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カオスロワ避難所スレ2

998Giant Step:2015/07/09(木) 18:36:24 ID:tME.iHsw0


「響子、早く契約を!」
「待って、まずはその契約で起こりうることを全て話して頂戴……でなきゃその契約とやらは出来ないわね」
(ガード固い!?)
「何か話せない理由があるの?」
「そんなことより、響子手伝って!!」
「ほら、だから早く契約を!」

 ベノスネーカーが吐く毒液を空は二人を抱えながら避ける。
 陸上と対空だが、流石の空も守りながら戦うのは鳴れていない。

 その時である。
 バイクの走ってくる音が周囲に響く。
 皇帝が呼んだジェットスライガーがやっと来たのだ。
 しかし、ジェットスライガーには先客が二人も乗っていた。

「弦十郎さん、いきなりどうしたの!!」
「わかんねぇッ! 急にコントロールが効かなくなったッ!」
「ええーっ!?」
「だが、なんかヤバい所にツッコミそうだッ!
 友紀ッ! 少し運転を頼むッッ!」
「あたし、リリーフカーしか運転したことないよ!!」
「それで十分だッ!」

 次の瞬間、『弦十郎』と呼ばれた男はジェットスライガーから飛び降りた。

「オラァッ!!」
「!?」
「!?」
「!?」

 拳。
 たった一発の拳でベノスネーカーをぶっ飛ばした。
 その光景はあまりにも衝撃的だった。
 光太郎や皇帝、矢車さんが変身するライダーたちと大差ないインパクトであった。
 こんなことができるのも彼が……


「お前たち、大丈夫か?」


 OTONAだからであるッ!


【ベノスネーカー@仮面ライダー龍騎 死亡確認】

 ◆ ◇




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