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韓 国 2

157NAME:2015/08/22(土) 13:17:59
SLBMを持つ潜水艦

 北朝鮮が水中発射型、つまり潜行した潜水艦からの弾道ミサイル(SLBM)の発射に成功したと発表したのは5月9日。朝鮮中央通信などが報じたもので、発射シーンの写真は合成だったことが明らかになったが、発射そのものについて韓国は事実と認め、米国は論評を避けた。また写真に映っていたミサイルについて、米国は本物の可能性が高いと分析している。

 韓国も、北朝鮮の大部分を攻撃可能な射程500キロ以上の弾道ミサイルを開発。こちらは陸上発射式だが、6月3日に忠清南道泰安で発射実験に成功した。聯合ニュースなどによると、韓国政府は「北朝鮮のミサイル攻撃の危険性が高まった際に先制攻撃を行うためのもの」と説明しているが、発射基地を事前に叩くのは、基地の場所がわかっていてこそできること。

 「海の忍者」ともいわれる潜水艦では、居場所をつきとめるのに高度な対潜システムが必要となる。韓国軍は、北の弾道弾対策として、これまでの地上基地攻撃に加え潜水艦の捕捉・撃沈も必須となったのだ。 ところが実態は欠陥潜水艦で逮捕者続出、ディッピングソナーの運用にも問題が発覚と、海軍は弱り目にたたり目なのだが、現状はもちろん将来にも暗雲をもたらす問題が起こった。

中古の「後継」に中古?

韓国海軍が現在運用するヘリ「スーパーリンクス」は滞空時間の短さが問題となっており、新型ヘリを導入すべく軍では計画を進めてきたが、今月に入って導入にまつわる不祥事が明らかになり計画はストップ。さらに現用のP-3C対潜哨戒機が導入して20年を越え老朽化しているとして、その後継機に、米軍の中古機S-3「バイキング」を導入することがほぼ決まり、国内で批判が噴出している。

 韓国SBSテレビはS-3バイキングの導入決定を報じたうえで「なぜこのような老朽機を買ってくるのか」と指摘する。 同テレビなど韓国メディアは、米アリゾナ州の砂漠に広がるデビスモンサン空軍基地には退役した米軍戦闘機を保管しておく広大な“航空機の墓場”があることや、米国が自軍や諸外国に輸出した航空機の部品取りや再販売のため、日光などを防ぐ特殊なカバーをかけて保管(モスボール保管)してあることなどを報じている。 その上で、この砂漠から甦(よみがえ)らせる中古のS-3は価格が数十億ウォンで、P-3Cの「数百億ウォンより安いのは事実」としながらも、「中古哨戒機では作戦能力が落ちる」との専門家の意見を紹介している。

先を見越す力より見栄え優先…泥縄式の限界

 韓国メディアが指摘する機体の性能もともかく、整備体系の変更や蓄積した技術の立て直し、パイロットの機種転換訓練などを考えれば、同型機のP-3Cの中古を買うのが合理的だ。 しかし見栄えが優先される韓国社会においては、空母型の揚陸艦「独島艦」など、立派な外観の大型装備を重視する傾向にある。昨年には「独島艦」の2番艦の建造やイージス艦3隻の導入を決めたばかりで、ウォン高による不況もあり、地味な対潜機に潤沢な予算をつけることはできなかった。 軍備は数年、数十年先を見越して計画、導入していくものだ。韓国の“泥縄式”は限界に近づいているのかもしれない。(2015年6月17日掲載)

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