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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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コトばあさんの家に行く途中に立ち止まり、良く目を凝らしてみて気づいた。
広場のあちこちには、土が這いずったような痕跡に、時たま血痕もある。
それに加えて、教会に避難している一部の人が居る以外には、がらんどうとなってしまった村の建物。
幼い頃に、父と訪れた思い出の中にあるアルバの村の、素朴で暖かな印象は消えうせてしまっていた。
ξ#゚⊿゚)ξ(………くッ)
この村の現状は、一人の魔術師によって引き起こされているのだという。
顔も名前も知らないその元凶に向けて、湧き上がる怒りに歯噛みした。
だが、すぐにまた走りだした。
降り続く雨にずぶ濡れになるのも、水溜りで僧服の裾に泥が跳ねるのも厭わず。
そうして────教えてもらった場所は、商店の少し離れた並びにあった。
小さな木造の家だが、作りは頑丈そうだ。これならば青年の言っていたように戸が破られる心配などなさそうだ。
ξ;゚⊿゚)ξ「………」
が、幾度も叩かれた衝撃で少しささくれた扉に、無数の泥に塗れた手形を見て、怖気が走る。
書物や話にしか知識はないが、やはり不死者は生きている人間の温もりを求めて、彷徨うのだ。
だが、すぐに自分の使命を思い返す。
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