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日蓮・法華経関係

23希望 ◆1Mf4u1QB3c:2010/01/28(木) 09:56:03
koisanさん、続きです。

>むしろ国粋主義的思想

これはよく誤解される事で、日蓮系の人たちにとって、そして、何よりも日蓮聖人にとっては迷惑この上ない話ですね。
明治から昭和の戦前に掛けて右翼思想の持ち主、国粋主義者たちが日蓮聖人の教えを過って解釈、自分たちに都合好く勝手な解釈の仕方をしてしまったようです。
日蓮聖人は飽くまで仏教至上主義(法華経至上主義)の立場でしたので、たとえどのように強大な権力の持ち主であっても、仏にとっては平伏すべきちっぽけな存在でしかなく、何よりも仏法が全てのものに優っている、世の中のありとあらゆるものは仏法が中心になっているという仏法第一の考えでした。
その事に関しては紀野一義氏と梅原猛氏が対談の中で述べられていますから、参考までに、次の書き込みで両氏による共著に掲載されている対談の一部を抜粋して、ご紹介させていただきます。

>法華経は釈迦滅後の後世の創作

確かに法華経はお釈迦様が亡くなられてからずいぶん経って、大乗仏教運動が起きた頃に成立したものですし、はたして本当にお釈迦様の説かれたものなのか?とか、いったいどこまでお釈迦様の言われた事、もしくは、言わんとされた事が記されているのか?とか、そういう疑問はありますね。
でも、それは法華経に限らず、他の多くの仏典についても同様の事が言えるのではないかと思いますし、これはいくら考えてもわかるものではありません。
ただ、日蓮聖人が法華経がお釈迦様の真実の教え、仏教の中で最高の教えという結論に到達したのは、法華経には他の経典にない万人が成仏出来るという成仏の平等性が説かれていた為だとか。
難しい事はわからない私で勝手な想像ですが、もしかすると、聖人は法華経に対して理論的に納得しただけではなく、何らかのインスピレーションを感じ取られていたのではないか?と。

尚、「希望の心の旅」の「法華経、日蓮聖人の教えを御頼みとして、みんなは私が守る!」(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/dopucheku/view/20090730/1248883296)に対するコメントへの返信は、また後日とさせていただきます。

返信がずいぶん遅くなってしまいまして、すいませんでした。
それでは、今日はこれで失礼致します。


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