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【パラレル】ときめき★ドラキュラ学園【専門】
99
:
刻印・月輪 ひとつ屋根の下 1話(3/24)
:2013/09/22(日) 13:29:22
「今日はあいつがここに来るんだ」
「そうですか、それは楽しみです。そうだ、さっきデータの照合と言っていましたが、学
科の実技を撮影した画像があるのです。その動画を見てどのような種類の攻撃を繰り出し
た時に威力、被験体のダメージが強いのか見たら、より精度の高い内容になるのではない
でしょうか?」
そう言いながらシャノアは慌てふためいた感情を打ち消そうとしたのと同時に、自分が知っ
ている同輩とは違い、興味の持てる会話が出来ている事に喜びを感じて、柔らかな表情を
マクシームに向けるとパソコンを開いて起動させた。
「結論は違うにしてもデータの開示はお互いに有益だからな。見せてくれ。隣に座っても
いいか?」
「ええ」
マクシームがシャノアの隣に座ったその時、光の速さで入店して来た者がいた。
存在を確認する間を措かず、その者は闇の様な長髪を鴻毛の如くたなびかせ、マクシームの眼前
に近接したと同時にアイアンクローをかました。
「ウオアァアアァ――!?」
――こ、この俺が速さで負けるなんて……? こいつ一体何者だ!?
マクシームは椅子ごと吹き飛ばされ両目を押さえて床で悶絶していたが、軽やかな動きを繰り
出した黒髪の者――もとい息急きかけながら満面の笑顔でシャノアの肩を両手で掴む次兄ヒューで
あった。
それから彼は床でのた打ち回っているマクシームを、毒虫か何かを見るかのように不快な表情
をして一瞥した。
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