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秘密結社「スフィンクス」

1メルモ三世:2012/05/03(木) 10:49:26
スフィンクス」
「世の中の人間の種類を分けると三つに分かれる 状態変化されるウサギ(被害者)と人々を状態変化させるオオカミ(加害者)、
そしてそのオオカミを狩るのが我等スフィンクス」
人々を状態変化や年齢変化させる技を持つ人間達を懲らしめる秘密結社。
古代エジプトから存在しているらしく、リーダーは「オシリス」と呼ばれているらしい。
バチカンや各国首脳にも太いパイプがあるらしい。
メンバー全員は魔法が効かない体質または効きにくい体質である。
シンボルは六芒星の真ん中にスカラベ。
彼らが仕事する時にはどこからともなく「必殺仕事人」の「冥土の鈴か、地獄花」の曲が流れるらしい。

2メルモ三世:2012/05/03(木) 10:50:41
「スフィンクス」創世記編その1

時は遥か昔、古代エジプト文明に遡る・・・
状態変化魔法を得意とする魔法使いのテロ行為に当時のファラオは頭を悩ませていた。
神官A「ファラオ様、またもや例のテロリストによって多くの兵が犠牲になりました!!」
ファラオ「またか。このままでは国が滅んでしまう。民のためにも何とかならんのか?」
神官B「ですが、魔法使い達の力は強く軍に所属している魔法使いだけでも立ち向かう事が出来ません。」
ファラオ「そうか、とりあえず、兵士達の様子を見よう。我が国のために戦っているのだからな・・・」
兵士長「はっ!!」
治療場へ足を運ぶファラオ。そこは悲惨な状況の兵士達がいた。
幼児化されたもの。動物に姿を変えられたもの。食品化されたもの。膨体化されたもの等の兵士達がいたのであった。
ファラオは絶望に落ちいていた。
ファラオ「見るに見かねる光景だ。気分が暗くなるばかりだ。」 
その時!一人の新兵に目をつけた。彼は変身されていなかったのであった。
参謀「貴様!!我が軍の兵士でありながら逃げたのか!!」
ファラオ「まあ、落ち着け。この状況だ。逃げるしか方法がないのだから仕方がないであろう。その方、よく逃げ切れたのう。」
新兵「いえ、ファラオ様。自分も魔法をかけられました。」
兵士長「何を言っている!!貴様は何も変化していないだろうが!!!」
新兵「はい、他の皆は変化されたんですけど、自分だけはなぜか変化されませんでした。」
参謀「ありえん、そんな事があるのか?」
医者「そういえば、他の部隊も彼と同じようなことを言う変化しなかった兵士達がいました。」
その言葉を聞いたファラオは急にひらめいた!!
ファラオ「今すぐに彼を含む変化されなかったという兵士を全員集めろ!!もしかしたら最後の希望があるのかもしれない!!」

3メルモ三世:2012/05/04(金) 11:38:54
「スフィンクス」創世記編その2

ファラオの命令によって変化されなかった兵士たちが集められ実験が開始された。
軍に所属している魔法使い達に状態変化魔法を彼らにかけてもらい本当に変化しないかどうか調べたのであった。
ファラオ「結果はどうだった?」
魔法使い「はい、確かに彼は本当に何も変化しませんでした。」
大臣「まことか?何故そんなことが起きているのか?」
魔法使い「私が思うには彼らは魔法が効かない体質だと思います。」 
参謀「体質だと?」
魔法使い「病気になりにくい人間は免疫があるように、彼らも魔法に対する免疫があるらしいです。」
ファラオ「では魔法が効きにくいもの達で新たな軍隊を作れ!テロリスト達を駆逐するのだ!!」
こうして「スフィンクス」は産声をあげた。


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