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【第1回放送〜】平成漫画バトル・ロワイヤル【part.2】
948
:
『人畜無骸』
◆UC8j8TfjHw
:2025/09/02(火) 23:31:05 ID:oXQIdaV60
「──On a flower-blooming forest path〜〜〜♪──」
(花咲く森の道〜〜♪)
「──♪a bear〜…、」
(くまさんに〜…、)
「…出会っ……た…ぁ………………♪」
「………………」
「……マイ…ク…………。…つらい……とき…は………一緒…に……歌いましょう…よ…………」
「……………ぃいぃい?」
彼の歌声に、足元からかすかなハモりが重なる。
「…独唱は…つまら、ない…で…しょ…………?」
「……………ぃいい〜??」
「………だから……行かない…で………よ………………」
ズタボロで、目から光が消えかかっている彼女。
倒れ伏せる彼女を見ても、マイクがとどめを刺さなかったのはどういう心境か。
単なる偶然なのか。
それとも、まだ心の奥底に、『本来のマイク』が残っている証なのか。
「………oh,…産め!!! 産め神の子を!!!! しゅうう〜〜〜りょぉおおお〜〜〜〜〜〜〜!!! ゲキャキャキャ!!!」
「…ま、いく………………………。──」
「──……ぅっ…………」
何はともあれ、マイク・フラナガンは『考える』という煩わしさをもう放棄しきり、獲物を探しに歩き続ける。
全て忘れ切り、
自分さえも完全に見失っても、
──『歌うこと』だけは忘れずに。
「………。──」
「──………二番〜、にばん〜〜〜〜〜〜!!! パチェ湖の汁を添加したぱちゅたぁ〜〜げいっげいっげぇえええ〜〜〜〜〜!!!」
意識の途絶えた藤原千花を振り返ることなく、一人、街をさまよい続けた。
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