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【豊丸】 横山やすし伝説 【伝説のヒト】

400コウアン:2017/09/01(金) 00:51:20
【ものかき1年生の真夜中の心象スケッチ398】

「僕は、いつから、本を好きになったんだろう。」

思い返せば、そうですねぇ、少年時代と青少年時代に本は読まなかったなぁ。
読んだ記憶がない、というのではなく、ほんまに読まなかったんです。
特に小学校2年生の3学期の終業式から、22歳くらいまで本という本は読まなかったです。
図書館とか、本屋さんって、どこにありますのん?? って感じ(笑)

それが今や(40歳)、本が世界の中心といいますか、大人の僕を形成しているのは本である
ともいえるくらい読んでいますし、影響も受けています。
きっかけはなんだったんだろう。
読むことが苦痛でなくなったはいつからだろう。
読書好きになったのはなぜだろう。
そう振り返ると、やっぱり実姉の影響は大きいですね。

9つ離れた姉は、本が好きでした。勉強もできたほうだとおもいます。
姉が結婚して家を出る25歳の時には僕は16歳。ひねくれ真っ盛りの頃(笑)
そんなひねくれていた僕に向けても、遠まわしに、本のこと、勉強のこと、将来のことを
何気なしに教えてくれていたのは、やはり姉でした。

僕が18歳で大阪に出たあとも、一番に手紙をくれたのは姉でした。
本を読むようになるまでの4年間、何かと声をかけてくれました。
その間、一度も「本は読んでおいたほうがいい」と言われたこともないですし、
姉自身もそのつもりはなかったとおもいます。
結局は、なんでしょう、ホームシックじゃないけれど、淋しくなったんじゃないですか?(笑)

自分の中身が薄っぺらいことに気付いたのも22歳の頃でしたし、
よき本(プチ哲学。メモの技術。僕はこんな本を読んできた。)に出会えたのも22歳でしたか。
2年くらい、本と映画で暮らしたい、とおもったのも22歳の頃でしたか。
ちっちゃな本がでかいこと言いよるやないか! と感動したのも22歳。
一度ハマると、ハマりやすい性分なので、それが本だったのは、運がいいといえますね。

断言しよう。22歳の頃から僕は世界の中心で本を読んでいます。
そして18年経った今、僕はものかき1年生であります。
まずはキチンとした消費者(読み手)にならなければ、生産者(書き手)になれないと
気付いたその日から、僕は本を読み出した気がします。
これからも書くために読むところは大きいですが、結局はやっぱり本が好きなんですよね。
好きになれたきっかけは、姉だった。面と向かっては恥ずかしいから言えないけれど、
ねえちゃんほんまにありがとう。もうちょっとやってみる。




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