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スポーツ雑談スレ

1korou:2005/12/20(火) 22:48:02
スポーツ一般については
「スポーツなんでもTV観戦記」スレを先に設けているのですが
こちらでは、実際にTVで観戦した感想を除く”スポーツに関する雑談”をしたいと思います。

2korou:2005/12/20(火) 22:52:41
今日、オリックスは清原の入団を発表しました。
さらに中村(ノリ)の入団も間近だそうです。

仰木さんの影響が皆無だとはいえないでしょう。
まさに「死せる孔明、生ける仲達を走らす」です。

清原もコメントしたので、仰木さんの映像が映ったりしますが
今になってじわじわときますね(泣)
もう二度とその姿を見ることができないのですから。

3korou:2005/12/23(金) 22:33:48
今日は、岡山市で山陽女子ロードレースが行われました。
ハーフマラソンにアテネ五輪マラソン銀メダルのヌデレバが走り
10キロレースには、日本中長距離界の女王である福士加代子が登場しましたが
いずれも2位に終わりました。

ウチの近所(といっても自転車で10分はかかるが)を走るので
見に行こうかとも思いましたが
昨年見に行って、何が何やらワケが分からなかったのを思い出し
やめました。
(昨年は、先導車とか試走ランナーなんかがしつこいくらい出てきて
 どれが本当のレースなのか分からなくなったのです)
それに、マラソンをじっと見るには、今年の気候は寒すぎです。

4korou:2006/01/03(火) 12:51:22
安藤美姫が、スケートの曲を
「マイ・ファニー・バレンタイン」から「蝶々夫人」に変更したそうです。
これは正解ですね。
ジャズのなかでも特に沈んだ感じのメロディなんで
若いミキティには似合わないなあと、ずっと思っていました。
むしろ荒川さんあたりに似合う大人の音楽でしょうから。

5korou:2006/01/11(水) 12:57:16
自己レスですが
安藤美姫は骨折していて、しばらく治療に専念とか。
トリノに間に合うかどうか微妙ですね。

6korou:2006/01/11(水) 12:59:28
日本の野球殿堂入りですが、今年は豪華な顔ぶれとなりました。
門田博光、高木守道、山田久志のお三方ですが
これについては、後ほど。
(川島広守、豊田泰光の両氏もそうですね)

7korou:2006/01/11(水) 21:16:56
偶然ですが、門田選手と山田投手については
実際に球場でプレーを見ています。
あまり球場観戦体験のない私にとっては稀有のことです。

最初に山田投手を見たのは、昭和54年10月阪急VS日本ハムの試合で
岡山県営球場のブルペンで投げていました。
記憶に間違いなければ、その前日(前々日?)に阪急のリーグ優勝が決まってしまい
県営球場の試合は一転して消化試合となったのですが
それでも強引に友人と一緒に見に行ったのです。
(今調べると、阪急は、この年の後期優勝を10月5日に西京極球場で決めているので
 その直後ということになります)

展開次第では、その岡山球場での試合で
リーグ4連覇につながる後期制覇を決めるかもしれなかったわけで
これも怪しい記憶でしかないのですが、先発は山田投手の予定だったはずです。
それが西京極での白石ー永本のリレーで決まってしまったので
消化試合となっては山田の出番はないということで
今となっては誰が先発したのかさえ覚えていません。

8korou:2006/01/11(水) 21:17:39
試合の中盤になって、調整を兼ねた形でブルペンに2人の投手が登場しました。
試合のほうが盛り上がりに欠けていたので、その2人の投手ー山田久志と山口高志が登場したときには
試合そっちのけで歓声が上がりました。
今思えば、2人とも、実際に試合をしている選手たちへの気配りなのか
かなり慎重に立ち振る舞っていたような気もしますが
それはさておき
2人が並んで投球練習をするさまは圧巻でした。

山口高志にはすでに全盛時の張りがなく、いかにも力任せという感じという投球でした。
ナイターの照明にその速球は冴え渡り、一瞥豪速球のようにも見えたのですが
その横で投げる山田久志の球が、それ以上に威力があるのには驚かされました。
山口の球には、投手としてどうしてもそこへ投げたいという意思が感じられないのに対して
山田の球は、完全にコントロールされていて、自分はそこへ投げたいし実際投げられるのだという
絶対的な強みが感じられたのです。
あれほど気持ちを込めて投げ込むタイプのはずの山口の球が、意外に空疎で
バランスとタイミング、独特の球筋、コントロールが持ち味の山田の球が
あれほど凄みのある球であることには本当にびっくりした記憶があります。
山口にしても、アマチュア時代からプロの新人王の頃までは圧倒的な実力を誇った投手ですから
この下り坂の時点をもって大投手山田と比較するのは妥当ではないのですが
それにしても山田のコントロールに裏打ちされた球威というものは実に印象的でした。

9korou:2006/01/11(水) 21:18:52
それから7年後、私は再び山田さんを見ました。
場所は西宮球場、相手は近鉄だったように思いますが、これも記憶が定かでない。
岡山球場のブルペンで投げていた頃の山田投手は31歳で、最も油の乗り切った頃だったのですが
それから7年経った38歳の山田投手は、球威不足で苦しんでいました。
しかし、さすがに頭脳派の面目躍如といった感じで
この年好調だった近鉄打線を何とか封じ込めていました。
私には、その翌年の急激な衰えをこの時点では予期できなかったせいもあって
山田さんは相変わらずエースだと再認識したにとどまり
そのピッチングを詳しく見なかったのが、今となっては悔やまれます。

その翌年、別に山田投手の追っかけをしていたわけではないのですが(笑)
たまたま大阪球場に行ったところ、南海戦で先発する山田投手を見ました。
私が、生で3度も見たプロの投手は、山田さんだけです。
この山田投手は、今まで見たこともないようなボロボロの出来でした。
相変わらずコントロールは抜群なのですが、いかんせん球威が全くなく
せいぜい130キロが限界なので、これではどうしても打たれてしまいます。
8年前に岡山で見たあの大投手も引退間近になるとこうまで威力がなくなるのかと思うと
悲しい限りでした。
この試合で、山田さんは3回も持たず降板しました。

10korou:2006/01/11(水) 21:20:00
この大阪球場の試合では、南海戦ですから、当然門田さんもいました。
70年代後半のプロ野球で最も迫力のあった3,4番コンビは
南海ホークスのメイと門田に間違いないと、私が思い込んでいることは
何度も書いているので、ここでは詳記しませんが
その門田さんを生で見られるというので、この日の私は少なからず興奮していました。
しかしながら・・・正直に言えば、門田さんもやはり選手生活の晩年だったので
私にはさほどのパワーヒッターには見えませんでした。
あのボールが木っ端微塵に砕け散るのではないかと思われるほどの激しいバットの振りは
ありませんでした。
(もちろん、生で見られた満足感は何物にも代えがたいものがありましたが)
かたや阪急の4番のブーマーが、他の選手と比べて圧倒的に図体がデカくて
遊んでいるような軽い振りで一気にスタンドインさせてしまっているのと対照的でした。

考えてみれば
この観戦の直後あたりから生活に変化があって
球場へ観戦に行くことが皆無に近くなっているので
山田、門田両選手の思い出は、私にとって貴重なものになっています。

11korou:2006/01/31(火) 12:48:23
「週刊朝日」で連載中の栗山英樹「ベースボールスタディ」ですが
いつも取り上げるトピックが的確で参考になります
(栗山氏は、テレ朝系ではおバカな解説者をやらされていますが、あれで判断はできません。
 制約のないこうした連載では、ちゃんとした仕事をしています)

2月3日号の「改革の道なかばの日本球界 米NHLの劇的変化に学べ」は
NHLがどう変わったのかを1分で知ることができて有難かったです。
・サラリーキャップ制導入
・NFLの選手主導型”競技委員会”の模倣
・ファンの好みに応じた素早いルール変更(アタッキングゾーンの拡大、ゴーリーの防具サイズ縮小)
などなど。
わざわざ渡米してNHLのみに注目して視察したというだけあって説得力十分な文章でした。

最後はこんな文章です。
「日本野球は改革元年といわれた昨季から変わり始めたことは間違いないが
 NHLのように劇的変化には遠い。
 改革に時間をかけ過ぎてはいけない」
本当にそうだと思います。

一昨日放映されたディベート「プロ野球改革」(NHK−BS1)・・・
もうディベートしている場合じゃないでしょ、と言いたくなりますね。
事件は会議室で起こっているのではなく、球場で起こっているんです。
さあ書を捨てて球場で仕事しよう。
もたもたしていると、何もできなくなっちゃいますよ、各球団関係者殿!

12MB Da Kidd:2006/02/01(水) 05:53:40
 korouさん、ウチではチャット状態になってしまいましたが(僕が煽ってしまいましたが[笑])、僕としては、日本には日本に合ったやり方があるので、これを徹底追求していくことが大事だと思っています。

 BSのディベートは、小林至をはずしておけば、マトモな話し合いになったのにな、と思います。なお、強硬なサラリーキャップ反対論者としては、これを安易に導入することには懸念を覚えますね。特に日本のプロスポーツの場合、これを導入するのはどうかな?と思うところがあります。

13korou:2006/02/01(水) 08:26:00
>>12
MBさんの言われることは大筋で分かるのですが
まあ特に議論することもなく普通にテレビをつけてプロ野球を観戦するレベルでいえば
もう少しアクションが欲しいんですよね。

今のままだと、前と何が変わったの?という印象ですから。
”動きつつ考えつつ”です。
その意味で、NHKの企画は企画そのものがピント外れです。
二段モーション問題、交流戦の検証などがメインの議題になるべきでした。

14korou:2006/02/01(水) 08:27:12
↑実は番組を全部見ていないので的外れな感想かもしれません。
週末の再放送を見て再度カキコします。

15小女子:2006/02/01(水) 08:35:24
>米NHLの劇的変化に学べ
私は、ヨーロッパ・ホッケー(スウェーデン、ロシア)に学べと進めたい(笑)。

状況が似てます。
・北米のリーグ(MLBとNHL)にトップ選手が流出
・スポーツ全体が、アマチュアからプロフェッショナルへ
(スポーツ・ビジネスの拡大、TV、オンライン、スポンサーシップやらなにやら)
・北米では一選手あつかい、自国ではスター扱い(ゴシップ込み)のメディア環境

ロシアのホッケーはその昔は軍隊や警察がスポンサーで、
スウェーデンなどは大きな会社が親会社ってもあります(会社名がチーム名)。
日本の会社が持ってるってのに似てるんじゃないかと思います。
私もそんなに詳しくないですが。
誰か研究してませんかね(笑)。

16MB Da Kidd:2006/02/01(水) 13:42:03
>>13

 korouさん、その内容だと、おそらく、フロントの人間を呼ぶよりも、より現場に近い人間を呼んだ方がよかったでしょうね。例のボヤキの得意な人を中心に(笑)

> その意味で、NHKの企画は企画そのものがピント外れです。
> 二段モーション問題、交流戦の検証などがメインの議題になるべきでした。

 星野さんを司会にしてね。

>>15

 小女子さん、日本のスポーツビジネスの形式は、より、ヨーロッパの方が近いんですが、ちょっと背景にある企業文化が違うので、その違いを踏まえて考察しないと失敗すると思います。小林至はそのあたりを無視して理想論に走ったりしているので、アホかと思う主張しかできていないんですよね。

 ちょいと今週は時間ないですが、資料を取り寄せてみたいと思います。

 スウェーデン経済については、JETROのレポートなどをご確認ください↓

> http://www.jetro.go.jp/biz/world/europe/se/reports/05000445?print=1
> http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=71&serial=10061
> http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2005_7/sweden_02.htm
> http://www.kyoto-su.ac.jp/~rvulp/eurASverige.html

 一番下がイントロダクションとしてはわかりやすいかな。

17korou:2006/02/01(水) 20:56:30
>>15-16
うーむ。
個別のレスは私の能力を超えるので、昨日読んだ本のなかで印象に残った一節をご紹介します。
別スレでも触れた草柳大蔵著「内務省対占領軍」(朝日文庫)なんですが
話は、終戦直後の日本にGHQがやってきて、日本の行政制度を改革しようとするわけです。
しかし、その改革を行おうとした民生局の連中は
トップのホイットニー以下、ケーディス、ヘイズ、ソープ、ティルトン、ローストなど
皆地方行政の素人だったという事実があったのでした。
以下引用します。

「・・・それも無理からぬことで、アメリカには日本や欧州諸国のように
 地方行政について中央の担当省部がなく、また州や郡市町村といっても
 発生や生い立ちが日本と全く事情が違うのである。そんなわけで、
 彼らの眼には『内務省』が最後まで奇妙な存在に見え、結局は『軍国主義』
 『天皇制絶対主義』の拠点として解体の対象としか考えなかったのである」

言われてみれば当たり前のことですが、残念ながら、この類の指摘はこの本で初めて読みました。

18korou:2006/02/01(水) 20:57:21
MBさんがCOOLTALKでしきりに言われる日本独特の事情、地方自治体との関係などは
たしかに何かを日本という国に定着させようとする場合
どうしても避けて通れない問題であることもだんだんと分かってきた感じです。
考えてみれば、こうした地方行政制度が全く異なる国(米国)が
戦後日本のいろいろな取り決めをやってきたということ自体に
もっと問題意識をもたないといけないというわけですね。

欧州のそれは一体どうなのか?
東欧と西欧ではまた異なると思うのでそのあたりは?
歴史的背景を踏まえるとどう分類され、それぞれどういう現状なのか
そういった分析も必要でしょうね。

たかがスポーツ、たかがプロ野球というより
日本全体の再生を考える格好のテーマでもあるのでしょうね。

19MB Da Kidd:2006/02/01(水) 22:03:46
>>18

> たかがスポーツ、たかがプロ野球というより
> 日本全体の再生を考える格好のテーマでもあるのでしょうね。

 仰るとおりです。日本のプロ野球というのはまさに、その象徴的存在です。

 僕の目から見て、ドラフト制度にしてもFA制度にしても、失敗しているのは、あまりにも日本の国内事情とかけ離れた制度をムリヤリ導入しようとしていたところでした。この上、さらにサラリーキャップを導入したら、とんでもない混乱になるか、あるいは、確実に日本のプロ野球は沈没していくことになると思います。

 NFL、あるいはNHL式のサラリーキャップは、アメリカだからこそ成功しているという事情があります。チームに枠を設けることで、ゲームとしてのエンタテインメント性を持たせたのは、非常にうまいやり方です。これは日本のくじ引きドラフトのエンタテインメント性と似たようなうまさが、あります。ところが、これがどうしてうまく循環しているのかということをちゃんと理解しないと、まずいことになると僕は思っています。というのも、サラリーキャップは、資本主義の原則に反しているからです。NFLやNHLは、これを選手個人に適用するという方向でなく、チーム全体に適用するというやり方にしたからこの問題を克服していますが、それは経営努力や自助努力という資本主義経済の原則がベースにあってこそです。日本のプロ野球のように、そういうものができない環境(竹中大臣は以前、僕に対し、日本の球団は経営努力が足りないということを述べるだけでしたが、彼は残念ながら、それがなぜかということについての的確な分析ができていなかった)でこれを導入したら、利益のパイがどんどん縮小し、ジリ貧になってつぶれていくのは明らかです。

20MB Da Kidd:2006/02/01(水) 22:09:54
 あと、サラリーキャップは対処療法でしかなく、必ず20年後に破綻すると僕は見ていますが、その根拠になる理由は、まだ固めきれていないので、ちょっと、チームスポーツのオーナーシップのあり方、法的な面と財務的な面からの情報で補強していく必要が、あります。これは直接どこかのMLBチームのフロントオフィスに乗り込んでいって、大学で研究をやってるからいろいろと教えてくれ、といわないとダメでしょうね。これでもかなり難しいかもしれませんが(汗)

21korou:2006/02/02(木) 21:50:05
>>19
>NFLやNHLは、これを選手個人に適用するという方向でなく
>チーム全体に適用するというやり方にしたからこの問題を克服していますが、

あれれ、選手個人に適用するサラリーキャップというのもあったんですか?
こりゃ勉強不足だった。
MBさんの会話相手になんかなれやしないぞ(笑)
大坪さんの本でも引っ張り出して読んでみます。

たしかに経営努力不十分のままサラリーキャップなんてやられたら
「一抜けた!」「二抜けた!」になりかねませんからね。

22korou:2006/02/02(木) 21:51:12
>>20
>あと、サラリーキャップは対処療法でしかなく、必ず20年後に破綻すると僕は見ていますが

20年後とは実に長期な見通しですが
現在の日本で20年後まで見渡して仕事をしている人はそうはいないと思います。

今日、私は、自分の職種に関するある団体の仕事について
その団体のトップの方と話をしました。
まず、当面の2年間の案を出して、それは承認してもらえました。
さらに、来年度の6月頃の様子を思い浮かべて
そのとき話題になることが確実な3年後、4年後のこともある程度決めておきましょう
と提案したのですが
「そんな先のことは決めなくていいよ」と言われてしまいました。

実際、その6月には、次の担当者が今の私の仕事をしているわけですが
その担当者がどの程度仕事に熟練した人になるのかは
この4月の人事異動の結果が出ないと分からないという状況です。
状況を全部把握している私が、4年後まで(実質は10年後まで含む)のことまで見通しを
つけておいたほうがスムーズだろうと思ったのですが
トップの責任者としては不必要なところまで親切心だけで手を出して
収拾がつかなくなったらどうする、ということを考えたのでしょう。
担当者と責任者の立場の違いが出たわけです。

ここでなおかつ私が自分の主張を押すか、あっさり引き下がるかは
より具体的な話をしなければ説明できないので、ここでは省略しますが
まあ概ね公務員の世界というか・・・私の知っている公務員の世界に限れば
大体こんなものです。

「20年後の話」という言葉を見て、ふとそんなことを思いました。

23MB Da Kidd:2006/02/03(金) 00:26:16
>>21

> あれれ、選手個人に適用するサラリーキャップというのもあったんですか?

 ああいや、僕は、サラリーキャップというと、個人にかぶせるところから話が始まるものだと思っておりまして(汗)確か以前、NBAではこれをやってたんじゃないですかね。このあたりはうろ覚えなんで、なんともいえませんが(汗)

24小女子:2006/02/03(金) 04:55:48
サラリー・キャップ
上昇していく給料に、帽子(キャップ)をかぶせて抑えると(笑)。

個人もあり、チーム自体にもあり、リーグ全体にも
何でも可能。
給料の下限だってあるのに、パンツって言いません(笑)。

MLBの初期からこの問題はあります。
やっぱり、リーグやチームを運営していくと、
直ぐに行き着く問題なのでしょう。
Nathonal Leagueの初期の頃(1880年代)は、
一人のお給料の上限が$2,000ってのがあったけど、
内緒で別口で渡したり、いろいろ堂々とした抜け道があったり(笑)。
こういった話と、リザーブなシステムの話で、
対抗リーグが出来たのでした。

今回のNHLでも、
チームの選手年俸全体へのハードなサラリー・キャップ
選手個人の上限(下限ももちろん)
選手のプール金
など、いろいろあって(いま書ききれないや)、
サラリー・キャップだけを問題にすると大変危険です。
リーグ全体で収益を上げる努力+サラリー・キャップってのがないと。

25小女子:2006/02/03(金) 05:28:12
NFLの成功の一つに(あくまで一つで理由は沢山ある)、
TV放送権のリーグ一括管理ってのがありますが、
現在注目されてるのは、
MLBのオンラインビジネスのリーグ一括管理です。
全チームが$1M(約一億円)を出し合って
設立したMajor League Baseball Advanced Media(MLBAM)が
物凄いことになってます。
MLBAMは、通常MLB.comです。
2000年に出来てその年の収入は$5M(約5億円)
2005年は、$265M(約265億円)
資産価値を計算したら$2B〜$2.5B(約二千〜二千五百億円)
ちなみに、Yankeesが$950M/収入$264M
NFLトップのWashington Redskins $1.2B/収入$287
サッカーのManchester United $1.2B/収入$315M
(全部Forbesより)
これが、将来的にNFLのTV契約と同じような
ターニングポイントになってるのではと言う話が出てきてます。
(契約や設立当社は、ほとんど話題にならないのに)

いちスポーツ・リーグのオンライン関連の部門が、
選手会、マイナーリーグ、さらには
他のスポーツのリーグのものまで担当(収入を得てるってこと)してます。
去年は、他の会社(オンライン・チケット運営会社)を買収してます。
選手会、マイナー・リーグがMLBの傘下の会社と契約したと、
ちょっと話題になりました。
*マイナー・リーグは、成り立ちも運営方法も日本のものとは違います。

MBさんのところで、
「せめてMLBなみのホーム・ページ」というの目にしましたが、
MLBのウェブサイトは相当お金と人がかかっている上に、
業界でも最先端行ってます。
簡単には真似できないどころか、
提携したらよいんじゃないかと思います(笑)。

Korouさんが、ネットで昔の映像を堪能できるのも
MLBAMのおかげです(笑)。

26korou:2006/02/03(金) 12:57:27
>>24
大坪さんの本とかを探す前に
小女子さんが教えてくれました。
いつものことですが、感謝、感謝です。

>Nathonal Leagueの初期の頃(1880年代)は、
>一人のお給料の上限が$2,000ってのがあったけど、
>内緒で別口で渡したり、いろいろ堂々とした抜け道があったり(笑)。

何となく思い出しました。
選手同士の技量の差が極端でない場合は、そういうサラリーキャップも可能ですね。
堂々とした抜け道、いわゆるソフトキャップに近いものでしょうか。

贅沢税とサラリーキャップの違いなどを
今さらながら復習しています。
この両者の違いをきちんと分かっていない球界関係者が
今現在数人以上はいることに、1万リラ賭けます。

>>25
MLBAMについては、1ヶ月ほど前にBS1で短時間ですが特集がありました。
狭いオフィスに何十人もの人が映り、パソコンだらけに見えました。

最近、MLB.comの様子が変化していて
動画を突然止めたり、試行錯誤の連続の日々が続いています。
以前は動画配信の予定がテレビの番組表のように書いてあったページがあったのですが
それもなくなってしまい困っているのですが
小女子さん、番組表のページはご存知でないですか?(笑)

まあ、印象としては、意欲満々のMLBAMだけど
空回りが多い(予算をかけた割には技術が伴っていない)というところでしょうか。
あくまでも利用者としての感想ですが。

27MB Da Kidd:2006/02/03(金) 13:26:31
>>24, >>26

> Nathonal Leagueの初期の頃(1880年代)は、
> 一人のお給料の上限が$2,000ってのがあったけど、
> 内緒で別口で渡したり、いろいろ堂々とした抜け道があったり(笑)。

 そういえばそうでしたね。僕も思い出しました(笑)

> MBさんのところで、
> 「せめてMLBなみのホーム・ページ」というの目にしましたが、
> MLBのウェブサイトは相当お金と人がかかっている上に、
> 業界でも最先端行ってます。
> 簡単には真似できないどころか、
> 提携したらよいんじゃないかと思います(笑)。

 そうですね。それが理想ですね(笑)まあもっとも、そうなると、MLBがNPBをマイナー化するとかいう証拠に小林至あたりが挙げそうなので、いろいろと騒ぎになりそうですが(笑)

28MB Da Kidd:2006/02/03(金) 13:33:39
 いつも思うことなんですが、サラリー・キャップにしても贅沢税にしても、所詮はドラフト制度や放映権ならびにweb管理のやり方と同じことで、道具であることを忘れてはいけないと思います。道具を過信するのは非常に危険です。

 ちなみにNBAの話ですが、これは以前にストが起こったとき(1997あるいは1998シーズンだったかな?)、選手個人の給料に上限を設けるという方向性でやってたと思うので、あまりにもハイペースな高騰についていけなくなったチームが続出で、こういう状況になってしまったのだという記憶があるのですが、だからこそサラリーキャップは対処療法にすぎないのだと感じた覚えがあります。あの当時は、欲張り選手がエゴ出しすぎ、という言い方をしていた人がけっこう多かったような記憶がありますね。

29korou:2006/02/03(金) 19:26:30
(再掲)
> Nathonal Leagueの初期の頃(1880年代)は、
> 一人のお給料の上限が$2,000ってのがあったけど、
> 内緒で別口で渡したり、いろいろ堂々とした抜け道があったり(笑)。

最近の本でもこうしたことはなかなか記載されないのに
(またまたですが)鈴木武樹先生は、35年前にちゃんと書かれていました。
以下「アメリカ・プロ野球史」(三一新書)から抜粋。

 彼ら(引用注:球団経営者)は、さっそく、選手をA、B、C、D、Eの五段階に分けて
 その年俸を千五百ドルから二千五百ドルまでに制限するという挙に出た

この「挙に出た」のが、例のスポルディング世界一周のときで
選手組合のリーダーであったワード選手もそれに随行して行ったので
”鬼の居ない間に”せっせと洗濯したというわけです(1888年)
まさにサラリーにキャップがかかっています・・・(^^)

>サラリー・キャップにしても贅沢税にしても
>所詮はドラフト制度や放映権ならびにweb管理のやり方と同じことで
>道具であることを忘れてはいけないと思います。道具を過信するのは非常に危険です。

至言ですね。
オーナー会議などでは、決してこのことを忘れてもらっては困りますし
掲示板などでの議論でも同様だと思います。

30小女子:2006/02/04(土) 11:14:54
>道具であることを忘れてはいけないと思います。道具を過信するのは非常に危険です。
そうですよねぇ。
コンピューターだって道具ですよねぇ(笑)。

>番組表のページ
う〜んとどんなだろう?
無料でってことでしょうか?
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/baseballs_best/index.jsp
ここじゃないですよねぇ...

31小女子:2006/02/04(土) 12:07:28
>>29
えっと、抜け道は、
別に、たいしたことじゃなくって、
堂々と別口でお金を渡すと言う話です(笑)。
ボーナスとか何とか費とか?
チェックする厳しい機関もまだないし。

>五段階に分けて
AL創設者のBan Johnsonの永遠のライバル
John T Brush発案のサラリー案ですね。
"鬼の居ぬまに"の上に、
メジャーからマイナーへチームを落としてとんずらです(笑)。

John T BrushとBan Johnson
Indianapolisでデパートを営んでいたBrush君
1887年にIndianapolis Hoosiers(当時NL)を買って、
例のサラリーの案を出して、
自分のチームの地位をマイナーに落として、
Players Leagueとのバトル時に
NY GiantsやBosotnのチームにせっせと選手を送ります。
んで、ちょっとあとにNLのチームCincinnati Redsをもらいます。
マイナーのチームも持ったままです。
今度は自分のIndianapolisのマイナーのチームから
Redsに選手を送ります。
したらば、地元の新聞記者がブーブー文句の記事を書き立てます。
うるさいからマイナー・リーグのプレジデントの職に付かせてみてって、
黙らせようとしたら、
やっぱりず〜とうるさかったと(笑)。

32korou:2006/02/05(日) 15:51:42
>>30
番組表はやっぱり無さそうですね。

実のところ、昨年の秋頃までは、こういうアドレスで過去のMLBの試合の無料配信をしていました。
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/video/ibn.jsp

このアドレスに時刻に対応した番組表がついていたのですが
ある日突然画面構成が一変し、現在のMLBの試合の配信(有料・無料混在)と合体してしまい
番組表はなくなりました。
過去のMLBについては、画面下方に設置された細長いバーに移転し
そのバーの上にマウスを置くと
現在視聴可能なプログラムがポップアップで出てくる仕組みになっていました。
そしてバーをクリックすると、画像が出てくることになっていたのです。

33korou:2006/02/05(日) 15:52:12
それが、ある日突然、上記URLをクリックすると、このアドレスへ自動転送されるようになりました。
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mediacenter/index.jsp

年末にずっとアクセスしていなかったので
この自動転送に気づいたのは、今年の1月2日です(私がパソコンを新調した日)
画面構成も一新され、以前と全く異なるレイアウトになっていましたが
画面下方に細長いバーがあることだけは以前一緒でした。
ただしポップアップが出なくなったので
再生してみるまで現在何が配信されているのかさっぱり分からなくなりました。

先月末には、バーをクリックしても画像が出なくなり、さっぱりワケが分からなくなりました。
そして、ついにバーそのものが消滅しました。
今は、そのバーがあった場所のさらに下にある”BaseballChannel.TV”の
watch nowをクリックする以外、無料で楽しめるコンテンツがなくなったというわけです。

有料もそう高くないので、実のところ有料配信を楽しみたいのですが
そう思って画面を辿っていくと、どうしても理解できない項目が出てきて
いつもそこでストップしてしまうわけです。
というわけで、私にはMLBAMというのは非常に厄介な存在です(苦笑)

なんかMLBAMへの苦情のような書き込みになってしまいました・・・

34korou:2006/02/05(日) 15:52:44
>>31
ブラッシュの話は面白いですね。
久々にジョセフ・ダーソーの「マグロー伝」の一部を読み返してみましたが
娘婿のジョン・ヘンプステッド氏とかいう人が登場してきます。
全然知らない人ですが、baseballと縁があった人なのかなあ?

35korou:2006/02/05(日) 20:30:18
さて、今日の昼の再放送で
NHKBSの「プロ野球改革」ディベートを完全に見ました。
小林至氏は、COOLTALKでの皆さんのご指摘通りで、完全に浮いていました(笑)

まあそれはともかく、球団サイドの代表として阪神、ロッテが出ていましたが
予想以上に柔軟な思考で、かつ現実分析も明晰であったので安心しました。
あとは、独自の事情を持ついくつかの球団さえ説得できれば
機構改革も不可能ではないという印象ですが、これは楽観的でしょうか?
とにかく、あと足りないのはリーダーシップのある人物だけだと思います。
他の状況、例えば、球団経営努力のなさ、球団と選手との互いの無理解などは
徐々に改善されていっているようですから。
でも、そういうカリスマ的な人物の確保というのが、最も困難なことではあるのですが。

一方で、機動的に動ける「プロ野球機構」について具体的なアイデアを出しあいながら
もう一方で、具体的に問題になっていることについて解決にむけての意見を出しあう
という両面作戦で、当面の危機を乗り切ってほしいと願っています。
特に前者は具体的な動きになるまでまだ時間がかかりそうなので
当分の間は急激な状況の変化は起きてほしくないというのが正直な気持ちです。
その意味で、テレビ利権は現状を確保してほしい、そのためには巨人が人気を回復して
テレビ局(地上波)の思惑通りにとりあえずは推移してほしいと願うばかりです。
話はそれからです。

36korou:2006/02/05(日) 20:34:25
>>34
しまった!
自分でマグローの抄伝を書いておきながら忘れていました。
へンプステッドはブラッシュの後継者としてNYジャイアンツを経営しましたが
あまり野球に興味がなくてストンハムに球団を売ったのでした。

37MB Da Kidd:2006/02/07(火) 00:12:07
> あとは、独自の事情を持ついくつかの球団さえ説得できれば
> 機構改革も不可能ではないという印象ですが、これは楽観的でしょうか?
> とにかく、あと足りないのはリーダーシップのある人物だけだと思います。
> 他の状況、例えば、球団経営努力のなさ、球団と選手との互いの無理解などは
> 徐々に改善されていっているようですから。

 korouさん、そのとおりだと思います。だから僕は、NPBも10年でMLBに追いつける、と言ったわけです。

 NPBの最大の問題点は、連携の悪さです。これを克服することがまず肝要でしょう。

 今日はつかれているので、寝ます。明日も早いし。では、おやすみなさい。

38小女子:2006/02/07(火) 08:24:26
頻繁に変わること
「進化し続けるサイト」が
いけてる組織の証なのか知りませんが、
こちらでは、大きなところは頻繁にサイトの中身が変わります。
Yahoo!だて、お役所だって、大学だって、高校だって...会社だって...
ESPNだって、新聞だって...
こういうのについていけないのが悪いのがそうしてるほうが駄目なのか?
でも、いつまでも使えない情報をおいておくサイトは信用ならないし...

有料化
これは、一昨年あたりからチョロチョロ出てきてますね。
以前は、ESPNや新聞なんかの記事も無料で全部読めましたが、
今はESPNはコラムニスト系の記事は有料、
新聞も幾つかを残して、1週間ぐらいで有料になってきてます。

動画の配信数と技術は、世界一だそうです、MLBAM。
の割には、日本のサイト(ライセンスってのが超怪しい文字ですが、笑)は、
しょぼいですよね。

>MLBAMというのは非常に厄介な存在
日本のサイトがあるんだから、
そこから支払いが出来るようになると良いですよね。
問い合わせてみるとか。
(でもどうも、不思議な存在なんですよねぇ...Major JPって)

39korou:2006/02/07(火) 12:39:06
>>37
MLBもそんなに何もかもうまくいっている、というわけじゃありませんしね。
今回のWBCでも、なかなか微妙な感じでスタートしているのが
日本の片田舎にいる私ですら気が付いてしまうくらいですから。
選手会の力が強すぎて、スター選手といえども、逆に辟易する場面もあるようです。
一応、A−RODとかボンズなどのビッグネームがそろうまで
そして例のキューバ問題が片付く時点までは
選手に相当の圧力をかけていたのではないかと想像されます。
「後は直前にキャンセルしてもいいから、とりあえずエントリーしろ」という形で。
私にはそう見てとれましたから
その後辞退が続々出たのは当然かな、と思っています。
そのあたりが、ノマーには十分分かっていて
松井(秀)には分かっていなかったのかなとも思います。

40korou:2006/02/07(火) 12:49:40
>>38
MLBAMの動画配信技術は世界一下手くそです(笑)
すぐ配信速度がブレて
低い速度のADSL、例えば3M程度だと受信不能になるときがあります。
他の動画ページではまずそんなことはあり得ません。

配信数の多いことでは確かに有数だと思いますが
無料でかつ中身の伴った多さということであれば
現時点では少なくともGyaoのほうが勝っています。
セリエAの試合すら無料で配信し
しかも若干回線速度が遅くてもパソコンのキャッシュメモリ(のようなところ)をうまく使って
受信可能にする技術も持っているGyaoのセンス、意欲を見習ってほしいものです。
無料ですよと記載して、リンク先へ行くと有料だったりする間抜けなページがあったり
ちょっと回線速度が遅いと全く受信できないMLBAMって
私は信用できないなあ。

また悪口ばかり書いてしまいました(笑)

41korou:2006/02/07(火) 12:51:06
major.jpについては思うところがあるのですが
今夜あたりに書き込みます、

42MB Da Kidd:2006/02/07(火) 16:31:37
 とりあえず、WBC取材の許可が出ました、副編集長の慈恩美さんに。今朝、MLB機構から連絡が来たので。僕自身は写真入りフォーマットで申請していなかったので、慈恩美さんの報告待ちです。というのも、この時期、外来オペと重なってて、これが正式に決まったからです。したがって僕自身は、取材には行けない状態になってしまいました(汗)

 ということで、ぼーる通信はあのグラウンドに足を踏み入れることとなります。慈恩美さんには、日本ラウンドの台湾クルーの取材に行ってもらうことになります。

 次回は小女子さんや3:16さんにも、よかったら行っていただこうかと考えています。再び西海岸が舞台になるようだったら、です。

 さて、サイトの話ですが、>>38の小女子さんの話にちょっと関連させて話をさせていただくと、以前、『日本のプロ野球機構は、選手のバッティングフォームとかをデータベース化していないのか』、と、シドニーベースボールチームというオーストラリアの国家予算から費用が出ているチーム担当のエンジニアから尋ねられたことがあります。このデータベース化の話については、意思が統一されていないから難しいのかな、という気がします。こういうのは牧さんじゃないとよくわからないんですが、日本のプロ野球の場合は、BISという組織がこの手の情報を全部管轄しているらしく、有料で情報を提供しているようですが、その実態がよくわからない。ただ、MLB機構はこのあたりの情報を整理できているらしいですね。

 これで思い出したのが、ウチの会社での話。滞留債権があるから顧客台帳をつくれ、と監査室の人間が言ってきたので、僕がそのデータベースをつくって内部統制システムを新たにつくろうとしたところ、いろいろと実際に営業の連中に尋ねてみると、ちゃんと顧客情報は持っていたんですが、一部の人しか目を通していないという状況にあった。情報を活かしきれていなかったんですね。要は連携が悪いんです。だから、日本の組織ってプロ野球組織やウチの会社に限らず、もっとチームプレイ、連携のあり方をきちんと追求していかないといけないな、と感じました。

43MB Da Kidd:2006/02/07(火) 16:35:24
 僕の目から見て、日本の会社組織で働く連中は、能力は高いんですが、連携プレイが悪い。そのあたりは、責任と役割分担ができていないために起こる問題で、大企業や大組織には典型的に見られる事例です。

 個人の役割分担と責任の所在が明確でないことが、こういうところにまで影響しているんですね。やはり、個人のポジションをはっきりさせないと、組織としてのパフォーマンスも向上しないんだな、と感じています。

44MB Da Kidd:2006/02/07(火) 16:36:11
 ということで、こういうことを踏まえて、korouさんがどういうコメントをMAJOR.JPについてお書きになるかが気になるのでした。

45korou:2006/02/07(火) 20:22:43
>korouさんがどういうコメントをMAJOR.JPについてお書きになるかが気になる

私のことですから、たいしたことは書きませんよ(笑)

普通、マスコミというものは、どんな相手が主なターゲットであるかを意識して報道するものです。
結論からいうと、major.jpにはそれが欠けていると思います。

MLBファンは確かに増えました。
しかし、major.jpで日々ニュースを逐一チェックするような熱心なファンは
少なくとも駅でスポーツ新聞を買う人ほど多くはないはずです。

スポーツ新聞を買う人は、その記事の信憑性について厳しいチェックをしているわけでもなく
いわゆる時間つぶしで買う人も多数居るわけです。
そうした相手に対して、おとなしい無難な紙面ばかり作っていては
はっきり言って売れ行きを伸ばすのは難しい・・・こんなことは、あえて指摘するまでもないことでして。
清原が少し語気を強めて喋っただけで、即「清原大いに吠える」という見出しで、購買意欲を煽るはずです。

47korou:2006/02/07(火) 20:29:23
しかし、major.jpはもう少しコアな人たちがチェックしているはずです。
そうであるならば、もっと報道するニュースを厳選すべきではないでしょうか?
たとえば、ラミレスのエンゼルスへのトレード話について
さっそく
http://www.major.jp/news/news20060204-12283.html

このような記事を配信していますが、こんなガセ記事は載せないでほしいのです。
少しだけコアなMLBファンならば、このトレード案は、成立しないことを前提に
世間にリークされていることが分かるはずです。

さらに、LAの英文記事を訳したままなので、内容も曖昧です(「若手有望株を2、3人」とか)
”若手有望株”が”ブランドン・ウッドとハゥウイー・ケンドリック”であることははっきりしているのに
(他の掲示板でも同じ名前を見ました。それこそ親方の掲示板で3:16さんも名前を書かれています)
少し調べれば分かることをなぜ書き足さないのか?
「トッププロスペクト」に対する「若手有望株」という訳語の響きの違いも含めて
全体にピンボケの印象が拭えません。
しかも、ニュースそのものがガセですからどうしようもなく
さらにLAタイムズなんて一見本当っぽく見える情報源まで書いていて
読むものを二重、三重に惑わせます。
面白ければそれでいいというレベルがターゲットではないはずなんですが。

major.jpも日本での公式サイトと謳っている以上
LAタイムズの記事を載せた上で「これはガセっぽい」などとは書けないだろうと思います。
ここは、怪しい記事は掲載しないというポリシーを持ってほしい。
major.jpが掲載したのだから本当の事だろう?と思わせるほどの権威を持ってほしいのです。

これはMLB.comについても同様です。
MLB.comを名乗っていながら球団の正式サイトではありません、などと平気でぬかす神経が
私には理解できません。

48korou:2006/02/07(火) 20:30:40
まあ、ある意味、たかがスポーツなんで、それほど目くじら立てなくてもいいんですけどね。
それに、最近、MLBに関していえば
直接英文にあたって情報を得ようとする日本語ブログが急増しましたから
そのへんの事情については風通しがよくなっています。
逆に、今まではそのへんの事情が分からず
ネタ元も怪しいニュースで一喜一憂していたかと思うと、少々腹も立ちますが(爆)

49korou:2006/02/07(火) 20:34:11
>>42-43
民間でも「縦割り行政」みたいなところがあるんですかねえ。
公務員の端くれとしてちょっとだけ安心しました(笑。いや安心してる場合じゃないか)

50小女子:2006/02/09(木) 07:57:57
>major.jp
怪しいです。だって誰が運営してるのか明かさないのだもん。
MAJOR.JP事務局ってなってますが、その説明がまったくないの。
ライセンス契約ってのだから、どこかが契約して運営してるはずなのになぁ。

ちょっと調べたら、2002年の日本での開幕に合わせて、
サイバー・エージェントが実はMLBAMと大型契約していてい、
どうもこれが途中で失敗したようです。
http://www.cyberagent.co.jp/company/ceo/2004/0329.html
んで、中途半端に誰かが運営してるっぽい(笑)。

MLBAMでは、これはMLBAMがライターを雇って各チームの記事やリーグの記事を書いているものもあったり、
Yahoo!やGoogleのように新聞記事をそのまま載せています。
そして、ちゃんとこれはオフィシャル記事とはまったく関係ないとかいてあります。
MLBAMというメディアの記事です。
チームやリーグの正式な発表はすべてプレス・リリースからです。

MAJOR.JPも下の方に
「尚、本サイトのコンテンツ内容について、
メジャーリーグベースボールの公式見解とは異なる場合がございます。」
って書いてあるけど。"異なる場合がございます"ってあいまいですね(笑)。

51korou:2006/02/09(木) 20:07:38
>誰が運営してるのか明かさないのだもん

ヤスさんが関わっているのは聞いたことがあるのですが
本当のところは私もさっぱり分かりません。
一昨年のオフ会で親方に確認するのを忘れたのですが
ヤスさんとは、多分このサイトの管理人をされていた(過去形でいいのかな?)方だと思います。

http://www.geocities.co.jp/Athlete/3055/

52MB Da Kidd:2006/02/09(木) 20:35:44
 MAJOR.JPは確か、ISMという会社のひとたちがやってます。で、僕はそこの
取締役なる人に会ったことがあります、ヤスさんらと一緒に。

 ヤスさんは多忙すぎて、このサイトの管理をできなくなっちゃったようで
すね。

 ところでぼーる通信の取材の話、ポシャっちゃいました。理由は、ネットメディアは全排除にするから、ということ。写真の流出対策と、リアルタイム中継対策のようです。ただ、担当者には、きちんと説明し、今度何かあったら我々にもちゃんとチャンスをくれ、ということは言っておくつもりです。

53korou:2006/02/10(金) 19:24:12
ISMは、ヤフージャパンが時々ニュースソースにしていますね。
まあ、何にせよ、最近はWBCがらみで日本選手のニュースが乱発気味ですが
WBCについてもっと突っ込んだ記事を期待したいですね。
でもMLB機構との関係上、そういうのはムリでしょうかねえ。

ぼーる通信の取材はダメになりましたか( ¨)
ネットメディアを全排除ときましたか・・・

たしかに写真の流出とかリアルタイム中継などは
排除の理由として成り立つかもしれませんが
なんとかクリアできる条件が見出せればいいのですが。
やはり、カネの問題のような気がします(残念ですが)

54小女子:2006/02/11(土) 06:39:51
ISM自体が、サイバー・エージェントの子会社なのですが、
既(2004年の3月頃)に、に手を引いているのじゃないかと思って、
謎なんです(笑)。
ヤスさんが現在も関わっているかは、わからないですよね。
http://www.ism.co.jp/
(プロダクトには、Major JPないです)

Major JPのサイトの下に、
MLBAMじゃなくって、
SportsTicker Enterprises, LPとありますが、
これは、ESPNの子会社のスポーツ情報配信サービス会社です。
ここも謎なんですよね(笑)。

MAJOR.JP事務局ってのは何者でしょうね(笑)。

ついでにISMもSportsTickerの情報をつかってるみたいですね。
恐るべしESPN(笑)。

55小女子:2006/02/11(土) 06:58:01
>ここも謎なんですよね
えっと、Major JPの下に、
MLBAMじゃなくって、
Copyright (C) 2006 SportsTicker Enterprises, LP. All rights reserved
ってあるのが謎ってことです。

SportsTickerって会社が謎じゃなくって(笑)
http://www.sportsticker.com/ticker/

56牛の親方:2006/02/11(土) 08:48:47
ヤスさん(菊田康彦氏)は、実は元々korouさんやわたしと同業種だった方で、お茶やみかんで有名な県にいらっしゃいました。
30半ばで退職され、ISMに転職されたのでした。
スカパーMLBの解説もなさってますが、その時には番組最後にISMとmajor.jpの紹介を必ずしておりましたね。
ということで、korouさんとMBさんの見解で正解です(笑)。

ヤスさんとは、MLBフォーラムの書き込みで知り合ってからメールでしばらくお付き合いがあったんですけどね。
一番最後にメールしたのは、major.jpの大塚さんの記事でホフマン様がセーブ機会じゃない登板で「セーブを挙げた」って記事にメールで突っ込みを入れたらヤスさんの部下の方から丁寧な返事が来て、その後ヤスさんから「明日は石川さんとパドレス戦です(^_^;;」ってメールが来たのが最後ですかね。
ヤスさんからは、同じ公務員として気になっておりましたってなことも言われたことがあったなぁ。
レッドホットゾーンは、お忙しくて更新もされないようですね。

major.jpといえば、昨年11月からメルマガが終了しちゃったので「どうしたんだろ?」って思っていたら、藤田晋氏のブログにその答えが書いてありますね。
でも時期がかなり違いますねぇ(^_^;;??

このあたりはいろいろと利権があって、一般ピーポーには理解不能なことが多いですね(笑)。

57korou:2006/02/11(土) 17:44:29
major.jpへの疑問は、私としては些細なものだったのですが
小女子さんの指摘で、随分視野が広がりました。

ISMのリンクを辿ってみたら
「急募、ISMでは現在MLBコンテンツ編集スタッフを募集しています」とか書いてありますが
本当でしょうか?
これも期限切れページかな?
でもトップページなんですけどねえ。

58小女子:2006/02/15(水) 07:48:42
ISM募集してますね、
メールマガジンだかのMAJOR.JP Expressってのがサイトの表紙だけで
中身がまだなようなので、その辺なのか、
Yahoo!Japanや各新聞のサイトのMLBのコーナーも
ISMが担当しているのでそのほうなのかな?

スポーツの情報を配信するってのは
なかなか良さそうなのですが...
(アメリカのケーブルTVのESPNが現在の地位を築いたのは、
ジャーナリズムを取り入れたからです。
ただスポーツの試合だけを流してるとFOX Sportsになる)
他所の国やよそのニュースを加工するだけだと、イマイチ。
積極的に、新聞や雑誌のスポーツ担当のライター(きちんと取材も出来るようなひと)を
引き抜かないと!!
↑誰に訴えてるんだか?(笑)

アメリカ、新聞によっては
スポーツ・メディア・ウォッチみたいなのが週一回ぐらいあって、
何が起こってるのかなんとな〜く伺えます。

60MB Da Kidd:2006/02/15(水) 22:51:19
 あれ?まちがってリターンキーおしてしまった(汗)korouさん、>>59はさーくじょでお願いしますm(_ _)m。

>>56

 親方、解説ありがとうございます。このところご多忙なようで...

 いま、TSUTAYAからのもちんのビデオ借りて、HDDに保存してからRAMに保存、ということをやっています。すこし、残しておかんといかんと感じているからです。

>>58

 小女子さん、ちょいとこのあたりのことも、やり方次第でいろいろとのし上がれるのではないか、という気がします。日本でもいろいろとはじめるつもりですが、僕自身アメリカに乗り込んで、さまざまな方々とお会いして、何かをはじめようと思っていますので、その際にはご協力いただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

 牛部屋一門の方が、何かをやるにつけ、ポテンシャルが高そうだと思うんだけどな...

61korou:2006/02/16(木) 12:45:40
>>58
>新聞や雑誌のスポーツ担当のライター(きちんと取材も出来るようなひと)

うーん、日本のマスコミで何名該当者が居るのかなあ?
希少価値なので、人件費がかさばりそう・・・
提灯記事を書かせたら天下一品って人は多そうなんですが(笑)

>>59
特に削除するほどでもないので、放置プレイとします。

>>60
野茂さん、どうなるんでしょうね。
どこかの球団で投手陣が総崩れになったり、けが人続出になったら
チャンスがあるでしょうけどね。
今まさにそのポジションに居るのが、BOSのブーマーだったりしますが。

MBさんのアクションには期待大です(私は日本の片田舎に居座ったまま・・・しようがないか)

62korou:2006/02/16(木) 21:18:11
とはいうものの、管理人の務めとして
書き込まれた方のご依頼にはお応えしなければいけませんので
>>59は削除しました(^^)

63MB Da Kidd:2006/02/16(木) 22:47:13
 korouさん、お力をお借りしたいことはありますが、実は、一番気がかりなのは、korouさんのお気持ちと体調です。この条件がクリアできるかが問題でして、それがなんとかなるのなら、いずれ、という気持ちはずっと持ち続けています。

 文章というものは、これ!というものがないと、ダメなわけです。僕としては、エゴ丸出しの文章というのがどうもダメで、最初からエゴだと断っているのならいいんですが、そのあたりの区別が冷静にできる人でないと...たとえばぼーる通信に過去迎えて失敗した、という例も、いくつかあるわけでして、プロの文章家でも、僕の出している条件をクリアできる人はごくごく少数だと感じていますから...僕の目から見て、文章の書き方の巧拙よりも、もっと大事なことが、文章には、ある。それには徹底的にこだわるつもりです。

 最近、アメリカ発の野球本のあら捜しをしていて、自分はまだまだ知らないことが多いな、と実感しています。一番知りたい、わかりたいというのが、実をいうと時代の雰囲気でして、日本の野球人も、実はよくわかってない、忘れてる、あるいは、表現するテクニックを持ってない、というケースが多々あります。これらについては、ちょっと残念だと思っておりますので、その力を持っている人を探し続けてはいますが、korouさんがその該当者になっているということだけは伝えておきます。

 いつか、英文版で、月イチでもいいから、ぼーる通信を出したいなと思っています。で、僕は英文版の編集長職に特化、日本語版は誰かに任せたいと思っていますが、目星をつけた人が過去、何人もポシャってますから...いろいろと難しい問題もある。ただ、ぼーる通信を事業化したい、という目標は、卑近の問題として、あります。いい文章を書いてくださる執筆者のみなさんに報いたいのです。

64MB Da Kidd:2006/02/16(木) 22:48:54
>>62

 ありがとうございます(汗)

65korou:2006/02/17(金) 08:23:26
>>63
一読、何か面映い気持ちですね(^^)

>実は、一番気がかりなのは、korouさんのお気持ちと体調です。

気持ち・・・確かにこれは安定させるのが難しいです。
      このHPで未完のコーナーがどれだけあることか!(大汗)
      「瞬間湯沸かし」的気分高揚なら得意なんですが・・・

体調・・・マイペースな私ですのでなんとも言えませんが
     実は最近になって来年度の予定がかなり決まりまして
     状況が大きく変化しない限り
     来年度いっぱいは大きな仕事がない見込みとなりました。
     よって体調維持は比較的容易です。
     (当HP、掲示板は最低限来年度も続きます)

実際のところ、私に何を求められているのか
私の文章理解力不足のせいなのかよく分かりませんので
詳細はメールにてお願いできたら、と思います。

67korou:2006/03/02(木) 19:27:37
さて、ここらでWBC大予想などするのも一興かと(笑)

韓国、強そうです。
一応、日本、韓国が2次リーグに進出・・・という当たり前な予想で恐縮ですが
この2強の対戦でどっちが勝つのかは全く分かりません。
やや韓国に分がありそうなので、日本は2位通過というのが個人的な感想です。
王監督も内心では「やばいぞ」と思っているのではないでしょうか。
妙に強気な発言のウラに、そんな心理が窺えます。

2次リーグでは、B組の1位はほぼ間違いなしの米国と
2位のメキシコもしくはカナダとの対戦となります。
有力投手がほぼ全員出場しなくなったカナダは苦しいところ。
順当なら、ローアイザ、R・ロペスを擁するメキシコが勝ち上がるでしょう。
となると、米国、日本、韓国、メキシコという組み合わせとなり
このなかで日本が上位2チームに這い上がる可能性は、ズバリ30%程度のように思われます。
米国は別格ですが、韓国、メキシコの両チームとも日本以下の戦力とは考えにくい。
よって、日本マスコミが熱心に追いかけるのは、日本時間の3月17日まで
ということになりそうです。

68korou:2006/03/02(木) 19:28:08
一方のゾーンは、キューバ、プエルトリコ、ドミニカ、ベネズエラが
1次リーグで抜け出そうですね。
さらに2チームとなると、これも難しいところですが
キューバとドミニカでしょうかねえ。

セミファイナルについては、米国の勝ち上がりはほぼ決まり。
もう一方のキューバ、ドミニカは、それこそサッパリ予想できません。
個人的にはドミニカを推しておきます。

ファイナルは米国とドミニカ。
打線の顔ぶれを見ただけで、これはワクワクものですが
果たして、このようなシナリオ通りになるかどうか。
トリノ五輪での予想の大ハズレにもめげず、強引に書いてみました。

69マルコ:2006/03/02(木) 23:03:35
>WBC
うーむ、反論ではないんですが、
さすがに日本はホームでアジアの他の国に負けてはダメでしょう。
もし負けたら、プロ野球の“プロ”という文字をなくすべきですね。
NPBをNBL(日本ベースボールリーグ)へ(^_^;)

しかし…数試合見た限りでは、松坂・杉内あたりがまだまだだし…、打てんし…。
うーん、大丈夫??

とりあえず土曜日は見に行ってみようと思ってます。
(都合がつけば日曜の韓国戦も)

70大河ーウッズ。:2006/03/03(金) 00:43:25
>>69
お、
>都合がつけば日曜の韓国戦も
これ、上京されるきんぐさんたちと見に行くことになっていますヨ。

71korou:2006/03/03(金) 08:25:36
>NPBをNBL(日本ベースボールリーグ)へ(^_^;)

わはは。
でも100%冗談と言い切れないのが怖い・・・

72korou:2006/03/03(金) 19:11:30
えーと、スポーツ観戦スレとスポーツ雑談スレの話題が逆になっているのですが
話題を断ち切るのもナニなんで、このまま、ここでWBCの話題を続けます、

日本、中国相手に接戦を演じています(苦笑)
先取点は取りましたが、中国チームの外野守備の悪さをついたもので
浅いレフトフライで三塁から松中がタッチアップでホームインというのは
日本の公式戦では絶対にお目にかかれない光景です(^^)

それにしても、TBSのビデオ再生はひどいですね。
外野守備がどう乱れたのか、肝心のところで画面を切り替えてしまい
サッパリ分かりませんでした。
野球の素人がスイッチングしてるんでしょうかねえ。

上原、さすがに下位打線は相手にしませんでした。

73マルコ:2006/03/03(金) 21:33:58
食事してて、あまり真剣に見てませんでしたが、
なんだか大量に点をいただいたみたいですねぇ(^_^;)

明日はたまに携帯見ながら、場合によっては現地からの書き込みにもトライしてみようかと(^^)。
乞うご期待を。

74korou:2006/03/03(金) 23:33:09
途中までヒドい試合でしたが
西岡のホームラン一発で、一気に皆の緊張がほぐれ
いい方向に試合が流れました。

マルコさん、どうなるのか予想もつきませんが
期待しております(^^)

75マルコ:2006/03/04(土) 18:10:12
台湾の投手、迫力がいまいちですね。
打てそうです。
バックネット裏で見てます。

台湾の応援がなかなかすごい。

76korou:2006/03/04(土) 20:13:45
昨日対戦していたら少しは違っていたかもしれませんが
日本が国際試合にしては珍しく打線活発になっていて
楽勝ムードとなってきました(NBAにチャンネルを変えたりしている私)
本当にラフィーバー、ありがとう、という感じです。

77マルコ:2006/03/04(土) 20:23:26
む、この点差で走るかね?川崎…
イチローイルミネーションがすごいです。

78大河ーウッズ。:2006/03/04(土) 21:10:25
>NBAにチャンネルを変えたりしている私

しまった!NBA観るの忘れてました!
今の日本14−3台湾見てるのがもったいなかったです(汗)。
僕はどっちかっていうとNBA取りますね、WBCより。(録画でもしときゃ良かったですヨ)

79korou:2006/03/04(土) 21:16:01
王ジャパン、アジアラウンド突破です。
2試合連続コールド勝ちとは、予想外に楽勝でした。

80korou:2006/03/04(土) 21:22:41
>>78
今日の深夜に再放送があるようですよ。
同じカードを夜7時からと深夜1時から連続して放映するのも工夫のない番組編成だと思いますが
ウッズ。さんには朗報?

81マルコ:2006/03/05(日) 00:25:13
少し観戦記を。

台湾は韓国戦で主力投手をつぎ込んだのか、
今日の先発投手は数球投げた時点で、打てそうな気配でした。
直後に多村がHR。
正直これですべてが決まった感じです。

観戦してて感じたのですが、とにかくホームのアドバンテージがかなりあります。
特に東京ドームって独特の雰囲気があって、ただでさえ慣れないと不利ですし…。
そして今回のライトスタンドの応援は(ラッパ無しなのに)なかなかイイ感じで、
日本選手は気持ち良〜くプレー出来たでしょう。この辺もプラス。

台湾選手は見た目、日本選手よりふたまわりくらい太く、
スピードで相当劣ってました。

川崎、西岡が走るだけでなく、塁上でフェイクを入れたりして、
常にプレッシャーをかけていたのと対照的です。


そんなこんなの楽勝だったわけですが…、
ダイスケは今のままだとアカンですね。本戦で使えません。

明日の韓国戦も、よほどの事がない限り勝つでしょう。というか勝たんと…。
相当有利ですよアレは(^_^;)

82korou:2006/03/05(日) 11:27:42
>>81
どうも貴重なレポートをありがとうございます。

最初のほうはTVを見逃したのですが
台湾の先発はそんなに力不足でしたか。

ダイスケは一番最後の球だけ凄かったですね。
でも、あれがキマっていないと
投球数オーバーで満塁の走者を残して降板ということですから
次の投手の小林が昨日の出来のままリリーフしたとしたら・・・怖いですね。
さらに、リリーフに出た郭(ドジャース)が風格十分でしたから
この「もしも」は本当に怖いです。

>観戦してて感じたのですが、とにかくホームのアドバンテージがかなりあります。
>特に東京ドームって独特の雰囲気があって、ただでさえ慣れないと不利ですし…。

こういうのは、実際にその場に居ないと分からないことですね。
そうなのかあ・・・

83マルコ:2006/03/05(日) 21:41:36
やー、負けちゃいましたねー(+_+)。
五輪といいどうにも勝負弱いなぁ…全日本野球団。
情けナ…。

84korou:2006/03/05(日) 21:48:30
日本VS韓国は3対2で韓国が逆転勝ちです。

4回ウラの二死満塁での西岡の一打が試合の分かれ目でした。
ライト後方への強烈なライナーでしたが
韓国の外野手(イ・ジンヨン)が背走してダイビングキャッチしたその瞬間
試合の流れが変わりました。
あの打球が抜けていれば
今日も大量リードの楽な試合となった可能性は高かったです。

結果的には私の予想は的中しました(中身は予想したのと随分違ったのですが・・・)
実際、韓国の投手陣はハイレベルで、これで打線が活発になれば
日本は太刀打ちできそうにありません。
日本は、先発陣が、メキシコ、カナダあたりの打線を抑えきれるかどうか心配です。
特に渡辺俊介は不安を残しました。

とりあえず、米国戦は渡辺でギャンブルして
メキシコ(もしくはカナダ戦)では松坂、上原の調子の良いほうをぶつけて
なんとか打ち勝つ試合をする、そして
韓国戦では、投手に踏ん張ってもらって、接戦をものにするという作戦がベターでしょう。
結構、王監督の采配が勝敗を左右することになる予感がしますが
昔から、王さんの投手起用はオーソドックスの一点張りなので
非常事態が起こらないことを(そういうときの機転には乏しい采配だと思います。失礼ながら)
願うのみです。

85一豊:2006/03/05(日) 21:55:27
どういったらいいでしょうか?
やはり王さんは短期決戦に弱いのかな?まだ1次リーグが終わっただけなので何ともいえないんですが・・・。

それにしてもシゲヲまで観戦に来て負けるとは・・・。そういえばシゲヲが病気にかかった後に観戦した試合(昨シーズンの6月かな?)はジャイアンツも負けているんですよね。ある意味シゲヲは疫病神でしょうか?

86korou:2006/03/05(日) 23:02:18
もうシゲヲさんには何の影響力もないでしょう(笑)
いずれにせよ、(完治していない)中途半端な感じで現われるのだけは勘弁してほしいです。
それが、一茂氏がすべき最も重要な仕事だと思います。

実力的には日韓はそこそこいい勝負だと思いますから
こういう結果もアリでしょう。
終盤の逆転2ランで勢いをとられるようなケースでは
王さんの采配はマトモすぎて力が出ないように思います。
その意味では、短期決戦向きではないのですが
かといってノムさんが監督では、皆「ノムさんのために全力で頑張る」とはいいにくいかも(^^)
やはり王さんだからまとまっているのだと思います。

87マルコ:2006/03/05(日) 23:33:37
まぁ王さんの場合、巨人とソフトバンク(ダイエー)での監督経験ですから、
緻密でロジカルな采配を期待するのは、酷ですよね。

台湾戦では、
(確か)4回、先頭西岡が四球出塁後すかさず二盗、福留のセカンドゴロで1死三塁。
ここから松中、多村が大振り、浅いフライアウトで0点。

今日は7回、先頭イチロー死球の後西岡送れず(+_+)、
で、代打和田(!)。…後二者凡退。

なんとも大ざっぱな策でした。
まぁ(和田の)意図は分かりますけど。

というわけで攻撃面の采配も不安です。つまり不安だらけ(^_^;)。

それでも期待してしまうのは野球好きの性ですねぇ。わはは…。

88大河ーウッズ。:2006/03/06(月) 00:57:18
観に行って来ました。
イチローがダメポでしたね。(凄いフラッシュ)
・・・なんか嬉しくなかったですねェ。ビールばっか呑んでました。

89korou:2006/03/06(月) 19:42:52
>>87
>それでも期待してしまうのは野球好きの性ですねぇ。わはは…。

期待できなくても期待するのがBOSOXファンの性(さが)ですから
今回の日本に期待するのも当然でしょう(^^)

それにしても、トリノ五輪のメダル予想報道でいくらでも反省できる材料があったのに
またまた「日本がアジアで一番」という記事一色だったマスコミ。
ホンマに懲りませんなあ・・・

>>88
イチローは仕方ないですね。
期待度が高すぎるのもあるでしょう。

中国のアマチュア同然の投手に苦戦しても
バートロ・コロンの球はやすやすと打ったりするかもしれません。
そこが野球の面白さでもあります。

90大河ーウッズ。:2006/03/07(火) 00:52:45
>またまた「日本がアジアで一番」という記事一色だったマスコミ。

関口宏よ、あんたが大沢親分のマスコミ批判に謝ったってもしょうがないんだよなー。
アンタの場合は「東京フレンドパーク」で怪我させたサッカーの大黒に詫びなさい。

91korou:2006/03/07(火) 12:48:09
>>90

喝!のコーナーの話ですね。
あれは、昨年の秋頃のH氏のある暴言を聞いて以来
なるべく見ないようにしているんですが
サッカー解説の中西哲生氏が出演しているときは見ることにしています。

関口宏は「マスコミは反省する必要がありますな・・・我々も含めて」
と言ってましたが、その「我々も含めて」が小声でテキトーな言い方でしたね。
しかも「失敗したなあ」という含み笑いを浮かべてですから
これは全然反省する気はなさそうです。
まだ、中居正広のほうがマトモかな?

大黒は自分を反省すべきでしょう。
海外へ行く直前に軽々とTV出演してはいけないように思うんですが。
WBCに惑わされない松井(秀)を見習ってほしいものです。

92korou:2006/03/12(日) 20:39:14
さて、WBCも2次リーグが開幕。
日本代表の出場に伴い、いよいよ地上波でも放送再開です
(私個人は、他のグループの1次リーグが全然見られず、
 他掲示板などで知った試合内容とか盛り上がりが実感できず
 実に寂しい一週間でした。トホホ)

明日は、日テレ系で、対米国戦。
朝5時45分から最大延長10時20分までライブ中継です。
解説者不明で実況アナはあの船越アナ。

その2日後の15日の朝は、テレ朝系で、対メキシコ戦。
朝8時55分から11時25分まで(さらに延長あり)ライブ中継です。
解説者は星野仙一、長谷川滋利、義田貴士(・・これはナイス人選!)

その翌日16日の放送は、別に仕入れた情報と今確認した番組表の情報と食い違うので
よく分かりません。
放送局がTBSであることは間違いないのですが
どうも試合開始からの放送ではなく、途中から(試合開始から2時間後から)の放送になるようです。
他の放送局は試合開始からちゃんとやるのに、何でこの重要な韓国戦だけ途中からなのか
大変不満ですが(まあ勤務時間中なので、全部観られるわけでもないのですが、せめて昼休みの時間だけでも
観たいという願いすら絶たれてしまったようです)
これがTBSの現状でしょうか(他スレの書き込みと連動しました)

93大河ーウッズ。:2006/03/12(日) 20:51:29
TBSはそこまでして「はなまるマーケット」を放送したいんですね。
全く呆れた局です。

94korou:2006/03/12(日) 20:54:26
さて、試合内容の予想ですが
今のところ、かつて書いた書き込みのとおりに進行していますので
あえて変更する必要なしと考えています。

日本代表はイチローの不振が痛いところです(これは私の予想外の事態)
ブリュワーズとのオープン戦を見ましたが
相変わらず好球を見逃して、難しい球に手を出していました。
もともと選球眼には?のイチローですが、今の状態では
圧倒的不利な米国との戦いを一気に覆すほどの起爆剤にはなれそうにもありません。

上原はまあまあ好投するのではないかと期待しています。
しかし、日本もそれほど点は取れず(ピーヴィーなので予想不可能な面はありますが)
接戦のまま終盤となり、リリーフが打たれて敗戦という展開になるでしょう。

次のメキシコ戦での松坂が一番大きなカギとなります。
投球数を抑えつつ、快刀乱麻のピッチングができれば勝機は出てくるでしょう。
ここで勝たないと、多分米国戦は勝てないと思われるので連敗ということになり
次のラウンドへの進出する可能性は絶たれてしまいます。

韓国戦での先発は渡辺俊介なんでしょうか?(情報不足で確認できません)
そうだとすると、かなりのギャンブルになります。
シーズン中の調子に回復できていれば、韓国打線の迫力不足も相当なものなので
勝機はあります。
しかし、すべてはメキシコ戦での勝利があってのことです。

韓国が調子が上がっていないようなので、メキシコが米国とともに勝ち上がる可能性大でしょう。
日本の準決勝進出の可能性は、以前の予想と変わらず30%程度だと思っています。

95korou:2006/03/12(日) 20:59:28
>>93
時間帯でいえば「はなまる」ではなくて
「きょう発プラス」という昼のワイド番組とか
矢口真里などの出演する昼メロ2本などが優先されているようです。

「きょう発プラス」というのはあまり知らないんですが
どんなメンバーなんでしょうか?
調べてみますね。

96korou:2006/03/12(日) 21:05:07
「きょう発プラス」・・・恵俊彰とか山田五郎なんかがキャスターのようです。
木曜ゲストは井筒和幸のようですが
まあ、韓国戦までにメキシコ、米国が連勝していれば
TBSにとって中継価値はぐっと下がるので
そのまま通常どおりの放送でしょう。
日本が連勝していたり、韓国戦での勝利で準決勝進出が決定という状況だと
番組内で中継に切り替える可能性はあると予想しているのですが・・・
(どちらにせよ、ドラマの時間帯は中継できないはず。そうなると中途半端だなあ)

97スーウェル:2006/03/12(日) 22:30:49
>>94
渡辺俊介の韓国戦先発は微妙です。
王監督も変更に含みを持たせた発言をしていたようで、
杉内の先発があるのではないかと思います。

98MB Da Kidd:2006/03/13(月) 01:43:11
>>94

 僕も日本が決勝ラウンドに進出する可能性を4割とみています。そんな簡単には勝てないでしょう。

 ピーヴィーが去年の準プレーオフで滅多打ちに遭ったのは優勝時の怪我というトホホな理由だったので(笑)、多分コテンパンにやられると思います。

 俊介の場合、スタンドで見ていて、ありゃ当たるな、と思ったので、韓国戦は中継ぎでしか使えないでしょう。先発、うーーーーーん...

99korou:2006/03/13(月) 19:14:38
日本、疑惑の判定で惜敗!

断片的に見た部分と、たった今確認したビデオ録画で
大体の試合内容は把握できました。

日本はリリーフ陣が好投したようですね。
メキシコ戦に向けて好材料です。
そのメキシコは韓国との接戦にせり負けたので
ここでメキシコを叩いて、韓国とのマッチアップに持ち込みたいところ。

2組(”2組み”ではない)は見込み違いで
プエルトリコが強そうです。
今のままだと、キューバとの2強となりそうですが
どうした、ドミニカ?というところですね。

判定については、判定そのものよりも、そこへ至るプロセスが納得いかないですね。
ああいうのは、せっかくの好試合なのに勘弁してもらいたいものです。

100korou:2006/03/13(月) 19:34:06
>>97
杉内ですか。
その可能性もありそうですね。
ブルガリアで野球が盛んになったら、最有力候補かも(そんなアホな!)

>>98
ピーヴィーという投手は、いいときと悪いときの落差が激しいですからねえ。
今回はちょっと期待したんですが(日本代表のために。パドレスファンにはゴメンナサイです)
さすがに途中で修正できたみたいですね。

101korou:2006/03/13(月) 22:20:39
さて、判定うんぬんはともかく、日本代表には2つの課題ができたように思います。
王監督なので、多分修正しないだろうと思うのですが
私なら次の2点について悩みに悩むことになります(なぜか日本代表監督モードに突入した自分)

①多村の3番をどうするか
(イチロー、西岡の出塁が期待できるので、3番に長距離打者を置くのはどうなのか?)

②今日の9回ウラのような絶体絶命のケースで、まずグリフィーを三振に打ち取った後
 思わず漂ってしまった安堵感を払拭するために非情な投手交代ができるかどうか。
(その安堵感だけでA−RODに打たれたとまでは言いませんが、今まで私の見た名監督というのは
 あそこで少し間をおいて、投手の様子を観察して、場合によっては交代を告げるのが普通でした。
 これは人間的には難しい非情な決断で、王さんにそれを求めるのは酷なのですが
 でもメキシコ戦はともかく、韓国戦では勝負に徹してほしいと思うのです)

102小女子:2006/03/14(火) 07:21:36
>どうした、ドミニカ?
投手のその日の調子ってのがありますから、
何があるのからないのがおもしろいですね。
VazquezとColonの対決です。
どっちも調子がよいとちょっと打てませんよね。

あとドミニカのような打ってあたりまえのチームが
ちょっと凄い守備なんかにやられたりでヒットが出ないと
こう、いや〜な雰囲気が回を廻るごとに...(笑)

>>101
心理術チックですよね野球って(笑)。
だがら拮抗した試合で、誤審なんてあるともう大変。
なんてデリケートな!!

日本はやっぱり、Matsuiズやほかの選手が居ないのがそもそも痛いのでは
と層の薄さが気になります(って選手を知らないから、あれですけど)。
アメリカやドミニカなんて、何人かでなくてもまだまだ選手居るし。

103korou:2006/03/14(火) 08:30:43
>日本はやっぱり、Matsuiズやほかの選手が居ないのがそもそも痛いのでは
>と層の薄さが気になります(って選手を知らないから、あれですけど)。

松井(秀)は仕方ないところ?(私見では、出るべきだと思いますが、出ないことを非難もできないです)
松井(稼)はスイッチへのこだわりがある限り
あの左打席でのバッティングだったら、今出場している選手よりランクは下です。
城島が居ないのは痛いですね。
王さんの参謀にもなれる人材でしたから。
井口は出るべきだったと思いますね。
ただ西岡とポジションが被るので、これは難しいところ。

というわけで、バッティングに関しては、まあベストメンバーでしょう。
まさか松井(稼)、井口を控えで使うわけにもいきませんしね。
投手陣も、野茂、大家が居なくて、長谷川引退というのが痛いですが
それでもその3人が不在で大幅にレベルダウンなんてこともないので
まあ、これが日本の実力だと思います。
(1980年頃<村田兆冶、山本浩二らが主力>よりはかなりレベルは下だと思いますが
 そう思っているのは、結構私のような世代だけだったりします)

104korou:2006/03/14(火) 12:37:51
ドミニカ、勝ちました。
負けたキューバについては、実力の程度がよく分からないのが正直なところです。
考えてみれば、こういうある程度ガチンコ勝負ともいえる大会で
キューバが正真正銘のプロ相手に試合をするのは史上初だと思いますが
どうでしょうか。

昨日の(事実上)史上初の日米対決といい
何だかんだといいながらWBCは歴史に残る試合を見せてくれています。

105korou:2006/03/15(水) 12:35:51
日本代表、理想的な展開でメキシコ戦を勝利しました。

最低限の条件として勝つこと、
さらに失点をできるだけ抑えることがポイントだったのですが
どうやらメキシコ打線を日本投手陣がうまく封じたようです。

自分の予想に反して、日本が2次リーグを勝ち抜ける可能性が出てきました。
予想では、日本と韓国が1勝1敗、あるいは日本とメキシコが1勝1敗の状態で
韓国との最終戦を迎えるだろうと思っていたのですが
韓国は大量失点さえなければ負けても準決勝進出が決定という状況になっているので
これは明らかに条件が違います。
日本は自分さえ頑張れば道が開けるという自力での勝ち抜きが可能なのに対して
米国はメキシコに勝っても、もう1つの試合の行方に左右されるという他力本願になってしまいました。

つくづく思うのは、このルールのもとでの短期決戦では
ムダな失点は命取りということです。
D・ウィリスの不調のせいで、米国は大ピンチとなりました。

日本はこのまま勝ち続ければ、春分の日の正午に、ラテン組勝者との決勝戦になりますが
世界一決定戦に日本が出場し、それが祝日の昼間となれば
物凄い視聴率になりそうです(^^)
(これを、獲らぬ狸の何とかと言いますね)

106korou:2006/03/15(水) 22:32:41
↑ 一部、試合の順番(米国メキシコ戦が日本韓国戦の後)が念頭に入っていない記述があります。
今気付きました、失礼!

某所で見た痛快なツッコミ文です。
「審判が三流だね。これなら、各国がそれぞれ審判を連れてきて
 コイントスで審判を決定すればいいじゃん」
わはは。

その方はブログ内でこう仰ってました。
「こうまでWBCにイレこむと、この後、日本のオープン戦がまともに見られるか心配だ」
・・・うっ、み、見れません。
もう公式戦でないと満足できない自分がいます。

107korou:2006/03/16(木) 08:49:00
TBS、試合開始からの放送に切り替えていますね。
昨夜チェックしたときには、まだ午後2時からの放送のままでした。

108korou:2006/03/16(木) 18:55:32
2週間前のアジアラウンド開始直前に書いた自分の書き込みから抜粋。

>>67-68
>米国、日本、韓国、メキシコという組み合わせとなり
>このなかで日本が上位2チームに這い上がる可能性は、ズバリ30%程度のように思われます。
>米国は別格ですが、韓国、メキシコの両チームとも日本以下の戦力とは考えにくい。
>よって、日本マスコミが熱心に追いかけるのは、日本時間の3月17日までということになりそうです。
>一方のゾーンは、キューバ、プエルトリコ、ドミニカ、ベネズエラが1次リーグで抜け出そうですね。
>さらに2チームとなると、これも難しいところですが、キューバとドミニカでしょうかねえ。

・・・ホンマにそうなってしもうた!!!

あの細木大先生より的中率は高いかも(でも細木某とは名乗りません、笑)

109korou:2006/03/17(金) 12:42:38
昨日の書き込みは早とちりです(爆)

今日も誤審っぽいのがあったみたいですが
それでも米国は負けました。
来年度以降もWBCを米国で開催するのかどうか?
いやWBCを今の形で継続するのか?
いろいろと微妙な感じになってきました。

110MB Da Kidd:2006/03/17(金) 12:50:03
 korouさん、WBCはもう、アメリカで開催すべきじゃないのかもしれません。世界的な広がりのことを考えれば、サッカーがサッカー母国イギリスを離れて発展していったように、全世界的な広がりをしていってほしいです。

 WBC、カリブ海諸国のサン・ファン組は、とても楽しかったです。

111korou:2006/03/17(金) 19:22:39
日本が決勝に進むかどうかにかかわらず
日テレは中継をしてくれるみたいです(21日午前10時45分から試合終了まで)
やっとサン・ファン組が拝めます。

準決勝の中継はTBSのようです(インターネットTVなどのサイトはまだ修正できていませんが)
「アッコにおまかせ」などの時間帯で、レギュラー番組にさしかえて中継するようですが
昨日の韓国戦も、最高視聴率が20%を超えるという驚異的な数字を出したので
TBSとしては、久々に吹いた追い風ムードといえるでしょう。

中継アナはやはり”世界の松下”でしょうか(笑)

112大河ーウッズ。:2006/03/18(土) 02:39:09
いやkorouさん、さすがにああいう品のないヤツ(松下)を世界の中継には失礼でしょう(笑)。
林正広あたりなんじゃないでしょうか。

113korou:2006/03/18(土) 10:42:34
前回の日韓戦の中継は松下アナでしたが、その第一声。
「今日の放送席は大魔神(佐々木)と鉄人(衣笠)・・・ということでアニメのような解説陣です」

前夜寝ずに考えたんでしょうなあ、ワハハ。

114korou:2006/03/18(土) 21:24:10
さて、WBC関連の話題については
今日以降、TV観戦が可能になったこともあり、TV観戦スレに移行します。
こちらは一般的な雑談スレということで。

115korou:2006/03/18(土) 21:25:25
さきほど、偶然ですが、星野仙一氏が出演する番組を見たのですが
プロ野球再生のカギとして次の2点を挙げておられました。

①国際化・・・アジア・リーグ構想
②TVへの対応・・・試合時間の短縮、迅速化(ルール改正も視野に)

根本的な改革の前にまずできるところから始めるという前提なら
この2点は効果絶大だと思います。

まずは、アジア・トーナメントの拡大(MLBも喜びそう)
それとストライクゾーンの拡大(これも世界標準に近づく)
を実施したいところです。
いずれも各球団の利害が直接絡まないことなので
今のオーナー会議の雰囲気なら
その気になれば実現可能だと思われます。

116大河ーウッズ。:2006/03/19(日) 11:07:34
>>113
やっぱり今日のTBSも“世界の松下”のようです。
ダジャレも好調のようです。
・・・・Jスポーツで観るもん。

117korou:2006/03/19(日) 14:43:22
松下アナはどうも現地へ行っているみたいですね。
となると、アナの交代はないし、解説陣も同じです。
その割には、今日の放送を録画で済ませようとした局の姿勢は何?
(生放送は日本の準決勝進出で急きょ決定ということなので)

118korou:2006/03/19(日) 16:00:37
雨で中断して放送時間が長引いたせいもあるのでしょうが
最後のあたり、わが岡山地区においては
何の断りもなく突如放送が打ち切られ
しばらくして、女子ゴルフ中継に切り替わり
画面右上に野球の画面だけが映るという状態になりました。

予告通り、試合延長に伴いレギュラー番組を後ろに回したテレ朝とはえらい違いです。
女子ゴルフは録画放送であり、すでに結果は分かっているのに
その録画放送を優先して生放送を急に打ち切ったTBSには呆れます。
多分、接戦でも同じ扱いだったことは明白です。
6対0で大勢が決していたので、それほどヒドい抗議電話などはないでしょうけどね。
TBSは、福留選手をはじめとして日本代表チームに最敬礼しなさい!
(何か、ウッズ。さんの書き込みみたいになったなあ(失礼、笑)
 でもあの優秀民放だったTBSがこのていたらくでは文句も出ます)

119スーウェル:2006/03/19(日) 17:09:08
岡山地区は災難でしたね;
山陰地区のTBSローカル局では試合終了まで放送しましたよ。
野球中継の後番組がテレ東からの借り物番組だったので(週末の午後はこれが非常に多いです)融通がきいたのでしょう。

それにしても“世界の松下”は「イ・ジョンボム」を再三「イ・ボンジュ」と言ってました。そりゃハチマキのマラソンランナーでしょ(苦笑)

120korou:2006/03/19(日) 18:14:29
>“世界の松下”は「イ・ジョンボム」を再三「イ・ボンジュ」と言ってました

そういえば、リリーフ・ピッチャーの紹介で
「マウンドにはペ・ヨンジュン」というのもありましたね(正解はペ・ヨンス)
これには、旦那とのつきあいで一緒にテレビを見ていた奥様方も
一瞬、目がテンになったこと間違いないでしょう。

121korou:2006/03/20(月) 20:28:08
これはどこのスレで紹介すればいいのか・・
BOSOXファンのダイゴさんがご自身のブログで紹介されていたのですが
とにかく笑えるので、少々時間に余裕のある方はぜひどうぞ。
(ただし、それぞれの外国人選手になんとなく記憶が残っていると
 面白さは倍増します)

http://blog7.fc2.com/s/simagunizm/file/komamane03.html

122牛の親方:2006/03/21(火) 07:32:20
>>121
がっはは!
これは「みなさんのおかげです」であったモノですかね?
最近、この番組は見てないので、今回初めて見ましたが、ブチおかしかったです(爆)。

マイク・イースラーがかなり大きく取り上げられていましたが、わたしが初めて現地観戦したMLBの試合がオークランドでのブリュワーズ戦でしたが、当時の打撃コーチがこの人でした。
その後、レッドソックスでも指導者やってましたね。
音楽がほとんどバースってのも良かったです(爆)!

123korou:2006/03/21(火) 10:47:33
イースラーはおぼろげに記憶のある打者ですが
どうだったかなあと思ってモノマネを見ていると
いつも(奈落の底に落とされるという)同じオチになるので
結局分からずじまいでした(笑)

1979年のパイレーツ世界一のメンバーですね。
ただし、当時のパイレーツの外野は
パーカー、モレノ、ロビンソンという不動のメンバーでしたから
彼は控え外野手でした(どうりで記憶がないわけだ!)
その後、Rソックスに移籍して、その頃はレギュラーで活躍し
1985年のオフにヤンキースへトレードされます。
交換相手はあのドン・ベイラー!
ベイラーの活躍で翌年のBOSOXはリーグ優勝しますが
一方イースラーが加入したヤンクスは
2年連続で地区優勝を逸したというわけでした。

意外と強かったこの頃のヤンクス。
エースのデニス・ラズムッセンって
18勝6敗という見事な成績のようですが
今の今まで全然知らない選手でした。
パドレスでも3年連続2ケタ勝利だし相当なものです。

同じくイースラーNYY入りの年のローテ投手である
ボブ・チュークスベリなんてのも初めて知りましたが
この投手もカージナルスで5年連続2ケタ勝利で
1996年にはパドレスで主力投手のようですから
野茂さん以降ということで、記憶に残っていて当然なのに
何も憶えていません・・・健忘症か、自分は!

124牛の親方:2006/03/22(水) 12:35:12
イースラーのMLB現役時代は、まったく記憶にありませんでした。
彼は指導者としてあんな変な構えだったのに大丈夫か?なんて思っていましたので、米国ではコーチ就任後に知ったようなもんです。

ラズムッセンってのも知らないなぁ。
のぴに興味のない頃の話だしな、わっはは!

ボブ・テュークスベリーは記憶しております。
野茂さんとは投げ合ったことがないと思いますよ。

正直、BS導入前の1991年以前は選手のことは、有名な人しかわかんないですよね(^^)

125korou:2006/03/22(水) 22:01:13
ちなみに、イースラーが在籍した1986年のヤンキースの面々。

http://www.baseball-reference.com/teams/NYY/1986.shtml

実は、全然見当のつかない選手が数名居て、カタカナ表記もできません。
マッティングリー、ランドルフ、R・ヘンダーソン、ウィンフィールドといった
超有名どころは分かるんですが、C、SSあたりはよく分かりませんね。
控え選手もグリフィー、ワシントン、キトルくらいかなあ。

投手は、ラズムッセン、ギドリー、L・ニークロ、ドレイベク、チュークスベリ、トミー・ジョン
という面々で、いいのか悪いのかよく分からない投手陣です。
リゲティがリリーフエースで、フィッシャーというのが中継ぎでしょうか。

そうでなくても情報量の少ない時代の上に
ヤンキースの選手となると日米野球でも来日しないので
ますます分かりませんね。
どちらにせよ、これでよく97勝もできたものだと感心します。

126korou:2006/03/22(水) 22:02:56
あっ、間違えた!
97勝したのはこの前の年でした。
この年は90勝です(一応地区2位の好成績)

127スーウェル:2006/03/22(水) 22:09:28
>>121
面白かったです(^^)
あれだとイースラー選手を知らない人はフォームが気になって仕方ないんじゃないかと心配です。来日当時のフォームなら覚えてます。柿泥棒。
ヤクルトのハーパーなんてほとんど誰も覚えてないと思いますが。

でもパリッシュ選手あんまり似てなかった。彼だけは僕が形態模写したほうが似てると思います(笑)

128マルコ:2006/03/22(水) 23:01:56
これ殆ど見てます(^^)
次長課長のちっこいのもここで有名になりましたよね。

あらためて見ると、ウインタースもいまいち似てないですねぇ。
キーオ、オグリビーはさすがに似てます。
でも私もできます(笑)。

特徴の少なかったデイエットとか、記憶の薄い南海のライトなんかも期待したいところです。

129korou:2006/03/23(木) 12:45:41
>>127
イースラーは柿泥棒?
っつうか、今時、柿泥棒なんて滅多に見ないんですが(笑)

>でもパリッシュ選手あんまり似てなかった。彼だけは僕が形態模写したほうが似てると思います(笑)

次回オフ会の出し物は決定ですね(^^)

>>128
キーオはともかく、オグリビーなら私も何とか・・・(あんな特徴のある打者は誰でもできる?)

昔、キャッチボールをしていたら
ある人に、このピッチャーに投げ方が似ているぞ、と言われたことがあります。
その雑誌を覗き込んだら、スパーキー・ライル(70年代前半のヤンクスのリリーフエース)の写真でした。

それ以来、ライルを意識している私です(笑)
ただ、このモノマネ(モノマネと言えるのか?)の難点は
そもそも自分ではどこが似ているのかよく分からない上に
人に見せようとしても、ライルそのものを説明しなければならないというところです。

130korou:2006/03/26(日) 18:49:39
COOLTALKに投稿しようと思い、地上波でのプロ野球放送の改善案を考えてみたのですが
昨日からやや体調がイマイチで、それが文章の流れに微妙に影響してしまっているので
投稿を断念しました。
ただし、せっかく書いたので、自分の掲示板なら構わないかと思い
以下、その内容をこのスレに記してみます。

131korou:2006/03/26(日) 18:51:12
地上波の問題は、球団が得る放映権収入に関わってきますから、まだまだ重要だと思います。

問題は、それが常に巨人戦放映という昔ながらのスタイルに止まっている点でしょう。
もはや、巨人戦の中継だけが全国ネットされて皆が納得する時代ではないはずです。
今回のWBCのおかげで、いろいろな球団の選手が脚光を浴びましたが
これはいいチャンスだと考えて、各局(日テレはムリですが)は巨人戦以外の中継に取り組むべきです。
いきなりはムリでしょうから、まず巨人戦ともう一つ注目のカードとの二元中継という形にして
徐々に「巨人離れ」を行ってほしいものです。
(問題は、巨人戦放映の契約が二元中継を認めないという可能性があることです)

もっとも、かつてのように、他の中継メディアがラジオしかない時代とは違って
今はいろいろなメディアが利用可能になってきましたから
時間の制約が多い地上波がいつまでもプロ野球中継の主役であること自体。おかしいと言えます。
無料宣伝媒体ともいえる地上波中継は、いわば入門用として、決められた放送時間だけで打ち切りとし
同時に、今曖昧な放送内容になっているデジタルBSでは
画像は地上波と同じにして、副音声にコアなファンも満足させる解説陣を起用することにして
試合終了まで放送するというスタイルが定着すれば
球団収入の面からも、レベルの高いファンの要求にも応えられることになるでしょう。

最善の方法はまだまだあるように思うのですが
現時点で実現可能な方法として以上のようなことを考えてみました。

132MB Da Kidd:2006/03/26(日) 20:28:17
 korouさん、ありがとうございます。

 ちょっと、あとでまとめてみます。

133korou:2006/03/28(火) 22:21:23
COOLTALKにやっと投稿できました。
ふぅ!(何のため息だ?)

134MB Da Kidd:2006/04/01(土) 01:52:03
 korouさん、ありがとうございました(^^)

 僕も最近いそがしくなりまして。今週から週5で会社にいくようになりました、ようやく。

 早くなれなきゃ(汗)

135korou:2006/04/06(木) 12:58:16
MBさん、ジム・クロウ法は1723年制定が最初なんですかねえ?1823年?
少々調べても、はっきりした年代が出てこないんで
よく分からないんですが・・・まっ、あんまし知らないことだったので
勉強になります。

136小女子:2006/04/07(金) 05:40:25
>時間の制約が多い地上波がいつまでもプロ野球中継の主役
最近ちょっと、スポーツとTVとラジオの関係をあさってるのですが、
アメリカでは、すでにその傾向が1970年代後半ぐらいからあり、
(TVのドラマやバラエティーなどのコンテンツの多さとプロスポーツ・リーグ&チームの増加が関係)
そこにケーブル(衛星)が登場して、
スポーツの24時間専門チャンネル&ネットワークが登場して成功してます。

NFLなどの週一回のスポーツはその時代にマッチして、
毎日あり試合数が多いMLBは、
以前は観戦スポーツの地位を独占していたのが後退しました。
NBA、NFL、NHLが1980年代に市場が拡大した大きな理由はTV放送です。
日本にもどっと入り込んだのもTV放送のせいですよね。

スポーツのケーブルネットワークは、
ESPNが、スポーツ・ニュースとトーク番組に重きを置くことで、人々のスポーツを見る視点を大きく変えました。
FOX Sports Netは、地域放送のネットワークで、
地域スポーツへのつながりを強くさせてます。
ここに来て、チーム自体が地域ケーブル・チャンネルを作るようになってることと、
ケーブル配信そのものの会社のComcastがESPNに対抗しようとしてたり、
さらにAT&Tがケーブル配信に再参加しようとしてます。

テレビと上手くやってるNFLも安泰ではなくて、
ちょっとヤバイ感じです。
有名な地上波のABCの「Monday Night Football」は、
今年からケーブルのESPNに移ります。
ESPNはABCが1984年に買収して子会社になってますが、
スポーツ業界への影響力はESPNの方が上です。
(日本でのケーブル・チャンネルの感覚とは違います)

137小女子:2006/04/07(金) 05:50:49
日本のスポーツとTV放送(あるいはラジオ)との関連と
日本のスポーツとスポーツ道具メーカーとの関連が
最近の気になる点です。
ミズノの歴史とか、野球どれだけ影響があったかとか
Al SpaldingはNational Leagueに影響を与え続けましたが、
ミズノは?とか他の会社は?とか。

あと、北米にはプロフェッショナル・リーグってのが
古くから多くある点にも興味があります。
今知られている以外のリーグや、
TV時代以前のマイナー・リーグ(各スポーツ)は
今のファーム化されたマイナー・リーグとは別物とか。

MBさんがカラード・リーグについてふれられてましたが、
アイス・ホッケーにも以前は存在したと最近読んだ本にありました。

138一豊:2006/04/07(金) 22:32:29
今シーズンここまでオリックスが好調ですね。

主砲の中村がなかなか調子が上がらない分、北川と谷が頑張ってチームを引っ張っている気がします。
あと、清原ですがオリックスに戻って膿が取れたかのように活き活きしていますね。パ・リーグに戻ってやっと自分らしさを取り戻してきているのでは。

139korou:2006/04/08(土) 10:43:48
>清原

最近買った「プロ野球年俸 稼ぎどころ泣きどころ」(宝島社)によると

観客1万〜2万のとき・・・打率.346
観客2万〜3万のとき・・・打率.174
観客3万〜4万のとき・・・打率.104

なんだそうです。

閑古鳥が鳴いているほうが実力が出るらしいんですが
何だかなあ。

140korou:2006/04/08(土) 11:33:07
>>136
アメリカのTV、ラジオの歴史については
かつてビル・ペイリーの伝記を読んで
なるほどと思ったことがいくつかありました。

やはり、米国テレビ事情の最初の姿を知るなら
CBSの隆盛から入っていくのが一番かなと今でも思います。
ABCのやったことは、ある意味全国ネットの権威を失ったというか
商売第一過ぎたわけですが、これも後発ネットとしてはやむを得ないとしても
ABCの源流でもあるNBCに至っては
打つ手打つ手が、すべてペイリー率いるCBSに対して
後手に回ってしまったわけです。
ハルバースタム(またまた登場!)も「メディアの権力」という本のなかで
CBSとワシントンポストを米国の代表的なメディアとして取り上げています(1980年頃の著作)

私自身、おもに1980年頃にこういうことに興味を持ったので
翻訳される本が(原書など読めるわけな
いので)
1970年頃までのマスコミ事情を取り上げているものがほとんどであり
いまだにその時点で知識が止まっている私です。
その意味で、小女子さんの書き込みは本当に参考になります(感謝、感謝)

141korou:2006/04/08(土) 11:33:51
>日本のスポーツとTV放送(あるいはラジオ)との関連と
>日本のスポーツとスポーツ道具メーカーとの関連が
>最近の気になる点です。

日本では、こうしたスポーツをめぐるビジネスを処理する組織がしっかりしていないので
アメリカのようなダイナミックな展開には至っていないように思われます。
本来なら、プロ野球がその代表的なモデルとなるべきなんでしょうが
ご存知のとおり、巨人中心のTV放送が半世紀近く続いていて
いまだに何の工夫もされていないわけですから。

多分、日本において、スポーツとメディアが見事に融合した最初の成功例は
大相撲中継だと思われます。
現在の大相撲につながる相撲については
昭和初期に有力力士の造反事件が発生して大混乱に陥ったわけですが
(日本プロスポーツ史上最大の事件といっても過言でないでしょう)
その危機的状況を救ったのは、・・双葉山に代表される新鋭力士の台頭もさることながら・・
当時普及し始めたラジオの力が大きかったと思います。

六大学野球も当時一番といっていいほどの人気はありましたが
これはその野球そのものの力だけで盛り上がったわけで
ラジオの力を借りて急速に人気を上げたわけではありません。

142korou:2006/04/08(土) 11:34:50
大相撲は、戦後においても、娯楽の中心だったようです。
いろいろな人の伝記を読んだ総合的な感想として
野球にそれほど興味のもてなかった人で、その後文化人と呼ばれるようになった人は
かなりの割合で、ラジオから流れる相撲と落語の中継に熱中しています。
これは栃若時代まで続く傾向です。

大鵬の出現で相撲をめぐるメディア事情は一変します。
いかにもテレビ向きのルックスだった大鵬のおかげで
NHKどころか民放も大相撲生中継の番組を始めたわけですが
実は、V9巨人と同じ事情で、その活躍の後半には
さすがに人気も落ちて、ライバル不在で盛り上がらないということもあり
民放の大相撲中継の視聴率はガタ落ちになります。
私が小学生だった頃、最初は民放の大相撲中継もあって
解説者の雰囲気もNHKとは違って何か安っぽいというかさばけているというか
独特な感じだったのを憶えているのですが
昭和41年か42年頃には、民放の中継は打ち切られました。

その後、大鵬引退、玉の海急死、貴ノ花人気、若手有望力士の大量出現(花のニッパチ組)など
相撲人気はかなり回復しますが
相撲協会は、放映権をNHKと民放で競争させて、収入を上げるというビジネスを
決して行おうとしませんでした。
不人気のときも中継してくれたNHKに対して、浪花節の義理人情で応えたわけです。
かつて戦前に人気を拡大したのは何だったのか、ということを考えれば
ここでスポーツビジネスに打って出るという選択肢もあったはず・
多分このときは、経営の天才と言われた武蔵川親方が牛耳っていた時代だったと思いますが
武蔵川の才能を持ってしても、大相撲の義理人情の縛りは破れなかったというところでしょう。

以上、相撲とメディアの関係について書き記してみました。

143小女子:2006/04/09(日) 16:42:46
私も、日本のスポーツで上手くやっているのは、
相撲なのかな?と思いました。
表面的な人気みたいなものじゃなくって。

144一豊:2006/04/09(日) 21:18:48
>>141-143
大相撲は本当に安定していますね。僕が物心ついたときは丁度輪湖時代の頃ですが、貴ノ花とか千代の富士が出てきてから、グッと人気を取り戻したと思います。
今は朝青龍の独走時代となり人気も落ちているのですが、それでもNHKの大相撲中継では好角家のデーモン小暮閣下をゲスト解説(しかも幕下の取組から)に起用するなど、常に子供から老人まで親しまれる番組作りを作ろうと努力している姿勢を僕は評価したいです。

話はガラッと変わりますが、今週はTBSでゴルフのマスターズ中継が放送されていますが、毎度同じコースで開催されるトーナメントながら、マンネリ化しないのも、コース改造があったせいもありますが、年々国際映像とかTBS独自の映像をどんどん入れていっているやり方が上手いと思います。
昨年から中嶋常幸プロが解説を務めているわけですが、ジョークを交えたコメントが聴いていて本当に楽しいですね。(余談ですが、今朝の中継でたまたま資生堂の「アネッサ」のCMをやっており、それに出ていた蛯原友里に萌えてしまいました。)
同じくGWに行なわれている中日クラウンズ(俗に「東洋のマスターズ」とも言われている男子の大会)でも同じ印象があり、こちらも何十年も同じ名古屋GC和合コースで行なわれているものの、毎回この大会を見ているとマスターズと似たような大会の印象がありますね。

145korou:2006/04/09(日) 22:24:36
>>143
ミズノ関係は資料が手薄ですが
放送関係はもう少し資料があるので、また機会があれば書き込みますね。

>>144
マスターズというか、最近ゴルフ中継そのものをあまり見なくなったので
映像の工夫などの事情については全く知らないわけですが
そんな感じなんですか。
TBSにしては大健闘ですね(笑)

ところで、エビちゃんはいつ大ブレイクするんでしょうか。
期待されてからもう半年近く経ったような。
なんか大きなきっかけがほしいところですね。
せっかく一豊さんを萌えさせたのだから頑張ってチョ(話がそれていっている・・・)

146一豊:2006/04/09(日) 23:44:22
>>145
まあ、TBSは30年以上マスターズの中継(1973年大会から)をして、一気にゴルフ中継をメジャーなものにしましたからね。TBS系列は秋にインターナショナル3連戦を放送していますが、ゴルフ番組だけで限定すればTBSはテレ東とかゴルフネットワーク(CS)と共に番組の見せ方が上手ですね。意外と日テレ系列もOK。(フジテレビ制作のものは論外中の論外!)
ちなみにマスターズウィークは毎年、僕も早起きしています。

エビちゃんは今がブレイクでしょうね。「アネッサ」のCMはビキニのブラを外す所で萌えました。彼女は元々スポーツ一家で育ち、水泳を長い間されていたので、身体の線が本当にキレイだと思います。
同じような感じのCMをカネボウ(同じ日焼け止め製品の「アリー」。山田優が水着で出て、同じように水着のブラを外している。)がやっていますが、エビちゃんの方が可愛いですね。

147korou:2006/04/10(月) 12:52:54
昔、戸張捷という人がゴルフ番組のプロデュースをやっていた頃は
フジTVが中心だったように思うんですが(TBSもあったかな?)
あれは結構面白かったです。
ゴルフ自体も、青木功とジャンボ尾崎が派手に活躍していて
外国勢も、二クラウスとかゲーリー・プレーヤーとかワトソンなどが
最後の輝きを見せていた時代で
まあバレステロスが無敵の強さを誇っていた時代でもありました。

今は、日本人ゴルファーがパッとしないですね。
外国勢も、タイガーウッズ以外はあまりよく分かりません。
もう一人ウッズのライバルのような人が居たと思いますが
名前も思い出せない・・・

148大河ーウッズ。:2006/04/10(月) 16:43:39
それはビジェイ・シンです。

149korou:2006/04/11(火) 12:30:01
ビジェイ・シンは、初日首位だったようですね。
フィジー出身、43歳、2004年世界ランキング1位、ふむふむ。
年齢的にはウッズとは離れてますね。
ということでウッズ。さん、ありがとうございます。
(”ウッズ”が頻出します。笑)

150大河ーウッズ。:2006/04/12(水) 02:16:56
あーあーマルコさんへ告知。

実は5月のGW明けに会社のギャルが千葉マリンに連れていって欲しいとのことです。
なんと友達まで連れてきたいんだとか。
そーなったらこっちもマルコさんを引っ張り出さずにはおれません!
13・14日は広島戦、20・21日は中日戦があります。
ご都合の良い日程はありますか?マルコさんもギャルとレッツラゴー!

151小女子:2006/04/12(水) 09:12:25
放送関係のお話、とても楽しみにしてます。
相撲の話もフムフムでした。
ゴルフの話も面白いです。

ESPNの話も面白いので、まとめられると良いのだけど(笑)。
Korouさんが読んだJobsの本と似たようなのでESPN版があります。
1990年代のDisneyの話は繋がりますよ、たぶん。

もうすぐゴールデン・ウィークなんですね。

152小女子:2006/04/12(水) 09:16:59
こちらで目にしたような記憶があるのですが、
平沼亮三という人について、
この人の商売は何だったかご存知でしょうか?

スポーツに関係していたことではなくて、実業家としての方です。
実業家って記述は沢山見るのに、
実際の商売が何だったか見つけられません。

その昔、青年実業家ってメディアに登場するあやしい肩書きをみて、
便利な言葉だわねと思ってました(笑)。

153korou:2006/04/12(水) 12:51:17
平沼亮三は横浜では有名な人ですね。

陸上競技の優れた指導者に授与される「平沼賞」というのもあります。
以前、岡山県北の津山のあたりの先生が受賞されたので
津山出身の平沼騏一郎の関係かと思ったら
平沼亮三という聞き慣れぬ名があったので
それ以来覚えている名前です。

Wikipediaの記述は、この項については間違いないと思います。
横浜市長であり、日本における市民スポーツの父であり、
戦前のロサンゼルス、ベルリンなどの五輪選手団の団長でもありました。
体操協会のほうでも大物だったんですね。
石坂浩二の祖父とは知らなかった!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%B2%BC%E4%BA%AE%E4%B8%89

たしかに実業家といいながら、何をしていたのか全然分からない人です。
手がかりはないこともないので、ちょっと調べてみましょう。

154マルコ:2006/04/12(水) 20:41:30
ああ、わかりました。
ギャル付きとなればご一緒しないわけにはいきませんね(笑)。
都合的には今のところ、どちらでも良いです。
たぶん広島戦の方がガラガラでしょうけど。

あとはメールで連絡ください。(携帯ですが。ご存知ですよね?)

155korou:2006/04/12(水) 21:06:18
平沼亮三の実業家としての正体、調べるのは思ったより難航しました。
どの本を見ても、初期の経歴として神奈川県会議員くらいしか載ってなくて
平沼亮三本人が書いた「スポーツ生活六十年」(昭和18年発行・慶応出版社)を
探すしか手がない!
その本にしても、山口昌男「挫折の昭和史(上)」第三章”スポーツの英国”で
かなり引用されているにもかかわらず
ほとんどスポーツ界の大御所としての記述ばかりです。

しかし、ある人名辞典で、やっと手がかりを見つけました。
実家が、横浜でも有名な素封家で、醸造業を営んでいたそうです。
この人名辞典は大出版社のものなので、恐らく間違いないものだと思われます。

平沼家では、代々当主は「九兵衛」を名乗っていたそうで
こちらのページでは塩田王として紹介されています。

http://www.sotetsu-group.co.jp/kawaraban/144/ekimei.html

156korou:2006/04/12(水) 21:12:05
塩田王というのは、上記山口本でも平沼本から引用されているので
これも間違いない・・・となると
塩田で財産を築いた平沼家でしたが
明治になって採算がとれなくなり(このあたり岡山県倉敷市児島の塩田王である
野崎家とよく似ている。野崎家はかつて小西得郎の父増太郎の仕えた家として
別スレで紹介しました)醸造業に本腰を入れたと推定できます。

横浜で醸造業といえば、明治屋が始めた麒麟麦酒を想起します。
明治屋の始祖である磯野計は、岡山県津山出身で、松平藩士の次男。
磯野は、社業である貿易の拠点として横浜を選び、ビールを取り扱い
その銘柄を"キリンビール”として売り出します。
そして、平沼亮三の初期の肩書きは、何と麒麟麦酒重役なのです。
このあたりは醸造業つながりではないかと思うのですが、確証はありません。

ただ、三菱人脈で固められた明治屋において
その姉妹会社である麒麟麦酒でも同族経営が展開された状況において
(麒麟麦酒の始祖である米井源次郎は磯野のまたいとこ)
ただ単に地元の名家の跡取りというだけで重役に名を連ねれたかどうか?
やはり、平沼亮三の実業界の足場としては
醸造業というのがメインであっただろうと推測されます。

かなり話題が「スポーツ雑談」ばなれしましたが、もう少し。
山口本を再読してみて、平沼亮三のような人はもう二度と現れないだろうと痛感しました。
とにかく、家、広すぎです(笑)
塩田王のときに土地を独占していたので、実家の大きさは三千坪以上もあり
野球ができる芝生が600坪、ローン・コートとクレイ・コートが一面ずつあり
ほかにも相撲場、剣道場、ローラー・スケート、ローラー・ホッケーし放題といいますから
明治・大正・昭和という時代にあっても破天荒な広さです。

157korou:2006/04/12(水) 21:19:36
亮三の父は、横浜市議会副議長でもあり、亮三は父の跡を継いで
早くから政治家として名を成したようです。
「実業家」というより、衆議院議員、貴族院議員としての経歴をみれば
その権力の源は「政治家」と見るべきでしょう。
一応、24歳のときの横浜市議当選が、最初のキャリアということで
今でいう二世議員の走りかもしれませんね。

>マルコさん

”ギャル付き”で心動かされましたね(笑)
ウッズ。さんともども楽しんでくださいませ。

158大河ーウッズ。:2006/04/13(木) 00:15:00
>マルコさん

いちおう後日携帯確認のメール出させていただきます。メモが残ってましたので。
広島戦にしましょうか。たしかに観戦しやすそう。
ギャルは日程が早いほど喜んでくれるので13日の広島戦を第1候補としましょう。
さっそくギャルに打診しておきます。
お楽しみに〜(^^)w

159小女子:2006/04/13(木) 03:31:17
Korouさん素敵!!!!
こんなに早く回答(しかも調べていただいて)!!!
ありがとうございます、ありがとうございます。

塩、そして酒ですね!!

何故気になったかと言うと、
日本にアイスホッケーの道具を最初に持ち込んだのが彼のようで、
(大正8年、1915年ごろ)
その後のスポーツの経歴もみると、
Al Spaldingに似てるなと思いました。
Spaldingは、National Leagueの創設とその後のバックにいたことで有名ですが、
スポーツ用品店(今もゴルフで有名Spalding)、スポーツのハウツー本&記録本の出版、
オリンピック委員長などもやってて、当時はスポーツ全体を牛耳ってるから(笑)。

ってか、アメリカの野球の19世紀のリーグ、
オーナーが殆ど酒造屋さんか酒場の運営者だったAmerican Associationのあだ名は
「The Beer and Whiskey League」ですし(笑)。
その後もNatinal League、American Leagueともに
ビール屋さんのオーナーはちょろちょろいますよね。
(アルコールと関係の深い、氷製造や冷蔵業もね)

当時はスポーツとビールが新しいものだったんでしょうかね?
あー、面白い!

160小女子:2006/04/13(木) 03:59:39
あ、スポーツと政治、
19世紀の終わりから20世紀はじめは
土地と警察と政治と交通と酒といろいろ絡んで、バンバン係わり合いありましたよね。
KorouさんのところにはNYの件が詳しいですよね(あんな感じで)。

ブラック・ソックスの件で有名なオーナーCharles Comiskeyのパパは、
Chicagoで、力のあった市会議員です。
ALと合併した当時のRedsのオーナーのさらに後ろには、
当時のOhioを牛耳ってるおっさん(つまりアメリカを牛耳ってる)がいました。
Ohioから大統領が多いことと、
RedsのオーナーがNLとALのプレジデントに加えて3人コミッションにいたことは
このおじさんは関係あります(笑)。
あとCubsで監督やってたCap Ansonも引退後は
市議会の何かの役職(←良くわかってない、笑)やって
ファイナンシャル・スキャンダルの容疑が晴れないままやめてます。
Spalding自身も晩年、上院議員の選挙(カリフォルニア)で落選してます。
他にも沢山ありますが、覚えていて面白かったものです。

その昔のあれ荒れの時代は、
政治は酒場で行って、日本だと料理屋(芸者さん来たりする)でしょうか?
酒、政治、スポーツですね(笑)。

161大河ーウッズ。:2006/04/13(木) 09:02:37
korouさんと小女子さんとのグレードの高い御話の合間に割り込んでしまってますがマルコさん、席は当日で内野S席(3900円)で良いですよね?
4人くらいだとゆったり良い位置での観戦確保はSがちょうど良いかと・・。
今ギャルと交渉中です。理想は、ギャル・マルコさん・ギャル・僕のような座り方がGOOD。
ギャルは西岡選手とかに関心があるのでイケメン&野球トークでフォローしてあげてください。

162korou:2006/04/13(木) 12:38:31
それでは、当方も「グレイド」が高い(ホンマは単に物好きというだけのことかも)話を
一方的に続けます(笑)

日本の醸造業の大物の話。
日本のビール王と言えば、戦前においては馬越恭平を措いて他に居ないでしょう。
この方も岡山県出身で、こちらのほうは年配の岡山人なら
結構岡山県人であるということが知られています。
ビール業界の祖である磯野計は、故郷岡山県でもほとんど知られていませんが。

馬越恭平は、プロ野球などのスポーツ界への参入は全く考えていなかったようです。
彼の事業を受け継いだ形の高橋竜太郎は「高橋ユニオンズ」のオーナーになりましたが。

また、日本酒の世界もプロスポーツには無縁のよう。
灘の生一本の嘉納一族からは、嘉納治五郎が出て
それこそワールドワイドな活躍を見せましたが
これは嘉納治五郎個人な話で、嘉納一族の財力がスポーツに影響したということではなさそうです。
実は、嘉納一族は地味に閨閥を展開して、それなりに財界に人脈を築いているのですが
皆控えめな財界活動に終わっています。

名古屋の醸造の名門、盛田家も、ソニーの創始者の一人にはなりましたが
スポーツ界とは縁はなし。

米国とはやや事情が異なるようです。
平沼亮三は偉大なる例外かもしれません。

163マルコ:2006/04/13(木) 19:35:58
>>161
うーむ、まぁ成り行きが面白くなっちゃってるので逆にアレですが、
要はですね、ウッズさん、そういう事をメールで下さいと言ってるわけです(^_^;)
必ず返答しますから、お願いしますね。

164大河ーウッズ。:2006/04/14(金) 00:41:16
スンマセン。妄想モードに酔ってました。
なんせ1ヶ月先の話ですからねぇ。
メールにします。m(_ _)m

165小女子:2006/04/14(金) 06:41:03
私は実はこっそり(答えてないけど)、
間にあるウッズさんとマルコさんのやり取りを面白がってます(笑)。

日本酒はスポーツ観戦で飲むってイメージがあまりありませんねぇ。
そういう風な売り方もしてなかったのでしょうかね。

ビール業で設けた人が野球チームを持つのは、球場でビールが売れるからです。
19世紀後半のSt Louisあたりは、ドイツ移民が多く、
広場にビールを飲む店が沢山あって(ドイツみたいに)、
その酒場のオーナーが、
野球がある日に客の入りが変なことに気がついて、
(試合前と後が多くて試合中がガラガラ)
だったら、チームを持って、そこで売ってやる!って人がいました。
(元祖St Louis Browns(つまり今のCardinals)のオーナーです。面白いんですこの人)

あとは、氷製造業なんかやってたオーナーがチームをお買い物いしたら、
チームを仕切ってたのが超堅物のBranch Rickeyで
速攻追い出したってのがあったり(笑)
Rickeyさんは、辻演説で禁酒支持をやっていて
当時St LouisやOhioあたりでそれが超有名、
そのまま政治家になるとも言われていました。

ホッケーのBoston BruinsはRed Soxと仲が良いですが
(一緒にケーブルのTV局持ってます)
Bruinsのオーナーがもってる一族の会社は、
球場へ食べ物や飲み物をサービスする会社からスタートしていて、
今は病院、空港、NASA(シャトルとかね)、
国立公園なんかも手がけてる超大手です。
http://www.delawarenorth.com/AboutDNC/KeyMileStones.asp
↑会社の簡単歴史表

166小女子:2006/04/14(金) 07:38:52
”平沼九兵衛”の名前がわかったのも大変ありがたかったです。
ある程度話が出てきます。
横浜港と鉄道が繋がりそうです。

ビール屋さんの歴史も気になりますね。
(企業の歴史を見るのも好き、笑)

日本の人名事典が欲しいな!(笑)
お金を出せばネットで見られるのかしら。

167大河ーウッズ。:2006/04/14(金) 08:58:25
>マルコさんへ
メールでは軽い落胆モードに陥ってましたが、
>今のところ大丈夫だと思うのですが、ちょっと待ってもらっていいですか?
>早めに確認してメールしますー!!!
という返事をいただきました。オレまた急に元気モード!ヨロシクッス!!

168korou:2006/04/14(金) 13:00:44
わはは。
ただ今、二元中継でこのスレをお送りしています。

さて、”醸造業は野球と縁深いぞ”チームの実況に戻りますが
我がチームはなかなか簡単には書き込めないので(笑)
小女子さんへのレスは本日夜となりそうです。

169korou:2006/04/14(金) 22:56:16
”平沼九兵衛”で検索するという手がありましたね。
なぜか頭の中で「平沼」と「九兵衛」が分離していました。
少し引用してみましょう。

横浜の総合サイト。
http://freett.com/yokohema/

これに「横濱市町名沿革誌」(昭和14年)のテキストデータがあります。
昭和14年という年代は、郷土史の分野では非常に価値のある年代で
もうこのレベルでの生きた江戸後期〜明治史を語ることは
現代では不可能に近いです。
その意味では、大変貴重なものをWeb化して下さっています。
そのなかの「神奈川区」のところで
スクロールバーの下側を10数回クリックすると「平沼町」の項目が出てきます。
http://freett.com/yokohema/tname/tname.htm

それによると、平沼家の事業の最初は新田開発で(亮三の祖父の時代)
亮三の父にあたる九兵衛が塩田事業にも手を染め
さらに横浜開港時に新田内に道路を通じさせ、財を築いたようです。

別のサイトによれば、1839年に新田開発の埋め立てが完成し
横浜開港は1859年の出来事となっています。

170korou:2006/04/14(金) 22:57:10
Wikipediaの「横浜駅」の記述を見ると
当初、横浜駅は今の桜木町駅の位置にあったらしいです。
そのあたりも本来海だったようですが
これは明治の初めに高島嘉右衛門らが埋め立てを行っています。
地図を見ると、そのあたりに高島という地名もありますね。
で、高島嘉右衛門自体も相当面白い人物で、あの高島易断の人でもありますが、以下割愛。

その後、桜木町駅はいろいろな意味で不便になり
現在の横浜駅に近い場所に「平沼駅」を設置して、むしろこちらのほうが
横浜の主要駅となっていきます(1901年)
その後、2代目横浜駅(現在の高島町駅付近)、3代目横浜駅(現在の横浜駅)と
歴史は刻まれていきますが
いずれにしても、こうした公共事業の関係で
地元の大地主であったはずの平沼家は、巨万の富を築いていったのではないでしょうか。

171korou:2006/04/14(金) 22:57:48
さて、日米野球事業家の比較ですが
やはりビール販売でのメリットという点で言えば
その球場の売店収入までも球団が支配していたという米国ならではの形態が
大きいと思われます。
日本のプロ野球球団は、球場を持っていないので、そうしたメリットがないわけです。

球場を持っていない
 ⇒ゆえに、財政的に自立できない
  ⇒球団は単なる宣伝媒体でしかない
   ⇒宣伝を必要とする事業関係がオーナーとなる
    ⇒鉄道沿線の娯楽(→鉄道)、庶民に受ける紙面作り(→新聞)

といった図式については、多くの人が指摘している通りだと思います。
(おおまかな言い方でかなり乱暴ではありますが)

ビール屋さんの歴史は結構調べた時期がありました。
郷土人物史に凝っていたときに、岡山県人が妙にこの業界に関わっていたのを発見したので。
まあ、1980年頃までは、すごくのんびりした業界だったように思います。
やはりアサヒスーパードライ以降でしょうね、厳しい生存競争が始まったのは。
そんな業界のトップであった馬越恭平。
実業家での知名度は抜群なんですが
いろいろな逸話で判断する限りでは、人物としてはたいしたことなさそうです。
まあ、仮に野球界に手を出していたとしても
正力松太郎からみたら、赤子の手をひねるようなものだったでしょうね。

172大河ーウッズ。:2006/04/15(土) 01:41:26
korouさんから横浜話が聞けるとは思わなかったです。
たしかに今の横浜駅はターミナル化してますが、あくまでも交通上の便宜であって横浜駅=繁華街とはなっていません。
横浜の街をというなら桜木町や関内になりますからね。あと石川町。
今度ナポさんの案内で横浜行ってきますが(といっても元地元なんですけどね)また横浜を味わいたくなりました。
最低1年に一回は行かないと気が済みません。
しかしハマスタでは生ビール売りがいません。がっくりです。だからコンビニから缶を持ちこんでいます。

173大河ーウッズ。:2006/04/15(土) 01:44:08
しかし平沼橋とか高島町とか懐かしい名前の由来がオンパレードでした。
あぁ!横浜。されど横浜。

174korou:2006/04/16(日) 20:39:02
>>172-173
一応、横浜というところは
全く行ったことのない土地ではないので
少しだけイメージはあります。

20数年前に、仕事で上京したついでに
新幹線で新横浜で降りて、ものすごく長い地下通路を通って外へ出た記憶があります。
(どういう経路でそうなったのか全く覚えていません)

あの頃は、公務員も出張しやすい環境だったので
何かと理由をつけては
<内緒>MLB関連の本購入目当てで</内緒>
東京方面へ出かけたものでした。

横浜方面の公務員も、当時は羽振りが良くて
出張先では、ちょっとここでは書けないほど面白い体験をさせてもらったのですが
まあ、スレの本題とは関係ないので割愛します(^^)

175korou:2006/04/16(日) 21:29:41
(以下、メモです)
日本スポーツ放送の歴史。

日本におけるラジオ放送の歴史。
東京放送局(現NHK。以下NHKと表記)が1925年3月22日に試験放送開始。
本放送は同年7月12日に開始。

日本におけるラジオ放送の普及は、結果として軍部が指導したことにもなった。
国民の士気鼓舞にラジオを利用したためである。
そのきっかけとなったのは、二・二六事件での「兵に告ぐ」放送だった。
軍部は、事件の早期解決に果たしたラジオの役割を評価して
情報局を設置して放送によるプロパガンダに取り組むことになる。
(戦後のテレビ普及では皇太子成婚が最も大きな原因となったことと対照的)

その時点で、知名度の高いアナウンサーなどは
軍人でさえ最敬礼して迎えるほどの社会的名士となっていた。

176korou:2006/04/16(日) 21:30:58
二・二六事件で「兵に告ぐ」の原稿を読んだ中村茂。
早慶戦の中継で「夕闇迫る神宮球場、ねぐらへ急ぐカラスが一羽、二羽、三羽・・・」の名描写を行い
人気を博した松内則三。
べルリン・オリンピックでの「前畑がんばれ」で有名になった河西三省。
ラジオ草創期の三大アナウンサーといえば、この三名である。

昭和11年に職業野球が発足。
しかし、一般大衆からの評判は芳しくなかった。
六大学野球の中継の途中で、職業野球の試合の途中経過を放送したりすると
すぐに抗議がきたほどである。
「大学野球の中継の合間に、職業野球のような(くだらん)興行のスコアをしゃべるとは何事か」
というものである。

当然、六大学野球の中継には松内などの御大が居座り
当時NHKに入局したばかりの志村正順などが
野球中継の練習という名目で、職業野球の中継をするという位置づけとなった。
放送がプロ野球を支えるなどというレベルではなく
プロ野球は新人アナの練習の場でしかなかったのである。
逆に、すでに球場が超満員になるほどの大人気であった六大学野球については
ラジオ放送開始の頃からずっとキラーコンテンツであり続けていた。
そして、前述のような松内の名描写が、新しい野球ファンを開拓していったという好循環となり
エンタツ・アチャコの「早慶戦」のような漫才ネタまで
大衆娯楽として幅広い支持を得るまでに至っていた。
(続く)

177korou:2006/04/19(水) 12:06:16
>>176の続編は(早くて)今週末とします。

で、昨夜、スポーツ雑談に格好の話題を提供してくれたのがシンジョー選手。
ナンボなんでも34歳の社会人が、誰にも事前に言わずに
一方的に自分の人生をアナウンスするのはなかろうというのが第一印象。
そういうことを許した球団の姿勢も批判されるべきですが
2006年の日本では、そういう非難じみた論調は一切ないですね。
私は大いに疑問を持っていますが。

決断そのものは納得できます。
ファンとしては、新庄のプロ野球選手としての能力以上に
プラスアルファ部分に期待する部分が大きいので
何も辞めなくても、と思うしかないですが
こればかりは本人の信念、気持ちが最優先でしょうから仕方ないところです。

最近、かつて書いたNPBベストナインを自分で読み直すことがあったのですが
リアルタイム編で新庄を選んでいたのには、自分で驚きました。
それを書いた2002年頃には、彼のベストパフォーマンスが見られたのでしょうが
意外と早く打撃がダメになったので、少々考え直しています。

178小女子:2006/04/21(金) 04:04:39
ビールの話、テレビ(ラジオ)の話ありがとうございます。
保存版です。大事にします。
いろいろ質問もあるのですが、
ちょっと、ホッケーの方が佳境で他のことが書けません!
プレーオフです!!わお!!(←ちょっとテンション高くなります、笑)

ネイティブ・カナディアンの子供で
スケートが下手だけどスコアリング能力(特に決勝点)があるという
不思議な選手がいて、これまた凄いパッサーのパートナーを得て、
今季とうとう得点王になりました。

もしかしたら凄いスーパースターになるかもしれない選手の
NHLのキャリア初めから途中経過を見てるかもと思うと
ちょっと武者震いが(笑)。

目つきが明らかに普通の選手と違うときがあり、たまに怖いです。まだ25歳↓
http://editorial.gettyimages.com/source/search/details_pop.aspx?iid=56775290&cdi=0

179korou:2006/04/21(金) 08:24:44
サンホセ・シャークスの選手ですか・・・姉妹都市の岡山市なんですが
全く情報なしです(苦笑)
そもそもNHLのチームがあること自体が知られていない、というか
私も一昨年までは知りませんでした(^^;;

たしかに尋常でない目つきですね。
プレーぶりを見てみたいところですが
我が環境ではムリのようです。
頼みの綱のBS1は、米国スポーツ事情とか新番組を始めたのに
NHLだけ見事に抜けてますし(他の三大スポーツはフォロー)

180korou:2006/04/21(金) 23:50:47
(軍部と日本放送界)
戦前におけるアナウンサーの第一人者は誰か。
実は、前出の中村、松内、河西という大御所3人のうちの誰かというわけではない。
断然、和田信賢ということになる。

和田は明治45年、東京生まれ。
早大在学中にアナウンサー試験に合格。
そのまま大学は中退してNHKアナウンサー学校第1期生となる。

和田は、映画俳優も真っ青の美男子であったばかりか
天才としか言いようのない見事な即興のアナウンスの名手であり
さらにNHK経営の才も見せた多才の人。
三十そこそこでNHKを牛耳っていた偉材である。
昭和天皇が終戦を告げた玉音放送のとき
その放送を仕切ったのは若干33歳の和田であった。

しかし、あまりにも才に任せて突っ走りすぎたのが災いして
戦後、周囲の情勢が一変するや、和田はNHKから追放される。
NHKの内部抗争であるが、事情を知らない一般視聴者のことも配慮され
以後、嘱託としてNHKの放送に関わっていく。
そして、ヘルシンキ五輪のメインキャスターとして渡欧した後、パリで客死。
享年40歳。あまりにも早すぎる死であった。

181korou:2006/04/21(金) 23:51:21
ここで和田信賢の話を書いた理由は
実はこの頃のラジオ放送の歴史が急激に軍部主導になっていったということを
明らかにしたいがためである、
和田は、軍部におもねることなく、自らの信じる通りにアナウンスし
逆に軍部から信頼を勝ち取ったという戦前では稀な人物でもあった。
放送のジャーナリズムは、和田一人の手によって守られたといっても過言ではない。

182korou:2006/04/21(金) 23:51:54
昭和13年秋、靖国神社で戦死者の霊を慰霊する招魂式が行われ
NHKでは和田がその中継放送を担当した。
通常ならば、予定された原稿を読むだけのアナウンサーであるはずなのに
和田は、遺族の心情を慮って、痛切な朗読を開始する。
戦死者の霊が、故郷で田んぼを耕している遺族に向かって語りかけるという形式で
和田は即興とは思えぬ名調子で、笙と篳篥の音に重ねて語りかけたのである・・・
「お母さん、元気かい。今年の米の出来はどうだろう。人手不足で大変だろうねえ。
 俺が居ないので、刈り取りも思うようにいかないだろう。しかし、お母さん、嘆いては
 いけないよ。おれは護国の英霊となって、永遠にお国のために生きているのだから、
 お母さん、元気を出して、強く生きていっておくれ。弟よ、兄さんの代わりに倍も働いて、
 お母さんを助けておくれ。おれも陰ながら見守っているよ。それはさようなら、さようなら・・・」

この放送は凄まじいまでの反響を惹き起こした。
息子のことを思って号泣した母親の手紙が放送局に届いたりして
放送関係者は「空前絶後の名放送」と絶賛したのだが
軍部としては面白くなかったようである。
あまりにも悲壮すぎて国民の士気を阻喪させるという理由で
和田のアナウンスは厳重な注意を受けた。

183korou:2006/04/21(金) 23:52:26
それから5年後、明治神宮外苑陸上競技場において
「出陣学徒壮行会」が敢行されたとき
和田は、自分が実況アナに指名されたにもかかわらず、悩みに悩んだ末
どうしても軍部のいいなりに実況できないと判断。
本番1分前になって急きょ実況アナを辞退し、後輩の志村正順アナに実況を任せた。
志村も志村で、そんな土壇場になって突如このような国家的大行事の実況を任されたにもかかわらず
後世に残る名実況を、即興で行ったのであるから、たいしたものである。
しかし、和田は、実況終了後、志村にこんな苦言を呈していた。
「放送の締めくくりに一言いってほしかった。”壮士ひとたび去ってまた還らず”と」
志村は驚く。そんなことを言ってしまえば、たちまち軍部から大目玉を食らうことは必定。
しかし、和田の信念の強さにもまた感嘆したというのも事実であった。
あそこで「もう彼らは生きて帰ってはこないでしょう」などと放送し得るアナウンサーは
和田以外にはいない、と。

軍部は、和田の存在には手を焼いたが、それ以外のアナウンサーには高圧的な態度を取った。
ある日、情報局の軍人がNHKに乗り込み、アナウンサー10数名に集合するよう命じ
「鬼畜米英」とマイクの前で言うよう命じた。
アナウンサーが普通に「鬼畜米英」と喋ると
「なっとらん!もっと敵意をもって喋れ」と命令し
声のおとなしいアナウンサーなどは徹底的にしごかれた。
名アナウンサーとして評判を高めていた志村アナでさえ、情報局軍人の罵倒に遭い
志村はよほど悔しかったのか、戦後になってもなお「あの**だけは一生涯許さん」と
怒っていたという。

184korou:2006/04/21(金) 23:54:18
軍部にとって、戦争さえ始まってしまえば、かつての最敬礼はどこへやら
NHKのアナなど、召使のようにあしらった。
戦争が始まるまでは影響力の大きい有名人として接していたものの
いざ戦争開始となると、もう自分たち軍人が主役であるので
アナウンサーは単なる宣伝部隊に過ぎないという扱いであった。

スポーツも同じで、戦争開始までは鷹揚に対処していたものの
開戦後は基本的にスポーツ全般の意義を認めない方向で弾圧していくのである。
プロ野球はそうしてつぶれていき、六大学野球でさえ特別扱いされなかった。
唯一、大相撲だけは、対外的な宣伝に利用された。
つまり「まだ相撲興行ができるほど国力に余裕はあるのだぞ」という意味あいで
戦争末期まで続行されたのである。
しかし、実際には相撲を行う場所もなかなか確保できず
大衆のほうも、相撲を見るという心の余裕が失われていきつつあった。
昭和20年夏場所は、そういう状況のなかで行われた「非公開場所」であった。
観客も誰もいないのにこの場所は開催され、それはラジオ放送を通じて海外にも電波は飛び
軍部の意向が貫かれた。
戦後すぐに街頭録音番組で人気を博した藤倉修一アナが、この夏場所の実況を担当したが
「国内では誰も聞いていない相撲放送を、客が一人もいない空っぽの国技館で、口角泡を飛ばして
 しゃべっていた私は、悲しいピエロみたいなものだった」
と後に述懐している。
なお、この夏場所は双葉山が最後の一番を取った場所としても知られているが
天下の大横綱双葉山の最後の取り組みが、客を締め出した場所で行われたというのも
戦争がもたらした悲しいエピソードである。

185korou:2006/04/21(金) 23:55:12
これほど軍部の意向に左右された草創期の日本放送界。
昭和20年8月15日に、和田信賢の指揮のもと「玉音放送」が流され
状況は一変する。
今度は軍部に代わって、GHQが日本放送界を支配するのである。
(続く)

186korou:2006/04/22(土) 22:43:47
結局、「日本スポーツ放送史」メモとして
HPのコンテンツとしました。
半年ぶりのHP更新です・・・っつうか、自分、HPを作っていたんですね(爆)
もうすっかり忘れていました・・・ってのはウソですが。

http://ww1.tiki.ne.jp/~sisho007/column/sportsnhk.htm
(長文でかつまとまりがないのでご注意ください<笑>)

187korou:2006/04/23(日) 11:00:47
↑のネタ本は、尾嶋義之「志村正順のラジオ・デイズ」(新潮文庫)です。
ただし、またしても現在入手困難な本です。
たかだか5年前に出た文庫本で、こんな貴重な本が入手しにくいのも困ったものですが・・・

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101280312/qid=1145757484/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-5471605-7090744

188korou:2006/12/04(月) 21:17:51
小笠原、ヒゲがないと誰か分からんなあーー
ふと昔の選手名鑑を引っ張り出して確かめてみた。
1998年・・・何と彼は捕手だったんですね。
しかもヒゲはない(2年目だからそんな大胆なことは出来ないよなあ)

この年、古田のバックアップとして周囲から惜しまれていた実力派捕手の野口が
日ハムにやってきて、さっそくレギュラー捕手になっています。
小笠原は野口の出現で一塁コンバートになったんでしょうか。
それにしても、ヒゲがないだけで威圧感が随分落ちたような・・・

http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20061204-OHT1T00213.htm

189korou:2007/02/04(日) 20:59:09
明日はスーパーボウル。
パッツが負けて、ボストン関連のHPでの注目度がぐっと落ちて
ここんとこ情報が入手できない状態の私(BOSOX情報と同時進行だったので)
いずれにせよ、QBマニングのコルツが決勝進出を果たしたことで
2007年2月のスーパーボウルはそれだけで意義深いものになりました。

にもかかわらず、明日の午前中は結構忙しい予定で
とてもチェックできそうにもない状況。
本来なら年休をとってでも見るんですが・・・残念!

190korou:2007/02/05(月) 19:50:50
何と録画失敗!
嗚呼。

191korou:2007/02/18(日) 20:51:18
有森裕子、ラストラン完走。
でも、後続のランナーと足がぶつかって転倒するような状況でのラストランというのも
どうかなあと思います。
市民ランナーと一緒に走るのであれば、山陽女子ロードレースをラストランにして欲しかった!

彼女の人生はまだまだ波乱万丈ですが、どうか初心を貫いてほしい。
彼女ほど誤解されているアスリートは居ないのだから。
少なくとも、今の姿勢を貫くならば、私は応援しようと思います。
まずは、もっと世界のいろいろなところに行くことですね。
カンボジアだけでは世界が狭いです。
まあ、1万分の1の確率で会って話をすることもあるかもしれないので
(自分が県の文化施設に転勤し、そこで県出身の著名人として彼女を招くということは想定できない話ではないし)
そのときは、いろいろと伺いたいものです。

192korou:2007/03/01(木) 18:25:28
反町ジャパン、五輪予選第一戦。
昨夜の対香港戦は、3対0で勝ったものの
試合中盤のダレ具合がひどくて、監督も選手も納得できない様子。
それ以上に、観客がまばらで、この不人気はどうしたことか。
ジーコジャパンなどの人気は
単にスター選手だけの人気だったのかもしれない。

200korou:2007/08/26(日) 20:59:53
スポーツ報道の乱れが著しい今日この頃。
今日は、これを取り上げてみよう。

http://www.sanspo.com/sports/top/sp200708/sp2007082604.html

この「ファンに胸触られ」という見出しは間違いでしょう。
これは単なる若い女性に対する猥褻行為であり、犯罪である。
触った男が確定できないだけであって
確定できたなら即交番へ連行である。
それを”ファン”と書くのは、本当のファンに対しても失礼な記事である。

たまたま、その女性が人気アスリートであるから
こういう記事にして話題性を煽ったのかもしれないが
犯罪まで援用して記事を書くのは邪道ではないか?
浅尾さんが可哀そうである。
記事末尾の
”アイドルには、コートの外にも敵がいる。川合コーチは
「彼女の宿命だから耐えてほしい。見られることでうまくなる。
 見る方もレベルを上げてほしいですけど…」と無念そうに語った”
なんてあり得ない。
若い女性の胸をどさくさにまぎれて触ったら犯罪である。
”宿命だから耐えてほしい”ということにはならないはず。

男性の私が力説すると一見違和感があるが
実はそうではない(これはジェンダーの話ではない)
この話題を配信したmixi、Yahoo!などのメディアも含めて
ジェンダーとしてでなく
『犯罪かどうか』というところに視点を置いて
考えてほしいと思ったのである。

201花眼(旧korou):2007/08/27(月) 12:48:50
なんとも残念なニュースが続くこの週末、週明け。

ラグビーの大畑が、またアキレス腱断裂をやってしまった。
この年頭に痛めてしまった足と反対側のほうである。
Aマッチでの国際記録まで持ちながら
肝心のWカップでの試合では、不運続きである。
もう一人、主力選手も手痛いケガで出場不可能となったらしい。
いかにカーワンが有能な監督でも
直前のこのアクシデントではどうにもなるまい。

それから、世界陸上での為末大の予選敗退。
久々に言葉を紡げるアスリートの登場に(スケートの清水以来)
私などは非常に関心を抱いていたのだが
肝心の競技本番で大失敗しては元も子もない。

今日は、幅跳びの池田久美子も予選落ちしたらしい。
大会の前人気を高めるために、彼ら彼女らは相当ムリしていたのではないか。
それが一概に悪いとは言わないが
期待を不自然なほど高めておいて、その期待に全くそぐわない不振が続けば
あまり良いことは起こらないように思うのである。

202korou:2023/12/20(水) 18:08:58
野球スレがないなあと思っていたら、こんなスレが下のほうにあった!
週ベで今年の故人が一覧してあったので転記。
(2023年に亡くなったプロ野球選手)
中西太、門田博光、杉下茂、北別府学、中利夫、古沢憲司、ロベルト・バルボン、入来智、横田慎太郎


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