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「ニューハーフ・シーメールでエロパロ」スレの避難スレ

76ROSE ◆ROSE/4VERo:2010/09/12(日) 11:18:41 ID:JKstQ1Dk0
 ずぶり、と熱い塊が私の中に入ってくる。そこに苦痛はまったく無く、ただ甘美な快感だけがあった。
 尻穴を突き上げられるたびに私は甘い声をあげてあえいだ。はらわたを突き抜けるような、背骨を
貫くような快感に、私は我を忘れて溺れていた。
「くっ、ルチエラ君、そろそろっ」
「んっ、どうぞっ、来てください、私の、中にっ!」
 数秒後、サー・トーマスの動きが止まり、逸物がひときわ深く私の中を穿った。その直後、熱い爆発が
私のお尻の奥で起こった。体内に注ぎ込まれたものに押し出されたかのように、私のおちんちんからも
白いものがこぼれた。
 呼吸が少し落ち着くと、サー・トーマスは私の中から逸物を引き抜いた。そのまま私たちはベッドに
横たわって呼吸を落ち着けた。
 呼吸が落ち着くにつれて思考能力が回復してくる。先ほどの自分の言動を思い返してみると、
とんでもないことをしていたような気がした。
「あの、申し訳ありません、サー・トーマス……」
「え、何がだい?」
「その、奴隷だのご褒美だのと……」
「ああ、そんな事か。別に問題は無いよ」
「ですが……」
「いやいや、本当に問題ないんだ――いい事を教えようか?」
「はい、何でしょう?」
「僕と同じような趣味の人間は、ヘルマプロディトス・クラブには何人も居るんだ」
「そうなのですか?」
「ああ。詳しくはミセス・ゴトフリートに聞いてみるといい。彼女はそういった趣味の人間の憧れの的だからね」
 それから私たちは身だしなみを整えると、再び連れ立ってホールに戻った。夜会はまもなくお開きの時間で、
人影も大分少なくなっていた。

                    ●

 サー・トーマスをお送りした後、私は部屋に戻った。まだ後片付けが残っていたのだが、私のくたびれた
様子にミセス・ゴトフリートが片付け作業を免除してくれたのだ。ラファエラは今日は厨房の仕事に廻されて
いるので、戻ってくるのはもうしばらく後になるだろう。
 メイド服を脱いでベッドに横になると、どっと疲れが押し寄せてきたような気がした。肉体的にはそれほど
でもないはずなのだが、たぶん緊張していたせいで実際より疲労しているように感じられるのだろう。
 横になった弾みに、お尻の中でサー・トーマスの精液が波打ったような気がした。その感覚に、私は
先ほどの自分の痴態を思い返した。
 尻穴を男根で貫かれ、突き上げられて喜びもだえ、最後には自分も精を漏らして絶頂する。そこには
一年前までの、男に抱かれる嫌悪感に必死に耐えていた自分の姿は無かった。このお屋敷に相応しい、
男に貫かれるためのメイドの姿があるだけだった。
 こんな自分をラファエラは嫌わないだろうかと考えて――ラファエラも同じなのだということに気がついた。
 夜会の晩にお客様とベッドを共にした後のラファエラは、申し訳なさそうな、あるいは罪悪感を感じて
いるような顔をしていた。あれは多分今の私と同じような気分になっていたのだろう、と今なら推測できた。
 ベッドの上を転がりながらあれこれと考えていると、ドアの開く音がした。
「あ、おかえり、ラファエラ」
「あら、ルチエラ、そんな格好で何してるの?」
 言われて、自分が応接用の下着姿なのに気がつく。
「私のこと誘ってるのかしら?」
 くすくすと笑いながらラファエラが言う。その態度に私はほっとすると同時に、再び不安を感じた。思わず
顔をそむけ、ラファエラから視線をはずしてしまう。
「……ねえラファエラ、私今日、お客様に抱かれたの」
「……そう」
「ラファエラ、私のこと抱ける? 今もお尻の中に、お客様の精液が残ってるんだよ」
 不安感に突き動かされるように、私はラファエラを試すような言葉を口にしてしまった。
 もしラファエラがこれで私を拒んだら――だけど拒まれるにしても受け入れられるにしても、いつまでも
悶々とした気分を抱えていたくは無かった。
 これが自分勝手な振る舞いだということは分かっている。こんなことをする自分はいやな子だとも思う。
しかしそれよりも、不安感のほうが強かったのだ。


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