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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★
393
:
もぐさ
◆444/y93CDE
:2006/04/11(火) 20:30:40
天ヶ瀬素人一座40年 温泉街のエネルギー源 若手熱演9日公演 「地域に結束力」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/20060407/20060407_002.shtml
大分県日田市の天ケ瀬温泉街にある天瀬中央公民館で9日、恒例の「素人芝居」が開かれる。
春本番を前に地元観光を盛り上げようと、町商工会青年部のメンバーが毎年、舞台に立つ。今
年は40周年の節目を迎え、連夜のけいこは一段と熱気を帯びている。
「血相変えてどこ行くつもりでぇ」「友造の敵討ちだ」。メンバーは20、30代を中心に
した約30人。練習は午後8時すぎから始まる。東京などで活動する旅芝居一座「橘劇団」の
役者らの指導を受け、殺陣(たて)やせりふの点検に余念がない。
土産物店経営、田代信二さん(43)は、父・賢一郎さん(68)の演技にあこがれ、20
年前から舞台に立つようになった。5年前には息子も子役で出演し、親子3代で芝居にかかわ
っている。田代さんは「素人芝居には人情や手づくりの魅力がある。伝統文化として、次の世
代に引き継ぎたい」という。
天ケ瀬温泉は1990年代前半から、不況の影響もあり各旅館とも厳しい経営を迫られてい
る。ピーク時には40人ほどいた青年部員も今では17人に減少。照明や音響など、裏方はOB
や女性に加勢してもらい、何とか切り盛りしている。
青年部長の半田浩二さん(38)は「1つの芝居を仕上げることで、地域の結束力が生まれる。
お客さんから笑顔や拍手をもらうと、また来年もやろうと思う。そこから、地域づくりのエネル
ギーも生まれる」と話す。
公演は9日午後1時、同6時からの2回。それぞれ、剣劇「江戸の朝霧」、人情劇「北海に叫
ぶ兄弟」を上演する。入場無料。問い合わせは、
あまがせ町観光協会=0973(57)2166。
=2006/04/07付 西日本新聞夕刊= 2006年04月07日17時24分
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