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キューティ・ペニス

65名無しさん:2007/08/04(土) 16:33:21
第5章 ―決意の日―
メルサーンたちが奈美子の元から離れて約20分が経過した頃、一人の女戦士が現れた。
当たり前だが、正体は奈津子である。
奈津子は周囲に敵がいないことを確認すると、奈美子の持ちに駆け寄った。
「奈美子、奈美子・・?しっかりして!」
と、最愛の娘の肩を抱き、強くゆする。
「う・・・お・・お母さん・・・?」
と、奈美子も目を覚ました。そして、その目には涙が浮かんでいる。
「一体・・・どんなことがあったの?」
優しく問いかける奈津子。
「お母さん・・・私、怖かった・・・ドロドロとした液体で、スーツが溶けて・・・
エネルギーは取られなかったけれど、3回も射精して・・・それに、こんなものまで体に入れられた・・・」
泣きながら、震えた声で話す奈美子。そのことからも、奈美子がどれだけ恐怖心を抱いていたかが分かる。
そして、話を終えた奈美子は、自分の体を奈美子の胸元に押し付けて、泣きじゃくる。

「そう・・・・・」
のあと、奈津子は娘に返す言葉が無かった。
なんと言っていいか分からない感情が、体を駆け巡っていく。
「お母さん・・・・・・・・もう、私・・・闘えない・・・」
フェラリスの狙い通りの発言をしてしまった奈美子。まあ、フェラリスはここにはいないのだが。
「大丈夫よ・・・・・・お母さんだって、デビューしたての頃は・・・」
と、優しい口調で奈美子を励ます。
「これは、試練なのよ、奈美子。宇宙特捜部隊の戦士、性別なんて関係なく、みんなが通る道・・・・」
奈美子が精神的に受けたダメージの大きさを、奈津子が理解していないわけではなかった。
だが、自分も歩んできた「敗北」、そして性行為の道・・・
それを克服できてこそ、真の戦士として活躍することが出来る・・・
この非常な世界、そして、悪を正すためには、避けては通れない道・・・
そこに直面した奈美子を、奈津子は、ただ温かく迎え入れ、いつまでも泣いている奈美子を、
母親として、コーチとして守ることが出来ず、強い責任を感じながら見つめていることしか出来なかった。

どれくらい時間がたっただろうか。
奈美子もさすがに泣きつかれたのか、ぐっすりと寝ているようで、
その姿は二人が親子関係にあることを連想させるに十分なものだった。(ただ、年齢的にどうなの?という疑問はあるが。)
このタイミングで、奈津子は奈美子を抱えて、家に戻っていった。
そして、家に連れ戻ったあと、奈津子は変身を解き、下着姿へと戻る。
疲れ果てて寝ている奈美子の変身も解いた奈津子は、
自室で自らの下着も脱ぎ捨てて奈美子を抱えたままバスルームへと入っていった。
バスルームの中で、奈津子はいろいろな液体で覆われた奈美子の体を丁寧にバスタオルで拭いていく。
(ごめんね・・・奈美子・・・これくらいしか、いまのあなたにはできないの・・・)

奈美子の白く、綺麗な肌を拭き終えた奈津子は、一旦バスルームを出て奈美子の部屋へと向かい、
奈美子をベッドに寝かせて布団をかぶせると、再びバスルームへと戻っていった。


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