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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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再度ククリナイフを構え、男はゆらりと立ちあがる。
フォックスも先ほど弾き落とされたナイフを拾うと、デルタと共に並び立った。
的を絞らせないようにする事が出来る二対一という状況ならば、十分に渡り合える。
だが、先ほどまでの怒りの色が一瞬で失せると、既に冷静さを取り戻している
男の表情や佇まいには、それでも焦燥は浮かんでいない。こちらとやりあう構えだ。
( "ゞ)「おっかねぇナイフだな……けど、俺達に勝てるつもりか?」
('A`)「素人に舐められて、引き下がれるか」
爪'ー`)y-「そういうお前さんは、きっと暗殺ギルドか何かの人間なんだろうな」
( "ゞ)「確かにそんな感じだな。でも、喧嘩だったら負けねぇぜ?」
('A`)「ハッ…」
互いに、長い膠着状態に入ろうかという所だった。
さすがに容易には踏み込めず、一定の距離を保つのに傾注している様子が伺えた。
だが、それは正しい判断だ。フォックス以上に夜目の利くデルタがいる以上、
暗闇の中でナイフの軌道を見切れるだけのアドバンテージは、もはや向こうだけのものではない。
片方が仕掛けて生まれた隙を、もう片方が突く事だって出来るのだ。
だからこそ、ここで出来る限り相手の戦意を削いでおきたかった。
相打ち覚悟の無謀な博打に出られると、悪くすればどちらかがやられる恐れもあるからだ。
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