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都市伝説豆知識

274罪深い赤薔薇の花子さんとかの人 ◆nBXmJajMvU:2017/03/25(土) 22:33:25 ID:UF9yuLhg
日本のとある昔話にて

なんやかんやあって雨を降らせ日照りを解消させた代償に蛇の嫁となる事となった村娘
彼女は嫁入り道具として、大量の「からっぽの瓢箪」を持ち込み、池の底にあると言う蛇の住処まで、瓢箪を運んで欲しいと蛇に頼んだ
蛇は瓢箪を池の底へと沈めようとするが、中身のない瓢箪を水の中に沈めることはできない
結局、蛇は力尽きて死んでしまい、娘は蛇の嫁になる事なく村へと帰りましたとさ。めでたしめでたし


「日本書紀」にて

仁徳天皇十一年冬十月 天皇は水沢の奔流に悩む難破の地で治水工事を行った
なんやかんやあって、河の神へと人身御供として二人の人物がそれぞれ沈められる事となった
が、一方の男は生贄となる事を拒み、河へと2つの瓢箪を投げ入れ
「河の神であるならば、今、放り投げた瓢箪を沈めてみせろ」「無事に沈んだならば、神意が示されたとして贄となろう」「瓢箪ごときも沈められぬ偽の神の言いなりになどなるつもりはない」
要約すると、このような事を宣言した
旋風がおき、河へと瓢箪を引きずり込もうとするも瓢箪が沈むことはない
こうして、生贄にならずにすみましたとさ。めでたしめでたし
【※なお、もうひとりの人身御供要員は先に沈められている。南無】



このように、瓢箪は水神に対する呪術として用いられる事が多い
瓢箪は水神を制圧、屈服させる魔具となりえる、と言うもの


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