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TSFのSS「ターニング・ポイント」

22luci★:2017/07/01(土) 21:10:14 ID:???0
 男の上体が離れると、下半身で感じていた圧力も少しだけ減ったように思えた。それが男が萎え始めたからか、高遠の身体が弛緩したからかは判別できなかった。
 男は無言で高遠の髪を掴み、股間が見えるようにした。
「う、んん……」
 ヌルっと拷問具が出ていこうとするとそれだけで処女の残骸に引っかかり痛みが増した。
 血液と粘液でぬらぬらと光る男自身を眼前にし、呆然と犯された事実だけを感じていた。
「どうだ? 初めての感想は? えらく感じていたからな。よかっただろう」
 勝手な言い分に、息は荒かったが抗議するように男を睨む。それで力が入ったのか下腹部からどろりと何かが垂れてきた。
(う、これ、は――?)
 膣口から会陰を通って肛門まで垂れてくると、男が口を開く。
「お、結構出たな。処女喪失早々で、これは孕むかもなぁ」
 下卑た目つきでそれを眺めてから、髪を掴んだ手を自分に引き寄せ高遠の目を見て言った。
(はら、む? 誰が? 私、? まてっ確かに完全に女性だ。だからって、まだ生理だって――いや、排卵の後だから、いや、周期は? どうなって――)
 理論的には孕む筈ではあるが、それが自分に起こるとなると信じられない、信じたくないと思ってしまう。
 嫌悪と怒りを宿した目つきから困惑と焦りに色を変えた女の目に、男は愉悦と嗜虐心が煽られていく。少しばかり力をなくしていた肉棒に再び力が漲っていく。
「? !ぎっぃ」
 女の目だけを見ながら、男が突き入れ抜き出し、力の限り腰をぶつけていた。初めより自らの精液と破瓜の血で滑りがよくなり、狭い膣と相まって快感は大きかった。
 高遠はと言えば、終わったと思っていた拷問が再開され、今度こそ死ぬかもと思いながら身を堅くするほか術がなかった。


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