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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★

285もグサ ◆444/y93CDE:2005/12/10(土) 15:52:53
別府の温泉から発見 新種の“好熱細菌” 別府大の研究グループ
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=12=10=347430=chokan

 別府大学食物栄養学部の村松毅教授、高松伸枝助教授らの研究グループが、別府の温泉水域から
新種の細菌を発見した。多くの細菌と異なり、温泉という高温に耐えることができる特長があり、
食品や医薬品などへの利用にもつなげたい考えだ。温泉で有名な別府の地の利を生かし、グループ
は細菌に「アノキシバチルス ベップエンシス」と命名。国内外三つの国際学術機関に新種登録し
ており、来年一月末にも正式に公表する。

 一般に細菌はセ氏四五度を超える環境では、主な成分の一つ、タンパク質が高熱に弱いことから
生存は難しいとされる。今回のような高熱を好む「好熱細菌」が存在する理由は分かっていないこ
とが多いが、発見されているだけで約五百種類に及び、温泉地に見られるケースが多いという。

 村松教授らは、別府にわく高温の温泉を観光資源以外の場で活用できないかと、温泉水域に生息
する細菌の利用に着目。二年ほど前から温泉を採取し、集めた細菌類の中から、長崎大学との共同
研究によるDNA解析などの過程を経て、今年十月、新種の細菌を発見した。

 この細菌は七○―八〇度の温泉に生息していたもの。タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)は酵
素活性が高く、熱に強いという特長が分かった。高熱処理の食品や医薬品の開発にも役立てられな
いかと考えている。精製や分解などの実験は今後進めていくことになっており、新たな特長が判明
する可能性もある。

 高松助教授は「まだまだ利用は未知だが、いずれはアレルギー体質に対応する新しい食品の開発
などに役立てたい」。村松教授は「なぜ高温という極限の環境で生きられるのかという理由を解明
したいとも考えている。細菌が認められ、”ベップ”を世界中の人に知ってもらいたい」と話して
いる。

[2005年12月10日09:32]


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