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ウェイバーが生き残る聖杯戦争
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時計塔において、規格外と呼ばれるべき人物を上げろと質問した場合、質問者が片手で数え切れるうちにあげられる人物がいる。
その名はロード・エルメロイ二世。自身の能力においてこそ時計塔の中でも下から数えたほうが圧倒的に早い部類ではあるが、彼に見いだされたものは時計塔において間違いなく成功する指導の達人。その気になれば時計塔の勢力図を塗り替えることすらできる魔術師の歴史に名を残すことが確定した逸材。
とはいえ彼の本名はウェイバー・ベルベットといい、エルメロイの血はいって来たりとも流れていない。
そんな彼がエルメロイの名を名乗ることになったのはにはわけがある。
聖杯戦争。英霊を贄にすることで願いをかなえる願望機、聖杯を奪い合いバトルロイヤル。魔術師であるマスターと英霊であるサーヴァントの二人がチームとなり行う、神秘の闘争の究極の一つ。
その聖杯戦争の一つ、先代ロードエルメロイが参戦した聖杯戦争に、彼は偶然先代が用意した触媒を手にしたことから参戦することとなる。
その聖杯戦争において彼自身は敗退することとなったが生き残ることには成功し、しかし先代ロード・エルメロイは最も優秀なマスターであったのにもかかわらずその命を落とすこととなった。
ロード・エルメロイの死によって滅びすらあり得たアーチボルト家の命脈をつなぎ、そして同時にその死の遠因と認識された彼は、その後その才能を生かせる万全の地位であるロードの立場をなかば首輪として与えられることとなる。
だが、時計塔の者たちは一つ大きな失念をしていた。
その聖杯戦争。本流である七騎の英霊など召喚することができず、少なければ二騎、多くても五騎の亜種聖杯戦争。
それが、あるものの手によってそののちに行われる十四騎の聖杯大戦にも匹敵する大規模な聖杯戦争になっていたことを、彼を含めた生存者が誰一人として隠し続けていたことを。
・・・はい、そんな感じで「ウェイバー・ベルベットが敗退するけど生存する聖杯戦争」という形で聖杯戦争系ロワを作成してみたいと思います!
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そんな感じで作成するにあたって、とりあえず最低条件としてこのサーヴァントだけは決めておこうかと。
・・・ケイネス・エルメロイ・アーチボルトのサーヴァントを。
最初に書いたガイドラインというかあらすじ的な感じで確定していますが、この聖杯戦争においてケイネスは敗北して死亡するということが確定済み。とはいえある意味ストーリーの絶対確定ポイントを担当するだけあってサーヴァントもそれなりのものが必要です。
と、いうわけで最低条件。
・・・ケイネスがサーヴァントの触媒を用意しないわけがないので、召喚するサーヴァントは偉人系に限定。
偉人系なら型月作品キャラじゃなくてもOKです。わかりやすく言うとドリフターズとかBASARAとかから出せます。
え? ウェイバーのサーヴァント? いやいやイスカンダルに決まってるじゃないですかぁ
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ちょっとルールが良くわかんないけどどうすればいいの?登場話コンペするの?
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いえ、とりあえずまずはポジション的に必須なケイネスのサーヴァントを決めておこうかと。
それ以外はそのあと募集する方向で
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その肝心のケイネス先生のサーヴァントはどう決めるんですかね
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個人的には名前だけ出すのか、ステシ投下(触媒候補もかな?)なのか、登場話もなのか
投票なのか、イッチが決めるコンペ形式なのかって辺りを示してほしいかな
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ん? ああ、そういうことか!
ではこれから先にも書いた「偉人系キャラ」縛りで募集します!
期限は・・・とりあえず今週の金曜の午後八時までということで
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いや、募集しますって言われても
舞台設定やルールは冬木で行われた第四次聖杯戦争と同一って事でいいんですか?
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サーヴァント候補の出展としては「型月作品」もしくは「史実を元にした創作」という理解でOK?
例を挙げるなら真田信繁@真田丸、アドルフ・ヒトラー@帰ってきたヒトラー、等。
それから>6にもちゃんと回答して。登場話を投下してほしいなら金曜までは短すぎると思う。
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・・・不慣れですいません(´・ω・`)
細かいルールや舞台設定は黒幕とそのサーヴァントが決まってから、彼らの能力や性格を参考にして作るつもりだったんです。
で、とりあえずケイネスのサーヴァントに戻しますが、これは7のいう通り型月作品及び史実を基にした作品の偉人キャラです。
イノサンのサンソンやるろ剣の斎藤一ですね。ただし歴史に名を残していないであろう神谷薫などはだめです。
それと登場話についてですが、まだ自分が慣れてないこともあるのでそのキャラクターを把握することも兼ねて募集することにします。大まかな来歴とキャラがわかるような話にしてくださるとうれしいです。
それと登場話も投下する以上確かに一日そこらでは無理がありますね。では、とりあえず来週十月28日の午後九時を締め切りにしたいと思います!
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題 A joyful evening may follow a sorrowful morning
ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの聖杯戦争は思わぬところで躓いたと思われていた。
世界に名をとどろかす征服王イスカンダル大王。その触媒となるマントの切れ端が誤配されたことに始まり、つい先日酷評した生徒がそれを持ち出したというのだ。
この時点で、ケイネスは下手人であるウェイバー・ベルベットに対して心の底から怒りを覚えたのは言うまでもない。
ロード・エルメロイの栄光に聖杯戦争の勝利という新たなる一面を刻むために用意した触媒を、鼻で笑うしかない論文を書いてきた愚か者が盗んだのだ。次見かけたその時には、ドブネズミにふさわしい裁きを与えてやらねばならぬと固く誓ったものだ。
だが、今彼は死なない程度に懲らしめる程度で済ませてやろうという寛大な処置すら考えていた。
その理由は極めて単純。その後取り寄せることに成功した触媒で呼ばれる英雄の方が、間違いなく戦力としてふさわしいものだったからである。
イスカンダルは確かに英霊としては高い格を持った英霊だろうが、その本質は指揮官であり単独の武勇よりも組織を率いて戦う長だ。英霊とはいえたかがサーヴァントに組織の実験を与えるなど、誇り高きエルメロイの末裔としては不本意だし、聖杯戦争のセオリーを考えれば軍団指揮能力は無用の長物といっても過言ではない。
だがこの触媒で呼び出される英霊は違う。軍勢を率いる素質もあるだろうが、何より個人の圧倒的な武勇によって名をとどろかせる英霊だからだ。
「一つの伝説において最強を謳われた騎士。このロード・エルメロイの従僕としてならばむしろ略奪者であるイスカンダル大王よりふさわしいとは思わないかね、ソラウ」
ケイネスは自分の勝利の歩みを見てくれるであろう婚約者にそう告げるが、肝心の婚約者であるソラウは冷静な視線を崩さなかった。
「それは否定しないけれども、なぜ彼ほどの騎士から理性をはぐような真似をしたのかしら?」
ソラウはむしろ不満すら浮かべていたが、浮かれているケイネスはそれに気づかなかった。
ソラウの不満ももっともである。
この聖杯戦争において、ケイネスは魔力パスを分割して戦闘における魔力消費をソラウに負担させるという所業を成し遂げた。
それ自体は優れた技量の証明でソラウも認めるものだし、戦略的にもマスターであるケイネスが憂いなく戦闘を行えるという意味では、武功を求める彼の思想としてはまっとうなものだろう。
だが、いくら婚約者とはいえ彼個人に対して対して思うところのないソラウとしては、彼の功名心のために多くのマスターを魔力切れによる自滅へと導いたバーサーカーのサーヴァントの魔力消費を担当するというのは良い気持ちはしない。
「安心してくれたまえソラウ。通常戦闘ならば君の魔力で十分耐えられるし、魔剣を抜くときは私も負担を背負うに決まっているじゃないか」
「むしろマスターなんだからそれぐらいしてもらわないと困るけど、だけどいくらほかの亜種聖杯戦争の情報で理性を奪うデメリットが少ないことが分かっていたからって、彼ほどの騎士に知性があるほうが役に立つと思うのだけれど」
それは、この英霊の真名を知っていれば当然の疑問だろう。
彼はとっさの機転も利くし教養もある優れた人物だ。いくらケイネスが優れているとはいえ荒事になれているわけではないし、サーヴァントごときとはいえ言葉を交わす能力はあった方がいいとソラウは思った。
「なに。このケイネス・エルメロイ・アーチボルトの魔導に、いくらかの花の魔術師に縁があるとはいえ、魔導の神髄を理解していないであろう騎士の無粋な言葉など不要だと持っただけだよ」
ケイネスは動揺もせずそう答えると、目を細めて召喚したサーヴァントを見る。
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そう、彼は確かにすべての英霊を探しても上位を探すのが困難なほどの英霊だろう。
一つの時代で無双を誇るだけの武勇を持つ最強の騎士。だが、ケイネスは彼に対して不信があった。
この男は寄りにもよって剣をささげる主の妻と不義密通をかわし、挙句の果てにその流れで国を亡ぼす遠因とすらなったのである。
そんな男がソラウを目にすれば必ずコナをかけるに決まっている。なぜならソラウは素敵な妙齢の美女だから!
そんな嫉妬心丸出しの本能に、その英霊の「理性がなくても戦闘技術を住専に発揮できる」というバーサーカー向きの特性と化学反応を起こした結果が、今回の召喚だった。
「どうせ理解しておらんだろうが、この私の英霊となった以上それにふさわしい勝利をささげてもらうぞ、バーサーカー」
そして獣のごとき醜さを見せてソラウに軽蔑されるがいい。
そんな醜い感情をかけらも見せなかったのは、ひとえにケイネスのプライドの高さによるものだった。
「Arrrrrrrr・・・」
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【クラス】
バーサーカー
【真名】
ランスロット(Fate/zero)
【属性】
秩序・狂
【パロメーター】
筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:C
幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。
【固有スキル】
対魔力:E
魔除けの指輪による対魔力を有するが、狂化によりランクダウン。
無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。
精霊の加護:A
精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。
無窮の武練:A+
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
宝具】
『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人
――手にした武器に自らの宝具としての属性を与え、駆使する。
どんな武器、兵器であろうともランスロットが手にした時点でDランク相当の宝具となり、
元からそれ以上のランクに位置する宝具であれば、従来のランクのままランスロットの支配下に置かれる。
フェロットの策に鎮められて丸腰のまま戦う羽目になったとき、楡の木の枝でフェロットを倒したエピソードの具現。
『己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
――自らのステータスを隠蔽する能力。
ランスロットは多くの戦闘で黒鎧で正体を隠したまま勝利の栄誉を勝ち取っており、
その故事の具現としての能力である。
『無毀なる湖光(アロンダイト)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
――他二つの宝具を封印することにより初めて解放されるランスロットの真の宝具。
この剣を抜いている間、ランスロット全てのパラメーターは1ランク上昇し、
また全てのST判定において成功率が2倍になる。
さらに龍退治の逸話を持つため、龍属性を持つ英霊に対しては追加ダメージを負わせる。
【人物背景】
型月ファンならご存じ、期限はた迷惑。
最近くるってない彼が出てきたが、結構ナンパする性格だったことが判明しておりやはり円卓は残念なものたちの集まりだということを証明してしまっている最強の騎士。
ぶっちゃけ彼とアグラヴェインがもうちょっと折り合いよければ円卓は崩壊しなかったと思う。
そんなわけで言い出しっぺなので一つ出してみました。あと最初の方で名前消えてたのに気付かなくてごめんなさい。
バーサーカーで彼を選んだは、理性を封じるバーサーカーのクラスをほかの作品で出した場合、狂化の影響で会話が難しくなったりして話を作りづらいと思ったからです。
なので原作でバーサーカーのサーヴァントでケイネスが選ぶぐらい実力があって、かつ原作でケイネスが引いたディルムッドが元ネタとの話のある彼が面白いと思いました。
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正直この企画の趣旨としては
1.ウェイバーがイスカンダルを召喚して、生き残るが途中で敗退する
2.ケイネスとソラウが死亡する
という条件を満たせれば、あとはなんでもいいのでしょう?
ならケイネスも募集コンペで同時期に書かせればいいんじゃないかな
>>1はケイネスが聖遺物を用意してる筈という判断で、偉人系縛りで募集しようとしているけど
アポ時空だと亜種聖杯戦争の乱立で聖遺物を用意することが難しいって設定があるから
別段用意できなくても不思議じゃないと思うし
最悪候補が出なかったとしても、原作と同じくディルムッドを召喚って手がケイネスなら使える
むしろケイネスの鯖決めるよりかは、早めに設定を決めた方がよいと思う
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まあ規格の趣旨そのものは大体そんな感じですね。
黒幕を先に決めるという案もあったんですが、そうなると作品の方向性も固定されるので方針としては先に前提の二つを固定させたかったですが・・・。
ではついでに黒幕も先に決めておきましょう。
この亜種聖杯戦争を本家聖杯戦争より大規模にして開催させた黒幕と、その黒悪がゲームメイクのために呼び出したサーヴァントも募集します!
とりあえず締め切りはこんがらがらってよよくないんでケイネスと同じ28日の午後9時で。間に合わなかったら延長します!
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ヤムチャ優勝ロワと同じで、
最初に決めたルールだけ守ってあとは無茶苦茶やる企画なのか?
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自分で出したもの以外出てこなかった。・・・地味にショックだ。
しかも黒幕も一組も出てこない。・・・とりあえず一週間延長します。
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ルールがよくわからないんだよなぁ
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黒幕もルールも自前で詰めるなら企画主やってるだろうしなぁ
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本スレッドは作品投下が長期間途絶えているため、一時削除対象とさせていただきます。
尚、この措置は企画再開に伴う新スレッドの設立を妨げるものではありません。
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