【参加者名簿】
【サイボーグ００９】１２／１２
島村ジョー／イワン・ウィスキー／ジェット・リンク／フランソワーズ・アルヌール／アルベルト・ハインリヒ／ジェロニモ・ジュニア／張々湖／グレート・ブリテン／ピュンマ／００１３／アポロン／バン・ボグート
【仮面ライダー】７／７
本郷猛／一文字隼人／立花藤兵衛／緑川ユリ子／くも男／コブラ男／ビッグマシン
【秘密戦隊ゴレンジャー】６／６
海城剛／新命明／大岩大太／ペギー松山／明日香健二／どくろ仮面
【イナズマン】６／６
風田サブロウ／ミヨッペ／揮大坊玲次郎／リオン／イライザ／ルビィ
【人造人間キカイダー】６／６
ジロー／光明寺ミツコ／光明寺マサル／服部半平／イチロー／サブロー
【ロボット刑事】４／４
Ｋ／芝大造／新條強／霧島竜治
【変身忍者嵐】４／４
ハヤテ／名張のタツマキ／骨餓身丸／梅雨道軒
【スカルマン】３／３
神楽達男／ガロ／千里麻耶
【怪人同盟】３／３
小政竜二／計七夫／大山五郎
【がんばれ！！ロボコン】２／２
ロボコン／ロビン
【ミュータント・サブ】１／１
サブ
【００９ノ１】１／１
ミレーヌ・ホフマン
５５／５５
【見せしめ】
猿飛エツ子＠さるとびエッちゃん
"
少しずつ意識がはっきりしてくると・・・次に聞こえ出したのはざわめきだった。
その場には何人、何十人もの人々の恐怖、混乱の声が満ち満ちていた。
そこで彼・・・サブは目を開いた。
目を覚まして、サブの頭はすぐに働かなかった。
周囲のあまりの異様さの為に、思考が止まってしまったのだ。
サブの周囲には右も左も数えきれない程多くの人々で溢れていた。
サブと同い年くらいの少年もいれば、５〜６０代くらいの大人の男性もいる。
よくよく注意して見てみれば、日本人が多い中でヨーロッパ系と思われる人もいる。
洋服を着てる人もいれば、時代劇に出てくるような和服を着た人もいる。
自分も含め、あまりに共通性が少ない人々ばかりが、小学校の体育館位の広さのホールに
集められていた。
そうやってサブがゆっくりと考えを巡らせている間にも、周囲の人々は自分の置かれている
状況に混乱し、がやがやと声を挙げていた。
「一体どうなってんだこりゃ？」
「ど、どこだよ、ここ？」
「御姉ぇーちゃーん！」
「おい！こっから出せ！」
やかましいくらいのその声に、サブもようやく自分が何者かに誘拐されたということに気が付いた。
しかし、一体だれが・・・？サブの頭に新たな疑問が浮かんだ時だった。
「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ！！！」
突如、サブ達がいるホールに笑い声が響きだした。周囲にいた人々も喧騒を止めてその笑い声の主を探し始めた。
誰かが叫んだ。
天井の方に顔を向ければ・・・
そこに人が浮かんでいた。
黒いガイコツのような仮面を被り、黒いマントを着けた謎の人物が、
サブ達から見て１０ｍくらいの中空に浮かんでいたのだ。
「スカール！何故お前が！？」
また別の誰かが叫んだ。
しかし、宙に浮かぶガイコツの仮面は気にも掛けずに話を続けた。
「よくぞ集まってくれたな諸君。まず挨拶といこう。すでに知っているものもいるが、私はスカール。
今回の催しの進行役を務めることとなった」
男・・・スカールは下にいるサブ達に告げた。
次の瞬間、バラララララッというマシンガンのような音が響き、人ごみの中から大量の弾丸が
宙に浮かぶスカールに飛んで行った。しかし、弾丸はスカールの身体をすり抜けて、天井に当たって虚しい音を立てた。
マシンガンの音が止むと、スカールはまったくの無傷で宙に浮かんでいた。
「・・・言い忘れていたが、今諸君の目の前にいる私はただの立体映像だ。攻撃するだけ無駄だぞ」
スカールの言葉の後に、その場にいる何人かが「チッ！」と舌打ちをしたのが聞こえた。
「さて、時間も押している。本題に入らせていただこう・・・」
一旦間をおいて、スカールは叫んだ。
「これより、諸君らには殺し合いをしてもらおう！！」
数十人もの人々にスカールは高らかに宣言した。
「ルールは単純明快。
我々の用意した会場内で最後の一人になるまで殺し合い、最後まで生き残っていた者が優勝となる。
生き残った者だけが家族の下へと帰ることができるのだ。
もちろん、ただとは言わない。
優勝した者には一生遊んで暮らせるだけの報酬と、どんな願いも叶えられる権利を与えよう」
「ふざけるな！」
「こんなことしてただで済むと思ってるのか！？」
先程まで黙って聞いていた人々が宙に浮かぶスカールに罵声を浴びせる。
当然のことだとサブは思った。
いきなり連れ去られたと思ったら今度は殺しあえだ。そんな事を言われて「はい、そうですか」と
殺し合う人間などいない。
「・・・・・」
しかし、スカールはその状況にまったく動じることも無く、マントから右手を出すと、勢いよく指を鳴らした。
何かが爆発する音がした。音のした方に顔を向けると・・・
首と胴体か吹き飛び、うつ伏せに倒れた少女の死体があった。近くにはその少女の首から上がコロコロと転がっていた。
「諸君の首には爆弾入りの首輪を着けさせて頂いた。会場からの逃亡や会場内の立ち入り禁止エリアに３０秒以上侵入
した場合、爆発するように設定されている。また、我々の方から自由に爆発させる事も可能だ。抵抗は無意味だ」
先程まで騒いで人々が押し黙った。
自分達の命を握られていては抵抗しようにも難しいということだろう。
「そして、同時に首輪にはサイボーグや超能力者やロボットの能力や機能をある程度低下させる効果がある。
あまりそういった連中ばかりが勝ち進んでもつまらんからな・・・我々からのハンデだ」
「なっ！！？？」
スカールの言葉にサブは絶句した。先程から妙に身体に違和感があると思っていたら、首輪によって能力が阻害されていたいうのか。
スカールは続けた。
「立ち入り禁止エリアと死亡者は６時間ごとの定時放送で伝える。
また、諸君には武器や食料などの支給品が渡される。上手くいけば勝ち進むことができるだろう。
忘れるな。生き残れるのはたった一人。死にたくなければ、殺すことだ」
説明を終えたらしいスカールは両手を大きく広げ宣言した。
「さぁ！宴の始まりだ！！諸君の健闘を祈っているぞ！フハハハハハハ！フハハハハハハ！」
そして、そこにいた人々は会場へとワープしていき、最後にはスカールの姿も消えたのだった。
かくして、５５人の命をかけたデスゲームが始まった。
何故、どうしてこんな事を・・・それは誰にもわからない。
しかし、一度動き出した時計は戻すことは出来ない・・・。
【猿飛エツ子＠さるとびエッちゃん 死亡】
【石ノ森萬画ロワイアル スタート】
"
【そしてその裏で・・・】
「ご苦労スカール。実に良い仕事をしてくれた」
「お褒めに預かり恐縮の至り・・・」
暗闇の中、スカールは壁に架けられた翼を広げた鷲のレリーフの前でかしずいていた。
いや、鷲のレリーフだけではない。
目のついた十字マーク、アルファベットのＤの中に瞳を入れて両脇にコウモリのような翼をつけたマーク等、
そこには合わせて５つのマークが円を描くように並べられていた。
「よし、では引き続き進行役を行え。定時放送を楽しみにしているぞ」
「ハハっ！」
スカールは力強く答えると、立ち上がってその場を後にした。
【主催・ショッカー・ブラックゴースト・ダーク・新人類帝国・黒十字軍からなる悪の同盟】
・「原作・石ノ森章太郎」とクレジットされている作品の内、実際に石ノ森先生が萬画（あえてこう書く）を描いた作品のキャラクターで行うバトルロワイアル企画。
・基本的にキャラクターの性格と設定は萬画版準拠で。ただし、萬画版より映像作品が入手しやすい場合はその限りではない。
・石森プロ及び東映とは一切関係ありません。あしからず。
＜ルール＞
・特設会場で最後の一人になるまで殺し合う。
・最後まで生き残った優勝者には一生遊んで暮らせるだけの報酬とどんな願いも叶えられる権利が得られる。
・参加者には支給品としてランダムアイテムが渡される。
中身は以下の通り。
筆記用具とノート
会場内の地図
コンパス
照明器具
３日分の水と食料
参加者名簿
時計
ランダム支給品（０〜３）
・参加者は全員爆弾入りの首輪をつけられており、逃げ出そうとしたり、会場内の立ち入り禁止エリアに３０秒以上留まっていると爆発するように設定されている。
・首輪には能力制限効果もあり、サイボーグや超能力者、ロボットの能力を低下させ、それ以外の参加者にもチャンスがあるようにされている。
・会場からの逃亡以外はどのような行為も問題ない。
＜主催者＞
ショッカー、ブラックゴースト、ダーク、新人類帝国、黒十字軍の五つからなる悪の組織の同盟。
司会と進行役はスカール＠サイボーグ００９が担当。
真の黒幕は・・・。
縦横４マス×４マスの文字通りの箱庭的空間。１マスの広さは約１平方キロメートル。
所々に石ノ森作品ゆかりの場所が配置されている。
会場の四方は白い壁で囲まれており、飛んで逃げるのは不可能。また、壁の強度はミサイルやレーザーにもびくともしない程であり、並大抵の攻撃では破壊は不可能。
会場地図
ＡＢＣＤ
１野野森森
２野野森森
３街街湖湖
４街街湖湖
野＝野原
森＝森林
街＝市街地
湖＝湖
＜定時放送について＞
６時間ごとに進行役であるスカールが会場の参加者達にアナウンスを行い、その時間までの死亡者と立ち入り禁止エリア、残り人数等を告知する。会場上空に巨大な立体映像が浮かぶという派手な放送である。
【時間表記】
未明：０〜２
黎明：２〜４
早朝：４〜６
朝：６〜８
昼前：８〜１０
昼：１０〜１２
日中：１２〜１４
午後：１４〜１６
夕方：１６〜１８
夜：１８〜２０
夜中：２０〜２２
深夜：２２〜２４
【予約について】
予約期限は５日間。延長申請した場合は＋２日。予約時にはトリップをつけること。
【状態表】
ＳＳの最後には状態表をつけること。
【時刻 現在位置】
【参加者名＠作品名】
[状態]：
[装備]：
[道具]：
[思考]：
基本：
１：
２：
３：
[備考]
以上です。
では、みなさん、ごきげんよう。
尚、この措置は企画再開に伴う新スレッドの設立を妨げるものではありません。