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TSFのSS「ターニング・ポイント」

16luci★:2016/11/19(土) 20:28:38 ID:???0
 腿を閉じようとしても男の身体、というより頭が邪魔になる。ざりざりとした髭の剃り跡が少し痛かった。それでも秘部をいじられまいと力の限り閉める。
「?!」
 高遠の身体がびくっと大きく跳ねる。その感覚が何か分からなかった。身体中を突き抜ける刺激。ぷっくりと膨れた肉の珠を指でつつかれたけれど、男の行動は見えない。それがかえって刺激を増幅させた。
(――い、今のは?)
「ぁえおー、うー!? ふっくぅぅ!」
 鞘ごと摘ままれいじられて、やっとそれが快楽なのだと理解した。身体を捩ろうとなにをしようと、男は嬲る。そして捩る度に男にはない穴から粘液が湧きだしてくる。息が荒くなり次第に鼻だけでは酸素が足りなくなってくると、高遠の身体は次第に動きを小さくしていった。
(こんなのは違うっ、感じてる訳じゃない!)
「お前は誰なんだ? 誰の命令でタカトオを殺った?」
 しばしいじるのを止め、男がスカートの中から問う。けれど高遠にはその回答はできなかった。無言でいるとそれを回答と思ったのか男は自分の腰に手を回した。
「!」
 ナイフの光が一瞬高遠の目に入る。抗う術などなく括られた腕を力いっぱい引き、少しでも男と距離を取ろうと身を固くした。
(……ああ、これが私の、最期、か)
 冷やっとする感覚が腿に当たると、高遠は目をぎゅっと瞑った。股間からナイフを突き入れられるイメージが脳内に広がる。しかし次の瞬間、軽い音と共に下半身を守っているはずの布地の感触が無くなった。
「んんおおおぁ!!?」
 腰が溶けてしまうような、下腹部をぎゅっと掴まれたような、快感が突き抜けていく。これまでとは比べ物にならない。視線は定まらず、乳房は大きく早い呼吸でふるふると揺れた。男は舌全体で膣口から小陰唇、クリトリスまでを舐めあげていた。
「ひぃいい?!」
 二度目のそれで何をされているか高遠はやっとイメージできた。じゅるじゅると音を立て唇でクリトリスを吸い上げた。


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