まじさを物語るものだ。
普通はあり得ない出番順だろう。

いと・こいの出し物は、そのときの新作で
こいしのほうがトチったりして名人らしからぬ出来栄えだったが
それでも、ネタの後半あたりから、自然に盛り上がってきて
なんでこんなに可笑しいのか、全然分からないまま、最後は満足感十分の笑いで終わった。
さすがは不世出のコンビである。

やす・きよは、都合で全部見れなかったが
途中まで見た印象では、非常に疲れている印象を受けた。
どちらかというと、きよしのほうの疲労が深刻で
ボケをやる余裕すらなく、単調なツッコミばかり繰り返していた。
やすしはまだ元気があって、きよしのノリの悪いツッコミが気になったのか
必要以上にボケて笑いをとろうとする。
しかし、やすしのボケは、結構難しいニュアンスが多くて
客は、さっきのいと・こいほど楽には笑えない。
それでも、まあまあの笑いをとっていたのは
人気絶頂だった勢いなのだろう。
でも、今冷静に見ると、いと・こいとの出来の差は歴然としている。
やはり、もともとこの2人で漫才をするのはムリがあるのだ。
世間の人たちは、そこが理解できていない。
一目瞭然なのに、なぜ気付かないのだろう?

39花眼:2008/05/17(土) 21:25:04
塚田茂氏死去。
TV業界の大物の一人だった。

訃報では
「シャボン玉ホリデー」とか「8時だよ全員集合」の生みの親なんて紹介されている。
そりゃ違うだろ?
シャボン玉は井原高忠で、全員集合は居作昌果が生みの親だ。
この2つの番組に関しては、塚田さんは単なる構成作家に過ぎない。

塚田さんの本領が発揮されたのは「夜のヒットスタジオ」だろう。
これはメインの構成作家として、マエタケの後押しもあって実力を発揮した。
その縁で、CX系のエンタ番組で勢力を保った。
それだけでも十分な功績だ。
CX自体がカウンタカルチャーとして発展した80年代において
それがいかにも劇的な変化として見えたのは
70年代までの塚田氏などの仕事があったからであり
それがなければ、カウンターカルチャーも単なるおふざけに過ぎなかったはずである。
もっとも、そんな深い考察を、単なる訃報で記すこともできないだろうから
ここ数日の新聞での追悼文が見ものである。

40花眼:2008/06/23(月) 12:43:47
古今亭志ん朝の「火焔太鼓」をTVで観た。
BS−iの落語研究会で、1973年のVTRだと言う。

最初から、なめらかで響きも美しい江戸っ子独特の喋りが鳴り響き
(まさに「鳴り響く」のだ。この人の声は綺麗な上に声量も豊かだ)
ああ、今日はいい落語が聴けそうだ、という予感にあふれて
すっかりいい気持ちになる。

まあ、それだけでも志ん朝を聴いたかいがあったというものだが
噺そのものはどうかというと
最初は快調だったものの
やはりまだ30代半ばで勢いがつき過ぎるというべきか
ちょっとタメてほしいところで
一気に突っ走るきらいがあった。
志ん朝なら、ここでタメるくらい造作もないだろうと思うのだが
もう全然止まらずに一気呵成にしゃべってしまうのが
いかにも惜しかった。
彼にもまだ未完の大器のような時期があったのだと思うと
いっそう早死が悔やまれる。

それにしても、口調があまりにも心地よいので
途中からうつらうつらしてしまった。
こういうのも珍しい。
退屈で寝そうになることは時々あるのだが
満足して寝そうになるとは!

41花眼+:2008/12/17(水) 21:25:00
NTV『1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト2008』を視聴。
(前半は昨日生で、後半は今録画で)

SPEEDの「STEADY」は、いつ聴いてもじーんとくる。
1999年から2000年にかけて
私は、県内を車で駆け回っていた。
車の長距離運転は、私の健康状態からしてムリなのに
そんなことはお構いなしに私をそういう部署に転勤させて
私は、断ることもできず、定期的に1日100〜200キロの運転をこなした。
その車には、カーステレオなどというオシャレなものはついてなくて
ただAMラジオがあるだけで
あまりの寂しさに、ラジカセを車に積んだこともあるくらいだった。
ある日、本当に疲れて、でもまだまだ県内の奥地を走り抜けないといけないというとき
ふと、このままでは夢も希望も終わってしまう、いや終わりつつあるのだ、という実感がこみあげてきた。
それは、20代後半からの長い旅だった。
紆余曲折を経て、最後のチャンスと思って仕掛けてみたのだが
その結果がこれだ、車の運転だ、何も誰も望んでいない結末だ。
心が錆付いてきしきし鳴った。
AMラジオをつけてみたのはその時。
うまい具合に音楽番組が始まり
そして、SPEEDの「STEADY」が車内に響いた。
島袋寛子の鋭くて初々しい声が虚空に突き刺さる。
私は泣いた。
泣ける理由は私だけが知っていた。
人生の終わりの予感に、人生の始まりを思わせる歌声ほど切ないものはない。

あれから10年。
私は予期せぬ位置にいる。
SPEEDも再結成され、今井絵理子は障害児の母親になっている。

42花眼+:2008/12/17(水) 21:33:43
そのほかでは、吉田美和の映像に驚いた。
「LOVE LOVE LOVE」の歌詞が
今の吉田美和にこれほどフィットしてしまうとは!

「ねぇ せめて夢で会いたいと願う
 夜に限って いちども ルルルルル
 出てきてはくれないね」
「ふたり出会った日が
 少しずつ思い出になっても」
「ねぇ どうして
 涙が出ちゃうんだろう・・・」
美和さんは一瞬泣き、再び力強く歌い続けた。

コブクロはさすがだった。
平坦な感じの曲想から、一変して激情を語る雰囲気になるあたりは
画面に釘付けとなった。
ミスチルも同様、今日は曲に酔いしれることができた。
「時の足音」「HANABI」、2008年を思い出す歌として
いつまでも覚えているだろう。

木山裕策さんの歌う姿を初めて見た。
期待を裏切らない暖かい声質と丁寧な歌いっぷり、そして何よりも清新だった。
39歳でこの新鮮さは貴重だ。

まあ、こういうところでしょうか。

43花眼+:2008/12/21(日) 11:04:42
今クールのドラマを2つ視聴終了。

「風のガーデン」(CX)については、さきほどmixiに追加書き込みをしたので
ここでは繰り返さない。
とにかく中井貴一と神木隆之介の演技が素晴らしかった。
次番組は山田太一脚本だそうで、これも期待できそう。
仲間由紀恵は、初めてその人気にふさわしい脚本にめぐり逢えた?

「流星の絆」(TBS)については
mixiで脚本の秀逸さを褒めたばかりだが
最終回はさすがに原作の粗雑さに振り回されて
宮藤さんの良さが出にくい回となっていた。
それでも強引に劇中劇を挟み込むあたりは
宮藤さんのプロとしての矜持を感じた。
本当は真犯人が劇的に直感されるシーンを
原作から離れて作り変えることも可能だったはずが
そうしないところにも、別の意味でプロとしてのプライドを思わせたのである。

いずれにしても、最終回になって
この2作品のイメージは微妙に揺れ動き
「風のガーデン」は、きちんと倉本ドラマの感銘に収まり
「流星の絆」は、東野作品の強引な結論に若干振り回され、脚本の緊張度がいくらか薄れてしまった。
後者は、どうしてもシリアスな演出でないと効果が出ない作品なので
それにしては宮藤さん、よく健闘した、といえるだろう。
前者は、諸条件が整っていながら、いくらか倉本さんの衰えを感じた。
しかし、何とか形になって、他の好条件と相まって、やはり感動は他のドラマとは別次元のもの
という印象を受けた。

さあ、次クールはどうでしょうか。

44花眼+:2008/12/24(水) 21:29:13
飯島愛、自殺っぽい死らしい。
さっき知ったばかり。

いかにも自殺しそうなタレントが
本当に自殺するのは、予想以上にショッキングで
思った以上に驚いている。
まあ、これといった感想もないのだけれども。

頭の良い人だったとは思う。
「プラトニック・セックス」はバカな頭では書けない優れたエッセーだし
30代になっても、十分に10代の女の子の感性とリンクしていた。
ただ、彼女の内部に何か落ち着かない、いらついた感性があるようで
それが、例えば書かれた文章の合間から小爆発しているような
不思議な方向性も感じていた。
でも、まさか本当に死んでしまうとは。
まさに安らかにお眠りください、と願うしかない。
何かを背負って、それのために戦う人生だったのだろう。
もう今日からは戦わなくてもいいわけだけど
残された友人たちは、もっと彼女の「業」を感じていただろうから
ショックは根深いだろうなあ。

45花眼+:2008/12/29(月) 11:56:07
「篤姫」の総集編を録画して観ている。

最初のほうだけ観て、途中で止めた大河ドラマ。
大河ドラマ独特の脚本の甘さがどうしても気になり
いくらあおいさんのドラマでも観続けることができなかった。

しかし、ここまで評判が良ければ、再チェックしたくもなる。

序盤は予想通りつまらなく、何の発見もなかった。
あおいさんは、演技がどうのこうのというより、役になりきっていく人で
そういう良さは感じられたが、それだけでは観続けることは苦しい。
ずっと、家定を演じる堺雅人の出番を待ち続けて観ていた。

46花眼+:2008/12/29(月) 12:05:40
家定が主役として登場し始めて、ドラマは俄然違う方向に活気づいていく。
伏線として、斉彬が家定の痴呆ぶりを意図的なものと見抜いていたことが大きい。
それを篤姫がどうやって確信していくのか?
このあたりから、単調な時代物ドラマが、サスペンスに満ちた人間劇に変貌していく。

そして、庭の架け橋でふらつく篤姫をしっかりと抱いて支える家定の姿。
オーソドックスで良い演出だった。
これで、私はこのドラマに釘付けとなった。

そこから後は、このドラマの人気の理由を痛切に知るばかりだ。
普段は人間不信で”うつけ”のふりをする将軍が
自分にだけは心を許して、心優しい夫でいてくれるというのは
時代劇に限らず、現代劇でもあり得る女性泣かせのシチュエーションだろう。
二人とも、そのシチュエーションをけれんみなく演じ切っていた。
ずばり泣かせるドラマになってきた。

そのミステリー仕立ての味が、さらに幕末という時代背景により
ドラマの様相を深めていく。
やっと時代劇である必然性まで見えてきた。
これこそ大河ドラマの醍醐味だろう。
というより、これでないと、幕末ドラマで人間を描くことなどできない。
単に、坂本竜馬とか沖田総司とかが活躍して、それだけで喜ぶファンも居るのだろうが
それは単なる歴史ドラマファンでしかない。
幸か不幸か、私はそういう人間ではないので
こうでないと、ドラマに入り込めない。
あおいさんのドラマがこういう良い脚本であって、本当に良かったと思う。

あともう2時間ほど観続けることになる。

47花眼+:2008/12/30(火) 16:38:23
「篤姫」総集編を観終わる。

家定が亡くなった後は
それまでの感動とかワクワクがなくなったとはいうものの
それなりに面白かった。

堀北真希との絡みも期待していたのだが
ダイジェストではかなり省かれていて、これは残念。
しかし、彼女も良い演技だった。
ともさかりえとかと比較すると
並の役者とそうでない役者の違いがよく分かる。
ある意味松坂慶子も(懸命な演技にもかかわらず)大根役者ぶりが見えたが
堀北、宮崎あたりは、それらのレベルをはるかに凌駕していたと思う。

そして、mixiにも書いたが
小松帯刀との再会のシーンで流したお互いの涙。
出会いと別れがこれほど美しく描かれた時代劇は
この歳になって初めて観た。
ダイジェストとはいえ、同じシーンを通常回でも観ているので
そのあたりはいろいろな思いで観ることができ良かった。

大河ドラマを、これほどいろいろな思いを感じながら観たことは
未だかつてなかった。
宮崎あおい、堺雅人、瑛太の演技には感謝するばかりである。
2008年では
「風のガーデン」と並んで感銘を受けたTVドラマとなった。

48花眼+:2009/01/10(土) 22:42:50
「ありふれた奇跡」(CX)第1回を視聴。

山田太一脚本ということで、これも巨匠最後の仕事かもしれないという予感から
前回の倉本聡氏の作品と同様の期待感で観始める。
テンポが遅い、ドラマとして起伏がない、退屈という前評判もあった。
確かに、観ているうちに、最近のドラマとは違う「時間の流れ」を感じるのも事実。
それ以上に、一つ一つのセリフに
普通に伝わってくる意味とあわせて、その反対のニュアンスが必ず伝わってくるのが
不思議だった。
いや、もともと、言葉なんて、そういうものなのかもしれない。
かつてのドラマは、そういう言葉の不思議を
不思議なまま提示していたのかもしれない。
それが、今は、ナイーブな感性、ストレートなストーリー重視のドラマ全盛ということで
言葉はそのままの意味でしか扱われない。
キャストに若い俳優しか出てこないドラマばかりのせいだろうけど。
しかし、山田氏は、そういう言葉の使い方をしない。
考えてみれば、かつて「男たちの旅路」で鶴田浩二が複雑なニュアンスを併せ持つ大人を演じていたが
山田氏が紡ぐ言葉のイメージも、そのことに大きく寄与していたのだ。
そんなことを感じさせた。
言葉がストレートに伝わらないことも
ドラマのスピード感に影響しているはずだ。
でも、言葉は本来そういうものであり
我々は、ドラマという虚構で、感覚的に心地よいだけの言葉に浸りすぎて
感性がマヒしてきているのではないか。

そんなことを思いながら、第1回を観終えた。
山田さんらしいゆったりと丁寧なリアリズムが感じられ
「風のガーデン」よりもはるかに良い出だしだと思った。

49花眼+:2009/01/10(土) 22:49:19
「天地人」(NHK)の第1回作品を観る。

これも「篤姫」の第1回よりはるかに良い出だしである。
子役とベテラン・中堅俳優だけの回だったので
演技面での物足りなさが露呈しなかったということもある。
やはり、瑛太、宮崎あおいの第1回は、大河ドラマではいかにも軽い感じがしたわけだ。

それと、自分自身の最近のマイブーム「日本回帰」の影響もある。
日本の古い時代のドラマに違和感が薄れているということもある。

ただ、最後の10分あたりで、我慢の限界というべきか
あまりにも長い時間を扱うドラマの常として
事実をなぞるような、人間心理の掘り下げが全くない展開が連続して
気持ちが萎えた。

「篤姫」よりも良い出来になりそうな予感がするが
やはり大河ドラマは、本来の意味でのドラマではないという印象を改めて抱いた。
時間のこともあり、このドラマは、いかに視聴率が良くてもスルーすることにする。

50花眼+:2009/01/31(土) 21:08:21
週末なので、TV見まくりだ。

昨夜の「Mステ」は、例によって懐かしフィルムのオンパレード。
テレ朝50周年記念のスタートでもあったが
それにしては今ひとつの出来か。

BS2のゴールデングローブ賞授賞式を併行して観た。
俳優の経歴を把握できないまま観るのも残念だが
それにしても、ケイト・ウィンスレットの受賞スピーチは
感動が画面から伝わってくるようで素晴らしかった。

それから、NHK総合で、手塚治虫特集「手塚治虫と音楽」を観た。
富田勲とか山下達郎の話が興味深かった。
今年は手塚さん生誕80周年らしく、今後も特集が組まれるらしい。

最後にテレ朝の「タモリ倶楽部」を観る。
50周年記念で特別バージョンだったが
期待過剰で、たいしたことはなかった。

ああ、結構目が疲れたかも。

51花眼+:2009/01/31(土) 21:37:35
最近、Youtubeで、笑っていいともの過去映像が大量にUPされている。
やはり「テレフォンショッキング」の過去映像に興味があるので
このところ、そんなのばっかり見ているのだが・・・

80年代のタモリは、想像以上に貫禄がなく、悪く言えば余裕がない。
今回通して見て一番感じたことだが、どこか自分を「三流芸人」に見せよう、見せようとして
偽悪的に振る舞っているのが、今見るとかなり不自然なのだ。

明石家さんまの初登場のシーンも久々に見たが
思ったほど面白くない。
あれをリアルタイムで見たときは
さんまの東京でのブレイクを目撃したという興奮で
相当の衝撃があったものだが。

他にも、中野良子のお誕生日キスのシーンも見た(これは抱擁して頬にキスだと記憶していたのに
離れたままで口だけ近づけて唇でキスだった。まっ、それでも、今でも十分悔しいけど(笑)。
良子さん、今でも待ってまーす!10月10日です・・・って、そういうこと書くBBSじゃないよなw)

今日はビートたけしの回を見た。
普通にたけしとタモリが並んで座っているだけでも
何か落ち着かない感じがするのは不思議。
そしてトークもトークになっていなくて
たけしは、とにかく相手(タモリ)のしゃべる内容に全く興味がないかのように
一方的にしゃべり続け
タモリも、少しは自分も笑いを取りたいという思いで小話を挟むのだが
全部空回りするのも、この時期のタモリの余裕のなさである(もちろん、たけしが全然フォローしないからなのだが
それにしても今のタモリなら、もう少し対応できるだろうから)
良かったのは
たけしの話し振りが、大怪我をする以前で、普通にマシンガントークできていたこと。
懐かしく、かつ嬉しかったことも事実だ(そうそう、こういうしゃべりだったよなあ、という感じ)

52花眼+:2009/05/06(水) 13:47:59
毎日チェックしているサイトのなかに
NHK現役プロデューサーの山登さんのブログがあるのだが
その山登さんがここ1年以上のリサーチを重ねて製作された
ドキュメンタリーの大作「ザ・ライバル」が
昨夜NHK総合で午後10時から放映された。

少年サンデー(小学館)と少年マガジン(講談社)のライバル関係をドキュメントした番組なのだが
山登さんのいつもの番組とは趣向が違って
番組のなかでドラマとドキュメントとが混在しているのである。
ドキュドラというものだそうだが
どうしても老人の回顧趣味になりがちなこの種のドキュメンタリーに
リアルタイム感とか当時の熱気といったものをプラスしたいということで
一部、俳優を使ったドラマにしているらしい。

違和感が出てしまうのでは、と懸念もしたが
実際見てみると、それほどの違和感はなかった。
何よりも伊藤淳史、成宮寛貴などのケレン味のない演技が良かった。

それにしても、こうしてみると
日本の少年マンガの歴史のなかで
赤塚不二夫の存在というのがいかに大きいものかということが
よく分かる。
同時代を生きた子供として
その存在の偉大さは真の意味では分かっていなかったということだ。

53花眼+:2009/05/09(土) 22:22:03
youtubeで「伝説の車庫入れ事件(さんま・たけし・タモリ)」を見る。

http://www.youtube.com/watch?v=QZxjTFAwndo&feature=related

さすがに面白い。
TV黄金時代最後の勢いを感じる。
たしかにナイナイの岡村が言うとおりで
「(TVでお笑い芸人として成功するための)笑いの教科書」と言えるかも。

54花眼+:2009/05/09(土) 23:25:26
同じく「さんまVSダウンタウン」

http://www.youtube.com/watch?v=9fTXypOGhJY&NR=1

さっきのと続けて、さんまのトークをしっかりと見てみると
さすが、という思いがする。
雑に見ると、もうピークは過ぎたな、という印象が強いが(実際そういう見方は否定し難いけれども)
しっかりと見ると、やはり優れた芸人だと再認識する。

55花眼+:2009/05/10(日) 22:14:31
このところ「ハゲタカ」をずっと観ている。
GW中にNHKが再放送してくれたので
(映画が完成して上映間近なため。NHKもこの点では民放と大差ない番組編成だ)
全6回分を録画して観ているのだが
さすがに面白い。

放映中の評判が非常に良かったので
見逃したことをずっと後悔していた。
これと、もう一つ、同じ時間帯のはずだが(土曜夜9時)
「クライマーズ・ハイ」も見逃して後悔した作品だ。

「ハゲタカ」のストーリーは
銀行の不良債権処理、外資の不良債権買取、企業買収、M&Aといったあたりを
過不足なく描いて、これといった欠点というか、見落としがないのが素晴らしい。
さらに、個々の俳優の演技も設定にうまくハマっていて違和感なく
大森南朋など、今まで全くノーマークだった俳優を知ることもできた。
栗山千明も初めてじっくりと観たが
最初はあまりにクールビューティすぎるように思えたものの
だんだんと好感を持って観れるようになってきている。

カメラワークもTVドラマらしい早いシャープな動きで飽きさせない。
こうした総合力でもって、このドラマの達成した地点は
一言で言って「NHKばなれ」している。
大河ドラマのあの凡庸な演出、脚本、設定は何なのか。
やればこれくらいできるはずなのに。

56花眼+:2009/05/14(木) 21:22:29
「ハゲタカ」を全6回観終わった。
最後までよく出来たドラマだった。
詳しくは前の書き込みでほぼ書けているので、ここでは繰り返さない。
ネット上のあるブログを読むと
このドラマでの柴田恭兵を褒めていたので、個人的にもホッとする。
自分と同じ見方をしている人を発見すると、安心するというか
気持ち的に勢いがつく。

そして、柴田演じる芝野が劇中で言ったこの言葉、やはり沁みるものがあったが
その方も同じことを書いていた。

「私は人生の折り返し点をとうに過ぎました。
 しかし、これからの人生を後悔しながら生きるのには長すぎます」

文字で書いてしまうとなんということはないが
それがドラマで語られたとき
言葉の重さに思わず胸を打たれた。

57花眼+:2009/10/07(水) 22:05:07
ファミリー劇場が、どういうわけか契約していないのに観れるので
時々チェックしているが
今日は、TV創世記の頃の話をしているらしい番組に偶然出会った。
よくみると、昭和39年頃のCXの1時間ドラマのフィルムが発見されたらしく
それを放送するにあたって組まれた座談会だった。

その発見されたフィルムの1つである「無法松の一生」(CX,昭和39年)が
その直後にオンエアされた。
主演の南原宏治は、当時五社協定の関係で映画界からホサれていたらしく
映画界でも十分主役あるいは準主役が張れるオーラを持ちながら
こういうTVドラマで活躍するしかなかったようである。

はじめて若き日の演技を観たが、圧倒的に上手い。
上田吉二郎など脇も固く、これなら現在でも十分鑑賞に堪え得る。

ただし女優のレベルはかなり低く、大根役者ばかり。
そのなかで主役の南田洋子はさすがに格が違うというか
画面での存在感は別格だった。

ストーリーは有名だけに、何度も見る気はしないが
昭和39年当時だったら、結構熱心に見ていただろうと思われる
よくできたTVドラマである。

58花眼+:2009/10/27(火) 22:04:40
今日の「うたばん」別バージョンの「とくばん」は
TBSのドラマ名シーン特集だったが
よくある名曲てんこもりの音楽番組が
あまりに細切れにサビをつないで消化不良になるのと対照的に
じっくりとワンシーンを放映して
実におなかいっぱいとなる、視聴後に満足感あふれる番組となっていた。

90年代のドラマにも名作は多いが
やはり80年代の「ふぞろいのリンゴ」「金妻」「男女7人」などが
今見ても個性的でかつ大人の鑑賞に堪え得るドラマになっていて
面白かった。
「岸辺のアルバム」などもそういうドラマの嚆矢となる名作だろう。

このTBSのドラマの伝統が
90年代後半頃から崩れ始め
21世紀に突入してからは
時代の波に取り残された感覚になってしまう。
とはいえ、ダメになっていく一方の地上波にあって
まだまだこの個性、というか、TBS独自のノウハウは捨て難いものがあるように感じる。
これだけの名作を背負っていける放送局は
TBS以外あり得ないのだ。

59花眼+:2009/11/21(土) 13:13:12
このところ、連続ドラマ「仁」(TBS 日曜夜9時)にハマっている。

まず、第4話の途中から見て感銘を受けたが
さっそく第5話を見逃してしまう。
先週が第6話で、これは全部観た。

ネットで補えないかと思い探すと
連続ドラマについては、今は非常に簡単に過去放送分を視聴できることが
再確認できた。

ところが、そうやって観始めた第1話が、
何かの間違いで途中からのアップロードになっていて
なぜか第2話としてアップされていたものが
実は完全版第1話であることが後から判明。

というわけで
(生)第4話(以下「4」等と略す)途中から→(生)6→1(途中から)→1(途中まで)→3→4(全部)→5→2
という順序で見てしまう羽目に((生)と表記していないものはすべてネットで)
かなり頭が混乱しかねないヒドい順序での視聴になってしまったが
なんとか頭の中でストーリーがつなぐことができた。

これから再度6を観て、明日の7を生で観る予定。
今のところ、内野聖陽の演技が秀逸、主役の大澤たかをも好演、綾瀬はるかも意外と良い、というところ。
何よりも、きちんとキメるところをキメているオーソドックスな演出がよろしい。
演出と俳優がキマれば、TVドラマは何とかなるもの、というか
観るに値する、という好例。

60korou:2009/12/10(木) 12:52:44
このところ、松本清張関係のリバイバル放映がBS2で続いている。
mixiに書いた「けものみち」に続いて
一昨日は「天城越え」が放映された。

大谷直子主演で、取り調べする刑事が玉川良一という
時代を感じさせるキャスティング。
犯人の老成した姿を宇野重吉が演じていたが
設定だと、どう考えても40代半ばのはずが
宇野が演じると60代後半に見えるのが難点だった。
中村翫右衛門という人も初めて見た。
梅之助の父親とは、世代的にも大分上で
なんか人間国宝を見ているようだった。

で、ドラマそのものも
(全部見たわけではないが)かっちりと予想通りの出来栄えで
さすがのワダベンだった。

61korou:2009/12/14(月) 20:37:49
音楽スレでもいいのだけど
まあ「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」の企画モノだから
このスレで。

今日の「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」は2時間スペシャルだったが
途中で、振付師(名前は失念。かなり有名な人)の特集になり
ご本人登場、ということで荻野目洋子が出てきたのには驚いた。

感覚的には20年ぶりに見る荻野目チャンは
スリムでキュートなまま、昔のままで
それだけで驚き!(年令を咄嗟に計算したが、40歳前後ではないだろうか?)
さらに、歌が以前より上手くなっていて感激!
これだけカワイイ40歳はそう居ないし、歌も抜群!
(!マーク連発やないか、自分)

イメージを裏切らないご本人登場の模範のようなものだった。
よくぞここまでイメージを保ってくださり、私は感謝感激・・・

62korou:2009/12/27(日) 21:54:21
昨日、今日と、「ロング・バケーション」の再放送を見た。
山口智子については
勢いとチャーミングで演技しているものと錯覚していたが
今回きっちりと見て、意外なほど表情に演技力があるのを発見した。
他の女優にそれほどの陰影がないだけに(松たか子もまだ若いので)
そのへんは際立って見えた。

木村拓哉については
役柄と彼の演技の特徴がうまくマッチングしていたように思う。
こういう役柄なら十分主役をこなせるだけのクオリティを持っている。
もっとも、どんな役柄でもOKかというと
かなりクセのある演技傾向なので疑問は残るが
それでも主役になってしまうのは
明らかにジャニーズの威光の何者でもない。

63korou:2010/10/21(木) 19:00:55
このサイトは秀逸。
かつてチェックしていたサイトの代用に十分なりうる。

http://dmate.blog99.fc2.com/

64korou:2010/12/05(日) 00:35:18
FNS音楽祭を観る。
今年は土曜日に放映された。

いくらか歌唱力に難のある歌手がいたとはいえ
やはり現時点では
日本のTVで一番のクオリティを誇る音楽イベントと言うにふさわしい番組であることに
変わりはなかった。

久々に大きな扱いを受けた久保田利伸が
期待通りの素晴らしい歌唱を見せてくれたことが一番の見どころだった。
全くケチのつけようのないパーフェクトな歌唱に
長年のファンとしては嬉しい思い。

安全地帯の玉置浩二が出てきたのには驚いた。
怖いもの知らずのフジテレビの原点を見た思いがしたのは
自分だけではないだろう。

こういうのを見てしまうと
年末の「紅白」なんて何をしているのだろう、と
思わざるを得ない。
NHKは能力はあるのに、改善に着手もしないのだから。

65korou:2010/12/05(日) 15:25:59
玉置浩二はリハの録画だったらしい。
またドタキャンだったとは、すっかり騙されました。
まあ、あのへんは飛ばし飛ばしで見てたからなあ。
歌唱そのものは上手かったんだけどなあ。

66korou:2010/12/13(月) 22:23:28
今日は「ヘイヘイヘイ」のスペシャル版を見た。
もはや現在の音楽シーンをどうこうという気持ちなど全くなく
ひたすら30〜40代の音楽ファンを取り込もうと
懐メロ路線に走ってはや数年。
今日はその極めのようなスペシャルだった。

それなりに面白い番組にはなっていたが
加藤茶や芳村真理まで引っ張り出して
あの程度の引き出しようでは
ダウンタウンの司会が
かえって邪魔になっていると言わざるを得ない。
話も引き出せず、音楽も評価せず、では
音楽番組として出演者のモチベーションは低くなる一方ではないか?

そんななかで
「ドラマティック・レイン」の稲垣潤一、「ワンダーブギ」の石野真子は
さすがに上手かった。
今日のメインは田原俊彦の久々の長時間パフォーマンスだったが
前座?でコロッケが歌う演出はハマっていたし
田原も気合十分のステージで
意外なほど楽しかった。

2時間スペシャルではあるけれど
感銘は通常の1時間のときと同じ程度。
いかにも衰退期にある番組という印象は拭えなかった。
まあ、私のような世代の人間には有益な番組なんだけどねえ。

67korou:2011/03/28(月) 21:31:34
ああ、前回の書き込みも「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」だったか。
今日も「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」を見て面白かった。

先週のMステが、音楽番組としては震災後初の番組だった。
そして昨日の特別編成のFNS音楽祭も
同じような趣旨で、震災後にふさわしい曲を
歌手自身の出演の意志にあわせて歌い継ぐ、といったスタイルで統一された。
でも、音楽番組でここまで四角四面なのは辛い。
どちらも、見ていて心地良くなかった。

それに対して、今日の「ヘイヘイヘイ」は
ごく普通で、いつもと変わりがなくて、実に面白かった。
最後に登場したケミストリーが、素晴らしい熱唱で
音楽の感動ももらえた。
やはり音楽番組はこうでなくては。

68korou:2011/04/03(日) 21:20:21
ついに”なぜかCATVの有料チャンネルが無料で見られる"状態が解消。

4月1日のNHKBSのチャンネル統合に伴い
若干の電波チェックを行ったに違いない。
幸い、旧ハイビジョンのBSプレミアムが
BS2のチャンネルで視聴可能なことと
BSデジタルのアナログ送信電波も健在なので
最悪のダメージはないが
やはりちょっとだけ残念!

69korou:2011/05/11(水) 22:53:32
5月8日、NHK総合で昼放送していたアーカイブ「鳥帰る」を一気に視聴。

山田太一脚本のドラマということで、注目して観た。
田中好子主演というのが今回放映の目玉だったはずだが
たしかに、このドラマだと、スーちゃんの演技力の確かさが
よく分かる。
上手いというより、山田さんが放送後のインタビューでも言っておられたように
丁寧なのだ。
才能うんぬんよりも、こういう丁寧さのほうが求められるドラマもある。
山田さんの脚本だと、この丁寧さは貴重だった。
まさにキャスティングとしてベストだったように思う。

杉浦直樹の円熟した巧さはもちろんだが
香川京子の過不足ない模範的な演技には感銘を受けた。
黒澤明が愛した女優というポジションにふさわしい名女優だと
改めて思った。

山田さんの脚本は
この頃までは本当に素晴らしい。
一昨年、仲間由紀恵主演のドラマの脚本を書かれていたが
私にはどうも違和感があった。
映画はともかく、テレビドラマともなると
やはり時代と連動する生命感というものが必要なのかもしれない。
1996年制作のこのドラマには
山田さんの生命の躍動がまだ感じられ
繊細なセリフの連続に心躍らされたのである。

70korou:2011/12/22(木) 23:51:37
「家政婦のミタ」最終回を観た。
最終回ではついに視聴率40%を超え、今年最大の話題になったこのドラマ。
遊川和彦の脚本が素晴らしい。
例えば、性格の悪い隣人を出しておいて
最終回では、その隣人にも救いの手を差し伸べる丁寧な作り。
これなど、キャラで引っ張る最近のドラマ、脚本が多い中
あえて難しい描写に挑み、より広がりのある世界の構築に成功している貴重な例である。

そして、最終回は「笑う」という行為をこれでもかこれでもかと突き詰め
実際に「笑う」演技になった瞬間は、逆に「泣いてしまう」演出が見られ
これには、さすがにやられてしまった。
真逆の感情の噴出というのは、ドラマを観ていてあまり経験のないことだ。
その直後に、今度はベタな「泣き」のシーンが入り、連続パンチで不覚にも泣いてしまった。
巧いなあ、遊川さん。

あまり好きではない設定で
不自然なところも多くあるのだが
決め所ではちゃんとキメてきて、しかもそのキメた地点が深いのが
このドラマの美点である。
視聴率40%も頷ける。
斉藤和義のエンディング曲(「やさしくなりたい」)も効果抜群で心地よかった。

71korou:2012/03/04(日) 20:16:29
テレビを買った(3月3日。デオデオ。パナソニックの19インチ液晶TV)
LEDなのに1万9千円という安さで、これは掘り出し物だと思い即決。

さっそく配線してみると
たまたまスカパーe2の無料サービス期間ということで
海外サッカーから有名映画まで見ることができるラッキーなタイミングだった。
これが、居間のTVだと、スカパーの映りが悪く、原因が分からない。
また、同じアンテナ線なのに、今までのDVDデッキだと
やはり受信状態が不安定になり、本当に原因が分からない。
新品のTVだと、バッチリ映るのだから、まあこれはこれでよしとすべきか。

今日は、待望の机を買った。
予想通り、うまくモノが納まらず、整頓達成感というのはないのだが
やはり、きちんとした机でPCができたり、TVを観れるのは
いい感じである。

徐々に整備されていく今日この頃だ。

72korou:2014/12/14(日) 12:41:48
ワイドナショーに古市憲寿が登場。
あの独自のスタンスでモノ申すのかと思ったら
正体不明の新世代として
バラエティ的には結構プロデューサーが喜ぶ展開を巻き起こし
これは、世間一般にどう受け取られるか、興味津々のデビューとなった。

結婚は「世間体」なのでするかも、という発言は
テレビ的にはNGなんだが
実際、そういう本音の人は多いはずで
ただ、そういう人でも、その本音はマズいだろう、と内心思っているので
あれはバラエティの緩い基準でも扱いが難しいところ。
しかし、古市の凄いところは
ひるまず、同じトーンでしゃべり続けたところで
テレビのポーズとしての反省モードを選択しなかった点は
なかなかうまくハマったと思う。
泉谷しげるのまとめも、まあ好意的だったし
ただ、AKBのような世間体だけで成り立っている世界で
その狭い中で「したたかさ」をウリにしている指原などは
なかなかリアクションが難しい、というのも見てとれた。

久々に面白い画面をテレビで見たという印象。

73korou:2015/03/14(土) 21:49:26
「泣いてたまるか」をBS12で連続放送しているのを録画中なのだが
今日放送分の「ある結婚」を、ちょっとだけのつもりが
ついつい全部観てしまった。
ヒロインの久我美子が、あまりに気品に満ちた美貌、佇まいだったから。

そこそこの知名度の俳優は出ているだろうとは思っていたが
まさか久我美子とは!
ひょっとして久我美子と直感して
Wikipediaで調べると、やはり久我美子だった。
しかも監督が、あの今井正!
「また逢う日まで」の組み合わせだ。
そこに渥美清と浦辺粂子が絡んで
見事な脚本、演出が楽しめる佳品となっている。

それにしても、久しく見ないなあ、これだけの気品。
美人は増えたけど、この気品は、そう簡単にお目にかかれない。
深津絵里、中谷美紀あたりかな、現代だと。
ただ久我さんは、正真正銘の華族出だから
もう少し懐の奥深さを感じさせる佇まいがある。
(まあ絵里さんも美紀ちゃんも大したものだけど)

久々に正真正銘の美人に感じ入った次第。

74korou:2016/10/18(火) 22:20:29
ガッキー、可愛い!!!!!!-------
久々に連ドラ見るぞ!

75korou:2020/03/03(火) 22:12:46
坂上忍がMCの「1番だけが知っている」(TBS系・月曜22時)
歌が上手いアイドルベスト20

1 山口百恵
2 岩崎宏美
3 松田聖子
4 中森明菜
5 本田美奈子.
6 松浦亜弥
7 山本彩
8 生田絵里香
9 森口博子
10 荻野目洋子
11 森昌子
12 岩崎良美
13 太田裕美
14 小田さくら
15 森高千里
16 河合奈保子
17 高橋愛
18 鈴木愛理
19 斎藤由貴
20 柏木ひなた(私立恵比寿中学)

76korou:2020/03/03(火) 22:19:05
(訂正)生田絵梨花

洩れている人
田中れいな、石野真子、後藤真希、安室奈美恵、中元すず香

入れるのはおかしい人
森昌子、斎藤由貴、森高千里、太田裕美、岩崎良美、森口博子

77korou:2020/03/04(水) 09:54:36
昨夜、夜中に数人思い出したが、とても全部覚えきれない。

分類も必要。
山本彩はNMBではソロで歌上手ということはなく
AKBの中では歌がまともという評価なので
そういうのと
ソロで歌上手というのとは別にする必要があるはず。
高橋愛も田中れいなも鈴木愛理も同じ。
このへんは島袋寛子や今井絵理子も同じ。

ソロも70年代アイドルのソロと
80年代アイドルのソロは微妙に違うのだが
そのあたりの説明は難しい。
森高千里と森口博子の扱いも難しい(アイドルと言い切れるのかどうか)

だんだんとマニアックな世界に突入していく感じ。

78korou:2020/03/04(水) 14:25:30
徐々に思い出してきた。
歌の上手いアイドル・・・高田みずえ、薬師丸ひろ子、浅香唯、工藤静香・・・

79korou:2020/07/16(木) 17:05:51
これは素晴らしい。
知りたいことが全部書いてある。
(テレ朝の歴史)
https://news.infoseek.co.jp/article/socialtrendnews_31736/

80korou:2020/12/18(金) 15:16:46
Huluでアニメ「鬼滅の刃」全26話を鑑賞。

映画スレに書くのもおかしいのでここに書くことにしよう。
今年最大の話題となった映画の前編にあたるわけで
とりあえずの感想を書けば、長い割には退屈しなかったが
最後のほうは若干持たれ気味という感じだ。
部分的に感心するところもあったが
やはり人物描写はアニメの限界を感じた。
あんな粗雑なキャラで、1つの組織の頂点に居られるわけがないが
アニメなのでそう描かざるを得ないという限界。
ただし、少年の成長物語としての要素は
アニメとしては上質なまでに描かれていたように思う。
また、アニメはコミックを100%再現できるわけでもないので
そのあたりの難しさもあるだろうが
コミックは当面読む機会はないので、このあたりは評価を保留することになる。
まあ、全体として見て損はない、人気爆発なので必見というところか。

81korou:2022/10/06(木) 16:19:13
今月からの新しい試み ⇒⇒⇒ 連続テレビドラマを観て批評を書く
まず第1弾「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジ・水曜10時)

二重人格の話らしい。原作はコミック。
主役はジャニーズの山田涼介、他に恋人役で門脇麦、謎の女に川栄李奈、刑事役で桜井ユキなど。
初回にしては、話がどんどん進み、連ドラの初回独特の停滞感はない。
ただし、設定が特殊で、その特殊な設定をリアルに見せるのではなく
ひたすら映像の面白さとか登場人物のキャラの特異さで見せようとするので
観ていて疲れてしまうのが難点。
これで設定の特殊さの着地点が安易だったり、ムリな話だったりしたら
大いに興ざめしそうだが
今のところどう転ぶか分からない。
展開が早いので、演技がどうのこうのという批評も難しい。
もう1回観てみることにしようか。

82korou:2022/10/07(金) 11:14:34
第2弾「silent」(フジ・木曜10時)

これは静かな雰囲気で、俳優の演技を堪能するドラマ。
結局、聴覚障害(と恋愛)がテーマのようだ。
かつて何度もドラマ化されたシチュエーションの焼き直しということで
その点はドラマ好きの人たちを唸らせるにはハードルが高くなっているのかもしれないのだが・・・
自分はそういうドラマを全く観ていないので
このドラマは新鮮に観ることができる。
登場人物に優しさが求められる設定にはなるが
その点で鈴鹿央士がいい関係で配役されているのは納得できる。
ややこしい女性心理を演じるということで、主役の川口春奈も適役。
今のところ、脚本にミスはなく、安心して観れそうなドラマ。
ただし、単なる焼き直しで平凡な展開なら
低視聴率も予想され
そうなるとドラマに活気が出ない恐れもあるので
そこまでは見届けたいと思う。

83korou:2022/10/09(日) 21:12:21
第3弾 「祈りのカルテ」(日テレ、土曜22時〜 )

お馴染みの原作のドラマ化で、残念ながら軽い作りの日テレ・土曜22時台になってしまった。
予想通りの軽いノリの作りになっていて、脚本もその軽さを前提にして書かれているので
これは今さらどうしようもない。
医療現場ドラマなのに、真剣味の足りない感じはどうしたものか。
とりあえずは、以降観ない理由として、自分の好きな俳優が出ていないことが一番だろう。
この種の軽いノリの場合、配役により視聴するかしないかを決めることにしたい。
今回は、女優陣が全然タイプでなく、主演のジャニーズタレントもイマイチなので
これはパスすることにした。

84korou:2022/10/10(月) 17:20:46
第4弾 「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(テレ朝・KSBだと日曜10時〜 )

松村沙友里主演のアイドルオタクをめぐるドラマで
岡山市が舞台となっているので
とりあえず観ることに。
岡山市の見慣れた風景が
主演の”さゆりんご”の姿と重なって映るときは
興味深いのだが
それ以外は観るべき要素は皆無。
微妙だが、録画できないので(ワイドナショー)
観続けることはできないと思う。

85korou:2022/12/23(金) 23:16:26
結局、この秋ドラマシーズン(2022年10月〜12月)は
「silent」(フジ、木曜10時)と「クロサギ」(TBS、金曜10時)を観続けた。
どちらも毎週きちんと観て、最終回まで辿り着いた。

「silent」は聴覚障害の恋人をめぐる物語で
結果として、視聴者が望んでいない形で主役の二人のカップルが誕生し
それぞれの相手が、視聴者から好感度抜群でありながら恋を成就しないという
ある意味最悪のストーリーとなった。
それでも、観ている間、観終わった今でも、悪い印象が残らない(多少不満は残るが)のは
ドラマの丁寧な作り、静かな画面(手話のシーンが頻繁に使われるせいもある)が良かったのだろう。
川口春奈は、あまりに雰囲気が華やかすぎて、それ以外の表情の印象が希薄になるのが残念だが
しかし、逆に言えば、その華やかさが、ドラマ全体に暗くなりがちなストーリーを救っていた。
そして、儲け役は、鈴鹿央士で、彼はまた一つ人気を増やしたことになる。

「クロサギ」は、詐欺師を騙す詐欺師の話で
脚本の大枠は非常に巧く作られていて、安心して観ることができた。
細かいことを言えば、安易な設定をいくらでもツッこむことができるが
まあテレビドラマなんで、そこは目をつむるとして
主役の平野紫耀の演技は合格点、相手役の黒島結菜は脚本の巧さに救われてこれも見事な演技だった。
他のベテラン陣も言うことなし、まあTBSでキッチリ作ればこれくらいのものはできるでしょう、という感じだった。

86korou:2023/01/30(月) 16:01:44
「関ジャム」2023.1.29放送での、いしわたり淳治、蔦谷好位置、佐藤千亜紀が選んだ2022ベスト曲から

3人とも選出した曲・・・水曜日のカンパネラ「エジソン」

中毒性が凄い!・・・asmi「PAKU」

歌詞が心に迫る・・・wacci「恋だろ」

ハイセンスな音感覚・・・Bislystocks「灯台」

地味ながら印象的なバンド・・・PEOPLE1「紫陽花」

※やはり、上位に選ばれた曲はさすがにインパクトが強い。
 ヒゲダン、米津玄師はどの曲も才能を感じさせるし
 K-POPの勢いも止まらない(今回は、佐藤のみが挙げていて、IVE、スキズ、ケプラーなど)


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