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膨らめ☆膨張少女アケミ

1N.T:2015/05/13(水) 23:40:50 ID:ezqGrmRw
とある元気いっぱいの少女が正義の魔法少女に選ばれた!よくわからないけど子供の頃の夢だった魔法少女に♪

え?魔法少女じゃない?・・・えーーーーーー!膨張少女ーー!?

正義のために悪を倒せ!!膨らめ☆膨張少女アケミ!!

膨腹、膨乳、破裂と色々予定されています、苦手な方はご注意ください

2名無しさん:2015/05/14(木) 00:03:54 ID:O7sB9KJ2
アケミ「私の名はアケミ!元気いっぱいの高校生!運動や学問は苦手だけど毎日笑顔で頑張ってます!」

ここはアケミの通う高校のグラウンド

アケミ「はぁ・・・ハヤミ先輩・・今日もカッコいいなぁ・・」

そう、アケミは1年上のサッカー部のハヤミ先輩に恋をしているのだ

アケミ「はぁ・・でも話しかける度胸もないし・・・これじゃあいつまでたっても・・・」

その時・・

???「危ない!」

ボスッ!

アケミ「あぶしっ!」

アケミの顔面にサッカーボールが命中

???「ごめんよ、大丈夫だったかい?」

アケミ「もう!!どこ見て蹴って!・・・ってハヤミ先輩!」

ハヤミ「ごめん、ボールが飛んで行ってしまって・・大丈夫だったかい?」

アケミ「あっ・・・あのぉ・・そのぉ・・あはっ♪大丈夫です!全然!ほらこの通り!」

ツーっと流れる鼻血・・・

ハヤミ「大変だ!おいだれか!ティッシュを!」

アケミ「ああ・・憧れの先輩とお話できたと思ったら・・・目の前で鼻血を出すなんて・・ううう」

ハヤミ「本当にごめんよ・・」

アケミ「ふぁ!きっ・・気にしないでくだしゃい!こんなの全然・・ふぁっふぁっふぁ!」

ハヤミ「そう?・・だといいのだけど・・」

アケミ「ああ・・先輩は優しいなぁ・・こっ・・・これはチャンスかも・・」

ハヤミ「えっ?」

アケミ「ハヤミ先輩!・・あの今度の日曜日!・・よかったら駅の傍にできたばかりのケーキ屋に行きませんか!」

ハヤミ「・・・僕なんかでよかったら」

アケミ「本当ですか!?」

ハヤミ「うん、僕も気になってたしね」

アケミ「えっ!?先輩も・・・私のこ」

ハヤミ「そこのケーキ屋♪」

アケミ「ですよねぇー・・・」

その後私は先輩のアドレスをゲットし、ルンルン気分で帰宅していた・・・この後あんなことがあるとも知らず・・

3N.T:2015/05/14(木) 00:27:02 ID:O7sB9KJ2
アケミ「ふんふふーん♪やったやった♪念願の先輩のアドレスゲットしちゃったー♪」

憧れのハヤミ先輩のアドレスをゲットし上機嫌のアケミ

アケミ「はぁー・・幸せ・・どうしようー今年の運使い切ったかもぉー!」

そんなことを考えながら帰宅するアケミ、その時だった

???「きゃあああああ!」

アケミ「うわぁ!なに!なに!」

とある公園から女性の悲鳴

アケミ「びっくりした・・・なに・・どうしたの・・」

アケミは恐る恐る除き込む、そこには倒れた女性と黒い何か・・・

アケミ「なにあれ・・・黒い・・・まさか幽霊!」

黒い影「きさま・・見えるのか?この俺が」

アケミ「やばっ!見つかった!」

黒い影「ちょうどいい、きさまも主の元へ連れいくとしよう」

謎の黒い影が近づいてくる

アケミ「ひぃ!うそ!来ないで!」

目の前までそれは近づいてきた

アケミ「ハヤミせんぱーーーーーーい!」

???「そうはさせない!」

突然の声が聞こえると、アケミは眩い光に包まれた

アケミ「きゃあああああ・・・・」

・・・・・

アケミ「うっ・・うーん・・・ここは・・・あれ!私の部屋!」

気が付くとそこはアケミの部屋だった

アケミ「今のは・・夢?」

???「夢じゃないよ」

アケミ「うわぁ!どこ!どこ!」

???「君のすぐ下さ」

アケミは下に目を向ける、そこには

アケミ「・・・猫?・・」

エース「私の名前はエース、ゼウス様から遣わされた者さ」

アケミ「エース?・・・ゼウス・・・?あ・・これも夢か」

エース「寝ないでアケミちゃん!」

アケミ「それで?あんたは何者?」

エース「僕は君を迎え来たんだ、君は選ばれたんだ!正義の勇者に!」

アケミ「はぁ・・そうですか・・って、ええええええええ!」

アケミは正義の勇者に選ばれてしまった

4名無しさん:2015/05/14(木) 00:38:45 ID:O7sB9KJ2
アケミ「ちょっと待ってよ!何よ正義の勇者って!そんなアニメみたいな!」

エース「さっき公園で君には見えたはずさ、黒い何かを」

アケミ「見えた・・けど・・・」

エース「あいつらは悪の軍団プロ―ジョンエクスだ」

アケミ「プロ―ジョンエクス・・・?」

エース「奴らは女性ばかりをさらってある野望のために利用し、世界を征服しようとしているんだ」

アケミ「あ!だからあの時も!」

エース「そうさ、だから君は正義の味方として奴らと戦ってほしいんだ!」

アケミ「お帰りください」

エース「そういうと思ったよ、でもね、あの黒いものに一度見つかった以上必ず奴はまた君の前に現れる、そしたら・・」

アケミ「・・・ごくっ・・・もーわかったわよ!やればいいんでしょ!」

エース「そう言ってくれるとおもったよ!ではさっそく君には変身の力を授けるよ!」

アケミ「ええ♪変身できるの♪」

エース「そうだ!君は正義の勇者に変身するんだ!」

アケミ「私子供の頃から魔法少女に憧れてたのよー♪こんな形で叶うなんて人生わからないものねー♪」

エース「はい、完了だよ!じゃあまず練習のために一目のつかない外へ行こう」

アケミ「はっや!!なにしたの!って待ってよー!」

こうして私は魔法少女になった

5名無しさん:2015/05/14(木) 00:55:34 ID:O7sB9KJ2
とある公園にて

アケミ「はぁーはぁー、もう走らせないでよ・・・」

エース「それじゃあさっそく変身だ!」

アケミ「きたきた♪それで?」

エース「このステッキを空に掲げてこう唱えるんだ!変身!っとね」

アケミ「なんかよくある呪文だけどまあいいわ、やってみる!」

アケミはステッキを掲げ

アケミ「魔法少女アケミ!変身!」

ステッキから眩い光が発せられる

アケミ「きゃあああー!」

エース「成功だ―!正義の勇者の誕生だ!」

アケミ「おお♪これは♪」

光が晴れると、アケミ夢にまで見た魔法少女のようなドレスコスチュームになっていた

アケミ「きゃああああ!素敵ーーー!」

エース「うん!立派だ!」

アケミ「夢みたい・・・はぁ・・夢なら覚めないで・・」

エース「よし、じゃあ次は必殺技だけど・・」

その時だった

黒い影「ここにいやがったか・・」

アケミ「げっ!あの時の!」

エース「プローションエクス・・・」

ウルフ「俺様はウルフ、悪いが見られた以上お前も主の元へ連れていくぜ」

アケミ「ふふっ、やってみなさいよ!私は今魔法少女になったのよ!あんたなんて敵じゃないわ!」

ウルフ「魔法少女だと?」

アケミ「さぁ!覚悟しなさい!アチョー!」

アケミはウルフに突撃し、蹴りをお見舞いする

エース「ダメだアケミちゃん!」

ドコッ!

アケミ「あーーーれーーーー」

ウルフ「・・・・でっ?」

エース「だめだよアケミちゃん!そのままじゃまだ普通の女の子と変わらないんだ!」

アケミ「いたた・・・何も殴らなくても・・・って!そういうことは先にいってよ!」

ウルフ「遊びはこれまでだ」

エース「必殺技を使うんだ!そうすれば勝てる!」

アケミ「必殺技♪そうよね!そうこなくっちゃ!」

ウルフ「ああん?」

アケミ「でっ!どうすれば必殺技が使えるのよ?」

エース「はい!これもって!」

アケミ「これって・・・・空気入れ?」

アケミが渡されたのは空気入れだった・・・アケミの初陣が今ここに!

6N.T:2015/05/14(木) 12:28:10 ID:O7sB9KJ2
アケミ「これと必殺技どういう関係が?・・あ!これでぶん殴るのね!」

エース「違うよ、これで膨らますんだ!」

アケミ「何を?」

エース「君のお腹をさ!」

アケミ「・・・・・・」

ウルフ「・・・・・・」

辺りに静かな空気が流れる・・

アケミ「はあっ?私のお腹をって、この空気入れでー?!」

エース「そうさ!これを挿入して膨らますんだ!」

エースは空気入れのホースを手に取った

アケミ「ばっかじゃないの!誰がそんなマニアックな!・・あ!さては2人とも怪しいAVの勧誘なんでしょ!」

ウルフ「誰がAVの勧誘だ!・・まあいい、とにかく来てもらおう」

ウルフはアケミの腕を掴む

アケミ「きゃー!誰かー!」

すると偶然通りかかった警察官が

警察官「おい君!こんな時間に一人で何を大声で騒いでいるのかね!」

アケミ「えっ!?一人って・・ほら!この人に無理やり!」

アケミは必死に説明する、だが

警察官「この人ってどこにいるんだね!いいから早く帰りなさい!いいね!」

警察官は去ってしまった

アケミ「うそでしょ・・・ってことは本当に・・・本物の・・」

エース「プロ―ジョンエクスに勝つには必殺技しかないんだ!アケミちゃん!」

アケミ「ぬぐぐ・・でも・・膨らめって言われても・・・」

ウルフ「聞き捨てならねぇな・・その技を使えば俺様を倒せるだと?」

エース「その通りさ!」

ウルフ「・・・いいだろう、ならやってみな!」

ウルフはアケミの手を離す

アケミ「ええ!やってみなって・・・」

エース「さぁ!アケミちゃん!」

アケミ「うう・・・やらないといけない雰囲気・・・」

ウルフ「姉ちゃんがやれないなら手伝ってやるぜ」

アケミ「えっ!うそ!やめて!」

ウルフはアケミから空気入れを取り上げると、アケミのドレスをビリビリに破き始める・・

アケミ「きゃあーーー!やめてよ変態!脱がさないで!」

ウルフ「黙ってろ!」

パンッ!

アケミ「あっ!・・・ううぅ・・痛ぃ・・」

アケミは平手打ちをくらい静かになった

ウルフ「いくぜ姉ちゃん!」

空気入れのホースをアケミに挿入しようとする

アケミ「あっ!?待って!・・待ってお願い!」

ぐぐぐ・・・

アケミ「痛い!・・・お願い待って・・・私が、私が自分でやるから!」

ウルフ「・・・よし、じゃあさっさとやれ」

アケミ「ううぅ・・」

アケミは自分でホースを挿入していく・・ぐぐぐぐ・・

アケミ「あうっ!・・痛い・・・なんで私こんなぁ・・」

エース「頑張るんだアケミちゃん!」

そしてついにアケミの中にホースは差し込まれた

7N.T:2015/05/14(木) 12:59:43 ID:O7sB9KJ2
アケミ「ううぅ・・恥ずかしいよぉ、お尻の中に入っちゃってるー・・」

エース「さぁアケミちゃん!君のお腹を膨らますんだ!」

アケミ「膨らますって・・私風船じゃないもん!そんなの無理に決まって・・」

ウルフ「ならやはり俺様がやってやろうかー?」

アケミ「ひっ!待って!やる!自分でできますからぁ!」

アケミは空気入れに手をかける、アケミの身体が震えだす

ウルフ「早くやれ!!」

ビクッとなるアケミ、そしてアケミは震える手に力を込め空気入れを押していく

そして・・・・シュ・・という音が鳴る

アケミ「ひっ!今何か中に触れた・・」

エース「アケミちゃんもっとだ!私を信じて!」

アケミ「信じてって、さっき会ったばかりの何かを信じられるわけ・・ううぅ」

アケミはとにかく今は言う通りするしかなかった

シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「あん・・ん・・・はぁ!・・」

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「いっ・・いやぁ・・なんか・・お腹の中が・・おかしい・・」

ぐるるっという音がアケミのお腹から聞こえ始める

アケミ「はぁ・・はぁ・・なんか・・・苦しくなって・・」

アケミはお腹に手を振れる

アケミ「うっ・・うそ!?・・・お腹が張ってる!!」

アケミの細かったお腹は微かに膨らみ張ってきていた

アケミ「いや!やだ!もういや!怖い!怖いよー!」

アケミは空気入れを離しうずくまる

エース「大丈夫だ!そのくらいなら支障はない!」

アケミ「もういやよ!そもそもなんで私なのよ!何が正義の味方よ!私はいや!もう帰る!」

アケミはホースを抜こうとする

エース「アケミちゃん!」

アケミ「あがっ!・・・」

アケミは不意に何かを感じる、目線の先には

ウルフ「そうはいかないぜ姉ちゃん、自分でできないなら手伝ってやるぜ」

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「あっ!いや、やめ!・・ふぐぅー!」

ウルフが空気入れを拾い、アケミに空気を送り込んでいく

アケミ「やめてやめて!もう入らないいぎぃぃ!」

自分の時とは比べ物にならない量と早さで空気が送り込まれていく

アケミ「ううあああ!もうやだぁ!苦しい・・いいい」

アケミのお腹が目に見えて膨らんでいくのがわかる、どんどん大きさを増していくお腹を必死に両手で抑えるアケミ

アケミ「もうパンパンだからぁー!もう無理だからぁー!たすけてぇー!」

アケミは大粒の涙を流しながらただ悲鳴を上げることしかできない

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

ウルフ「おら!おら!これでどうだ!」

アケミ「もうむりぃぃぃぃ・・・はっ・・破裂しちゃ・・・」

アケミのお腹はついに臨月を迎えた妊婦のようになっていた

エース「耐えるんだアケミちゃん!変身した君の身体はこの大きさなら全然支障はない!」

アケミ「そんな・・こと・・言ったってぇ・・苦しいよぉ・・もういやぁぁぁぁぁぁぁー!」

アケミの必死の乞いも虚しく、お腹はどんどん大きくなっていく

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「・・・あ・・・あ・・・・せんぱ・・・たすけ・・・」

8N.T:2015/05/14(木) 13:21:43 ID:O7sB9KJ2
シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「ひぃー!ひぎぃー!・・・・」

いつしかアケミのお腹は先ほどの倍が大きく膨れ上がってしまった

アケミ「うええええぇぇ・・・死ぬぅぅぅぅ!死んじゃうぅぅぅ!」

エース「頑張れアケミちゃん!」

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「たすけ・・・たすけれ・・・たす・・・あがぅ!・・」

アケミのお腹は臨月の妊婦の3,4倍の大きさに膨れ上がった

エース「よし!もう十分だ!」

ウルフ「ぜーぜー、たくっ!なんで俺様が、ぜーぜー」

アケミ「あが・・・ぐるし・・・ぐるじ・・」

エース「さぁアケミちゃん!変身ステッキに君のお腹の中の物をぶつけるんだ!」

アケミ「むり・・よぉ・・苦しくて・・・うごけな・・」

エース「なら私がステッキを持つ!アケミちゃん!やるんだ!」

アケミ「ぶつけ・・るって・・・漏らすって・・ことぉ・・?・・いやぁ・・」

エース「大丈夫だ!私を信じて!」

アケミ「でもぉ・・・」

ウルフ「ええいじれったい!ふん!」

ドコッ!・・ウルフは膨れ上がったアケミのお腹を踏んだ

アケミ「あぐうえええええええええええ!!」

ブシャーーーーーーーーー!・・アケミのお腹の物が勢いよく吹き出す

エース「アケミちゃん!全てを出し切るんだ!」

アケミ「あ・・あれ・・・なにこれ・・・光・・・?」

アケミの中から噴き出したのはキラキラに輝く光だった

ウルフ「これは・・・まさか!」

アケミのお腹が縮んでいく・・・

アケミ「ああん!止まらない・・止まらないのぉー!」

エース「うおおおおおお!アケミちゃーん!」

そしてアケミの中の物は全て出し尽くした

アケミ「うう・・・もうお嫁にいけない・・」

エース「さぁ!アケミちゃん!このステッキを!そして頭に浮かんだ言葉を叫び!やつにぶつけるんだ!」

ウルフ「そっ・・その力は!」

アケミ「身体が動く・・・嘘みたい・・あんなに膨れらんでたのが嘘みたい・・・あんた!よくもやってくれたわね!

アケミはステッキを受け取る

アケミ「インフレーション・フラッシュ―!!」

ウルフ「うおおおおおおお!」

眩い光の光線がステッキから放たれ、ウルフはその光の中に消えていった

アケミ「すっ・・すごい・・」

エース「よくやった!アケミちゃん!これで君は立派な膨張少女だ!」

膨張少女アケミの戦いは、始まったばかり・・・

9N.T:2015/06/08(月) 20:47:43 ID:jx1AJKsA
無事に帰宅した後の事・・・

アケミ「・・・・・」

エース「ねぇ、アケミちゃん?」

アケミ「・・・・・」

エース「ねぇってばー」

アケミ「・・・・・」

エース「何で無視するのアケミちゃん!何を怒ってるの」

アケミ「怒るに決まってるでしょーーーがーーーー!」

エース「わぁー!」

アケミ「何よあれ!いきなり化け物に襲われたかと思ったら君が正義の味方になるんだ!って言われて、魔法少女に変身できるっていうから喜んでたらいきなり空気入れで膨らめって言われ!挙句の果てには化け物に風船みたいにパンパンに膨らまされて怒らないわけでしょ!」

エース「それが膨張少女なのさ!アケミちゃん」

アケミ「それ!!その膨張少女ってそもそも何!」

エース「膨張少女っていうのはさっきみたいに色んな方法でお腹を大きく膨らまし、そのエネルギーで敵を倒す正義の味方で・・」

アケミ「そんな正義があるものかーーい!!」

エース「わぁー!」

アケミ「もっとまともな魔法とか武器とかないわけ!?」

エース「膨・・」

アケミ「膨張以外で!!」

エース「ないよ」

アケミ「ガクッ!・・はぁーーーーー・・・もういいわ・・・あの化け物倒せたんだしもういいでしょ?私はもう変身しなくても・・」

エース「何を言ってるんだいアケミちゃん!悪の軍団プロ―ジョンエクスを壊滅させない限り戦いは終わらないよ!」

アケミ「はぁー!?もっとほかにもあんな化け物がいるのー!?」

エース「あのウルフはおそらく下っ端さ、もっと凶悪な敵が控えているはずさ!」

アケミ「そっ・・そんなぁ・・」

エース「でも大丈夫!膨張少女ならば絶対に勝てるさ!私を信じるんだ!」

アケミ「だから何度も言うけど信じられるわけないでしょ!いきなり現れた不思議生物に!」

エース「・・・まあそう言わずに!」

アケミ「はぁーーーー、でもやらなきゃ私の身が危険ーとか言うんでしょ?」

エース「勿論さ!ウルフを倒してしまったからね!益々狙われることになるよ!」

アケミ「もう溜息しか出ないわ・・・」

10N.T:2015/06/08(月) 21:05:21 ID:jx1AJKsA
アケミ「んで?その敵を相手にする度に私に膨らめと?」

エース「そのとおり!ただこれから現れるであろう強敵には、さっき程度の威力では勝てないだろうね!」

アケミ「はっ?・・・さっき程度って・・じゃあどうすればいいのよ」

エース「もっと大きく、大ーーーーきく膨らむんだ!そうすればもっと強力な必殺技が使えるんだ!」

アケミ「えええ!?無理よ!無理無理!あれ以上大きく膨らんだりしたら破裂しちゃうわよ!」

エース「心配無用だよアケミちゃん!膨張少女には秘密の能力があるんだ!」

アケミ「秘密の・・・能力?」

エース「さっきアケミちゃんは妊婦さんの3、4倍の大きさに膨らんだわけだけど、あの大きさまでなら次膨らむときはほとんど苦痛を感じることなく膨らめるようになっているはずさ!」

アケミ「そっ・・そんな能力が・・・でも待ってよ、苦痛は感じなくても人間の身体はそんなに大きく膨らめないわよ!苦痛感じないからって膨らませてたらパーン!なんて嫌よ!」

エース「それも心配ないさ!膨張少女は膨らめば膨らむだけ限界が増すんだ!」

アケミ「えっ・・ということは大きくなればなるだけ、次はもっと大きく膨らめるようになってる・・と?」

エース「そういうことさ!だからさっきの大きさなんて次は余裕で越えられるのさ!」

アケミ「そっ、そんなむちゃくちゃな・・」

エース「だから安心してよ!アケミちゃん!」

アケミ「安心できるかーーー!そもそも膨らむの事態もうお断りよ!」

エース「そっかぁ・・・残念だなぁ・・」

アケミ「なっ、なによ」

エース「だったら仕方ない・・ほかの子に膨張少女になってもらうよ・・」

アケミ「ちょ、ちょっと待ってよ!ほかの子にあんな目に合せるつもり!?」

エース「世界の平和を守るためには仕方のないことなのさ・・それじゃあアケミちゃん、お元気で・・」

アケミ「ぐぬぬぬぬ・・・・もうわかった!わかったわよ!私がやればいいんでしょ!」

エース「それでこそ正義の味方アケミちゃんだ!さあ!これから共にがんばっていこう!」

アケミ「おっ・・・おー」

アケミの膨張少女としての戦いは始まったばかり・・・

11N.T:2015/06/25(木) 18:22:55 ID:.UhMH.UY
そして次の日

アケミ「はぁー、大変なことになっちゃったなぁ・・膨張少女ってなによ・・・正義の味方どころか変態少女じゃない・・」

そんなことを考えながら登校するアケミ、そこへ

???「アケミちゃーん!」

アケミ「あ、セイナちゃん!」

セイナはアケミの幼馴染ので、勉強、料理、そして抜群のプロポーションを持った男子からモテモテな完璧少女である

セイナ「おはようアケミちゃん♪」

アケミ「おはよー、今日も元気だねー」

セイナ「元気が取り柄だもん!・・・アケミちゃんどうしたの?なんか元気ないように見えたけど・・」

アケミ「ううん!そんなことないよ!全然元気よ」

セイナ「そう?・・・無理しないでね?何かあったら言ってね?」

アケミ「本当にええ子や・・ぐすん、ありがとーセイナー!」

セイナ「きゃあ!もうアケミちゃんたらー」

アケミ「えへへー、じゃあいこ」

そして放課後・・・

アケミ「今日もかっこいいなぁ・・ハヤミ先輩・・・」

アケミはいつものように憧れの先輩を眺めていた

ハヤミ「んっ?やぁ!アケミちゃん」

アケミ「あ!ハヤミ先輩・・・おおおおおお、おつかれれれれれ、さまでででですすすす」

ハヤミ「う、うんありがとう」

アケミ「あ、あの・・・ハヤミ先輩・・・あの・・」

ハヤミ「ああ、日曜日の約束だね、大丈夫だよ覚えてるから、時間は12時に駅前でいいのかな?」

アケミ「ひゃっ!ひゃい!それで大丈夫でしゅ!」

ハヤミ「それじゃあ日曜日に!」

アケミ「はっ、、はいいい!」

アケミ「し・・・・あ・・・・わ・・・・せ・・・・」

そしてアケミは自宅へ帰ると・・

アケミ「きゃあああああああああああああ!どうしよう!デートだよデート!ハヤミ先輩とデーーーーーートーーーーーーー!!」

アケミは大声で暴れていた

アケミ「はぁ・・はぁ・・・こんな幸せがあっていいものか!・・ううん!あってもいいのよ!この幸せが続きますように!きゃああああああああああ!」

エース「あ、お帰りアケミちゃん」

アケミ「ぎゃああああああああああああああああ!!」

エースの姿を見て一気に現実に戻されたアケミであった

12N.T:2015/07/09(木) 18:02:45 ID:goZMkpZA
土曜日

アケミ「でっ?・・・話ってなによ」

エース「そろそろ膨張少女としての特訓が必要だと思っだんだ」

アケミ「特訓?・・・私こう見えても運動とか苦手なんだけど」

エース「大丈夫!膨張少女の特訓はね」

アケミ「膨張すること・・・とかいうんでしょ」

エース「ピンポーン!」

アケミ「やったー♪当たったー♪ってバカ――――!!」

エース「わーーー!」

アケミ「絶対にい・や・よ!」

エース「でも言ったじゃないか、これから現れるであろう強敵のために、いまよりも何倍も大きく膨張できる身体にしないと」

アケミ「わかってるわよ!それでも嫌なの!!お腹を膨らますなんて妊娠する以外あり得ないことなのよ!それを空気だの何だので膨張させるなんて嫌に決まってるでしょ!」

エース「でもプロ―ジョンエクスを倒さない限りこの世界は終わりだ!」

アケミ「そのプロ―ジョンエクスってそもそも何よ!そんなに悪い組織なら警察とかに任せればいいのよ!」

エース「奴らは選ばれた者にしか見えないんだ!選ばれし者は膨張少女として戦う宿命にあるんだ!そう!君が戦わなければ家族も、友達も、大切な先輩だって殺されてしまう!」

アケミ「・・・・・」

エース「それでもいいのかい?今は耐えるしかないんだよアケミちゃん!未来を守るためにお願いだ!」

アケミ「何よ・・真面目な空気作っちゃって・・・最初からそう言いなさいよ・・」

エース「アケミちゃん!それじゃあ!」

アケミ「わかったわよ、家族やみんなのためなら、膨張だろうと耐えてやるわ!」

エース「ア、アケミちゃーーん」

アケミ「特訓を始めましょ、どうしたらいいの?」

決意を固めたアケミ、世界を守る膨張少女としての戦いが始まった

13N.T:2015/07/09(木) 18:13:18 ID:goZMkpZA
エース「これさ!」

エースが取り出したのは空気入れだった

アケミ「これあの時の・・・」

エース「今はこれしかないんだ、もっと他に役立つ道具はあるんだけど今のアケミちゃんがそれを使ったら一瞬で吹き飛んじゃう」

アケミ「えええ・・怖いこと言わないでよ・・」

エース「あともう一つ最重要なことがあるんだ」

アケミ「なに」

エース「君が膨張少女だってことを関係者以外の人間にバレないようにするんだ」

アケミ「言われなくて誰にも言わないわよ、んで?もしバレたら?」

エース「その場で君のお腹が限界まで膨張して破裂する」

アケミ「・・・・えっ?・・・うそでしょ・・・死んじゃうってこと?」

エース「そういうことだよ、だからくれぐれも」

アケミ「何でそういうこともっと早く言わないかなぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

エース「わーーーーーーーーーー!」

アケミ「命に係わる事はもっと早くいいなさいよ!てことは人前では変身しない方がいいてことね、変身しても見た目は私がコスプレしてるようなものだからすぐバレちゃう」

エース「うん、だからもし敵が現れても人のいない所へ誘導するんだ」

アケミ「わかったわ」

エース「それじゃあ・・・・はい、これを」

エースはアケミに空気入れを差し出す

アケミ「ごくっ・・・・ママ、パパのため・・・・みんなのため・・・先輩のため・・・」

アケミは空気入れを受け取った

14N.T:2015/08/10(月) 17:30:43 ID:tgh7tjzA
アケミ「・・・・でっ?・・どうしたらいいの?」

エース「公園の時と同じさ!それを肛門に差し込んで空気を送り込むんだ!風船を膨らますように」

アケミ「本当にやらなきゃ・・・ダメ?」

エース「ダメ」

アケミ「あうう・・・もうわかったわよー・・」

アケミはズボンを下ろし、空気入れの管を手に取った

アケミ「みんなのため・・そうよ、これはみんなのため・・・んっ」

ぐぐぐっ・・・アケミは空気入れの管を少しづつ挿入していく

アケミ「いっ、いた・・・なにか無いのー!入れやすくするローションみたいなのー!」

エース「あ、そうだね!わすれてたよ!・・えっとーー・・はいこれ!」

アケミ「どっから出したのよそんなもの・・・まあいいわ」

エースが取り出したジェル状の物を塗り、再度挿入にかかる・・ぐぐぐっ

アケミ「あああん!!うそ・・すんなり入っちゃった・・」

エース「その調子だアケミちゃん!さぁ!思う存分膨らむんだ!」

アケミ「変な言い方しないでよ!」

アケミは空気入れを手に取った

アケミ「どうしてこんなこと・・・」

エース「さぁ!、さぁ!アケミちゃん!」

アケミは目を強く瞑り、空気入れの力を込め始めた

15N.T:2015/08/10(月) 17:40:34 ID:tgh7tjzA
シュッ・・・

アケミ「ひっ!」

身体の中に空気が入り込む感覚に身体を震わすアケミ

エース「大丈夫!頑張るんだ!」

アケミ「うるさい!ちょっと静かにして!」

エース「あ、ごめん・・・」

シュッ・・シュッ・・

アケミ「うっ・・・・あん!・・・」

どんどん息が荒くなっていくアケミ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「入ってくる、どんどん入ってくるのがわかるー」

身体を震わせるアケミ、だがその手を休めることなく空気を送り続けていく・・

エース「その調子だ!頑張れアケミちゃん!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・ぷくぅーー

アケミ「すっ、すごい・・・お腹がどんどん張って・・」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「もうこんなに張ってるのに・・・こんなこと普通じゃないのに・・どうして・・全然苦しくない・・」

アケミは今起きている現実に驚いていた、シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

エース「言ったでしょ、それが膨張少女の能力なのさ!もっともっと大きく膨らむんだ!膨らめるはずさアケミちゃん!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「お腹が・・・私のお腹がどんどん膨らんでいく!」

アケミのお腹は目に見えるほどハッキリと膨張していく

アケミ「すごい・・妊婦さんみたい・・・前膨らまされた時は苦しいだけだったのに・・」

アケミのお腹はとうとう妊婦と同じくらいの大きさにまで膨張していた・・・

16N.T:2015/08/10(月) 18:00:37 ID:tgh7tjzA
シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「うそ・・すごい、まだ苦しくない・・・もうこんなに大きいのに・・」

アケミのお腹は妊婦を遥かに超えていた・・・だがまだまだ余裕がある・・

エース「すごいよアケミちゃん!やはり素質があるんだ!さぁ!もっとだ!もっともっともっと大きく膨むんだー!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「はぁ・・はぁ・・もっと・・もっと大きく!」

ぷくぅー・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「もっ・・もっとぉ!・・」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「あはっ!すごい・・・お腹が大きすぎて身体が見えない・・」

もはや公園で膨張した大きさを越え、大きな玉が乗っかっているかのような状態になっていた

アケミ「うっ・・さすがに・・苦しくなってきたわ・・」

エース「ダメだよアケミちゃん!ここからが本番さ!来たる戦いのためにもっともっと大きく膨張できるようにならないと!」

アケミ「そうだけど・・でもこのままだと本当にお腹が・・」

エース「まだアケミちゃんの身体は破裂しないさ!さぁ!」

アケミ「そんなこと言ったってー」

アケミは大きく膨らんだお腹に、そしてとうとう感じ始めた苦痛に完全に手が止まる・・

エース「そうか・・・まずは心の問題もあるんだね・・・ならその膨張への恐怖を何とかしないと・・」

アケミ「えっ?」

エース「ごめんねアケミちゃん、はぁ!!!」

エースは何やら力を込めると、手にしていた空気入れがアケミの手から離れ浮いていく・・

アケミ「ちょ・・ちょっと!何する気!」

だが大きく膨らんだお腹のせいで身動きが取れないアケミ

エース「さぁ!耐えるんだ!膨張に耐える精神を!ふんっ!」

エースはまたしても力を込め・・

アケミ「ちょっと・・まさか・・・いや、やめて!!だめ!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・っと、宙に浮く空気入れが動き出しアケミに空気を送り込んでいく

アケミ「いやぁーーーー!」

ぷくぅ・・っと膨張を始めるアケミのお腹・・・バタバタと暴れるが身動きが取れない・・

アケミ「お願いやめて!もうだめ!いやー!破裂しちゃう!」

どんどんその大きさを増していくお腹・・・ついに完全に膨張したお腹によって手足も満足に動かせなくなる

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

エース「ほら!アケミちゃん!まだ大丈夫でしょう?自信をもつんだアケミちゃん!君は・・・もっと膨らめる!!」

アケミ「くっ、苦し・・いやぁー!」

17N.T:2015/08/15(土) 17:00:05 ID:6CNZ1FxI
アケミ「お願いエース!だめ!やめっ・・・ああ!!」

・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「はっ、破裂しちゃ・・・うぐぅ!」

どんどんその大きさを増していくアケミ、だが・・・

アケミ「あ・・・あれ・・・」

アケミは自分のお腹に触れると、あることに気付く

アケミ「苦しいけど・・お腹にまだ余裕がある・・全然張って・・・ない?」

アケミのお腹は既に妊婦の倍というほどにまで膨張していたが、なんとその身体はまだ限界を示す張りがなかったのだ

エース「そうさ!言ったろ?君はアケミちゃんはまだまだ膨らめる!気持ちを強くもつんだ!大丈夫、破裂なんてさせないから!」

アケミ「エース・・・そうよ、これはみんなのため・・・耐えるのよ!」

・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「ううううううぅぅー!でっ、でも苦しいぃぃ!」

エース「仕方ない、今回はこれくらいにしておこう、さぁアケミちゃん!遠慮なくこのロッドに全てぶちまけるんだ!」

エースはアケミの肛門に挿入されたホースを引き抜く

アケミ「あっ!だめ今抜いたら!・・でっ、でちゃ・・・出ちゃうううううう!」

エース「それぇ!」

アケミ「いやぁーーーーーーーん!」

ブシュ―――――――!!という凄まじい音と共にキラキラした光がアケミの中から放出されていく

エース「うおおおおぉ!すごい!すごいよアケミちゃん!想像以上だーーー!」

アケミ「止まらないよぉー!・・・・恥ずかしいーー!」

そして放出が止まった・・・

アケミ「はぁ・・・はぁ・・疲れた・・・」

エース「お疲れアケミちゃん!むぐぅ!」

突然アケミの手が伸びエースを握る

アケミ「よくもやってくれたわねぇー!

エース「むぐ?ころもアケミちゃんのためらろ?」

アケミ「うるさーーーい!」

なんとか本日の試練を超えたアケミ、だが彼女に更なる試練が待っていようとは、今の彼女に知る由もなかった

エース「あーーーーーーーーーーーーーれーーーーーーーーーーー!」

18N.T:2015/08/28(金) 12:39:37 ID:xVC3sjKY
後日・・・・

アケミ「ふんふふんー♪」

エース「・・・・・?」

アケミ「ふんふんふーん♪」

エース「どうしたのアケミちゃん?ふんふん言って鼻息すごいよ?」

アケミ「鼻息じゃないわよ失礼な!鼻歌よ鼻歌!」

エース「鼻歌?今日何かあるのかい?」

アケミ「今日は憧れの先輩とのデートなのよ♪ああ、幸せ・・」

エース「あの、」

アケミ「邪魔しないでね!!絶対に!もし邪魔したら私が世界滅ぼすわよ!」

エース「わっ、わかってるよアケミちゃん!」

アケミ「それじゃあ行ってくるわね?静かにしてるのよ?」

エース「はーい、行ってらっしゃいー」

そして待ち合わせ場所の駅前に到着したアケミ

アケミ「ああー緊張する・・・心臓が破裂しそう・・、ちょっと早く来すぎたかな・・・・」

ハヤミ「あ!アケミちゃん!おまたせ」

アケミ「八ッ!ハヤミ先輩!お、おはようございましゅ!」

ハヤミ「早く着くと思ったんだけど、まさかアケミちゃんの方が先にいるなんてね」

アケミ「はっ、はは!ちょっと張り切っちゃたみたいで」

ハヤミ「そうなんだ、じゃあ行こうか」

アケミ「はっ、はい!」

19N.T:2015/08/28(金) 12:52:26 ID:xVC3sjKY
アケミ「あっ!ここですここ!新しくできたケーキ屋さん!」

ハヤミ「わあ、綺麗な所だねー、でもすごい人の数だね」

アケミ「そうですね、休日ですしねぇ・・・」

ハヤミ「とりあえず並ぼうか」

アケミ「はい!」

2人は行列に並ぶ、そして数分後・・・

アケミ「ようやく席に座れましたね」

ハヤミ「そうだね」

アケミ「あの・・よかったんですか?奢ってもらっちゃって・・」

ハヤミ「勿論だよ、さっ食べよう」

アケミ「(ああ、いい人・・・やっぱり素敵・・・♪)」

そして会話は続き、ケーキを完食した2人

アケミ「おいしかったですね先輩♪」

ハヤミ「うん、そうだね」

アケミ「えっと、先輩・・・この後どうします?(もっと一緒にいたいよーー)」

ハヤミ「そうだね、時間もまだ早いし、色々見て回ろうか」

アケミ「はっ、はい!」

2人は店を後にする・・・数時間後・・とある喫茶店

アケミ「時間が立つの早いですねー・・もうこんな時間・・」

ハヤミ「そうだね、楽しい時間はすぐ終わってしまう」

アケミ「先輩も楽しんでくれていたんですか?」

ハヤミ「勿論だよ」

アケミ「よかったぁー、あの・・先輩が良ければ・・また・・一緒に」

ハヤミ「そうだね、また行こうか」

アケミ「はい!」

20N.T:2015/08/28(金) 13:04:22 ID:xVC3sjKY
アケミ「先輩はいつも休みの日は何をしているんですかー?」

ハヤミ「そうだね、サッカーの練習や読書かな」

アケミ「そうなんですかー!(ああん!かっこいいー!)」

ハヤミ「それと最近不思議な光景も見たんだ」

アケミ「不思議な光景?」

ハヤミ「うん、数日前のことなんだけど、部活帰りにある公園を通ったんだけど」

アケミ「公園?」

ハヤミ「うん、そこに一人で大声を上げているコスプレイヤーがいたんだ」

アケミ「なんですかそれー(笑)そんな時間に一人でなにしているんでしょうねー」

ハヤミ「そうだね、たしかー・・えっとー、何とか少女がどうって・・」

アケミ「あはは・・・・ん?」

ハヤミ「あ、そうそう!膨張少女だ!」

アケミ「ぶっーーーーーーーーーーーーーーーー!」

ハヤミ「どうしたんだい?そんなにおかしかったかな?」

アケミ「いっ、いいえ大丈夫です、あっはは(それ私のことじゃなーい!見られてた!先輩に見られてた!)

ハヤミ「でもそのまま帰宅しちゃってその後どうなったのかはわからないんだけどね」

アケミ「それでいいんですよ先輩!!?」

ハヤミ「うっうん、さあ、そろそろ帰ろうか」

アケミ「そうですね」

2人は喫茶店を出て駅へと向かおうとした・・・その時だった

女「きゃーーーーー!」

男「なっ!なんだあれは!」

アケミ「わっ!何!」

ハヤミ「あっちのほうからだ!」

アケミ「えっ・・・うそ・・・あれはUFO?」

そこにはUFOのような巨大な円盤が宙に浮いていたのであった

21N.T:2015/08/28(金) 13:26:38 ID:xVC3sjKY
アケミ「UFOって・・本当にいたんだ・・・」

ハヤミ「・・・・・」

周りにたくさんの人が集まってくる

女A「わぁー・・本物・・かなぁ?」

辺りがどよめき立つ・・・ブーン

アケミ「あっ!UFOが光り出した!」

突然UFOが光を放ちだす・・・そして・・・

ブーン・・・・チュン!!

女A「きゃあ!」

チュンチュン!!

女B「ひぃ!」

女C「きゃ!」

UFOからビームが放たれ、人目掛けて飛んでくる

アケミ「えっ、ちょ!」

ハヤミ「逃げるんだアケミちゃん!」

チュン!

女D「いやぁ!」

アケミ「あのビーム、女の人にしか当たってない?・・・なによあれ!」

それから謎のUFOは集まる民衆の女性目掛けてビームを放ち続けていく、そしてビームが止まる・・・

アケミ「止まっ・・・た」

ハヤミ「大丈夫かいアケミちゃん」

アケミ「あっ、はい!私は大丈夫です」

女A「うっ、うーん」

女B「なによ・・あれ・・なんだったの」

謎のビームを受けた女性たちが次々と立ち上がっていく

アケミ「よかった、みんな無事だったみたい・・じゃああれはいったい・・・」

謎のUFOは未だに宙に浮いたまま・・・

アケミ「まるで映画みたい・・・」

その時だった

女A「えっ、何!えっ!ひっ!いやぁ!」

女B「ああっ!なにこれ!きゃあああ!」

アケミ「えっ・・・なにこれ・・」

女A「お、お腹が・・お腹が膨らんで・・」

女C「きゃあ!私のお腹も!だれか助けて―!」

ビームを受けた女性たちのお腹が次々と膨張していく・・

女E「なによこれ!ねぇ!助けて私もあの光線当たったの!ねぇ!」

男A「くっくるな!」

女E「きゃあ!」

女D「あぐぅ!いやぁ!!お腹が!お腹が!」

女A「ひぃー!くっ苦し!だれか止めて!助けてー!」

最初に膨張が始まった女性のお腹はまるで妊婦のようになっていた、膨張していく女性たちの着ていた衣服が盛り上がっていく

女E「だれか!だれか助け!・・はあ!!!!・・いやっ、いやぁー!膨らんできたぁー!お腹が膨らんで、ひぃーーー!」

アケミ「なによ・・なによこれ・・・はっ!まっまさか・・・」

ハヤミ「こっ、これは夢でも見ているのか・・・」

アケミ「まさかあのUFOって・・・エースの言ってた・・プロ―ジョンエキス!?」

22N.T:2015/10/04(日) 16:17:39 ID:i0nJPR.M
ハヤミ「いっ、いったい何が起きているんだ・・・女性のお腹が・・・膨らんで・・・」

目の前で起きている現実に困惑するハヤミ

女A「誰かー!うぐぅぅ!お、お腹が・・破裂しちゃ!」

女B「何!何なのこれー!誰か止めて―!」

ぷくぅーっとどんどん大きさを増し膨らんでいく女性達

アケミ「こんな時どうしたらいいの・・・もう!肝心な事何も聞いてないわよ!」

ミチミチ

女A「いっいや!もう無理ぃー!破裂するぅーーー!」

既に妊婦を遥かに超える大きさにまで膨張した女性たちにお腹が限界に近づいていた

女C「たすけ!・・だれか・・助けて!死んじゃう!いや!破裂して死んじゃーぐぅ!」

ミチミチ・・ぷくぅ

女D「苦し・・いいぃ・・ぐぇぇ!」

女E「やだぁー!やだやだやだやだやだやだやだーー!死にたくないよー!お母さーーーん」

ミチミチ

アケミ「どうにか・・どうにかする方法はないの・・・エースお願い教えて・・・」

その時だった

女A、B「あぐっ!?」

突如ぶしゃーーーーーーー!とすごい勢いで光り輝くものを噴射する

アケミ「あっ、あれは膨張少女の時の私と同じ・・・ということは!」

噴射された光は謎のUFOへ吸収されていく

女C「ひぃいいい!出ちゃうーーー!」

女D「ああん!!いやぁー!」

ぶしゃーーーーーーー!

謎の光を噴射した女性たちのお腹は小さくなり、何事もなかったように元へ戻っていく

アケミ「もしかして・・・ああやって力を蓄えているんじゃ・・・膨張少女みたいに・・・」

ハヤミ「あっ!UFOが!」

UFOは眩い光を放つと、その姿を消した・・・

ハヤミ「消えた・・・でもみんな無事みたいで・・・!?」

アケミ「うっ・・うそ・・」

女E「いやぁーーーーー!止めてーーー!」

そこにはただ一人、未だに膨張し続ける女性が・・・・

23N.T:2015/10/04(日) 16:27:42 ID:i0nJPR.M
女E「なん・・でー!なんで私だけ・・・うわぁー!」

ぷくぅー・・ミチミチ・・

アケミ「うそ・・なんで!」

女E「うぇぇぇーーいやだぁーー!助けてぇー!たすげ・・・あぐぐぐぐぐ!!」

ミチミチミチ

男「中に物を出すんだ!踏ん張れ!!」

女E「さっきからやって・・・るわよぉーーー!」

ミチミチミチ

女E「もっ・・・もうだ・・・め・・・」

ハヤミ「くっ!アケミちゃん!」

アケミ「きゃ!」

ハヤミはアケミの顔を隠すように抱き付く

女E「うああああぁぁぁぁーー!おがあああざあ」

ボオン!!!  びちゃ・・びちゃびちゃ・・・

周辺の人「うわあああ!  きゃあああ!」

とうとう耐え切れず女性のお腹は破裂し弾け飛んだ・・・

ハヤミ「見ちゃだめだアケミちゃん・・・いいね?」

アケミ「ハヤミ・・・先輩・・・ううぅ・・うわあああああん!」

目の前で起きた残酷な現実に、ただその身を震わせ泣き叫ぶアケミであった・・・

そしてアケミとハヤミはその場を後にし、帰宅の途につく・・

24N.T:2015/10/04(日) 16:47:04 ID:i0nJPR.M
エース「あ、おかえりアケミちゃん!遅かったんだね・・・どうかしたのかい?」

アケミ「・・・・・・」

エース「アケミちゃん?」

アケミ「ねぇ?エース・・・プロ―ジョンエキスって・・どんな組織?」

エース「何かあったんだね?聞かせて」

今日あった出来事をエースに話すアケミ、謎のUFOのこと、放たれたビームを受けた女性が膨張していったこと・・・女性が・・・破裂したこと・・・

エース「・・・・そんなことが・・・」

アケミ「あなたならわかるわよね?あのUFOが何なのか・・」

エース「勿論さ、アケミちゃんも感づいていると思うけど、そう・・プロ―ジョンエキスだ」

アケミ「やっぱり・・・それであいつらは何でこんなこと!?」

エース「アケミちゃんが見た、その女性達から出た光、それを集めているんだ」

アケミ「膨張少女のと同じ?」

エース「そうさ、あの光はインフレーションエネルギーというものさ」

アケミ「インフレ―ションエネルギー?」

エース「物体の膨張するときに発生するエネルギーといえばわかりやすいと思う」

アケミ「やつらはそれを集めて何をしようとしているの?」

エース「ビックバン」

アケミ「ビックバン?それって宇宙の・・」

エース「そう、宇宙が誕生したと言われているビックバンだ」

アケミ「それとインフレーションエネルギーと何の関係が?」

エース「プロ―ジョンエキスはインフレーションエネルギーを集め、宇宙で再度ビックバンを起こそうとしているんだ」

アケミ「そっ、そんな!そんなことしたら!」

エース「今の宇宙はなくなる、その後は完全に無さ」

アケミ「そんな・・・」

震えだすアケミ、膨張処女に世界の命運がかかっている、だがまさかこれほどの強大なものだったとは思っていなかった・・・

エース「ビックバンを起こしてㇷプロ―ジョンエキスは何を企んでいるのかはわからない・・ただ奴らに対抗できるのはアケミちゃん・・君の膨張少女の力だけなんだ!」

25N.T:2015/10/04(日) 17:04:29 ID:i0nJPR.M
翌日、学校でも昨日の話題で持ち切りだった、ニュースやテレビは謎のUFOと女性の膨張破裂死の話題が上がっていたからだ

アケミ「・・・・・」

セイナ「アケミちゃん?」

アケミ「あっ、セイナちゃん、どうしたの?」

セイナ「なんか今日ずっと元気がないから・・・」

アケミ「そんなことないわよ?あはは!ほらこの通り!」

アケミはその場で踊り始める

セイナ「うふふ、本当だ」

アケミ「でしょお?でもありがと、心配してくれて」

セイナ「ううん、友達だもん、当たり前だよ」

アケミ「ええ子や本当に・・もうー!キスしてやるぅー!」

セイナ「きゃ!もーアケミちゃんたらー!」

担任「みんな静かにしろーホームルームを始めるぞー」

一同「はーい」

担任「みんなも知っての通り、近所で大きな事件が起きた、未だに詳細はわかっていないが皆十分に気を付けるように」

一同「はーい」

男生徒「なぁなぁ、女性が風船みたいに膨らんだってどんな状況だよってなー」

健斗「ああ!本当なら一度見てみたぜー」

アケミ「ちょっと健斗!今の発言何よ!被害者に女性に失礼よ!」

健斗「うわっ!なんだよ!べつにいいだろー!どうせこんなのガセなんだから!」

アケミ「ガセじゃないわ!私もあの現場にいたんだから!」

セイナ「えっ?アケミちゃんも?」

アケミ「えっ・・もって・・セイナちゃんもあそこに?」

セイナ「うん・・・ちょうどお買い物に来てたら目の前に大きなUFOが現れて・・」

アケミ「(そんな・・じゃあセイナちゃんが被害を受けていた可能性も・・・)」

アケミ「そう・・なんだ・・私はせんぱ・・・私もお買い物にきてたんだ、そしたら・・・ね」

男生徒「まじかよ・・・じゃああれって・・まじ・・・」

アケミ「そういうことよ、だからもうそんな最低な発言しないようにしなさい」

健斗「お、おう」

セイナ「アケミちゃん、一緒に帰ろ?」

アケミ「うん」

26N.T:2015/10/04(日) 17:16:03 ID:i0nJPR.M
帰宅中のアケミとセイナ

セイナ「・・・・・」

アケミ「(セイナちゃん怖がってる・・よね・・・セイナちゃん怖がりだから・・)」

アケミ「セイナちゃん!大丈夫だよ!すぐ警察とかUFO関連の専門家さんとかが犯人捕まえてくれるよ」

セイナ「うん、そうだね・・・あっ私こっちだから、アケミちゃん気を付けてね?」

アケミ「うん、セイナちゃんも」

セイナ「それじゃあまた明日」

アケミ「うん、またね」

セイナと道を分かれ、アケミは一人自宅へ向かう

アケミ「私がやるしかない・・・犯人を・・ううん、プロ―ジョンエキスを倒せるのは私、膨張少女だけなんだから!今日エースに頼んで訓練しなきゃ・・もっともっと大きく膨張できる強い身体に!」

アケミは小走りで自宅へ・・・その道中

男「見ろ!あれはなんだ!」

アケミ「え!?」

男が指差す方向へ目を向ける・・・

アケミ「あ・・あれは・・・」

そこには昨日目の当たりにしたUFOが浮いていた・・・

アケミ「まさか・・・また同じことを!・・・あれ・・・うそ、あの方角って・・・」

UFOはアケミのいる方角とは逆へと移動していた・・そしてその方角は・・

アケミ「セイナちゃんの家がある方角!!大変!セイナちゃん!!」

アケミは顔を青ざめると、セイナを追いかけた・・・

アケミ「お願い!セイナちゃん!逃げて!無事でいて!!」

27N.T:2015/10/05(月) 18:40:14 ID:j8FpkgDw
セイナ「ただいまー」

母「あら、おかえりー、早く着替えてらっしゃい、もうすぐご飯よ」

セイナ「はーい」

セイナは自分の部屋へ戻ると、制服を脱ぎ私服へ着替えた

セイナ「えっとー、明日は国語と数学とー・・・」

ガチャ!!

セイナ「!?」

アイナ「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん!」

セイナ「ちょっとアイナ!入るときはノックしてってあれほど」

アイナ「えへへー!・・・じゃん!どうこれ!」

そこには可愛らしいフリフリの付いたドレスのような服を着た妹の姿だった

セイナ「可愛いー!どうしたのそれー」

アイナ「えへへ♪お母さんに買ってもらったのー」

セイナ「そうなんだー、よかったわねアイナ」

アイナ「うん♪お姉ちゃんも可愛いお洋服いっぱい持ってるから私だって負けないもん!」

セイナ「ふふっ、アイナったら」

母「セイナー、アイナー!ご飯だからおりてらっしゃーい」

セイナ「はーい!行くわよアイナ」

アイナ「あ、先に行っててお姉ちゃん、私はお洋服着替えてから行くから」

セイナ「わかったわ、早く来るのよ?」

アイナ「はーい」

セイナは食卓へ向かう・・・

セイナ「お腹すいたー・・お母さん今日ご飯なにー?」

母「今日はカレーよ」

セイナ「やったー!」

母「アイナは?」

セイナ「着替えてかくるって、新しいお洋服汚したくないのね」

母「あら、もう見せたの?早いわねー」

セイナ「ふふっ」

その時だった、突如眩い光が窓から差し込んだ

セイナ「きゃ!眩しい!」

母「何!?セイナ大丈夫!?」

セイナ「う、うん、でも何この光・・」

母「外からね・・セイナはここにいなさい」

セイナ「お母さん危ないよ!」

ガチャ・・母はドアを開け外を覗く・・・

母「うーん・・眩しくて何も見えな」

チュン!!

28N.T:2015/10/06(火) 23:54:39 ID:v0Ic7OJc
母「きゃあ!」

セイナ「お母さん!?どうしたの?」

母「大丈夫よ、何でもないわ」

眩い光が徐々に収まっていく

セイナ「あ、お母さん!」

倒れ込む母の元へ向かうセイナ

セイナ「大丈夫お母さん!何が・・・!?あ、あれって・・・」

外を見ると上空に浮かぶ大きなUFOが・・・

セイナ「あれは昨日見たのと同じ・・・そんな・・」

チュン!チュンチュン!

母「危ないセイナ!」

母がセイナを突き飛ばす、近所から聞こえる女性たちの悲鳴

女A「きゃあ!」

女B「何!?ひぃ!」

セイナ「どうしようこのままじゃ・・・お母さん早く中に!」

母「私は大丈夫だからアイナを!」

セイナ「でも!」

母「早く!窓から離れなさ・・あぐぅ!」

母が突然苦しみ声を上げる

セイナ「お母さん!?」

ぷくぅ・・・

母「えっ、ああ、そんな・・・どうしてお腹が・・あああ!」

母のお腹が徐々に風船のように膨張し始める

セイナ「こっ、これって昨日と同じ・・・嘘よ・・・そんな!」

アイナ「どうしたの?何かあったのお姉ちゃん!」

母「ア、アイナ・・だめ!きちゃ!あううう!」

アイナ「え、お母さんどうしたの!!」

母に駆け寄るアイナ

セイナ「アイナ!?だめーーーーーー!」

チュン!!

29N.T:2015/10/08(木) 17:29:00 ID:fzotgQps
アイナ「えっ、お姉ちゃん?きゃあ!」

セイナ「アイナ!」

母「ああ、そんな・・そんな!・・ああうぅ!」

アイナもUFOから放たれた謎の光線に当たってしまう・・

アイナ「痛た・・・何今の・・」

セイナ「そんな・・・アイナまで・・・」

アイナ「そうだ!お母さんどうしたの!何このお腹!どうして風船みたいに膨らんでるの!」

セイナ「アイナ・・」

アイナ「お姉ちゃん!お母さんが!早く救急車呼ばないと!」

セイナ「アイナ・・ううぅ・・・」

アイナ「何してるのお姉ちゃん!早くしないと!」

アイナがセイナの元へ近づいてくる

セイナ「アイナ・・落ち着いて聞いて?いい?」

アイナ「えっ?・・お姉・・・ちゃん?」

セイナはアイナに抱き付く

セイナ「お母さんは大丈夫・・すぐ元に戻るわ」

アイナ「本当?・・でもどうしてこんな・・外に浮かんでるの何?」

セイナ「聞いて・・・お母さんは・・・お母さんはね・・・」

アイナ「お母さんは?・・」

セイナ「さっきの光線に当たって・・・近所の人もそれで・・あんな事に・・」

アイナ「光線・・・って」

お母さん「うううぅ!アイ・・ナァ・・!」

アイナ「えっ・・えへへ・・嘘でしょ?・・お姉ちゃん・・二人で私を驚かそうとしてるんでしょ?」

セイナ「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」

アイナ「本当・・なの・・・?・・えっ、それじゃあ私・・・えっ・・・」

セイナ「ううぅ・・・神様ぁ・・・」

アイナ「・・・なるの?・・・私・・・お母さんみたいに?・・・」

身体が震えだすアイナ、そして大粒の涙が流れ出す

アイナ「お・・・姉ちゃん・・・お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃーーん!!」

セイナ「アイナ・・・アイナーー!」

アイナ「いやぁー!怖いよ!怖いよお姉ちゃん!」

アイナはセイナにしがみつく

アイナ「私嫌だよ!!私もお母さんも何も悪い事してないもん!なのになんで!お姉ちゃん助けて!助けてよお姉ちゃん!」

セイナ「ううぅ、アイナ・・誰か・・誰か助けてぇー・・」

30N.T:2015/10/08(木) 17:43:06 ID:fzotgQps
アイナ「うわぁぁん!怖いよー!やだよーー!お姉ちゃ!!?・・・うぐぁ!!」

セイナ「アイナ!!」

アイナ「お腹が・・痛いぃぃ!うぐぅ―!お姉ちゃーーん!」

ぷっくぅ・・・・・

アイナ「はっ!・・ああ・・・ああああー!いやぁぁぁーーー!」

アイナのお腹の膨張が始める・・

セイナ「アイナ!大丈夫落ち着いて!すぐ治るわ!大丈夫だから!ねっ?」

アイナ「うあああ!お姉ちゃん!お姉ちゃんお腹が!お腹が膨らんでくよぉお!」

じたばたと暴れるアイナ、その身体を強く抱きしめるセイナ・・

お母さん「ああ、なんてこと・・アイナーー!ううぐぅ!!」

先に膨張し、既に妊婦を越える大きさになったお腹で、母はアイナの元へ動き始める

お母さん「アイ・・ナ?・・良い子だから・・うう・・落ち着くのよ?・・お姉ちゃんの言うとおり・・ぐっ・・大丈夫だからね?」

アイナ「お・・母さん・・ぐぅうう!苦し・・苦しいよお姉ぢゃん!!お腹が破裂しちゃうーー!」

セイナ「そんなことないわ!絶対破裂なんてしないから!お姉ちゃんを信じるのよ?すぐお母さんもアイナも元に戻るわ?ねっ?」

アイナ「ごわいおぉぉ!膨らむの止まらな!いぐぃぃ!!」

ぷくぅーと全く止まる気配のないアイナのお腹、そしてあることに気付く

セイナ「アイナ・・その服・・・着替えてなかったの・・」

アイナは先ほど見せたお気に入りのドレスを身に着けていた・・

アイナ「うああ!お、姉ちゃん!・・くるしい!死んじゃう!・・助けてぇーー!」

お母さん「アイナー!・・・ひっぐぅ!!!」

ミチミチミチ・・・

セイナ「お母さん!!」

31N.T:2015/10/08(木) 17:55:04 ID:fzotgQps
母「ぐぅぅぅーー!あああああ!」

ぷしゃーーーー!っと光った何かを噴射し始める

セイナ「これって昨日見たものと同じ・・・それじゃあ!」

母のお腹が徐々に元の大きさへと戻っていく

母「あああ!・・・セイ・・・ナ・・・・ア・・・イナ・・・・」

母は意識を失った

セイナ「お母さん!」

アイナ「ひぃーー!ひぃい!」

セイナ「ほらアイナ!?お母さん大丈夫だったでしょ?アイナもすぐ助かるから!!」

アイナのお腹は小さなアイナの身体よりも大きく膨張していた、そして着ていたドレスが膨張していくお腹に押され伸び切っていく

アイナ「くるしぃぃ・・おねぇ・・ちゃ・・ん・・んぐぅ!」

ぐぐぐぐぐ・・・

セイナ「頑張ってアイナ!大丈夫・・大丈夫よ!」

セイナ「(ドレスに抑えられているおかげで膨張が止まってる?・・)」

母のように膨張していくお腹が露出していないため、膨張がドレスによって徐々に収まってきていた

セイナ「もうすぐよアイナ!良い子だからね?耐えてアイナ」

アイナ「ひぃーーぐぅ!お、ねぇちゃん・・たすけ・・」

ぐぐぐぐぐ・・・ミチミチミチ

アイナ「あっ・・・お・・ねえちゃん・・だ・・め・・・ひぃ!だめ!!」

セイナ「えっ?アイナ?」

ビリッ!!ビリビリ!!という音と共にドレスが破れ・・

アイナ「いやあぁぁぁぁ---!」

勢いよく破れたドレスからアイナのお腹が飛び出しさらに大きく膨らんでいく・・・

32N.T:2015/10/08(木) 18:09:14 ID:fzotgQps
アイナ「がぁっ!!も、だめ・・・・・しんじゃ・・・うぁ!」

セイナ「ああそんな!止まって!もういいでしょ!!早く出て!!このままじゃアイナが!」

既に母の大きさを越えんばかりに膨らんでいくアイナ・・・

アイナ「あああ・・・ああ・・・・がぁ!・・おね・・・ゃん・・・・けてぇ・・」

ミチミチミチミチ・・・

セイナ「うううぅ!アイナーー!」

ミチミチィィ・・・・・

アイナ「おねぇぢゃ!!!!ぐうぇぇ!!」

セイナ「いやぁぁぁぁーーーー!神様ーーー!私は何でもしますから!!どんなことでもしますからーー!アイナを助けてください!!」

???「本当に?」

セイナ「えっ・・・」

???「本当に何でもしてくれる??」

アイナ「うあ!・・あ・・・・あ・・・・・・・あ・・・・・・」

ミチミチミチ

セイナ「はっ、はい!何でも!この命だって惜しくありません!だから!!」

???「はーい♪じゃあ私にお任せーー♪えい!」

セイナ「きゃ!」

部屋中に眩い光で覆われる・・・

セイナ「ううぅ、アイナ・・・アイナは・・・」

???「もう大丈夫よ♪」

アイナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そして光が晴れると、嘘のように元通りとなったアイナがいた

セイナ「ああ、アイナー!よかった、よかった」

???「危なかったわねー?もうすこし遅れてたら破裂しちゃってたわねー」

セイナ「ありがとうございます!ありがとうございますー!・・えっ・・」

目の前には手のひらに乗るほどの小さな妖精の姿が・・

???「あはは♪お礼はいらないわ♪・・それでさっそくなんだけどー、何でもするって言ったわよね?」

セイナ「あっはい!勿論です!アイナを助けてもらえたらなんでも!」

???「よかったわ♪私の名前はルナ♪」

セイナ「ルナ・・さん?」

ルナ「そうよ♪これからよろしくね♪セイナちゃん♪いいえ・・・膨張少女セイナちゃん♪」

膨張少女!?・・・・この妖精の正体は・・!?

33N.T:2015/12/01(火) 13:44:53 ID:WwK.JRWc
アケミ「はぁーはぁー・・セイナちゃん!大丈夫!」

慌てたアケミがついにセイナの家に到着した

セイナ「あ、アケミちゃん!?」

アケミ「セイナちゃん家の方向にあのUFOが飛んでいくのが、はぁーはぁー・・見えて慌てて追いかけてきたんだけど・・・はぁーはぁー・・よかった無事みたいで」

セイナ「うん、私は平気・・」

アケミ「あっ!その子・・・・アイナちゃん!?どうしたの!?・・・まさか・・」

セイナ「うん・・・あのUFOの光に当たっちゃって・・・」

ルナ「さっきまでこーんなに大きく膨らんじゃってたんだからね」

アケミ「そんな・・・でも無事でよか・・ってうえええ!虫が喋ってるーー!」

ルナ「んなっ!虫とは失礼ね!私を誰だと思って!・・・んっ、あなたもしかして・・」

セイナ「このルナさんが助けてくれなかったらアイナは・・・」

アケミ「えっ?あ、そうなんだ・・ありがとね、ええっと・・・ルナ・・さん・・・?」

ルナ「ふーーん・・・あなた・・・へー・・あなたがねぇ・・」

ルナはアケミの回りを飛び回りながら、ニヤニヤと笑みを浮かべている

アケミ「なっ・・なによ」

ルナ「時期にわかるわ♪長い付き合いになりそうだしね」

アケミ「へっ?」

ルナ「とりあえずその子をベットに寝かせましょ、もう膨らんじゃう事はないけど破裂しそうだったんだもの、体力も限界でしょ」

セイナ「あ、はい!」

その後セイナとアケミは、アイナとセイナ達の母を寝室に運んだ

ルナ「うん、これでもう大丈夫ね、さっ!いきましょ♪セイナちゃん、アケミちゃんも」

アケミ「えっ?行くってどこに」

ルナ「あなたのお家へよ、話したいこともあるし・・セイナちゃんにもやってもらいたいことあるしねぇ・・・♪」

セイナ「お母さん、アイナ・・ちょっと行ってくるね、おやすみ」

アケミとセイナは、ルナと共にアケミの家へと向かった

34N.T:2015/12/02(水) 00:49:55 ID:FSqmVT2Q
アケミ、セイナ、そしてルナはアケミの家へと到着する、ルナの語る事とは・・・・?

セイナ「おじゃましまーす」

アケミ「いらっしゃーい、狭い所だけど」

セイナ「アケミちゃんが一人暮らし始めてから遊びにきてなかったねー」

アケミ「あっ!そういえばそうね♪・・・・・はぁぁ!!」

セイナ「どうしたの?」

アケミ「セイナちゃん!ちょーーーっと待ってて!ね?」

アケミはドタドタ!とすごい勢いで寝室に入っていく

エース「あ、お帰りー!遅かったんだねー」

アケミ「だまれい!」

ドコッ!

エース「ぐふぉ!」

ドタドタ!・・・・

アケミ「おまたせー♪さぁ、入ってー」

セイナ「お、おじゃましますー・・・ねぇ、誰かいたの?・・なんか、ぐふぉって声が・・・」

アケミ「誰もいないよ!?いやだなー空耳ー?」

ルナ「膨張少女の関係者しか見えないし関与できない使い魔の声を、部外者が聞こえるわけないでしょ?」

アケミ「えっ・・・膨張少女って・・・えっ?てことはもしかしてあなた・・・」

ルナ「そうよ、私も膨張少女に仕える使い魔よ」

アケミ「ってことは・・・・もしかして・・・・」

エース「うーん・・・」

ルナ「エース?いつまでのびてるのよ!」

エース「うわぁ!なんだよアケミちゃんいきなりーって・・・・ルナァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

ルナ「久しぶりね、エース」

アケミ「セイナ・・・ちゃん・・・」

セイナ「どういうこと・・・アケミちゃん?膨張少女って・・何?」

35N.T:2015/12/02(水) 01:04:24 ID:FSqmVT2Q
アケミ「えっとー・・・とりあえず落ち着いて話をしましょ・・・セイナちゃんも・・膨張少女なの?」

ルナ「そうよ、さっきなったばかりだけどね」

エース「・・・・・」

ルナ「どうしたのよ、エース」

エース「その子すげぇおっぱい・・・」

バキッ!

エース「あべし!」

ルナ「バカはほっといて、セイナちゃんは妹ちゃんを助けるかわりに何でもするって私と契約したのよ、それでセイナちゃんは膨張少女になった!というわけ」

アケミ「そ、そんな・・・セイナちゃんにあんなことさせるつもりなの・・・」

セイナ「あのぉー・・・ところでその、膨張少女っていうのは何なんでしょう・・」

アケミ「せっ!説明もしないで巻き込んだの!!?」

ルナ「そうよ?どうせセイナちゃんが妹ちゃんを助ける方法は私との契約しかなかったわけだし、取る道は1つよ」

エース「昔から変わらないよなルナのそういう所・・・相手の意思なんてお構いなしで」

アケミは(あんたが言うか)と思った

ルナ「でも実績があるのは私の方が上よ?」

エース「くっ!」

セイナ「それで!膨張少女って何なんですかーー!」

ルナ「あーそうだったわね、簡単に言えば正義の味方よ」

セイナ「正義の味方・・・?」

ルナ「そっ!膨張少女っていう正義の使者になって悪と戦うの!」

セイナ「魔法少女みたいなことですか?」

エース「そうそう!魔法少女とー、うっ!?」

エースは殺気を感じた方向へと目を向けると、今まで見た事のないアケミの眼光が向けられていた

セイナ「でっ、でも私・・身体を動かすことは苦手で・・・スポーツだって何もでできないし・・・悪と戦うなんて・・」

ルナ「そこは心配いらないわ、膨張少女はその場であることをするだけでいいの♪」

セイナ「あること?・・・」

ルナ「うん、それはー」

アケミ「待って!!」

36N.T:2015/12/02(水) 01:21:00 ID:FSqmVT2Q
アケミ「私が頑張るから・・・・お願い・・・セイナちゃんを巻き込まないで・・」

セイナ「アケミ・・・ちゃん?」

ルナ「言うと思ってたけど、それはできないわ、見たでしょ?あのUFOを、あんなのがもっとうじゃうじゃと、いいえ、もっと強力な敵だっているわ!それをあなた一人で何とかできるレベルじゃないのよ」

アケミ「頑張るからぁ!!!」

アケミの目から大粒の涙がこぼれる・・・

セイナ「・・・教えて、膨張少女ってどうしたらなれるのか」

アケミ「セイナちゃん!だめ!」

セイナ「ううん、私は平気・・私のためにアケミちゃんが苦しむなんて嫌・・・友達でしょ?・・・」

アケミ「でもぉ・・・でもぉーー」

エース「アケミちゃん、プロ―ジョンエクスに対抗するにはそれだけ戦力が必要なんだ、君一人ではもう太刀打ちが出来ない所まで来てしまったんだ・・・奴らは力をつけている」

アケミ「そんな・・・」

ルナ「あなたがノロノロしてるからよ、もっと早くあなたがやる気になっていればこんなことにはならなかったのよ、気の毒だけど諦めなさい」

エース「おいルナ!いくらなんでも言い過ぎだ!」

ルナ「真実だもの」

アケミ「・・・ごめんね・・・セイナちゃん・・・私のせいで・・」

セイナ「ううん、私は平気、アケミちゃんと一緒だもん・・・ルナさん教えて、私は何をすればいいのか」

ルナ「いい目・・・覚悟を決めた目ね、いいわ、教えてあげる、ちゃんと聞きなさい?」

セイナ「はい」

ルナ「膨張少女っていうのはね、あることをすることで力を溜め、それを使って戦う戦士よ」

エース「それはとても身体に負担が大きいことだ、下手したら命にもかかわる」

セイナ「命・・・にも・・・ですか・・」

アケミ「セイナちゃん」

アケミはセイナの手を握った

セイナ「ありがとう、アケミちゃん」

ルナ「そのある事っていうのは」

セイナ「それは・・・?」

ルナ「膨らむことよ」

セイナ「・・・・・・・はっ?」

エース「風船を膨らませた経験は君にもあるだろう、あれと同じだ、ただし膨らますのは」

ルナ「セイナちゃんの、お・・な・・か♪」

セイナ「私のお腹を・・・膨らます・・・?風船と同じ・・・?えっ?」

37N.T:2015/12/02(水) 01:49:01 ID:FSqmVT2Q
ルナ「当然の反応ね、まあ仕方ないけど」

アケミ「セイナちゃん・・・信じられないかもしれないけど・・・本当なの」

セイナ「えっ、でもそんな・・・お腹を膨らますなんて・・どうやってそんな・・・」

エース「お腹を膨らませれさえすれば何でもいいんだ、例えば・・・これとか」

セイナ「空気入れ・・・ですか?」

エース「それとこれとか」

セイナ「水道ホース?」

エース「風船と一緒だと言ったろ?それと同じで君のお腹を風船のように膨らませるんだ」

セイナ「そんな・・・そんなこと・・・不可能です・・風船ならともかく、人間のお腹をそんな・・・膨らむわけ・・」

動揺を隠せないセイナ

ルナ「そりゃあ普通ならありえないでしょうね、でも忘れたの?あなたのお母さんや妹ちゃんが目の前でどうなったか?」

セイナ「!?」

ルナ「風船みたいに大きく大きく膨れ上がっていったのを、セイナちゃん見たわよね?もう普通なんて言っていられる状況じゃないことはわかったわね?」

セイナ「そう・・・ですね・・・でも・・・あっ・・でも・・・」

アケミ「セイナちゃん・・・」

セイナ「じゃあ・・アケミちゃんも、そうやって・・・その・・膨らんで・・戦ってきたの?」

アケミ「・・・・・・うん」

セイナ「・・・・・」

ルナ「いいわ、やっぱりこういうのは実際に見てみるのが一番よ、アケミちゃん」

アケミ「えっ?」

ルナ「セイナちゃんに見せてあげなさい、お腹を膨らませる方法をね」

セイナ「えっ!そんな・・・だめアケミちゃん!」

アケミ「セイナちゃん・・・見てて・・・」

アケミは立ち上がると、エースの持つ空気入れを手に取った

セイナ「アケミちゃん!」

ルナ「セイナちゃん!いいから見てて!これはあなたの為なんだから!」

アケミは服を脱ぎだし、下着姿へとなった・・・そして・・

アケミ「セイナちゃん、こうやってこのホースを入れるの・・んっ!」

ぐぐぐぐっ・・・っと肛門にホースを挿入していくアケミ

アケミ「慣れるまではローションとかを使って、最初は・・・んっ・・痛いから・・・」

ルナ「ローションを使うと滑って抜けやすくなる、それに実戦はいつ起きるかわからない、すぐに挿入できるように鍛錬なさい」

セイナ「あっ・・ああ・・入ってく・・・アケミちゃんの・・・中に・・」

アケミ「こうやって・・はぁーはぁー、奥まで入ったら・・あとは、わかるよね?」

エース「風船と一緒さ、空気を送り込むんだ、お腹の中へ」

シュ・・シュ・・

アケミ「んっ、ああん」

シュ・・シュ・・シュ

セイナ「あっ、アケミちゃん・・だめ・・だめだよ・・そんな・・・」

アケミ「大丈夫・・見てて・・見ててセイナちゃん・・・んあぁ!・・こうやって膨らますの!」

アケミの空気入れを押すスピードが速くなる、シュ!シュ!シュ!シュ!

アケミ「くふぅ!・・んんんんーーー」

38N.T:2015/12/03(木) 01:22:16 ID:xS70LJ.2
セイナ「だ、だめ・・・やめてアケミちゃん!」

シュッ!シュッ!

アケミ「大丈夫だから・・んっ・・見てて・・」

ルナ「へー、あの子なかなかやるじゃない」

エース「そうだ、いいよアケミちゃん!」

シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!

アケミ「はぁーはぁー、ほら・・見てセイナちゃん、私のお腹・・・膨らんでるでしょ?」

セイナ「本当・・・アケミちゃんのお腹が大きくなって・・・」

アケミは空気で膨らんだお腹をさすっている、それを見つめているセイナ

アケミ「でもね・・こんなんじゃ駄目なの、もっと・・・もっと大きく膨らまさないと!・・んくっ!」

シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!・・ぷくぅー

セイナ「アケミちゃんだめ!それ以上大きくしたら!アケミちゃんのお腹が破裂しちゃう!」

アケミ「大丈夫だよ・・まだまだこんな大きさなら破裂なんてしないよ・・はぁーはぁー」

ルナ「そう、膨張少女の能力で一度膨張した大きさを身体が覚えて、次の膨張の時にはその倍の大きさまで耐えられるようになる・・だからいずれはこの部屋を埋め尽くしてしまうほどの大きさまで膨張することも夢じゃないわ!・・エース!」

エース「どうした?」

ルナ「アケミちゃんにあれを、そろそろ次のステップに行ってもいいはずよ」

エース「・・・・わかった、そろそろいいだろう」

アケミ「えっ?・・・なに・・・」

エース「次はこれを使うんだ、実戦はそんなスピードでは到底間に合わない、前のように待ってくれることはなのだから、だからこれを使うんだ」

アケミ「えっ・・・うそ・・それって」

エース「そう、空気ボンベだ」

セイナ「えっ・・・えっ・・・ちょ」

アケミ「ひっ!・・待って・・・そんないきなり・・こっ・・怖い・・それ怖い!」

エース「いくよアケミちゃん!」

ズブッ!・・・アケミの肛門へ空気ボンベのホースが差し込まれた

アケミ「待って!・・待っててば!いや!」

ルナ「さぁ、いい機会よ、これが膨張少女の試練よ!見てなさいセイナちゃん!」

エース「いくよ!」

キュッ!キュ!・・・プシュー――!!

アケミ「いやぁぁぁぁぁ!!!」

39N.T:2015/12/05(土) 13:44:49 ID:SUi7OPIs
アケミ「だめぇー!いや!うぐっ!ああああ」

身体を大きく仰け反らすアケミ、手押し空気入れの時とは段違いのスピードで見る見るうちに膨れ上がっていくアケミ・・・

セイナ「あっ・・ああ・・」

目の前で起こっている現実に、戸惑い言葉を失うセイナ、親友が目の前で風船のように膨らんでいく・・

エース「落ち着くんだアケミちゃん!大丈夫なはずだ!今の君なら!」

アケミ「ううぅ、ひっく・・ひっく・・うわああぁお腹がー!お腹が止まらない!膨らむの止まらないー!」

完全に錯乱し、落ち着いた判断が出来ずにいた、見る見るうちにアケミのお腹は臨月を越え、その何倍もの大きさにまで膨張していく

アケミ「うぐぅ!止めて!空気止めてー!裂けちゃう破裂しちゃう!」

ぐぐぐっ、っとスピードが収まることなく大きさを増していくお腹は、ついにバランスボールほどの大きさにまでになっていた、だが・・・

ルナ「すごいじゃない!日々の鍛練の成果よ、こんなに大きく膨らんでいるのに、あなたのお腹はまだまだ余裕があるわ」

セイナ「アケミ・・・ちゃん・・・」

アケミ「!?・・・セイナちゃん!」

ルナ「あら、あまりのショックに気を失ったみたいね・・・仕方ないわ」

エースはアケミに空気を送り込んでいた空気ボンベを止めた

アケミ「はぁーはぁーはぁー・・セイナちゃん・・セイナちゃんは!」

エース「大丈夫だ、気を失っただけだよ、アケミちゃんもよく頑張った、でも今の君にならわかるはず、苦しいかい?」

アケミ「えっ?・・あっ・・嘘・・・苦しくない・・」

40N.T:2015/12/05(土) 14:08:17 ID:SUi7OPIs
翌朝

アケミ「セイナちゃんは?」

ルナ「まだ起きないわ」

アケミ「そう・・・じゃあ今日の学校は休んだ方がいいよね・・・」

エース「セイナちゃんは私達に任せて、アケミちゃんは行っても大丈夫さ」

アケミ「で、でも」

ルナ「大丈夫よ、もし目覚めたら説明しておくわ」

アケミ「・・・うん、わかった、セイナちゃんをお願い」

アケミは部屋を後にし、学校へと向かった

アケミ「セイナちゃんまで膨張少女に・・・私がもっともっと膨らめるようになれば・・・セイナちゃんの分も大きくなれればセイナちゃんはあんな目に合わなくて済む・・私が頑張れば・・」

そしてクラス内では、昨日現れたUFOについての話題で持ち切りであった

女生徒A「ねーねー、UFOから放たれた光線に当たったら風船のように膨らんじゃうって本当かなぁー」

女生徒B「実際に見てないからわからないけど・・ニュースとか見る限り本当らしいよー」

女生徒C「ううぅ、やっぱり休めばよかったかなぁー、私怖くて怖くて・・」

女生徒B「どこにUFOが現れるかもわからないんだよ?どこにいても同じよー」

アケミ「・・・・・みんな怖がってる・・・それもそうよね、もし自分が被害者になったら膨らむことになる・・運が悪ければ破裂死だもの・・」

ケント「おい、アケミー」

アケミ「私が・・私が倒さないと・・」

ケント「アーケーミー!」

アケミ「あっ、ごめん、何ケント」

ケント「いや、滅多に休まないセイナちゃんが休みなんてどうしたのかなーって」

アケミ「身体の具合が悪いってさっき先生からも言われたでしょ」

ケント「うーん、そんなんだけどさー、もしかしたらあの例のUFOに襲われたんじゃないかってなー」

アケミ「バカなこと言わないで!!」

ケント「わっ、悪かったよ冗談だよ冗談」

アケミ「あんたね・・冗談にも限度ってもんが!」

その時だった、ある一人の女生徒が

女生徒D「きゃああああ!あれ!」

アケミ「えっ?」

女生徒Dが窓を指差している・・・そしてその方向には

女生徒A「嘘・・あれって・・・あのUFOじゃ!」

女生徒C「ひぃ!」

女生徒B「ねぇ・・・こっち来てない?・・・ねぇ!こっち来てない!?」

女生徒C「いやぁーーー!ママーーー!」

あのUFOがまたもや現れ、そしてこの学校の方へと向かってくる・・・学校中は大騒ぎとなった

アケミ「うそ・・・でしょ・・・このままじゃ学校中の女の子たちが!」

41N.T:2016/01/13(水) 19:44:07 ID:S3rZNuyM
突然のUFOの出現に慌てる学校中の女生徒たち・・そして徐々にこちらに近づいてくるUFO

アケミ「どうしたら、こんなときはどうしたら!エースはいるわけないし・・・もー!」

女生徒A「隠れるのよみんな!光線に当たっちゃだめ!男子は盾になるもの持って女の子を守って!」

男生徒A「おっおうわかった!」

アケミ「そうよ、黙ってやられるもんですか!」

女生徒C「怖いよアケミちゃん!私ーーー」

アケミ「大丈夫よ、心配しないで?ほらちゃんと隠れましょ?」

ケント「お前もだぜアケミ、ここは男に任せなって!」

アケミ「わかったわ!・・・不安だけど・・・」

ケント「うるさいな!いいから隠れてろって!」

机を積み上げ壁を作り、女生徒はそこに隠れ、男子たちは光線を防げそうなものを持ち立ちふさがった

ケント「来るならきやがれ地球外生命体!このケント様をなめんなよー!」

そしてUFOが学校の校庭の真上で止まる・・・そしてついに始めるのだ・・・地獄の惨劇が・・・

42N.T:2016/03/14(月) 17:59:20 ID:Z9TmrOnU
ケント「来るならきやがれ化け物め・・・このケント様が相手だ」

アケミ「バカ!遊びじゃないのよケント!」

ケント「わっ、わかってるって」

チュン!チュンチュン!!

女生徒A「きゃあ!」

ついにUFOから光線が放たれ始める

アケミ「きた!・・・くっ、エースもいないし・・どうしたら・・」

女生徒C「いやぁーー!ママー!パパ―!助けて―!」

部屋に鳴り響く女の子たちの悲鳴・・

そして放たれた光線はガラスを割り、女子目掛けて飛んでくる

ケント「おっと!そうわいかねぇ!」

飛んでくるビームをゴミ箱のフタを盾代わりに防ごうとするケント・・・だが・・・

ケント「うわっ!そんな!・・・ぐはっ・・・」

アケミ「ケント!」

光線の威力は凄まじく、フタは砕け散り、その威力で吹っ飛ばされるケント

男生徒A「うっ、うわぁあああ!だめだ!逃げろー!」

男生徒達「わーーーー!!」

アケミ「えっ!ちょっとみんな!待ちなさい!!」

見せつけられた光線の威力に恐れた男生徒たちが、一斉に部屋から逃げ出し始める

女生徒A「おっ、置いてかないで!たすけ!」

アケミ「だめ!!戻って!!」

光線を防ぐためのバリケードから一人の女生徒が飛び出してしまう・・・チュンチュン!!

女生徒A「えっ、きゃ!・・・あっ・・・あああ」

アケミ「そん・・な・・・」

女生徒A「うっ・・ううう・・・うわぁーーんいやだぁあああ!!うぐぅ!!」

ぷくぅーーー・・

女生徒A「ひっ!お腹が!私のお腹がーー!」

光線に触れてしまった女生徒Aのお腹が風船のように膨らみ始める、そして・・・次の瞬間

女生徒達「きゃあああーーーー!!」

その光景を見た女生徒達の今まで以上の大きな悲鳴がこだました・・

43N.T:2016/03/14(月) 18:17:37 ID:Z9TmrOnU
アケミ「みんな落ち着いて!!みんな!!」

チュンチュン!!

アケミ「みんな聞いて!大丈夫だから!ここにいれば光線に当たらないわ!」

女生徒A「くっ、苦しい・・苦しいよーー!助けてぇー!」

ぷくぅーっと静かに、そして確実に大きさを増し膨張していくお腹を抑え、悲鳴を上げ続ける

クラスの中は既に大混乱、バリケードも徐々に壊れ始め、最悪の事態はすぐまで迫っていた

女生徒C「アケミちゃん!私死にたくない!まだやりたいこといっぱいあるの!!」

アケミ「大丈夫だから!ねっ?だれか助けに来てくれるわ?それまでの辛抱だから・・ねっ?」

女生徒C「ううぅ、ひっく」

女生徒A「うぐぁああああ!だめぇ!破裂し・・ちゃああああ!」

臨月の迎えた妊婦のように膨れ上がったお腹を抑えながら悲鳴を上げ続ける

アケミ「お願い教えて!エース・・・ルナさん・・私どうしたらいいの!」

女生徒D「きゃ!!」

アケミ「!!」

女生徒E「ひぃ!!」

ついにバリケードに穴が開き、その穴から光線が入り込み女生徒達を襲い始める

女生徒達「いやぁああああ!」

その瞬間一斉にバリケードから飛び出す女生徒達

アケミ「みんな!」

女生徒D「ひぃぐぅうう!!お腹が、ああお腹がぁ!」

女生徒E「ああああ!膨らんできた!助けて、いやぁ!」

アケミ「変身するしかない膨張少女に・・・でもこんなところで変身できない・・・それにまだ実戦なんて・・」

女生徒A「うがぁ!--あがぁーーー!」

ブシュ―――!という音を共に光を吹き出す女生徒A、そしてそのお腹が徐々に小さくなっていく

アケミ「よかった、あれを出せたなら破裂はまのがれる・・」

女生徒A「ふぅ・・・ふぅ・・・」

チュンチュン!

女生徒A「あっ、がっ!もう・・いや・・ぁぁ」

ぷくぅーーとまたしても膨張を始める・・・

アケミ「嘘・・酷い!・・・考えている時間はない!」

遂にアケミもバリケードから飛び出し、変身できる安全な場所へ避難を始めた

44N.T:2016/03/14(月) 18:41:08 ID:Z9TmrOnU
アケミ「はぁ・・はぁ・・・そうだ!トイレなら誰にも見られない!」

正体がバレたら破裂死・・絶対に正体がバレるわけにはいかない

女生徒達「きゃあーーーー!」

アケミ「!!・・・うそ・・・」

アケミが見た光景は、廊下に倒れ込み、お腹を膨張させていく無数の女生徒達だった

アケミ「他のクラスの子たちも被害を受けてるんだわ!このままじゃ学校中の女の子たちが!」

女生徒F「こんなのいやぁー!怖いよー誰か助けてぇ!膨らむの止めてぇ――ーー!」

アケミ「急がなきゃ!」

膨張に苦しむ無数の女生徒達を心を痛めながら避けて進むアケミ

アケミ「許さない!絶対に!絶対に私が倒して!」

ボオン!!

アケミの背後から突然の破裂音

アケミ「まっ・・まさか・・」

女生徒G「がふっ・・あ・・う・・・・あ・・・あ・・・」

アケミ「そん・・な・・・」

そこには腹が裂け、無残に破裂してしまった女生徒が・・

女生徒G「・・・・し・・・に・・たく・・な・・・」

そして動かなくなった・・・

アケミ「ううう!うわあああああ!!」

アケミはまたも走り出す・・・

そしてついにトイレへ到着したアケミ

アケミ「はぁーーはぁーーここなら大丈夫・・・みんな待ってて・・・今助けてあげる!」

ステッキを手に取り、アケミは静かに目をつぶる・・・

アケミ「膨張少女アケミ!変身!」

45N.T:2016/03/19(土) 14:47:26 ID:QwwLXC5Q
眩い光を放ち、アケミは膨張少女へと変身した

アケミ「やった!久しぶりだったけど変身できた!・・でもエースがいない所で変身したのは始めてだけど・・・」

アケミ「ううん、考えている暇はない!私がやらなきゃ!」

アケミはその場を出ると、UFOが見える屋上へと向かった

アケミ「すごい、いくら走っても息切れしない・・・これも膨張少女の力なの?・・」

そしてアケミは屋上へ到着する

アケミ「くっ、大きい・・・本当にあんなの倒せるの・・」

目の前には巨大なUFOが浮かび、今も光線を放ち続けていた

女生徒達「うぅーー!」「ひぃぎー!」「助けてー!!」

アケミ「!?・・くっ!」

悲鳴が上がる方へ目を向けると、そこにはプールの授業を受けていた沢山の女生徒達が、スクール水着をパンパンに伸ばしながらお腹を膨らませ苦痛に悶えている光景

女生徒H「苦し・・苦しいよ・・だれか助けて破裂しちゃう!!」

女生徒I「ひぎぃぃぃぃ!もうだめ!いや!いやよぉぉぉーー!膨らむのいやぁぁぁー」

アケミ「怖がっていられない!早くなんとかしなきゃ・・・何か・・何か使える物・・」

アケミは辺りを見回した・・

アケミ「そうだ!あれを使えば!!」

アケミはプール場へと向かいある物を探した

女生徒J「お願い!あが!・・たすけれ・・たす・・おねが・・」

アケミ「ごめん!もうすぐ助けるから!お願い今は耐えて!・・・あっ、あった!」

アケミは膨らんでいく女生徒達を避けながら進み、そして手に取った

アケミ「これで膨らめる!」

プール場にあった水道ホースを・・・

46N.T:2016/03/21(月) 22:51:46 ID:Os7uW60U
アケミ「経験はないけどやるしかない・・これしか力を溜める方法は無い」

女生徒H「も、もうだめ・・苦しいぃぃ」

女生徒I「破裂しちゃう!破裂しちゃうってばぁぁぁーー!」

アケミ「急がなきゃ!」

アケミは下着をずらし、ホースを挿入しようとする・・・ぐぐぐ・・

アケミ「痛っ!・・だめだ・・入っていかない・・どうしよう・・」

焦りと緊張から身体が強張り、思うようにホースが挿入できない

女生徒J「うぎぃー!あああぁぁ!」

ぶしゅーーー!

女生徒H「うわぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁあ!!」

ぷしゃーーー!

女生徒I「たっ、たすけ!ぐるじ!あぐっぁぁ!」

どぷしゅーー!・・・プール場にいるジ女生徒達がほぼ一斉に中のものを噴射していく

アケミ「急がなきゃ!リラックス・・リラックスよアケミ!・・ふぅー・・・」

チュンチュン!!

アケミ「んんん!痛っ!・・うううんんんー!」

ぐぐぐぐぐ・・・

アケミ「やっ・・・た・・入った!あとはこれで・・」

キュッ!キュッ!・・・ごぼぼぼぼぼと勢いよくホースをつたって水が流れ出す

アケミ「ひぃ!冷たい!!冷たいぃぃぃ!中に入ってくるぅぅー!」

アケミの中にどんどん水が入り込んでいく、それにつれてアケミのお腹は徐々に張り、そして膨れ上がっていく

アケミ「ううぅ、冷たい・・でもこれで膨らめる・・・ああ、お腹が張って・・・」

女生徒J「あっ・・・あなた・・一体なにを・・・?」

アケミ「あっ、えっと・・へへへ、なんて説明したらいいか・・うくっ、とりあえず気にしないで・・はは、は・・」

チュンチュン!

女生徒J「あぐっ!うそ、また!いやぁーー!」

ぷくぅ・・・

アケミ「早くしなきゃ!?こうなったら!」

キュッ!キュッ!キュッ!!ごぼごぼごぼ!!!

アケミ「ひぃー!すっ、すごい入ってくるぅ!」

流れ込む水の勢いが増し、アケミのお腹が急激に膨れ上がっていく・・・

47N.T:2016/03/23(水) 23:55:39 ID:bfsGH7Mc
アケミ「だっ、だめ!・・これはだめ!耐えられないぃぃぃー」

凄まじい勢いで流れ込む水によって今までに経験したことのない勢いで膨れ上がっていく

アケミ「まっ、まだ苦しくはないけど・・・怖い・・・怖いよぉ!」

勢いよく膨れ上がっていく事への恐怖で身体の震えが止まらないアケミ・・・水を止めよう・・・アケミがそう思った時だった

女生徒H「死んじゃう!!・・・あっぐぁーー!まっ・・・ままぐぁあああああ!」

パーン!!

アケミ「うそ・・そんな!!くっ・・・」

目の前で無残に破裂してしまった女生徒を目の当たりにしたアケミ

アケミ「怖がってたらだめ!早く・・・早くあれを倒さなきゃ!!」

アケミの手がまたしても蛇口に伸び、キュッ!キュッ!キュッ!!ごぼごぼごぼ!!!

アケミ「うっ!あ・・・あああ・・・あああああああ!!」

さらに水の勢いを強め、膨張が急激な早さとなっていく

アケミ「あっ!きゃ!!」

アケミはバランスを崩し、後ろに倒れてしまう

アケミ「すっ、すごい・・・お腹が・・・」

既にアケミのお腹はバランスボールほどの大きさにまで膨れ上がっていた・・・

48N.T:2016/03/24(木) 00:14:33 ID:5IImsdO.
アケミ「うっ・・・苦しく・・なってきた・・・そろそろまずいかも・・・」

アケミのお腹はバランスボールのように膨れ、今でもその大きさを増し膨張していく

アケミ「これだけ膨らめば・・うっく・・相当なパワーが貯まるはず・・よね・・・はぁーはぁー」

アケミは水を止めようと蛇口に手を伸ばす・・・だが・・・

アケミ「うっ、嘘・・・届かない・・・んーーーー!・・・だめだ・・・お腹が重くて起き上がれない・・・」

後ろに倒れてしまったアケミは、お腹の重さで動けず、手が蛇口に届かないのだ

アケミ「えっ!・・ちょ、ちょっと待って!・・あっぐぅ!・・どうしよう!いや!止めなきゃ!」

アケミは必死に身体を起こそうともがく・・蛇口に手を伸ばす・・・だがお腹は未だに膨張していく・・

アケミ「くっ、苦しい!・・ひぃ!破裂しちゃう!!このままじゃ破裂しちゃう!!だれか止めて―!」

女生徒達を救うはずの自分が、同じように悲鳴を上げ助けを呼んでいる・・

アケミ「なんて私ってバカなんだろ・・・ううぅ・・・私ってほんと・・うぐぁぁぁ!!」

ミチミチ・・・

アケミ「いやぁーー!破裂しちゃう!!こんなバカな死に方したくない!エース!ルナさん!!お願い助けてーーー!!」

だがアケミの悲鳴は虚しく響き、お腹はさらに膨張し、ミチミチという音が激しくなっていく

アケミ「げぼぉ!!げほっ!」

アケミの口から水が逆流する・・アケミのお腹は既にバランスボールを遥かに超え、頭と手足のついた球体のようになっていた

アケミ「だずげ・・・でぇ・・止め・・て・・膨らむ・・とめで・・」

ミチミチ・・・

アケミ「ハヤミ・・・せんぱ・・・たすけ・・・て・・・たす・・・けてぇ」

お腹が破裂する・・・アケミはそう思った時だった・・・キュッ!キュッ!

アケミ「うっ・・・あっ??」

アケミに流れ込む水が止まった・・・アケミはうつろな意識の中蛇口の方へ目線を向けた・・・

49N.T:2016/04/06(水) 22:27:05 ID:DKYhpol6
アケミ「だっ・・・だれ・・なの・・」

そこには謎の仮面つけた男が蛇口に手をかけ流れる水を止めていた・・そしてアケミの挿入されていたホースを引き抜く・・

???「なんとか間に合ったようだ」

アケミ「えっ?・・・」

???「戦え膨張少女!」

そういうと謎の男は消えていった

アケミ「誰かはわからないけど・・助かった・・はぁはぁー、あとはこれをエネルギーに!!んーーーーー!」

ブシュー!という凄まじい勢いで光を噴射するアケミ

アケミ「はぁーはぁー!凄い・・まだ出る!」

破裂寸前まで膨れ上がっていたお腹が元へと戻っていく・・

アケミ「はぁーはぁー、よし、これだけあれば!多分いけるはず!」

そしてアケミは休む間もなくUFOの近くへと向かう

アケミ「待たせたわね!でもこれまでよ!!」

アケミはステッキをUFOの方へと向けた、そして・・・

アケミ「スーパーインフレーション・フラッシュ―!!」

凄まじい勢いでビームが放たれる、そして・・・

アケミ「すっ、すごい威力・・・あっ!UFOが!」

ビームの直撃を受けたUFOから火花が上がり、上空で左右に大きく揺れ始める

アケミ「やっ、やった!」

そしてついにUFOは大きな爆発音と共に校庭へと墜落した・・

アケミ「すごい・・やれる・・・私にやれる!戦える!」

アケミ「そ、そうだ、みんながまだ!」

光線を受け、未だに膨張している生徒達・・・

アケミ「あとは破裂しないで全部出してくれればいいんだけど・・お願い!!」

それから数十分が経過しただろうか・・・アケミは疲れ切り、屋上で座り込んでいた

50N.T:2016/04/06(水) 22:38:45 ID:DKYhpol6
アケミ「はぁーはぁー・・・さすがに死ぬかと思ったわ・・次は気をつけなきゃ・・・」

女生徒J「あ、あのぉ・・・」

アケミ「うわぁ!びっくりした!」

女生徒J「ごめんなさい!でも・・・あなたのおかげで助かりました!あなたですよね?あのUFOを倒してくれたの」

アケミ「えっ?まあね?ははっ!」

女生徒J「ありがとうございます!」

アケミ「無事でよかったわ!あなたは動いて大丈夫なの?」

女生徒J「はい、なんとか!友達の事も心配ですし」

アケミ「そうね、他のみんなも心配だわ」

女生徒J「それじゃあ私行きます!本当にありがとうございました」

アケミ「無理しないでねー!・・・・ふふっ、ありがとうか」

ニヤニヤが止まらないアケミ

アケミ「さて、私もそろそろみんなのところに・・」

その時だった・・・ブゥゥゥゥゥン・・・

アケミ「えっ、何の音・・」

突然鳴り響く奇妙な音・・・

アケミ「この音・・・まさか!」

アケミは墜落したUFOの方へと向いた・・そこには・・

アケミ「何あれ・・・」

そこにはUFOの扉らしきものが開いていく光景だった・・

アケミ「まさか、宇宙人が出てくるなんてこと・・」

その予感は的中する、UFOの中から無数の生命体が校庭に降り立っていく・・

アケミ「うそ・・なんて数なの・・」

そしてその謎の生命体は一斉に校舎の中へと侵入していく

女生徒K「きゃあああ!!」

アケミ「大変!!みんなが!!!」

最悪の事態はまだ終わっていなかった・・

51N.T:2016/04/16(土) 20:43:18 ID:y9ew1Vd.
突如現れた謎の生命体を追い、アケミは校舎の中へと駆け戻る

アケミ「はぁーはぁー・・・何よ、何なのよあれ・・・次から次へと」

アケミは止まることなく廊下を進んでいく、その時だった、アケミの前に一人の女生徒がうずくまっていた

アケミ「あ、あなたは、大丈夫?!」

女生徒J「えっ?・・あっ!」

女生徒Jは安心した表情を浮かべ立ち上がった・・・

アケミ「!?・・・だめ!!逃げて!!」

女生徒J「えっ?」

女生徒Jは、そっと背後に目を向ける・・・そこには銃をこちらに向けて立つ謎の生命体の姿・・・

女生徒J「ひっ!」

チュン!!

女生徒J「きゃあ!」

アケミ「くっ!このー!」

アケミは生命体を蹴り飛ばすと、その勢いで生命体は倒れ込んだ

アケミ「どっ、どんなもんよ!膨らまなくたってこれくらい!・・・あなた大丈夫!?」

女生徒J「はっ、はい・・・何とか・・」

アケミ「よかった・・ここは危険だからあなたは安全な場所を見つけて隠れてて?ほかのみんなは私に任せて」

女生徒J「わかりました!・・みんなをお願いします!無事を祈ってます」

アケミ「ありがとう!・・じゃあね!」

女生徒J「はい!また・・・・あっく・・・」

アケミ「どうしたの!?」

突然苦痛の表情を浮かべうずくまる女生徒J・・・

女生徒J「ああああ、おっ・・お腹・・が・・うああぁ!」

女生徒Jは大きく身体を仰け反らせると、なんと目の前で浮かび始めたのである

アケミ「ちょ、なに!なによこれ!」

まるで浮かび上がる風船のように、廊下の屋根まで女生徒Jを浮かび上がってしまう

女生徒J「なにっ・・なにがおきてるんですかぁ!・・身体が・・うっ・・浮いて!」

アケミ「手を伸ばして!!早く!」

女生徒J「たっ・・助けて!・・助けてぇぇぇぇー!」

女生徒Jは必死に手を伸ばす、アケミもその手を握ろうと手を伸ばす

アケミ「もう・・すこしぃぃぃーー!!」

ドクン!

女生徒J「うぎぃっ!」

女生徒Jのお腹が・・いや、お腹だけではない・・・胸もものすごい勢いで膨張を始めた・・・

52N.T:2016/04/16(土) 20:57:31 ID:y9ew1Vd.
女生徒J「うぐぅ!!ふっ、膨らむ!私の身体がぁー!」

アケミ「うっ、うそ・・・なによこの膨らみ方・・・」

身体全体が急激に膨張し、あっという間にボールのような姿に膨れ上がっていく・・・

女生徒J「たすけ・・ぐるじ・・いいぃい」

アケミ「どうしたら・・あああ、こんな時どうしたら!」

廊下が女生徒Jの膨張していく身体でどんどん埋まっていく・・アケミは徐々に後ずさりし、今目の前で起きている現象が理解できなかった

女生徒J「ううぅぅぅぅ!」

顔が膨張していく身体に埋まり、声も出せなくなっていた

ミシミシ・・!パリンパリン!!

壁に亀裂が走り、ガラスが割れていく・・・

アケミ「まっ、まさか他のみんなも!!」

女生徒J「うぐぐうー!!うんぐぅぅぅーー!」

アケミには聞こえていた・・助けて・・・女生徒Jはそう叫んでいるのだと・・

アケミ「・・・・・ごめんなさい!!」

アケミは大声でそう叫ぶと、その場を走り去る・・今の自分に彼女を助ける手段は無い・・ならだ一人でも多くの女の子たちを助ける・・そう考えたのだ

女生徒J「んんんっ!!??んぐぉぉぉぉぉーーーーー!!」

アケミ「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!」

アケミは走りながらひたすら謝り続けた・・

アケミ「あの曲がり角を曲がればあの生命体が入ってきた場所!一人残らずやっつけて!うぷっ!」

アケミは曲がり角を曲がってすぐに何かにぶつかった

アケミ「いったぁ・・・ここに壁なんて・・・あっ・・・ああっ・・」

女生徒K「うぶぅぅーーーー!むぐぅぅーーー!」

女生徒L「むぶぅぅぅぅ!うーーーーーーーーーー!」

アケミがぶつかったのは壁ではなく、廊下を埋め尽くすほどに膨れ上がった女生徒達だった・・・・

53N.T:2016/04/20(水) 18:43:27 ID:0U.s1Tw6
アケミ「なによこれ・・まさかみんなもう・・・」

廊下から聞こえる無数の女生徒たちの苦痛の声

女生徒K「うぶぅぅーーーー!むぐぅぅーーー!」

女生徒L「むぶぅぅぅぅ!うーーーーーーーーーー!」

アケミ「膨らみ方が今までのとは全然違う!お腹だけじゃない・・・身体全体が膨れ上がっている・・とにかくはやくあいつらを見つけなきゃ!被害者をこれ以上増やさない!」

アケミは通れそうな道を見つけ、膨れ上がった女生徒達は縫うように進んでいく

女生徒M「いやぁーーー!やめてーーー!」

アケミ「こっちね!!」

チュン!

女生徒M「きゃあ!!」

アケミ「くっ、間に合わなかった!でも!はあああぁ!!」

その場にいた3体の生命体を倒していくアケミ・・

アケミ「急がなきゃ!多分あと4体いるはず!」

女生徒M「あ、あの・・ありがとうございます、助かりました」

アケミ「・・・・・・・・・ごめんなさい」

女生徒M「えっ?・・何を・・・きゃ!!」

当然宙に浮きだす身体に慌てる女生徒M

女生徒M「いやぁーー!助けてぇー!助け・・・うぐぅ!!!」

そして急激に膨れ上がるお腹に女生徒Mは悲鳴をあげた

女生徒M「ひぃぃぃーーー助けて!!膨む!」私のお腹がーー!」

アケミ「私にもっと力があれば・・・ごめんなさい!」

アケミは残りの生命体を探すために駆け出した

女性徒M「ちょ!行かないでー!膨らむの止め・・・うぶぅーー!」

アケミ「はぁーはぁー。絶対許さない!」

一方その頃・・・

セイナ「うっ、うーん・・・」

エース「おや?起きたかいセイナちゃん」

セイナ「あれ・・私・・・」

ルナ「すこし衝撃が強かったみたいね、あなたは気絶しちゃったのよ」

セイナ「そうか・・私・・・アケミちゃんは?」

エース「学校さ、君のことはアケミちゃんが学校の人に伝えてくれているよ、今はゆっくりと休むといい」

セイナ「そう・・ですか・・・」

ルナ「そんなことで気を失うようじゃ先が思いやられるわー、膨張少女としてこれか頑張ってもらわないといけないのに」

エース「ルナ!そんな言い方ないじゃないか!」

セイナ「いいんです・・・ルナさん」

ルナ「何よ」

セイナ「私に稽古つけてください・・アケミちゃんのように膨張少女として戦えるように」

エース「セイナちゃん・・・」

ルナ「言われなくてもそうするわ?・・・まっ、今は休んで本調子になったら・・ね?」

セイナ「はい」

エース「あれでも心配してるんだよールナ・・ぷくく」

ルナ「何か言った?」

エース「何も!!・・・・ん?あれは!!」

ルナ「どうしたの?・・・もう出てきたのね!」

セイナ「あれは!・・あの時のUFO!・・・・うそ、あっちって!」

エース「えっ?何かあるのかい?」

セイナ「学校が・・・私たちが学校が!!」

エース「なんだってーーーーーーーーーー!!」

54N.T:2016/08/11(木) 17:57:34 ID:m/u1Klq.
アケミ「はぁーはぁー、これで・・あと2体・・・」

アケミは2体の謎の生命体を倒し、残りはあと2体となった・・・

アケミ「あと探してないのは体育館!きっとそこにいる」

アケミは急ぎ体育館へと駆ける・・・一方その体育館にはUFOの襲撃から逃げ集まった沢山の女性徒達が避難していた・・

女先生A「生徒の皆さん落ち着いてください!警察に既に連絡しましたので、もうしばらくの辛抱です!」

女生徒C「ううぅ・・・怖い・・怖いよぉ・・・」

女生徒1「一体何なのよあれ!ほかのみんなは大丈夫なの!?」

女生徒2「なんで狙われるのは女の子だけなの!?男子達はみんなどこにいったのよ!」

女先生B「みんな静かに!!もうすぐ警察がきますから冷静になってください!」

女先生A「体育館に避難できたのは15名の生徒だけ・・・他のみんなが心配だわ」

女先生B「ええ・・・でもここから出たらここにいる生徒達も危険が・・」

女先生A「教員室にいた先生方に任せるしかないわね・・・みんな無事だといいけど・・」

ゴンゴン・・

女生徒C「ひぃ!!」

扉を叩く音に一斉に身体を震わせる女生徒達・・・

女先生B「だっ・・・誰ですか!!警察の方ですか!」

???「先生助けて!!ここを開けて!!」

女先生B「待ってて!今開けるわ!」

女先生A「よかった・・他にも無事な生徒が・・・」

ガラララ・・・体育館の扉を開ける・・・

女先生B「あっ!そ、そんな・・・」

???「ふふっ、開けてくれてありがとー先生?」

そこには銃を構える謎の女と、2名の謎の生命体の姿だった・・・

???「始めまして、私はレディー。あなた達の呼ぶ宇宙人の幹部の一人よ」

女先生A「う、宇宙人の幹部?・・・何が目的でこんなことを!?ほかの生徒達はどうしたの!?」

レディー「他の子は今頃風船になって楽しんでるところよ?まっ、そんなことは置いといて・・・全員そこに集まりな!!」

女生徒達は恐怖に身体を震わせながら指定された位置に集まっていく・・・

レディー「いい?もし逆らったり、騒いだりしたらこの銃で撃つわよ!この銃はね・・・お腹がぷくぅーっと膨らんで膨らんでおーーーーっきく膨らんで必ず破裂しちゃう特別な銃なの・・そうなりたくなかったら・・・わかるでしょ?」

女生徒達の顔が青ざめていく・・

レディー「よろしい・・素直な子は好きよ?さーって、じゃあゲームしましょ」

女先生A「ゲーム?・・・一体なにを・・」

レディー「このゲームに勝てた子は助けてあげるわ、私こう見えて優しいのよ?」

女生徒1「ゲームって・・・何をするの・・・」

レディー「鬼ごっこ♪」

体育館に突如現れた女幹部レディー・・・果たしてその狙いわ・・・・

55N.T:2016/12/13(火) 13:20:47 ID:x49jLUqg
女先生A「鬼ごっこですって?・・」

レディー「そっ、鬼ごっこ!でもね、普通のルールじゃ面白くないわ」

レディーが部下に合図をすると、部下数名が女生徒の元へ向かって行く

女生徒1「きゃー!」

女生徒2「離して!いやぁ!」

女先生A「生徒に手を出さないで!」

レディー「いいから見てなさい、もし下手に動いたら全員ただじゃおかないわよ」

女生徒1「えっ!何するのやめて!どこ触って!」

女生徒2「パンツ脱がさないで!いやぁー!」

部下が女生徒2人の下着を脱がす

女生徒1「ひっく、ううぅーやめてよぉー」

そして部下が何かを持って近づいていく、それは空気ボンベに繋がれたホースだった

女生徒1「えっ、何を!きゃあー!やめてやめてやめてーーーー!あぐっ!」

ぐぐぐっと、そのホースを女生徒の中に挿入していく

女生徒2「えっ?・・えっ?・・う、うそ・・私も!?やめ、ぎゃああああああああー!」

ぐぐぐっ・・・

女先生A「何が望み!いったい何のためにこんな事!」

レディー「だから言ったでしょ、鬼ごっこ!これからあなたにはあの2人の私の部下を追いかけてもらうわ」

女生徒1「ううぅ・・助けて・・誰か・・」

レディー「もしも5分以内に2人とも捕まえられたらこの2人の生徒を無事に解放してあげる」

女先生A「なんですって!それは本当ね?」

レディー「ええ、約束は守るわ・・ただもしも2人とも捕まえられなかった時は罰ゲームとして2人の可愛い生徒に空気を送り込んでその場で破裂してもらうわ」

女生徒1「いっ、いやぁ!!」

女生徒2「助けて先生!!お願いー!」

女先生A「持っててね、必ず助けるから!」

レディー「それじゃあ鬼ごっこスタートまで!3、2、1」

女先生A「何としても捕まえて見せる、生徒を救って見せるわ」

レディー「スタート!」

女生徒1「先生頑張って!!お願い!」

女先生Aは勢いよく部下に向けて走っていく、だが部下も素早く次第に女先生Aの体力も失われていく・・・

レディー「2分経過よ」

生徒達の声援が鳴り響く

女先生A「はぁーはぁー・・待ってなさい、すぐ助けるから・・」

女生徒2「怖いよお母さん・・お父さん助けて・・」

女先生A「はぁーはぁー!くっ!」

部下の一人に手が当たる

レディー「やるじゃない!あと1人よ!残り2分!」

女先生A「息が苦しい・・立ってるの辛い・・はぁーはぁー」

女生徒1「お願い先生!頑張ってー!」

女生徒2「先生ー!助けてー!」

だが1人の部下を捕まえられずに時間が過ぎていく

レディー「残り30秒!」

女生徒1「い、いやぁ―!先生ーー!」

女生徒2「お願いだから先生―!助けてー!」

女先生A「わかってるわ・・はぁーはぁーでも・・身体が動かな・・・はぁーはぁー」

レディー「5、4、3、2、1・・・終了ーーー!!」

ぷしゅーーーーーーーーー!

女生徒1「ひっぎぃ!!」

女生徒2「あっぐぁ!」

女先生A「や、やめてー!」

56N.T:2017/03/13(月) 13:33:54 ID:NRH3cxR.
女生徒1「いやだぁーー!とめてぇーー!」

女生徒2「入ってくるぅー!中にどんどん入ってきちゃうー!」

レディー「残念ねー、恨むならゲームに負けた先生にしなさい?あなた達も他人事じゃないわよ?この子たちがパーンってなったら次はあなたの番かもよ?」

女生徒達を指差し、不気味な笑みを向ける

女生徒1「先生ーー!助けてお腹がー!」

女生徒2「こんなのやだよぉーー!怖いよおぉぉぉー!」

女先生A「待ってて!今抜いてあげるからね!」

生徒に差し込まれたホースを引っ張る・・・だが

女生徒1「痛い痛い!!いたーーーい!」

レディー「無駄よ、そのホースは中で固定されるようになっているの、無理やり抜こうなんてしたらただ痛いだけよ?諦めて大事な生徒がパーンって破裂すると所を見てなさい?」

女生徒2「うああぁ!私の・・私のお腹が膨らんで、苦しっ!」

ぱんっ!・・突然の音にそこにいるみんなが身体を震わせる・・

女生徒1「ああぁ・・制服のボタンが!」

膨らんでいくお腹によってパンパンに伸び切った制服のボタンが耐え切れずちぎれ飛ぶ

女生徒A「お願い2人を解放して!か、代わりに私を!」

女生徒1「ぐぅぎぃぃーーー!もうだめぇーーー!」

女生徒2「あぐぁぁぁああーー!だ、だずげ!」

レディー「空気の音で何言ってるか聞こえないわー?」

女先生Aがレディーに近づく

女先生A「お願い!生徒を!」

ミチミチミチ・・

女生徒1「じ・・じにだぐなぁぁぁーーー!」

女生徒2「たずげでぇぇぇぇええええええええ!!」

パ―――――――ン!!    ボンッ!!

レディー「あーらら残念、破裂しちゃった♪」

女先生A「いやぁあああああーー!」

泣き崩れる先生・・・そして破裂を目の当たりにした生徒達が一斉に悲鳴を上げた

レディー「あなた達?その汚い物を2つ片づけといて」

部下にそう命令するレディー

女先生A「汚い物ですって・・あなた命を何だと思ってるの!!あんなに嫌がっていたあの子たちを!」

レディー「さぁて、次始めましょ?」

女先生A「ちょっと!!」

57N.T:2017/03/13(月) 14:00:53 ID:NRH3cxR.
レディー「次はーーー・・あなたにするわ」

レディーは一人の生徒を指差す

女生徒C「えっ!?・・わっ、わたし!?いっ、いやぁぁぁーーーー!」

女生徒Cが出入り口に走り出す・・だが・・

女生徒C「きゃっ!いやぁ!離して!」

凄まじい速さで追いかけてきた部下に捕まってしまう

レディー「んじゃ、準備お願いねー・・さてと、じゃあ次はあなたにやってもらうわ」

女先生B「わっ、私ですか?・・」

レディー「そう、それじゃあこっちの準備もお願いね」

女生徒C「ひぃ!やめてやめてやめてやめっ・・ぎゃぁぁああああああああ!!」

ホースを肛門に無理やり差し込まれ、今まで以上の悲鳴を上げる

女先生B「えっ!?ちょ!何をするの!やめっ!・・ひぃぃぃーー!」

女先生Bの肛門にもホースが差し込まれた

レディー「また鬼ごっごだと思った?・・大丈夫!ルールは簡単よ?・・あなたと生徒に挿入されたホースは、今だけ引っ張れば抜けるようになっているわ、ただしどちらか片方のホースを抜いたら、もう片方のホースは抜けなくなるわ」

女生徒C「ひっく・・ひっく・・助けてぇ・・」

女先生B「それって・・つまり?」

レディー「生徒を助けたければ生徒のホースをを抜きなさい?その変わりあなたに挿入されたホースは抜けなくなる・・逆にあなたが助かりたければ?・・わかるわね?・・それじゃあスタートよ!」

ぷしゅーー!

女生徒C「ひぎぃ!!」

女先生B「いやぁ!」

レディー「さぁ?どうする?・・・早くしないとどっちも破裂しちゃうわよー?・・・って、あら?」

女生徒C「せっ、先生!!」

何と女先生Bは悩むことなく自分のホースを抜いてしまった

女先生B「これで・・私は助かるのよね?・・」

レディー「・・・・・・・まあ、そうなるわね?・・あなたも可哀想にねー、残念だけど破裂確定よ?」

女生徒C「そんなぁ!!いやぁーーー!助けてママ!パパーーー!!」

ぷくぅーっと膨らんでいくお腹を必死に抑え、泣き叫ぶ

女生徒C「死にたくないよぉーー!まだ死にたくないよぉーーー!」

レディー「恨むならあっという間にあなたを見捨てたこの先生にしなさい?」

女先生B「・・・・・・・・・」

その場にいる全員が先生Bを冷めた目で見る・・・・・パンッ!っと先ほどのようにボタンが弾け飛ぶ

女生徒C「ぎゃあ!!お腹が!私のお腹がこんなに大きく!!・・いやぁ!破裂いやぁーーー!」

レディー「さてと、次はどうしようかなぁー?」

ミチミチッ・・

女生徒C「ぐぇ!!!ぐぇぇぇえええ!」

その時だった、ドーン!っと出入り口の扉が砕け散る

アケミ「そこまでよ!!・・はっ!いけない!・・待ってて今助けてあげる!」

ぶちぃっ!!!  女生徒Cに挿入されたホースを引きちぎるアケミ

女生徒C「うっ・・・あ・・・う・・」

レディー「あんた・・誰?」

アケミ「私はあなた達を倒すためになんかこんな事に巻き込まれた正義のヒロインよ!」

ビシィ!っとポーズを決めるアケミ

58N.T:2017/03/13(月) 14:28:35 ID:NRH3cxR.
レディー「正義のヒロインですって?・・・見た感じただのコスプレイヤーじゃない」

アケミ「コスプレイヤー言うな!・・とにかくもうこれ以上は好き勝手やらせない!」

ステッキを取り出すアケミ

レディー「その道具は!?・・てことはもしかしてあんた膨張少女!?」

アケミ「そっ、そうよ!だから何よ!」

レディー「あの方が言っていた、最近新たな膨張少女が生まれたと・・そう、あなたの事なのね」

アケミ「あの方?・・とにかく今すぐこの場を去りなさい!」

レディー「それではいそうですかって去ると思う?・・いいわ、校庭に出なさい?相手になってあげる」

アケミ「(こっ怖い・・なんか強そうーー)望むところよ!」

アケミとレディーは校庭に移動した・・・

アケミ「逃げるなら今のうちよ!」

レディー「ふふふ、そんな足をガクガク震わせておいてよく言うわ」

アケミ「うるさいわね!こっちはまだこういうのに慣れてないのよ!」

レディー「それじゃあ始めましょう?楽しませてね!」

チュン!・・レディーがビームを放つ

アケミ「わっと!こんなもの!えいっ!」

アケミもステッキからまだ残っているエネルギーで攻撃する

レディー「新米の膨張少女にしてはなかなかじゃない?・・でもね、相手が悪かったわね!」

アケミ「きゃあ!しまっ!」

アケミは足払いされ倒れ込み、その上にレディーがのしかかる

アケミ「くっ!」

レディー「ふふふ・・期待させておいてこの程度なの?・・がっかりさせた罪は身体で返してもらわないと・・ねっ?」

アケミ「きゃあ!ちょっと!どこに指入れて!」

レディーの指が、アケミの肛門に差し込まれる

レディー「可愛い悲鳴を聞かせて頂戴?・・・ねっ!」

ボンッ!っと急激にアケミのお腹が妊婦以上の大きさに膨れあがる

アケミ「ぎゃ!」

レディー「ふふふ、お腹の中で爆弾が爆発したみたいでしょ?そーれ」

ボンッ!っとさらにアケミのお腹が急激に膨れ上がる

アケミ「やっ、やめ!ぎゃあ!」

レディー「すごいすごーい、バランスボールみたいになっちゃってるのにまだ破裂しないなんてー、あんた本当に膨張少女なのねー」

アケミ「もっ・・もうやめて・・・」

ボンッ!

アケミ「ひぎゃ!」

レディー「あら、まだ破裂しないの?・・・実戦は素人のくせにやることはやってるのね?それじゃあこれはどう!?」

ボンッ!ボンッ!

アケミ「ぎゃあぁあぁぁああーー!ぐぇええーー!」

ミチミチ!

レディー「これは驚いたわ・・膨らんだお腹で全身が隠れちゃうくらい大きくなってるのにまだ破裂しないなんて・・でも、もう限界のようね?聞こえる?ミチミチなってるわよー?あと1回でパーンってなっちゃうかなぁー?」

アケミ「うぶぶ・・ぶっーー!」

レディー「何言ってるのか聞こえないわー?膨らんだお腹で口が塞がってるのね?ふふふ、良い姿よ?・・それじゃあ、名残惜しいけど?バイバイ?」

アケミ「むぐぅぅぅーー!」

セイナ「アケミちゃん!!」

エース「よかった!間に合った!」

レディー「また邪魔?・・・今度は誰!」

アケミのピンチを前に姿を現すセイナ!果たして運命は!

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60N.T:2017/04/20(木) 19:02:35 ID:BHSCloSA
セイナ「アケミちゃんを離して!」

アケミ「うぐぐ!?・・(セイナちゃんだめ!)」

レディー「うふふ、この状況を見て取り乱さない所を見るに・・もしかしてあなたも膨張少女?」

ルナ「久しぶりね、あなたが直々に来るなんてね」

レディー「ルナ!?・・そう、その子が次の玩具ってわけね?」

セイナ「玩具?・・・」

ルナ「話は後よ、まずはあの子を救うのが先」

エース「アケミちゃん!今助けるから!たぁー!」

レディーに飛びかかるエース・・・・べしっ!

エース「あぶし!」

ルナ「何がしたいのよ・・セイナ、変身よ」

セイナ「えっ?・・きゃ!」

レディー「ふふふ、捕まえた」

素早い動きでセイナを押し倒すレディー

ルナ「しまった!」

セイナ「い、いや・・離し・・て・・」

レディー「あらぁ、あなたよく見たら可愛いわねぇー、でも残念・・あんなのに目を付けられたあんたの運命呪いなさい?」

セイナ「それってどういう・・きゃ!なにを!」

レディー「ふふふ」

レディーがセイナのスカートの中に手を入れる

レディー「ふふっ、あなたはどのくらい大きくなれるのか・・見せてもらおうかな?」

アケミ「うーーー!ううう!」

エース「うーん・・・はっ!アケミちゃん!いまのうちに!」

セイナ「や・・やめてください・・私・・私・・」

レディー「震えちゃって可愛いー、何?あなたはあの子と違って慣れてないのかしら?」

セイナ「ないんです・・まだ・・経験ないんです・・だから・・」

レディー「あら、あなた膨腹経験ないの?・・なるほどねーー」

セイナ「やめて・・やめてください・・怖い・・たすけて!」

レディー「それじゃあこれが初体験・・ねっ?」

レディーが下着の中に手を入れる

セイナ「あっ!いやぁーーー!」

レディー「うふふ」

レディーが舌なめずりし、セイナの恐怖する顔を見てにやっと笑う・・

61N.T:2017/04/21(金) 00:10:31 ID:ISZ.FX6Y
アケミ「セイナちゃんから離れて!インフレーション・フラッシュ―!!」

レディー「おっと!」

レディーがセイナから離れる

アケミ「セイナちゃん大丈夫?!」

セイナ「うん、大丈夫・・・ありがとう」

レディー「あなたいつのまに・・まあいいわ」

レディーが浮き上がる

アケミ「あっ!待ちなさい!」

ルナ「無駄よ、今のあなた達では勝てないわ」

レディー「うふふ、また会う時にはもっと強くなっていてね?哀れな膨張少女さん?」

そしてレディーが消えた

ルナ「ここじゃ目立つわ、あなたの家に戻りましょ」

アケミ「そうね・・行こ、セイナちゃん」

セイナ「うん・・・」

そしてアケミ達は野次馬が集まる前にその場を後にした、そしてアケミの家にて・・

アケミ「ねぇ、ルナさん・・あの女の事、何か知ってますよね?」

ルナ「・・・・・」

エース「ルナ・・」

ルナ「いいわ、教えてあげる、隠しても意味ないしね・・・レディーは元膨張少女よ」

アケミ「えっ!元膨張少女って!・・」

ルナ「あなたが膨張少女になるずっと前まで私と契約していた膨張少女よ」

セイナ「じゃあなんであんな・・・」

ルナ「私達が・・いえ・・私が彼女を見捨てたからよ・・」

セイナ「見捨てた?」

ルナ「レディーは存在する膨張少女の中でも最強クラスの戦士だった・・・だからいつしかレディーに任せておけば大丈夫、レディーは負けるわけがない・・そう思うようになっていったわ・・」

エース「私もその一人だ・・レディーの強さにいつしか安心し、甘えていた・・」

ルナ「そんなある日よ、プロ―ジョンエクスにレディーが捕らわれたという情報が流れたの・・でもね、誰一人として信じなかった、レディーに限ってそれはない、罠に決まっているってね」

アケミ「・・・・・・・・・」

ルナ「それが全ての誤りだった・・レディーは本当に捕らわれていたの・・長い月日レディーは激しい拷問を受け・・身体・・そして精神を壊されてしまった・・そして彼女が私たちの前に姿を現したの・・プロ―ジョンエクス幹部の1人・・レディーとして」

セイナ「だから玩具にされるって言っていたんですね・・」

ルナ「レディーは私・・そして助けに来なかった膨張少女を恨んでいるわ・・だからそう遠くない未来にレディーとまた戦う時が来る」

アケミ「・・・・・・・」

エース「でもこのままではこの世界を壊されてしまう!今はもう膨張少女の力に頼るしかこの世界を救う方法はないんだ!」

ルナ「でもね、無理やり膨張少女の宿命を背負わされたと思っている者に世界は託せない・・巻き込んだのは私達だけど、考える時間を上げる」

エース「ルナ!?」

ルナ「世界を救うために膨張少女として戦うか、今までの事は忘れて普通の生活に戻るか・・よく考えて聞かせて頂戴」

アケミ「・・・・・・・・・・・」

この事件により学園は当面の間は休校となり、謎のUFOの存在が世間にさらに広まる結果となった

62N.T:2017/05/12(金) 12:58:56 ID:Wl5Y6VM6
アケミの家の近くにある公園にて・・

アケミ「膨張少女として戦うか、普通の生活に戻るか・・かぁ〜」

セイナ「・・・・・」

アケミ「でもいつ世界が壊されるかわからないなんて知って普通の生活になんて戻れるわけないよ・・セイナちゃんは?」

セイナ「私は・・戦う、お母さんやアイナが襲われて、普通の生活になんて戻れない」

アケミ「でもそれじゃあセイナちゃんは・・その・・」

セイナ「妊娠以外でお腹を膨らませるなんて考えたことなかったけど・・今が現実だから・・」

アケミ「セイナちゃん・・・大丈夫!セイナちゃんと一緒だったら私はどんなことにも耐えられる!」

セイナ「えっ?それじゃあアケミちゃん・・」

アケミ「セイナちゃんだけ戦わせるなんてできないよ!一緒に頑張ろう?セイナちゃん!」

セイナ「アケミちゃん・・・うっ、ううっ・・」

セイナが涙を流す

アケミ「ちょっと泣かないでよーセイナちゃ・・わっ、私まで・・うっ、うわぁぁん!」

アケミとセイナは抱き合いながら泣いた・・・

ルナ「あの子たちなら大丈夫」

エース「ああ、私は信じる!・・私が出来る全力で彼女たちの力になろう」

ルナ「当然よ・・・勿論、私もね」

そしてアケミの自宅に戻ってきたアケミとセイナ

ルナ「本当にいいのね?」

アケミ、セイナ「はい!」

ルナ「わかったわ、共に戦いましょう」

エース「うぉぉおおお!2人ともぉぉー!感謝するぞぉぉぉーー!」

ルナ「うるさい!」

エース「!?」

アケミ「それで、これから私たちは何をしたらいいの?」

ルナ「勿論特訓よ、奴らがいつ攻めてきてもいいように、力をつけるの」

セイナ「・・・・」

セイナの身体がビクッと震える

ルナ「セイナ、まずはあなたには体験してもらうわ」

セイナの身体がさらに震えが増す

アケミ「セイナちゃん・・」

ルナ「でもここだと色々不便だし、設備もないから、移動しましょう」

アケミ「移動って、どこに?・・きゃあ!」

突然眩い光に包まれる

アケミ「一体何が・・・」

セイナ「ここは・・・どこ・・」

そこはとても広い施設だった

ルナ「ここは所謂基地よ、ここであなた達には特訓してもらう」

63N.T:2017/05/12(金) 13:14:52 ID:Wl5Y6VM6
アケミ「すごい・・・こんな所があったのね・・」

セイナ「・・・・・・・・」

セイナの身体はまだ震えていた

アケミ「セイナちゃん、大丈夫・・私が傍にいるから」

セイナ「アケミちゃん・・・ありがとう・・」

ルナ「それじゃあセイナ、こっちにきなさい」

セイナ「あっ・・」

セイナの身体がさらに震え出す

セイナ「アケミちゃん・・アケミちゃん・・・怖い・・・」

アケミ「セイナちゃん・・・」

ルナ「こうしている間にも奴らは人間を襲っているかもしれない!私達には時間が無いのよ!・・・そこでよく考えなさい・・アケミ、先にあなたにします」

アケミ「はい・・セイナちゃん・・・セイナちゃんはいいから、ねっ?私が守ってあげるから」

セイナ「あっ、アケミちゃん!」

アケミがセイナと手を離し、ルナの元へ・・

セイナ「アケミ・・ちゃん・・」

アケミ「お願いします」

ルナ「そこに座りなさい」

アケミ「これって!・・」

そこには腰かけ部分に穴が開いた椅子があった

ルナ「ズボンと下着を脱いでそこに座って、あとは耐えるだけ・・いいわね?」

アケミ「はい・・わかりました」

アケミはズボンと下着を脱ぐと、椅子に座り込んだ

セイナ「アケミちゃん・・」

アケミ「私は大丈夫、心配しないで?」

ルナ「ホースを入れるわよ?準備はいい?」

アケミ「はい、いつでも・・」

謎の機械に繋がったホースが触手のようにひとりでに動き出し、アケミのほうへ・・・ぐぐぐっ

アケミ「あっく!」

ホースがアケミの中に侵入した、アケミが大きく身体を仰け反らせる

ルナ「入りやすいようにしてあるわ、だからあまり痛みはないはずよ」

セイナ「アケミ・・・ちゃん」

アケミ「・・・セイナちゃん」

アケミがセイナにほほ笑む・・・そして・・ぷしゅ〜〜

アケミ「あっ!!」

アケミの中に空気が注入され始めた・・・

64N.T:2017/07/23(日) 21:42:46 ID:8fGGINr2
セイナ「アケミちゃん!」

アケミ「大丈夫・・だよ・・これくらい慣れっこよ・・」

だがアケミの身体は小刻みに震えている

アケミ「ルナさん・・これは・・どういう特訓なんですか?」

アケミのお腹がどんどん膨れ上がっていく

ルナ「これは今のあなたの限界・・あなたのお腹が破裂する限界の大きさを知るための器具よ、お腹が破裂する寸前になるまで空気を送り続けるわ」

アケミ「えっ!!破裂寸前って・・あっぐ!」

流れ込む空気の量がいきなり増す・・

アケミ「待って!・・ああう!!そんなの聞いてない!・・いやぁー!」

ジタバタと身体を揺らすが挿入されたホースにより立ち上がることはできない

ルナ「怖がらないで!この器具は何があろうと破裂寸前まで膨らますまで止まらないし抜けないわ」

アケミのお腹は妊婦・・それ以上の大きさに膨れ上がっていた

アケミ「くっ・・苦しいぃぃぃー!もう破裂しちゃう!破裂しちゃうから止まってー!」

ルナ「言ったでしょ?破裂寸前になれば止まるわ、安心して身を任せない」

アケミ「そんなぁぁ!・・あっ・・あぐぐぐぐ!」

アケミが凄まじい程の苦痛の表情を浮かべ、お腹からはミチミチっという音が・・

セイナ「アケミちゃん!もうやめてこんなのぉぉー!」

ミチミチ・・・

アケミ「うううぅぅぅぅーーー!!」

アケミのお腹に血管が浮ぶ・・それは限界が近い事を現していた・・膨れ上がったお腹は既に妊婦には見えない姿となっていた

アケミ「・・・・が・・・う・・あうあ・・」

その時だった・・ウィーンという音と共に空気の注入が止まる

ルナ「止まったわね・・いいことアケミ?これが人間としてのあなたの限界よ、覚えておきなさい?」

アケミ「・・・はっ・・はっ・・」

アケミはあまりの苦しさに舌を出し、息が絶え絶えになっていた

セイナ「アケミちゃん!」

ルナがとあるボタンを押す、すると今まで鳴り響いていた機械音とは違った音が鳴る・・するとアケミの破裂寸前に膨れ上がったお腹が、あっという間に元のサイズに戻っていく

アケミ「はぁーーはぁーーううぅ」

アケミの目に涙が浮ぶ

ルナ「それじゃあ次よ、変身しなさいアケミ」

セイナ「そんな・・アケミちゃんは疲れています!」

ルナ「それじゃあアケミが休んでいる間あなたが代わりになる?」

セイナ「ひっ!・・そっ・・それは・・」

65N.T:2017/07/23(日) 22:16:49 ID:8fGGINr2
アケミ「いいの・・セイナちゃんは・・」

アケミがゆらゆらと立ち上がる・・そしてアケミの身体が光に包まれ、膨張少女へ

アケミ「・・・・あれ・・」

ルナ「身体が楽になったでしょ?・・膨張少女に変身すれば人間の身体のダメージは回復するわ」

アケミ「すごい・・」

ルナ「それじゃあ座りなさい、あとはさっきと同じよ、迫る敵との対決までに膨張少女の身体をさらに大きく力を蓄えられるよう鍛えるのよ」

アケミ「はい!」

ルナ「それとセイナ、あなたはこの部屋から出ていきなさい」

セイナ「え!?」

ルナ「臆病者はいらないわ、あなた達の部屋を用意してあるわ、そこでよく考えなさい」

エース「こっちだよ、ついてきて」

アケミ「セイナちゃん、私は大丈夫だから、セイナちゃんの分まで私頑張る」

セイナ「アケミ・・ちゃん・・ごめんなさい・・弱い私を許して・・」

セイナが走り去る

ルナ「さぁ、座りなさい、始めるわよ」

そして部屋に案内されたセイナは、一人ベットに寝転がり枕を抱いていた

セイナ「アケミちゃん・・私って意気地なしだよね・・一緒に戦うって約束したのに・・でも・・でも・・」

セイナの身体が震える

セイナ「怖い・・・空気でお腹を膨らますなんて・・怖い・・・やっぱり怖いよぉー・・・」

セイナがゆっくりと立ち上がり辺りを見渡す

セイナ「おトイレ・・・どこかな・・・」

セイナは部屋の中にトイレが無い事に気づき、廊下に出る・・

セイナ「すいませーーん・・誰かいませんかー」

だが返事なはい・・

セイナ「広い・・・いっぱいお部屋も・・あっ」

目の間に女性が立っていた

セイナ「よかった、すいません・・おトイレってどこにありますか?」

女「あら?あなたは?・・・」

セイナ「あ、私はセイナといいます」

ルー「セイナ・・・あー聞いているわ、あなたが新しい膨張少女ね、私はルー、ここの隊員の1人よ」

セイナ「隊員・・さん・・?」

ルー「それじゃあついてきて・・」

セイナ「あっ、はい!」

ルーという女性の後をついていくセイナ・・だが案内された場所は・・

ルー「この中よ」

セイナ「はい、ありがとうございます!・・・あれ・・」

だがそこには何もない部屋・・・・・ガシャン!とドアが閉まる

セイナ「えっ!ルーさん!開けてください!」

ピピピ・・

セイナ「えっ・・なんの音・・ひぃ!」

そこにはいつのまにか人型のロボットが・・

ロボ「ピピピ・・・ボウチョウショウジョカクニン・・・コレヨリクンレンヲオコナウ・・」

ロボットから無数の触手が飛び出し、セイナの方へ襲い掛かる

セイナ「ひっ!!きゃああああああ!」

66N.T:2017/08/10(木) 15:03:09 ID:kK0mjX86
セイナ「開けてください!開けてください!」

ドンドンっと扉を叩くセイナだが、何の返事もない

セイナ「来ないでー!いやぁー!」

迫ってくる触手から必死に逃げ回る・・

ロボ「クンレン・・・クンレン・・」

セイナ「あっ!・・うっ!」

触手がセイナの足に絡みつく、セイナが地面に倒れこむ

セイナ「いっ、痛い・・」

ビリッ!

セイナ「ひぃっ!!そんな!やめっ!」

セイナの下着を破り捨て、無数の触手がさらに迫る

ロボ「コレヨリクンレンヲオコナウ・・ソウニュウカイシ」

セイナ「あうっ!」

ぐぐぐぐっ・・っと1本の触手がセイナの肛門に挿入されていく・・触手にはぬるぬるとした液体が塗られており、セイナの中に苦もなく進入していく

セイナ「うわぁぁ!いやいやいやいやぁぁー!痛いぃぃぃー!」

そして1本の触手が深く挿入された

セイナ「いやぁ!お願い!抜いてぇぇー!」

セイナは必死にその触手を抜こうとするが、ぬるぬるとした液体のせいで滑り、思うように抜けない

セイナ「ひっく・・ひっく・・ううぅ、いやだぁ・・怖ぃぃ・・」

セイナはこの後自分の身に何が起こるのか想像がついていた・・膨らまされる・・

セイナ「いやだぁぁーーー!たすけてぇえーー!」

必死にその場を逃れようと暴れるセイナ・・だが

ロボ「コレヨリチュウニュウカイシ・・レベル1」

ぷしゅーーーーーーーーーーーーーー

セイナ「ひぃ!ひっ!いやぁぁ、うぁぁぁ!」

セイナが大きく体を仰け反らせる

セイナ「うわぁぁぁ、入ってくる!入ってきちゃうぅぅーー!」

セイナはさらに大きく身体を震わせる、あれほど膨腹の恐怖に恐れたセイナに、ついにその時が訪れた

67N.T:2017/08/10(木) 15:25:29 ID:kK0mjX86
セイナ「ううぅぅ!気持ち悪いーこんなのやだ!・・あああぁぁ!」

セイナはお腹の中に違和感が溜まっていくのがわかった

セイナ「お腹が・・お腹が痛い・・やめて、膨らまさないで・・膨らみたくないぃぃー!」

だがその声も空しく空気が送り込まれ続ける、そしてセイナは気づく

セイナ「あっ・・ああ・・・いやぁぁ!!お腹が膨らんでるぅーーー!膨らんじゃってるーーー!」

セイナのお腹がぽっこりと確実に膨らみ始め、上着が膨らむお腹で盛り上がっていく・・

セイナ「膨らまされちゃった・・いやぁーー!私のお腹膨らんじゃったーー!やだって・・やめてって言ったのにぃぃーー!」

セイナは大声で泣きながら膨らんでいくお腹を両手で必死に押さえる

セイナ「苦しいぃ・・苦しいよ・・・助けて・・アケミちゃん助けて・・」

あまりの苦しさについに暴れる力を失い・・ただその場で自分の膨らむお腹を眺め、助けをこう

セイナ「う、うああ!・・うぅ、ううぅうぅぅーー!」

そしてセイナのお腹は妊婦のような大きさにまで膨れ上がった

セイナ「苦し・・苦し・いいぃ・・たすけ・・」

そのときだった、注入されていた空気が止まる

セイナ「あっ・・止まった・・・助かった・・の?・・」

助かった、そう思ったセイナ・・だが

ロボ「コレヨリレベル2ヘイコウ・・」

セイナ「えっ?・・・」

ぷシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

セイナ「あっが!!!」

先ほどよりもすごい勢いでセイナのお腹へ空気が送り込まれる・・・

セイナ「あががが!うっあぁぁ!!」

もはや言葉ではない声がセイナから漏れる

セイナ「や・・やめ・・やめて・・・破裂しちゃ!・・おながが・・はれ・・つぅぅーー!」

パァン!!っという音が部屋に響く・・

セイナ「ひっ!・・・ああぁ」

セイナはお腹が破裂したと思った・・だが違った・・セイナの上着が弾けとんだのだ

セイナ「これが・・・私の・・おな・・かぐっ!!」

上着が破れたことで、セイナはついにパンパンに膨れあがったお腹を目の当たりにする

セイナ「あっ・・ああ・・・あっ・・」

セイナはあまりにショックに意識を失った・・ウィーン・・部屋の扉が開く

アケミ「セイナちゃん!!」

エース「遅かったか!」

ルナ「・・・・・」

ルー「申し訳ありません!!私はてっきり訓練にきた子だとばかり!」

アケミ「セイナちゃん!セイナちゃん!」

エース「すぐ医務室へ運ぶんだ!」

そしてセイナは医務室へと運ばれた・・破裂寸前にまで膨れ上がったお腹のまま・・

68N.T:2017/08/11(金) 10:56:28 ID:3B.bD6Ts
セイナ「う・・うーん・・ここは・・」

そこは見覚えのない部屋

セイナ「ここは・・私いったい・・うっ!苦し・・ひっ!!」

セイナはすぐに気づいた、異様に膨らんだ自身のお腹を

セイナ「いやぁーーーー!!なに!なにこれ!!私のお腹が!!・・」

セイナは思い出した

セイナ「そうだ・・私・・無理やり膨らまされて・・いやぁぁーー!」

悲鳴を聞いて部屋の中に入ってくるアケミ

アケミ「セイナちゃん落ち着いて!大丈夫だから!」

セイナ「アケミ・・ちゃん?」

アケミ「大丈夫・・落ち着いて・・大丈夫だから・・」

セイナを抱きしめ、優しく頭を撫でる・・

セイナ「大丈夫・・じゃないよ・・・大丈夫なわけないよ!!」

アケミを突き飛ばすセイナ

アケミ「セイナちゃん!落ち着いて!」

セイナ「落ち着けるわけないでしょ!!見てよこのお腹!!こんなになるまで膨らまされて!!」

アケミ「セイナちゃん・・」

セイナ「嫌だって言ったのに!!あんなに言ったのに無理やり空気入れられて!こんなパンパンに膨らまされて・・酷い・・酷いよぉぉぉ!!」

アケミ「セイナちゃん!」

アケミが再度セイナを抱きしめる

アケミ「ごめん・・ごめんね・・私がもっとしっかりしていれば・・」

セイナ「アケミちゃん・・違う・・アケミちゃんのせいじゃ・・そうよ、私アケミちゃんになんてこと・・」

正気に戻ったセイナ

エース「起きたみたいだね」

アケミ「うん、でも・・」

パンパンに膨れあがったセイナのお腹を見せる

エース「そのお腹の中の空気は訓練用に作られた特別なものでね、専用の道具を使わないと絶対に出すことはできないんだ」

セイナ「そ、そんな・・早く戻してください!こんなお腹もう見たくない!!」

エース「今ここに運ぶように手配してある、もうすこし待ってくれ」

セイナ「・・はい・・わかりました・・」

セイナは布団を膨らんだお腹に被せ、見えないように隠す

アケミ「セイナちゃん・・」

ルナ「入るわよ」

エース「セイナちゃんが目を覚ましたぞ、これからお腹の空気を出す道具でー」

ルナ「言われなくてもわかってるわ・・・セイナ、お腹を戻したらここから出て行きなさい」

セイナ「!?」

エース「ルナ!?」

ルナ「戦えない子を残す余裕はないわ、巻き込んで悪かったわね」

セイナ「で、でもアケミちゃんが・・」

ルナ「アケミはここに残って膨張少女として私たちと共に戦うわ」

アケミ「セイナちゃん、私頑張るから!だから安心して?全部終わったらまた・・ね?」

セイナ「アケミちゃん・・」

ルー「お持ちしました」

エース「ご苦労さん、アケミちゃん、これをセイナちゃんに」

エースの手には機械に取り付けられたホースをもっていた

エース「どうするかはわかるね?・・外にでているよ」

アケミ「・・・セイナちゃん」

セイナ「待って・・まさかそれを・・・」

アケミ「今度は膨らませるわけじゃないから・・ねっ?」

69N.T:2017/08/11(金) 11:12:07 ID:3B.bD6Ts
セイナ「う・・うん・・」

セイナはお尻をアケミのほうへ向ける

アケミ「それじゃあ入れるよ?」

アケミはセイナの中へホースを挿入していく・・・ぐぐぐぐ

セイナ「んああぁ!・・」

ぐぐぐぐぐ、ずぶっ

セイナ「くはぁ!!」

ルナ「入れたわね?」

ピッ、ウィーーン

セイナ「んひぃ!!・・くああ!」

見る見るうちにセイナのお腹が縮んでいく

セイナ「んんんんんーーー!」

セイナは布団を噛み、必死に耐える・・

ルナ「終わりよ」

セイナのお腹は元に戻った

セイナ「はぁーはぁー・・」

アケミ「大丈夫?セイナちゃん?」

セイナ「はぁーはぁー・・うん・・」

ルナ「それじゃあセイナ、あなたを元の場所に送るわ、あとは好きになさい」

セイナ「あっ、その!」

アケミ「セイナちゃん、いいの」

ルナ「ここで見たことは誰にも言ってはだめよ?それと、あなたは既に膨張少女であることは変わらない、もしその事が誰かに知られたらあなたはその場であなたのお腹は限界まで膨れ上がって破裂するわ」

セイナ「そ、そんな!」

ルナ「平気よ、誰にも言わなければバレはしないわ、それじゃあこっちにきて」

セイナとアケミはルナについていき、最初の部屋へ・・

ルナ「それじゃあね、プロージョンエクスに襲われないようにしなさいね」

セイナ「はい・・・・」

アケミ「またねセイナちゃん・・また」

セイナ「ごめんなさい・・許して・・」

アケミ「セイナちゃ・・」

セイナの身体が突如光だし、そしてその場から消えた・・

セイナ「・・・ここは・・私の部屋・・・戻ってきたんだ・・うっ・・うううぅ・・うわぁぁーー!」

セイナはアケミを裏切ってしまった事に深く後悔していた・・セイナは大声で泣く事しかできなかった・・

70N.T:2017/08/11(金) 11:37:30 ID:3B.bD6Ts
アケミ「・・・・・・・・・」

ルナ「セイナは大丈夫よ、あなたはこれからのことを考えなさい」

アケミ「はい・・」

ルナ「あなたに渡すものがあるわ、エース」

エース「ああ、アケミちゃんこれを」

エースから渡されたのは小さなケース、そして中には無数の薬のようなもの

アケミ「これは?」

ルナ「膨張薬よ、膨張少女のアイテムの一つ」

アケミ「膨張薬?」

ルナ「これを1錠飲むと一気に妊婦と同程度の大きさにまでお腹が膨らむわ、敵と戦いで空気入れでお腹を膨らますのを待ってくれる敵なんていないわ、そのためにアイテムよ」

エース「でも一気に何錠も飲みすぎには注意するんだ!飲んだ数だけ大きく膨らむことになる、無理して飲めば破裂してしまうからね」

アケミ「わ、わかりました・・」

ルナ「今のあなたなら5錠までなら耐えられるわ、7錠くらいなら飲んでも破裂はしないとは思うけど動けなくなったら意味がないわ」

アケミ「5錠ですね・・」

エース「あとわかってると思うけど、君以外の女の子に飲ませちゃだめだよ?その薬は女の子にしか効き目がないけど、膨張少女じゃなくても効き目があるんだ」

アケミ「わかってます」

ルナ「それじゃあさっそく1錠飲んでみなさい、変身するのを忘れないで?」

アケミ「あ、はい・・・ごくっ・・・あれ、特に何も・・あっく!」

ぷくぅーーー

アケミ「わっ、わっ!お腹が!」

見る見るうちにアケミのお腹は妊婦のような大きさに膨らんだ

アケミ「すごい・・あっという間にこんなに・・」

ルナ「そしてステッキに力を充電し、敵を倒すのよ」

アケミ「こんな便利なアイテムがあるなら最初から・・」

ルナ「何かいった?」

アケミ「いえ!なんでもありません!」

ルナ「それじゃああなたは引き続き特訓よ」

ルー「大変です!」

エース「どうした!」

ルー「プロージョンエクスが現れました!」

ルナ「アケミ!」

アケミ「はい!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

チュン!チュン!・・謎の生物が銃から光線を発射し、人間を襲っている

女A「なに!なにこれ!お腹が!!」

女B「助けて!お腹が!お腹が膨らむぅぅー!」

次々と光線を浴び、お腹を膨らませていく女達・・

女C「うわぁぁーーー!破裂しちゃう!だれか助けてーー!」

???「むひょひょひょ!いいぞいいぞ、もっとだ!」

チュンチュン

女D「うそ!あたっちゃった!やだぁーーー!・・うっぐ!!」

女E「ひっ!ひぃ!!いやだぁーー!」

???「むひょひょひょーーい!」

アケミ「そこまでよ!!」

???「むひょ?誰だ!」

アケミ「私はあなたたちを倒すために戦い続ける正義の存在!!膨張少女!ここに推参!!・・・(き・・決まったーー!)

71N.T:2017/08/11(金) 23:22:57 ID:gd4.Fb6.
???「むひょ!?膨張少女だと!?」

アケミ「観念しなさい!」

???「むひょひょ!やばいむひょ!仲間を呼ぶむひょ!」

アケミ「そうはさせないむひょ!たぁーー!」

???「むひょ!」

アケミ「わっとっと!」

???「・・・・お前弱いむひょ!これくらいなら俺だけでもやれるむひょ!」

アケミ「しまったーー、レディーとの戦いの時に力ほとんど使ってたんだ!・・こうなったらさっそくこれを使って!・・ごくっ」

???「むひょひょー、覚悟するむひょー!・・どうしたむひょ?」

アケミ「くっああ!!」

ぷくぅー・・っとアケミのお腹が膨らんでいく

???「むひょ!?お前何をしたむひょ!?」

アケミ「はぁーーー!・・・これでよし!くらいなさい!」

アケミは光線を放つ

???「むひょーーー!?」

アケミ「や・・やった!」

???「ぐっ・・む・・ひょ・・・」

ぴーーーーーーーーーーー

アケミ「なっなに!」

辺りに笛の音がこだまする・・・そして・・・ごごごごご

アケミ「な、なにこの音・・」

男A「うわーーー!あれを見ろ!」

アケミ「げっ!!」

そこには無数の敵が迫ってきていた・・

72N.T:2017/08/12(土) 00:16:09 ID:WrPmQoL.
アケミ「す、すごい数・・でもやるしかない!・・ごく・・ごく・・」

ぷくぅーーーーーーーー

アケミ「うくっ!・・す、すごい勢いでお腹が・・・本当に5錠なんて・・うっ!・・耐えれるの?!」

???「むひゃひゃ!俺の名はムーヒャ!あの世でその名を広めるがいいむひゃ!」

アケミ「あっ!あんたいつのまに!!てか名前そのまんまじゃない!」

ムーヒャ「むひゃひゃ!さあお前たち!このお腹膨らませて喜ぶ変態をやってしまえ!」

敵「うおーーー!」

アケミ「誰が変態だこらぁーーー!」

無数の敵がアケミ目掛けて襲い掛かる

アケミ「こうなったらやけよ!てやぁーーー!」

アケミと宇宙人達との戦いが始まる丁度その頃・・

セイナ「・・・アケミちゃん・・・大丈夫かな・・・」

その時だった・・外から爆発音が鳴り響く

セイナ「な、なに!・・・」

窓を開けて音がした方を見る、そしてまたしてもドーンという音・・

セイナ「もしかして・・・アケミちゃん!?」

男A「近くに宇宙人が現れたらしい!ここも危ない!」

男B「大変だ!早く逃げないと!」

セイナ「宇宙人!?・・やっぱりそうだ・・じゃああそこでアケミちゃんが!」

爆発音、そして煙がその場から上がる

アケミ「はぁーーー!」

敵「ぐあーー!」

アケミ「はぁーはぁー、まだくるの!・・きりがない・・ごく・・」

ぷくぅーーー

アケミ「うっ!・・この膨らむ感覚には・・・くぅ・・慣れないわね・・」

敵「うおーーー!」

アケミ「でも負けられない!はぁーーー!」

セイナ「どうしたら・・・私どうしたら・・・もしアケミちゃんの身に何かあったら・・私・・」

セイナは座り込んだ

セイナ「アイナ・・・・お母さん・・・全部・・・全部あの宇宙人のせいで・・みんなが・・」

セイナは立ち上がる

セイナ「やっぱり私!このままじゃ駄目!このままじゃ!」

セイナは自宅を飛び出した

敵「うおーーーーー!」

アケミ「ぜーーぜーーー、ま・・まだくるの・・このままじゃさすがに・・1人じゃ・・」

ムーヒョ「もう一息ムヒョ!やってしまうムヒョーー!」

アケミ「うわぁーー!」

セイナ「アケミちゃん!」

アケミ「えっ・・・まさかセイナちゃん!?」

そこには息を切らして立つセイナがいた・・

73N.T:2017/08/12(土) 21:58:18 ID:WrPmQoL.
アケミ「セイナちゃん!なんでここに!?」

セイナ「ルナさんいるなら返事して!!私に!私にもう一度チャンスをください!」

ムーヒョ「んっ?・・あれは何だむひょ?・・ついでむひょ!あいつも襲うむひょ!」

セイナ「お願い!!もう逃げません!・・お願いします!!」

アケミ「セイナちゃん・・・」

セイナの前に突然強い光が現れる

セイナ「きゃ!」

強い光が晴れると、そこには・・

セイナ「これって・・弓?」

ルナ「それがあなたの膨張少女としての証であり武器よ・・さぁ、変身しなさい!」

セイナ「はい!!」

弓を手に取るセイナ

セイナ「大事な人を守る力を!私に!!・・変身!!」

セイナの身体が強く光り出す

ムーヒョ「なっ!なんだむひょ!?」

アケミ「あれが・・・セイナちゃん・・すごい・・」

そこにはまるで女神のような美しい姿をしたセイナだった

セイナ「これが・・・変身・・すごい・・力が湧き上がって・・」

ルナ「これが膨張少女の力よ!でも、これで終わりじゃないわ?・・わかってるわね?」

セイナ「・・・はい!」

ルナ「それじゃあこれを飲みなさい、説明している時間はないわ!急いで!」

セイナ「はい!・・ふーーー・・アケミちゃん、今行くね!・・ごくっ」

アケミ「セイナちゃん!それは!・・」

セイナ「ルナさん?・・今のはいったい?・・あっう!!」

ぷくぅーーー

セイナ「あっ・・ああ!おっ・・お腹が!!お腹が膨らむ!!ああっ!」

ルナ「しっかりしなさい!!あなたの覚悟はその程度なの!!」

セイナ「んんんー!!うんいいぃー!」

膨らんでいくお腹を押さえながら必死に耐える

セイナ「止まっ・・た・・まるで妊婦さんみたい・・」

74N.T:2017/08/12(土) 22:13:45 ID:WrPmQoL.
ムーヒョ「むひょ!!まさかあいつも膨張少女むひょ!?」

ルナ「さぁ!これで終わりじゃないわ!お腹の中の力を外に出すのよ!」

セイナ「えっ?・・ええええ!・・出すってまさか!?」

ルナ「そうよ!出すのよ!漏らすのよ!踏ん張るのよ!・・大丈夫、私達と敵しか見てないわ!」

セイナ「ううぅぅーー!はい!!わかりましたぁぁぁー!・・・んんんんー!」

もはや、やけになったセイナは、お腹の中の力を外に放出する

セイナ「あああぁん!!出る!出ちゃうぅぅ!」

キラキラとした光が集まり形となっていく

セイナ「こっ・・これは・・・矢!」

集まった光は矢の形に

ルナ「さぁ!それで敵を倒しなさい!そして大事な人を守るのよ!」

セイナ「はい!」

アケミ「セイナちゃん!」

ムーヒョ「な、なんかやばいむひょ!あれを止めるむひょーーー!」

セイナ「はぁーーー!インフレ―ション・アローーー!」

セイナから放たれた一撃で、無数の敵が消し飛んでいく

セイナ「きゃ!・・」

セイナはその勢いで後ろに倒れこむ

ムーヒョ「あ・・あ・・危なかったむひょ・・もうすこし横にいたら当たってたむひょ・・くぅぅーー!逃げるむひょ!全員退散むひょーーー!」

一瞬にして無数の敵は消え、ムーヒョもどこかへ飛び去った

アケミ「セイナちゃん!」

アケミがセイナの元へ駆け寄る

ルナ「ここにいたら色々面倒よ!一度基地に戻りましょう!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セイナ「はぁーーはぁーー・・・勝ったの・・私達・・」

アケミがセイナに抱き付く

アケミ「セイナちゃん!セイナちゃん!」

セイナ「アケミ・・ちゃん・・私・・私も一緒に戦う!」

アケミ「うん!・・・うん!・・」

ルナ「ふふふ、よくやったわセイナ・・そしてアケミも・・」

新たに膨張少女としてセイナが加わった・・・プロ―ジョンエクスとの戦いはまだ始まったばかり

75N.T:2017/08/15(火) 14:47:37 ID:h1J2I3NQ
それから数日後

アケミ「あーー疲れたーー!家の中の必要最低限の家具とか持ってくるだけなのに行ったり来たりもーーだめ・・」

施設内に設けられたアケミ、セイナ用の部屋に家具を運び入れた二人・・

セイナ「アケミちゃん、入っていい?」

アケミ「セイナちゃん!どうぞー」

ウィンっと扉が開く

セイナ「うわーーかわいいー」

アケミ「えへへー、家の部屋はこんなに片付いてないけど、やっぱりテレビとかないとねー」

セイナ「うふふ、私もさっき運び終わったよ、施設にいる人たちが手伝ってくれたの」

アケミ「なあにぃぃーー!私は手伝ってもらってないんだけどーー!」

セイナ「ええ!そうなの!?・・いっぱいの男の人たちが手伝ってくれて・・」

アケミ「ぐににに・・顔か・・やっぱり顔なのか!」

セイナ「アケミちゃん?」

アケミ「はっ!ううん!・・セイナちゃんのお部屋も見せて!」

セイナ「うん!いいよ!」

隣のセイナの部屋へ・・・ウィン

アケミ「うっわーーー!ぬいぐるみとかいっぱい!」

セイナ「お気に入りのぬいぐるみたちを持ってきたの・・えっと・・これがないと寝れなくて・・」

アケミ「くぅぅーー!かわいいぞこのやろーー!結婚しろこのぉー!」

セイナ「きゃ!もうーアケミちゃーん!」

ルナ「入るわよ」

ウィン

ルナ「あら、なかなかいい部屋ね」

エース「おっすーおじゃましますー」

アケミ「あ、ルナさん、あとエースも」

エース「そんなついでみたいに!」

ルナ「そろそろ時間よ、準備できたら二番ルームに来て頂戴」

セイナ「はい、わかりました」

アケミ「はい」

ルナとエースが出て行く

アケミ「セイナちゃん・・わかってるよね?これから何をするのか」

セイナ「わかってるよ、お腹を膨らませる特訓だよね・・」

セイナが自分のお腹に触れる

アケミ「セイナちゃん・・」

セイナ「大丈夫、私もう覚悟は決めたから、アケミちゃんと一緒だもん・・もう逃げないよ」

アケミ「うん、一緒だよ・・じゃあいこうか」

アケミとセイナは二番ルームへ向かった

ルナ「きたわね」

アケミ「こ、これって・・」

セイナ「・・・・すごい数の機材が・・」

そこには大量の機材や道具が置かれていた・・

アケミ「ルナさん、これって・・」

ルナ「これは全て膨張少女のトレーニング器具よ」

アケミ「これ全部ですか!?」

セイナ「それって、つまり・・」

ルナ「ええ、勿論、あなた達のお腹を膨らませる物よ」

膨張少女としての特訓がついに始まる・・

76N.T:2017/08/17(木) 14:13:00 ID:Ud3pm9Y.
アケミ「それにしてもすごい数・・・なんでこんなに?」

エース「それはね、今まで膨張少女たちが敵戦によって苦戦を強いられた膨腹の責めに対応するため、それを再現した機材を作ることで対応力を磨くための物なのさ」

アケミ「すごい・・」

ルナ「全ては新しい膨張少女のため、そして敵を倒す未来のためよ」

エース「どんな器具なのかは身をもって体験した方がいい、大丈夫、命の保障はするよ」

セイナ「ううっ・・怖い・・でも頑張らなきゃ!・・あれ?・・」

アケミ「どうしたの?セイナちゃん」

セイナ「あそこ・・だれかいる・・」

セイナが指差した方向には、ガラスで覆われた中にある機材に座る一人の女性・・

アケミ「あっ、本当だ!・・誰だろう・・」

ルナ「さぁ、準備できたら始めなさい」

エース「疲れたらこれを飲むといい、体力が回復する特性のドリンクだ」

アケミ「そ、そんなゲームみたいな物まで・・」

セイナ「アケミちゃん・・あ、あれ・・」

セイナがアケミの手をつかむ

アケミ「ん?・・わぁ・・」

先ほどの謎の女性のお腹が妊婦のように膨腹していた・・・そして・・

アケミ「あんなに膨らんでいってるのに・・無表情で本読みながらジュース飲んでる・・」

機材によってどんどん大きさを増して膨れ上がるお腹・・だがその女性は無表情で、苦痛に顔がゆがむことすらない

セイナ「ルナさん、あの人は」

ルナ「あなたたちと同じ膨張少女よ・・今存在する膨張少女の中で彼女の右に出るものはいない実力者よ」

セイナ「そうなんですか・・それじゃああとで挨拶しないとね、アケミちゃん」

アケミ「う・・うん・・・」

セイナ「どうしたの?」

アケミ「えっと・・あの人・・・変身してなくない?・・」

その女性のお腹には血管が浮かび、今にも破裂寸前であった・・・

77N.T:2017/08/17(木) 14:41:14 ID:Ud3pm9Y.
セイナ「嘘・・本当だ・・へ、変身し忘れてるとか・・」

アケミ「で、でもまだ平気に本読んでるよ!?」

ミチミチ・・・

謎の女性「・・・くっ・・」

アケミ「あ、いけない!止めなきゃ!」

アケミはその女性の元に近づくも、ガラスに覆われた部屋の扉は開かない

アケミ「中から鍵がされているんだ!・・今助けますから!」

謎の女性「んっ?・・」

次の瞬間・・・パーーーーーーーーーン!!・・・

セイナ「ひっ!いやぁあああああ!」

その女性のお腹は破裂し、周りに血が飛びちった

アケミ「う、うそ・・ルナさん!大変!」

ルナ「はぁ・・全く・・またなの?・・」

セイナは驚きに腰を抜かしていた

ルナ「ちょっと!開けなさいカーラ!」

アケミ「開けなさいって・・今その人破裂して!・・」

ぎぃーーっと扉が開く・・・

カーラ「ふぅー・・今日もいい感じだったわ、でもやっぱり破裂寸前は苦痛ね・・まだまだ修行しないと・・」

アケミ「あわわわわ・・ってお腹が治ってる・・確かに破裂したはずなのに・・」

ルナ「カーラ!いつも言ってるでしょ!後片付けが大変だから破裂するなら一言いいなさいって!」

セイナ「ど・・どういうこと・・ですか・・お腹が破裂したら・・普通は・・」

エース「そう、普通なら死んじゃうね・・でも彼女レベルの膨張少女には特別な力が宿るんだ」

セイナ「特別な力?」

カーラ「ところで君たちは見ない顔だね・・ここにいるということは君たち新しい膨張少女かい?」

アケミ「は、はい!アケミといいます・・それでこっちがセイナちゃんです・・(うわぁ・・よくみたらすごい綺麗な人・・)」

セイナ「は、はじめまして・・セイナです」

カーラ「はじめまして、私はカーラ・・君たちの先輩ということになるかな、何かあれば言うといい、相談にのるよ」

アケミ「は、はい!ありがとうございます!・・(そしてかっこいいーーー!)」

セイナ「あ、あの・・カーラさん・・」

カーラ「なんだい?」

セイナ「大丈夫なんですか?・・その・・・お腹破裂させてしまって・・」

カーラ「あー、バーストのことだね、平気さ・・まっ、君たちにはまだまだ早いだろうけどね、その時がきたら教えてあげよう」

アケミ「ううぅ、知りたいような知りたくないような・・」

カーラ「戦場で一緒になったらその時はよろしくね!・・さてと、それじゃあパトロールにでも行ってくるよ、またね」

ルナ「こらーーー!後片付けしていきなさいよ!!」

アケミ「ごくり・・・すごい人がいるんだなぁ・・」

現最強の膨張少女カーラ・・果たしてバーストとは?

78N.T:2017/08/27(日) 23:31:31 ID:35w5pmR2
ルナ「カーラの事はまた今度話すわ、まずあなた達のするべきことは鍛錬あるのみよ!」

セイナ「は、はい!・・えっと、アケミちゃん」

アケミ「あ、うん・・どれにしようか・・・・」

アケミもセイナも、先ほどのカーラのお腹が破裂したのを目撃し、膨腹に脅えていた

アケミ「ルナさん・・」

ルナ「なにかしら?」

アケミ「ここの器具で・・お腹が破裂したりしませんよね・・」

ルナ「大丈夫よ、どれも限界で止まるようになっているから、さっきカーラが使っていた器具は特別なのよ、安心なさい」

アケミ「そうですか・・それなら・・じゃ、じゃあ私はこれ・・使おうかな?」

1本のホースがぶら下がる器具を選んだアケミ

セイナ「それじゃあ・・私は・・これ・・」

セイナが選んだのは見た目は普通の椅子の器具・・・

アケミ「えっと・・あ、このボタンかな」

セイナ「座るのよねきっと・・スイッチはこれね・・ふぅー・・」

ポチッ・・・・ピッ・・・

アケミ「うわわ!!ホースが動き出しむごぅ!!」

ホースがアケミの口の中に入り込む

セイナ「アケミちゃん!・・ひぎっ!!」

セイナの肛門に椅子から飛び出した突起物が挿入された

セイナ「さ・・裂けちゃ・・痛い・・ああ」

アケミ「むごぉ!!んごご!」

ごぽごぽごぽ・・

アケミ「むごっ!・・」

アケミの口から液体が流し込まれる

ぷしゅーーーーー

セイナ「んひぃ!!空気が入って!うああ!」

ウィーン・・

セイナ「な・・なに・・んぎぃ!!」

ズㇷ゚ズㇷ゚・・

セイナ「いやぁーーー!お尻の中を出し入れしないでぇーーー!!」

ズップズップ・・・プシュー―――――

セイナ「いやぁ!!うあぁーー!ひぃぃいーー!お腹が痛いぃぃ!!お尻が痛いぃぃーー!」

アケミ「うぐぉぉ!!おうごえええ!!」

ぷくぅーーーーっとアケミのお腹、そしてセイナのお腹が膨腹していく・・

79N.T:2017/09/07(木) 21:38:16 ID:wzegw.r.
セイナ「うぐぅ!ひぐぅ!いやぁ・・お尻が犯されてるぅーー!」

アケミ「むぐぉ!・・うぅぅぅー!(い、息が・・苦しい・・)」

そして見る見るうちに2人のお腹は妊婦を越え、巨大に膨腹していく・・そしてついにセイナに限界の時が・・

セイナ「く・・苦しぃぃーー!破裂しちゃうぅぅーーー!」

ミチミチ・・・

アケミ「むぐぉ!?・・」

セイナ「ルナさん止めて!!お願い止めてください!!破裂しちゃう!・・うあああぁー!」

ルナ「言ったでしょ?大丈夫よ、破裂寸前で止まるから」

セイナ「んいいぃ!そんなぁーーあがっ!・・ああぁあー!」

ミチミチ・・・

アケミ「うぐぉぉーー!むぐぅーー!」

そしてセイナの機械の動きが止まる・・・

セイナ「止ま・・・・った・・・ぐっ!」

セイナが身体を震わせると、パンパンに膨れ上がっていたお腹あっという間に小さくなっていく

セイナ「はぁーーはぁーー・・・」

アケミ「ぐっ!・・むぐぉ!」

アケミのお腹はさらに大きさを増してどんどん膨れあがっていく・・

セイナ「アケミ・・ちゃん・・・あっ、足が・・」

イスから立ち上がるセイナ・・だが身体が弱り、歩くことができないセイナはその場に倒れ込む

アケミ「うっ!・・ううっ!・・うごぉぉーーー!」

セイナの限界の倍はあろうかという大きさに膨れ上がったアケミのお腹

そして数分後、アケミの機械もついに止まり、アケミのお腹が元に戻ると口からホースが抜けその場に倒れ込んだ

セイナ「アケミちゃん!」

アケミ「げほっ!げほっ!・・」

80N.T:2017/10/20(金) 11:48:24 ID:AWY3OZjY
セイナ「アケミちゃん!大丈夫!?」

アケミ「げほっ!げほっ!・・うん・・なんとか・・」

アケミもセイナも足が震え、どちらも立ち上がれずにいた

ルナ「駄目よ!そんなんじゃ駄目!もしこれが敵との戦いの最中だったらどうするの!」

アケミ「そう・・ですよね・・」

セイナ「ごめんなさい・・」

エース「まぁまぁールナ!2人はまだ膨張少女の新人だ!これから鍛錬を積んでいけばいいのさ!」

ルナ「いい?2人とも、膨張少女は膨らませたお腹の大きさを覚え、次にはその倍の膨腹に耐えられる身体を持つ能力があるとはいえ、強い胆力と精神力がなければ意味がないわ!」

アケミ「はい、頑張ります」

セイナ「・・・はい・・」

ルナ「まぁ・・2人とも頑張って・・期待してるんだから・・」

ルナがフロアを出ていく

エース「ツンデレか!・・とりあえず2人とも、無理せず身体を休ませるんだ、このフロアはいつでも開いている、好きな時に使うといい」

アケミ「わかったわ」

セイナ「はい」

そしてその夜・・・

アケミ「はぁ・・・このままじゃだめだよねーー・・こんなんじゃ誰も守れない・・」

自室のベットの上でアケミは1人悩んでいた

アケミ「セイナちゃんまだ起きてるかな・・」

アケミは隣のセイナの部屋へ移動した

81N.T:2017/10/20(金) 12:12:49 ID:AWY3OZjY
アケミ「セイナちゃん!入っていい?」

・・・・だが返事がない

アケミ「寝ちゃったのかな・・すこしこの周り散歩でもして私も寝よっと・・・」

アケミは施設内を歩き回った

アケミ「本当に広い施設だなぁ・・いっぱい部屋があるし・・何があるのかな?・・勝手に入ったら怒られるかな・・」

そんなことを思いつつ、アケミはあのフロアの近くを通る

アケミ「ここってあの訓練器具がいっぱいあるフロアよね・・膨張少女達が訓練し、実際に受けてきた敵からの責めを体験できる部屋・・」

???「んあ!・・・んん」

アケミ「ん?・・誰かいるのかな・・」

???「破裂しちゃう・・苦し・・」

アケミ「え、この声は!」

アケミはフロアのドアを開ける・・そこには

アケミ「セイナちゃん!?」

セイナ「ア、アケミ・・ちゃん!・・なんで・・」

そこにはお腹が今まで以上に大きく膨れあがったセイナの姿だった

アケミ「セイナちゃん・・返事がなかったのって・・ここにいたからなんだ・・」

セイナ「ごめ・・ん、アケミちゃん・・うあぁ!・・」

セイナのお腹が急激に戻っていく・・どうやら破裂寸前を迎えたようだ

セイナ「はぁーはぁー・・」

アケミ「セイナちゃん・・」

セイナ「私・・このままじゃ足手まといだから・・はぁーはぁー・・アケミちゃんはもっと大きく膨らめるのに・・私は・・はぁーはぁー」

アケミ「それは・・私が先に膨張少女になったからであって・・・セイナちゃんのせいじゃ!」

セイナ「わかってるよ・・だから、早く追いつけるように・・」

セイナの手がボタンに伸びる・・・ピッ

セイナ「ううぅぅ!!」

セイナのお腹がまたしても膨腹していく

セイナ「み・・みんなを守りたい・・だから・・くあ!・・だから私、膨張少女になったんだから・・んっく!」

アケミ「・・・そうだね、私も負けられない!」

アケミも隣の器具に座る・・ピッ

アケミ「んあああ!」

セイナ「アケミちゃん!?・・変身しないと!!」

アケミ「あっ、そうだった!!?・・うあぁ!お腹が!」

アケミのお腹が凄まじい速さで膨腹していく・・

アケミ「えへへ・・変身しないと・・意味がないよね・・うぐっ!」

ミチミチ・・早くもアケミのお腹は限界を迎えた

セイナ「アケミちゃんってば・・うふふ・・っく・・」

アケミ「苦しいよぉ・・痛いぃぃーー!・・ぐえぇぇー!」

そしてアケミのお腹が元に戻っていく・・

アケミ「はぁーはぁー・・セイナちゃ・・はっ!?」

アケミが見たのは、セイナのお腹が自分の限界よりもさらに巨大になり、まるで大型トラックのタイヤを飲み込んだ程の大きさに膨腹していた・・

アケミ「セイナちゃん・・すごい・・」

セイナ「私も・・驚いてる・・ぐっ!・・すごいね、膨張少女の身体・・って!・・ぐあ!」

ミチミチ・・・プシュー・・・セイナのお腹が元に戻っていく

アケミ「セイナちゃん!」

セイナ「はぁーはぁー・・一緒に頑張ろう・・ね?・・アケミちゃん」

アケミ「うん!・・うん!・・」

ルナ「ふふっ・・」

エース「あの2人なら平気さ、信じよう」

そして夜が明けた・・・

82N.T:2017/10/20(金) 12:45:19 ID:AWY3OZjY
アケミ「ううぅーーうぐぅーー!」

セイナ「もが!・・うぐぉ!」

この日も2人の修業は続いていた・・2人の口にはホースが挿入され、どんどんお腹が膨腹していく・・

ルナ「耐えるのよ!これは敵の責めよ!」

エース「そうだ!苦痛の表情を見せてはいけない!・・反撃の一手を考えるんだ!」

アケミ「もぐぅぅ!・・うううぅ!」

セイナ「うぐぅ!・・ぐおお!」

ミチミチッ・・

アケミ「むぐぉ!?・・ぐごご!!」

セイナ「ぐぅぅーーー!?」

2人お腹は大人を数名飲み込んだような大きさになっていた

ルナ「いいわ!機械を止めて!」

ルー「はっ!」

機械が止まり、2人の口からホースが抜かれる

アケミ「げほっ!げほっ!」

セイナ「ううぅ、げほっ!」

だが2人のお腹はまだ巨大なままだった

アケミ「ルナさん・・お腹が・・」

セイナ「苦しい・・です・・」

ルナ「膨張少女はただお腹を膨らませればいいというわけではないわ、いかに大きく膨らめようと動けなければ意味がないわ」

エース「さぁ!立つんだ!」

アケミ「そ、そんな・・こんなお腹で動くなんて!」

セイナ「苦しい・・苦しいんですー!」

ルナ「弱音を吐いてはだめよ!敵は待ってくれないわよ!」

アケミ「ううぅ―!お腹が重い・・苦しい・・」

セイナ「んんーー!・・くうぅ-!」

2人は頑張って立ち上がろうとする・・だが・・

アケミ「うっ!おええええ!」

セイナ「うえぇぇーー!」

2人は耐え切れず嘔吐してしまう

ルナ「ルー、いいわ」

2人のお腹が元に戻っていく

アケミ「げほっ!・・・」

セイナ「はぁーはぁー」

ルナ「今日はここまでよ、また明日同じ訓練をするわ、だから身体を休めておきなさい」

エース「2人とも、今は辛いと思うが耐えてくれ、必ず膨張少女の身体は君たちに答えてくれる!必ずな!」

そしてその夜・・・アケミの部屋にて

???「ちょっといいかい?」

アケミ「誰だろ・・はい、大丈夫ですー!」

ウィーン・・アケミの部屋の扉が開く

アケミ「カーラさん!?」

なんとアケミの前に現れたのは、最強の膨張少女カーラだった・・

83N.T:2017/10/23(月) 23:36:15 ID:6FmBtszk
カーラ「邪魔しちゃったかい?」

アケミ「い、いえ!全然!大丈夫です!」

カーラ「そうか、それならよかった!・・好きなの飲むといい、色々持ってきたから」

アケミ「ありがとうございます!」

カーラ「どうだい調子は?膨張少女としての特訓が始まったそうだけど」

アケミ「今は何とかついていくのがやっと・・という感じです・・」

カーラ「なに、焦ることはないさ!私とて最初はそうだった」

アケミ「カーラさんも?・・」

カーラ「ふっ、腹を膨らます事に最初から慣れている人間などいないさ」

アケミ「そうですよね、ははは・・・でもこうしている間にも敵がいつ攻めてくるか・・」

カーラ「そうだね、でも膨張少女は何も君たちだけじゃない」

アケミ「あの・・・膨張少女って、何人いるんですか?」

カーラ「5人だ、君とセイナ、そして私、あと2人の膨張少女で全員だ」

アケミ「5人ですか・・他の2名の方は今どこに」

カーラ「あの2人は今は地方に滞在している、いつか会うことになると思うよ・・ちょっと癖の強い子達なんだけどね」

アケミ「そうなんですか・・・じゃあ私とセイナちゃんが膨張少女になる前は、カーラさんとその2人で戦っていたんですか?」

カーラ「・・・・いや、前は10人の膨張少女がいたんだけどね・・・」

アケミ「え・・・それってどういう・・」

カーラ「君たちが加わる前・・7人の膨張少女が敵の手によって殺されてしまったんだ」

べこっ!!っとカーラの持つ缶がへこむ・・・

アケミ「あ・・あの・・」

カーラ「あ、すまない、怖がらせてしまったかな?」

アケミ「いえ!こちらこそ聞いてしまってごめんなさい・・」

ルナ「ここにいたのね、カーラ」

ルナがアケミの部屋に入ってくる・・

84N.T:2017/10/24(火) 14:05:24 ID:hqba9kA2
カーラ「ルナ、私に何か用かい?」

ルナ「いつまでここにいるつもり?・・あなたには地方を任せていたはずよ」

カーラ「そのことか・・大丈夫、もうほとんど殲滅してあるから当分は問題ないはずさ」

ルナ「あなたの目的はわかってるのよカーラ!・・」

アケミ「(うわぁ、なんか重たい空気・・・)」

カーラ「何の事かな?・・可愛い新人も増えたことだし、先輩としてエールも兼ねてここへ来たというのに」

ルナ「カーラ、あなたの目的はレディーね・・」

カーラ「・・・・・・・・・・・・・・」

ルナ「何度も言ったはずよ!あなたとレディーを会わせるわけにはいかないの!」

アケミ「どうしてですか?・・最強の膨張少女のカーラさんなら、レディーだって倒せるんじゃ・・」

ルナ「たしかに、今のカーラならレディーを倒せるでしょうね、でもそれは私達にとっても大きな痛手を負う結果になりかねないのよ」

アケミ「え?それってどういうことですか」

カーラ「レディーと私は互角の実力なのさ、私たちの戦いに勝者も敗者もない・・戦えば二人とも死ぬ・・ルナ、そう言いたいんだね?」

アケミ「そ、そんな・・」

ルナ「ええ、今あなたを失えば大きな損害所じゃ済まない、わかるでしょ?」

カーラ「ふっ、死ぬ前提で話を進めないでほしいな・・それにレディーは私が倒さないといけない、これは誰にも譲れないし、譲る気もない・・・アケミちゃん、また今度ゆっくり話そう」

カーラはアケミの部屋を出ていった

ルナ「はぁ・・・カーラ、何でわかってくれないの・・」

アケミ「ルナさん・・カーラさんとレディーの関係って・・」

ルナ「あなたには関係ない話よ、また明日も訓練があるわ、早く休みなさい」

アケミ「は、はい・・・・」

85N.T:2017/10/24(火) 17:24:19 ID:hqba9kA2
アケミ「うぐぅーー!うぐぐぐ!」

セイナ「ううぅ!・・うぐぉ!」

この日も2人の修業は続いていた・・2人の口にはホースが挿入され、どんどんお腹が膨腹していく・・

エース「二人のお腹も結構な大きさまで耐えられるようになったみたいだね」

ルナ「そうね・・でもあとは胆力と精神力がそれについてこれるか・・」

アケミとセイナのお腹は大人が5人は入れるほど巨大な大きさになっていた

ルナ「いいわ!とめて!」

ルー「はい!」

アケミ「ぐっ、はぁーーはぁーーー」

セイナ「うっ・・うぐぅ」

ルナ「吐いちゃだめよセイナ!・・耐えるの!敵に弱みを見せてはダメ!」

セイナ「苦しぃ・・やっぱり苦しいんです・・うっ!・・お願いします・・お腹戻してぇぇぇー!」

ルナ「セイナ!アケミを見なさい!」

セイナ「アケミ・・ちゃん!?」

なんとアケミが懸命に立ち上がろうと踏ん張り、少しづつだが巨大なお腹が持ち上がる

アケミ「ふぅーーふぅぅぅぅーー!くっ!」

セイナ「アケミちゃん・・・そうよね、私も一緒にぃぃーー!」

セイナも同じく立ち上がろうと踏ん張る

エース「いいぞ!2人とも!今君たちは膨張少女だ!不可能も可能にできる!信じるんだ!その力を!その身体を自分の物にするんだ!」

アケミ、セイナ「ううぅぅーー!・・・」

バタッ・・2人の身体が一気に力が抜け、膨らんだお腹に乗っかる形で倒れ込む

エース「いけない!!ルー!」

ルー「はい!」

2人のお腹が元に戻っていく

ルナ「2回目でここまでできれば上出来ね・・ルー2人を休ませてあげて」

ルー「かしこまりました!」

エース「よく頑張った、とく頑張ったよ2人ともー」

気を失っている2人の頭をなでるエース

時間が過ぎ・・・・アケミとセイナが目を覚ます・・・そして・・・

ルナ「アケミ、セイナ・・身体はどう?」

アケミ「はい、なんとか大丈夫です・・」

セイナ「途中からよく覚えてないんですけど・・ごめんなさい・・」

ルナ「謝ることは無いわ、正直ここまでできるとは思ってなかったもの、それで明日の訓練の事なんだけど」

ルー「大変ですルナ様!・・」

ルナ「どうしたの!?」

ルー「無数のプロ―ジョンエクスが現れました!・・そこにはレディーの姿も!」

アケミ、セイナ「!?」

ルナ「レディーが!!・・・カーラは!カーラはどこ!?」

ルー「そ、それが・・」

ルナ「アケミ!セイナ!すぐ準備して!出撃よ!」

アケミ、セイナ「はい!」

86N.T:2017/10/24(火) 17:33:39 ID:hqba9kA2
女A「きゃぁあああああ!お腹がぁぁーー!」

女B「ひぃーー!お腹が膨らむぅーー!」

プロ―ジョンエクスの襲撃により、多数の逃げ遅れた女性達のお腹が膨れ上がっていく・・

女C「く、苦しいぃぃ――!誰か助けてーー!」

女D「ママーー!パパーー!助けて!お腹が破裂しちゃう!死んじゃう!」

レディー「ふふふっ、さぁ!もっとよ!もっとたくさん膨らませてやるのよ!破裂したって構わないわ!」

女A「う!うぐぅーー!」

ミチミチ・・

女B「ぐぇ!ぐぇぇーー!」

ミチミチ・・・

女C「止まって!お願いぃぃー!うぅぅぅーー!ぐっ!」

ミチミチ・・・

女D「死にたくない!!まだ死にたくないぃいーーー!やだぁあぁああぁあぁーーー!!」

ミチミチ・・

レディー「さて・・そろそろ来る頃ね・・・はっ!」

レディーに向けて1本の巨大な光線が放たれる、それをぎりぎりかわす

レディー「こ、この攻撃は・・」

カーラ「レディー・・」

レディー「カーラ!?」

ついに出会ってしまったカーラとレディー・・・

ルナ「急ぐのよ!もうすぐ目的地よ!」

アケミ、セイナ「はい!」

87N.T:2017/10/24(火) 17:53:44 ID:hqba9kA2
レディー「ふふふ、久しぶりね?カーラ、元気そうでなによりだわ」

カーラ「町の女たちを解放しろ、これ以上襲うな」

レディー「はいって言うと思った?・・」

パチン、っとレディーが指を鳴らす

女A「うぎゃ!!」

パーーーン!!っとお腹が弾け飛んだ

パチン!

女B「おごっ!」

ボン!!!

レディー「あはははは!!」

カーラ「やめるんだ!!」

レディー「ぐは!?」

カーラに向けて目にも止まらなぬ速さで一撃を加えるカーラ

レディー「さらに腕をあげたんじゃない?カーラ・・ふふふ」

レディーの口から血が流れる

カーラ「もうやめるんだレディー・・」

レディー「・・・お前たち!全員でカーラと遊んでおやり!」

地、そして空を無数の宇宙人達が覆う

カーラ「・・・・・・・・・・」

アケミ「あ、あれは!カーラさん!」

ルナ「遅かった!・・カーラ!戻りなさい!」

セイナ「な、なんて敵の数なの・・前の倍・・いえもっといるかも・・」

アケミ「カーラさん!今助太刀します!いこ!セイナちゃん!」

セイナ「うん!」

カーラ「2人とも!助けは無用だ!・・レディー、私にこの程度の戦力で太刀打ちできるとおもっているのか?」

アケミ「え?・・この程度って・・」

空を覆い尽くす宇宙人によって、まるで夜のように地は暗くなり、地には地面が見えぬ程埋め尽くされたほどの宇宙人達・・

ルナ「2人とも、よく見てなさい・・あれが最強の膨張少女よ」

アケミ、セイナ「・・・・・・・」

カーラ「変身」

カーラの身体を眩い光がつつむ

レディー「ふふふ、いつみても綺麗だわ、この光・・最強の膨張少女にして、その姿は黄金の戦乙女・・ふふふ」

カーラを包む眩い光が消えると、そこには黄金に輝くアーマーを纏い、白い翼が背にはえ宙に浮くカーラの姿だった

アケミ「あれが・・カーラさんの変身・・・」

セイナ「最強の・・・膨張少女・・」

最強の膨張少女カーラ・・・降臨

88N.T:2017/10/24(火) 18:24:46 ID:hqba9kA2
カーラ「・・・我が光に照らされ、悪しき者共よ、消え失せるがいい・・」

カーラが片手を上げると、光がその手に集まっていく

アケミ「こ、ここにいたら巻き込まれるんじゃ・・」

ルナ「大丈夫よ、心配せず見てなさい」

宇宙人達「キシャアア!!」

無数の宇宙人達がカーラに突撃する

カーラ「インフレーション・レイ」

手に集まる光が大爆発を起こし、辺りを強い光がつつむ・・・そして・・

アケミ「セイナちゃん・・大丈夫?・・」

セイナ「うん・・アケミちゃんこそ・・」

アケミ「大丈夫だけど・・眩しくて何も見えない・・」

そして光が晴れ・・・

アケミ「う・・うそ・・」

セイナ「これって・・こんなことが・・」

そこにはレディーを残し、無数にいた宇宙人が1体すらチリも残らず消滅していた

アケミ「すごい・・これがカーラさんの実力・・」

レディー「ふぅ・・防御するのがやっとだったわ・・すこし火傷しちゃった・・」

カーラ「レディー、次はお前だ・・」

レディー「ふふふ、それもいいんだけどー、残念ね・・あのお方に言われているのよーカーラとはまだ戦うなって!」

レディーがカーラから離れていく

カーラ「レディー!」

レディー「楽しみはもうすこし取っておきましょう!・・ふふふ!」

そしてレディーが飛び去った

カーラ「レディー・・・・」

ルナ「終わったようね・・・カーラ!帰るわよ!・・2人もよ」

アケミ「は、はい・・」

そして3人は基地へと戻った、そして基地の中を変身したままの姿でカーラがアケミたちの方へ近づいてくる・・カシャン・・カシャンと黄金の鎧を鳴らしながら

アケミ「ごくっ・・」

セイナ「綺麗・・そして神々しい・・」

カーラ「せっかく来てくれたのにごめんね、ははは、すこし残しておくべきだったかな?」

アケミ「い、いえ!そんな!お気になさらず!はい!」

アケミとセイナは緊張していた

カーラ「さてと、お風呂にでも入ろうかなっ・・2人も一緒にどうだい?」

ルナ「カーラ!!」

カーラ「なんだいルナ」

ルナ「なんだいじゃないわよ!あれほどレディーに近づくなって言ったのに!」

カーラ「見回り中で偶然遭遇しただけさー、わざとじゃない」

ルナ「そんなわけないでしょー!」

アケミ「まぁまぁルナさん!・・カーラさんのおかけで被害も最小限に食い止められたわけですしー」

カーラ「そういうこと!・・それじゃあお風呂に行ってくるからさ!2人も一緒にどう?」

アケミ「あ、はい!喜んで!」

セイナ「はい!」

ルナ「全く・・困ったものだわ・・」

エース「うおおぉーい!レディーが現れたって聞いたけど大丈夫なのかーー!アケミたちは!?カーラはー!?」

ルナ「うるさい!今更遅いわよ!この役立たず猫!!」

エース「びぇぇーー!酷いぃぃー!」

89N.,T:2017/11/21(火) 12:29:48 ID:Yp2fOF7A
アケミ「うわーー!広ーーーい!」

セイナ「本当・・・こんな場所があるなんて・・」

施設内にある大きな温泉施設にやってきたアケミ達

アケミ「くぅー!まるで貸しきったみたいー!行こう!」

セイナ「あ!アケミちゃん!」

そしてアケミとセイナは大きな温泉にゆっくりと浸かる

アケミ「はぁぁーーいい気持ちぃぃ・・」

カーラ「お待たせ、どうだい?この施設名物の温泉は」

アケミ「あ!はい!とても気持ちいいです!」

アケミはカーラの身体をなめまわすように見る

アケミ「(うわぁぁスタイル良いぃー・・それに何あのおっぱい!でか!!)」

カーラ「どうしたんだい?私の身体に何かついてるかい?」

アケミ「おっぱい!!じゃなかった・・いえなんでもないです!」

カーラ「横失礼するよ?・・・ふぅー」

セイナ「こんなすごい温泉があるなんて・・ここはこの施設にいる人たち皆さんが使うんですか?」

カーラ「いや、ここは膨張少女専用の温泉さ!疲れを癒すためのね」

アケミ「本当ですか!?・・うわーー!すごーい!始めて膨張少女になってよかったって思いました!」

セイナ「もうーアケミちゃん」

カーラ「ははは!正直で良いね!まっ、気持ちはわかるよ」

3人は温泉で疲れを癒し、そして語り合った

90N.,T:2017/11/21(火) 12:48:07 ID:Yp2fOF7A
セイナ「はぁぁーーでも本当に気持ちいいです・・きゃ!」

カーラ「おー!君は見かけによらずなかなかのものを隠しているじゃないかー」

カーラがセイナの背後から胸をわしづかみにする

セイナ「あん!・・ちょ、カーラさん・・んっ!」

もにゅん、もにゅん

カーラ「D・・いや、Eはあるかな?」

セイナ「あ・・カーラさ・・あん!」

アケミ「ごくり・・・カーラさん意外とスキンシップ激しいんだ・・それなら・・うへへー」

アケミがそーっとカーラの背後に回る

アケミ「せーの・・えーーい!」

カーラ「はは、それはどうかな?」

アケミ「あれ!きゃあ!」

カーラにあっという間にアケミは背後に回りこまれ、胸をわしづかみにされる

もにゅん、もにゅん

カーラ「うむ、アケミちゃんもなかなかじゃないか!」

アケミ「あ・・んん!・・で、でもセイナちゃんやカーラさんに比べたら・・んあ!だめ!」

カーラ「なぁに!胸は大きさが全てじゃないさー・・ふむ・・Cってとこかな?」

アケミ「あ!だめ・・乳首は・・弱いんです・・」

カーラ「おーそうかすまんすまん、反応が可愛くてね」

アケミ「はぁーはぁー・・うぅー!不公平です!カーラのも触らせてください!」

カーラ「ははは、好きにするといい」

アケミ「そ・・それじゃあ・・ごくっ」

アケミの両手がカーラの胸に近づく・・そして

アケミ「えい!」

もにゅん!

アケミ「うわ・・うわぁぁぁー!なにこの弾力!・・」

カーラ「どうだい?気はすんだかい?」

アケミ「ま、待ってください!もうすこしだけ・・うわぁ・・片手じゃ収まりきらないよぉー!」

もにゅんもにゅん

カーラ「ははは、くすぐったいよ」

アケミ「Gカップ?いや・・もしかしてそれ以上あるかも・・」

カーラ「もういいかな?」

アケミ「あ!はい!・・は、鼻血が出そうです・・」

カーラ「ははは、面白い子だな君は」

そして話はまだ続く・・

91N.,T:2017/11/21(火) 13:19:40 ID:Yp2fOF7A
カーラ「君たちは高校生かい?」

アケミ「はい!私もセイナちゃんも同じ高校の2年生です!・・でもレディーの襲撃で学校がめちゃくちゃに・・それに沢山の女の子たちが破裂させられて・・」

カーラ「・・・そうだったのか・・」

アケミ「あ!いえ!すいませんいきなり暗い話して・・」

カーラ「いいんだ、やつらを倒すことが私たち膨張少女の使命だ、共にがんばろう」

アケミ「はい!」

セイナ「あ、あの・・」

カーラ「ん?なんだい?」

セイナ「セイナさんとレディーって・・どういう関係だったんですか?・・」

カーラ「そうだね・・隠しても仕方ない」

カーラは語りだす

カーラ「レディーは・・・私の妹だ」

セイナ「え!?」

アケミ「レディーが・・カーラさんの妹!?」

カーラ「ああ、私とレディーが幼い頃に父が事故で亡くなり、母が一人で私たちを育ててくれたんだ」

カーラ「だが、私が13歳、レディーが12歳の時・・母がプロージョンエクスに襲われ殺された・・私とレディーは母のおかげで助かったんだ」

アケミ「・・・・・」

カーラ「それから間もなくのことだ、またしても目の前にやつらが現れた」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーラ「くっ!隠れるんだレディー!」

レディー「怖いよーカーラ姉さん!」

カーラ「いい!絶対ここから出ちゃだめよ!」

カーラが一人謎の宇宙人に飛びかかる

レディー「カーラ姉さん!」

宇宙人「まだいやがったのか!この!」

カーラ「うわ!」

宇宙人「へっへっへ・・威勢はいいな、俺は好きだぜぇ?」

宇宙人が銃を構える

カーラ「くっ!」

レディー「だめぇぇーーー!!」

チュン!!・・カーラの盾になり銃から放たれた光線に当たるレディー

宇宙人「おっと!?ほかにも隠れてやがったのか!」

カーラ「レディー・・あんた!」

レディー「ううぅ・・姉さんを殺さないでー!」

カーラ「レディー隠れていろって言ったじゃない!大丈夫なの!?」

レディー「うん、すこし熱かったけど大丈夫だよ」

カーラが今度はレディーの前に立つ

カーラ「出て行って!もう十分でしょう!」

宇宙人「へっへっへ、ああ、今日のノルマは達成してるからなぁー?お前だけは特別に助けてやんぜ?」

カーラ「どういう意味・・」

宇宙人「後ろ・・見てみろよ?へっへっへ」

カーラは後ろを振り向く

レディー「はぁーはぁー・・くっ」

カーラ「レディー!?」

そこには苦しそうにお腹を押さえているレディーだった

92N.,T:2017/11/21(火) 13:33:58 ID:Yp2fOF7A
カーラ「どうしたのレディー!」

レディー「突然お腹が・・痛いの・・ううぅ・・」

カーラ「妹になにをしたの!!」

宇宙人「すぐわかるぜ・・ほら!」

ぷくぅぅ

レディー「えっ・・あ・・なにこれ!いやぁ!お腹が膨らんで!いやぁああ!」

レディーのお腹が風船のように膨らんでいく

カーラ「こ、これは!母さんが殺されたときと同じ!・・ということは母さんもその銃で!?」

レディー「うわぁぁ!カーラ姉さん助けて!お腹が膨らむの止まらないよぉー!」

必死に膨らむお腹を押さえ、泣き叫ぶレディー

宇宙人「おら、呼んでるぜ?助けてやれよぉ?へっへっへ!」

カーラ「頼む!妹を助けてくれ!私が変わりに!」

レディー「うぐぅぅーー!苦しいいぃ!お腹が破裂しちゃうー!」

ミチミチ・・

カーラ「レディー!」

宇宙人「そんじゃな!あーばよ!」

カーラ「待って!妹を助けて!!」

その時だった

???「生かして返さんぞ」

宇宙人「き、貴様は!ぐぇぇーー!」

宇宙人が一瞬にして木っ端微塵になった

カーラ「い、いったいなにが・・・」

???「話は後だ、これをその子に飲ませるんだ」

レディー「カーラ・・姉・・さん・・ぐぅ!うが!」

ミチミチ

???「早く!!」

カーラ「あ、はい!」

カーラは渡された薬のようなものをレディーに飲ませた

カーラ「レディー・・レディーお願い死なないで・・私にはあなたしか残されていないのよぉ・・」

その時だった、見る見るうちに膨れ上がったレディーのお腹が縮んでいく

カーラ「ああ、レディーのお腹が!」

レディー「・・・・・・・・・・・」

カーラ「レディー!?」

???「意識を失っただけさ、大丈夫」

カーラ「あ、ありがとうございました!・・あなたはいったい・・?」

???「やつらを倒す者・・とだけ言っておくよ」

93N.,T:2017/11/21(火) 13:58:10 ID:Yp2fOF7A
カーラ「あの宇宙人を一瞬で・・」

???「ここはまだ危ない、隠れているんだ、いいね?」

カーラ「あ、待って!!」

???「どうした?」

カーラ「その力・・・私にも使えますか?」

???「・・・・・・・・・」

カーラ「もし私にも使えるなら!お願い!教えてください!」

???「妹のためか?・・」

カーラ「はい!・・妹は・・レディーは私の全てです」

???「いいだろう、辺りの敵を一掃してから戻る、その覚悟が本物か試させてほしい」

カーラ「は、はい!」

そして時間が過ぎ・・・

???「無事か!どこにいる!」

カーラ「ここです!」

???「よかった、無事に隠れていたようだな」

レディーは未だに眠っていた

カーラ「お願いします!私にも戦える力を!」

???「よし、ではその覚悟を見せてもらおう、私の手を握れ」

カーラ「はい!」

カーラは膨張少女の手を握ると、一瞬にしてどこかへとワープする

カーラ「こ・・ここは・・」

???「私たちの隠れ家だ、それじゃあ君の覚悟を見せてもらおう、これを」

カーラ「これは?薬?」

???「それは飲むとお腹が破裂寸前まで膨らむ薬だ、これを飲み、その苦痛に意識を失うことなく耐え抜いたら認めよう」

カーラ「これを飲むとお腹が膨らむ・・破裂寸前まで・・」

???「そうだ、怖いのなら無理にとはー」

ごくっ

カーラ「これでいいんですね」

???「たいしたものだ・・・」

カーラ「うっ!!・・くああぁ!」

ぷくぅー

カーラ「う、うああ!お腹が!」

カーラのお腹が膨らみ出す

???「・・・・・・・・・」

カーラ「ふぅーーふぅーー!・・ぐっ!・・耐えるんだ・・耐えるんだ・・ぐっ!」

ぷくぅーー

カーラ「苦しくない・・苦しくない・・苦しくなんか・・ないいぃぃ」

カーラの身体が大きく震え、歯を強く噛み耐える

カーラ「く・・苦しくなんか・・苦しく・・なん・・か・・」

ぷくぅぅー

カーラ「レディー・・レディー・・ううぅ・・ぐあ!!」

ミチミチ

カーラ「うああぁーー!!苦しいぃぃーー!!やだぁあああ!」

???「耐えるんだ!君の覚悟はこの程度か!!」

カーラ「うぎ!ぎ・・ぎひぃぃ・・い・・い・・いいい」

ミチミチ・・・

カーラ「うがぁぁーー!レディー!」

ミチミチミチ・・・

カーラ「うわぁあああ!」

そしてカーラのお腹の膨らみがとまった・・

94N.,T:2017/11/21(火) 14:15:29 ID:Yp2fOF7A
???「・・・・・見事だ!」

カーラ「はぁーはぁー・・これ・・で・・認めてくれます・・か・・」

???「ああ、もちろんだ!想像以上だ!認めよう!・・さぁ、これを飲むんだ・・楽になるぞ」

カーラのお腹が縮んでいく

???「おーい!ルナ!いるんだろ!」

カーラ「ルナ?・・・」

ルナ「ここにいるわ」

???「すばらしい逸材だ」

ルナ「ええ、そのようね・・あなた名前は?」

カーラ「カーラです」

ルナ「そう、カーラ・・私たちはプロージョンエクスと戦う正義の組織よ」

カーラ「プロージョンエクス?・・あの宇宙人たちのことか?・・」

ルナ「ええ、そうよ、そしてあなたには正義の使者、膨張少女になってもらうわ」

カーラ「膨張少女?・・」

???「私もその膨張少女に一人だ」

ルナ「あなたが望む力は、この膨張少女の力・・改めて聞くわ・・膨張少女になって共に戦う覚悟はある?」

カーラ「はい!妹を守りたい!そのためなら!」

ルナ「いい目ね・・覚悟の目だわ・・いいわ!」

カーラの身体が光りだす

カーラ「・・・・・・・・・・・」

ルナ「よろしくね、膨張少女カーラ・・共に戦いましょう!」

カーラ「はい!・・・レディー待っててね、強くなってあなたを守るわ・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーラ「そして私は膨張少女となった」

アケミ「そういうことだったんですか・・」

セイナ「私も・・私も母と妹を襲われて・・2人を守りたくて私は膨張少女になりました」

カーラ「膨張少女はね、皆誰かを守りたいという意思を持つものが集まるんだ」

アケミ「あの・・それでそのカーラさんの前に現れた膨張少女さんは?・・あとレディーはなぜ!」

カーラ「ははは、そう慌てないでいい、私の前に現れた膨張少女の名はタニアという、私、そしてレディーの師でもある」

アケミ「タニアさん・・・その方は今どこに?・・」

95N.,T:2017/11/21(火) 14:38:24 ID:Yp2fOF7A
それからカーラは特訓に励んだ、意識を取り戻したレディーには安全な場所が見つかり、部屋を貸してもらう変わりにある仕事のお手伝いをしてると知らせ、膨張少女のことは隠していた

カーラ「それじゃあいってくる!」

レディー「カーラ姉さん・・またお仕事?・・私も手伝うよ!」

カーラ「そんな大変なお仕事じゃないわ?レディーは今日のみんなの分の晩御飯を作るという大切な役目があるでしょ?」

タニア「そのとおりだ、レディーの作る料理はどれも最高だ!今夜も楽しみだよ」

レディー「もうタニアさん!・・カーラ姉さん・・無理はしないで・・」

カーラ「わかってるわ!・・それじゃあ」

そしてカーラは膨張少女として戦地に赴き、どんどんその才能を磨いていった

ルナ「驚きね・・カーラはもっと強くなるわ」

タニア「そうだな、おそらくそう遠くない時に私を超えるだろう」

カーラ「あ!タニアさんこんなところにいた!・・早く次の特訓!」

タニア「ん、もうそんな時間か、よーし行こう!」

それから数ヵ月後・・・

レディー「これでよし!・・晩御飯の用意もできたし・・カーラ姉さんのお仕事でも見てみようかな・・どこにいるんだろ」

レディーは施設内を歩き回った

レディー「んーいないなぁ・・カーラ姉さん・・」

カーラ「くっ!うああ!」

レディー「あれ、今のはカーラ姉さんの声?・・こっちかな・・」

レディーはカーラの声が聞こえるほうへ向かう

レディー「ここかなぁー?・・」

そーっと扉を開ける・・

カーラ「はぁはぁーうっく!」

レディー「え!カーラ姉さん!!」

レディーが見たものは、妊婦のほどの大きさにお腹を膨れ上がらせたカーラの姿だった

タニア「見てしまったか・・」

レディー「タニアさん!カーラ姉さんはなにを!」

タニア「見られては仕方ない、隠すのは無理か・・こっちへきなさい」

レディー「待って!カーラ姉さんが!」

タニア「大丈夫だ!私が信用できないかい?」

レディーは渋々タニアについていった・・

96N.,T:2017/11/21(火) 14:59:14 ID:Yp2fOF7A
そしてタニアはレディーに話した・・あの日何が起きたのか、ここはどこなのか、カーラは何をしていたのかを

タニア「すまない、これ以上詳しいことは今の君には話せない、命にかかわることになるからね」

レディー「カーラ姉さんは私のためにあの宇宙人たちと戦っている・・ということです・・よね・・」

タニア「ああ、そうだ・・すまない・・君にはばれないようにカーラは必死だったのだが・・このことは見なかったことに・・」

レディー「お願いします!・・私もカーラ姉さんと同じ特訓を!」

タニア「だめだ!」

レディー「なんでですか!私カーラ姉さんにばかり辛い思いをさせたくない!私も一緒に戦う!!姉さんは唯一の家族なんです!」

タニア「し、しかし・・」

ルナ「そのほうがいいんじゃない?・・」

タニア「ルナ!しかし!」

ルナ「この姉妹の絆の深さはしっているでしょ?・・このままだとカーラの身も危ないわ、だったらこの子も・・そうでしょ?」

タニア「・・・・」

ルナ「戦わせるかはその後考えればいいわ?・・レディー、姉さんと共に戦いたいというその気持ち、本当ね?」

レディー「はい!」

ルナ「わかったわ、あなたたちの姉妹の絆を信じます・・」

そしてレディーも膨張少女となった・・・そして全てが告げられた・・

次に朝・・・

カーラ「ご馳走さま!・・やっぱりレディーの料理はおいしいわぁー」

タニア「そうだな!この道でやっていけるんじゃないか?」

レディー「もーそんな大げさなー」

カーラ「それじゃあ行きましょうかタニアさん」

タニア「ああ、そうだな」

レディー「・・・・・・」

カーラ「行って来るわね」

レディー「うん、またあとでね・・」

カーラ「(またあとで?・・いつもはいってらっしゃいなのに・・)」

そして訓練室にて・・

タニア「今日は・・・もう一人訓練に参加する」

カーラ「そうなんですか?・・タニアさん以外の膨張少女の方と会うのは始めてですね!」

タニア「よし、入れ!」

カーラ「・・・・・レディー!?」

レディー「カーラ姉さん・・私・・私も一緒に戦う!!」

カーラ「レ・・レディー・・どうしてあなたが・・・」

タニア「落ち着いて聞いてくれ」

タニアが経緯をカーラに話した・・

カーラ「そ、そんな・・」

レディー「お願い!一緒にいたいの!私はもう子供じゃない!これは私の意思だもん!お願い!」

カーラ「レディー・・」

タニア「・・・・・・・・・」

カーラ「本当に・・あんたって子は・・ははは、頑固なんだから!」

コツンっとレディーの頭を小突く

レディー「カーラ姉さんの妹だもん!」

カーラ「ははは、そうね・・でも絶対に無理しないで?わかった?」

レディー「うん!!」

そしてレディーも共に膨張少女として訓練を開始、カーラと共に実戦を積んでいく・・だが・・誰しもが驚く、予想外のことが起こる・・

レディーの秘めた才能は・・カーラ以上だった・・・

97N.T:2017/11/22(水) 23:56:56 ID:gnF2.4ZM
それから3年の月日が流れた・・・

ルナ「お疲れレディー、さすがね」

レディー「いえ、これくらいどうってことないですよ!早く奴らのアジトを見つけ出して壊滅させないと!」

ルナ「そうね、頼りにしてるわ?」

レディー「ところでカーラ姉さんは?」

ルナ「カーラならもうすぐ戻ると思うわ、疲れているでしょ?休んでなさい」

レディー「疲れてなんていないわ?まだまだ平気ですのでもし何かあれば呼んでください」

その場から去っていくレディー

タニア「頼もしいな、レディーは」

ルナ「ええ、今存在する膨張少女で彼女に適う者はいないわ」

タニア「初めて会った時は想像もできなかったけどね、私も引退かな?ははは」

ルナ「なにを言っているの?あなたにも期待しているんだから」

タニア「わかっているさ、でもティナとカーラ・・2人がこれからどこまで成長するのか楽しみで仕方がないんだ」

ルナ「そうね、2人が味方で本当によかったわ」

ルー「ルナ様!大変です!プロ―ジョンエクスが現れました!」

ルナ「なんですって!いったいどこに!」

ルー「そ、それが・・北極海方面の海面の上に!」

ルナ「海面ですって?・・どうしてそんな所に・・」

タニア「よし、私が行こう、今日私は出陣していない、レディーたちばかりに任せるわけにはいかないからね」

ルー「そ、それが・・レディー様には先ほどそこでお会いし、既に出撃を!」

タニア「なんだって!・・これは・・また出撃はお預けだな?」

ルナ「そうね、レディーが行ってくれたなら大丈夫でしょう」

この日・・・運命の歯車が狂いだす事となるとは、誰も思っていなかった・・・

98N.T:2017/11/23(木) 00:38:37 ID:TpepvvSM
それから数分後・・・

カーラ「今戻りました」

タニア「お疲れ様カーラ、どうだい調子は」

カーラ「はい、敵は全て!・・ですが、レディーならもっと早く終わったでしょうけど・・・私もまだまだですね」

タニア「なに、カーラも既に私を越えている、みっともない話だがね?ははは」

カーラ「レディーはどこに?・・戻っているのでしょう?」

タニア「あーレディーなら数分前に出陣したよ、すぐ戻るはずさ」

カーラ「そうですか、なら今日の晩御飯は私が作ろうかな?」

タニア「なら私も手伝おう、レディーの功績を労わねば!」

だが・・・ティナがその日戻ってくることはなかった・・・・次の日

カーラ「レディーは戻ってきましたか?」

ルナ「いいえ、まだよ・・・連絡も届かないみたいだし・・」

カーラ「まさかレディーの身になにかあったんじゃ!」

ルナ「それはないでしょう、だってあのレディーよ?・・負けるわけないわ」

ルー「そうですよカーラさん、レディー様ならきっと大丈夫です」

カーラ「・・・・・・・・・・・」

タニア「もしかしたらやつらのアジトでも見つけて今頃単身乗り込んでいたりしてね?」

ルナ「ふふふ、あり得るから何とも言えないわね?」

だがその日もレディーが戻ることなかった・・・

カーラ「何かあったんですきっと!場所を教えてください!私がいきます!」

ルナ「そうね・・さすがに不安だわ・・いいわ、ここよ」

カーラはレディーは出撃した場所へと向かう

カーラ「ここがその海面上のはず・・だけど誰もいない・・・レディー!レディーいるのーー!」

だが返事は無い

カーラ「レディー・・・」

そして施設に戻ったカーラ・・

ルナ「誰もいなかった?・・それじゃあレディーはどこに・・」

タニア「ルー、数名引き連れて海の中を探索してくれ、私も行く、なにか手がかりがあるかもしれない」

ルー「わかりました!」

カーラ「それなら私も!」

タニア「カーラはここにいてくれ、いつどこに奴らがまた現れるかわからないんだ」

カーラ「わかりました・・・・・・」

そしてそれから数時間後・・

99N.T:2017/11/23(木) 00:41:56 ID:TpepvvSM
タニア「おそらく敵の者と思われる残骸が海の中で見つかった、だがレディーに関してはなにも見つからなかったよ」

ルナ「それじゃあそこで戦いが行われたのは事実ってことね・・それじゃあ一体どこに・・」

カーラ「敵のアジトを見つけて単身乗り込んでいったんじゃないかってタニアさんが言っていたけど・・でもまさか・・」

ルナ「もうすこし範囲を広げて探索させるわ、何か情報が入り次第知らせるからそれまで待機していて頂戴」

カーラ「レディー・・・」

タニア「大丈夫さ、レディーは強い、それはカーラが一番わかっているだろう?」

カーラ「・・・ええ・・」

ルー「ルナ様!海面上にこんなものが!」

ルナ「これは・・箱?・・」

ルー「危険物かと思い中身をX線で確認した所、おそらく危険性は無いかと」

タニア「ならば開けてみよう・・・ん、これは?」

中には1つの機械が入っていた

タニア「なんだこれは?・・うぉ!?」

ブォンっと突然光ると、何やら文字が浮び出す

ルナ「・・・貴様らの仲間は・・我らの居城に・・捕えた・・・24日正午に・・・処刑する・・」

カーラ「そ、そんな・・・レディーが!!」

タニア「まさかそんな!!・・くっ!こうしてはいられない!早く助けに行かないと!」

ルナ「待ちなさい!・・これは罠よ」

カーラ「でも!レディーが戻ってこないのは事実です!」

ルナ「レディーに限って捕らわれるなんてありえないわ!そうでしょう!」

カーラ「で・・・ですが!」

ルナ「この件については慎重に審議します、勝手な行動をしないように!いいですね!」

カーラ「・・・・レディー・・」

それからというもの、誰一人レディーが捕らわれたという情報を信用する者がいなかった・・

レディーに限ってそれはない

レディーは最強の膨張少女、敗れるわけがない

そんな時間が過ぎ・・・1週間後・・・ついにレディーが姿を現す

100N.T:2017/12/03(日) 22:00:17 ID:/hlr7drk
カーラ「レディー・・あなたは今どこにいるの・・」

タニア「ここにいたのか・・」

カーラ「タニアさん」

カーラは施設の屋上にいた・・

カーラ「レディーは?・・」

タニア「いや、まだ見つかっていない・・そして最近奴らの襲撃も止まっている・・これをどう見るべきか・・」

カーラ「・・・・・・・・」

タニア「大丈夫だ、レディーはきっと無事だ、そう信じるんだ」

カーラ「タニアさん・・」

タニア「姉である君が信じないで、誰が信じる?そうだろ?」

カーラ「はい!そうですね」

タニア「はぁー、静かだな・・このまま世界が平和であればどれだけいいか・・」

カーラ「そうですね、もしレディーが帰ってきたらあの子の好きな物をいっぱい作ってあげよう」

タニア「お?いいな!・・だが私はレディーの作るシチューの味が忘れられなくてね」

カーラ「それじゃあ、帰ってきたら作ってもらわないと!」

タニア「ははは、帰って来て早々にレディーに作らせるのか?」

カーラ「心配させた罰です!」

タニア「ははは・・・そろそろ霧が出てきたようだ、中へ戻ろう」

辺り一面濃い霧に覆われていた

カーラ「そうですね」

カラン・・

タニア「!?・・誰かいるのか!!」

カーラ「今のは!?」

カラン・・・コツ・・コツ・・コツ・・

タニア「足音だ・・誰か近づいてくる!」

コツ・・・コツ・・・

タニア「霧で姿が見えん・・誰だ!」

そして霧の中から何者かの姿が現れる

カーラ「レ・・・ディー?・・」

レディー「カーラ姉さん」

カーラ「ああ!レディー!」

タニア「レディーか!!はは!無事だったのか!」

タニアはレディーに駆け寄る・・

レディー「・・・・・・・・・」

タニア「はは!よかった!今までどうしていたんだ!」

カーラ「レディー?・・・・・」

タニア「さぁ!中へ!みんなも心配し」

グサッ!!・・・

レディー「え・・・」

タニア「レディー・・・な・・ぜ?・・がふっ・・」

タニアが倒れ込む

カーラ「タニアさん!!」

レディー「心配している?・・・・嘘つき」

101N.T:2017/12/03(日) 22:20:24 ID:/hlr7drk
カーラ「レディー!あなた何を!!」

レディー「カーラ姉さん・・一緒にいこ?」

カーラ「レディー?・・」

レディー「私たちがずっと一緒にいられる世界を・・一緒に作るの・・ね?」

カーラ「何を・・言っているの?」

ブゥン!!・・レディーが目にも止まらぬ速さでカーラの目に前へ

カーラ「レ・・レディー!」

レディー「カーラ姉さんは・・こいつらみたいに私を裏切ったり・・しないよね?・・」

カーラ「あなた・・・一体なにを言って・・」

カーラは混乱していた

タニア「うう・・・」

レディー「ふふ・・さぁ!!我らの敵はこの中よ!!」

???「うおおおぉーーー!!」

カーラ「プロ―ジョンエクス!!?」

レディーの声に反応するように、霧の中から大量の怪物が現れる

カーラ「レディー!まさかあなた!!」

レディー「さぁ・・行こう?・・カーラ姉さん・・」

カーラ「離しなさいレディー!・・くそ!行かせるか!」

だがレディーにガッチリと捕まり、その場から動けず、怪物達はどんどん施設内へ侵入していく・・

カーラ「レディー!あなた何をしているのかわかっているの!・・それとも操られて!?」

レディー「操られる?私が?・・ふふ、操られていたのは今までの私達だよカーラ姉さん?」

施設内では・・

男A「て、、敵だぁーー!ぎゃああ!!」

男B「うぎゃあああ!!」

プシュー!

女A「きゃあーー!!お腹を膨らまさないでぇー!やだぁーー!」

女B「助けて誰かぁ!!うぐぅ!いやぁ!破裂しちゃうぅー!」

無数の怪物達の襲撃に、施設内にいた男が惨殺され・・女たちはお腹を膨らまされ破裂させられていった・・

女A「ううぅぅーー!」

パァン!!

女B「ぎゃぁ!」

ボン!

男C「に、逃げろ!けい・・ぎゃあ!!」

女C「あ、ああそんな・・ひぃ!入れないで!」

プシュー!

女C「ひぎっ!お腹が!お腹がぁぁー!」

男D「こ・・殺さないで!殺さないでぇぇーー!ぐえぇぇーー!」

プシュー

女C「く・・苦しい・・くる・・じいぃいいいい!!・・うああああ!」

パーーー―ン!!

レディー「こんな所にいたら、いつかカーラ姉さんも見捨てられちゃうよ?・・ほら、行こう?」

タニア「・・・ぐっ・・カー・・ラ・・」

カーラ「・・離しなさい!!」

カーラは力強くレディーを突き飛ばす

レディー「カーラ姉さん・・」

カーラは倒れるタニアに走り寄る

102N.T:2017/12/03(日) 22:47:21 ID:/hlr7drk
カーラ「タニアさん!」

タニア「うっ・・カー・・ラ・・・」

カーラ「タニアさん!しっかりしてください!・・くっ、血が止まらない・・レディー!あなたタニアさんになんてことを!!」

レディー「カーラ姉さんは・・私を裏切ったりしてないよね?・・見捨ててなんていないよね?・・」

カーラ「レディー・・どうしちゃったんだ!レディー!」

タニア「レ・・ディー・・」

レディー「・・・・・・・・」

タニア「無事で・・・・よか・・・った・・・」

タニアの腕が力なく崩れ落ちる・・

カーラ「タニアさん?・・・タニアさん!!タニアさん!!・・うわぁぁぁーーー!!」

レディー「無事でよかった?・・見捨てといてよく言うわ?・・カーラ姉さんも早く離れた方がいいよ?そんなゴミ!」

カーラ「レディー・・・あなた・・・」

レディー「さ、カーラ姉さん行こ!・・会わせたい人がいるの!・・ふふっ、きっと喜ぶわ」

カーラ「うるさい!!・・・うわああああー!」

カーラは膨張少女に変身する

レディー「カーラ姉さんも・・私を見捨てるの?・・裏切るの?・・」

カーラ「今私達が生きているはここにいるみんなのおかげ!!・・それをあんたはーー!!」

カーラはレディーに飛びかかる、ブゥン

カーラ「消えた!?・・くっ・・レディー!」

レディー「カーラ姉さんだけは信じてた・・・ずっと一緒だっていってくれたから・・これからもそうだって思ってた・・嘘つき・・・嘘つき嘘つき嘘つき・・・・うわぁぁーーー!!この裏切り者ーーーーー!」

カーラ「レディーーーーーーーーーーーーーーー!!」

レディー「カーラーーーーーーーーーーーーーー!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーラ「そして・・私はレディーに敗れた・・・レディーは最強の膨張少女だった・・私よりも数段実力は上・・当然私に勝ち目はなかった」

セイナ「・・・・・・・・・・・・・・」

カーラ「だがその後仲間たちが救援にやってきたことでレディーと他の怪物達は退散した・・・私は生き残り、タニアさんと多くの仲間・・そして膨張少女たちを失った」

アケミ「そういうことだったんですか・・・」

カーラ「私たちは他の施設に移り、プロ―ジョンエクスに対抗するために新たな膨張少女を探し、そして私と生き残った2人の膨張少女は訓練に励んだ・・そして君たちが新たな膨張少女としてここへきた・・というわけさ・・長くなってしまったね」

アケミ「いえ、疑問に思っていたことが全て聞けました・・」

セイナ「そうです!カーラさんありがとうございました」

カーラ「そうかい?それはよかった・・そろそろ出よう、のぼせてしまう」

アケミ「そうですね!・・セイナちゃんも」

セイナ「あ、うん!」

カーラ「君たちと話せてよかった、また機会があればゆっくり話そう」

アケミ「はい!是非!」

そして服に着替え、温泉施設を後にした3人だった・・・

103N.T:2017/12/26(火) 00:12:26 ID:slvpULXU
数日後・・・

ルナ「きたわね」

アケミ「はい、それで話とは」

ルナ「あなたも訓練を積み、大分膨張少女の身体にも慣れてきたと思うわ、でもあなたにはまだ足りないものがある」

アケミ「それは?」

ルナ「実戦よ、あなた、そしてセイナには実戦が経験が足りないわ・・だからあなたたちには実戦を積んでもらいます」

アケミ「実戦ですか・・でもどうやって?最近敵の襲撃もないですし」

ルナ「それはあなたが比較的安全な場所にいるからよ、カーラや他の膨張少女たちは今も戦い続けているわ」

アケミ「そうだったんですか・・・」

ルナ「でもいきなり一人で行かせたりはしないわ、あなたにはステラに任せている地区に行ってもらうわ」

アケミ「ステラ?」

ルナ「カーラと同じ、エリートの膨張少女よ・・色々学んできなさい」

アケミ「はい!・・えっと、セイナちゃんは」

ルナ「セイナにも同じように行ってもらう場所があるわ、だから今はあなたの事を考えていなさい・・・それじゃあ1時間後に迎えが来るわ、それまでに準備をしておきなさい」

アケミ「わかりました」

そしてアケミはセイナの部屋へ

アケミ「セイナちゃん、頑張ろうね」

セイナ「うん、私頑張るから、アケミちゃんも気を付けてね」

アケミ「ええ!セイナちゃんも気を付けて」

カーラ「おじゃまするよ」

アケミ「あ、カーラさん」

カーラ「聞いたよ、ついに君たちも実戦を積むことになったんだね」

アケミ「はい!頑張ります!」

カーラ「ふっ、そんな緊張しないでくれ?実戦でそんな緊張していては足手まといになるぞ?」

アケミ、そしてセイナの身体は震えていた

カーラ「は、はい!」

アケミ「そうですね、気を付けます」

カーラ「それじゃあ私は行くよ、そろそろ持ち場に戻らないといけないからね、次に会える日を楽しみにしているよ」

アケミ「色々ありがとうございました!」

セイナ「カーラさんもお気を付けて!」

カーラ「うむ、それじゃあ!」

そして・・・

ルー「準備が出来ました、よろしいですか?」

アケミ「はい!・・じゃあね、セイナちゃん、また」

セイナ「うん!アケミちゃん!また!」

そして外に出るアケミとルー、その目の前には一台の車が

ルー「どうぞこちらに・・」

アケミ「ふぅー・・・よし!・・行ってきます!」

車に乗り込み、新たな場所へと向かうアケミ・・・そして、新たな膨張少女ステラとはどのような人物なのか・・

104N.T:2017/12/31(日) 13:01:41 ID:Y7u0ZN6k
指定された場所へと向かうアケミ・・

アケミ「あのー?運転手さん」

運転手「はい、なんでしょう」

アケミ「ステラさんって・・どんな方ですか?」

運転手「どんな方・・といいますと?」

アケミ「えっとー、優しい人ーとか、怖い人ーとか」

運転手「そうですねぇ・・・無口な人でしょうか」

アケミ「無口ですか?」

運転手「あまり他人と関わろうとしないと言いますか・・心を開いてくれるまで大変だと思いますが、がんばってください」

アケミ「は、はい・・頑張ります・・はぁー・・緊張してきた・・」

???「・・・・・・・・・・・」

謎の男がビルの上からアケミを見つめる・・

アケミ「あの、目的地まであとどれくらいですか?」

運転手「あと4時間ほどです」

アケミ「よっ!4時間!?」

運転手「気分が悪くなりましたら遠慮なく言ってください」

アケミ「はい、大丈夫です!私乗り物酔いは滅多にしない方なので!」

1時間後・・・

アケミ「ここどこら辺だろう・・」

2時間後・・・

アケミ「うわぁーー海だー!きれーーー」

3時間後・・・

アケミ「や、山道ばっかで・・うっぷ・・」

4時間後・・・

運転手「到着しました」

ガチャ!!

アケミ「おえぇぇぇぇーーーー!!」

びちゃびちゃ・・・

運転手「だ!大丈夫ですか!!?」

アケミはようやく無事に?目的地に到着した

105N.T:2017/12/31(日) 13:22:24 ID:Y7u0ZN6k
運転手「アケミ様をお連れしました」

???「ご苦労様です・・それで?アケミさんはどこに?」

アケミ「ううぅ・・・うっぷ・・」

よろよろした足取りで歩くアケミ

???「よっ・・よくいらっしゃいましたアケミさん・・大丈夫ですか?」

アケミ「だ・・だいじょう・・うぶ!!・・」

持っていた袋に嘔吐を繰り返すアケミ

???「ま、まずは医務室に案内しましょうか!話はそれからでも・・」

アケミ「す、ずびばぜ・・うぉっぷ!」

そしてアケミは医務室に運ばれていった・・そして数時間後

???「気分はどうですか?アケミさん」

アケミ「あ、はい・・なんとか・・はは、お見苦しいところを・・」

???「いいえ、ここは急な山道が続く場所にありますから・・」

アケミ「ま、まさかあんなジョットコースターみたいにグネグネ、ぐらぐらと揺らされるとは・・うっ、思い出しただけで・・」

リン「申し遅れました・・私の名はリン・・膨張少女ステラの使いの者です」

アケミ「はい、始めましてアケミです!・・うわぁ・・第一印象最悪・・うぅ・・」

リン「気になさらないで良いですよ・・ルナさんには話を聞いております、ステラが戻り次第お知らせしますので、それまで施設内を案内させていただきます」

アケミ「ステラさんは今どこに?」

リン「町を巡回中です、最近毎日のようにプロージョンエクスの襲撃が絶えずに・・」

アケミ「本当に今までいた場所が平和だっただけなんだ・・・」

リン「もうお身体がよろしい様なら、施設内を案内いたしますが?」

アケミ「はい!大丈夫です!お願いします!」

106N.T:2017/12/31(日) 13:52:14 ID:Y7u0ZN6k
そして施設内を案内されたアケミ・・

リン「以上です、おそらく今までいらっしゃった施設とほとんど変わらないと思います」

アケミ「はい、そうみたいですね」

リン「ここがアケミさんのお部屋です、ステラが戻り次第お知らせに参りますので、それまでここで待機していてください」

アケミ「はい、わかりました!」

そして部屋で1人になるアケミ

アケミ「ステラさんかぁ・・どんな人だろ・・カーラさんのようなカッコイイ人かなぁ・・それともセイナちゃんみたいな可愛い子?・・」

アケミ「セイナちゃん・・大丈夫かなぁ・・私だって心配できるほど余裕はないんだけど・・」

リン「アケミさん!」

アケミ「うわ!!びっくりした!」

リン「すぐ出撃を!プロージョンエクスです!」

アケミ「あ!はい!」

そして施設を後にし、リンの案内の元プロージョンエクスが現れたという場所へ向かう

女A「きゃああー!来ないでーー!」

女B「いや!入れないでぇ!」

女C「やめて!娘に何をするの!離して!」

女B「い、痛いぃぃぃー!ママーーー!ママ助けてーー!」

ぷしゅーーーー!

女B「うわぁぁぁーー!」

女C「ああ!なんてことを!ひっ!」

ぐぐぐ・・・ぷしゅーーー!

女C「きゃぁああ!やめてーー!」

女A「うぐぅ!?」

ぷしゅーーー

女A「ひぃいい!」

???「ふははは!膨らませろ!もっと沢山の女を膨らますのだー!」

女B「うぅぅーー!お腹が!お腹がぁぁー!ママーー!」

女C「娘を・・あっぐ!娘を助けて・・お願い・・ああ!」

女A「いやぁ!止めてーー!誰か助けてーー!」

アケミ「変身!!はぁーーー!」

???「ぬっ!・・くっ!」

107N.T:2017/12/31(日) 13:56:11 ID:Y7u0ZN6k
アケミ「その人たちを解放しなさい!」

???「膨張少女か!!だが、見ない顔だな、貴様は何者だ!」

アケミ「あんたらに名乗る名はないわ!覚悟しなさい!」

リン「女の人たちは私に任せてください!」

アケミ「はい!お願いします!」

ゼブラ「まあ良い、膨張少女ならばこのゼブラ自ら相手になろう・・いくぞ!」

アケミ「はぁーー!」

ゼブラ「なっ!・・うおぉ!」

アケミ「すごい、訓練のおかげで相手の動きが読める!これなら!」

ゼブラ「調子に乗るな!はぁーー!」

アケミ「そんなもの当たらないわ!・・・今度は私の番よ」

ごくっ!!・・・ぷくぅーーーとアケミのお腹が膨らんでいく

アケミ「もう一粒!」

ごくっ!!・・・ぷくぅーー!

ゼブラ「はぁーー!」

アケミ「えっ!?きゃあ!・・・」

ゼブラ「ふははは!その腹では素早く動けまい!ふん!」

ぼこっ!・・アケミの膨らんだお腹を蹴り飛ばす

アケミ「ぐふぅ!!」

ゼブラ「おらおら!どうした!」

アケミ「はぁーーー!!」

ゼブラ「ぬっ!うお!」

アケミのお腹が元の大きさに縮む

アケミ「今度は私の番よ!・・てやぁーー!」

ゼブラ「うぐぉぉー!」

倒れこむゼブラ

アケミ「思い知ったか!」

ゼブラ「こ、この俺が・・貴様みたいな小娘にぃぃー!・・はっ!」

ゼブラの目線の先には小学生ほどの容姿をした女の子が立っていた

アケミ「いけない!!君!逃げて!」

ゼブラ「ははーー!運は俺にあるぜーー!」

アケミ「させない!!はぁーー!」

108N.T:2017/12/31(日) 14:07:32 ID:Y7u0ZN6k
ゼブラ「ぐふぉ!!な、なにぃ!?」

アケミが素早く回り込む

アケミ「早くここから逃げて!」

少女「・・・・・・・・・・」

アケミ「何をしてるの!早く!」

少女「・・・・・・・・邪魔・・」

アケミ「え?・・ちょ!」

少女がアケミを避け、ゼブラの方へ歩いていく

アケミ「ちょっと君!!危ないわよ!なに考えてるの!」

ゼブラ「う、、く・・くそがぁ・・」

少女「・・・・・・・・・・・」

ゼブラ「うおあぁぁーー!」

アケミ「危ない!!」

少女「・・・・・・変身」

ゼブラ「な!なんだと!!・・・うっ!まさか貴様は!!!ぎゃああああああああ!!」

アケミ「えっ・・いったい何が・・あの子はどうなったの!」

少女「・・・・・・・・」

光が張れるとそこには・・

アケミ「その姿は・・まさか・・膨張少女・・えーーー!ということはまさか!!?」

ステラ「・・・・・・・・・・うるさい」

なんと、この小学生のような容姿をした少女が、膨張少女ステラであった!

アケミ「あ、あなたが・・ステラ・・・さん?」

ステラ「・・・・・・・・・・・・・」

アケミ「そうだ!敵は!・・・げ!」

そこにはゼブラの腕のみが残され、ほかは木っ端微塵に吹き飛ばされていた

アケミ「じゃあ本当に・・あなたが・・・」

リン「どうやら倒したようですね、お疲れ様です」

アケミ「リンさん!町の人は!」

リン「無事です」

アケミ「ああ、よかったぁーー」

ステラ「・・・・・・・・・・・・」

ステラがじーーーっとアケミを見ている

アケミ「え、えっと・・(ううぅ、そんな睨まないでよ)」

リン「人が集まるまでに施設に戻りましょう!」

109N.T:2018/01/14(日) 14:01:15 ID:Wl3Mg4U.
施設にて・・

アケミ「えっと、改めまして・・私はアケミといいます、よろしくお願いします!」

ステラ「リン・・・・あとよろしく・・」

アケミ「無視!?」

ステラはどこかへと歩いて行った

リン「ごめんなさい、ステラはいつもそうだから気にしないであげて?」

アケミ「あ、はい・・えっと、ステラさんっておいくつですか?」

リン「13ですが」

アケミ「13!?・・・・そんな子まで膨張少女に!?」

リン「ステラの過去をお話することは本人が最も嫌う事なので・・申し訳ありませんが詳しくは申せません」

アケミ「そう・・なんですか・・そういうことなら・・」

リン「それではまた何かありましたら連絡しますので、それまでお部屋でごゆっくりと」

アケミ「はい!わかりました!」

そして数時間後

アケミ「あんな若い子まで膨張少女として戦っていたなんて・・・うん!もっと私がしっかりしないと!・・ここが今までの施設と同じならトレーニングルームもあるはず!・・特訓あるのみ!」

アケミはトレーニングルームへと向かった・・・

110N.T:2018/01/14(日) 22:32:05 ID:Wl3Mg4U.
アケミ「勝手に使っちゃってもいいのかな・・・別にいいよね!膨張少女専用の場所なんだし!」

そしてトレーニングルームの前に到着するアケミ・・

アケミ「ん?声が聞こえる・・誰かいるのかな?・・ステラさんかも!・・ここはスキンシップをー・・」

扉をすこし開けると・・

アケミ「・・・えっ・・」

プシューーー!ぷくぅーー!

ステラ「うわぁぁぁーん!ママーーー!助けてママーーー!」

そこにはお腹を膨らませながら、大声で泣きじゃくるステラの姿だった

アケミ「え!これってどういうこと!?・・大変!助けなきゃ!」

と思ったアケミだったが・・

ステラ「・・・ふぅ・・」

ポチッ・・ボタンを押すと見る見るうちにお腹が元の大きさに戻っていく

アケミ「あ、あれ?・・平気・・なの?・・」

ステラ「この程度でまだすこし苦しいか・・最近バーストしたばかりだし仕方ないけど・・」

ピッ・・・ぷしゅーーー!

ステラ「んっ・・・」

アケミ「大丈夫・・ってことよね?・・でもさっきのはいったい・・」

そしてまたしてもステラのお腹がどんどん膨らんでいく・・すると・・

ステラ「・・ううぅ・・うわぁーー!いやだぁーー!止めて!これ止めてーーー!」

アケミ「!?・・どういうこと!?また!」

ステラ「ママーーー!助けてぇぇ!・・ステラのお腹膨らんで破裂しちゃうよママーー!」

ジタバタと暴れ、大声で泣き叫ぶステラ

アケミ「と、止めたほうが・・いいの?・・でも・・えっとーー・・うーん??」

ステラ「ふぅーー!ふぅーー!ううぅ!苦しいよ・・もうやだぁ・・ママーーー!わぁぁぁぁん!」

ステラ「・・・・ふぅ・・」

ポチッ・・ステラのお腹が元に戻っていく

ステラ「こんなもんかな・・」

アケミ「わ・・・わけわからないぃぃーーー!」

アケミは大混乱したまま部屋へと戻って行った・・

111名無しさん:2018/02/03(土) 22:50:01 ID:63pD5l3A
一方そのころ、よくある謎の部屋では・・・・。

???「ふっふっふ、やはり彼女らに期待したのが間違いだったか・・・。」

??「---様。試作型人工膨張少女AKEMIの起動準備が完了しました。」

???「わかった、直ちに行え。」

??「---様。しかし問題が。」

??「AKEMIがどこまで膨らむかわからんのです。シュミレーションでは**kmで・・」

???「それもかねてのテストだ。さあ。」

??「はっ、御意!」

果たしてアケミご一行の運命は・・・・・

112N.T:2018/02/18(日) 17:23:17 ID:iAy6A8Pk
>>110 の続きはこちらからでお願いします

次の日・・

アケミ「あのーーーリンさん?」

リン「どうなさいました?」

アケミ「ステラさんの・・ことなんですけど」

リン「もしかして、ステラが何か?」

アケミ「いえ!そういうことじゃないんですけど、あの・・どうしても気になる事が・・」

リン「すいませんが、前にも言いました通りステラについてはお話しできないんです・・」

アケミ「そうですか・・」

ステラ「リン・・・・偵察に行ってくる・・」

リン「了解しました、お気をつけて」

アケミ「あ、あの!私も一緒に行っていいですか!」

ステラ「・・・・・・・・・・・・・・」

アケミ「私も膨張少女としてこの周辺の事も知っておきたいし・・駄目?」

ステラ「・・・・・・・勝手にしたら?」

アケミ「う、うん!ありがとう!・・それじゃあリンさん、行ってきます!」

こうしてアケミとステラは共に周辺の偵察に赴いた

アケミ「ここは異常はないみたいですね」

ステラ「・・・・・・・・・・・」

アケミ「あ、あのぅーー?」

ステラ「・・・・・・・次」

アケミ「え、あ・・はい!」

そして各地を偵察して回る・・そんな時だった・・ポタ・・ポタ・・

アケミ「わ!雨が降ってきちゃいましたね!」

ステラ「そんなの問題ない・・・」

気にせず進もうとするステラ

アケミ「ダメですよ!風邪ひいちゃったらどうするんですか!・・ほら、雨が強くなってきました!えっとーーこっちです!」

ステラ「ちょ・・・」

アケミはステラの手を取り、近くの無人小屋に雨宿りすることに・・ザーーーーー

アケミ「うわぁーーすごい雨・・山沿いって天気が変わりやすいって本当ですねー」

ステラ「・・・・・・・・・・」

アケミをじーーーっと見つめるステラ

アケミ「えっと・・なにか?」

ステラ「・・・・別に・・」

アケミ「こうなったら止むまでここで雨宿りですね」

ステラ「・・・リンに連絡して迎えに来てもえばいい・・・・あっ・・」

アケミ「どうしました?」

ステラ「・・・なんでもない」

ぷいっとアケミから目をそらすステラ

アケミ「・・・あーもしかしてーー忘れたんですかー??」

ニヤニヤした顔でそう言うアケミ

ステラ「・・・・・ふん・・」

アケミ「それじゃあここでおとなしく雨宿りするしかないですね!ふふふ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

???「ああ、見つけたぞ・・ここに膨張少女がいる・・ああ、あの作戦でいくぞ・・・」

113N.T:2018/06/18(月) 11:08:00 ID:tyEcdSdk
それから数分後

アケミ「止む気配ありませんねー・・って、ステラさん?」

ステラが立ち上がる

ステラ「帰る・・」

ステラが土砂降りの雨の中外に出る

アケミ「ちょ!ステラさん!こんな雨の中危ないですよー!濡れちゃいますよ!」

ステラ「こうしている間にもやつらは動いている・・立ち止まってなんて・・!?」

アケミ「どうしました?・・」

ステラ「誰!」

???「う、うぅ・・」

アケミ「女性の声?」

女A「助けて・・誰か助けて・・」

???「ふっふっふ・・」

ステラ「プロ―ジョンエクス・・」

???「見つけたぞ、膨張少女」

アケミたちの目の前には無数の敵と、一人の人間を人質にした大男が

アケミ「その人を離しなさい!」

女A「いやぁー!私何に捕まってるの!動けない!助けてー!」

アケミ「見えてないの!?・・はっ!そうか・・プロ―ジョンエクスは人には見えないんだったっけ・・え、でも今まで・・・」

ステラ「生憎だけど、人質は私には通じない・・」

ステラが膨張少女に変身しようとする

???「おーっと!いいのかい?この人間の前で変身なんてしたら、正体ばれちゃうんじゃないのかーい?」

ステラ「くっ・・」

???「2人いるのはわかってるんだ、さっさと出てきな」

アケミ「やっぱりバレてた!・・」

アケミも小屋から出る

カイザー「紹介が遅れたな、俺の名はカイザー、三神将の1人だ」

アケミ「三神将?・・」

ステラ「三神将がここにいるということは・・」

カイザー「ふっ、おっ察しの通りだぜ」

アケミ「どういうこと?」

ステラ「話は後よ・・まずは人質を・・じゃないと変身できない」

アケミ「わかりました」

カイザー「紹介の次いでだ、俺の力をすこしだけ見せてやるぜ!」

女A「あっぐ!!」

ぷくぅーーーっと女のお腹が膨れ上がっていく

アケミ「な、なに!?」

女A「ひっ!いやぁ――!お腹が!お腹が膨らんで!なんで!?どうして!?・・うぅーー苦しいぃー!」

ステラ「水の力・・」

カイザー「そう!・・俺は水を自在に操る能力をもつ!・・さぁー!膨張少女!お前たちにも飲ませてやんぜ!がぶがぶとなぁーー!」

114N.T:2018/06/18(月) 11:30:39 ID:tyEcdSdk
女A「ひぃーー!ひぃーー!お腹が!くるし・・」

ミチミチ・・

女A「ぎゃ!・・は、破裂しちゃ・・あがが・・」

アケミ「やめてーーー!!」

バキン!

アケミ「きゃっ!」

カイザー「変身しなきゃただの小娘・・俺に適う訳ないだろー?」

アケミ「ステラさん!早くあの人を助けないと!」

ステラ「いいえ、その必要はないわ」

アケミ「え?」

ステラ「あの人間が破裂して死ねば、私達は変身できる」

アケミ「そ、そんな!」

カイザー「ほうー、非情だねー」

ステラ「世界を救うためよ、今私達は負けるわけにはいかないの」

アケミ「そのためにあの人を見殺しにするんですか!」

ステラ「世界を守るためには仕方のない犠牲よ」

アケミ「そんなの・・そんなの間違ってます!・・はぁーー!」

バキン!

アケミ「あ!」

ステラ「やめなさい!・・下手に体力を使うだけよ」

アケミ「私は!私はあの人を助ける!もうこれ以上見殺しになんてしたくない!」

ステラ「・・・・・・」

カイザー「泣かせるねぇー正義のヒーローさん・・だがぁ!」

ぷくぅーーー!

女A「あっ!!」

アケミ「私は!諦めない!」

ステラ「・・・・・・・・」

バキン!

アケミ「はぁーはぁー・・」

カイザー「気は済んだか?・・それじゃあ・・」

ミチミチ

女A「あがっ!・・」

アケミ「や、やめてーーー!」

ステラ「はぁーーーー!」

カイザー「なっ!?」

ステラがカイザーにしがみつく

アケミ「ステラさん!」

ステラ「何をしているの!早く!!」

アケミ「は、はい!・・はぁーーー!」

カイザー「くっ!小娘がぁーー!」

アケミが人質の女をカイザーの手から救いだす

女A「あ・・・あ・・・」

アケミ「ステラさん!人質は無事です!」

ステラの顔に一瞬笑みが・・だが・・

115N.T:2018/06/18(月) 11:40:05 ID:tyEcdSdk
ステラ「くあ!?」

アケミ「え?・・」

ごぽごぽ・・

ステラ「くっ!」

カイザー「ふっ、正直おどろいたぜ、さすが膨張少女・・だが・・これこそ俺の狙い・・」

ぷくぅーーーっとステラのお腹が膨らんでいく

ステラの中に水が入り込む・・

アケミ「ステラさん!・・」

ビュン!!

アケミ「もがぁ!!」

アケミの口に水が入るこむ・・そしてアケミのお腹も膨らんでいく

アケミ「うぐぅぅー!」

ステラ「これが・・目的・・か・・」

ステラがその場に倒れ込む、2人のお腹がどんどん膨らんでいく

カイザー「そうだ、これこそが俺の目的!変身できない膨張少女はただの人間!ふっふっふ、屈辱を与えて破裂させてやる!」

ごぽごぽ!

アケミ「んごぉ!」

ステラ「あっ!」

急激に2人のお腹が膨れ上がっていく

アケミ(ううぅ・・こんな所で・・死ぬの?私・・いや・・セイナちゃん・・カーラさん・・助けて・・)

ステラ「あ・・ああ・・・」

カイザー「おらおらー!どんどん飲め!遠慮はいらんぞー!」

ステラ「うわぁーーやだぁーーー!」

カイザー「!?」

ステラ「助けて!助けてママ!ママーー!」

膨らんでいくお腹を押さえながら、ジタバタと泣き叫ぶ・・

116N.T:2018/08/11(土) 22:07:05 ID:3GqjVJvI
カイザー「ぷっ!ふははははー!こいつはいい!強気な事言っておきながら無様に命乞いとはなぁーー!こいつは傑作だぜー!」

ステラ「何を馬鹿なことを・・命乞いなんてする・・か・・殺すなら殺せ!」

カイザー「そうかい!なら遠慮はいらねぇなぁーー!」

ごぽごぽ!!

アケミ「んんんんんんーーーー!」

ぷくぅーー!

ステラ「ぐっああ!・・」

カイザー「おらぁー!破裂しちまいな!膨張少女ーー!」

アケミ(もう・・だめ・・お腹が破裂しちゃう・・誰か・・たすけ・・苦しいぃぃ)

ステラ「んああぁーー!いやだぁーー!助けてママーー!ママーー!」

ステラがまたしても大声で泣きわめき始める

カイザー「はっはー!もっと素直になればいいのによぉー!おら言えよ!助けてください!死にたくありません!ってなぁ!」

ステラ「敵に命乞いするくらいなら死んだ方がマシよ・・っく・・私は最後まで屈しない!」

カイザー「・・・なんだこいつ・・気味悪いぜ・・」

アケミ「んぐぉ!?」

ミチミチ・・

ステラ「ぎっ!んぎ!」

ミチミチ・・

カイザー「もう限界のようだな!盛大に破裂しなぁ!」

ごぽごぽ・・ミチミチ

アケミとステラのお腹が妊婦以上の大きさに膨れ上がり、いつ破裂してもおかしくないほど膨れ上がった

アケミ「が・・・・が・・・・んごぉ・・」

アケミが白目を向いて意識を失う

カイザー「んだよ、あまりの苦しさに意識飛んだか・・つまんねぇなぁー!」

ステラ「くっ!・・カーラさん・・私はここまでです・・あとは・・お願いしま・・・あが!?」

ミチミチミチィ・・

カイザー「はっはっはー!おーら!パーン!パーン!・・・パ!・・」

アケミ「・・・・・・・・・」

カイザー「うお!?」

アケミがいつのまにかカイザーの背後に立っていた

カイザー「こ、こいつ!いつのまに背後に!しかもその腹でどうやって!」

アケミ「・・・・・・・・」

カイザー「お前から破裂させてやるぜー!おらぁ!」

アケミ「・・・・・・・・」

カイザー「な、なに!?俺の水が入っていかねぇ!・・うお!」

アケミの身体から衝撃波をおき、カイザーを吹き飛ばす、それと同時にステラに流れ込む水も止まる

ステラ「はぁーはぁー・・ま、まさか・・あれは!・・」

アケミ「・・・・・・・・」

117N.T:2019/04/01(月) 18:04:47 ID:AEKt/Bbc
カイザー「なっ、何が起きてやがる・・あんな小娘に俺様が!」

アケミ「・・・・・・」

カイザー「なめんじゃねぇぞーー!」

ブォン!!

カイザー「ぐっ!!・・ぬおおお!」

アケミ「・・・・・・」

カイザー「な、なんて力だ・・近づけねぇー!」

ステラ「間違いない・・あなた・・あなたがそうだというの・・」

???「カイザー」

カイザー「はっ!?・・何しに来やがった!ああん!」

???「下がれ、・・・・様がお呼びだ」

カイザー「そ、そうかい!それじゃあ仕方ねぇな!おい!命拾いしたな!だが覚えてとけ!次はこうはいかないからな!」

カイザーと謎の男が姿を消す

アケミ「・・・・・・・・」

バタッ

そして時間が過ぎ・・・

アケミ「う・・うーん・・」

リン「ああ、よかった!目を覚まされましたね!」

アケミ「リンさん・・ここは・・えっと・・私・・いっつ!」

リン「動かないで、ここに運び込まれた時あなたの身体はボロボロでした、今も完治まではしておりません」

アケミ「そうですか・・・ステラさんは」

リン「ステラもあなた同様に重症を・・あなたをここへ運び入れると意識を失いました」

アケミ「そんな!大丈夫なんですか!?」

リン「心配はいりません、今隣の部屋で手当てをしてします・・」

ウィン・・

ステラ「・・・・」

リン「ステラ!?動いて大丈夫ですか!?」

ステラ「ええ、問題ないわ・・それより・・」

アケミ「えっと・・ステラさんありがとうございます、助かりました」

ステラ「助けてくれたのはあなたの方だけどね」

アケミ「え?」

ステラ「あとで話があるの・・いいかしら」

アケミ「はい!勿論です!」


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