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おもらし千夜一夜4
193
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事例8裏「篠坂 弥生」と断水の日。@弥生-前編-⑥
:2014/12/02(火) 20:59:59
――だめ、絶対だめ……こんな所で…おもらしなんて絶対やだ……。
入学してから今までしてきた度重なる失敗。
その回数はすでに中学3年生の時の失敗回数に並んでいた。
それに……中学の時は一度も誰かに見られる状況での失敗は無かった。
だけど、私は今、少しでも気を抜こうものなら決壊してしまうような状態で
クラスメイト全員に見られる授業中の教室と言う環境の中に居る。
絶対失敗なんて許されない――絶対に我慢しなくちゃ!
――でも……本当にもう……。
ほんの少し湿らせてしまった下着が、再度我慢しなくちゃダメだと決意した私に現実を感じさせる。
我慢できずに溢れさせてしまった事実はなくならず、ただ冷たさに変わるだけ。
「はい、ここまで。延長ごめんね、号令はなくていいから各自休憩して」
そんな先生の声が聞こえた。
――や、やったー! 今度こそお手洗いにいける! ……大丈夫、きっと間に合う!
後はお手洗いまで……そこまで我慢すればいい。
下着を汚してしまったのは恥ずかしいことだけど……誰かにバレることはないはず。
「弥生ちゃーん!」
真弓さんの私を呼ぶ声が聞こえる。
「連れションいこうよ!」
――……ストレート過ぎ。
私は我慢している事を悟られないように装い、軽く頷き一緒に行くことを了承する。
というか、真弓さんを良く見ると寝癖が……寝ていたらしい、いつもの事だけど。
私は机に手を付き立ち上がる。
<ジュッ…>
――え? ……ぁ。
私は動きを止める。
確かに感じた、新たに広がった温もり。
油断……波も来ていなかった為、手を離し、立ち上がるくらい大丈夫だと思っていた。
だけど、立ち上がってみると、背を確りと伸ばすことが出来ないくらい辛い状態であることに気が付く。
「遅いよー。早く行こっ」
「う、うん」
――私、真弓さんの前で……少し…出しちゃったんだ……。
気が付かれていないが、そう思うと恥ずかしくてたまらなかった。
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