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エロロワイアル
1
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/04(土) 02:58:18 ID:NeGGMWto0
7/7【仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々】
○乾巧/○草加雅人/○木場勇治○園田真理/○菊池啓太郎/○長田結花/○木村沙耶
6/6【ザ・ボーイズ(ドラマ版)】
○ヒューイ・キャンベル/○ウィリアム・ビリー・ブッチャー/○ホームランダー/○ディープ/○Aトレイン/○アニー・ジャニュアリー
6/6【パラレルパラダイス】
○太多陽太/○ルーミ/○リリア/○ミサキ/○ハナハナ/○ガリア
6/6【超神伝説うろつき童子】
○天邪鬼/○南雲辰夫/○伊藤明美/○恵/○仁木勇一/○水角獣
5/5【School Days】
○伊藤誠/○桂言葉/○西園寺世界/○澤永泰介/○清浦刹那
4/4【アクション対魔忍】
○井河アサギ/○井河さくら/○水城ゆきかぜ/○朧
4/4【デビルマンレディー(アニメ版)】
○不動ジュン/○飛鳥蘭/○滝浦和美/○ジェイソン・ベイツ
4/4【ちびまる子ちゃん】
○永沢君男/○藤木茂/○小杉太/○穂波真太郎
3/3【冥王計画ゼオライマー(原作漫画版)】
○秋津マサキ/○氷室美玖/○ゴルシード
3/3【スピーシーズシリーズ】
○シル/○イヴ/○パトリック・ロス
3/3【ドラえもん】
○野比玉子/○ジャイアンの母/○スネ夫の母
2/2【やったねたえちゃん!】
○小野たえ子/○先生
1/1【ガールズ&パンツァー】
○西住しほ
1/1【ラブライブ!】
○矢澤虎太郎
1/1【キテレツ大百科】
○熊田薫
10/10【書き手枠】
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○
66/66
【地図】
Googleマップの「新宿歌舞伎町」を参考にしてください。
赤線枠外は禁止エリアです。
2
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/04(土) 02:59:12 ID:NeGGMWto0
【基本ルール】
・最後の一人になるまで殺し合い。優勝者のみが元の世界に帰る権利と願いを一つ叶える権利が与えられる。
・参加者は男性であれば精巣、女性であれば卵巣内にナノマシンが仕込まれており、起動すると精液か愛液をとてつもない量まき散らして死ぬ。例外なくどの参加者でも死ぬ。
禁止エリアに踏み込み一定時間が経過するか、強い衝撃を与えることで起動する。
・一日以上脱落者が出ない、あるいは二日かけても優勝者が出ない場合は全員のナノマシンが起動しゲーム終了。
・禁止エリアは放送ごとに大雑把に指定されます。
【持ち物】
・なんでも入るデイパックに収納されている。
・内容物は食料品、飲料水、地図、参加者名簿、ルールブック。そして1〜3つのランダム支給品。
・ランダム支給品は参加作品もしくは現実のものから支給可能。
【予約】
・期限は七日。
【書き手枠】
書き手枠として参加させられるキャラは一予約につき一名ずつ。既に名簿に記載されている作品外からの参戦も可。
作品が投下された時点で参戦確定となる。
3
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/04(土) 02:59:32 ID:NeGGMWto0
OP投下します。
4
:
OP
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/04(土) 03:00:19 ID:NeGGMWto0
◆
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!イ゛ィグゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ゛!!!!!!!!!!!!!」
さくら友蔵は射精した。
そして、死んだ。
それはまるで、噴水のようであった。
既に枯れ果てたであろう老人が精を吐き出し文字通り果てる。そんな異様な光景に目を奪われない者はこの場にはいなかった。
「見ての通りだ。我々には諸君らを全員、こうする為の用意がある。
こうなりたくなければ最後の一人になるまで戦い、そして全て殺せ。
…今の老人が仕込みではない事を示す為に、もう何人か死んでもらおうか」
そう謎の声が告げた瞬間、小太りの少年の股間は信じがたい程に隆起した。
少年はこれから自分の身に何か起きるのかを悟り、そして恐怖した。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!母ちゃああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!」
「武ーっ!」
剛田武は射精した。
そして、死んだ。
その恐怖と恍惚が入り混じった異様な死に顔は、これが派手な舞台パフォーマンスの範疇には収まらないと周囲の者達に知らしめるには充分であった。
「女もそうだ!見ているだけで済むと思うな!始め!」
今度は妙齢の女性の下腹部に熱が走った。
それがとても危険なものである事は直感的に理解出来る。
だが、もうどうしようもない、という事も同時に理解させられてしまうのであった。
「アヘアヘアッヒイイイイイイイイイイイィィィィ!!!!!!イイイ!」
熊田小百合はオルガした。
そして、死んだ。
まるで着火したロケットブースターから噴き出される炎の如く、愛液という名のハイドロが殺人的な勢いで体外に排出され、水分だけではない、生命を保つ為に必要なもの全てが同時にかき出されてしまったのだろう。説明されなくとも、その場にいた誰しもがそれは分かった。
こんな凄惨な光景を目の当たりにして、素直に黙っていられる程冷静な者達ばかりが招集されたわけではない、ということは、彼らを集めた張本人たる声の主には分かりきっていたのであろう。
ふざけるな。こんな事はやめろ。お前は何者だ。何故こんな事を。帰りたい。怖い。
それらの声はずっと挙げられていた。
が、そのどれもが声の主の心を揺さぶる事はなかった。
「生きて帰りたくば、殺せ。望みを一つ叶えてやるだけの力も我々には、ある。
リングは新宿歌舞伎町。君達の健闘を祈る」
かくて喧騒とした声は消え、このイカ臭い空間には声の主だけが残った。
いや、声しか聞こえないのなら、この場には誰もいなくなったと言えるのかもしれない。
しかしながら、彼らは虚構へ消え去ったわけではない。
声の主の望んだ通り、新宿歌舞伎町に今、66人の眠れない生命が転送された。
そして、そして、始まった。
【さくら友蔵@ちびまる子ちゃん 死亡確認】
【剛田武@ドラえもん 死亡確認】
【熊田小百合@キテレツ大百科 死亡確認】
【主催者:???】
【エロロワイアル 開幕】
5
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/04(土) 03:02:25 ID:NeGGMWto0
投下終了します。
予約は今よりスタートです。
ではジャイアンの母、穂波真太郎、熊田薫で予約します。
6
:
名無しさん
:2020/01/04(土) 22:59:55 ID:utNwrdNs0
ピンクローターバトル・ロワイアルってあむたな
7
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/05(日) 15:07:34 ID:3t8bprIM0
投下します。
8
:
「たまちゃんのお父さん、自慰をする」の巻
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/05(日) 15:08:53 ID:3t8bprIM0
「武」
ブタゴリラに跨り、ジャイアンの母は腰を振っている。
脂の乗ったふくよかな腹、そしてその上に位置する豊かな乳房がたぷたぷと揺れる。
「母ちゃん」
ブタゴリラの瞳に光は無い。
一切の感情を捨て去り、自らに対して行われる暴虐を只々見ているだけであった。
にちゃあと糸を引きながら開かれたジャイアンの母の口が、押し付けるかのようにブタゴリラの唇を塞いだ。
ナメクジの如く蠢く舌がブタゴリラの口膣を侵略する。
唾液が流し込まれ、彼が本来口内に留めていたものとミックスされた後、バキュームのように吸い上げられてぺっと吐き出された。
口を塞がれていたせいだろう、呼吸が荒くなったブタゴリラはぶひ、ぶひ、と喘ぐ。
まさに豚だ。
「武」
そんな豚に対する労りなどジャイアンの母には無い。
彼のペニスよりも太い、彼女の人差し指が、ほぐれてもいない彼の肛門に突き刺さる。
「母ちゃん!」
ブタゴリラの声を無視し、ジャイアンの母は二本目の指、中指も、彼のピンク色のアヌスへ突き進ませた。
未だ何者も受け入れた事のなかった雄膣はこの蹂躙者に、あっけなく屈した。
ジャイアンの母がこの状態から指の第二関節を曲げただけで、そこから与えられる刺激に呼応し、ブタゴリラはかつてジャイアンが通った穴に向け、ペニスの先端から子種を撃ち出す事となる。
「武!」
ジャイ子の弟か妹になれる可能性達が、ジャイアンの母の子宮を進む。
その内の億の数は哀れな残骸に成り果てるだろう。
だが、一度の射精では彼女を満足させるには至らなかった。
直腸内に差し込まれている指を開き、直腸を広げる。そして、引き抜く。
その動きは、ブタゴリラの殿部に、野太い大便をひり出した時と同じ快楽をもたらした筈だ。
彼は二度目の射精をした。
「母ちゃん」
愛液と精液が混じり合ったジュースとなって、ジャイアンの母の、黒く、異臭を放つ穴と、それと繋がっている未熟な棒の隙間から溢れ出す。
それは、可能性からも溢れてしまった残骸に他ならない。
それを眺めながら、はぁはぁと荒々しく腰を振る事をやめようとしない様は陵辱以外の何物でもなかった。
ブタゴリラの瞳に光は無い。
母の、黒ずんだモントゴメリー腺を、見つめる事しか出来ない。
【新宿区立歌舞伎町公園/一日目・深夜】
【ジャイアンの母@ドラえもん】
[状態]健康[装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3[思考]
基本:武。
【熊田薫@キテレツ大百科】
[状態]健康[装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3[行動方針]
基本:母ちゃん。
9
:
「たまちゃんのお父さん、自慰をする」の巻
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/05(日) 15:10:06 ID:3t8bprIM0
「うぅ…たまえ…お前…許してくれ…」
穂波真太郎は酷く自己嫌悪に陥っていた。
茂みから、今まさに妙齢の女性と小太りの少年との間で行われている事の一部始終を彼は見ている。
抵抗出来なくなった少年を、女性が一方的に襲っているという事も知っている。
良識ある成人男性としては、そのような蛮行は止めて然るべきであろう。
恐らくだが、あの女性は開催の場で無残にも命を絶たれた小太りの少年の母親なのだろう。
現実に耐えられなかった彼女の心は壊れ、息子に体型が似たあの少年で自分を慰めるしかなかった、そういった経緯だと推測される。
それはあの少年も同じだ。彼は母を殺された。その矢先に息子を求める母に襲われ、壊れた。
「うぅ…」
そうした推測を立てられるだけの時間を使えば、あの少年は助けられたかもしれない。
しかし穂波真太郎は動かなかった。
女性から何かしらの反撃を受ける可能性からくる恐怖のためだろうか?
否、もっと別の何かが彼を支配していたからだ。
彼の逸物は勃起していた。
そして、それを掌で握って、自分を慰めていた。
目の前で行われている光景は到底美しいものではない。
女性も少年も美男美女と呼べる容姿ではなかったし、むしろ汚さすら感じ取れる。
しかし、しかしだ。
この異常な空間が、彼の股間の海綿体へ血液を流し込んだ。
殺し合いを強要されるこの環境下で、醜女と豚が交わる様は、「醜の美」とでも言うべき一つの形を作っているように真太郎には思えてならなかった。
これは真太郎本人が持ち合わせている感受性の為でもあっただろう。
サラリーマンを辞めカメラマンに転向しようかと一時期本気で考えていた彼は、元より芸術家肌なところがある。
故に、この光景から目を離す事などできようはずがない。
(壊れ始めているのはあの二人だけではないのかもしれないな…)
そして彼は、声を押し殺して、心中で妻と娘に謝罪しながら精を解き放った。
【穂波真太郎@ちびまる子ちゃん】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品、サガミオリジナル 0.01 5個入@現実、ランダム支給品0〜2
[思考]
基本:死にたくはない。
1:妻と娘への罪悪感。
10
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/05(日) 15:11:13 ID:3t8bprIM0
投下終了します。
ジャイママとブタゴリラの状態欄が変な事になってますが脳内で改行お願い致します。
11
:
名無しさん
:2020/01/05(日) 19:31:47 ID:aAN2pzqs0
微妙なキャラばっかしやなぁ…
12
:
名無しさん
:2020/01/05(日) 20:32:48 ID:n.jcuCIo0
微妙な人生送ってる奴にはそう見えるんやろなぁ…
13
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/09(木) 11:14:06 ID:V2AbPMxU0
ホームランダー、先生で予約します。
14
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/16(木) 23:11:02 ID:Jz6TQ7CI0
投下します。
15
:
思い出の英雄-ヒーロー-
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/16(木) 23:11:48 ID:Jz6TQ7CI0
(レイプがしたい!)
まずそれが先生がこの場に来て最初に考えたことであった。
先生、彼は文字通り小野田たえ子の通う学校の先生である。
何故レイプがしたいのか。それは先生が先生だからに他ならない。
彼は教職の立場を利用し、次々に女子をレイプしてきた。
レイプは先生の生きがいなのだ。
例え殺し合いに投げ込まれたとしてもそれを曲げられよう筈がない。
(確かに若い女の臭いを嗅ぎ取った…犯してやるぜ!)
先生とてこんなところで命を落としたくはない。
されどレイプはやめられない。
女を犯し、そして生きて帰る。それが先生の今この場で定められた目標なのだ。
(ん?何か飛んで…飛んできた!?)
その時である。
視線の奥先から、一つの影が飛んできたのは。
そう、飛んできた。文字通り宙に浮かんで移動してきたのだ。
信じがたい光景だった。何が信じがたいかというと、宙を移動してきたのは人だったからだ。
その影は先生の前に降り立ち、先生に向かって微笑みを浮かべてこう言った。
「もう大丈夫だ!安心してくれ。君こそ真のヒーローだ!」
「は、はあ…」
微笑みを浮かべる男は青い全身タイツに身を包み、背にはマントを付けている。
まるでスーパーマンのバッタモンだ。先生は無意識にそう思った。
バッタモンは呆気に取られる先生の前で、一しきりにスマイルを投げかけてきた。
が、一瞬でその微笑みは消えた。
「ぎゃああああああああ!!!!」
先生が絶叫を上げる。
突然真顔になったスーパーマンモドキの目が赤く光り、そこから迸る閃光が先生の股間を貫いていた。
その状態からスーパーマンモドキは顔を少し横に振る。
閃光が先生の陰部に光の筋を走らせる。
筋はすぐに切断面へと変わった。先生の陰部は睾丸ごと根元から分断され、その場にボロンと落ちる事になった。
「てめえええええええええええええ!!!!!何してんだあああああああああああああああああ!!!!!」
「安心しろ!君はもう助かった!」
陰部を切断した事に対して悪びれる事もなくその男は言う。
確かに切断面は閃光…すなわちレーザーの熱で溶接合されており、これならば失血死する事はないだろう。
ショック死を免れたのはレイプで鍛えた先生の精神力によるものなのかもしれなかったが。
「私はルールブックを読んだんだ。我々の行動を監視するナノマシンは男ならばその中に入っているんだ。これで君はもう自由だ!」
スーパーマンモドキの男…ホームランダーの言う事は的を得ていた。
こうなればナノマシンから分断されるのは事実だ。もはや主催に殺される可能性はない。
だが、先生の身に起こった変化はそれとは正反対であった。
「ぐ…う…出りゅううううううううううううううううううううううう!!!!」
「何?」
ホームランダーはすかさず地面に落ちた先生の陰部を凝視した。
すると、切断されたはずの陰部からか細いものがまるで納豆の糸のように伸び、今は何も無い先生の股間部に接続されているのが見えた。
最もそれは超人たるホームランダーの超視力を持ってせねば認識出来ないほどの細さではあったが。
即座にそれが何を意味するのか理解したホームランダーは糸に向かって再度レーザーを放つ。
「!?」
だが、信じられない事にその糸はレーザーを受けてもなんの影響もなかった。
まるで無敵判定を得たゲームキャラのように。
ならばとばかりにホームランダーは垂直方向にレーザーを振り下ろす。
地面に落ちていた先生の陰部は真っ二つになる…はずだったのだが。
「…残念だ。もう助からない」
真っ二つになった陰部の断面からもも糸のようなものは伸び、一瞬にして陰部の切断面を塞いだ。
そして、射精が始まった。
「あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
異様な光景だった。地面に落ちた陰部から一人でに精が放たれ、傍目には陰部と完全に切り離されたはずの先生は絶頂し、死んだ。
「あれもまたナノマシンか…主催者もそう馬鹿ではない。という事だな…」
息絶えた先生に対しては何の感慨も抱かず、ホームランダーは冷静に状況を判断する。
元より彼に先生を助けてやる気など毛頭無かった。ただ、陰部の切り離しによる枷の切り離しが可能か、その実験に使われただけだったのだ。
【先生@やったねたえちゃん! 死亡確認】
【ゴジラヘッド付近/一日目・深夜】
【ホームランダー@ザ・ボーイズ(ドラマ版)】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考]
基本:これからどうしたものか。
1:とりあえず、ナノマシンの性能については分かった。
16
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/16(木) 23:12:10 ID:Jz6TQ7CI0
投下終了します。
17
:
名無しさん
:2020/01/17(金) 22:18:28 ID:t2HnVeGI0
投下乙です
〇「たまちゃんのお父さん 自慰をする」の巻
ジャイアンの母によるブタゴリラへの逆レイプとかエロいというよりグロいんだよなぁ…
たまちゃんのお父さんもこんなおぞましい光景オカズにしなくていいから(良心)
〇思い出の英雄-ヒーロー-
先生南無。まぁレイパーなんて害悪だからね、しょうがないね
ホームランダーは安定のクソ野郎。こいつのやらかしでどんな惨劇が起きるのだろうか
18
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/20(月) 21:40:17 ID:CnASGDQ.0
小杉太、西住しほ、矢澤虎太郎で予約します
19
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/27(月) 23:59:40 ID:wp8V1Gog0
投下します。
20
:
淫乱おばさん登場
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/28(火) 00:07:28 ID:yzTqif.c0
名は身体を表すというが、小杉太はその名の通り小太り体型の少年である。
彼がこのような体型であるのには明確な理由があり、何故かといえば彼が大食漢だからに他ならない。
小杉太は食の為ならば他人の家に押し入る事すら躊躇しない。その飽くなき食欲はまるでモンスターだ。
小杉のクラスメイトのさくらももこは、彼が食べ過ぎで死んでその遺体に蠅がたかる夢を見たというのだからその程が伺いしれよう。
「あ〜腹減ったな〜」
そしてその食欲はこの場においても変わる事はなかった。
彼はまずはデイパックの中の食料を漁る事にした。
長期的な目で見れば今のうちに食料を消費してしまうのは悪手であろう。
しかし、残念な事にそこに考えが及ぶほど小杉は聡明な少年ではない。
そしてこの行動が彼の運命を決定づける事となった。
「んー…手探りじゃ分かんねぇな…よし!ぶちまけてみるか!」
デイパックのチャックを全開にし、それをひっくり返す事で内容物が溢れ出す。
「?なんだこりゃ…」
小杉の視界に、彼のお目当ての品である食料よりも先に奇怪な物体が飛び込んできた。
それは黒いスライムのようなものであった。
これは一体何なのか?それを小杉が知る機会は永遠に訪れる事はない。
彼がこの物体を認識した瞬間、物体は小杉目掛けて飛びついてきた。
「!?」
物体は小杉の穴という穴から体内に侵入し、全身に浸透していく。
「…」
排水溝に水が流れ込むかのように物体は小杉の身体に入っていった。
その工程を小杉は呆けた表情で他人事のように眺めている。
これが人間としての小杉太の最期であった。
「…食いてえ」
完全に物体が吸収された時、小杉はまるで今起こった事がなんでもなかったかのように呟いた。
だが、いつもと同じその台詞は今はまるで違う意味を持っていた。
「女が食いてえ」
小杉はもう人間ではなかった。
==
21
:
淫乱おばさん登場
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/28(火) 00:08:23 ID:yzTqif.c0
「…そうか、君は本気なのだな。本気で私を孕ませに来ているのだな」
西住しほは目の前の年端もいかない少年、矢澤虎太郎に向けてそう告げる。
「はらませぇ…?」
虎太郎は言葉の意味が分からない、といったような表情を浮かべている。
それはしほにとっては肯定のサインを意味するものであった。
「そうだな…では、「子作りセックス」を寝室で始めようか」
ひたすら困惑している虎太郎の手を引き、しほはHOTEL PASHAの入り口へと脚を進める。
虎太郎からすればこの妙齢の女性の行動は本当に理解できないものであったし、さっさと姉達のいる家へ帰りたいというのが率直なところであった。
とはいえ、抵抗すれば何か危険が降りかかるのではないか、というのは本能的に察知していたので素直にしほに手を引かれているのであった。
「うおおおおおおおおおおっ!!!!」
「…ん?」
瞬間、掛け声と共に何者かが二人目掛けて突進してきた。
そう、小杉太である。
「邪魔だぁっ!」
勢いのまま小杉は虎太郎にタックルの体勢で衝突。
「あ…」
小太りの体重を全力で叩き付けられた虎太郎は弾き飛ばされると、不幸にもホテルの外壁へと頭を打ち付けてしまった。
それからはピクリとも動かなくなった。
即死であろう。
「なんてことを…!」
小太りの少年の手で行われた蛮行にしほは憤った。
が、それ以上の行動を小杉は許さなかった。
「うるせぇ!やらせろババァ!」
小杉は両の腕を使ってしほを地面に組み伏せた。
(この子…子供じゃない!?)
しほが驚いたのは無理もない。
如何に体格がふくよかであるとはいえ目の前の少年はせいぜい小学三年生といったところ。
成人女性であるしほを組み伏せられる腕力が備わっているとは考えづらい。
が、現実としてしほは一切の抵抗を許されないほど完全に彼に抑えつけられている。
この力は一体何なのか、しほの困惑を他所に小杉は有無を言わさぬ行動に出た。
「へへっ…行くぜおばさん!」
ズボンをずり下ろし、小杉の大杉が露わになった。
「や、やめなさい…!」
「いいじゃねぇかよ減るもんじゃねぇんだからさ、頼むよ〜俺もうやりたくてしょうがねぇんだよ〜!」
頼む、と言いながら小杉はしほの反応などお構いなく、その異様な腕力で彼女の衣服を引き千切った。
彼女の、豊かな乳房が、使い込まれている秘所が外気に晒されてしまった。
「んぎっ」
小杉に相手を労わる心など無い。前戯一切抜きで、後背位の体位で、小杉の大杉がしほのしほへとぶち込まれた。
「あああああああああああああああ!!!!!!美味ええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
狂ったかのように小杉は腰を振り始めた。
実際彼は狂っていた。
一方のしほも、こんなテク0の踊るチンポコリンに屈するはずがないと頭では理解してはいるのだが、それはそれとして小杉の大杉に魅力を見出し始めているのも確かであった。
「うっ」
一分も持たずに小杉は射精した。
早漏である。
(こんなものか…)
しほは行為がすぐに終わった事に安堵しながらも、すぐに果てたこの牡に対していささかの失望も抱いていた。
まあ性に目覚めたばかりの少年であればこんなものであろう、ともかくひとまずは落ち着いてもらおうか、そうしほは考えた。
「あーん!まだ食い足りねえよおーっ!!」
即座にしほは自身の考えの甘さを思い知らされ、後悔した。
小杉は果ててなどいない。
果てる筈がないのだ。
何故か?
食欲、性欲、睡眠欲は人間の三大欲求であり、密接な関係にあると言える。
その上で彼のあの飽くなき食欲を思い出して欲しい。
あの三大欲求の一つが、もし、もしもだ、別の三大欲求…すなわち、性欲に傾いたとしたら?
それがどれだけ恐ろしい事かは、西住しほがこれから教えてくれるだろう。
==
22
:
淫乱おばさん登場
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/28(火) 00:10:15 ID:yzTqif.c0
「むほおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
西住しほが犯されている。
辺りには引き裂かれた衣類と、汗と、精液と愛液とが混ざりあったものが散乱しており、思わず顔を背けるような異臭が立ち込めていた。
「こんなに気持ちがいいのは揚げパン食った時以来だぜ!」
それにしても小杉の身に一体何が起こったのであろうか。
何故食欲が性欲へと転化するなどという異常事態が発生しているのだろうか。
それは無論、彼の支給品に含まれていたあのスライムのような物体の為である。
あれこそは、火星の土の中に紛れ込んでいた生命体。人間の身体に寄生し、宿主をエイリアンへと変えてしまう恐ろしい宇宙の置き土産なのだ。
あの物体に侵されてしまった小杉にエイリアンの人格が混ざり、その影響で食欲は性欲へと変わった。
「ふぅ…」
通算30発目となる射精を終えると小杉はようやく満足したのか、しほの秘所から物を引き抜いた。
結合部からその結果が溢れ出し、HOTEL PASHAの玄関前を湿らせる。
(ああ…ごめんなさい常夫さん…どうかこんな妻を許して…)
しほはふしだらな自分の身を呪った。
彼女はこの時だけは小杉しほであった。
「んむっ!?」
が、そんな後悔をしている暇も一瞬に過ぎない。
突然腹が大きく膨らみ始めたからだ。
それが何を意味するのかは、今しがた行っていた行動に照らし合わせれば想像は付く。
だが、現代の医学の範疇では到底あり得ない事だ。
こんな一瞬で子を授かり、しかも目視できる程のスピードで成長していくなど!
「じゃあなおばさん!楽しかったぜ!」
「ま、待っ…」
しほはこれから自分の身に何が起こるのか察した。
この胎児はまともな生を受けるものではない。
自身の腹を引き裂いて飛び出してくる、化け物なんだと分かってしまった。
そう、これこそが小杉に性欲が芽生えた真の理由。
彼に寄生したエイリアンの目的は、人間の身体を使った同種の繁殖。
一瞬で成長を遂げるエイリアン・ベビーがまた次のエイリアンとなり、そのエイリアンが繁殖をし、ネズミ算式にエイリアンは増えていく。
旧種としての人類を自らの子供の手で淘汰させる、人類種に対する恐るべき侵略行為をエイリアン達は為そうとしていたのだ。
「めほっ!もほっ!」
しほの腹は破裂寸前にまで膨らんでいた。
彼女は自らの死を悟り、覚悟を決めた。
(い、嫌…こんな事で死にたくはない!)
否、女性として最悪の辱めを受けているに等しいこんな状況下で覚悟など決められよう筈もない。
彼女の心中は今、唯純粋な生への渇望だけで埋め尽くされていた。
「あ––」
その時は来た。
嫌な音が辺りに響き渡り、彼女の腹は引き裂けた。
血飛沫が噴水のように飛び散り、とても人間には見えない醜い何かが開かれた腹から顔の覗かせていた。
誰がどう見ても西住しほは死んだ。
23
:
淫乱おばさん登場
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/28(火) 00:11:41 ID:yzTqif.c0
………
……
…筈だった。
「!?」
それは彼女の腹が開かれたのとまさしく同時であった。
西住しほが先程までいた場所には、代わりに人間の女性と深海魚の鮟鱇を融合させたような怪物がいた。
否、すり替わったのではない。
しほである。西住しほがこの怪物に変身したのだ。
「な、な…」
困惑する小杉の目の前でしほは立ち上がり、腹から胎児を引き抜くと、力任せに握り潰した。
まほやみほのきょうだいとなる子供ではあっただろうが、種としての天敵である事はしほには分かっていた。
故にその命の芽を消す事に躊躇いは無かった。
そう…ビーストと化した今のしほには。
「クァァァァァッ!!!」
どういった因果かは分からない。だが西住しほはDBP因子を保有していた。
覚醒すると人を異形の獣、ビーストへと変えるそれは彼女の生命の危機に瀕しまさしく発動したのだ。
「ぐ、ぐぅ…舐めんなよ!」
開いた腹が塞がっていく怪物を前に、小杉もエイリアンとしての本能が発現する。
ビーストとエイリアン…従来の人間を脅かす立場同士の種族であっても、それらは交わる事のない相対するもの。
それは理屈ではなく、生物としての本能で分かる事だった。
気が付けば小杉太もまた、人の姿を捨てた怪物へと変身を遂げていた。
「クァァァァァッ!!!」
「シャァァァッ!!!」
人を捨てた異形同士が相見える。
これから行われるのは先程までの営みなどとは違う、純粋に血で血を争う闘争だ。
今、その火蓋が切られようとしていた。
「あ…?」
…切られることは無かった。
小杉エイリアンの背後から、何か鋭利なものが彼を貫いた。
それが何なのか、またもや彼には認識できず、やはりそれが最期となった。
鋭利なものが引き抜かれると、小杉の身体は灰と化してしまった。
「…」
その背後には、灰色の怪物がいた。
【小杉太@ちびまる子ちゃん 死亡確認】
【HOTEL PASHA付近/一日目・深夜】
【西住しほ@ガールズ&パンツァー】
[状態]腹に傷痕(修復中)、ビースト化[
装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考]基本:???
※体内にDBP因子@デビルマンレディー(アニメ版)を保有していました。
【矢澤虎太郎@ラブライブ!】
[状態]頭に傷痕(修復中)、オルフェノク化
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考]基本:???
※オルフェノク@仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々となる素質があったようです。
※小杉太に寄生していたエイリアン@スピーシーズシリーズは消滅しました。
24
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/01/28(火) 00:12:14 ID:yzTqif.c0
投下終了します。
少し遅れてしまい申し訳ありませんでした。
25
:
名無しさん
:2020/01/30(木) 18:17:43 ID:xA7APThc0
乙です
怒涛の人外化でロワらしくなってきましたね
>こんなテク0の踊るチンポコリンに屈するはずがないと頭では理解してはいるのだが、それはそれとして小杉の大杉に魅力を見出し始めているのも確かであった。
溢れ出るセンスの使いどころを間違ってしまったような文章すき
26
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/05(水) 16:42:59 ID:YftEEOXA0
ガリア、南雲辰夫、秋津マサキ、小野たえ子で予約します。
27
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 00:50:21 ID:PfHTi5Nw0
すいません遅れます。
今日中には投下します。
28
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 22:34:48 ID:PfHTi5Nw0
投下します。
29
:
闇がもう一人の自分を作る
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 22:35:16 ID:PfHTi5Nw0
「クソッ…!まずい事になった…!」
秋津マサキは焦っていた。
無論、突然この殺し合いの場に召喚された事についてだ。
彼はその外見こそ14歳の少年であるが、その正体は巨大(Gクラス)ロボ"ゼオライマー"を用いてこの世の覇者とならんとする科学者、若槻魔沙樹の遺体から作られた胚芽が成長した"復元体"なのである。
ゼオライマーに乗り込み、オリジナルの人格を取り戻したところまではいい。
しかし、ゼオライマーの根幹たる"次元連結システム"と連結する為には彼のパートナー氷室美久の膣内に挿入した"次元ジョイント"の起動が不可欠だ。
敵対組織ネマトーダの繰り出してきたGクラス、ローズ・セラヴィーとの戦闘中に不完全であった次元ジョイントは停止してしまった。
そのタイミングでこの殺し合いに巻き込まれた。これはとてつもなくまずい。
次元連結システムと連結さえしていれば彼も美久も死ぬことはない。たとえ原子に分解されたところで瞬時に再生される。
(だがそれは次元ジョイントが起動さえしていればの話だ…今の俺と美久は非力なただの人間でしかないし、ゼオライマーも15年前の時代遅れの木偶の坊に過ぎん!)
名簿を確認したところ、幸いにも氷室美久の名前は載っていた。
とにかく美久との合流・保護が最優先事項であった。彼女の死はゼオライマーの死も意味する。
後の事はそれからでなければ考えられない。無論、次元ジョイントの再生成を行う事も望ましいのではあるが。
「ん…?」
そうして美久を探すマサキの視界は一つの人影を捉えた。
その人影は女性であるようであった。
一瞬、美久かとマサキは期待したが、すぐにそれは甘い考えだと改める。
相手が殺し合いに乗っていないとは限らないからだ。
こちらが姿を捉えたのなら向こうもそうであろう。
(仕掛けるか…?)
相手方に交戦の意思があるのであれば先制攻撃をかけるに越した事はない。
だが、それで勝てる保証はない。なにしろ秋津マサキの身体は14の子供に過ぎないのだから。
マサキは相手が殺し合いに乗っていない事を祈った。
「うう…怖いよコロちゃん…」
「?」
「…うん、そうだね。きっと帰れるよね」
(な、なんだこいつは…)
マサキが面食らったのも無理はない。
その女性は、手にした熊のぬいぐるみに対して独り言をブツブツと呟いていたのだから。
(…気が触れているのか?)
というのがマサキのこの女性に対する偽らざる第一印象である。
これには流石のマサキといえども困った。
使えそうにもないし支給品をかっぱらってしまうべきだろうか、そう考えた時であった。
「た、助けてー!」
今度はまるで魔女のコスプレの如き格好の少女がこちらに目掛けて走ってきた。
なんだ?と考える必要はなかった。
その少女は異形の怪物に追われていたのだから。
(あんな奴もいるのか!)
マサキの額に冷や汗が流れる。
進行方向からしてあの怪物がこちらを無視してくれるという望みは薄い。
今度こそこちらから仕掛けるべきか。そうマサキが判断するよりも先に彼女は動いていた。
30
:
闇がもう一人の自分を作る
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 22:35:51 ID:PfHTi5Nw0
「!?」
先程まで熊のぬいぐるみと会話していた少女は、そのぬいぐるみの腹に手を突き刺し、そして何かを引き抜いた。
「な、なにあれ」
魔女のコスプレ少女も同様に驚いていた。
引き抜かれた何かが怪物目掛けて投げつけられると、怪物は何かに縛られたかのように動きを停止した。
(…ピアノ線か?)
夜の町を照らす街灯の光が一瞬か細い糸のようなものに反射したのが見てとれ、そこからマサキはアレがぬいぐるみに偽装した凶器なのだと判断する。
まさしくそのピアノ線に怪物の身体は縛られたというわけだ。
常人であれば、ここから締め付けを強くしていけばその身体はバラバラに切り裂かれるはずだ。
だが、相手は見るからに人間ではない怪物である、そう上手く行くとはマサキには考えづらかった。
「グ…」
「…くたばれ!」
怪物は締め付けに対して怪力で抵抗していた。
勿論抵抗した分だけピアノ線は怪物の身体に食い込むのだが、その怪力は凄まじい
このままではピアノ線の方が先に引き千切られるのは明白であった。
「止まれ!」
マサキは叫んだ。
と、同時に本当に怪物は動きを停止した。
支給品の一つである「相手ストッパー」を用いたからだ。
このひみつ道具を介して命令すると、相手の動きを止める事ができる。
いや、正確に言えば相手の時間を停止させる事ができるのである。
これ幸いにと、ぬいぐるみ少女はピアノ線をさらに縛りあげようとした。
が、今度はまるでびくともしない。
怪物は、まるでゲーム中の絶対に干渉を受けない障害物と化してしまったかのようであった。
「そいつは時間ごと止まっている!今のウチに撤退するぞ!」
そう、時間が止まっている以上は傷つける事もできない。
マサキは現状の戦力であの怪物を仕留めようとするのは危険過ぎると判断した。
ならばまずは保身を考えるべきであろう。
どういうわけだか分からないがあのぬいぐるみの少女は殺しに慣れている。
上手くいけばこちらを守る戦力として使えるかもしれない。故にここは共に一時撤退するのが賢明だ。
「…分かった」
ぬいぐるみの少女はピアノ線を手元に引く。
締め付けが解除され、熊のぬいぐるみの中にそれが仕舞われるとマサキと共に怪物とは反対方向へと駆け出した。
「ま、待ってー!」
コスプレ少女も後を追って駆け出す。
後には、動きを停止した怪物だけが取り残されていた。
◇
31
:
闇がもう一人の自分を作る
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 22:36:20 ID:PfHTi5Nw0
「ここまで逃げればいいだろう…」
怪物を完全に撒いた事を確認したマサキらは足を止めた。
「ふええ怖かったー!」
コスプレ少女が声を上げる。
マサキはそれを煩わしいと思う反応を示したのだが、少女にとってはお構いないようであった。
「助けてくれてありがとうございます!私はアr…ガリアって言います!」
ガリアと名乗る少女は一瞬言い淀んだようであったのだが、この少女にさして興味を抱いていないマサキは特に気には留めなかった。
「ああ。僕は秋津マサキ。そっちの君は?」
言って、マサキは自分の言葉に違和感を覚えた。
意識せずに話したのだが、今の言葉はまるで若槻魔沙樹ではなく、人格を上書きされたはずの秋津マサキの喋り方ではないか。
が、今はそのような事を気にしている場合でもあるまい。
人間離れしたワイヤーテクニックを見せたこのぬいぐるみ少女に対応しなくては。
「…ここ、どこぉ?」
「…は?」
少女の呆けた言葉にマサキは呆気に取られた。
先程までとはまるで人が変わったようだ。
こちらを見ながら、少女はぬいぐるみを抱きしめながら怯えていた。
「大丈夫。そちらに危害を加える気はありません」
「…小野、たえ子」
やはり少女はこの状況下に置かれた事に恐怖しているようであった。
思い返せば最初に見つけた時もそうであった。
ぬいぐるみに話しかける壊れた女かと思ったが、考えてみればあの時も恐怖を口に出していた。
ならばあの、怪物と相対した時の冷酷な表情と殺しに対する躊躇の無さはなんなのか?
マサキは一つの結論に辿り着いた。
(二重人格ということか…)
この少女は二つの人格を持っている。
そう、秋津マサキと若槻魔沙樹がそうであるように。
◆
32
:
闇がもう一人の自分を作る
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 22:36:49 ID:PfHTi5Nw0
怪物の姿が人間のものに戻っていく。
相手ストッパーの効力は切れたが、敵を失ったことで怪物、否、南雲辰夫の戦闘本能は萎え、本人の意思に関わらずに戦闘形態が解除されたという事だ。
「…!ハァ…ハァ…!」
そもそも何故南雲は怪物の姿になったのか?
それも本人の意思によるものではない。
「あの少女は危険だ…!」
強大な敵を察知した、"超神"としての彼の本能が否が応にも彼を戦いへと駆り立てた。
戦ってみて分かったが、自分と戦いを繰り広げたあの少女を放っておけばこの場にいる幾人もの参加者達は殺されてしまうだろう。
「あの…魔女の格好の少女は!」
そう、"砂漠の魔女"ガリアの手によって。
【新宿TSUTAYA 歌舞伎町DVDレンタル館付近/一日目・深夜】
【南雲辰夫@超神伝説うろつき童子】
[状態]消耗、全裸
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考]
基本:明美を探して生き延びる。
1:魔女の格好の少女に警戒。
【風林会館付近/一日目・深夜】
【秋津マサキ@冥王計画ゼオライマー(原作漫画版)】
[状態]健康
[装備]相手ストッパー@ドラえもん
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考]
基本:美久の捜索・保護。
1:たえ子を利用できるか…?
2:ガリアは足手纏いになるなら排除。
※若槻魔沙樹の人格が目覚めた後からの参戦です。
【小野たえ子@やったねたえちゃん!】
[状態]健康、たえ子人格
[装備]コロちゃん@やったねたえちゃん!
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考]
基本:怖いから帰りたい。
【ガリア@パラレルパラダイス】
[状態]ダメージ(中)、少女形態
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考]
基本:〜♪
※マサキらと合流前に南雲と交戦していました。
33
:
◆jxwBrOk4dA
:2020/02/13(木) 22:37:19 ID:PfHTi5Nw0
投下終了します。遅れて申し訳ありませんでした。
34
:
名無しさん
:2020/02/15(土) 17:19:08 ID:N4k9GJUw0
乙です
最近たえちゃん読んだから、これからの動向に期待
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