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毒壺の会が主催する俺が選ぶ作品でのバトルロワイアル
13
:
闇男
◆DeIsaj04bU
:2013/11/21(木) 21:49:24 ID:rY5znzB60
人工皮膚のマスクを被り、群衆に紛れ彼は去ったのだ。
全てに決着をつけて。
唐突に自らの身に起きた、首輪を付けられての殺し合いの強制。
説明のあとダークマンは、不可思議な技術により、この場に飛ばされた。
明かりの一切付けられていない中でも、ダークマンはしっかりと周りを把握している。
彼が少年時代通ったスクール。細部は違えど、その独特の雰囲気からここが教育施設、つまり学校であり、ここはその教室ではないだろうか?……そう当たりをつけていた。
デイバックーーは、教室の机の一つにポツンと無造作に置かれていた。
確認は行っていない。
彼も混乱しているのだ。思考し、落ち着きを取り戻さねばならない。
学生用の椅子の一つに腰掛けているダークマン。
無残に焼けただれ、それを隠すように包帯を巻かれた両手をくみ、懺悔するようにも見えるポージングをとっている。
最初の一声から、彼は考え続けていた。
自分はこれからどうするべきか?
勿論、生還を望んでいる。
人工皮膚の研究を完成させ、人間に戻るまでは死ぬに死ねないし、死ぬ気も無い。
そのために、帰るために、他人を殺すか?否か?
何分立っただろうか……。おもむろに、ダークマンは顔を上げる。
「……私は帰る。生きて、な……」
その瞳には、理性ある光が宿っている。
危うい理性の光が。
ダークマンの精神状態は、決して正常とは言えない。
暴力により歪んだそれは、優しく常識人だったペイトンの頃とは全く違う。
ーー君は私を殺せない!君は良い人間、そういう人間だからな!ーー
そう叫ぶ男を、ダークマンは鉄筋から落とし、殺した。
同情する余地のない相手なら、ダークマンは全くちょうちょ無く殺す。
弱者を助け、悪人と戦う。
その一見正義の味方のような行動は、すべてが心の底で煮えたぎるダークマンの憎悪がさせているもの。
一般人、女子供に彼は危害を加えない理性はある。
しかし、その憎悪の矛先はいとも簡単に、そんな相手に向かってしまうこともあるのだ。
ダークマンに光は無い。
今の彼は闇であり、光に当たる恋人は彼を拒絶した。
辛うじてペイトンとしての内面を留まらせていた光はもう無いのだ。
【3ーE聖黒須学園@ゾンビ屋れい子】
【ペイトン・ウェストレイク】
【状態】冷静?
【装備】無し
【所持品】基本支給品 ランダム支給品3つ
【思考・行動】
1:生還する。今のところは殺し合いを傍観?
2:あまり他者とは関わりたくない?
【備考】
※人間不信気味。ちょっとした事でキレますが、最悪の場合とりかえしがつかないほど暴れます。
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