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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★
197
:
もぐさ変人
:2005/08/01(月) 14:50:22
鉄砲水被害の大分・筋湯温泉、福岡で完全復旧PRへ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05073024.htm
7月8〜11日の集中豪雨で被害を受けた大分県九重町の筋湯温泉で、休業していた旅館2軒が
8月2日から営業を再開する。温泉街には湯治客のげたの音が戻り始めているとはいえ、風評被害
で例年より客足が遠のいている。町観光協会などは同日から2日間、福岡市で温泉街の完全復旧を
PRして、常連客らの呼び戻しを図る。
同温泉は、九州の屋根とも呼ばれる「くじゅう連山」の北側に位置する山あいの温泉郷。地元が
「湯量日本一」と自慢するうたせ湯で知られ、旅館など約30軒が立ち並ぶ。豪雨により増水した
第二筋湯川からの鉄砲水が温泉街を襲い、5軒の旅館に土砂が流れ込んだ。
後片付けを終えた旅館が次々と営業を再開する中、最後まで残ったのが、鉄砲水の直撃を受けた
旅館「山の宿 太船(たいせん)」と「かくおや」。2軒は8月2日から福岡県内の高校ラグビー
部の合宿予約が入っていたことから、復旧作業を急ぎ、ようやく再開のめどが立った。
「太船」経営者の渡辺準二さん(47)は「被災直後は何から手を付けていいか途方に暮れたが、
周囲の旅館や親類の協力、宿泊客の励ましに支えられた。何とか夏の観光シーズンに間に合って良
かった」と話す。
ただ、直接の被害がなかった旅館も、キャンセルが出たり、例年に比べて予約が格段に少ない。
町観光協会などは「風評被害」を払しょくしようと、常連客らの多い福岡市に出向くことにした。
赤峰正敏・筋湯温泉観光協会長(54)は「温泉地にとって一番の復興策は、少しでも多くの観
光客に来てもらうこと。元気に頑張っている姿を見に来てほしい」と呼びかけている。
同町内では観光ルートの県道が寸断され、復旧していない個所もあるが、迂回(うかい)路があ
り、案内板も設置されている。問い合わせは、筋湯温泉観光協会(0973・79・2529)へ。
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