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金田一少年の事件簿バトルロワイアル

1 ◆CKro7V0jEc :2016/07/21(木) 12:25:02 ID:y6mUNds20










注意>『金田一少年の事件簿』に関する重大なネタバレを含みますので、把握してから読んでください。


   ちなみにリレーです。









【参加者名簿】
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○
○/○/○/○/○/○/○/○/○/○

60/60



【主催者】

???



【主催進行役】

九条章太郎@悲恋湖伝説殺人事件







463 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:21:31 ID:xlE/gBZs0



 ……そんな情勢の中で妥協案として提出された、班目るりの意識を分裂させる策も棄却され、主催者と主催者は更なる対立関係を煽った。
 やがて、高度な科学や黒魔術によって班目るりの所在が多くの主催者にとって不明になると、遂にはどの勢力が班目るりを保有しているのかという議論が始まり、主催者たちは疑心暗鬼になっていった。
 るり自身もまた、自分がどこにいるのかわからなくなっていた。
 バトルロワイアルそのものが立ちいかなくなっていき、すべての主催者がバトルロワイアルを中断、放棄した結果、彼らは経済的に苦境に喘ぎ、続々と自滅していった。







「私たちは魔法少女、いいえ、もっとありていに言えばプリキュアよ」

 ある時代のバトルロワイアルでは、班目るりの前には、三人の魔法少女――いや、プリキュアが立っていた。
 プリキュアに変身しているのは、巽もえぎ、兜霧子、辺見魔子の三名だ。
 巽もえぎがプリキュアであるのは、『金田一少年の小旅行』で、女児向けアニメマニアである事を暴露された逸話や、もえぎの声がプリキュアで聞いた事のある声である事実から考えれば、容易に想像がつく。
 実を言えば、『金田一少年の事件簿R』の女性犯人役には、プリキュアを演じた事のある声優が配役されやすいというジンクスが謳われている。それに即して言うならば、制作会社の都合もあり、一歩間違えば金田一の世界にプリキュアの妖精が現れ、この三名をプリキュアに選んでもおかしくはないという話だ。
 しかし、何故兜霧子と辺見魔子はプリキュアなのか。
 以下の理由が挙げられるだろう。

 兜霧子は、作中において一度たりとも台詞がない。
 よって、巽もえぎ=プリキュア理論が声優ネタを通して「アリ」と断定されるのならば、声のない彼女には無限の可能性があり、プリキュアであってもおかしくないと云えるからだ。
 では、辺見魔子は?
 ……そう、女の子は誰だってプリキュアになれるのである。辺見魔子がプリキュアであってもおかしくない。
 よって、この三人はプリキュアだった。
 プリキュアだったが、その時、世界情勢は救いようがないほど混乱していた。班目るりを巡る戦争は最終段階にきて、遂にアルマゲドンを起こしたのだ。







 ――そう、誰かが毒龍のスイッチを押してしまった。
 爆裂した核は、世界を焦がし、他の主催だけではなく自らまでも焼いていった。三名のプリキュアをもその炎に巻き込み、消し去った毒龍は、遂に世界の終わりを始める事となった。
 この出来事と、その後の余波によって、人類の人口は一億人まで減じる事となり、世界は滅亡に近づいていく。



 ……しかし、その渦中にあって、オリジナルの班目るりは尚も生存を続けていた。





【金田一少年の事件簿バトルロワイアル 完】







464 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:25:25 ID:xlE/gBZs0



 しかし、物語は、まだ続いた。

「――思い出した」

 るりが不意にそう言ったのを、葉崎栞は驚いて聞いた。
 ここは、獄門塾の敷地内である。放送をすべて聞き届けた葉崎栞と連城久彦の横で、ただずっと茫然としていたるりは、その人形のように黙していた口を開いたのだ。
 その目には、自ずと涙がこぼれていた。

「るりは、ずっと殺し合いを見てきた。
 この世界が壊れるまで、ずっとみんな殺し合ってた……。
 このままじゃ、みんな死んじゃうかもしれない……。
 るりは、この殺し合いに来るまで、何度も何度も……今みたいな終わらない殺し合いの中にいた」

 ――――そう、殺し合いゲームの繰り返しは、悠久の時を超えて、るりを再び最初の殺し合いに還ってきていたのだ。

 彼女は、この殺し合いゲームの最中に別の殺し合いゲームに参加し、その最中に別の殺し合いゲームに参加し、その最中に別の殺し合いゲームに参加し、その最中に別の殺し合いゲームに参加し……やがて、その記憶を封じていた。
 それが、今はこうして元の場所にいる。彼女が一番最初に殺し合いをしたと思っていた筈の殺し合いこそが、本来ならば最も新しい世界――彼女の最後の殺し合いの場なのである。

 ……栞や連城に、同一の経験があるのかはわからない。
 すべての殺し合いが行き着く先にここがあるというのなら、
 しかし、二人は顔を見合わせ、やがてるりの話を聞き始めた。

 果たして、るりは本当にそんな経験を繰り返したのか、そんな過酷な状況の最中にあったのか、二人は信じる事は出来なかった。
 何しろ、かつてもこの殺し合いを経験し、そこから抜け出して別の殺し合いに行ったとするのなら、今この殺し合いは何だというのだろう。
 現実にいまだに殺し合いは続いているのだし、るりもここにいる。

「円環構造、この殺し合いはループしているのかもしれない……」

 るりは言った。
 るりは、かつてもそれまでの記憶を消され、「金田一と遊ぶ約束をした直後」まで記憶を戻されて、これと同じ殺し合いに参加した。
 そして、そのまままた新しい殺し合いに呼ばれて、その説明の最中に次の殺し合いに呼ばれた。
 それがまた、新しい殺し合いに呼ばれていき、世の中が滅亡するまで、るりは酷使された。
 その時のるりをこの殺し合いの主催者が連れてきて、記憶を消し、「金田一と遊ぶ約束をした直後」まで記憶を戻されて、またこの殺し合いへと参加したのだ。
 円の中を回るように、るりはずっとそれを繰り返してきたのかもしれない。



 ずっと……ずっと……。







「嘘……」

 栞は、そんな折に自らの支給品だったパソコンを用いて、『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』を読み進めていた。
 それは、るりの指示によるものだった。
 殺し合いのある段階において、るりはその『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』という存在を認知するに至った。そこには、内容が書いてあったのだ。

「見て。ここにあたしたちの事が全部、書いてある!」

465 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:26:01 ID:xlE/gBZs0

 栞の驚き。
 金田一少年の事件簿バトルロワイアルとは何か。
 それは、すべてのるりの輪廻と魔法の鍵を握る重大なネット小説であった。
 彼女たちの行動すべてがこの『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』の中に記されており、それを覗くと彼女たちのこれまでの行動はおろか、心情まですべて書き連ねられていた。
 連城もそれを覗いた。
 俺ロワ・トキワ荘にて◆CKro7V0jEcが企画し、アットウィキに纏められたその資料こそ、『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』と題されたシナリオだった。

「金田一少年の事件簿バトルロワイアル……」

 そして、そのwikiから本スレに飛んだ彼女たちは、スクロールして驚くべき話が投下されている事に気づいてしまったのだ。



 ――それは、『Sick or Victory』というタイトルのつけられた話であった。



 この『Sick or Victory』には、まさに今の彼女たちの事が書かれていた。るりのこれまでの運命は勿論の事、その中の彼女たちの心情が全て赤裸々に書きうつされており、これから先の事まで書いてある。
 彼女たちは、それを恐る恐る読み進め、息を飲んだ。

 まさしく今、このタイミングでこの行を読んでいた栞は、気が狂いそうになるのを抑えた。
 今、この文章にはまさしく自分たちの運命が書き記されているわけだが、その内容はすべて的中している。
 指は震えている。歯がガタガタと音を立てている。
 ↑の文章もすっかりそのまま、栞の行動や心情と合致している。
 恐怖するしかなかった。恐怖さえも支配されているようだった。
 思わず、るりを見た。
 そして、画面を戻すと、そこに「るりを見た」と書いてあって震える。


















 それから……。



















 閑話休題。

466 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:26:50 ID:xlE/gBZs0







































 栞は、妙に長い改行を、少し恐れながら文章をスクロールした。



















 葉桜栞、これは作者からの個人的なメッセージだ。











 お前は自分の口にピストルの先っぽを突っ込んで、脳天に向けて発射する事になる。

467 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:27:27 ID:xlE/gBZs0


















 そんな悪戯なメッセージを読んだ栞は、恐怖に震えながらも、ピストルを握っていた。
 震える手で、ピストルを握り、首を必死で横に振る栞だったが、そのまま操られるようにしてピストルを口の中に突っ込んだ。そこにあるのは、逃れられない死だった。

「嫌……いや……」

 分泌された唾液が銃口をぬめらせた。口の外に唾液が漏れて垂れていく姿は、いささか官能的でさえあった。
 涙とともに自分がこれから死ぬ運命を否定したい栞だったが、次の瞬間、銃声が鳴り響いて、ついに自分の運命にピリオドを打ってしまった。
 血が一面に飛び散り、連城のマスクと、るりの下着を赤く染めた。



【葉桜栞@吸血桜殺人事件 死亡】
【残り42人】







 ――同じ頃、伊志田純の身体中の細胞が突然大爆発した。



【ピエロ左近寺@魔術列車殺人事件 死亡】
【伊志田純@不動高校学園祭殺人事件 死亡】
【残り40人】







 檜山爆弾が次々と人を殺した。



【神小路陸@狐火流し殺人事件 死亡】
【鐘本あかり@狐火流し殺人事件 死亡】
【チャネラー桜庭@魔術列車殺人事件 死亡】
【近宮玲子@魔術列車殺人事件 死亡】
【美咲蓮花@薔薇十字館殺人事件 死亡】
【残り21人】





468 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:28:54 ID:xlE/gBZs0



 鯖木は逃げそこなって、刀丸に殺されて死んだ。
 だが、刀丸も自責の念で自害した。



【鯖木海人@雪鬼伝説殺人事件 死亡】
【刀丸猛人@悲恋湖伝説殺人事件 死亡】
【残り6人】







 文章が、人を殺していく。
 参加者たちを次々と理不尽に。
 それは殺し合いを終わらせる為の大量虐殺。
 すべては、るりが望んだ事だった。

「ごめんね、みんな」

 班目るりは、金田一ロワの書き手になっていった。
 ロワを終わらせる為の最後の手段として、この方法を選んだのだった。
 自らが書き手となってバトルロワイアルを開始し、その運命を書き換える事で異世界に干渉を起こす。彼女の力は、殺し合いの運命に干渉する事を可能とした。

 そうだ。最初からこうすれば良かったのだ。
 文章を書くだけでどこかの可能性世界で人が死んでいき、バトルロワイアルが始まっては終わる。始まりは終わり、終わりは始まる。生きるが死んで、死ぬが生きる。
 彼女が巻き込まれた金田一少年の事件簿バトルロワイアル、その始まりを終わらせる為には、巻き込まれた彼女が巻き込んだ『災厄の皇帝(エンペラー)』になって、このプログラムを文章で書き替えて終わらせる事だ。
 檜山ボムの登場と種明かしによって、次々と参加者が死んでいった。
 連続して、るりはひたすらに参加者を雑に殺すSSを投下しまくった。
 そう、ただ一人、班目るりだけが残るように展開を調整しながら。



 ……だが、そんなるりのおかっぱ頭に向けて、背後から銃が付きつけられていた。



「……え?」

 後頭部に押し付けられているその固い感触に、るりは恐怖と絶望を感じていた。
 それは紛れもなく、何者かがるりを殺す為に向けた拳銃の感触だった。
 振り向こうとしたが、それはあまりに怖かった。

「るりちゃん、あなたはこの話の作者にはなれないわ。だってこの話の作者はね――――私だもの」

 そして、最後に生き残っていた筈のるりの後頭部は、弾丸によって貫かれ、優勝者は決まった。
 ……そこにいたのは、死んだはずの五塔蘭だった。



【班目るり@黒死蝶殺人事件 死亡】
【残り1人】







 五塔は、とにかくただひたすらに若さを求めていた。
 くたびれていく自分の身体に、若き日の情熱と艶を得て、若かりし頃に叶わなかったあらゆる事を再び叶える事を悲願としていた。
 その為に若い少女の血を欲していた。

469 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:29:24 ID:xlE/gBZs0

 五塔は、その場ですべての衣服を脱ぎ捨て、全裸となると、るりの遺体もまた脱がせた。うつろな瞳のままに、自分が何故死んだのかさえもわからないるりの身体を持ち上げ、不敵な笑みを浮かべると、五塔は嗤った。
 血を受けるには幼すぎる気もするが、彼女の血を浴びればもう一度若返る事ができるかもしれない。五塔は、平坦なるりの身体を貪り始めた。



【金田一少年の事件簿バトルロワイアル 完】





470 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:31:55 ID:xlE/gBZs0



「――――んだゴラァ? ブッ殺すぞ?(訳:といった内容のAVの企画なのですが、どうですかね? 売れると思いますか?)」

 ここはヤクザっぽい男が勤めているアダルトビデオメーカーだった。
 ここまでの金田一ロワの物語はすべて、このヤクザっぽい男が企画したアダルトビデオの第一章にあたるシナリオなのである。
 このビデオにおいて肝心な場面は、ラストの班目るりと五塔蘭のカラミ、疑似ロリ屍姦にあたるわけだが、この場面に合う女優を探していたのだった。
 つまるところ、熟女系の女優と、ロリータ系の女優が必須となるわけだが、何せ十八歳未満の少女などAVに出せる筈もない。そんな事をしてしまえば、忽ち警察の厄介だ。
 それに、彼の夢は、映画を使って人を幸せにする事だった。小さな女の子をこんな業界に巻き込むわけにはいかないと切に思っている。
 今はAV業界にいるが、映画界で大きな映画を作りたいと思っている。
 彼の名は蔵沢明。後に、世界で大いに評価される映画監督となる男だったが、今はまだAV業界で働く、ただのヤクザっぽい男に過ぎなかった。

「あァン? テメェ何言っとんじゃ? こんな道理が通るとおもっとンのか!?(訳:うーん……面白いんだけどちょっと難解すぎるかな? でもまあ、エロシーンさえあれば商品として出していくつもりだし、君にもエロさえあれば良いって言っちゃったからね。偉い人たちには僕の方から掛け合って見るよ)」

 別のヤクザっぽい男が、そう言った。
 ヤクザっぽい男たちは、映画業界を目指すといっても、自由に色んなものが作れるこの世界も好きだった。
 この金田一ロワのような前例のない特異な作品だって誰も拒まない。
 それに、エロさえあれば予算も下りやすい。

「アァン……どげんちらかしちょっちゃァッ!! こちとらすんでばらに死なんずくらっとっちゃァッ!!!!」

 そう感謝の言葉を告げて頭を下げると、ヤクザっぽい男はその場を後にした。
 彼もしばらくはこの業界にいるつもりだ。
 仮に――仮にもし、彼が本当の五塔蘭や班目るりでAVを作れるのなら、どんな作品になっていただろう。



 おそらく、次のようなタイトルと内容になっていたのではないかと思われる。



【弄りん姦村インランババア 五塔蘭】

〜あらすじ〜

六角村の美熟女、五塔蘭はXX歳独身。
彼女の最近の悩みは、若くて美しかった頃の自分の姿がどんどん遠ざかって行ってしまう事。はりのある肌や白髪のない黒髪が懐かしい……。
そんな時、村の若い娘・若葉が結婚式の為に帰ってきた。
十七歳になった彼女の姿を見た五塔はすっかりドキドキ。若さに嫉妬して、すべてを蹂躙したいと考えるようになる。
エロザベート・バーユリ婦人の伝説を信じ、レズエッチすれば若返るのではないかと考えた五塔は、村の若い少女や村に来た少女を狙っていく。
兜霧子編、時田若葉編、七瀬美雪編、全三章 + PTA会長編(予定)。

471 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:32:26 ID:xlE/gBZs0



【不死蝶伝説、班目るり1●歳〜×コキしちゃう撮影事件〜】

〜あらすじ〜

長野県某所のとある蝶屋敷に住む淫らめロリチャン……じゃなかった、班目るりちゃん。
なんと今回撮影に応じてくれたのは、なんとお父さんに無理やり出演をさせられたからなんだって。そう、この班目家のみなさんはお母さんもお姉さんも全員お父さんの言いなりで、我がメーカーにAV女優を提供してくれるお得意様なのだ!
今回デビューしたるりちゃんは、中●校に上がる前の1●歳。お母さんやお姉さんが必死に止めてたんだけど、遂にデビューする事になっちゃった。
初めての撮影に「死んじゃうかもしれない……」と涙ぐんでいたけど、大丈夫大丈夫、優しくヤッてあげるから問題ないよ。
……と言いつつ、ゴム取り、マン突きしまくる、ロリコンたち。
お毛がありませんね?お姫様。
るりちゃん、今度はお母さまやお姉さまたちと四人で仲良く出演できると良いですね?
シモンさん、次回作の際も女優提供待ってまーす^^



 ……と、こんな感じである。
 これらのアダルトビデオが高い売り上げを誇れる事は、熟女マニアとロリコンの絶対数からして間違いないが、あくまで『金田一少年の事件簿』は、かつて存在した名探偵を題材としたフィクション作品である。どこまでが実際にあった出来事なのかはわからず、この五塔蘭や班目るりといった人気キャラクターにしても実在の可否は疑われる。
 その人気は留まる事を知らず、Pixivには毎日のように膨大なR-18画像が描かれていき、パロロワ界隈では金田一ロワが乱立していずれも盛況している。AV業界も負けられなかった。彼女らの登場する金田一ロワを題材にしてAVを作りたいに決まっていたのだ。
 しかし、シナリオを完全オリジナルにした結果、あらゆるアイディアが浮かんでしまい、結果的に難解で前衛的な作品が生まれてしまった。
 それが今回の金田一ロワAVであった。



【金田一少年の事件簿バトルロワイアル 完】





472 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:34:02 ID:xlE/gBZs0



 ……班目るりは、またも葉崎栞と連城久彦の前にいた。
 バトルロワイアルの円環の中から再びこの世界に現れ、そしてすべてを思い出した彼女は、すっかり青ざめた様子だった。
 かつて、遂に掴む事の出来なかった殺し合いの意味が、るりにはわかってしまったのだ。

「――あたしたち……本当はどこにもいないのかもしれない」

 それは、AVメーカーが作り上げた想像の企画であり、これから女優に演じられる事になる想像上のキャラクターだという事。
 自分たちは『金田一少年の事件簿』という漫画の中にしかいない架空の存在であり、『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』はヤクザっぽい男が創造したAVというオチの物語だった事。

 ……しかし、そうなると、自分たちの存在は何なのだろう。ここで意思を伴って会話し、殺し合う運命と戦っている自分たちは、ただ誰かの手によって性的に消費されるだけに過ぎない存在なのだろうか。
 それとも、『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』はもっと根本で誰かが作った物語に過ぎず、性的な消費すらされない、完全に無為な存在だったとするのなら――。

「……ねえ、あたしたち、本当にどこかにいるのかな。
 本当は、誰かが考えたお話の中にしかいないのかもしれない。
 その人の考えた通り、操られるようにして生きているのかもしれない」

 るりは、浜辺に腰掛けて、そんな不安を高森ますみに打ち明けていた。

「ねえ、るりちゃん。胡蝶の夢という話を知っている?」

 自分を蝶と告げた父の姿が頭をよぎった。
 誰かが自分の運命を作り出しているのかもしれない。
 そんな事が、るりにとっては妙に生々しい真実に思えた。

473 名無しさん :2018/04/10(火) 00:34:06 ID:hLtzulY.0
お疲れ様でした

474 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:34:40 ID:xlE/gBZs0

「全部、蝶の見ている夢かもしれないっていう話?」

「うん。
 たとえばね、るりちゃんが蝶になる夢を見て目覚めたら、近くを蝶が飛んでいたとする。
 ……それで考えるの。
 るりちゃんが蝶になった夢を見たのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか」

「本当にわからないよ。
 るりは誰で、何なのか、何の為に生まれてきたのか」

「いいんじゃないかな。
 それを言い出すと、生きている人間なんてどこにもいないかもしれないし……」

「でも、どこかで誰か、生きてるよ」

「生きてる人だって、別の誰かの夢かもしれない。
 お互いがお互いの夢かもしれない。
 それが生きているって事なのかもしれないよね」

「じゃあ、これは全部あたしの夢なの?」

「そうかもしれないし、違うかもしれない」

「わからないよ」

「でも本当はね、全部『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』っていう、誰かの小説の中の出来事なんだよ」

「ビデオじゃないの?」

「うん。だから、るりちゃんにも私にも体はない。
 あるのは体じゃなくて、文字。文字から想像して、読んだ人が体を作る。
 命もないし、死なない。でも意思がある。生きている」

「どういう事……?」

「あたしにも、わからないかな」

「じゃあるりもわからないよ」

「ねえ、あなたはわかる?」

 ますみは、あなたに訊いた。
 あなたの返事をますみは聞いた。

「そっか……」

「全然わからないね」

「そうだね」

「でも……そうだ、お姉ちゃんはなんで死んだはずなのに、いま、生きてるの?」

「それはね、小説の中だから。るりちゃんの認識の中ではずっと生きてるよ」

「あたしの前に確かにいるよ?」

「それは、あたしが認識されたから。
 むかし、『金田一少年の事件簿』の仏蘭西銀貨殺人事件に出てきて、多くの人に認識された。
 その認識が次は『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』で膨らんだの。
 そこでるりちゃんに会って、あたしはるりちゃんに認識された。認識されたあたしは、るりちゃんの中で生きる事になった」

「そうか、じゃああたしも人に認識されている限り生きられるんだね」

「でも、るりちゃんはここにいる?
 自分の認識を持ってそこにいると思う?
 誰かの中のるりちゃんの認識があっても、るりちゃんの中のるりちゃんの認識はどこにあるの?」

475 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:35:08 ID:xlE/gBZs0

「え?」

「るりちゃんは自分の意識がある? 原作の中や二次創作の中にない、るりちゃんしか知らない自分」

「いっぱいあるよ?」

「でも、見せてないよね」

「うん」

「たくさんの人がそれを探している。るりちゃんが、一体何を言って、何をする子供なのか。
 ほら、この文章を読んでいる人も、書いている人も、本当のるりちゃんは一体何をしてどういう事をする人間なのか、ずっと考えているの。
 でも、それぞれ違う解釈をしてしまう。本当は正しい解釈をしたいのにね。
 はじめちゃんも、美雪ちゃんも、あなたのお姉さんも、お母さんも、小野寺さんも、お父さんも、多分本当のあなたが考えている事は認識できないままに、あなたの性格を勝手に考えている。
 でも、るりちゃんはるりちゃんなりにに考えている事があって、自分の事も自分で考えている。誰もそれを作れないしねつ造できないんだけどね。
 だけど、るりちゃんを作った『金田一少年の事件簿』のスタッフも、考え付いたまでは良いとしても、世に出す時にきっとるりちゃんがどういうキャラクターなのか悩んで、今もわからない筈よ。はじめちゃんを描く時もそうなんじゃないかな。
 それをずっと繰り返しながら、『金田一少年の事件簿』は生まれた。
 そして、黒死蝶でるりちゃんの死は悼まれた。ねえ、るりちゃんって、どういう子なの?」

「わからないよ。だって、これを言わせているのはあたしじゃないから。
 あたしが言えるなら、あたしが言う。でも、あたしじゃない」

「そうでしょ?」

「あたしにはあたしがある。だから……」

 二人は、巨大な銭湯の中で温まっていた。
 遠くの風景を見ると、二人はどこかへ吸い込まれそうになっていった。
 やがて、二人は本当に吸い込まれて、るりはある結論に達することになった。

「ここは、誰かが作った世界だと思う……。
 班目るりはどこにもいない……。空想の存在……。
 だから、あたしにあたしがあるなら、あたしは多分、班目るりじゃないと思う……」






 そんな事を呟くと、誰かが拍手をゆっくりと鳴らした。
 次第に、もっと自信を伴った素早い拍手に変わっていくと、るりたちのいる場所はまるで別の場所であったかのように色を変えていった。

 るりが立っている場所を見ると、そこは不動高校の体育館だ。
 また殺し合いが始まったのかと思って周囲を見回したが、るりの周りには誰もいなかった。
 だとするのなら、これはどういう事なのだろう。

 目の前に――一人の男が立っていた。
 拍手の音は、彼が鳴らしたものだった。

「おめでとうございます、班目るりさん。
 貴方は、すべて自分の力で気づく事が出来た。無事、ゲームクリアです」

 それは、九条章太郎だった。
 柔和に笑う九条に、るりは妙な警戒をした。
 そもそもの話として、この九条という男の背はこんなに低かっただろうか?

「どういう事?」

 るりは訊いた。

「このゲームは、すべて、ある方による実験だったのです。
 見てください、班目るりさん――――――いいえ、“浅香奈々”」

 るりの身体は、浅香奈々のものへと戻っていた。
 班目るりの正体は、浅香奈々だったのだ。





476 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:36:13 ID:xlE/gBZs0

 るりの身体は、浅香奈々のものへと戻っていた。
 班目るりの正体は、浅香奈々だったのだ。







 すべての種明かしをしよう。

 この『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』の主催者こと、『災厄の皇帝(エンペラー)』に、正体は存在しない。
 ただし、すべてを仕組んだ黒幕として言えるのは――ここにいる、琢磨ゆりその人だった。

 琢磨ゆりは、婚約した恩師を殺害したチャットサークル『電脳山荘』のメンバーへの復讐を企て、その手法として彼らをVRの世界に閉じ込める方法を考え付いた。
 ネット世界でミステリを批評し続けていた彼らにとって、最も皮肉な殺し方が、こうしてミステリ漫画『金田一少年の事件簿』の登場人物としての記憶を植え付けられて、破天荒な殺し合いに巻き込まれる内容のVRに彼らを閉じ込める事だった。
 VR内で死んだ段階で、脳機能は停止して、現実世界においても死亡する。あるいは、永久に閉じ込められるかもしれなかった。

 そして、電脳山荘メンバーの一人であった浅香奈々に与えられた役割こそが――班目るりだった。

 彼女は、開幕して間もなく同行者を殺害され、強姦されかけるハメになる。
 十二歳にしてそんな過酷な運命をたどりながらも、彼女は「黒死蝶」へと覚醒していく。
 筋書を与えたわけではないが、結果的に“班目るり”はこの殺し合いの中では面白い方向に転んでくれていた。
 琢磨が拉致したVRプログラマが檜山ボムやダンデライオンなどのふざけた要素を捻じ込んだわりには、彼女はすっかり殺し合いの一員として精神を汚してくれている。
 しかし、バグが生じていた彼女には、徐々にループなどの兆候が芽生え、遂に浅香本人のトラウマ的事象である「AV撮影強要」などの影響がVRデータを汚染し始めた。
 結果的に、巻き込まれる形で貴志日出男、辰巳哲、飯田文江、A子などの人間は余波を受けて意識途絶。現実において、その肉体は完全に臨終した。

 果たして、浅香の精神は琢磨はもはや呆れるところまで来ていた。
 彼女がこうして生還してしまった事で、琢磨はもう復讐の気力が失せてしまったのだ。
 浅香がこの数時間のVR実験で、数百年の体感時間を生きて、遂に体感上で「班目るり」として在った時間の方が「浅香奈々」であった時間より長い事になってしまった。

 もはや、彼女は浅香奈々ではなく、班目るりだ。
 姿こそ、二十歳を超えた成人女性ではあるが、好きだったパトリシア・コーンウェルの事も覚えていないし、電脳山荘も過去の罪も何もかもを忘却している。

 こうして、いま二人で会話をしていても、浅香は全く、自分が浅香奈々だと気づいてくれなかった。
 すっかり班目るりと思い込んでしまっているのだ。
 彼女の姿を見て、琢磨はすっかり疲れてしまった。
 もう、すべての復讐に意味を感じなくなってしまっていた。

「もう終わり。あなたもそう思うでしょう?」

 琢磨は、あなたにそう問いかけた。







 琢磨は、浅香が使ったVR装置を、今度は自分に着用する事にした。
 いまだに自分をるりと信じて疑わない浅香と同様に、すべてを忘れてVRの世界に逃避し、班目るりとなる事も悪くはないと考えたのだった。
 抜け殻のようになった琢磨が、VRのスイッチをオンにした。
 琢磨の精神が、『金田一少年の事件簿バトルロワイアル』の世界へとドッキングしていく。肉体だけをこちらの世界に残して、あとの記憶はすべて班目るりのものへと上書きされ、VR空間ではこれから班目るりとして生きる事になる。
 班目るりが見ていた長い長い琢磨ゆりの夢を捨てて、琢磨ゆりは長い長い班目るりの夢を見るのだ。そう、浅香奈々のように。

「ねえ、あなたはそこにいるの?
 本当にそこにいる?」

 ――そこにはもう、琢磨ゆりの姿はなかった。



 琢磨ゆりがいた場所には、ただの地蔵だけが立っていた。







 ――――班目るりが目を覚ますと、そこには確かに、葉崎栞と連城久彦がいた。



 何故眠っていたのか。
 何か夢を見ていた気がする。
 夢を見ていた気がするが……そんな事は忘れてしまった。



 るりはやらなければならない。
 復讐を遂げなければならない。

477 Sick or Victory ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:36:44 ID:xlE/gBZs0





 黒死蝶は――羽ばたいて。





【一日目/黎明/獄門塾敷地内】
※るりは疲労で眠っていました。るり自身は放送を聞き逃しています。


【斑目るり@黒死蝶殺人事件】
[状態]疲労(絶大)、精神的ダメージ(極大)、激しい怒り、激しい悲しみ、五塔・多間木・古谷・海堂への憎しみ(極大)、下着姿
[装備]速水玲香を気絶させた時に安岡真奈美が使用したスタンガン@速水玲香殺人事件
[所持品]基本支給品一式
[思考・行動]
基本:脱出した後に斑目紫紋を殺す。
0:五塔・多間木・古谷・海堂は必ず殺す。
※参戦時期は金田一と遊ぶ約束をした後。
※怪人【黒死蝶】になりました。


【葉崎栞@吸血桜殺人事件】
[状態]疲労(中)、精神的ダメージ(大)、冬部を失った悲しみ、ますみの遺体を見たショック
[装備]
[所持品]基本支給品一式×2、不明支給品1〜2、冬部の不明支給品1〜2(武器の類ではない)
[思考・行動]
基本:三日目まで生き残りたい。
0:冬部さん...
※参戦時期は金田一に全ての事情を聞かされたあと


【連城久彦@異人館村殺人事件】
[状態]疲労(大)、六星への憎しみ。
[装備]高遠が使ったトリックナイフ@露西亜人形殺人事件
[所持品]基本支給品一式、不明支給品0〜1
[思考・行動]
基本:若葉の仇をとる。それ以外はたぶん殺さない。
0:若葉の仇(六星)を見つけ次第殺す。
1:若葉の仇を探し出す。
[備考]
※参戦時期は六星にナイフを刺す直前
※六星を見つけ次第殺しにかかります。









「真実を思い出すにはまだ早かったようですね――班目るりさん」







478 ◆CKro7V0jEc :2018/04/10(火) 00:37:08 ID:xlE/gBZs0
投下終了です。

479 西田啓&セイバー ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 16:53:12 ID:GU2ZBlmE0
投下します。

480 「私は赤沼三郎だ」 ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 16:54:34 ID:GU2ZBlmE0




「私は赤沼三郎だ」

 赤沼三郎、参加者X。
 彼の正体が津雲先生と水沢利緒にも気になってくる頃合いだった。
 それは頑なに覆面を被り、「私は赤沼三郎だ」と言い張る赤沼の事が、いい加減に無礼に感じたのである。

「私は赤沼三郎だ」

「そろそろ覆面を取ったらどうなんです? 失礼じゃないですか」

「私は赤沼三郎だ」

「いい加減にしてください! いつもいつもそればっかりで……!」

「私は赤沼三郎だ」

「ずっとそんな事を言い続けるのなら、こちらにも考えがありますよ!」

 津雲は、怒りに震えて赤沼の覆面に手をかけた。
 強引にその覆面を剥いで、赤沼の姿を見つけようとしたのである。
 そんな手段を使ってまで、赤沼の正体を気にかけた津雲の気持ちはわからなくはない。
 殺し合いの最中、ひたすら無口に隣にいた赤沼が、その態度に加えて覆面を被り続けたのである。
 その瞳が一体何を映しているのか、津雲には気になって仕方がなかったのだろう。

「私は赤沼三郎だ」

 しかし、そうして津雲が覆面を剥いでも、その下にあるのは赤沼の黒い覆面があった。
 覆面の下に覆面を被っていたのだ。
 目の前の相手が狂人だと認識して、津雲は恐怖した。
 だが、それで津雲は諦めなかった。

「こんなもの……!」

 更にその覆面を剥ごうとする。

「私は赤沼三郎だ」

 その下には覆面があった。

「こんなもの……!!」

 更にその覆面を剥ごうとする。

「私は赤沼三郎だ」

 その下には覆面があった。

「こんなもの……!!!!」

 更にその覆面を剥ごうとする。





 そんな事をずっと繰り返してきた。





 そして、ある覆面を剥がした時、赤沼三郎はそこにはいなかった。
 覆面が覆面を多重に被って人のふりをして動いていたかのように、赤沼三郎に正体はなかった。
 覆面の下の覆面、それをひたすらに剥ぎ続けると、そこにはもう、何もなかった。

 何もない。

 しいて言うのなら、それが赤沼の正体だったのだ。

「ハハハハハッ、赤沼三郎なんていうものはなかったんだ! 赤沼三郎なんていうものはなかったんだ!」

 津雲は高笑いをしながら、自らを囲う鏡を見た。
 すると、そこには赤沼三郎があった。
 思わず、津雲はその鏡に触れたが、その鏡の中の赤沼は津雲と同じように津雲に触れていた。
 はっとして、津雲は己の顔に触れた。
 そこには、柔らかい布の感触があった。

481 「私は赤沼三郎だ」 ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 16:56:22 ID:GU2ZBlmE0

「私が赤沼三郎だったのか……?」

 気づいた。
 そう、津雲こそが赤沼だったのだ。
 赤沼の正体が何もなかったのではなく、津雲が赤沼だった。
 だから、何もないように見えたのだった。

「私は、赤沼三郎だ」

 赤沼三郎……。
 思わずそんな声が出た。

「違う、違うんだ……私は津雲成人だ……」

 津雲は、思わず、自らの被っている覆面を剥いでいた。
 ひたすら、ひたすらに剥いでいた。
 覆面の下には覆面があった。
 その覆面も剥ぎ続けた。
 そして、最後の一枚に手をかけた。

「これで……津雲成人に戻れる……」

 そう思って、津雲は自分の手で最後の覆面を剥いだ。





 そこには、もう、何もなかった。
 そんな一人芝居を、彼らはただただ見守っていた。






【赤沼三郎@飛騨からくり屋敷殺人事件 死亡】
【津雲成人@不動高校学園祭殺人事件 死亡】


【残り36人】

482 「私は赤沼三郎だ」 ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 16:56:57 ID:GU2ZBlmE0


【一日目/午前/鏡迷宮@鏡迷宮の殺人】



【水沢利緒@魔犬の森の殺人】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本支給品一式
[思考・行動]
基本:殺し合いから脱出する。
[備考]
※参戦時期は、死亡後。


【狩谷純@金田一少年の決死行】
[状態]全身の成長痛、大声が出ない。思考は比較的冷静
[装備]ランダム支給品0〜2
[所持品]基本支給品一式
[思考・行動]
基本:生き残り脱出したい。
[備考]
※参戦時期は事件後

483 ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 16:57:36 ID:GU2ZBlmE0
投下終了です。

484 ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 17:49:29 ID:GU2ZBlmE0
投下します。

485 裁き、戒と ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 17:49:58 ID:GU2ZBlmE0










 ――――聖者は、裁きを与えない。





     ――――――裁きの歌には、小鳥の声が聞こえないから。





                (サンタリニア聖典・第Ⅲ章より)












486 裁き、戒と ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 17:51:24 ID:GU2ZBlmE0









「はははははははっ」


 鯖木海人の下卑た高笑いが、ロスの街の中に響いた。
 異人館村のような事件が当たり前に発生する犯罪都市ロス、ここでまた一つの事件が起きた。
 そう、それは鯖木海人と刀丸猛人との壮絶な鬼ごっこの結末だった。
 こうして鯖木が高笑いをあげている結果からして、どういった結末を遂げたのかは誰の目にも明白だろう。


「しつこく追ってきたと思ったらバターなんかになりやがって!! バーカ、バーカ!!」


 そう、かつてこんな童話があった。
 黒人少年のサンボがトラに追われて、必死に逃げる。
 身に着けているものをすべて脱ぎ捨てて許してもらうわけだ。
 そんな中で、トラは戦利品を奪い合って木の周りをぐるぐると回って、サンボは脱ぎ捨てたものを全部回収する事に成功する。
 そして、猛スピードでぐるぐると回り続けたトラたちは溶けてバターになってしまい、サンボはそれをホットケーキに乗せて食べる。
 邦題は、『ちびくろサンボ』という。

 鯖木が振り返ると、刀丸の姿はなく、そこにはただどろどろに溶けたバターだけがあったのである。
 そこから導き出されるのは、鯖木を追いかけた刀丸はバターに変身したという推理だった。
 人間がそうそうバターになる事などあるはずないと思われるかもしれないが、あれだけしつこく追いかけてきた刀丸が消えてバターがあるのである。
 嫌でもあの童話が思い出されるし、鯖木も勿論、その童話の事を最初は考えた。
 一度は、人間がバターになるなど在り得ないと鯖木も思ったが、様子がおかしい。
 待てども待てども、真後ろにいたはずの刀丸が追って来る事がなかったのだ。
 それで、やはりあの童話は史実だったのだと納得した。
 笑いがこみあげないわけがなかった。
 心底の安心と、滑稽な殺人犯の末路に、鯖木はひたすら笑っていた。


「だいたい、人間がバターだぜ!! 笑っりまうよな!! ヒヒヒ、ホットケーキに乗せて食っちまうか!! ……ヒヒ、ヒヒ、ヒヒヒッ!!」


 鯖木は地べたのバターを踏みつぶして笑っていた。
 靴の裏がべたべたになっていたが、そんな事はどうでもいい。
 とにかく、勝利だ。
 鯖木は、そのままネットでバター化した殺人鬼の記事を書こうと、思い立った。
 事実として、自分はバター化した殺人鬼に出会ったのだ。この靴の裏が立派な証拠になる。


「ひひ、ひひひひひひひ!!!!!!!」


 笑いながら、鯖木は腰を突いた。
 気が抜けて、すっかり足の力も抜けていたのだ。すぐには立てなかった。しばらくは、笑っているしかできなかった。
 無防備だが、それは勝利者に許された一抹の休息だった。





【刀丸猛人@悲恋湖伝説殺人事件 死亡】
【残り35人】





【一日目/昼/ロス】

【鯖木海人@雪鬼伝説殺人事件】
[状態]充足感、疲労(極大)、安心感、靴の裏にバター、この後死ぬ
[装備] なし
[所持品]基本支給品一式、双子姉妹探偵@蝋人形城殺人事件、S・Kのイニシャルキーホルダー@悲恋湖伝説殺人事件、身代金50万円
[思考・行動]
基本:『災厄の皇帝(エンペラー)』及び観月旅行者及び小説家多岐川かほるの炎上。
0:炎上させこのロワイアルを終わらせる。
1:ネット環境のある場所へ行く。
2:『災厄の皇帝(エンペラー)』は参加者に紛れ込んでいると疑っている為人は信用しない。
3:誰か助けて……。
[備考]
※参戦時期は、雪鬼伝説殺人事件に巻き込まれる前。
※外部連絡が通じないということが頭から漏れています。
※金田一世界の事件をある程度一般人が調べられる範囲で知識があります。
※リーダーシップの持った人間及び動機のない殺人をする者に『災厄の皇帝(エンペラー)』が紛れ込んでいると推理しています。
※ちなみにこの後で死にます。







487 裁き、戒と ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 17:51:59 ID:GU2ZBlmE0




「……え?」


 鯖木の身体が、直後に背後から何かの輪で絞められていた。
 そのまま、相当の力強さで、鯖木の首に細長い力が加わっていった。
 息が出来ない。
 そう、息が出来ない。
 そのうえ、首が折れそうなほどに痛い。
 鼻も口も、目でさえも呼吸を求めながら、それが叶わない。
 苦しい。
 口の中の唾液は飲み込む事が出来ずに流れ出ていった。


「あ、あがっ……」


 そう、これが刀丸の作戦だったのだ。
 道端に落ちていたバターをそのまま地面に放置し、回り込んで鯖木の近くに隠れた刀丸は、すぐに息を殺した。
 追い払ったとも思えずに不自然がった鯖木は、動きを止める。
 思惑通りに鯖木がバターを確認して、『ちびくろサンボ』を思い出して安心したところを、後ろから襲い掛かる。
 まさにこの作戦は大当たりで、鯖木への襲撃を見事に成功せしめた。


「え、あ、う……」


 鯖木の身体から徐々に抵抗する力が失われていく。
 それはむしろ、呼吸をしたいという以上に、もっと早く意識が途絶されてほしいという反応だった。
 ぶっ、という汚い音が鳴って、そのまま鯖木の身体はその場に崩れ落ちた。
 本当に鯖木が死んだのか確認したかった刀丸は、そのままロープを離して、顔を何度も殴った。
 だが、鯖木が意識を取り戻す事はどうやらないようだった。


 鯖木は、死んだ。
 ネットで他人の悪口を書き込み続けた男は、その因果応報によって裁かれ、その罪を戒められていったのだ。
 ジョゼフ・ビュッケは、死んだ。


「……」


 刀丸は、もう何も言わなかった。
 興味を失ってその場から去っていく。
 もう間もなく、殺し合いゲームが始まってから十二時間が立ち、正午になろうとしていた。



【鯖木海人@雪鬼伝説殺人事件 死亡】
【残り35人】



【一日目/昼/ロス】


【刀丸猛人@悲恋湖伝説殺人事件】
[状態]ファントム
[装備] オペラ座の怪人『ファントム』の仮面@オペラ座館殺人事件、コンビニチェーン店でしか売られていない特殊なロープ@首吊り学園殺人時間
[所持品]基本支給品一式
[思考・行動]
基本:ファントムになりきる。
0:この手で参加者を消していく。
[備考]
※参戦時期は、逮捕された後。
※クリスティーン役(ヒロイン)がいれば浄化するかもしれません。
※妄想と現実の境目がありません。
※ファントムになりきっているので自分の名前が刀丸猛人という名前だということも役になりきっている間は理解していません。
※そもそも人と接することが出来ない人間らしい。

488 ◆CKro7V0jEc :2018/04/11(水) 17:52:31 ID:GU2ZBlmE0
投下終了です。

489 ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:16:17 ID:jihhLEek0
投下します。

490 総集編(午前) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:17:31 ID:jihhLEek0



 金田一少年の事件簿バトルロワイアルは、遂にまともに書く事を放棄し、とにかく単なる完結を目指して走り出していた。
 ルールに書いてある通り、飽きたら毒龍オチか夢オチになるのが金田一ロワだ。
 しかし、既に『Sick or Victory』という回で毒龍オチも夢オチも使ってしまっているのだ。
 よって、壊滅的なネタ切れにも関わらずオチがつけられない過酷な状況下に金田一ロワは瀕していた。
 どうあっても完結させたいが、なんと最終回のネタすべてが、『Sick or Victory』には使われている。
 すべてはVRだったというオチ、夢オチ、AVオチ、毒龍による世界戦争オチ、ループオチ、セカイ系オチなど、最終回に使えるネタを大概消費してしまい、既に行き詰っていた。
 そこで、最終回までの道筋を考えてからまともな最終回を書けばいいのだと気付く。
 だが、そうであるならば、最終回までの道筋がなければそもそも最終回は成立しない。

 そこで俺は考えたのさ。
 だったら、最終回までの道筋を箇条書きにしてしまえばいいんだってね!(神トリック)

 そう、すべての物語を総集編によって、さもあったかのように片づけ、ほとんどの話をプロットのみで描写すれば、簡単に最終回までの道筋を作り出し、面倒なプロセスを書くエネルギーを削減して完結を達成する事が出来るのである。
 最終回以外をプロット化する事で、完結までの体力を削らない。
 誰からも見捨てられたロワを完結させる為の「エデンのリンゴ」ともいうべき手法に、このロワは片足を突っ込んでいた。

 以下が、前話から考え得るプロットとネタである。
 プロットから想像を膨らませて楽しんでほしい。ろくに描写されていないからこそ想像は広がり、十人十色の金田一ロワがある。それでいいじゃないか。





491 総集編(午前) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:17:48 ID:jihhLEek0



**怪物、吠える(前編)(後編)



 この話は、井沢が黒魔術で生成した怪物・米村が人の血肉を求めてさまよいだした直後のシナリオである。

「…………ウゥ、アア……イタイ、クルシイ……コロシ……テ…………」

 怪物はそう言いながら、月江茉莉香、星くん、蓮沼綾花を襲撃する。
 しかし、怪物が凛だと誤解していた茉莉香は、高速で走りだして自らを襲ってきている事に気づかなかった!
 両手足をブリッジさせて首を回転させた異常体制で茉莉香たちに近づいてくる怪物。

「え!?」

 それが襲撃だと思った頃には遅し! 絶体絶命!

「あ、危ない!」

 しかし、その瞬間、星くんは咄嗟に茉莉香を庇ったのである。
 怪物に腹を引き裂かれる星くん。
 そこら中は血だまりになる。まさしく血溜之間。

「オイ、シイヨ…………ニンゲンノオニク…………オイシイ………………アァ…………カナシイ、クルシイヨ……デモ、オイシイ…………ウゥ…………」

 怪物は言いながら、星くんの内臓を食べ始める。
 意識があるままにして腹を食われる星くんは、地獄の苦しみを感じる。

「うわーーーー!!! 殺される!! ふざけんな!! マジふざけんな!! やばい、やばい!!」

 殺されかけて文句を言い続ける星くんと、絶句する茉莉香と綾花。
 そして、徐々に星くんの声は聞こえなくなっていった。体のほとんどの内臓を食い破られた星くんは、既に意識を完全に失っていたのだ。

「アァ……オニク…………アァ…………ハヤク…………コロシテ…………ソウデナイト…………ワタシ…………ァァァァァァァァ」

「アァ……ココニモ、オニク…………マリカ…………オイシソウ…………アァ…………コロシテ……」

「ァァァァァァァァァ…………コロシテ……マリカ…………ハヤク…………ウゥ…………クルシイ…………アツイ…………オヴェェェェェェェェ……」

 怪物は星くんだった吐瀉物を吐きながら、吠える。

「逃げようよ」

 逃げようと提案する綾花をよそに、茉莉香は告げる。

「インケーン! あんたインケンよ!」

 怒りの「インケーン」罵倒によって、遂に茉莉香の身体に変化が訪れていた。
 そう、彼女の正体は、ギリシャ神話の英雄インケーンの生まれ変わりだったのだ!

「in 剣」

 英雄インケーンの有した能力によって、デイパックの中に剣を生成した茉莉香は、その剣を構えると怪物を討つべく戦うのだ。

「あなたは逃げなさい!」

 そう言われて逃げた綾花の前に、なんと星くんが現れた。

「星くん! なんで生きてるの!?」

「この碁石をポケットに入れていたお陰でかすり傷で済んだんです。……でも、俺助かっちゃいけない人間なんだ。裏切り者だから……。殺されても文句言えないよ」

 彼は胸元に碁石を入れていた為、怪物に喰われてもギリギリかすり傷で助かったのだ。
 そんな中、インケーンと怪物との戦いが本格始動しようとしていた。

「凛、今すぐあなたを地獄に送って楽にしてあげるわ」

 英雄と怪物が激突する。


【感想】
 前話で描かれた星くんの碁石の伏線や、インケーンの台詞の意味が回収された回。
 徐々に人食いの怪物となっていく米村の恐ろしさや、凛を解放しようとする茉莉香の温かい言葉が胸に刺さる。





492 総集編(午前) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:18:05 ID:jihhLEek0



**チャネラー桜庭の憂鬱


「龍之介……!」

 放送で龍之介の名前を聞いた巽紫乃は、龍之介を生き返らせる為、黒魔術を得る道を探る。
 彼女の目の前にいたのは、近宮、蓮花、そしてチャネラー桜庭の三人であった。

「死になさいッ!!」

「危ないッ!!」

 彼らを襲撃する紫乃。しかし、チャネラー桜庭が咄嗟に斧から攻撃を庇った事で事なきを得たのであった。
 チャネラー桜庭の脂肪は、あらゆる攻撃を跳ね返す能力を持ち、高い霊力はそのダメージを自然に返す事が出来る。

「近宮先生、逃げて!」

 彼の霊力バリアによって紫乃の攻撃は通用しない。
 そもそもチャネラー桜庭は檜山ボムを持っていた。

「ぁああああああああッッ!!」

 そして遂に、チャネラー桜庭の檜山ボムによって紫乃は殲滅されるのだった。
 しかし、その誘爆によってチャネラー桜庭は1500メートル彼方に吹き飛ばされ、近宮たちとはぐれてしまう。


【巽紫乃@飛騨からくり屋敷殺人事件 死亡】
【残り34人】


【感想】
 投下乙。







**インフルエンサー(前編)(後編)


 インフルエンザで休んだ不動高校囲碁部の部員の持病、インフルエンザは殺し合いに来て悪化していた。
 インフルエンザは危険な病気だ。この状態で殺し合いなど不可能に決まっていたのだ。
 徐々にインフルエンザによって衰弱していくインフルエンザ。

「もう駄目かな……」

「諦めちゃダメよ! きっと助かるわ!!」

 色々経て既に彼女との間にほのかな友情が芽生えていた螢子は、彼女を休ませて薬を買いに行こうとする。
 しかし、帰って来た頃には病状は更に悪化。
 事は、三日というタイムリミットを待てない状況になってきていた。

「ありがとう、ね…………美雪ちゃん……」

 そう言って泣いているインフルエンザに、泣きながら、自分が美雪ではない事を伝える螢子。
 インフルエンザにもう一度声をかけてみせたが、既にインフルエンザは息絶えていた。
 彼女が小泉螢子であった事を知っているかもわからないままに……。
 螢子は、この殺し合いの主催者を殺し、彼女をこんな目に遭わせた海峰を殺害する事を決意したのだった。


【インフルエンザで休んだ不動高校囲碁部の部員@血溜之間殺人事件 死亡】
【残り33人】


【感想】
 マーダーの螢子とインフルエンザの間に芽生えた友情と崩壊。
 それは、微かな希望であったとともに、螢子の覚悟に繋がる物語であった。
 切ない友情に涙を禁じえないエピソード。





493 総集編(午前) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:18:27 ID:jihhLEek0



**刀丸んじゃねぇぞ……


「!?」

 刀丸猛人は、1500メートル先から飛んできたチャネラー桜庭が激突して死んだ。


【刀丸猛人@悲恋湖伝説殺人事件 死亡】
【残り32人】


【感想】
 昼の話で生きている刀丸猛人が、後に投下されたそれより前の話で死んでいるというパラドックスを描いた回。
 彼もまた現代社会が生んだ一人の被害者なのかもしれない。







**あした


 色々情報好感などをした末に、遂に班目るりの前に現れた、海堂瞳、多間木匠、古谷直樹の三名。
 彼らの手には檜山ボムが握られていた。
 さあどうするるりちゃんたち。


【感想】
 次回が楽しみな回。







**Seven(前編)(後編)


 六星と警官が遂に雌雄を決する時が来た。

「六星竜一、警視庁の威信にかけてお前を逮捕する!」

 警官に訪れたのはリベンジのチャンス。六星に必死の攻撃を仕掛けるが、六星の格闘術によってすべての攻撃は回避されてしまう。
 そして、今度は両手両足を折られてしまう警官。

 このままなすすべもなくやられてしまうのか。
 そう思った折、天国に逝った警官Aの言葉が彼の脳裏に浮かんだ。

「お前は誰にも負けるなよ、お前は俺にただ一人勝った男なんだから」

 その言葉を思い出して奮い立ち、折れた両手足でなおも駆け出し六星へと攻撃を仕掛ける警官。

「これが俺たち警視庁の、最強の一撃だッッッッ!!!!!!!」

 しかし、そのパンチが六星に届く直前に、警官の肉体と精神は限界を迎えて、立ったまま果てていた。
 そう、もはや警官には立ち上がる力も残っていなかったのだ。そもそもあの状態で生きていたのは、奇跡的な事だった。
 多くの護れなかった命に対して後悔しながら、警官は殉職した仲間たちのもとへと旅立った。

「本当に、バカな警官だぜ……妙なTVドラマの見すぎじゃねえか?」

 そう言いながら警官の躯を見守る六星の目には、同じ漢としてその警官の死を称える涙が浮かんでいた。
 彼も人の心を持っていたのだ。
 一方、その涙を見た佐伯航一郎は、彼を見限る方針を考え始める。そうやって彼はすべてから見はなされていくのだ。かなしいね。


【六星に瞬殺された警官B@異人館村殺人事件 死亡】
【残り31人】


【感想】
 六星に瞬殺された警官Bという名前だった筈の男が、意地によって六星に瞬殺されずに戦い抜く回。
 警視庁の意地をかけた激戦や、六星の戦法を逆手に取った先読みの攻撃など、手に汗握るバトル回だった。
 六星の逆転によって両手足を折られながらも、最後まで戦い抜いた六星に瞬殺された警官Bはまさに漢だっただろう。





494 総集編(午前) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:18:42 ID:jihhLEek0



**それが罪でしょう


「さあ、今度は誰を殺そうか」

 罪滅ぼしの為に皆殺しを決行するCodaさんは、檜山ボムの無差別投てきする。
 そして、更なる死者を出す。
 その相手は、なんと楊蘭だった。

「ああぁ……」

 そううめき声を出すとともに、爆風によって吹き飛ばされ、木に激突して死亡する楊蘭。
 彼女はわけもわからずに死んだのだった。

「なんという事だ、まさか彼女がこんなところで……誰がやったんだ!」

 そして、甲田さんは誰が七瀬美雪を殺したのかわからずに怒り狂っていた。
 その一部始終を見ていた遠野英治は、共に行動した楊蘭の死によって、完全に怒りに震えている。
 甲田は殺さなければならない。そんな強い認識とともに、ジェイソンマスクをかぶった遠野。

「貴様が彼女を殺したのかッ! 甲田征作!!」

「君があの悲恋湖の事件の犯人で、彼女を殺したのか……!! くだまりたまえ!! 遠野くん!!」

 両者譲らぬ正義によって爆発する死闘。
 戦いの火ぶたは切って落とされた。


【楊蘭@香港九龍財宝殺人事件】
【残り30人】


【感想】
 因縁のバトルへの布石が目立つ第二回放送前。
 ここから話が終盤に向けて纏まっている予感が強い。
 事実上の打ち切り最終回まで、この調子でスピーディな展開が期待できるだろう。

495 ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 02:20:02 ID:jihhLEek0
以上、投下終了です。
あともうすぐで最終回です。
最終回はちゃんとした文章で提供できると思います。
今後ともよろしくお願いします。

496 ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:04:47 ID:jihhLEek0
二作連続で投下します。

497 総集編(昼) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:05:34 ID:jihhLEek0
**総集編(昼)



 今回の話は前回に引き続き手抜きでお送りします。
 次回は放送です。



**もくじ
-[[【海峰の誤算】>総集編(昼)#1]]
  海峰学、藤枝つばき、幽月来夢、奴利壁
-[[【出会いと別れ】>総集編(昼)#2]]
  六星竜一、佐伯航一郎、伊志田純、ピエロ左近寺、近宮玲子、美咲蓮花
-[[【東京パフォーマンス海峰】>総集編(昼)#3]]
  海峰学、星桂馬、蓮沼綾花
-[[【夜明け前より瑠璃色な(前編)/(中編)/(後編)】>総集編(昼)#4]]
  班目るり、葉崎栞、連城久彦、海堂瞳、多間木匠、古谷直樹
-[[【ミステイク】>総集編(昼)#5]]
  斧寺空美、蓮沼綾花、水沢利緒、狩谷純、藤枝つばき、幽月来夢、奴利壁
-[[【Warning want Queen(前編)/(中編)/(後編)】>総集編(昼)#6]]
  遠野英治、甲田征作、月江茉莉香、米村


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**&aname(1)海峰の誤算



 海峰はたまたまその辺に落ちていた車に載っていた。
 しかし、思いのほか参加者には合わず、あれから死者も出ていない。
 それによってまったりと眠りはじめ、すっかり車中に隠れて眠ってしまっていた。
 ちなみに放送は聞き逃していた。

「すやすや」

 そんな彼の近くに現れたのは、妖怪ぬりかべのような怪物だった。

「うわぁ……!! 化け物だあああああああ!!!!」

 慌てて車で逃げだす海峰だった……。
 彼のつたない運転技術で、果たして大丈夫なのだろうか?



【感想】
 対主催同士が誤解から合流し損ねるあるある回。
 海峰はすれ違いまくっていた。



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**&aname(2)出会いと別れ


 前回六星を見限った佐伯航一郎が、伊志田純とピエロ左近寺と出会う回。
 だが、そんなところに武装した近宮玲子と美咲蓮花が侵入してきた。
 たまたまそこらへんに落ちていた日本刀を使って、近宮と蓮花は三人を無差別に襲撃。

「左近寺はどこだぁぁぁぁぁぁ!!!! 左近寺の馬鹿はどこにいるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!」

 めちゃめちゃになるカフェふくろう。
 そこでなんと、伊志田が持っていた高威力型ダイナマイト檜山ボムがさく裂する。
 高威力型ダイナマイト檜山ボムは、持ち主さえわからないタイミングで爆発し、参加者たちを方々に吹き飛ばしてしまうのだ。
 彼らはどうなる?



【感想】
 因縁の対決と思いきや、爆発によってばらばらになる彼ら。
 それぞれはどこにいったのか、そもそも生きているのかすらわからないまま終わる回。



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498 総集編(昼) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:06:16 ID:jihhLEek0



**&aname(3)東京パフォーマンス海峰


 海峰は自動車の操縦を軽々こなしていた。
 近くに星くんを見つけた海峰は、彼と合流しようと緩やかにブレーキを踏もうとする。
 しかし、この車は、他の参加者の前でブレーキを踏むと、無理矢理ブレーキがアクセルと化して追突する仕様になっていたのだ。
 猛スピードで爆進する海峰カー。

「うわああああああああああ!!!! とまれ……!!!!!」

 どしんっ!!
 それは星くんに向けて追突した。
 星くんは、運転席から降りてきた海峰の顔を見てはっとする。

「ふざけんなっ……人殺し!!!!! うわああああああああああ!!!! 痛いッ痛いッ!!!!!!! 海峰に殺される!!!!!!!!!!!!
 俺は海峰学に殺されるッ!!!!!!!!!! 海峰、お前は悪魔だッッ!!!!!!!!!!!
 ああ〜目がかすむ〜〜〜〜〜〜〜死にたくない〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 痛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
 どうしてこんな事するんだ海峰、俺たちは親友だったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 いくら俺が都内屈指の難関名門進学校・開桜学院に合格して、お前は合格しなかったからって!!!!!!!!!!!! 親友だったのに!!!!!!!!!!!!!」

 星くんは、痛みのあまり、たまたま近くに落ちていた拡声器でそう叫んだ。
 その叫びは全エリアに広がり、遂に海峰はその知名度を広げてしまう事になった。

「俺がやったのか……? 俺がやったのかよ……?」

 近くにいた蓮沼綾花に向けてそう問う海峰だったが、綾花は悲鳴をあげて逃げてしまった。

「うわああああッ……!!!! 殺されるッッ!!!!!!! 海峰学……海峰学です!!!!!!!! 名前だけでも憶えて……気を付けて……!!!!!!!!!」

 そんな痛みの叫びとともに、遂に息絶える星くん。
 親友をこの手で死なせた事に呆然とした海峰は、彼への償いとして自ら命を絶つ事を決める。
 そう、もはや生きる意味などなかった。
 涙を流し、星くんの遺体を車の助手席に乗せると、そのまま大爆走していく。

「星……死ぬ時は一緒だぜ!! 本当に悪かった、許してくれ……!!」

 そのまま崖を飛んで、心中しようとする海峰だったが……。



&color(red){【星桂馬@血溜之間殺人事件 死亡】}
&color(red){【残り29人】}


【感想】
 海峰、遂に人を殺す。
 すべての参加者に敵として認識された海峰の運命やいかに。



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499 総集編(昼) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:07:02 ID:jihhLEek0



**&aname(4)夜明け前より瑠璃色な(前編)(中編)(後編)


 海堂瞳、多間木匠、古谷直樹の三名が班目るりたちの前に現れた。
 彼らへの復讐の意思がいまだ心の中に残っているるりは、彼らを殺そうとするが、逆に彼らはるりを殺害しようと画策していた。
 彼らが投げてきた檜山ボムによって、絶体絶命のピンチに陥いるるり。
 しかし、それをキャッチして空に投げた男がいた。彼は連城久彦だった。

「若葉に……似テル」

 片言で、そう言った連城。そう、るりの髪形はほぼ時田若葉と同じ、黒髪ショートなのだ。
 るりを守るべく、分身して応戦する連城。三人に分身した連城は、海堂、多間木、古谷をそれぞれ相手取る。
 三人に分身した分だけ、動きが愚鈍になっている連城。
 そのうえ、この戦法は病弱な連城にとっては心臓に負担のかかるものであった。

「な、なんてこった……!!」

 そう言って、連城の刺殺で倒れる古谷。
 そう、本当は連城は四人に分身しており、草陰からナイフで特攻していたのだ。
 海堂と多間木も同一の戦法によって次々と死んでいく。

「コレで……モウ安心……」

 そうつぶやき、連城も倒れる。
 彼の心臓は限界に来ていた。
 そうまでしてるりを助けようとしたのは、若葉と重なったからだ。
 愛する者の為に手を汚そうとした若葉の事を想い、るりが彼らを前に手を汚す事を絶対にさせまいと連城は自らが彼らを殺す道を選んだのである。

「……ヤット、若葉を……助ケラレタ……仇を取ルンジャナクテ……助ケラレタンダ……」

 連城の心臓は限界に来ていた。もう永くない。
 彼は、最期にるりの前でマスクを取って美青年フェイスでほほ笑んだ。

「サヨナラ、楽シカッタ……」

 あまりの美青年ぶりに、るりと葉崎栞の心の闇が全て晴れていく。
 そう、彼は自覚していなかったが、病弱すぎて隠していたその顔は、どぶ川をキレイにするほどの美青年だったのだ。
 るりと栞は改めて、悲劇の前に脱出を目指す事を志す。


【海堂瞳@獄門塾殺人事件 死亡】
【多間木匠@剣持警部の殺人 死亡】
【古谷直樹@首吊り学園殺人事件 死亡】
【連城久彦@異人館村殺人事件 死亡】
【残り25人】


【感想】
 若葉とるりを重ねた連城の奮闘が見事な回。
 六星を倒す事こそ叶わなかったが、彼は晴れやかに逝く事が出来ただろう。
 マーダーをめっちゃ倒す大活躍により、対主催にとってはあまりにも大健闘だと言えた。



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500 総集編(昼) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:08:06 ID:jihhLEek0



**&aname(5)ミステイク


 斧寺空美のもとには、蓮沼綾花、水沢利緒、狩谷純、藤枝つばき、幽月来夢、奴利壁が結集し、共に脱出する方針が定まっていた。
 そのために、斧寺は既に首輪爆弾を作っており、それぞれの首にかけていく。
 そう、脱出の為には首輪解除が不可欠。この首輪が抑止力となって、脱出を妨げるのだ。
 しかし、このロワには首輪がなかった。だから、エア首輪解除するしかなかったが、東大生だった斧寺はそこらへんの部品で首輪を作り、一度作る事にしたのだ。
 首輪を全員に巻いて、慎重に首輪を解除しようとする斧寺。

「あ」

 だが、不幸な手違いが発生した。
 手順を間違えたのだ。

「嘘でしょ……!!」

 幽月来夢の首輪が爆発する。首輪解除のミスであった。
 それによって幽月は、またも首をなくしてしまう。

「もう私には首輪を解除するのは出来ないかもしれない……」

 この事がトラウマとなり、首輪解除に対して消極的になっていく斧寺。
 そこで、狩谷は自分が首輪解除しようと考えていく。


【幽月来夢@露西亜人形殺人事件 死亡】
【残り24人】


【感想】
 首輪解除のミスで死者が出る回。
 別に首輪解除は脱出の為に必須ではないのだが、ロワの文法的に必須だと思って首輪を作ってしまった事が最大のミステイクだろう。
 皮肉にも首輪の爆破によってまたしても首から上がなくなって死亡する幽月。対主催チームがバラバラになる序曲であった。



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501 総集編(昼) ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:08:21 ID:jihhLEek0



**&aname(6)Warning want Queen(前編)(中編)(後編)


 放送前の最後の話。

 ここでは、インケーンと化した茉莉香が怪物化した凛と戦うも、やっぱり逃げる事を選ぶ場面が描かれる。
 そう、茉莉香としては、怪物はもう凛ではない物として葬ってやろうと考えていた。
 しかしながら、凛でないならそこまで面倒を見てやる義理がない。
 そこで茉莉香は考えたのさ。だったら逃げればいいってね!

 一方、その名言の元ネタである遠野は戦っていた。

「甲田! お前を許さない! このオノで甲田を殺す!」

「やってみたまえ、出来る物ならね」

 遠野と甲田の戦いは激化し、やがてその舞台は因縁の場所、オリエンタル号まで到達する。
 船上でバランスの悪い戦いを強いられた遠野だったが、甲田が振りかぶった瞬間の一瞬の隙を突いて檜山ボムによって船体そのものを破壊して海に飛び込んだのだ。

「馬鹿なッ!」

 そんな事をすれば遠野もただではすまない。
 しかし、遠野は甲田を殺す為にそれをやってのけたのだ。
 そう、遠野と甲田では覚悟に差がありすぎたのである。

 沈没していくオリエンタル号から海に飛び込んだ甲田。
 必死に泳いでいくが、なんとそこには一人用のボートに乗る遠野の姿があった。

「乗せたまえ、乗せたまえ!!」

 必死で遠野のボートに乗ろうとする甲田。
 だが、遠野はその手を振り払う。

「ふざけるな悪魔ッ!! 私を乗せたまえッ!! 私は無医村に開業しようとしている医者だぞッ!!」

「あれぇ、あんたは螢子に同じ事をしたんじゃないか!」

「仕方がなかったんだ!! たくさんの人が乗っていた!! とてもそれどころじゃなかったんだッ!!!!」

「ふざけるなッ!! 俺にとって螢子の命はお前ら百人分より重かったんだ!!」

「うるさい、いいから乗せろッ!! 私は一千万円で罪滅ぼしをするんだ。私が生き残るべきなんだ!! お前たちの命を犠牲に、多くの命を救うのだ!!」

「螢子は俺の母親になってくれたかもしれない女性だッ!!」

「黙れ、黙れ、黙れ!! 私をボートに……」

「螢子に、それからお前が殺していったいくつもの命に詫びろ、甲田……」

 甲田はそのまま沈んでいった。
 すべての復讐を終えた遠野は、自らも没する事を考えるが、その前に楊蘭の遺体を埋めてやる事を考える。
 そう、彼の心には失われていたはずの正義感が取り戻ろうとしていた。



【甲田征作@悲恋湖伝説殺人事件 死亡】
【残り23人】


【感想】
 遠野と甲田の因縁if。
 遠野の行動は許されないが、甲田という悪魔を殺したのはまさに奇跡。
 これから彼はどう行動するのか見ものだ。



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|043:[[裁き、戒と]]|時系列|052:[[第二回放送]]|
|0:[[それが罪でしょう>総集編(午前)#7]]|投下順|052:[[第二回放送]]|

502 ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:08:48 ID:jihhLEek0
一作目の投下終了です。
次に二作目の投下に入ります。

503 第二回放送/弥生と鶴丸子の爆笑本音トーク ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:09:21 ID:jihhLEek0



「放送です。
 今回の放送は、私こと鶴丸子がお送りいたします。
 今回は次の人が死にました。

 赤沼三郎さん
 井沢研太郎さん
 インフルエンザで休んだ不動高校囲碁部の部員さん
 海堂瞳さん
 鬼城歩夢さん
 霧谷凛さん
 雲沢夏樹さん
 甲田征作さん
 鯖木海人さん
 白神海人さん
 巽紫乃さん
 多間木匠さん
 ダンデライオンさん
 津雲成人さん
 刀丸猛人さん
 古谷直樹さん
 星桂馬さん
 的場勇一郎さん
 楊蘭さん
 幽月来夢さん
 連城久彦さん
 六星に瞬殺された警官Bさん

 以上22名です。
 残り人数も少なくなってきましたね。
 残っている皆さんは、この殺し合いが終わるまで頑張ってください。

 また、主催本部ではインフルエンザが流行しており、予定していた『弥生と鶴丸子の爆笑本音トーク』は中止させて頂く事をお詫び申し上げます。
 九条章太郎さん、美国礼奈さん、名鳥めぐみさん、檜山達之さん、弥生の五名がいま現在、主催本部でインフルエンザによって体調を崩しており、本土に帰りました。
 次回の放送も私が担当する予定なのでよろしくお願いします。
 皆さんもインフルエンザには気を付けてください」

504 ◆CKro7V0jEc :2018/04/15(日) 17:09:45 ID:jihhLEek0
投下終了です。

505 ◆CKro7V0jEc :2018/04/16(月) 00:45:39 ID:kpmZ4TKs0
投下します。

506 第三回放送 ◆CKro7V0jEc :2018/04/16(月) 00:46:46 ID:kpmZ4TKs0



「放送です。前回に引き続き、鶴丸子が放送を担当いたします。
 今回の六時間で亡くなった方は以下の通りです。

 伊志田純さん
 斧寺空美さん
 鐘本あかりさん
 神小路陸さん
 佐伯航一郎さん
 奴利壁さん
 葉崎栞さん
 蓮沼綾花さん
 冬木ウメさん
 藤枝つばきさん
 水沢利緒さん

 以上、11名。

 詳しい死因や内容は、後でwikiの死亡者リストを更新します。
 なので、その辺りを知りたい方は、SSではなくwikiの死亡者リストの方を読んでください。

 残り人数は12人です。
 残っている方を読み上げます。

 海峰学さん
 小泉螢子さん
 近宮玲子さん
 チャネラー桜庭さん
 月江茉莉香さん
 遠野英治さん
 ピエロ左近寺さん
 班目るりさん
 美咲蓮花さん
 ヤクザっぽい男さん
 六星竜一さん

 以上、12名と、黒魔術によって誕生した怪物・米村が最終回のメンバーです。
 次回を以て、金田一ロワは最終回です。
 長い間ありがとうございました。鋭意最終回執筆中ですので、最後まで応援よろしくお願いします。

 また、この放送を以て主催本部はインフルエンザの流行により、この殺し合いの現場を放棄します。
 助けの船が来るのは早めてもらってますので、それまで頑張ってください」

507 ◆CKro7V0jEc :2018/04/16(月) 00:47:10 ID:kpmZ4TKs0
投下終了です。
よろしくお願いします。

508 名無しさん :2018/04/16(月) 01:30:22 ID:h9kof4Ww0
戦国ロワ思い出したけど感想まで自給自足していて総集編ってなんだっけ!?

509 名無しさん :2018/04/16(月) 01:48:06 ID:3f95llSM0
魔術列車組が結構生き残ってるのでこのまま頑張ってほしい(思考放棄)

510 名無しさん :2018/04/16(月) 13:50:02 ID:ie6Ft2m.0
六星!遠野!るりちゃん、君たちならきっと生き残れる!

511 名無しさん :2018/04/17(火) 08:02:16 ID:KQ/7MPs20
金田一ロワ2ndフラグか!?

512 名無しさん :2018/04/18(水) 00:53:31 ID:4uYtLssQ0
最終回がむばってください
ただ一言...金田一ってなんだっけ?


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