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ARS総合....866176694
1
:
フォルスカーター
◆pEuvrhSrcc
:2012/05/04(金) 12:01:12 ID:???
ttp://bbs.aqbb.net/?ars99
ttp://ikushio.info/ars99/
ARS総合来ました(。・ω・。)
2
:
ラダ公国
:2012/06/22(金) 16:45:01 ID:???
占拠します。
現在進行中のイベント:砂艦都市 ロブ・ヴァール襲来。
参加キャラクター :エディール、ヴォルグ。
状況 :中央砂艦都市に怨霊となったジョズの霊魂を使った巨大なサンドゴーレムが現れる。
被害を減らすために教会のあるブロックを切り離し、現在孤立中。
その場に居るのはエディール、ヴォルグ、考古学者の老人、リューディ、ロブ、怨霊戦鬼ジョズ。
ロブ:老人を浚うために教会へ近寄ったところ、教会の扉に叩き飛ばされ、
背中にエディールのアンカーが突き刺さり、逃げるに逃げられない状況。
ジョズ:一度はエディールに倒されたが、そのまま二体に増えている状態。
老人:教会の中に居る。
リューディ:凶暴化。
エディール:教会を守りつつジョズと戦う。ロブを足止めするために放ったアンカーは命中。
ヴォルグ:ロブと戦うが、砂艦都市の被害を気にして一時撤退、再び合流。
3
:
ラダ公国
:2012/06/22(金) 16:50:22 ID:???
前回のあらすじ
船同士の連結部分にはイザードがかけつける。
繋いでいた渡し板と楔が外れ、大きく破壊されている。
非常用に繋ぎ合わせている鎖も外れそうなほどに伸びきっている。
イザード
「ヴォルグ殿!このまま教会区画を繋いでいては都市が危険となります!
一時的に教会区画をパージし、リューディ殿の操舵で後に再連結するようにと中央の決定です!」
ヴォルグ
「止むを得んか…!分かりました。私は教会側に飛び移り護衛します。
危険ですので避難していてください」
パカパカ音を響かせて、鎖を足場にし教会側へと飛び移った。
イザードはそれを確認し、鎖を外す。
教会区画はゆっくりと動き出した。
エディール
「シット!!シスターの操舵を信じるしか道はないってか!」
ジョズの面影すらなくなった化け物から離れ、教会へ向かうロブに武器を向けてアンカーを射出する。
勢いよく開かれた扉に吹き飛ばされたロブの背中にアンカーが激突する。
教会の中から現れたのは鋭い爪と牙をむき出しにした猫の獣人。
先ほどまでの温和の雰囲気とは正反対の凶暴な、魔獣としてのレッサーリカント。
僧衣も脱ぎ捨て、毛皮に包まれたしなやかな身体に振り乱した髪。
その瞳は激しい怒りに燃え、身の毛もよだつような唸り声を発している。
ロブ
「くっ・・・何よこのチビは!」
逃げようとするが、ローブにアンカーが引っかかってうまく飛べない。
4
:
ラダ公国
:2012/06/25(月) 19:26:22 ID:???
魔獣は辺りをキョロキョロと見回し、怒りの声で叫ぶ。
その咆哮は連結部分から戻ってくる途中のヴォルグにも聞こえただろう。
鋭い爪がロブを襲うが、ロブはかろうじて回避する。
ロブ
「チィッ!重くて上手く動けない・・・!」
アンカーはローブにがっちりと食い込んで絡んでしまっている。
5
:
エディール
:2012/06/25(月) 20:13:53 ID:SVtv/fVA
>>4
「ブラボー!勢いでやったが上手いコト直撃してくれたぜっ!!」
人が変ったようにロブへと襲いかかったリューディに驚きを隠せない表情だが、動きは止まらず次の行動へと移る
アンカーと自身の武器を繋ぐ鎖をギリギリと音を立てながらつっ張らせ、エディールは引き金を弾いた。
すると、この世界における表現では不適切だが…例えるなら掃除機のコードが戻るようにエディールはロブを拘束するアンカーに引っ張られるように飛来してきた。
「ジョズの野郎はこの際後回しだ、よくわからんがアンタっていうキングを落とせばこのゲームは決着(フィニッシュ)だぜ!」
手にした武器…ステーク・ブレイカー・ソード(SBS)の切っ先に取りつけられたパイルバンカーのような突起物を向けて突っ込んでくる。
6
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/06/25(月) 23:25:34 ID:???
>>4
足場さえあれば、どんなに不安定な場所でもしっかりと踏みしめて進めるヴォルグの能力。
そして再び連結部分を伝い、戻ってきた。
「む…?なんだ今の咆哮は。
ふぅむ、砂賊の小僧が危ないかもしれん。急ぐか」
パカラパカラと
規則的な音を響かせて走る。
7
:
ラダ公国
:2012/06/26(火) 21:08:42 ID:???
>>5
その動きに反応したリューディが何故かエディールに向かって
俊敏な魔獣そのままの動きで突進してくる。
>>6
ヴォルグの目に飛び込んできたのは
ロブを拘束しているエディールに飛び掛らんとするレッサーリカントの姿だった。
8
:
エディール
:2012/06/28(木) 18:06:45 ID:SVtv/fVA
>>7
「はっ…!?ちょ、ウェイト!!たんま!狙うのは俺じゃねぇだろう!?」
手を放して逃げれば自慢の武器もせっかくとらえたロブも取りこぼしてしまう。
動けずに声でリューディを止めようとするが無駄だろうか?
>>6
「ラダナイト!バーサクしてるシスターを止めてくれ!!」
9
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/06/29(金) 15:12:46 ID:???
>>7-8
「やれやれ、世話の焼ける…!」
何やら詠唱するヴォルグ
「ストーンランス!」
そして砂粒が塊になり
何本もの小さな槍を形成する。
その槍がエディールとリューディの間に降り注ぐ。
数瞬の足止めさえ出来れば
二人の間に割り込むことが出来るだろう。
そしてハルバードを抜き放った。
10
:
ラダ公国
:2012/06/29(金) 18:46:44 ID:???
>>8-9
リューディはヴォルグのストーンランスを察知して後ろに飛ぶ。
正気を失った魔獣は二人をにらみつけたまま唸っている。
「いやはや、これがレッサーリカントの戦闘形態ですか。凄まじいですねぇ。」
教会から考古学者の老人が現れる。
しかしその声は先ほどまでの声とは違う、若い声だ。
ロブ
「・・・・アンタ、誰よ?」
11
:
エディール
:2012/07/03(火) 04:28:05 ID:SVtv/fVA
>>10
「何…!?」
教会から出てきた考古学者に視線を向けるエディール。先ほどまでとは大きく違う振る舞いに驚いている。
「ヘイプロフェッサー、そのヤングな声も気になるがまさかシスターをこんなバサークリカントモードにしたのはアンタの仕業だってのかい?」
12
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/07/04(水) 22:54:41 ID:???
>>10-11
「正体を現したらどうだ」
考古学者へと顔を向けるヴォルグ
13
:
ラダ公国
:2012/07/05(木) 16:16:53 ID:???
>>11
???「ええ、私の『素顔』とこの薬の力です。」
何やら禍々しい色をした薬が残っている空き瓶を見せる。
>>12
???「それもそうですね。この姿は少々窮屈ですし。」
自分の顔を掴み、ベリベリと剥がしていく。
同時に体も膨らみ始め、190cmほどの長身の男へと変貌する。
???「はじめまして、ロブ・ヴァール。
そして公国騎士ヴォルグ・ダンタレスに砂賊の艦長エディール・フェルレナンド・ジョイⅣ世。
私の名前はエーギル・サイアード。ただのしがない魔族です。」
14
:
エディール
:2012/07/06(金) 01:14:25 ID:SVtv/fVA
>>13
「丁寧な自己紹介痛み入るぜイービルジェントルマン」
「そのしがない魔族が一体何のつもりで変装までしてこの砂艦都市に入り込んできたんだ?まさかこのゾンビハーフが目的だってのかい?」
15
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/07/06(金) 22:04:05 ID:???
>>13-14
「魔族の乱入とは…上に報告する必要があるな。
こちらのことはよく調べているようだな」
エーギル、リューディ、そしてロブを見やる。
誰が動いてもいいように常に全員が視界に入るような位置に付けた。
16
:
ラダ公国
:2012/07/07(土) 02:37:15 ID:???
>>14-15
エーギル
「ご名答。私の目的はロブ・ヴァールにあります。」
パチパチと拍手をする。
そして二人に目を配りながら続ける。
エーギル
「そんなに警戒しないでくださいよ。こうみえても今回はあなた方の味方でもあるんですから。」
大げさに肩をすくめて見せる。
ロブもエーギルに対しての警戒の姿勢は緩めていない。
17
:
エディール
:2012/07/07(土) 17:06:14 ID:SVtv/fVA
>>16
(学者サマが魔族の男で狙いがロブ・ヴァールって時点で俺が始末すべき相手はジョズのゴーストだけになったわけだが…)
チラ、と一瞬だけ視線をヴォルグに向ける。
(ここでこのゾンビ野郎を解放してエーギルとかいう男に味方をするのも決してベストなアンサーじゃない
ラダナイトの心象をこれ以上悪くしちまえば、今度こそ本気でお縄になっちまう…)
「…へい、ひとつだけ質問だ、アンタそこのシスターをバーサクさせちまったわけだが、きちんともとに戻してくれるのかい?」
18
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/07/10(火) 01:07:55 ID:???
>>16-17
「お断りだ。お前にも話を聞く必要がありそうだ。
ロブ及びにエーギル、両名を捕縛する」
エディールを見る。
状況的にはエディールはうまく動けなさそうだ。
ロブを逃がそうものなら、話は別だが
リューディが暴走している今、襲われれば防戦一方になってしまうだろう。
ここは一先ず、エディールをカバー出来る距離を保つ他ない。
「そいつを逃がすなよ。砂賊の」
ロブをちらと見てから
エディールを見た。
19
:
ラダ公国
:2012/07/10(火) 22:13:43 ID:???
>>17
エーギル
「私が元に戻すのとは違いますが、そのうち薬の効果が切れて自然と戻りますよ。
ああ、もう全身の筋肉が断裂して動けないでしょうし、襲われる心配はないと思いますよ。」
さらりと笑顔で言う。
リューディは言われた通りに動くことも辛そうに唸っている。
>>18
エーギル
「ちょっと待って考えてみてください。
ロブ・ヴァールは私が化けていた考古学者の老人が目当てで来たんですよ。ねぇ?
ロブ
「・・・ええ、そうよ。」
エーギル
「で、私はロブ・ヴァールが老人を浚ってでも欲した情報を持っている。
ここで貴方が私を見逃してくれるのなら、公国は学者を失うこともなく、丸く収まるわけですよ?」
ペラペラと捲くし立てる。
エーギル
「それとも・・・ここで魔族と不死人を相手に戦って被害を増やしますか?」
今まで笑っていた目が不意に鋭く冷たいものになる。
20
:
エディール
:2012/07/10(火) 22:27:04 ID:SVtv/fVA
>>18-19
(オーケィ、俺のBETは決まったぜ…)
「…なるほど、ビジネスライクな話だぜ」
逃がすなよと言ってきたヴォルグへまた視線を向け、エディールは口を開いた
「ラダナイト、ここはあのイービルジェントルマン(エーギル)の言う通りにした方が良いかもしれないぜ?
砂艦都市への負担や被害を考えるなら、本物の学者も浚われていない分マシな気もする」
もっとも、と付け足し
「アンタにそれだけ"柔軟な発想"ができるかにかかってるが」
チクリ、と余計なひと言にも思える暴言を混ぜてきたエディール。
これにヴォルグはどう反応を取るか。そして、エディールがヴォルグへ意識を向けたからか、ロブを抑えるアンカーの強さが少し弱まった。
21
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/07/11(水) 01:33:21 ID:???
>>19-20
「……」
エディールと視線がぶつかる。
鋭い眼差しだ。
「良かろう」
そう一言だけ放った。
22
:
ラダ公国
:2012/07/11(水) 20:22:16 ID:???
>>20-21
エーギル
「いやあ、話がまとまってよかったよかった。では改めてロブ・ヴァール、私を雇ってもらえませんか?」
ロブ
「・・・アンタみたいに胡散臭い奴を雇うなんてお断りよ。」
エーギル
「やれやれ、私って誰からも信用されないんですよね。いいですよ、一筆書いて差し上げます。
私エーギル・サイアードは、超越主ロブ・ヴァールの命令に従い、
決して裏切らぬことをここに禁忌の術式として示します。・・・こんなところですかね?」
エーギルの体に紫色の鎖が突き刺さり、消える。古代の騎士が相手に忠誠を誓う際に使う術式だ。
ロブ
「・・・フン、いいでしょう。では最初の命令を与えるわ。そいつらを倒しなさい。」
エーギル
「ありゃ、そう来ますか・・・。不利だと判断したら撤退しますよ?」
ロブ
「それを判断するのは貴方じゃないわ。」
アンカーから逃れて上空に舞い上がるロブ。
エーギル
「約束を破るみたいで申し訳ありませんが、少しお付き合い願いますよ?」
赤い剣を抜き、ヴォルグとエディールに相対する。
ヴォルグ達の背後ではジョズだったものが周囲の魔力を吸収して再生を始めている。
23
:
エディール
:2012/07/25(水) 01:15:49 ID:SVtv/fVA
>>21-22
「そういう手になることは読み通りって奴だ!」
既にエディールはアンカーから逃れたロブへ銃口を向けていた。
「鋼輪の刃だっ!アンタに威力は期待できねぇだろうが数はあるぜ!!」
ステーク・ブレイカー・ブレード(以下SBB)を上部スライドの部分を引いて弾くと、輪っか状の刃が回転しながらロブへと殺到した。
これらには切れ味の他に重量がある。不死身のロブに致命傷を与えることが出来なくても当たれば動きを鈍くさせることはできるはずだ。
そうしたら再びアンカーで捕らえれば良い。あるいは、配下となったエーギルがロブを庇う可能性があるが、それはそれで良い。
胡散臭い魔族に手痛い一撃を加えられる良い機会となる。
そして後ろにいるジョズの気配に気づくと
「ラダナイト!"柔軟に"行こうぜ!!」
この言葉の意味を理解するのに時間をかけるヴォルグではないだろう。
正面にいるエーギル達に先手を打ったエディールは、ヴォルグに彼らへの追撃を期待しているのだ。
そうすることで自分は後方から迫るジョズの相手をしようというのだ。
24
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/07/29(日) 01:19:00 ID:???
>>23
「ふん、分かっている…!」
すぐさまハルバードを振りかざし
追撃を仕掛ける為にかけた。
まずは接近する前に砂海の砂を魔術で固めて
即席の石の槍を複数作り出す。
「ストーンランス!」
無数の尖った槍が宙を舞い
そしてエーギルとロブに襲いかかる。
「だからお前に乗ったのだ」
とエディールに聴こえるか分からない声で答えた。
25
:
ラダ公国
:2012/07/29(日) 16:00:09 ID:???
>>23-24
ロブ「チッ・・・!エーギル!アンタは石槍をなんとかしなさい!」
エーギル「了解しました。では元を断ちに行きましょう。」
防御結界で鋼輪を受け止めるも、はさまれる形になって動けなくなっている。
そこにストーンランスが飛び掛り、ロブの両手両足に突き刺さる。
結界が消滅してロブの胸から下が切り落とされた。
ロブ「ッグ・・・!気の利かない・・・!」
しかしロブにとっては致命傷とはなっていないようで、自己修復のために呪文を唱え始める。
>>23
ジョズだったものはもはや意識も残っていないのか唸り声を上げながら鈍重にただ腕を振り回すだけだった。
しかしいくらダメージを与えても周囲に魔力がある限り再生は続くだろう。
>>24
エーギルは槍を回避しながらヴォルグに接近し、意図的に鍔迫り合いの形に持っていく。
そしてヴォルグの耳で聞き取れるほどの声で話しかける。
エーギル「物は相談なんですが、できるだけ私に対してのみ攻撃を続けて時間を稼いでもらえませんか?」
ニコニコと笑いながら提案する。
26
:
エディール
:2012/07/30(月) 00:13:51 ID:SVtv/fVA
>>24-25
聞こえているのかいないのか、ヴォルグの言葉に対して返事をすることはなかった。
そしてジョズだったものが振り回す腕の範囲外から様子を見る
「さて、この哀れなモンスターをどう始末つけてやるか…」
周辺にある魔力が枯渇するまで再生を続けるというのだから厄介だ。
エディールは魔術に対する知識があっても行使することは出来ない、出来る手といえば…
「OK、モンスタージョズ!アンタが音を上げてブッ倒れるまで潰して潰して潰してやるぜ!幸いここには腐るほど『砂』があるからな!!」
エディールは大げさにSSBを振るう、すると先ほど無くなったはずの重斬刀の刀身が再び形成していくのがジョズに見えるだろう。
それの意味がわからなくても、ジョズだったものにとってはそこにエディールが居るという事実が重要なのかもしれない。
27
:
ヴォルグ・ダンタレス
:2012/08/02(木) 18:19:47 ID:???
>>25-26
「なに…」
エーギルの謎の提案の真意が読みとれない。
時間を賭ければロブを逃がしてしまう。
そうさせるわけにはいかない。
「悪いがお前に時間をかけている時間はない」
目を細め、エーギルの睨む。
そのまま力任せに鍔迫り合いの状態から脱しようと試みる。
28
:
ラダ公国
:2012/08/08(水) 19:51:11 ID:???
>>26
ジョズ「オオオオオオオオオオオ!!」
まだ意識はあったのか、それとも武器を認識しただけなのか、エディールめがけて腕でなぎ払う。
動きは鈍重、だがそのぶん桁違いの質量を持った毒砂の鞭が横なぎに襲い掛かる。
>>27
エーギルはそのまま力をいなすように受け止めて鍔迫り合いを続ける。
エーギル「そう言わないでくださいよ。あのロブ・ヴァールを倒すにせよ捕らえるにせよ、あまり意味は無いんですから。」
エーギル「たしかにそちらにはメリットの無い提案でしょうが・・・
少なくとも彼を驚かせることはできますし、当面の安全は保障されるんですよ?」
29
:
エディール
:2012/12/12(水) 18:59:18 ID:SVtv/fVA
>>28
(まずいっ…!)
「がはっ!?」
すぐさまコートを翻して毒砂の塊を背中で受けるエディール。
肺から半ば強制的に息が逆流し、短い叫びとともに吐き出される。
そのまま身体を転がしながら衝撃を可能な限り逃がして再びジョズへの振り返った。
「ゲホッ…コーティングしたコートじゃなきゃ見事にジ・エンドだったかもしれねぇな…!!」
手にしたSBBは、既に刀身を構築していた。ジョズの腕となっていた砂も吸収したからだろうか?
エーギルとヴォルグのやり取りが確認できないが、今は目の前のモンスターを倒す事に集中する判断をしたエディール。
「モンスター・ジョズ、世の中に無限なんてもんは早々ありゃしないんだぜ!テメェのコアを叩き潰して終わらせてやる!!」
再び振り上げられた刀身――重斬刀の刃を振りおろす。ジョズを真っ二つにする軌道だ。
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