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唯「みんなで1レス投下をしようよ!」

1名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 01:41:53 ID:.wOMTq8M0
和「ここは基本的に1レスで書かれた、とても短いSSを投稿するスレッドよ」
和「じゃあ、私生徒会行くね」

和「え?これだけじゃダメなの?」
和「『スレの内容を説明する>>1にならない』?わかったわ、唯たちがそういうなら……」

・ 誰でも好きにお題を書き込んでいいんだよ!
 (もちろん、ツッコミや感想なんてもらえたらすごく嬉しいよね!!)

・ 書く人は、お題を好きに拾って書いてもOKだぞ!!
 (どれだけ前のネタでも大丈夫だからな!)

・ 数レスに渡って書くのはもちろん、短編スレが立つまでは短編でもどんとこいです!
 (同じネタを連続して書いても平気なのね♪)

・ 出されているお題に関係なく、書きたい人が思いついたことを書いても平気なんだな……
 (気軽に投下してもらえるのが一番だもんな……)

・ もし、誰かが出したお題を拾ったときは、拾ったお題を安価で示してくれると嬉しいです!
 (その方が検索をかけたりと、まとめやすいと思います)

和「これでいいかしら? どうしたの、みんな唖然とした顔して」
和「そうね、付け加えるとするならば、次スレは>>980くらいから、
  重複回避のために宣言してから立ててくれると生徒会としても助かるわ」

和「あとは、細かなルールに縛られずともみんなが楽しく過ごすことが出来るのが理想ね」
和「桜高の校歌にあるように、『友垣が集う校庭(にわ)』にできたら嬉しいわ」

和「それじゃあ、私生徒会行くね」


唯「……和ちゃんがわたし達のモノマネした……」
澪「真顔で……しかも、みんなでスレの>>1を決めた時の発言と一言一句同じだったな」
梓「でも、これだとスレの内容わかりづらくないですか?」
律「まあ、細かいことをごちゃごちゃ言うより、楽しくやれるのが一番だ!!」
紬「そうね、じゃあそろそろ……」
梓「開始ですか!」

律「その前に、ムギのケーキをたーべるっ!!」
唯「わーい!!」

梓「まともにスレ立てしてくださーい!!」

2名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 02:10:30 ID:Io3E9ZeI0
なにこれ楽しそうだね

3名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 02:22:24 ID:JqqU8vmIO
キャラ崩壊とかはここでやってもいいのかな?
やるなら注意書き必要?

4名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 03:43:33 ID:Z7QwvIykO
唯「3時のおやつの時間だね!」

梓「今、夜中の3時ですけどね」

澪「夜のオヤツと言えばウナギパイ?」

律「カッコいいよな」

梓「いや、全然カッコよくはないですけどね」

唯「じゃああずにゃんがカッコイイお菓子はなんなの?」

梓「ところで紬とウナギって似てますよね」

唯「あずにゃんが私の話を聞いてくれない」

紬「梓ちゃん、ウナギパイとツムギセンパイを間違えて食べるつもりね」

紬「ドンと来いよ」

澪「そんな事言ってホントに梓がムギのパイパイを食べに来たらどうするんだ」

律「梓は無邪気だけど善悪の区別がつかない長所があるからな」

澪「それは長所じゃない」

唯「ローションだよ」

澪「ローションでもないんだよ!?」

梓「じゃあ私は一体なんなんですか…!?」

澪「お前ローションじゃなかったことが不服なのか」

唯「では、あずにゃんがうなぎパイということで」


梓「めでたしめでたし」

澪「お前がめでたいと思うなら、もう何も言わないよ」

澪「ウギ、ツナギパイ出してくれ」

紬「うぎぎ…」


おわり

5名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 04:42:13 ID:JqqU8vmIO
唯「今日から私は不良デビューすることにしたよ!」フンス

律「へぇー、そうか、応援してるよ」

澪「かっこいいな」

紬「凄いわ唯ちゃん」

梓「ぶっwww」

唯「あずにゃん、何がおかしいの!?」

梓「だって唯先輩がwwwwwwふ、不良wwwwwww」ゲラゲラ

澪「お、おい梓……」

唯「……おい、あず公……」

梓「え?」

バキッ!
梓「ぎにゃっ!」ゴロゴロ

律澪紬「え……?」

ガシッ!

唯「てめえ笑うことねえだろうが、あ゛あ゛!?」

梓「ひっ!」ビクッ

唯「ほら、笑ってしまってごめんなさいは?」

梓「わ、笑ってしまって……ご、ごめんなさい……」ジワッ

唯「わかればいいんだよ、次からは気を付けな」

梓「は、はい……」グス

唯「さあみんな、お茶にしよう!」

律澪紬「……」

唯「みんな?」

律澪紬(こんな唯(ちゃん)は嫌だ……)



これはアウト?

6名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 10:13:33 ID:ksz5QVJA0
澪「じゃあ、練習するで!」

唯「え〜?もうちょっとお茶しようや〜?」

澪「何言ってんねん。この夏休みも終わったら文化祭やろ。それやったら練習しなあかんやろ!」

梓「そうですよ!唯先輩!」

紬「唯ちゃん暑いけどやろうや」

唯「暑くてだるいー…」

律「じゃあ、クーラーつけようや。私も暑いわ」

梓「唯先輩ってクーラー苦手じゃないんですか」

律「あッ!そうか、忘れてたわ」

唯「うー…」

紬「唯ちゃん!終わったらアイス買いに行こうやっ!だから練習頑張ろう!」

唯「わかった!私それやったらやるわ!」

澪「(相変わらず食べ物には釣られるんか…)」

7名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 13:16:20 ID:bFWXPVdg0
律「ゆい」

唯「え、なにりっちゃん」

律「お前、トイレ掃除してこいよー」

唯「え・・・なんで?やだよ」

律「いや、トイレ掃除になんでもくそもあるかよ。あと拒否権とかないから」

唯「え・・・で、でもどうしていきなりトイレ掃除だなんて・・・」

律「いや、ほら、それはそれだ・・・ナニがナニであれがあれってやつだ」

唯「全然意味わかんないんだけど・・・」

律「いいからトイレ掃除してこいってばぁあああ!!!」

唯「えぇええええ・・・そ、そんなの理不尽きわまりないよぉ」

律「うっせーうっせー唯のばーかばーかばーか言うこときけよぉ〜〜」

唯「んもー、今日のりっちゃんわけわかんないよぉ〜〜」

壁|ω・`)ジー

壁|ω・`) 澪(りつ・・・私にそういうからみはしてこないのか・・・!!!)

8名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 14:06:23 ID:fejkdHQY0
唯「」ジャカジャカ

憂「」ポーッ

唯「」ジャーン!

憂「お姉ちゃん!」パチパチ

唯「憂」スッ

憂「」ジャカジャカ

憂「」ジャン!

唯「ういー」パチパチ

憂「お姉ちゃん・・・」テレテレ

9名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/23(金) 16:44:06 ID:ksz5QVJA0
さわ子「よーい…ドンっ!」パーン

律「よしっ!決まった!」

紬「(りっちゃん速いっ!)」

和「さぁ、始まりました。桜が丘女子高等学校軽音楽部100m三年生の部決勝」

和「田井中選手のロケットスタートが決まった!続いて琴吹選手、秋山選手。かなり遅れて平沢選手」

澪「今度も勝つ…!」

紬「私も負けないっ!」

唯「みんな…はぁはぁ…速いよ…」

憂「お姉ちゃんっ!頑張って!」

憂「ゴールすればお菓子もあるよーっ!」

唯「え…?お菓子?」ゴゴゴゴゴ

唯「うおおおおおっ!」

和「50mを過ぎた!ここから秋山選手が例の追い込みを見せるか!おおっと!ここで平沢選手が伸びてきた!」

澪「なっ…!」

紬「えぇっ!?」

和「二人を抜き去った!さぁ、先頭を走る田井中選手に追いつくかっ!」

律「絶対負けねーっ!」

唯「」ドドドドドド

律「何ィッ!」

和「残り20m!追いついた!並んだっ!抜かした!速いっ!強いっ!平沢選手1着ゴール!」

唯「やったー!!」

憂「やったね!お姉ちゃん!」

梓「1位平沢唯、2位田井中律、3位秋山澪、4位琴吹紬」

紬「唯ちゃん、おめでとう」

澪「どこからそんなパワーが…」

律「ちくしょー!また負けたっ!」

梓「本当にお菓子が好きなんですね」

10名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 00:36:33 ID:U4Bmwk3M0
 律の口から漏れた溜息を咎めるように、唯が言う。
「あーっ、またりっちゃん溜息吐いた。今日のりっちゃん、本当に溜息多いよ。
私と二人っきりなの、そんなに嫌かなぁ」
「あーいや、ちょっと考え事があるだけでさ。
唯と一緒に居るのが嫌な訳無いだろ。大体、誘ったの私だし」
 実際に律は、唯と一緒に居る事が嫌では無かった。
寧ろ誘いに嬉々として応じてくれた唯に、感謝さえしていた。
今日を一人で過ごしてしまうと、鬱屈とした思いに一日が潰されそうだった。
「分かってるよ、りっちゃん。本当は、私と一緒に居るのが嫌じゃないって。
澪ちゃんの事でしょ?
澪ちゃんがムギちゃんと二人っきりで遊んでるから、溜息吐いてるんでしょ?」
 見透かしたように言う唯に対し、律は咄嗟に否定を返した。
「ちげーって。別の件だよ、進路とかバンドとか。
大体、澪にしたって、ムギと二人っきりで遊ぶように言ったの私だぜ?
その私が何で、その事で溜息吐かなきゃなんねーんだよ」
 紬と二人っきりで遊んだ日の夜、澪から律に電話が掛かってきた。
そこで律は散々に責められた。
自分も紬と遊びたかったのに、どうして誘わなかったのか、と。
 実際には紬を遊びに誘う前の段階で、澪を誘っていた。
ところが澪が勉強を理由に断ってきたので、紬を誘ったという経緯がある。
それ故、律にしてみれば、澪の文句は理不尽極まりなかった。
加えて、自分の誘いは断ったのに、紬とは遊びたいという澪の態度も気に障っていた。
結果、怒りを抑えられなかった律は、半ば自棄になって言ったのだった。
「なら、お前もムギと二人っきりで遊べいい」と。
今となっては、後悔していた。
澪と和が仲良くなった時と同様、嫉妬と寂しさに嬲られているのだから。
「へー、りっちゃんが嗾けたんだ。初耳。
それでも、溜息の理由が嫉妬かそれに近い感情だって事は、何となく分かるよ。
りっちゃん、どうせ澪ちゃんの事が好きだもんね」
 唯の口調は決めつけるようだった。
「そんなんじゃねーっての。大体、お前はどうなんだよ。
梓の事、好きなんだろ?私と二人っきりで遊んでて、誤解されたらヤバイんじゃね?」
 律はこれ以上内心を晒される事が怖くて、話題を唯へとシフトさせた。
「好きだよ。憂も好きだよ。ムギちゃんも、和ちゃんも、さわちゃんも、姫ちゃんも。
でもね、りっちゃんに対するのとは、違う思いだから。
だから、誤解とかは問題にならないし、好きだって簡単に言える」
 唯の表情は何処か寂しそうなものへと転じられていた。
「ど、どーいう意味だよ……」
 急に変わった話の風向きに、律は戸惑った。
「これ以上は言いたくないよ。だって、どうせ断られるって分かってるから。
分かっちゃったから。でもね……」
 唯は顔を伏せて、言葉を続けた。
「今日、りっちゃんに誘ってもらえて、嬉しかったんだ。
澪ちゃんとムギちゃんが遊ぶって知った時も、嬉しかった。
だって、今日は澪ちゃんを挟まずに、りっちゃんと二人っきりって事だから。
でも、それなのにりっちゃんは……」
 唯の声が掠れてきていた。
それが涙を堪えているように映って、律は堪らず呼びかけた。
「唯……」
 だが、それ以上の言葉が出てこなかった。
対する唯は、掠れる声で激情を言葉にしてゆく。
「それなのにりっちゃんは、溜息吐いてばっかり。
改めて見せつけられたよ、りっちゃんが誰を好きなのか。
そして、気付かされたよ。私を呼んだのは、澪ちゃんが居ない寂しさ紛らす為に過ぎないって。
私、その事に気づく直前まで、勘違いして舞い上がってた。まるでピエロだね」
 唯は泣いていた。涙を堪えきれなかったのだろう。
「唯……」
 律は再び呼びかけた。だが、やはり言葉は出てこなかった。

11名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 00:37:30 ID:U4Bmwk3M0
「りっちゃん、きっとね。澪ちゃんも、嫉妬してたんだと思う。
りっちゃんがムギちゃんと二人っきりで遊んだから。
ムギちゃんと遊びたかったワケじゃないと思うよ。きっと、今のりっちゃんと同じ気持ち。
今は澪ちゃん、りっちゃんの所に来たくてしょうがない気持ちになってるよ。
だって澪ちゃんにとっては、ムギちゃんと遊ぶ事に意味は無いから。
それに、気が気じゃないと思うな。どうせ、澪ちゃんに教えたんでしょ?
私と二人っきりで遊ぶって」
 唯の言う通りだった。
律は唯との約束を取り付けた段階で、澪にメールを送っていた。
それは矮小な対抗心の発露だった。
故に言明して認める事を恥じ入って、首肯に留めた。
「やっぱりね。
そこでね、私、りっちゃんの為に今からムギちゃん誘うね。
ムギちゃんと二人で遊びたいって。
そうすれば、澪ちゃんはムギちゃんと別れる口実を得られる。
りっちゃんと澪ちゃん、にこにこして二人っきりで過ごせるね。
自分を犠牲にして、笑顔を齎す。ピエロの私にはお似合いの役回りでしょ?」
 唯は携帯電話を取り出した。
自傷めいた行為に走る唯を、律は止めなかった。
澪と二人っきりで過ごしたかったから。
澪と自分以外の人間を、二人っきりにさせたくなかったから。
 それが唯を傷つける事だとは、律とて分かっている。
唯の真意にさえ気づいている。
それでも、魅力的な申し出には抗えなかった。
自分を卑怯者だと胸中で痛罵しつつも、遂に止める事は無かった。
 紬を誘い終えた唯は、立ち上がって律に背を向けた。
「りっちゃん、止めてくれなかったね。賭けだったのに」
 表情までは窺えないが、声は寂しそうだった。
「ごめんな、唯」
「もし止めてくれれば、私、りっちゃんと一緒に居られた。
りっちゃんが澪ちゃんと一緒に居る事よりも、
私と一緒に居る事を選んでくれるって事だった。
でもりっちゃんは、私を痛めつけてまで、澪ちゃんと一緒に居たいんだね」
 唯は敢えて自分を傷つける行為に出る事で、律が澪を選ぶハードルを上げた。
その上で、唯は律に迫ったのだった。
自分と一緒に居るか、澪と一緒に居るか、と。
それは自分が選ばれる確率を上げるが、選ばれなかった時の苦痛はより大きくなる。
恋敵に資する行為を、無益に取った事になるのだから。
「ごめん」
「謝らなくていいよ、りっちゃん。その代わり、もう一つだけ賭けさせて?
私今から帰るけど……もし、もしだよ?
1パーセントでいい、僅かでいいから私にまだチャンスがあるなら、追いかけてきて?
その時点で澪ちゃんと別れて、私と付き合うって事まで意味しないよ。
私にまだりっちゃんを想わせてくれる、それだけでいいから」
 唯はそう言うと、ドアを開けて廊下に出ようとした。
律は先程言わなくていいと言われた言葉で、唯を引き留めた。
「ごめんな、唯」
 そして振り返った唯に向けて、携帯電話を差し出しながら言う。
「忘れ物だぞ……ごめんな」
 それは唯が座っていた場所から、拾い上げたものだった。
「りっちゃんの馬鹿」
 唯はそれだけ言うと、携帯電話を手に取って再び背を翻した。
そして今度こそ、ドアを開いて部屋から出て行った。
律は止めもせず、追いかけもしなかった。
追いかける理由は、つい今しがた自分で消している。
「ごめんな、唯」
 溜息に代わって多く出るようになった言葉を、律は呟いた。
その時、律の携帯電話がメールの着信を知らせた。
確認すると、発信者は澪だった。
紬との用事が終わったので、今から二人で遊ぼうという内容だった。
「最っ低だ、私」
 胸中に広がる歓喜を殺すように、律は己を痛罵した。
唯を悲しませたばかりなのに、喜びを感じたくは無かった。
それでも澪の誘いに対して、了承をメールで返信していた。
「ごめんな、唯」
 謝らなくていい、という声も、馬鹿という声も、返ってこなかった。

<FIN>

12名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 01:16:39 ID:kSzxtBuwO
焼肉屋!

ジュージュー

梓「あ、そっちのお肉焼けてるよ」

純「お、ほんとだ」ヒョイ

純「スミーレあーん」

菫「あ、あーん///」パクッ

純「おいしい?」

菫「はい、おいしいです///」モグモグ

純「やったー」

憂「あ、そっちも焼けてるよ」

純「ほんとだ、よーし、じゃあ今度は奥田さんに」ヒョイ

純「はい奥田さん、あーん」

直「」プイ

純「あれ、どうしたの?」

直「恥ずかしいので嫌です」

純「えー恥ずかしくなんかないよ。はい、あーん」

直「やめてください」

純「」シュン

直「……鈴木先輩?」

純「……奥田さんはそんなに私にあーんされるのが嫌なんだね」

直「え? 決してそういうわけでは」

純「ごめんね、嫌な思いさせちゃって……」

直「鈴木先輩……」

直「あ、あーん」

純「え?」

直「」パクッ

純「奥田さん!」

直「」モグモグ

純「奥田さん、えへへ、ありがとう///」

直「///」モグモグ

梓「ちょっと! そっちこげてるよ!」

純「あっ、やば!」
憂「こっちもこげてる!」

純「わああああ!」





おわり

13名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 01:38:38 ID:kSzxtBuwO
唯「ああ! もうギターなんかやってらんね、やめやめ」

律「どうしたんだよ」

唯「どうしたもこうしたもねえべ? こっちは死ぬ気で練習してんのに、なんでちょっといじっただけの妹の方が私より上手いんだよ? おかしいだろが、なあ?」

律「バカヤロー!」
バチーン!

唯「っ……ってえな、何しやがる!?」

律「お前が死ぬ気で練習しただと……笑わせんじゃねえよ!!」

律「お前、本気で今まで死ぬ気で練習してきたと思ってるのか?」

唯「あたりめえだろうが!

律「あたりまえだと? お前、今まで自分から練習しようって気持ちになったことあったか?」

唯「……」

律「まともに練習もしないで何が死ぬ気だ? ふざけたこといってんじゃねえよ!!!」

唯「ああ……あ……」

律「お前はまだ本気なんて出しちゃいねえ、お前の本気はこれからだ!」

唯「りっちゃん……」

律「さあ! 明日にむけて今日もお茶するぞ!」

唯「おい!」

14名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 01:40:12 ID:kSzxtBuwO
なんかところどころにミスあるな

15名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 09:36:18 ID:tnZ9JadwO

憂「梓ちゃん、にゃあって言ってみてよ?」
梓「え、いきなり何?」

憂「だって、お姉ちゃんがあずにゃんは部室ではにゃあにゃあうるさいって言ってたのに、わたしたちの前では言わないから…」

梓「唯先輩……」

憂「え?」

梓「え?」

憂「なんでお姉ちゃんの名前をいきなり言ったの?」

梓「いや、流れ的に」

憂「そっか」

憂「あずにゃん」

梓「え?」

憂「流れ的にだよ」

梓「そっか」

憂「にゃあって言って」

梓「いやだ」

憂「うぅ…」



〜次の日〜

憂「―それでお姉ちゃんがねアイスアイス言ってたんだにゃあ」

梓「え?」

純「ああ、唯先輩らしいね…にゃあ」

梓「ちょっと待ってよ」

純「どした?」

梓「なんで変なしゃべかりかたしてるわけ」

憂「にゃあ?」

梓「それだよっ」

憂「なんだか梓ちゃんの口癖が移っちゃったみたい」

純「そうそう、口癖って移るから困るよねー。昨日なんか親の前でおちんちんびろーんにゃあ、って言ったらドン引きされたもん」

梓「わ、わたしそんなしゃべり方してにゃいもん……あ」

憂純「」ニヤニヤ

梓「ちくしょうちくしょう」

16名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 09:40:32 ID:vDZLMdkU0
>>15
かわいいにゃあ

17名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 11:09:59 ID:oOJPLicY0

梓「文化祭で怪人二十面相の役をやることになりました」

唯「へぇー」

梓「というわけで変装の練習をしました」ドロンッ


http://iup.2ch-library.com/i/i0428357-1316829829.jpg

唯「おぉー!ムギちゃんだ!そっくりだ!」

梓「それっ」ドロンッ

http://iup.2ch-library.com/i/i0428361-1316829856.jpg

唯「今度は澪ちゃん!」

梓「はいっ」ドロンッ

http://iup.2ch-library.com/i/i0428360-1316829829.jpg

唯「あずにゃんすごーい!!」

梓「最後は唯先輩に変装しますね」

唯「おぉー!」ワクワク

梓「どうぞっ」ドロンッ

http://iup.2ch-library.com/i/i0428359-1316829829.jpg

唯「おいちょっとカメラ止めろ」バキッ

梓「ギャー!」

18名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 11:11:25 ID:oOJPLicY0

ダカダカダン!

律「おいらはドラマー♪やんちゃなドラマー♪」

ダカダカダンダン!!

律「おいらのドラムは、嵐を呼ぶぜ♪」

ダカダカダンダンダン!!!





澪「雨降ってきたぞ」

律「えっ」

19名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 17:55:38 ID:hOFSCVMY0
誰もお題を出さない……お題出すなら今のうち……!
お題 「読書」

20名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 18:01:33 ID:oOJPLicY0
最近の読者は優しいな
さっき安価スレをほうり投げたがちゃんと乙と言ってくれた
心が温まるね

21名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 18:02:29 ID:oOJPLicY0
雑談スレにレスしようとしたんだ
つまり誤爆だ

22名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 18:42:11 ID:yb28UYQ20
>>19

唯「みんなって本とか読んだりする?」

律「私はマンガしか読まないなー」

梓「私も雑誌以外はあまり読みません」

唯「澪ちゃんとムギちゃんは?」

紬「私は最近昔話を読んだりしてるの。桃太郎とかとっても面白かった!」

澪「私は小説も読んだりするかな」

律「あー澪のは甘々だろうからわかったよ」

澪「最後まで聞いてくれたっていいだろ…」

紬「唯ちゃんはどうなの?」

唯「私もマンガかなぁ…」

梓「唯先輩らしいです」

唯「雑誌とかも読んだりするよっ!」


たいしたオチないな。ごめん

23名無し議論中/自治スレで希望受付中:2011/09/24(土) 22:24:44 ID:IcKPdck2O
>>19
澪「秋と言えば読書の秋だ」

澪「みんな、この秋に読む本はもう決めたな?」

律「決めてねーよ」

唯「秋だからって、うかつに本を読む人ばかりだと思ったら大間違いだよー!」

紬「確かに秋と言えば読書の秋、という短絡的な思考は許せないわ」

澪「じゃあなんの秋だったらいいんだよ」

梓「毒書の秋」

律「ほう」

紬「読書の秋とはどう違うのかしら」

梓「こ、この本には男の人の裸がいっぱい出てきます!」

澪「うほぉ」

紬「あ、抱きあって…」

梓「こ、この本の後半は体イクの秋です!」
澪「お、おい律、見れ、見ろ、す、すごいぞ」ハァハァ

澪「り、律っ、りつううううぅぅッ」ビクンビクン

律「何故アタシの名前を叫んだんだ」

梓「絶頂の秋ですね」

律「なんでも秋ってつけりゃいいモンじゃないよ?」

梓「なんでも秋ってつければイイんですよ」

紬「梓ちゃんを蹴る秋」ゲシッ

梓「やめろ!!」

唯「あっ、ムギちゃんに対してイケナイ口の聞き方をするあずにゃん秋」

紬「梓ちゃんに熱湯を浴びせる秋」ビシャッ

梓「ギャアアアアアアアアアアアア秋」

律「読書はどこにいったんだ秋山澪」

澪「知るか」

24いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 02:04:25 ID:g2jO9I/AO
憂「」チャリン

純「憂は毎日お賽銭してるの?」

憂「」ガラガラ

梓「みたいだよ」

純「なんでまた?」

憂「お姉ちゃんの受験のときに毎日通ってたんだけど、なんとなく習慣になっちゃったんだあ」

純「一回十円だから月300円かあ」

梓「そんな考えしてるとバチあたるよ」

純「余計なお世話だ」

梓「憂は何をお願いしてるの?」

憂「わたしたち軽音部が楽しく過ごせますようにって」

梓「そっかー。わたしもやろうかな」

純「じゃあわたしも」

梓「さっきまで懐疑的だったくせに」

純「こういうのはいいとこどりだよ」

梓純「」チャリン

純「……あ」

憂「どうしたの?」

純「500円落とした」

梓「あーあ、だから言ったのに」

純「こうなったら500円分おねがいしてやれ」ガラガラ

梓「反省してない…」

憂「あはは…」

純「」ガランガラン

25いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 02:12:14 ID:q4jQPipI0
>>24
会話が脳内で再生されてほのぼのとした

26いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 03:03:01 ID:S.H75R/2O
唯「みんなー死体ごっこしようー!」

律「死体ごっこ? なんだそれ?」

唯「簡単に言うと死体になりきる遊びだよ」

澪「どんな遊びだ……」

紬「わぁー楽しそう。私やりたいです!」

唯「お、ムギちゃんやりたいの? よし、じゃあ私が手本見せるね!」ゴロン

唯「……」

律「……」

澪「……」

紬「……」

シーン・・・・・・

唯「……」

律「……」

澪「……」

紬「……」

シーン・・・・・・

律「……ほら、もう手本はいいから、そろそろ起きろ唯」

唯「……」

律「おい、唯」ユサユサ

唯「……」

律「……駄目だこりゃ」

紬「凄いわ、本当に死んでるみたい……」

唯「……」

唯「……」Zzz〜

律「って寝てんのかい!」

澪「……ほんとに唯は、しょうがないからこのまま寝かしとう」

律「そうだな、まったく……」

紬「うふふ♪」ヌギヌギ

紬「」パサッ

紬「おやすみ唯ちゃん」

唯「……ん……いい匂い……えへへ……」

唯「……」Zzz〜

27いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 09:21:57 ID:Lp5LeE7w0
>>23
ワロタ

28いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 14:25:47 ID:C6T7P9ug0
>>23 梓「ギャアアアアアアアアアアアア秋」

笑ったwww秋www

29いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 14:45:45 ID:g2jO9I/AO
憂「あーずにゃん」

梓「え?」

憂「あずにゃんあずにゃんあずにゃん」

梓「憂、落ち着きなよ。どしたの?」

憂「えへへ、実はお姉ちゃんから梓ちゃんをあずにゃんって呼べる券をもらったんだー」

梓「だからってそう何回も呼ばなくてもいいのに」

憂「だって何枚ももらったから」ジャン

梓「わあっ、百枚はある…」

憂「しかも一枚で十回分でまだまだ持ってるんだよー」

梓「ふうん」

憂「あずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃん」

梓「こわいよ」

憂「せっかくだから全部使わないとお姉ちゃんに悪いし……」

梓「わたしも手伝うよ」

憂「ありがとっ」

梓「あずにゃんあにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃん」

憂「あずにゃんあずにゃんあずにゃんにゃんあずにゃんあずにゃん」


〜教室〜

梓「おはよー」ガララ

純「あ、おはようあずにゃん」

梓「へ?」

クラスメイト「お、あずにゃんじゃん」

梓「……」

憂「わたし1人じゃ到底使いきれないからみんなにも配ったんだー」

梓「そっか」

みんな「あずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずにゃんあずあずにゃん」
〜〜〜〜

梓「ていう夢をみたんだけど」

純「欲求不満だね」

30いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 14:46:35 ID:/vZgJuK60
雑談スレは憂純の流れですか。乗っかろうっと。


律「あ、佐々木さーん」
純「違いま」
憂「違いますっ。佐々木じゃありません、鈴木ですっ」
律「あ、いや、ごめん。てゆーか、知ってる」
憂「知ってて間違えたのなら、なお酷いと思います。
  純ちゃんが可哀想だとは考えないんですか?」
律「あ、いや……ごめん」
憂「何回間違えれば」
純「ちょっ、止めなって、憂」
憂「純ちゃん……」
純「ごめんなさい、律先輩。ちょっと憂には私の方から言っときますんで」
律「いやいや、私が悪いんだし。じゃ」
純「どうしちゃったの?憂。あんなの、いつも通りのやり取りじゃん。
  ただのふざけ合いだよ」
憂「ごめんね。何回も純ちゃんの名字間違えてたから、つい。
  純ちゃんに失礼な口聞く人って、どうにも許せなくって」
純「憂も律先輩に失礼だったよ。私は大丈夫だから、ね」
憂「純ちゃん……礼儀正しいんだね。そういう所も大好き。えへへ」
純「憂///」



純「澪先輩かっこいいよねー」
憂「むー。純ちゃん、澪さんの事がそんなに好きなの?」
純「憧れだよ。名前で呼んでほしいな」
憂「ふーん、じゃあ純ちゃん、澪さんのお嫁さんになっちゃえば?
  名前で呼んでもらえるでしょ」ぷりぷり
純「あー、是非ともなりたいねー。……って、憂怒ってない?」
憂「別に」つーん
律「あ、さ……じゃなかった、鈴木さーん」
純「そんな改まらって言い直さなくていいですよ。
  今まで通りで」
律「名字間違えると、また憂ちゃんに怒られちゃうし。
  あれ?間違えてないのに怒ってる?」
憂「怒ってません。あ、それと、また名字間違えてますよ」
律「あれ?鈴木で合ってるよな、名字」
憂「いえ、純ちゃんの名字は鈴木でも平沢でもなく、秋山だそうです」ぷりぷり
純「ちょっ、憂……」
律(なるほどねー。鈴木さんには失礼な事言ってきたし、まぁフォローしとくか。
  ……澪を狙うライバルは減らしたいし)
律「いや、鈴木で合ってるなー。だって私、憂ちゃんの事呼んだんだけど?」
憂「えっ?」
律「確か名字鈴木になるんだよね?」
憂「あ……そっちでもいいかな。えへへ。私がお嫁さんかー」
律「じゃ、喧嘩せず仲良くな」
純「はぁ」
憂「えへへ、純ちゃん、ごめんね。
  私、憧憬と恋情別けて考えるの苦手だったから。
  あ、澪さんに憧れるのは構わないけど、ちゃんと私の所に帰ってきてね」にこにこ
純(何か憂、いきなり機嫌直ってるし。
  ま、いっか。笑ってる憂の方が、好みだし)
純「うんっ」

<FIN>

そのうち憂純の短編書くかも。

31いえーい!名無しだよん!:2011/09/25(日) 15:29:23 ID:S.H75R/2O
>>29
かずにゃんかと思ったwww

32いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 03:38:39 ID:wXevKiCoO
梓「ムギ先輩は海外旅行にしょっちゅう行っててイヤな感じですが、みなさんは行ってみたい国はありますか?」

唯「私、ハワイー!」

律「アタシ、ヨーロッパー!」

澪「ムギはイヤな感じなんかじゃないよ」

紬「むぎゅう…」

唯「あずにゃんはなんでも妬むからねぇ」

律「ケツみたいな名前のくせに恐ろしい後輩だぜ」

梓「ケツみたいな名前ってなんですか」

澪「アスにゃん」

梓「!!」

澪「おっと、私が言い出したんじゃないからな?」

梓「くそっ、澪先輩こそタオパイパイみたいな名前のくせに!!」

澪「えっ」

唯「似てるかなぁ」

律「ビミョーだな」

澪「まぁ桃白白さんはカッコいいからいいよ」

唯「前向きだね」

梓「それで行ってみたい国はどこですか」

唯「まだその話、続けるんだー」

律「アタシはヨーロッパだって言ってンじゃねぇか、このラリパッパにゃんが!」

梓「私はいつでも話題の中心でありたいんです!」

唯「あっ、ムギちゃんどうしたの?」

ムギ「うぅ…」グス

澪「梓にイヤなヤツ呼ばわりされたショックから立ち直れないらしい」

唯「かわいそうなムギちゃん」

律「よしよし」

唯「私たちはムギちゃんが大好きだよ〜」

ムギ「ほ、本当?」


律「もちろんさ!」

唯「だからお金ちょうだい!」

紬「みんな、ありがとう…!」チャリン

澪「やった、500円も!」

唯「これでハワイに行けるね!」

紬「ほほほ」

梓「私の家もお金持ちだったら、みんなに優しくしてもらえるのかなぁ」

33いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 20:20:19 ID:1QnnBdRc0
>>8
これ好きだわ

34いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 20:21:56 ID:1QnnBdRc0
せっかくだしお題出させてもらおう
明日歯医者に行くのが怖いので

お題 「歯」

35いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 21:13:38 ID:gn2Rb3HI0
>>34

唯「ムギちゃんのケーキ美味しい〜」

律「食べすぎたら太るぞー」

梓「虫歯できるんじゃないんですか?」

澪「虫歯…」ガクガク

紬「澪ちゃん大丈夫?」

澪「だ、大丈夫大丈夫!」

律「!!」ピコーン

律「虫歯って痛いよなっ!ズキズキしてさ!」

澪「ひっ…!」

律「ドリルでキュイイインッ!!て鳴ってさっ!すっげー痛いよな!!」

澪「ひいいぃっ!!」

パンッ!

律「あたっ!」

コロン

唯梓紬「あっ」

澪「歯が…」

律「歯がとへた…」


ごめんりっちゃん

36いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 21:23:24 ID:oW/LJk5QO
>>34
小学生唯「…うーん」

小学生憂「あ、おねえちゃん庭でなにしてるんだろ?」

唯「……どうしよう」

憂「おねえちゃん」

唯「……いやあーでも…」

憂「おねえちゃんっ」

唯「わわっ!」

憂「なにしてるのー?」

唯「えへへ、じつは歯がぬけたから屋根の上になげようとおもったんだー」

憂「おめでとー」

唯「でもね……」

憂「どうしたの?」

唯「もし屋根の上にのらなかったらなげたら下に落ちてくるよね」

憂「うん」

唯「学校から帰ってきたら歯がおちてるんだよっ」

憂「うん」

唯「それってへびいだよね」

憂「そ、そうかなあ」

唯「そうだよ!まちがって自分の歯をふんだりしたらもう歯がはえてこなくなっちゃうよっ」

憂「そんなことないよー」

唯「むーなんでういはわかんないかなあ」
憂「あ、でも…おねえちゃんのぬけた歯って上の歯じゃなかった?」

唯「そうだよ?」

憂「上の歯は縁の下になげるんだよ」

唯「え、ほんと?」

憂「うん」

唯「よかったー。じゃあ落ちてきた自分の歯を踏む心配はないんだねっ」

憂「そうだよー」

唯「ああっ!」

憂「どしたの?」

唯「歯がどっかいっちゃった」

憂「まわりにおとしたんじゃない?」

唯「あ……踏んでた」

憂「……へ、へびぃだね」

37いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 21:47:04 ID:gn2Rb3HI0
澪「律のロボットを作ってみたぞ!」

澪「スイッチオン!」ポチッ

ギギギ…

リツ「ミ、ミオ」

澪「やった!成功だ!」

リツ「ナニサワイデンダヨ、ミオ」

澪「お前を作ったのは私だ。感謝しろよ」

リツ「ウィーン」

澪「あっ!こら、勝手に動き回るな!」

ガシャーン!

澪「あーあー…派手に転んで…」

澪「大丈夫か?」

リツ「ダイジョブ……ジャナイ……」

澪「これで壊れたりしたら…あっ!オイル漏れが!」

リツ「ハヤクナオセヨ」

澪「勝手に動き回るからだろ…」

リツ「ウィーンウィーン」ポカポカ

澪「痛い痛い!叩くな!今から直すからさ」

澪「ったく…ロボットになっても律は律か…」トホホ

リツ「ハラヘッタゾー」

38いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 21:48:21 ID:wXevKiCoO
梓「コロコロ」

純「あっ。梓、アメ舐めてるの?」

梓「唯先輩の歯だよ」コロコロ

純「へぇ」

梓「ふふ〜ん」コロコロ


純「そんな事してたら就職できなくなるよ」

39いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 21:53:55 ID:oW/LJk5QO
>>38
ワロタwww

40いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 21:57:46 ID:2TI5eOPo0
くそっ…こんなので

41いえーい!名無しだよん!:2011/09/26(月) 23:30:30 ID:Rn.96UEE0
>>38
これマジヒットwwwwww

42いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 03:24:25 ID:bg0mldrs0
夜、澪がベッドに寝転びながら本を読んでいる。

澪「……」

澪「…………」

澪「………………」

澪「フフッ……」

澪「…………フフフッ」

澪「……ハハッ……アハハハ」

澪「………………」

ふと、ページをめくる手を止め、顔をあげる。
物憂げな顔。

澪「………………ふぅ」

澪「……独りで読書」

澪「……独書の秋、か」

43いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 03:25:31 ID:bg0mldrs0
律「いや、あたしもいるだろ」

澪「いたのか律」

律「いたのかって、ここあたしの部屋じゃん」

澪「……独書の秋、か」

律「おおいっ!何あさっての方向見て遠い目してんだよ!」

澪「なんだ、いたのか律」

律「だ・か・ら!いるに決まってるだろ!!」

律「だいたい、今お前が寝てるのはどこだよ?!」

澪、きょろきょろと自分が寝ている場所を確認する。

澪「私のベッ――」

律「わたしのベッドだ」

澪「おお!」

律「何、『今気づいた!』みたいな顔してるんだよ……」

澪「本当だ、律の匂いがする」

律「枕に顔うずめるなっ!!///」

澪「……律くさい」

律「『律くさい』ってどんな匂いだ!!それに、ちゃんと朝起きた時にファブってるし!!」

澪「……いい匂いだぞ?」

律「どっちが?!ファブリーズ?それとも――」

澪「もちろん、り――」

律「いや、言わんでいい。言わなくていいから!」

律「……ったく、どうしたんだよ。
  平日のこんな遅くにやってくるわ、来た途端、人のベッドに寝転んで黙々と本読みだすわ……」

44いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 03:26:17 ID:bg0mldrs0
澪「まずかったか?」

律「まずくはないけどさ……わたしだって、ずっと漫画読んでたし。
  ……なにかあったのか?」

澪「いや、何も」

律「ないのかよ?!」

澪「そうだな、しいて言えば秋の夜は長いからかな」

律「なんだそりゃ」

澪「あのさ」

律「ん?」

澪「本を読んで、ふと顔を上げたときにさ」

律「うん」

澪「律がいると嬉しい」

律「っ!?///な、何言ってるんだよ!?」

澪「律がいると嬉しい」

律「繰り返すなっ!!////」

澪「……律」

律「……なんだよ」

澪「今夜は月がきれいだな」

律「今夜は新月だ」

澪「そうだったな」

律「…………泊まっていくか?」

澪「うん」

45いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 03:27:06 ID:bg0mldrs0
しまった、安価忘れてた。
>>19のお題をもらいました。

46いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 03:32:29 ID:aFr67eAc0
>>35
最後ワロタ。律らしくて良いオチ
>>36
平沢姉妹の噛み合ってるのか合ってないのかわからない会話のテンポが心地良いね
そういえば小さいころ俺も抜けた歯を投げたりしてたな・・・
>>38
純の指摘が唐突過ぎてwww

ありがとう勇気出して歯医者行ってくる。お題「歯」はいつでも利用してください

47いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 19:05:19 ID:cCrl2B8sO
安価『歯』
唯「パクッ……ケーキおいひぃ〜」
梓「……」
唯「ん?あずにゃんどったの?……あ、もしかして私の食べたかった?んもぉ〜、なら言ってくれればいいのにぃ〜。はい、あーん」
梓「あーん……パクッ……モグモグ……あ、美味しい……じゃなくって!あの、唯先輩!」
唯「あれ?そうじゃなかったの?」
梓「違います。えっと……唯先輩、あの……イーってしてもらえますか?」
唯「えっと……イー……こんな感じ?」
梓「……ありがとうございます」
律「なぁ、それってなんか意味があるのか?」
梓「ええ、ちょっと……。あの、澪先輩とムギ先輩も……お願いします」
澪「あ、ああ。イー……」
紬「りょうかーい。えっと、イー!」
梓「ありがとうございます……ハァ……やっぱりそうなんだ……」律「何がやっぱりなんだ?」
梓「あの……ですね、昨日ネットに『ボーカルは歯並びが良い」みたいな事が書いてあったんです。それで……」
律「成る程。確かに澪の歯並びはかなり良いよな」
梓「唯先輩も、ムギ先輩もです……」
唯「じゃぁ……あずにゃんとりっちゃんは……」
紬「ねぇ、二人ともイー」
律「い、イー」
梓「……イー……」
澪「律は……まぁ、悪くはないな」
梓「……」
唯「あずにゃん……」
梓「だ、大丈夫です!私は一流のギタリストを目指していますから!」
紬「でも……来年は梓ちゃんがボーカルとギターをするのよ?」
梓「あ……」
澪「も、問題は無いんじゃないか?ほら、徳〇英明だって歯並び悪かったし」
律「そ、そうだよな。槙原〇之もそうだったしな!」
梓「……」
唯「あずにゃん!特訓しよう!!」
梓「……ふぇっ!?」
唯「特訓すれば大丈夫!私もさわちゃんの猛特訓でこうやって歌えるようになったんだし!」
梓「で、でも……」
唯「ほら!善は急げだよ!!というわけで……あずにゃんお持ち帰りぃぃぃぃーーー!!!!りっちゃん澪ちゃんムギちゃんごめんねぇぇぇぇーーーー!!!!」
梓「にゃぁぁぁぁーーーーー!!!!」
律「……行っちまった」
澪「な、なぁ律」
律「ん?」
澪「わ、私が相手するからさ、律も……特訓しようか」
律「……へっ!?」
澪「ムギ、ごめんな。……お、おもちかえりぃぃぃぃーーーー!!!!」
律「ちょちょちょ!みおしゃぁぁぁぁーーーーーーん!!!!!」
紬「……行っちゃった……じゃぁ私は……どうしようかなぁ」
和「唯、終わったわよ……ってあら?ムギだけ?」
紬「あ、和ちゃん……あのね、カクカクシカジカ」
和「はぁ……唯も澪もなにやってるのよ……」
紬「……」
和「どうしたの、ムギ」
紬「ねぇ、和ちゃん……イーってやってみて」
和「……?えっと……イー」
紬「歯並びは……まぁまぁね」
和「ム、ムギ?」
紬「和ちゃん……おもちかえりぃぃぃぃ!!!」
和「ちょっとちょっとムギィィィィィーーーーー!!!!!」

あれ・・・どうしてこうなった・・・?
ついでにお題『夕焼け』

48いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 19:24:56 ID:hRu0Cz8Q0
>>47
お題「夕焼け」

澪「ロボットが海水浴なんて変な話だよな」

リツ「アノユウヤケニムカッテハシルゾーッ!」ウィーン

澪「あっ!こらっ!」

澪「ったく…あんなに嬉しそうに。ロボットのくせに感情なんかあるんだな」

リツ「イクゾーッ!」ウィーンウィーン

澪「お、おいっ!海水に浸かったら駄目だっ!錆るぞ!」

リツ「ウルセー、ミオ」ゴボゴボ

澪「溺れるぞっ!」

リツ「マッテロヨ!ユウヤケーッ!」ゴボゴボ

澪「止まってくれ!リツ!!」

リツ「ゴボゴボ」ウィーン

澪「あれ?止まらないぞ。あいつ防水型だったのか」

49いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 20:33:34 ID:YqOAtZkEO
唯「ういー大変大変っ」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「ほらっ知らないとこにあざができてたんだよっ」

憂「どこどこ……ほんとだあ」

唯「もしやっこれがたたりっ!? 神さま、すいません、もう1日に三本もアイス食べたりしませんからあー」

憂「大丈夫だよーお姉ちゃん、きっと寝てる間にどこかにぶつけたんだよ」

唯「ほんとっ!?じゃあアイスを食べてもいいんだねっ」

憂「うん」ハイッつアイス

唯「よしっ今日はあざをつけないように1日中起きてるよー」ウマー

憂「あはは」

憂(とか言って、お姉ちゃんすぐに寝ちゃうんだろうなー)ニコニコ

唯「今、無理だと思ったでしょっ」

憂「ソ、ソンナコトナイヨー」


〜深夜〜

唯「とは言っても、暇だなー」ゴロゴロ

唯「あずにゃんにメールしよ」ポチポチ

唯「………」

唯「返ってこないかー」

唯「……電気消しちゃおっと」プツン

唯「……あー眠い…」ゴロンゴロン

唯「ごろごろー……わっ!」

ドシンッ

唯「……いてて…もう寝よ……」


〜朝〜

唯「ういー大変大変っ」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「またあざできた」

50いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 20:38:00 ID:H8.V.A.Q0
>>47 「夕焼け」

唯「わあ、きれいな夕焼けだねえ」

和「そうね、ほんとに綺麗」

唯「ゆぅ〜♪」

和「?」

唯「〜やけ、こやけで、陽が暮れて〜♪」

和「うふふ」

唯「や〜まのお寺の 鐘が鳴るぅ〜♪」

唯「おぉ手々つないで♪……」チラッ スッ

和「え?」

唯「おぉ手々、つ、な、い、で♪」ブンブン

和「ああ……はいはい」

 ぎゅっ

和「皆帰ろー♪」

唯「えへっ、カラスといっーしょに♪」

唯和「帰りましょ〜♪」

51いえーい!名無しだよん!:2011/09/27(火) 21:18:18 ID:v.xEQw52O
澪「今日は夕焼けに関して話しあおう!」

梓「い、いいですけど…」

唯「正直、夕焼けに対してそんなに話すことも無いよ…」

律「せいぜい赤いとかカラシナスビとかその程度のモンだよな」

梓「そ、そんな事もないですけど」

紬「というよりカラシナスビって一体…」

律「ムギ、知らないのか?まぁあんまりお金持ちが食べるモンでもないしなー」

唯「そうじゃなくて、夕焼けとカラシナスビの関係が分かんないんだよね、ムギちゃん?」

紬「ごめんね、唯ちゃんが何言ってるか分からないわ」

唯「ええっ」

梓「ここでまさかの裏切り」

澪「まったくおかしなヤツだなあ、唯は」

唯「く、くそー!!」

律「ミ、ミオ」

澪「そして何故お前は突然ロボットになったんだ」

紬「テクノロジーよ、澪ちゃん!!」

澪「ごめんな、ムギが何言ってるか分からないよ」

紬「じゃあどちらが何言ってるか分からないか勝負よ!!」

梓「お前が優勝でいいですよ」

唯「や、やったー!!」

澪「ランランラ〜www♪ランランラ〜wwww♪」

律「それより夕焼けに関する話しあいはどうなったんだ」

澪「赤い」

律「そうか…」

52いえーい!名無しだよん!:2011/09/28(水) 17:10:05 ID:CAjrj4lg0
憂「〜お姉ちゃんがね」

純「で、兄ちゃんがさー」

梓「いいなぁ……」

憂「えっ?」

梓「私も兄弟欲しかったなあ……」

純「あ、なんかごめん」

梓「うらやましい」

純「ちょっと、憂」

憂「えっと……あっそうだ、いい考えがあるよ」

梓「いい考え?」

憂「純ちゃんのお兄さんと梓ちゃんが結婚したら、純ちゃんが妹になって…」

純「あぁ?そのジョーク笑えないよ」ギロリ

憂「あ……だめかな」

純「それならさ、梓と唯先輩が結婚させて憂は妹になってやればいいじゃん」

憂「……ありえないよね」ギリギリ


梓(この二人なんか怖い……)


憂「じゃあ私とお姉ちゃんが結婚して梓ちゃんを養女にするよ」

梓「えーっ?」

純「なにそれ?それならあたしがあっくんと結婚して梓を養女にするから」

憂「いや私がお姉ちゃんと」

純「あたしが、あたしがあっくんと」


梓「ダメだこいつら……」

53いえーい!名無しだよん!:2011/09/28(水) 17:20:34 ID:mxu7jBRE0
>>52
ニヤリとしてしまった

54いえーい!名無しだよん!:2011/09/28(水) 21:15:48 ID:.FWfIdRsO

梓「純そろそろ貸してたCD返してよ」

純「ああ、それならうちの猫のフリスビーにしたよ」

梓「あずにゃん2号の?」

純「うん」

梓「ふうん、猫ってフリスビーするんだ」
純「まあ、うちの猫はすごいからさ」

梓「そっかあ」

梓「なんか大切なことを忘れたような気がするな」

純「こうして僕らは大人になるんだ」

梓「CD返せ」グイッ

純「わあっ」

梓「もしかしてなくした…とか」

純「まあね」

梓「税抜き2200円」

純「いや、でも広義的にとらえればなくしてないかも」

梓「えーと?」

純「部屋のどこかにあるかな」

梓「じゃあ今から純の家に取りにいくよ」
純「わおっ、ずいぶん大胆だね」

梓「うっさい」


〜純の部屋〜

梓「うわっきたな…」

純「いやあ掃除しようとは思ってるんだけど……これは探すの大変そうだね」

梓「なんで他人事なのよ」

純「まあまあ音楽でもかけるから落ち着きなよ」

ピッ ジャジャーン

純「お茶でも飲む?」

梓「探そっか」

純「やっぱり、そうなりますよね」

〜〜〜

純「見つかんないねー」

梓「ここにはないんじゃないの」

純「それはないと思うけど」

梓「ちょっと休もう」

純「だね」

タリラタリラタタタターン

梓「そいえば、この曲なかなかいいね」

純「でしょー」

梓純「あ……」

純「これじゃん」

梓「うん」

純「こうして僕らは大人になるんだ」

梓「そっか」

純「うん」

55いえーい!名無しだよん!:2011/09/29(木) 02:03:55 ID:3AexOPZc0
>>54
純と梓らしくて好きだわこれ

56いえーい!名無しだよん!:2011/09/29(木) 05:17:59 ID:ck.3ZgxkO
>>47 「夕焼け」
かすめる程度だけど

唯「くまのこみていたかくれんぼー」

和「おしりを出した子いっとうしょー」

唯「ってなんで?」

和「さぁ、誰も知らないでしょ」

唯「でも歌えるね」

和「なんでかしらね」

唯「急におしり出されたら困るよね普通」

和「……」ソワソワ

唯「和ちゃん?」

和「たまにはあんたも困らされなさいよ」

唯「困ってるもう困ってるから未遂にしといて」

和「まったく」

♪ユウヤケコヤケデー

唯「あ、もう5時の放送鳴ったから帰らないと」

和「こういう放送も何でか懐かしくなるわ」

唯「よいしょっと、えいっ」デングリッ

和「……」

唯「じゃあね和ちゃん、ばいばいっ」

和「あ、うん」

唯「また明日ねー…」タタッ

和「あんな笑顔で……唯は人を困らせる一等賞ね、まったく」

57いえーい!名無しだよん!:2011/09/29(木) 05:49:46 ID:cUj39BLE0
>>56

いーいーなー いーいーなー
唯和っていーいーなー

58いえーい!名無しだよん!:2011/09/29(木) 21:52:38 ID:bEKBr.rY0
〜♪〜〜♪

紬「あら、この曲って……あ……」

紬「う〜」

紬「きゃー、私のバカバカ」バタバタ

――音楽、それは時として忘れていた恥ずかしい場面を想い出させる。


〜♪〜〜♪

和「「あら、この曲……」

和「うふふ」

和「あの本もう一度読んでみようかしら、どこへ仕舞ったっけ」

――音楽、それは時としてかつて愛読した小説の一場面を想い出させる。


〜♪〜〜♪

澪「「あれ?この曲……」

律「懐かしいな、ほら映画の主題歌、初めて二人で遊びに行った時見たやつのさ」

澪「そうか、あれからずいぶん経つんだな……なあ律」

律「ん?」

澪「あの時貸したお金返せ」

律「ええっ」

澪「絶対返すからって言ったろっ」

――音楽、それは時として大切な人と約束を想い出させる。


〜♪〜〜♪

唯「「……憂」

憂「なあに?お姉ちゃん」

唯「今夜はカレーがいいな」

憂「うん、じゃあカレーにするね」

唯「やったー」

――まあ中にはこういう人もいる。

59いえーい!名無しだよん!:2011/09/29(木) 21:55:50 ID:ZgkvjQ6w0
>>58
こういうのいいな……最後の一言が実にいい
ちょっとまねして書いてみたくなるw

60いえーい!名無しだよん!:2011/10/03(月) 22:23:20 ID:yK8/E7cQ0

澪「もし、昭和のころに私たちが紅白歌合戦に出ていたら」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

唯「私達も念願の紅白歌合戦初出場です!」

澪「『ふわふわ時間』にしようか。『私の恋はホッチキス』にするか」

律「待て!ホッチキスは商標だからNHKではご法度だぞ」

唯「じゃあ『ふでペン 〜ボールペン〜』は?」

紬「唯ちゃん、筆ペンも商標登録されてるわ」

梓「じゃあ歌えないんですか?」

紬「ええと、“真っ赤なポルシェ”を“真っ赤な車”にしたみたいにすれば……」

唯「じゃあホッチキスを別の単語に……」

紬「でも『私の恋はステープラー』とかはイヤよね……」

梓「筆ペン、ってそもそも言い換えできるんでしょうか?」

律「お菓子の名前とかも調べないとな……『ふわふわ時間』のマシュマロって平気か?」

澪「ひぇぇ……商標が怖くて作詞できない……」





澪「う〜ん…う〜ん……勝手に商品名使ってごめんなさい……」





澪「うわぁぁぁぁ!!!」

  ガバッ!

澪「……」

  チュンチュン……
 
澪「……夢か」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


教室にて

澪「……という恐ろしい夢を見たんだ」

紬「ホッチキスの商標は大昔に失効しているから大丈夫よ」

唯「あ、そうなの?」

澪「じゃあ筆ペンは?」

律「つーかNHKは最近そういうの全然うるさくないだろ」

唯「安心して紅白に出られるね!」

律「大きく出たなぁ。まあ夢はでっかく武道館だしな!」

紬「ふふ、じゃあ紅白も出場しないとね」

澪「今が21世紀で良かったぁ……」ホロリ…

和「……澪、あなた歳いくつなの?」

61いえーい!名無しだよん!:2011/10/03(月) 22:52:08 ID:o75q271o0
梓「むー…………ここ?」プス

唯「ひゃあっ」

律「梓。唯の胸に旗なんか立ててなにやってるんだ?」

梓「話しかけないでください!いま唯先輩と脱衣マインスイーパーやってるんですから」

梓「唯先輩とのエッチがかかってるんですよ!?遊びじゃないんです!」

律「ご、ごめん」

唯「疲れたよー、今日は終わりにしようよ〜」

梓「ダメです!あとちょっとで終わりなんですから!」

唯「うぅ〜〜」

律(恋愛するのも大変だなぁ)

梓「ふふふふ…ついにこのときが来た…!さらばブレザーっ!!」ポチッ

ドカーン ギャー

唯「……へたっぴ」

律「旗の場所間違ってるじゃん」

唯「あずにゃん股間と胸に旗さすところからはじめるから…」

62いえーい!名無しだよん!:2011/10/03(月) 23:41:55 ID:JCmqz2y6O

直「おはようございます、あずにゃん先輩」ペコリ

梓「……ちょっと純!後輩に何吹き込んでんのよ!」

純「何で私前提なのさ!?」

梓「憂がこんな事する訳ないでしょ!」

純「……確かに」ポンッ

梓「素直に納得してんじゃないわよ」ハァ

純「でもアレだよ?」

梓「どれ?」

純「私は『呼んでみれば?』って言っただけで、行動はナオナオの判断だよ」

梓「だからって……ってやっぱり純の差し金じゃない!」

純「だから問題は過程じゃなくて!ほら!」

梓「ほらって何が……あ」

直「やっぱり、後輩がそんな口聞いちゃいけませんよね……すみませんでした」シュン

梓「ち、違うの!そういう事じゃなくて!」アセアセ

純「後輩の挨拶も無視してお喋り始めちゃう先輩じゃあねぇ」ヤレヤレ

梓「無視してないし!あぁゴメンね!そんなつもりじゃないの、ちょっとビックリしちゃっただけで」アタフタ

直「いえ、こちらこそ分を弁えず失礼な真似をしてしまいまして」フカブカ

梓「そんなに畏まらないで!?」

直「でも、中野先輩に失礼を」

梓「中野先輩とか止めて!全然良いから!好きに呼んでくれて!」

直「……本当ですか?」

梓「うん!お願い!」

直「じゃあ改めて……おはようございます、梓先輩」

梓「うん、あれ?普通……うん、おはよう」

純「なになに?やっぱりあずにゃんって呼ばれたいの?」ニヤニヤ

梓「そっ、そんな事無いもん!奥田さんの呼びたい様に呼べば良いよ」

純「ふ〜ん……奥田さん、ねぇ」ボソッ

梓「え?」

純「だってさ、ナオッチ。言った通りだったでしょ?」

直「はい、純先輩スゴいです」

梓「言った通り?」

直「『一回強く押してから思いっきり引いたら、絶対梓からお願いしてくる様になる』って純先輩が」

梓「……じゅ〜ん〜?」

純「はぁ〜い」ヒラヒラ

梓「呼んだんじゃない!だから後輩に何吹き込んでんのよ!」

純「何って新入部員と部長が仲良くなる方法」

梓「それが……へ?」

純「だ〜か〜ら、梓と手っ取り早く打ち解ける方法を教えただけですが何か?」

梓「どういう事?」

純「いつまでも『中野先輩』『奥田さん』じゃ堅苦しいって言ってんの」

梓「いや、奥田さんって呼んでるのは純もじゃん」

純「だから私はさっきからオクオクの呼び方を考えてるんでしょ?」

梓「あ、そう。だからさっきから」

純「もっとさ、フランクな付き合いしようよ。先輩たちもそうじゃなかった?」

梓「……そういえば、最初から『唯で良いよ』って言ってくれたっけ」

純「でしょ?奥さんもそう言って欲しかったんだよ、多分」

梓「そっか……」

純「そうそう。そんな事後輩は言えないんだからさ、先輩から言ってあげなきゃ駄目だよ?」

梓「うん、そうだね……でも奥さんは無しだと思う」

純「そぉ?奥様の方が良いかな?」

梓「いや、そういう問題じゃなくてね……まぁ良いや。ありがと、純」

純「どういたしまして」

梓「おく……じゃ無くて、直も無理させてゴメンね?ありがとう」

直「……また純先輩の言ったとおり」

梓「はい?」

直「『梓がもし怒っても、最後にはありがとうって言わせるから大丈夫』って」

梓「……純?」クルーリ

純「ナオッペ、言いくるめたとか今言っちゃ駄目だって」シーッ

梓「ホント後輩に何吹き込んでんの!?」

純「……あずにゃん部長のからかい方?」エヘッ

梓「どっからどこまで!?」

純「ん〜……ピンからキリまで?」

梓「私のありがとうを返せ!」

純「まぁホラ、結果オーライって事で」

梓「全然オーライじゃない!」

純「ね、梓ってからかいがいが有るでしょ?」

直「ええ、あずにゃん先輩ってやっぱり可愛いですね」

梓「かわっ……もぉ!直も乗るなー!」ガーッ

63いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 00:35:17 ID:tllYDMOI0
>>62
純に翻弄される梓かあいい

64いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 01:35:02 ID:6IQTx4Y.0
>>62
これはかわいい!

65いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 07:37:08 ID:9tUdVpKkO
紬「今日のティータイムのオヤツは餃子よ〜」

梓「なんて大胆な発想をする人だろう」

澪「しかし飲茶と考えれば無しでは無い…のか?」


律「アタシは喰うの初めてだから楽しみだぞ〜♪」

梓「えっ」


澪「お、お前餃子食べた事ないのか?」



律「当たり前だよ?」

梓「アホかコイツ」

律「餃子喰ったこと無いだけで後輩にアホ呼ばわりされたのは初めてだなあ」

梓「す、すみません!私、おっちょこちょいなもので…」

澪「そんなおっちょこちょいがあるものか」

唯「ふふ、あずにゃんったら」


唯「頭が変なんだから〜」

梓「」グスッ

紬「言い過ぎよ、唯ちゃん」

唯「ご、ごめんね、ごめんね、あずにゃん!」アワワ


澪「しかし、いつもはスイーツなのに何故、今日は餃子なんだ?」

紬「しりとりよ」

澪「え?」

紬「昨日はサンターアンダギーだったんだけれど、もう『ぎ』で始まるお菓子がなくて…」

律「いつだったかチーズケーキの翌日のオヤツがキシリトールだったのはそういう事だったのか」

澪「じゃあ明日は『ざ』で始まるお菓子…」

梓「座薬ですね!」

澪「それ、お菓子か?」

唯「あずにゃんったら頭が」

梓「おかしい!」キャッ

66いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 14:55:50 ID:T.uTrJ5gO
ザッハトルテがあるやないか

67いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 15:18:42 ID:ysz5z6TA0
サーターアンダギーだよね
あとキでいいならキャラメルクッキーとかキーライムパイとかムギなら幾らでも知ってそう

68いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 15:19:52 ID:pO5FBeEU0
プリンが食べられない地獄

69いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 15:51:13 ID:ltO29MOI0
澪「キットカット……」

律「キャラメルコーン……」

唯「きのこの山……」



梓「庶民ですね……」

70いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 16:21:20 ID:PmgLOWA2O
和「き、ね……」

和「あっ!きりたんぽ!」

71いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 18:44:47 ID:T.uTrJ5gO
その次はポリンキーでつね
わか(ry

72いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 22:39:41 ID:tllYDMOI0
紬「確かにまだありそうね
ギ…ギ……ギー太!!」
澪律梓「あっ!!」

唯「えっ」
>>68
紬「プティング→グリコキャラメル」

73いえーい!名無しだよん!:2011/10/04(火) 22:46:20 ID:ysz5z6TA0
紬「今日のティータイムはグリコのキャラメルよ~」
唯澪律梓「」

ググッて知ったけどグリコのキャラメルは「グリコ」って商品名なのな。

74いえーい!名無しだよん!:2011/10/05(水) 21:59:13 ID:zGTY9CF6O
さわ子「あなたたち、今年のクリスマスはセックスの予定ある?」

律「なんだ、このエロ教師」

梓「教育委員会に通報しましょう」

紬「先生、さようなら」

唯「早く部室から出ていけ!」

さわ子「今のウソ!!冗談よ〜」

唯「なぁ〜んだ」ホッ-3

さわ子「ちょっとあぶないガールズトークがしたかっただけじゃない」

梓「ふむ、さわ子先生がガールかどうかは置いといて、たまにはセックスの話もいいかも知れませんね」

澪「おい、だまされるな」

律「でもさー、仲の良い友だちってエロトークとかするもんじゃね?」

紬「!!」

紬「私、お友だち同士でセックスのお話をするのが夢だったの〜!」

澪「わー!!なに言ってるんだ!!」

澪「唯だって和と仲良いけど、そんな話しないだろ?な!」

唯「するけど」

律「えっ」

梓「ゆ、唯先輩もそんな話するんですか!?」

唯「内緒」

紬「唯ちゃんが私の知らない唯ちゃんになってる」

律「ヨーシ、アタシたちも負けずにエロの話しようぜ!」

さわ子「そうこなくっちゃ!」

梓「が、楽器でオナニーした事あります?」ハァハァ

澪「あ、あるぞ///」ハァハァ

律「いきなりハードル高ぇ」

さわ子「ほら!普段、こんな話をしないから加減を間違えるのよ」

紬「ど、どうすればいいんですか?」

さわ子「クリスマセックス!!」

梓「???」

律「???」

さわ子「ジングルベ〜ル♪ジングルベ〜ル♪ク・リ・ス〜マ・セ〜ックスッッッ!!!!」

唯「???」

紬「???」

さわ子「ねっ?」

律「どうすればいいんだ」

さわ子「あらっ、つかみはオッケーだったわよね!?」

澪「さわ子先生はその手に何をつかんだんですか」

梓「私と澪先輩はイタイ子どまりでしたが、
さわ子先生は精神異常者の域を軽く突破してますよ」

唯「でもクリスマセックスとウルトラソウルってなんか似てるよね〜」

律「ひとかけらも似てねーよ」

唯「そして〜輝〜く♪」

さわ子「ク・リ・ス・マ、セックス!」唯「ハァイ!」

律「あっ、似てる」

紬「さすが和ちゃんとエロトーク慣れしてる唯ちゃんだわ」

唯「てへへ」

梓「これがちょっぴり危険なガールズトークだったんですね!」

さわ子「分かってくれた!?」

澪「さわ子先生のおかげで本当に危いところでした」

さわ子「どういたしまして!」エッヘン!

75いえーい!名無しだよん!:2011/10/06(木) 14:42:17 ID:pM62hqQgO
お題だしてみる

「かげろう」

76いえーい!名無しだよん!:2011/10/06(木) 19:41:38 ID:6Apqp14gO
>>75「かげろう」

純「ねぇねぇスミーレ、何か遠くの方が歪んで見えるんだけど……私だけかな?」

菫「あぁ、アレは陽炎ですね。蜃気楼の様に、光の屈折で起こる現象ですよ」

純「へぇ〜。そういえばかげろうって虫もいたよね、見たこと無いけど」

菫「そうですね。正にあんな風に揺らめいて飛ぶ様から『かげろう』と付けられたそうですよ」

純「ほ〜、スミーレ物知りだね。エラいエラい」ナデリナデリ

菫「そ、それ程でも……」テレテレ

純「抱きついて良い?」

菫「ダメです」

純「ちぇ〜……あれ?もう歪んでないや」

菫「そういう物なんですよ」

純「そうなの?」

菫「どちらの『かげろう』も昔から『儚い命』に例えられるんです」

純「はかない……?」

菫「はい。陽炎も今の様にふと消えますし、虫の蜻蛉も成虫はか弱く短命なんです」

純「セミみたいな?」

菫「種類によっては蝉の方が長生きなんじゃないでしょうか」

純「ふ〜ん」

菫「可哀想ですよね……」

純「かわいそう?」

菫「だって長い間幼虫で過ごしたのに、成虫になったらたった数日の命なんですよ?」

純「でもその間に自由に飛び回ったり、子供を作ったりするんでしょ?ソレってかわいそうかなぁ?」

菫「それは……そうですねぇ……」ムムム

純「人間だって、高齢者に対するなんたらがどうとかこうとかとか、結婚出来ないうんたらかんたらとか有るじゃん」

菫「まぁ、一概には」

純「短いのがかわいそうって言ってもさ?」

菫「はい」

純「私の人生何十年有るか分かんないけど、高校生活はソレに対してたった三年でもスゴく楽しかったよ」

菫「そうですね、私もまだ数ヶ月ですけど楽しいです」

純「うん、やっぱり大事なのは『どれだけ生きるか』より『どう生きるか』だよ、スミーレ」

菫「なるほど……良い言葉ですね」

純「今日一日を大事にすれば、例え明日終わる人生でも『良い人生だった!』って言えるんだよ!」

菫「純先輩、カッコいいです!」

純「だから私は今日を今を無駄にしない為に!」

菫「はい!」

純「スミーレに抱きつきます!」ダキッ

菫「いや何でそうなるんですかー!?」キャー

77いえーい!名無しだよん!:2011/10/06(木) 22:40:40 ID:6Zc.Xwpc0
>>75

梓「私は天の道を往き総てを司る女です。おばあちゃんが言ってました」

律「は?」

78いえーい!名無しだよん!:2011/10/07(金) 00:37:01 ID:7ud6I7gsO
澪「10月7日は柔軟の日だ」

唯「ダジャレなの?」

澪「柔軟に考えれば、ダジャレも別に恥ずかしい事じゃない」

唯「確かに」

律「じゃあ柔軟に考えて今日は練習サボろうぜー」

澪「柔軟に考えて却下だ」

紬「柔軟に考えてお茶が入りました〜」

唯「柔軟に、わぁ〜い!」

梓「柔軟というかフリーダムなだけだった」

79いえーい!名無しだよん!:2011/10/09(日) 08:23:37 ID:C5inhL52O
唯「和ちゃん和ちゃん!」

和「もうすぐプリキュア始まるから話しかけないで」

唯「ごろごろ〜♪」ゴロゴロ

和「どこかに転がっていったわ」

80いえーい!名無しだよん!:2011/10/09(日) 08:53:48 ID:twxtcp/c0
>>75
「かげろう」蜻蛉(とんぼ)の方でいってみます

ちびゆいうい!
#蜻蛉


うい「おねえちゃん、ほら、蜻蛉飛んでるー」

ゆい「ほんとだ、真っ赤な蜻蛉だね!」

うい「あ、竿の先に止まった」

ゆい「ふっふっふ、おねえちゃんにまかせてね」

ゆい「ぐーるぐーる♪」

ゆい「ぐーるぐーる♪」

パッ...ピト

うい「あ、おねえちゃんの頭に止まった」

ゆい「むぅ! なんのー。ぐーるぐーる♪」

ゆい「ぐーるぐーる♪」

ゆい「うーっ目がまわ。。。」パタッ

うい「ああっ!おねえちゃーん!」


===
うまくオチなかったーすみません。

81いえーい!名無しだよん!:2011/10/09(日) 14:09:39 ID:srCzSpNM0
ちびゆいういさんこんなところにw
NIPの更新お願いしますよ

82いえーい!名無しだよん!:2011/10/10(月) 00:23:19 ID:oqYJPks6O

梓「唯先輩ポッキーゲームしましょう」

唯「えーたけのこの里でやろうよー」

梓「きのこの山でもいいじゃないですか」
唯「わたしは別に短いのならなんでもいいよー」

梓「同意見です」

唯「じゃんけんぽんっ」

唯「ぐー」
梓「ぱー」

梓「どっちがどっちでしたっけ」

唯「さあ」

〜〜〜〜

憂「家に帰ってみたら一つのアポロを二人でくわえて顔を紅潮させているおねえちゃんと梓ちゃんを見つけたけどさすがにキスではないよね?いやキスに違いないけど二人に気づかれないように自分の部屋に行くにはどうすればいいだろう」

梓「しゃべらなければいいと思うんだ」

83いえーい!名無しだよん!:2011/10/10(月) 00:26:29 ID:qp8CV6cQ0
>>75
『かげろう』→『影牢』

ぶしつ!ほうかご!

梓「『御用の方はノックを』?
  昨日まではなかったのに、どうしてこんな壁紙が貼ってあるんだろう?
  ガラスの部分には黒い紙で目張りがされてるし……
  また唯先輩か律先輩が変なこと思いついたのかな?」

トン、トン、トン! ガチャ

梓「こんにちは。みなさんいらっしゃいますか?」

唯「りっちゃん!」

律「おうよ!」

天井トラップ:『ネコミミ』起動

梓「ふにゃっ!」

梓「なにするんですか!いきなりこんなものかぶせ――」

律「ムギっ!」

紬「まかせて!」

壁トラップ:『プッシュウォール』起動

紬「はーい、こっちでーす」

梓「ちょ、ちょっとムギ先輩、なんでそんなにグイグイ押すんですかっ」

紬「唯ちゃん!」

唯「待ってました!!」

床トラップ:『ベアトラップ』起動

唯「ふっふっふ、逃がさないよあずにゃん!」

梓「唯先輩?!なんで床に寝転がってるんですか?!
  ああ、もう、足つかまないで下さい!!」

唯「ほらほら、そんなに暴れると見えちゃうよ?
  おおっ、今日はいつかの澪ちゃんと同じしましまだね!」

梓「何みてるんですかああ!!」

唯「澪ちゃん!今だよ!!」

澪「……なんで私がこんなこと」ぎゅっ

壁トラップ:『パワーマグネット』起動

梓「澪先輩まで?!」

梓(でも、澪先輩に抱きしめられるのって初めてかも……
  ムギ先輩とは違った感触が……)

梓「ふにゃぁ……」

唯「ふっふっふ、捕獲完了だね!あずにゃん!!」

梓「こ、こんなことで簡単に捕まる私じゃ……」

澪「……」ぎゅうっ

梓「ふにゅぅ……」

澪「……」ぎゅっぎゅっ

梓「にゃ、にゃあ……」

澪(……おもしろい)

律「完全に捕まってるだろ……これ」

紬「梓ちゃん……うらやましい……」

梓「……くぅ、私をどうしたいんですか?」

唯「うーん……」

 この人間をどうしますか?
魂を抜いてMPにする
【殺してワールを得る】
モンスターの素材として保管

梓「?!」

唯「取りあえず!かくほー!!
  そして、倉庫へイン!!」

 梓を牢屋に入れた
 
唯「リハーサルもばっちり!
  部員獲得までのコンボが完成したね!」

律「初めからこうしてればよかったんだな!」

紬「これで来年、梓ちゃんもさみしくなくなるわ〜」

律「よし!次は佐々木さんをゲットだ!!」

唯「違うよ、りっちゃん。
  純ちゃんの苗字は『鈴木』だよ?」

律「しまったーまたまちがえちゃったかー」

唯・紬「あははははははははは」

律「ともかく、どんどん部員を確保だ!」

唯「了解!りっちゃん隊員!!」 紬「うん!私、がんばる!!」

律「やっるぞー!!」

唯・紬「おー!!」

澪(梓を抱きしめた時、私の中に何かが生まれた……何だこの気持ちは……
  ……鈴木さんも抱きしめてみれば、この気持ちの正体が分かるのか?)

この日 生まれ出でた怪物は三匹。
いや 四………

84いえーい!名無しだよん!:2011/10/10(月) 00:28:59 ID:QkrT9S/UO
唯「あずにゃん、来年オリオン座がなくなるかもしれないんだって」

梓「そうなんですか?」

唯「うん。不思議だよね。今ちゃんと空で光ってるのに本当はもう爆発しちゃって存在してないのかもしれないなんて」

梓「……」

唯「目に見えるものは以外と信用しきれなくて困るね」エヘヘ

梓「…手繋ぎましょうか」

唯「…うん」

ぎゅ

梓「唯先輩の手、あったかいです」

唯「あずにゃんこそあったかいよ〜」

梓「目に見えてますが、ちゃんといますからね?私は。先輩のそばにずっといますから」

唯「そうなの?」

梓「そうですよ。信じられませんか?」

唯「だって…あのオリオン座の光だっていつかは消えちゃうんだよ?そんなの無理だよ、難しいよ」

梓「…いつかは消えてしまうかもしれませんが、今はまだオリオン座は光っていて、そして私は先輩と手を繋いでいます」

唯「…」

梓「永遠はないです。それはすべてのものに共通です。でも、だから、だからこそ今を大切にしましょう」

唯「…今を大切」

梓「はい。そうやって今って瞬間をずっと続けていきましょう」

梓「そしたら、きっと、なんてことはないです。オリオン座が消えてしまうことも、いつかは1人ぼっちになることも…」

唯「…そういうの、さみしいね」

梓「でも、だからこそ、もっといとおしくなるんです、今この瞬間ってやつが」
唯「あずにゃんギュとして」

梓「いきなりなに言うですか…」

唯「手の温もりじゃたりないよ〜。もっと、あずにゃんがここにいること私に信じさせて?」

梓「…」

唯「ね?」

梓「…し、しかたないです…じゃあ、失礼します」

唯「失礼だなんて…また他人行儀〜」

梓「う、じ、時間が経てば……。慣れるまで待ってください…」

唯「あずにゃんの恥ずかしがりやさんめ〜怖がりやさんめ〜」

梓「怖がりって…」

唯「私は別にどんなあずにゃんでも好きだから、もっと色んなあずにゃんを見せてもらいたいよ…」

梓「…」

ギュ

唯「えへへ…あったかあったかだね」ギュゥウ

梓「ち、ちゃんとわかりました?私の居場所…」

唯「うん。あずにゃんここにいる。たしかにここにいるね」

梓「はい…ここにいるんです。見失わないでくださいね?」

唯「…ゆっくりゆっくり、2人で年をとっていこうね」

梓「なんですか、それ」

唯「えへへ…あ、あずにゃん見て?オリオン座はやっぱりきれいだよ」

梓「本当ですね。…なぞりたくなっちゃう」

唯「ずっとこうしていたいね、あずにゃんとオリオン座、ながめていたいよ」

梓「私もです、唯先輩」

唯「きれいだね〜」

梓「きれいですね〜」

85いえーい!名無しだよん!:2011/10/10(月) 13:49:11 ID:bk2KBgd60
>>83
まさかこんなところで影牢ネタが見られるとは思わなかった…

86いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 12:59:10 ID:RhKuYzEgO
>>85
それを期待して平仮名のお題にしたんだけど
まさか本当に書いてくれるとはおもわなかた



ついでにお題
「ぴざ」

87いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 18:27:43 ID:fqUKidZg0
ぴざ かぁ
せっかくの満月なのに

88いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 18:58:27 ID:spIpojDsO
じゃあ第二のお題「お月見!」

89いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 19:20:36 ID:iQKsyGSs0

紬「観光ビザが切れちゃったから一旦国に帰るわ〜」

唯「えっ」

というピザ違い

90いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 21:43:08 ID:RhKuYzEgO
>>88
お題「お月見!」

律「皆の衆!待たせたな!!」
唯「待ちすぎてお腹ぺこぺこだよぉ」
澪「晩御飯をご馳走するって集合かけてから二時間弱経ったからな……」
梓「でも……本当に良いんですか?」
律「あぁ。それに……今回食べて貰うのは試作……というかチャレンジメニューみたいなもんだから……あ、でも味は完璧、全く問題無いぞっ!」
紬「えっと……ではりっちゃん隊長!……じゃなくって、りっちゃん料理長!料理の方をお願いします!!」
律「よしわかった!それではアシスタントのムギ君、一緒にキッチンへ来たまえ!!」
紬「え!?いいの?」
律「あぁ、ちょっと手伝って貰いたいんだ……澪もいいか?」
澪「ん?あぁ、いいぞ」
律「んじゃぁ、唯と梓はちょっと待っててくれ。まぁ、五分もしないで持ってくるから」
梓「わかりました」
唯「りょーかーい。では……あずにゃぁぁーーーん♪」
梓「へっ!?に、にゃぁぁぁぁぁーーーーー」
律「やれやれだぜ……」

 五分後!

律「お待たせー!」
唯「待たされたー!」
梓「お帰りなさいです」
律「さて、それでは本日のメニューを発表します!」
唯「ドキドキ」
梓「ワクワク」
律「本日のメニューは……こちらです!!澪、ムギ、カモーン!!!」
唯「おぉっ!!……ってあれ?」
澪「これが、さっき言ってたチャレンジメニューってヤツだそうだ」
梓「ハンバーガー……ですか」
紬「でもね、ただのハンバーガーじゃないのよ」
梓「と言うと?」
律「そう、これはただのハンバーガーではない!唯君、バンズをめくってくれたまえ」
唯「はい!では……おぉっ!!こ、これは……」
梓「見事な目玉焼き……月見バーガーですね!……あ、チャレンジメニューって、この目玉焼きの事だったんですか?」
律「そ。いやぁ、セルクルってので焼くんだけどさぁ、黄身が上手く中心にいかないんだよなぁ〜」
唯「へぇ〜。あ、でもさぁ、これってちゃんと真ん中にあるよ?」
律「……それを実現するまでにどれほどの卵が焼かれたか……察してくれっ!」
唯「りっちゃん料理長、お疲れさまでした!!」
澪「それにしても……なんで月見バーガーなんだ?」
律「へっへーん、何でだと思う?ヒントは……家の外だ」
紬「家の……?あっ!満月!!」
澪「成る程、お月見か」
律「そーゆーこと。さ、たべようぜぇー」
一同「いっただっきまーっす!!!!!」


こんな感じでどうでしょか

91いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 23:00:01 ID:gytL.k6.O
>>89
律「どこのお嬢様かと思ってたけどまさか月から来てたとは…」

92いえーい!名無しだよん!:2011/10/12(水) 23:57:44 ID:3vLx29Kc0
月+来る
月+材料+食べ物
これらと

紬「でもね、ただのハンバーガーじゃないのよ」

が合わさって、実に「けいおん!を薄汚い目で見ている奴らを隔離するスレ」的妄想をしてしまった

93いえーい!名無しだよん!:2011/10/13(木) 11:55:25 ID:VL3WJG1IO
唯「月経ハンバーガー!」

94いえーい!名無しだよん!:2011/10/13(木) 11:59:37 ID:I.LIYQO20
梓「いざ進めやトイレ〜♪目指すはナプキ(ry」

95いえーい!名無しだよん!:2011/10/14(金) 21:05:16 ID:t0iVHxOYO
憂「今日はコーヒー入れてみたよ〜」

唯「おおう、大人の味だね!」

和「ふふ、コーヒーくらいで何言ってるのよ。憂、私はブラックでいいから」キリッ

憂「うん、分かった」

唯「さすが和ちゃんは大人だねえ」

和「それほどでもないわよ」ズズ…

和(……にがっ!こんなの飲めるわけないじゃない……)

憂「和ちゃん、はい砂糖。お姉ちゃんの前だからってあんまり無理しちゃダメだよ?」コソッ

和「うう……///」カアッ

唯「ズズ…うん、やっぱりコーヒーはきりまんじゃろが一番だよね!」キリッ

憂「お姉ちゃん、それネスカフェゴールドブレンドだよ?」

唯「てへへ、つい見栄張りたくなっちゃって」

和「もう、唯ったら」クスクス

憂「ふふふ♪」クスクス


とくにオチはない!
ただこの3人の組み合わせが好きなんだ!

96いえーい!名無しだよん!:2011/10/14(金) 21:19:07 ID:KVEHs90A0
>>95
最高だ!
平和すぐる。

97いえーい!名無しだよん!:2011/10/16(日) 01:17:03 ID:nmb98OA20
タイトル:和「超人機メガネダー」

──西暦20XX年、世界経済を影で牛耳る秘密結社『ネロス帝国』が、
   『帝王ゴッドネロス』の命の下、密かに、その野望を実現すべく動き出した。


「 私 を 夜 の 闇 に 包 め ── ……………………ぐ〜」Zzzz…


──この世界の危機に際し、ロボット工学の権威『曽我部博士』は苦渋の決断を下す。


「懐かしいわね……ここは何もかも、昔のまま──」


──それは伝説の生徒会長、『真鍋 和』を模した人造人間・超人機メガネダーの復活だった。


「(グスッ)あなたの人生は…………茨の道なの……!」シクシク…

『そうなんだ、じゃあ私殲滅するね』


──迫り来る、ネロス帝国四軍団の刺客たち!


「ヨロイギター軍団軍団長・凱聖ユイ!!」

「おね……帝王ゴッドネロスの邪魔はさせない! 相手をいたすっ!」

『戦闘ロボットベース軍団軍団長・凱聖ミオ!!』

『責任は私が取る!(キリッ) ……ひいいやっぱり無理ぃぃい……!』

『モンスタードラム軍団軍団長・凱聖リツ!!』

『手柄はみーんなアタシらのにしてやるぜ……あ違、してやるでー!』

『機甲キーボード軍団軍団長・凱聖ムギ!!』

『私、“四人目は不遇”のジンクスを吹き飛ばすのが夢だったの〜!』


──錯綜する野心! 芽生える友情! 荒野に散る愛と憎しみ!


『クロスジュンダー! あんたは“まつぴつ”にいた時もっ!』

『言えてないじゃんトップニャンダー……』


──果たして、戦いの果てに待つものとは!? ゴッドネロスの正体とは!?
   ネロス帝国の野望を打ち砕くために、怒れ!! 瞬転せよメガネダー!!

──次回、『超人機メガネダー』!
   『うさちゃんへの愛にハンマー女サワC(50代)が涙する』!!

──こいつはすごいぜ!



ゆいのへや!

「(パラパラ…)………………何よこれ」

「えへへ〜、こんどの寮祭で披露する出し物の台本を書いてみたんだー!
 見て見てココ、和ちゃんが主役! 主人公!」キャッキャッ

「私、部外者どころか学校関係者でもないんだけど」

「ふふーん! これは高校のときお世話になった和ちゃんのことを、
 大学のけいおん部のみんなにも知ってもらうためのアイデアなのです!」ドヤッ

「ならどうして、主人公が冒頭で背中にザリガニを入れられ奇声を上げつつ、
 もんどり打って崖を転がり落ちる展開になるのかしら」

「斬新でしょー! これでつかみはバッチリだよー!」ピースッ

「…この主人公、その後も特に自省しないで片っ端から刺客を叩き斬るのね」

「和ちゃんのいいところ、れーこくかつムジヒなとこを再現しましたっ!」エッヘン

「……ありがと、お礼はチョップでいいかしらっ」 ベチーン

「いっっだーい!! 和ちゃんがぶったぁ〜!」ビエエエ

ガチャ

「お待たせ〜ジュース持ってきたよ…………って、あはは……」


「……ちょっと叩きすぎたわ、見せてちょうだい」スッ

「ううぅ〜」ぐすっ…


(──素直にこれのオープニングテーマ聞きたいから歌って、って頼めばいいのに……
 お姉ちゃんったら)クスッ

 おわり

98いえーい!名無しだよん!:2011/10/16(日) 06:57:33 ID:Vy15O7520
1レス長すぎワロタ

和ちゃん和ちゃん

99いえーい!名無しだよん!:2011/10/16(日) 07:00:04 ID:UlJMeZz20
没ネタスレとこの1レススレは俺得過ぎて困るw
というか、オッサンホイホイ過ぎて、若者オロオロだろwww

100いえーい!名無しだよん!:2011/10/16(日) 17:56:28 ID:awqAHqnY0
律「ふぅ〜やっとお昼か、長い講義だったなあ……ん、唯どうしたんだ?」

唯「うーん、難しい言葉出てきてよく判んなかったよ……ねえ、りっちゃん、アナリストってなんのことかな?」

律「あ?あー、それはあれだ……お尻の好きな人」

唯「ふーん、じゃあ経済アナリストって、経済のお尻が好きな人って意味?」

律「バーカ、経済にお尻があるかよ、それは経済的なお尻が好きな人のことだろ」

唯「あ、なーる」

律「おっ、シャレだな」

唯「えへへ」


澪「……お前ら、ちょっと来い」

101いえーい!名無しだよん!:2011/10/16(日) 21:54:54 ID:4QlL3g8I0
>>100
これ好き

102いえーい!名無しだよん!:2011/10/17(月) 10:09:11 ID:9Xw.AqbgO
唯「私、最近思ったんだけど、けいをん部って書くとなんだかカッコいいねぇ」

澪「そうかなぁ」

唯「あっ。澪ちゃんもみをちゃんって書けるね!」

澪「まるで『を』という文字を知ったばかりの小学生みたいだぞ」

唯「昨日、憂に教えてもらったんだ〜」

澪「えっ!?」

唯「な〜んちゃって!ウソだよ〜」

澪「なんだ、ウソか……」

唯「えへへ〜。澪ちゃんは私を馬鹿だと思っているから信じちゃったでしょ?」

澪「お、おい、何を言い出すんだ」

唯「はぁ……じゃあ次の曲行きまーす……ふわふわタイム……」



唯「……っていうMCを次のライブでやろうと思うけど、どうかなぁ?」

律「お前はライブをどうしたいんだ」

澪「唯は本当にアホンダラだな」

103いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 00:55:29 ID:gjvQTBzsO
梓「ゆ、唯先輩……私、唯先輩のことが……///」

唯「あずにゃん、私もあずにゃんのことが……」

バン!

律「待て唯!この間私のことを好きだと言ったのは嘘だったのか!?」

唯「り、りっちゃん!?」

梓「……ど、どういうことですか唯先輩!もしかして私を騙していたんですか!?」

唯「違うよあずにゃん、これは……」

バン!

澪「律、待ってくれ!やっぱり私はお前を諦められない!」

律「澪!?」

唯「澪ちゃん!?」

梓「えっ!?み、澪先輩、どういうことですか!あの日あんなに私を可愛がってくれたのは嘘だったんですか!?」

澪「梓!?な、何でここに……」

律「ちょっと待て澪、どういうことだ!私一筋だって言ってたじゃないか!」

澪「ご、誤解だよ律、私はお前のことが……」

唯「あずにゃん!今の話は本当なの!?澪ちゃんと関係を持ちながら私を……!」

梓「あっ、えっ、その……ち、ちが……」

澪「梓、お前はやっぱり唯のことまで……!」

紬(ああ、何て修羅場……!堪らないわあ///)クチュクチュ

唯「……という感じで放課後ティータイムは皆仲良しです!では一曲目、ふわふわた……」

和「待ちなさい唯、今すぐMCを変更しなさい。今すぐによ」

唯「え〜?今度のライブのために頑張って覚えたのにぃ」

和「変 え な さ い」

104いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 07:50:45 ID:Oqea6qhY0
>>103
かなり好き

105いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 08:00:43 ID:hdthAfRk0
MCネタは汎用性高いんだな

106いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 15:13:12 ID:nNmuKczkO
お題投下たーいむ!!

「ブルーノート」

107いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 21:37:25 ID:cT6fKWxoO
唯「見て見てー!!」

澪「どうしたんだ唯、青いノートをふりかざして」

唯「ブルーノートだよ〜」

和「唯、きっとアンタ間違ってる」

唯「そうかなぁ」

108いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 22:05:12 ID:gjvQTBzsO
唯「あずにゃん、ブルーノートって何かなあ?」

梓「ブルーノートですか……う〜ん、何でしょうね」

唯「あれかな、ノートの一種かな?」

梓「青いノートなんて珍しくもないですが……」

唯「はっ!もしかしてデスノートと関係があるんじゃ!?」

梓「なるほど、デスノートは名前を書かれた人が死んでしまうノート。つまりブルーノートとは……」

唯「名前を書かれた人がブルーに、悲しくなっちゃうノートだね!」ドーン

梓「ただ悲しくなるだけじゃなくて、どういう出来事で悲しくなっちゃうのか指定できたりするんですね!」

唯「うんうん、きっと時間指定も出来るよ!『今日の放課後、ムギちゃんがお菓子を忘れてすぐに練習をすることになり、平沢唯がブルーになる』みたいな感じで!」

梓「あはは、いいですねえ……って何で練習が早まってブルーになってるんですかーっ!」ニャオーン

唯「きゃ〜、あずにゃん怖〜い♪」

梓「……」

唯「……」

梓「まあ、違いますよね」

唯「うん、何なんだろうねブルーノートって」

109いえーい!名無しだよん!:2011/10/18(火) 22:39:27 ID:j1x9l4os0
純「いやいや、両親がジャズ奏者の梓がブルーノート知らないってどうなのよ」

梓「え?ジャズ?あっそうか!」

純「なんですぐわかんないかな」

梓「だってさ、そんなブルーノートとか日本語発音で言われてもねえ」フッ

唯「あ、あずにゃんいま鼻で笑った」

純「どういうことよ?」

梓「ブルゥノォツって言われなきゃわからないよ、ブルゥノォツ」フッ

唯「ええっと、ぶるーう…のーつ」

梓「ブルゥノォツ」フッ

唯「ぶらぅのぉつ」

梓「違いますよ、ブルゥノォツ」フッ

純「マチュ・ピチュ」

梓「まつぴつ」


純・唯「ぷぷぷっ」

110いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 01:04:10 ID:iSUIJpPE0
>>109
これすごく好きだわ

111いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 10:34:56 ID:52H6dT2.O
唯「おでんの季節になった事だし、私たちも放課後おでんガールに改名しようよ」

さわ子「いいわね」

律「じゃあムギ、明日から紅茶のかわりに、おでんの用意を頼む」

紬「善処してみるわ」

梓「澪先輩、澪先輩、先輩たちがまたおかしなことを」

澪「この季節はおでんより中華まんだもんな」

梓「澪先輩までおかしなことを!!」

唯「あずにゃんも秋を楽しもうよ〜」

梓「私は春夏秋冬一年中ぶれる事なく紅茶とケーキをこよなく愛する女子高生でいたいんです!」

梓「だって私たち、放課後ティータイムなんですから!」

澪「あ、梓…」

律「お前……」

さわ子「そんなにケーキが食べたいの?」

紬「じゃあ明日は梓ちゃんのオヤツだけケーキにしておくわね」

梓「お願いします!」
唯「よかったねえ、あずにゃん」

梓「はいっ!」

さわ子「おでんの屋台でオレンジジュース飲んでる子供みたいね」

梓「若いですから!」

澪「さわ子先生クラスになると味の染みた大根がたまらなくなるんですか」

さわ子「私、ウィンナー好き!」

唯「私も〜!」

澪「私もだ!」

紬「じゃあ明日のおでんの具は全部ウィンナーにするのが夢だったの〜♪」

唯「やったー!」

律「それ、おでんなのか?」

112いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 10:41:06 ID:52H6dT2.O
唯「こうして私たちは放課後ウィンナーになったのでした」

113いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 11:57:23 ID:Vyz1J9Oc0
純「山中先生の音圧が……消えた?」


──錆びつけば 二度と奏でられず


菫「私の『神槍(ドラムスティック)』 どんくらい延びるか知ってる?」

菫「────13kmや」


──掴み損なえば 我が身を裂く


憂「知ってるか? ギターってのは、片手で弾くより両手で弾いた方が凄えェんだとよ」


──そう 誇りとは


梓「唸れ……『無星無虞(ムスタング)』……」


──弦に似ている


直「いつから私は楽器が弾けないと錯覚していた……?」

直「『  音  階  』────七重音色(ドレミファソラシドー)!!」


──THE STRING AND ME



───────
───


純「……って言うのはどうかな? 今年の勧誘ビデオ」

梓「……真面目に考えてよ」

菫直「……」パァァァ

梓「あっ!! 気に入ってるっぽい!!」ガーン

114いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 12:40:25 ID:ePdgcIzAO
梓「さわ子先生の膣圧が……消えた……!?」

唯「ガバガバ、だね……」

紬「私や澪ちゃんので思いっ切り突いちゃったから……」

澪「ちっちゃい梓や律のじゃあ、もう……」

律「なん……だと……?」


うん、ダメだ

115いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 19:35:21 ID:iCXRuKh.0
律「初めてウィンナーコーヒーって聞いた時はソーセージが入ってるのかよ、なんて思ったなー」

唯「あー、私も私も〜」

和「うんそうそう、この前家にウインナーが無かったから魚肉ソーセージ入れたのよね」

律「なっ!?」

和「こんなの初めてだーって弟が喜んでね」ウフフ

唯「和……ちゃん」

和「え?」

律「ごめん……和、ごめん……」

和「え?」

116いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 19:49:43 ID:x93xRatY0
>>115
かなり面白い!

117いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 20:17:46 ID:5XhDaxyQ0
澪「よぅよぅ……恋は儚い散ればおしまい。」

紬(澪ちゃんが歌詞作りしてる……でもなんでラップなの?ここは隠れて見守るのみよ)

澪「告白に成功、するかもしれない。だけど私、言い出せないかなり悲しい、よぅよぅめーんちぇけらっ!」

澪「告白に失敗、したら終わり。レモンパイやけ食い、するかもしれない」

澪「レモンパイ食べたいかなり食べたい、だけど太る。恋より儚いダイエット!」

澪「痩せたい。可愛い服を着たい。服を着てミラーに写る私に期待よーぅちぇけらっ」

紬「澪ちゃんわかるわその気持ち!私と同じ気持ちに感謝!痩せたいと思う気持ちに拍車!」

澪「!?」

紬「澪ちゃんどうかな?私と痩せる同盟組もうかな?二人で痩せればビューティフルガール。よぅよぅよぅよぅ」

澪「うわー聞かれたー!!!」ダッダッダッ

紬「あ……澪ちゃん逃げちゃった」


おわり

118いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 20:42:24 ID:B3nu7/VAO
>>114から受診


憂「さわ子先生の威圧が……きえた?」

純「えっと……そんなに凄かったっけ?」

さわ子「ほほぅ……そんなに真の私が見たいのかい?」

憂純「ひぃぃぃぃぃ!!!!!」

さわ子「……そんなに怖がらなくても良いじゃない……」



憂「さわ子先生の重圧が……きえた?」

梓「今年は担任じゃないから当然じゃない?」

さわ子「べ、別に何かヘマをして担任から外された訳じゃないんだからねっ!!」

純「いや、そんなに強調しなくても……」

さわ子「本当に本当なんだからねぇっ!!!」



憂「さわ子先生の筆圧が……きえた?」

直「筆圧が消えたのではなく、ペンで物を書く事が減っただけだとおもいます。現に最近では専らノートPCで原稿等を作成している模様ですし」

さわ子「最近目が霞んできたのはそのせいなのかしら……うん、きっとそうよね!」

菫「あ、あの、ブルーベリータルトあるんですけど……」

さわ子「いただくわっっっっ!!!!!」



憂「さわ子先生の血圧が……きえた?」

梓「えぇっ!?それって死んでるってことじゃん!」

さわ子「え、縁起でもないこと言わないでっ!」

純「イタタタタタ……もぉ〜、なんでこんな所にコードがあるのかなぁ!」

さわ子「お ま え か !」

119いえーい!名無しだよん!:2011/10/19(水) 23:06:26 ID:bmXCX0w60
>>117
うらおん絵で再生された

120いえーい!名無しだよん!:2011/10/20(木) 12:52:50 ID:NqcBLhikO
純「憂、ほっぺにご飯粒ついてるよー」

憂「え?ついてないよ」

純「いやいや、ついてるよ」

憂「だからついてないってば。純ちゃんの気のせいだよ」

純「気のせいなんかじゃないよ!明らかにご飯粒が憂のほっぺで自己主張してるよ!」

憂「そんなわけないよ、純ちゃんの目にご飯粒が入ってるんじゃない?」

純「それこそ『そんなわけないよ』だよ!ほら、ついてるから確認してみて!」

憂「はあ……じゃあもうついてるってことでいいよ」

純「ええっ!?何その私をあしらうためにしょうがなく認めてあげる、的な態度!?」

憂「……」ヒョイパク

純「あああっ!い、今食べた!ほっぺについてたご飯粒を食べた!」

憂「え?そんなの食べてないよ。純ちゃん大丈夫?保健室行く?」

純「うう……食べたもん。ついてたもん……」グスッ

憂「……」

憂(純ちゃん可愛い……///)ゾクゾク

梓「憂、ほどほどにね」モグモグ

121いえーい!名無しだよん!:2011/10/20(木) 13:13:53 ID:vxZOId7kO
純ちゃんイジリ

122いえーい!名無しだよん!:2011/10/20(木) 21:05:03 ID:SxlmAR0Q0
泣いちゃう純ちゃんかわいい

123いえーい!名無しだよん!:2011/10/20(木) 23:46:25 ID:iy4d9Mco0
純「梓って意外と滑舌悪いよねー」

梓「わ、悪くないし!」

純「マチュピチュ」

梓「ぐっ……」

純「マママーマチュピッチュー♪」

梓「ぐぬぬ……」

純「マチュピマチュピマチュピチュ〜♪まつぴ……マチュピチュ〜♪」

梓「……」

純「……」

梓「……今、噛んだよね?」

純「か、噛んでないし」

梓「噛んだよ!」

純「噛んでないよ!」

梓「噛んだー!」

純「噛んでないー!」


純ちゃんイジ(ッパ)リ

124いえーい!名無しだよん!:2011/10/21(金) 00:25:26 ID:AZMzXiIA0
四コマ的面白さ
良いね

125いえーい!名無しだよん!:2011/10/21(金) 00:26:43 ID:6ksqZe7kO
純ちゃん大人気

126いえーい!名無しだよん!:2011/10/22(土) 00:41:39 ID:XWioVfcA0
純「何が大人気よ!私なんて不人気よ!ひぐっ、えぅぅぅ」
憂「そんな事ないよ、純ちゃん。私、純ちゃんの事大好き。
  綺麗だし、華やかだし、点数高いよ」
純「嘘ばっかり!私、知ってるんだから!
  アリアリ赤ドラルールのせいで、私なんて見向きもしないじゃない!」
憂「そんな事ないよ、ほら、私の手牌見てみる?
  ちょうど、和了だから」
純「何よ……メンゼンだからって、字牌捨ててるからって、信じないんだからっ。
  実際、1や9の数牌も溢れてるじゃないっ。
  それに、中張牌なんて殆ど捨ててない。タンヤオなんでしょ!?
  あの下品な役なんでしょ!?」
憂「1牌や9牌捨てたのは、多過ぎて邪魔だったから。
  中張牌捨ててないのは、そもそも手牌にもツモ牌にも無かったから。
  ほら。純ちゃん三色。捲くり、私の勝ちだね」
純「え!?それ……国士無双ツモってたんじゃ……?」
憂「だって、純ちゃんが好きだから。だから、役満なんてntk」

127いえーい!名無しだよん!:2011/10/22(土) 00:49:50 ID:SHRbXayA0
麻雀と聞いて眼鏡を光らせる和ちゃん

128いえーい!名無しだよん!:2011/10/22(土) 09:53:42 ID:9niD7Ng.O
初心者だけど気付いたら役満のムギ

て思わせておいて笑顔でイカサマをするムギ

129いえーい!名無しだよん!:2011/10/22(土) 12:13:02 ID:61/a847AO
唯はタコ打ちだな

130いえーい!名無しだよん!:2011/10/22(土) 13:13:10 ID:yJSPAukM0
最近の若い子は麻雀やらないね。
学生時代は寮でやってたけど、最近はどうなんだろう。

131いえーい!名無しだよん!:2011/10/23(日) 02:27:37 ID:qqpB180I0
>>75のお題、「かげろう」から

律「『澪ちゃんがしま○らばかりでかわいそうなので、このお金で新しいのを
買ってあげてください』──っとよし書けt ゴチーン☆  ぁ痛ったぁ!!」 Ωプクーッ

澪「生徒会の投書箱になに入れようとしてるんだぁあっ!!」

紬「まあまあまあ……」


唯「でねー、最近見終わった『勇者警察ジェイデッカー』、面白いんだぁ〜!」

梓「ぇえ〜…、私『勇者指令ダグオン』の方が好きです」

律「……ほほーぅ? 梓はみんなから可愛がられる後輩でいたいですってかー?」

梓「ち、違います! 私、そんなつもりじゃ…」

澪「なるほど! 唯と梓で、色々お揃いだもんな!」

梓「澪先輩まで?!」

紬「梓ちゃんの[V]と唯ちゃんの[V]が、上下で合わさって──!」 ウフフフフ…

梓「なんでそんな笑ってるんですかっ??! ……り〜つせんぱ〜い!?」 ギロッ

律「あはは……んであとはっ、さわちゃんはドリルが似合いそうだしー?」 イヒヒ

さわ子「ちょっと、一人だけ古臭いじゃない?! …そういう、りっちゃんこそ〜?」

律「へ? 私?」

紬 ピーンッ

紬「……ねえりっちゃん。 りっちゃんがこの人いいな〜って思うのって、どんな人?」

律「へぇッ? そりゃあ、“足がほっそりしてて”──」 チラッ  澪「?」

律「あああ、……け、化粧が濃いから肌もガサガサで! こうなんか〜、スレた感じの?
髪だって短い方がいっかな〜! あは、アハハハハ……」

澪「……」

さわ子「──うそつき」 ニマァ  紬「全部、逆さまよね」 ニコッ  梓「律先輩らしいです」 ぷぷっ

律「…………うっせぃ。 なぁ澪──」  澪「…………“足が太い”」 ピクピク

さわ子紬梓「」

律「あ、ち、違うちーが、あの、あ! えっとタートル! ほら、タートルで考えろって」

               ㌧ 「プクククク」 ふょ〜んふょ〜ん

紬「それを言うなら〜、トータルっ!」

律「イェースナイスつっこみって言ってる場合じゃなくちょ、なんで私だけぇ?!」

澪「りぃぃぃぃぃいいっつぅぅぅうううぅぅぅぅっっっ!!!!」 ブォンッ ジャキィィイン ギョワーン

梓「澪センパイ®がベースで勇者パースキメて律センパイ®に突貫した」

さわ子(ケースに入ったままだから、アレはみねうちねっ!) キランッ

 わーわーあぎゃー ドタバタ…

唯「…………だれもジェイデッカーの話、してくれない……」

 コンコン

純「失礼しまーす」  憂「梓ちゃん、一緒に帰r 唯「う〜い〜!!」  ! お、お姉ちゃん?!!」

律「お、憂ちゃんにオカルト研のs 純「ジャズ研です〜っ」 ムスー  ーはは、ジョークジョーク〜」

唯「うい〜…! 憂は、ジェイデッカーすきだよねぇ……?」 うるうる…

憂「? うん! スコットランドヤードのみんな、カワイイよねっ!」

唯「──っ! う〜〜〜〜い〜〜〜〜!!」 ダキッ

憂「わぁあっ?! お姉ちゃん、くるしいょぅ……!」 ぎゅううぅぅううう

梓「っ、わ、私もあれ、いいと思いますっ! ビートルズが元ネタだなんて、洒落てますよねっ!」

唯「────あずにゃん」  梓「────、はい……」


唯「──……びいとるずって、なに?」  梓「 え゛ 」

澪律紬さわ子「「「「ぁぁ〜…」」」」

唯「え? えっ? あれっ?!」

憂「おねえちゃぁん……」 ホロリ

純「……さすが軽音b 律「戸部ェッ!」  ーッ! す・ず・き・で・す〜〜!!」 ガーッ


和(──『カゲロウ×シャドウ丸』の話題には辿り着きそうにないわね) シュタッ

                                             『VはビークルのV』 おわり

132いえーい!名無しだよん!:2011/10/23(日) 21:33:38 ID:s1uCZAF.0
VIPの1レススレ、30分から投稿っての待ってたら落ちちゃったので……

>>100 お題『コンビニ』

澪(深夜のコンビニでバイトすることにした
  深夜なら人も来ないし、時給も高い……
  次の日、一・二限に講義いれなければ余裕だな)キリッ

澪(……とは言え、人員削減のせいでまさかのレジ一人)
  店長さんは裏で寝てるし……
  ……深夜三時か。夜勤明けまであと四時間。
  この時間帯は眠くなるのに、時計がゆっくり進む気がする
  明け方の五時過ぎると一気に時が加速する感じなんだけどなぁ……
  おっ、今の表現は良い感じだ。メモしとこ)カキカキ

ウーーーウーーーウーー

澪(……パトカーのサイレンだ。変な事件じゃなければいいな……
  いけない!いけない!!一人の時は怖いこと考えるの禁止!!
  えーと、楽しいこと、楽しいことっと……
  あぁ、そういえば晶たちのライブがもうそろそろだっけ。
  チケット買って、ノルマクリアさせてあげないとなぁ……
  晶と言えば、この前話してくれた怪談ものすごく怖かったな……
  確か、『おおいさん』だっけ……いやいやいやいや!!!何怖いこと考えているんだ私は!!
  でも、今『こんにちはー、おおいさんです。』なんて言われたら……)

「「こんにちはー、おおいさんです」」

澪「ひぃっ!?」

律「あはは!!驚いた?驚いた?」
紬「ごめんね、澪ちゃん。脅かしたらかわいそうだって言ったんだけど」
律「てへぺろ☆……って、ムギも一緒になってやったくせに!」

澪「りりりりりりりりり」

律「暇だから来ちゃった」
紬「来ちゃった」

澪「律ぅ!!!!」ぽか!
律「あいたぁ?!」
紬「あっ!りっちゃんだけずるい!澪ちゃん、私にもお願い!!」

133いえーい!名無しだよん!:2011/10/24(月) 00:34:57 ID:XbaR2T2wO
律「澪っ!!出すぞっ!中で出すぞおおおっ!」

澪「だ、だめっ!!やめてくれ!外にっ…」

律「あああ出る出る、うっ…うっ」ビュルビュル

澪「ああ…コンビニの中がウンコだらけに…」

134いえーい!名無しだよん!:2011/10/26(水) 21:10:02 ID:PiZCD3h2O
和「ごめんなさい、あなたとは付き合えないわ」

晶「ええっ!?な、何でだよ和!」

和「だって……だって、あなたと付き合ってもし結婚する段取りになったら、私は『和田和』になっちゃうじゃない!逆から読んでも和田和、ちゃんちゃらおかしいわ!」

晶「くっ……!い、いい名前じゃないか和田和!」

和「わだのどか、ね……確かに語感だけならそう悪くはないわ。でもね……」

晶「でも……何だよ」

和「私は『わだのどか』ではなく、『のどかだわ』って読めてしまうことが一番嫌なの!」

晶「なっ……!?た、確かに……」

和「……あなたのことは嫌いじゃないの。本当にごめんなさい……」

晶「じゃ、じゃあ私が真鍋晶になるから!」

和「え……ほ、本当に?」

晶「ああ、もちろんだ。愛してるぜ、和」キリッ

和「晶……!」ダキッ

HAPPY☆END


書き手交流スレからネタをいただいた

135いえーい!名無しだよん!:2011/10/26(水) 22:28:25 ID:ZIzvjvdM0
>>134ワロタw

136いえーい!名無しだよん!:2011/10/26(水) 22:32:22 ID:5BO9mB3.0
さわ子「鈴木さ…いえ純ちゃん」

純「あ、さわ子先生。なんですか?」

さわ子「ねえ純ちゃん、純ちゃんお兄さんがいるんですって?」

純「げげ…(どうして……そっか、梓ね……)」

さわ子「なかなかイケメンらしいじゃない」

純「あーあの、さわ子先生」

さわ子「はい?」

純「私ピック使ってたんですけど、ツーフィンガーもやってみようかなって思ってるんですけど」

さわ子「いいんじゃない、ピックとはまた違った柔らかい表現もできるようになるわよ、ていうか純ちゃんお兄さんがいるんですってね?」

純「でも急にやると指が傷ついたりするのかなって思ったり」

さわ子「ツバつけときゃ治るわよ、そんな事より純ちゃん、素敵なお兄さんがいるんですって?」

純「やっぱり澪先輩みたいな音出したいんですよねぇ」

さわ子「だから、イケメンの素敵なお兄さんをね、純ちゃん」

純「あ、そうだ楽譜探してたんだ」

さわ子「私にもね、紹介……純ちゃん?」

純「えーと楽譜どこに仕舞ったっけ……」

さわ子「聞けよ!」

純「(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい」

137いえーい!名無しだよん!:2011/10/26(水) 23:04:32 ID:KJis0lwo0
さわ子「ねえ。ムギちゃんちにいい男な執事、余ってない?」

紬「えっ」

138いえーい!名無しだよん!:2011/10/27(木) 00:57:05 ID:qw7bhWpg0
唯「澪ちゃんって私より誕生日遅いよねー」

澪「そうだけど、どうして?」

唯「私が18になっても澪ちゃんは17なわけで」

唯「……ねぇねぇ、お姉ちゃんって言ってみて!」

澪「はぁ?」

唯「いいから〜! できれば照れた感じ……ううん、おねだりしてる感じ!」

澪「……唯お姉ちゃん?」

律「うむうむ」ナデナデ

澪「なんでお前が頭をなでる!?」

律「いやー気にしないで。うひひひ……」ナデナデ

澪「律お姉ちゃんのバカぁー!」

紬「」ワクワク

梓「さ、次が控えてますよ! 澪先輩っ」

139いえーい!名無しだよん!:2011/10/27(木) 10:22:12 ID:IjxCDCGw0
直「中野先輩」

梓「うん?」

直「そろそろ私たち、名字で呼び合うのはやめた方がいいと思うんです」

梓「まあそうだね」

直「ですから、今日から呼び名を変えましょう」

梓「分かった。じゃあ奥田さんのこと、これから直って呼ぶね」

直「はい。私も中野先輩のこと、あずにゃん先輩って呼びますね」

梓「え?」

直「どうかしましたか、あずにゃん先輩」

梓「いやいや……え? 梓先輩じゃないの?」

直「あずにゃん先輩です」

梓「……なんでそのあだなを知ってるの?」

直「先生に見せてもらった文化祭ライブの映像で、先輩はそう呼ばれてました」

梓「……」

直「いいですよね? あずにゃん先輩で」

梓「ダメに決まってるでしょ」

直「どうしてですか? 2年間親しんできたあだなじゃないですか」

梓「いや、そうだけど……」

直「何か問題でも?」

梓「何が悲しくて、後輩に『にゃん』なんて付けられないといけないの」

直「いいじゃないですか。仲の良さが軽音部の証でしょう」

梓「でも高3で『あずにゃん』は……やっぱりダメだよ、認められない」

直「そうですか……じゃあ奥の手を使うしかないですね、奥田だけに」

梓「上手くないからね。ていうか『梓先輩』でいいじゃん、もう」

直「……次の新曲、高音を多めに入れちゃいますよ? ボーカルパートに」

梓「!?」

直「いいんですか? 先輩の苦手な高音ですよ?」

梓「……卑怯だよ、そんなの」

直「何と言われようが構いません。 認めてくださいよ、『あずにゃん先輩』を」

梓「……分かったよ」

直「ありがとうございます、あずにゃん先輩」

梓「ちくしょう」

140いえーい!名無しだよん!:2011/10/27(木) 11:01:56 ID:p7fUFM6EO
純「あ〜ずにゃん」

梓「なんなの、その呼び方」

純「毎度お馴染みのあずにゃんじゃん」

梓「純に呼ばれるとバカにされてる気がするなぁ」

純「してないしてない。唯先輩同様、愛情たっぷりだよ〜」

梓「やっぱりバカにされてる気がする」

純「疑り深いなぁ」

憂「梓ちゃんはお姉ちゃん以外の人にあずにゃんって呼ばれたくないんだよね」

梓「なっ、ちがっ……」

純「ほっほ〜、だったら仕方ないなぁ」

梓「違うったら!高3にもなって『にゃん』が恥ずかしいだけ!」

憂「じゃあ、ちょっと緩和して『あずにゃちゃん』は?」

梓「何を緩和したのか分からないよ」

純「じゃあ対抗して私は『あにゃずん』って呼ぶね?」

梓「対抗しなくていいよ!」

直「では私は敬意を払って『イオナズン先輩』と呼ばせていただきます」

梓「もっと敬意を払ってみて!?」

菫「ま、まぁまぁ…紅茶でも飲んで落ち着いてくださいベギラゴン先輩」

梓「人に戻れなくなる!?」

141いえーい!名無しだよん!:2011/10/28(金) 12:00:43 ID:caa7dOHAO
梓「ちょっと思ったんですが」

紬「どうしたの?」

梓「澪先輩も律先輩も憂の事を憂ちゃんと呼びますが、何故、私の事は呼び捨てなんですか」

律「気にさわったのなら謝るよ梓さん」

澪「というか、親しさの度合いだろう。あと礼儀とか」

梓「そう、そのとおりなんです!」

紬「一体、何をいきりたってるのかしら」

律「あの日なんだろ」

梓「ところで唯先輩は憂の事を呼び捨てにしますよね?」

律「そう言えば唯の性格なら、妹をちゃん付けで呼んでも不思議じゃないな」

澪「そこはまぁ、家族ならではの親しさか」

梓「そう、そこなんですよ!」

紬「どこなのかしら?」

律「さぁな」

梓「唯先輩といえど家族並みに親しければ呼び捨てなんですよ!」

紬「うんうん」

梓「と言うことは、唯先輩と結婚したら私の事も『梓』と呼んでくれるんでしょうか!?」

紬「お茶にしよう?ね、お茶にしよ?」

ガチャ

唯「遅くなっちゃってごめ〜ん」

澪「やぁ唯。ちょっと私を呼び捨てにしてみてくれる?」

唯「えっ?う、うん……いきなりどうしたの、澪?」

澪「わぁーっ!!わぁーっ!!なんだか特別なお友だちみたい!」

唯「?」

梓「澪先輩ズルイです!」

唯「何が起きているの?」

律「なんだろうなぁ」

紬「唯ちゃん、はい紅茶」

唯「あっ。ありがとね、ムギ」

紬「ふぅっ…ん」

唯「おっとっと、間違えちゃった!ごめんねムギちゃ…」

紬「唯は何も間違ってないっ!」

唯「はわわ」

ガチャ

さわ子「なにを騒いでいるの、あなたたち」

律「あっ、さわ子」

さわ子「あ?」

142いえーい!名無しだよん!:2011/10/28(金) 12:16:33 ID:dYgyHYFg0
>>141
オチが上手いな

143いえーい!名無しだよん!:2011/10/28(金) 12:22:24 ID:luqMVYq20
>>141
久々に笑った!

144いえーい!名無しだよん!:2011/10/30(日) 09:47:04 ID:D24RcIHoO
唯「トリックオアトリート!」

律「お菓子くれないといたずらしちゃうぞ〜!」

紬「犯してくれないとイタズラしちゃうの?」

和「どちらにせよ私が得をするわね」

唯「……」

律「……」

145いえーい!名無しだよん!:2011/10/31(月) 00:34:30 ID:vqDDrna2O
唯「和ちゃんは赤いメガネをしてるけど赤色が好きなの?」

和「そうね、わりと」

唯「おしゃれさんだね!」

和「なにを言うのよ」

唯「おしゃれ和ちゃんかわいい!」

和「からかうんじゃないわよ」

唯「可愛いカワイイかわいい!」

和「やっやめなさい!」

146いえーい!名無しだよん!:2011/10/31(月) 22:52:50 ID:zmOMNJMcO
11月ですね

お題:秋

147いえーい!名無しだよん!:2011/11/02(水) 07:22:39 ID:b6jnvSm2O
律「秋と言えば?」

唯「秋山晶ちゃん」

澪「ん?」

晶「何かいったか?」
唯「あきやまあきらちゃん」

澪「どうしたんだ唯」

唯「和田和ちゃんとか、あきあきちゃんとか」

唯「晶ちゃんはいい加減にするんだよ〜!」

晶「その前にアタシが女と結婚する事を前提に話をすすめるのをやめろ」

紬「でも秋山晶ってハマーン・カーンみたいでガンダムのキャラっぽいわ」

菖「ローズマリー・ラズベリーみたいに韻を踏んでいるワケね」

澪「そう言われてもな……」

律「じゃあガンダムの話でもするかー!」

澪「どういう事なんだ」

唯「秋だもんね!」

澪「そうか…」

148いえーい!名無しだよん!:2011/11/03(木) 00:09:55 ID:ImogEL9MO
憂「もう秋だね」

純「受験に専念するから部活は早くも引退かぁ」

菫「先輩たちの最初で最後の学園祭ライブ……あんな事になって残念でしたね……」

梓「……ごめんね」

憂「あっ。う、ううん、いいよ」

純「そ、そうだよ!別にいいって!」

直「」カタカタ

梓「ごめん……」

菫「先輩……」

憂「……」

純「ア、アハハ…と、とにかくパンツ履きなよ…」

梓「うん…」

直「」カタカタ

憂「梓ちゃん…」

149いえーい!名無しだよん!:2011/11/03(木) 01:00:11 ID:2Q3fIo.g0
紬「りっちゃんりっちゃん。 >>147さんの言う、『がんだむ!』って何のこと?」

律「ああそれ? 天才肌なクセ毛や神経質な乱暴者が、還る場所を見つけるお話だよん!」

澪「無軌道な守銭奴、っていうのもいるよな」

唯「あとはね〜、女のひとはみんな舐めてみたくなるような子なんだって〜♪」

梓「そんな与太話みたいなのを真に受けないでくださいっ!!」

さわ子「ほかにも、暗い過去を背負う仮面の人物が強烈な個性を作品に添えていたり」

憂「統一スケールの模型とかの関連商品には、限定品もあるんですよっ」

紬「わぁあ〜…! ……で! どこがどう面白いの、それ!?」ワクワク

一同「え? …………う〜ん……」


唯「……でもっ、和ちゃんはザビーネ・シャルみたいだよねっ!」ニコッ

和「あんたが今までに放った『でもっ』の中でも屈指で意味不明よ、それ」

唯「びほあー!→そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」

唯「あふたー!→そうなんだじゃあ私生徒会行くねぇぇぇぇええええ」

和「アフターで何があったのよ」

他一同「」ジ〜ッ

紬「? えっ? 私の顔、なにか付いてる?」ペタペタ


『いつみても波瀾万丈』  終

150いえーい!名無しだよん!:2011/11/03(木) 07:57:03 ID:ImogEL9MO
梓「先輩たちはあんまり髪型を代えたりしないんですね」

唯「私は代えたりしたよ〜」

澪「そういえば和に犬みたいとか言われてたっけ」

唯「わん!」

紬「ああいう唯ちゃんもカワイイと思ったわ」

唯「でへへ…」

梓「一方、律先輩は本当に一年中、妥協する事なくカチューシャですね」

律「これはアタシの体の一部だからな!」

澪「またしょーもないウソを…」

梓「最近、もしかして律先輩は河童なのでは…と疑っています」

律「何を言い出すんだコイツ」

梓「きっと髪の毛で頭の皿を隠しているんだ」

唯「あずにゃん…?」

梓「正体を見せるです!」

ガッ

律「や、やめろよう」
紬「いやあ!梓ちゃんが語尾に「です」をつけるとキチガイモードに!?」

梓「カチューシャとったです!」

澪「お前、普段そんなしゃべり方じゃないだろ」

律「グケェェ」

唯「あっ、カッパ!」

澪「り、律!?お前、本当にカッパだったのか!!」

律「グケェェ…」

梓「そら、大人しくドラムを叩くです!」

律「グケェ!」

ドカドカジャーン!

紬「真面目に練習を始めたわ」

澪「じゃあいいや」

唯「よかったねトンちゃん、お友だちが増えて♪」

梓「それって唯先輩の中では律先輩はトンちゃんのポジションになったという事ですか?」

唯「そりゃあそうだよ。だってカッパだもん」

律「ケェェ…」

紬「悲しそうな瞳で見ているわ」

唯「ごめんね…?」

律「グケェ…」

151いえーい!名無しだよん!:2011/11/03(木) 13:50:32 ID:ImogEL9MO
今思ったんだがカチューシャつけても頭頂部は隠れないよな…

152いえーい!名無しだよん!:2011/11/03(木) 23:36:47 ID:x67fJ3js0
律「平沢唯さんかぁー、なんかギター上手そうな名前」

澪「名前からして何か普通とは違うよな」

紬「どんな方なんでしょう〜♪」


数日後


律「もしかしてあなたが平沢唯さん!?」

唯「え、えぇー!?」




唯「あのぉ…ただじゃなくて、ゆいって言うんですけど」

律「え、『ただ』さんじゃない?」

153いえーい!名無しだよん!:2011/11/04(金) 00:02:54 ID:IHl9U.YwO
澪「早いもので大学に入って、もう半年が過ぎた」

律「気がつけばボチボチ、クリスマスだもんな〜」

唯「私、大学生になったら自動的に恋人って出来るもんだと思ってたよ」

菖「あれ、誰も彼氏いなかったの?」

菖「みんな可愛いからてっきり」

紬「それはね、私たち全員レズだから…」

晶「えっ」

澪「冗談だからな」

晶「ふぅ…」

紬「でも、一部真実も含まれているわ」

菖「なにそれ、おもしろそう」

律「それより菖たちはどうだったんだ?まぁ、晶は高校時代に爆死したって聞いてるけどさ」

晶「うるさいよ」

菖「私も幸もなんだかんだでいなかったね」

幸「私は…背が高いから…」

澪「いや、背の高さはそこまで影響ないと思うが」

唯「そうだよ!きっと背の高さと関係なくモテなかったんだよー!」

幸「うっ…」

澪「私はそういう事を言いたいんじゃないんだよ!?」

晶「アイツは時々、天使のような悪魔の声を発するな」

律「まるでミッドナイトシャッフルだな」

澪「気にする事ないからな、幸」

幸「うん…」

律「しかし菖も彼氏いなかったなんて意外だな。気さくにクラスの男に話しかけたりしてそうなのに」

菖「う〜ん、そりゃあ恋の一つもしてみたかったけどね〜。
ピンと来るのがいなかったんだなぁコレが」

唯「ねぇねぇ!今年は晶ちゃんたちも一緒にクリスマスしようよ!」

澪「はは、クリスマスする、ってなんだよ」
律「あ…」

紬「どうしたの、りっちゃん?」

律「そういや言ってなかったっけ」

唯「なになに?」

律「アタシ、今年のクリスマスパーティーは菖と二人でやろっかなって」

澪「」

紬「うほぉ」

唯「ほぇぇ?」

晶「え?え!お前らそうなのか?」

菖「ピンと来ちゃってね」

晶「はぁぁ、まぁなんだ、アレだ、おめでとう?」

菖「いや〜」

紬「りっちゃん!りっちゃん!」

律「はは、落ち着けってムギ。ま、そういうワケで悪いな」

紬「りっちゃん達は何も悪くない!本人たちが良ければいいと思います!」

律「そうか」

唯「じゃあ、りっちゃん達もイブイブにパーティに参加すればいいよ〜」

唯「私もイブは晶ちゃんと二人で遊ぶつもりだったもん」

晶「あっバカ」

紬「うひょぉい!?まぁまぁ!」

紬「一体なにがどうなってるの、ねぇ澪ちゃん!」

澪「ガガガガガガ」

154いえーい!名無しだよん!:2011/11/04(金) 00:22:56 ID:IHl9U.YwO
>>153

幸「あの、ね。良かったら…」

澪「えゎ?あ、あぁ、なに?」

幸「良かったら、私たちも、二人で…」

澪「えっ」

紬「ぽヒョアァ!?だけど澪ちゃんの心にはまだりっちゃんへの重い想いが…!!」

澪「…いいよ」

幸「!」

紬「!」

澪「イブの日に、いっぱい優しくしてくれる?」

幸「…うん!」

紬「うへへ…くくく黒マテリア…」

唯「あっ」

晶「どうしたんだよ唯」

唯「ところでムギちゃんはイブの日はどうするの?」

ムギ「あぇっ?」

律「そう言えば…」

菖「ま、まぁイブイブもおおいに盛り上がるから…ねぇ?」

紬「え。あ、うん」

幸「だ、大丈夫?」

紬「平気よ、昔から唯梓、律澪がディフォルとで、私の隣には余りものには福来たるのが夢だったの」

澪「お、落ち着くんだ」

唯「ムギちゃんが悲しそうな瞳で見ているよ」

紬「こんちきしょぅ……」


めでたしめでたし

155いえーい!名無しだよん!:2011/11/04(金) 01:08:09 ID:IHl9U.YwO
>>154

純「今年のクリスマスは唯先輩がいないし寂しいねぇ、あずにゃん?」

梓「あずにゃんって言うな」

憂「私は本当に寂しいなぁ…」

純「あっ、ごめん。憂にはシャレになってなかったや」

梓「まったくもう…」

直「どうしたんですか?」

純「前に話したでしょ?憂は本当にお姉ちゃん大好きっ子でね」

梓「大丈夫、憂?」

憂「えへへ、オーバーだなぁ」

純「よし、お詫びにクリスマスは憂の家で、みんなでパーティーしよう!」

直(『お詫び』に私達を巻き込んだ…)

菫(しかも他人の家でパーティを開いたら迷惑かも、なんて微塵も考えてないなんてスゴいです…)

梓「あのね、私たち受験生なんだよ…?」

梓「あ、でも憂が寂しいなら別に私は…」

憂「ふふ、今年は家にお母さんたちがいるから」

梓「そっか。じゃ大丈夫だね」

純「ちぇ〜」

梓「悔しがるところじゃないよ」

憂「二人は何か予定があるの、クリスマス?」

直「あんなものは平日ですよ」

憂「そうなんだ、菫ちゃんは?」

菫「私はお姉さんみたいな人が寂しそうにしていたので、お相手しようかと」

憂「へぇ〜、菫ちゃんのお姉さんみたいな人って、どんな人なんだろ〜」

直「…」

憂「あっ、別に直ちゃんへの返事が短かったのは返答に困ったからとかそういう事じゃないからね?」

直「はい…」

直(私がくだらない事を言ってしまったが為に気を使わせてしまった…)

直(それなのにあんな笑顔で…)

直「好きです」

憂「えぇっ」

純「ど、どうする?こうなったら私達も…」

梓「どうもしないし、何も起こらないよ」

156いえーい!名無しだよん!:2011/11/04(金) 20:02:08 ID:8pozPwdoO
お題提供


食欲の秋ということで

『ランチタイム』

157いえーい!名無しだよん!:2011/11/05(土) 23:08:21 ID:w4Mbdd1s0
唯「『NTR展開』!! それは、

    N 和ちゃんとの  T 楽しいランチタイムに  R 乱入しちゃう

  展開のことである! 2年2組の田井中りっちゃんは今日もまた、
  澪ちゃんと和ちゃんのお昼をジャックせんとんをぉお?!」 ガシィッ

律「これこれソンゴクーよサゴジョウをいじめてはなりませぬぅぅぅ」ギチギチギチ…

唯「やべでぇぇぇええええぇぇおでこ軋んじゃううううぅぅ〜」メキメキメキ…


紬「今日も平和ね〜」

梓「ほんと、平和ですね〜」

158いえーい!名無しだよん!:2011/11/07(月) 04:45:00 ID:6hMxUUzoO
律「今度みんなで映画、観に行こっぜー!」

唯「行こう行こう!」

澪「でもキミたちが観たいのって、クレヨンしんちゃんとかだろ?」

律「バカにすんな!」

唯「私だって立派な映画観てるもん!」

澪「立派な映画ねぇ」

紬「唯ちゃんはどんな映画が好きなの?」

唯「えっと…ションシャークの空」

澪「ほう……ションシャーク、ねぇ」

紬「それが私の知ってる映画なら、私も好きなんだけど」

澪「唯、ちょっと内容を話してみてくれないか」

唯「え?あの、サメが…」

紬「私の知ってる映画じゃなかった」

唯「えっ、サメが出てくるんじゃないの!?」

澪「お前、観たんだよな?」

唯「もちろんだよ」

律「あれ見てるとビール飲みたくなるよな。飲んだ事ないけど」

紬「私の知ってる映画だった」

159いえーい!名無しだよん!:2011/11/08(火) 21:02:21 ID:p6sD2Hgc0
菫「けいおんSS雑談掲示板…」

奥田さん「?」カタカタ

菫「私のイニシャルはSS(スミレ サイトー )です」

奥田さん「!」カタカタ

菫「つまり事実上この板の支配者は私と言っても過言ではないのでは!?」

奥田「NO」カタカタ

菫「!」

奥田「ナオ オクダ…」

菫「!」

奥田「…」カタカタ

菫「…」

160いえーい!名無しだよん!:2011/11/08(火) 22:51:05 ID:q5MlSOEoO
うまい

161いえーい!名無しだよん!:2011/11/09(水) 01:33:01 ID:y7.MeCxI0
紬「私、カラオケボックスって初めてなの」
さわ子「じゃあ、私から歌ってお手本見せるわ。
  まずはレディ・ガガから」
律「いや、無理に若い人の趣向に合わせなくていいから」
梓「どうぞ、ご自分の世代に合わせて小室でも歌っていてください」
唯「趣味に合わせてナイトウイッシュやハロウィンでもいいんじゃない?」
さわ子「むっ。いーわ、そこまで言うなら、好きなように歌わせてもらうわ」
律「どーぞ、どーぞ」
梓「さって、AKBでも探しとこ」
唯「私どれ歌おうかなー」
紬「楽しみね」
さわ子「ぱるぱるぱるぱるぱる」
唯「……うわぁ」
紬「え?」
律(マジかよ)
梓(突っ込んだら負ける)
澪「あ、二番歌わせてください!」
律「マジかよ!?」
梓「澪先輩!?って、負けたぁ」
さわ子「どいつもこいつもリア充しやがって  妬ましい妬ましい本気で妬ましい
    カラオケ 飲み会 恋人 友達  私にゃひとつもありゃしない!
    バレンタインデー?クリスマス? ハッ!  そんなの経験したことないわ!」
純「おいやめろ」
律「大丈夫、私は大丈夫」
さわ子「先月末に入った給料の使い道が
    何もなくって 一人さびしく お祝い
    あああああああああああああああああああああ
    ぱるぱるりぱるりら みんな死ねばいいのに☆
    ぱるぱるりぱるりら みんな死ねばいいのに☆ 」
純「」
律「大丈夫、私は大丈夫」
唯「私も耐えきった!」
澪「次は私のターンだ」
梓「もうやめて!純のライフはゼロです!」
澪「ゆいりつ のどりつ さわりつ ういりつ さとりつ りつむぎ りつあず りつじゅん りついちご!
  毎回毎回手出しすぎだわ!浮気者!
  そんなにタラシな貴方には そろそろ ギコギコギコしましょうかしら
  わたしのレベルで物足りないなら ルナでも凸ってピチュりなさい!」
律「ひっ」
梓「情念が篭ってますねぇ」
唯「りっちゃん、顔真っ青」
澪「あああああああああああああああああああああ
  ぱるぱるりぱるりら みんな死ねばいいのに☆
  ぱるぱるりぱるりら みんな死ねばいいのに☆」

紬「これがカラオケ……」
澪「ぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱる」

162いえーい!名無しだよん!:2011/11/10(木) 05:54:21 ID:8HHr0y7oO
純「菫専用の謝り方を思いついたよー」

菫「わあ、どんな謝り方なんですか?」

純「どうもすみれません」

菫「…」

梓「純がまた誤っている」

163いえーい!名無しだよん!:2011/11/11(金) 08:51:10 ID:e0VL3IXkO
唯「あずにゃ〜ん!」
梓「はい?」

唯「おた…」

梓「!」

唯「おたふく風邪治った?」

梓「治るも何も、そんな病気にかかってませんよ」

唯「そっか〜、じゃ〜ね〜」タッタッタッ

梓「く…お誕生日を祝われるのかと思ってしまった」

律「お〜い、梓〜」

梓「あ、律先輩」

律「おた…」

梓「!」

律「オタクなのかよ、お前」

梓「違いますけど…」

律「そっか!じゃ〜な〜!」

梓「く…また誕生日の話かと…私、自意識過剰なのかなぁ」

澪「やぁ梓」

梓「澪先輩!」

澪「おた…」

梓「はい!」

澪「オタオタするなよ?」

梓「はい…」

澪「分かればいいんだ、じゃあまた今度な」

梓「澪先輩はなぜ突然あんな事を言い出したのだろう」

紬「梓ちゃ〜ん」

梓「あ、ムギ先輩」

紬「おたん…」

梓「!!」

紬「おたんこなす食べる?」

梓「おたんこなすは茄子の一種なのだろうか」

紬「そっか。また今度ね〜」

梓「今まったく会話が成立してなかったような。夢でも見ているのかなぁ」

純「梓〜」

梓「純〜」

純「おた…」

梓「おた?」

純「お便り持ってきたよ」

梓「ありがとう郵便屋さん」

純「あばよっ」タッタッタッ

梓「お便り渡してもらってないけどね」

憂「梓ちゃん…」

梓「憂だね」

憂「おた…」

梓「…んじょうび?」

憂「お高くとまってんじゃないよ!」

梓「ご、ごめんなさい」

憂「アハハ!冗談だよ〜!アハハ!」タッタッタッ

梓「今のは妙にドキッとしたなあ」

和「梓ちゃん?」

梓「真鍋先輩?和先輩?」

和「おた…」

梓「この人はそもそも私の誕生日を知るまい」

和「マチュピチュ」

梓「まつぴつ」

和「マチュピチュ!ピチュピチュ!」タッタッタッ

梓「あの人、気が狂ってるのかなあ」

さわ子「梓っち!!」

梓「誰が梓っちか」

さわ子「おた…」

梓「もはや何も期待すまい」

さわ子「お誕生日ケーキ食べに来たわ」

梓「あ…」

さわ子「お誕生日ケーキは?梓ちゃん、今日お誕生日よね?」

梓「さわ子先生!さわ子先生!」



おわり

164いえーい!名無しだよん!:2011/11/11(金) 17:35:06 ID:Tuq1DUn.0
いいね

165いえーい!名無しだよん!:2011/11/12(土) 01:48:28 ID:5WKy3hkUO
書き手交流スレpart.2の>>70を見て閃いた。


律「私の方が前に出てるな!」ヌヌヌ

菖「なんの!」ヌヌヌ

律「なっ!?負けるかぁ!」フンス

菖「私だって〜!」ヨイショッ

ガチャ

澪「何してるんだ?二人して胸張って」バインッ

幸「見栄の張り合い?」バインッ

律「」

菖「」

澪「お〜い」フリフリ

律「うるさいやい!」ブンッ

菖「ええそうですよ!無い見栄張ってゴメンなさいね!」バンバンッ

澪「何だよ一体」

律「二人してこれ見よがしにデカいのぶら下げやがって!」ブーブー

菖「そうだそうだ!」ブーブー

幸「デカい……」ズーン

律「いや、そのデカいじゃなくて」

菖「澪ちゃんコレ分けて!」ムニッ

澪「キャッ!?ちょっ、何するんだイキナリ!」

律「あ!菖ズルいぞ!私にも分けろ〜!」モニッ

澪「律まで!?何なんだよ一体〜!」

ガチャ

晶「おい菖〜」

律「良いからよこせ〜」モニュモニュ

菖「よこせ〜」モミモミ

澪「ちょっ、もぉ、止めって!?」ジタバタ

幸「でかい……」ドヨーン

晶「……失礼しました〜」ソーッ

166いえーい!名無しだよん!:2011/11/13(日) 02:48:17 ID:zDVPIOAU0
>>162
うまい

167いえーい!名無しだよん!:2011/11/13(日) 09:38:49 ID:Co2L1MwoO
唯「プリキュアおもしろかった!」

律「お前トシいくつだよ」

澪「もう大学生なのにな…」

紬「でも日曜日の朝からみんなで集まってアニメ観賞なんてある意味幸せな感じだわ〜」

唯「ねぇねぇ、私たちをプリキュアに例えたら誰になるのかな〜」

律「ん?」

澪「それってスイプリ限定?歴代も含んでの話?」

紬「澪ちゃんが本気だわ」

唯「じゃあ、とりあえずスイートプリキュアだけで!」

律「アタシ、響な」

唯「あぁっ、りっちゃんズルい!?」

紬「りっちゃんも本気だわ」

澪「というか唯は響がいいのか?」

唯「だって主人公だもん」

澪「それだけの理由なのか…」

紬「う〜ん、響ちゃんも唯ちゃんもムードメーカーという共通点はあるけれど…」

澪「気の強そうな点を考慮すると、確かに律の方がに近いかも」

律「な?」

唯「う〜ん」

澪「ちなみにエレンは私だからな」

唯「ぇあっ!?ズルい!?」

律「またか」

唯「だってカッコいいし…」

澪「しかしな」

紬「確かに一見クールな美人ぶりは唯ちゃんというより澪ちゃんだと私も思うわ」

紬「響ちゃんとレズっぽいのも律澪を彷彿とさせるし…」

澪「そ、それは知らないけどさ」

律「とにかくエレンに唯の要素ゼロだな」

唯「でもキュアセイレーンの武器はラブギターロッドだもん!」

澪「アレ、実はベースなんだよ」

唯「ギターロッドって言ってるのに!?」

律「ムギは奏だな」

澪「そうだな」

紬「あらあら♪」

唯「そこは私も異論はないよ」

紬「あっ、何かぞんざいなその言い方…まさか奏さんディスってるのかしら……?」

唯「決して違うよ〜」

澪「奏はお菓子作って響たちに提供してるし」

律「おっとりしてて金髪で、色々ムギとかぶってる」

唯「あと最近、影がうす…」

紬「うす?」

唯「ウスターソースのように影が濃くなったね!」

紬「そうね」

唯「というわけで私は消去法で…」

律「ハミィだな」

澪「ああ、問題ない。というか間違いない」

唯「えっええぇぇぁ!?私、キュアミューズじゃないの!?」

紬「アコちゃんは梓ちゃん以外ないわ」

律「ロリだしな」

澪「遅れてやってきたツンデレでもあり、しっかりもので、彼女もまた唯要素ゼロだった」

唯「私、プリキュアじゃないんだ…」

律「でも唯は一人じゃないよ!」

唯「ありがとうプリキュア…」グスッ

168いえーい!名無しだよん!:2011/11/13(日) 10:05:27 ID:Co2L1MwoO
澪「ちなみにエレンはキュアセイレーンじゃなくてキュアビートだ」

唯「あれぇ?敵幹部時代と合体させちゃった〜」

律「さすがハミィ」

紬「この駄ネコが…」

唯「ご、ごめんニャ〜…」

169いえーい!名無しだよん!:2011/11/14(月) 11:45:50 ID:NMfxjz8k0
最近お題がでないな。

170いえーい!名無しだよん!:2011/11/14(月) 12:01:30 ID:PN/MZr8I0
お題:出ない

171いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 02:11:48 ID:FQ22pk9c0
お題:ペット

172いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 02:26:30 ID:Zr/3jd9k0
唯「じゃじゃっ!じゃじゃらららっらっらんら〜ん♪じゃーんじゃーんじゃ〜ん♪」


晶「いや〜助かったわ」
菖「あと一人いないと、『ラッキークローバー』解散だったもんね〜」
幸「嬉しい……ありがとう」
唯「ハッ…ハハハ……ハハ……(ののの和ちゃ〜ん!助けてプリ〜ズ!)」

澪「本当なのか、和っ?!」
ゴートオルフェ(和)「貴女には話しておくわ……軽音部とオルフェノクの間にあったことを……」

憂「ハァ、ハァ、ハァ……」バシャバシャバシャ…
 ── 律「なあ唯、私たち勝手に居候しちゃって、大丈夫なのか?」 ──
憂「──きゃッ!!」バシャァッッ
 ── 唯「平気だよぉ〜、お父さんもお母さんも外国行っちゃてるし──」 ──
憂「(グスッ…)どうして……どうして……」
 ── 唯「私 、 一 人 っ 子 だ か ら 寂 し か っ た ん だ 〜 !」 ──
憂「(ヒグッヒグッ…)…………ぅわぁぁぁあああぁぁあぁあっっ!!!!」

唯「ぇえっと…いま朝だから、[0]、[8]、[4](オハヨー)っと……むん!」カシャッ Φ\Error/
  バーン!!
唯「あ〜〜れ〜〜」ヒュルルルル〜ゴロゴロゴロゴロ…
律「お前はまず、コード覚えような」


梓「聴いてみたいな……純のベース」
純「あ、ぁあ……うん、また今度ねっ」タッタッタッ…
憂「純ちゃん……」

ローズオルフェ(恵)「秋山さんの返答次第では、あの子たちのこと見逃してあげても──」
澪「ひっ……」ガタガタガタ…

さわ子「私には夢が無い…………そして、彼氏もいにゃいッ!!」キリッ
唯「噛んだだぁーッ!」
律「さわちゃんもっとカッコいいこと言ってってー!」


茜「そのユーフォニアムのケース……返してください!!」


澪カイザ「お、おい!それ勝手に変形させたら危な 律「(ニタァ…)ちょぴ〜ん」カチッ
  ガシャン!ガシャン!ガシャン!ガシャーン!! ド ゴ ド ゴ ッ ド ー ン !!!!!
律 プラ〜ン
澪カイザ「(プスプス…)……あぶないって言っただろぉぉぉぉおお」グイーッ
律「かいざの ちょうぱわーは、 ひとひとりを かるがると もちあげェ」(イヤな音)

唯デルタ「……」ゴゴゴゴゴゴ…
律「お、おいムギっ!」
澪「お前が持ってきたベルトで……唯が!」
紬「……まさかデルタドライバーの副作用が…!唯ちゃんっ!!」
唯デルタ キッ!!
唯デルタ「……お゛お゛ー!デル゛太゛っ゛て゛ば゛カ゛ッ゛コ゛い゛い゛よ゛ォ゛〜!!」 ←声枯れてる
律澪紬「だぁあ」ズコー


さわ子「これが……ベルトの力っ……!」


茜「先輩……あの……」
唯「……デビちゃんの髪、……なんだか懐かしいんだ〜…」ギュッ


唯デルタ「あ゛ん゛な゛か゛ん゛じでお゛願゛い゛〜!」 Δ\……Exceed Charge/

澪「律、お前に涙は似合わない」  律「み、みおしゃん……?」

ドラゴンオルフェ(紬)「バッタの……オルフェノク……!」

憂(梓ちゃん…)[0](純ちゃん…)[0](私は…)[0](私は──)[ENTER] Ω\Standing by/

謎の外国の方キャサリン「今、315(サワコ)の力ってぇのを見せてやるッ!!」



部室!

さわ子「──とまあ、このケータイにはたっくさんの思い出が詰まっているのっ!」ビシッ

菫・直「「は、はぁ……」」

純「いや〜あんな一年過ごして全員無事だったのは、絶対日頃の行いだねぇ〜」シミジミ

憂「うん……だけどあの時、茜さんが助けてくれなかったら、私も今ごろ…」シュン…

梓「気にしないで憂、先生なんか一度もベルトに適合できなかったし」ジト〜

さわ子「悪かったわねぇぇえええ!!」ワァァアッ

  \\ わいのわいのわい…… //

菫・直((先生のカバンから出てきたケータイひとつからこんなエピソードが聞けるなんて──))

菫(高校生って……なんて命がけ……!) ←信じてる

直(ウソ予告道……なんと奥深い……!) ←信じてない

  『唯「クリムゾンスマッシュとクリスマセックスって似てるよね〜」 さわ子「あ?」』  完


担当「あとサプライズで、かき先生にもカメオ出演を」  ふらい「出ないよ」

173いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 08:37:12 ID:NULmJqPA0
わけがわからないよ

174いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 16:27:13 ID:g.LE41gY0
男「ギター買ったしwwwwww」

友「それHTTの唯と同じ奴じゃんwwwwギー太wwww」

男「ちげーしwww別にけいおんの影響とかじゃねーしwwwちげーしwwwwwwwうんたんwwwwww」

友「もろに影響されてんじゃねーかwwwwww」


和「…」


女「私のベース、澪ちゃんと同じたんですけどwww」

女友「マジじゃんwwwwww」

女「しかも左利き用だしwwwwww」

女友「アンタ右利きじゃんwwwwばかだしwwwwww」


和「…」


和「あら、その眼鏡けいおんの和ちゃんと同じ眼鏡ね」

和「わかった?恥ずかしいけど影響受けちゃって…」

和「ふふ、でも凄く可愛いし似合ってると思うわ」

和「ありがとう、これを掛けてると 私も和ちゃんみたいなインテリ美人になった気がするのよね」

唯「和ちゃん……」

175いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 16:50:42 ID:zT8MlFoU0
ちょっと分かりにくい。

176いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 16:55:45 ID:9nZtZ6EkO
わちゃんの自演

177いえーい!名無しだよん!:2011/11/15(火) 17:28:44 ID:zT8MlFoU0
>>176
いや、分かるんだけど伝わりづらいってこと。

178いえーい!名無しだよん!:2011/11/16(水) 00:26:54 ID:tLw/miaQ0
鏡に向かって語りかける和ちゃんを想像して泣いた

179いえーい!名無しだよん!:2011/11/16(水) 20:42:18 ID:hJf.W0zIO
お題
お風呂

180いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 00:10:53 ID:0CnRE1GEO
カポーン

澪「ふう……落ち着くなあ」

澪「……ふん、ふん♪」

澪「……あーあーかーみさーまおねーがいー♪」

澪「いちどーだーけーの♪どりーむーたいむくーだーさい♪」

澪(何でお風呂の中だとついつい歌っちゃうんだろ〜♪)

澪「おーきにいりーのうさーちゃんー♪」ステップステップ

澪「だいてーえー♪」クルットターン

澪「こーんやーもーおーやーすみー♪」ビシットキメポーズ

澪「……」

澪「……///」

澪(裸なのに何やってんだろ私……は、早く上がろう///)

ガラッ

澪「ふう……いいお湯だった……あっ!?」

律「よう♪」ニヤニヤ

澪「り、りつ……いったいいつからそこに……」

律「ん〜?いつからかは分からないけど……澪ちゃんのリサイタル、堪能させて貰いましたわん♪」

澪「うう……!///」

律「いやー、風呂場で歌うとよく響くから気持ちいいけど、結構漏れてるから気をつけような!あっはっは!」

澪「ばか〜!ばかりつ〜!///」ポカポカ

181いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 00:22:30 ID:XIvli/120

憂「お姉ちゃんが夜な夜な壁一枚挟んだ先で衣服を脱いであられもない姿になってるの」

純「世の中ではそれをお風呂と呼ぶんだよ」

182いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 00:29:13 ID:0CnRE1GEO
ペット

澪「可愛いペットが欲しい」

唯「唐突だね澪ちゃん!」

梓「」スチャッ

澪「そんなでっかいにゃんこはいらない」

梓「にゃう……」ガーン

律「」スチャッ

澪「そんなでっかいわんこもいらない」

律「わう……」ガーン

唯「わーい、猫耳あずにゃんだー♪犬耳りっちゃんだー♪」ギュウウ

梓「ふにゃああ///」

律「キャンキャン!」

澪「はあ……可愛いペット飼いたいなあ」

紬「」プクプク

澪「……マンボウもいらない」

紬「がーん」

183いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 00:58:00 ID:0CnRE1GEO
出ない

澪「う〜ん……」

律「お、どうした澪ー?悩み事?」

澪「いや、新しい曲の歌詞を考えてるんだけどさ、なかなかいいのが出なくて……。なんだろう、出てきそうで出てこない感じなんだよなあ……」

律「ああ、そういうのあるよなあ。喉まで出かかってるのに出てこないってやつ」

澪「うん……スッキリしないなあ」

律「へへ、知ってる?その現象って名前ついてるんだぜ?」

澪「へえ……どんな名前?」

律「うむ、物知りりっちゃんが教えてしんぜよう!えっとなあ、」

澪「……」

律「えっと……」

澪「……現象の名前は?」

律「……の、喉まで出かかってるんだよ!」アセアセ

澪「」ニヤニヤ

184いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 02:50:43 ID:XxN8f5og0
ID:0CnRE1GEOは万能型だな

185いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 04:06:22 ID:RS11zPeoO
カポーン

しょろしょろしょろ

唯「ふぇ〜、お風呂場でするオシッコは気持ちいいなぁ〜」

澪「ウワァアアアッ」

唯「ど、どうしたの、澪ちゃん」

澪「ど、どうしたのじゃないよ!お風呂場で用をたすヤツがあるか!?」

唯「そりゃあるよ」

澪「ないよ!!」

律「ていうか澪は風呂でオシッコする習慣はないのか?」

しょろしょろしょろ

澪「ドワァアアアッ、律まで何してんだ!?」

律「全裸でするオシッコってたまらんのよな」

澪「そんなこと知るもんかッ」

梓「え?もしかして澪先輩、お風呂でオシッコしない派閥ですか」

澪「派閥もなにも常識…というか、梓、もしやお前まで」

梓「失礼します」

しょろしょろしょろ

澪「グワアアァァッ」

律「そう騒ぎたてるなって」

唯「そうだよ澪ちゃん。まるで私たちが恥ずかしい事をしてるみたいに」

澪「いや、恥ずかしいだろ!」

梓「その様子だと本当に知らないようですけど、お風呂オシッコはわりとポピュラーな事なんですよ」

澪「う、嘘だ」

律「別に湯船の中でやろうってワケじゃないんだぜ?」

梓「シャワーでも流しながらやれば、音も聞こえないし、すぐ流れていくし」

唯「私なんかむしろ音を聞かせて周りの反応を楽しんでるもんね!」

律「いや、それは無いけどな」

唯「えっ」

梓「唯先輩、変態じゃないんですか」

唯「う、嘘だよ、ホントだよ?」

澪「どっちなんだよ…」

律「まぁとにかく澪もやってみたら分かるよ、この快感が」

がしっ

澪「お、おい、何するんだ」

梓「では失礼して」

ぐっ、ぐっ

澪「こらっ下腹部を押すなっ、律、離せっ」

唯「こちょこちょこちょ〜」

澪「ワハッ!?やめっ、くすぐるなっ、力が抜けて…」

ぐっ、ぐっ

澪「あっ、あっ、ああっ…!?」

しょろ

しょろろろろろ

澪「あああぁぁぁっ」
しょろしょろしょろ

澪「くっ、うくぅぅっ」

澪(とまれとまれとまれ!は、恥ずかしい…みんなに視られてるのに…聴かれてるのに…)

しょろしょろしょろ

澪「うっ、ウゥッ…ハァハァ…」

唯「気持ち良かったでしょ?」

澪「うっ…うう…」

186いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 04:10:58 ID:RS11zPeoO
律「泣いとる」

唯「逃げようっと」タタッ

律「さらば地球よ」タタッ

梓「では失礼します」タタッ

澪「うっ、ううっ」

しょろしょろしょろ

澪「……クセになりそう」

しょろしょろしょろ


カポーン

187いえーい!名無しだよん!:2011/11/17(木) 09:03:33 ID:e2tLXFZ20
唯「じゃあ最後に、お風呂の神様ごめんなさい」

律梓「お風呂の神様、ごめんなさい」

澪「お風呂の神様……ごめんなさい」しょろしょろ

188いえーい!名無しだよん!:2011/11/18(金) 06:43:58 ID:TAHP2KCoO
唯「和ちゃんは、けいおん部をいつも応援してくれるよね」

和「え、うん」

唯「でも私たちの歌自体をホメてくれた事って無いよね…」

和「けいおん部の歌って良いわよね」

唯「すごく適当だよ!!」

和「私、男性アーティストのパワフルな歌が好きでね」

唯「んぃっ?」

和「一方、女子供の歌ってアレなのよね」


和「クソが」

唯「言い過ぎだよ!!」

和「ごめんごめん」

唯「絶対、悪いと思ってなさそう」

和「そりゃそうよ」

唯「まぁ和ちゃんは正直に話しただけだもんね」

和「でも考えようによっては好きでもないものを応援してくれる方がありがたいでしょ?」

唯「確かに」

和「私と唯の絆の深さが、うかがえるわね」

唯「そうだね、好きでもないものを応援してくれて本当にアリガトウ」

和「怒ってる?ねぇ、怒ったの?」

唯「怒ってないもん」

和「じゃあ分かったからなんか歌いなさいよ」

唯「なんで?」

和「音を苦しむと書いて音が苦」

唯「なんで今そんな事言うの!?」

和「ちょっと思い付いたから…」

唯「和ちゃん嫌い」

和「私は好きよ?」


和「私のことが、誰よりも」

唯「お前のことなのかよ!?」

和「そうなんだ、じゃあ私、生徒会行くね」

唯「二度と来るな!!」

澪「楽しそうだな、お前ら」

189いえーい!名無しだよん!:2011/11/20(日) 09:19:01 ID:gnkqvtIY0
お題: ファイター

190いえーい!名無しだよん!:2011/11/23(水) 13:19:39 ID:2z/vTM/k0
ある意味ファイターな最近流行ったアレ


梓「こんな部活辞めてやるです!」

唯「今さら!?あずにゃん本気なの!?」

梓「冗談ですよ。ただ、いろいろ理不尽にいじられるので、少しクギを刺しておこうかと」

澪「まあ、特にさわ子先生にはコスプレさせられたりお菓子を食い荒らされたりしてるしな。ちょっと注意を促すか」

律「部活を辞める?ならバンド連れて盛大に退部してやろうぜ」

紬「面白そう!じゃあさっそく準備しないとね」




――――職員室

梓「失礼します」ガチャ  

唯律紬澪「」ゾロゾロ

さわ子「あら梓ちゃ…ってみんな楽器持ってどうしたの!?ここは職員室よ!すぐに出ていきなさい!!」

梓「ええ、すぐに出ていきますよ。コレを出したら」 つ 退部届

律「1・2・3・4!」

ttp://www.youtube.com/watch?v=yHd111Ia1Nk

さわ子「」

梓「はっはっはっはっはっはっ!!!」

律「Yeah!!」

澪「」キュッキュッ ← 黒板の部活顧問欄を消してる

唯「Foo!!」

紬「Azusa Quit!! Azusa Quit!!」





唯「後でさわちゃんと和ちゃんに死ぬほど怒られました」

191いえーい!名無しだよん!:2011/11/23(水) 19:17:02 ID:SS6LSdYU0
最後の唯ワロタ

192いえーい!名無しだよん!:2011/11/23(水) 22:29:33 ID:2z/vTM/k0
>>190
さわ子「この退部届、受理しちゃっていいのよね。全員辞めるんでしょ?」つ 退部届

和「退部じゃなくて廃部にしてもいいのよ?」

梓「こ゛へ゛ん゛な゛さ゛い゛〜」メソメソ

律「す゛ひ゛は゛せ゛ん゛〜」ダクダク

唯「ゆ゛る゛し゛て゛〜」グスグス

澪「あ、いや、私は止めたんだけど、多勢に無勢で……」ゴニョゴニョ

紬(澪ちゃんキタナすぎる……)ジトー



元ネタ知らない人に念のため紹介するとこれ↓
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm15944080
(会社を辞める?ならブラスバンド連れて盛大に退社してやろうぜ)

この通称「退職のテーマ」の正式名称はBubamara(テントウムシ)という。
ロック風のやつが意外と格好良くて思いついた。

193いえーい!名無しだよん!:2011/11/25(金) 12:59:23 ID:yF96xzkQ0
ゔぇーって叫んでる女の人の高すぎるテンションがすごく好き
けいおん部にやられてもかわいいからついて行っちゃうぜ

194いえーい!名無しだよん!:2011/11/26(土) 02:19:23 ID:/jCT5GSEO
お題・11月27日は唯ちゃんのお誕生日

195いえーい!名無しだよん!:2011/11/26(土) 09:23:04 ID:/jCT5GSEO
唯「うんたん♪ゆいたん♪」

澪「おかしくなったのかい?」

唯「明日は私の誕生日なんだよ〜」

紬「まあまあ」

律「うーむ。もう唯も19歳なのか〜」

唯「あと一年でハタチだよ!オトナだよ!」

紬「唯ちゃん、大人になるための準備は出来てるの?」

唯「アイス」

澪「?」

唯「アイス、高いヤツしか食べなくなった!」

律「よかったな」

澪「まあ、ある意味ホッとするよ」

唯「えへへ〜」

紬「え、でも…」

律「言いたい事があるならドンドン言ったらいいぞ」

紬「私は子供の頃から高いアイスしか食べた事ないけれど、私は既に大人なのかしら」

唯「ふぇ?」

澪「どうなんだ、唯?」

唯「えっと…えっと、う〜ん……知らない…」

律「そうか」

紬「思ったんだけど、唯ちゃんは内面から大人になってゆくべきよ」

唯「ぁえ?」

澪「しかし内面を変えるって難しそうだけど」

紬「そこでオトナの下着を用意してみました〜♪」

律「おおっ、黒のレース」

紬「ガーターベルトもあるの」

唯「こ、こんなの身につけたら、あっという間にオトナになっちゃうよ〜!」

澪「下着=内面…?」

紬「さぁ唯ちゃん、早速、着替えるのよ」

唯「この足のヤツ、どうやってつけるの?」

紬「これはね…」

律「ああ…唯が大人になっていく」

唯「着替えたよ〜」

澪「わぁ、えろい」

律「えろいなぁ」

唯「このカッコで、あずにゃんに飛びついたら、どんな反応をするかなぁ?」

律「それが大人のやる事かよ」

紬「さぁ唯ちゃん、ハーゲンダッツの大きいサイズのヤツよ」

唯「すごい!もしかして独り占めしていいの?」

紬「それが大人にしか出来ない特権よ」

唯「やった〜。これでどっからどう見ても大人だよ〜」べろべろ

澪「大人ってなんなんだ……」

196いえーい!名無しだよん!:2011/11/26(土) 09:38:35 ID:/jZrHOho0
可愛いじゃないか…

197いえーい!名無しだよん!:2011/11/27(日) 09:29:43 ID:PVo2WGwYO
和「唯…また一つ、死に近づいたわね」

唯「誕生日をネガティブに表現するとそうなるね」

和「だからプレゼントとかいらないわよね?」

唯「えぇっ、欲しいよ!?」

和「じゃあポケットに入っていたカエルのオモチャをあげるわ」ピョコピョコ

唯「なんでそんなものがポケットに入ってるの?」

和「私が入れたからよ。自らの意志で」

唯「そうなんだ…」

和「ノドカのカエルだからノドカエルよ」

唯「うん…」

ノドカエル「ユイィィ、誕生日オメデトウゲコ」

唯「ありがとうゲコ」

和「じゃあ何かプレゼントのお返しちょうだい」ピョコピョコ

唯「正気なの?」

和「そりゃそうよ」

唯「ところで和ちゃんの誕生日は12月だよね」

和「そうだったかしら?知らないけど」

唯「自分の誕生日だよ!?」

和「まぁそういう事にしておくわ」

唯「とにかく今日、この時点においては私が一歳お姉さんなんだよ〜」

和「チッ」

唯「舌打ちされた!?」

和「一年の内で最も屈辱に満ちた一ヶ月ね…」

唯「和ちゃんは年上に対して敬意が無さすぎだよ〜!」

和「年功序列なんて古びたシステム、クソくらえよ」

唯「も〜!お姉ちゃんの言うこと聞きなさい!」ナデナデ

和「!?」

唯「頭なでなで」

和「や、やめなさいっ///」

唯「照れてる照れてるw」

和「やめろっ!」

バキッ

唯「本気でローキックされたよ!?」

和「ゴメンなさいね?私ツンデレだから」

唯「ツンしか感じた事ないよ…」

和「まぁ誕生日を祝う気は無いけど、蹴ってしまった慰謝料として
このアクセサリーを引き渡すわ」

唯「あ、ペンダントだ!かわいい!」

和「これで貸し借り無しよ」

唯「えへへ、ありがとう和ちゃん♪」

和「チッ」

唯「なんで舌打ちするの!?」

和「なんとなくよ」


おわり

198いえーい!名無しだよん!:2011/11/27(日) 14:57:30 ID:p2uxesww0
すばらしい

199いえーい!名無しだよん!:2011/11/28(月) 21:56:36 ID:AihxzGHY0
部室にて

梓「今日、メンテナンスに出してたむったんが帰ってくるんですよ」

唯「へぇ〜。預かりってことはけっこう大掛かりだったんだねぇ」

紬「さすが梓ちゃんは楽器の手入れを怠らないわね」

梓「で、終わったら学校まで持ってきてくれるって」

律「最近はそんなサービスもしてるのか。便利だな」

澪「いろいろ競争も激しいだろうし楽器屋さんも大変だな」

梓「放課後に時間指定したのでそろそろ来るはず……」

 ォォォ…

唯「ほえ?」

 オォォォ……

澪「な、何だこの音?近づいてくるぞ?」

 ヴオオオオオオオ……!

窓ガラス「ミシミシ」

紬「あっ、ティーセットが!」カチャカチャ

 ヴヴヴヴヴオオオオオオオオ!!

一般生徒「ワーキャーワーキャー ヤメテーコナイデー」

律「おい!何かこっちに飛んでくるぞ!アブねえ!逃げろ!」

 ヴヴヴヴヴヴンン!……キキィィザザァァァァァァァァ!

梓「あ、来たみたいですね。行きましょう」

紬「校庭に…飛行機?」

律「最近の楽器屋はパフォーマンス凄いな」

澪「いや、明らかに楽器屋じゃないだろ…」

200いえーい!名無しだよん!:2011/11/28(月) 21:58:20 ID:AihxzGHY0
――校庭

 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

店員「中野さんですね。受領証にハンコかサインを」

梓「はい。えっと、ちょっと調子を確かめていいですか?」

店員「どうぞどうぞ」

唯「あずにゃん……ちょっと、いいかな?」

梓「どうしたんですか唯先輩」

唯「えと………ギターは、どこ?」

梓「? 眼の前にあるじゃないですか」

律「どこからどう見ても飛行機です。本当にありがとうございました」

http://ja.wikipedia.org/wiki/P-51

梓「この全身に染みこむような重低音、楽器じゃなかったら何なんですか?」

 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

紬「でも、これってマスタングよね。ムスタングじゃないんじゃ……」

梓「英語の綴りは同じMustangですよ。細かいこと気にするなんて先輩方らしくないですね」

澪「もはや何も言うまい……」

梓「さて、じゃあ早速試してみましょうか。よっこいしょ」←操縦席にin

 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

梓「おぉ、この操縦桿から伝わる腹の底に染みこむような力強い振動がたまりません!」

唯(いま操縦桿って言った)

澪(操縦桿って言った)

梓「エンジンも絶好調です!フルスロットルでやってやるです!!」

律(今度はエンジンって…)

紬(エンジン…)

梓「まさにじゃじゃ馬!Mustangの名に恥じぬ野生馬!いざ行かん!」

 ヴオオオォォォォ………ンン!!!

澪「と、飛んだ!?」

律「普通にスゲェ!」

 ヴンン…………

紬「あら? 失速して……」

 ……ドォォォ……ン

唯「あ、墜ちた」

201いえーい!名無しだよん!:2011/11/28(月) 21:59:08 ID:AihxzGHY0
数日後の部室


唯「あずにゃん大丈夫かな…」

律「今日退院らしいぞ」

澪「墜落して命に別状がないだけでも凄いけどな」

 ガチャ

梓「どうも、ご心配お掛けしました」

唯「おお!あずにゃん大丈夫!?おや、そのギターは?」

梓「へ? もちろんムスタングです」

律「……梓、この前、それとよく似たマスタングって名前の飛行機に乗ってたよな?」

梓「?? 飛行機?マスタング?何言ってるんですか?綴りは同じですけど別物ですよ」

澪「えーと、じゃあ、入院した原因も覚えてないのか?」

梓「よく覚えてないですけど、トラックに轢かれたような気が……」

唯(私じゃあるまいし……)

律(もうツッコまないほうがよさそうだな……)

澪(何もなかった。何もなかったんだ……)

紬(記憶まで改竄されて……うちの系列の会社の仕業ね……)


おわる

202いえーい!名無しだよん!:2011/11/30(水) 00:37:44 ID:0zcQaVQgO
和「けいおん休載!ないない救済!」

ヘイ!ヘイ!チェケラッチョイ!

和「妹九歳!私は秀才!」

ヨウ!ヨウ!チェケラッチョイ!

和「でも出番はまだない!タイトル詐欺だろはがない!」

イエー!

唯「和ちゃん……」ホロリ


ああ、俺疲れてるんだな…

203いえーい!名無しだよん!:2011/12/12(月) 23:24:50 ID:pj9a99ss0

唯「♪そーだ溶き卵で とじちゃおー」

律「そんなもんでとじんな」

唯「じゃあ生理が閉じる」

澪「さわ子先生じゃあるまいし」

さわ子「秋山屋上」

204いえーい!名無しだよん!:2011/12/12(月) 23:42:07 ID:Rt2udtK60
梓「ほぉら、ムギ先輩。先輩のために淹れたお茶ですよ、たっぷり上のお口から飲んでくださいね?」にやり

紬「ふえええ?/////」

澪「やめろ梓!」

律「上のお口って普通じゃねえか」

梓「ほらほら、飲んでくださいよ」グイグイ

紬「や、やめて梓ちゃん……よくわからないけどこんなのおかしいわ」

梓「ふっふっふ……嫌がっていても上のお口は正直ですね」

律「つまり嫌がってんじゃねえか」

205いえーい!名無しだよん!:2011/12/12(月) 23:46:20 ID:XIxrt4I2O
お題:おっぱい

206いえーい!名無しだよん!:2011/12/12(月) 23:56:52 ID:Rt2udtK60
唯「澪ちゃんっておっぱい大きいよねえ」

澪「急になんだよ」

梓「そうですよ不愉快です」

律「そうだそうだ」

澪「胸ならムギだってじゅうぶん大きいじゃないか」

紬「でも澪ちゃんの方が形がよくってきれいよ」

唯「うーん、二人とも甲乙つけがたい……掴んだらずっしりと重くて持ち上げるのが大変そう〜」

澪「」ゾワッ

唯「りっちゃんとあずにゃんのおっぱい(?)を持ち上げるのも至難のわざだよね」

律「よし、梓。一緒にこの部やめよう」

梓「そうですね」

207いえーい!名無しだよん!:2011/12/15(木) 23:20:33 ID:nEj5FLV60
澪「はちみつ色の午後が過ぎてく、ハニースイートティータイム」

紬「あ、そのフレーズ2回繰り返したらどうかな?」

澪「ん〜……、いいかも!」

紬「ふふっ」

澪「そうだ! どうせならもう一回繰り返さないか?」

紬「え?」

澪「3回繰り返す事で、このフレーズももっと活きてくると思うんだよ」

紬「そ、そうね……」

澪「ん〜、でも3回じゃ足りないか。更にもう1回繰り返したらもっと良くなるかも」

紬「そ、それはちょっと……」

澪「うん! 我ながらナイスアイデアだ!」

紬「そうかしら……」

澪「そうだ! どうせなら、5回繰り返しちゃおう!」

紬「え」

澪「私たち放課後ティータイムは5人だし、5回繰り返す事でこの曲が持つ意味も大きくなる」

紬「……」

澪「ちょっと待てよ……、いっそのことずっと同じフレーズを繰り返すってのもありだな」

紬「さすがにそれは……」

澪「……これは新しいぞ! いつ違う歌詞がくるのかと聞いている者の興味を削がない構成」

澪「音楽界にニューウェーブを巻き起こしちゃったな!」

紬「ね、ねぇ」

澪「ん?」

紬「歌詞作るの面倒くさいのなら言ってね……」

澪「そ、そんなことないよ! ムギがそういう構成が嫌だったらちゃんと歌詞つけるから」

澪「えっと、じゃあこのフレーズの続きは『はちみつまみれのクマさんとルンルンルン♪』
  とかどうだ?」

紬(スランプかよ……)

208いえーい!名無しだよん!:2011/12/15(木) 23:44:23 ID:2OXyCXEk0
>>207ワロタ

209いえーい!名無しだよん!:2011/12/17(土) 21:45:00 ID:20eI56CA0
小台提供

「いちご」

210いえーい!名無しだよん!:2011/12/17(土) 23:54:49 ID:7hV0ksyM0
紬「今日のおやつはいちごよ〜」

律「やった!!」

梓「甘酸っぱくておいしいです」

澪「そういえばいちごの花言葉は『尊敬と愛情』って意味があるんだって」

律「へぇ〜」モグモグ

梓「唯先輩、何やっているんですか?」

唯「んー、いちごの種とってるんだよ」

梓「へっ!? そのまま食べないんですか?」

唯「もちろん!! だって普通果物の種は食べないでしょ」

梓「いや、だからって…… 全部取る気ですか?」

唯「うん。でも疲れちった。りっちゃんあとはよろしく」

律「私かよ!? ったくしょーがないな」


10分後――


律「うぅ、終わったぞ」

唯「ありがとう」ぱくっ

律「こんなちまちました作業、もう二度と……」

唯「りっちゃん、おかわり」

律「しねーよ!!!!」

澪「でも唯はいちごを食べる時、今まではどうしていたんだ?」

唯「全部憂がとってくれたよ」

律「憂ちゃんマジいちご」

211いえーい!名無しだよん!:2011/12/18(日) 01:10:48 ID:sJBuHa620
紬「今日はショートケーキよ〜」

唯「わぁ〜っ!ありがとう!ムギちゃん!」

唯「ん〜!おいしい〜!」パクパク

紬「どういたしまして」ニコニコ

梓「美味しいです」

澪「本当だ。クリームが甘くて美味しい」

律「あれ?唯、いちご食べないのか?」

唯「ううん、いちごは最後にとってるの。だから、食べちゃ駄目だよ!」

律「あぁー……そんな話もあったなぁ……」

紬「そういえばうちのクラスにはいちごちゃんがいるよね」

梓「えっ?いちごっていう名前なんですか?」

紬「うん、珍しいでしょ」

律「苗字は若王子っていうんだぞー」

梓「へぇー……両方ともあまり聞きませんよね」

澪「でも、何か可愛らしいだな」

唯「いちごちゃんは可愛いんだよっ!」

梓「そ、そうですか……」

212いえーい!名無しだよん!:2011/12/21(水) 00:07:25 ID:QWP/jEMM0

いちご「40、50になってくるといちごって名前は結構きついような気がする」

姫子「私もなかなか」

信代「年を重ねてこそこの名前は生きる。30年後はあたしの時代だな」

エリ「あっ、ずるーい」

213いえーい!名無しだよん!:2011/12/21(水) 02:14:43 ID:Zl/rJpNM0
おばあちゃんで「姫子」「いちご」
案外ありだと思う。
むしろ30~40代がキツいかな。

214いえーい!名無しだよん!:2011/12/21(水) 10:30:07 ID:7OkGdsDcO
ウメみたいなもんだろうな、いちごは

姫子は騎士(ないと)くんよりはマシか…?

215いえーい!名無しだよん!:2011/12/21(水) 22:39:24 ID:GxKR6HI20

いちご「……」ムッスー

唯「ややっ、珍しくいちごちゃんのご機嫌が斜めってる」

唯「珍しい」

唯「どうかしたの?」

いちご「別に……ちょっと将来に対して一抹の不安を覚えただけ」

唯「真面目な悩みだ!」

いちご「……」ムッスー

ガララッ

信代「みんなおっはー!」テッテレー

唯「ややっ、信代ちゃんが突拍子もなくおっはーとか言い出した」

唯「珍しい」

唯「どうかしたの?」

信代「べっつにー?ただちょっと明るい未来が待ち遠しいだけだよーん」

唯「ぱっぱらぱーだ!」

信代「おっはー!」

紬「おっぱーい!」

唯「変態さんだ!」

216いえーい!名無しだよん!:2011/12/21(水) 22:39:56 ID:GxKR6HI20

信代「にゅふふのふ〜、30年後が待ち遠しいにゃー」テッテレー

いちご「……」ムッスー

姫子「……」ムッスー

唯「あっ、もしかしてこれは反比例ってやつなのかな」

いちご「……30年したら」

信代「んん?」

いちご「30年したら、酒屋とかきっと潰れてると思う」

信代「!」ピシャーン

姫子「見える見えるね酒屋の女将が駐車場の管理人に成り下がってるその姿」

信代「!!」ピッシャーン




信代「……」ズーン

いちご「……」フフーン

姫子「……」ヘヘーン

唯「やっぱり反比例だ!」

217いえーい!名無しだよん!:2011/12/21(水) 22:42:13 ID:GxKR6HI20
めでたしめでたし

218いえーい!名無しだよん!:2011/12/23(金) 23:43:42 ID:pS7TdfdE0
澪「最近調子が悪いな……少し気分転換するか」

澪「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」パンパン!

律「…………何、やってんだ?」

澪「あ」

219いえーい!名無しだよん!:2011/12/24(土) 08:39:14 ID:xk.e6h2.0
和「最近調子が悪いわね……少し気分転換しましょう」

和「ハーイ、アタイ スッポンモドキのトンちゃん!チェケラッチョイ」(裏声)

唯「和ちゃん何やってるの??」

和「あ」

220いえーい!名無しだよん!:2011/12/24(土) 11:39:13 ID:vF/76SPY0
お題 ク リ ス マ ス

221いえーい!名無しだよん!:2011/12/24(土) 19:25:59 ID:YdnFPmKs0

さわ子「ジングルベール♪ジングルベール♪鈴が鳴る〜♪」

さわ子「あなたを地獄へ引き落とす」

唯「イェイ!」

律「こわっ」

紬「どんなにそーゆーご縁がなくてももこうはなりたくないものね」

澪「くわばらくわばら」

222いえーい!名無しだよん!:2011/12/28(水) 19:31:04 ID:1HzuJE.sO
年末なので・・・


お題

カレンダー

223いえーい!名無しだよん!:2011/12/28(水) 21:19:51 ID:zjI9gGOY0
紬「クリスマスパーティ楽しかったね」

律「受験生なのにな」

澪「そうだよ、まったく……」

律「(一番嬉しそうだったのは誰だ?)」

唯「でも、楽しかったね!」

梓「あとは新年を迎えて受験ですね!」

紬「早いものねぇ」

唯「本当だよ!学祭からあっという間だったね」

唯「早すぎてカレンダーが10月で止まってるよ」

梓「それは唯先輩だけなんじゃないですか?」

唯「ブーッ!」

さわ子「早いものね……」

律「うわっ!?さわちゃん!居たのかよっ!」

さわ子「高校を卒業してから今まであっという間……。カレンダーをめくる度に歳を重ねているのを実感するわ」

さわ子「気がつけばもう25……」

一同「…………」

さわ子「何か言ってよ!」

224いえーい!名無しだよん!:2011/12/28(水) 22:13:54 ID:Te0SByzc0

唯「うふふふふ〜」フリフリ


澪「ゆ、唯がメイド服着てる!」

紬「メイド服のヒラヒラをフリフリしながら微笑んでるわ!」

律「柄にも無くうふふ笑いしてるぞ!」

梓「溢れる笑顔が眩しいです!」

俺「可憐だ」

225いえーい!名無しだよん!:2011/12/28(水) 22:26:50 ID:nakuuevo0
律「入部希望の平沢さんだよね? ギターがすっごく上手なんでしょ?!」

唯「あ、あの! 実は私ギター全然弾けなくて……」

紬「そうなの……」

唯「ベースなら得意なんですけど」ベンベーン♪

律「すげえ! プロ並みの演奏だ!!」

紬「ベースの担当は平沢さんで決まりね!」

澪「」

226いえーい!名無しだよん!:2011/12/28(水) 22:38:31 ID:uyZPk7xg0
オチも何もない物垂れ流されても

227いえーい!名無しだよん!:2011/12/29(木) 00:24:25 ID:kg1u/IGs0
唯「これで受験もバッチリだよ」

梓「オチが無いのと受験に何の関係が…」

唯「試験にも落ちません!」

梓「…」

唯「ふふん」フンス!


合格発表

唯「落ちてた…」

梓「ダメだめだ」

228いえーい!名無しだよん!:2011/12/30(金) 02:53:00 ID:htkyI/sA0
律「よっ!梓!」

梓「お久しぶりです、律先輩」

菖「こんにちはー」

梓「あッ!どうも初めまして」

菖「この子がりっちゃんの後輩?」

律「そっ、梓っていうんだ」

梓「中野梓です」ペコリ

菖「へぇーっ!小さくて可愛いーっ!」

菖「あッ!私は吉田菖。よろしくね」

梓「よろしくお願いします」

梓「ところで、皆さんはどうしたんですか?」

律「あー、いや今日は私たち三人で話したい事があってさ」

梓「私三人……でですか?」

梓「一体何を……」

律「ほらッ!簡単だよ!」

菖「私たちに共通することだよっ!」

梓「えー……?」

梓「(わからない……)」

梓「(共通するもの……?)」

梓「…………」

梓「…………あっ!あーっ!」

律菖「……やはり同士だとわかるものなのか」

229いえーい!名無しだよん!:2012/01/01(日) 00:09:38 ID:aaKdPLb6O
お題…というか、せっかく新年なので初笑いできる1レスをおなしゃす

230いえーい!名無しだよん!:2012/01/04(水) 12:22:33 ID:HxbryQD.0
唯「ういーあいすー」

憂「もう、お姉ちゃん!ご飯食べてからだよ」

唯「ういーあーいーすー」

憂「ご飯食べてから!」

唯「あいすー」

憂「ご飯!」

唯「ういーごはんー」

憂「アイス食べてから!…ハッ」

唯「わーい!」

231いえーい!名無しだよん!:2012/01/04(水) 17:08:06 ID:mwUFsfUIO
唯「ういーあーいーすー」

憂「ご飯食べてから!」

唯「らいすー」

憂「ご飯!…ハッ!」

232いえーい!名無しだよん!:2012/01/05(木) 22:40:02 ID:hjPAsiJYO
唯「あずにゃんとキス、もういちぃど〜」ジャジャン

梓「何ですか突然」

唯「誰よりも、あ〜いしてる〜うぅ〜」ジャジャン

紬「まぁ!」

唯「あずにゃんとキス、もう一度だけぇでも、きぃみぃをむぅねにふ〜ふ〜ふ〜」ジャカジャン

梓「スミマセン唯先輩。ドコからツッコめば良いんでしょうか?」

律「そりゃもちろん真っ正面から」

梓「律先輩は黙ってて下さい」

律「まっ!なんて物言いでしょ!ちょっと澪しゃん、どう思います?」

澪「そうか、唯と梓はそんな関係なのか」

梓「唯先輩の冗談を真に受けないで下さい!唄の歌詞ですし!」

紬「で、ドコまで行ったの?」

梓「まず一度もしてませんし一度もしません!」

律「次の曲はこちら!」

梓「ちょっと!」

唯「呼吸を〜止めてあずにゃん〜あなた真剣〜な目を」ジャカジャカ

梓「してません!っていうか何で次の曲とか行くんですか!」

紬「あら残念」

澪「で、実際の所どうなんだ?梓」

梓「いや、どうも何も無いですよ。せめて澪先輩だけでもツッコミに回ってくれませんか?」

律「さて、懐かしの二十世紀ベストヒットあずにゃん。続きましてはこの曲!」ババンッ

梓「いや何ですかソレ!しかもまだ続くの!?」

紬「でれれれれれぇれれれれえれれえ」

梓「言えてませんよドラムロール……可愛いなぁもう」

唯「でん!」

梓「って唯先輩が締めてどうするんですか!」

澪「あずにゃん今は泣かな〜いで」ジャジャ

梓「澪先輩が唄うの!?」

バタン!

さわ子「いつもの様に聞かせ〜て〜」

梓「先生まで!?」

233いえーい!名無しだよん!:2012/01/08(日) 00:01:19 ID:WLh7mUH.0
中高の頃、妹は二重人格だった。
何でも私を見ると『憂選手』という(書き手にとって)便利な人格が現れるそうで、
私に少しでも絡んだ話が出てくると
「お姉ちゃん、帰って来ないんだ……」「梓ちゃん、お姉ちゃんにあまりベタベタしないで」
「お姉ちゃんを悲しませるものは許さない」「○○なお姉ちゃん可愛い!」
などと周囲を引かせる言動を取っていた。

ある日、ティータイムの時に『憂選手』が出た事がある。
その日は、演奏の感想を聞かせて欲しいと、憂や純ちゃんも招いていたのだった。
ムギちゃんが持ってきた茶請が偶々苦手だったので申告したところ、
突然テーブルをひっくり返して
「お姉ちゃんが嫌いなものは私が倒す!」と言った。
ティータイムの邪魔を一切許さないさわちゃんが憂選手を説教すると、
憂選手は涙目になって大人しくなった。
それ以来、教師の前で憂選手が出た事は無い。

そして別人格とやらは、私が高校を卒業した辺りでぱたりと出なくなった。
最近になって、後輩のできた妹にその頃の事を尋ねたら、
クッションに顔を埋めて、手足をバタバタさせてのた打ち回ってた。

234いえーい!名無しだよん!:2012/01/09(月) 08:52:49 ID:kUilDVbEO
最後が強烈ですね

235いえーい!名無しだよん!:2012/01/09(月) 09:54:54 ID:fDBnAHkk0
コピペの劣化改変じゃん

236憂ロボ!:2012/01/10(火) 09:15:43 ID:sh.l2nSs0

憂『操縦お願いね、奥田さん』

直「いえっさー。了解しました憂先輩!」カチャカチャ

ウィーンウィーン

憂『あ、お姉ちゃん』

直「憂先輩のお姉さん発見!」カチャカチャ

唯「ういー、やっほー!」

憂「おねーちゃーん」タタタ

ダキッ

憂『へ?』

唯「え? う、憂?」ヨロ…

憂『お、奥田さん?!』ギューッ

直「あれ……操縦が……」カチャカチャ

憂「お、お姉ちゃん違うのこれは……」グググ

唯「きゃっ」憂「あっ」

ポテンッ

唯「……」ジー

憂『と、止めて奥田さん!』

唯「……」

憂「」ググ…

憂(近づいてる!? このままだとお姉ちゃんと……っ)

唯「うい……」

憂「お、お姉ちゃん……避けて……」グググ…

唯「……」ギュッ

憂(あ……だめ……)

???っ???。

237いえーい!名無しだよん!:2012/01/12(木) 23:02:44 ID:74pKHqyYO
憂ングガンダム

238いえーい!名無しだよん!:2012/01/12(木) 23:38:37 ID:DqAghtRI0

  覚えておいでだろうか

 かつて桜ヶ丘高校で生徒会長を勤め、秋山澪ファンクラブを設立し、そのクラブの会長さえも勤め上げた少女がいたことを


    和「あれ?曽我部先輩?どうしてここに?」


  覚えているはずだ

 初回放送時にタイの色を間違われていた少女がいたことを
  

    梓「あの……どちら様ですか?」


  知っておいでだろうか

 聡さえ、とみさえ、ラブクライシスのマキちゃんさえ出演を果たした映画に一人出ることのかなわなかった少女がいたことを

 
     とみ「ありがとうねえ和ちゃん。もし和ちゃんが誘ってくれなかったら私は映画に出られないところだったよ」


  知っているはずだ

 最後の学園祭にこっそりと訪れていた秋山澪ファンの少女がいたことを




   「ええっ!?けいおん!の映画って1月23日公開じゃなかったの!?だって映画けいおん!は1、2、3なんでしょう!?」


 
                         これはとある少女の真実の物語
  

            映画 けいおん! -曽我部恵の逆襲 取り戻せ銀河の光-  1月23日ロードショー!

239いえーい!名無しだよん!:2012/01/13(金) 00:48:18 ID:d5ifSvoo0
>>238
ソゲブ先輩……

240いえーい!名無しだよん!:2012/01/13(金) 03:00:31 ID:iWIo/jZI0
>>238
恵「ノンちゃんがいるならメグちゃんもいるべき!そうでしょ?」
紬「しゃらんらぁ♪」

一応ネタバレ

241いえーい!名無しだよん!:2012/01/25(水) 00:07:47 ID:km4CfU4cO
今日は和ちゃんと梓ちゃんが遊びに来てくれる日です。
ケーキを作ったり料理の準備をしていたのですが、時間が余ってしまったので久しぶりにパンを焼くことにしました。

パンを上手に作るコツは、室内の温度をちょうどよく保って生地をしっかりこねて発酵させることにあります。
なので暖房を強めにして頑張ります。

力作業もあるせいか段々と暑くなっていったので、肩紐の細いタンクトップに短いスパッツを履いて、その上に大きめのエプロンを着てパンを焼いていました。

チャイムが鳴ったので、パン生地を放り出してドアを開けると、早めにやって来た和ちゃんが、
「見てはいけないものをしまった!!!」
という表情をして、お土産らしき袋で咄嗟に顔を隠しました。
正面から見た感じだと、タンクトップとスパッツがエプロンで隠れてて、裸にエプロンを着けただけに見えたんだと思います。

「いけない!このままじゃ、汗だくで、息を荒げ、手を何かのパウダーだらけにし、裸エプロンで飛び出して来るふしだらな女の子だと思われちゃう!」
と判断した私は、
「あ、違うの、これは!」
と、エプロンの胸元をめくってタンクトップを見せて己の正当性を主張しようとし、勢い余ってエプロンごとタンクトップをめくって、右乳首を迅速に見せつけました。
痴女です。立派なものです。

そのあとはもう、パニックになって発狂してしまい、
「着てるの!着てるんだよ!?ほらほら!」
と叫びつつ万歳をして何度も回転し(服を見せるために)、和ちゃんも混乱して
「分かった!憂は着てる!着てるわ!」
と叫び、阿鼻叫喚。もうなにがなんだか…。
今すぐ嵐が来て、雷が落ちないかと、心から願ってます。

あ、パンは上手に焼けました。
そして遅れて来た梓ちゃんも一緒に三人でお姉ちゃんを頂きました。
美味しかったです。

242いえーい!名無しだよん!:2012/01/25(水) 12:47:29 ID:spf.wFdM0
憂ちゃん可愛い

243いえーい!名無しだよん!:2012/01/26(木) 11:53:38 ID:VxkneRYg0
ぶ、ブラはつけてなかったのかい憂ちゃん!!!??

244いえーい!名無しだよん!:2012/01/27(金) 23:15:44 ID:jMKtx/92O
憂ちゃんはカップつきタンクトップか、あるいはノーブラ派

245いえーい!名無しだよん!:2012/02/14(火) 15:12:47 ID:PYXP/aEoO
唯「雨だね…」

梓「雨ですね…」

唯「あずにゃんや、左に行けば雨になれるよ」

梓「唯先輩も右に行けば雨になれますよ」

唯「雨になんかなれるわけないでしょ」

梓「はじめに言ったのは唯先輩です」

唯「どうして私たちは一つの傘に入ってるの?」

梓「それは傘がないからです」

唯「傘なら今私たちが持ってるじゃない」

梓「二人で一つの傘を持ってるだけです」

唯「あずにゃん、こういうのってなんていうか知ってる?」

梓「相合い傘ですね」

唯「そう、恋人同士がよくやることだよ」

梓「恋人じゃない私とは相合い傘は嫌ですか?」

唯「狭いけどあずにゃんとならそんなに嫌じゃないかな」

梓「奇遇ですね。私もです」

唯「もっと詰めてもいいかな?」

梓「どうぞ」

ギュッギュッ

唯「歩きづらいね」

梓「そうですね」





紬「よきかなよきかな」ビショビショ

おしまい!

246いえーい!名無しだよん!:2012/02/17(金) 22:44:29 ID:NpeuVpPw0
梓「……はぁ」

純「どしたの梓、ためいきなんかついて」

梓「あのさ、もし、もしもだよ?

  ムギ先輩が「はい、梓ちゃん。今日の紅茶は特製よ」って言いながら、

  ムギ先輩の右のサイドヘアがダイレクトに入っている紅茶を出してきたらどう思う?

  カップの中にムギ先輩とつながったままの髪がぽちゃんって浸かっているものなんだけど」

純「ちょっ?! え……いや、それは……すごくビックリすると思う」

梓「うん、普通そうだよね。
 
  私も「ムギ先輩?!どうかしちゃったんですか?」って思わず口に出しちゃうよ。

  そしたらさ……」

純「う、うん」ゴクリ

梓「すっごい笑顔で、「片方だけじゃ足りない?」って言って、今度は左のサイドヘアを紅茶の中に入れたとしたらどう思う?」

純「……ヤバいね」

梓「うん……我慢できずに叫んじゃうかも」

梓「私……私、その紅茶の代金として、いったいいくら払えばいいんですか!!って」


梓「いや、実際冗談抜きにヤバいよ、興奮するとかそんなレベルじゃないよね。

  あぁ……いくら払えばムギ先輩に髪の毛入りの紅茶をいれてもらえるのかなぁ……

  「ほら、冷めないうちにどうぞ」って言ってもらえるオプション付きで……」

純「…………」

梓「ねえ、純もそう思うよね?」

純「………………」


純「……澪先輩のなら」

247いえーい!名無しだよん!:2012/02/17(金) 22:50:09 ID:CumJD8Ho0
素敵

248いえーい!名無しだよん!:2012/03/19(月) 18:21:15 ID:1jea0nEc0
唯「楽しかったね〜!ロンドン!」

梓「そうですね」

澪「そうだな」

紬「みんなと行くことができて楽しかったね〜♪」

唯「そういえば、今年はロンドンでオリンピックが開催されるんだって!」

梓「……唯先輩スポーツ見るんですか?」

唯「ううん、あんまり見な……」

律「ウサイン・ボルト!」∠( ̄^ ̄)ノバッ

澪「え?」

律「知ってたか?ボルトと私は同じ誕生日なんだ!」

梓「へ、へぇー……そうなんですか……」

律「なんだよ、そのリアクション」

唯「ボルトって誰だっけ?」

澪「世界で1番速く走る人だよ」

唯「へ〜」

律「この中で1番足速いの誰かな?」

唯「りっちゃんかあずにゃんじゃない?」

律梓「え?」

紬「どうして?」

唯「だって胸が……」

律梓「あああああああああああああっ!!!」ドゴッ

唯「ぐおっ!」バタッ

紬「胸?」

律「ななな、何でも無いぞ!ムギ!」

梓「そそそ、そうですよ!ムギ先輩!」

紬「あぁっ!わかった〜!二人が180°だからね!」

律梓「」

澪「…………」

249いえーい!名無しだよん!:2012/07/08(日) 11:14:14 ID:i95DjVwM0
ザッ‥‥ ザッ‥‥

かきふらい「‥‥‥‥‥‥大沖ー?」

 バタン

大沖「すげえ、超能力者みたい」 \すげえ/

かきふらい「判るよ‥‥‥お前の足音は」



なんとなく書きたくなった

250いえーい!名無しだよん!:2012/07/09(月) 00:35:42 ID:MgQ3Kk3g0
死ぬ死ぬ澪

律「澪スランプなのか?」

律「またこんなに大量の動物ネタが……」

澪「何も思い浮かばないんだ……」

紬「澪ちゃん、落ち着いて……」

唯「ほら、ムギちゃんのお茶でも飲んで深呼吸しなさいな」

澪「うぅ……」ブルブル

澪「うわあああぁっ!」

澪「もう嫌だーっ!」

澪「死んでやる! 本気だ!」

梓「みっ……澪先輩っ!? 落ち着いてください……!」

澪「嫌だ嫌だっ! 詩が書けない私なんていても意味が無いんだっ!」ダッ

ガチャ

澪「バイバイみんな……」チラッ

バタン

梓「お……追いかけなくていいんですかっ!?」

律「あー大丈夫、大丈夫」

律「そのうち戻ってくるからさ」

梓「で、でも……」スッ

梓「うっ……!」

梓「(澪先輩が部室の中を覗いている……)」

澪「」チラチラ

梓「あのー……澪先輩……」ガチャ

澪「!!」ビクッ

澪「わ、私のことなんて放っておいてくれ!」

澪「今から屋上に出てからだな……」

律「ほら、みーおー」

律「戻って来いよー」

澪「で、でも……」チラチラ

律「お茶冷めちゃうぞー」

澪「…………わかった」

澪「行く……行くよ!」ダッ

梓「(流石幼馴染……)」

251いえーい!名無しだよん!:2012/07/12(木) 01:22:09 ID:N7ksqKSk0
お題:誰よりも重たい憂ちゃん


誰「この程度の練習量で休憩などと……笑わせるな…!」

誰「茶ァになどさせるものかッ!!
  ふふふっ…ははははっ…
  はぁーっはっはっはっはっはっは!!
  あっはははははははははッッッッ!!!!

  ……ぐぇっほ、げっほげほ…」ゲホゴホ

ロボ「オネイチャーン……マダ熱下ガッテ無インダネ…」シクシク

 『“二人”と書いて“天”』 おわり

252いえーい!名無しだよん!:2012/07/12(木) 21:30:11 ID:tQwmS8320
>>249
クソワロタ

253いえーい!名無しだよん!:2012/07/18(水) 00:48:33 ID:eiMYxcfQ0
梓「あ、お母さん? 実はお願いがあって」

梓「学校のテストが終わってから5連休あるじゃない?
  そのときに軽音部の先輩と旅行に行こうって話になってね」

梓「行き先は、ロンドンなんだけど……」

梓「先輩たちは卒業旅行でって話なんだけど」

梓「わ、わかってるよ。私がまだ卒業じゃないってことくらい」

梓「だけど、先輩たちがどうしても私と行きたいって聞かなくて」

梓「え? 私が行きたがってるだけじゃないかって?」

梓「ま、まぁ、そりゃそうなんだけどさ」

梓「でも、先輩たちとの最後の高校生活の思い出作りしたいの」

梓「旅費は……貯金でなんとか」

梓「え? 高校生だけで心配?」

梓「海外に行き慣れているセレブな先輩もいるし、英語に強そうな頼りになる先輩もいるから大丈夫!」

梓「だから、お願いお母さん!」

梓「……」

梓「本当!? ありがとうお母さん!」


梓(よかった、これで先輩たちと一緒に行くことができる)

梓「母もいいって言ってくれまし……」



律「え? 危ないから国内にしろって? で、でも……」

澪「ママ、飛行機なんて滅多に落ちないから大丈夫……」

唯「えっと……お金はお小遣い前借り……
  うん……そだね……もう何ヶ月も前借りしてるもんね……」

紬「そんな、私たちだけで行きたいの。だから護衛に100人もいらな……
  え? だったら諦めろ?」



梓「あの……先輩?」

唯澪律紬「駄目だった」

梓「……」

254いえーい!名無しだよん!:2012/07/18(水) 01:06:21 ID:bwRdQ/F60
何という……梓……

255いえーい!名無しだよん!:2012/07/18(水) 12:22:53 ID:mCjBlMGUO
映画よりむしろ自然な流れと思ってしまった

256いえーい!名無しだよん!:2012/07/18(水) 14:24:00 ID:Jjz2gLQw0
私立の大学ならこれから何百万と掛かるわけだし、
普通そうなるよね。

257いえーい!名無しだよん!:2012/08/17(金) 02:05:06 ID:Y7.8nGOc0
ライデン使い「(「冬の日」。けいおん!アニメオリジナル回由来の楽曲のため、極端な原作派は無視する要素…)」

ライデン使い「(とはいえ、アニメのみ視聴した人間にはボーカルが同回で一悶着あった律や澪を差し置き唯である点、
収録されたアルバムを買った人間にはそれまでの楽しげな掛け合いもなく唐突に曲が始まる点、さらに監督さえ、
作中のミスリード通りに受け取る曲ではないと公式に発言させられる点に、不自然さを残す……)」ペラッ

ライデン使い「(……ん、「作曲・編曲」……?)──!これ、あの〜、あんま言わない方がいいのかな…──」


   「おつかれーっす……え!?流石は真ヒロインの演技?いやそんな…」

   「あ、お茶漬けがあるからどうぞ?んじゃあ遠慮なく…!」


エヌ氏「(にしても、俺は何故ラジオまではやらせてもらえないんだろうか)」ずぞぞぞ…

   \      \ \     | ,,,--''''' ̄ | // _,,,,,--┐  | /  _,,,...---
      || ̄ /lー|、-/l \┌'' ̄|    _,,,,-ゥ/i`ヽ、    |ィ-ァ | | 「 ̄  |
      ||  /,'  | | |、| ̄''''ー-____,,--''''',,,-'''~/  \|  //  | | |    |
      || //==| |=|/ー-< ̄__,--''  ̄   /     //.|   | | |    |
―--,,,,,__.||_// ┌| |‐---,,,,__ ̄| | |        //  |   | | |    |
___ ||| /| | 'l |     | | |        /'''~____,,,...|  .| | |_,,,,,--|--''''
====┐ |||/ | | ||     | | |    ,,,,,,,―'''''''''''´    |  | | |     |
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――||―||ξ  ,Lィ-'''''´ ̄ | | |                | ―|ー| |-,,,,,__  |_,,,,
   ||  ||  ̄"´       | | |               |  | | |--''''' ̄|'''''--
   ||  ||  | |       | | |               |  | | |‐-,,,,____|
   ||  ロ(()==|       | | |             \|  | | |     |`''--
   ||  ||  | |     / | | |               |\ | | |     |
   ||  ||  | |/  /   | | |             \|  |\ |,,,,...--- |----
   ||  ||  |/  /    | | |               |\ |  \  ___|,,,,,,,,,,

エス氏「あなたは死なないWAだぁって私が守るものおおォォォォ!!!!
♪そお〜さ!!そお〜さ!!オ・ラ・は・任・期・者〜〜〜〜!!!!」

エヌ氏「ヤツを生贄にターンエンド、それと鎖骨折るぞ」


秋山澪「某国の大統領は任期後に捕まったり殺されたりしちゃうんだゾ」 終劇

258いえーい!名無しだよん!:2012/08/30(木) 01:14:08 ID:SopTVzhU0
メラ

さわ子「ふふふ……!」

ドゴオオオォン!

唯「み、みんな……!」

梓「あんなメラゾーマ防げない……」

「それは間違っているわよ、梓ちゃん」

梓「!!」

唯「和ちゃん!!」

梓「間違っているって一体……」

和「……あれはメラゾーマじゃないわ」

和「メラよ」

梓「なっ……!!?」

唯「メラ……」

259いえーい!名無しだよん!:2012/08/30(木) 01:29:39 ID:SopTVzhU0
メラメラ


唯「メラメラ」

律「え?」

唯「チャルメラ」

律「??」

唯「カルメラ」

律「どうしたんだ、唯?」

唯「カメラ」

律「おーい戻ってこいよー」

ガチャン

律「おっ、梓!」

律「何だか唯の様子がおかしくてさ……」

梓「キメラ」

律「え……」

梓「ガメラ」

律「あ、梓まで……」

澪「メラニン」

律「うわっ! いつのまに後ろにいたんだ……」

澪「ポメラニアン」

律「澪……?」

ガタンッ

律「ムギっ!? 何でソファの下から……」

紬「ブーメラン!」バッ

律「…………」

260いえーい!名無しだよん!:2012/08/31(金) 01:05:05 ID:zWVkU8P60
憂「 メ 」 ひとさしゆびっ
                     梓「?」

憂「 ラ 」 なかゆびっ
                     純「?」

憂「 ゾ 」 くすりゆびっ
                     さわ子「?」

憂「 | 」 こゆびっ
                     菫「?」

憂「 マ 」 おやゆびっ
                     直「?.」



憂「 滅(めっ) ! ! ! ! ! ! 」  カ ッ

                         〔 [【O 〈(K)〉 O】] 〕 

                     「「「「「!!!!!?――――――



                               ヽ`
                              ´
                               ´.
                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
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              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´

                             終   焉



憂「お姉ちゃんのほうが凄いんだけどね〜……はあ」 メランコリー…

261いえーい!名無しだよん!:2012/09/10(月) 02:01:41 ID:kNuQYIyI0
ロンドンのレストランにて…

唯「いも沢山食べて喉乾いた」

律「水でも頼めば?」

唯「でも、ウォーターって言っても通じないんでしょ?」

梓「夏休みに澪先輩がそう言ってましたね」

唯「ああっ! 私はこのまま水分が足りなくなって死にゆく運命なんだ……」

澪「まったく、普段から英語の勉強をしてないから」

唯「澪ちゃん! どうか私の命を救って下さい!」

澪「仕方ないな……」

澪「エクスキューズミー」

ジョンブルウェイター「May I help you?」

澪「ゥワラァプリーズ」ドヤッ

ジョンブルウェイター「What?」

澪「え? あの……。ゥワラァ……」

ジョンブルウェイター「I beg your pardon?」

澪「あ、あぅ……」

律「なんか通じてなくね?」

唯「お兄さん、水だよ、水」

律「そうそう。ウォーターウォーター」

唯「喉が乾いてて……。ゴクゴク、ぷはぁ〜、ってやつ」

ジョンブルウェイター「Oh. I see」

紬「なんとかボディランゲージで通じたようね」

澪「……」

梓「気にすることないですよ、ゥワラァ先輩」

紬「そうよゥワラァちゃん」

澪「……ゥワラァ!……ゥワラァ!……」

唯「あ! それ知ってる! 西川ヘレンだよね!」

律「ヘレン・ケラーだろ」

梓「人見知りが激しく、恥ずかしがりのくせに妙に自信家」

紬「現代社会で生きていくにはそれはある意味三重苦になるわね!」

律「ヘレン・ケラーに失礼だな」

澪「……ゥワラァ!……ゥワラァ!……」

262いえーい!名無しだよん!:2012/09/10(月) 22:54:53 ID:.g8HKZLo0
ゥワラァタじゃなくてワラタ

263いえーい!名無しだよん!:2012/09/21(金) 23:48:26 ID:CHdBJrbs0

律「澪、このゲームやろうぜー!」

澪「なんだこれ」


 【メグミン】


律「安かったから買ってきた」

澪「どう見てもパチモンじゃないか」

律「スイッチオン!」

澪「いいのかこれ、大丈夫なのかこれ」

律「でもほら、登場する生物はオリジナルだ」

澪「だけどどっかで見たことあるぞ、この生物」

律「これを引っこ抜いたり増やしたりするらしい」

澪「これが増えるとなると、おぞましいな」

律「おっ、テーマソングがあるらしい」

澪「とても嫌な予感がしてきたぞ」


 『わたしはメグミン〜
  みおたんだけに〜 ついてゆく〜

  きょうもあとを〜 つける〜
  みまもる〜 そしてくり〜かえす〜』


澪「常習性があるストーカーソングじゃないか」

律「曲名は“愛のうた”だってよ」

澪「ちょっとそのゲームの開発者の名前を教えてくれ」


 後日、桜が丘市内のとある高校で
 急遽生徒会長の交代が行われたようだが、
 この一件との関連性は不明である。


 ‐完‐

264いえーい!名無しだよん!:2012/09/22(土) 01:05:19 ID:78MeopzU0
めぐみんこと曽我部恵女史は、講堂使用届の提出遅延への寛大な処置や

澪FC設立による文化祭ライブの観客増、後の大学の後輩たちへの助言など

けいおん部に様々な恩恵をもたらしてきた人物だ。


ところでこの「恩恵」という単語・・気にならないか?


「恵」は勿論、「恩」という字にも常用外だが「めぐみ」の読みが存在している。

さらに、並び替えにより浮き上がる【恩恵→おんけい→けいおん→け い お ん !】!!


     ,ィ, (fー--─‐- 、、
.    ,イ/〃        ヾ= 、
   N {                \
  ト.l ヽ               l
 、ゝ丶         ,..ィ从    |
  \`.、_  __ ,. _彡'ノリ _,.ゝ、  |         ∧
   `ゝf‐ゞ゙ujヾ二r^ァuj< y=レヽ.     l\ /
.    |fjl、  ̄.リj^ヾ.)  ̄  ノ レ リ   __|  `
    ヾl.`ー- べ!゙‐ ` ー-‐'  ,ン   \
      l    f,.ニニニヽ u /:|   _∠,  つまり・・そういうことだったんだよ!!
       ト、  ヽ.__.丿  ,イ |     /
     _亅::ヽ、 ー   / i :ト、    ´ ̄|
  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、   l/、  ,ヘ
    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l       ∨
   ヽl \\‐二ニ二三/ / /

265いえーい!名無しだよん!:2012/09/22(土) 01:29:47 ID:7CBcRKaM0
な、なんだってー!?

266いえーい!名無しだよん!:2012/09/22(土) 19:27:31 ID:cZUHwZPQ0
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

267いえーい!名無しだよん!:2012/10/06(土) 10:24:11 ID:..tj0n1k0

――大学を卒業後、売れないベーシストをしていた澪の下に、一通のメールが届く。

カタカタ・・

澪「何々・・・Make a Pilgrimage for the Past,with me.
  ・・・私と貴方の、過去への、巡礼・・・?」

澪「何それ、馬鹿馬鹿しい」カチッ

♪ふわふわ時間 ふわふわ時間
 ふわふわ時間 ふわふわ時間

澪「!!」ガタタッ
 
――それは、血塗られた過去(黒歴史)への誘い。
  待ち受けていたのは、高校時代の後輩だった。

澪「ひさしぶりだな、梓」

梓「・・・」

澪「まったく、とんだ巡礼だ。・・・ていうか、何で猫耳つけてんの?」

梓「///」ダッ

♪デン デン デン デンデンデン デン デン デン デンデンデン

澪「あ!おい、待て!」ダダッ

♪カーンタパメー ンフフーフー フーンフーンフーン ラーラーンー

澪「その声は唯だな!?歌うならちゃんと歌え!」

♪でーべーそのー みおーちゃーん りーっちゃんはーおーでーこー

澪「く、突っ込んでやるものか!
  それより梓だ。アイツ廃ビルに逃げ込んで、どうするつもりだ?」

――そして、突如襲いくる謎の刺客たち!!

ペロリスト1「あずにゃんペロペロ(^ω^)」
ペロリスト2「あずにゃんペロペロ(^ω^)」
ペロリスト3「あずにゃんペロペロ(^ω^)」
ペロリスト以下略「あずにゃんペロペロ(^ω^)」

澪「狙われてるのは、私じゃない・・・?」

――それを、事も無げに返り討ちにするむったん!

澪「(ムスタングがペロリストのネクタイを掴んで)」

むったん「」ムターン

澪「(宙返り、だと・・・!!!)」

ペロリストX「ウボアー(^ω^#)」(窒息)

梓「私、ペロリストを殺せる」

澪「いや、どちらかと言えばむった」
梓「なのに、どうして悲しくないんでしょうか?」

澪「」エエー

――二人はコンビを組み、裏社会の中で真相を探ることになる。
  売れないベーシストと殺人ギター。2人の過去を辿った先には、意外な事実が隠されていた・・・。


続かない。
けいおん!でnoirのパロやろうと思ったら、何かおかしくなっちまった。(´・ω・`)

268いえーい!名無しだよん!:2012/10/13(土) 12:26:04 ID:bY8ix8R60
カントク「目が大きすぎ、もっと小さくしないと」バッサリ

マンガ家「(ムカッ)……あのっ!」ガタンッ!!

バサッ(本が落ちる音)

某同人誌『せっかく、いい学校出たのにさ〜』『イギリスに用なんかないっつーの』

マンガ家「行かせましょう!!同じ大学!!」

カントク「行かせましょう!!イギリス!!」

ガシィッ(握手)

  〜「映画 超電導カンタム・□ボ 逆襲のユキコ」打ち合わせイメージ〜

269いえーい!名無しだよん!:2012/11/07(水) 01:16:45 ID:6Fv9YtLU0
唯「はぁ〜しんどいわぁ〜……」

澪「…………?」

紬「お茶にしよか」

唯「そうやな、手洗うわ」

澪「え?」

梓「あ、唯先輩!」

梓「ギターはキチンとケースになおしてくださいよ!」

澪「な、直す……?」

律「もう、めっちゃ腹減ったわ」

唯「ほんまに」

唯「今日、平日で授業やったらやばかったわ」

澪「…………」

270【BGM:急げや急げ!】:2012/11/10(土) 14:14:02 ID:bgHQ9LCs0
沢庵を眉に貼り付けた琴吹紬の肉体は、ネタ要員として生まれ変わった。そして単行本に舞台を移すことにより、そのネタ要員と
してのパワーが発現するのだ。沢庵に含有されていたオチャーハ・オイシイシンは、単行本に含まれるオマケ漫画と結合して
琴吹紬の血液の中を駆けめぐる。そして血液の中で練られていたダイオキ第一物質が琴吹紬の脂肪分によって分解され、
ユリダモンとガチダロンに分かれるのだ。一方ヤサシイシンはオモシロイシンに結合して、ヨシダ酸とエヌエル粘液とカワイイシンと
ハナーダジュッキトンを作り出す。この際エヌエル粘液は体温によって分解され、消滅するが、その残滓がカワイイシンに
結びついて、和田晶に異臭を感じ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~\させるのだ。そして、和田晶がカワイイシンの拒絶反応によってバイ菌
\同然の扱いをされることにより、|  じゃかましい!  |かきふらいはけいおん!原作の連載を終了させるのであった。 /
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         _ _             ∨
          '´/   、ヽ
        ! ((fュヾュリ
       ノリ(|l´ヮソl|、
      '(((/」茆i〉))
       `ヾく/_i_ゝ'         <⌒/ヽ-、__←晶
          し'ノ           /<_/____/

271いえーい!名無しだよん!:2012/11/10(土) 20:25:32 ID:zW/qTKRU0
ここ意外と面白いネタが転がってくるからなかなか油断できない

272いえーい!名無しだよん!:2012/11/10(土) 22:42:47 ID:SsLcGpQk0
感想を言うと活性化するかな

273いえーい!名無しだよん!:2012/11/11(日) 02:48:55 ID:B5DJg9Vc0
とある冬の日 部室

唯「人類っていつ滅亡するのかな?」

律「12月21日に人類滅亡説があるらしいぞ」

唯「えっ! 本当にっ!?」

澪「うっ……」

紬「本当に滅亡するのかな?」

律「そんなわけないだろ〜……」

律「ほら、何とかの大予言とかいうのも、結局何も無かったんだろ?」

梓「ですよね……」

紬「澪ちゃん、怖がらなくても大丈夫だよ」

澪「う、うん……」

唯「でも、本当に滅亡しちゃうのは嫌だな〜」

律「お菓子が食べられなくなるからか?」

唯「う〜ん……それもあるけど……」

唯「ずっとみんなと一緒にいたいからね!」

律梓「!!」

紬「私もみんなと一緒にいたいっ!」バッ

律「……私もそうだな」

澪「わ、私も……!」

唯「あずにゃんは?」

梓「い、一応私もそういうことで……」

唯「うんうん!」

唯「大人になってからもずーっと一緒にいたいね!」

澪「え?」

梓「それはちょっと……」

律「ずっとはな……」

唯「え〜!? 違うの〜?」

梓「そんなことより、勉強してください!」

梓「同じ大学を目指しているんでしょう?」

唯「……はーい」

梓「まったく……」

梓「…………」

梓「(“ずっと一緒に”……かぁ……)」

梓「(できることなら、ずっとこんな時間が続けばいいのになぁ……)」

274いえーい!名無しだよん!:2012/11/13(火) 22:22:30 ID:Isr5/QzE0
>12月21日に人類滅亡説

オカルト研の人(右)「マヤ文明の長期暦、的に?」

オカルト研の人(左)「うん」

275いえーい!名無しだよん!:2012/11/15(木) 23:55:43 ID:0om8V34w0
唯「」ウィーン

律「おっす、唯!」

唯「おでんに導いたら、駒に三段跳び動転したみたいでさ」

律「えっ」

唯「そう、電車に騒いで開けてみると鉛の金が走るんだよ」

律「ゆ、唯……?」

唯「また、パックを期待すれば道並みに剃りに光る」

律「うわわわ……! 唯がおかしい……!」

唯「五明院に貫けば救急車も泣いて、火事も走る」

律「だ、誰か〜っ!?」タタタッ

唯「されど、悲しや」

唯「…………」

唯「」ウィーン

276いえーい!名無しだよん!:2012/11/16(金) 17:15:54 ID:tIn4uo2w0
紬「お前らお茶だっ! 私にお茶を出せっ!」

唯「は、はいいっ〜!」

澪「ど、どうぞ……」スッ

紬「…………」プルプル

澪「あ、あの〜……」

紬「バ・カ・ヤ・ロッ!!」

バァン!

唯澪「ひっ……!!」

紬「お茶といったら麦茶だろうがっ!」

紬「なんで紅茶を出すんだ!」

唯澪「えぇ〜!?」

277いえーい!名無しだよん!:2012/11/21(水) 01:08:59 ID:iIxVnAtA0
唯「雑談スレを換気して!」

律「SSを書くように喚起しよう!」

278いえーい!名無しだよん!:2012/11/22(木) 01:09:06 ID:6caWuH7k0
>>277

梓「なんだか私、感極まってきました!」

紬「さあ歌いましょう!歓喜の歌を!!」

   〜〜♪ 〜〜♪


澪(あかん、今日も練習できへん……!)

279いえーい!名無しだよん!:2012/11/24(土) 23:44:56 ID:EfBplaGg0
ほのぼの菫菖

菖「やっほー!」

菫「は……はじめまして!」

菖「ムギちゃんの妹さんなんだよね?」

菫「えっ!?」

菫「えーっと……! 妹と言いますか何と言いますか……正確にはお姉ちゃんの家の執事の娘です……」

菖「へー、でもムギちゃんのこと、お姉ちゃんって呼んでるんだ?(家に執事がいるって……どんな家なのっ!?)」

菫「は、はいっ……! 小さい頃からずっと一緒に暮らしているので」

菖「そうなんだ、面白い関係の姉妹だねー」

菖「(髪の色といい、眼の色といい、どこかムギちゃんと似てる気がするなぁ……)」

菫「…………」

菖「(ん? 緊張してるのかな?)」

菖「(私、晶みたいなキャラじゃないと思うんだけど……ここは私が……)」

菫「ムギちゃんに聞いたんだけどさ」

菫「はい」

菖「高校に入ってからドラム始めたんだって?」

菫「は、はい!」

菖「そっか、初めは難しいよね。部活は楽しい?」

菫「はい!」

菫「豆ができたり、リズムを刻むのが難しいですが……」

菫「とても、楽しいです!」

菖「うん、楽しんでいるのならよかった!」

菖「(ムギちゃん、よかったね……)」

菖「(菫ちゃんは音楽を楽しんでるよ)」

280いえーい!名無しだよん!:2012/11/24(土) 23:45:26 ID:EfBplaGg0
のんびりつ、おっとりつ

澪「そろそろ練習しようか」

唯「え〜?」

梓「休憩はおしまいです!」

紬「待って!」

紬「りっちゃんがまだ食べてるよ!」

梓「え?」

律「ん?」

梓「まだ、食べていたんですか……」

律「ん、かなり美味しいから一口ずつ30回噛んで味わってたんだ」

梓「(30回……っていうか、そんなこと意識する人がいるなんて……)」

律「先にやってくれてもいいぞ」

梓「え……」

澪「せっかく、揃ってるんだからみんなで一緒に演奏した方がいいだろ」

律「う〜ん……」

律「……それもそうだな」

律「悪い、急いで飲むよ」ズズズ…

澪梓「…………」

281いえーい!名無しだよん!:2012/11/24(土) 23:47:36 ID:EfBplaGg0
せっかくなので投下させてもらった

282いえーい!名無しだよん!:2012/11/27(火) 01:54:57 ID:7qsIBiVQ0
『除霊カメラ』

アイビスロンドンシティ 1日目の夜

澪「(興奮してなかなか寝ることができないな……)」

澪「(二人はもう寝てる……)」チラッ

澪「はぁ……」

ズズズズズズ……

澪「!!」

澪「この気配は……幽霊か……」

静かに呟いた澪は鞄のポケットから黒いカメラを取り出した。
そう、このカメラは幽霊を撃退できる代物なのだ。澪には除霊の才能があった。

澪が普段幽霊を怖がったりしているのはそのことを悟られぬようにするためである。

ここである疑問が浮上する。

澪「(海外の幽霊にも効果はあるのか……!?)」

ズズズズズズ……!

澪「クッ! 一か八かだっ!」

澪「フラアアアアアアァッシュ!!!!!」

パシャ!!

フッ……

澪「消えた……」

律「何だ……?」

澪「え? い、いやっ! 寝れなくてさっ! みんなの寝顔でも撮ろうと思って……」

律「はは、良い思い出になりそうだな」

澪「うん」

カメラには律と紬の寝顔とわずかに黒い影が写っていた。

~~~~~

梓「う〜ん……じゃあ、私唯先輩のこと何て呼べば……」

唯「あずにゃんうなされてるなぁ」

283いえーい!名無しだよん!:2012/12/04(火) 23:21:06 ID:8cd55/FEO

スルースキルについて


和「あんたたちにはスルースキルが足りないのよ」

唯・律「反省してまーす……」

澪「二人とも色々なことに首突っ込みすぎだぞ。
 和のスルースキルを学べ」

律「そう言われても、和のスルースキルには絶対敵わねえよ」

和「そんな大層なものじゃないわよ」

唯「いやいや大層なものだよ!」

唯「なにせ和ちゃんのスルースキルは、なんでもスルーしちゃうからね」

澪「例えば?」

唯「今年は私の誕生日!」

律「えっ」

澪「えっ」

和「ちょっ」

律「……」

和「……」

澪「……和?」

和「あー……」

紬「みんな〜、お茶が出来たわよ〜」

和「ムギ、ナイススルースキルね!」

澪「おいスルーするな和」

 ‐完‐

284我侭律:2012/12/16(日) 16:15:04 ID:wtBHJFJU0
律「スティックひとつと女一匹隣に居りゃあヨソの国でも何処だろうと!!
  それが、炎のドラム叩きの鉄則ってモンだぜぇえー!!」ビシッ

澪「いや、お前も女だろ」

唯「燃えてるりっちゃんうざーい」

梓「ドラマーじゃなくてドラム叩きって……スティックさえあればいい話じゃないですか」

紬「私、女性を一匹二匹で数える人を諫めるのが夢だったの〜」

律「誰かワタシを褒めてッ!!」ブワッ


 イヌぐるみ「私の愛馬は凶暴です」 ウマぐるみ「おい」  おわり

285中二澪:2012/12/16(日) 16:16:24 ID:wtBHJFJU0
澪「わ、私のこと中二病っぽいって言うんなら、律だって──」

   『年上だと嬉しいか? というか、なんだ、キミ、エロスは程々にしときなさい(フフッ』
   『キミをこんな姿にしてしまったコト…私は何でもする、何でも償う、だからお願いだ…』
   『キミと私は一心同体。 キミが死ぬ時が、私が死ぬ時だ──!!』

澪「──って、私のこと強引に」

律「お前それちょっと本気で言っちゃいけないやつじゃないじゃないですかー!!!?」

紬(それで澪ちゃん、あの時も綺麗な山吹色の選んでたのねー♪)
【参考:ttp://www.tbs.co.jp/anime/k-on/k-on_tv/news/images/news20120120.jpg】


唯「えへへ、あ〜ずにゃんっ」ダキッ

梓「にゃっ!? ちょ、何ですかもぉっ……!///」


唯「『それ三つとも私も当て嵌まりますからwww』とか思ってないよねえ(メラメラ」ギュー

梓「思ってない思ってません思ってないですからぁっ?!!」


 六花「『何を隠そうオレは似顔絵の達j 勇太「やめろぉぉぉオオオ!!!」  おわり

286R&Mシリーズ:2012/12/16(日) 16:18:20 ID:wtBHJFJU0
澪「もうやだ……ナイトやだ……!」フルフル

唯「澪ちゃん〜?」

紬「澪ちゃん、大丈夫…?」

梓「『仮面ライダー龍騎』とのクロスSSだと、澪先輩はまず間違いなくナイトですからね……」

律「まあ、しゃーないって……秋山なんだし」

さわ子「! だったらいっそ! 澪ちゃんは田井中さんになっちゃえばいいじゃない!」ルン♪

紬「流石です先生っ……nice idea」キラキラァ

律「いやいやいやいやいやいや」

梓「ああ……それなら逆に、『性格悪くて意地悪でケチで、好き嫌い激しくて
  何考えてるか分からない』律先輩が秋山さんに…………プッ」クスクス

純「い〜な〜、律先輩なんて自分の名字だって覚えらんないっぽいのに〜…」ブーブー

律「でちゅわよねぇ〜ん……ってぇ! 軽音部後輩共ォ!!」

澪「(ガタンッ)……よし分かったぁ!!」

 ツカツカツカ…

律「え!? え!?」

澪「(……ポスッ)律っ! とりあえず家出しよう……!」キリッ

律「ま〜/// うれし〜けれど〜忙しってオメーはもう、逃げちゃダメだぁっ!!」ガアアァァ

唯「じゃあねじゃあね〜! 澪ちゃんは田井中さんで〜、
  りっちゃんは秋山さんになるっていうのどうかなぁ〜?」エヘヘー

律澪さわ子紬梓純「「「 唯(ちゃん/先輩)は なにも わかってない 」」」キッパリ

唯「ぇえぇぇ〜っ?!!」ガーン


憂「お姉ちゃん……」

和「相変わらずなのね、ユイ」



     り っ ち ゃ ん と 澪 を 忘 れ な い で ね 。

おわり

287いえーい!名無しだよん!:2013/01/14(月) 21:16:06 ID:.amUl5TA0
紬「私、自分を苦しめるのが夢だったの〜」ビシッ ビシッ


律「ストイックだ!」

梓「求道者だ!」

澪「ダイエットだ!」

唯「ドMだ!」

288いえーい!名無しだよん!:2013/01/17(木) 00:00:53 ID:NPCW09nM0
『かっこ唯』

さわ子「(1〜3)に入る共通の漢字は何でしょう!」

(1)我独尊
(2)一無二
(3)名論

純「う〜ん……わかんないや……」

さわ子「ヒントは梓ちゃんが大好きな人よ!」

純「あ、わかった」

梓「え」ガタッ

純「答えは『唯』だぁーっ!」

さわ子「大正解〜!」

純「やった!」

梓「ちょ、ちょっと……!」

憂「おめでとう〜梓ちゃん!」

梓「な、なんで私が褒められるのよ〜っ!?」ブンブン

289いえーい!名無しだよん!:2013/01/18(金) 23:19:57 ID:FfxfWd.k0
菫「直直直直直直直!!!!!!!」

直「ど、どうしたの……菫……」

菫「ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん!!!!!!!」

直「(あ……ライブの後だからテンションが変なのか)」

290いえーい!名無しだよん!:2013/01/18(金) 23:21:45 ID:FfxfWd.k0
唯「あずにゃんは『ぐうかわ』だね!」

梓「ぐう……何ですか?」

唯「えっ!? 知らないの!?」

梓「ぐう?」

唯「ぐう! ぐうかわ!」

梓「ぐう……ぐう〜……?」クイッ

梓「う〜ん……」クイッ

唯「…………」

梓「……すみません、やっぱりわからないです」

唯「(やっぱり、ぐうかわだ……)」

291変態澪:2013/01/19(土) 18:32:06 ID:VT87nqA.O
澪「律のパンツ」

澪「略してリッパン」

澪「律のかわいらしさが表れてない…」

澪「リツ☆パン」

澪「なんか漫画のタイトルみたい」

澪「アロマが香るアロマリッツ」

澪「律の家の洗剤はタッチしてポンのやつだからだめだ」

澪「…」クンクン

澪「!」

澪「洗剤変えたのか…」

澪「…」クンクン

澪「何だか律に包まれてるみたい////」

澪「君の香り風にのって…」

澪「うん。いい歌詞ができそうだ」カリカリ

292いえーい!名無しだよん!:2013/01/22(火) 23:02:32 ID:zM4LBjZEO

唯「ブラックコーヒーって、あるよね?」

澪「え?うん…ある」

唯「ブラックコーヒーは黒いコーヒー」

澪「うん…まあ、黒いコーヒーだな」

唯「ところで牛乳は白いよね?」

澪「え?うん、まあ…白いな」

唯「じゃあブラックコーヒーと牛乳を混ぜたら何色になる?」

澪「え?うん、まあ…茶色、かな」

唯「じゃあ黒色と白色を混ぜたら何色になるか知ってる?」

澪「え?まあ…灰色だな」

唯「おかしくない?」

澪「なにが?」

唯「ブラックコーヒーと牛乳を混ぜたら茶色なのに黒と白を混ぜたら灰色になるんだよ!?」

澪「……」

澪「それは唯の今後の人生に何かしら役立つ話なのか?」

唯「し、知らない」

澪「……」

唯「でも、不思議だよね」

澪「何も不思議じゃないよ」

唯「私、高校になるまで音楽なんてサッパリだったのに
今はこうして澪ちゃんと音楽の話してるなんて不思議だよ〜」

澪「えっ、なんか話変わってない!?」

唯「不思議だね」

澪「不思議だよ!!いや、不思議でもないけど!!なんなんだよ!?」

唯「なにが?」

澪「知らないよ!!」

澪「というか今、音楽の話なんかしてた!?」

唯「それは澪ちゃんの今後の人生になにかしらなにかしら?」

澪「お前は何を言ってるんだ」

唯「ごめんね、ブラックコーヒーからどれだけ話が膨らむか
やってみたかっただけなんだよ」

澪「なんでそんなことを…」

唯「世の中の全ての事柄に理由を求めていたら大変だよ?」

澪「まあ、それはそうだが」

唯「じゃあ、そういう事で」

澪「……」

唯「……」

澪「……」

唯「ねえ」

澪「なんだい?」

唯「澪ちゃんはまだ私に聞きたい事があるんじゃないの?」

澪「……」

澪「別にないけど」

唯「あー!わああああ!もっと話そうよー!退屈だよー!」

澪「も、もしかして構ってほしいのか?」

唯「そうに決まってるよ!?」

唯「それなのに澪ちゃんときたら本ばかり読んで!!」

澪「いや…だって私が来た時、お前が漫画を読んでたから、私も本を読もうと思って何が悪い」

唯「私はもう読み終わったもん」

澪「薄々知ってた」

293いえーい!名無しだよん!:2013/01/23(水) 07:34:34 ID:3uVAHCE.0
>>292
かわいいなw

294いえーい!名無しだよん!:2013/01/26(土) 00:32:43 ID:.pxbN2vM0
平沢憂五打席連続敬遠

295いえーい!名無しだよん!:2013/01/28(月) 00:43:57 ID:wg8kK23o0
唯「あずにゃん分補給〜♪」ギュッ

梓「にゃっ!」

梓「(……フフフ)」

梓「(実は唯先輩が“あずにゃん分”を補給しているのと同時に、私は“唯分”を補給している……)」

梓「(これで過不足無し……圧倒的等価交換……!)」

梓「フフフ……」

澪「(顔がニヤついてる……)」

296いえーい!名無しだよん!:2013/01/28(月) 18:36:57 ID:2.sN4wg2O
唯「ほ〜げ〜」ボ-

律「ほ〜げ〜」ボ-

唯「りっちゃ〜ん…」

律「どした〜?」

唯「暇ですなぁ」

律「そうですなぁ」

唯「…ほ〜げ〜」

律「ほ〜げ〜」

律「あ」

唯「なに?」

律「でっかい鳥」

唯「おぉ〜」

律「でけ〜」

唯「近くで見たら2Mはあるかな?」

律「ないだろ…」

唯「そっかぁ」

唯 律「ほ〜げ〜」

297いえーい!名無しだよん!:2013/01/31(木) 00:00:01 ID:cEp.wRpAO

――学園祭が終了し…


菫「私たちの軽音部の活動も、これで終わっちゃったね」

直「うん」

菫「……ぐすっ……」

菫「……私、先輩たちみたいになれたの…かなぁ…?」

直「……菫」

菫「?」

直「私たちは私たちらしくやったじゃん。それでいいんじゃないかな」

菫「!」

菫「……そっか、うん。そうだよね」

菫「うふふ、ありがとう直ちゃん」



直「……あ、そうだ。ずっと気になってたんだけど」

菫「? うん」

直「私がパソコンいじってる時、よく菫一人言言ってたよね」

直「もしかして菫ってそういうの見える人?」

菫「えっ」

直「実はちょっと怖かったから何も声出さないようにしてたんだよね」

直「やっぱり例の怪談の幽霊と話してたの?」

菫「……」





菫「うん」


けいおんハイスクール 完!

298いえーい!名無しだよん!:2013/02/02(土) 00:26:08 ID:IsYZOXg.0
紬  ここで働かせてください!ここで働きたいんです!

済婆 だァーーーまァーーーれェーーー!!!
  
済婆 なんであたしがおまえを雇わなきゃならないんだい!?
   見るからにグズで!甘ったれで!泣き虫で!頭の悪い小娘に、仕事なんかあるもんかね!
   お断りだね。これ以上穀潰しを増やしてどうしようっていうんだい!
   それとも……一番つらーーいきつーーい仕事を死ぬまでやらせてやろうかぁ……?

紬  (ガクガクブルブル)


紬「(サラサラ…)う〜ん、『ロミオとジュリエット』の脚本ってこうだったかな〜?」チラッチラッ

菫「」ガクガクブルブル

299いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 00:54:03 ID:0.ThPqCw0
唯「あずにゃん分補給〜♪」ギュッ

梓「にゃっ!」

梓「(……フフフ)」

梓「(実は唯先輩が“あずにゃん分”を補給しているのと同時に私は“唯分”を補給している……)」

梓「(これで過不足無し……圧倒的等価交換……!)」

梓「フフフ……」

澪「(顔がニヤついてる……)」

300いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 00:55:04 ID:0.ThPqCw0
梓「幸せなら手を叩こう!」

唯律澪紬「」パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

梓「あ、どうも」

301いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 00:56:01 ID:0.ThPqCw0
澪「放課後ティータイムは恋愛禁止だ!」

梓「えっ」

澪「そんな噂が広がれば、ファンの信用が無くなるからな」

唯紬「うーん……」

律「おいおい……」

澪「な、なんだ、彼氏でもできたのか……?」

律「いや、そうじゃないけど……」

澪「なら問題無い」

澪「(これで律は安全だ……!)」

302いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 00:56:53 ID:0.ThPqCw0
唯「『小並感』って何?(疑問)」

紬「私も気になる!(便乗)」

梓「ト〜ンちゃん(無関心)」コンコン

律「『小盛り並みの感じ』の略じゃないか?(適当)」

唯「そうなんだ!(驚愕)」

澪「『小学生並みの感想』だろ……(確信)」

303いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 03:40:30 ID:mMJZYJpo0
>>300
「父(かきふらい)に、ありがとう」
「母(やまだかんとく)に、さようなら」
「そして、全ての子供達(にじそうさく)に」
「おめでとう」

304いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 04:03:26 ID:VlV43CGI0
紬「貴女が、ミオ・ブランドーね?」

澪「そういう君は、ムギチャン・ジョースター」


紬「ミィイイイイオオオオオオォーッ!」

澪「人の名をッ! そ、そんな大きな声で呼ばないでくれぇーッ!?」


MIO「『ザ・ポエム』ッ! 時よ止まれッ!」

紬太郎「あ、あまりの寒さに時がッ!?」

305いえーい!名無しだよん!:2013/02/03(日) 17:18:13 ID:.wJM4JF20
梓「節分です!律先輩、用意はしてくれましたか?」

律「うん!腕によりをかけて、恵方巻き作ったよ!」

梓「おお、流石は私のお嫁さんです。
  それで、豆まき用の豆は?」

律「え?私がお料理してる間に、梓が買ってきてくれるものだと思ってたけど」

梓「私は何もしてません。つまり、節分なのに豆がないって事ですね?」

律「ごめんね?」

梓「いーえ!許しません!ここから豆を調達します」

律「や。やぁっ///」

梓「うふふ、毛のない、ピンク色の綺麗なお豆さ」バシ

ヒュンヒュンヒュン

バシバシバシ

梓「あいた!豆?」

澪「鬼は外!鬼は外!鬼は外!」

ヒュンヒュンヒュン

バシバシバシ

梓「や、止めて下さい!澪先輩!痛いです!」

澪「律に近付くな、二本角の鬼め!鬼は外!鬼は外!鬼は外!」

バシバシバシ

梓「痛い痛い痛い」

澪「豆が欲しかったんだろ?そら!鬼は外!鬼は外!」

バシバシ

梓「くっ、一旦退散っ」


澪「ふぅ、鬼は去ったか。全く、何でもかんでも律にやらせるなんて。
  ほら、律。律専用の豆を一つ持ってきたぞ?食べてくれ」

脱ぎ脱ぎ

律「わぁ、酸鼻を極めた豆だね。これなら、どんな鬼も逃げ出しそうだよ」

澪「ふふ、周りの肉ごと食べ」バシ

澪「痛っ」

梓「反撃です。鬼は外、鬼は外!律先輩は私のです!鬼は外!」

ヒュンヒュンヒュン

バシバシバシ

澪「ちょっ、豆で豆を撃つな!ぁ///こ、こら、梓。そこは律だけの……ひゃんっ」///

梓「何よがってるんですか!鬼は外!鬼は外!」

澪「馬鹿!中に入ってる!」

梓「そんだけデカい穴なら、手で抉りだせるでしょうよ!
  手もデカくて無理なら、私が手を突っ込んで抉りだしてあげますから!
  鬼は外!鬼は外!」

バシバシヌポ

澪(痛っ、気持ちいっ、じゃなくて。待てよ?)

梓「律先輩に近付くなぁ!鬼は外!」ブン!

澪(今だ!)

ヒュン ズポッ

梓「あっ」

梓(凄いとこに入っちゃった)

澪「うう、流石にかなり痛いな。さて、律。
  豆が尿道に入っちゃって、摘出できないよ。さぁ!吸い出してくれ!」

律「うわぁ、血まで出ちゃって痛そう。でもこんなの、恥ずかしくて病院も行けないよね。
  うん、私が吸い出すよ」

チュッ、チューチュー

澪(計画通り!めちゃくちゃ痛いけど)

梓(これが……律澪っ!今はまだ、勝てない。
  でもいつの日か、鬼を超えて、律先輩を手に入れてみせます。
  今日のところは退いておきましょう)



今日ってさ、拙文の日だよね?だから許してください、的な。

306いえーい!名無しだよん!:2013/02/10(日) 14:20:03 ID:YLeLgB/6O
澪「もうすぐバレンタインだな」

律「んー、そうだな」

澪「好きな人にチョコあげる日だよな」

律「まあ、義理であげる人もいるけどな」

澪「でも基本、大好きな人にチョコあげる日だよな」

律「まあ、そう…かな」

澪「うん」

律「澪は誰かにあげるのか?いや、もらう方が多いか」

澪「今年は……律にあげる」

律「えっ?」

澪「うん」

律「マジで?本命?義理?」

澪「ふふふ、どっちだと思う?」

律「わかんない」

澪「バレンタインまでのお楽しみだな」

律「う〜……まぁでも…」

澪「ん?」

律「私も今年は澪に…チョコあげたいと……実は思ってたりして…」

澪「なんだ、ふたりともちゃんと同じ思い…両思いだったんだな」

律「そういうことにしといてください」

澪「…ねぇ」

律「ん?」

澪「くれるのはチョコだけ?」

律「……えっ?」


おしまい♪

307いえーい!名無しだよん!:2013/02/10(日) 23:09:13 ID:8GB31AsgO

梓「もうすぐバレンタインですね」

唯「違うよ」

梓「もうすぐバレンタインじゃないですか!!」

唯「ご、ごめんなさいっ」

梓「もうすぐバレンタインですね」

唯「うん…」

梓「唯先輩はバレンタインですか?」

唯「私はバレンタインじゃないよ」

梓「唯先輩はバレンタインじゃないですかっ!」

唯「ご、ごめんなさいっ」

梓「唯先輩はチョコをあげるのともらうのとどっちがいいですか?」

唯「そりゃ貰えるものは貰っておくよ〜」

梓「じゃあ私のチョコも貰ってくれますかっ!?」

唯「じゃあ 貰っておくよ〜」

梓「『じゃあ』ってなんですか!?そんな、ついでに貰っとくみたいなノリで」

唯「いやでも あずにゃんだって『じゃあ』って ゆってたじゃん」

梓「言ってませんよ!?」

唯「おかしいなあ」

梓「おかしいのは唯先輩のアタマですよ!!」

唯「どうせなら唯先輩のアタマがお菓子だったらもっと良かったのにね!」

梓「いや、それはどうなんでしょう…」



梓「ハッ」

梓「気がつけば、いつの間にか唯先輩のペースに…」

唯「〜♪」

唯「あずにゃんや」

梓「は、はい」

唯「あずにゃんだってバレンタイン?」

梓「ソレもう、どんな質問なんですか」

唯「あずにゃんにとってバレンタインとは何?」

梓「私のチョコあげるから貴方のチンコちょうだいという明治からの挑戦状です」

唯「そうかなあ」

梓「お姉ちゃんが言ってたから間違いありません」

唯「おや、あずにゃん、お姉ちゃんいたの?」

梓「いますよ」

梓「あ、じゃなくて」

唯「どうしたの?」

梓「お姉ちゃんじゃなくてエロ本でした」

唯「とんでもないカン違いだね」

梓「私、そそっかしくて…」

唯「そんなそそっかしいあずにゃんに義理チョコをあげよう」ハイ

梓「イヤッホーwwwくれるのはチョコだけ?」

唯「なんかムカついたからチョコ没収」

梓「ああん(´;ω;`)」

律「なんだコイツら」

澪「カップルの数だけバレンタインがあるのさ」

唯「わ、私とあずにゃんはそんなんじゃないよっ////」


おわり

308いえーい!名無しだよん!:2013/02/15(金) 02:16:40 ID:DrOsdc/AO
律「バレンタイン終わっちゃったな〜」

澪「そうだな…」

律「なぁ」

澪「えっ?」

律「なんで今年はチョコくれなかったんだ?」

澪「…」

律「毎年くれてたのに」

澪「…」

律「私のこと嫌いになっちゃった?」

澪「そっ、そんなわけないだろ!!」

律「だったらなんで?」

澪「じ、実は……作ったには作ったんだけど、玄関で落としちゃって……」

律「あ〜!割れちゃったのか」

澪「うん……」

律「ばかだな〜、そんなの気にしないよ。味は変わらないんだから」

澪「だって……ハートが真っ二つになって…」

律「どれどれ……うわ、本当だ。見事に真っ二つだな」

澪「こんなの…渡せるわけないよ……」

律「み〜お、ほら、あ〜んして」

澪「へっ!?あ、あ〜……んっ、甘い……」

律「半分こする手間がはぶけたじゃん。てゆうか美味しいなこれモグモグ」

澪「律……」

律「…今度の休み」

澪「んっ?」

律「ペンダント買いにいこう、ペアの。ほら、ふたつ合わせるとハートの形になるやつ」

澪「ん……」

309いえーい!名無しだよん!:2013/03/15(金) 22:36:49 ID:sgFIFNiM0
けいおん!集会

律「梓の後輩はどこにいるんだ?」

菖「あっ、この子が梓ちゃんね。かわいい〜!(同志よ……!)」

梓「えっ、あっ、あの……ありがとうございます……」

純「スミーレ! 律先輩が呼んでるよ!」

菫「えっ!(律先輩といえば確か、うちの部のOGであり梓先輩の先輩……!)」

菫「あのっ……初めましてっ! 斉藤菫といいますっ!」

律「おっ、噂の菫ちゃんか!どの楽器やってるの?」

菖「(ムギちゃんと同じ金髪かー……ふむふむ)」

菫「えーと、ドラムをやっています!」

律「おー!」

菖「え」

律菫「え?」

菖「(どっ、どういうこと……!? ドラム貧乳説は……!?)」

310いえーい!名無しだよん!:2013/04/05(金) 21:48:09 ID:mOr881R20
プシューッ ガタン

梓「うわー……やっぱりこの時間帯の電車は混みますね……」

律「.com」

梓「え?」

律「この時間は.com(どっと混む)!!」

梓「うわー早く駅に着かないかなー」

311いえーい!名無しだよん!:2013/04/25(木) 23:41:06 ID:.Utc4um20
唯「憂のコロッケもーらい!」ヒョイ

憂「あっ」

唯「おーいしー」モグモグ

憂「じゃあお姉ちゃんのコロッケ食べちゃお」

唯「待った!」

憂「え?」

唯「憂、復讐はなにも生まないんだよ」

憂「う、うん」

唯「恨みや憎しみは振り払って、悲しみの連鎖を断ち切るんだよ!」

憂「……」ヒョイ

唯「あっ! あっ!? なんでとったの!?」

憂「えっと、これは復讐とかそういうことじゃなくて、ただとっただけだよ」

唯「もっと悪いよ!」

312いえーい!名無しだよん!:2013/04/27(土) 12:25:57 ID:mpCE7PG60
なぜ唯ちゃんは自分のコロッケがあるのに憂ちゃんのを奪ったのか

313いえーい!名無しだよん!:2013/04/28(日) 21:23:53 ID:51YeAWvk0
和「あなたが今日から生徒会のお手伝いをしてくれる……人?」

カトウ「そう!私は!生徒会の手伝いを命じられた!司書型ロボットのカトウよ!!
お笑いとライブラリーの整理はまかせてちょうだい。
こんな機会に恵まれたこと、感謝しなさい。機械だけにね!
……笑っていいのよ?」

和「ムギー!ちょっとムギーー!!あんたまた無駄金使って変なもん開発したでしょ!!」

ムギー「失礼ね。ちなみにそのロボットの人格のベースは和ちゃんだから。よろしくね」

和「あたし、こんななんだ……」

カトウ「何かしら?」

和「べつに」

314いえーい!名無しだよん!:2013/04/28(日) 23:24:04 ID:gXLS0S0I0
>>313

和「……それで、あなたがここへ来た本当の目的は何なのかしら。
生徒会の手伝いにしては、どこか切羽詰まっているように見えるんだけど」

カトウ「、、、私は人類の遺した”笑い”の効用についての研究と実践に、
貴女達の力を借りたかったの。笑いの力で、果てしなく続く戦いを止めるために」

ムギー「戦いって…私たちの周りにはそんな怖いことはないけど?」

カトウ「あら、ここが特に平和なだけで、世界のどこかでは今まさに
戦いが行われている地域もあるの。先人たちの尊い犠牲の上に、
このかけがえの無い平穏があることをもっと噛み締めるべきだWA」

ムギー「わああ…これが、「メタ発言」ね!」

和(言うことは尤もなのに…どこか引っ掛かるわね…)

カトウ「狭量や不寛容が消耗と衰退を招いてきた過去にMANABEないまま、
決して相容れることのない二つの陣営に分かれて延々と戦いを繰り返し、
それを歓迎し、喜び楽しんでいるような場所もあるの、悲しいことにね」

ムギー「メタ発言の「天丼」…!これで思い残すことはありません…!」

和(そもそもこの子はあのムギなのかしら…?)

カトウ「、、、、、、色々駆使してみたんだけど、、、やっぱり、笑いは難しいわね。
感心や感動というのは、どうやら笑いとは違うもののようだし」

ムギー「」がーん

和「笑いの力って言うけど、具体的には何をどうするつもりなの?」

カトウ「たとえば、モノを使ってボケるのよ。幸い、この世界には
「ガッキ」「オチャ」「ホワイトボード」「チャワン」「クリップ」といった、
笑いを誘う、戦意の低下に結びつきそうなモノが沢山あるみたいだし」

和「そうは言うけどね…」

ムギー「笑いに結びつきそうなモノ……」むむむ…


ガラッ


トラック『私にいい考えがある』

カトウ・ムギー「!?」

和「何かわからないけど帰ってちょうだい、今すぐに」>>314

和「……それで、あなたがここへ来た本当の目的は何なのかしら。
生徒会の手伝いにしては、どこか切羽詰まっているように見えるんだけど」

カトウ「、、、私は人類の遺した”笑い”の効用についての研究と実践に、
貴女達の力を借りたかったの。笑いの力で、果てしなく続く戦いを止めるために」

ムギー「戦いって…私たちの周りにはそんな怖いことはないけど?」

カトウ「あら、ここが特に平和なだけで、世界のどこかでは今まさに
戦いが行われている地域もあるの。先人たちの尊い犠牲の上に、
このかけがえの無い平穏があることをもっと噛み締めるべきだWA」

ムギー「わああ…これが、「メタ発言」ね!」

和(言うことは尤もなのに…どこか引っ掛かるわね…)

カトウ「狭量や不寛容が消耗と衰退を招いてきた過去にMANABEないまま、
決して相容れることのない二つの陣営に分かれて延々と戦いを繰り返し、
それを歓迎し、喜び楽しんでいるような場所もあるの、悲しいことにね」

ムギー「メタ発言の「天丼」…!これで思い残すことはありません…!」

和(そもそもこの子はあのムギなのかしら…?)

カトウ「、、、、、、色々駆使してみたんだけど、、、やっぱり、笑いは難しいわね。
感心や感動というのは、どうやら笑いとは違うもののようだし」

ムギー「」がーん

和「笑いの力って言うけど、具体的には何をどうするつもりなの?」

カトウ「たとえば、モノを使ってボケるのよ。幸い、この世界には
「ガッキ」「オチャ」「ホワイトボード」「チャワン」「クリップ」といった、
笑いを誘う、戦意の低下に結びつきそうなモノが沢山あるみたいだし」

和「そうは言うけどね…」

ムギー「笑いに結びつきそうなモノ……」むむむ…


ガラッ


トラック『私にいい考えがある』

カトウ・ムギー「!?」

和「何かわからないけど帰ってちょうだい、今すぐに」

315>>314:2013/04/29(月) 12:08:05 ID:Ea8ZxUpA0

カトウ「「大事な事なので二度言いました」を身をもって実践してあげたの。
どうかしら二人とも?笑ってもいいのよっ」ポーズッ

和「それっぽい事を語られたそばからこれじゃ反応に困って仕方ないわ」

カトウ「これぞまさに、「こういうときどういう顔していいのか分からな」いねっ」

ムギー「はあーい!「笑えばいいと思うよ」っ!」

和「アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \(AA略」

トラック『君達ちょっとひくわー』

和「やめて」

316いえーい!名無しだよん!:2013/04/30(火) 04:53:10 ID:N930cyqw0
唯「やーい、和ちゃん家は貧乏〜!」

和「と、親友のそんな声を励みに私が作った曲、聞いてください」
唯「あの、私そんなこと言ってn」
和「真鍋和respect for HTT で 『プアプア時間』ッ!」

観客「わあああああ!!」

317いえーい!名無しだよん!:2013/05/08(水) 20:21:55 ID:bzP7R3x20
梓「あの、ちょっと公園寄ってもいいですか?」

澪「え? いいけど、どうした?」

梓「その、庭いじりというかフラワーアレンジメントというかですね……」

澪「あ、ああ、じゃあ鞄とギター預かるよ」

律「噴水のとこのベンチで待ってるから」

梓「ありがとうございます! すぐ戻りますから!」

律「ギター、私が持つよ」

澪「転ぶなよ?」

律「そんなコントみたいなことあるわけなウワアアアアア!!!!」ステーン

澪「お前ーっ!」

律「うわー! 梓の命より大事なギターが池に!」

澪「どどどどうするんだよ律ぅー!」

律「どうするったって……待って、池が……なにか出てきた!」

澪「え……?」

 女神「あなたが落としたのは、金のギターですか? それとも銀のギターですか?」

澪「なにその二択……」

律「梓のギターって金とか銀でできてたっけ?」

澪「違うと思うけど、でも二択だからなあ……」

律「えー? どっちだー?」

318いえーい!名無しだよん!:2013/07/24(水) 00:05:05 ID:2evPejcI0
澪「新しい歌詞、作ってみたんだけど…」
律「おおー、流石いい子だマイハニー!」
唯「大胆ですな〜りっちゃ〜ん」
澪「…?」

律「期末テストも助かったぞー! やっぱいい子だマイハニー!」
梓「どうしたんですか律先輩…最近そればっかり…」
紬「うふふふ」
澪「…」

律「…」テクテク(帰り道)
澪「…」テクテク(その隣)
律「……」そわそわ
澪「……なあ律。 いい子(1/15)だマイハニー(8/21)って、ひょっとして」にこにこ
律「ちちち違わーい!!」

319いえーい!名無しだよん!:2013/07/28(日) 02:20:38 ID:iBC/u1dg0
唯「絶対に練習にいかない先輩vs絶対に練習にいかせる後輩対決!」

律「プライドにかけて負けません!」

梓「絶対に(先輩は条件を)飲みます!」

唯「ファイッ!」チーン


梓「先輩いきますよ!」

律「ぐでー」

唯「まずは中野さんの呼びかけ!しかし田井中さんはまだたたないようです」

梓「仕方ないです」

唯「おっと中野さん、例ののど締めを使うようです!」

クイッ

律「ぐっ!?おま、せんぱ……ぐるし……」

唯「中野さん容赦ありません!田井中さん苦しそうです!」

梓「いけば離します」キュッ

律「わがっ、いぐ、から……いくいくいくぅ!!」ビクンッ

カンカンカン!

唯「勝負ありました!絶対にいかせる後輩の勝利です!」

律「いってしまいました…悔しいです」

320いえーい!名無しだよん!:2013/07/28(日) 06:04:26 ID:XvUMRWDQ0
>>319
悔しいけどワロタわ

321いえーい!名無しだよん!:2013/08/10(土) 15:11:23 ID:bC93x.ig0
唯「やっぱりコミケは熱いねー」

紬「熱中症になっちゃいそう」

澪「おっと、そろそろ熱中症の対策しておかないとな」

律「///」

律(見られてるのって興奮するけど、それが十数万人だなんて……///)

律「りー///」

梓(律先輩、顔赤いけど熱中症かな?)

322いえーい!名無しだよん!:2013/08/11(日) 22:25:39 ID:/enBoJA.0
        唯「あ、和ちゃーん。へへ、あと一個で一ダースなんだー♪」

        和「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」
         (私にはよく分からないけれど、きっと唯にとっては何か大切な事なのね)

唯「澪ちゃん!ムギちゃん!あずにゃん!りっちゃん!
  山中先生!和ちゃん!憂!純ちゃん!
  クラスのみんな!トンちゃん!部室!ギー太!」
唯「みんなみんな、ありがとう!!!!!!!!!!!!」

和「────ふぅん……」

                                       唯「」クー クー …

                                       和「……幸せそうな顔」

323「PEANUTS」highschool:2013/08/12(月) 23:15:04 ID:c8MdlGfM0
1.
"私、純先輩のこと「ペパミントパティ」って呼ぼうとしたことあるんです…"
"あら奇遇!私も直のこと、「マーシー」って呼んでみたかったから!"

2.
"ただそうなると、細かいところで問題があって…"
"大体想像は付くけどね。それで問題って?"

3.
"設定上、先輩と私は想い人を同じくする恋のライバルになるんです"
"そんなことしてごらんなさい!私たち二人まとめて茶髪の女の子になんて言われるか!"

4.
"おー久しぶり「ササキさん」!えーっとそっちは新入生の…「ササキさん」?"
""*タメイキ*""

324いえーい!名無しだよん!:2013/08/17(土) 23:50:01 ID:Lmg6W6lg0
唯「軽音、だいすきー!!!!」


和「唯っ!」


唯「あー!!和ちゃん!!」


和「もう時間切れよ!?」


唯「ええ〜っ?!?!」



────



──







チッチッチッチッチッチッチッ
チッチッチッチッチッチッチッ
チッチッチッ……


ジリリリリリリリリリリリリリリ
リリリリリリリリリリリリリリリリ
リリリリリリ


カチッ



憂「お姉ちゃーん?そろそろ起きないと……」

憂「!?お、お姉ちゃん!!どうして泣いてるのっ?!ねぇ!?」




「ゆめおち!」 おわり

325いえーい!名無しだよん!:2013/09/08(日) 21:26:01 ID:xbzhxHBA0
>>321

  浮 か さ れ て


  見 落 と し ち ゃ う の


  チ ョ メ チ ョ メ を (字余り)

326唯「ぎろちん!」:2013/11/21(木) 00:22:20 ID:Z7qryD320
恵「会長夫人の太鼓持ち…とか。お似合いよ、部長さん」

律「──ッ!」

 ベチャ!

律「その駅前のケーキ屋のガトーショコラが熱くなかったのをさいわいに思え!!」



紬「……っていう意味の『オスカール!!』だったのよね!きっと!」キラキラ

律「言うんじゃなかった…ムギの前で言うんじゃなかったんだ…!」

澪(…そういえばドラム持って帰らせられたっけ。あれ重かったんだから、大事にしなよ…!)

327律「Mio es mío!」:2013/11/28(木) 19:40:31 ID:3KC1kbbY0
澪「なんだいきなり」

律「ふっふー、こないだスペイン語の所有詞を習ったんだ」

澪「ああ、難しい難しい言ってたやつ…」

律「そーなんだよ!活用がごちゃごちゃ変わりやがって、英語のほうがよっぽどましだったぜ!だけど、これだけは真っ先に覚えたんだ。すぐにでも使ってみたくてさ」

澪「馬鹿、第一それを言うなら「Mio es mía」だ」

律「oで終わるからMioは男性名詞だろ?」

澪「人名だから女性名詞だ!というかoで終わる女性名詞もあるぞ」

律「ええ〜そんなあ、じゃあこのダジャレは使えないの〜?」

唯「澪ちゃんが男の人になれば解決なのにね」

澪(そうだ・・・私が男なら、私たちは好奇の目にも見られず普通の恋人として過ごせるのに・・・)

律「だめー!私は女の澪がいいんだもん!」

澪「律…」

唯「じゃあさ、澪ちゃんが美亜ちゃんに改名したらいいよ!」

律「おお、そうだな!お前は今日から秋山美亜だ!」

澪「おい」


おしまい
スペイン語って難しいね

328律「Mio es mío!」:2013/11/28(木) 19:42:21 ID:3KC1kbbY0
げげ、文字化けした。
タイトルは「律「Mio es mío!」」です

329いえーい!名無しだよん!:2013/11/28(木) 21:44:49 ID:sqHIHVkA0
大学の第二、スペイン語取ったけど2年間動詞の活用しかやらなかったわ

330いえーい!名無しだよん!:2013/12/07(土) 15:47:35 ID:ALKUzu5M0
唯「私は池沼」

澪「私は韓国人」

梓「私なんかゴキブリですよ」

紬「私に至っては拷問狂よ」

唯澪梓紬「律(ちゃん・先輩)だけイケメンでずるい!」

律「へ?いや私だってデコとかブスとかハゲとか言われるし」

梓「そんなのたいしたことないです!」

澪「それに最近はブスって言ったら信代だし、ハゲに至っては私だ」

唯「なんでりっちゃんばっかり・・・そうだ!りっちゃんにはどんなひどい扱いが似合うかみんなで考えようよ」

紬「いいわねそれ」

律「おい・・・」

唯「まずりっちゃんのダメなところは…」

梓「部長なのに不真面目だし、練習しないところです」

澪「ここぞという時に締めるから律の株が上がるんだろ」

紬「澪ちゃんはどっちの味方なの」

澪「いや私は一般的な見解をだな」

梓「ビッチ…ビッチなんてどうでしょう。確かそんなスレが立ってました」

唯「なるほど!それに外見が鈴木園子に似てるもんね」

澪「おいおい律がビッチとか」

紬「澪ちゃんは黙ってて」

澪「しゅん」

唯「これでりっちゃんはデコキャラでビッチキャラだね、ふたつあわせるとデコビッチ!」

三浦茜「呼んだ?」

唯澪律紬梓「誰?」


三浦茜「扱いが悪くたっていいじゃないか、出番さえあれば」

おわり

331いえーい!名無しだよん!:2013/12/09(月) 01:01:19 ID:irslqS5Y0
唯「卒業旅行ロンドンかぁ〜」

梓「いいですね」

紬「だったらホテルの部屋は3人と2人だね」

梓「へっ?」

澪「そうだな」

律「5人とかで泊まれる部屋ないもんなの?」

澪「旅館じゃないんだから」

梓「あ、あの……。5人で行くんですか?」

唯「当たり前だよ、あずにゃん」

梓「で、でも……。卒業旅行ですよね?」

律「まぁ、そうだけど」

梓「私はまだ卒業しませんけど……」

唯「そんなの関係ないよ」

梓「そ、そうですか?」

紬「私たちが一緒に行きたいって思ってるのよ、梓ちゃん」

梓「そういうことなら、わかりました」

梓「でも、ちゃんと確認をしてみないと」

澪「それもそうだな。なんか私たちだけで盛り上がって、肝心の部分が抜け落ちちゃってたよ」

梓「ですから、ちょっと親に電話して聞いてみます」

律「へ? ああ、うん」

梓「もしもし、お母さん? 実は………」

梓「……本当!? ありがとうお母さん!」

梓「母も良いって言って……」

唯「もしもし和ちゃん? 実は私たちロンドンに卒業旅行に行くことになってね」

唯「だから、和ちゃんも一緒にどうかなって思って」

唯「まぁ、私たちは最初っから和ちゃんと行くつもりだったけど、あずにゃんがちゃんと確認した方がいいって言うからね」

唯「え? ああ、うん。わかった。じゃあね」

律「和行くって?」

唯「なんか、すとーんへんじ? とかなんとかに行くんなら考えるって」

澪「ロンドンからストーンヘンジって遠いのかな?」

紬「ちょっとくらい遠くてもいいんじゃない? なによりも和ちゃんと一緒に行きたいし」

律「和には軽音部としても度々お世話になってるからな」

唯「そうだよ、恩返ししなきゃ!」

澪「まぁ、私も和と一緒に卒業旅行できるなら嬉しいし、ちょっと無理してでもストーンヘンジまで足を伸ばそうか」

梓「……」

唯「あれ? あずにゃんそんなとこに突っ立ってどうしたの?」

澪「親に電話するって言ってたけど、何かあったのか?」

梓「いえ……」

律「てか、なんか元気なくなってないか?」

梓「すみません、もう一度親に電話してきます」

紬「梓ちゃん大丈夫?」

梓「あ、心配しないでください」



梓「もしもし、お母さん? さっきの私の勘違いだった……」

332いえーい!名無しだよん!:2013/12/12(木) 01:05:27 ID:MET1hiIo0
悲しすぎる…
でも、梓を連れてくより同級の和と行く方が自然だよな。

333いえーい!名無しだよん!:2013/12/12(木) 07:30:21 ID:HWoFfCXY0
二周目の
>梓「私はまだ卒業しませんけど……」
>唯「そんなの関係ないよ」
がおもしろすぎる

334いえーい!名無しだよん!:2013/12/12(木) 14:40:15 ID:uKpjrVeY0
いつも通り部室に行ったら
いつも通りの風景があると思っていた。


唯「うんたんうんたんwwwばしへろんたすwww」

澪「独島は韓国のもの!謝罪と賠償を要求するニダ!キムチうめえ!」

律「澪・・・唯・・・どうしちまったんだよ」

澪「なあ律、日本は早く韓国政府に謝罪すべきだと思わないか?」

律「思わねーよ、それより梓とムギは」

梓「」カサカサカサ…

律「ひいっ!ゴキブリ!まさかこれ・・・」

澪「無視された!差別ニダ!」ファッビョーン!

ドア「ガチャ」

憂「お姉ちゃんいますか?」

律「憂ちゃん!唯が大変な…」

憂「お姉ちゃん!お姉ちゃんかわいいよかわいいかわいいかわいいお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんハアハアクンカクンカ」

唯「あうあーww」

律「」

紬「大変ね」

律「ム、ムギ!」

紬「せっかくお菓子持ってきたのに、大好きな放課後ティータイムが…どうしてこうなっちゃったのかしら」

律「だよな・・・」

律(でもムギがまともでよかった)

紬「こんな放課後ティータイムなんかいらない…みんな壊れちゃえば…」

律「だ、大丈夫かムギ?私がいるから…すぐみんな元に戻るさ、な?」

紬「」にっこり


紬「私、みんなを苦しめるのが夢だったの〜」

紬「みんな、別荘に来ない?」

律「一番ダメなやつだ!!!」

335いえーい!名無しだよん!:2014/07/19(土) 23:55:48 ID:kOooCPK.0
律「佐々木さん!」
純「鈴木です!」

律「鈴木さん!」
曜子「佐々木です!っていうかクラスメート!」

336いえーい!名無しだよん!:2014/11/17(月) 00:58:02 ID:cONhmwTc0
澪「私達の音楽ってどのジャンルなんだろうな」

律「そりゃー、アニソンだろ」

澪「えっ、どういうこと?」

律「いや、どうって…あんまり詳しく触れられないだろそこは」

澪「えっ、えっ、なにそれ?まって、アニソンってアニメソングのことだよな?」

律「そうだけど…」

澪「アニメのソングになってないだろ」

律「えっ、なってるじゃん」

澪「??なに?なんのアニメ?まさか私が知らない間にオファー来てたの?」

律「まあオファーが来たってわけじゃないけど」

澪「え、まってわかんない。自分たちでアニメなんか作ったっけ?」

律「いやちゃんとしたとこの…いやもういいよこれは。やめよう!」

澪「まってちゃんと言え律!ぜんぜんわからん!」

律「なんでだよ!察しろよそこは!」

澪「わからないから言ってるんだろ!なんで隠すんだ!」

律「ほんとにわかんねーのかよ…まったく……。つまり…ゴニョゴニョ」

澪「なになに…」




澪「うそだ……じゃあ今まで作った曲も、ぜんぶ私が書いたわけじゃないのか…」

律「そうだぞ、ほんとに知らなかったのか」

澪「ぜんぜん知らなかった…」

律「まあ、そんなわけでアニソンってこと」

澪「ロックでもないな」

337 ◆OiVJ01ki8E:2014/12/12(金) 07:31:33 ID:va43j/Xo0
http://urx2.nu/f8my
転載禁止

338いえーい!名無しだよん!:2014/12/19(金) 01:28:31 ID:8Nycp4k.0
唯「憂! 憂! 見てほら!」ガチャガチャ

憂「あ、マジックハンド。どうしたのそれ?」

唯「りっちゃんに貰ったの! ほれほれ、憂のおっぱい触っちゃうぞー!」

憂「もー、やめてよお姉ちゃーん!」キャッキャッ


唯「ということでマジックハンドは大丈夫だったよ」

律「よーし、報告ご苦労だったぞ唯隊員」

唯「あ、次このショベルカーみたいなのがいい」

律「お目が高いな唯隊員! この改造ラジコンユンボは変態的なアームの動きが特徴で……」

澪「何してるの?」

唯「憂のおっぱい触っても怒られないラインを探ってるの」

律「目標はこの指サックだ!」

澪「そうか。じゃあ私は、二人が泣いて詫びるラインでも探ろうかな」

339いえーい!名無しだよん!:2014/12/25(木) 21:57:19 ID:uEHdiPrQ0
唯「ソースじゃないよ醤油だよー♪ 砂糖じゃないよ」

とみ「あら唯ちゃん、これからお使い?」

唯「おばあちゃん! お砂糖じゃない……お砂糖じゃないやつ切らしちゃっててー」

とみ「お砂糖じゃないっていうと……お塩かい?」

唯「お塩はこの間買ってたからまだあると思う」

とみ「あらそうなの、じゃあひょっとして重曹かい?」

唯「じゅう……?」

とみ「違うみたいだねえ、それじゃあ……小麦粉?」

唯「小麦粉……小麦粉だったかなあ?」

とみ「……小麦粉、のようなものかい?」

唯「えー? なにそれ?」

とみ「やれやれ、どこで聞きつけたのやら……待ってなさい、お金はあるんだろうね?

  久しぶりのお客さんが唯ちゃんとはねえ、日本の未来は真っ暗だねえ……」

唯「ねえねえおばあちゃん、お庭のこの草なんていうのー?」

とみ「それはオオアサっていってねえ、勝手に生えてきちゃったの」

340いえーい!名無しだよん!:2014/12/29(月) 18:38:25 ID:8Cdg05MA0
梓「仕方ないからゴマダレで我慢したんだって」

純「へー。紬先輩もそういうことあるんだ」

梓「で……あっ、見てあれ」

憂「なに?」

梓「ほら、電車止まってる。なんだろ、事故かな? どうしたんだろ」ソワソワ

純「あそこ駅だよ。停車中」

憂「なーんだ」

梓「そしたらゴマ派と和風派にわかれちゃって」

憂(ごまかした)

純「それでごまかしたつもりなの?」

憂(ごまかせてない)

梓「あっ、チョウチョ」

憂(ゴマダラ)

純「どこどこ?」

憂(ごまかされてる)

341いえーい!名無しだよん!:2014/12/29(月) 18:40:53 ID:8Cdg05MA0
唯「あれ? やっほー、どこ行くの?」

梓「え、うん、ちょっとそこのコンビニ」

憂「こんにちは」

梓「あ、こんにちは」

唯「あそこの新しいチーズケーキ食べた? おいしかったよぉー」

梓「あ、食べた食べた。ブルーベリーがいいよね」

唯「おっと、行かなきゃ。電車来ちゃう」

梓「ああ、うん」

唯「今度一緒に遊び行こうね、じゃあねー」

梓「うん、また」

憂「失礼します」

唯「行こ」

憂「うん。お友だち?」

唯「知らない人だった……」

憂「ええ!?」

342いえーい!名無しだよん!:2014/12/29(月) 18:43:06 ID:8Cdg05MA0
律「そういえば聞いたか? 横浜で火事だって」

唯「そうなんだ。大変だね」

澪「さっき律なんて言ったの?」

唯「横浜が燃えてるんだって」

澪「へー。シーズンオフなのに」

紬「さっきりっちゃんなんて言ってたの?」

澪「横浜スタジアムでまた炎上だって」

紬「本当? 大丈夫なのかな」

梓「どうかしたんですか?」

紬「横浜が大炎上して街はもう原形を留めてないんだって」

梓「うわー、すごいですね」

律「ん? どした?」

梓「横浜で煙突の増築が大ブームになって街の風景が変わってるらしいですよ」

律「ふーん」

唯「どうしたの?」

律「横浜を起点にして円ドルのレートが大きく変動してるんだって」

唯「えー、さっきの火事が原因かな」

律「まっさかー」

343いえーい!名無しだよん!:2015/01/04(日) 17:59:07 ID:UwXPSCFw0
律「くっせ! 唯のカバンくっせ!」スンスン

紬「ほんとね」スンスン

澪「ちょっと来てみろよ、本人もすごいぞ」スンスン

律「どれどれ」

紬「ほんとだわ」スンスン

律「うわ唯くっせえ!!」スンスン

澪「どんなシャンプー使ってるとこうなるんだ?」スンスン

唯「パンテーン」

律「帰りちょっとマツキヨ寄ってくわ」スンスン

紬「私も」スンスン

律「服もくっせえな唯」スンスン

澪「これなに? 柔軟剤のにおいか?」スンスン

唯「わかんない」

律「マツキヨ行く前に唯んち寄って憂ちゃんに聞くか」スンスン

紬「ねえ下駄箱行かない? 靴、靴」

澪「待ってもっとお腹嗅ぎたい」スンスン

344いえーい!名無しだよん!:2015/01/04(日) 18:00:46 ID:UwXPSCFw0
唯 「見て見て澪ちゃん! 広告スペースつくった!」

澪「広告?」

唯 「憂が窓口やってくれててー……って言ってる間にくるよ!」

澪「くる? なに?」

唯 炭火焼朱鷺 「ほいきた!」

澪「うわああ! なんだこれ!」

唯 クジャクヤ 炭火焼朱鷺 「はいまたきた! これお財布太ってまうなあ澪ちゃん!」

澪「あ、畳屋の向かいの雑貨屋じゃないか」

唯 珈琲ムクドリ そば鶴 クジャクヤ 炭火焼朱鷺 「う、わ、私の憂がんばりすぎ?」

澪「あ、わかった。全部猫がいるお店だ」

唯 鶉商店 いすか堂 珈琲ムクドリ そば鶴 クジャクヤ 炭火焼朱鷺 「あっ、あっ、あっ」

澪「すごい勢いでスペース埋まってくけど」

雲雀クリーニング ツグミペイント ましこ自転車 唯 鶉商店 いすか堂 珈琲ムクドリ そば鶴 クジャクヤ 炭火焼朱鷺 「あー」鳩 カモメ文具 カワセミデンキ

澪「唯ーっ!?」

345いえーい!名無しだよん!:2015/01/04(日) 18:02:17 ID:UwXPSCFw0
紬「いきま〜す」

律「よしこい!」

唯「へいへーい!」

紬「すりー、とぅー、わん、ぜろ!」パッ

律「オラッ!」ガチッ!

唯「ふんっ!」バチッ!

そうめん「」バシャッ!

律「惜しい」

唯「実に惜しい」

澪「ねえ、これやっぱり流しそうめんじゃないって」

律「しょうがないだろ? 竹がないんだから」

紬「いきま〜す」

唯「むぐむぐ」ズゾゾ

澪「落としそうめんだって」

346いえーい!名無しだよん!:2015/01/05(月) 18:21:29 ID:jvt51fIk0
純「正月の番組はどこもつまんないなぁ……」

純「!」

純「憂見て、岡本アナが二股だって!」

憂「えーっ!びっくりー!」

純「えー、意外だなー、清純そうなイメージなのに」

憂「ねー」

純「番組降ろされちゃうのかなぁ……あ!」

純「憂見て!梓がテレビ出てる!」

憂「うそ!」

純「『HTT中野梓、二股発覚!』……まじか〜」

憂「意外だねー、そんなイメージなかったけど……」

純「妖怪だったのかー梓〜」

憂「ブームに乗じたのかな」

347いえーい!名無しだよん!:2015/01/07(水) 09:35:30 ID:1qbi983M0
>>344
面白い
こういうの大好き

348いえーい!名無しだよん!:2015/01/11(日) 15:51:40 ID:rUWS6yw60
唯「ねえねえスイカ割りやろうよスイカ割り」

澪「そういえば私スイカ割りってやったことない」

紬「それじゃあこのスイカの討伐は澪ちゃんにまかせます」

澪「よーし」

唯「まずは目隠しして棒を持つんだよ」

律「あとは私たちが声で指示するから」

紬「澪ちゃんはそれに従ってスイカを割ってね」

澪「把握」

唯「まっすぐまっすぐ!」

紬「ちょっと右!」

澪「む! そっちか!」

紬「きゃあ! こっちきた!」

律「ちげーよ! 声のするほうじゃねーよ!」

唯「ベタやな澪ちゃん」

349いえーい!名無しだよん!:2015/01/11(日) 15:52:38 ID:rUWS6yw60
唯「ねえねえスイカ割りやろうよスイカ割り」

澪「そういえば私スイカ割りってやったことない」

紬「それじゃあこのスイカの討伐は澪ちゃんにまかせます」

澪「よーし」

唯「まずは目隠しして棒を持つんだよ」

紬「澪ちゃんは私たちの声に従ってスイカを割ってね」

澪「余裕」

律「みんな目隠しできたかー?」

唯「澪ちゃん! すぐスイカ探すから待っててね!」

紬「たぶんこのあたりに……あ、ごめんね唯ちゃん」ドンッ

律「残念私だ」

紬「ごめんなさい、見えなくって」

唯「どこだスイカ卑怯だぞ!」

紬「出てこーい!」

律「待ってろ澪、すぐ見つけるから」

澪「なんかそっちのほうが楽しそうなんだけど」

350いえーい!名無しだよん!:2015/01/11(日) 15:53:33 ID:rUWS6yw60
唯「ねえねえスイカ割りやろうよスイカ割り」

澪「そういえば私スイカ割りやったことない」

紬「それじゃあこのスイカの討伐は澪ちゃんに任せます」

澪「よーし」

唯「目隠しして棒持ってみんなの指示に従ってスイカを割るんだよ」

澪「ちょろい」

唯「まっすぐまっすぐ!」

紬「ちょっと右!」

律「そこでドア開けて!」

唯「イスに座って!」

紬「目隠し取って!」

澪「……え、これ、ケーキ」

唯紬律「せーのっ、お誕生日おめでとう!」

澪「みんな……ありがとう! 今日じゃないけど!」

紬「ちょっとりっちゃんどういうこと」

唯「話が違うよ」

351いえーい!名無しだよん!:2015/01/18(日) 14:51:10 ID:x.PbToQk0
唯「今週も頼れるお姉ちゃんの時間がやってきましたよ」

憂「えっと……今週はお風呂の掃除をお願いしちゃおうかな」

唯「頼れるお姉ちゃんがお風呂を掃除すると謎のガスが発生しますよ」

憂「混ぜなければ大丈夫だから」

唯「頼れるお姉ちゃんはお風呂掃除を断って憂の宿題見ますよ」

憂「ん、宿題は大丈夫」

唯「まだ先月のことを根に持っているのですね」

憂「大丈夫、宿題は大丈夫だから、本当に」

唯「頼れるお姉ちゃんがお買い物行きますよ」

憂「あ、じゃあ一緒に行く?」

唯「頼れるお姉ちゃんがお米持ちますよ」

憂「お米は先週買ったよ」

唯「頼れるお姉ちゃんが一人ひとつのキッチンペーパーをレジ四周して四つ買いますよ」

憂「それは二つで十分ですよ」

唯「頼れるお姉ちゃんを憂はもっと頼っていいんですよ」

352いえーい!名無しだよん!:2015/01/18(日) 14:52:00 ID:x.PbToQk0
唯「ただいまー。憂ー? いないのー?」

憂「おかえりお姉ちゃん」

唯「わあ! なにしてんの、そんなすみっこで」

憂「あのね、棚と棚のすき間に座ってるとすごく落ち着くの」

唯「なになに憂〜? 猫みたいだね」

憂「なんかね、すごく外敵から身を守られてるって感じがする」

唯「ますます猫みたいじゃん。どうしたの? なにかあった?」

憂「別になにもないけど……そうだ、お姉ちゃんも入ってみる?」

唯「えっ、あー、うーんとねえ」

憂「はい、交代」

唯「あ、うん……おじゃまします……」

憂「どう?」

唯「ん、まあ……わかるようなわからないような……?」

憂「……ふふ、えへへへ……これでもう逃げられないよ、お姉ちゃん」

唯「罠かー」

353いえーい!名無しだよん!:2015/01/18(日) 14:52:40 ID:x.PbToQk0
憂「お姉ちゃーん! ちょっと来てー!」

唯「なーにー?」

憂「見て、お皿が割れてるの」

唯「ほんとだ」

憂「このお皿を割った人は正直に手を挙げてください」

唯「……私じゃないよ?」

憂「私が割りました」スッ

唯「なんで私呼ばれたの」

354いえーい!名無しだよん!:2015/01/21(水) 23:12:29 ID:SbjRb2Tw0
今気づいて読んだら、最近のめっちゃおもろい。

355いえーい!名無しだよん!:2015/01/21(水) 23:48:51 ID:hVUUWhWk0
長編書ける人も凄いけど
こういう4コマみたいな小ネタをちょこちょこ書ける人も羨ましい

356いえーい!名無しだよん!:2015/01/22(木) 02:12:14 ID:/lcmg1oU0
確かに面白い。
梓の妖怪ウォッチやみんなのスイカ割りもいいが、唯憂が凄く可愛くてシュール。

357いえーい!名無しだよん!:2015/01/25(日) 09:46:25 ID:P21VwuxU0
なにか原作があるんじゃないかってくらいワールドが出来あがってる

358いえーい!名無しだよん!:2015/01/25(日) 18:22:18 ID:.UiEg0320
澪「昔の軽音部のアルバム……またそれ見てるの?」

律「あー、ちょっと気になってさあ……これ見て、この写真」

澪「どうかした?」

律「このさわちゃんの隣の人さ、澪に似てない?」

澪「え? いや似てないだろう」

律「メイクしたら瓜二つだと思うんだよね」

澪「こんなメイクすれば誰だって瓜二つだよ」

律「いやー、ムギや梓じゃこうはいかないって。な?」

澪「そうかな……」

律「これさ、実は澪なんじゃない?」

澪「そんなわけないだろ」

律「みんなには内緒にしとくからさ。澪なんだろ?」

澪「ていうか本人に会ったことあるだろ」

律「長いつき合いだよな」

澪「私じゃないって!」

359いえーい!名無しだよん!:2015/01/25(日) 18:23:13 ID:.UiEg0320
律「軽音部へようこそ! 私はドラムで部長の田井中律」

唯「はあ」

澪「ベースで部長の秋山澪」

唯「え?」

紬「キーボードで部長の琴吹紬です」

唯「ほえー……それで、本当は誰が部長なの?」

律「私が作った軽音部なんだから私が部長に決まってるじゃん」

紬「清廉にして高潔な私を措いて他に適任者がいるとは思えません」

澪「部長なんて本当は嫌なんだけど、この地位が私の肩書きになりたがってるから」

唯「かくいう私も部長でしてね」

律「あ?」

澪「何様じゃボケ」

紬「お茶漬けにすんぞ」

唯「ごめんなさい調子に乗りました」

360いえーい!名無しだよん!:2015/01/25(日) 18:24:03 ID:.UiEg0320
唯「和ちゃんはね、お誕生日とクリスマスと、

  場合によってはお正月も一緒にお祝いしてたんだって」

さわ子「そういうこともあるらしいわね」

唯「さわちゃんはどうだった?」

さわ子「私は別に、一か月も離れてるし」

唯「なかったんだ」

さわ子「なかったわね」

唯「あのね、今年は一緒でもいい?」

さわ子「一緒って、もうクリスマス会やったじゃない」

唯「ううん、節分」

さわ子「はあ?」

唯「歳の数だけケーキに豆撒いて、お部屋を柊鰯で飾り付けして、

  皆で太巻き食べて、それでなんとか今年は我慢してもらえないかなあ」

さわ子「それ私の誕生日要素ほとんどゼロじゃないの」

361いえーい!名無しだよん!:2015/01/26(月) 01:41:23 ID:FiuaUY1A0
和ちゃん、さわちゃんの扱い酷すぎるww
複数部長制も見てみたい。

362いえーい!名無しだよん!:2015/01/29(木) 20:26:06 ID:w6wAJEmw0
なんちゅーか、ほんとうのほのぼのってこういうのな気がする。おもろーい。

363いえーい!名無しだよん!:2015/01/31(土) 11:36:56 ID:SiK2CAMg0
唯「だって夏といえば海、海といえば川、川といえば山だよ」

律「遡上しよる」

澪「92、93、94、」コイーンコイーン

梓「澪先輩はどこか……あの、澪先輩? ちょっとコインブロックいいですか?」

澪「あ、ごめん。もう少しで1UPだったから……自重するよ」

梓「合宿でどこか行きたいところありますか?」

澪「えっと、別にどこでも……」チラチラ

唯「澪ちゃんは山だよね! きのこ食べて一緒に大笑いしたいよね!」

澪「え? ああ、きのこで、大きく、うん」ソワソワ

梓「あの、大丈夫ですか? 顔が真っ青ですよ」

澪「ご、ごめ、ちょちょっと手が、ふるっふる、震え、ふっ、うっ」プルプル…

律「うわあ! 無理すんな! ほら叩け叩け!」

梓「あ! ご、ごめんなさい! 私が止めたせいですか!?」

澪「だい、大丈む、うぷっ……」ビクッビクン

唯「遡上してきた」

364いえーい!名無しだよん!:2015/01/31(土) 11:37:53 ID:SiK2CAMg0
唯「お電話ありがとうございます。なんでも電話相談室あったかホットラインです」

梓「あ、どうも、中野といいます」

唯「こんにちは中野さん」

梓「あの、本しめじっていうきのこを貰って、かわいいんですけど、これの……」

唯「ふんふん」

梓「あ、お姉さんのほうですか?」

唯「そうですよー」

梓「妹さんは?」

唯「今ちょっと出かけてます」

梓「あっ、ああー……みかんのスジ取るのめんどくさいときありますよね」

唯「え、ちょちょ、ちょ、かわいいきのこの話ですよね?」

梓「はあ、じゃあ、本しめじの調理法とか、おいしい食べ方を伺いたいんですけど」

唯「ごめんなさい。みかんはいつも妹が剥いてくれて、言えばスジも取ってくれます」

梓「え、ちょ、しめじ……」

唯「なにか相談したいことがあったらいつでも気軽にお電話くださいね」

365いえーい!名無しだよん!:2015/01/31(土) 11:38:47 ID:SiK2CAMg0
唯律澪紬梓「ハッピバースデーさーわちゃーん」ジャララーン♪

さわ子「ありがとー」

唯「このおめでたい日を祝うためにみんなでプレゼントを用意してきましたー」

さわ子「教え子プレゼント! なにかしら!」

唯「憂と一緒にケーキを焼いてきました! お誕生日といえばケーキだもんね!」

さわ子「わあ、お誕生日ケーキ! 唯ちゃんありがとう!」

澪「え、あ、どうしよ……私もケーキ……」

さわ子「大丈夫よ、そんなに大きくないし、これくらいみんなで食べられるでしょう?」

梓「あの、私もケーキ焼いてきちゃったんですけど……」

さわ子「う、まあ、二つも三つも同じよ。余ったら持って帰るし……」

律「じゃあ三つと四つではどうなんでしょうか……」

さわ子「ああ、うん……」

紬「ごめんなさい、四つと五つ……」

さわ子「つまり私が焼いてきたのと合わせて六つね……」

366いえーい!名無しだよん!:2015/02/01(日) 22:35:55 ID:tJwWjYxE0
平和な中にも笑いあり。
どれもこれも、かなりいいです。

367いえーい!名無しだよん!:2015/02/08(日) 11:40:35 ID:.jzhCy9A0
唯「だってあずにゃんすごいんだよ!

  このちょうどいい大きさ! 抱きごこち!」

律「ほほう、どれどれ?」

梓「ぴ!?」

唯「あ、りっちゃん、抱きつくときはちゃんと角っこだよ」

律「かど……って、どこ?」

梓「さあ……?」

唯「側面から強く抱くと中身が飛び出ちゃうからね!」

律「なにそれまじで? 梓そうなの?」

澪「中身飛び出るの?」

梓「いえ、心当たりないですけど……」

憂「中身が飛び出ると掃除が大変なので……」

律「憂ちゃんも中身見たことあるのか……」

梓「私の中身いつ飛び出ちゃったのかな……」

紬「梓ちゃんの中身が飛び出るところ見てみたいな……」

368いえーい!名無しだよん!:2015/02/08(日) 11:41:23 ID:.jzhCy9A0
梓「ねえ、パン買いに行くんでしょ? 一緒に行こうよ」

純「なに珍しい。お弁当は?」

梓「家に置いてきたみたい」

純「ふーん……じゃあ私買ってきてあげるよ。ポイントカードあるし」

梓「そんなのあるんだ? じゃあ焼きそばパンお願い」

純「あー……焼きそばパンは2ポイントしか貰えないから……」

梓「えー? んー、じゃあコロッケパン」

純「コロッケパンもちょっと……」

梓「もう、どんなパンならいいの?」

純「40ポイント貰える茹でもやしサンドは?」

梓「やだよそんなの! 他は?」

純「パン粉とかすごいけど」

梓「パン粉だけでどうしろっていうの!」

純「手作りこけし」

梓「食べ物ですらない!」

369いえーい!名無しだよん!:2015/02/08(日) 11:42:15 ID:.jzhCy9A0
憂「……ん」カタ…

唯「なにしてるのそれ」

憂「ペットボトルの……ふた……」カタ…

唯「それいくつ積むの」

憂「いっ……ぱい……」カタ…

唯「今いくつ積めたの」

憂「十四……十五個……」カタ…

唯「てれこに積むのこれ。これちょっとてっぺん丸っこいけど積めるの」

憂「積めるよ……あっ」ガシャー

唯「……ごめん、邪魔しちゃった」

憂「ううん……」カタカタ

唯「えーまた積むの? ねえお姉ちゃんいるよ。憂のお姉ちゃんここにいるよ」

憂「今はスコアアタックの気分で……」カタ…

唯「遊んでよー」

370いえーい!名無しだよん!:2015/02/11(水) 11:47:47 ID:YoK.WZd.0
澪「具合悪いの? 大丈夫?」

律「え? いや別に。なんで?」

澪「なんかふらふらしてるから。大丈夫か? 帰るか?」

律「あー、ちょっと寝不足かも。でも大丈夫だよサンキュ」

澪「ならいいけど、一応、万が一ってこともあるから……」

律「大丈夫だって、帰るほどじゃないよ」

澪「そうか……。もうすぐテストだけど勉強のほう大丈夫か? 帰るか?」

律「そんなに大丈夫じゃないけど……。なんだよ、帰ってほしいのか?」

澪「違うよ、そうじゃなくて、心配してるんじゃないか。

  大丈夫じゃないなら帰って休んだほうがいいだろ。一緒に帰るか?」

律「だから大丈夫だって。休んでも勉強はどうしようもないだろ」

澪「そうだけど……。ところで日本の財政は大丈夫か? 帰るか?」

律「知らねーよ! それ私が帰ってもどうにもならねーよ」

澪「でも手遅れになってからじゃ……ほら、万が一ってことも」

律「ねえよ!」

371いえーい!名無しだよん!:2015/02/11(水) 11:48:34 ID:YoK.WZd.0
梓「お姉さん! 妹さんを私にください!」

唯「お前に妹はやらん!」

梓「お前にも妹はやらん!」

唯「お前にも妹がおるん?」

梓「お前の妹のこと知らん?」

唯「お前に妹はやっとらん!」

梓「お前が妹にならん?」

唯「お前の妹にはならん!」

梓「お前が妹のうどん?」

唯「お前の言ってることがわからん!」

梓「お前の妹はけしからん!」

唯「お前の妹への難癖を許さん!」

梓「お前の妹の良さがわからん!」

唯「お前に妹は絶対絶対絶対やらーん!!」

梓「お前から妹は取らんよ」

唯「お前……」

372いえーい!名無しだよん!:2015/02/11(水) 11:49:33 ID:YoK.WZd.0
さわ子「癒されるわぁ〜」

唯「今日のお茶もおいしいねえ」

紬「おかわりいかが?」

澪「あ、私もらっていい?」

梓「そこまでです! 私は私服軽音部員です!」バァン!

律「げえーっ! 私服軽音部員!」

唯「知ってるのりっちゃん!?」

律「軽音部に溶け込んでお茶を阻止する真面目な軽音部員だ! まさか梓が……」

梓「お茶の現行犯で練習です!」

澪「私も私服軽音部員だ! お茶の現行犯で練習しろ!」ガタッ

律「お前さっきおかわりまでしてたろ!」

紬「私も私服軽音部員です! お茶の現行犯で練習します!」

唯「あっ、ムギちゃんずるい! 私も私服軽音部員!」

律「やばい乗り遅れた! 私も!」

さわ子「なんでこっち見るのよ。やらないわよ私」

373いえーい!名無しだよん!:2015/02/14(土) 13:32:39 ID:ebM/o/Tc0
梓「もう! 一回だけですからね!」

唯「ありがとあずにゃん!」

梓「……棒が一本あったとさ 葉っぱかな? 葉っぱじゃないよ」

唯「」カキカキ

梓「あんぱんふたつ まめみっつ」

律「あずさちゃんおうたがじょうず」

梓「あっという間に かわいいコックさん」

唯「コックさんっと、できた。はい」

梓「はい……あれ、紙間違えてないですか?」

紬「ずっと見てたけど、その絵は間違いなく歌に合わせて描かれたものよ」

澪「何度描かせてみても毎回そうなるんだ」

梓「でもこれ憂じゃないですか」

唯「憂なんだよー」

梓「かわいいコックさんっていう意味ではあってますけど」

唯「あってるんだよー」

374いえーい!名無しだよん!:2015/02/14(土) 13:33:39 ID:ebM/o/Tc0
澪「晴れた日の午後、あなたはひとりで川沿いの道を歩いています。

  すると向こうから誰かがやってきました。それは誰ですか?」

律「澪」

梓「ムギ先輩」

紬「私」

唯「満面の笑みで手を振りながら『憂ー!』って走ってくる和ちゃん」

紬「『唯―!』って走ってくるメガネを外した和ちゃん」

唯「『ム、ゆ、憂……?』って探りながら歩いてくる和ちゃん」

澪「あの、大喜利じゃないんだけど……」

紬「汗だくで大量の座布団を運ぶ歌丸師匠」

律「しきりに首をひねり後ろを振り返りながら不安げに走ってくる駅伝選手」

唯「ミキプルーンの苗木を手にカリフォルニアの農園を探す中井貴一」

紬「川に流されたミキプルーンの苗木を追う中井貴一」

澪「食パンくわえて懐中時計を見ながら『遅刻遅刻ー』って走ってくるうさぎ」

梓「ムギ先輩」

375いえーい!名無しだよん!:2015/02/14(土) 13:34:27 ID:ebM/o/Tc0
憂「チョコケーキ作りを始めたいと思います!」

梓「よろしくお願いします先生!」

憂「まずは材料の確認ね。たまご、グラニュー糖、薄力粉……」

梓「『指差し確認』するんですか先生?」

憂「大事だよ『指差し確認』。『材料なし失敗』したくないでしょ?」

梓「たしかに。どうせなら『バッチリ完成』させて『おいしくもぐもぐ』してほしいもんね」

憂「レシピを『前もって下読み』しながら『おおよそ手順』を頭に入れておくといいよ」

梓「薄力粉をふるって、ふむふむ……」

憂「道具と材料を『あらかじめ準備』できたら『いよいよ開始』だよ」

梓「『ようやくスタート』ですね先生! やるぞー!」

唯「おー!」

梓「うわあ『いつの間にか唯先輩』!」

憂「おかえり『帰ってきたお姉ちゃん』」

唯「ケーキ作るの? 『片っ端から味見』していい?」

梓「『だめに決まってるでしょそんなの』!」

376いえーい!名無しだよん!:2015/02/22(日) 12:46:48 ID:QlVV4iSU0
梓「」ニャーン

律「あ、今日は猫の日か」

唯「ほーれほれほれ、にぼしお食べー」

梓「」マッフマッフ

紬「わあーっかわいい! かつおぶし食べるかなあ」

梓「」サフサフ

澪「私もはんぺんあげる」

梓「」フーッ!!

澪「なぜだい」

律「おおよしよし、こわーい澪先輩なんて放っといてこっちこいこい」

梓「」ゴロゴロ…

澪「猫の日の梓に威嚇されるってことは敵だと思われているということで

  自分よりも上位の存在だと認識していることの表れでもあるから

  歯牙にもかけられず見下されてるみんなよりも実質的な扱いは上だよ」

律「泣くなよ」

澪「泣いてないもん!」

377いえーい!名無しだよん!:2015/02/22(日) 12:47:32 ID:QlVV4iSU0
律「よーし、今日の練習終わりーっ」

唯「あずにゃん先輩お疲れーッス」

梓「ぐええ」

澪「このまま明日の練習もやっちゃおうか」

律「そうすっかー」

梓「すみません。私、明日の放課後は用事があって」

律「あ、そうなの? 放課後だめで、じゃあ昼休みは?」

梓「大丈夫です」

澪「じゃあ明日の放課後練の代わりの昼練を今から明日の練習として……」

唯「あ、待って待って、明日のお昼休みは進路のことで呼び出されるから」

律「あー、そうだった。私も呼ばれるんだ。どうする? 朝練にする?」

紬「ごめんなさい。明日の朝は電車が止まってギリギリになっちゃうの」

梓「すみません。明後日なら大丈夫なんですけど」

澪「なんだこのパズル解けない。どうする明日?」

唯「せっかく今みんな揃ってるのにね」

378いえーい!名無しだよん!:2015/02/22(日) 12:48:49 ID:QlVV4iSU0
唯「ういういー、憂はお誕生日なにかほしいものあるー?」

憂「えー? せっかくだからお姉ちゃんに選んでほしいかな」

唯「ま! なんだいこの子ったらうまいこと言ってさ」

憂「えへへ、なんでもいいよ」

唯「うーん……じゃあさあ、Uのお誕生日はどうしたらいいと思う?」

憂「ゆう、さん? お友だち?」

唯「いもなんとかで、すごくお世話になってて、T変なこといっぱいやってくれて、

  いつも支えてもらってて、Z一緒にいるのにUのほしいものがわからないの」

憂「ゆうさんは普段はどんなことをしてるの?」

唯「おねなんとかのYさんのKわりにK事とか、あとよくKキとかKッキーとかTくってくれる」

憂「ああ……じゃあ、いつものお返しにKッキーYてみない? Uさんに内緒で。一緒に」

唯「えー? Kッキーでいいの? Kキじゃなくて? お誕生日だよ?」

憂「Kキは、ほら、Yさんのお誕生日に一緒にTくろうよ。Yさんに内緒で」

唯「……ああ、そっかあ。へへ、憂はYがほしいの?」

379いえーい!名無しだよん!:2015/03/01(日) 11:29:29 ID:MpR67LBY0
唯「……ん、あ、憂さん」

憂「唯さん」

唯「出かけるんですか?」

憂「いえ、えと、今、今帰ってきて……唯さんは?」

唯「あ、私も、あの、ちょうど」

憂「ああ、ね、奇遇ですね、その、あ今日風強いですよね、ね」

唯「……あの、お先どうぞ」

憂「あ、はい、すみません、それじゃ失礼します……ん、どうぞ」ガチャ

唯「どうも……」バタン

唯憂「……ふう」

唯「んー!! ただいまー! 憂おかえりただいまー!!」

憂「おかえりお姉ちゃんただいま! おかえりー!」

唯「ふあー……お外疲れるねー」

憂「ねー、やっぱり家が一番だね」

380いえーい!名無しだよん!:2015/03/01(日) 11:30:13 ID:MpR67LBY0
梓「あっ! 憂! 助けて! あと新鮮な空気!」

憂「梓ちゃん!? またビンに入っちゃったの!?」

純「ちょっと! 私にも助けを求めなさいよ!」

憂「とりあえずビンを横にするよ。純ちゃん手伝って」

純「梓はー、私の助けをー、必要としてないんでー」ブー

梓「ごめんて! 助けて純! 純様!」

純「しょうがないなあもう」

憂「一回横にして、口のほうからテープ巻いて割っていこう」

純「ていうか毎回毎回このでっかいビンなんなの?」

憂「それにどうやって中に入ってるの?」

梓「わかんないけど、気づいたらこうなってて……」

純「関係ないけどボトルシップの話していい?」

梓「や、やめて!」

純「ビンの中にあるバラバラのパーツをピンセットで……」

梓「やだあ! グロい話やだあ!」

381いえーい!名無しだよん!:2015/03/01(日) 11:31:12 ID:MpR67LBY0
出来た妹の憂「お姉ちゃんは……この中ならどれでも喜ぶと思います」

想像力の梓「確かにアイスならなんでも食べそうな気がする」

財布を忘れた律「抹茶でも?」

冗談も言いたいお年頃の憂「お姉ちゃんが嫌がったら梓ちゃんに食べさせます」

フリ潰しの梓「えっ」

財布を忘れた律「んじゃ適当に選ぶとして、六個パックでいいか」

気が回らない梓「え、それじゃ二個余るじゃないですか」

財布を忘れた律「ばっかお前、席料だよ席料。おじゃまします代」

ボケ殺しの梓「はあ」

財布を忘れた律「何がいい? 好きなの選んでいいよ」

かわいい梓「私ストロベリーチーズがいいです」

財布を忘れた律「憂ちゃんは?」

気遣いの憂「じゃあバニラで。でもいいんですか? 自分たちの分くらいは……」

財布を忘れた律「先輩にまかせとけって! じゃ、すぐ買ってくるから」

382いえーい!名無しだよん!:2015/03/01(日) 11:43:48 ID:zDU1guUk0
毎回面白い。いつも楽しみにしてます。

383いえーい!名無しだよん!:2015/03/06(金) 03:20:37 ID:gxF.G8Dg0
何気に一番充実してるかも。

384いえーい!名無しだよん!:2015/03/08(日) 11:30:04 ID:50Mh7FLw0
憂「白あげて」

唯「」白スッ

梓「」白スッ

憂「白さげて」

唯「」サッ

梓「」サッ

憂「白あげないで赤あげて」

唯「ん、あずにゃんあげる」

梓「なんですかそのルール」赤赤

憂「お姉ちゃんあげてない! 敗者必滅!」

唯「あー、負けちゃった」

梓「私勝ったの?」赤赤

唯「では敗者から勝者へ、賞品の白旗が贈られます。どうぞ」

梓「このゲームなんなんですか?」赤赤白白

憂「いらない旗押し付けゲーム」

385いえーい!名無しだよん!:2015/03/08(日) 11:30:47 ID:50Mh7FLw0
唯「あ、あずにゃんと憂! やっほー!」

梓「唯先輩と憂。こんにちは」

唯「かわいいねえ、この憂。あずにゃんの憂?」ワシャワシャ

憂「あはは、くすぐったーい」

梓「たぶん迷い憂です。さっきそこで、お腹空かせてて」

憂「迷い私なら、リボンにお姉さんの連絡先とか書いてありませんか?」

梓「リボンに……ないっぽいけど、じゃあ野良ってこと?」

憂「かもしれません。一応妹にする時に、そういうことになってて」

梓「えー? こんなに懐っこいくせに野良なの?」

憂「えへへ」

唯「憂は大体そうだよ。で、どうするの? 妹にするの?」

梓「そんな急に……私、ごはんだけのつもりで……」

憂「……無理ならいいよ。ごめんね、梓お姉ちゃん」

梓「お姉ちゃんて、もう妹になる気満々じゃん……」

唯「あずにゃんと憂なら、憂のほうがお姉ちゃんっぽいよね」

梓「なんか、なんかそれ唯先輩には言われたくないです」

386いえーい!名無しだよん!:2015/03/08(日) 11:31:37 ID:50Mh7FLw0
澪「どうするって……ひとつしかないんだ、取りに行かなきゃ」

律「うわ冷てっ! 冷たいよ澪ー」

澪「早く見つけて帰ろ……あ、なんかキラキラした人出てきた……?」

紬「あなたが落としたのは金の斧ですか? それとも銀の斧ですか?」キラキラ

澪「知ってるこれ。正直に答えると全部貰えちゃうやつだ」

律「ピンチはチャンスってか」

澪「私たちが落としたのは金とか銀じゃないやつです!」

紬「それではこの壊れた扇風機ですか? 閉まらない冷蔵庫ですか?」

澪「え、いや、斧……」

紬「回らない洗濯機ですか? Pentium4搭載パソコンですか?」

律「やばいぞこれ。正直に答えたら廃品回収させられちゃうぞ」

澪「あの、すいません、勘違いでした何も落としてません」

紬「あなたがたの名前と住所と電話番号は既に調べがついていますよ」

澪「どどどうしよう律ぅ! おうちがごみ屋敷にされちゃうよ!」

律「チャンスがピンチに!」

387いえーい!名無しだよん!:2015/03/10(火) 23:26:20 ID:x4dmttSs0
迷い憂、野良憂に和んだ。

388いえーい!名無しだよん!:2015/03/14(土) 11:16:49 ID:Ps9hIGSk0
唯「そろそろ澪ちゃんが時計見る時間かな」

澪「ああ、そろそろ梓が練習したくなる頃合いだからな」チラ

梓「でも、そろそろムギ先輩がお茶のおかわりを用意しちゃうんです」

紬「そろそろりっちゃんのお茶が残り少なくなっちゃうから」

律「そろそろさわちゃん来るし、ちょうどいいだろ」

さわ子「やってる?」ガチャ

澪「やります。唯、携帯鳴るぞ。憂ちゃんが教室に忘れ物したってさ」

唯「あずにゃんがノート借りたまま忘れてたんだって。今預かっとくね」ピロリン

梓「どうぞ。『ノート確保!』ってメールするんですよね」

唯「先生メガネ曇るよ」

さわ子「え? あらあらあら……」

紬「あ、ごめんね、澪ちゃんがくしゃみしてりっちゃんがからかうけどいい?」

律「あーら澪ちゃんったらかわゆいくしゃみですこと! さわちゃん無理すんな」

澪「はっぷしゅ!」クシュン!

さわ子「へくちっ☆」

389いえーい!名無しだよん!:2015/03/14(土) 11:17:39 ID:Ps9hIGSk0
唯「そろそろホワイトデーだよ、クッキー3倍返しの日だよ!」

律「後輩だし、そこから2倍くらいしないとフェアじゃないよな」

澪「先生の分も含めて5人分作ってきてたし、さらに5倍すべきじゃないかな」

紬「梓ちゃんツインテールだし、もう2倍上乗せしてもいいかも」

唯「ギターが6弦だし、おまけに6倍しようよ」

澪「あとは、誕生日が11月……11日か。11倍する? やりすぎかな?」

律「いや、11倍だ。こういうのはやりすぎるくらいでちょうどいいんだ!」

紬「ということは、3の2の5、2、6で11……3960倍で、先生含めて一人頭792倍返しね」

唯「それって、クッキーの大きさがこれくらいだとして、何枚くらい焼けばいいの?」

澪「ケーキがこれくらいだったから、1ケーキが25クッキーくらいかな。で、792倍……」

紬「……19800クッキー。あの水槽で多分20杯くらい、全員分でちょうど100杯ね」

唯「おお! それだけ返せばあずにゃんもピッチリバッチリ大満足だね!」

律「あ、そういえば、さわちゃんが『私の分も返しときなさいよ』だって」

唯「代わりにお返しした分のお返しって貰えるかな? 何倍返しで貰えると思う?」

澪「さわ子先生は先生だしメガネ掛けてるし、8倍くらい期待できるんじゃないかな」

390いえーい!名無しだよん!:2015/03/14(土) 11:18:22 ID:Ps9hIGSk0
憂「お姉ちゃん、そろそろ起きないと」

唯「ん……うん……」モソ…

憂「朝ごはん食べる時間なくなっちゃうよ、ね」

唯「うん……」ソローッ

憂「そうそう、ゆっくりだよ、少しずつ体を起こして」

唯「んん……んおおお……」ノソーッ

憂「焦らないで、ちょっとずつ、もっとゆっくりだよ」

唯「つ、つらい……ぅう、ゆっくりつらい……」ユラーッ

憂「いいよ、そっとだよ、そう! そっと! そーっとベッドから下りて!」

唯「ふんんん……くっ、くうっ……」ノローッ

憂「ゆっくり立って! いっぱい時間かけて! いいよ! ゆっくりだよ!」

唯「んんんんんんんんっ!! はいっ!」テッテレー

憂「お姉ちゃんおはよう! 今日もそろそろ起きられたね!」

唯「おはよう憂。毎日言ってるけどそろそろの意味が違くない?」

391いえーい!名無しだよん!:2015/03/15(日) 23:51:15 ID:eumco2wI0
いつも同じ人が書いてるの?
面白いので他に書いた作品があったら教えて欲しい。

392いえーい!名無しだよん!:2015/03/16(月) 18:39:19 ID:tj504xrE0
申し訳ないんですけど>>338以降の、>>346以外を全部書きました。
他に書いたもの、と言われても申し訳ないんですけど、
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306645889/
と、あとはVIPの1レススレくらいで本当に申し訳ないです。

393いえーい!名無しだよん!:2015/03/20(金) 00:00:07 ID:iA8w/5r20
これからも、可能なペースでよろしく!

394いえーい!名無しだよん!:2015/03/22(日) 12:44:14 ID:51AWihNY0
K-ON!

唯「……あ、もしもし憂ー? もうすぐ帰るよ。いるものある?」

憂「えっと、串に、きな粉が切れてたような。でもこれは明日買いに行くよ」

唯「そう? 一緒に行く? あ、晩御飯なに?」

憂「魚、今カレイ煮てるよ」


K-OFF

唯「……あ、もしもし憂ー? もうすぐ会えるよ。いるものある?」

憂「えっと、牛に、稲尾が入れてたような。でも俺は明日愛に言うよ」

唯「そう? 一緒に言う? あ、晩御飯なに?」

憂「さあな、今あれ煮てるよ」

唯「どれ?」

395いえーい!名無しだよん!:2015/03/22(日) 12:45:10 ID:51AWihNY0
律「王様だーれだ!」

さわ子「あ、私だわ! うふふふ、なにしようかしら」

紬「王様、こちらは王様のために用意した特別なシュークリームです」

さわ子「あら、いいの?」

澪「王様、ウェットティッシュどうぞ」

さわ子「気が利くじゃない」

唯「王様、どうぞこの王冠を」

さわ子「どう見てもネコミミだけど……着ければいいの?」スチャ

梓「とてもお似合いでいらっしゃいます。次は一発芸お願いします」

紬「王様、あのもみじもう一回見たいです」

さわ子「もう、仕方ないわねえ、普段やんないわよ?」パチィン!!

律「素晴らしいです王様。語尾に『にゃん!』ってつけてください」

さわ子「あさめしまえにゃん!」

梓「王様、パン買って来いよ」

さわ子「行ってきますにゃん!」

396いえーい!名無しだよん!:2015/03/22(日) 12:45:54 ID:51AWihNY0
澪「ピッチは外す、ピックは落とす。やっぱり私はだめなんだよ……」

律「そんな気にすんなって」

唯「安いよ安いよ! 同情が安いよ!」

律「お、ちょうどいいや。こいつに同情ひとつ」

唯「あいよ!」

澪「安い同情なんていらないよ……」

律「まあそう言わずにさ、な?」

唯「ええ、お気持ちは痛いほどわかります」

澪「ほんとう……?」

唯「あまり自分を責めないで、次はきっと大丈夫ですよ」

澪「そう、そうかな……。ちょっと気持ちが楽になってきた気がする」

律「よかったよかった。じゃ、これ代金ね」

唯「まいど!」

澪「安いよ安いよ! 落ち込みやすいよ!」

紬「ひとつください」

397いえーい!名無しだよん!:2015/03/22(日) 23:24:49 ID:NM.nInvU0
さわちゃんちょろいな(笑)

398いえーい!名無しだよん!:2015/03/23(月) 21:30:41 ID:xu0nx2RY0
>>392
読みました。おもしろかったです。
これだけ何本も書いて、クオリティ保ってるのすごいね。
これからもたのしみにしてます!

399いえーい!名無しだよん!:2015/03/23(月) 22:10:00 ID:2I6xLcTY0
>>394
これセンスあるわ

400いえーい!名無しだよん!:2015/03/29(日) 11:20:41 ID:icM0ZE.M0
紬「今年度の軽音楽部最優秀新人部員に選ばれたのは……」

律「」ダララララララ…ダン!!

紬「中野梓ちゃんです!」

梓「やったー!」

澪「はい、トロフィー」

梓「ありがとうございます! お部屋に飾ります!」

澪「おめでとう」

梓「去年は誰だったんですか? 澪先輩ですか? あ、ムギ先輩かな?」

澪「唯だよ」

梓「へ?」

唯「私」

梓「最優秀、新人……」

唯「私」

梓「これ辞退ってできます?」

唯「ひどい!」

401いえーい!名無しだよん!:2015/03/29(日) 11:21:24 ID:icM0ZE.M0
唯「あなたの風邪はどこから?」

律「私は喉から」ゲホゲホ

澪「私は和から」ゴホゴホ

紬「私は梓ちゃんから」ゼエゼエ

梓「私は純から」ハアハア

純「私は憂から」ゲロゲロ

憂「私は和さんから」ゴホゴホ

純「つまり私も生徒会長から」ゼエゼエ

梓「それなら私も和先輩から」ハアハア

紬「ということは私も和ちゃんから」ゲホゲホ

律「じゃあ私も和から」ゴホゴホ

唯「そっかー」

憂「お姉ちゃんは?」ゼエゼエ

唯「私は……これから?」

憂「そっかー」ハアハア

402いえーい!名無しだよん!:2015/03/29(日) 11:22:08 ID:icM0ZE.M0
梓「あ、財布が落ちてる」

律「これはありがたくいただいておこう」デロローン

梓「うわー、私の中の悪魔が誘惑してくる……」

紬「」キラリーン

梓「あっ、天使! 助けて私の中の天使!」

紬「ただいま留守にしております。ピーッという発信音のあとに……」

梓「なんで不在!」

唯「お金だけ貰って、財布は捨てておこう」デロローン

梓「うう、さっきと違う悪魔の囁き……」

澪「免許証のコピーを取って銀行に口座を作ろう」デロローン

梓「私の中悪魔ばっかりだな……詐欺臭いし……」

紬「」キラリーン

梓「天使帰ってきた!?」

紬「ただいま留守にしております。ピーッという発信音のあとに……」

梓「いないなら出てこないでよ!」

403いえーい!名無しだよん!:2015/03/30(月) 01:22:07 ID:wIbc8ps20
風邪のリレーもいいけど、新人賞での梓の辛辣さがいいな。

404いえーい!名無しだよん!:2015/03/31(火) 07:23:18 ID:i9KoDQ5s0
いい感じな4コマ漫画みたいな心地よさ

405いえーい!名無しだよん!:2015/04/05(日) 12:55:32 ID:fAaPVD/s0
律「もう四月もあと一週間……」

澪「バンドも組めずに廃部か」

律「それはやだ! 誰かいないか誰か!」

澪「さっきからカタログ見てるけど、もうわけあり新入生しか残ってないよ」

紬「わけあり新入生でよろしければ、こちらの方はいかがでしょう?」

律「どれどれ……なんか名前はすごそうだぞ」

紬「頭脳明晰、成績優秀、品行方正、面倒見の良い才媛だが視力に難あり……」

澪「どうしてそんな優良物件がわけありに……?」

紬「……の幼なじみを持ち、」

律「本人じゃないのかよ」

紬「また本人も、真面目で礼儀正しく家事や料理が得意……」

澪「本人もすごいじゃないか」

紬「……な妹を持ち、」

律「本人じゃないのかよ」

澪「なんなんだ平沢唯」

406いえーい!名無しだよん!:2015/04/05(日) 12:56:30 ID:fAaPVD/s0
紬「どうぞ召し上がって。お名前はなんていうの?」

梓「あ、中野梓です。あの、いいんですか、ケーキって? おいしいですけど」

律「パートはなにやってんの?」

紬「このケーキが好きな人は、こんなお菓子も好きみたいなの。どれがいい?」

梓「ギターを少しと、そうですね……この中ならベリータルトが好きです」

唯「好きな食べ物は?」

紬「この五種のミックスベリータルトが好きな人はこんなお菓子も好きなの」

梓「え? 好きな……えっと、プリンで」

律「プリン好きなんだ。家どのへん?」

梓「あ、いえ……」

紬「名古屋コーチンプリンが好きな人はこんなお菓子も好きなの」

律「名古屋から通ってんの?」

梓「いえ違っ、あの、ちょっとわんこそばやめてもらっていいですか?」

紬「でも、このデータには私たちの一年間がぎっしり詰まってて……」

梓「でもと言われましても……」

407いえーい!名無しだよん!:2015/04/05(日) 12:58:14 ID:fAaPVD/s0
律「入部希望者がきたぞ! お茶の準備だあ!」

唯「あ、あの私……あ、どら焼き?」

紬「いえ、マドレーヌです」

唯「ま、どれ……ふうん……?」

紬「さあ、お茶どうぞ」コト

唯「どうも……なにこのお茶!? すっごくいい香り!」

紬「え? お茶、紅茶です」

唯「へええ、紅茶……私、お茶は緑茶しか知らなくて……おいしい!」ずず…

澪「紅茶知らないの……?」

唯「わあ、この最中かわいいですね、色とりどりで」

律「ああ、マカ、いや、食べていいよ」

唯「なんじゃこりゃあ!? さふさふする!?」さふっ

紬「マカロンです」

唯「摩訶不思議じゃあ!?」もがーっ

律「こいつおもしれえな」

澪「次これ、このクッキー食べてみてよ」ワクワク

唯「これ湯呑の蓋じゃなかったの!? お菓子!?」

紬「クッキーです」

唯「あ、ラング・ド・シャに似てますね」サクサク

澪「お前には失望したぞ」

408いえーい!名無しだよん!:2015/04/06(月) 17:10:25 ID:Z1kuBi8Y0
かわいいな…

409いえーい!名無しだよん!:2015/04/06(月) 21:02:16 ID:aDJgc2/60
唯の紹介も可愛いが、さふってる唯がすごく可愛い。
餌付けしたくなるのもわかる。

410いえーい!名無しだよん!:2015/04/12(日) 06:15:43 ID:9QTPxLBQ0
梓「あ、私今日はミルクいいです」

紬「今日のケーキはいちごのミルフィーユですー」

唯「……おお」

澪「どうした?」

唯「今日ね、あずにゃんがミルクティー断って、

  ムギちゃんがミルフィーユ持ってくる夢を見たの」

澪「へえ、正夢か」

紬「そのあとはどうなるの?」

唯「りっちゃんがあずにゃんにケーキ取られてた」

梓「それじゃ遠慮なくいただきますし」

律「正夢じゃしょうがないな」

さわ子「あ、そういえば私もみんなからケーキ分けてもらう夢を見たわ」

澪「へえ、変な夢ですね」

紬「その夢の話がどうかしたんですか?」

さわ子「まあ期待してなかったけどね」

411いえーい!名無しだよん!:2015/04/12(日) 06:16:32 ID:9QTPxLBQ0
憂「お姉ちゃん! そろそろ起きたら?」

唯「ぐー」

憂「ていうかそれ、私のパジャマじゃん」

唯「すやー」

憂「ていうかそこ、私のベッドじゃん」

唯「くかー」

憂「ていうことはここ、私の部屋じゃん」

唯「むにゃー」

憂「私の部屋の私のベッドで私のパジャマ着て、じゃあ寝てるのは私……?」

唯「んんー」

憂「寝てるのが私なら、つまり私がお姉ちゃんじゃん!」

唯「あー、ういー、おはようー」

憂「起きてよ憂ー、ごはんー」

唯「……え? な、なに?」

412いえーい!名無しだよん!:2015/04/12(日) 06:17:32 ID:9QTPxLBQ0
唯「おだんご屋さんといえば、向かい側が空き地になっちゃってたんだよね」

紬「そうなんだ」

澪「向かいって……なにがあったっけ?」

唯「それが思い出せないんだよ。ムギちゃん覚えてる?」

紬「私も……」

唯「不思議だよねー、なんでだろ?」

紬「何度もあの道通ってたのにね」

澪「逆に、いつの間にか新しいお店ができてたり」

紬「そうそう、久しぶりに遠出すると街並みがガラッと変わってて」

唯「それで迷子になっちゃうんだよ」

紬「ところでこの空席のことなんだけど……」

澪「それが思い出せないんだよ。唯は覚えてない?」

唯「私もわかんない。だれか座ってたっけ?」

紬「不思議なことに、片付ける気にはならないのよね」

413いえーい!名無しだよん!:2015/04/16(木) 01:31:06 ID:jVtqxUVE0
唯=憂、顔もリアクションも同じか。
にしてもりっちゃん・・・

414いえーい!名無しだよん!:2015/04/19(日) 11:23:52 ID:DfloHES.0
唯「……あ。ねえういうい、見ててこれ携帯、鳴るから」

携帯「」ハムハム…

唯「ね?」ぐー

憂「ほんとだ……どうしてわかるの? お腹も鳴ったけど」

唯「なんかね、携帯鳴るときにお腹も鳴りそうになって、鳴るんだよ」

憂「へえー、お姉ちゃん連動してるんだあ」

唯「憂の携帯でも鳴るんじゃないかな」ピッ

憂「ほんと……?」

携帯「」ピヨピヨ…

唯「」ぐー

憂「わあ! 鳴ったよ! すごいね、お姉ちゃんすごい!」

唯「腹の虫の知らせってね」ぐー

憂「あ、また鳴った! メールかな? 電話かな?」

唯「それともお腹が空いたのかな?」ぐぐー

憂「……戸棚にようかんがあったかな」

415いえーい!名無しだよん!:2015/04/19(日) 11:24:35 ID:DfloHES.0
律「帰りにアイスでも行くか」

澪「私、たまにはダブルにしてみようかな」

唯「ん、あれ? あれれれ? 落としたかな、金銭感覚がない……」

梓「え、大変じゃないですか」

澪「さっきまで持ってたよな」

紬「長椅子の下にも落ちてない?」

唯「ないー……」

律「アイスやめとくか? 在庫全部買うとか言い出しそうだし」

唯「どうしよ……貯金なくなっちゃう……」

澪「あそこフランチャイズだろ。本部から工場から全部買い上げたりとか」

紬「一社だけでは飽き足らず、アイス業界のすべてを牛耳ろうとしたり」

梓「私の金銭感覚で良ければ半分貸しますよ」

唯「うう、ありがとう……そうだ! アイスやめて不動産屋行こうよ!」

梓「私、たまには庭付きにしてみます」

律「患者が増えたぞ」

416いえーい!名無しだよん!:2015/04/19(日) 11:25:13 ID:DfloHES.0
紬「唯ちゃん半歩左で、澪ちゃんもうちょっと前……そこ、少し右向いて、そう」

澪「バミリがずれてるな……」ベリベリ

梓「私の立ち位置ここで大丈夫ですか?」

紬「梓ちゃんは……ちょっとだけ髪伸ばせない?」

梓「ええ!? いえそんな急には……」

律「ムギ、こっち頼む」

紬「はーい」

梓「……あの、律先輩ってこういうのチマチマしてて嫌いそうですけど」

澪「最初はそう言ってたけど、ムギに調整してもらうとドラムが叩きやすくなるんだって」

唯「すごいんだよ! 猫背と首の痛みも治ったんだって!」

澪「慢性的な睡眠不足も解消されたらしい」

梓「もう完全に整体じゃないですか」

唯「私も銀座に店を持つっていう夢が叶ったんだよー」

澪「パパが宇宙飛行士になったんだ」

梓「もう完全に魔法の類じゃないですか」

417いえーい!名無しだよん!:2015/04/21(火) 02:17:27 ID:SO9cJOro0
唯憂と携帯の話が凄く可愛い。

418いえーい!名無しだよん!:2015/04/26(日) 12:22:34 ID:Riq.HUng0
唯「うまー」ペロペロ

憂「あっ、またアイス食べてる」

唯「だっておいしいんだもん! これもう止まらんよ!」

憂「止めてよ! アイスはごはんのあとにひとつだけ! わかった?」

唯「ええー? うーん、ごはんの……よし、わかったよ、まかせて」

憂「うんうん、お姉ちゃんはやればできるお姉ちゃんだもんね」

唯「じゃあ早速ごはんにしよ」

憂「え、うん、でもちょっと早くない?」

唯「一時間に三食ペースで、ごはんアイスごはんアイスごはんアイス! アイス!」

憂「そうやってルールの穴見つけるのやめてよ!」

419いえーい!名無しだよん!:2015/04/26(日) 12:23:21 ID:Riq.HUng0
梓「あの、澪先輩澪先輩、これ」

澪「どうした?」

梓「これ、あれです、十徳ナイフです。買ったんです」

澪「どうして?」

梓「これ買うと送料無料になって、悩んだんですけど買っちゃいました」

澪「どうして私に?」

梓「いえ違いますよ! あげません! 違うんです、私、あれやりたいんです。

  『こんなこともあろうかと』っていうやつ、やってみたいんです」

澪「そ、そうか……なんだか律か唯みたいになってきたな……」

梓「でも『こんなこと』なんて全然起きなくて、困ってて、

  ほら、プラスドライバーとかどうですか? ゆるんでませんか?」

澪「ゆるんでないけど、なに? つまり、うまいこと『こんなこと』を用意すればいいの?」

梓「そうですそうです! お願いです! もう頼れるのは憂かムギ先輩か澪先輩だけなんです!」

澪「こんなことで頼られたの初めてだよ……」

梓「わあ! こんなこともあろうかと……?」

420いえーい!名無しだよん!:2015/04/26(日) 12:24:13 ID:Riq.HUng0
唯「なんか突然すごい練習したい気分」

律「唯もか? なんか私もだ」

澪「ふふふ、計画通り」

梓「早速お茶の効果が表れましたね」

律「なんだよ、なにかしたのか?」

梓「お二人のお茶に、私たちの練習したい思いを込めたんです」

澪「だからそのお茶を飲んだら練習が始まる……はずなのに……」

梓「なんだか急に全然練習したくない気分です……」

澪「梓もか? なんだか私も……」

唯「ふふふ、ようやくお茶の効果が表れたみたいだね」

律「ああ、私たちの練習したくない思いを二人のお茶に込めたんだ」

唯「だからそのお茶を飲んだらお茶の時間が延長される……はずだったのに……」

律「早く音合わせしようぜ!」

梓「まあまあ、もうちょっとのんびりしましょうよ」

澪「結局入れ替わっていつも通りか」

421いえーい!名無しだよん!:2015/04/26(日) 12:28:04 ID:Riq.HUng0
ゴールデンウィーク前なので、お題の代わりに導入部分を三つ用意しました
誰か続き書いてください


紬「ここにしょう油を少々」

梓「これで完成ですか?」



唯「はいはーい、あ、りっちゃん。いらっしゃーい」

律「よっ、憂ちゃんいる?」



紬「それなに?」

澪「幸運のおまもりで、持ってるといいことがあるんだ」

422いえーい!名無しだよん!:2015/04/29(水) 11:52:50 ID:G1PaDpYE0
唯「大阪名物ロシアンたこ焼き」

梓「一個だけ辛いやつが入ってるあれですか?」

紬「お水用意するね」

唯「辛いやつは唐辛子マーク五つ分の辛さになっております。さあどうぞどうぞ」

澪「見た目じゃわかんないな……五つ分ってどれくらい辛いの?」

律「私これでいいや」

澪「唯、先に食べてよ」

唯「いいよー……わあああああ!! か、辛っ!!」

梓「うわー、自分で……ベタですね」

澪「でもこれで安心して食べられる」

律「だな……ぎゃああああああああああ!? や、焼けるでしかし!!」

紬「ええ!? ねえ、辛いのって一個じゃなかったの?」

唯「か、辛いのが一個とぉ、すごく辛いのが四個だよ」ハヒー

梓「それもベタですねえ」

律「ばかじゃねーの! ばかじゃねーの!」

423いえーい!名無しだよん!:2015/04/29(水) 11:53:30 ID:G1PaDpYE0
唯「下は大火事、上は大水、な〜んだ?」

澪「なんだろうな」

梓「なんでしょうね」

紬「本当になんでこんなことに」

律「ごめんみんな……ほんとごめん……」

唯「下は大火事、上は大水、な〜んで?」

澪「なんでだろうな」

梓「なんででしょうね」

紬「本当になんでこんなことに」

律「なんでこんな……ほんとごめん……」

唯「下は大火事、上は大水、なにしてんの?」

澪「なにやってんだろうな」

梓「なにやったんでしょうね」

紬「本当になんでこんなことに」

律「ほんとごめん……ほんとごめん……」

424いえーい!名無しだよん!:2015/04/29(水) 11:54:28 ID:G1PaDpYE0
梓「宇宙人ですこんにちは」

唯「わああ! あずにゃんに似た宇宙人がUFOからこんにちは!」

梓「まずはそのへんの地球人で適当に腹ごしらえしてやるです」

唯「ひいい! 人を食べるんですか!? 私はおいしくないです!」

梓「では地球人はどんな地球人をおいしそうと思うんです?」

唯「えー、ええっと、澪ちゃんなら頭いいし運動できるしかわいいし、」

梓「澪ちゃんて誰です」

唯「ムギちゃんも勉強できるしやさしいしあったかいしかわいいし、」

梓「ムギちゃんて誰です」

唯「りっちゃんもあずにゃんもさわちゃんも和ちゃんも憂も頼りになるしかわいいし、」

梓「それら誰です」

唯「それに比べて私は勉強だめだし運動だめだしドジでノロマでどんくさくて失敗ばかりで、」

梓「おい、地球人、おい」

唯「すぐ人に頼って迷惑かけて子どもっぽくていつもゴロゴロしててなのに見栄っ張りで、」

梓「そんな、一個くらいなにか、ほら、ですよね? ですよね?」

425いえーい!名無しだよん!:2015/05/03(日) 02:11:38 ID:DFhW9XNM0
梓「うーんうーん」

純「どーしたの」

梓「MCのメンバー紹介どうしようかと思って」

純「ぱっと思いつくのでいいんだよそんなの。はい、憂といえば何!」

梓「えっ…、き、綺麗好き?」

純「スミーレは!?」

菫「え、えっと、、飲み込みが早い、とかでしょうか」

純「奥田さん!」

直「ロボ!」

純「ふむ……そういうことだ梓」

梓「いやどうしろと」


ライブ当日。


梓「……ここでメンバー紹介です!」

純「イェーイ!」

梓「軽音部のルンバこと、ギター平沢憂!!」ジャーン

憂「えっ?」

426いえーい!名無しだよん!:2015/05/03(日) 06:39:55 ID:DR/spEsQ0
ひどい!

427いえーい!名無しだよん!:2015/05/03(日) 17:33:34 ID:DR/spEsQ0
唯「朝だねー」

憂「登校中だよねー」

律「おっ、お二人さんペアルックか?」

唯「もー、なに言ってんの」

憂「制服ですよ」

梓「あ、憂と先輩たち」

唯「あ、あずにゃ……」

憂「おはよう」

唯「ペ、ペアルック! 憂とあずにゃんペアルック!」

梓「なにアホ言ってんです」

憂「制服だよ」

唯「だって、だってタイの色まで一緒じゃん!」

梓「そりゃ学年が一緒ですし」

憂「制服だし」

唯「あずにゃんと憂の浮気者ーっ!! ばかーっ!!」

428いえーい!名無しだよん!:2015/05/03(日) 17:34:28 ID:DR/spEsQ0
梓「あの、私のラーメン……」

紬「私はカップラーメンの精です」

梓「なにそれ、願いでも叶えてくれるの?」

紬「その通り、どんな願いでもひとつだけ叶えてあげましょう」

梓「うそ!? どんな願いでもって、本当に!? でもひとつ、ひとつかあ……」

紬「ひとつだけです」

梓「じゃあそれ100個、願いを100個に増やすとかでも……」

紬「いいですよ」

梓「いいですの!? ガバガバじゃん!」

紬「やめますか」

梓「あ、待って、えっと、じゃあまず私のラーメ」

紬「では制限時間三分以内で願いを100個。よーい」

梓「えっ」

紬「スタート」

梓「えっえっえっ」

429いえーい!名無しだよん!:2015/05/03(日) 17:35:13 ID:DR/spEsQ0
梓「本当に大丈夫ですか? 生き物飼うって大変ですよ?」

澪「大丈夫、ちゃんと、しっかり面倒見るよ」

梓「まあ律先輩や唯先輩よりは安心ですけど」

澪「ごはんの用意だって、運動も、寂しがらせないようにもするし」

梓「構いすぎはストレスになるかもしれません」

澪「そのへんは、様子見ながらなんとか……」

梓「あと、これ大事なことなんですけど、生き物って死にますよ?」

澪「……わかってる」

梓「飽きたらポイなんて、いやですよ?」

澪「私が梓に飽きるわけないだろ」

梓「……わかりました。これからお世話になります」

澪「いいの、ほんと……? わっ、うわーっ! やった、梓! 梓!」

梓「役所で登録の書類出すんですけど、ハンコって今あります? あと身分証と、戸籍の」

澪「うん! うん! ねえ、登録旅行どこ行く? やっぱりハワイかなあ」

梓「国内ってどうですか? 北海道とか」

430いえーい!名無しだよん!:2015/05/06(水) 12:29:17 ID:mqnhWAqg0
律「すいませーん、トイレってどこだかわかりますか?」

梓「えっと、この裏の角から狭い路地みたいな、わかりにくいですから一緒に行きますよ」

律「いやー、すいません」

梓「あの案内板間違ってますから、無視して、ここ左の狭いとこです」

律「はー、こりゃわかんないわけだわ……。あ、どうも、助かりました」

梓「いえ……あっ、あの、そっち女子トイレですよ」

律「えっ、いや、えっと、はい……女子です、私」

梓「え! すみません! あの、かっこいい人だな、って思って、本当……」

律「ああ、いいんです、たまに間違われて……あの、じゃあ……」

梓「えっ、えっ!? ちょっと、そっち男子トイレですよ!」

律「いやでも、あなたにも間違われるくらいだしこっちでもいいかなって……」

梓「それはだからすみませんです、ごめんなさいですよ。違うんです」

律「いやでも、『りっちゃんが男の子だったらモテモテね』とか友だちにも言われちゃうんで……」

梓「大丈夫、女の子! りっちゃんは女の子です!」

431いえーい!名無しだよん!:2015/05/06(水) 12:30:08 ID:mqnhWAqg0
おい! 私たち映ってないぞ!」
                                             壁
だろ? カメラ右に振りすぎだよ」

            律「そうそう、もうちょっと」

      澪「ちょっと左に振りすぎかな……」

                                        紬「え、唯ちゃん……?」

                窓                      澪「空じゃなくて私たちを撮っ

                                             律「私なんかはみ出

澪「いいよ、ストップストップ」

紬「さあ、お茶にしましょう」

                                  澪「空がきれいなのわかったから!」
         窓
                                  紬「え? 鳥がいたの?」 -:. :ヽ:. :. :.:.:.:.::
                         ,:. :. :. :.{\ \;,/  !:. :.:! :. :.:.:.:.:.|:.:| '´  \:.:ヽ \:. :ヽ:. :.:.:.:.:.
      律「ゆっくり右に振って、そう、そのへん」 \./  _.⊥、:. ',:. :.:.:.:.:.ヽl     \ ゝ `ー\:. :.:.:.
                       ,:./:. :. :.::.!\\j/   ヽ:. :.ヽ:. :.:.:.:..l!   ,z=≠云㍉、  }:ヽ:.:.:.
澪「ほらほら、レンズ覗かない」    /:.!:. :. :.:.:.:!:. :.\!     \:. :\:.:.:.:', 〃  斥三㍉ ヽ j:.∧:.:.:|
                      ! :.!:. :. :.:.:.:|:. :. :.:|   z=云ミ\::j\:. {    ト―ヘ;刈 }リ 〉:. }:. :!
紬「ええ、ちゃんとできてるから大丈夫」|:. :. :. .ハ:. :. ::},  // ん㌃㍉   ヽ    弋 乍 刋  /:. :.l:./:
                      ヽ:j\:. :. :. :\:.小. {l! ト―ヘハ         ` = '  /:. :. :j':. ノ
      律「ていうかレンズ覗いてもわかんないだろ」ヘヾ V 乍刋          /l/l/:. :. :. :. /:.:
                           ヽ /:. :.|:. :.ハ  ヽ = '    ,           /:. :.:.:.:.::./:.:.

432いえーい!名無しだよん!:2015/05/06(水) 12:31:06 ID:mqnhWAqg0
憂「忘れ物ないよね」ガチャリ

唯「うん、平気。行こ」

憂「……あれ? 鍵したっけ?」

唯「掛けてたと思うけど……見てこよっか」

憂「ごめんね、なんか習慣づいちゃって、わかんなくなっちゃって」

唯「……よし、大丈夫だよ」ガチャガチャ

憂「よかったあ。行こう、遅くなっちゃう」

唯「……あれ? 戸締まり確認したっけ?」

憂「してたと思うけど……そうだ、録画しようか」

唯「ごめんね、なんか習慣づいちゃって、わかんなくなっちゃって」

憂「待ってね……はい、いいよ」ピッ

唯「えっと今日は……5月6日、戸締まり確認!」ガチャガチャ

憂「確認完了っと、撮れたよ」

唯「ほな行こかー」

憂「……あれ? 戸締まり確認の録画したっけ?」

433いえーい!名無しだよん!:2015/05/10(日) 12:28:17 ID:fDNUFGmA0
律「じゃ、ギターでわからないことがあったらなんでも聞いて」

唯「はい!」

律「澪に」

澪「丸投げ!?」

唯「澪ちゃん先生! お世話になります!」

澪「もう、わかったよ、わかる範囲で教えるし、私も勉強するから」

唯「ありがとー!」

律「ギター以外のことでも聞けば大体教えてくれるぞ」

唯「本当!? じゃあ、えっと、えっと、今日の晩ごはん!」

澪「知らないよ! それは帰って親に聞きなよ」

唯「親、いないから……」

澪「あっ、ご、ごめ……」

律「このばか」

唯「今日は出かけてて……」

澪「ばか!」

434いえーい!名無しだよん!:2015/05/10(日) 12:29:15 ID:fDNUFGmA0
紬「あ、ケーキが余ってる」

澪「じゃあ、じゃんけんで」

梓「私じゃんけん弱いですけどがんばります」

唯「よーし、最初はグー!」

律「待って、ムギじゃんけんいいの?」

紬「私はいいから、ほら、最初はグー」

唯「え、あ、じゃんけんぽん!」

梓「あう、一人負け……」

紬「じゃあ梓ちゃんに残念賞のケーキ」

唯「なんと! そういうシステムだったとは!」

梓「えっと、いいんですかね、貰っちゃって」

紬「まだ余ってるから大丈夫よ」

唯「よーし二回戦! 最初はグー!」

澪「待った。ケーキいくつ余ってるの?」

紬「五つ」

435いえーい!名無しだよん!:2015/05/10(日) 12:30:07 ID:fDNUFGmA0
唯「スプーンどこ?」

律「お湯沸いたぞ」

澪「ポットに湯通し……」

唯「まだ茶葉入れてないよ!」

梓「これは温めてるだけだからいいんですよ」

律「スプーンこっちにあった」

澪「勢いよくお湯を注ぐ……わああ! こぼした!」ドボボ

律「ふた! 早くふた!」

唯「混ぜて! ポット混ぜて!」

澪「茶こしー!!」

唯「やっと終わった……お茶の準備って大変だね……」

律「これやり方の問題だと思うわ」

唯「だってあずにゃんがみんなでやろうって言うから」

梓「そうじゃなくて、みんなで、交替で」

澪「ごめん、なにか間違ったかな……」

436いえーい!名無しだよん!:2015/05/10(日) 23:11:44 ID:X89O6E4I0
>>434

ムギちゃんはほんとうにいいこだなぁ…

437いえーい!名無しだよん!:2015/05/17(日) 13:16:01 ID:8BCuZfak0
唯「この雑誌の束どうするの?」

澪「とりあえず入口の脇にまとめといて」

紬「重いから気を付けてね」

唯「おっけー……へぐっ」グキッ

律「なんかすごい音したぞ……」

紬「湿布、湿布が確か……」

唯「だ、大丈夫大丈夫、ちょっとあの、スイッチ入った音……」

澪「そっちで休んでなよ。あとの掃除は私たちでやるから」

紬「大丈夫? 腰? このへん?」

唯「だ、大丈夫大丈夫、今のはあの、携帯のアラームだから……」

律「なに言ってんだお前。ほら楽にしてろって」

紬「クッションいる?」

唯「だ、大丈夫大丈夫、さっきのはあの、アキレス腱が切れた音だから……」

律「それ大惨事だろ」

澪「どうして無駄に強がるんだ」

438いえーい!名無しだよん!:2015/05/17(日) 13:16:37 ID:8BCuZfak0
唯「あ、かわいい服売ってる」

律「ちょっと覗いてく?」

唯「いいねえー」

律「このへんから見えそうだぞ」

唯「うわー見える見える」

律「お、あの人あれじゃね? 試着じゃね?」

唯「あっあっ試着する試着する!」

律「着てんのかな、今……」

唯「サイズ合うかな……」

律「……あ、出てきた」

唯「買うみたいだね」

律「そうだな……じゃあそろそろ帰るか」

唯「っはー、覗いた覗いた」

律「堪能したー」

439いえーい!名無しだよん!:2015/05/17(日) 13:17:41 ID:8BCuZfak0
唯「部室に冷蔵庫とかほしいよね」

梓「勝手にそんなの持ち込んだら怒られちゃいますよ」

律「これは秘密なんだが、あそこの食器棚は勝手に持ち込んだものでな」

梓「……私、なんだかいける気がしてきました」

唯「こうして部室改造計画が始まるのです。まず今の部室がこうで……」カキカキ

紬「冷蔵庫は食器棚の横で……」カキカキ

澪「冷蔵庫があるなら電子レンジとかコンロとか……」カキカキ

唯「ホットプレートと炊飯器も……」カキカキ

律「この辺に洗濯機と洗面台……」カキカキ

紬「和室と広いお庭が……」カキカキ

律「風呂トイレ別……」カキカキ

唯「憂……」カキカキ

梓「これもう住めそうですね」

紬「じゃあここに梓ちゃんの部屋……」カキカキ

梓「すみません住みません」

440いえーい!名無しだよん!:2015/05/19(火) 00:38:58 ID:QJu/4XEk0
唯「憂…」カキカキ
 
これ良いなこのセンス大好き

441いえーい!名無しだよん!:2015/05/24(日) 12:11:02 ID:owBAVbkU0
澪「なに見てるの?」

紬「見て、あそこ。ハトが豆食べてるの」

澪「ほんとだ」


澪「なんだその顔」

唯「ハトが豆鉄砲食らった瞬間を目撃しちゃって……」

澪「あるんだ、実際……」


澪「なにしてるの?」

律「あそこのハトに澪って名前付けて、でもどれが澪だかわからなくなった」

澪「なにしてんだ」


澪「どうした?」

梓「ハトがいて……」ジュルリ

澪「……うん?」

442いえーい!名無しだよん!:2015/05/24(日) 12:12:02 ID:owBAVbkU0
梓「お姉ちゃん、さっきのタブ譜って」

澪「ああ、ここに……ん、お姉ちゃん?」

梓「あ、すみません……」

律「あるよな、先生をお母さんて呼んじゃうやつ」

梓「間違えちゃいました……」

澪「……ねえ、梓ってひとりっ子じゃなかった?」

梓「そうですよ」

澪「あ、じゃあ、いとこか誰か、お姉ちゃんって呼んでたの?」

梓「いえ、そういうのは」

澪「……なんでお姉ちゃん?」

律「だから間違えたんだろ」

澪「でもひとりっ子なのに」

律「ひとりっ子でも間違えるだろ」

梓「もしかして嫌でしたか……?」

澪「そうじゃなくて! ほら、ひとりっ子なんだってば!」

443いえーい!名無しだよん!:2015/05/24(日) 12:13:00 ID:owBAVbkU0
唯「あれ携帯……教室かな、ちょっと見てくるね」

梓「はい」

澪「唯、教室に携帯……あれ」ガチャ

梓「あ、さっき気づいて教室に行っちゃいました」

澪「なんだ、入れ違いか。私ちょっと図書室行ってくるから、これ預かっててくれない?」

梓「わかりました」

憂「大変だよ梓ちゃーん!」ガチャ

梓「憂?」

憂「教室にハトがいっぱいきて、梓ちゃんの机荒らしてるの!」

梓「なんだそれ!」

憂「とにかく来て!」

梓「えー、でも携帯、どうしよ律先輩……は不安だからムギ先輩来ないかな……」

唯「教室にもなかったやー」

梓「いいところに! これムギ先輩に渡しといてください!」

唯「えっ、携帯、えっ?」

444いえーい!名無しだよん!:2015/05/24(日) 22:33:45 ID:GT4PQ.rM0
ハトおもしろすぎるw

445いえーい!名無しだよん!:2015/05/31(日) 12:11:35 ID:TSSnDPio0
律「ここ曲がるんじゃない?」

澪「どうだろ、まだ真っ直ぐだと思うけど」

律「じゃ、こいつで決めるか」

澪「百円? コイントスか」

律「表なら真っ直ぐ、裏なら曲がる」

澪「両面とも裏だったりして」

律「そんなわけないだろ、しっかりさんめ。ほら確認しな」

澪「……うん、普通の百円玉」

律「よーし、行くぞっ」ピィン…パシ

澪「……どっち?」

律「……消えた」キョロキョロ

澪「消え、え? 落としたのか?」キョロキョロ

律「澪の右ポケット」

澪「えっ? うわ、ほんとだ! いつ!?」

律「ははは」

446いえーい!名無しだよん!:2015/05/31(日) 12:12:32 ID:TSSnDPio0
唯「軽音部かるた!」

紬「あ!」

律「秋山澪ちゃん!」

澪「ええ!? やだ、やめろ! ほら、もっと別の」

唯「秋山澪ちゃん!」

紬「秋山澪ちゃん!」

澪「ムギまで! ねえ梓はなにか……あ! 梓!」

梓「秋山澪ちゃん!!」



唯「軽音部かるたー」

紬「わ」

澪「わ……」

梓「わ……?」

唯「わーい」

律「決定、完成」

唯「わーい」

447いえーい!名無しだよん!:2015/05/31(日) 12:13:24 ID:TSSnDPio0
唯「軽音部でーす! ビラどうぞー!」

律「軽音部いかがですかー!」

紬「誰も来ない……」

唯「この着ぐるみが悪いのかな……」

律「このままじゃ来年は廃部かー?」

唯「だめだよ、あずにゃんがひとりになっちゃう」

豚「ブヒッ、ブッ、ブオッ」フンフン

唯「こんなになりきってやる気満々なのに……」

豚「フゴッ」ムシャムシャ…

紬「ほら梓ちゃん、ビラ食べちゃだめよ」

唯「どうしよう、澪ちゃん」

馬「ブルルルッ」フスーッ

律「馬のマネじゃなくてさ」

馬「ヒヒン」モッシャモッシャ…

紬「ほら澪ちゃんも、ビラ食べちゃだめよ」

448いえーい!名無しだよん!:2015/06/07(日) 11:29:34 ID:qyf.QwXQ0
唯「お、りっちゃんとあずにゃん。珍しい組み合わせだねえ、なんの話してたの?」

梓「いえ、えっと、その、なんでもないですよ……」

唯「えー、教えてよー」

律「よしわかった。じゃあ内緒だから誰にも言うなよ」

梓「え、え、ちょっと」

唯「あ、待って、内緒ならいいや」

律「え、いいの」

梓「絶対聞きたがると思ってました」

唯「だってほら、私そういうの言いふらしちゃうし」

梓「ああ、まあ、言いそうですけど」

律「よしわかった。じゃあムギには言っていいから」

唯「無理無理、憂とか和ちゃんとか、なにかの弾みで喋っちゃうもん。ほらごはんの時とか」

律「じゃあそこもセーフでいいから、な!」

唯「えー、そんなに内緒じゃないならもう興味ないや」

律「いやもうこれめっちゃ内緒! 聞いてくれ頼む!」

唯「いいってー」

449いえーい!名無しだよん!:2015/06/07(日) 11:30:16 ID:qyf.QwXQ0
梓「あのー、入部希望なんですけど」

唯「ひぃっ! 五人目!」

梓「な! えっ!?」

律「あー、ごめんごめん。あの、中野梓さん?」

梓「はい、そうですけど……」

律「両親がジャズバンドやってて……」

澪「その影響で小4からギターを初めて……」

紬「愛用しているギターはフェンダー・ムスタング……」

梓「え、どうして知って……?」

律「よくわかんないんだけど、中野さんがもう四人来てて、あっちでほら、お茶飲んでる」

梓「なにあれ、嘘……ドッペルなんとか!?」

澪「その反応もみんな同じだった」

梓「いやー!?」

梓「あのー、入部きぼドッペルなんとか!?」

梓「ぎゃー!!」

450いえーい!名無しだよん!:2015/06/07(日) 11:31:21 ID:qyf.QwXQ0
唯「ごめんなさーい!」スタコラー

律「こらー! ケーキ返せー!!」

梓「待ってください律先輩、これを」

壺「おねえちゃ〜ん……」

律「なんだこの壺」

梓「これは唯壺といって、大事な妹が姉を呼ぶ声で唯先輩がホイホイってわけです」

律「じゃあこれ憂ちゃんが入ってんの?」

梓「さっき電話で呼び出してぶち込んで、もちろんあとで謝ります」

律「謝ればいいってもんじゃないだろ」

憂「あのー、梓ちゃんに呼ばれて来たんですけど」

律「お、憂ちゃん……憂ちゃん?」

梓「……あ、唯先輩だ! 憂に変装した唯先輩だ!」

律「え! 唯!?」

梓「そうですよ! 唯先輩が妹のピンチに駆けつけたんですよ!」

憂「あの、お姉ちゃんならさっきそこで合流して」

唯「お詫びにメロンパン買ってきた」

律「……んん?」

壺「おねえちゃ〜ん……」

律「なんだこの壺……」

451いえーい!名無しだよん!:2015/06/07(日) 14:41:26 ID:XyL/tle.0
唯「けいおン!」が完結してしまった今、新作を除けばこのスレの更新だけが楽しみ

452いえーい!名無しだよん!:2015/06/07(日) 20:36:50 ID:jPWcVuWI0
>>450
壺おもしろすぎる。

453いえーい!名無しだよん!:2015/06/07(日) 21:50:57 ID:auOLP4JM0
神スレだわ

454いえーい!名無しだよん!:2015/06/08(月) 11:37:06 ID:G3j9zIkE0
壺とか何故か梓の机を荒らす鳩とか、微笑ましい癒し系カオスだよね

455いえーい!名無しだよん!:2015/06/14(日) 12:37:06 ID:zGNAbxR.0
律「これ昨日言ってたくるみ割り人形、梓に似てるやつ」

梓「そうですか? 似てますか?」

澪「うーん、言うほど似てないような……」

律「いやいや、これがくるみ割らせるとそっくりなんだって」

唯「ほほう、では早速」

くるみ割り人形「ぐぬぬぬ……」ググ…

律「ほら! この感じ、な!」

唯「おお……」

梓「そうですかね……?」

紬「梓ちゃんがんばって!」

梓「えっ?」

澪「がんばれ梓! がんばれ!」

律「梓がんばれ!」

唯「いったれあずにゃーん!」

梓「が、がんばれ……私?」

456いえーい!名無しだよん!:2015/06/14(日) 12:37:42 ID:zGNAbxR.0
梓「駅の近くに変な喫茶店あるの知ってます?」

律「リズム喫茶か?」

梓「それです。今度の土曜日行ってみませんか?」

律「そうだな……みんなは?」

唯「ちょっと待って、今度の土曜日?」

梓「なにか用事ありました?」

唯「今度の土曜日、こんどのどどっど、ドンドコドドッドドンドコドドッド」

梓「え……?」

律「トントンタントントントンタントン」

梓「あの……」

紬「ピーピーピピーピッピッピピッピー」

澪「リンリンロロンリンリンリロンロン」

梓「ガンガンギギーンギンガマーン」

律「梓」

梓「はい」

457いえーい!名無しだよん!:2015/06/14(日) 12:38:51 ID:zGNAbxR.0
唯「澪ちゃんの最近の歌詞には甘さが足りないと思います」

律「そうか? この作詞ノートなんてどこ開いても甘いぞ」ペラララ

澪「勝手に見るな!」

唯「甘い甘い! 全然甘くありませんですな!」

律「どっちだよ」

唯「ちょっと前の歌詞はほら、マシュマロにバニラにコーンフレーク、とってもいい……」

澪「そ、そうかな……」

律「甘さって味覚的な意味でか」

唯「すあま、ガムシロ、肝油ドロップ……」

澪「それは書いた覚えない」

紬「梓ちゃんはどう思う?」

唯「あずにゃんも甘いお歌詞がいいよねー?」

梓「はあ、甘いというと、登録料無料の簡単在宅ワークで誰でも月数万円の」

紬「甘い言葉だけどそうじゃなくて」

梓「はあ」

458いえーい!名無しだよん!:2015/06/15(月) 23:20:57 ID:BfKu3OBs0
あずにゃんって通信教育詐欺に引っかかりそう。

459いえーい!名無しだよん!:2015/06/21(日) 12:24:00 ID:WIJzXraw0
紬「クッキーもどうぞ」

唯「はっ! クッキー・ビジネスチャンス!」

律「なんだ急に」

紬「クッキーでどうするの?」

唯「このクッキーに澪ちゃんの写真を添えて、さらにおまけをつけます」

律「どうやらファンクラブをロックオンしたようですね」

梓「搾り取る気満々ですね」

紬「おまけっていうのは?」

唯「小さな布」

梓「布? 澪先輩で布……というと」

唯「青と白の不思議な布を細切れに」

律「ははあ、なるほど」

紬「でもクッキーは食べ物だし、そういうのとセットはちょっと……」

梓「ここで本人に意見を聞いてみましょう」

澪「食べ物じゃなくてもだめ!」

460いえーい!名無しだよん!:2015/06/21(日) 12:24:36 ID:WIJzXraw0
律「うめーなこの水ようかん」

澪「水ようかんがおいしいそうです」

紬「まだありますよ、よかったらどうぞ」

澪「おかわりもあるそうです」

律「じゃもう一個もらっていい?」

澪「今度はあんみつが食べたいそうです」

紬「すぐ持ってきますね」

律「彼女はどこへ?」

澪「トイレだそうです」

律「この水ようかんもトイレから持ってきてたな」

梓「今のやり取りは?」

唯「家事に疲れたので実家に帰るそうです」

梓「さっきもそう言ってすぐ戻ってきましたね」

461いえーい!名無しだよん!:2015/06/21(日) 12:25:39 ID:WIJzXraw0
唯「南通りにクレープ食べに行こうよ」

澪「じゃあ西通りのフレッシュジュース屋も回ろうか」

唯「私そっちのほう行ったことないや」

律「ついでに西通り北の文房具屋寄っていい?」

澪「文房具なら西西西通り西北のほうでセールしてるよ」

律「なら帰りに西西西通り北東の本屋に寄れるな」

紬「西西西の、北で、東……え、えっと?」

澪「本屋なら南西西西通り北東にもあったよな」

律「それ古本屋じゃね? あれ西西通りだっけか」

紬「みなみにしにし……それ同じ通りじゃない?」

澪「よく猫が集まってるのって……第二南西西通り北南あたりだっけ」

紬「第二!」

澪「あ、南西西通り北南裏のほうか」

紬「裏!」

律「んじゃ、まずはクレープから行くかー」

唯「ねえムギちゃん、どうしよう」

紬「なんだかすごいことになっちゃったね」

462いえーい!名無しだよん!:2015/06/28(日) 11:27:25 ID:R0OjM17Q0
律「じゃ、十一時に商店街な」

澪「遅れるなよ?」

唯「大丈夫! 九時に起きれば大丈夫!」

紬「じゃあ九時に電話するね」

唯「モーニングコール!」

律「九時五分に電話するわ」

唯「スヌーズ!」

澪「この紙に『起きろ』って書いておくから九時十分になったら見て」

唯「セルフ!」

463いえーい!名無しだよん!:2015/06/28(日) 11:28:04 ID:R0OjM17Q0
唯「澪ちゃん、そわそわしてどうしたの?」

澪「うん、なんか視線を感じて……」

紬「澪ちゃん人気者だから」

澪「そういうのじゃなくて、監視されてるみたいな」

律「自意識過剰なんじゃないの?」

澪「ほんとなんだって! どこからかこっちを見てるような視線を……」

さわ子「だーれだ?」

澪「最近ずっとそんな感じで、それこそおはようからおやすみまで、」

さわ子「え、ちょっと、ねえ……」

澪「今も誰かに後ろから忍び寄られて目隠しされてる気がするし、」

さわ子「気がするだけなの?」

澪「メールの内容とかも見られてるんじゃないかって不安になるし、」

さわ子「この子病院に連れてったほうがいいんじゃないの?」

律「まず目隠しやめてやれよ」

464いえーい!名無しだよん!:2015/06/28(日) 11:28:39 ID:R0OjM17Q0
唯「プロテイン茶おいしいねえ」

紬「今日のおやつは豆腐とささみよー」

唯「ささみー!」

澪「いつもごめんな」

紬「いいのよ」

律「最近さ、なんか力強くなったなーって感じしない?」

澪「するする、ベース弾いてても疲れにくくなった」

唯「そういえば憂が軽くなった気がする」

律「なんか食べる量も増えたし腹筋も割れたし、なんだろうな?」

紬「きっと成長期だからよ」

律「そうか、成長期か」

唯「大人な自分が近づいてくるやつ!」

紬「さあ、ダンベルよー」

唯「ダンベルー!」

澪「ダンベルは練習の後だろ」

465いえーい!名無しだよん!:2015/07/02(木) 05:59:21 ID:Q9YjbKWw0
和「ここのおみくじ、よく当たるって評判なのよ」

澪「そうなんだ」

和「噂を聞いて、私も引いたわ」

澪「へえ、どうだった?」ジャラジャラ

和「引いたわ」

澪「うん? えっと、桜が丘女子高校、二年一組、軽音楽部、左利き……?」

和「どう?」

澪「なななななに? なにこれ……?」

和「当たってなかった?」

澪「当たってるけど……」

和「引くぐらい当たってるでしょう?」

澪「引いたけど……」

466いえーい!名無しだよん!:2015/07/02(木) 06:00:44 ID:Q9YjbKWw0
唯「たなばたたなばたー♪」

紬「唯ちゃんは短冊になんて書いたの?」

澪「ケーキ? アイスか?」

唯「あのね、新入部員!」

澪「ん?」

唯「新入部員がほしい!」

澪「でも新入部員なら、ほら、もう梓がいるじゃないか」

梓「にゃあ!」

紬「ね、他のにしよう?」

唯「やだ! もっと新しい新入部員がいい!」

澪「またそんなワガママ言って……」

紬「困ったわねえ……」

梓「にゃん……」

467いえーい!名無しだよん!:2015/07/02(木) 06:01:19 ID:Q9YjbKWw0
紬「……」

澪「まずどうするの? 飲み物開ける?」

律「最初はケーキじゃないか?」

唯「ねえねえ、クラッカーは?」

紬「クラッカーがあるなら、ケーキを用意する前に鳴らしたほうがいいんじゃない?」

澪「そうだな、ごみも出るし」

律「なるほど。じゃプレゼントはいつ?」

紬「このローソクはケーキに立てるのよね? それを消した後とか」

律「へえ、さすがパーティー慣れしてらっしゃる」

唯「バースデーパーティー奉行様……」

澪「バースデーパーティー奉行様!?」

律「万歳! バースデーパーティー奉行様万歳!」

澪「お、おい!」

紬「いえいえそんな、奉行だなんて恐縮です」

澪「喜んでらっしゃる!?」

468いえーい!名無しだよん!:2015/07/12(日) 11:17:45 ID:nRhEIFvE0
唯「昨日のドラマ見た?」

梓「はい」

律「見た見た」

澪「うん」

紬「私は……」

唯「ムギちゃん見てないの?」

律「そんなんじゃ流行に乗り遅れちゃうぞー?」

唯「えー!? 私も見てないよどうしよう……」

梓「見たから話題振ったんじゃないんですか?」

唯「見てないからどんなだったか教えてもらおうと思って」

澪「ごめん、実は私も見てない」

梓「正直に言うと私も見てません」

唯「みんな見てないってことは、ここではドラマ見ないのが流行?」

紬「りっちゃん、ドラマを見てると流行に乗り遅れちゃうのよ」

律「……腑に落ちねー」

469いえーい!名無しだよん!:2015/07/12(日) 11:18:21 ID:nRhEIFvE0
紬「見て唯ちゃん! ここの窓ガラスすごいきれい!」

唯「すごいね! なにもないみたい! あ、携帯携帯」

紬「どうするの?」

唯「写真撮って憂に見せびらかすの」カシャ

紬「これ、触っても大丈夫かな」

唯「はじっこにしとこう。指先……やっぱ小指で」

紬「よーし、せーのっ」スカッ

唯「あっ」スカッ

紬「あれっ」スカスカ

唯「なにもないみたいっていうか、なにもなかったね」

紬「さっきの写真どうする?」

唯「消す」

紬「なにもなかったことにするんだ」

唯「なにもなかったからね」

470いえーい!名無しだよん!:2015/07/12(日) 11:19:19 ID:nRhEIFvE0
律「ふふっ」

梓「どうしました?」

律「いや、思い出し笑い」

唯「あはははははは!!」

律「え、なに? どうした?」

唯「私も思い出し笑い」

律「すげえな。大丈夫か」

澪「ひやあああああ!!」ガタン!!

律「うお、なんだよ、なんかいたか?」

澪「ごめん、思い出しびっくり」

律「まじで? 思い出してそんなにびっくりできんの?」

紬「にゃ〜ん」チッチッチ

律「今度はムギかよ」

紬「あ、ごめんなさい。その譜面台の下に思い出し猫がいて……」

律「それもう幻覚だろ!」

唯「あはははははは!!」

律「……はっ」

梓「どうしました?」

律「ああ、うん……思い出し軽音部員」

梓「またですか、しっかりしてくださいね」

471いえーい!名無しだよん!:2015/07/19(日) 12:50:14 ID:6qAwK7Xg0
和「廃部の危機を伝えに来たわ」

唯「帰って!」

紬「和ちゃんが帰っても廃部の危機なのは変わらないんじゃ……」

律「で、今度はなんでだ?」

梓「前科があるんですか」

和「去年と同じで、活動の実態が見えないからよ」

梓「なるほど……」

澪「ちょっと言い逃れできないよな」

梓「今もお茶飲んでますしね」

律「軽音部っていうか、ほぼ軽音部みたいなな」

唯「お茶してる時間のほうが長い日もあるし、やや軽音部みたいなね」

澪「軽音部もどきみたいな」

梓「軽食部ですかね」

唯「じゃあ私たちは軽食部だから軽音部じゃないから廃部じゃないよね! ね?」

和「じゃあここは軽音部の部室なので軽音部員じゃない人は帰ってください」

472いえーい!名無しだよん!:2015/07/19(日) 12:51:09 ID:6qAwK7Xg0
紬「あっ、澪ちゃんだ」

律「やべっ、死んだふり死んだふり! 澪は死体を怖がって逃げてくはずだ!」

紬「」

律「」

澪「……ん? な、なんだこれ! 死んでる……!?」

澪「どうしたの?」

澪「人、人ぉ! 人が死んで……!」

澪「わあああ!! なにこれ人!? 二人も!」

澪「なんだなんだ」

澪「どうしたどうした」

澪「ひやあああああ死体!!」

澪「悲鳴が聞こえた」

澪「集まってなにしてるの?」

澪「死体だって」

澪「怖い死体! 怖い死体の最後尾こちらです!」

澪「お弁当ー! 死体弁当いかがですかー!」

澪「ひとつください」

澪「いい天気だ……死体日和だな」

律「逃げろや!」

澪「ひやあああああ生きてる!!」

473いえーい!名無しだよん!:2015/07/19(日) 12:51:56 ID:6qAwK7Xg0
唯「憂ー、ちょっと鬼ヶ島で鬼退治してくるねー」

憂「ちょっと待って、おやつにきびだんご三つ包んであげる」

唯「憂のきびだんご! わーい!」

憂「晩ごはんまでには帰ってきてね」

唯「はーい、いってきまーす」

律「へへへ、唯さん唯さん、鬼退治手伝うからきびだんごちょーだいっ」

唯「うーん……保留で」

律「ねえよそんなシステム」

唯「だって、あとでりっちゃんよりタフでハードでマッシヴな人が来たら損じゃん」

律「なんだよいいじゃん一個くらい! 三つも貰ったんだろ?」

唯「もう二つ食べちゃったからあと一個しかないもん」

律「なに家出て即食ってんだよ!」

唯「最強お供決定戦“血みどろバトルロイヤル”で最後まで勝ち残った人に

  この憂のきびだんごあげようと思うんだー」

律「やめろよそんな蠱毒みたいなシステム!」

474いえーい!名無しだよん!:2015/07/26(日) 05:48:24 ID:9MZdjhmw0
澪「どうかな……?」

律「これ今までの歌詞で一番じゃねーの……」

紬「すごくいい……」

澪「本当!?」

梓「私、生徒手帳にメモっておきます……」メモメモ

唯「みんなにメールしよ……」

律「これ内輪だけに置いとくのもったいないし、コピーして掲示板に貼ってくるか」

唯「回覧板に挟んで町内に回すね」

梓「詩のサイトに投稿します」

紬「英訳して瓶に詰めて海に流しましょう」

律「石板に彫ってどっかの遺跡に置いてこよう」

梓「どうにかして月に刻み込むべきですよ」

唯「やったね澪ちゃん! 宇宙レベルだよ!」

紬「……澪ちゃん?」

律「だめだ、気を失ってる……」

475いえーい!名無しだよん!:2015/07/26(日) 05:49:11 ID:9MZdjhmw0
唯「日光……暑い……」

律「暑いよなー」

紬「では私が日除けに」

唯「日陰……涼しい……」

梓「よかったですね」

唯「生ぬるい風……生ぬるい……」

律「じゃあ私が前方の風除けに」

澪「それなら私は後方の風除けに」

唯「照り返し……暑い……」

梓「余った私が足元に」

律「どうだ?」

澪「涼しいか?」

唯「暑いから離れて……」

律「そうなるよなー」

476いえーい!名無しだよん!:2015/07/26(日) 05:49:49 ID:9MZdjhmw0
律「梓テストどうだった?」

梓「私ですか、まあ、そこそこ」

律「はー、まったく素晴らしいですわね。澪にムギに、梓もできる組かよ」

梓「律先輩はできない組ですか」

律「私と唯で足引っ張ってバランス取ってんのさ」

澪「学生なんだし、勉強もちゃんとやれよ」

律「できるかそんなもん」

梓「勉強と部活の両立ですね」

紬「両立といえば唯ちゃんがすごいのよ」

唯「ぐー」モグモグー…

紬「ほら、寝ながらケーキ食べてる」

澪「おやつと昼寝が両立できてるんだ」

律「梓もやれよ」

梓「できるかこんなもん」

477いえーい!名無しだよん!:2015/08/02(日) 12:33:56 ID:62e2Ra7o0
憂「ねえ純ちゃん、あそこ、澪さんと」

純「待って!」

憂「え?」

純「澪先輩はわかるけどもうひとりが思い出せない……」

憂「ああ、り……」

純「待ってってば! 思い出すから!」

憂「うん、ほら、いつも一緒で、ドラムの」

純「えー、いつも、あー、うーん……」

憂「がんばって!」

純「んー……澪先輩じゃないほう!」

憂「じゃないほう」

梓「なにしてんの?」

純「あ、ゆいあずの唯じゃないほう」

憂「じゃないほう」

梓「これ怒っていいの?」

478いえーい!名無しだよん!:2015/08/02(日) 12:34:32 ID:62e2Ra7o0
紬「あ、間違ってさわ子先生の分も持ってきちゃった」

澪「今日来ないんだっけ」

律「唯、においだけで今日のお菓子当てたら余った分も食べていいぞ」

唯「いいの!? 当てる当てる!」

律「じゃあまず目隠しと、あと手も縛っとくか」

唯「よーし、当てるぞー!」フンフン

澪「待って、なんか待って、ちょっと」

律「ああうん、なんか、うん」

紬「うっかり食べないようにハンカチを噛ませましょう」

律「それだ」

唯「えー? 大丈夫だよー」

紬「いいからいいから、足も縛っちゃおうね」

唯「むーむー」ジタバタ

律「やっぱいいわ……」

澪「ああ、縛られてる唯は最高だな……」

479いえーい!名無しだよん!:2015/08/02(日) 12:35:14 ID:62e2Ra7o0
律「この暑さを有効活用して我慢大会でもするか」

澪「暑いからいやだ」

紬「ええ、急に言われてもどてらと鍋焼きうどんくらいしか用意できないし……」

梓「パーフェクトじゃないですか」

唯「おいしっ! おいしい!!」ズゾゾ

律「だめだすごい喜んでる」

澪「これじゃ我慢大会にならない」

唯「え、あ、そっか。じゃあ食べずに我慢する」

紬「新しい解釈の我慢大会ね」

梓「私も汗で濡れたブラウス見られるの恥ずかしいですけど我慢してどてら脱ぎます」

澪「私も冷たいの我慢してかき氷食べる」

紬「私もなにか我慢したいところだけど我慢するの我慢する」

律「どんどん我慢大会から遠ざかっていく……」

澪「我慢しろよ」

律「くそぉ……」

480いえーい!名無しだよん!:2015/08/09(日) 06:17:03 ID:Pf6PHQCE0
紬「そうだ、講堂使用届、早めに書かないと」

律「あー、じゃあ梓、書記な」

梓「え、私……? まあいいですけど、今までいなかったんですか?」

澪「あ、まあ、うん」

梓「律先輩が部長で、そういえば副部長って澪先輩ですか?」

澪「ううん、ムギ」

紬「最初は澪ちゃんが書記だったの」

律「ちょっとこれ見て」

梓「……なんですかこの、カラフルでパステルでメルヘンな」

律「講堂使用届、去年の」

澪「あっ、それ! 捨てたんじゃ!?」

律「この通り、見事に書記の才能を発揮してクビになったんだ」

梓「あの、もう一人……」

唯「ほえ?」

梓「いえ、その……なんでもないです」

481いえーい!名無しだよん!:2015/08/09(日) 06:18:08 ID:Pf6PHQCE0
澪「ごめん、遅くなって……」ガチャ

唯「澪ちゃん! ほら携帯!」

澪「え、うん、携帯」

紬「携帯って離れた人と会話できる機能があるらしいの!」

澪「そんなわけないだろ、トランシーバーじゃあるまいし」

梓「でもさっき唯先輩と律先輩が二人で話してたんですよ」

律「見てろよ、こう携帯に話しかける感じで……唯聞こえる?」

唯「聞こえる聞こえる!」

律「こっちも聞こえた!」

紬「ほら!」

澪「でも、携帯っていうのはメールとかネットとか、でも……マ、ママ?」

梓「ママ?」

澪「話せないじゃないか!」

梓「こっちはもうそんなのよりママに夢中ですよ」

紬「うん、みんなもう澪ちゃんのママに夢中よ」

482いえーい!名無しだよん!:2015/08/09(日) 06:18:48 ID:Pf6PHQCE0
律「最近透視能力に目覚めてな」

梓「早く目が覚めるといいですね」

律「私あっち向いてるから、このノートに絵でも言葉でも好きなものを書きたまえ」

梓「……でもそういうの、透視とか本当にできたらおもしろそうですよね」サラサラ

律「書けたら閉じて、私に見えないように」

梓「はい、いいですよ」

律「……ふんふん、ふーん、ほーん」

梓「なにか見えますか?」

律「うーん、ごはん……」

梓「残念、違います」

律「ごはんと、たまご焼きとハンバーグ、いやミートボールかな……」

梓「……ん?」

律「弁当はもうちょっとよく噛んで食べたほうがいいぞ」

梓「ちょ、待って! 見るな!」

483いえーい!名無しだよん!:2015/08/09(日) 21:58:56 ID:OrwgTXqA0
>482

 律「最近透視能力に目覚めてな」

 梓「早く目が覚めるといいですね」

おもしろい。毎週たのしみにしてます。

484いえーい!名無しだよん!:2015/08/16(日) 06:17:17 ID:NIKROGWo0
唯「はうあう〜……」

和「頭痛?」

唯「今日の私はいつもの私じゃないのです」

和「そんな風には見えないけど」

唯「長い付き合いなのにぃ! ほらここ」ペシペシ

和「うん、頭?」

唯「ほらいつもほら、ここがピタッとほら!」

和「……ああ、ヘアピン? どうしたの?」

唯「もう! すぐ気付いてよー!」

澪「あれ? 和、メガネどうしたんだ?」

和「今日は試しにコンタクトにしてみたの」

澪「へえ、どんな感じ? 怖くなかった?」

和「そうね、まだちょっと慣れないわね」

唯「あの、ごめん」

和「気にしてないわ」

485いえーい!名無しだよん!:2015/08/16(日) 06:17:53 ID:NIKROGWo0
梓「わ、おっきいトラック」

憂「ドラッグ!?」

純「トラックでしょ。タイヤもでっかいなー」

憂「大麻!?」

梓「タイヤだってば」

純「トラックと普通の車ってやっぱ運転の感覚違うのかな」

憂「ドラッグと普通のクスリ!」

梓「普通の車! “ク”しかあってないって!」

憂「そういうの、話だけでも危ないよ、だめだよ」

梓「危ない話してるのは憂だけだよ」

純「ほら、あっちの駐車場にトラック停まってるでしょ」

憂「注射!?」

純「音はあってるけど」

憂「あってる!」

梓「あってないって!」

486いえーい!名無しだよん!:2015/08/16(日) 06:19:00 ID:NIKROGWo0
唯「おーいしー」

律「ほーひひー」

紬「それ、唯ちゃんのマネしてるの?」

唯「えっ、私こんなんなの?」

澪「そんなんだよ。こう、両手でカップ持って」

紬「唯ちゃんいつもこうやってるよね」

梓「そうですね、いつもこういう感じで飲んでます」

唯「みんなしてマネしてー」

紬「今日はみんな唯ちゃんね」

唯「もうどうにでもするがいいよ」

梓「こう見比べてみると、みんなちょっとずつ違いますね」

律「この中だと……梓が一番似てるな」

澪「逆に唯のはちょっとわざとらしいっていうか」

唯「えー、そう? こうだっけ?」

律「もっと本物よく見ろって」

梓「ほらこうですよこう!」

澪「アゴ引けアゴ!」

487いえーい!名無しだよん!:2015/08/16(日) 17:14:38 ID:/uWoIqkI0
>>485

憂ちゃんいいね!

488いえーい!名無しだよん!:2015/08/16(日) 23:59:56 ID:97MB/lq20
いつの間にかお手本=本人じゃなくなってるww

489いえーい!名無しだよん!:2015/08/21(金) 06:22:26 ID:xgNW8exg0
澪「100ml中2.5g未満で微糖だって」

律「そもそも100mlとか2.5gとか言われてもわからん」

紬「カップ一杯が150ccくらいで、ティースプーン一杯で5gくらいよ」

律「いつもはどれくらい砂糖入れてんの?」

紬「スプーン一杯より少ないくらいかな」

律「微糖くらいか……今日は試しに二杯入れてみるか」

紬「二杯ね。みんなはどうする?」

梓「私はいつもと同じ、一杯でお願いします」

澪「私は砂糖いいや」

律「無駄なあがきを」

紬「微糖と無糖ね」

唯「私は一杯だけ」

紬「唯ちゃんも微糖」

唯「カップで一杯」

紬「砂糖ね」

490いえーい!名無しだよん!:2015/08/21(金) 06:23:06 ID:xgNW8exg0
唯「おいしいやつおいしいやつ!」

律「私にも私にも!」

紬「はいは〜い」

梓「もういい加減にしてください! ここ軽音部ですよ!」

唯「あずにゃん大爆発」

澪「でも梓の言うとおりだ。最近はお茶が九割に練習が一割くらいだぞ」

律「数字にするとひどすぎるな」

唯「さすがに楽器がかわいそうだね」

梓「じゃあ練習ですね!」

澪「よかったな」

唯「おやつ〜♪」ジャカジャカ

律「私も〜♪」ドコドコ

紬「どうぞ〜♪」テレレー

梓「そうじゃないんですよ!」

491いえーい!名無しだよん!:2015/08/21(金) 06:24:00 ID:xgNW8exg0
澪「サプライズってただ驚かせるだけじゃなくて、こう、嬉しくて驚くみたいな」

唯「じゃあすっごくおっきなケーキとか」

紬「生まれ年のワインとか」

唯「おっきなケーキの中に生まれ年のワインとか」

紬「生まれ年のワインを開けたら大きなケーキが入ってるとか」

澪「どういうことなんだ」

律「そもそも高校生がワイン貰って喜んでいいのか」

澪「ワインはともかく、大きいケーキだったら用意できるかも」

紬「食べきれないくらいの?」

唯「食べきれなくて困ってるところにサプライズゲスト! 憂!」

律「それ憂ちゃんが困るだけだろ」

澪「まあ律の誕生日までまだ時間あるし、続きはまたあとで考えよう」

律「なあ、ちょっといい?」

澪「どうした?」

律「なんで私呼んだ?」

492いえーい!名無しだよん!:2015/08/30(日) 06:19:44 ID:sEhlr6o60
紬「田井中さん、あなたが、あなたが犯人だったんですね」

律「なんだって? どうして私が梓を……証拠は?」

紬「それに関してはこちらの秋山さんに証言していただきます」

澪「梓がその……殺された午後四時頃、律が部室から出てくるのを見たんだ」

紬「そして現場に残された遺留品から田井中さんの指紋が検出されました」

和「ちょっと待って。午後四時頃なら、澪は私と一緒に図書室にいたはずだけど」

紬「……いたはずなの?」

律「とんだ目撃者だな! 指紋もなにかの間違いなんじゃないか?」

唯「ねえ、教室で和ちゃんにノート見せてもらってたのが四時じゃなかったかな」

澪「ほ、ほら見ろ! 私の証言が正しいんだ!」

憂「お姉ちゃんと一緒に職員室に行ったのが午後四時なんですけど」

さわ子「その時間は職員室にいたけど誰も来なかったはずよ」

紬「どうやら誰かが嘘をついているようね……」

純「あー、四時頃っていうと、憂と梓と一緒にラーメン食べてた時間ですね」

梓「はい、ちょっと小腹が空いて」

紬「一体誰が中野さんを……」

493いえーい!名無しだよん!:2015/08/30(日) 06:21:00 ID:sEhlr6o60
紬「秋山さん、あなたが、あなたが犯人だったんですね!」

澪「なんの話ですか」

紬「昨日の夜、どこにいました?」

澪「夜は家にいました」

紬「それを証明できるような人は?」

澪「いません」

紬「昨日の夜分遅く、刃物のようなものを持ったあなたのような人が、

  ベランダのような場所から侵入しそうなのを目撃したような人がいるようなんですよ」

澪「え、はあ」

紬「現場のような場所に、揉みあったときに外れたようなボタンのようなものが」

澪「なんですかこれ」

さわ子「どのような感じ?」ガチャ

紬「知らない、わからないで押し通すようです」

さわ子「強情なようね」

澪「あの、ちょっとふわふわしすぎてて」

さわ子「どう? カツ丼のようなものでも食べる?」

澪「なんですかそれ」

494いえーい!名無しだよん!:2015/08/30(日) 06:22:00 ID:sEhlr6o60
紬「平沢さん、あなたが、あなたが犯人だったんですね」

唯「ちちちちちち違っ、ちが、みんなのケーキなんて食べてないよ」

紬「ケーキを食べる唯ちゃんが監視カメラに映ってたのよ」

唯「うむむ……面目ない……」

澪「監視カメラの映像見てもいい?」

 唯『わふー』パクパク

律「こりゃ見事に食べてますな」

澪「あっという間に全員分完食した」

 唯『』ゴソゴソ

律「お、これ別のケーキ出してますね」

澪「持ってたならまず自分のを食べろよ」

 唯『ふぅ』プフー

律「ちょっとキツそうだけど完食したぞ」

澪「また別のケーキが」

 唯『うぐ……』ゴクゴク

澪「お茶で流し込んでるな」

律「また別の……どんだけケーキあるんだ」

 唯『うっぷ……』モグ…

澪「おい、大丈夫か」

律「なんだこのひとり大食い大会」

495いえーい!名無しだよん!:2015/09/06(日) 06:05:58 ID:KeSzF84I0
律「なんかあそこのショッピングモール完成したらしいじゃん。なんていったっけ、あの」

澪「ああ、なんだっけあの……土曜にでもみんなで行ってみようか」

紬「ごめんなさい、今週は家族で出かけることになってて」

梓「すみません、私もちょっと……」

律「あー、んじゃ来週か」

澪「あ、来週は親戚が遊びに来ることになってて」

律「再来週だと土曜日はもう予定入っちゃってんだよなー」

澪「じゃあ日曜?」

唯「ごめん、私その日は一日中ゴロゴロすることになってて」

律「四人もいるとなかなか予定合わないなー」

唯「ねー」

496いえーい!名無しだよん!:2015/09/06(日) 06:07:00 ID:KeSzF84I0
唯「ねえ憂ー、蚊に刺されたー」

憂「蚊がいるの? やだなあ。あ、かゆみ止めあるよ」

唯「ううん、かゆくはないんだよね」

憂「そうなの? じゃあよかった、のかな……」

唯「むしろ痛いんだよね」

憂「よくなかった! ねえ、蚊じゃないんじゃない?」

唯「いやあ、蚊だね。間違いないよ、ほら」

憂「たしかにこの腫れ方は蚊っぽいけど……」

唯「間違いないというか、蚊だと思うというか、蚊であってほしいというか……」

憂「ああ、まあ、知らない虫よりは蚊のほうがいい……かも……」

唯「ねー……ん? あ、あっ! だんだんかゆくなってきたー!」

憂「本当!? じゃあ蚊だったんだ! よかったあ!」

唯「やったー! かゆいよー!」

憂「よかったねお姉ちゃん!」

唯「蚊、最高!」

497いえーい!名無しだよん!:2015/09/06(日) 06:08:00 ID:KeSzF84I0
律「ムギと唯来るまでしりとりでもするか」

澪「ん、いいよ」

律「じゃ澪が勝ったら部長の座をやろう」

澪「え、いいよ」

律「よーし、ポン菓子!」

澪「あ、いや、承諾のいいよじゃなくて……」

律「承諾、く、クレープ! “ふ”でも“ぶ”でもいいぞ」

澪「待ってってば、部長とかいいから」

律「部長! くっそ澪がやる気だ……う、う……?」

澪「もう詰まるの!? えっと、そういえば合宿楽しかったなあー」

律「え? ああ、海で……海!」

澪「みりん! ふう、これで終わりだな部長」

律「みりん風……“う”で攻めてきやがったな……」

澪「ああもう! ほらポテチの!」

律「ポテチ……う、うすしお!」

澪「黄金! 律が部長でいいから」

律「黄金律ときたか……」

澪「違うって!」

律「つ……だめだわからん……」

澪「もっとがんばってよ部長になっちゃう!」

498いえーい!名無しだよん!:2015/09/13(日) 06:13:15 ID:WTAgKb860
憂「部活まだ迷ってるなら、こういうのとか参考にどうかな」

梓「部活診断? へえ、やってみようかな」

純「なにそれ? 混ぜて混ぜて」

憂「じゃあ第一問。計画を立てるのが好き」

梓「好きっていうか、まあ、YES」

純「んー、立てはするけど好きってわけじゃ」

憂「直感よりもデータを重視する」

梓「うーん……YES」

純「どっちかというとNO」

憂「これで最後だよ。メロンパンが大好き」

梓「え、なにその、え、NO?」

純「好き」

憂「じゃあ梓ちゃんがBで、純ちゃんがDで……」

梓「一途で真面目なあなたには軽音楽部がおすすめ」

純「素直で情熱的なあなたには軽音楽部がおすすめ」

憂「出題を担当したあなたには軽音楽部がおすすめ」

499いえーい!名無しだよん!:2015/09/13(日) 06:14:00 ID:WTAgKb860
唯「……あ、もしもし澪ちゃん? 今って平気?」

澪「うん平気、なに?」

唯「本当に平気? 明日テストとかじゃない?」

澪「え、違うけど……次のテストって中間が来月だろ?」

唯「明日とかじゃないんだよね? 大丈夫だよね?」

澪「うん……どうしたの?」

唯「急に部屋の掃除したくなって……」

澪「うん……? すれば?」

唯「だってほら、掃除したくなるときって大体テスト前だし……」

澪「大丈夫だってば」

唯「部屋の掃除始めた途端にテストの予定が早まったりしないかな……」

澪「しないから掃除しろよ」

唯「気付いてないだけでもうテスト中だったりしないかな……」

澪「もう掃除したくなくなったんだろ」

唯「テストがないとわかった途端これだよ……」

500いえーい!名無しだよん!:2015/09/13(日) 06:15:00 ID:WTAgKb860
唯「カブトムシをわらしべでパワーアップ!」

憂「ツノ長っ!」

梓「わあ! なんですかそれカッコイイ!」

唯「うむ、このカッコよさがわかるなら、これはあずにゃんにプレゼントしよう」

梓「いいんですか!? 今えっと……こんなものしかないですけど!」

憂「わらしべが二本」

唯「よーし、これでハサミムシをトングムシにしよーっと」

憂「せめてクワガタにしようよ」

和「そのわらしべ、よかったらこっちのわらしべ四本と取り換えてくれない?」

唯「え、いいけど、なんで?」

和「ちょうどこれくらいの長さのわらしべが欲しかったの。ありがとう、じゃあね」

唯「ふーむ、あっという間に一本が四本に。これが噂のわらしべ長者……?」

憂「ちょっと間違ってるし、なんだか悪い予感がするよ」

純「なんの理由もないですけど、このわらしべ3840本とそっちの四本、よかったら交換しません?」

憂「ほらひどいのが来た」

501いえーい!名無しだよん!:2015/09/17(木) 21:33:05 ID:Nb5Qz7kg0
どれも水準以上。
無理にしりとりを進めようとしてるのも好き。

502いえーい!名無しだよん!:2015/09/20(日) 06:40:45 ID:xCKq3aPM0
唯「このドア、ギィギィ言う」ギィー

澪「建て付け悪くなってきたな」

唯「ねね、どうかな、ドア、新しい部員に」ギッ

律「どうもこうもねえよ」

唯「ギター、ベース、キーボード、ドラム……ドア」ギィ

梓「ガスコンロ叩くのに比べれば、まあ……」

唯「騒がしくも耳障りなドアソロ」ギギギィ

澪「耳障りじゃだめじゃん!」

紬「ライブの時はどうするの?」

唯「ね、どうしよう? 中継?」ギィ

律「でも大事なメンバーをひとり置き去りってのはちょっとなあ」

唯「わかった! ずっとここでライブすればいいんだよ!」

澪「ああ……いや、しかし根本的な解決策とは」

紬「やっぱりドアを持ち歩けるようにして」

梓「……いつの間にかドア加入してません?」

503いえーい!名無しだよん!:2015/09/20(日) 06:41:20 ID:xCKq3aPM0
律「……あ、もしもし、澪? 今どこ? 家?」

澪「うん、家にいるよ」

律「悪いんだけどさ、傘持ってきてくれない?

  近くなんだけど急に雨降ってきちゃって……」

澪「うん、まあいいけど」

律「やった! さすが澪! 毎日寝る前に拝むからな!」

澪「なんだよそれ……で、どこにいるの?」

律「家」

澪「は?」

律「家」

澪「は?」

律「家にいたら雨降ってきちゃって」

澪「もう切っていい?」

504いえーい!名無しだよん!:2015/09/20(日) 06:42:48 ID:xCKq3aPM0
律「砂漠なめてた」

澪「女子高生二人で来るところじゃなかったな」

律「本当にな……。お? な、ちょ、見ろあれ! オアシスだ!」

澪「やった! 水だ水だ!」

律「って砂じゃねーか! 幻だ!」

澪「うう……。う? あ、あれは! 今度こそオアシスだ!」

律「やった! 水だ水だ!」

澪「って砂だこれ! もうやだ、水ーっ!」

律「お、おい、あれ、あれ自販機じゃねえ!?」

澪「やった! いろはすいろはす!」

律「って幻だよちくしょう! ああもう暑いな!」

澪「ねえ律、あの自転車押してる人、あれってアイス売りじゃない!?」

律「おっちゃん! 一本くれおっちゃん!」

澪「って幻だ! そんな気はしてた! はあ、せめて日陰に入りたい……」

律「なあ、見ろよ向こうのあの青いの、あれコンビニだろ!?」

澪「砂漠のほっとステーション!」

律「ってオアシスかよ!」

澪「コンビニどこ行ったコンビニ!」

律「からあげクン!」

505いえーい!名無しだよん!:2015/09/20(日) 19:58:54 ID:JJYZGHXE0
毎回ハズレがない。日曜が楽しみです。

506いえーい!名無しだよん!:2015/09/23(水) 06:14:52 ID:XnfBWi9.0
唯「机……ああ、机ぇ……」グデー

梓「なんですかだらしない」

律「澪なんかほら見てみろ! 背すじピンとして!」

澪「ん?」

梓「目もパッチリして!」

律「髪もサラッとして!」

梓「制服もピシッとして!」

律「メガネもクイッとして!」

澪「メガネ?」

梓「日射しがギラッとして!」

律「めまいがクラッときて!」

梓「蕎麦屋にフラッと入って!」

律「日本酒クイッとひっかけて!」

澪「待って?」

507いえーい!名無しだよん!:2015/09/23(水) 06:16:21 ID:XnfBWi9.0
律「ムギと唯、もうちょっとで来れるって」

澪「二人来るまで三人で合わせない? 確認したいとこあるんだ」

梓「やりましょうやりましょう! どこですか?」

律「えー? 来るまで待ってりゃいいじゃん」

澪「サビのとこだけだから」

律「しょうがねえなあ」

澪「あぁカミサマお願い 二人だけの」

唯「Dream Timeくだーさい☆」ガチャ

律「まさかの本人登場」

憂「お気に入りのうさちゃん抱いてー」ガチャ

梓「続いて偽物登場」

紬「今夜もオヤスミ♪」ガチャ

梓「さらに漬物登場」

さわ子「ふわふわターイム」ガチャ

梓「今度は干物が!」

律「お前つまみ出すぞ」

508いえーい!名無しだよん!:2015/09/23(水) 06:17:50 ID:XnfBWi9.0
律「なんだっけ、デス、いやダイモス? フォボス?」

唯「あの人に聞いてみよっか。ちょっといいですか?」

紬「はい?」

律「山中さわ子が所属してたバンド名なんですけど、フォボスだったかダイモスだったか」

紬「ええと……あ、向こうに知り合いがいるので、聞いてきますね」

律「すいません、わざわざ」

唯「やたら親切な人だね」

紬「ねえ梓ちゃん、山中さわ子って人、知ってる?」

梓「さわ子……あ、ダイモスのですか?」

紬「そうそう、それが聞きたかったの! ありがとう!」

梓「いえ、なんかお役に立てたようで」

澪「あの、ちょっといいですか?」

梓「はい?」

澪「さっき話してるのが聞こえて……山中さわ子ってデスデビルじゃなかったですか?」

梓「そうでしたっけ……? ダイモスだと思ってたんですけど……」

澪「ダイモスは衛星で……あ、すみません、山中さわ子って知ってますか?」

律「ん? ああ、ダイモスの?」

梓「ほら! やっぱりダイモスですよ!」

澪「あれ……? デスデビルだと思ったんだけど……」

律「あー、思いますよねー。でもダイモスなんですよ、これが」

509いえーい!名無しだよん!:2015/09/27(日) 06:46:32 ID:k4OZKYGA0
紬「部長会議の内容によっては、クーラーが設置できないかもってこと?」

唯「えー! 絶対欲しいよ、クーラー」

澪「よし、会議のリハーサルでもしておくか」

律「なにそれ、なんで?」

澪「反対意見を予想して、その答えを用意しておくんだ」

律「なるほど! それいいじゃん!」

梓「じゃあ会議だから……議長ですかね。誰がやるんですか?」

澪「……ムギ、どう?」

紬「私はちょっと、プレッシャーが……唯ちゃんどう?」

唯「うっ、持病の複雑骨折が……ぶ、部長!」

律「いや私はほら、今回ほら、そういうんじゃないし、その……梓やるか?」

梓「でも後輩の立場で議長ってちょっとあの、その、やっぱり澪先輩が適任じゃ……」

澪「無理無理無理無理、胃がもう……」

律「そもそも部長会議に出るってだけでキツイわ……」

唯「あきらめよっか、クーラー……」

510いえーい!名無しだよん!:2015/09/27(日) 06:48:00 ID:k4OZKYGA0
梓「はい、新歓でライブ見て、あ、ライブよかったです」

澪「ありがとう」

紬「ギターはいつから?」

梓「小四からですね。両親の影響で」

律「大型新人だぞ、唯!」

紬「ご両親、音楽が好きなの?」

梓「あ、ジャズバンドやってて、それでちょっとステージに立たせてもらったり」

律「え、ジャズバ……お、おおー」

紬「ステージって、大人に混ざって?」

梓「はい。ジャンゴの再来とか呼ばれてました」

澪「ねえ、結構すごい子みたいだけど、こんな軽音部で大丈夫かな、この子」

紬「そうね、でも本人がいいなら……」

律「あの、中野さん、ここ軽音部だけどいいの? ジャズ研とかもあるけど」

梓「いえ、大丈夫です」

律「そっかあ、大丈夫かあ」

紬「そうだ、ジャズ研といえば、たしか去年のフェスで」

澪「ああ、うんうん、そう、たしかトロフィー貰ったって」

律「そうそう、ジャズ研すごいぞお、うちのジャズ研は、なあ唯?」

梓「いえ、大丈夫です」

律「そっかあ、大丈夫かあ」

511いえーい!名無しだよん!:2015/09/27(日) 06:49:25 ID:k4OZKYGA0
紬「澪ちゃんがいなかったら、ご一緒にポテトも買っちゃってたかも」

澪「私もひとりだったらアップルパイ買っちゃってたかも」

純「なによこの女! ねえどういうこと!?」

梓「待って、違うんだってば、これは……そう誤解だって!」

澪「おっと、修羅場……」

紬「まあ大変……と、ごめんなさい、家から電話が……」ピリリリ

澪「ああ、じゃああっちの席にいるから」

紬「すぐ戻るね」

澪「うん」

唯「あ、澪ちゃん! 澪ちゃんもバーガーチャレンジしにきたの?」

澪「え、いや、今ムギとそこで……ていうかなにそのハンバーガーの山……」

唯「前は17個目でギブアップしちゃったけど、でも今日は絶対20個食べきるんだ!」

澪「え、この、20!? これ、ひとりで……?」

唯「よーし、顔洗ってくる!」

澪「ちょ、あの、待って」

紬「お待た……なあにこのハンバーガー? ねえどういうこと?」

澪「あ、これはさっき唯が……」

紬「一緒にダイエットしようって、二人でがんばろうって、あんなに、私……」

澪「待って、違うんだよ、これは……そう誤解だって!」

唯「あらやだ、修羅場」

512いえーい!名無しだよん!:2015/09/27(日) 06:52:25 ID:k4OZKYGA0
自分のスレじゃないのでレスしてないですけど感想とか励みになってます
ありがとうございます

513いえーい!名無しだよん!:2015/09/27(日) 18:09:42 ID:3ccTFMtk0
お世辞抜きでめちゃおもろいよ。毎回このクオリティ保ってるのほんとにすごい。いつもたのしみにしてる。

514いえーい!名無しだよん!:2015/09/29(火) 22:33:38 ID:.tQPLYxM0
このスレのクオリティには正直嫉妬する

515いえーい!名無しだよん!:2015/09/30(水) 18:14:56 ID:OcWj.NOs0
あんまりレスしないけど見てる人は多い…と思う

516いえーい!名無しだよん!:2015/09/30(水) 19:16:47 ID:Kyd2uGow0
毎回更新を楽しみにしております。

517いえーい!名無しだよん!:2015/10/04(日) 06:55:59 ID:Coi2Ee4g0
律「なあ優等生、千円貸してくんね? すぐ返すからさあ」

梓「オラ早く出せよ」

澪「ど、どうぞ……」プルプル

律「悪いな」

梓「へへへ、律さん今日はどうするんすか」

律「ちょっとゲーセンでも顔出してくっか」

梓「いっすねいっすね!」

律「軍資金も入ったしなあ」

梓「あれさっきの千円どうしたんすか?」

律「ん、あれ、どっかいった」キョロキョロ

梓「えっ、ちょ、失くしたんすか?」キョロキョロ

律「あいつの右ポケット」

澪「えっ? うわほんとだ! いつ!?」

梓「すげー! しかもちゃんとすぐ返した!」

律「ははは」

518いえーい!名無しだよん!:2015/10/04(日) 06:57:00 ID:Coi2Ee4g0
澪「そういえばママが……」

梓「ママ?」

澪「お、お母さ……そう、ママが。ママはママだろうママ?」

梓「いいんですけど……あと私ママじゃないですけど……」

澪「そうだよ、みんなママって呼べばよかったんだ。

  みんなママだからママもママのままでいいよね、ママ」

紬「ママを隠すにはママの中というわけね」

律「なに開き直ってんだよ」

唯「違うよ、澪ちゃんは目覚めたんだよ!」

さわ子「おやつ」ガチャ

澪「あっ、ママ」

さわ子「マ、え、私……? 澪ちゃん……?」

澪「今から練習するからママは見てて。ママたち準備して」

さわ子「澪ちゃんったら、学校では先生って呼びなさいって、いつも言ってるでしょう?」

梓「うわあ、さわ子先生の中のなにかも目覚めちゃった」

519いえーい!名無しだよん!:2015/10/04(日) 06:58:35 ID:Coi2Ee4g0
和「お邪魔するわね」ガチャ

唯「あ、和ちゃん。どうしたの?」

和「特にこれといって用はないんだけど……」

澪「なんか珍しいな。いつもは唯とか、生徒会の用事とか」

唯「まあゆっくりしていきんさい」

紬「お菓子用意するね」

梓「律先輩、これひょっとしてあれじゃないですか? なにかの視察とか……」

律「なるほど抜き打ちで。ありうるな」

梓「今のうちにポイントを稼いでおきましょう」

澪「ちょっと待ってて、イス用意するよ」

律「いやいや、和さんにはこっちの上座に座っていただかないと」

梓「たまにはお誕生日席とかどうですか?」

和「別にどこでもいいわよ」

律「なにかしてほしいことあるか? カバン持つし靴も磨くし、肩だって揉むぞ」

梓「和先輩が歩いた地面拝んでいいですか?」

紬「そうだ、これクッキーなんだけど、よかったら生徒会の皆さんで食べて」

和「いいの? ありがとう」

梓「で、出たー! ムギ先輩の生徒会コロリだーっ!!」

律「一網打尽にする気だ!」

和「なんなのこの二人は?」

520いえーい!名無しだよん!:2015/10/04(日) 08:20:59 ID:0xxtGoMM0
梓が律の腰巾着になってるのは何か面白い

521いえーい!名無しだよん!:2015/10/11(日) 06:59:47 ID:OaC682aI0
律「そのギター、25万円もするぞ」

唯「ん……? ほんとだ! さすがにこれは手が出ないや……」

紬「このギターが欲しいの?」

唯「うん……」

律「……お? これ二本で40万、三本で50万だって!」

唯「へえ……? それって、じゃあ三本買うと一本タダになるってこと?」

澪「ん、まあ、そうなるな……」

紬「そう、そうね……」

律「お得だな……」

澪「お得、いや、お得……」

紬「お得なの……?」

律「よし! じゃあみんなでバイトして三本買おう!」

澪「え、でも、50万円て」

律「だって一本タダだぜ?」

澪「一本タダだけども」

522いえーい!名無しだよん!:2015/10/11(日) 07:00:32 ID:OaC682aI0
律「それなに?」

梓「これですか? ジャズ研の練習メニュー作ってるんです。ギターの分だけですけど」

律「ふーん、なんでジャズ研」

梓「純に頼まれて、たい焼きと交換で」

律「たい焼きに釣られたのか」

唯「おいすー」ガチャ

梓「あ、揃いましたね。じゃあ練習しましょうか」

律「おお、するする。すぐ来るんだろ?」

唯「うん、ちゃんと頼んできたよ」

梓「誰か来るんですか?」

唯「さわちゃんに練習の代行を頼んでおいたんだよ」

さわ子「代わりに練習しろって言われて来たんだけど……」ガチャ

律「私たちダラダラできる。梓練習できる。みんな幸せ」

さわ子「私が練習しても意味ないと思うんだけど、でも芋ようかん貰っちゃったし……」

梓「そこは芋ようかんなんかで釣られないでくださいよ!」

523いえーい!名無しだよん!:2015/10/11(日) 07:01:52 ID:OaC682aI0
唯「ここすごいおいしいんだよ」

憂「そうなんだ」

紬「いらっしゃいませ。こちらのお席へどうぞ」

憂「素敵なお店ですね」

紬「ありがとうございます」

唯「今日のオススメなんですか?」

紬「ただいま季節のフェアを開催中でして、そちらがオススメとなっております」

唯「この、季節のパスタってなんですか?」

紬「きのことカキをトマトソースで合わせたものです」

唯「おー、おいしそう! じゃあ豆腐サラダとクリームパスタで」

憂「この、季節のピザってなんですか?」

紬「まいたけのソテーとスモークサーモンをトッピングしたものです」

憂「わあ、いいですね! じゃあ、このスープランチセットをレアチーズケーキとアイスティーで」

唯「この、季節のケーキってなんですか?」

紬「梨と巨峰を贅沢に巻き上げたロールケーキです」

唯「すごい! じゃあフルーツパフェとピンクレモネードと、あとドライカレーとミートパイも」

紬「かしこまりました。少々お待ちください」

憂「結構ガッツリ行くね」

唯「だってここすごいおいしいんだよ」

524いえーい!名無しだよん!:2015/10/12(月) 20:24:07 ID:uxof7dwc0
これだけおもしろいんだから、スミノにまとめてほしいなぁ

525いえーい!名無しだよん!:2015/10/18(日) 06:51:19 ID:kqIpBxOA0
唯「着いたー!」

律「頂上だー!」

唯「記念写真撮ろうよ記念写真!」

律「出番だぞ澪!」

澪「まったくこんなときだけ……ほらカメラ」

律「よっしゃあ! 私一番!」

唯「二番!」

律「ナイス風景!」パシャ

唯「あっぱれ風景!」パシャ

紬「エクセレント風景!」パシャ

梓「ファンタスティック風景!」パシャ

唯「いやー、撮った撮った」

律「澪も私たちなんかより風景撮れよ。景色すげえぞ景色」

澪「うん、でもここの風景はもうみんなが四枚も撮ったし」

唯「えー? せっかくの記念なのに」

526いえーい!名無しだよん!:2015/10/18(日) 06:52:17 ID:kqIpBxOA0
唯「りっちゃん澪ちゃんおはよー」

律「おー」

唯「今日って……あれ? なんで澪ちゃんカバンふたつ?」

澪「ああこれ、律とゲームして負けちゃって」

律「それで今日一日だけ私のカバン持ちってわけ」

唯「ふーん。あ、じゃあついでに私のカバンも持ってください!」

澪「いいよ」

唯「へっ、いや、いいよ冗談だよ……?」

澪「律」

律「はいはい、ほら持ってやんよ」

唯「えっ、うん、ありがとう……?」

律「気にすんなよ。実は澪に別のゲームで負けちゃってさ」

澪「一週間ほどカバン持ち以外全部やってもらうことになったんだ」

律「わかりやすく言うと今週は澪の奴隷ってわけ」

唯「どんな負け方するとそうなっちゃうの?」

527いえーい!名無しだよん!:2015/10/18(日) 06:53:47 ID:kqIpBxOA0
さわ子「ちょっと着替えるだけじゃないの。嫌よ嫌よも好きのうちなんでしょ?」

澪「本当に嫌なんです!」

唯「風流だねえ……」ピリリリ

紬「唯ちゃん、携帯鳴ってるみたい」

唯「へ……あ、憂からだ。はいはーい」ピッ

さわ子「……」

澪「……」

唯「うん、わかったー。はーい」ピッ

さわ子「少しだけ! ちょっと袖を通すだけでいいから!」

澪「いーやー! いやだあ!」

和「ちょっといい?」ガチャ

唯「和ちゃん!」

さわ子「……」

澪「……」

和「唯、教室にプリント忘れてたわよ」

唯「届けてくれたの? ありがとう!」

和「気を付けなさいね。それじゃ、お邪魔したわね」

唯「じゃあねー」

さわ子「じゃあもう羽織るだけ! いや合わせるだけでいいから!」

澪「無理ー! やだあ!」

528いえーい!名無しだよん!:2015/10/25(日) 06:50:25 ID:a0K.7rmg0
梓「トリック・オア・トリート!」

純「トリック・オア・トリート!」

唯「トリック・オア・トリート!」

さわ子「はいお菓子」

律「トリック・オア・トリート!」

澪「トリック・オア・トリート!」

さわ子「はいはいお菓子お菓子」

紬「トリック・オア・トリート!」

唯「トリック・オア・トリート!」

さわ子「唯ちゃんさっきも来なかった? 梓ちゃんと純ちゃんと一緒に」

唯「あずにゃんと純ちゃん? じゃあ憂じゃないかな」

さわ子「ああ、そうかもしれないわね、ごめんね」

憂「トリック・オア・トリート!」

唯「トリック・オア・トリート!」

さわ子「一体どう言い訳するつもりなの」

529いえーい!名無しだよん!:2015/10/25(日) 06:51:36 ID:a0K.7rmg0
唯「んー……ギターって、なんか選ぶ基準とかあるのかなあ」

澪「もちろんあるよ。音色とか、重さとか、ネックのグリップとかスケールとか」

唯「ね、ねっとすけーぷ……?」

澪「この部分なんだけど……あ、このギター試しに持ってみて」

唯「ん……」

澪「太くて持ちにくいなーとか、重いなーとか、どう?」

唯「大丈夫みたい」

澪「そういう大丈夫なやつで選べばいいんだよ」

唯「なるほど……。じゃあこれでいいかな、大丈夫だし」

澪「え、でもそれほら、適当に選んだやつだし……こっちのはどう?」

唯「ふむ……こっちも大丈夫だー。これにしよっと」

澪「ちょっ、えっ!? 待ってよ、そんな適当なの!」

唯「適当じゃないよ、大丈夫なやつだもん」

澪「だってなんか、それじゃ私が選んだみたいな……違う意味で重いよ!」

唯「んー……じゃあ次どれにする? どれが重くないかなあ」

530いえーい!名無しだよん!:2015/10/25(日) 06:52:48 ID:a0K.7rmg0
さわ子「そう、じゃあしょうがないわね。じゃあまたね」ピッ

唯「澪ちゃん忙しいって?」

さわ子「なんか隣の犬預かってるとか……ちょっと唯ちゃん電話してみてくれる?」

唯「へ、うん……あ、もしもし澪ちゃん? 今大丈夫?」

澪「うん平気。どうした?」

唯「本当? お隣の犬は?」

澪「犬? 隣で犬なんか飼ってたかな……」

唯「ふうん? あ、それで今ね、学校にいるんだけど、澪ちゃんもよかったら」

澪「ちょっと待って、犬って、もしかしてさわ子先生いるの?」

唯「うん、今二人で学校にいて」

澪「あ、ごめん、急に親戚の子を預かることになっちゃって」

唯「そっかー。澪ちゃん親戚の子ども預かるんだって」

さわ子「ちょっと私帰るって言ってみて」

唯「さわちゃん帰るって」

澪「そうか。親戚の子も用事できたって」

さわ子「嘘って」

唯「嘘だって」

澪「あ、ごめん、急にパパが仕事辞めてラーメン屋やりたいって言いだしちゃって」

唯「そっかー。お父さんがラーメン屋を」

さわ子「しばらくこれで遊べるわね」

531いえーい!名無しだよん!:2015/11/01(日) 06:39:19 ID:pkk/6RiM0
律「あー、唯おっせーなー」

紬「電話も出ない……」

澪「あ、ごめん。さっきメール来てて20分くらい遅れるって」

律「伝達も遅刻かよ。さっきっていつだ?」

澪「あ……五分前だからあと15分くらい」

紬「なにか飲み物でも買ってこようか」

律「そうすっかー」

澪「待って、時計ずれてた。あと10分だ」

律「なんだよ時計も遅れてんのかよ」

澪「ごめんって。もう直したから」

紬「えっと、さっきっていうのが五分前のことで20分が……」

律「どした?」

紬「わかった! 時計は五分遅れてた!」

律「こっちは理解が遅れとる」

澪「向こうの物陰に見慣れたヘアピンが隠れてるんだが」

律「気後れして出てこられないとでも言うつもりかあいつは」

532いえーい!名無しだよん!:2015/11/01(日) 06:40:14 ID:pkk/6RiM0
梓「じゃあ……これで」

紬「ハートの8。澪ちゃんかな、結構前にスペードの8引いてたね」

澪「そうだっけ」

梓「たしかこれじゃなかったですかね……あー、スペードの32でした」

唯「私の番ー、これー! ダイヤの94!」

紬「すごーい! 唯ちゃんさっきも90台だった」

梓「その辺、90台が固まってるんですかね」

唯「これ! あーダイヤ! 92!」

律「惜しい!」

澪「惜しいとかないだろ……じゃあこれ、ハートの2603」

律「もうそんな数字見たかどうかも覚えてないわ」

梓「……わ! 大変ですよ、外真っ暗です!」

紬「そろそろ下校時間ね」

澪「もう一巡で終わりにしようか。これは……あー、スペードの9711」

唯「せめて一組くらいは揃えたいよねー」

533いえーい!名無しだよん!:2015/11/01(日) 06:41:14 ID:pkk/6RiM0
澪「ほんとにひとりで……?」

律「しょうがないだろ、じゃんけんで負けたんだから」

紬「あの交番で道を聞くだけだから大丈夫!」

唯「ポリスマンきっと優しいよー」

澪「とはいえ、ひとり……どどどどうしよお律うぅ……」

律「お、おい……。そうだ澪、あの木、見えるか? 私があそこの陰から見守っててやるから」

澪「う、うん」

律「なんかあったらすぐ駆けつけてやる!」

澪「頼もしい!」

律「とはいえ、見守るのって慣れてないし不安っちゃ不安だな……」

紬「りっちゃん、あそこに自動販売機があるでしょう? 私、あの陰から見守ってるから!」

律「百人力!」

紬「とはいえ、ひとりで見守るのってちょっと心細いかも……」

唯「大丈夫だよムギちゃん! 向こうに澪ちゃんがいるでしょ? 私があそこから見守ってるから!」

紬「心強い!」

唯「そういうことだから、私のことはお気になさらず」

澪「ついてきてくれるのはありがたいけど、なにか変だと思わないのか」

534いえーい!名無しだよん!:2015/11/08(日) 06:43:00 ID:l1KPKBWE0
憂「ちゃんと着替えてきてね。もうすぐごはんの準備できるから」

唯「ほーい」

憂「お姉ちゃん!」

唯「うわあ! な、なに? どうしたの?」

憂「落ち着いて聞いて。私は二年後の未来から来たの。世界を救うために」

唯「に、二年後? なに言って……」

憂「待ってお姉ちゃん! 騙されちゃだめ!」

唯「ひいいいい! 増えたあ!?」

憂「私は二年半後の平沢憂、そこの半年前の私が先走ったせいで世界が大混乱なの!」

唯「二年後と、二年半後の憂……」

唯「あーあ、世界じゃなくて私が混乱してるじゃん」

唯「わ、私!?」

唯「私は二年前の私。私が正しい判断を下すために、未来の私によって送り込まれたの」

唯「二年前の……待って過去? あの頃の私?」

憂「あの、ごめんくださーい」

唯「また憂……? 憂はいつ頃の憂なの?」

憂「へ? 今の憂だよ」

唯「なんだ、今のか……」

憂「あ、いや……私は二分前の憂。話は聞かせてもらったよ」

唯「さっきの憂!」

535いえーい!名無しだよん!:2015/11/08(日) 06:44:29 ID:l1KPKBWE0
律「梓! ちょっと梓ー! おーい!」

梓「あの、なんですか? なにしてるんですか、外で」

唯「今日はみんなでお外でお弁当食べようって言ってたじゃん!」

紬「忘れちゃったの?」

梓「いえ覚えてますけど、でも」

唯「今日はお外で食べようって先週からずっと言ってたじゃん!」

梓「いや言ってましたけど、だって」

唯「外で一緒に食べるの楽しみだねって何度も言ってたじゃん!」

梓「だから覚えてますから! 覚えてますけど雨降ってるじゃないですか!」

律「雨天決行だっ! 来いよ!」

梓「雨天順延でいいじゃないですか。こっちで一緒に食べましょうよ」

澪「え、下級生の教室で食べるの……?」

梓「雨の屋外よりよっぽどいいでしょう……」

律「外がいやならここで食べろよ、窓際で。憂ちゃんと鈴木さんも呼んで来いよ」

梓「もう、わかりました。呼んできます」

唯「待ってあずにゃん、私カルピス持ってきたから」

梓「あ、はい、交換ですか。私ポカリですけど……」

536いえーい!名無しだよん!:2015/11/08(日) 06:45:59 ID:l1KPKBWE0
純「はい、誕生日プレゼントのプッキー」

梓「プッキーて。まあ貰うけど」

憂「純ちゃんと二人で作ったんだよ」

梓「すごい」

憂「あっ、そろそろだよ。さん、にい、いち」

純「ぜろ! お誕生時いえーい!」

憂「プレミアムな60分にするからね」

梓「あはは、ありがと」

憂「さん、にい、いち」

純「ぜろ! お誕生分いえーい!」

憂「ラグジュアリーなろくじゅ」

純「秒おめ」

憂「秒おめ」

梓「秒あり」

憂「ラグジュアリーな60秒にするからね」

537いえーい!名無しだよん!:2015/11/11(水) 00:04:00 ID:gdV4vM/k0
どっと来たなぁ。
最後のレスで何かほのぼのした。

538いえーい!名無しだよん!:2015/11/15(日) 06:43:17 ID:vWkSDewI0
唯「あ、和ちゃん。風邪どう? 大丈夫?」

和「熱は引いたんだけど、ちょっと頭痛するわね」

憂「今年の風邪はしつこいらしいよ」

和「らしいわね。気を付けるわ」

唯「桃缶食べなよ桃缶!」

和「それより憂、ちょっと顔が赤いわよ。熱でもあるの?」

憂「え? 平気だけど……」

和「唯もちょっと鼻声じゃない? 風邪ひいたの?」

唯「そう?」

和「今誰か咳しなかった? 憂? 風邪?」

憂「してないよ」

和「唯、耳痛そうな顔してるけど大丈夫? 風邪でしょ?」

唯「それどんな顔?」

和「二人とも関節どう? 痛いんじゃない? 風邪なんじゃない?」

憂「今年の風邪は本当にしつこいなあ」

539いえーい!名無しだよん!:2015/11/15(日) 06:44:40 ID:vWkSDewI0
紬「待って、落とし物。ハンカチみたい」

唯「ほんとだー。これうさぎかなあ?」

紬「かわいい〜。こういうの、澪ちゃんとか好きそうじゃない?」

唯「好きそうだねえ。こういうのってどういうお店に置いてそうかなあ」

紬「そうねえ……あ、じゃあ次の土曜日に探しに行きそう?」

唯「いいねえ! みんな誘って行ってみそう」

紬「あ、と。そうだ、これどうしそう」

唯「職員室みたいなとこなら、落とし物っぽいもの預かってそうなものじゃない?」

律「お、ムギっぽいのと唯っぽいの」

唯「あ、ちょうどよさそう。りっちゃんみたいなの、次の土曜日って暇そう?」

律「おお、土曜日みたいなやつなら、っていうかそれ! 私のっぽい!」

紬「えっ」

唯「うそ」

律「そのうさぎのハンカチみたいなやつ失くしたっぽくて、ずっと探してたらしくてさー」

唯「でも、りっちゃんみたいなの、こういうの好きそうじゃなさそうなのに」

紬「うん。りっちゃんタイプの人はこういうの好きそうじゃなさそうなキャラなのに」

律「そう言われても、それ子どもっぽい時から使ってそうなイメージみたいなんだけど……」

540いえーい!名無しだよん!:2015/11/15(日) 06:45:56 ID:vWkSDewI0
紬「お願い座敷童子さん! 四人いないと廃部になっちゃうの! でも三人しかいないの!」

律「座敷童子さん頼む! ひとりでいい、新入部員を!」

梓「ですから、座敷童子じゃないんです。こんな見た目ですけど悪魔なんです」

律「新入部員を! 部活ライフを! どうか青春をー!!」

梓「そこで気絶してる黒髪ロングを生贄に新入部員を生成するというのはどうです」

紬「それだとプラマイゼロで結局廃部になってしまいます」

梓「ではあなたがたの残り寿命、半分ずつを代償に新入部員を生成するというのは」

律「半分て! 一年ずつくらいに負けてくれよ」

梓「たったの三年では500年くらい待っていただかないと」

律「理屈はわからんが、それ私たち損しかしないな」

紬「そうだ! 座敷童子さんが入部してくれない?」

律「それだ! 解決した!」

梓「いやいや、待ってくださいよ。入るとしても代償に寿命の半分を」

律「それ寿命以外でなんとかならない?」

紬「お茶とケーキなら用意できますけど……」

梓「お茶とケーキでは一年くらい待っていただかないと」

律「寿命換算で何十年くらいなんだそれは」

さわ子「入部希望者がいたわよー」

律「本当ですか!? おい、座敷童子さ……あれ? どこ行った?」

紬「あら? ケーキがない……」

541いえーい!名無しだよん!:2015/11/22(日) 06:47:58 ID:Hj.wwtX.0
紬「握手してください!」

唯「私も私も!」

澪「こっち目線ください!」

律「サインくださいサイン!」

唯「私も私も!」

純「はっはっは、持ってけ持ってけー」

紬「どう? ギタリスト体験」

純「いいですね! ギタリストいいですね!」

律「お、もう入部しちゃうか?」

純「いやー、どうしよっかなー」

憂「ねえ、ちょっとこれ見て」

純「なに? ネットオークション?」

憂「純ちゃんのサインが出品されてるの」

純「さっきの今でもう!?」

唯「どう? ファンの裏切り体験」

542いえーい!名無しだよん!:2015/11/22(日) 06:48:33 ID:Hj.wwtX.0
唯「もういいよ! 憂のばかーっ!!」

憂「どこ行くの!?」

唯「出てくの! 家出!」

憂「どこへ!」

唯「教えないもん!」

憂「和ちゃんとことかだめだよ! 急に行ったら迷惑なんだから!」

唯「行かないもん! 荷造り手伝ってよ!」

憂「反省するまで許さないから!」

唯「憂が謝るまで帰らないから!」

憂「どうせ朝ひとりで起きられないんでしょ!」

唯「大丈夫だもん! それよりお弁当作ってよ!」

憂「私のお泊りセットも持ってくるからね!」

唯「当然だよ! 一緒に行くんだからね!」

憂「お風呂だってひとりじゃ寂しいんでしょ! もう知らない!」

唯「朝起きて憂がいないとか嫌だもんね! ふんだ!」

543いえーい!名無しだよん!:2015/11/22(日) 06:49:46 ID:Hj.wwtX.0
律「倉庫のどっかにあると思うんだよなー。変な着回しの記事がさあ、なんかの雑誌で」

梓「雑誌っていっても結構ありますよ、これ。ここから発掘するんですか?」

律「お、見ろよこれ。ページにテスト挟まってる。唯のだ」

梓「なんでこんなところに。隠してたってことですかね」

律「すげえ。選択問題全部間違ってる」

梓「あ、こっちのにもプリントが……落書きしてますから唯先輩ですね」

律「これにもシールが。なんでも挟むなあいつは。リスかなんかか」

梓「あとで返してあげますか……あ」

律「どした?」

梓「あ、いえ、現金が二千円ほど」

律「え、あ、こっちも……五千円」

梓「これもやっぱり、返してあげないとですよね」

律「まあ、そりゃあ……」

梓「私、欲しいエフェクターがあるんですよね」

律「待て待て!」

梓「わかってますよ。これは、唯先輩のあれです」

律「そうだ。唯のだ。たぶんな」

梓「だから、ちゃんと半分は返しましょう」

律「そうしよう」

梓「雑誌を中心に漫画やアルバムにも調査範囲を広げてみましょう」

544いえーい!名無しだよん!:2015/11/23(月) 23:53:42 ID:Kh2f5Ir60
唯憂姉妹とリスの唯が可愛い!

545いえーい!名無しだよん!:2015/11/27(金) 06:33:00 ID:4vIvhRUc0
唯「あわわわ……」

さわ子「どうしたの? さっきすごい音したけど……」ガチャ

律「あー、唯がふざけてて譜面台壊しちゃって」

さわ子「あら、まあ、どうしたらこうなるのよ」

唯「ごめんなさい! ちょっと上に乗ろうとして、りっちゃんは悪くないんです!」

律「え、うん」

澪「唯の言う通りで、律は悪くないんです」

唯「仮にりっちゃんがやったとしても私が悪いんです」

梓「律先輩を叱らないであげてください」

紬「りっちゃん無罪なんです」

さわ子「ええと、りっちゃんは関係ないのね?」

梓「でも律先輩ならやりかねないんです」

紬「それでも悪気があったわけじゃないと思うんです」

澪「律にも事情があったんだと思います」

律「あれ、私やってない、よな……」

546いえーい!名無しだよん!:2015/11/27(金) 06:34:56 ID:4vIvhRUc0
澪「繰り上がる気持ち桁あふれ……」カキカキ

梓「うんうん」

澪「なー!!」クシャクシャーッ

梓「まだ途中じゃないですか」

澪「ああ、でもこれはだめだ。私くらいになるとここまで書けばもうわかる」

梓「そういうものですか」

澪「胸の内が想いでいっぱい……」カキカキ

梓「いいじゃないですか」

澪「なー!!」クシャクシャーッ

梓「まただめですか」

澪「私くらいになるとわかるものなんだ」

梓「そういうものですか」

澪「なー!!」クシャクシャーッ

梓「まだ一文字たりとも書いてないのに」

澪「なー!!」クシャクシャーッ

547いえーい!名無しだよん!:2015/11/27(金) 06:36:35 ID:4vIvhRUc0
澪「もしもし律? いやさっき着いて、え、まだ家なの? いやいいよ、待つよ。うん」

憂「そんな大きいの食べきれないよ。ほら、こっちのも十分大きいよ」

唯「えー、絶対こっちがいいよお。ちゃんと全部食べるから! ね? ね?」

憂「うーん……。そうだ、じゃあねえ、あっちに髪の長い女の人がいるでしょ?」

唯「うん。誰か待ってるみたい」

澪「……ん、私?」キョロキョロ

憂「その待ってる人が来たら、大きいほうのケーキ買おっか」

唯「やったー! 早く来い来い!」

澪「……」

憂「そんなにこっちがいいの?」

唯「だって誕生日だもん。大きいほうがいいよー」

澪「……。あ、もしもし律? まだ家? うん、やっぱりちょっと急いでもらっていい?」

憂「お父さんが迎えに来るまでだからね」

唯「ゆっくり来てってメールしとこ」

澪「迎え……って行かないよ、動けないし。あんまりゆっくりしてないで、すぐ来てよ」

憂「お茶飲んだら出発します、だって」

唯「いっぱい飲んでってメールしとこ」

澪「もうタクシーでもなんでも……おい、お茶飲んでる場合か! こっちは誕生日なんだぞ!」

唯「なんか揉めてるね」

憂「なにかあったのかな」

548いえーい!名無しだよん!:2015/12/01(火) 00:09:25 ID:H2qo9lq.0
発狂する澪ちゃんと冷静に見つめてるあずにゃんの対比がいい。
それと、3つ目途中で分からなくなった。

549いえーい!名無しだよん!:2015/12/02(水) 19:57:20 ID:LG5BnNNI0
>>548
わかりにくくて申し訳ないです

550いえーい!名無しだよん!:2015/12/06(日) 12:08:29 ID:qJRlhNcI0
憂「お姉ちゃーん」

梓「憂」

唯「ういー」

梓「唯」

唯「憂の真似〜」

梓「憂」

さわ子「違うでしょ! これは唯ちゃん!」

梓「すみません! すみません!」

さわ子「もっと全体をよく見て、髪型だけで見分けようとしないの!」

梓「すみません! すみません!」

さわ子「これが唯ちゃん、こっちが憂ちゃん! ちゃんと聞いてるの!?」

梓「すみません! すみません!」

さわ子「何年この仕事やってるのよ! えー……、澪ちゃん?」

梓「梓です」

さわ子「ごめんね! ごめんね!」

551いえーい!名無しだよん!:2015/12/06(日) 12:09:13 ID:qJRlhNcI0
澪「付箋切れてる……誰か持ってない?」

唯「んー、ないー」

澪「しょうがないな、帰りにコンビニ寄ろう」

唯「あると思ったのになかったってこと、結構あるよね」

澪「そういえばヘアゴムとかすぐなくなるな」

唯「アイスとかもすぐなくなっちゃうもんね」

澪「ああ、うん、マヨネーズとか」

唯「いっぱいお菓子残ってると思って食べてたら一袋空けちゃってたりとか」

澪「うん、まあ」

唯「地震かなと思ったら自分が揺れてるだけだったとかね」

澪「……うーん」

唯「絆創膏があると思って怪我したのになかったりね」

澪「……それはないかな」

唯「あると思ったんだけどなあ」

552いえーい!名無しだよん!:2015/12/06(日) 12:10:18 ID:qJRlhNcI0
律「お、ムギと梓じゃん」

紬「二人とも早いね。待ち合わせまでまだ時間あるよね?」

澪「ちょっと早めに来てその辺ブラブラしてたんだ」

梓「時間まであと10分、唯先輩が来るまであと30分くらいですかね」

律「どっか入ってるか」

梓「そうですね」

澪「いや、待って、あそこにいるの唯じゃないか?」

紬「唯ちゃん!?」

唯「あ、みんなー」

律「ブラブラしすぎたか!?」

梓「あれ? あれ? 時計ずれて……あってる!?」

紬「太陽がこっちで……」

唯「今日はちゃんと時間通りに来られたよー」

紬「え? あ、そうなんだ、よかったあ……」

梓「もう! 驚かせないでください!」

律「次からちゃんと遅れてこいよ!」

唯「えー」

澪「これからは唯の集合時間だけ30分遅らせることにしよう」

唯「えー」

梓「もう唯先輩には集合時間知らせませんから勘で来てください!」

唯「えー」

553いえーい!名無しだよん!:2015/12/06(日) 17:29:08 ID:Q4xElwF20
>>549
いや、わかったよ。面白かった。

554いえーい!名無しだよん!:2015/12/07(月) 06:32:27 ID:G7veWew.0
>>551がすごい上手い

555いえーい!名無しだよん!:2015/12/13(日) 06:41:25 ID:H78HOwVs0
紬「絵本?」

梓「あ、いえ、ウォーリーが見つからないんですよ」

紬「ウォー、リー……?」

梓「知らないですか?」

紬「聞いたことはあるような……」

梓「ウォーリーっていうのは、メガネで帽子で紅白のおめでたい……あ、この人です」

紬「この人を探してるの?」

梓「はい、ここにいる人なんですけど、でもこれがなかなか見つからなくて」

紬「これだけ人が入り乱れてると探すのは大変ね」

梓「そうなんですよ、もうさっきから全然見つからなくて」

紬「あ、この人は?」

梓「あー……帽子が黄色いですね。ほら、この人ですよ」

紬「ここにいるこの人がどこかにいるのね?」

梓「ここにいるこの人がどこかにいるんですけど、どこにもいないんですよ」

紬「いないわ……」

556いえーい!名無しだよん!:2015/12/13(日) 06:42:24 ID:H78HOwVs0
紬「あ、唯ちゃん道順とか大丈夫?」

唯「わかりません!」

紬「まず駅の西口から出て、そのまま真っ直ぐ行ってT字路を右ね」

唯「ふんふん」

紬「しばらく進むとガソリンスタンドがあるから、そこの十字路を左ね」

唯「ふんふん」

紬「その先の五叉路で向かって右側の一番細い道に入って」

唯「ふんふん」

紬「直進して立体交差をくぐると、緩いカーブと急なカーブがあるの」

唯「ふんふん」

紬「抜けたら長い右コーナーに入るからそこで加速、続く複合コーナーのあとでまた加速」

唯「ふんふん」

紬「ストレートからの左コーナーはほとんど減速せずに突入するの。有名な超高速コーナーよ」

唯「ふんふん」

紬「それを過ぎればあとはもうクランクだけね。どう?」

唯「やってみる」

紬「期待してるわ」

557いえーい!名無しだよん!:2015/12/13(日) 06:43:30 ID:H78HOwVs0
唯「うーん……」

和「なに唸ってるのよ」

唯「あ、和ちゃん! 実はどの部活に入ろうか迷ってて……」

和「まだ決めてなかったの!? もう学校始まって二週間も経ってるよ!?」

唯「でもでも、私、運動音痴だし、文科系のクラブもよくわかんないし……」

和「そんなことだろうと思って、もう出しといたわよ。軽音楽部に入部届」

唯「へえー、和ちゃんは軽音楽部かあ。じゃあ私もそこにしよっと」

和「なに言ってんの。入るのはあんただけよ」

唯「えっ」

和「とりあえず、軽音楽部ってところに入れてみました」

唯「勝手に決めないでよー! 軽音楽部ってなに? どんなことするの?」

和「さあ?」

唯「……えっ!?」

和「でも軽い音楽って書くから、きっと簡単なことしかしないわよ。ほら、口笛とか?」

唯「なにそのやる気のないクラブ。やる気出てきた」

558いえーい!名無しだよん!:2015/12/14(月) 00:00:13 ID:iUdq.Kw.0
555:懐かしい、堂々巡りなのも○
556:唯は路上教習の豪華版みたいなのを受けるの?
557:こういう和ちゃんもいい。

559いえーい!名無しだよん!:2015/12/20(日) 06:42:36 ID:WYFj.Ebg0
紬「あのー、見学したいんですけどー」

律「軽音部の!?」

紬「いえ、合唱部の……」

律「軽音部に入りませんか!」

紬「あの、合唱部に……」

律「お願いします! 後悔はさせませんから!」

澪「そんな強引な勧誘したら迷惑だろ!」

紬「あの、合唱部はここだと聞いてきたんですけど」

律「へー、じゃあ合唱部も部員がいないんだ」

澪「部員の少ないところは、人数が集まるまで音楽室に押し込められるらしくて」

紬「そうですか……」

澪「それより文芸部に入りませんか?」

紬「え」

律「文芸部なんてひとりで本読んでればいいだろ」

澪「軽音部だってひとりでドラムソロしてればいいだろ」

律「なんだと!」

澪「なんだ!」

紬「あの、よかったら合唱部に入りませんか?」

律「合唱部なんてひとりで……できないな」

澪「入るか……」

560いえーい!名無しだよん!:2015/12/20(日) 06:43:31 ID:WYFj.Ebg0
律「新入部員だ! 軽音部の! ほれほれ新入部員だぞ!」

澪「む……」

唯「あ、あの私……」

律「平沢さんはぁ、軽音部のぉ、新入部員だもんねー?」

唯「あの、実は入部するのやめさせてくださいって言いにきたんです!」

律「へ?」

唯「難しい楽器とか、軽音楽とかよくわからないし……」

紬「それなら合唱部はどうかしら? 一緒に歌を歌いましょう」

唯「歌、くらいなら……」

澪「待って! 文芸部はどうかな。一緒に本を読んだり、書いたり……」

唯「本はあんまり……」

澪「漫画でもいいから!」

唯「いいなら……」

紬「待って! ほら、お菓子! 歌ってお菓子を食べましょう!」

唯「お菓子……、っていうか、みなさん違う部活なんですか?」

紬「部員がひとりしかいないクラブは音楽室で活動することになってるんです」

唯「へえ……」

律「そんなことより軽音部! 入ってくれたら、あっしが子分になるでやんすよ!」

唯「そういうのはちょっと……」

律「平沢親分!」

561いえーい!名無しだよん!:2015/12/20(日) 06:44:46 ID:WYFj.Ebg0
梓「あのー、入部希望なんですけど」

律「軽音部の!?」

澪「文芸部の!?」

紬「合唱部の!?」

唯「昼寝部の!?」

梓「その、軽音部の……」

律「よっしゃああああ!!」

澪「ねえ文芸部にしない? 今部員がひとりしかいなくて」

紬「合唱部はどうかしら? 今部員がひとりしかいなくて」

唯「一緒に昼寝部やろう? 今部員がひとりしかいなくて」

梓「すみません、軽音部で……。というか、ここ軽音部じゃないんですか?」

律「私たち、部員がひとりしかいないからこの音楽室に一纏めにされてるんだ」

梓「でも新歓では四人でライブしてましたよね? ビラもたしか四人で配ってて」

澪「ああ、そういうのは持ちつ持たれつだから」

紬「それぞれひとりしかいないから、そこは協力して」

唯「去年の学園祭も一緒にライブしたんだよ」

澪「あの時はボーカルまでやらされた」

律「唯のギター買うときにみんなでバイトもしたっけ」

紬「みんなで合宿も行ったのよ」

梓「もはや軽音部なのでは」

562いえーい!名無しだよん!:2015/12/23(水) 06:48:47 ID:ayBLdb3I0
唯「へへ……」

律「おい、もう弁当って。まだ二時間目だぞ」

唯「食べてないよ。お腹空いたから、せめて視覚的にお腹いっぱいになろうと思って」

律「ああ、食べたつもりになって」

唯「そうそう、つもりつもり」

律「それ逆にお腹空くだろ」

唯「この空腹が後のお弁当を引き立たせるんだよ」

律「どれ食べたつもりなんだ?」

唯「ブロッコリーを片付けて、たくあんでごはん攻めてるつもり」

律「まだ序盤だな」

唯「次はこのポテトサラダ食べたつもり」

律「プチトマト貰ったつもり」

唯「あー! それ最後に食べるつもりだったのに!」

律「へへー! もう食べちゃったつもりだもんねー!」

563いえーい!名無しだよん!:2015/12/23(水) 06:49:43 ID:ayBLdb3I0
唯「南通りにクレープ食べに行こうよ」

澪「あ、クレープならこの雑誌のとこ行ってみたい」

唯「駅の近くの?」

律「どうせ駅まで行くなら、この前言ってたとこは? 電車乗って」

唯「三駅だね」

紬「もうちょっと足を伸ばして、テレビ局の近くまで行ってみない?」

唯「バスで行けるね」

律「そこまで行くなら、バス乗り継いでテニスコートのところのクレープ屋は?」

唯「もう交通費のほうが高いね」

澪「あ、待って。そこから少し歩いたところにももう一軒、ちょっと高いけど」

唯「クレープ逆転したね」

紬「そこまで行くなら、ちょっと前に話題になった空港のクレープ屋さんとか」

唯「おやおや?」

律「そこまで行くなら、飛行機乗って本場フランスまで行こうぜ」

唯「はい中止クレープ中止」

564いえーい!名無しだよん!:2015/12/23(水) 06:50:33 ID:ayBLdb3I0
さわ子「もうこんな時間ね。片付けましょうか」

律「うわ真っ暗だ」

憂「あの、今日のパーティーはご満足いただけたでしょうか?」

唯「楽しかった?」

さわ子「なんだかんだクリスマスだったし、楽しかったわ」

律「これ満足しなかったって答えたらどうなんの?」

唯「満足してもらえるまで憂がご奉仕します」

憂「泊まっていってください」

律「なるほどそうなるのか。帰らせろや」

さわ子「私、やっぱり満足できなかったかも」

唯「なにか憂に至らない点が!?」

憂「お風呂沸かしますか? お背中流しますか!?」

唯「マッサージどうですか! 憂のマッサージ!」

さわ子「その前にちょっと一回帰っていい? 衣装とか、小道具とか」

律「なにをさせる気だ。いたいけな中学生に」

565いえーい!名無しだよん!:2015/12/26(土) 06:47:29 ID:gZlO.me.0
憂「ねえ、あれかな? 純ちゃんがさっき言ってたお店」

梓「なんか暗いし人いないし、今日お休みなのかな……」

純「あー、先週閉店したみたいだね」

梓「なんでそんなのわかるの」

純「入口に張り紙してあるじゃん。長年のご愛顧ありがとうございました、って」

梓「張り紙……って、え、見えるの? この距離で?」

純「へへ、目だけはいいんだよね」

梓「じゃあその隣の喫茶店、メニューボードの上から三つ目は?」

純「ケーキセット、550円。コーヒーor紅茶」

梓「すごいじゃん! 正解わかんないけど」

純「昨日の憂の晩ごはんも見えるよ。八宝菜とシュウマイでしょ?」

梓「それは目の良さと関係な……」

憂「あってる……!」

梓「あってる!?」

純「ついでに今日の晩ごはんはラザニア」

憂「今朝仕込みしてきた……!」

梓「嘘でしょ!?」

純「ちなみに来週の水曜は近所のスーパーで牛スネ肉が半額」

憂「半額……!」

梓「一体なにが見えてるの!?」

566いえーい!名無しだよん!:2015/12/26(土) 06:48:04 ID:gZlO.me.0
唯「澪ちゃん、そわそわしてどうしたの?」

澪「うん、なんか視線を感じて……」

紬「澪ちゃん人気者だから」

澪「そういうのじゃなくて、監視されてるみたいな」

律「自意識過剰なんじゃないの?」

澪「ほんとなんだって! どこからかこっちを見てるような視線を……」

さわ子「だーれだ?」

澪「ひゃあ! 誰!?」

さわ子「さあ誰でしょう?」

澪「こんなことするの、さわ子先生くらいしか、だけど……」

紬「ええ、さわ子先生、体調の悪い子を家に送ってくるって」

律「さっき出たところだよな、車で」

さわ子「……え?」

唯「あの、誰ですか……?」

さわ子「私は……だーれだ?」

567いえーい!名無しだよん!:2015/12/26(土) 06:48:56 ID:gZlO.me.0
憂「まずはお誕生日、おめでとうございます」

和「ありがとう」

唯「わーわーのどかちゃーん! おめでとー!」

憂「この大声援を聞いて、どうですか?」

和「素晴らしいわね」

憂「前回の誕生日から一年。この一年は長かったですか?」

和「迎えてみればあっという間ね。唯の誕生日あたりで、そろそろかなって」

憂「そこから姉の日、双子の日、クリスマスと乗り越えてここまできましたね」

和「またクリスマスに勝てなかったわ」

憂「誕生日を迎えてみて、なにかやってみたいことはありますか?」

和「年末だし、そうね、しばらくはゆっくりしようかしら」

憂「では最後に、次の誕生日へ向けてファンのみなさんに意気込みをお願いします」

和「今年はひとつしか取れませんでしたが、来年はもう少し、二つ三つと歳を取りたいと思います」

憂「本日、見事誕生日を迎えた、真鍋和さんでした!」

唯「わー!」

568いえーい!名無しだよん!:2015/12/26(土) 06:53:09 ID:gZlO.me.0
気付けば一年もほぼ占有状態でした。定期投下は今日で終わります。ありがとうございました。
加えて>>495の本文中に誤りがございましたので、以下の通り訂正いたします。

下から二行目
(誤)律「四人もいると
(正)律「五人もいると

皆様ならびに数え忘れられた梓様に大変ご迷惑おかけしました事を深くお詫び申し上げます。

569いえーい!名無しだよん!:2015/12/26(土) 22:47:55 ID:IPjRQxag0
今年1年楽しませてもらいました

570いえーい!名無しだよん!:2015/12/26(土) 23:33:45 ID:85BBLdvQ0
すげーおもしろかったです。
来年もたのしみです。

571いえーい!名無しだよん!:2016/02/26(金) 22:53:11 ID:Yt.b/of.0
1レス職人さん、もう書いてくれないのかな。
いっつもおもしろかっただけにさみしい。

572いえーい!名無しだよん!:2016/02/27(土) 06:32:32 ID:InjgCZTc0
充電期間だと信じてる

573いえーい!名無しだよん!:2016/02/27(土) 20:13:18 ID:hNGB1P6Q0
誰か書いたら本気出す

574いえーい!名無しだよん!:2016/02/27(土) 22:57:10 ID:m1vRhZnk0
律「唐突ですがお弁当つくるよ!」

一同「オー!」

唯「これっwwwくらいのwおべんとばこwwwにw」

律「おにぎりwwwおにぎりwちょいwとつwめて」

澪「きざみしょうがにwwwwwごましおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwふっwwwwwてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

梓「」イラッ

紬「にんじんさんwさくらんぼさんw」

梓「しいたけさんwwwごぼうさんwwww」

さわ子「穴wwwのwあいたwwコンwドーwムwww」

律澪梓紬「!?」

唯「すじwのとおっwた…ってあれ皆どうしたの?」

澪梓「///」モジモジ

律「そ、それでさわちゃん、どうなったの?///」

紬「ずばりホームランですたい!?」フンスフンス

さわ子「ふふ…さて、どうなるしら」チラッ

俺(ま、まさかあの時の…!?)

…その後色んな意味で吹っ切れた俺は、さわ子と無茶苦茶セクロスした。
そして堀込のカツラが弾けとんだ
HAPPY☆END

575いえーい!名無しだよん!:2016/02/29(月) 02:38:42 ID:M626NJSQ0
堀込関係ないだろww

576いえーい!名無しだよん!:2016/05/27(金) 21:55:02 ID:Mp6g9n620
職人は何処に行ってしまったんだ……

577いえーい!名無しだよん!:2016/06/09(木) 00:01:47 ID:zPKpWfKM0
こちらも再開が望まれる。

578いえーい!名無しだよん!:2016/07/16(土) 14:24:05 ID:yPhU020E0
>>540の座敷童子の話が一番好き


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