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長門型戦艦【長門・陸奥】

1ワタ:2008/05/25(日) 20:39:55 ID:CP2aEx5E0
長門型戦艦に関する話題を取り扱うスレッドです。
長門型に関する事なら考証でも模型でもOK。

2秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:40:33 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-28 07:44:56
長門型のバルジの話なのですが、私はここの外板は、フレームに段の付いた内外張りだと思いこんでいました。
しかし、中央横断面図を見ると、ビルジキールの部分以外は真っ平らで・・・これは、平張り(外板突合せ)ですよね?・・・やはり、溶接だからでしょうか。

3ワタ:2008/05/25(日) 20:41:05 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-29 00:37:18
秋月さん、どうも!
うーん、確か長門型建造時にはまだ日本の溶接技術はそれほど進んでなかったと思う。

また、大和や武蔵の資料には断面図の他に鋼板貼り合わせの資料があったはずなので、今度調べてみますが、長門と同じく断面図が真っ平らで、貼り合わせ図が重ね合わせなら、それは図面上の省略だと思う。

今は資料が埋まってる状態なのでもうちょいお待ち下さい。

4秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:43:13 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-29 21:07:09
ワタさん、どうもです。

大和型のバルジは最初の設計時からのものですから、ちょっと違うと思いますが、比叡の中央横断面図で見ると増設されたバルジのフレームが外板の上下に合わせて凹凸になってて、内外張りだと思えるんですけど、陸奥の中央横断面図として書籍に載っている物を見ても、底の部分以外は真っ直ぐみたいに見えて・・・。
ちょっと聞いた話なんですけど、H社は、あの長門キットのテストショットを某展示会に参考品として持って来てて、そこで、色々と詳しい人から、指摘を受けたみたいなんです・・・もっとも、その詳しい人が誰か解んないんですけど。
もし、その結果が、あの製品版だとすると・・・もしかして?と、いう気になります。

私もちょっと、溶接について載ってそうな書籍の方で、調べてみます。
深田氏の著作とかに載ってないかしら・・・。

5秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:43:44 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-29 21:18:29
>うーん、確か長門型建造時にはまだ日本の溶接技術はそれほど進んでなかったと思う。

あ、すいません、建造時の船体の話ではなくって、増設バルジの話です。

6おじさん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:44:22 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-29 23:30:23
長門型を建造したときはまったく溶接は使い物にならず、バルジを
装着した頃でもまだ海のものとも山のものともわからない状態だっ
た筈です。その後の「大鯨」があのありさまですから、とても戦艦
に使うまでは至っておらなかったでしょう。
長門の艦首部の水線下と艦底は重ね合わせ継手で作られており、、
艦首部の水平面は凸モールドの複板当金継手を、バルジの長方形状
の凹モールドは単板当金継手でしょう。
重ね合わせ継ぎ手と・複板当金継ぎ手で作られた船体に単板当金
継ぎ手で作られたバルジを増設したものをストレートに表現すれば
こうなると思います。ただし単板当金継ぎ手の場合、裏に一枚当て
金があり、その上で二枚の板を突き合わせ、リベットを片側二列づ
つ打って繋ぎますので、ハセガワさんの表現のようにはっきりくっ
きりとはでないでしょうね。

7秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:45:10 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-30 00:26:47
おじさん>

ありがとうございます。
大変参考になります。

すみません、ちょっとここで、他の方にも解るように解説を入れさせてくださいませ。

●重ね合わせ継手
外板の隣りどうしを重ね合せ、その重ね合せた部分をリベット打ちする方法です。

●突き合わせ
外板の隣りどうしを同じ高さで付き合わせる方法です、リベット打ちで接合する場合は、もう一枚(以上)、当金の鋼鈑が必要です。

●内外張り
外板を交互に上下に張っていく張り方です。
内外張りにも何種かの方法があって、
1)平らなフレームに、ライナを設けて、上に貼った部分の外板とフレームの隙間を埋める方法。
リベット締めの場合、両端が重ね合わせ継手になります。
2)フレームに段を付けて、外板を取り付る方法。
こうするとライナを設ける必要がありません。
リベット締めの場合、両端が重ね合わせ継手になります。
3)フレームは平らなまま、外板に段を付ける方法。
リベット締めの場合、両端の段の付いた部分が重ね合わせ継手になります。

以上です。
参考書籍 基本造船学(船体編)ISBN4-425-71071-1


おじさん>
すみません、複板当金継手というのが、ちょっと浅学で解りません(汗・・・2枚当金を使う方法でしょうか?)、宜しければ、お教え下さいませ。

8秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:45:49 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-30 01:05:15
すみません・・・(^^;;
「軍艦メカ図鑑 日本のの戦艦」に載っておりました。

●単板当金継手
外板を突き合わせて、当金を一枚あてる方法。

●複板当金継手
外板を突き合わせて、表と裏に当金をあてる方法。

・・・ですね。

9桜と錨さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:46:36 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-30 01:25:23
>秋月さん、おじさん
う〜ん、やはりこの場面で画像が使えたらですねぇ(^_^;

10桜と錨さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:47:18 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-30 01:44:59
肝心なことを忘れていました。

「長門」の場合、バルジの大部分は8ミリ、9ミリ、及び10ミリの鋼板で、これらの接合はバルジ上下の部分を除き基本的にご指摘のとおりの方法ですね。

110戦太郎さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:48:18 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-11-30 11:25:52
長門・陸奥の識別ですが、今まで継承された箇所はよくわかりますが、艦首のホースパイプの開口高さが両艦では、違うように思います。(新造時の写真など)
長門・・・舷窓=ホースパイプ
陸奥・・・舷窓の上端=ホースパイプ

のように見えますが詳しい方の助言宜しくお願いします。

12秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:49:49 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-12-01 01:48:13
桜と錨さん>

ありがとうございます。
単板当金継手は、内側の当て金の部分以外は平らになりますから、バルジのフレームにも外板の部分にも段が付いてないのですね。
10ミリですか・・・1/100の図面でも線一本分・・・書籍に掲載された図面でも下の部分の段差は確認できるので、多少誇張して描かれているのでしょうか・・。


「軍艦メカ図鑑 日本の戦艦」←本の題名間違えました。泉先生、ごめんなさい。

13桜と錨さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:50:23 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-12-02 14:54:18
先月出た「艦スペ」を睡眠薬がわりに眺めていてふと気がついたんですが・・・
巻頭の「長門」に始まって、その後の「高雄」型4隻の1/350はプロペラが全て“逆”についていますねぇ。 「長門」「高雄」を含めて、明治期の艦艇の一部を除くと全て「外回り」(艦尾から見て右舷側が時計回り、左舷側が反時計回り)が正解。
もしかして、組立説明書がそうなっているんでしょうか?
それにしても、「艦スペ」はベテラン・モデラー揃いのはず、誰も気がつかなかったんでしょうかねぇ。
どうしてこうなったのか、どなたかこの辺の事情をご存じの方、おられましたら。

14秋月さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:51:09 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-12-02 20:07:43
桜と錨さん>

H社「長門」のテストショット作例は、製品発売前の雑誌に載せる為に、かなりの強行作業でしたので、メーカーさんも、編集部も、ライターさんも、誰をせめても、ちょっと可哀想なのですが・・・。
作例製作の時点では、製品版のような組み立て説明書が無く、組み立て中のキットの写真を写した物に、部品番号を社員の方が一生懸命書き込んで作った物を使っていました。
その説明書の写真のスクリューは、右舷の外側に左舷の物、右舷の内側に右舷の物、左舷の外側に右舷の物、左舷の内側に左舷の物が付いていました、・・・が、書き込まれた部品番号は正しくふられていましたので、部品番号の通り組めば、正しく組み立てられた筈です。
艦スペはキットが発売された後に発売されましたが、あのディテールアップですから、やはりハードなスケジュールが想像され、ライターの方も、スクリューを取り付ける頃にはフラフラではなかったかと思います。
ライターの方とは一度お会いした事が有りますが、そうとうに知識のある方でしたので・・・。

高雄については、高雄スレにて・・・。

15桜と錨さん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:52:14 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-12-02 22:07:12
秋月さん>

ご教示ありがとうございます。 「長門」はじめ、「高雄」型のそれぞれを作られた方には、それぞれなりの理由があるのでしょうが、1冊通してまるまる逆なので“アレ〜、何かあったの?”と思ってしまいます。
メーカーからは訂正の記事か何かは出ているのでしょうか。 折角の1/350のフルハルモデルなのですから、モデラーさん達が如何に一生懸命精密に仕上げても「画龍点睛を欠く」ならまだしも「百の説教・・・」にならないように注意喚起が必要ですね。

16みほりさん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:53:25 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2007-12-02 23:28:25
うわ、それ昨日の内に知っていたらMA誌の別冊担当と会っていたんで教えてあげられたのに・・・・orz

17DSCHさん(代理Upワタ):2008/05/25(日) 20:54:01 ID:CP2aEx5E0
投稿日:2008-01-18 23:43:27
アオシマが来月に長門と陸奥をそれぞれ「レイテ」と「桂島」で出すそうですね。
新規パーツ追加とのことですが、これらが限定版なのかどうかの案内がありませんね。
もし定番になるとしたらWL史上の転換点となる可能性があります。
WLは、年次によるバリエーション展開は基本的には限定版のみでしか行ってきませんでした。(アオシマがそうでしたし、ハセガワ・タミヤについてはセット売りの際、別年次への展開をしていますね。)
もし、今回の長門&陸奥が定番になるとしたら、タミヤやハセガワも同じ手法で商品展開ができることになります。
それにより、「開発時期は新しいが問題の多いキット」のアップデートの機会が得られると思うのです。
例えば、翔鶴型や金剛型を別年次として展開し、問題点を補填するようなパーツを一部追加したり金型を改修する、というように・・・・

長々と独り善がりなことを書いてしまい、申し訳ありませんが、単なるリニューアルだけではネタ切れが近づいている現状なだけに、一案として書いてみました。


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