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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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(≠Å≠)「……と、まぁそんな場合もあるのでな……しっかりと、
入念に、貴様の邸宅内を見回らせてもらおうか」
「………くっ」
再び、審問官は引き連れた従者らと共に、屋敷内の物色を始めた。
そこらを引っ張りまわし、物が転げ落ちて壊れたりするのもお構いなしだ。
やがて、一団はクーとアンナの居る食堂の隣に面していた
父の研究室の扉を開けた。食堂と研究室は扉一枚に隔てられており、
状況を把握していない二人の存在を隠し通す事は、難しかった。
(≠Å≠)「……ほぉ。なんだ? この部屋は」
「私は昔学者を目指していてね、日ごろから趣味半分に
動植物に関する様々な研究をしている……その、研究室だ」
扉の向こうにいるクーとアンナの存在に気づかず引き上げてくれる事を、
一心に心の中で願っていた───ここで、帰ってくれ、と。
だが、審問官の顔色は、この部屋に入るなり変わった。
ふむ、ほぉ、と一人頷きながら、書棚の中身や、卓上に転がった
器具などを一つ一つ、入念に手に取って見て回り始めた。
(≠Å≠)「フン……臭うな……実に臭うぞ」
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