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現代語訳のトレーニング

4名無しさん:2021/10/13(水) 03:13:15

16さなむとや聞かせ奉るべき。


「さ」は副詞で「ソウ」

「なむ」は係助詞で訳さない。

「や」は《反語》。

「せ」は助動詞「す」の《使役》の用法。

「奉る」は謙譲の補助動詞で、「〜シ申シアゲル」

「べき」は《適当》。「べし」の用法は、文脈で決定せざるえない。

《解答例》

そうと聞かせ申しあげてよいか、いや、よくない。





17やまず行かば、人目も多み。


「やま」は「やむ」で「絶える」。

「ず」は《打消》。

「ば」は《仮定》で「ならば」。

「を」は間投助詞で、「〜を…み」で「〜が…ので」と訳す。

「み」は形容詞の語幹、ここでは「多し」の「多」につく接尾語で、「ので」。

《解答例》

絶えず行くならば、人目が多いので、


18いまさらになおほとのごもりおはしましそとて、

「な〜そ」は「〜してはならない」という《禁止》の表現。

「おほとのごもり」は尊敬の本動詞で「おやすみになる」

「おはしまし」は尊敬の補助動詞て「していらっしゃる」

《解答例》

いまさら、おやすみになっていらっしゃってはならない


19針をひき抜きつれば、はやく尻を結ばざりけり。

「つれ」は完了の助動詞。

「ば」は《確定》の接続助詞、「ので・から・と」

「はやく」は副詞で「なんと!」という意味。

「尻」糸の最後

「ざり」打消の助動詞。

「けり」詠嘆の助動詞。「なあ・よ」

《解答例》

針を引き抜くと、なんと糸の最後を結んでいなかったよ。


20疾くこそ試みさせ給はめなど聞こゆれば、

「疾く」早く

「試み」は「試す」。

「こそ〜め」の「め」は《適当》で「するとよい」。

「させ」は《尊敬》の助動詞。「給は」は尊敬の補助動詞「なさる」。「させ給は」で

《二重尊敬》。

「聞こゆれ」は謙譲の補助動詞「申し上げる」。

「ば」は確定条件の接続助詞、「ので・から・と」」

《解答例》

早く試しなさるとよいなどと申し上げると、


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