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真贋バトルロワイヤル part4
315
:
ワタシだけのアルジサマ
◆Drj5wz7hS2
:2025/06/10(火) 11:58:52 ID:yIJqYrL20
「……ルルーシュよ、それは何をしてでも勝つという意味か?」
タギツヒメはテレビ局に辿り着いた時から変わらない疑惑の目を向け続ける。
「ああ。だがお前が心配しているようなことは、ロロや陽介を使い潰してでも勝つような真似はしないさ。
約束もある」
「約束?」
「今外に出ている清隆と、客将がらみの話だ今は気にしなくていい。
それより、この回答で満足かな?」
「……ああ。見極めさせてもらうぞ」
「良し、では魔女狩りといこうか!」
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預けられた刀使のNPCモンスターたちを見ながら、タギツヒメはずっと考えていた。
もしかしたらロロは一護の死に関して何か隠していることがあるかもしれない。
直観なのか、一護の死に何かが無かったなどと思いたくない自分が自分に言い聞かせていることなのか、本人にも分からないが時間がたつごとに疑念は大きくなっている。
(だが、ロロとルルーシュの間に打算のような物は感じられなかった)
本当に実妹の立場を奪った血縁の無い他人なのか?と思わずにはいられない程に、ただの仲の良い兄弟にしか見えない。
(……仮に、本当に仮にロロが一護を殺していたとしたら我はロロを殺すだろう。
だが、ロロを殺せばルルーシュは我を殺すだろうな)
一護に並ぶ恩人、ソラン・イブラヒムの言っていた『対話』の必要性と難しさを痛感しながらも、今は戦略的にも自分たちがルルーシュについて行くわけにはいかない。
テレビ局に女性だけと言うのもノワルが来た場合どうするのかと聞かれれば、ゼイン、そして地下に居る運営側の存在をぶつけて逃げろと、有難い知恵を戴いた。
確かにどんなにノワルが規格外でも、この殺し合いをゲームとして運営するつもりがまだあるなら運営のモノをぶつけるのが賢い選択ではある。
「……全く、どうせ孤独から救ってくれたなら友達の作り方や人との話し方ぐらい教えて欲しかったぞ」
もう届かないと分かっている愚痴のような呟きは誰の耳にも届かなかった。
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