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教育について語ろう21

7泥炭:2021/04/28(水) 12:35:35
過去ログ 復讐は我にあり
日時: 2015/05/11(月) 16:23:17 < 59-171-41-212.rev.home.ne.jp >
名前: 泥炭??<hamanasu.kennichi@gmail.com>
復讐は我にあり(その1)3つの聖典に見る3つの復讐観

 私がこの言葉を初めて知ったのは比較的最近になって、トルストイの事をあれこれ調べて居る時でした。  そしてその言葉が『アンナカレーニナ』の冒頭部に書かれて居る事を知って非常に驚きました。 『アンナカレーニナ』は若いころに読んだつもりでいたのですが、この言葉は私の記憶に全く残っていなかったのです。 いや【復讐は我にあり】というフレーズはどこかで目にした様な気はしたのですが、『アンナカレーニナ』とは結び付いて居ませんでした。 その上、ここに言う【我】がキリスト教徒のいう【神】である事さえ知らなかったのです。 そして【ロ土】戦争に対するトルストイの意見に対するドストイエフスキ―の激しい批判を知ってこの言葉は漸く私の脳裏に刻みつけられました。 トルストイは非戦論を説き、ドストエフスキーはトルコ人の残虐無道を目の当たりにしたらとてもそんな事は言って居られない、非戦論は空論であると批判して居ます。

私には、ロシア人とトルコ人、キリスト教徒とイスラム教徒、一神教徒と多神教徒、それらのいずれがより残酷であるかは分かりません。 しかし私は、「復讐は我にあり、我これを報いん」 と言う言葉に強く惹かれながらも、ドストエフスキーの主張を否定する事は容易にできません。 ですが昨今の憲法改変論議にせよ、集団自衛権に関わる憲法解釈改変問題にせよ、昨今の歴史認識問題や尖閣竹島帰属問題に端を発する日韓、日中親善関係の動揺にせよ、それらを考える上でも決して蔑にできない視点で有る様に感じます。 昨今、日々忍び寄る気配の感じられる地球温暖化による人類生存環境の致命的破壊の顕在化する時、この問題はますます深刻化しないではおかないでしょう。

 トルストイにはクリミア戦争(1853.10−1856.3.30)に士官候補生として志願従軍した経験があり、しかも任地は中でも熾烈を極めたセヴァストーポリでした。 そして彼の出世作はこの経験をものした『セヴァストーポリ物語』です。 トルストイもまたその身で戦争の悲惨さを何某かは味わっています。 それを踏まえた上での非戦論であり、徴兵拒否運動です。 なればこそ、ドストエフスキーの批判とそれに対するトルストイの反応 についてはいずれ詳しくお話しなければなりません。

 しかし、実は今回お話ししたいのは【イスラム国問題】であります。 そこでは盛んに復讐の怒号が飛び交って居ます。 しかもイスラム国の指導者バグダーディーはカリフであり宗教的指導者であります。 ならば彼らの信仰する神の聖典では復讐の問題はどの様に教えられているのでしょうか。

  読者の皆さんは或いは既にご承知かとは思いますが、 新約聖書には【復讐】について、マタイによる福音書 の中の(第5〜7章)に渡る山上の説教の第5章第38、39節に次の様に書かれて居ます。 参考:聖書日本語 URL= /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fwww.wordplanet.org%2Fjp%2Findex.htm

38「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。
39しかし私は言っておく。 悪人に手向かってはならない。だれかが貴方の右の頬を打つなら、左の頬を向けなさい。

 また同じく新約聖書のローマ人への手紙の第12章の第14節から19節には、

14あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福して、のろってはならない。
15 喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。
16 互に思うことをひとつにし、高ぶった思いをいだかず、かえって低い者たちと交わるがよい。自分が知者だと思いあがってはならない。
17 だれに対しても悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。
18 あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。
19 愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。

とあります。 一方、イスラム教の聖典クルアーン(コーラン)では、その第5章45節に、参考: ./%E2%80%9Dhttp://www.geocities.jp/theeguu/quran/%E2%80%9D

45. われはかれらのために律法の中で定めた。「生命には生命,目には目,鼻には鼻,耳には耳,歯には歯,凡ての傷害にも,(同様の)報復を。」しかしその報復を控えて許すならば,それは自分の罪の償いとなる。

とあります。 これは新約聖書の主張よりはかなり後退した感じが否めませんが、それでもバビロニア法典やそれを踏襲したと思われる旧約聖書の主張よりははるかに自省の効いたものに成って居る様に思われます。 そもそも、イスラム教ではユダヤ教の神もキリスト教の神もイスラム教の神も全て同じ神、アラーであるとし、その第2話の87節ではアラーの啓示が次の様に記されています。

87. こうしてわれはムーサーに啓典を授け,使徒たちにその後を継がせた,またわれはマルヤムの子イーサーに,明証を授け,更に聖霊でかれを強めた。

ここにムーサ―とあるのは旧約聖書に言うモーセであり、イーサーと言うのがキリストです。 マルヤムは聖母マリアです。 また、上に書かれているここで言う、『目には目を、歯に歯を』と言うのはハムラビ法典に書き込まれているものとして有名な言葉ですが、旧約聖書には例えば申命記19章21節には

21 あわれんではならない。命には命、目には目、歯には歯、手には手、足には足をもって償わせなければならない。

と成って居ます。 ハムラビ法典の同讐法の域を一歩も出て居ません。 いやそれどころか、 この章の第1節から3節には

1 あなたの神、主が国々の民を滅ぼしつくして、あなたの神、主がその地を賜わり、あなたがそれを獲て、その町々と、その家々に住むようになる時は、
2 あなたの神、主が与えて獲させられる地のうちに、三つの町をあなたのために指定しなければならない。
3 そしてそこに行く道を備え、またあなたの神、主があなたに継がせられる地の領域を三区に分け、すべて人を殺した者をそこにのがれさせなければならない。

とあるのが気に成ります。 いずれこの【逃れの町】の問題にも立ち返らねばなりません。 長くなりました。 続きは後日にご期待ください。


Page: [1]
復讐は我にあり (その2の添付資料後半) ( No.3 )


日時: 2015/05/06(水) 16:23:25 < 59-171-41-212.rev.home.ne.jp >
名前: 泥炭??<hamanasu.kennichi@gmail.com>
出典:Remarks of Illinois State Sen. Barack Obama Against Going to War with Iraq(1)
イラクとの戦争開始に対するバラクオバマ上院議員のイリノイ発言
  /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fnews.goo.ne.jp%2Farticle%2Fgooeditor%2Fworld%2Fgooeditor-20081130-01.html

(後半)

I know that even a successful war against Iraq will require a US occupation of undetermined length, at undetermined cost, with undetermined consequences. I know that an invasion of Iraq without a clear rationale and without strong international support will only fan(扇動する) the flames (火炎)of the Middle East, and encourage the worst, rather than best, impulses of the Arab world, and strengthen the recruitment arm of Al Qaeda. I am not opposed to all wars. I'm opposed to dumb wars.

私は仮令イラク戦争に成功しても、長さの定まらない、経費の見積もれない、結果の読めない米国の占領を必要とすると知っています。私は明瞭な論理的根拠、および強い国際支援のないイラクの侵入は、中東の火炎を煽り、最善よりも最悪を促進し、アラブ世界の衝動を促進し、アル・カイダの新人募集力を強化することを知って居ます。私はすべての戦争に反対する者ではありません。私は愚かな戦争に反対します。

So for those of us who seek a more just and secure world for our children, let us send a clear message to the President today. You want a fight, President Bush? Let's finish the fight with Bin Laden and Al Qaeda, through effective, coordinated intelligence, and a shutting down of the financial networks that support terrorism, and a homeland security program that involves more than color-coded warnings. You want a fight, President Bush?

私たちの子どもたちのためにより正当で安全な世界を求める私たちのために、私たちに今日、大統領のもとへ明瞭なメッセージを送らせて下さい。あなたは戦いを欲しているのか、ブッシュ大統領?  有効で協調された知性およびテロリズムを支援する金融ネットワークのシャットダウン、色分けされ警告以上のものを含む国土安全保障プログラムを通じて、ビン・ラディンとアル・カイダで戦いを終わりにしましょう。 あなたは戦いを欲しているのか、ブッシュ大統領?

Let's fight to make sure that the UN inspectors can do their work, and that we vigorously(精力的に) enforce(実施する,強いる) a non-proliferation(拡散) treaty, and that former enemies and current allies like Russia safeguard and ultimately eliminate their stores of nuclear material, and that nations like Pakistan and India never use the terrible weapons already in their possession, and that the arms merchants in our own country stop feeding the countless wars that rage across the globe. You want a fight, President Bush?

国連の査察官が仕事をすることができ、私たちが精力的に主張する拡散防止条約、およびロシアの様な以前の敵で現在の同盟国の防衛や核物質の貯蔵の究極的削除、パキスタンとインドの様な国が既に所有している恐ろしい武器を決して使用しない使用しない事、私たち自身の国の武器商人が世界中に猛威を振るう無数の戦争を引き起こすのをやめる事を確かにするために戦いましょう。 あなたは戦いを欲しているのか、ブッシュ大統領?

Let's fight to make sure our so-called allies in the Middle East, the Saudis and the Egyptians, stop oppressing(圧迫する) their own people, and suppressing(鎮圧する)dissent(異議), and tolerating(許容する) corruption(贈収賄) and inequality, and mismanaging their economies so that their youth grow up without education, without prospects, without hope, the ready recruits of terrorist cells. You want a fight, President Bush?

中東、サウジアラビア人およびエジプトに於ける私たちのいわゆる同盟国が彼ら自身の人民を圧迫する事を止め、異議を鎮圧する事を止め、贈収賄や不平等を許容する事を止め、そして彼らの若者が教育も受けず、展望も希望も無く成長し、テロ細胞の即座のリクルートを結果する経済政策を止めるのを確実にするために戦いましょう。 あなたは戦いを欲しているのか、ブッシュ大統領?

Let's fight to wean ourselves off Middle East oil, through an energy policy that doesn't simply serve the interests of Exxon and Mobil. Those are the battles that we need to fight. Those are the battles that we willingly join. The battles against ignorance and intolerance. Corruption and greed. Poverty and despair.

エクソンとモービルの利益に単に寄与しないエネルギー政策を通じて、中東石油から手を切るために戦いましょう。それらは私たちがする必要のある戦いです。それらは私たちが喜んで参加する戦いです。無知と不寛容に対する戦い。腐敗と貪欲。欠乏と絶望。

The consequences of war are dire, the sacrifices immeasurable. We may have occasion in our lifetime to once again rise up in defense of our freedom, and pay the wages of war. But we ought not -- we will not -- travel down that hellish path blindly. Nor should we allow those who would march off and pay the ultimate sacrifice, who would prove the full measure of devotion(献身) with their blood, to make such an awful sacrifice in vain.

戦争の結果は恐ろしい、測りしれないない犠牲。私たちは、自由の防御に於いて、かつ戦争の賃金を払うために、私達の生涯にもう一度立ち上がるための機会を持ってもよい。
しかし私たちは盲目的に地獄のような道を下って旅行すべきでない。 また、私たちは離れて進み、彼らの血を持って献身の全尺度を証明しようと欲して、そのような恐ろしい犠牲を払う人々を認めるべきでない。
復讐は我にあり (その2の添付資料前半)  ( No.2 )


日時: 2015/05/06(水) 16:13:51 < 59-171-41-212.rev.home.ne.jp >
名前: 泥炭??<hamanasu.kennichi@gmail.com>
You know that it strenthen the recruitment arm of AL Qaeda.

出典:Remarks of Illinois State Sen. Barack Obama Against Going to War with Iraq(1)
イラクとの戦争開始に対するバラクオバマ上院議員のイリノイ発言
URL=  /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fnews.goo.ne.jp%2Farticle%2Fgooeditor%2Fworld%2Fgooeditor-20081130-01.html

(October 2, 2002)  10月2日,2002年
Good afternoon. Let me begin by saying that although this has been billed as an anti-war rally, I stand before you as someone who is not opposed to war in all circumstances. The Civil War was one of the bloodiest in history, and yet it was only through the crucible(るつぼ,苦しい試練) of the sword, the sacrifice of multitudes(), that we could begin to perfect this union, and drive (痛感させる) the scourge(社会悪)of slavery(奴隷制度)from our soil. I don't oppose all wars.

こんにちは。初めに言わせてください。 これは反戦集会であると宣伝されましたが、私は如何なる状況下における戦争にも反対する者としてここにあるのではありません。南北戦争は歴史上最も血なまぐさいもののうちの1つでした。そしてなお苦しい試練、多くの犠牲を通してのみこの合衆国の改良を始め、私達の国から奴隷制度の社会悪を痛感させる事が出来たのです。 私はすべての戦争に反対する者ではありません。

My grandfather signed up for a war the day after Pearl Harbor was bombed, fought in Patton's army. He saw the dead and dying across the fields of Europe; he heard the stories of fellow troops who first entered Auschwitz and Treblinka. He fought in the name of a larger freedom, part of that arsenal (兵器製造所,宝庫)of democracy that triumphed over evil, and he did not fight in vain. I don't oppose all wars.

私の祖父はパール・ハーバーが爆撃された後に戦争にサインしまし、パットンの軍隊で戦いました。 彼は死を見、ヨーロッパの大地に横たわる死者を見ました。 彼は、最初にアウシュヴィッツとトレブリンカに入った軍隊仲間の話を聞きました。彼は、より大きな自由、害悪に打ち勝った民主主義の宝庫の一部、の名のもとに戦いました。そして彼は無駄には戦いませんでした。私はすべての戦争に反対する者ではありません。

After September 11th, after witnessing the carnage and destruction, the dust and the tears, I supported this administration's pledge to hunt down and root out those who would slaughter(大量殺戮) innocents(罪のない人々) in the name of intolerance(不寛容), and I would willingly take up arms myself to prevent such tragedy from happening again. I don't oppose all wars. And I know that in this crowd today, there is no shortage of patriots, or of patriotism.

9月11日の後、殺戮と破壊を目撃した後に、埃および涙の後に、私は政府の誓約を支援しました。 政府は不寛容の名のもとに罪なき人々を大量虐殺する者たちを追跡して捕らえ根絶すると誓いました。 そして私自身は再び起こることからのそのような悲劇を防ぐために喜んで武器を取るでしょう。私はすべての戦争に反対する者ではありません。 また、私は、この今日の群衆が愛国者であり、愛国心の不足がないことを知っています。

What I am opposed to is a dumb war. What I am opposed to is a rash war. What I am opposed to is the cynical attempt by Richard Perle and Paul Wolfowitz and other armchair, weekend warriors in this administration to shove their own ideological agendas down our throats, irrespective of the costs in lives lost and in hardships borne.

私が反対するものは愚かな戦争です。 私が反対するものは無謀な戦争です。 私が反対するものは、リチャード・パールとポール・ウォルフォビッツによる皮肉な試みおよび他の肘掛け椅子です。 失われた生命の喪失や生まれ出る困難のコストに関係なく、自分のイデオロギーの政策課題を私たちの喉に押し込むこの政府の週末戦士です。

泥炭注: リチャード・パールとポール・ウォルフォビッツ 共にユダヤ系アメリカ人でありかつイラク戦争の急先鋒。
リチャード・パール:  レーガン政権で国防次官補を務め、1987年から2004年まで国防政策諮問委員会のメンバーであった。また2001年から2003年までブッシュ政権下で同委員会委員長であったが、イラク戦争中に武器商人のアドナン・カショーギとの癒着が発覚。道義的責任をとる形でパールは同委員長を辞任した。 オバマのこの公演(2002.10.2)の時点では国防政策諮問委員会委員長。
ポール・ウォルフォビッツ:  第25代アメリカ合衆国国防副長官(2001.1.3〜2005.5.31) 第10代世界銀行総裁(2005.6.1〜2007.6.30)
内部告発により「恋人」関係にある同行職員のシャーハー・リザーを厚遇していたことが報道され、――(中略)――世界銀行と国際通貨基金との合同開発委員会は、この問題に対し強い懸念を表明し、また、欧州の加盟国政府などが辞任を強く要求したため、6月30日付けで総裁を辞任した。

What I am opposed to is the attempt by political hacks like Karl Rove to distract us from a rise in the uninsured, a rise in the poverty rate, a drop in the median income - to distract us from corporate scandals and a stock market that has just gone through the worst month since the Great Depression. That's what I'm opposed to. A dumb war. A rash war. A war based not on reason but on passion, not on principle but on politics.

 私が反対するものは、カール・ローブのような雇われ政治家による試みです。 非保険契約者の上昇、貧困率の上昇、平均収入の下落から私達をそらし、企業スキャンダル、およびたった今世界恐慌以来最悪の月を通り抜けた株式市場から私たちをそらすために行われる試みです。私が反対するものは愚かな戦争。無謀な戦争。原理にではなく政治に、理性ではなく情熱に基づいた戦いです。

Now let me be clear - I suffer no illusions about Saddam Hussein. He is a brutal man. A ruthless man. A man who butchers his own people to secure his own power. He has repeatedly defied UN resolutions, thwarted UN inspection teams, developed chemical and biological weapons, and coveted nuclear capacity. He's a bad guy. The world, and the Iraqi people, would be better off without him.

 さて明確にいたしましょう。私は、サダム・フセインについての幻想を持ちません。彼は残忍な人です。無慈悲な人。自分の力を安全にするために彼自身の人民を屠殺する人。彼は繰り返し国連の決議を無視し、国連の調査団を妨害し、生物化学兵器を開発し、核兵器をむやみに欲しがりました。彼は悪いガイです。世界、また、イラクの人々は彼の居ない方が望ましいでしょう。

カール・ローヴ : アメリカ合衆国の政治コンサルタント。ジョージ・W・ブッシュ政権において次席補佐官、大統領政策・戦略担当上級顧問を務めた。ホワイトハウスにおいて数々の役職を兼ねていたことやその権力の強さから、「影の大統領」、「カール国王」などと呼ばれていた。CIA職員の身分漏洩疑惑やホワイトハウスの司法省人事介入に対し捜査が行われていたが、大統領令により打ち切られた。

But I also know that Saddam poses no imminent and direct threat to the United States, or to his neighbors, that the Iraqi economy is in shambles, that the Iraqi military a fraction of its former strength, and that in concert with the international community he can be contained until, in the way of all petty dictators, he falls away into the dustbin of history.

しかし、私はまた、サダムがアメリカ、あるいは彼の隣人に対して切迫して直接の脅威を生み出さないことを知っています、イラクの経済は修羅場にあります。 イラク軍は今では以前の勢力のほんの一部分に過ぎません。 彼はすべての取るに足らない独裁者と同様に歴史のごみ入れへ落ちこむまで国際社会と共同して存在することができる。 (後半に続く)
復讐は我にあり (その2) 止まらない報復戦争の応酬 ( No.1 )


日時: 2015/05/06(水) 15:43:51 < 59-171-41-212.rev.home.ne.jp >
名前: 泥炭??<hamanasu.kennichi@gmail.com>
  【イスラム国】に依る反乱のそもそもの発端はイラン革命に於ける革命政府に依るアメリカ資本の油田接収か? それともイラクに依るクウェート侵攻とこれを咎めるアメリカ主導の多国籍軍に依る湾岸戦争か?

 イラクがクウェートに侵攻した直後にその不正を喧伝するに余りある映像が世界中に繰り返し放送されました。

 「イラク兵はクウェートの病院まで攻めてきて赤ちゃんを保育器から出し殺すところを見ました」

クウェートから脱出してきた難民の少女がアメリカの下院議会にて涙ながらに訴える映像です。----(中略) ----しかし後に、この少女はクウェート駐米大使の娘だったことが発覚します。 しかも、クウェートに一度も行ったことすらなくずっとアメリカに住んでいたというのです。 少女の議会演説の様子は以下のサイトでご覧ください。

参考: 湾岸戦争URL = /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fwww12.plala.or.jp%2Frekisi%2Fwangann.html

この戦争の結果、イラクは1991年4月に「国連安保理決議687」を受諾。イラクは経済制裁の解除の条件として大量破壊兵器の破棄・製造・調達の禁止を義務づけられます。 この義務履行の確認のための査察に関するいざこざから、アメリカは「イラクには大量破壊兵器がある!」と結論付け、これに同調した国々と共にイラクを攻撃しその政体を破壊します。

参考:イラク戦争 URL= /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fwww12.plala.or.jp%2Frekisi%2Firakusennsou.html

しかし、今では明らかに成って居る様に、イラクから大量破壊兵器は今日に至るまで発見されていません。 湾岸戦争において効を奏した【でっち上げ】がここでも繰り返されたのです。 その点に関しては当掲示板No.1139【You know that it strengthen the recruitment arm of Al Qaeda.】の中でも述べて居ます。
添付資料参照

それでもブッシュは、自らの指揮するアメリカの行動を【アラブの民主化】として正当化しますが、しかしこの様な独善が反感を産むのは必然でしょう。

参考:不信心者の軍はムハンマドの地を去れ 2013/5/8(水) 午前 6:03
URL= /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fblogs.yahoo.co.jp%2Fiko9924339371%2F8562660.html

ビン・ラディンはその怒りを爆発させ、2001年9月、WTCやワシントンDCの国防総省に航空機を突っ込ませ炎上、崩壊させます。  ブッシュ政権は、この自爆テロにいち早く、「これは戦争である」と言明し、次に「テロ報復戦争」を宣言しました。
 参考 : 米国のテロ戦争の愚 2001.9.26初出
URL = /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Feritokyo.jp%2Findependent%2Fcolumn%2Fafganwar1.html

その怒りの渦の中でビン・ラディンの所在のつかめぬままに予てより緊張関係にあったイラクに連続テロに関するあらぬ疑いをかけ国民大衆を誘導しながら、先の【大量破壊兵器破棄】の約束違反を口実に始めたのがイラク戦争です。

この2月米国で発売される新著「ISIS: Inside the Army of Terror」(ISIS:テロの軍隊の内幕)の著者達に依れば、イスラム国はかつてイラクに君臨した独裁者サダム・フセインの権力基盤バース党(Baathist)による復讐だといいます。 新著によれば、 イスラム国の政策決定者の大半は、フセイン政権時代に軍や治安部隊に所属していた者たちだというのです。
参考 : イスラム国の堅固な基盤確立、教訓は米軍の戦略AFP=時事 2月6日(金)
URL= /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fwww.afpbb.com%2Farticles%2F-%2F3038993%3Fpid%3D0

一方、そのとばっちりを受ける国々もまた復讐を叫ばずには居られません。 ヨルダンのアブドラ国王は4日、軍・治安当局幹部との協議で、

「我々の信仰、価値観、原則を守るため拠点に容赦ない攻撃を実施するだろう」

と、空爆強化の方針を示し、同じ日イスラム国に依って殺害された航空士ムアズ・カサースベ氏の父サフィ氏は

「ヨルダン政府が厳しい復讐を実行することを期待する」

と述べ、5日には国王がサフィ氏らを弔問して居ます。
参考:ヨルダン軍、パイロット拘束で停止の空爆を再開 読売新聞 2月5日(木)22時24分配信
URL =  /naniwonokosuka/bbs?M=JU&;JUR=http%3A%2F%2Fai.2ch.sc%2Ftest%2Fread.cgi%2Fnewsplus%2F1423143771




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