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吸血王の島<知念×北斗中心>
1
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2012/12/07(金) 22:04:42 ID:2KlcS6Xo
はじめまして。
この度、ここの掲示板で小説を書く事になりました、華乃と申します。
以後、お見知りおきを。
ずっと温めていたお話を書こうと思います。
元ネタは、『彼岸花の咲く夜に』&Hey!Say!JUMPの『僕はVampire』です。
CPは、主に知念×北斗です。
なお、このお話は若干いじめ、ホラー及びグロ表現などが入るかもしれません。
それでも大丈夫!という方のみ、お楽しみください。
397
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:09:51 ID:WCV9cb5A
<北斗視点>
何故だろう。
夢に、優吾達や母さんが出てきた。
凄く、懐かしかった。
「これは――涙、か」
俺の頬に伝っているのは、涙だった。
涙、か。
もうとっくに捨てたつもりだった。
俺が、吸血王になってから――。
「――目が覚めちゃった」
もう朝だし、起きよう。
ベッドから起き上がった俺は、そっと部屋を出た。
吸血鬼や吸魂鬼は、夜中に行動するイメージが強い。
でも、知念くんや俺は、朝や昼間に行動しても、大丈夫な体をしているようだ。
階段を下りると、食卓の方から、笑い声が聞こえてきた。
398
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:15:33 ID:WCV9cb5A
中には、聞き覚えのない声が聞こえる。
誰か、来ているのか?
俺は、そのまま食卓の方へ向かった。
「やぁ、おはよう。北斗」
中に入ると、知念くんが声をかけてきた。
「おはようございます、知念くん。さっきから騒がしいんですけど――」
「あぁ、ちょっとお客さんが来ているのさ」
お客さん?
知念くんと俺の視線の先には、少し小柄の男性が座っていた。
「おっ! どうも、あんたが吸血王様って奴かい?」
「はい。前世の名は松村北斗と言います。あなたは――?」
「俺は、小野寺一希。吸血鬼で、情報屋を営んでいる者だ」
情報屋?
じゃあ、一希さんがここにいるって事は――何か情報を持って来たという事なのか?
「そういう事だ。あんたに、警告しておかなくちゃならない事がある」
警告?
何だろう?
399
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:21:08 ID:WCV9cb5A
すると――。
「あんたは――『ヘルシング』って奴を、知ってるかい?」
ヘルシング?
まだ俺が人間だった頃、父さんが話してくれた気がする。
確か、吸血鬼を狩る人の事を言うんだっけ?
「そうだ。そのヘルシングの今の当主が、この島を探しているらしい。もしここが見つかったら、大変な事が起きる」
「大変な事――? 一希さん、それは一体――」
「まぁ、目にすればわかる事だ。じゃ、情報料をもらうよ」
え、情報料!?
お金なんて、持ってないけど――。
「いや、金はいらないよ。博貴さん、アレちょうだい」
「かしこまりました」
一希さんに頼まれ、博貴さんがあるモノを持って来た。
ビン、か?
そのビンの蓋を開け、グラスに中身を注いでいく。
真っ赤な液体だ――って、まさか、血か!?
400
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:28:12 ID:WCV9cb5A
「ちょっと、博貴さん! それ、誰の血ですか!?」
「ご安心ください、北斗様。これは、血に似たワインでございます」
「本当は、血そのものが欲しかったんだけどね。今の吸血王様は、それを望んでいないらしい。だから、ワインで我慢させてもらうよ」
え、それ俺のせい?
俺のせいなの!?
「北斗がもっと残虐になってくれれば、血も魂も飲み放題、そして食べ放題なのになぁ」
「ち、知念くんまで――! 俺は、この島の人達を犠牲にするつもりはありませんから!」
「ふふ、わかってるよ、北斗v」
本当に、わかってくれているのか――?
でも、不思議だ。
ここで暮らしていくうちに、この光景すら、微笑ましく思えてくる。
これが、家族なんだろうか――。
「一希さん、安易に外に出ない方がいい。しばらく、この屋敷にいたらどうですか?」
「お、優しいねぇ。じゃ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」
「「賛成ー♪」」
一希さんや翔央くん、玲央くんは喜んだ。
それにしても、ヘルシングか――。
当主とは、一体どんな人なんだろう?
401
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:35:29 ID:WCV9cb5A
<???視点>
「当主、遂に到着だぜ」
個室でのんびりしていると、光くんが声をかけてきた。
「もう、そんな時間ですか。早いものですね。ねぇ、圭人くん?」
「……はい」
俺の隣に控えていた圭人くんは、ゆっくり頷いた。
『まもなく、小夜鳴島に到着致します』
アナウンスも、聞こえてきた。
では、行きましょうか。
「お待ちしておりました。ようこそ、小夜鳴島へ」
船から降りると、町長らしき男が出迎えた。
「出迎え、ありがとうございます。今日からお世話になる、山田涼介です。こちらにいるのは、八乙女光くんと岡本圭人くんです」
「こんなに大勢も――いやはや、小夜鳴島も、発展する事でしょう。では、こちらへ」
町長は、光くんや圭人くん、そして大勢の部下を案内し始めた。
俺は、辺りを見回す。
そして――悟られないように呟く。
「田舎くさい所ですね。早く『仕事』を終えて、去りたいものだ――」
402
:
風海人
:2013/08/03(土) 18:46:00 ID:sTFDruFc
続きまってます
403
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 22:22:06 ID:WCV9cb5A
風海人さん>ありがとうございます!
この先どうなるのか――楽しみにしていてくださると嬉しいです。
これからも頑張ります!
404
:
ひー
◆2nWshnhXe2
:2013/08/06(火) 18:51:31 ID:8N6q9feI
こんばんは(*´∇`)
久しぶり(*´∇`)
元気ですか?
わ〜気になる〜(。≧∇≦。)
あっ こことは関係ないけど向こうの掲示板でバカレアの小説 期限内?で書いてるんですね
向こうの掲示板には訳あって書き込まないけど 読みますから(。・ω・。)
無理にしないで頑張って(@゚▽゚@)
405
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/10(土) 21:58:52 ID:WCV9cb5A
ひーさん>ありがとうございます!
お久しぶりです!
何とか、元気で頑張っています。
物語も、いよいよラストスパートです。
明日、更新できたら更新しますね!
シェルターで、期間限定ではありますが、書いています。
ひーさんに見守っていただけたらなと思います。
406
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/12(月) 23:20:05 ID:1WLOwiWw
更新できず、申し訳ありません;
ちょっと話の続きが思い浮かばなくて――;
でも、もう少しで思いつきそうなので、もうちょっとお待ちください!
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