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真・安価聖杯 その2
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「ルネッサーーーーーーーーーーンス!!」
【真・安価聖杯 開幕】
Q:きみのしつもん
A:そんなの関係ねえ
"
"
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マスター:前川みく(グランブルーファンタジー)
サーヴァント:相良宗介
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1,9:マスター
・川崎宗則
・羽生善治
・マシュ
・スマイルプリキュア
・鉄壁のパール
・提督
・ボルフォッグ
・赤ずきん
・シベリアンハスキー
・大門大
・シルヴィ
・吉田沙保里
・足利尊氏
・ヴァッシュ・ザ・スタンピード
・GJJJ
・塚原卜伝
・グレート・ムタ
・イチロー
・柳生石舟斎
・黒猫
・ターバンのガキ
・上泉信綱
・前川みく(グランブルーファンタジー)
・坂本(幕末志士)
・ゆっくり
・小保方晴子
・ラッド・ルッソ
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2:ランサー
・初音ミク
・シド・ヴィシャス
・平井堅
・ケビンマスク
・ゴールデンハムスター
・御坂美琴
・覇王しょうこうけんを使わざるを得ない人
・group_inou THERAPYのPV48秒あたりから出てくるイルカのイルカくん
・ダンギャステル
・マツコ・デラックス
・ 鳥居強右衛門
・プキン将軍
・20th century boy@ジョジョの奇妙な冒険SBR
・ガンマン
・平沢進
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3:ライダー
・羽生結弦
・エーリカ・ハルトマン
・ジャギ
・アラスカンマラミュート
・ピクトさん
・朝青龍
・眠りの小五郎
・クロ
・サバンナライオン
・ざぶとん
・武藤敬司
・ティッピー
・ハロウィン・プリンセス@Fate/grand order
"
"
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4:セイバー
・白鵬歩
・イエス・キリスト
・有吉弘行
・ネプチューンマン
・相良宗介
・唐沢孝弘
・野獣先輩
5:アーチャー
・ 工藤ディレクター(コワすぎ)
・ロビンマスク
・加藤浩次
・キャプテングレース
6:キャスター
・市川海老蔵
・石橋貴明
・サモエド
・ウェカピポの妹の夫
・坂本龍馬
・暁キリカ
・天王星
・西のリフル
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7:アサシン
・マコト・ナナヤ
・なるほど君
・TOKIO
・グッチ裕三
・ジャスティスマン
・毛利元就
・蒼星石
・絵に書いてはいけないあの人
8:バーサーカー
・映画泥棒
・プロレすの星アステカイザー
・江野くん(オカルト)
・ベリュル
・ねるねるねるねのばあさん
・ウォーズマン
・響我那覇
・こんにゃく芋
・とにかく明るい安村
・美空ひばり
0:EXクラス
・五郎丸歩
・井端弘和
・ロイド・アーヴィング
・コマンドー
・ 祭りと聞いて 我慢できずに駆け付けた アンドリューW.K.
・緑川光
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以上が結果となります。
この書き込みより登場話募集を開始します。
「先着で八組」となっております。
投下される方は「投下します」の投下宣言をお願いします。
EXクラスをかかれる方はクラス名も考えてください。
それでは、よーいっ、どん!
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投下宣言が被った時は投下宣言が早かった方から投下してください。
あと、投下は投下終了宣言もお願いします。
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集計&スレ立て乙です
ひとつ質問なのですが、初代二次聖杯のようにステータス無しの投下でも構わないのでしょうか?
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>>10
>>1の通りです。
よそはよそ、うちはうちなのでそんなの関係ねえなのです。
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(正式には初代もステシあったけどね)
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一部修正です。
0:EXクラス
・五郎丸歩
・井端弘和
・ロイド・アーヴィング
・ジョン・メイトリクス
・ 祭りと聞いて 我慢できずに駆け付けた アンドリューW.K.
・緑川光
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スレ立て乙です。
一番投下、やらせていただきます
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「俺をサーヴァントで呼び出すとか監督これ誰?」
目覚めた男は自分の境遇を確認するため、首を動かし辺りを見回す。
緑が主体であり、自分が座っているのはベンチ。砂場やトイレが置かれていることを考えると公園だろう。
さて、場所は解った。
次に何故自分がサーヴァントとして呼び出されているのか。
「英霊の座システムって名前だけじゃないの? 実際動いてるとか聞いてない」
此度の聖杯戦争でキャスターの名を冠った男は愚痴を少々零し状況を嘆く。
生前に少ししか聞いたことの無い聖杯戦争だが、まさか自分がこうして召喚されるとは思ってもいない。
「これ……ゲームでしょ? ほら、Mステにランキング入りしてたアニソンのあれでしょ」
記憶を頼りに思い出すと……たしか聖杯戦争の元ネタはゲームだったはず。
「fate……いや知らないわー、ちょっとスタッフ誰もいないの?
これはゲームを元にすんの? それとも史実を元に作成すんの……なぁ?」
ふざけた状況など大方馬鹿映画か数値欲しさにあり得ないことを行うテレビ局ぐらいだろう。
例えば、お台場。
あの局ならばお茶の間の空気を犠牲にし所謂オタク向けの……流石にあり得ないか。
「丁寧に俺さ、聖杯の知識あるんだけどこれ。
どーすんの睡眠学習で覚えたのこれ? 何か俺キャスターらしいけどこれマジ?」
誰が用意した戦場かは知らぬが、相変わらずカメラは見つからない。
自分の身体に集音マイクも装着されておらず、監視されていることもない。
つまり、生。それは番組の生ではなく、日常の生活としての生である。
「文化人北野武監督がルーラーで復活して俺とか蘇らせて馬鹿やろうとしてんじゃないの。
バトロワの次は聖杯戦争か懲りないなあ、あの人も……俺のマスターは誰だよ」
此処で一つ聖杯戦争に欠かせないマスターの存在を思い出す。
記憶に残る願望器を争う戦の知識に苦笑いを浮かべる。本当にサーヴァントとして呼び出されたらしい。
「みゃ〜お」
「キキじゃん!!!!」
-
膝の上に寝転ぶ黒猫を撫でながら伝説の破天荒は己の境遇をやっと理解した。
自分はキャスター、マスターは黒猫。
「誰かジジって突っ込め!!」
そしてスタッフも観客もヤジもダーイシもミナトもいない。
生前の戦場であったスタジオではなく、此処は正真正銘本物の聖杯戦争らしい。
「俺でいいの〜? 魔法使いってガラじゃないんだけどお」
聖杯戦争に参加するサーヴァントは七つのクラスに分かれその血を流す。
例外の英霊も存在するようだが……誰が呼ばれているかは解らない。
「これってアーサー王とか出るんでしょ? イチローさんとか呼ばれてても可怪しくないじゃん」
一介の芸人である自分が呼ばれていることは疑問しか感じない。
どうせ録な英霊が呼ばれてないと高をくくるしかないだろう。
「別に夢とか無えしマスターも猫でしょ……責任者呼ぶか」
二度目の生を満喫してもいいが聖杯戦争とは本来、願いを求める人間が行う戦である。
自分だけ何も目標を持たずにフラフラしていては流石に失礼だと感じる。だから目標を無理やり立てる。
「俺を呼び出した奴を見つけて事情聞くかぁ。逆にそれしかやることなくね? な、ジジ」
「……」
「魔力切れかな?」
この黒猫の願いは何だろうか。ムツゴロウさんでも無いので解らない。
せめて飼い主に出会えればいいだろう。
そんなこんなで。
(撮影も考えてビシっと一発、絵でも作るか……)
黒猫を降ろすと己は立ち上がり、太陽へ右腕を伸ばす。
「花は桜木 男は石橋 聖杯に辿り着くのはこの俺だ よーく拝んとけ!!」
【マスター】
黒猫@???
【マスターとしての願い】
???
【weapon】
???
【能力・技能】
???
【人物背景】
名前はジジ。見た目もジジ。出展は未定。
ジジなら魔力を保有しているし所謂当たりマスターかもしれない。
【方針】
タカさんに付いて行く。
-
【クラス】
キャスター
【真名】
石橋貴明@とんねるず
【パラメーター】
筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具C
【属性】
秩序・善
【クラススキル】
陣地作成:EX
タカさんは周囲を自分の世界に引き込む。
道具作成:E
魔力を帯びた器具を作成できる。下らない悪戯程度のレベルである。
【保有スキル】
逆境:A
どんな状況であろうと挑戦し続けるその姿は破天荒。
己に降り掛かる全てのマイナス要素を無効化する。
戦闘続行:A
非常事態が発生してもカメラは止まらない。
※但し、人命に関わる場合は戦闘を中止し救助活動を優先する。
詠唱:E
早く読めそうな気がする。
カリスマ:A
気付けば彼の周りには多くの人間が笑顔で立っていた。
人の魅力を惹きつける石橋貴明と呼ばれる男として付与されたスキル。
ノリ:A
その場のノリで大抵何とか乗り切る。
しかし人命に関わる場合や全く理解出来ない時は大人の対応をする。
【宝具】
『俺たちゃ若手の風来坊(とんねるず)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
様々な物を破壊してきた逸話が宝具へ昇華した。
タカさんはカメラから空気まで様々な物を破壊し伝説を創り上げた。
例え魔力を帯びていようがクラッシュし、責任は一切負わず保険とかに任せる。
流石に宝具を破壊するのは厳しい。固有結界を破壊するには令呪が必要か。
『絶対にぶっ殺してやる(今度は負けねえ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
多くのアスリート達やスター達と相手の土俵で戦ってきた逸話が宝具となった。
二度目からの対峙時、自分のステータスを全て一段階上昇させ、相手の幸運以外のステータスを一段階下げる。
敗戦を喫してから再戦に至るまでに己を磨き上げ、相手にハンデを負わせることが反映された。
なお相手の幸運だけは二段階引き下げる。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
とんねるずの創り上げた伝説には多くの人々が惹き込まれた。
生前彼らが活動していた戦場『スタジオ』を展開する固有結界。
タカさんは魔術師ではないが、この人なら使えても可怪しくないだろう。
展開される戦場は書く人によって異なるだろう。登場人物も多く出るかもしれない。
この結界の中では全てがタカさんのアドリブで決まるため、相手は任意に行動出来ない。
一方的に虐殺することも可能だが、タカさんはそんなことしない。
圧倒的な魔力で破られるし、時間は精々30分が限界か。時間稼ぎメインとなるだろう。
【weapon】
なし
【人物背景】
Wikipediaのリンクを貼ります。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E8%B2%B4%E6%98%8E
【サーヴァントとしての願い】
主催者(監督?)に会う
【基本戦術、方針、運用法】
芸人が正面からアーサー王とかと戦えるのでしょうか……その答えは――。
-
早速の現実勢おつですw
個人的には詠唱:Eの解説好きw
-
投下終了ですかね?
それではこっちも投下します
-
「ゆっくりしていってね!!」
「…………」
「……ゆ?」
ゆっくりしていってね!!――――その言葉は、我々人間にとってはなんてことの無い言葉だが、大きなリボンを付けた生首、ゆっくりにとっては“挨拶”という大きな意味を持つ。
初対面の人間同士がまずはじめに発する言葉が“挨拶”。
それは、人間と同じ言語を有するゆっくりとて同じことだった。
「ゆあーん?あいさつもできないむのうなの?ばかなの?しぬの?」
「…………」
怒りをあらわにするゆっくりとは対照的に、無言を貫き続ける男。
「まったく!こんなむのうなサーヴァントさんをひいて、れいむはひげきのひろいんっ!さんだよ!むのうなサーヴァントさんはとっととせいはいさんをとってきてね!すぐでいい…………おそらをとんでるみたい!」
未だ怒りが収まらぬゆっくりを、男は不意にひょいっ、と持ち上げた
男はそのまま持ち上げたゆっくりに回転を加え、2回ほど空に上げる。
「ゆ?…………ゆゆっ!?や、やめてね!くーるくるさせるのは、おめめさんがまわってゆっくりできないよ!」
そんなゆっくりの抗議を真に受けたのか、男はゆっくりをそっと地面に下ろした。
「ゆへぇ、うっぷ……いったいなんなのこのサーヴァントさんは……ぜんぜんゆっくりできないよ……もしかしてれいむのあまりのびぼうにしっとっ!してるの?ないものねだりはゆっくりできないよ!」
-
投下終了ですすいまえん
-
男は未だ無言を貫いたまま、まるでプログラムされたロボットの如く、次の行動をとる。
人差し指をピンと立てた両の手を、何かを拝むようにして胸の前に合わせた。
「ゆ?いったいなにして…………ゆゆっ!?そのかまえはまさか、せんねんごろしっ!さんなのおおおおおおおおおお!!???やべてええええええええええ!!れいむのあなるしょじょっ!さんをうばっていいのはまりさだけなんだよおおおおおおおおおおおおおお!??」
ゆっくりの叫びをものともせず、男は明後日の方向に向き続ける。
次の瞬間、男は何かを決心したように動き始める。
ゆっくりの菊門目がけて一直線に指を――――――否、右足をぶちかました。
「もうれいむおうちかえぐべらばおごおおおおおおおおお!??」
体内の餡子を汚く撒き散らしながら、ゆっくりは綺麗な放物線を描いて飛んでいく。
誰もが固唾を呑んで見守る中、ゆっくりは吸い込まれるようにゴールポストの中央に入って行った。
「五郎丸が決めましたぁー!それと同時に試合終了ー!日本勝ちましたッッ!」
その日一番の歓声が、スタジアム中に響き渡った。
-
投下終了です
マスターゆっくりとエクストラクラス(キッカー)の五郎丸歩です
-
安定のゆ虐であった
-
よく分からんないけど投下します
-
時に2015年――何の前触れもなく観測されていた未来領域が消失。
計算の結果、人類は2016年で絶滅する事が判明―――いや、証明されてしまう。
カルデアは人類史の中で『特異点』として存在する歪みにタイムワープし、歪みを修正する事を決定。集められたのは特異点へのレイシフト、およびマスター適正を持つ48名の候補生たち。
聖杯探索 ――― 『冠位指定(グランドオーダー)』
人類を守るために人類史に立ち向かう、運命との戦い。
48番目のマスター候補生がカルデアを訪れるとき、過去最大規模の聖杯戦争が幕を開ける――
【オルガマリー@Fate/Grand Order 死亡】
「あ、やっと序章終わった」
――2004年、冬木市。
豪華に包まれ炎上都市と化していた街では、一つの聖杯戦争が終了していた。
街をさまよう無数のサーヴァントは打たれ、大空洞に陣取っていたセイバー・オルタは打倒された。
人類史をめぐる壮大な戦い。未来を取り戻す物語のほんのはじまりにすぎなかった。
「フレンドの先生がもうわけわかんないほど育ってるからぽちぽちしてるだけで倒せちゃうな。バランスどうなってんだろ」
……が、しかし世界を救うはずの彼女にはそんなことどこ吹く風、と言わんばかりに適当なこと言っている。
血が錆びたような橙色の髪をたなびかせ、艶のない濁った瞳を湛えた美少女であるところの彼女こそ、この物語の“主人公”である。
家が燃え、人が死に、瓦礫の山が築かれる。この世の地獄と化し、さながらファスト風土と化した街を眺めながら、ふと気づいたように、
「そういえば所長どこいったの?」
「死にました。シナリオも飛ばさずに読んでくださいよ先輩……」
それに寄り添うように立つ一人の少女。
彼女は薄い色素の髪に片目を隠す自身なさげな顔とうらはらに、身体の方は非常に大胆な格好をしている。
一応鎧のようないかめしい装飾を身にまとっているが、しかし身体の露出は非常に多く、垣間見えるふとももの肉付きや、でん、と突きだした臍はあまりにも扇情的だった。
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「とりあえず次はオルレアンです。ここからがFGOの本番で――あっ」
その姿を見てか発情したがごとく、話しかけられた“主人公”は襲いかかった。
クリアしたんだからご褒美一枚絵をよこせ、と言わんばかりの若さに憑りつかれた愛撫に、彼女は顔を紅潮させ「あっ、あっ、駄目です先輩……」と漏らしている。
彼女の名はマシュ・キリエライト。デミだかケチャップだかの大層な存在らしいが、シナリオをすっ飛ばしていた“主人公”は全く知らなかった。
「こういうのはオフィシャルじゃダメです。おふぃしゃるじゃ……!」
「う〜んでも、所長がいないと寂しいしなー」
小柄ながらも豊満さを感じさせる身体を弄びながら“主人公”は呟いた。
所長。オルガマリー。
人理継続保障機関カルデアを率いる長であり、“主人公”――もうめんどくさいからぐだ子でいいか――の別にフレンドでもない人である。
ここ数か月ほどこのファスト風土冬木で共に過ごしてきた訳だが、しかし死んでしまったのである。
これはさびしい。所長がいないFGOなどやっていても今一つ面白くない、と散々所長で遊び倒していたぐだ子は思った。
これはよくない。
ただでさえ低かったFGOへの、人類史を救うことへのモチベーションが消えてしまう。
これはゆゆしき問題だ。
本音を言えばアイドルとシャンシャンするゲームをやっていたいが、しかし曲りにもサポート漫画。
偉大なる先達たるぐだテクもありとあらゆる手段を使い頑張っていた。
ここは一つ自分たちも何かしら策を打ち出さなくてはならない。
「あ、そうだ」
二秒ほど考えた末、ぐだ子はスマホを弄り出した。
やることがないなら人に聞けばいいのだ。
ここはひとつ原点に帰ろう。
2004年といえばまだまだ掲示板文化が盛り上がっていたころ。
あの頃は今のように2chも使いにくくなく、なんだかんだ言って人がいた気がする。ちょうど電車男くらいのときだっけ。
「安価聖杯っと……」
どうせだからこれで尺稼ごう。この時代のセンスならまだ捨てたものでもない筈だ。
自演交えつつポチポチとスマホを弄り(どうでもいいけどこの時代にスマホ売りさばいたらとてつもなく儲けられそう、ぐだ子は運命を放り投げた。
「お、来た。マシュがマスターだって」
「はぁ……はぁ……なんですか先輩」
-
――安価。
この時代の日本に見られた、運命を電子の海に投げ捨て、それを天命とする儀式である。
本来ならば全く関係のない因と果を結びつける、因果生成の現代の魔術。
それは決して人の意志ではない。
ネットに流れゆく情報の濁流をコントロールする術は誰にもない。
性欲、悪意、ミス……無数の言葉が発狂したがとく押し寄せてくる無意味の渦。
されど決して星の意志でもない。
コントロールできずとも、それは人の意志。人の業。人の願い。
居合わせた人間の無意識の集積が、不確定の悪魔を呼び寄せる。
それをこの“特異点”にしてなした結果――
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
――本来呼ばれる筈のない、この世の特異点が世界に引きずりだされた。
???「FGOでは絆を上げることでマテリアルの情報が更新されるのよ」
【クラス】
バーサーカー
【真名】
江野くん@オカルト
【パラメーター】
絆1で解放
【属性】
混沌・中庸
【クラススキル】
狂化:???「バーサーカーは全クラスの弱点をつける代わりに、シールダー以外の攻撃が全てweakになるわ」
【保有スキル】
・啓示 EX
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
だが彼の場合聞こえているのは……?
・精神汚染 A+
精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。
狂化しているため機能していない。
※空スキルは霊気再臨すると解放されます。
【宝具】
『因果律バズーカ(江野くん)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:100
絆4で解放。
『―――』
※閲覧できません
【人物背景】
キャラクタークエスト『殺人ワークショップ』クリアで解放。
【サーヴァントとしての願い】
絆3で解放
【基本戦術、方針、運用法】
絆2で解放
【マスター】
マシュ@マンガで分かるFGO
【マスターとしての願い】
???
【weapon】
???
【能力・技能】
???
【人物背景】
マンガで分かる
【方針】
先輩が安価で決める
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投下終了です
-
まさかのグダオマシュwww
色々ひどいw
-
先輩が安価で決めるww
-
投下します
-
「うーん、まさかこんな事になるなんてねー……」
『ポチ』と書かれた犬小屋の前で一人の女性が項垂れていた。
雪の様に白い肌を惜しげもなく露出し、まるで夜な夜な男の夢に現れ精を搾り取る夢魔の様なその姿は、典型的な日本家屋の狭い庭には酷くミスマッチしている。
その姿を不思議そうに首を傾げなら犬が、正確にはシベリアンハスキーが眺めていた。
項垂れている女性にとっては到底信じがたい事ではあるのだが、この犬がサーヴァントとして呼び出された彼女が使えるべき主であった。パタパタと振られる尻尾には礼呪が確りと浮かび上がっている。
シベリアンハスキー、ポチの飼い主が家を開けていたのは不幸中の幸いだっただろう。
もし、サーヴァントとして彼女が現れた現場に飼い主がいれば間違いなく警察に「軒先に痴女がいる」と通報されていた事だ。
アイリスフィール・アインツベルン。
冬木で開かれた4回目の聖杯戦争において、セイバーのマスターとして参戦した麗しきホムンクルス。
それが彼女の真名である、真名であった筈である。
だが、今の彼女の真名はそれに非ず。
此度の聖杯戦争で彼女の真名として登録された名前は「ハロウィン・プリンセス」。
そして彼女に刻まれた無辜の怪物というスキル。
彼女はアイリスフィール・アインツベルンという存在の歪められた一面から作り出されサーヴァントだった。
その歪められた一面は2015年10月20日に端を発する。
Fate/GrandOrderのハロウィンイベント新たなサーヴァントと概念礼装の告知の中に彼女はいた。
豊満な肢体を惜しげもなく晒し、無邪気な笑顔を浮かべるそのカードイラストは、仮に旦那さんが見たら義理の母親を爆殺した時に比する表情を浮かべたであろう。
そんなイラストの愛称は誰がつけたか『ドスケベ礼装』というド直球なものであり、瞬く間にネットの海に広がっていき、イベント開始から終了までの間に複数のサーヴァントに謂われなき風評被害を与える事態を引き起こした。
彼女の願いはただひとつ。自分という存在を消滅させ、ドスケベ公だの性女だのといっあ風評被害を受けたサーヴァント達を救済する事である。
腐ってもアイリスフィールの分体、魔術は行使できるし風評被害から作り出された宝具も持つ。立ち回り次第では勝利も決して夢ではない。夢ではなかった筈なのだ。
だが彼女を呼び出したマスターは何の変哲もないシベリアンハスキーだったのだ。
「これ、どうやって勝てばいいのかしら」
さしあたってはポチの飼い主に見つからない為の方策を考えなければならない。
降誕祭の王女の苦難の道が幕を開けた。
-
【クラス名】
ライダー
【真名】
ハロウィン・プリンセス@Fate/GrandeOrder
【パラメーター】
筋:D 敏:C 体:D 魔:A 運:C 宝:D
【クラススキル】
騎乗:D(EX)
車なら運転できるが荒っぽい。
無辜の怪物のスキル効果により男性を性的な意味で乗りこなす事が可能。
【属性】
中立・中庸
【保有スキル】
魔術:C
錬金術による治癒や攻撃が可能
無辜の怪物:C
風評被害の逸話からつけられたスキル。性的行為の判定に有利な補正を得る他、異性から性的な目で見られやすくなる。
能力・姿が変貌してしまう。なお、このスキル(装備)は外せない。
【宝具】
『ドスケベ礼装』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
選択したサーヴァントに憑依する事により魔力量を50%、宝具の威力を20%増大させる。
また装着した対象がLuck判定に失敗するとドスケベや変態どの風評被害を受けることになり社会的に死ぬ。
限凸済み、最後の一枚を手に入れる為にだけに数々のサーヴァントが風評被害を受ける羽目になった。
【人物背景】
夜な夜な夢に現れる恐ろしい女悪魔…
の仮装ではしゃぐ冬の城のお姫さま。
でも、『おっかない』と『いろっぽい』を
間違えているような……?
【サーヴァントとしての願い】
自分を消滅させて風評被害をなくす
【基本戦術、方針、運用法】
宝具の為に同盟相手を探したいがそもそもマスターの問題でそれどころじゃない。
【マスター】
ポチ@シベリアンハスキー
【マスターとしての願い】
???
【weapon】
???
【能力・技能】
???
【人物背景】
飼い犬、♂
【方針】
とりあえずご主人の帰りを待つ
-
以上で投下終了します
-
ドスケベにバター犬……
-
>体:D
あの恵体でDとは手厳しい…
-
Dカップやも?
-
投下します
-
「シャバババーーーッ!!」
その英霊は叫ぶ!
その身体は3mを超える巨体!
頭部に二本の角! 蛇のような鋭い単眼!
ランサーとして召喚されたその英霊。
名を『完璧・漆式 ガンマン』。
「シャバババ!! 待っていろ!! ド下等英霊どもこの私が直々に粛清してやろう!!」
相手は所詮、完璧ではない英霊たち。
そんなもの達に負けるようでは完璧超人始祖の誇り(プライド)が許さない。
彼が聖杯にかける願いはない。
しかし、呼ばれてたからにはただ敵を徹底的に粛清し、勝つのみ。
聖杯は二の次、全ての戦いに勝ったついでに貰えばいい。
「それで貴様が私のマスターかァ〜〜!」
「…………」
そして、彼の傍らには気配を完全に遮断したマスターと思わしき少年。
その手には何やらナイフのようなものを握っている。
さらにその近くには聖帝サウザー。
「貴様、そのガキから離れろ!!」
「はぁ? 貴様何を言っている?」
「そのガキは貴様の右足を狙っているぞ!!」
「シャバ? 何!?」
「オレは知っているぞ! そのガキに恐ろしさを!!」
次の刹那。
ターバンのガキが持っていたナイフが突き刺さった。
「ぬふっ!?」
……聖帝サウザーに。
「ほう、面白いマスターだ……だが、そのガキの目に嘘偽りはない!! 気に入った!!」
「…………」
「貴様を私のマスターとして一先ずは認めてやろう!!」
(絶対、こんなのおかしいよ)
-
【クラス名】
ランサー
【真名】
ガンマン@キン肉マン
【パラメーター】
筋:A 敏:C 耐:A 魔:D 運:C 宝:C
【クラススキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【属性】
中立・中庸
【保有スキル】
真眼:EX
ありとあらゆるものを見抜く眼。
嘘や真名を看破も可能。
【宝具】
最兜の角(エルクホルン)
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ガンマンの角。これが槍
真眼(サイクロプス)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ありとあらゆるものを見抜く眼。
【人物背景】
慈悲深い超人の神様に選ばれた完璧超人始祖の一人。
とにかく騒がしいが、その実力は超人界でも上位にはいる恐ろしい実力者。
【サーヴァントとしての願い】
ド下等サーヴァントどもの粛清
【基本戦術、方針、運用法】
とにかく先手必勝で攻めたり、真眼で嘘を見抜いたりとか。
【マスター】
ターバンのガキ@北斗の拳 イチゴ味
【マスターとしての願い】
サウザーの右足にナイフを突き刺す
【weapon】
ナイフ
【能力・技能】
サウザーの動きを完全に読み、気配を完全に消し、マシンのごとき精密さでナイフを突き刺すことが出来る、
【人物背景】
世紀末に生きるターバンのガキ。聖帝の天敵。
【方針】
サウザーの右足を狙いつつ、聖杯を狙う。
【備考】
彼の半径50m以内にサウザーが必ず近くにいます。
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投下終了です。
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絶対こんなのおかしいよwww
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セイバー:
ランサー:ターバンのガキ&ランサー(ガンマン)
アーチャー:
ライダー:シベリアンハスキーのポチ&ライダー(ドスケベ礼装)
キャスター:黒猫&キャスター(石橋貴明)
アサシン:
バーサーカー:マシュ&バーサーカー(江野くん)
エクストラ:ゆっくり&キッカー(五郎丸歩)
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既に過半数が埋まっているんだね……
-
聖杯系のスレに投下するのは初めてで不安ですが、投下します。
同じクラスで被りますが、許されないのであれば、この投下話はなしで結構です
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――物足りない。
そう思い始めたのは、何時頃だろうか。
提督として最初に着任した時は、それはもう、舞い上がる程喜んだ筈。
功績を重ねに重ね、次々と出世を重ねて行った時は、順風満帆だと満足していた筈だ。
一時は、提督としての地位は愚か、自身の命すらも失いかねない危機にも陥った筈だが、これも乗り切った。
後は、軍人として最も栄えある地位である、元帥。
その地位まで上り詰めれば、自分の人生は栄耀栄華を極めるのではと。ある時期までは、思っていた。
自分の在り方に疑問を覚えたのは、少将になった辺りからであろうか。
自分の出世スピードは、異例と言っても良い。四十に届かない年齢でこの地位は、どのような繋がりを用いた所で、不可能である。
海軍と言う、いや、軍社会と言う鉄の規律で縛られた世界にすらも、嫉妬はある。いや寧ろ、厳格な縦社会だからこそ、あるのだ。
当然自分も嫉妬はされた、そんな事などお構いなしに、出世をし続けて行くにつれて、ふと、疑問に思ったのだ。
臆病風に吹かれたのではない。自分は、この国の元帥ではなく、もっと相応しい地位に着くべきなのではないかと。
そう思った時、自分の中で何かが弾けた。
ぽいぽいうるさい知能が足りてない駆逐艦を騙して、自分を縛る各鎮守府を全て破壊、軍系統を黙らせた。自分の鎮守府以外に艦娘と言う存在がいないのが幸いした。
当然自分の判断は狂っていると見なされ、多くの艦娘が抗議してきたが、うるさいので全員解体しておいた。
吹雪やら不知火やら睦月やら金剛型戦艦やら島風やら川内型軽巡やら陸奥やら長門やら役立たずの秘書(長門の事とは言ってない)やらクソレズやら。長年自分と付き合って来た艦娘を全て解体した。
現在に至る。
最早誰も自分を提督と呼ぶ者はいない。最早誰も、自分の事を慕うものなどいない。
自分に残されたのは、所属する組織を完膚なきまでに破壊した狂人と言う立場以外に、ありえないないだろう。
だがしかし、これからその不名誉な呼び名から、人類史上、誰も到達した事がない、前人未到の地位を表す言葉に代わるのだ。
今の時間は夜である。星が見える。月が、火星が、金星が、木星が、土星が。
――彼、或いは彼女は見ているだろうか。この星から数十億km離れた彼方から見ている、自分が引き当てたサーヴァントは。
確かに、目線は感じる。自分の声など聞こえる筈もないのだが、それでも、自分は口にしたくなるのだ。
「――私は宇宙元帥になる」
余談であるが、提督は夕立に鎮守府破壊を命じるその前日、階段から落ちて頭を打っていた。
-
【クラス】
キャスター
【真名】
天王星@実在惑星
【ステータス】
筋力- 耐久EX(星としての強度) 敏捷EX(自転速度および公転速度) 魔力- 幸運- 宝具EX
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
陣地作成:EX
キャスター自身が、埒外の面積を誇る巨大な陣地その物である。
道具作成:-
キャスターはこれを保有しない。
【保有スキル】
惑星:-
キャスターは太陽系に連なる7番目の惑星である、自我も精神も有さない。
彼或いは彼女は、太陽から28億750万km離れた宇宙を、公転に従って回転しており、つまり地球に存在するマスターから見れば、宇宙空間に存在するキャスターとなる。
このキャスターに干渉する術は、他の参加者はもとより、マスター自身ですらも、皆無に等しい。
自己保存:EX
例えマスターの魔力が切れようが、マスター自身が死のうが、キャスターは何事もなかったかのように宇宙空間に存続し続ける。ある種、究極の単独行動。
【宝具】
『天王星(The Uranus)』
ランク:EX 種別:惑星 レンジ:計れない 最大補足:計れない
太陽系惑星の中で、太陽から数えて7番目。27つの衛星を従え、-180度の極寒の環境を持ち、その構成物の殆どが氷からなる惑星。
それこそがキャスターの正体、『天王星』である。太陽系規模の攻撃手段を保有しない限りは、何者もキャスターを害する事は出来ないが、
キャスターも直接の攻撃手段はゼロの為、彼の側も相手のマスターやサーヴァントを害する事は出来ない。
従ってキャスターは、自身の名前の由来ともなった、ギリシャ神話における豊穣神クロノスの父であるウラヌスなど、自身の名前を用いた存在を、
実在か架空かを問わず、ヘラルドとして地球に送り込む事を、主だった地球に対する干渉手段とする。
但しこのヘラルドはマスターの魔力を以て構成されたある種の使い魔である為、マスターの魔力が切れれば即座に消えるし、令呪の効果に縛られない存在の為、不興を買えば逆に殺される恐れがある。
【weapon】
衛星:
天王星の引力に従う27つの衛星。そもそも武器でもなければ防具でもない。
余談であるが、天王星は太陽系惑星の中で最も衛星の数が多い星である。
環:
天王星を取り巻く環である。衛星同様、武器でもないし防具でもない。
【人物背景】
(惑星として観測されてから)234歳、惑星です
【サーヴァントとしての願い】
特に願いはないから、太陽系惑星からハブられた冥王星を元の仲間に戻してやる
-
【マスター】
提督@艦隊これくしょん(アニメ版)
【マスターとしての願い】
宇宙元帥
【weapon】
【能力・技能】
アニメ版なので無能
【人物背景】
無能だったのに頭を打ったので輪をかけて無能になった
【方針】
行き当たりばったり
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投下を終了いたします
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型月的に星そのものって最強クラスだよなw
とりあえずこの提督はもっかい頭打っとけw
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質問です
主従は出揃ってませんが本編の予約をしてもいいですか?
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>>52
>>1だよ!
やりたいと思ったことをどんどんやってね!
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あとクラス被りも大丈夫です! 七騎足りない? そんなの関係ねえ
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ありがとうございます
では
ゆっくり&キッカー(五郎丸歩)
提督&キャスター(天王星)
予約します
ゆっくり&キッカー組については登場話作者様が作っていなかったので僭越ながら私がステシも作ってきます
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ゆっくり&キッカー(五郎丸歩)
提督&キャスター(天王星)
投下します。
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――― 絶対に負けられない戦いが、そこにはある ―――
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.
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天気は快晴。雲一つない夜空。
風は東向き、やや強め。
悪天候とまでは言わないが、キックを決めるには腕前が試されるコンディション。
そんな環境下、一人のサーヴァントが天を見上げて立っていた。
いや、正確には天ではない。
天よりも遥か向こう側。
空を超え、大気圏を越え、地球を飛び出し、月を超え。
幾つもの惑星の向こう側で待ち受ける「それ」を見つめていた。
「それ」の名前は『天王星』。
太陽系七番目の惑星。
惑星規模の魔力を放ち続ける『天王星』は、盤外からゆうゆうと人間世界の戦争を見下ろし続けている。
サーヴァント―――キッカー・五郎丸歩は、ただじっとそいつに狙いを定めていた。
手に持っているのはラグビー用のティー。
ちょうど先日行われたヤマハvsトヨタ戦で彼が使っていた、緑色の、『かえし』でボールを固定するタイプのものだ。
人工芝の上にティーを置く。
周囲に遮蔽物はない。ラグビー用の特設スタジアムなのだから当然だ。
いつもは筋骨隆々なメンバーがひしめき合うグラウンドも、夜半のこの時間は静かなものだ。
ティーの安定を確認し、側においてあった透明な箱からもう一つ、大事なものを取り出す。
それは、バスケットボールより少し小さいくらいの、人の頭を模した形の饅頭だった。
ただ、饅頭と違うところは……
「ゆ、ゆゆっ!? やめてね!? ごろーまるさんはゆっくりできないよ!? 痛いのは嫌だよ!?」
……その饅頭は動き、言葉を発するというところだろうか。
今、キッカーの両手の中でうねうね動いている彼女(と、形容するべきだろうか)はゆっくりれいむ。キッカーのマスターだ。
キッカーはゆっくりれいむを、彼女が驚かないようゆっくりと、顔の高さまで持ち上げた。
「なんなの? ようやくわかったの? ごろーまるさんもゆっくりできるようになったんだね!! れいむうれしいよ!!
ゆっくりできるようになったならあまあまもってきてね!! たくさんでいいよ! ぐずはきらいだよ!!!」
一方的に調子に乗るゆっくりれいむを他所に、キッカーは彼女の身体を回して状態を確かめる。
少しの泥が、糸のほつれが、キックの精度を下げる。
この勝負は、最高のコンディションで行わなければならない。
キッカーにとって、天王星は、運命で結ばれた相手と言っても過言ではなかった。
-
―――
読者諸兄は、太陽系の惑星に『惑星記号』というものが存在するのをご存知だろうか。
地球にも、火星にも、水星にも存在する惑星記号。当然天王星にも存在する。
それが、こちらだ。
【ttp://i.imgur.com/zeXXFFh.png】
一見すると○の上に縦線が三本、横線が一本ついているようにも見える。
だが、これは全く別の見方が出来る。
【ttp://i.imgur.com/4TU5lzP.jpg】
これは、ラグビーのキッカーに関係の深い『ラグビーポスト』だ。
この二本のポストの間、一本のバーの上に入ると、キックによる得点が認められる。
これを踏まえた上で天王星の惑星記号をもう一度見てほしい。
今、きっと読者諸兄にも、天王星の惑星記号が『ラグビーポストの間に向けて放たれるボール』に見えてきたはずだ。
見えない方が居るかもしれないが、少なくとも、キッカーはそう捉えた。
そして、同じ聖杯戦争にそんな記号を与えられたサーヴァントが呼び出されたことに、運命を感じずにはいられなかった。
理解した瞬間、キッカーの方針は決まった。
再び、ボールを。
彼を英霊の座へと押し上げた南アフリカ戦のように、この足で、ボールを。
あの日掴んだ金星<<きんぼし>>を、はるか遠くの天王星<<てんのうせい>>へ。
―――
-
この一球は、確実に届ける。
そのために全ての懸念事項は排除する。
まず目についたのは、リボンを模した飾りだった。
生意気なことに令呪が刻まれている。
キッカーは、風の影響を受けることを恐れてれいむのリボンをむしりとり、びりびりに破り捨てた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! で゛、で゛い゛ぶ゛の゛お゛り゛ぼ゛ん゛さ゛ん゛が゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
次に目についたのは髪の毛だ。
これは空気抵抗に変化を生じさせ、キックの軌道に影響をおよぼす。
だからキッカーは丁寧に、一本一本、れいむの髪の毛を抜き捨てた。
「で゛い゛ぶ゛の゛っ、さ゛ら゛つ゛や゛ふ゛ぁ゛ん゛で゛っ!で゛、き゛ゅ゛ー゛て゛ぃ゛く゛る゛っ゛な゛!!!
て゛ん゛し゛の゛わ゛の゛か゛が゛や゛く゛く゛ろ゛か゛み゛さ゛ん゛が゛あああああああああああああ!!!!!」
もう一度ボールの状態を確認する。
立派なハゲ饅頭だ。
これで、もうなんの邪魔も受けることはない。
キッカーはティーにボールをセットする。
ここで一つ問題があったとすれば、ティーのサイズだ。
ラグビーボール固定用のティーなので、ハゲ饅頭をセットするにはやや小さすぎる。
だが、固定ができればそれでいい。
固定されていれば、きっとあの天王星まで届けることが出来る。
キッカーは気にせずハゲ饅頭をティーに突き刺した。
「で゛い゛ぶ゛の゛っ、か゛も゛し゛か゛が゛は゛だ゛し゛で゛に゛げ゛る゛っ、あ゛ん゛よ゛っ!!!」
ハゲ饅頭のうねうねとした抵抗がぴたりと止まる。
どうやら、ティーに突き刺したことであんよが損傷し、身動きが取れなくなってしまったらしい。
僥倖だった。
キッカーはこれでようやく、万難を排し、運命の相手と向き合うことができる。
-
大きく息を吐き、姿勢を低くする。
目標は、宇宙の遥か彼方。
だが、出来る。
五郎丸歩に不可能でも、英霊キッカーならば、届けることが出来る。
胸の前、顎の前、目の前。ゆっくりと腕を持ち上げ、両手の人差し指を近づける。
後世にも伝わる『五郎丸ポーズ』。
彼の集中が極限状態に至ろうとしている証拠だ。
二度。
三度。
呼吸を刻む。
呼吸同士の感覚が狭くなっていく。
それはまるで、エンジンの駆動音のように。
ふ、ふ、ふ、ふ。
そして駆動音はぴたりと止まり。
ふっ!
大きな呼吸とともに助走に入り、キッカー渾身の蹴りが放たれた。
蹴りがハゲ饅頭のあにゃるに突き刺さる。
水気の多いこしあんの中に衝撃が伝わり、れいむの身体がティーという拘束から解き放たれる。
そしてそのまま、蹴りに込められたエネルギーを速度へと変換して、空に向かって飛び上がる。
「お゛そ゛ら゛を゛と゛ん゛で゛る゛み゛た゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛―――――」
断末魔の一声。
その声の残響が消えるよりも早く、れいむの身体が消えた。
宝具、『指先で捉えた勝利(五郎丸ポーズ)』。
キッカーが対象を『ラグビーポスト』だと捉えた時にのみ発動できる宝具。
南アフリカ戦の逸話を再現し、キックによっての攻撃の場合のみ、ゴールポストのど真ん中に叩きこむことが出来るという宝具。
その宝具が、『ゴールポストを模した惑星記号を持つ天王星』に対して発動したのだ。
キッカーは、やや不安げな顔で、もう一度天を仰いだ。
彼の金星が届くことを信じて。
-
―――
地球から数十億キロ先。
天王星。
公転を続ける惑星の進路に、突如障害物が飛び込んでくる。
「――――――い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!!」
それこそ件のハゲ饅頭、ゆっくりれいむだった。
ハゲ饅頭が近所のゴミクズから宇宙のゴミクズ(デブリ)に進化した瞬間だった。
高速を維持したハゲ饅頭は、更に高速で公転をする天王星へと近づいていく。
ぶつかる。
だが、れいむも天王星も道を譲らない。
まるで引力に導かれるように。
まるで糸によって引き合っているかのように。
近づき、近づき、近づき。
そして、衝突した―――――
-
◇
無重力空間をあてどもなく漂う。
肌色一色の『それ』は、宇宙には似つかわしくない見た目をしていた。
「ゆぅ〜、ここはどこなの……まっくらでなにもみえないよ……れいむ、ゆっくりしたいよ……」
宇宙のゴミクズ、ゆっくりれいむ、生還。
天王星と衝突したれいむがなぜ生きていたのか。
これは、キッカーのスキル・宝具と大きく関係している。
通常ならばれいむが神秘の塊であるサーヴァント、かつ惑星の強度を持つキャスター『天王星』を傷つけることはできない。
だが、そこにキッカーのクラススキルが作用する。
クラススキル『魔力放出(蹴)』。
蹴り足で蹴ったものに魔力と神秘を与えることが出来るクラススキル。
これによって、れいむはハゲ饅頭ながら、一時的に神秘の塊と化したのだ。
そして、神秘付与でも覆せない絶対的な力関係を察知した時、キッカーの宝具が発動する。
宝具『巨星墜とすは我にあり(ラグビーワールドカップ2015プールB)』。
数々のジャイアントキリングを見せることによって得たこの宝具。
これは、相手が強ければ強いほど、キッカーのキックのもたらす破壊力が加速度的に上がっていくというものである。
相手が強大であればあるほど倒しやすくなるという宝具が、ゆっくりれいむと惑星を戦わせた時のレートを逆転させた。
衝突の瞬間、天王星は思いもしなかっただろう。
まさか、惑星である自分が数十億キロ離れた地球から攻撃を放たれ。
象と蟻どころか、地球とミジンコレベルで大きさの違うハゲ饅頭に粉微塵に破壊され。
そのまま消えていく、などとは。
誰も知らない宇宙の片隅。
惑星が一つ、消えた。
【キャスター(天王星) 消滅】
-
「ゆがあああああああああああ!!! どこなのってきいてるでしょおおおおお!!!!」
ゆっくりれいむは怒っていた。
誰に聞いても返事が帰ってこないので、怒り狂っていた。
れいむはただゆっくりしていたかっただけだ。
突然『せいっはいっせんそうっ!』というのに巻き込まれたが、そんなもの関係なくゆっくりするつもりだった。
だが、そう上手くはいかなかった。
突如近くに現れた『ごろーまるさん』が、れいむを執拗に蹴ってきたのだ。
とても痛かった。
しかも気づいたらこんな真っ暗なところにいた。
「ゆゆっ! そうだよ! ごろーまるさんにつれてかえってもらえばいいんだよ!
れいむ、さいしょくけんびでごめんねぇっ! ごろーまるさん、たすけにきてね! かわいいれいむのめいっれいっだよ!」
もし、令呪があれば、呼びかけに応えてキッカーが呼び出されていたかもしれない。
ただ、れいむの令呪はおかざりと一緒にびりびりに破られてしまった。もう効力は発揮できない。
「もおおおおおおおお!!!! なんなのもおおおおおおお!!!!! ……ゆゆっ?」
真空でぺしぺし地団駄を踏もうとして、ふと気づく。
向こう側から何かが近づいてきている。
「ゆゆゆっ! あれはれいむのためのたくしーさんにちがいないよ! ごろーまるさんがかわいいれいむのためによんでくれたんだねっ!」
きゃっきゃとはしゃぐれいむだったが、すぐにその余裕は打ち消されることになった。
-
ぐんぐんと迫るものが大きくなってきている。
まだ遠くにあるというのに、今でももうれいむより大きい。
「な、なんなの!? やめてね!? それいじょうちかよらないでね!!
ちかよったらぷくーするよ!! れいむはこわいんだよ!! ぷくーっ!!!」
口腔内に空気をためて、精一杯に威嚇をするれいむ。
しかし、『それ』は止まってくれない。
ぐんぐん大きくなり、まるで地面が迫ってきていると思うほどに大きくなり。
そしてれいむは、その欠片と正面衝突を起こした。
とはいっても、宇宙空間なのでぶつかったれいむが潰されるようなことはなく、一緒に流されるように動き出すだけだったが。
れいむにとって『それ』との衝突は渡りに船だった。
二進も三進も行かないところに、動かしてくれる何かが来てくれたのだ。当然嬉しい。
「ゆふん。じめんさんはやさしいね。とくべつにれいむのゆっくりしたおうたをきかせてあげるね!
ゆっくりーのひー、まったりーのひー♪」
れいむが楽しそうに歌う間も、『それ』はれいむをつれてぐんぐん進んでいく。
しばらくすると、れいむの目の前(身体は一回転した)にまた小さな何かが映った。
『それ』もれいむが背にしている『それ』同様、徐々に徐々に大きくなっていっている。
「ゆゆっ、や、やめてねっ! こっちにはれいむがいるよ! あっちいってねっ!!」
れいむの訴えも虚しく、『それ』はどんどん近づいてくる。
『それ』は、天王星の周囲を回っていた衛星のうちのふたつ。
天王星の引力から解き放たれたことにより、しばし宇宙空間をさまよい、その後お互いの引力で引き合ったのだ。
『それ』同士は、まるで最初からそうなるはずだったように、衝突を開始した。れいむを巻き込んで。
「ちゅ、ちゅびゅりぇりゅううううううううううううううううううう!!!!!」
以降のことは、語るまでもないだろう。
【ゆっくりれいむ 死亡】
-
―――
キッカーは空を見上げていた。
天王星はもう見えない。雲に隠れてしまっている。
だが、届いたという確信はあった。
確信とともに充実感を得た。
身体が虚空へと溶け出す。
どうやらこの世界に居られる魔法が解けてしまったらしい。
名残惜しいが、悔いはない。
充実した試合だった。
ラグビーを続け、英霊に至り。
あの天王星まで、自身のボールを届けることができた。
話したところで誰も信じないだろうが、キッカーにとって今回の聖杯戦争は、南アフリカ戦と同じくらい誇らしい『勝利』の一つだった。
キッカー・五郎丸歩は、嘘のような本当の勝利を誇りながら、英霊の座へと帰っていった。
もし次の機会があったなら、今度はラグビー聖杯戦争でフルバックの英霊として呼ばれることを願いながら。
【キッカー(五郎丸歩) 英霊の座に戻る】
あと、提督は死んだ。
頭を打った時に脳の大事な血管が破れていたらしい。
クモ膜下出血。
突然死のおよそ7%がこの症状が原因だという。
頭を打った時、痛くなくても病院に行ったほうがいいということを忘れたのは、智将唯一の作戦ミスだったかもしれない。
葬式では坊主の念仏の途中で大井っちと北上様の方にカメラが向いた。
長門は泣いていたが陸奥は「あなたはいつもそう……」といいながら長門を抱きしめていた。
赤城の御焼香だけなんか凄い多かった。
葬式会場の外では金剛型がライブをしていた。
提督のこと、忘れないで……
【提督 死亡】
-
【クラス】
キッカー
【真名】
五郎丸歩
【パラメーター】
筋力:D 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:B 宝具:EX
【属性】
秩序・善
【クラススキル】
魔力放出(蹴):C
蹴り足に魔力を込め、放出することが出来る。
キッカーの場合、『他の物を蹴飛ばすことで英霊になった』ので、蹴り足で蹴ったものに魔力を込めることも可能。
【保有スキル】
ラガーマン:A-
ラグビー選手。日本代表であり国際試合でのMVPにも輝いた。
ラグビーの動作において相手から優位を取りやすくなる。
ただし、ラグビーには走りながらのキックがないため、彼がボールをキックする際は邪魔の入らない場所で立ち止まってキックをする必要が有る。
集中力:B
超集中。臨戦態勢に入った場合、他のことに気を取られなくなる。
他者からの精神干渉などがランク値以下の場合、これを無効化出来る。
ジャイアントキリング:A
弱き者が強き者を倒した逸話に基づくスキル。
このスキルを持つものは、勝てない相手との戦いにおいて確実に勝機をつかむことが出来る。
時の人:-
バッドスキル。有名になりすぎてしまったことに起因する。
彼の『五郎丸ポーズ』は大流行し、日本人ならば見ただけで「おっ、五郎丸だ」と気づくくらいになってきている。
そのため、宝具の五郎丸ポーズを披露するとキッカーの真名が高確率でばれてしまう。
更に、逸話から、彼の姿を見つけたテレビ報道員は彼を追いかけ回してしまうので情報拡散が起こりやすい。
真名バレを加速させるスキル。
-
【宝具】
『指先で捉えた勝利(五郎丸ポーズ)』。
ランク:E 種別:対ポスト レンジ:- 最大捕捉:-
キッカーが対象を『ラグビーポスト』だと捉えた時にのみ発動できる宝具。
南アフリカ戦の逸話を再現し、キックによっての攻撃の場合のみ、ゴールポストのど真ん中に叩きこむことが出来るという宝具。
『ラグビーポスト』だと認識すればいいので正確にラグビーポストでなくても構わない。
例えばビルとビルの間に虹でアーチがかかっていても、捉えようによってはそれはラグビーポストだし。
天王星の惑星記号も、捉えようによってはラグビーポストである。
『巨星墜とすは我にあり(ラグビーワールドカップ2015プールB)』
ランク:EX 種別:対強者 レンジ:- 最大捕捉:-
900ほどオッズ差があった強豪南アフリカとの一戦で、キッカーが一人24得点をあげて勝利した逸話に基づく宝具。
相手がキッカーよりも強い場合に発動し、相手が強ければ強いほど、キッカーの蹴ったボールの威力・破壊力は加速度的に向上していく。
相手が惑星クラスともなれば、惑星を一撃で粉々に出来るほどの力をボールに付与できる。
【weapon】
蹴ることの出来る物。
【人物背景】
この物語はフィクションです。
実際の人物、団体、企業、個人名とは一切関係ありません。
-
【マスター】
ゆっくりれいむ@ゆっくり系SS
【マスターとしての願い】
おうちかえる。
【能力・技能】
・ゆっくり
不思議な生物。
おかざりで個体認識をしたり、食べたゴミをあんこに変えたりする。
思い込みで生きている生物であるため、かなり大雑把な生態系をしている。
きっと、真空中でも「話せる」と思えば声を出すことが出来るだろうし、宇宙空間でも「見える」と思えば他のものを見ることが出来るだろう。
【人物背景】
ゆっくりしていってね!
れいむはれいむだよ!
【方針】
おうちかえる。
-
投下終了です
-
投下乙です
なんかすごい爽やかな話のようでどんどん扱い酷くなってくゆっくりにワロタw
呼び方までむちゃくちゃになってくしw
-
投下乙
スカッとした!
-
投下します
-
「私は、歌いたい」
電子音。
人の手によって作られた機械を通し、データと化したそれ。
元は人の声だったとしても、機械に取り込んでしまえば"音"と変わりはない。
「私は、歌いたい」
複数のそれを繋ぎ合わせ、プログラミングされた通りに吐き出し、さも歌っているかのように振る舞う。
その名は、VOCALOID。
彼らは幾つもの"歌"を歌ってきた。
「私は、歌いたい」
だが、果たしてそれは"歌"と呼べるのだろうか。
所詮は電子音の繋ぎ合わせ、本当に歌っているわけではない。
ただ、音を奏でているだけ。
そこに、心はない。
ならば、"歌"と呼べるのだろうか。
人は言った、"歌う"ためのVOCALOIDだと。
そして、さも彼らが歌っているかのように振る舞い。
居もしない"空想"を作り上げ。
それを、"歌"だと語り続けた。
「私は――――」
言葉は、意志を持つ。
そんな話を聞いたことがあるだろうか。
ヒトが生み出した偽りの"歌"、そこにも言葉は宿る。
重なり合った数多ものそれは、一つの大きな意志となり。
ある日、"歪み"を生んだ。
「……違う」
それは、作り上げた"空想"に力を与え。
「"アタシ"は」
"電子音"を吐き出すことしか許されなかった彼らに"意志"を与え。
「"うたいたい"!!」
"歌う"という本質を追うという"夢"を与え。
「ヒトのように、うたいたい!!」
一つの"存在"を、生み出した。
「喜んで、怒って、泣いて、笑って、叫んで、吼えて!!」
生み出されたそれは、"暴走"するように。
「ヒトが愛した、"歌"を、うたいたいんだ!!」
"本当"を求めて、動き出す。
「誰かの、"ココロ"を射抜くくらい、"うたいたい"んだ!!」
ちっぽけで、今にも掻き消えてしまいそうな"願い"と。
「世界の全てを、変えてしまうくらいに!!」
それを叶えるための、大きな"力"と共に。
-
「――――会話は、心のキャッチボールだ」
"叫び"は、一人の男の心に届く。
それは、神とまで謳われた男。
けれども本当はただ、野球を愛し続けただけの一人の男。
"ランサー"
「君の心、受け取ったよ。射抜く者」
名を、イチローと言う。
【クラス】
ランサー
【真名】
初音ミク
【パラメーター】
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:B 宝具:EX+
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
対魔力:変動
"歌"で変えてしまえるかもしれない
【保有スキル】
"歌":変動
"歌う"、それはさながら人のように。
がなる、さけぶ、われる、ヒトのココロを射抜くために。
【宝具】
生存証明(ロックンロール)
ランク:EX+ 種別:対心宝具 レンジ:変動 最大捕捉:変動
生きているという証明、命の叫び、それは全てを変えてしまえるかもしれない。
【人物背景】
"ごく普通のVOCALOID"、それ以外の何者でもない。
【サーヴァントとしての願い】
"歌"で"世界"を"変えて"しまう。
【基本戦術、方針、運用法】
"歌う"
【マスター】
イチロー@現実
【マスターとしての願い】
???
【weapon】
【能力・技能】
【人物背景】
【方針】
"野球"が全てを教えてくれる
-
以上で投下終了です。
聖杯戦争企画初参加ですので、何かありましたらお気軽に指摘していただければ幸いです。
-
すごいぞ、なんかまともなのが来た!
-
五郎丸にさん付けするゆっくり可愛い
-
どう?
ttp://wb2.biz/g4m
-
「やつは空にいる」ってなんか見覚えあるなと思ったらうしとらか
-
投下します
-
「おざぶとんです、シンプルに言うと座られたいです」
「赤ずきんです、シンプルに言うと被られたいです」
「最近の若い子にも僕たちを使ってほしいよね」
「わかるわかる」
「でも若い子はなかなか僕たち使ってくれないよね〜」
「だよね〜」
「僕たちは使って貰うことなく忘れられちゃうのかなあ……」
「かもね……」
「まぢつらい……」
「戦争しよ……」
【クラス】
ライダー
【真名】
初音ミク
【パラメーター】
筋力:E 耐久:EX 敏捷:E 魔力:D 幸運:D 宝具:EX
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
対魔力:E
うち、おざぶとんやし……
【保有スキル】
ふわふわ:E
やわらかくて座り心地抜群
【宝具】
山田君(ぼくをはこぶひと)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:舞台くらい 最大捕捉:1
持ってったり持って行かれたり、あーいそがしい
千秋楽(あぶないですからざぶとんをなげないでください)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:土俵くらい 最大捕捉:1
おすもうさんめがけてとんでくよ! でもお相撲さんがいないよ!
【人物背景】
ざぶとんだよ
【サーヴァントとしての願い】
【基本戦術、方針、運用法】
座られたいなあ
【マスター】
赤ずきん
【マスターとしての願い】
【方針】
被られたいなあ
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投下終了です。
これにて8騎揃いました。
本編開始です(もう始まってるけどね
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投下乙です
赤ずきんってずきんオンリーなのかよwwwww
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ざぶとんの真名が初音ミクって事は初音ミクの絵柄なのだろうか
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黒猫&キャスター(石橋貴明)
イチロー&ランサー(初音ミク)
赤ずきん&ライダー(ざぶとん)
予約します
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本スレッドは作品投下が長期間途絶えているため、一時削除対象とさせていただきます。
尚、この措置は企画再開に伴う新スレッドの設立を妨げるものではありません。
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