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第一外典:魔法少女管理都市『瀬平戸』
155
:
名無しさん
(ワッチョイ 1698-bc14)
:2019/08/19(月) 03:51:05 ID:9DnBN41U00
「……親玉を倒したら、全部解決やと、勝手に思っとったけども……別にそんなことなかったわ」
瀬平戸ショッピングモール。その中のフードコートで、雛菊ひよりと天王寺ヨツバの二人は気を抜いていた。
藤宮明花との最終決戦を終えてから三日――――魔法少女としての脅威を排除した今、目下の目的は元の世界……ゆりかご市の在る世界への帰還こそが最重要となってくる。
正確には、来栖宮紗夜子一人を送り返せばそれでいい……というのは暗黙の了解であるが。ともあれ、その手掛かりは、これっぽっちも掴めていないという有様であった。
「それはそうでしょう。……あの人は、寧ろ対応する側でしたから」
藤宮明花は、魔法少女達の鏖殺を目的としていたが、魔法少女を呼び寄せたわけではない。
寧ろ、呼び寄せられた魔法少女達への対応に追われていた側と言った方が正しいだろう。彼女の目的も併せて考えると、その気苦労自体は途方も無いものだろうとは思える。
ともあれ戦い自体が終わっている以上、多少気を抜いているというのが現状であった。
「そういえば、あの二人は何時くらいに来るん?」
「遅いと思いますよ。なにせ二人で生徒会の仕事してますし」
瀬平戸での住居は来栖宮紗夜子が有するホテルを使用するということで現状は賄っている。仕方ないこととは言えお小遣いまで貰っている。
本来であれば学生である二人、学校に通えるのが一番なのだが、立夏と紗夜子が滞りなく黒百合学院に通えたのは最大の権力者である藤宮が居たからこその話。
現在、生徒会長代行として紗夜子が仕事を請け負っている状態だが、その量は脅威的……というか、生徒会長の仕事だけでも何故一人でやれていたのか分からないレベルだとか。
「さて、今日もゲームセンター行きましょう! プリズムハートのプラチナレジェンドレアを出すまで引き続けるんです!」
「ま、またぁ!? 前出したのとは違うん?」
「違うんですよ、プラチナレジェンドレアはワンカートンに一枚しか入ってない特別仕様で……あれ」
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