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JUMP BL
1
:
藍華
:2015/08/19(水) 22:00:48 ID:4wTJtEpo
JUMPでBL書きます!駄作ですが、コメ等くださると嬉しいです!
18
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:25:18 ID:4wTJtEpo
―放課後―
大「光くん、ちょっといい?」
光「どした?」
大「薮が、光くんのことが好きなんだって。」
光「マジ!?超嬉しい!薮どこにいる?」
この調子だと返事は自分で伝えに行くな。
大「あっちにいたよー。」
光「ありがとッ!薮〜♪」
よかった、よかった。
19
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:26:55 ID:4wTJtEpo
―次の日―
授業も終わり、あの2人ラブラブしてるだろうな〜。とか思いながら部室のドアを開く。けど、そこに待っていたのは・・・
宏「もういいよ!俺に近寄るな!」
光「こっちこそ。顔も見たくない!」
慧「まぁまぁ、落ち着いて。」
宏光「お前は黙ってろ!」
大「どしたの!?」
涼「大ちゃん!こっち!」
薮と光くんのケンカに割って入ろうとしていると山田に小声で呼ばれた。
侑「あの二人、早速ケンカしちゃって。」
裕「なんか、お前のことなんて遊びだってお互いに言ってるらしくて。」
圭「それをいのちゃんが伝達したらしい。」
大「いのちゃん!?それ、絶対にいのちゃんの嘘だ。俺、話つけてくるから。」
涼「えっ!?ちょっ!大ちゃん!」
20
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:29:24 ID:4wTJtEpo
絶対にそうだ。幼稚園から一緒の俺が言うんだから。違う訳がない。
大「いのちゃん!薮と光くんに言ったこと全部いのちゃんの嘘だろ?」
慧「!そっ、そんな訳ないだろ!」
大「違う!自分は光くんにフラれたのに薮にはOKするのが許せなかったんだろ?」
慧「っ。」
大「いのちゃん。おいで?」
ギュッ
慧「ごめんなさい。」
大「いのちゃん。俺じゃなくて薮と光くんに謝って。」
慧「薮、光。ごめんなさい!」
大「ってことだから。安心して。ごめんね。いのちゃん昔から嫉妬深いタイプだから。それでもまさかここまでやるとは思ってなかった。」
いのちゃんは昔からずっとそうだ。誰かが自分を超えるのが許せなくて、精神が不安定になる。
慧「今日、大ちゃん家泊まっていい?また、お母さんおかしいから。」
大「いいよ。ちょっとお説教しなきゃいけないし。ごめん。今日、このまま帰るは。ちょっといのちゃん落ち着けなきゃいけないし。ごめんね!」
圭「バイバーイ!」
21
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:30:39 ID:4wTJtEpo
―現代―
大「で、今に至る。でも、誰も好きって言ってなかったんだけどな?最近安定してたし。」
雄「大貴のことが好きだったんじゃない?」
大「え?」
雄「大貴、いのちゃんに俺のこと好きって話したことない?」
大「あるよ。最近はよく相談してた。」
雄「やっぱり。俺、確かめたい。いのちゃんトコ行こ?」
大「えっ!?うん。そうだね!多分、薮と光くんの部屋にいるよ。」
22
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:32:30 ID:4wTJtEpo
―宏太&光Room―
コンコン
宏「はーい。あっ、大ちゃん。髙木も。いのちゃんかな?今呼ぶね。」
雄「うん。」
いのちゃんは光くんに引っ張られながら出てきた。そしてムスッとしながら一言。
慧「何?」
だから俺も一言。
大「来て。」
慧「はあっ?ちょっ!やめろっ!」
口答えするいのちゃんをひょいっと雄也が抱っこして強制連行。
23
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:34:29 ID:4wTJtEpo
―大貴&雄也&慧Room―
慧「なんなの?俺、この部屋から出ていくって言ったよね?」
雄「ホントのことが知りたいから。」
大「今回は誰だったの?雄也は誰とも付き合ってなかったじゃん。」
慧「大ちゃんってホントに鈍感。ハァハァヤバいかも。薬。ハァあっ、薮の部屋だ。どうしよう。ハァハァ大ちゃん。ハァ助けて。ハァハァ」
いのちゃんは発作が始まりそうで焦っている。今までなら抱きしめるけど、今は雄也がいるから薬を取りにいくしかない。
雄「いいよ。大貴。大貴が抱きしめればおさまるんだろ?」
大「そうだけど...」
慧「ハァハァ大っ...ちゃん」
雄「いいから早く!」
大「わかった。いのちゃん。おいで?」
ギュッ
慧「ハァハァ。ごめん..ね。」
大「話すのは落ち着いてからでいいから。今はゆっくりして。ね?」
慧「うん。ハァハァ」
大「わりぃ。雄也、薮に薬もらってきて!」
雄「わかった。いのちゃん、大貴に変なことすんなよ?」
慧「わかっ..てる....」
24
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:35:42 ID:4wTJtEpo
雄「はい!いのちゃん、大丈夫?」
大「あと、そろそろ離れてもらっていい?」
慧「ごめん。もうだいじょぶ。
雄也が薬を持ってきてくれて、いのちゃんもだいぶ落ち着いた。そこで雄也が話を切り出した。
雄「じゃあ、話して?全部。嘘は禁止。嘘ついたら俺と大貴のサンドで寝ることになるからな。」
大「えっ?それ、俺が嫌だ!だからお願い〜。いのちゃん、全部話してー‼」
慧「わかった。俺、大ちゃんが好きだったの。ずっと。光のことがあってから。あの日、大ちゃんが部屋でずっと相手してくれてたでしょ?あれからずっと。あの、おいで?って声を聞いたら落ち着いてね。でも、髙木がここに来てしばらくして、髙木が好きだって言うから、光のときみたいになりたくなかったからはじめからやっとけばいいかな?って思っちゃって。」
後半、いのちゃんは泣いていた。それに、いのちゃんが俺のことを好きだなんて考えたこともなかった。
25
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:37:13 ID:4wTJtEpo
慧「ごめんね。大ちゃん、大ちゃんが俺に振り向いてくれることがなくてもいい。だけどね、せめて、大ちゃんのことを好きではいさせて?」
雄「いのちゃん。」
慧「何?」
雄「そんなに大ちゃんに気持ちがあるなら、大ちゃんを自分に動かす努力をしろ。人を騙して勝ち取るよりも自分の努力で勝ち取った方がいのちゃんも気持ちいいだろ?」
慧「髙木...ごめん!ごめんなさい。俺、頑張る!絶対に髙木から大ちゃんを奪ってみせる!あれ?大ちゃん?なんで泣いてるの?」
大「え?」
気がつくと涙がこぼれ落ちていた。
26
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:38:15 ID:4wTJtEpo
大「なんか、いのちゃんって、考え方がずれてるだけですごいいいこだなぁって。ほら、二人とも、おいで?」
ギュッ
慧「ごめん。ごめん。」
雄「俺は行かねーからな。」
あ、ツンデレだw
大「へぇー。じゃあ、いのちゃんの方がいいかもな?」
雄「えっ!?それはヤダ!」
焦ってる焦ってる。かわいいからちょっといじめてやろうかな?
大「いのちゃん。キスする?」
慧「いいよー。」
雄「ダメダメ!ごめんって大ちゃん!許して?俺もギュッってして?」
大「ハイハイ。じゃ、おいで?」
ギュッ
雄「ふふっ。ありがと。確かに、落ち着く。あ、大ちゃんいい匂い。」
慧「俺はやっぱりお邪魔かな?」
大「いいの!今日は皆で寝よ?」
慧雄「うん!」
このままこの日々が続いていけばいいな。
〜end〜
27
:
藍華
:2015/08/21(金) 23:38:50 ID:4wTJtEpo
一応、完結しましたが、誰か読んでくれてる人いるのかな?
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