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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

1名無しさん:2012/07/23(月) 20:55:39 ID:FfmC0Dnw
勝手にスレを立てさせて頂きました。

薄汚い妄想だろうが職人のSSにも満たない話など、何でも良いから書きたい事は此処に書け!

Q、何か書きたいけど投下する勇気が持てない…
A、恐れるな! 勇気と誇りを持って書きこもう! 我々はアブノーマル! どんな話(餌)にも食いつくのだからぁッ!

2名無しさん:2012/07/24(火) 01:09:58 ID:/MSTzSmY
まずはじめにキャラを提供してくださった◆ESugOJ36Aさんに感謝ですっ!本当にありがとうございました!
そして遅れて申し訳ございません。まだ未完成でございますorz

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とある荒れた山道。一匹のポケモンが骨を擦らせる音を発しながらその荒れた道を淡々と登ってゆく。
骨を加工して作られた防具を纏った彼の名はジルギィ。生まれつき、というか種族がらかぶっている同じ種族のものであろう顔面骨によってその表情はうまくは読み取れない。少し暗みを帯びた彼は黙りこみさらに上を目指す。彼は別段目的があってこの山を登っているわけではない。まだ見ぬ世界を知ろうとたった一人で旅を続けている。その体にまとう骨には多くの傷が付いている。防具の間から見える地肌にもいくつかの傷跡も残っている。それは多くの修羅場をくぐりぬけてきたものの姿であった。

ふと、ジルギィは足を止め腰の辺りから骨を削り、作られた苦無を取り出す。そして枯れた木々の間目がけて投げつける。空気抵抗を極限までに減らしたその形とジルギィのまっすぐとした投げ方により狙った場所へと苦無は吸い込まれてゆく。苦無いが刺さった音がする前にポケモンの悲鳴が聞こえた。
「きゃぁぁああぁぁぁぁっ!!」
隠れるように木々の間に潜んでいたのは一匹のシャワーズだった。慌てて山道まで飛び出してきたシャワーズは荒い息を整えようとしている。ジルギィは一瞬どうしてやろうかと迷ったが先ほど感じた敵意は確かにこのポケモンから発せられていた。小さな悪意がどれだけ大きな殺意に変わるか。それを彼は知っていた。ジルギィは骨の小手に保護されている左手でシャワーズの首元を掴み右手に骨の大太刀を構える。シャワーズがひぃっと声をあげてみるみるちに目を潤ませる。その表情に一瞬ひるんだ。同年代、雌。流石にいきなり斬るのはかわいそうではないかと自分の良心に語りかける。
「ここで何をしていた。何故俺を敵視している」
骨をかぶっていることにより声は籠りより暗く聞こえる。これは敵を威嚇するのにも丁度いい。ジルギィはそれを知っていた。シャワーズが泣き出しそうな顔をしながら俯き言った。
「その……このあたりに山賊が出るようになって……あなたがそうじゃないかって思って…。それで、その……。
 よ、よく考えたら山賊の方が一人でいるわけないのに……ごめんなさい」
「……そうか」
ジルギィはそれだけ聞くとシャワーズの首から手を離しジルギィはシャワーズの前に立ち左手に更に苦無を出し右手の大太刀を構え直す。枯れた木の間を睨むとシャワーズに向け静かに言った。
「余計なことはするなよ……」
シャワーズの時とは比べ物にならない悪意を感じ取り利き手でない左手から5本の苦無を投げつける。その恐るべき速さによりどこに飛んでいったのか分からない程だった。苦無が当たった音と同時に数匹のポケモンの叫び声が上がる。どさりと何かが倒れる音に引き続き7匹のポケモンが飛び出してきた。全員布で口元を隠しいかにもそれらしい雰囲気を漂わせていた。

3猛反省している者:2012/07/24(火) 01:11:34 ID:/MSTzSmY
「まさかあたいらが先に見つかっちまうなんてねぇ……。倒れた仲間の分、あんたの命をもらおうかねぇ…」
一歩前に出て言ったマニューラはそう言うと他の山賊に合図を出す。飛び出してきたポケモンたちをジルギィは軽くあしらう。グラエナの牙を左手に瞬時に構えた盾で防ぎ剥き出しになった腹部に重い大太刀の峰をぶつけ後ろへ吹き飛ばす。他の者たちも余裕綽々と言った様子で峰打ちをくらわされすっかり伸び切った仲間たちが山道に倒れ込む。
「ちぃっ、ならこれでどうだい!」
マニューラはジルギィに向けて冷凍ビームを放つ。しかし、あらゆる修練を積んできたジルギィにとってのそれは避けることは全く苦にならないものでしかなかった。あっさりと避けられたと思い慌てるマニューラに向けて急接近するジルギィ。振りかぶった太刀はまたしても峰であった。しかし、その重い刀身を頭に受けて立っていられわけもなく。ばたりと後ろへ倒れ込むマニューラ。大太刀を鞘におさめ盾を背中に背負い直す。
そして悠々と山道を登ろうと歩み始めるジルギィ。先ほどの圧倒的な戦いに呆気にとられていたシャワーズはあわててジルギィの元に駆け寄る。
「あのっ、ありがとうございます!こんなにお強い方だっただなんて……。
 もしよかったら名前を教えてくださいっ。私は&ruby(しずく){滴};っていいま……」
「黙れ……粉砕するぞ」
ジルギィは鞘にしまわれた大太刀柄を右手で軽く握ってそう言った。彼自身もちろんそんなことをするつもりはなかった。長いこと他人と接することのない人生を送って来た彼にとって初対面で馴れ馴れしくされるのは不愉快だった。確かにわずかな照れくささも感じての発言だったのだが、シャワーズの滴はそんなことを読み取ることができなかった。
「ひっ!」
彼の右手から大太刀が振り下ろされるのかと本当に思ったのか震え上がる。少し悪い事でもしたのかとジルギィは思うと滴はしゅんと俯き黙りこくってしまった。ジルギィは特に気にもしなかったが重い空気が2匹の間に漂っていた。
何回も滴が話しかけようとしながらもやはり先ほどのこともあり口を開くことができなかった。道中に転がる山賊により殺されたであろうポケモンの骨を拾ってはジルギィが鋼タイプの体からとれた金属を使い器用に加工していくのをただ黙って見ていることしかできなかった。何の躊躇もなく骨に触れるということ自体に若干の恐怖を滴は感じていたのかもしれなかった。


*上で名前をつけ忘れましたorz

4猛反省している者:2012/07/24(火) 01:12:11 ID:/MSTzSmY
しばらくすると山の頂上のあたりにポケモンの集落があった。山道と集落を結ぶ場所には壊れた門がある。訝しげな顔をしてジルギィがそれを見ていると門の影からポケモンが出てくる。あれは確かブラッキーか、と相手の体つきを観察するジルギィ。相手にもならないと判断したジルギィは警戒をやめる。
「ん、滴か。  隣の方は?」
「ジルギィだ」
そう短く答える。その態度に若干不信感を持ったのかブラッキーが首を傾げてジルギィを見る。このままだと門前払いを食らいかねないと思った滴はブラッキーに言う。
「この方……ジルギィさんが私を山賊から助けてくれたんです。集落に入れてやってください」
滴が慌てて言うのを聞いてブラッキーが目を丸くした。どうやらジルギィを賊か何かかと思っていたのか驚いた表情の後に優しい声で言った。
「そうか。ありがとうな……」
「………」
ジルギィは特に何も言わずに門を通った。それに滴はついてゆく。集落はこざっぱりとしておりちらほらとポケモンの住処が見える程度であった。きょろきょろとあたりを見回した後ジルギィが後ろの滴に声をかけた。
「…宿はどこだ?」
「宿…ですか? そこの角を曲がって奥の方に一軒……。
 でも、助けてもらったお礼をしていませんっ。今日はせめて私の住処に泊まっていってくださいっ!」
「余計なお世話だ。
 だいたい、お前を助けた覚えなんかない。暴れたかったから暴れただけだ」
言ってからジルギィはだいぶ後悔した。これでは自分が戦闘狂のようではないか。まあいい、心優しい者と思われるよりかは幾分ましだ。そう思い直すと宿に向けて歩を進める。
心優しいと思われようがジルギィはきっとそのポケモンを信じることはできないのかもしれない。それは彼の子供のころの経験故なのだがそれはまた別の物語で話すとしよう。
ジルギィは自分の心の中に存在する良心と言うものを嫌う。孤立することを渇望するにもかかわらず他の者に優しくしてしまおうとするこの心を憎んでやまない。そのせいで今まさに自分を苦しめている。他人との関わり方を知らないのにもかかわらずこうして他人がよってくる。こいつらをなにも思わず斬れるほど冷酷になれればいいものを。そうジルギィ自身が思うほどであった

5猛反省している者:2012/07/24(火) 01:13:07 ID:/MSTzSmY
宿へと歩を進めていることにやっと気が付いた滴は急いでジルギィの前に立ちふさがる。
「ジルギィさん!
 私がただで止めてあげるって言ってるんですけど〜……」
「……余計な世話を焼くな。  誰にも頼らない……頼る必要なんてない」
自身に暗示をかけるようにしてはいたその言葉を聞いて滴が頬を膨らませる。
「そうやって何でも一人でやってて辛くならないの?」
そう言って顔面骨の中にあるジルギィの目をまっすぐと滴は見つめた。流石にこれには呆れることしかできなかった。ここまでのお人よしも珍しいものだと。はぁ、とため息を吐くと言った。
「…わかった。今日だけだ」
「はいっ。じゃあこっちね」
そう言うと滴はジルギィの手を引いてゆく。いきなり引かれたためにか少しよろけながらあとをついてゆく。
着いたのは集落の隅にある木で造られた小屋のような場所。中に入ってみると住み心地がよさそうだと辺りを見回すジルギィ。
「少し散らかってるけど……」
そう言ってせっせと小屋の中に置かれていたものをまとめ始める。ジルギィは首を傾げ本当にこれで散らかっていると言える状況なのかを考えた。きっと感性が俺の中とは違うのだという結論で収まったのだが。
滴が片付けているうちにジルギィは小屋の中を確認する。本棚には数冊の本が収められており木製のテーブルが小屋の真ん中に置かれている。ベッドもあるところを見ると本当に恵まれているものだとジルギィはため息をつく。しかしジルギィがベッドを所持しようとも各地を転々とする根なし草には全く必要もないものだ。換金するのが落ちだろう。
滴が床に散らばっていたリボンやら読みかけの本を元に戻し終えるとジルギィに言った。
「よしっ、じゃあご飯にしよっか!」
「ぅ?……あぁ…」
ここまで馴れ馴れしいやつも珍しいな、と内心呆れるジルギィ。馴れ馴れしいポケモンと根気強いポケモンと言うものはジルギィの最も苦手な分類に属する。この2つを併せ持つ滴は強敵であると再認識したジルギィはなるべく素っ気なく返事をする。雌と言うのもあって下手をすると優しくしてしまいそうだ。それだけは何としても避ける。そう心に決めるとテーブルの前の床に座る。小手を外し背中にかけてある盾と弓を外し腰の大太刀を床へと置く。他にも色々と取っ払ってしまいたかったものの別に我慢できる程度の違和感だったしこういうのは慣れている。
小屋の奥にしまわれていた木の実をいくつか持ってきてそれをテーブルの上へと置く。いっぺんに置かれた木の実の量はジルギィにとっては二等分してもまだあまりあるほど多かった。野宿の多いジルギィは毎日の食事量も決して多いものではない。ジルギィが食べない分を滴が食べるということはあるのだろうか。少し不安げに木の実に手をつける。
大きめの顔面骨の下から木の実を入れ骨に隠れている口の中に木の実を入れる。その様子を不思議に思った滴が首を傾げてジルギィを見る。
「被ってる骨を取った方が食べやすいんじゃないの〜?」
「…………」
「あ……ごめんっ…」
ジルギィは骨の中からぎろりと滴を睨みつける。それにすっかり縮こまってしまった滴は首をすくめて木の実をかじりだす。こうして無言のままで食事を終える。結局ジルギィが滴の想像以上に小食であったために余った時の実を小屋の奥に戻したのだった。

6猛反省している者:2012/07/24(火) 01:14:01 ID:/MSTzSmY
ジルギィが滴の小屋の本を読み漁っている。辺りはそろそろ暗くなりそうな時間である。滴が本を読んでいるジルギィの隣で急いで片付けた時のままでぐちゃぐちゃになっている装飾用のリボンをくるくると巻いている。一通りの作業を滴は終えるとジルギィの尾をくいっと引いた。ジルギィが気だるそうに本から視線を上げると滴の方に振りかえる。
「あ、いや……。そろそろ水浴びに行かないと暗くなっちゃいそうでさ…いこ?」
「…あぁ」
そう答えると本に詩織を挿みさっと立ちあがる。滴に連れられて小屋の外の水辺へといく。すでに辺りは赤みを帯びた陽に照らされてあらゆるものを映えさせている。そんな中光を受けてきれいに輝く水辺についたときにはジルギィも少しだけ目を輝かせる。今まで泥水の様な場所での水浴びをしてきておりすっかりそれに慣れてしまってこんな場所で水浴びできるとなると嬉しくなってしまうのだった。
水辺に急いで寄るジルギィ。さっと濁りのない水をすくい上げる。ジルギィはササっと体に装備している武具を取り払い一か所にまとめて置く。滴はすでに水の中に入っており水の中を悠々と泳いでいる。たまに水面に顔を出して手招きをする姿にジルギィはため息をつかずにはいられなかった。本来のカラカラの姿に戻ったジルギィは水の中へと静かに入ってゆく。
地面タイプのジルギィだったが攻撃的な水でなければダメージには成りえない。流石に、ゴローニャ等が水の中に落ちれば大変なことになるのだがジルギィは気にしなくとも平気な体のつくりをしていた。

ジルギィがなるべく深くない場所に座り込む。そこに、滴がすいすいと泳いでやってきた。ジルギィが水タイプは羨ましいな、などと考えていると滴が水面に顔を出した。ジルギィの目の前、危うく顔面骨と滴の顔が当たりそうだ。
滴の瞳とジルギィの目が合う。ジルギィは頬が熱くなるのを感じてふいと横を向く。滴は頭の上に疑問符を浮かべている。
やはり苦手だ。こういうタイプのポケモンは苦手だ。そう頭の中で悪態をつくジルギィ。先ほどまでなら追い返せていたものの、今となるとそれをするのにも若干戸惑ってしまう。ジルギィも決して滴の善意を感じていないわけではなかった。余計な御世話だとわかっていながらも喜んでしまう。そんなことを感じずに生きていけたらどれだけ楽なのかと横目で滴を見ながらため息をつく。
しばらく冷たい水で体を落ち着けるとジルギィは外に出る。それを見て滴も後に続く。びしょぬれの体を震わせるとジルギィは水を飛ばす。骨で作られた武具に水気はあまり良くない。ジルギィは体の水があらかた飛んだのを確認して軽い武具だけを着て滴の家へと歩き出す。滴はジルギィが飛ばした水を体に受けても何食わぬ顔をしてジルギィの後をついてゆく。

7猛反省している者:2012/07/24(火) 01:17:04 ID:/MSTzSmY
とりあえずここまでです。
すでにwikiにあげるにしては時効気味かな……と思いコチラにあげさせていただきました。
この続きが気になる方、いましたら教えていただければ幸いです。
自ら書くと名乗りを上げたものの途中で放棄し、他の方の後押しを求めたことをお許しくださいませ。

最後に◆ESugOJ36Aさん。改めて申し訳ございませんでした。

8名無しさん:2012/07/28(土) 18:02:58 ID:tPIJDi9w
このスレでの初投稿乙です。
続きが気になります…

しかし此処を見てる人って、そんなに少ないんでしょうか…

9名無しさん:2012/07/29(日) 11:53:51 ID:5S/VXZqY
どうでしょうね。
でも避難所にあったチラ裏スレが見かけないから、ここにできただけでもありがたいな。

10 ◆ESugOJ36A.:2012/07/29(日) 16:51:09 ID:gGkUKS.U
お、ようやくジルギィ君が登場したw いやぁなかなかいいキャラにしてくれて有難うございます。
遅くなったとしても、別に構いませんよ。どうしたって全く書けないことなんてありますしね。出来れば自分も、続きを書いてくれることを願っております。

気兼ねなく、ウィキの方にも上げてくれるとうれしいです。

11鋼牙姫:2012/07/30(月) 16:43:06 ID:n6IU.692
久しぶりにきてみたら、閉鎖かぁ。
うーん、最近忙しくて、何かと放置気味だぁ。

12変態博士の人:2012/07/30(月) 19:40:04 ID:06tT/acg
ごめんなさいごめんなさい!

タダでさえポケモンでやる意味あるのか疑問な内容なのに、雨パの編成に手間取り、物凄い鈍亀進行です…
(バトルをしない自分が勉強不足なだけですが…)

13変態博士の人:2012/08/03(金) 19:46:59 ID:Vqn4a8QY
とりあえず何も書かないのもあれなので、保守がてらに…

〇〇様へ
貴方が強いトレーナーと見込んで、この様なメールを送らせて頂きました。
我々は新設コロシアムの経営者であり、客引きの為に強いトレーナーに集まって貰えれば、客も増えると考えています。

戦いに参加して頂ければ、勝敗に関係無くある企業で作られた新型のポケモン用の栄養ドリンクが進呈され、勝てた場合には莫大なファイトマネー及び役立つ道具が進呈されます。
尚、当コロシアムでは普通のバトルの他にも、ギミック満載のバトルフィールドでのバトルや、乱戦といった特別な状況のバトルも可能なので、普通のバトルに飽きてしまったトレーナーにも退屈はさせません。

参加志望の方は、メールに返信をしてください。
コロシアムの移動には場所さえ指定して頂ければ、こちらの係の者が迎えにあがりますのでご安心を。
我々は、貴方の参加を心待ちにしています。

(気を付けろ! でかい釣り針だ!)

14変態博士の実戦テスト:2012/08/10(金) 20:07:50 ID:S.cMAl4A
旧ひなひなが潰れてしまっている為、話の状況がわからないと思うので粗筋みたいのを…

廃人トレーナーにひどい目に遭わされたキモピザトレーナーからの依頼で、当事者の廃人を葬り去って欲しいと言われた変態博士があれこれする話であり、後味も何も最低の駄文です。

また、まだ完成していない中途半端な状況での投下をお許し下さい…

↓以下数レスを借ります

15変態博士の実戦テスト:2012/08/10(金) 20:12:08 ID:S.cMAl4A
さて、ターゲットを確保しなければならないが…表沙汰になると厄介だ。

だが、自称廃人とは戦闘狂、戦う事しか能の無い奴であれば、強者の集まる場所があると言えば簡単に食いつく…危険な場所とも知らずに…
まるで見た目ではわからない毒餌を見せられた飢えた暴食者達(ハングリーグラトンズ)の様に群がる様はあまりにも滑稽だ。


「ウィル、ウィスプ、ターゲットを調査し、何時ものメールを送れ。」


「ハイハイ任せて〜♪」
「了解(ヤー)!」


ロトム(ウィスプ)の(不正)アクセス能力+メタグロス(ウィル)の情報処理能力+スカベンジャー上層部(私)の発言力…
これが揃っている状況では、個人情報を入手するのは児戯に等しい事だった。
最も、依頼を遂行する時ぐらいにしか使う事は無いし、そもそも他人の個人情報など興味は無い。


「メールの送信、完了しましった!」


「後は返事を待つだけだ。 返事が来たらすぐに知らせろ。 いいな?」


「了解(ヤー)!」


メールの返事を待つ間、私はターゲットの戦闘スタイルを見定めておく。
「使用頻度としては…雨を降らして有利な状況を作り出すスタイルが多いか…」
「雨天下では火力の底上げだけではなく、雷の命中強化、機動力強化が得られる…か。」

16変態博士の実戦テスト:2012/08/10(金) 20:33:54 ID:S.cMAl4A
相手の戦い方がどうであれ、ACSがポケモンに敗れてしまうようでは、ACSの存在意義は消えてしまう。
故に、テストは十分にしなければならない。 徹底的に、完璧である為に…
私の望む理想と真実の未来の為に。

そんな事を考えている間にウィルがやってきて…

「ターゲットから承諾のメールが届きました。 現在、社員がターゲットの元へと向かっているとの事です。」
「マスターも準備をし、落園(アンダーヘブン)へ向かった方が宜しいかと…」

「よし…私の部下は皆優秀で助かる…どこぞの無能共とは大違いだ。」
私はすぐにACSを装備し、自宅兼研究所の奥の入念に偽装された入り口から落園へと降りていく。

ACSの細かい説明が欲しければ、私のキノガッサにでも聞いてほしい。
説明が長すぎても眠くなってしまうだろう?

地下行きのエレベーターが落園へと到着し、今回のターゲットの対戦相手となるべくコロシアムへと向かった。

「後はターゲットを待ち、データ収集を兼ねて排除する…イージーオペレーション(茶番)だ。」

さて…此処から先は地下の裏コロシアム…スプラッターな物が見たくなければ、此処で引き返す事をお勧めする。
何せ表と違い命なんて保証もされないし、観客達は過激な殺し合い(ショー)を求めているからだ。

コロシアムの待合室で待っていた私の耳に、アナウンス聞こえてきた。

「〇〇とノーブル・マギウスの両名はフィールドへ出てください!」

「精々…足掻いて貰おうか…」

フィールドに出た私の目に移ったのは、少年トレーナー…だが、周りの表とは全く違う異質な空気にも怯える様子は全く見せていない。 それどころか…

「そんなので俺達に勝てるつもり? バカな大人っているんだな!」

………どうやら恐れを知らない様だな…本当なら此処からでもすぐに殺せるのだが、観客からのブーイングは避けられないだろう…正直そちらの方が面倒だ…

17変態博士の人:2012/08/10(金) 20:40:21 ID:S.cMAl4A
本当にすみません! まだ此処までなんです…

文章力もそうですが、もっと早く書ける様に努力したいです…

18名無しさん:2012/08/12(日) 00:13:45 ID:381cSuDk
頑張れ博士!応援してるぞ!!

19変態博士の人:2012/08/12(日) 17:31:53 ID:UMo4dGTI
>>18
応援してくれてありがとうございます!

現在必死こいて続きを書いてます…
というか本当にクソな駄文に付き物な専門用語が多過ぎですね…
説明も何も丸投げですみません…

20名無しさん:2012/08/13(月) 03:19:11 ID:kSiR/Pt2
モット(妄想の)チカラヲー!

(この場所に)アカルイミライヲー!

21名無しさん:2012/08/15(水) 18:17:06 ID:nIsLDEOM
エロ要素が無ければ書けば良い…

不味い! エロ要素が書けない!

22猛反省してる人:2012/08/15(水) 20:09:32 ID:hQIsQkag
不味い!エロ要素が書けない!(迫真

23名無しさん:2012/08/15(水) 21:35:31 ID:nIsLDEOM
落ち着け! とりあえず…
プラチナのフライゴンはなぜあんなポーズ(浮遊しながら大股開き)なのかを考えよう…

1 見せ付けたいから
2 後輩がアレ過ぎて身体を差し出さないと見向きもされないから
3 ただの淫乱

さぁどれだ!

24名無しさん:2012/08/16(木) 10:43:22 ID:evexqpUA
>>21
その発想はなかった。2番に1票入れておきますわw

25名無しさん:2012/08/16(木) 19:10:38 ID:ThIyJpFc
SSが一本書けそうだね。

ナックラーとその妹のフカマルと…

そして成長した時、悲劇が訪れる…

26変態博士の人:2012/08/18(土) 20:43:51 ID:sPDAIqoQ
もっと気軽に書き込みがあっても良い気がするのに、書き込み無し…切ない話だ…

雨パならみんな大好きシャワーズがいるだろうとか考えたが、
変態博士のやり口を考えると戦闘中にもかかわらず、バイ(オ)ブ(ラスター)責め…

寧ろ出さない方が良かもしれない…これは確実にブイズスキーな人達の反感を買ってしまう…!

27名無しさん:2012/08/19(日) 19:35:23 ID:XPBbQML6
ブイズ色んな意味で『大好物』なので極一部のグロ描写以外は大抵いけます。

28名無しさん:2012/08/20(月) 14:02:02 ID:GJQSa5H2
チラシの裏だから気にしなくてもいいのよ

29変態に(ryキノガッサ ◆k1FxHqBfLE:2012/08/20(月) 15:10:58 ID:fkjYNt1.
はい…全く解説も何も無しでは不味いと思ったのでほんの少しだけ解説を…

「バイオブラスター」
所謂化学兵器の一つで、タイプや特性の影響で毒が効かないポケモンに対して、有効な毒を作り出すという名目で作られた。
………というのは建前で…
実際は毒よりも遥かに危険な医療用ナノマシンを魔改造した物を含んだ液体を“ぶっかけ”対象を汚染するという代物で、その効果は口にするのも躊躇われる程の影響が出ます。

………私の口から言えるのは、一度汚染の対象とされれば、ハートフルボッコだとかなんとかで知られる“ハピツリ”(検索してはいけない言葉)の結末よりも惨い結末が待っています。

魔改造ナノマシンの持つ危険性により、現状ではナノマシンそのものを唯一コントロール出来る博士専用の兵器となっていますが…
博士曰わく、故意に暴走因子を組み込んだこれを散布した場合、制御不能になったナノマシンが瞬時にアウトブレイクを起こし、人知を超えた存在が奇跡でも起こさない限りは、ごく一部の生命体以外は皆死滅してしまう程だそうです…

最も、私達も博士もそんな未来を望んでいる訳では無いので、バイオテロなんか起こす事は無いでしょう。

………こんな有り様なので、バイオブラスターを使う描写を盛り込むかどうかで、審議中となっています…


………なんだか私達だけが此処(チラシの裏)を制圧している様な気がするけど…大丈夫…なのでしょうか…?

30名無しさん:2012/08/21(火) 12:18:47 ID:rlctSYWU
殺してしまうより、瀕死(本当の意味で)⇔強制治療をいったり来たりさせてたっぷり苦しむ姿を観察とかのほうが好きだな…
もちろん精神崩壊なんかさせてやらず(科学パワーか何かで阻止)に延々と嬲り続けるのがいい

31名無しさん:2012/08/21(火) 20:27:05 ID:/IcL5yVg
>>28さんの言う通り、チラ裏なんだから気にしなくてもいいはず、なのだが。
今の利用者の中には、同性同士がちょっと性的な絡みした程度の描写でも「ホモ(レズ)ネタならもっとわかりやすく注意書きしろよ」だの何だの喚き立てるのが居るくらいだからねえ。
変態博士の人さんが慎重になってしまうのもわかるよ。

…が。個人的にはノンケ共の顔色なぞ伺わずに全力で書いて見せて欲しかったりする。なぜなら私もまたド変態だからです。

32名無しさん:2012/08/21(火) 22:26:49 ID:xhatTteI
チラシの裏スレってことでカタいことは無しになるんだと思う。
本場がカタいならなおさらね。そのためのチラシの裏でもあるはずなんだし。

ただ、読み手を選ぶのには注意書きは欲しいな。アイアム変態は免罪符ではないから

33名無しさん:2012/08/21(火) 23:47:31 ID:FIG.d4DA
ああ、グロとか特殊すぎるのの場合はトラブル回避の為しっかり注意書きなのは同意です。
まあ今回は今までのレスの流れでどんな話になりそうかは十分予測つくだろうし、って意味も含めてました。言い訳ですが

34変態博士の人:2012/08/24(金) 21:58:18 ID:dCi/LXWo
1時頃に少し投下します。

シャワーズはまだ出て来ません…

35変態博士の実戦テスト:2012/08/25(土) 02:01:40 ID:KPaT335w
「恐れていないなら自慢のポケモンぐらい出したらどうだ? 強気な発言だけの奴は嫌いでね…」
敢えて挑発する様な発言をすると、相手の少年はボールを取り出し、フィールドに投げ込んだ。

「カイリュー! ニョロトノ! そいつを生意気な野生みたく潰すんだ!」

おおよそ図鑑を貰って冒険が出来る様になったばかりの年齢に見える少年とはかけ離れた発言だが、教養のなってない子供に分からせなければならないだろう…現実という物を。

そしてボールが開き、中から光が溢れ出す。

「死んだな」

観客の一人が呟いた時には、私は光点の小さい方に狙いを定め、背部ブースト全開で接近しながら、ショットガンを呼び出す。

「やってや…」

光から肉体を構成された直後のニョロトノは酷く驚いていただろう。
なにせ敵である私が既に目の前まで接近していて、得体のしれない何かを構えていては…

「こんにちは、そして…死ねぇ!」

私は一片の躊躇いも無く、至近距離でショットガンのトリガーを引いた。

ドォン! と大きな銃声と共に、ACSに赤い液体が飛び散ってきたのだ。
………細かい状況は伏せるが、誰からどう見ても、即死していると言わざるを得ない。
その時観客席から歓声が聞こえてくる。
やはりコイツらも血に飢えたサイコパスという事か…

「ひぃぃっ?!」

私の側面から怯えた様な声が聞こえて来た、今殺したニョロトノのパートナーのカイリューだ。
………当然の反応だ、一緒に出て来た筈なのに、信頼していたパートナーが一瞬で肉塊にされてしまったのだから…

「汚いぞ! そんな道具を使うなんて! それに…殺す事は無かったじゃないか!」

私は直ぐに言い返した。

「それは君も同じ事が言えるだろう? ボールという道具を使って、簡単に一対多の状況を作り出せる。」
「だが弱点に気付けていないミスをしたのはどっちだ? ボールの性質上、投げてポケモンが出て来るまでには致命的なタイムラグが存在している。」
「普通に考えたらそのタイムラグは些細な物でしかないが…本気で殺す気ならば、一瞬であっても致命的だ。」
「これは試合じゃない、ゲームだ。 弱き者を虐殺されて行われる、勝ちに拘るゲームでしかないのだよ!」

36変態博士の実戦テスト:2012/08/25(土) 02:06:04 ID:KPaT335w
「ふざけるな! 殺しをしたのはお前じゃないか!」

益々声を荒げる少年の言葉を遮る様に、私も反論した。
「ふざけた事を言う…貴様の“手持ち”になるまでに、どれだけの幼い命を奪ってきた?! 言えるのか? 言える筈が無いだろうッ!」
「戦いで勝つ為に、幾百、幾千…沢山の命が生み落とされ…そしてその生まれたばかりの幼い命が貴様達にとって弱い、使えないと認定された瞬間…その命は役目を終え、ゴミとして処分(逃がす)される。」
「ましてや、貴様以外にも厳選とやらを行っている現状で、無数のポケモンが野に放たれて環境に影響が出ないとでも思ったか?」

「そんなの関係ないだろ! このポケモン殺し! お前達! みんなであいつを倒すんだ!」

怒りに燃える少年は次のボールを投げ込んで来る。 どうやらルールなんて飾りである事を理解したらしい。

「うおぉぉぉッ!」

今まで恐慌状態だったカイリューが平常心を取り戻した様だ。
私は咄嗟にバックステップし、カイリューのドラゴンクローを回避した。

「カイリュー、相手は一人です。 相手に攻撃を与える隙を与えず、此方のペースに持ち込むのです。 場も此方が有利です。」

淡々とした喋り方をするキングドラが現れる、こいつも出待ちしても良かったが、テストにならないのでせいぜい足掻いて貰わねば…
そんな事を思った矢先、地下にもかかわらず、雨が降り始めた。

「不測の事態に備えて、雨を降らす事が出来る奴を仕込んでいたか…そうでなくてはな。」
私は敵がアクションを起こす前に、頭上にジャミング装置を射出しておく。

「その余裕が命取りですよ? 自惚れ屋さん?」

私の後ろからキングドラの声が聞こえる…雨の効果で動きが早くなり、私の背後を取るに至った様だ。

「生憎、自惚れを抱いた事など1度も無いのでね。」
振り向く事もせず、私はその場でジャンプし、キングドラのハイドロポンプによる攻撃を回避する。

「カイリュー! 今です!」

「もう許さない! ニョロトノの仇!」

37名無しさん:2012/08/30(木) 00:47:57 ID:pL413i8w
風の流れが…止まった…

38変態博士の人:2012/09/02(日) 16:12:59 ID:1aWHZaPY
また少しだけですが、書けた物を投下させて頂きます。

またしても酷い文体とグロ描写があるので、苦手な人は“変態博士の実戦テスト”をNGにぶち込んで下さい。

何度も言わせて貰いますが、自分は決してポケモンが嫌いな訳ではありません。
今は語れませんが、博士の凶行は自分の持つポケモンへの価値観を反映させたが故の行動です。

39変態博士の実戦テスト:2012/09/02(日) 16:23:44 ID:1aWHZaPY
カイリューは随分と怒り心頭な様子だが、恐れる必要も無い。
私の視界が稲光でホワイトアウトするが、私に直撃する筈だった雷は、何も無い地面に落ちるだけだった。

「ッ?! なん…で…?!」

何時もなら何ら問題の無く強大な一撃(雷)が敵に刺さり、刺さった奴は大抵その威力で潰れるか、感電による影響で動く事が困難な状態になる筈なのに、私は平然と動けている上、必ず当たる筈の一撃は刺さってすらいない。
今までに無い状況に動揺している様だが、私はその“隙”を見逃さなかった。

「高い精神力があれば、こんな隙を曝す事もなかったのだろうに!」

跳躍の勢いのまま、カイリューの背後を取り、肩部の大型グレネードランチャーを呼び出すと、無防備な背中に向けてグレネードを発射した。

「そんな攻撃で…いい気になるなぁッ!」

あえて回避するつもりは無いらしく、鱗(スケイル)に覆われた背中で攻撃を受けるつもりの様だが…
発射されたグレネード(擲弾)はカイリューの背中に刺さるが…ガキン、と鈍い音を立てるだけだった。
普通ならこんな音がする時点で深く刺さっておらず、ろくなダメージになっていない事になるが、それが私の狙いである。

マルチスケイルとは使い捨ての装甲の様な物で、攻撃による衝撃に反応して鱗の特殊な防御作用が働く。
斬、打、突、に分類される打撃はおろか、念力や熱、冷気までも軽減してしまう。

しかし一度攻撃を軽減すると、回復を行うまでその機能は使えなくなる、つまり…

「ご自慢の装甲も、二段構えの攻撃には意味が無いだろう?」

「黙れ! 直ぐに殺してやる!」

凄い剣幕で振り返り、地上に降りた私を竜の力を持った爪で急降下しながら抉ろうとするが…
グレネードがそこで爆発を起こし、辺り一帯が激しい冷気に包まれたのだ。

「ぐああああっ!?」

悲鳴を上げ、カイリューが勢いを殺せぬまま、地面に墜ちてきた。
その背中は“木の実”で冷気によるダメージを軽減出来ていたにもかかわらず、酷い有り様となっていた。
少なくとも、翼は使い物にならないだろう。

40変態博士の実戦テスト:2012/09/02(日) 16:26:55 ID:1aWHZaPY
流石に竜の生命力があったとしても、高い位置から地面に向かって勢いよく叩きつけられれば、死にはしなくても大きなダメージは確実である。
カイリューはあまりの痛みに呻き声を上げている、そのあまりにも痛々しい姿を見て、相手トレーナーの少年は急いでボールにカイリューを戻そうとする、が…

「戻れ! …戻れよ!」

「そうはさせんよ、此処では逃げ道なんて最初から有りはしないのでね… どうしても助けたければ、私を殺してボールの機能の阻害を無理矢理解除するしか無いぞ?」

ボールの機能を制限しているのは、私の頭の上のジャミング装置なのだが、こう言っておけば狙いは私に集中する。

「外道がッ! 心底腐っている様ですねッ!!」

青白い波動が集まり、その波動を私に向けて放つつもりの様だが、致命的なミスに気付けていない様なので、敢えてミスに気付かせてやろう。

「自分の心配をしたらどうだ? お前は既に“冷静”で無くなっている。」

「ハッ?! しまっ…」

キングドラの尾には鎖が絡まっており、鎖は地面に設置してある円形の機械から伸びている。
「すいすいにより機動力が上がる、だが機動力を生かした戦闘とは敵に捉えられる前に激しく動き、死角を取ってからの攻撃が基本だ。」
「だが、激しく動く敵が相手なら、機動力を殺す為の手段…即ち“移動する者に反応し、動きを阻害する罠”を仕掛ければいい。」

「卑怯者が…! 罠を使わなければ戦えないのですか?!」

私の言葉に罵声を浴びせて来るが、私は自分語りを止めるつもりはなかった。

「私はただ単に自分に有利な状況を選んでいるだけだ、それが罠だったとしても卑怯でも何でもない…ただの弱点だという事だ。 弱点を突かれて動揺するのは、ただの対策不足…」
「それに、何か勘違いをしている様だが…最初にそのニョロトノが挽き肉になってしまった時の事を忘れてしまったのか?」

私がその事を口にした途端、キングドラの目が怯えを感じている物へと変わる。

「攻撃力…機動力…そして豊富な攻撃手段…そんな物を持っていたとしても…!」

「そして今、満足に動く事も出来ない…つまり…既に詰んでいるという事だ!」

両腕部のエネルギーウィップを展開し、左右に何度も打ち付けた。

41変態博士の実戦テスト:2012/09/02(日) 16:34:18 ID:1aWHZaPY
「うぐっ…! がぁ…ッ!」

身動きがろくに取れないキングドラに鞭を打ち付け、鞭による攻撃により傷口から血が飛び散る度に、会場の熱気は更に上がる。

「解体だ! バラバラにしちまえ!」

「殺せ! 殺せ! 殺せ!」

観客席から過激な言葉が飛び交う程に会場は盛り上がっている。
こいつは依頼のターゲットの対象外なので、そろそろ苦痛から解き放ってやろう。

………さっきから潜んでいるもう一匹は私の隙を伺う訳でもなく、傍観に徹するつもりの様だ。

「仲間が殺されるかもしれない中で、怯えた様子もなくだんまりを決め込むとは…大した趣味だな。」

「シャワーズ?! 出てるならアイツを止めろよ! このままじゃキングドラが…!」

「………」

黙って雨水から姿を構成するシャワーズ、だが、現れたシャワーズの口から出た言葉は…半泣きの幼い少年には現状と合わさり、余りにも残酷な物だった。

「………嫌よ。」

「ッ?!」

少年、そしてキングドラの僅かな希望が断たれた瞬間であった。

「地獄で“出来損ない”達が待っているぞ… だから…安心して…」

「や…止めなさい…! い…嫌だ…! 死にたくない! シャワーズ…! 何をしているのですかッ?!」

しかし、シャワーズは一向に動く気配を見せない…
そして私も、その命乞いが気に食わなかったので…鞭のエネルギーの流れを組み替え、大型のナイフへと変化させて文字通りバラす事にした。

「汚い臓物をぶちまけなぁッ!」

私は一片の慈悲も無くナイフを振るい、土手っ腹を切り開いた。

「いぎッ…?!!」

切り裂かれた部分から大量の血と臓物をぶちまけ、キングドラは絶望と苦しみの表情を浮かべたまま、絶命した。

「また一匹ヤりやがった! 良いぞ! コイツ等全員殺しちまえッ!」

また会場から野次が飛ぶが、私には聞こえない…というより聞く気が無い。

「さて…そろそろ喋って貰おうか…何故仲間を見殺しにした?」

仲間の死にも動じないシャワーズ、そしてその口から思わぬ発言が飛び出した。

「マスターは私の物よ。 マスターの命令とはいえ、ライバルを助けたりするのは凄く嫌だったわ…」
「コイツ等さえ居なければ、マスターは私だけを見てくれる。 だから助けなかった。」

「歪んだ愛情を持っていたという訳か…」

42変態博士の人:2012/09/02(日) 16:41:30 ID:1aWHZaPY
今回は此処までです。

相変わらず見苦しい話ですが、まだまだ続きます。

43変態博士の人:2012/09/03(月) 18:30:04 ID:WaRvNf7A
………まだ途中の作品とはいえ、コメントも何も無いのはなんか精神にクる物がありますね…

読んでくれている人が居るなら嬉しい限りなのですが、コメントも何も無いと、本当に読んでくれている人がいるのか…と、ちょっと不安になってしまい、モチベーションが…
本当にROM専って人もいるのかもしれませんが… 自分の様な尻の青い物書きもどきがこんな事を言うのはおこがましい限りではありますが、やっぱりコメントが無いという状態は、はっきり言わせて貰いますと…本当に不安です…

つまらないならつまらない、と言って頂ければ、失敗から学ぶという言葉通り、次回作を書く機会に大きな反省点としと見る事が出来ますし…

面白いと言って頂ければ、純粋にもっと書こうって気になれますので…
出来れば…何かコメントが欲しいです…

44名無しさん:2012/09/04(火) 00:47:20 ID:k7SIF4OQ
その気持ちはわかるがこの掲示板で言えることではないと思う。
私は評価能力が乏しいので申し訳ないが作品についてはなんとも言えない。

45名無しさん:2012/09/04(火) 02:28:37 ID:OSHQd38k
いよいよ次はシャワーズを××するのか…!ってワクワクしつつ静観しちょりました。
感想書くのもそれはそれで途中で書き込んだりして流れぶった切れたりしたらどうしよう、とかって不安はあったりするんよ。

コメントついでにリクエストすると、この調子でそのうち他のブイズも虐める話とか書いて欲しい

46名無しさん:2012/09/04(火) 12:08:23 ID:sQozwvxM
やっぱ人でもポケモンでも外見より中身だね。
基本的にシャワーズ含めブイズスキーだけどこのシャワーズはどうなってもいいわw

47名無しさん:2012/09/04(火) 17:24:50 ID:/3jMn5Bk
>>43
コメントのために書いてるんだったらやめたら?
書きたいことを書く場所なんだし、コメントのために書くこと自体間違ってると思うなぁ

コメントを要求するような書き込みをしてもらったコメントなんてうれしくないと思う
コメントがこないのが嫌だったらもっと色々勉強して、コメントをもらえるようになっていけばいいだけの話

48名無しさん:2012/09/04(火) 17:27:06 ID:/3jMn5Bk
それにリアルタイムじゃないんだから、更新してたった一日でコメントがこないこないって悩むのはちょっと短気すぎるかも

49名無しさん:2012/09/04(火) 18:05:56 ID:OSHQd38k
一番左下にひっそりとカウンター付いてるから、その数字の増え方でどのくらいの人が見てる可能性あるかわかるんじゃないか?
ちなみにこの書き込みしてる時点だと00002371になってる

50変態博士の人:2012/09/05(水) 22:22:10 ID:Qs4lprbs
沢山のコメントありがとうございます。

>>44
中途半端な状態にも関わらず、読んで頂けた様でとても嬉しいです。
今回の事については、自分なりの思いがあった為、乞食の様な真似をしてしまいました。


>>45
連投規制に引っ掛からない様に区切りを入れる様にしているのですが…
…期待に添える事が出来るかはわかりませんが、完結を目指して書いていきます。

>>46
人だって歪めるなら、ポケモンだって歪んだ想いを持っていてもおかしくないと思った結果が…こうなりました。

>>47
申し訳ありませんが…少し言わせて頂きたい事があります。
見るだけでは限界があり、やはり書かなければ本格的な勉強となっているとは言えない気がするのです…
確かに見ただけで自己の解釈をし、物事を理解出来る人もいるでしょうが…自分の様に問題点を言われないと、要領の何処が良くて悪いのかロクに理解出来ない奴もいます。
コメントが欲しければ上手くなれ…この言葉で片付けられては、自分の様な奴は完全に下手なままで停滞してしまう(リアルでそんな状態だった奴)のです…

コメント乞食はするべきではないという意識はありました。
ですが、書き物にコメントをしてくれる人がいれば、自分以外にも何かを書いてみようと踏み出せる人が出て来てくれると思い、こんな物でも、書く気になった上でコメント乞食に走ってしまいました。
限りなく自己中心的かつ傲慢な考えでありますが、自分は何と言われようと、物書きを止めるつもりはありません。

>>48
たった1日…投下終了した事を言わなかった自分が悪いのですが、前回は1週間何の流れもなかったので…神経質になっていました。
空気を悪くした事、本当に申し訳ありません…

>>49
携帯からの投稿だったので、そんな機能がある事を知りませんでした…

51名無しさん:2012/09/07(金) 12:18:02 ID:4QHVtKyY
続きマダー?(チンチン

…さ、催促じゃないよ。ちゃんと読んでますアピールだよ!(何

52トランス:2012/09/07(金) 19:43:57 ID:6gSMcB66
>>50
まず、あなたに物書きをやめろなんてことを言うつもりは一切ない。書きたければ書けばいいんだし、やめろだとか続けろだとか、はっきりとやかくいう筋合いなんてないもんね。
あなたが気に食わないからあんな事を言ったわけでは当然ないわけで。
ただ、そういう思考で書いてるんだったらやめてもいいんじゃないか、と感じただけ。

書かなきゃ何も始まらないのは事実。指摘はすごくありがたいことだと思うことも理解できる。
でも指摘がほしいなら、くるような書き方(言い方が悪いけど)が出来るよう自分から努力することだってできるじゃない?
「自分には見るだけじゃ分からない…下手だから無理だ」なんて決め付けてたら余計に分からなくなるんじゃないかな。もっと自分に、自分の作品に自信を持つべき。

wikiにあれだけの作品があるのだから、それを読んで参考にするのは絶対いいことだと思う。
人それぞれ違った作風を持っているから参考にならないなんて事はない筈だから。

自分以外に書く人が出てきて欲しいって気持ちも分かる。でも、それは他人が自分で決めること。
作品自体に惹かれて、とかなら兎も角、コメントを残す残さないは関係のないことじゃないか。
コメント要求はどうかと思ったけど、読んでいる人はちゃんといたってのは分かったはずでしょ?それだけであなたの思いは達成できてるってことじゃないの?

書きたいものを書くところだから自己満足は極普通の感情なんじゃないか。
逆に色々な人に読んでもらいたいとか、他の人がはじめて欲しいだとか、そういう考えは無駄になる事の方が多いのかもしれない。
こういうスレなんだから、それは仕方がないことだと理解して書く必要もあるかもしれないね。

とにもかくにも、あなたが書くにせよ書かないにせよ、僕は気にはしないということだけ言わせていただく事にする。

53トランス ◆TRANS/3sbw:2012/09/07(金) 21:24:15 ID:6gSMcB66
避難所の雑談スレに詳細を書かせて頂きましたが、ただいま戻りました。唐突にすみませんが、皆様にお詫びしなければならない事があります。

PCが使用出来なかったのは外出していたからなのですが…帰宅した際、私の弟がPCを使用していました。それも、ひなひなのページを開いた状態で。
問い詰めたところ、私の目を盗んで此方に書き込みをしていたようです。>>47の書き込みをしており、それに対しての変態博士の人様の返信を確認し、返信を返したのだとか。
我が家にはPCが1つしかない為に共同で使っているので、恐らく私が此方を利用している事も知っていたのだと思います。

以前も、某サイトで他の利用者様方に対して批判的な書き込みをしたことがあり、注意を受けたことがあったので警戒はしていたのですが…こんなことになってしまって申し訳ない限りです。
家庭事情で皆様にご迷惑をお掛けしてしまい、本当にすみませんでした。


<変態博士の人様
肉親が多大なご迷惑をお掛けした事を、どうかお許し下さい。PCは今後一切の利用を禁止しておきましたので恐らく今後は大丈夫だと思います…。
作品を否定するような書き込みばかりですね…責任は私の注意不足にあります。誠に申し訳ありませんでした。
こんな事を申す立場ではありませんが…今後のご活動も応援しております。失礼致しました。

54名無しさん:2012/09/07(金) 23:08:36 ID:LYdi4Omc
成りすましは良いこととはいえないけど>>52の言ってる事も一理ある件

55名無しさん:2012/09/09(日) 14:06:25 ID:80Ui2KyQ
前回の書き込みに使った名前とE-MAILが自動入力されるから、きっとそれを消さずにそのまま書いちゃったんだろうね。
身内が勝手に書き込みを…って昔から良く使われる言い訳だけど、本当な場合もあるんだなあ。


>>トランス氏
事情もわかったし、荒らしたわけでもないので迷惑ってほどの事でもなかったかと。あまりお気になさらずに。

56適当:2012/09/10(月) 11:34:09 ID:gclJeLYk
初めまして!
>>1に小説載せてもいいとあったのですが、かなり長いがおそらくニュータイプの妄想小説なのですが、こちらに書き込みしてもよろしいでしょうか?

推定字数は10000〜15000?くらいになってるかもです(汗)

57名無しさん:2012/09/10(月) 12:24:10 ID:a6aBOxB6
>>56
断り入れなくても大丈夫ですよ。投稿お待ちしてます♪

58適当:2012/09/10(月) 21:13:44 ID:gclJeLYk
>>58さんありがとうございます_(._.)_

では、後程投下致しますのでしばしお待ちを。

あと、アンカってどうやってつけるのですか?

59名無しさん:2012/09/10(月) 21:51:32 ID:DQ5KEk2c
全て半角で>>373のように書けばOK、なはず

60適当:2012/09/11(火) 08:09:04 ID:Iezo9s2A
今から語る世界は、人、ポケモン、動物という3つで構成された世界である。強さは 人>ポケモン>動物というようになっていた。
この順にあるのは、人はトレーナーになることが出来、ポケモンは技を繰り出すことが出来る。何も出来ない動物達は次第に繁殖も衰え、新しい動物達に住居を奪われつつあった。
だが、そんな中でも必死に抵抗する獣達の姿があった。これは、その動物達に関する物語である。

何年かはわからない、現在に近いかもわからない、未知の世界……
元の縄張りを張っていたオオカミ達の森は、悪タイプのオオカミポケモングラエナの群れによって徐々に侵略されていった。群れを作らず一匹で孤高の狩りをするオオカミ達だが、この緊急事態に秘密の隠れ家へと集結し、対抗策を練っていた。

「またやられた……今度はメスだ!!淫乱な化け物め…」
「ああ、まったくだ。奴らのせいでメス達も恐怖で外へ出られなくなっている。繁殖行動も出来やしない……。」
「なにかいい方法はないか?このままでは我々は滅びてしまうぞ!!」

仲間の雄のリーダーを筆頭に、野生のオオカミ達は次々と状況と意見を共有しあっていた。皆が頭を悩ませる中、リーダーは再度口を開く。

「そうだ、奇襲だ!!今いる全員で奴らを囲めば殺すことができる!!」
「喉元に食いつくにはいい策だ!!さすがリーダー頭が冴えてますね。」

リーダーの名案を機に全員が洞窟内で吠え始める。賛同が集まり共鳴しあう遠吠えのようだ。
だが、一匹だけその名案に不満なのか、浮かない顔をしたオオカミがいた。彼の名はレオ。この物語の主人公である。
レオはリーダーに向かって口を開いた。

「あのう…」
「なんだ?レオ?」

不安気な顔をしてレオはリーダーに訊ねる。リーダーが向くと同時に他の雄達もレオに振り向く。レオには、一斉に視線が集められた。

「やめましょうよ。奇襲なんて……。」「なぜだ?俺が気にくわんのか?」

レオはぼそりと呟くように発言した。リーダーはそれを聞いて思わず顔をしかめる。

「どう考えても、あの化け物達はそんなことでは倒せないと思うんです。奇襲をしても喉元をくいつく前にやられてしまいますよ。何せ体格に違いが…」

パンッ

リーダーがレオの頬を前足で思いっきり叩いた。

61適当:2012/09/11(火) 08:36:00 ID:Iezo9s2A
「お前は、そんな弱音を吐きやがって…現にどんな状況に陥っているのかわかっているのか!?我々の生存の危機なのだぞ?大きさがなんだ、強力な技がなんだ、力がなんだ!!ああ?やるやらないじゃない…やるしか道は残されていないんだ!!よそ者に縄張りをやるなんて、お前それでも誇り高き狼の雄か!?」
「うう…すみませんでした。」

リーダーの発言が終わると同時に、レオは全員のバッシングを浴びる。レオは体を縮こませ全員に向かって土下座をした。

「レオ、怖いならこなくていい。お前に何を言われようと俺達は戦う。今日の会議はこれまでだ!全員解散!!作戦は、後日奴らの姿が見え次第決行だ!!」
「おおーー!!」

リーダーに続いて雄達は再度鼓舞の遠吠えを発する。リーダーに続き雄達は次々と洞穴から出ていく中、レオに冷たい視線と暴言をあびせた。

「お前それでも雄か?ヘタレめ!!」
「なんでお前みたいなのがオオカミなんだろうな!!」
「一緒にいる俺達までアホらしくなってくる…」

雄達が洞穴の中から出てレオは一匹そこへ取り残された。レオは不安気な表情を浮かべ独り言を呟く。

「無理だ…勝てるわけがない…筋力もあっちが上だし、一匹対4・5匹でも勝てないのに、あっちが群れで来たらどうするつもりなんだ……。」

レオは打ちひしがれながらもその洞穴を後にした。
ちなみに、オオカミ達の体長は1m〜1.5m弱だが、走る為の筋力しかなくとても戦闘向きとは言い難いものであった。
かみつくはおろか前足での打撃も後足での蹴り上げでもはるかにオオカミ達の力を上回っていた。


後日…奇襲作戦決行の時がやってきた。

「フフフ…さて今日はどんなメスを犯してやろうかな?」
「ああ、同種の雌もいいがこっちの方が弱々しくていじめがいがあるしな…」
「その内奴らの縄張り全部荒らしてやろうか?それとも皆殺しにして奴らの雌達を一生の性奴隷にしてやろうかな?」

3匹のグラエナがオオカミ達のナワバリへと足を歩み入れる。3匹は完全に悪タイプにふさわしき目をしており、不敵な表情を浮かべている。

アオーーーン

1匹のオオカミが鳴くと同時にオオカミの雄達はリーダーを中心にグラエナ達を囲んだ。
数はグラエナ3に対しレオ以外の雄達10である。レオはその様子を蔭からみている。

「ガウーウー(観念しろ、今日でお前達の悪行もここまでだ。)」
「ガウッガウッ(お前達を殺す)」

62適当:2012/09/11(火) 09:01:49 ID:Iezo9s2A
「ガウーガウガウ(この森の屍となれ!!)」

10匹の雄達はグラエナ達を穴があくほど睨みつける。一方グラエナ達は平然としており不敵な笑みを浮かべている。

「ザコが集まった所で何が出来る?四・五匹でも俺達に勝てないのになぁ」
「ガウーウー(今までとは違う…)」

嘲笑するグラエナをリーダーは冷静に見つめる。
レオは、“無理だ…もうやめてくれ!!”と思いながら見ていた。

「ガウウー(かかれー!!)」

リーダーを筆頭に雄達はグラエナ達に飛びかかる。グラエナはせまってくる雄に対し攻撃を避けては前足でなぐり飛ばし、首筋をかみちぎり後足で蹴り飛ばした。雄達は瞬く間に中心に追いつめられる。
“うっ…ひどい…”レオはその有り様を恐怖感と絶望感を抱きながら見ていた。

「ガウガウガウ(ひるむなー!!」
「ガウッガウッーガウ(攻撃の手をゆるめるなー!!)」
「うるせーハエ共だ。一気に叩くか」

向かってくる雄達にグラエナは心臓に向かって突進する。次々に雄達は倒れていった。また、マウントをとっては顔の原型がわからなくなるぐらいにひたすらなぐり命を奪う者もいた。
“ああ、やられてしまった!!”レオは死んでいった仲間に目をやり恐怖で頭をいっぱいにしていた。

「ウウーウウー(くそ…こんなハズじゃ…)」

残すはリーダーだけとなり、グラエナ達の視線が集まる。

「残念だったな。奇襲を使っても俺達に勝てないのか」
「こいつどうするか?跡形もなく殴ってやろうか?」

一匹のグラエナがリーダーを倒しマウントポジションをとり始める。リーダーに跨ると、右前足・左前足と交互に強烈な一撃を加えていく。

ガッ ガッ ガッ ガッ

「アウ、キャウ、アウーン(がはっ、ぐはっ、ごはぁ!!)」
“やめてくれ!!もうやめてくれ!!あんまり過ぎる!!”
レオの目は次第に涙で溢れかえっていた。
そしてグラエナはついに、リーダーの首をつかみ思いっきりひねる。

ゴキッ…バキッ…

鈍い音とともにリーダーの首はあらぬ方向へと曲がった。顔のかたちは面影を残さず血で塗られていた。死んだリーダーを見ている一匹のグラエナが呟いた。

「別の匂いがする…まだ仲間がいるな」

するとレオの隠れていた場所へと目線を移動させる。グラエナ達は、徐々にその場所へと近づいていた。

「ああ…見つかってしまった…」

レオは恐怖で体を震わせ身動きが思うようにとれなかった。

63適当:2012/09/11(火) 09:27:39 ID:Iezo9s2A
「は…はやく…はやく逃げなきゃ…」

涙声になりながらも、懸命に立ち上がり走り去ろうとしたその時、一匹のグラエナが道を阻んだ。

「みぃつけたー」

グラエナはレオに詰め寄り不敵な笑みを浮かべる。レオは恐怖でその場に尻餅をついてしまった。

「クックックッ…見ろよ、お前の仲間全員死んだぞ?」

グラエナは前足を先程の戦地へと指す。そこには、雄達の無惨な死体が転がっていた。後の2匹も合流しレオを囲む。

「お前が仲間に呼びかけないせいで、俺達に怪我させやがったんだぜ?」
「どう責任取ってくれるよ?」

レオの顔は青ざめて涙で顔をくしゃくしゃにぬらしていた。グラエナはあごに手を添え仲間の方へと視線を移す。

「ん〜雌もいねぇし、こいつで性処理ってのは?」
「陵辱プレイか?いいね〜。こいつよく見たら案外かわいいし、雌がわりになるんじゃね?」

レオは首を横に振り涙声で“いやだ、いやだ”と拒否する。

「いやだじゃねぇよ。お前の見た目がかわいすぎるのと、泣いているせいで興奮してきたんだよ。ほら、くわえろよ。」

グラエナはレオの目の前に反り立つ肉棒を近づける。レオは激しく首を横に振り、弱々しい声で“お願いです…許してください…助けて下さい…”と言った。

「イライラするな…おい!おとなしくしてろ!!」

激しく頭を振るレオの頭を掴もうとしたその時、後ろから雌の声がかかる。

「そこまでだ!!そいつを離せ!!卑怯な真似にも程があるぞ!!」

グラエナ達が振り返るとそこには1匹のアブソルがいた。アブソルはグラエナ達を睨みつけている。

「ああん?お前このザコに加担する気か?」
「黙ってねーと、お前も犯すぞ?」

イラついたグラエナが声を張り上げる。アブソルはひるまず続ける。

「なぜにその動物達を殺す?いじめる?」
「楽しいからに決まってんだろうが!!ブっ殺すぞクソアマ!!」
「楽しい?ハハ…下衆だな。あのオオカミ達は力は弱いが、心は強い。その証拠に団結して貴様らのような悪党と懸命に闘ったんだからな。その上お前達は心が弱すぎる……どっちがクズだと思う?お前達の方がクズだ!!」

アブソルは口元を少し吊り上げグラエナ達に向かって言い放った。しかし、目は笑っていない。むしろ怒りの表情を見せている。

「頭きた…おいテメーらこのオオカミは後だ。まずはあのアマを叩くぞ」
「お前らが私に勝てるのか?身の程知らずもいいとこだ。」

64適当:2012/09/11(火) 09:54:18 ID:Iezo9s2A
アブソルはあざけるような声で笑い前足でグラエナに“かかってこい”と手招きする。それと同時にグラエナ達がアブソルに向かって一斉に襲いかかって来た。

「うらぁ!!くらえやクソアマが!!」
「調子にのってんじゃねぇぞコラァ!!」

グラエナ達は怒りに任せアブソルに向かって殴り付ける。が、アブソルは余裕の表情で全てをかわし、後ろ蹴りを一発ずつ腹に決め込んだ。

「う…くそ…ぶっ殺す!!絶対に殺す!!」

グラエナは噛みつこうとするが、あっさりかわされアブソルのかまいたちが炸裂する。グラエナは遠くへ吹き飛び気を失った。

「ああ!!やられた!!おい!!大丈夫か!?」
仲間のグラエナが気絶したグラエナの元へとよる。

「さ、今の内に逃げるぞ。おいで」
「アウッ(へっ?)」

アブソルはグラエナの気がそれている隙に、恐怖で震えていたレオをくわえ森の奥へと走り出した。

「まっ…待ちやがれこのアマ!!」

グラエナは立ち上がって追いかけようとしたが、二匹の姿はとっくに森の奥へと吸い込まれ姿を消していた。



森の奥の洞穴へとたどり着いたアブソルは、息を切らしながらレオをその場に下ろし、尻餅をついた。彼女の額には大量の汗が噴き出ていた。

「はぁ…はぁ…ここまでくれば大丈…夫だ。はぁ…」

彼女は、レオに微笑みながら言った。が、未だに息は整っておらず咳こんでいる。

「あの…よくわからないけどありがとうございます。」

レオは息を整えている最中の彼女に、深々とお辞儀をした。言葉で書いてあるが鳴き声で会話しているのである。彼女は、ようやく呼吸を落ち着けレオの頭を撫でる。

「はは、君は行儀が良くおりこうさんだな。君みたいな動物を見たのは、これが初めてだ。」
「ありがとうございます…ってあれ?俺の言葉…わかるんですか?」
「ああ、わかるとも。」
「ええーー!!」

レオは驚きのあまり、その場に尻餅をつく。そう、通常は人は人、ポケモンはポケモン、動物は動物と言語が通じる相手が決まっているのだ。人が犬や猫の言葉を理解するには、機械に頼らなくてはならない。ましてや、ポケモンが犬や猫の言葉を理解するなど到底有り得ないのである。ポケモンは動物達と違い思考が深くできるため、人の言語は覚えようと思えば覚えられる…。それは、ある程度文法や規則性が存在するからである。
が、動物の鳴き声はそのような物はない。このアブソルはかなりの特別なようだ。

65適当:2012/09/11(火) 10:22:12 ID:Iezo9s2A
「そんなに驚くことか?この森の動物達と一緒に過ごしている内に、慣れてしまうのは当たり前のことだろう?」
「え…でも、普通はありえないですよ!!俺達ですら、森の動物達と全部会話できるのは難しいんですから。」

アブソルはレオの発言に笑い首を傾げる。まるで“そうかな?”と意見するように。レオの言うことは必然の理と言ってもおかしくはなかった。現にグラエナ達は数々の動物達を苦しめてきたが、わかっているのはハッキリとしたジェスチャーであり、未だに動物達が何を言っているのかは理解出来ていない。

「それより、まずは自己紹介からだ。私はソル。君は?」
「俺はレオ…あ!ダジャレとかじゃなくて本名ですよ?いちおう…」

レオはアブソルに続き声をどぎまぎさせながら返す。アブソルはそれを聞いて笑い声をあげた。

「あっはっはっ!!…おもしろいな。君はジョークも言えるのか?」
「よく初めてあうオオカミにそう言ったら、“ふざけてんのか?”って言われますので。」

彼女が笑っている姿を見て、安心したのかレオもつられて笑い出した。レオの返事を聞いてさらに彼女は笑っている。しかし、悪意は全く感じられない。彼女の純粋無垢な笑顔を見ている内に、レオは徐々に気分が高揚していく妙な安心感を覚える。
“なぜだろう…このポケモンといると落ち着く…それに何より楽しい”
「それは、そうと…」

レオがそう思っていると、ソルは真剣な表情に戻し話の方向を半回転させる。軽く咳払いをして彼女は続ける。

「あのグラエナ達は、君を必死に探し復讐するだろう。直にこっちへやってくる。今から、君を仲間の雌達の方へ案内したいと思っている。」
「え…でも…う〜ん…」
「どうした?いやか?」
「いやではないです。でも…」

レオは深く考えた。自分は仲間の雄達に加わらず、ただ見守っていただけ。自分が、もしもあの時新たに加勢していたらあのグラエナ達を倒すことができたかもしれない…
そして徐々に、あのグラエナ達の残虐な光景を思い出し怒り…憤怒の情が湧き上がる。“殺したい…仇をとりたい…復讐したい…”
そして、ようやくレオは口を開いた。

「お願いというか、わがままなんですけど聞いてもらえますか?」

レオは上目使いでソルを見る。彼女は小さく笑いゆっくりと首を縦に振る。

66適当:2012/09/11(火) 10:47:21 ID:Iezo9s2A
「俺は…あのグラエナ達に復讐がしたいです!!ソルさんの戦いを見て、もしかしたらソルさんから直接習えば対抗できるかもしれない…と思っています!!俺を…俺を強くして下さい!!お願いします!!」

レオは声を張り上げ、ソルに両前足をあわせつつ深々と頭を下げた。彼は、決して仲間に恩を着せようとしたのではない。今の純粋な彼女に対する憧れと信頼を抱いていた。
ソルは、少し困惑した表情を見せしばらくあごに前足を添えた。その後も沈黙は続いたが、ようやく彼女が口を開き始める。

「いいよ。ただし、ポケモンでない君は相当の努力が必要だ。戦い方をあまり知らないポケモンでも、相当の訓練が必要なんだ。君は、体の筋肉から鍛えなきゃいけないから並大抵の努力では駄目だよ?私は、厳しく君に教えるつもりだ。途中で投げ出したりせずに、最後まで頑張れる覚悟があるかな?」

ソルは、レオに真剣な眼差しを送る。レオの答えは1つだった。もはや迷う様子も見せずに返事した。



その日から洞穴を仮の宿とし、ソルによるレオの厳しい訓練が始まった。切り株を相手に渾身の力をこめてたいあたりを放ったり、前足だけを使って相手を殴る練習をしたり、後足を使って相手をけり上げる練習など…戦いの基本を叩き込まれる。

「違う!!もっと力を前足へ込めるんだ!!こんなんじゃ相手にはダメージを与えられないぞ!!」
「はい!!すみません!!」
「蹴り上げは後足をバネのように使う!!何回言ったらわかる!?」
「はい!!すみません!!」
「脚力が足りてない!!この森の外側に出て一周まわってこい!!」
「わかりました!!」

ソルは初めてレオに向けた笑顔を一切見せず、厳しい表情でレオに一喝する。レオは何一つ反抗的な態度も弱音をはくこともせず、日々厳しい訓練に耐えていた。
それから数ヶ月後

バキッ…バキッバキッ…

「やった!!ついに折れましたよ師匠!!」

レオの体つきは以前とは違う弱々しいものではなく、襲ってきたグラエナに匹敵するぐらいになっていた。レオの渾身の放ったたいあたりは切り株を真っ二つにした。

「よくやった!!長い間頑張ったな!!」

厳しい表情ばかりだったソルは、成長したレオの姿を見て満面の笑みを見せ、レオの頭を優しく撫でた。
その夜…二匹は洞穴内に戻り厳しい訓練の後の夕食を仲良くとっていた。

67適当:2012/09/11(火) 11:14:21 ID:Iezo9s2A
「師匠、俺は強くなれましたか?」

狩った獲物の肉を頬張りながら、レオは真剣な眼差しでソルへと訊ねる。

「ああ、自信を持て。はるかに前より強くなってきてるぞ。今ならトレーナーのポケモンにも太刀打ちできるんじゃないか?」

ソルは木の実を口にしながら、レオへと顔をほころばせる。二匹は別の物を食べているが、これはすべてレオの役目である。アブソルが食べる物を手に入れる場所とレオが食べる物を手に入れる場所は、全く逆の方向である。ソルは、レオの食物には“野生のポケモンは狩ってきてはいけない”という制約をつけている。激しいトレーニングの後の食糧調達もある為、体力はほとんど残らないのである。
食事をし終えるとソルは、レオを抱き寄せ頭を撫で始める。

「疲れてないか?私が獣の肉を口にできない為に…いつもすまないな。」
「疲れてはないです。もう慣れました。これくらいがいいんですよ。今までの生活がぬるま湯だっただけです。」

レオは笑いながら“自分は大丈夫だ、これくらいなんて事もない”と言いかけるように返事した。ソルは笑い声を上げながら小さく“たくましいなお前は”とレオに囁いた。

「師匠、俺はまだ師匠の技を全て教えてもらっていません…あの時のグラエナを気絶させたアレを教えてほしいんです。」
「え?かまいたちのことか?」

突然のレオの発言にソルは声のトーンを上げる。“何を言ってんだ?”とばかりに…。レオはそれに遠慮することなく続ける。

「お願いです…今の師匠に教えてもらった技を全て繰り出してもいづれは負けます。単調な攻撃ばかり続けていては、またあの出来事の二の舞です。」
「レオ、無茶言わないでくれ。君にはかまいたちのベースとなる鎌もないしタイプもない。習得できる要素が何1つないんだ…。」


ソルはレオの頼みを優しく否定した。レオは表情をくもらせるが再度口を開く。

「やり方だけでも…見せてはもらえませんか?どうやって斬撃につなげるかは自分で考えます。」
「う〜ん。わかった、一応私が普段やるやり方だけでもお見せしよう。ただし、できるという前提で見ないこと!!約束できるか?」

レオはソルの目を見ながら小さくうなずく。ソルは、それを見て微笑みレオを洞穴の外へと連れ出し、切り株の前で止まった。

「はぁ!!」

ソルは目の前の切り株に鎌の斬撃を当てる。切り株は当然のごとく真っ二つに切断された。

68適当:2012/09/11(火) 11:45:16 ID:Iezo9s2A
「すごい…」

レオはその光景に口を開けて絶句している。あの時見たものよりも威力があるのではなかろうか。という考えも頭によぎらせていた。

「こんなもんでいいか?言っとくけどコレは、出来る前提で見ちゃだめだからな。」
「はい!!十分です、ありがとうございました!!」

レオはソルに満面の笑みを向ける。ソルはそれを見て微笑んだ。
その後に、2匹は洞穴内へと戻りそれぞれ眠りについた。



月も頂点に登る頃森の中のふくろうが鳴き始める。レオはその晩はあの光景を思い出して興奮してなかなか寝つけないでいた。

「すごかったな…俺もあんな風になれたらな…」

レオは一人呟き、今までの厳しい修行や初めて会ったソルの勇敢な姿を思い出していた。

「寝れないや、今日ぐらいは師匠に甘えようかな」

レオは立ち上がり洞穴入り口付近へと歩き始める。

ピチャピチャピチャ…

レオが近づくにつれて異様な水温が聞こえてくる。レオは一瞬雨漏りだろうか。とも考えたが、雨がふった日はそんな事は一度もなかったので再び考えを巡らせながら歩いていると…徐々に、激しい呼吸音と時折喘ぎ声が聞こえ始める。

「ハァ…ハァ…ハァ…レオ…レオ…」

“師匠が自分の名前を呼んでいる?”疑問に思ったレオはソルの姿が見えるまで歩を進めた。そこでレオは衝撃の光景を目の当たりにし口を閉じられずにいていた。
“師匠が…師匠が自慰行為をしている…しかも、自分には気づいていない…”
レオは好奇心にかられその様子をじっと見つめていた。やがてソルは、レオにも聞かせたことのない可愛らしい嬌声を上げながら潮を噴いた。ソルが激しい息遣いの中、ふと横をみる。レオに見られていたとわかり慌てふためき始める。

「レオ!?いたのか!?いつか…ら?」

ソルは顔を赤らめながらレオに問いかけるが、目はレオを見れていない。

「ずっとです。」
「え?あ…ああどうしよう…見られていたなんて…」

ソルは恥ずかしさと驚きのあまり地面に顔を伏せ両前足で顔をおおった。レオは、ソルの元へと徐々に近寄り彼女の背中に前足を置いた。

「うれしいです。自分の名前を呼んでもらえて。こんなに師匠に思ってもらえて、俺は…生きていて一番幸せです。」
「ご…ごめんな…がっかりさせて…。こんな師匠で…お前にどう顔を向けていいやら…」

69適当:2012/09/11(火) 12:13:53 ID:Iezo9s2A
レオは微笑みソルへ話しかける。一方ソルは返事はしたものの未だに耳を赤くし地面に顔をふせている。レオは、やさしく“顔を上げてください”と呟いた。

「がっかりなんてしてません…ただ、どうしてもっと早く言ってくれなかったんですか?」
「そ…それは…恥ずかしいからだ…ああ…」

レオは涙目になっているソルに優しく語りかける。

「俺は…師匠に満たされてばかりなのに…何一つ師匠に恩返ししてやれない…。今が、その時だと分かりました。師匠こうすればいいですか?」

レオはソルの股へと顔をうずめ、秘所の割れ目をなぞり始めた。

「ちょ…何して…はああ!」

ピチャピチャと卑猥な水音が鳴り響き洞穴内に響きわたる。ソルは舌のなぞられる感覚に喘ぎ声を上げ、先程とは比べ物にならないぐらいの潮を噴いた。

「ああ!!ご…ごめん!!汚いよな?」
「汚くないですよ。師匠の…おいしいです。いつも食べてるお肉よりも…」

レオは、顔にかかった愛液を前足で拭い口に含んだ。その後に優しくソルへと微笑みかける。

「そ…そうか…ありが…とう」

ソルはレオから視線をそらし目を泳がせている。赤くなった頬は更に赤みをましており、白い毛におおい隠されていた耳は赤く目立っている。

「これだけじゃ足りませんよね?今までお世話になった分ご奉仕します。」

レオは再びソルの股へと顔をうずめ、膣内に舌を忍ばせる。

「は…はあぁん。いいぞ…レオ…」

ソルは更に高い喘ぎ声を上げ腰をくねらせる。ソルはレオの頭に前足を置き、もう片方は背中へと添えた。レオは息遣いを乱すことなく、速度を上げる事なく優しく秘所をなで回す。

「あ…もうイきそう…」
「気持ちいいですか?そう思っていただけてうれしいです。スピードを上げますね。」

レオはさらに舌を奥へと進入させ、徐々に動かす速度を上げ始める。舌を動かす度にソルは喘ぎ声をあげ、ついに3度目の絶頂を迎えた。ソルの目は涙で潤んでおり、恍惚に満ちた表情を浮かべている。彼女は息を切らしながらも口を開く。

「君は…オオカミなのに私を無理矢理押し倒そうとはしないな…」
「そんなことしませんよ。恩人に向かって、そんな失礼な態度はとらないです。」
「そうか…なんか体が熱い…君のをくれないか?」
「えっ…俺の…ってうわぁ!!」

今度は、ソルがレオの肉棒をくわえ始めた。レオの沈んでいた肉棒は、次第に堅くなり脈を打ち始める。

70適当:2012/09/11(火) 12:43:14 ID:Iezo9s2A
「し…師匠ダメですって!!俺のは汚な…うわぁ!!」

ソルは口を上下に動かし、レオのモノの先端を舌でなぞっている。レオは徐々に息遣いが荒くなり、あまりの快感に絶頂へと達してしまった。ソルの口内は白色の粘液で満たされており、入りきらなかった液体は外へとこぼれる。

「あ…すみません!!汚いですからすぐに出して下さい!!」
「ん?汚くないぞ?おいしい…雄のはこんな味がするのだな…」

ソルはうれしそうにレオの精液を飲み干し、口についた精液も前足で拭い口に含んだ。

「雄のは…って、師匠ってもしかして…」
「ああ、処女だ。私は誰からも嫌われ者だからな」
「そんな…どうして?師匠みたいな方が…」

レオが困惑の表情を浮かべると、ソルは優しく頭に前足を添えなで始める。

「私は…私は災いをもたらすんだ。一緒にいるだけで不幸になってしまう。その為か、ポケモン達を救っても一向に感謝されない…そればかりか逃げるように去ってしまう。いや、私がいたからこそもしかしたら、そのポケモン達は不幸な目にあったかもしれないな。」

ソルは悲しみに満ちた表情で地面を見つめ話した。レオはソルの頭を撫でて、あやすように言葉をかける。

「不幸なんて…ありません。むしろ幸福ですよ。もしも、あなたが言うように災いをもたらすのなら、それは不幸中の幸いです。と言っても不幸なんてほんのわずかで…うわぁ!!」

レオが話している途中にソルはレオの胸へと顔をうずめた

「ありがとう……そう言ってもらえてうれしいよ。君と出会えて本当に良かった。」

ソルは涙声で感謝し、レオの胸の中で大声で泣き出した。レオの胸には彼女の温もりと涙でぬれる感触があった。

「し…師匠泣かないで下さい。俺は本当の事を言ったまでです。その…俺で良ければ初体験…お相手しますよ。」

レオは胸に顔をうずめるソルのかたに前足を置き、ソルの顔を見つめる。ソルは小さく首を縦に振ってみずから仰向け状態となった。

「レオ…いちおう初めてだから…やさしくな?」

ソルは甘えるような目線をレオに送り懇願する。レオは、それを承諾しうなずくと自ずの肉棒を秘所の中へと挿れ始める。

「い…いったい!!うぅ…」
「だ…だいじょうぶですか?やっぱり…」

ソルは激痛のあまり涙を流し悲痛の声を上げる。レオは心配そうに目線を送るが、ソルは激しく首を横に振り続行を申し出た。

71適当:2012/09/11(火) 13:16:16 ID:Iezo9s2A
レオはソルに合図を送り、徐々に腰を動かし始める。ソルは初め悲痛の声を上げながらも、次第に快感の波にかわり前戯と同じ喘ぎ声を上げ始めた。

「ど…どうですか…師匠?痛くないですか?」
「いい…すごく…気もちぃぃ!気持ちぃぃよぉぉぉ!!」

ソルは次第に自ら腰を動かし始め、レオの背中へと両前足でしがみついた。目は潤んでおり、快感のあまり表情を崩している。

「う…師匠の中締め付けがすごく温かいです…もう…もう…出そうです」
「そ…そうか……私ももうじき…一緒に…」

レオの顔もソルと同じく快感に満ちた表情を浮かべており、自然に腰を打ちつける速度も上がっていく。レオが腰を打ちつけるにつれてソルの喘ぎ声が増していく。

「う…あああ!!師匠もう限界です!!」
「あ…はん!!出し…て私…の中に…」
「わ…わかりました…うわぁぁぁぁ!!師匠好きだあー!!」
「うれしいレオ!!…あっ…ああん!!」

二匹は同時に絶頂を迎えた。白色の液がソルの膣内へと進入し、入りきらなかった液体は愛液と血が混じって外へとこぼれ出した。

「師匠…幸せです」「わ…わたしも」

二匹は今宵最後の言葉をかわし抱き合って眠りの世界へと旅立った。



こうしてオオカミのレオとアブソルのソルは、さびしさを分かち合う者同士、愛し合い幸せを手に入れることができた。これが理想である。だが、運命にそんな甘い選択は無かったのである。レオとソルは、翌日川へ体を洗い流しに言っている時に事件に巻き込まれた。

バシャ…バシャ…バシャ
チャプ…チャプ…チャプ…

レオとソルは森の洞穴より少し離れた小川で昨日の夜の汚れを流していた。

「師匠…なかなか落ちません。べっとりと染み着いちゃって…。」
「わ…わたしもだ。どうしよう…。」
「これだけ俺達の営みが激しかったってことですよね?」
「そ…そうだな。いや、レオやめてくれ恥ずかしいじゃないか…。」
「あ〜!!師匠赤くなってる!!赤くなってるぅ〜!!」
「あ…赤くなどなってはいない!!」

レオはソルが恥ずかしさのあまり顔を赤らめていることを指摘し、くすくすと笑っていた。ソルはレオに向かって怒鳴りながらも笑っていた。

「ようやく見つけたぜ…お二人さんよぉ」
「!?」

二匹が同時に声のする方へ振り向くと10匹のグラエナが不適な笑みを浮かべにらみつけていた。

72適当:2012/09/11(火) 13:48:14 ID:Iezo9s2A
「あ…なんてことだ…、レオ…すまない。」

ソルは、絶望的状況におちいるまでレオとの戯れを続けており、意識を向けることなど皆無に等しかったのである。ソルは不安気な表情を浮かべる。レオは、10匹のグラエナ達を睨みつける。再び彼女の方へ向き前足を取ってこう告げる。

「逃げて下さい……。」
「あ…レオ!!しかし…」

突然レオの孤軍発言にソルは戸惑っている。しかし、彼女を安心させるように頭を撫で、背中を撫で再度口を開く。

「俺は…俺はあの時…あの絶望に陥っている時あなたに助けられました。今度は俺の番です。あなたを…もう大切なパートナーを失いたくない…。」
「レオ!!落ち着け!!二匹で叩けばなんとかなる!!できなければ、私のかまいたちで…」
「行って下さい…お願いです。」
「う…レオ…」
「ぐずぐずするな!!行けぇ!!」

レオはソルにも見せたことのない剣幕な表情で叫び逃げるように説得した。ソルは小さくうなずき“必ず戻って来いよ!!”と言いながらその場を走り去った。

「くくく…ははははは!!」
「何がおかしい?」

グラエナ達はレオの無謀とも言える選択肢に腹がよじれる勢いで笑っていた。

「お前、弱いくせに…格好つけるのだけは一人前だな。」
「まったく…こんなバカは生まれて初めて…いやヒーローが出てくる物語でもねぇぞ…くくく…」

グラエナ達はレオを嘲笑するが、レオは真剣な表情で睨みつけている。レオは再度口を開く。

「お前達は…俺の仲間を殺した。絶対に許さない。覚悟しろ」
「はっ!!お前に何が出来るってんだ!!偉そうな事は勝ってからにしろよ!!」

グラエナの一匹がレオに向かって急速に突進し、急所めがけて噛みつこうとするがレオは瞬時にかわし、グラエナの腹部に強烈な打撃を加え気絶させた。

「な…なんだコイツ…あの時とはまるで…」
「どうなってやがる…」

グラエナ達はその光景に口を開いたままだった。レオはそれを無視するように、こう言い放つ。

「おい、さっさとかかってこいよ。俺は本気だ。恨みで怒りがこみ上がっているからな。お前達を許すつもりはない…全員殺す」
「なんだと?一匹やったぐらいで調子にのんじゃねぇー!!」

グラエナが一斉にレオに襲ってきた。レオはその瞬間に、目を鋭く光らせる。その様子は生きる為に獲物を狩る野生のオオカミではなく、修羅に満ちた殺し屋のようであった。激戦長くにわかって繰り広げられた。

73適当:2012/09/11(火) 14:15:56 ID:Iezo9s2A
一方ソルはレオのいた洞穴に戻っていた。彼が自分を逃して一匹で戦っている。ソルは天にただただ祈りを捧げていた。
“お願いだレオ…帰ってきてくれ…どうか…”
するとソルの願いが通じたのか、向こう側から一匹の狼の姿が現れた。ソルは無我夢中で走ってかけ寄った。彼は全身血だらけ、傷だらけであった。

「レオ!!大丈夫か!!しっかりしろ!!」
「う…師匠、勝ちましたよ…でも…大丈夫そうにないや…」

レオは弱々しい声を吐きソルを見つめる。ソルはレオの頭を抱え涙を浮かべている。

「くそ…あいつら…ちくしょう…」

ソルの心の中には強い憎悪が生まれだしていた。“絶対に許さない!!レオの復讐をしてやる!!”
だが、ソルの思惑を読み取るようにレオは続ける。

「だ…だめですよ…師匠。俺は、もう役目を果たしました。他のグラエナ達には罪はないんです…悪いのはアイツら…。」
「で…でも!!」

ソルはレオの抑止を否定するが、レオは小さく首を横に振り話を続ける。

「そんなに悲しまないで下さい。憎しまないで下さい…。憎しみから憎しみしか生まれない。同じ過ちを……アイツらと同じことを繰り返してはいけません…」
「くっ…うぅ…レオ…すまない…なぜ、お前を置いて逃げたのか…」

ソルは、あの時自分だけ逃げたことを後悔していた。彼の言う事を信じすぎたあまりに…本当は、自分を傷つけたくないが為の強がりだったと言うことに…
ソルが後悔の念にかられている最中、レオはソルの頬に前足で優しく触れた。

「師匠、最後の弟子の頼み聞いてくれますか?」
「ああ!!なんでも言ってみろ!!」

レオはソルの強い返答に安心し優しい表情を浮かべ、彼女の背中を撫でて続ける。

「俺が死んでも…俺のように困っている動物…師匠のような生き物を助けてやって下さい…。たとえ、あなたが誰に嫌われようと蔑まれようと俺だけは…俺だけは、いつも遠くで見守っています。」
「ああ…わかった…」
「そう…よか…った」
「レオ…?おい!!起きてくれ!!私を…独りにしないでくれ!!そんな…レオォォォォォ!!」

レオはソルに最後の言葉を伝えると彼女の腕の中で静かに眠りについた。ソルはレオの胸に顔をうずめ大声で泣きじゃくった。

74適当:2012/09/11(火) 14:25:28 ID:Iezo9s2A
ソルはレオが別の世界に逝ってしまった後、彼の亡骸をくわえ洞穴近くの土へ埋葬した。

「レオ…私は嬉しかったんだ…お前がそばに居てくれて…。ずっと言えなかったな。すまない…。約束だぞ?私が生きている間は…ずっと、ずっと見守っていてくれよ。」

ソルが墓に向かって呟くとどこからか風が吹き、ソルの頬をそっと撫でた。その感触はレオが自分にしてくれたことと同じであった。

「ありがとう」

ソルは小さく呟くとレオの墓を後にした。今現在も彼女はこの森の秩序を乱す悪と戦っている。もちろん、自分に初めて好意をよせてくれた一匹の勇敢なオオカミを想いながら…(終わり)


あと書き
いかがでしたでしょうか?感動シーンで泣いていただけたら幸いです。

こういう妄想もありですよね?

75名無しさん:2012/09/11(火) 17:20:59 ID:RXNyuG3o
うーん、動物が登場するのはまあ、別段問題ないかもしれないけど…動物が主人公っていうのは流石にちょっとなぁ。
ポケモン小説wikiに通ずる場所なわけだし、主役はやっぱりポケモンの方がよかったと思いました。

でもwikiで人間視点で進められている作品は幾つかありますし、個人的に動物はあれだと感じただけなのでここで書く作品としては問題はないでしょうけどね。
とりあえず、投稿お疲れ様でした。

76適当:2012/09/11(火) 20:06:33 ID:Iezo9s2A
>>75
ギリギリOKってレベルですね(汗)

まぁ、タイトルは読み手にお任せします。主人公というのは本当は死んではいけないというルールにのっとれば、途中から彼女(ソル)に移っているという考え方もありです(笑)


主人公変わる小説って…どうなんだ…(汗)

77名無しさん:2012/09/11(火) 20:18:34 ID:N2/NWZHU
投稿乙です。
リアル動物…今まで全くなかった解釈での話ですね…
力関係により淘汰されてしまう動物の悲哀と現実…

78名無しさん:2012/09/12(水) 01:38:01 ID:btkpGgMs
途中グラエナと会話が成立してしまってように見えますがレオはポケモンと話すことができないのでは?

79適当:2012/09/12(水) 06:44:44 ID:4oBeYbjc
いいところに気がつきましたね。グラエナと話せているのは、ソルから鳴き声で会話するやり方を習ったからです。

レオはグラエナ達に復讐したい。言葉も通じあわさなければ言いたいことも何もわかってもらえず、ただ暴れてるだけになってしまうからです。

ソルから習う下りを入れれば良かったですね…すみません_(._.)_


それと、IDを見てもらえばおわかりになって頂けると思いますが、足跡=適当です。

このスレに書かないで新たにスレッドをたてたのには理由があります。レス1に書いたように、選択式小説が成立しにくくなるからです。

もしも、このスレに投稿してしまったら制限(足跡トピのレス1を参照)をつけられず他の人の感想や意見が指定アンカの間に入ってきてしまいややこしくなってしまいます。

以上、上記の理由で誠に勝手ながらトピ作成致しました。

私、適当(足跡)自身がこのトピに投稿するのは、完結型SSだけにさせていただきます。【MARTER BALL's SLAVE】は長編ストーリーです。

80名無しさん:2012/09/12(水) 21:09:20 ID:qnejG94w
>>79
>>78の質問に対して、グラエナと話せている理由があるのなら、作中でそれが分かるようにしたほうがいいのでは。
このように、作者に確認しなければ分からない部分があると、読んでいる最中、読者側からすればそれがひっかかり読みにくくなってしまう気がします。
小説は漫画とは違い、文章だけで場面もキャラの感情も、すべての事を表さなければなりませんからね。分かりやすい描写は第一ではないかと思われます。

81名無しぃぇ:2012/09/12(水) 22:18:50 ID:646R8/AE
ここはチラシの裏ですし、「ここがこうだったら…」「あれがこれがったら…」っていうのはなしにしませんか?
文字通りチラシの裏の殴り書きをみんなで見るような場所ですし、アドバイスを求めている作品にだけアドバイスを付けてはいかがでしょうか。
だれしも最高の作品を作りにここにいるわけではありません。かくいう僕もwikiに来た当初は上達なんて考えずに自己満足のままに小説を書いておりました。
>>79さんがテキトーに書いているとは言いませんし、自己満足の小説だと決めつけることはできないのです。>>79さんは小説完結時にアドバイスを求めているわけではありませんので、そこまでいろいろ指摘するのはちょっと…。
妄想爆発は大上等のはずですから銃器を使おうが世界が滅ぼされようがチラシの裏に書かれていることですし、そこまで技術的な面を指摘するのはどうかと思いますよ。
アドバイスを求めた人だけにアドバイスを。  そうでない小説はチラ裏作品として盛り上げていくことを考えてコメントしてみてはどうでしょう。
そうでないと、wikiとあまりここの空気が変わらなくなってしまいwikiと比べての敷居の低さ(笑)になってしまうのも時間の問題かと思われたので書かせていただきました。
どうか、チラ裏を盛り上げ、かつ誰でも気軽に書き込める場にするためによろしくお願いします。

82名無しさん:2012/09/12(水) 23:04:52 ID:XxkpSNXg
そして肝心のアドバイス求めてる人はコメント乞食だの何だの言われるんだよねえ。

83名無しぃぇ:2012/09/12(水) 23:18:10 ID:646R8/AE
要はめいっぱい叩きたいだけにしか見えないのですよねぇ(苦笑  いや、皮肉でも批判でも悪口でもなくホントのホントに。
……このままだと環境のせいで、古参は離れ、新人は潰れる…とか本当にありえそうで危機感感じているのですよ〜。とは言ったものの僕らが打破できる問題ではないですし。
以前のチラシの裏に批判的なコメントは珍しかったのですが、ここも時の流れと風潮には逆らえないのでしょうかね。
どんな文章も受け入れる。それがチラシの裏のはず。  そこに書かれた内容を批評するなんて、チラシの裏らしくもないですよね。

これ以上は雑談になりそうなので、僕はこの辺で控えさせていただきますね。どうするかは、僕が決めることではありませんし大衆が場の雰囲気を形成するのですから、どうこうしようとも考えておりませんね。

84適当:2012/09/12(水) 23:30:28 ID:4oBeYbjc
まぁ、皆さんの言うとおりですよ。逆に指摘していただいてありがたく思っております。

私自身も書き上げた時に感傷に浸ってしまい(←ダメな例)ソルとレオの親密なところも書き足せば良かったなぁと思っています(笑)

ストーリー作るのって難しいですね。今銃器を使わずに某ゲームのステルスアクション(戦闘中心ではなくあくまで隠れる)を考えているのですが……まぁ〜かなり無理矢理の展開になってしまい、現実味が全く感じられないようになってしまいます。(爆)


勝手にトピ立てした件は、本当にすみませんでした。m(__)m
新しいポケモンの技はあまりわからないので、ファイヤーレッド・リーフグリーンまでのポケモンで何とか構成したいと思っています(笑)

後日公開するかもですが、選択式小説はさすがに断念せざるを得ないと思います。(汗)

プラチナから新しく出た作品はほとんどわからないんですよね…実は(汗)

さすがに、「じゃあポケモン図鑑買えば良いじゃないか」という意見はご控え下さいm(__)m

そこまでしてまで、小説にするくらいなら私自身は書かない方がマシだと思っておりますので……

あっ、ポケモンに対する愛情が無いわけではないですよ?ポケモンは好きです。愛らしい動物モデルタッチですし……

85名無しさん:2012/09/13(木) 00:05:05 ID:6vjFphzI
とりあえず>>83は落ち着いた方がいいと思う。
今のところ意図的にかつ本心から悪意をもって作品を叩いてる人はこの場にいないはず。
wikiの方もそうだがいちいち神経質になり過ぎだ。
そもそも他人からの反応を見たくなければこんな場所に作品を投稿する必要もないはず。
ましてや作品に対して感想や意見がつくのは自然なことでそれらに対して批判をするのはどうかと思うな。

86名無しさん:2012/09/13(木) 12:31:01 ID:laHoVAhA
私は>>81の意見に同意。
上を目指すための練習の場として書いてる人には指摘でもアドバイスでもしてやれば良いけど、垂れ流した妄想にまで難癖つけるなって思うよ。

内心、意見イラネって思ってても言ったら叩かれるしスルーしても叩かれるから仕方なく「指摘ありがとうございます」って言ってる人も中にはいるんだよ。少しは察してくれ。

87名無しさん:2012/09/13(木) 20:37:24 ID:YjdzTMI.
>>86
恐らく>>80のことについて言っているんだろうが、妄想に難癖つけてるような文は見当たらないけどな。

いくらいらないからってスルーするのはよくない。読んでくれた上に指摘してくれたんだから、ちゃんと返事をするべきでしょ。
それが嫌なら伝えなきゃ。ネットなんだからそういう感情は書き込まなきゃ読者には分からないんだし、
今まで「意見はいらない」といって叩かれた人なんていた?仮に叩かれたにしても、ちゃんと説明すればいいじゃない。
それでも分からない人はどうしようもないけどさ。
…とはいえ、思ったことをほいほい口に出すのもどうかとは思うけどね(汗)

自分は>>85の意見に同意。
チラ裏はイレギュラーともいうべき作品も投稿OKという場所であって、意見などがくるのは極普通のこと。
その点だと>>80はチラ裏の作品なのに言いすぎなところもあるけど、
>>1にもあるように「書きたいけど投下する勇気がない」作品なら、今後の作品への参考として少し厳しい多少あってもいいと思うんだ。
それで自信を持てるようになって、wikiの一作者になったりする人が出れば、この場所の評判もよくなっていいと思うんだけどな。

それに、作品的に見れば読者に分かるように書くのは基本中の基本といえることだと思う。
作者は自分の考えた作品だから当然頭の中で皆分かっている。でも読者には作者の文がなければ細かい情報は読み取れないんだから。

逆に>>81の方が過剰反応しているように見える。
>>80は別に>>79が適当に書いているなんて言ってないし、「ここがこうだったら云々」じゃなくて、
単に「分かるように書いた方がいいんじゃないか」って助言してるだけでしょ?
上に書いたように、「作者が理解していても読者には分からない」なんてことがあると、作者側にとっても気持ちよくないと思うんだ。
自分の作品をより理解してもらえた方がそりゃ嬉しいってもんでしょ。

そういう目でみりゃ、>>80の指摘って普通なんじゃないの?ということを少しだけ。

88名無しさん:2012/09/13(木) 20:41:35 ID:YjdzTMI.
言葉が抜けている部分がありました(汗)
・少し厳しい多少あっても〜→少し厳しい<意見が>多少あっても〜

89名無しさん:2012/09/14(金) 02:37:14 ID:7XAonnyg
>>86
人からなにか言われるのが嫌ならあらかじめ断りを入れておけば問題ないと思う。
そこで内心だけに留めておいたら誰にもわからないだろうし。

90適当:2012/09/14(金) 15:57:27 ID:XQSv2wqg
新作出来ました。今から投稿しますので温かい目で見守って下さい(笑)

91適当:2012/09/14(金) 16:00:32 ID:XQSv2wqg
題:こっくりさん


【こっくりさん】という遊びをご存知だろうか。【五十音】と【はい】と【いいえ】と【鳥居】が書かれた紙に10円玉を置き、最低3人以上で例の呪文を唱え霊を呼びよせる不思議な遊びである。こっくりさんは一説には、本当に狐の霊が出てくるとされているが、多くの場合は死んだ者の魂をランダムにあの世(霊界)から呼び寄せている。それ故、どんな霊魂が来るかはこっくりさんを行う者もわからない。最悪の場合は全く帰りたがらない霊が来てしまうので、当たりハズレが大きい呪い(まじない)遊びともいえるだろう。
だが、時には死んだ者の魂ではなく本当に狐の霊が来てしまうこともある。これは、その狐の霊を呼び寄せてしまったある3匹の中学生の物語である。


これは、本当にあった事なんだけどね。僕達はある日こっくりさんをやってしまい、本当に実体の狐を呼び出しちゃったんだ。こっくりさんをやったのは、僕達の学校で異常にはやっていたからなんだ。みんなも学生時代に経験してるよね?子供というのは、本当に好奇心旺盛で何でもかんでも確かめたくなっちゃうんだ。僕達が実行するきっかけになったのは、ある日の給食時間が原因だったんだ。


広々とした教室の一室にポケモン達は食事をトレーに盛り付け、机をテーブルにし椅子に座って楽しく給食を取っていた。ある場所に雄3匹雌3匹と向かいあって座り食事を取りながらお互いに会話していた。

「わたし達ね、昨日こっくりさんやったの〜!!」
「それでね、ヒノちゃんが見つからなかった物を試しに“どこにあるの?”って聞いたら、10円玉を動かして答えてくれてね。」
「言われた通りに、その場所を探したら…本当に見つかったの!!長い間ずっと探して見つからなかったのに、すごくない?」
「すごい…」
「すげぇな…」

初めに会話を切り出したのは、僕の真っ正面にいるヒノアラシのヒノちゃんだった。後々続いたのが、ヒトカゲのあかねちゃん、アチャモのあきちゃんだった。僕達は二匹して感嘆の声を上げてしまった。もう一匹は、まだ黙々と給食食べているから聞いてなかったんだと思うけど…。あっ、僕はゼニガメの太郎って言うんだ。隣に座っているのがワニノコの次郎君とミズゴロウの三郎君だよ。僕達はその話を聞いて、女の子達からやり方を聞いたんだ。あんなすごい事を言われたら誰だってやりたくなるものでしょ?それに、僕達中学生とまだまだ子供だったしね。

92適当:2012/09/14(金) 16:06:18 ID:XQSv2wqg
僕達は放課後教室に残ってこっくりさんをやる事になった。


放課後
「よし、校内には誰もいないよな?」

教室の外を確認し、教室内へと戻ってきて次郎は言った。

「うん。みんな帰ったよ。今日は部活動はみんな休みだし、テスト期間だしね。」
「というか、テスト期間に残ってるのってマズくないか?見つかったら何言われるかたまったもんじゃねぇぜ?」
「いいんだよ。こっくりさんに明日のテストの答えでも教えて貰えりゃ、儲けモン何だからな。」
「というか、次郎君ってそれが目的でこっくりさんやろうとしたの?」
「う…、それを言うなよ。」

太郎に図星を見事につかれた次郎は少しばかりたじろぐ。

「まぁ、いいじゃねぇか太郎。俺達も説得するんだし…」
「そうだね。」
「んじゃ、ちゃっちゃと終わらせちゃおうぜ。先公がくる前に。」
「先公っ…てお前それいつの時代だよ?今を生きろバカ。」
「うっせーな。漫画で覚えたに決まってんだろうが。タコ」
「あ〜、あ〜二人ともケンカはよして。先生きちゃったらもうやるチャンスないよ?」
「それも、そうだな。」

次郎と三郎が言い合いお互いの雰囲気が悪くなり始めた瞬間に、太郎は二匹の仲裁に入った。二匹はやむを得ずに承諾する。三匹時計を見て、急いで生徒達の机を前方の席を1つだけを残し机をすべて後方へ寄せる。その後、すぐに専用の紙を取り出し机の上へと置いた。机の上に置いた用紙の鳥居のマークに10円玉を置き例の呪文を三匹は一斉に唱え始める。

『こっくりさんこっくりさん、どうぞいらして下さい。いらっしゃいましたら、【はい】へお進み下さい』
“おい…”

三匹は例の呪文を唱えたが、10円玉は微動だにしなかった。その代わり何やらどこからか奇妙な声が聞こえてきた。

「ん?ねぇ、今何か聞こえなかった?」
「はぁ?何言ってんだお前。聞こえるわけねぇだろ。真面目にやれ。」

太郎は奇妙な声に耳を疑い二匹に訊ねるが、次郎は即座に否定した。太郎は少し首を傾げながらも、二匹に続き呪文を唱える。

『こっくりさんこっくりさん、どうぞいらして下さい。いらっしゃいましたら【はい】へお進み下さい。』
“おい!!”

再度唱えるが、一回目と変わらず10円玉は動かない。しかし、どこからか聞こえる奇妙な声は次第に大きさを増していく。

93適当:2012/09/14(金) 16:13:07 ID:XQSv2wqg
「ほら!!ねぇ、今の聞いた?誰かいるよ、絶対いるって!!」
「だ〜から、お前何言ってんだよ?そんなヤツいるわけねぇだろ?」
「先生も職員室だしな…」

太郎は奇妙な声が大きくなっていることに気づき、二匹に注意を呼びかけるが、二匹は怪訝そうな表情で“何を言ってるかわからない”とばかしに首を傾げている。太郎は二匹の態度に“自分はどこかおかしいんだな”と心の中で納得させ再び例の呪文を二匹に加わって唱える。

『こっくりさん、こっくりさん。どうぞいらして下さい。いらっしゃいましたら【はい】へお進み下…」
「おい!!」
『うわぁ!!』
“あっ…10円玉から指離しちゃった…”

三匹は後方から聞こえる怒鳴り声に思わず腰を抜かす。腰を抜かした為か、三匹とも10円玉から指が離れてしまった。それと同時に声の主は、怒りの表情を苦痛の表情に変え頭を抱えて苦しみだす。

「ぐわぁぁぁ!!頭が割れるように痛い…貴様ら10円玉から指を離しおったな!!早く指を置けぇー!!」
「バ、バカ!!早く10円玉に指を戻せ!!」

三郎は三匹が10円玉から指を離していることに気が付き、元の位置に指を戻すように素早く催促した。二匹は指摘され、慌てて同様に指を元の位置へ戻した。途端に、苦しんでいた声の主からは苦痛の叫びと苦痛の表情が消え、胸をなでおろしため息をついている。

「まったく、貴様ら10円玉から指を離すとは…私にケンカをうってるのか!?こっくりさんでは、10円玉をいかなる時でも、絶対に離すなと教えられなかったのかたわけが!!」

声の主は、10円玉を離してしまった三匹を見て、怒鳴り睨みつける。太郎はひるみながらも、相手の身の上を訊ねる。

「あの…すみませんが、どちら様でしょうか?」
「私か?私はこっくりだが?」
『ええー!!』

太郎が訊ねた質問の答えが、よっぽど予想外だったのか三匹は一斉に教室中に声を鳴り響かせる。奇妙な声の主の正体は、白い巫女服を身にまとい、りんとした表情と突き刺すような鋭い声を持った一匹のキュウコンであった。こっくりと名乗るキュウコンは、三匹の反応に顔をしかめ話し始める。

94適当:2012/09/14(金) 16:21:31 ID:XQSv2wqg
「まったく、返事しているのに振り向かないわ、10円玉から手を離すわ…おまけに、私の存在も知らないだと?バカにするのもいい加減にしろよ。」
「え…いや、だって本当に狐が出てくると思ってなかったもので…」
「思ってなかった!?はぁ…」

三匹に説教し始めるこっくりさんに三郎は正体が気がつかなかった理由を話すが、こっくりさんは深くため息をつき眉をつり上げる。

「こっくりさんが、狐だと言う説は“一番”有力なんだがな。そもそも遊びに名前に狐という漢字が含まれておるだろうが!!」
「こっくりさんに狐の漢字ですか!?どの辺に書いてあるんですか!?」
「自分で調べろ。私に頼るんじゃない。常識だぞ?恥ずかしくないのか!?」
「えー、マジですか、それはすいませんした。」
「お前言葉遣いがおかしいぞ?マジって何だ?“すみません”だろ!!」

次郎はこっくりさんに理由を言っても、常識だと言われあっさり却下された。そればかりか、自分自身の言葉遣いのあやまちのせいでこっくりさんに5分程説教されるのであった。
ちなみにこっくりとは漢字で“狐狗狸”と書く。もちろん国語辞典では全く見つからず、広辞苑ぐらいからしか出てこないような言葉である。どこが常識なんだと本人に問いつめたいところだが、何をされるかわからないのでやめておこうと思う。
こっくりさんは説教が終わるとしばらく三匹をじっと睨みつけている。太郎は10円玉に指を置きながら、この場から立ち去るように要求する。

「あの…こっくりさん、次郎君の件とか僕達が無知すぎるのはすみませんでした。謝りますから、もう帰って頂けませんか?」
「帰る?ほ〜う、お前いい度胸してるな。連日のこっくりさんに散々働かされ、ようやく休みがとれて、お昼から夕方まで気持ちよ〜く寝るつもりだった私を叩き起こし、迷惑をかけたあげくに、私をただ怒らして帰すと言うのか?お前一度私の怒りの鬼火でもくらってみるか?それとも呪い殺してやろうか?」
「えー、お言葉ですが、水タイプの僕にはあまりやめた方が…」
「お前何を勘違いしておる?地上の似たような生き物と一緒にしてないか?私の鬼火は完全にゴーストだ。魂を吸い取る技だぞ?燃やす技ではないわ。たわけが。」
「え…そうだったん…そうだったのですか…それはすみません。」
「うむ。わかればよろしい。」

95適当:2012/09/14(金) 16:27:17 ID:XQSv2wqg
未知の情報を突きつけられて困惑する太郎へ全く配慮せず、こっくりさんは“当然だ”と言わんばかりに態度を崩さない。太郎は、次郎が言葉遣いに注意を受けたので慣れないながらも、なんとか訂正し返事を返した。こっくりさんはさらに話を続ける。

「さて…どうしてくれようか。こんなに私に迷惑をかけたんだからな。」
「すみません…どうすれば、帰っていただけますか?」

ため息をつき、怒りの表情を少し和らげたこっくりさんは三匹に冷ややかな視線を送りながら言い放つ。太郎は上目遣いでこっくりさんへ訊ねた。こっくりさんは考える間もなく即答する。

「そうだな…私にご奉仕して貰おうか。」
「ご…ご奉仕…ですか?」
「そうだ、お前達三匹が全力を尽くして私を満足させるんだ。要求は私から出す。」
「え…?ちょっと待って下さい。」
「なんだお前?私にこんな口が聞けると思っているのか?呪い殺されたいか?」
「いえいえ滅相もないです!!なんでも言いつけて下さいまし。」

“今、次郎君の話し方がおかしかったけど気のせいかな?”
太郎は、次郎がこっくりさんの脅しに対し必死に首を振り、従う意志を見せる言葉を聞いて少し首を傾げる。

「よし。私を満足させれば、今日のあやまちは見逃してやろう。特別だぞ?本来はすぐさま鬼火で魂を吸い取るか、呪殺するかのどっちなんだが。お前達はまだ子供だ。さすがの私もこんな年もいかない地上の者は殺せん。」
『はい、ありがとうございます!!』
「うむ。お前達の良い所は素直さがある所だな。」

“あれ?今何か笑ったような…いやいや!!笑ってない!!僕の目がおかしいんだ!!
予想外の優しさを見せるこっくりさんに三匹は同時に感謝の意を伝えた。太郎は笑っているように見えたこっくりさんを否定し、心の中で首を振った。
太郎ばかりに聞いてもらうのも申し分ないと思い、三郎は率先してこっくりさんの要求を訊ねる。

96適当:2012/09/14(金) 16:32:42 ID:XQSv2wqg
「まずは、何をすればいいですか?」
「そうだな。私がそこへ寝そべるから、マッサージをしてもらおうか。」
「マッサージですか?どこを中心にやればよろしいですか?」
「それは寝てから私がお前達に指示する。来い。」

こっくりさんは指を鳴らし机の上の紙と10円玉を消した。三匹はそれを見て驚いて目を丸くしていたが、こっくりさんがその様子も察さずに“早く来い”と催促する。三匹はこっくりさんの言われるがままに、こっくりさんが元いた位置より、更に後方へ移動すると三匹もそれについて行く。こっくりさんは歩を止めるとその場で寝そべり三匹に続々と指示を出していく。

「お前は肩、お前は腰、最後のお前は…ふくらはぎを揉め」

私(作者)ばかり語っていては、冒頭で太郎君が言っているように体験談ではなくなってしまう為、ここからは彼にまかせることにする。


僕は肩、次郎君は腰、三郎君はふくらはぎという位置になった。僕達は、こっくりさんの指示を受けてひたすらもみほぐした、よっぽど疲れがたまっていたのかな。こっくりさんの肩はすごい硬くて、あんなすらっとした体型の持ち主とは言えないものだった。僕達が一生懸命揉みほぐしていると、こっくりさんが“あ〜気持ちいい”とか“ふぅ〜疲れがとれるわぁ”とか独り言で僕達に感想をぶつけてくる。僕達は特に返さず心の中で“そうですか”というようにしか思ってなかった。だって、自ら進んでやったわけじゃないしね。でも、“これっていつ終わるのかな…そろそろ手が疲れて来たんだけど…”僕がそう思った矢先に次郎君は口を開いたんだ。

「あのう、こっくりさん。そろそろ手を休ませてくれませんか。長時間揉みっぱなしの俺達は限界が…」
「ふ〜ん、あっそうか。じゃあ、止めるがいい。ただし、止めたらそこでお前達は私に殺されるがな。」
「す…すみませんでした!!」
「わかったらちゃんとやれ。」

97適当:2012/09/14(金) 16:38:42 ID:XQSv2wqg
僕達三匹共こっくりさんの言葉を聞いて顔が青冷めた。気持ちよさそうに目を閉じながら脅してくるんだから…。でもなぜか声は最初に怒らした時よりは、穏やかにだった。気持ちいい時間を少しでも味わっていたかったかもしれない。それにしても、あの怒ってたこっくりさんが、あんなに表情変えるんだからよっぽど気持ちいいのかな?僕は“部活で疲れてるでしょ?”と試しに姉にもまれたことあるけど、ただくすぐったいだけだったな。大人にならないとこっくりさんが感じている様な、気持ち良さって味わえないのかな。僕がずっとそんなこと考えながらやっていると、僕達にこっくりさんは話し出した。

「よし、もういいぞ。すっかり疲れが取れた。」
「は…はぁ、お気に召して何よりです。」
「あのう、満足して頂けたようですし、帰って頂けたら嬉しいなぁ…なんて…」
三郎君がこっくりさんに帰って下さいと言った時に、こっくりさんの耳がピクピク動き始めた。こっくりさんは穏やかな表情を一気に元の怒った顔に戻し、こんな風に返したんだ。

「帰る?私はまだ満足したとは一言も言っておらぬが?」
「え…」

“まだ何かやらせるの!?正直マッサージ以外に気持ちよくなる方法なんてもう無いし……。え?まさか僕達の顔を一発ずつ殴らせろとか!?冗談じゃない!!”僕がこの言葉に対して悪い方向に考えている間に、こっくりさんは次の要望を口にした。

「次は、性感マッサージをやってもらおうか」
「は?何…何ですかそれ?」
「そうか、知らないのか。まぁ簡単に言うとだな…」

こっくりさんは性感マッサージが何であるかを僕達に語りながら服を脱ぎだした。“普通みず知らずの子供の前で服なんて脱ぐ!?あなたの方が常識が無いんじゃないの!?”僕達は慌てて目を瞑ったり、後ろを向いたりしてこっくりさんの方から目線を背けた。

「どうした?はやく正面を向かんか」

僕達はゆっくりとこっくりさんの裸に目をやった僕達はみんな顔を赤くしていた。“あたり前のことだけど、女の子の裸(からだ)なんて見たことないからね!?ましてや大人の女性なんて…”と考えながらも僕はチラチラと、こっくりさんに気づかれない様に全体を見た。こっくりさんの胸は結構大きく、僕を驚かせるには充分だった。“女の子って成長したらあぁなるんだ…どうゆう仕組みであんなに胸が大きくなるのかな?服を着ている姉の胸元を見たことあるけど、あんなに膨らんでいない。

98適当:2012/09/14(金) 16:44:50 ID:XQSv2wqg
いや、別に僕はそんなに体見てないからわかんないんだけど…”僕がまたこんなことを考えていると、こっくりさんは指示を出した。

「お前は胸、お前は股、お前は…私の口だ。」

次のこっくりさんの指示は僕が口で、三郎君が胸、そして次郎君は…なんとこっくりさんのおしっこをする所だった。僕は唖然とした。時々“こっくりさん頭おかしいんじゃないの!?そこが何する所かわかっているのかな…。”と思っていた時に、次郎君もさすがに嫌そうな顔してこっくりさんに訊ねた。

「こっくりさん、あの…ここっておしっこ出す所ですよね?」
「ああ、そうだ」
「いくらなんでもそこは……」
「ああそうか、ならば私はもう帰るとしよう。この悪行をしっかりと脳裏に焼き付けて、帰ってすぐに呪殺の儀式でも始めるとしようか。お前達にはとっても“残酷な死”を与えてやる。そうだな…両親の意識をのっとって殺してもらうか。」
「ああ〜!!すみませんでした!!生意気言ってすみませんでした!!」
「ふっ、やはりまだ死にたくないだろう?だったらやれ。」

嫌がる次郎君をこっくりさんは当たり前のように脅してきた。“なんでこんな女性(雌)がこっくりさんなんてやっているんだろう…殺人鬼の間違いじゃないの?しかも、なんか呪い殺すから呪殺ってまで略してきてるし…。こっくりさんが次郎君を脅す時はなんか笑っていた気がする。”僕達はそれぞれ指示通りの場所につき、次郎君と三郎君から始めさせた。次郎君は“ここを舐めろ”と言われていたから、こっくりさんのおしっこ出す所に近づくたびに、嫌そうな顔をして泣きそうになっていた。よっぽどおしっこ臭かったのかな。次郎君は、そんなになりながらも舌をゆっくりとこっくりさんの…につけて舐め始めた。三郎君は相変わらず一生懸命やっていた。思えばこれって三郎君だけが当たりじゃない?僕は二匹がやっている様子をじっと見ていると、こっくりさんから指示がかかる。

「お前、来い。」
「は…はい。」
「ふふふ、喜べ。お前は私から初めての接吻をもらえるのだ。私は、軽くそんなことをするような女ではないぞ。」
「あの…接吻って何ですか?」
「お前達の世界でいう“キス”という物だ。」
「キ…キス!?」
「口と言ったらこれぐらいしかやることがないだろ?そんなこともわからないのか、たわけが。ほら来い。」
「ちょ…まっ…うっぷぅ!!」

99適当:2012/09/14(金) 16:50:35 ID:XQSv2wqg
僕は突然のこっくりさんの要求に対して、抵抗しようとするも、こっくりさんが両前足で僕を掴んで、僕の口を自分の口へと無理矢理近づけた。こっくりさんはなぜか僕の口の中に舌を入れて来た。本当は嫌だったけど、断ったらまた“呪い殺す”とか言い出しかねないから、僕はこっくりさんの舌を受け入れた。“こっくりさんは舌を僕の舌に絡ませて来たんだけど…これってキスなの!?キスってお互いの唇同士を軽く触れさせるやつじゃないの!?”僕がキスとは何であるか懸命に考えている間に、こっくりさんは口を話した。離した時よだれがこっくりさんの首にポトリと落ちた。その後こっくりさんは何かわからないけど、表情を次第に苦しそうにして叫び声を上げた始めた。“苦しいんだったら止めればいいのに…”僕がそんな事を思っていると、次郎君の方から何やら不思議な透明の水が噴き出した。勢いがついていたこともあって次郎君の顔にべっとりとそれがついた。次郎君は突然飛んで来た液体に目を瞑り、こっくりさんに訊ねた。

「うわ!!こっくりさん…これって…」
「心配する…な。決し…て汚いものじゃ…ない。簡単に言えば、私の愛の印だ。受け取っておけ。」

次郎君が謎の液体について質問すると、こっくりさんは息を切らしながらとんでもないことを言った。“愛の印!?どう考えても違うよね!?おしっこする所から出たんだから、汚い以外何でもないでしょ!?しかも叫びながら愛の印出すって…苦汁の間違いなんじゃないの!?”僕と次郎君はこっくりさんの訳がわからない発言に目を丸くしていたけど、こっくりさんは遠慮こちらの事なんか遠慮せずに、再度次郎君に指示を出した。

「ん…なんかまだ出そうなんだ。もうちょっと舐めてくれぬか?」
「は…はぁわかりました…」

次郎君はもう慣れたのか、それともあきらめたのか、こっくりさんの指示通りに再びこっくりさんの…に近づけ舌で撫で始めた。それと同時にこっくりさんが何やら言葉を発しているかどうかもわからないような叫び声を上げ、色がついた液体が勢いよく飛び出した。あたり前だけど、顔を近づけてる次郎君は避けようがないんだよね…。次郎君はまた目を瞑り、嫌そうな顔をしてこっくりさんに訊ねた。

100適当:2012/09/14(金) 16:55:49 ID:XQSv2wqg
「うわぁ!!これってまさか…ひっくび…ど…い゛でずよごっぐりざん。」
「はっはっは!!何か出るとは思っていたが案の定だな。ああ…気持ちいい。放尿による快感がここまですばらしいものとは…。」

次郎君は大きな目に大粒の涙を浮かべて泣いていた。次郎君って他のポケモンに簡単に涙を見せる男の子じゃないんだ。だからさすがに、“これはかわいそうだなぁ”と深く同情した。笑ったこっくりさんを少し睨みつけてやった。“何が可笑しいの!?”と思いながら。でもすぐにこっくりさんが僕の方を向いたので、元の表情に戻した。こっくりさんは僕に指示を出した。

「興奮してくるな。私だけ気持ちよくなるのは、申し分ないものだ。おい、お前。陰茎を出せ。」
「陰茎って何ですか?」
「“おちんちん”のことだ。」
「お…ってそれはいくらなんでも!!」
「はやく持って来いほら!!」
「うわぁ!!ちょ…まっ…」

するとこっくりさんは、おもむろに僕の制服を脱がし僕のモノを口に含む。僕のモノは次第に固くなり脈を打っていた。それに、さっきまで嫌だったこっくりさんのご奉仕が、そうでもないように思えてきた。“僕って変態なのかな…?”僕はこっくりさんの舌で、モノの先を撫でられながらもそんな事を考えてたけど、だんだん気持ち良くなってきて、僕の呼吸は激しくなり、頭では何も考えられなくなった。

「こっくりさん…な…んか出ま…す。口をどけて下さい。」
「ん?ほうか。だひてもいいぞ。」
「え…ちょ…うわぁ!!もう限界だぁー!!」

僕のモノから出た何やらわけのわからないものは、こっくりさんの口の中に勢い良く発射された。こっくりさんは嫌な顔せずに、それを舌ですくい飲んでいた。僕にはそれが全く理解できずにおもむろにこっくりさんに訊いてみた。

「あのぅ…嫌じゃないんですか?おしっこする所から出た物だから…きっと汚いですよそれ。」
「ん?そうか?汚いはないと思うぞ?それに何やら心地良い味がした。こんな味は霊界に存在しないな。」

“心地いい!?それってまさかここから出た液体が、“おいしい”とかでも言うの!?僕も舐めてみようかな……はっ!!バカバカ何で舐めようとしているんだ僕は!!おいしいわけないじゃないかこんな物!!”こっくりさんは意味不明な感想を言った後、次に次郎君を呼び寄せた。


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