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科学 技術 開発

1NAME:2012/10/09(火) 22:57:51
科学 技術 開発

241NAME:2016/04/07(木) 00:23:11
リピーター対象は高学歴

 こうしたビザ緩和で、日本に来る中国人の人物像はどんなものなのか。 旅行大手のJTBは3月、「1年以内に日本への観光旅行を希望する中国人」を対象にした調査を公表した。 ビザ緩和条件にほぼ当てはまる中国本土に住む年収12万元以上の男女1000人からインターネットを通じて回答を得た。 それによると、1年以内に日本への観光旅行を希望しているのは20〜35歳未満の若年層が53%を占め、回答者の過半が年収24万元以上だった。 調査対象者の93・1%に配偶者がおり、最終学歴は総合大学や海外の大学、大学院などを含めて、81・4%が、いわゆる「大卒以上」のインテリ層。職業は中国企業で働くサラリーマンが45・1%、外資系企業が19・2%で64・3%が安定した給与所得を得ていた。

韓国、米国上回る人気

 過去3年で行った旅行先(複数回答)は、日本を56・7%があげ、韓国(46・3%)、「アメリカ・カナダ」(26・1%)「オセアニア」(13・3%)を上回る人気。 初めての日本旅行は団体参加が4割以上だったが、直近では24%に低下。個人旅行が6割を占めた。 宿泊先も「農家・宿坊」が2割あったほか、日本旅館は33%、伝統的建造物を生かした宿泊施設も24・5%とあり、一般的なホテルだけでなく、日本の風情を好む傾向が出ていた。

 日本に最初に行きたいと思ったきっかけ(複数回答)は「アジアの先進国を見たかった」(37・4%)がトップで、「日本料理を食べてみたかった」(34・8%)、「日本製の商品を買ってみたかった」(30・4%)が続き、リポートでは、「日本の技術や食への関心」が動機になっていると指摘した。 「訪日経験のある家族や友人からの話を聞いて」との回答も30・2%あり、口コミ効果の大きさが伺える。

外交摩擦ものともせず

 日中関係をめぐっては、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域に中国当局の船舶が頻繁に航行。緊張が緩まない状況にある。 昨年夏に公表された中国と韓国メディアによる共同調査では、「日本に嫌悪感を持っているか?」との質問に「はい」と回答したのは中国人が約56%にのぼる。中国国内では、反日感情がなお強く植え付けられているが、勢いを増す訪日客の増加からは日本好きのホンネが見える?

242NAME:2016/04/07(木) 00:24:30
俺と愛国の話はするな! だって日本車がやっぱり1番なんだから! =中国メディア
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e4%bf%ba%e3%81%a8%e6%84%9b%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%a9%b1%e3%81%af%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%aa%ef%bc%81-%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%bb%8a%e3%81%8c%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%b1%e3%82%8a%ef%bc%91%e7%95%aa%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a0%e3%81%8b%e3%82%89%ef%bc%81-%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2/ar-BBrpvMK#page=2

中国メディア・捜狐は4日、「俺と愛国の話はするな。一番すごいのはやっぱり日本車なのだ」と題し、日系ブランド自動車の素晴らしさを論じる記事を掲載した。 記事は、かつてトヨタが中国国内で「車が山にやって来れば必ず道はある。道があれば必ずトヨタのクルマがある」という威勢のいい宣伝コピーを打ち出したことを紹介。それが今や中国では「道があれば必ず日本のクルマがある」状況となったとした。そして、「日系車が中国国内市場で半分以上のシェアを獲得していることには理由がある。日本の自動車産業は本当にすごいのだ」と論じた。

 そのうえで、日本の自動車産業が「すごい」とする理由として、日本に世界的な影響力を持つ自動車企業が8社もあり、ドイツや米国、韓国をはるかにしのぐ数であることを挙げた。また、日本の部品産業界が専門化、細分化、全面性の面で他国の部品産業界をリードしており、中国のいわゆる「国産車」でも、その多くのエンジン、変速機はいずれも日本製品であると説明した。

 そして、「多くの人が日本車というとネガティブなイメージを持つが、われわれの自動車工業は本当に彼らから遠く置いていかれていることを認めざるを得ない。いいモノについては学ばなければならないのだ」とした。 商品の良し悪しは、メーカーの国籍によって判断されるのではなく、実際の使い心地や品質から判断されるべきである。日本メーカーの自動車が一定のシェアを獲得してきたのは、他ならぬ品質の高さに裏付けられた安心感や信頼感があるからに他ならない。信頼感を勝ち取るとシェアは伸びるが、今度はそれを維持する苦しみとの戦いが始まる。評判の上に胡坐をかいていれば、早晩問題を起こしてシェアを落とすことになりかねないのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

243NAME:2016/04/10(日) 21:45:20
2011年11月05日 17時25分18秒
TPPは全世界で反対されている、自由貿易ではなく公正貿易が必要
http://gigazine.net/news/20111105_tpp_trade/

244NAME:2016/04/14(木) 16:45:35
なぜ、ウォークマンはネット時代に失敗したのか――サイロ・エフェクト
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%80%81%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%81%af%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ab%e5%a4%b1%e6%95%97%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b%e2%80%95%e2%80%95%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%ad%e3%83%bb%e3%82%a8%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%af%e3%83%88/ar-BBrJrfU#page=2

素晴らしい成果を出していた組織が分断化し、全体を見渡せなくなる視野狭窄(きょうさく)に陥り、失敗してしまう……元文化人類学者という経歴をもつジャーナリストが、さまざまな組織の「失敗の本質」に切り込んだ『サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠』。その著者であるフィナンシャル・タイムズ米国版の編集長、ジリアン・テット氏が来日し、早稲田大学ビジネススクールで講演を行った。講演でテット氏がまず話し始めたのは、ソニーのウォークマンについてだ。20世紀の終わりに一世を風靡したウォークマンは、なぜ、21世紀になってその座を取って代わられてしまったのだろうか?

なぜソニーはインターネット時代のポータブルオーディオを支配できなかったのか

私が10代のころにいちばんお気に入りだった製品は、ソニーのウォークマンでした。昔ウォークマンを持っていたことがある、という方は手を上げてみてください。(挙手多数)。では、どうしてみなさんは今日、ウォークマンを持ち歩いていらっしゃらないんでしょう。

1999年、日本がちょうどデジタル革命に差し掛かっていた当時、インターネット時代のポータブルオーディオを支配するのはソニーだと、誰もが考えていました。素晴らしい技術者がいて、素晴らしいハードを作る力があり、音楽レーベル、つまりコンテンツも持っていた。ブランド力もありました。世界のどの企業もかなわない強みを、ソニーは持っていたわけです。

ソニーは実際、1999年の後半に新しいデジタル版ウォークマンを発表しました。問題は、社内のそれぞれ異なる部門が、2つの新製品を同時に作ってしまったことです。さらにその後、3つめの製品も登場しました。その結果、自社の製品同士で「共食い」が起き、結果としてどの製品もあまり売れませんでした。

ソニーは「サイロ・エフェクト」にむしばまれていた

あとから振り返れば、非常に馬鹿げた話だと思われるかもしれません。でも当時、ソニーがそのように行動したことには理由があります。ソニーという企業は、「サイロ・エフェクト」に蝕まれ、分断化していたのです。

サイロとは、アメリカの西部で穀物を貯蔵するために使われる塔のことです。細く、高く、そして互いに離れて立っています。20世紀の半ばぐらいに、アメリカの経営学者や経営コンサルタントが、この言葉を別の意味で使い始めました。大企業や政府の官僚組織で、各部門が分断化され、互いにコミュニケーションを欠いた状況を、サイロという言葉で表現し始めたのです。ある種の部族主義と、全体を見渡せなくなる視野狭窄の組み合わせが、サイロ・エフェクトだといえます。

245NAME:2016/04/14(木) 16:51:23
国や分野を問わず、同じようなことは世界中で起き続けています。スイスの大手銀行UBSは、3000人ものリスクマネジャーを雇っていたのに、アメリカの住宅ローンとリンクした債券やデリバティブのリスクを見逃してしまった。金融当局も、マクロ経済を見ているチームと金融市場を見ているチームが連携を取れず、金融危機の到来を予測できませんでした。

最近ではタカタのエアバッグ問題や、東芝の会計問題もそうですね。サイロ・エフェクトによって全体的な視野が失われる結果、リスクもチャンスも見えなくなり、組織に問題が生じてくるのです。

なぜ、サイロ・エフェクトは起きるのか?

なぜサイロ・エフェクトは起きるのか? 私はジャーナリズムの世界に入る前には、文化人類学を研究していました。そして文化人類学者が知っていることの1つは、どんな社会、どんな文化にもサイロは必ず存在するということです。

それは私たち人間が、世界を分類する生き物だからです。複雑な世界に対処するために、私たちは頭の中にファイルキャビネットを持ち、情報を分類し、整理しています。その分類の仕方が硬直してしまうと、内向き志向や分断化といった、サイロの問題点が出てくるわけです。

とはいえ、分類の仕方そのものは文化によって多種多様です。ということは、1つの分類の方法にとらわれる必要はないのです。もし、自分たちの分類のパターンがうまく機能しているかを自問自答できれば、そして必要に応じてそれを切り替えることができれば、サイロの弊害をなくすことはできるはずです。

実際に、そのようなことを実践している企業はあります。Facebookもその1つです。クリエイティブな組織が硬直化していったソニーやマイクロソフトの事例をふまえ、同社は早い段階からサイロ・エフェクトにあらがうことを意識し続けてきました。

Facebookのような企業には、それぞれの課題に取り組む専門家チームが不可欠です。一方で、定期的に人材のローテーションを行い、チームが部族主義に陥るのを防いでいます。新しい技術者が入社するときの集団トレーニング、大部屋に様々な部門のエンジニアを集めて行う社内ハッカソンなど、社内に幅広い「ソーシャル・ネットワーク」を作る努力が常に行われています。オープンスペースや渡り廊下など、社屋の構造にもコミュニケーションをうながす工夫がなされています。

246NAME:2016/04/14(木) 16:52:07
サイロ・エフェクトに対処する方法

サイロ・エフェクトに対処するには、まず、サイロの存在を認めること。次に、今あるサイロに代わる方法はないかと考えてみることです。医者側でなく患者側の視点から考え、「内科」「外科」ではなく病気の部位別に診療科を再編成したクリーブランド・クリニックのように、自分のメンタルマップをひっくり返すことで問題が解決できることもあります。部門間の壁を低くすること、そしてこれまで考えてもみなかったようなやり方に挑戦する勇気も重要です。

誰かがサイロに悩んでいるというそのことが、別の人にとってはチャンスにもなり得ます。多くのイノベーションは、サイロを飛び越すことによってなされるからです。

今、日本はクリエイティビティを必要としています。日本には才能ある人たちがあふれています。そして成功のためには、クリエイティビティとコラボレーションが交わることが大事なのです。

みなさんが今いる環境を見直すために、サイロ・エフェクトという言葉をお役に立てていただければ幸いです。

セクショナリズムに陥らないためにはどうすれば?

講演の後、テット氏と早稲田大学ビジネススクールの浅羽茂教授とのディスカッション、及び会場との質疑応答が行われた。

【浅羽】『サイロ・エフェクト』の中ではさまざまな組織の事例が取り上げられています。私たちは官僚主義、セクショナリズムという言い方をしてきましたが、文化人類学的なアプローチというのは非常に興味深いと思います。人々はなぜ、共通のルール、暗黙の了解に捉えられてしまうのでしょう?

【テット】それが、社会集団が形成されるプロセスそのものだからです。さらに、部門化、チーム化は仕事の効率を高める上で非常に効果的です。サイロそのものが悪いわけではなく、効率とクリエイティビティやフレキシビリティのバランスが重要なのです。

247NAME:2016/04/14(木) 17:03:46
【浅羽】サイロ・エフェクトに立ち向かえるのはどういう人物でしょう。

【テット】今日のリーダーに求められるのは、大きな戦略を描く力に加え、組織のあり方を見つめ、それが今の時代に即しているかどうかを判断できる能力だと思います。現代の企業には効率的であれというプレッシャーが強くかかっていますが、効率は重要だと認識しつつ、人材をローテーションしたり、他の部門の人とコミュニケーションがとれるようなゆとりが必要でしょう。サイロを打破するにはリソースが必要という言い方もできると思います。

【浅羽】では、会場のみなさんからも質問を受けましょうか。

――私はこれまで男性中心の社会、会社で仕事をしてきました。どうやってあなた自身は、男性の多いメディア業界でサイロを崩してきたのですか?

【テット】簡単な答えはありません。上品に、決意を持って、そしていい人間であろうとすればいいのではないかと私個人は考えています。

女性は、実は自然にサイロを崩す人になれるんです。多くの女性は仕事以外にもやらなければいけないことがいろいろあり、したがって多様な視点が持てるということが一点。もう1つは、男性中心の会社で仕事をしている女性は、生き残るために自然に文化人類学者にならざるを得ないということです。その集団における文化的パターンやルールは何なのかを、常に意識せざるを得ない。それはハンデでもありますが、強みにもなりえます。

――サイロを壊すには、何らかの目的が必要なのではないでしょうか?

【テット】その通りだと思います。企業にとっては、破綻を避ける、あるいは不祥事を避けるということが動機になりえますし、クリエイティブになる、イノベーションを起こすということを目的にしてもいいでしょう。

より大きな視点で言えば、現在の世界においてどうリスクを見つめ、チャンスを生み出し、活力を取り戻すか、将来の産業、将来の経済セクター、将来の企業のモデル、クリエイティビティや協力のモデルをどのようにして生み出していくのかが目標になると思います。

――教育制度にも関連があるのではないでしょうか?

【テット】非常に重要な指摘だと思います。学生をトレーニングする教育機関そのものが視野狭窄に陥り、専門分野に直結する単位だけに学生を集中させる大学が増えています。私たち親の世代、そして学生自身も、教育とはサイロを壊すものでなければならない、未来に備えるためには広い視野を持ちクリエイティブでならなければならないと意識し、そのために努力すべきです。

『サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠』(文藝春秋社) ジリアン・テット著、土方奈美訳

1999年のラスベガス。ソニーは絶頂期にあるように見えた。しかし、舞台上でCEOの出井伸之がお披露目した「ウォークマン」の次世代商品は、2つの部門がそれぞれ開発した2つの商品だった。それはソニーの後の凋落を予告するものだった。

世界の金融システムがメルトダウンし、デジタル版ウォークマンの覇権をめぐる戦いでソニーがアップルに完敗し、ニューヨーク市役所が効率的に市民サービスを提供できない背景には、共通の原因がある。それは何か……? 謎かけのようなこの問いに、文化人類学者という特異な経歴を持つFT紙きってのジャーナリストが挑む。

248NAME:2016/04/27(水) 23:59:41
日本製の爪切りは、なぜ海外で大人気?鎌倉時代までさかのぼるその理由とは?
2015.07.07
http://maico.maihada.jp/beauty/20150707/

日本製の爪切りはアメリカamazonで1位を獲ったことも!

「"パチパチ"の日本製に対して、外国製は"パチーン、パチーン"と力が5倍くらいかかるし、切った爪が飛び散る」。 これは、日本製と外国製の爪切りを比較した声の一例です。外国製の爪切りはニッパー式が多く、カットした爪が飛び散ることも多いそう。そのため、切れ味抜群で爪が飛び散らないように工夫されている日本製の爪切りは海外で大人気! 事実、アメリカamazonの爪切り売れ筋ランキングでは、日本製の「Seki Edge」シリーズが常に上位に位置しており、レビュー総数は1121、平均4.6星を獲得しています(2015年6月22日現在)。

日本の関市は、世界で3本の指に入る「刃物の町」

そんなにすごい「Seki Edge」シリーズを作っているのは、爪切りのほか、ヘアカットはさみ、眉はさみなど、刃物を軸に商品を展開しているグリーンベルという会社。岐阜県関市に工場を構えているんですが、実は、この関市がスゴイんです!
ドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェフィールドと並び、「刃物の3S」と呼ばれるほど知名度のある刃物の町なんだそう!  関市がこれほど栄えた理由は、鎌倉時代までさかのぼることで見えてきます。
今から約780年前、関市に刀鍛冶が誕生しました。良質な焼刃土と炉に使う松炭、長良川と津保川の良質な水など刀鍛冶にとって理想的な環境が整っていたこの土地には多くの刀匠が集まり、「折れず、曲がらず、よく切れる」と評判を呼びます。そして関市は日本一の名刀の産地として繁栄していき、卓越した伝統技能が今日まで受け継がれていくのです。 日本製の爪切りが高品質な秘密は、実はこんな歴史が寄与していたんですね。

優秀な爪切りは美しいネイル作りにも役立つ

爪切りが使いにくいと、爪先がガタガタになったり、思わず深爪してしまったりすることもあります。深爪をすると、爪を長く美しく見せる大事な要素である「ハイポニキウム」を無理やり剥がすことになるので要注意。 爪の内側を覗くと、爪と指の間に薄い皮膚があるのが分かると思います。これが、ハイポニキウムです。皮膚と爪を固定して、爪の間に異物が入らないようにする役割があります。

ハイポニキウムは、爪の表側から見るとピンクに見えるので、ハイポニキウムが大きいと、指先ギリギリまでピンクの部分がある美しい爪になります。  反対に、これが小さいと、爪を伸ばしても白い部分が長くなるので爪が短く見えますし、見た目が悪くなります。爪の見た目を左右するハイポニキウムを傷つけないためにも、深爪は厳禁なのです。  美しい爪を育むためにも、爪切りは決して軽視できません。日本製の優秀な爪切りを使えば、そんな不安も軽減しそうですね。

249NAME:2016/05/07(土) 00:17:27
日本の温泉に行った中国人観光客がガッカリ・・・「もういいや」と思った理由
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%AE%A2%E3%81%8C%E3%82%AC%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%80%8C%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%84%E3%82%84%E3%80%8D%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1/ar-BBsCNRo#page=2

郊外にある静かな温泉地というのは趣があっていいものである。しかし、それが人影まばらでシャッターを閉めた店が目立つといった「寂れた感」が出ていると、期待して訪れた観光客を不安にさせ、失望させることになりかねない。中国の地方紙・北京晨報は3日、「がっかりさせられた日本の温泉」という文章を掲載した。 文章は、5月のメーデー連休前に福島県の会津若松にある温泉旅館を訪れた際の感想を綴っている。その中では、温泉旅館の親切なサービス、設えに対してある程度の好感を抱いたこと、「新しいタオルなのにどうして温泉に入れてはいけないのか」と訝しがりながらも温泉の趣や心地よさを堪能したこと、刺身や炊き込みご飯など食べきれないほどの食事が供されたことなどが紹介されている。

 しかし、これらのポジティブな内容よりも「正直、会津若松にはちょっとがっかりした」という件に、力が注がれていた。文章によると、がっかりした理由は「街が寂れていて、賑やかな温泉街のイメージとは全くかけ離れていたこと」のようである。 文章は「浴衣に下駄で街に繰り出したが、酒場が1軒開いていただけ。あとは裸の女性が描かれた劇場を見つけたくらい。それ以外はみんな閉まっていて、窓ガラスが割れている所すらあった」、「現地のローカルフードを食べて、お土産を買うのが楽しみなのに」と綴っている。

 さらに、途中で見つけたイタリア料理店の店員に「どうしてこんなに寂れているのか」と尋ねたところ、「連休前はこんなもんです。レストランは東京からのお客さんを待っているだけ。現地のお客さんはこんな店には来ません」との答えが返ってきたとも紹介。現地住民がこのような店に興味を示さない理由には、住民の高齢化があるのではないかとの考察も披露した。 せっかく楽しみにしてきたのに、がっかりして帰るというのはとても残念な話だ。訪ねる側に過度の期待があったのかもしれないが、その期待に応えられなかったというのも事実だろう。オフシーズンの観光地で、中国人観光客をどのように満足させるかというのが、日本各地の観光地における課題の1つであると言えそうだ。日本旅行に対してポジティブな感想を残す中国人観光客は多い。それはそれでありがたい話だが、より大事にすべきは率直に「文句」を言ってくれる人の存在なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

250NAME:2016/05/07(土) 11:48:44
「細胞が20歳若返った」米バイオ企業CEO、自身の体で遺伝子治療をテスト
2016.5.7 10:47更新
http://www.sankei.com/wired/news/160507/wir1605070001-n1.html

マウスの寿命が20パーセント延びうるとされる遺伝子治療を、BioViva USA社のCEOが自身の体で試し、細胞が20歳若返ったと主張している。 ワシントン州シアトルを本拠とするバイオ企業BioViva USAのCEO、エリザベス・パリッシュは、同社が開発した「若返り」のための遺伝子治療を自身の体でテストしたところ、細胞が20歳若返ったと主張している。

パリッシュCEOは現在45歳で、科学・医学の分野での正規の教育は受けていない。彼女はこの実験的な治療を、2015年9月にコロンビアのクリニックで受けたという(詳細は未公表)。こうした型破りな臨床試験が海外で行われた背景には、米国の規制を回避するという目的があったが、この臨床試験の強行により、BioViva USAの科学顧問の1人が辞職している。 BioViva USAの科学諮問委員を務めていたが辞職したワシントン大学名誉教授のジョージ・マーティンは『MIT Technology Review』誌で、「これは大きな問題であり、このような事態に大きな憤りを感じています。わたしは非臨床試験(動物実験)を繰り返し行うよう強く求めてきました」と語っている。

臨床試験の詳細は明らかにされていないが、パリッシュCEOの説明では、治療の一環として、遺伝子組み換えウイルスの静脈内注射が行われたという。このウイルスによって、「テロメラーゼ」と呼ばれる酵素を生成する遺伝物質が細胞に運ばれたようだ。 テロメラーゼは、人体の細胞における「テロメア」と呼ばれる部分の長さを伸ばす。テロメアとは、染色体の末端で、DNAの「保護キャップ」的な役割を果たす部分だ。テロメアは細胞の老化とともに自然にすり減ってゆくが、テロメラーゼの投与によってそれを保護しようとする手法だ。

スペインの研究グループが2012年に行ったマウス実験から、同様の手法によりマウスの寿命は20パーセントも延びうることがわかっている。 パリッシュCEOは、3月に行われた血液検査の結果(ピアレヴュー科学誌には発表されていない)により、彼女の白血球のテロメアは6.71から7.33キロベース(kb)に伸びていることが明らかになったと主張している(同CEOは今回の治療を受ける以前の2015年9月に同じ検査を受けており、年齢の割にテロメアが異常に短い[6.71kb]ため、人生の早期に加齢性疾患にかかるリスクが高いことがわかっていた)。このテロメアの数値差は、20歳分の細胞年齢差に等しいと同CEOは推定する。

しかし科学者たちは、いくつかの理由から、これら一連の結果と主張に懐疑的な見方をしている。 まず、科学者たちは健康とテロメアの長さのあいだになんらかの関係は見出しているが、その一方で、短くなったテロメアが実際に健康問題を引き起こすのか、あるいは、それが単なる老化によるものなのかは明らかになっていない。 次に、おそらくより重要なのが、テロメアの長さと健康の明確なつながりが判明していないということだ。たとえば、心血管疾患は短めのテロメアと関連しているが、がんは長めのテロメアと関連しているのだ。

「一般集団において、相対的に短いテロメアは悪く、相対的に長いテロメアは良いという考え方はナンセンスだ」とラトガース大学でテロメアを研究するエイブラハム・アヴィヴ教授は『The Scientist』の取材にメールで回答している。 最後に、今回報告されたテロメアの数値差、つまり9パーセントという伸び率は、大半のテロメア長測定において標準誤差の範囲内に収まるという点も理由としてあげられる。 それでも、パリッシュCEOはこの遺伝子治療により若返りが実現すると確信している。同CEOは現在、さらなる臨床試験の実施を許可してくれる規制当局とのパートナーシップを諸外国に求めている。

251NAME:2016/05/10(火) 00:46:59
外国人に人気の都道府県とは?日本人のランキングとの違いは?
http://www.msn.com/ja-jp/travel/news/%e5%a4%96%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ab%e4%ba%ba%e6%b0%97%e3%81%ae%e9%83%bd%e9%81%93%e5%ba%9c%e7%9c%8c%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-BBsLmMZ#page=2

「一番旅してみたい都道府県は?」と聞かれて、どこが思い浮かびますか? 東京や大阪などの大都市はもちろん、日本人の場合は北海道や沖縄などを思い浮かべる人が少なくないはず。北海道や沖縄といった地名には、何か特別な響きすら感じてしまいますよね? しかし訪日外国人からすると、気になる都道府県はちょっと違っていると分かりました。 そこで今回は世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーが発表した調査を参考に、日本人と訪日外国人の観光地に対するちょっとした興味関心の違いについて考えてみます。

日本人と訪日外国人で話題になる都道府県は違うの?

冒頭で紹介したトリップアドバイザーは、サイト上に寄せられた日本の都道府県や主要な観光地に対する日本語と外国語の口コミを集計しました。その総数は観光地の人気度には直結しないかもしれませんが、少なくとも注目度や関心の高さ、訪問率の高さを物語ってくれますよね。 日本人旅行者から投稿された各都道府県の口コミは、以下のような場所に集中していました。

1位・・・東京都(19.1%)2位・・・北海道(7.8%)3位・・・沖縄県(6.7%)4位・・・神奈川県(5.7%)5位・・・大阪府(5.5%)

予想通り東京を中心とした大都市と、北海道・沖縄といった特徴のはっきりしているエリアが関心を集めていると分かります。 一方で、外国語の口コミが多く寄せられた都道府県は以下の通り。

1位・・・東京都(32.0%)2位・・・京都府(15.7%)3位・・・大阪府(10.3%)4位・・・北海道(5.8%)5位・・・広島県(3.7%)

驚きは沖縄がベスト5に入らないという点ですね。順位は7位(3.4%)。その代わり神社仏閣の多い京都府や厳島神社や原爆ドームなどで世界的な知名度を誇る広島がランクインしています。日本に来る以上は、東京や大阪のような大都市を楽しむか、あるいは京都や広島のような“日本的”な場所に足を運ぶ傾向があるのですね。

日本人と訪日外国人が好きな観光名所の違い

日本人と外国人旅行者の関心の違いは、口コミの多い観光名所のラインアップを見ても分かります。日本人と訪日外国人の双方に話題の東京都であっても日本人は、

1位・・・JAL工場見学Sky Museum(大田区)2位・・・明治神宮(渋谷区)3位・・・千鳥ヶ淵(千代田区)4位・・・根津美術館(港区)5位・・・新宿御苑(新宿区)6位・・・東京国立博物館(台東区)

といった場所に多くの口コミを寄せていると分かります。一方で訪日外国人の場合は、

1位・・・新宿御苑(新宿区)2位・・・サムライ ミュージアム(新宿区)3位・・・浅草(台東区)4位・・・アキバフクロウ(千代田区)5位・・・明治神宮(渋谷区)6位・・・両国国技館(墨田区)

と言った結果に。2位のサムライミュージアムなどは、知らない日本人の方が多いのでは? 東京のような大都市に遊びに来る場合であっても、あえて日本的な見どころに足を運んでいると分かります。 逆にサムライミュージアムやアキバフクロウ、両国国技館など、なかなか日本人が行かない場所にあえて行ってみると、自分の国の魅力を違った形で再発見できるかもしれませんね。

252NAME:2016/05/20(金) 23:16:54
シャープが凋落した本当の原因がわかった
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%97%e3%81%8c%e5%87%8b%e8%90%bd%e3%81%97%e3%81%9f%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%8c%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f/ar-BBtg1rV
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アップルも設備投資増やし垂直統合型へ

経営再建中のシャープが、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ることが決まった。日本の大手電機メーカーが、外国資本の傘下に入る初めてのケースである。 シャープが経営危機に陥った原因については、「垂直統合型というビジネスモデルへのこだわり」と、それにともなう「液晶パネル生産設備、とりわけ堺工場への過剰投資」がよく指摘されるが、本当だろうか。

筆者は、そのような見方が的を射ているとは思わない。以下で検証していこう。 基幹部品(液晶パネル)の製造から最終商品(液晶テレビ)の組み立てまで、一貫して自社で行う垂直統合モデル。事業環境の変化が激しい時代にあっては、米アップルやファブレス半導体メーカーにみられるように、必要に応じて外部に生産委託する水平分業を戦略的に採り入れて、設備投資負担を軽減すべきだった――というのが、垂直統合モデルに対する典型的な批判である。

しかし、垂直統合モデルはシャープが苦境に陥った根本原因ではないと筆者は考える。このビジネスモデルは、確かに投資負担は大きいものの、より多くの付加価値を取り込み、技術ノウハウのブラックボックス化を図るための定石戦略だからだ。 実際、液晶テレビの世界最大手のサムスン電子と同2位のLGエレクトロニクスの韓国2社は、垂直統合モデルを採っており、過当競争から収益性は低下傾向だが、液晶パネルでも世界1、2位を争っている。

対照的に、生産設備を保有しないファブレスモデルの代表格とみられてきたアップルですら、2010年度以降、デバイスメーカーや製造委託先など有力な供給ソース側での設備投資資金を負担し、優れた基幹部品(キーデバイス)や精密加工技術をいち早く大量に確保する戦略に転換した。設備投資は1兆円超に達し、もはやファブレスとはいえない。 次に、堺工場への投資はどう評価すべきか。亀山工場(04年稼働開始)に続き、09年に大型テレビ向け液晶パネルの世界最先端工場として稼働開始した堺工場。4200億円という巨額の設備投資であったことは事実だ。相次いで先端工場を立ち上げたシャープは、確かに国内メーカーの中では大型投資を牽引してきたとの印象が強い。

しかし、LG、台湾の友達光電(AUO)、鴻海傘下の群創光電(イノラックス)など海外の大手競合メーカーは、00年代以降、おおむねシャープを上回る規模の投資を続けている(図参照)。ソニー、東芝、日立製作所の液晶事業を統合して発足したジャパンディスプレイと比べても、12〜14年度の設備投資はシャープが大幅に下回っている。つまり、世界の競争相手に目を向ければ、これまでのシャープの投資規模は、堺工場への投資を含めても決して過剰ではなく、むしろ過小であったと考えられる。

253NAME:2016/05/24(火) 03:50:26
民泊の不都合な真実。フランス民泊関係者が緊急来日で悲痛な訴え
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e6%b0%91%e6%b3%8a%e3%81%ae%e4%b8%8d%e9%83%bd%e5%90%88%e3%81%aa%e7%9c%9f%e5%ae%9f%e3%80%82%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e6%b0%91%e6%b3%8a%e9%96%a2%e4%bf%82%e8%80%85%e3%81%8c%e7%b7%8a%e6%80%a5%e6%9d%a5%e6%97%a5%e3%81%a7%e6%82%b2%e7%97%9b%e3%81%aa%e8%a8%b4%e3%81%88/ar-BBtlQ4m

5月13日、政府は、一般住宅を旅行者の宿泊施設として有料で提供する「民泊の」全面解禁に向けた原案をまとめた。 それにともない、「民泊サービスのあり方に関する検討会」も、有識者を交えて昨年11月から10回を重ねていた関連する業界関係者からのヒアリングを5月いっぱいまでで終える。今後は、それらを元に、いわゆる旅館業法免除特区とは別の議論となる“全国的な民泊解禁”についてのルールが6月にはまとめられ、閣議決定を経て施行される運びだ。

 突然の規制緩和の動きに、業界の一部は色めき立っているが、これに先立ち3月、”民泊先進国”フランスから宿泊業界団体代表らが訪れ、警鐘を鳴らしていた。これについては各媒体で既に報じられているが、そこで語られなかったもう一つの「民泊の不都合な真実」があった。

◆世界一の観光立国からの「警鐘」

 去る3月17日、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(以下、全旅連)の招聘により、フランスのホテル&レストラン関連業界団体を招き「基調講演 テーマ:民泊の不都合な真実 〜世界最大の観光大国フランスで起こっていること」と題した緊急フォーラムが都内で開催された。フランスからは、ホテルGNI会長のディディエ・シュネ氏、UMIHホテル部門会長のローレン・デュック氏らが参加した。

「もうフランスはAirbnbにやられてしまった。日本はまだ間に合う、フランスと同じ轍を踏まないでほしい」 世界一の観光立国であるフランスから、なぜこのような悲痛な声が上ったのか。 フランス業界団体代表らは、まずは慎重に言葉を選びながらもこのように話した。 「フランスで民泊と言えば、Airbnbのことだと考えて差し支えがない状況ですが、現在フランスでは1日に1軒のホテルが廃業か倒産に追い込まれているのです」(シュネ氏)

◆テロリストの潜伏先にもなった民泊

 また、21015年11月13日(日本時間14日)に発生したパリ同時多発テロでは、その主犯格が潜伏先として民泊を利用していたと明言。これについては質疑応答でも日本側の記者から質問が飛んだ。「パリの同時多発テロで民泊が潜伏先として使用された事実は、日本ではあまり報道されていません。詳しく教えて頂けますか?」という質問に対し、シュネ会長以下3名のフランス人登壇者は、互いに目くばせをしつつ、慎重に回答した。

「あのテロ事件でパリはもちろん、フランス全土が体験したことがない程の大きな悲しみに包まれ揺れました。あれだけの落胆と憔悴をフランス国民が味わった中、我々は鬼の首でも取ったかのように、そらみたことか、テロに民泊が使用された!とその部分をことさらに強調して抜き出し声高に訴えることはしませんでした。フランスの多くのマスコミもそうでした。それから我々も、政府の民泊推進・容認、制限付き容認、民泊反対派などと、多くの交渉チャンネルとしてのパイプは持っていなければならない。それらを失わずに今後も言うべきは言い、活動と交渉をしていかなければならないということでご了承いただきたい」

 Airbnbの先行により民泊が既に不本意な形で野放しとなってしまったフランスでは、民泊が死亡事故・性的暴行・盗難・火災・売春の温床になっている事実、薬物使用・騒音など、民泊のマイナス面として知られるようになった。加えてテロリストの潜伏先にも利用されたのだ。

254NAME:2016/05/24(火) 03:51:19
◆「日本はまだ間に合う」

 そして緊急来日したフランス人達は念を押すように、フォーラムの最後に再度、このように強調した。「Airbnbのイメージ戦略とその実情は全く違う。匿名性を徹底的に潰して下さい。すでにフランス全土に拡がり、取り返しがつかないほどAirbnbにやられてしまったフランスとパリの現状をよく見て下さい。日本はまだ今なら間に合う、フランスと同じ轍は踏まないで下さい。良識ある日本の皆様のご検討をお祈りしております」

 どんなに素晴らしいルールが施行されても、それを監督する取り締まりとの両輪が揃わなければ、フランスの轍を踏むことにもなりかねない。既に中国系民泊サイト大手2社の日本における保有ベッド数は、Airbnbの日本でのベッド供給数に迫る勢いだ。現在、全国的な民泊解禁に向けてのルール作りが急ピッチで進められおり6月にはその要綱が明らかになるが、現状で聞き漏れてくる情報を繋ぎ合わせると、民泊は旅館業法上の簡易宿泊所に統合され、自宅を使う民泊とビジネスとして展開する民泊とは分けて考えられている。これは日本の現状に合ったスマートな選択肢かもしれない。その際、Airbnbを始めとする民泊マッチングサイトと新規派生ビジネス、委託関連ビジネスに対しても、何が合法で何が違法かを徹底周知させなければならないだろう。

 そして民泊の影響は、宿泊施設が足りないと言われる東京や大阪、そして京都でも既に色濃く出ている。筆者が独自に行った宿泊施設への聞き取り調査でも、東京や京都などは繁忙期のピーク時こそ宿が取りにくいものの、年間で見れば5%〜10%弱の客室稼働が落ちている。いまだ宿泊施設不足が懸念される大阪でも昨年ほどの状況ではなくなっている。全国的な民泊解禁は、大都市と地方都市や誰もが知るような有名観光地ではなく、地元の景観や旅情を保ちながら細々と展開しているような観光地の、地域経済ごと破壊する可能性も秘めている。そうした零細観光地への配慮が、ルール作りに反映されることを期待したい。

<取材・文・写真/向井通浩>

250軒以上の安宿を網羅した国内最大のバックパッカー&ゲストハウス宿リンクサイト「ジャパン・バックパッカーズ・リンク」代表、ジャーナリスト。インバウンドとその周辺事情に精通している。

255NAME:2016/05/29(日) 01:44:55
なぜ欧州の観光客は日本よりタイを選ぶのか アトキンソン氏「距離より深刻な問題がある」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E3%81%AE%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%AE%A2%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%92%E9%81%B8%E3%81%B6%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%82%A2%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E6%B0%8F%EF%BD%A2%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E3%82%88%E3%82%8A%E6%B7%B1%E5%88%BB%E3%81%AA%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%EF%BD%A3/ar-BBtg3v0#page=2

「日本を訪れる欧州の観光客は、日本の潜在能力と比べて驚くほど少ない」 たとえば、ドイツからの訪日観光客数は年間約16万人。それに対し、タイへは年間約72万人のドイツ人が訪れている。ここには「欧州は遠すぎる」などという理由ではなく、日本の「受け身」の観光戦略が影響しているという。 今後日本が取るべき「攻め」の戦略を、書籍『新・観光立国論』や、その続編『国宝消滅』などで日本の観光政策に関する提言を続けているイギリス人アナリスト、デービッド・アトキンソン氏が解説する。

 日本政府が掲げる「2020年に訪日外国人観光客4000万人」という目標を確実に達成するためには、従来の考え方を変える必要があるということを、全国の講演会などでお話しさせていただいております。 そう聞くと、これまでの観光PR、マーケティングを否定しているような印象を受けるかもしれませんが、そうではありません。ただ、より戦略的でデータサイエンスに基づいたマーケティングが必要となってくるということを申し上げたいのです。 たとえば、自治体の観光PRを例にあげましょう。県知事や観光の担当者が中国や韓国を訪れて、地域の魅力を伝えているという話をよく聞きます。先月も和歌山県の仁坂吉伸知事が、インドネシアと香港を訪問した際に、現地で観光誘致に尽力されたという報道がありました。

 これはこれで非常に有効なPRであり、ぜひ他の自治体も力を入れていただきたいと思うのですが、さらに戦略的な視点が必要になってくると思います。 たとえば、自治体の観光PRは、すでにそれなりに観光客がやって来てくれている国に対して行われることが多いのですが、日本へあまり観光客が来ていない国へのPRやマーケティングに力に入れることも考えなくてはいけません。受け身な考え方から、より攻めの考え方へと転換する時期になっているのです。

256NAME:2016/05/29(日) 01:46:26
 先日も、熊野古道の話を聞いて驚きました。熊野古道の参詣道は2004年に世界遺産に認定されており、伊勢神宮とともに日本を代表する観光スポットです。しかし、ホームページは、英語・フランス語・中国語・韓国語に対応しているものの、なぜかドイツ語がないのです。ドイツの人口は欧州の先進国の中で最も多いので、本来は対応しなければならないはずです。 「なぜドイツ語に対応しないのですか」と質問したら、「ドイツ人はあまり来ないから」という答えが返ってきました。ドイツからの観光客が少ないならしょうがないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、案内の言語対応がなされていないから、あまり訪れないと考えることもできます。そこで思うのは、これまでの日本の観光PRは「受け身」の考え方が強いのではないかということです。

 では、「受け身」から「攻め」に発想を切り替えるためにはどうすべきか。そこで重要になってくるのが、データです。 これまでいろいろなところで説明させていただいていますが、「観光立国」に必要不可欠なのは「多様性」です。 特定の国から膨大な観光客が訪れるだけでは、それらの国の景気や情勢に観光産業が左右されてしまい、安定的な成長が望めません。つまり、できるかぎりさまざまな国から来ていただくという「国籍の多様性」も極めて重要になってくるのです。

 4000万人という外国人観光客を迎え入れようと考えたとき、まずはこの世界でいったいどのエリアから多くの観光客が送り出されているかを把握する必要があります。 国連の数字によると、2014年の国際観光客は11億3300万人。そのなかで最も割合が高いのは、実は欧州発の観光客で5億7500万人(約51%)、その次にアジアの2億6790万人(約24%)、南北アメリカの1億8920万人(約17%)と続きます。 ここで、これらのすべてが「日本にやってくる可能性のある観光客」ではないことに注意が必要です。皆さんもそうだと思いますが、観光客はより近い観光地に行く傾向があります。データによりますと、観光客の約8割は地域内観光、要するに近隣諸国を観光する人々です。

 各地域の観光客数と地域内観光をする人の比率がわかりましたので、日本にやってくる可能性のある観光客の総数=「来日潜在市場」が計算できます。欧州から地域外へ観光するのは、5億7500万人×20%=約1億1500万人、南北アメリカからは1億8920万人×20%=3784万人。一方、アジアは同じ地域ですので、2億6790万人×80%=2億1432万人。これが、日本の「来日潜在市場」となります。 これを構成比で置き換えると、欧州からが29.7%、南北アメリカからで9.8%。そしてアジアからは55.3%となります。この推計は、米国政府等のデータにある、遠方からの観光客は全体の45%という傾向と一致しています。 これを今の日本の外国人観光客の割合と比較すれば、それぞれのエリアから均等に来ているのか、あるいは偏っているのかということがわかります。

 ただ、ここでひとつ問題があります。世界の市場規模はまだ2014年のデータしか出ていません。一方、日本のインバウンドが飛躍的に伸びたのは2015年ですので、2014年の訪日客数を使って比較してもしょうがありません。つまり、アナリストとしては非常に不本意ではあるのですが、2014年の世界市場のデータを、2015年の訪日外国人観光客の分析に用いているのです。 しかし、このような比較をしないことには、急速に成長している日本のインバウンドの実態と、そこに潜む課題が見えてきません。過去の国連データを見ても、1年でそこまで大きな変化は起きないと思いますので、異なる年のデータを分析に用いることをご理解ください。

257NAME:2016/05/29(日) 01:47:30
 では、国連のデータと日本のインバウンドを比較してみると、どのような事実が浮かび上がるのでしょうか。 結論から先に申し上げると、「欧州からの観光客開拓に極めて大きなチャンスがある」ということが顕著になっています。 2015年の訪日観光客はアジアが86.5%を占めており、来日潜在市場の構成比である55.3%と比較しても際立って高くなっています。それは、中国などのアジアからの観光客が多すぎるということなのか、他地域が少なすぎるということですので、潜在能力と比較してみる必要があります。

 アジアからの来日潜在市場は2億1432万人なのに対し、実際にはその8.0%の1707万人しか来日していません。これは、まだまだ伸ばしていく余地がある数字です。 ということは、アジアは多すぎではないということなので、他の地域が少なすぎるという結論が導き出されます。つまり、アジア以外の地域の実績を伸ばしていかなければいけないということです。

 アジアの次に多くの人が訪れているのは、南北アメリカからで138万人(7.0%)となっています。これは来日潜在市場の構成比である9.8%と比較しても、そこそこの実績といえましょう。これはやはり、北米と日本の長年の関係で、観光客誘致にも力を入れてきた成果だと思われます。

 そして、問題が欧州からの観光客です。世界の国際観光客の50.8%、来日潜在市場の比率でみても29.7%という潜在能力があるにもかかわらず、現実に日本を訪れているのは124万5000人足らずで、全体の約6.3%に過ぎません。これは「欧州は日本から遠く離れている」という距離の問題では片付けられないほどの少なさです。 つまり、今の日本のインバウンドは、アジア、アメリカからの観光客と比較して、欧州からの観光客が際立って少ないという現実があるのです。

 ただ、これを悲観的に受け取って欲しくないのです。拙著『新・観光立国論』でも繰り返し述べさせていただきましたが、「観光客が来ていない」ということは、裏を返せばそれだけ大きな「伸びしろ」があるということです。2020年にむけて4000万人の訪日外国人観光客を獲得しようとしていくなかで、欧州市場には大きなチャンスがあると考えるべきなのです。

 では、このチャンスについてもっと細かく見ていきましょう。 国別に見ていくと、各国の人口と訪日観光客数の比率には大きなばらつきがあります。英国、スウェーデン、スイスなどは人口の0.4%以上が訪日していますが、欧州先進国最大の人口を誇るドイツからはわずか0.2%です。ドイツ人だけが日本の観光資源に魅力を感じないという事実はないと思います。実際、アジアにはよく訪れており、2014年にタイを訪れたドイツ人観光客は年間約72万人もいるのです(日本へは16万2580人)。 これは、日本が対ドイツ戦略を強化すべき時期を迎えているということを意味します。ドイツ語対応を積極的に行い、ドイツからの観光客を迎え入れる意味は大きいと思います。

 欧州全体の人口に占める訪日観光客の比率は0.21%。1人当たりGDPが低く、人口が非常に多いロシアとポーランドを除けば0.31%とやや上がりますが、欧州全体の人口に占める欧州からの訪日潜在市場である1億1500万人の比率は約2%。つまり、本来は欧州の人口の2%程度が日本を訪れるポテンシャルがあるのです。そのような意味では、日本が観光立国を目指していくうえで、欧州にはまだまだ多くの「宝の山」が眠っていると考えるべきではないでしょうか。

 現在の訪日外国人観光客数は、全世界の国際観光客数の1.7%に過ぎません。これは、訪日潜在市場の5.1%にあたります。2020年の目標である訪日外国人観光客4000万人を達成するためには、今の世界の国際観光客の3.5%、訪日潜在市場の10.3%に来てもらう必要があります。つまり、日本が目標を達成するには、市場規模が成長しないなら、今の2倍にシェアを拡大していかなければいけないのです。

 そのためには従来のやり方だけでは不十分だということは、容易に想像できるでしょう。桜、すし、富士山、芸者、という古くからの「ジャパン」のイメージだけではなく、スキージャパン、ビーチジャパン、ウォークジャパン、食べるジャパンなど、これまでにはない多様性に富んだ観光資源を広くPRしていく必要があります。

 そしてドイツのように、本来であればもっと日本に来ていてもおかしくない国をあぶりだし、自治体と民間がうまく連携しながら、観光PRやマーケティングを行う。 そのためには、これまでのように「桜、富士山、芸者」という紋切り型の情報発信ではなく、各国の文化や観光客の嗜好に合わせ、カスタマイズした施策が必要です。 そのような賢く、きめ細かいマーケティングを実施していけば、日本のポテンシャルを考えると、4000万人は2020年以前に軽々と実現できるはずです。

258NAME:2016/06/14(火) 13:20:43
名古屋は、なぜ外国人にとって宝の山なのか 豪州人を魅了する日本最強の観光資源
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e3%81%af%ef%bd%a4%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%a4%96%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ab%e3%81%a8%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%ae%9d%e3%81%ae%e5%b1%b1%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%8b-%e8%b1%aa%e5%b7%9e%e4%ba%ba%e3%82%92%e9%ad%85%e4%ba%86%e3%81%99%e3%82%8b%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%81%ae%e8%a6%b3%e5%85%89%e8%b3%87%e6%ba%90/ar-AAgYlJz#page=2

芸能、アート、農業、ファッション、音楽、IT企業など、さまざまなグラウンドで活躍するリーダーにフォーカスする熱中ニッポン。今回は「名古屋の訪日インバウンド」をテーマに、2本連続の名古屋特集でお届けします。

 まずは、名古屋のラジオDJで城、甲冑武具など日本の歴史文化に造詣が深い、オーストラリア出身のクリス・グレンさんにインタビュー。最近は外国人視点で日本の魅力をプロデュースする「観光アドバイザー」としてもご活躍のクリスさんに、名古屋のインバウンド事情について熱く語っていただきました。 桜が満開の名古屋城をクリスさんに案内してもらいながら、名古屋の訪日インバウンド事情についてお聴きしました。

 ――日本各地の城に造詣が深いクリスさんですが、ここ名古屋城は500回以上も通っているって本当ですか?

 クリス:僕が日本ではじめて見た城が名古屋城で、もう数えきれないくらい通っています。もちろん、年間パスポートも持ってます。いわば名古屋城は僕のマイホームキャッスル。何度来てもあきることのない、最愛の城が名古屋城です。 この名古屋城は残念ながら1945年の空襲で焼失してしまったのですが、西南隅櫓、東南隅櫓など現存している部分もあります。一般公開のときに何度も入ったことがありますが、中に入って見るとよりいっそう歴史を感じて感動します!僕はお仕事で名古屋城に来ることも多いけど、もちろんプライベートでもよく来ます。何度来ても新しい発見があるのが、名古屋城のすごいところです。

259NAME:2016/06/14(火) 13:22:49
 ――名古屋城は現在本丸御殿を復元中ですが、クリスさんはこの事業の海外発信にも携わっていますね?

 クリス:僕は名古屋城本丸御殿を海外に紹介する、英語版のパンフレットとWebサイトの制作をお手伝いしました。復元中の名古屋城本丸御殿は本当にすばらしいから、ぜひたくさんの人に見てほしいです。 2008年から復元工事が始まりまして、豪華で美しい本丸御殿がよみがえりつつあります。現在は玄関・表書院を公開していて、2016年6月1日からはいよいよ対面所と下御膳所が公開されます。 復元には高級木材の木曽ヒノキが使われていて、襖絵や障壁画も本格的に復元されています。豪華ですよ。こうして建築当時と同じ状態の本丸御殿を見られるなんて、本当に貴重だと思うんです。だって、当時は殿様と面会を許される人しか見られなかったんですからね。

 ――外国人の方に、日本と名古屋城の魅力を伝えるために、どんな工夫をされているのですか?

 クリス:外国語の観光パンフレットやWebサイトは、日本語を翻訳しただけのものが多いでしょう?でも、それだと外国人が読んだ時、説明不足だったり、意味があいまいだったりして、わかりにくいことも多い。 例えば、日本人には徳川家康って言えば通じるけど、外国人にはそれだけじゃ伝わらない。「誰?」ってなっちゃう。それに、日本人が外国人のためを思って作ったデザインは、ネイティブが見るとちょっとおかしかったりするんです。日本の紹介なのに、わざわざモデルに外国人を入れていたりね(笑)。Webサイトを見た外国人が「ここ、行ってみたい!」と思うことが一番大事だから、外国人の視点で、外国人のニーズにあったパンフレットやWebサイトをつくることが重要ですね。

 ――名古屋城は本丸御殿だけでなく、天守閣を木造で再建するプランもあるようですね?

 クリス:日本に来た外国人は、本物の城が見たいんです。コンクリートじゃなくて、本格的な木造の城が見たい。名古屋城は昭和の精密な実測図や写真がたくさん残っていますから、ほぼ完全な状態で復元できる日本でも数少ない城です。 もし、名古屋城の天守が木造復元できたら、21世紀最大の木造建築にもなるし、世界からかなり注目を集めますよね。鉄筋コンクリートで作った城は、一定の時間がすぎれば老朽化してしまうけど、木造で再建すれば、100年、200年、ひょっとしたら1000年だって維持することができるかもしれない。そうなったら、国宝や世界遺産になることだって夢じゃないですよね?だから、時間もお金もかかりますけど、僕は名古屋城を木造で復元して、名古屋のシンボル、日本のシンボルとして世界に向けてアピールしていくべきだと思っています。

 ――もともと、クリスさんが日本に興味を持ったきっかけは何だったのですか?

 クリス:オーストラリアの祖父の家には日本のモノがたくさんありまして、それが僕と日本の出会いでした。祖父は学校の副校長をしていたんですが、第二次大戦のときには、オーストラリア軍として応召され日本軍とは敵同士の立場でした。でも戦後、祖父は学校を退職すると、かつて敵であった国「日本」の歴史や文化について深く知りたいと思ったようで、祖母と二人で2ヶ月ほど日本へ旅行をしました。そのせいもあって、祖父の家には置物や壷など日本のモノがあふれていたし、日本製の家電製品はもちろん、車も日本製でしたね。僕は子どもでしたけど、そんな祖父と日本の話をするうちに日本に興味がわいて、いつか日本に行きたい!と強く思うようになりました。 実際に夢がかなったのは1985 年、僕が16歳の時。ロータリークラブの交換留学生として札幌に1年間留学することになりました。もともと僕はチャレンジすることが大好きでしたから、母国との言葉の違いや文化の違いも、すべてチャレンジという感じで、それが楽しくてしかたなかったですね。

260NAME:2016/06/14(火) 13:23:39
 ――名古屋城は現在本丸御殿を復元中ですが、クリスさんはこの事業の海外発信にも携わっていますね?

 クリス:僕は名古屋城本丸御殿を海外に紹介する、英語版のパンフレットとWebサイトの制作をお手伝いしました。復元中の名古屋城本丸御殿は本当にすばらしいから、ぜひたくさんの人に見てほしいです。 2008年から復元工事が始まりまして、豪華で美しい本丸御殿がよみがえりつつあります。現在は玄関・表書院を公開していて、2016年6月1日からはいよいよ対面所と下御膳所が公開されます。 復元には高級木材の木曽ヒノキが使われていて、襖絵や障壁画も本格的に復元されています。豪華ですよ。こうして建築当時と同じ状態の本丸御殿を見られるなんて、本当に貴重だと思うんです。だって、当時は殿様と面会を許される人しか見られなかったんですからね。

 ――外国人の方に、日本と名古屋城の魅力を伝えるために、どんな工夫をされているのですか?

 クリス:外国語の観光パンフレットやWebサイトは、日本語を翻訳しただけのものが多いでしょう?でも、それだと外国人が読んだ時、説明不足だったり、意味があいまいだったりして、わかりにくいことも多い。 例えば、日本人には徳川家康って言えば通じるけど、外国人にはそれだけじゃ伝わらない。「誰?」ってなっちゃう。それに、日本人が外国人のためを思って作ったデザインは、ネイティブが見るとちょっとおかしかったりするんです。日本の紹介なのに、わざわざモデルに外国人を入れていたりね(笑)。Webサイトを見た外国人が「ここ、行ってみたい!」と思うことが一番大事だから、外国人の視点で、外国人のニーズにあったパンフレットやWebサイトをつくることが重要ですね。

 ――名古屋城は本丸御殿だけでなく、天守閣を木造で再建するプランもあるようですね?

 クリス:日本に来た外国人は、本物の城が見たいんです。コンクリートじゃなくて、本格的な木造の城が見たい。名古屋城は昭和の精密な実測図や写真がたくさん残っていますから、ほぼ完全な状態で復元できる日本でも数少ない城です。 もし、名古屋城の天守が木造復元できたら、21世紀最大の木造建築にもなるし、世界からかなり注目を集めますよね。鉄筋コンクリートで作った城は、一定の時間がすぎれば老朽化してしまうけど、木造で再建すれば、100年、200年、ひょっとしたら1000年だって維持することができるかもしれない。そうなったら、国宝や世界遺産になることだって夢じゃないですよね?だから、時間もお金もかかりますけど、僕は名古屋城を木造で復元して、名古屋のシンボル、日本のシンボルとして世界に向けてアピールしていくべきだと思っています。

 ――もともと、クリスさんが日本に興味を持ったきっかけは何だったのですか?

 クリス:オーストラリアの祖父の家には日本のモノがたくさんありまして、それが僕と日本の出会いでした。祖父は学校の副校長をしていたんですが、第二次大戦のときには、オーストラリア軍として応召され日本軍とは敵同士の立場でした。でも戦後、祖父は学校を退職すると、かつて敵であった国「日本」の歴史や文化について深く知りたいと思ったようで、祖母と二人で2ヶ月ほど日本へ旅行をしました。そのせいもあって、祖父の家には置物や壷など日本のモノがあふれていたし、日本製の家電製品はもちろん、車も日本製でしたね。僕は子どもでしたけど、そんな祖父と日本の話をするうちに日本に興味がわいて、いつか日本に行きたい!と強く思うようになりました。 実際に夢がかなったのは1985 年、僕が16歳の時。ロータリークラブの交換留学生として札幌に1年間留学することになりました。もともと僕はチャレンジすることが大好きでしたから、母国との言葉の違いや文化の違いも、すべてチャレンジという感じで、それが楽しくてしかたなかったですね。

261NAME:2016/06/14(火) 13:24:11
 ――なぜ、ここ名古屋でラジオDJになったのですか?

 クリス:僕の夢はラジオDJかヘリコプターパイロットになること。ラッキーなことに、留学を終え母国へ帰国後、プロラジオDJになることができました。 でも、日本に戻りたい!という気持ちが強くて、1992年に再来日。はじめは東京のラジオ局と広告代理店で仕事をしていたんですが、半年たった頃、名古屋で新しいラジオ局が開局するというニュースを耳にしたんです。 僕はもともと、名古屋城やサムライにあこがれを持っていましたから、当然のように応募したんですけど、周囲は「ええ?名古屋??」という感じでしたね(笑)。今は毎週日曜日、名古屋のZIP-FMで「RADIO ORBIT」という番組を担当しています。

 ――クリスさんは甲冑をご自分で制作されるほど詳しいですが、サムライに興味をもったきっかけは何ですか?

 クリス:1960年代、オーストラリアでは「隠密剣士」など日本の時代劇が放送されていてましたので、サムライや忍者のことはテレビを通じて知っていました。「サムライ=日本」というイメージがあって、その頃からあこがれてましたね。サムライは戦う武士としてだけでなく、能や茶など芸能にも長けていて礼儀正しいところもすばらしいでしょう?甲冑姿の見た目だけでなく、サムライの精神や武士道といった本質的な部分にも強くひかれました。

 ――クリスさんはなぜ、そんなに日本を好きなんでしょう?

 クリス:なぜでしょう(笑)。前世は、「関ヶ原の戦い」に参加した足軽だったかもね(笑)。日本にきてもう24年、人生の半分は日本にいますけど、今でも毎日、日本の新しい言葉、新しい文化に触れ、その刺激がとてもすばらしくて全然飽きない。 もっとたくさんチャレンジもしたくて、やりたいことがいっぱい。日本のすばらしさを日本人はもちろん、海外にももっともっと紹介したいです。これはもう、僕のライフワークですね。

 ――最近の訪日インバウンドブーム。クリスさんはどう捉えてますか?

 クリス:このブームによって、外国人が日本を評価してくれる機会が増えました。そのおかげで、日本人がやっと、自分の国のすばらしさに興味を持ち始めてくれた。それが、よかったと思いますね。 これまで長い間、日本人はアメリカやヨーロッパにあこがれていて、日本のすばらしさが見えてなかった。日本人は近過ぎて日本の魅力が見えない。僕は全国で講演会をやってるけど、僕がその地域の魅力を話すと、日本人が「え?そうなの?」ってびっくりする。外国人の僕の方が日本の歴史や文化に詳しいから、「え?」ってなる。でも、それがきっかけになって、日本人が日本のことを学ぶきっかけになればいいなと思ってます。 自分の国の文化、魅力、いいコンテンツがあふれているのに、日本人はそれに気づいていないから、アピールできないのです。名古屋の人は名古屋城が当たり前過ぎて、どんなに立派な城かということに気づいていないから、当然、その魅力を発信できない。もったいないですよね。「おもてなし」っていうキーワードも流行ったけど、「おもてなしって何?」って日本人に聞いても答えられない人が多いです(笑)。

262NAME:2016/06/14(火) 13:28:03
 ――名古屋の訪日インバウンドをどう盛り上げますか?

 クリス:まず、すごく大事なのは名古屋というエリアのネームバリューをもっと高めること。東京、大阪、京都、広島、札幌は世界的にネームバリューがあるけど、名古屋のネームバリューはかなり低い。「NAGOYA???それ、どこ?」ってなっちゃう。 では、名古屋で何をアピールするかというと、僕は「サムライ」だと思ってます。海外でもサムライはとても有名だし、人気もある。三英傑の信長、秀吉、家康をはじめ多くのサムライ(大名)がこの東海地方で生まれ、そのサムライたちが日本全国に散らばり、その地域で城を築き、街をつくり、文化をつくった。この名古屋というエリアは「サムライのふるさと」であり、日本という国のルーツと言ってもいいかもしれない。 サムライ以外にも、名古屋の魅力はたくさんあるけど、世界で名古屋のネームバリューを高めるためには、「サムライ」という言葉やストーリーのインパクトを使って発信していくことが重要だと思います。名古屋を盛り上げるために、仲間たちと一緒に考えたキャッチコピーは、「SAMURAI CITY NAGOYA」!世界に名古屋を発信するためには、これくらいのインパクトが必要ですね。

 ――サムライがエンターテイメント化している最近のトレンドについてはどう思いますか?

 クリス:全国各地に武将隊ができたことで、若い人がサムライに興味を持ち、歴史や文化を学ぶきっかけになっているのはすごくいいこと。 でも、それを見る相手が「外国人」になった場合、甲冑を着て歌ったり踊ったりするだけでは、満足できないという人たちがいるというのも事実です。

 ダンスしている武将隊を見て「なぜ、日本人は自分たちの歴史や文化を大切にしないんだ」という人もいます。 外国人(特に欧米人)の多くは、日本の「本物」を見たり、感じたりしたくて、日本に来ていますから、それをいかに満足させるかということも考えないといけないですね。 外国人のほうが、日本の歴史や文化に詳しいようでは恥ずかしいですから、日本人はもっと自分の国の歴史や文化を学ばないといけないと思います。武将隊を通して歴史について学んでいる人たちも多いと思うから、そういう意味で、武将隊の果たしている役割は、とても大きいと思います。

263NAME:2016/06/14(火) 13:31:12
 ――クリスさんは日本の観光ビジネスを見てきて、何が一番問題だと思いますか?

 クリス:日本人が自分の国、地域、町の魅力を理解していないということかな。 だから、今、一番大事なのは教育だと思います。自分の街を勉強して、何がワンアンドオンリーで、自分の街にどんなストーリーがあるのかを知る。そして、それを発信していくことが重要だと思います。まずは大人がしっかり勉強する。そしてその知識を子供たちにしっかり伝える。教育というと堅苦しいけど、自分の国や地域のルーツを教える、学ぶというのは、本来、楽しいことじゃないですか? 子ども達が自分の街に誇りを持てば、大人になって自分の街の魅力を世界に発信できるようになります。そうすれば、日本の未来は明るいと思いますよ!

 ――日本の観光ビジネスの問題、他にもありますか?

 クリス:自治体で観光ビジネスに携わる公務員の方達は、だいたい2、3年で異動してしまうので、いろんなことを形にしようと思っても途中で担当の人が変わっちゃって、その話自体がなくなってしまったり、前に進みそうで、進まないことも多い。ガッカリすることもありますよ。 海外の場合、公務員でも、観光やマーケティング、ブランディングを専門的にやり続けることで、スキルを高めていくことのできる環境が整っていますから、そういう点は日本と大きく違います。観光やプロモーションという分野で日本は、かなり遅れをとっているという印象です。 あとは、インバウンドということでいうと、言葉の壁も大きな問題ですよね。日本人は英語が苦手な人も多いので、日本の魅力を海外にうまく伝えられない。もったいないなぁ、と思います。

 ――観光アドバイザーとして今後の活動は?

 クリス:僕は日本のためにいろんなことをお手伝いしたいので、観光アドバイザーの仕事が増えているのはとてもうれしいです。メイドインジャパン=ものづくりが以前のようにチヤホヤされなくなっていますから、今後の日本経済にはツーリズムビジネスがとても大事だと思っています。 日本のすばらしさ、日本のストーリーを日本人が語れるようになるように、僕は手伝いたい。外国人の視点で、日本の魅力、地域の魅力を見つける手伝いをしたいんです。それが、僕を受け入れてくれた、大好きな日本に対してできる恩返しですから。

 ――2020年のオリンピックに向けては?

 クリス:「2020年にむけて頑張ろう!」と、2020年をゴールのように思っている人が多いけど、僕は2020年をゴールだとは思いません。たしかに、2020年のオリンピックで、日本という国は注目されるかもしれないし、東京に来たついでに「京都へも行こうか」「箱根へも行こうか」と考える外国人もいると思うので、そのときの選択肢に入れてもらうために、愛知・名古屋も含め、世界的に見てネームバリューのない地域は、頑張ったほうがイイと思います。でもけっして、2020年はゴールじゃない。どんどん、その地域の魅力を掘り起こして、発信し続けることが大事です。 人口減少や経済のことを考えると「インバウンド観光」は、日本にとっても、地域にとっても大きなビジネスチャンス。日本全体が魅力的であることを世界に知ってもらうきっかけとして、2020年の東京オリンピックは、一つのチャンスだと思います。

 ――最後に、読者へのメッセージを。

 クリス:まず、自分の国、自分の地域をもっと深く勉強してほしい。オンリーワンを発見して、その魅力やストーリーを自信をもって発信ほしい。愛知・名古屋には、たくさんのサムライの生誕地があるけど、整備されていなくてボロボロだったりする。それを見ると、すごくもったいないと思うし、悲しくなります。地域の大切な宝物をちゃんと守って、それを誇りにして、日本国内にも、海外にも伝え続けていってほしい。自分の国、地域の魅力をしっかり掘り起こして、それを諦めずに伝え続けてほしい! 日本は、とても魅力のある素晴らしい国なんですから。

 取材後記 「ニッポンのいいところ、ほんとに知ってる?」

 ストレートな問いを穏やかな笑顔で投げてこられるクリスさんに、こちらが答えを躊躇してしまう場面もありました。歴史、文化、自然といった日本が本来持っている観光資源を外国人にアピールするには、

264NAME:2016/07/21(木) 19:54:55
中国の農家が感動した、日本企業の忍耐力 「5年放置した土地が、まさか…」 ネット上で称賛の声
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%be%b2%e5%ae%b6%e3%81%8c%e6%84%9f%e5%8b%95%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%81%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bc%81%e6%a5%ad%e3%81%ae%e5%bf%8d%e8%80%90%e5%8a%9b-%e3%80%8c5%e5%b9%b4%e6%94%be%e7%bd%ae%e3%81%97%e3%81%9f%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e3%81%8c%e3%80%81%e3%81%be%e3%81%95%e3%81%8b%e2%80%a6%e3%80%8d-%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e4%b8%8a%e3%81%a7%e7%a7%b0%e8%b3%9b%e3%81%ae%e5%a3%b0/ar-BBux2ha#page=2

「大金を払って借りた土地を放置した日本企業を、中国人が笑いものにしていたら…」。最近、中国のSNSで日本の農業にまつわる「感動話」が話題になっています。中国版のLINE「WeChat」では、10万を超える閲覧数と15000の「いいね」を獲得。食の安全と、農業への視野を広げるエピソードとして、中国人に広まっています。

【画像】くまモン励ますパンダの絵 中国の老舗雑誌がアイデア「拡散大歓迎」

せっかく借りた土地を放置

 2006年、日本企業が中国の山東省莱陽市で100ヘクタールの土地を20年契約でレンタルしました。 せっかくレンタルした土地でしたが、最初の5年間、日本企業は何もしませんでした。放置された土地には野草が生い茂る状態に。地元の農民は、不思議に思い「何か地下に宝物でも埋蔵したのではないか」と思った人もいたそうです。 5年後、変化が起きます。生い茂った野草を牛が食べ、牛乳が生産できるようになったのです。そして、牛糞が良質な有機肥料として土地を肥沃にしました。

「植える前はまず土を作る、土を作る前には人間を育てる」

 最初は放置され、何も生み出さなかったこの土地。地元の農民の笑いものになっていましたが、5年後、気付けば良質な牛乳の産地に生まれ変わり、さらに、イチゴ、トマト、トウモロコシが北京や上海の高級スーパーの店頭へと並ぶようになったのです。 牛乳やイチゴは、他の産地に比べ数倍の値段に。笑っていた農民たちは、感心せざるを得ませんでした。 ネット上では日本側の責任者の話が紹介されています。

「植える前はまず土を作る、土を作る前には人間を育てる」 食品の安全に注目が集まる中国では、日本企業の農業に対する考えが、心に染みる話として広まっています。

最高指導者から舞い込んだ相談

 ネットで広まった文章に日本企業の名前は出てきません。調べたところ、中国を感動させた企業はアサヒビールの子会社「朝日緑源」でした。 なぜ、アサヒビールが中国で農業を?発端は2003年にさかのぼります。 当時、山東省の最高指導者で、現在は中国共産党の最高指導者の1人、張高麗氏がアサヒビールに相談を持ちかけます。 山東省は農業が盛んですが、土地がやせており、生産性向上が課題でした。そこで、山東省に工場があったアサヒビールに協力を仰いだのです。 アサヒビールは、土壌や水、栽培環境などを調べ、最適な土地として山東省莱陽市を選び「朝日緑源」を2006年に設立しました。

「草の根」レベルで交流

 「朝日緑源」は、化学肥料や農薬などの影響でやせてしまった土地を回復するため、最初の数年間は何も栽培しないことにしました。 同時に、2007年にはオーストラリアとニュージーランドから牛を輸入。牛糞は天然の有機肥料であるため、土地を豊かにします。そこからイチゴ、トウモロコシ、ミニトマトなども栽培できるようになり、循環型農業を実現させました。

 最初は生産量が安定せず赤字でしたが、徐々に軌道に乗るようになりました。今では、その土地でとれる牛乳を「唯品」というブランドで売り出し、大都市の日系高級スーパーに並んでいます。 ぎくしゃくしがちな両国の関係ですが、「朝日緑源」の姿勢は、日本人の真面目さや根気強さ、農産品の質へのこだわりを物語るエピソードとして、好意的に受け入れられています。

265NAME:2016/07/25(月) 16:25:18
ポケモンGO配信開始で広告業界に激震が走る理由
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%83%9d%e3%82%b1%e3%83%a2%e3%83%b3go%e9%85%8d%e4%bf%a1%e9%96%8b%e5%a7%8b%e3%81%a7%e5%ba%83%e5%91%8a%e6%a5%ad%e7%95%8c%e3%81%ab%e6%bf%80%e9%9c%87%e3%81%8c%e8%b5%b0%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1/ar-BBuM8R1#page=2

7月22日、いよいよ待ちに待ったポケモンGOの日本での配信が始まった。先行する米国では大ブームが巻き起こり「スマホユーザーの行動が変わる」とまで報道される過熱ぶり。任天堂の株価もポケモンGOのニュースに伴い高騰しているのだが、ポケモンGOで何が変わるのだろうか?

任天堂は「ぱっとしない企業」から一気に「急成長企業」へ大逆転

 ポケモンGOは任天堂のスマホゲームなのだが、特徴は3つある。ひとつはこれが任天堂の初めてといっていい大型のソーシャルネットワークゲームであるということ。2番目に実際に街中に出かけてそこでポケモンをゲットするというゲームの仕組み。3番目にそのための「ポケストップ(ポケモンをゲットする場所)」と「ジム(自分が所属してそこでポケモンを育てたり対戦したりする場所)」が街中に設置されているというビジネスモデル。 この3つのキーワードを分析すると、任天堂という企業の価値がポケモンGOで激変する可能性がある。それはどういう意味なのだろうか?

 そもそも任天堂が落ち込んだ理由は何だったのかを整理してみよう。任天堂の株価はこの10年間ぱっとしなかった。リーマンショック直前につけた7万円台をピークに下降をつづけ、アベノミクスでの日本株上昇からも取り残され、ここ1年では1万円台と2万円台の間をいったりきたりという低迷状況だった。

 理由は任天堂のビジネスモデルである、ゲーム機を普及させ、それをベースにそこで販売されるサードパーティを含めたゲームのライセンス収入で儲けるやり方が、スマホの普及で時代遅れになったことだ。 いつの間にか世の中はわざわざ専用のゲーム機をつかわなくてもスマホでゲームができる時代になった。任天堂に都合が悪いことに、スマホは初期設定ですべてネットワークにつながっているから、ゲームの主流はオンライン上で仲間と共闘したり戦ったりつながったりできるソーシャルゲームに移って行った。

 この流れから取り残されたということで、任天堂は「世の中から取り残された企業だ」というレッテルを貼られてしまったのだ。 さて、そこでポケモンGOの出現である。任天堂は実はハードで世の中を支配してきただけではなく、ポケモンとマリオという非常に強いコンテンツを持っている企業でもある。

 そのコンテンツがいよいよスマホのソーシャルゲームに登場した。そしてここが重要なところなのだが、いざ登場してみるとあっという間に、これまでスマホのソーシャルゲームで「強い」と言われていたコンテンツを追い抜いて、ダントツの業界トップにたどり着いてしまった。 これまで過小評価されていた任天堂のコンテンツ力が、実はものすごく強いものだったことを世の中があらためて再評価したのである。これ1本で任天堂はパッとしない企業から一気に急成長企業へと評価が逆転したと言うことができる。

266NAME:2016/07/25(月) 16:26:17
任天堂が広告業界の最大の脅威にテレビ、ネットメディアは大打撃か

 しかしポケモンGOはゲームワールドの消費者を驚かせただけではない。ビジネスワールドの投資家を驚かせるもうひとつの仕組みが内蔵されていた。 それが、ユーザーが外に出て「ポケストップ」でポケモンをゲットしたり、「ジム」に所属してそこでポケモンを育てたり対戦したりするという仮想現実の導入である。ポケモンGOは消費者を「外へ連れ出す」能力を身につけた。そしてそれはゲームユーザーの健康にいいというだけではなく、任天堂に新たなビジネスチャンスを生み出した。

 実は22日にポケモンGOが配信する直前、リークの形でポケモンGOが日本マクドナルドと提携するというニュースが流れた。リークなので全貌がニュースになったわけではないが、要するに日本マクドナルドの店舗がいち早く「ポケストップ」ないしは「ジム」として提供されるということを意味すると、われわれはそのニュースをとらえた。

 これがどういうことかというと、(1)日本マクドナルドに店舗でしか手に入らないポケモンがこれから登場する(2)日本マクドナルドの店舗をジムに設定したユーザーは、毎週その店舗に通ってポケモンをトレーニングしたり、そこでバトルを楽しむようになる という可能性を意味している。

 もしこの試みが成功すると、任天堂はこれまで持っていなかった物凄い力を手に入れることになる。それは、任天堂と組んだ店舗に消費者が動く、つまり任天堂は消費者を自在に動かし、小売店や飲食店に大量に集客できるようになるという広告集客力だ。 日本マクドナルドとの提携が終わったら、次に別の企業が手を挙げることになるだろう。そしてどこが手を挙げても、その企業は圧倒的な集客力を手にいれることになる。

 イオンとイトーヨーカドーのどちらが任天堂と手を組むか?居酒屋のモンテローザとワタミのどちらが任天堂と手を組むか? もしポケストップに設定されている美容室とそうでない美容室が存在したら消費者はどちらに行くのか?もし消費者が外食の目的地をグーグル検索や食べログ検索の代わりにポケモンで検索するように行動が変わったら? 集客広告という観点で言えば、任天堂は別に提携を一社に限る必要はない。契約は1週間区切りで、同時に何十種類、ないしは何百種類の集客広告枠を任天堂が設定して、その契約に応じてレア度の大きいモンスターをさまざまな業態の店舗に配信するなど、広告商品としての販売形態や広告の価格表はいくらでも拡充することができる。

 グーグルと同じようにポケモンの種類と出現率を数円〜数十円のキーワード広告で販売するビジネスモデルすら、構築可能だろう。 そうなると今後、インターネットで配信される広告はどうなるだろう?ファミレスのクーポン広告は?ホットペッパーやぐるなびなどの集客メディアはどう打撃を受けるのか?イオンやセブン-イレブンのテレビ広告はどうなるのだろうか? これはひとことでいえば「集客広告市場に出現した最強企業」としての任天堂の新たなる脅威である。既存の集客広告市場に、任天堂が参入する。 そのことにメディア業界の人々が震撼するのは、これからもうまもなくのことである。

267NAME:2016/07/31(日) 22:08:12
日本各地に「アニメ聖地」を選定へ 88カ所巡礼、来日客増狙い
2016.7.21 11:25更新
http://www.sankei.com/life/news/160721/lif1607210018-n1.html

日本の出版大手KADOKAWAが20日、香港で記者会見し、世界中の日本アニメや漫画のファンから好きな作品の舞台となった場所を募集し「アニメ聖地巡礼88カ所」として選定する企画を発表した。 約100万人が来場する毎年恒例の「香港ブックフェア」が20日に開幕したのに合わせ、会場内にブースを設置してアピールした。アニメの関係地が多い各地の地方自治体と連携し、“聖地ツアー”を行うことで来日観光客を増やす狙い。

 会見したKADOKAWAの角川歴彦会長は、香港からは多くの人々が日本観光に訪れていると指摘。アニメの“聖地”を旅することで「新たに日本の地方のことが分かって楽しくなる」と強調した。 ブックフェアにブースを設置した兵庫県は、県ゆかりの漫画家、故手塚治虫さんの記念館や数多くのアニメの舞台になった甲子園球場が県内にあることをアピールした。(共同)

268NAME:2016/08/03(水) 21:21:58
1位は日本!世界的な旅行ガイドブックが選んだ「2016年に訪ねたいアジアの旅行先」TOP10
http://www.msn.com/ja-jp/travel/news/1%E4%BD%8D%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%EF%BC%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%8C%E9%81%B8%E3%82%93%E3%81%A0%E3%80%8C2016%E5%B9%B4%E3%81%AB%E8%A8%AA%E3%81%AD%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%97%85%E8%A1%8C%E5%85%88%E3%80%8Dtop10/ar-BBuxQDm

世界最大の旅行ガイドブック・口コミサイトである「トリップアドバイザー」はこのほど「アジア地域で今年訪れたい旅行先のベスト10」ランキングを発表した。アジア地域担当のライターたちをアジア各地へ送り込み、取材結果に基づいて独自にランク付けしたもので、アジア地域には、活気にあふれた都会からガイドブックに載っていないような秘境まで、多彩な見どころにあふれた場所が多くあり、旅先として非常にバラエティーに富んでいる点が魅力的とされており、日本からも上位にランクインした。注目のランキングをさっそくチェックしてみよう。

10位 台湾 台東市 写真:景勝地の三仙台

近年観光スポットとして人気が沸騰している台東市のおすすめ観光スポットが、かつて陸とつながっていたという景勝地の三仙台。先住民族の文化が色濃い南東部の海岸に位置し、大昔に3人の仙人がここに来たという伝説を持つ。3つの巨大な奇岩が連なる光景は圧巻で、壮大な自然を満喫しながら、ホエールウォッチングや星空観賞、サイクリングなどに興じるのもおすすめ。2016年7月初旬にこの地域を非常に強い台風1号(ニパルタック)が襲い、多くの観光名所も被害を受けたが、迅速に修繕が行われており、今後の観光にも大きな影響は出ないと予想される。

9位 インド メーガーラヤ州 写真:チェラプンジーの滝

秘境の雰囲気漂うインドのメーガーラヤ州は、世界でも有数の降雨量の多い地域としても知られており、雨季になると滝の水量もとてつもない量になる。この地域には世界で最も美しい滝のひとつとして有名なチェラプンジーの滝(Nohkalikai Falls:写真)があり、滝の落差は世界第4位となる300メートルをゆうに超える。また滝壺の水は美しく澄んだ緑色をしているおり、神秘的な光景に目を奪われる。壮大な自然の中でハイキングや山登り、ラフティングなど多くのアクティビティを体験してみたい。

8位 タイ トラン沖

リゾート地として有名なタイにおいても、中心地から遠いために訪れる人が少なく秘境の雰囲気にあふれるトラン沖に位置する島々は、近年人気上昇中。人影もまばらなひっそりと佇むビーチは、ライム色をした驚くほど美しい色を湛え、時間が過ぎるのを忘れるような幻想的な雰囲気に満ちている。

7位 インドネシア ペムテラン

269NAME:2016/08/14(日) 20:55:58
100年後を予想!海中都市、月面コロニー、ドローン住居など斬新な未来都市のデザイン
http://www.msn.com/ja-jp/travel/news/100%e5%b9%b4%e5%be%8c%e3%82%92%e4%ba%88%e6%83%b3%ef%bc%81%e6%b5%b7%e4%b8%ad%e9%83%bd%e5%b8%82%e3%80%81%e6%9c%88%e9%9d%a2%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%80%81%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%b3%e4%bd%8f%e5%b1%85%e3%81%aa%e3%81%a9%e6%96%ac%e6%96%b0%e3%81%aa%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e9%83%bd%e5%b8%82%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3/ss-AAhPeE9

270NAME:2016/09/03(土) 02:37:23
【海底資源 「燃える氷」の真相(上)】
「中国が南シナ海に原発を造るらしい」出張先の北京でこんな情報を耳にしたのは昨年末だった…
2016.9.1 06:43更新 (1/5ページ)
http://www.sankei.com/life/news/160901/lif1609010008-n1.html

「中国が南シナ海に原発を造るらしい」。元駐中国防衛駐在官の東京財団研究員・政策プロデューサー、小原凡司氏(53)が、出張先の北京でこんな情報を耳にしたのは昨年末だった。そして今年4月。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「南シナ海で行う活動に電力を供給する海上浮動式原子力発電所を計画」と伝えた。 移動式の「海上原発」は“縮小版”の原発が船舶に載るイメージで中国企業が開発し、2019(平成31)年の稼働を目指すという。渤海と南シナ海で展開し、その数は20基ともいわれる。なぜ海上原発を導入するのか。

 小原氏は「第1に岩礁を埋め立てるなどして造った施設に電力を供給する軍事目的、第2に海底資源開発への利用だ」と分析する。 あらゆる手段で、国家目標の「海洋強国」を目指す中国。しかし、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は7月、中国の南シナ海支配を認めなかった。これに対し、中国は強制力のない判決を「1枚の紙切れにすぎない」と拒否、軍事力を背景に既成事実化をもくろむ。

 小原氏は中国が南シナ海支配をあきらめない理由として、軍事的な対米戦略に加えて、南シナ海周辺に眠る資源を挙げる。「艦船の進出路として、さらに米国に対する核抑止として、核兵器を搭載した原子力潜水艦を隠密裏に太平洋に展開するために南シナ海が必要だ。そして、豊富な海底資源も放棄したくない」

271NAME:2016/09/03(土) 02:40:53
南鳥島沖海底に大量レアメタル 海洋機構など発見
2016.8.29 20:29更新
http://www.sankei.com/life/news/160829/lif1608290026-n1.html

海洋研究開発機構と千葉工業大、東京大の研究チームは29日までに、日本の排他的経済水域(EEZ)内の小笠原諸島・南鳥島沖深海で、レアメタル(希少金属)が含まれる球状の岩石「マンガンノジュール」が広範囲に密集しているのを発見した。

 分布域は北海道の面積のほぼ半分に相当する約4万4千平方キロと推計。ただ、水深5500〜5800メートルと深く、効率的な引き上げ方法は未確立という。チームは平成25〜27年に、南鳥島の周辺海域で海底の音波調査を実施、マンガンノジュールがあると推定される海域を特定した。

272NAME:2016/10/19(水) 00:17:31
ヘルメットはいらない? BMWが考える「100年後のバイク」
2016.10.18 21:32更新
http://www.sankei.com/wired/news/161018/wir1610180002-n2.html

「目に見えない」自転車用ヘルメット:スウェーデンの女子大生が発明
2013.08.06 TUE 08:50
http://wired.jp/2013/08/06/invisible-bicycle-helmet/

273NAME:2016/11/12(土) 20:59:11
日本で発見されたレアアース量が莫大すぎる! 政治の道具化は「愚かだった」との指摘も=中国
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%a7%e7%99%ba%e8%a6%8b%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%83%ac%e3%82%a2%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%b9%e9%87%8f%e3%81%8c%e8%8e%ab%e5%a4%a7%e3%81%99%e3%81%8e%e3%82%8b%ef%bc%81-%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%ae%e9%81%93%e5%85%b7%e5%8c%96%e3%81%af%e3%80%8c%e6%84%9a%e3%81%8b%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%8c%87%e6%91%98%e3%82%82%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd/ar-AAk9Wbl#page=2

経済産業省によれば、「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、現在工業用需要があり今後も需要があるものと、今後の技術革新に伴い新たな工業用需要が予測されるもの」と定義されるレアメタルのうち、ネオジムなど17元素が「希土類(レアアース)」と呼ばれている。 レアアースはハイテク製品に必要不可欠な元素であり、現代の産業を支える重要な存在だ。中国はレアアースを戦略資源と位置づけ、世界のレアアース生産の大半を担ってきたが、中国では今、レアアース産業における地位が今後揺らぐのではないかと警戒感が高まっているようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、中国は過去数十年にわたって世界中にレアアースを供給してきたと指摘する一方、日本の南鳥島沖の海底でレアアース(希土類)の一種であるスカンジウムの大規模な鉱床が発見されたとの報道を紹介し、「中国のレアアース市場における独占的な地位が揺らぐ可能性がある」と警戒感を示した。 記事は、「無計画な採掘、生産によって中国のレアアース埋蔵量は急激に減少している」と指摘したうえで、現在の生産ペースで計算した場合、重希土類は今後15-20年ほどしか生産できないほど埋蔵量が減少してしまったと紹介。2040年から50年ごろには中国は外国から重希土類を輸入することになるかも知れないと指摘した。

 続けて、中国は決して「レアアースが埋蔵している世界唯一の国ではない」としながらも、過去数十年にわたってレアアースの生産を担ってきた結果、中国は自国の環境を破壊してしまい、資源も失ってしまったと指摘する一方、日本近海の海底では莫大な量のレアアースが相次いで発見されていると紹介。読売新聞によれば、東京大学の研究グループが確認した南鳥島沖の海底に存在するスカンジウムの推計資源量は、「現在の世界の年間需要の約9900倍に相当する」という。記事は、海底からレアアースを低コストで採取するための技術が開発されれば、中国のレアアース産業における地位は揺らぐ可能性があると論じた。

 2010年9月に尖閣諸島(中国名:釣魚島)近海で起きた漁船衝突事件をきっかけに中国はレアアースの輸出規制を行ったが、これを契機にレアアース市場はめまぐるしい変化を遂げた。ホンダが重希土類完全フリー磁石の開発に成功したほか、東芝も10日、「重希土類フリーで高い磁力と優れた減磁耐性をあわせ持つモータ用磁石を開発した」と発表するなど、日本ではレアアースを使用しない代替技術の開発も進んでいる。中国にとってはレアアースの輸出規制が裏目に出た形となっているためか、レアアースを政治の道具としたことは「愚かだった」との指摘もある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

274NAME:2016/11/24(木) 02:19:34
【博多駅前陥没】
「作業員がわずかな日数で修復」ドイツ紙、1面で称賛
2016.11.16 23:01更新
http://www.sankei.com/world/news/161116/wor1611160059-n1.html

ドイツ大衆紙ビルトは16日付紙面の1面で、JR博多駅前の道路大規模陥没事故が発生した8日と、通行が再開した15日の現場の写真を並べて掲載し「作業員がわずかな日数で修復させた」と報じた。 ビルトは事故現場の復旧作業と、不備が相次ぎオープンが延期されているベルリン・ブランデンブルク国際空港の現状を比較。当初オープン予定の2011年から既に5年が過ぎていることを嘆いた。(共同)

275NAME:2016/11/24(木) 02:50:24
博多陥没:官民挙げて総力戦…現場地層、想定外の変化?
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8d%9a%e5%a4%9a%e9%99%a5%e6%b2%a1%e5%ae%98%e6%b0%91%e6%8c%99%e3%81%92%e3%81%a6%e7%b7%8f%e5%8a%9b%e6%88%a6%e2%80%a6%e7%8f%be%e5%a0%b4%e5%9c%b0%e5%b1%a4%e3%80%81%e6%83%b3%e5%ae%9a%e5%a4%96%e3%81%ae%e5%a4%89%e5%8c%96%ef%bc%9f/ar-AAkmwXl

福岡市のJR博多駅前の大規模陥没事故で、現場道路が発生から1週間で復旧した裏には、作業員延べ1000人余りを動員した官民挙げての総力戦があった。焦点は原因究明に移るが、要因となった地下鉄七隈線延伸工事を施工した共同事業体代表の大成建設は現場の地層に予想外の変化があったことを明らかにした。工法や施工管理が適切だったかもポイントとなりそうだ。【合田月美、吉川雄策、林由紀子】

167回輸送

 「ある意味神業だった」。市交通局の角英孝・建設部長は復旧工事を振り返る。陥没現場を「流動化処理土」で埋めることを市が即決し、大成建設が「環境施設」(福岡市西区)に連絡したのは事故発生の数時間後だった。同社は全国でも数社の処理土製造業者。処理土は泥やセメントなどを混ぜたもので狭い場所に流し込める。

 だが、すぐ固まるため備蓄できずミキサー車でかくはんが必要。自社の19台と急ぎ10台をレンタルし福岡県筑紫野市の工場から167回、計825立方メートルをピストン輸送した。 市の専門家会議で地盤強度は事故前の30倍となり、下部で処理土が固まっていなくても周りで支えられ安全と確認された。

工法を検証へ

 「施工しているうちに(岩盤層に)傾斜の可能性があると感じた。(掘削で)上が薄くなりそうという予測があった」。大成建設は15日の記者会見で現場の状況を説明した。 市や同社によると、現場は岩盤層を掘っており、設計段階では崩れやすい上の砂質層とトンネル上部に約2メートルの間隔を取っていた。ところが水平とみられていた岩盤層の傾斜が認められ、8月にトンネルを約1メートル低く設計変更したが、今回その付近が崩れた。九州地質調査業協会によると「岩盤層の厚さは浸食などで均一ではない。天井部の岩盤の厚さが1メートルもなかった可能性もある」と指摘する。

 現場は少しずつ重機で掘り掘削面にコンクリートを吹き付け補強する「ナトム工法」を使っていた。七隈線の他の場所では円筒形の掘削機で掘り、後ろにトンネルを築く「シールド工法」や、地面を直接掘り下げる「開削工法」などを採用している。市交通局などによると、ナトム工法は硬い岩盤を自由な大きさに掘れる。現場は駅に近く広い空間を作る必要があり適していたとしている。軟らかい地盤に強いのはシールド工法だが掘削面は均一となり、開削工法も地上に建物などがない場所で使われてきた。

過去の市の工事でナトム工法が使われた時には薬剤で地盤を固めるなどの対策が取られた。今回どのような対応をしていたかも検証されるとみられる。 一方、三谷泰浩・九州大大学院教授(地盤工学)は「現場が埋まり原因立証は極めて困難」と指摘する。「原因が分からないなら工法を変えるしかないだろう」としている。

276NAME:2016/11/24(木) 02:56:11
中国のレアアースは枯渇が目前、「もはや待ったなしだ」=中国報道
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%82%a2%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%af%e6%9e%af%e6%b8%87%e3%81%8c%e7%9b%ae%e5%89%8d%e3%80%81%e3%80%8c%e3%82%82%e3%81%af%e3%82%84%e5%be%85%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%aa%e3%81%97%e3%81%a0%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e5%a0%b1%e9%81%93/ar-AAkDktS?ocid=iehp#page=2

中国は過去数十年にわたって、世界で必要とされる希土類(レアアース)の大半を供給する重要な役割を担ってきた。中国政府はレアアースの採掘や生産量を厳しく制限しているが、今なお違法採掘が行われ、レアアースの密輸も行われていると言われる。 中国の一部のレアアース資源は枯渇間近であるとの主張もあるなか、中国メディアの今日頭条は21日、「過度なレアアース採掘が中国経済の構造転換における障害になりつつある」と伝えている。 記事は「レアアース資源が存在する国は中国だけではないが、それでも中国は長年にわたって世界にレアアースを供給し続けてきた」と指摘する一方、その結果として中国は自国の自然環境を破壊し、レアアース資源を失うという代償を払うことになったと主張。

 さらに、中国のレアアース埋蔵量は10年間で急激に減少してしまったとし、現在のペースで生産を続ければ、中国のレアアースは枯渇してしまい、2040年から50年ごろにはレアアースの輸入を迫られることになると主張。「もはや現在の中国はレアアース大国ではなくなった」としたうえで、枯渇が目前に迫っていることに対して「もう待ったなし」だと危機感を示した。

 産業のビタミンと呼ばれるレアアースは、ハイテク製品に必要不可欠な物質だ。中国は現在、製造業の高度化を始め、経済構造の転換に取り組んでいるが、中国国内のレアアースが枯渇してしまい、レアアースを輸入する必要に迫られれば「製造業の高度化における障害になりかねない」と主張。中国はレアアースの乱採掘や違法採掘、そして密輸を取り締まり、稀少な資源を守る必要があると主張、さもなくば経済構造の転換に対しても障害になりかねないと訴えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

277NAME:2016/11/25(金) 03:48:25
日本近海には膨大なレアアース、だが「資源大国への道は遠い」=中国
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%bf%91%e6%b5%b7%e3%81%ab%e3%81%af%e8%86%a8%e5%a4%a7%e3%81%aa%e3%83%ac%e3%82%a2%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%81%e3%81%a0%e3%81%8c%e3%80%8c%e8%b3%87%e6%ba%90%e5%a4%a7%e5%9b%bd%e3%81%b8%e3%81%ae%e9%81%93%e3%81%af%e9%81%a0%e3%81%84%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd/ar-AAkG2bF?ocid=iehp#page=2

南鳥島沖の海底にレアメタルやレアアースといった貴重な資源が大量に存在していることが判明し、中国では「レアアース大国としての地位が脅かされる」と危機感を示す声が高まっている。だが、中国鉱業報は20日、日本が深海のレアアースを開発し、資源大国になるための道のりは「非常に遠い」と論じる記事を掲載した。 記事は、日本がレアアースの消費大国であると同時に、レアアースの80%以上を中国から輸入していることを指摘し、「日本はレアアースの調達を中国に依存している」と指摘。日本は2000年ごろからレアアースの調達ルートの多元化を検討し始め、2010年に中国がレアアースの輸出制限を行ったことから、日本にとってレアアースの安定調達が大きな課題となったと論じた。

 続けて、日本は海底資源探査に関する高い技術力を活かし、近年は海底資源の探査に力を入れており、南鳥島近海の海底に莫大な量のレアアースが存在することも確認されていると紹介。一方で、深海の海底からレアアースを採取することは「非常に難しい」と指摘したうえで、それをビジネスとして行うには非常に多くの課題があると指摘。仮に現在の技術で南鳥島周辺のレアアースを採掘しようとしてもビジネスベースでの開発は不可能であり、市場価格が変動すれば、採掘企業は破産リスクにさらされると主張した。

 さらに、経済産業省が2016年7月に発表した「レアアース堆積物の資源ポテンシャル評価報告書」の内容に言及し、「レアアース価格が2011年の過去最高水準を20年間維持して初めて、海底からの採掘に経済性が見いだせる」と分析されていることを紹介。また、同報告書では「代替材料開発」や「リサイクル」といった取り組みによって供給リスクは低減しているうえ、市場規模が小さく、レアアースは価格乱高下の可能性が高いため、開発リスクの高い資源だと結論付けられていることを伝えつつ、日本が深海のレアアースを開発し、資源大国になるための道のりは「非常に遠い」のが現実と論じた。 深海のレアアースをビジネスとして開発することに多くの課題があるのは事実だ。だが、それは将来性がないという意味ではない。技術が進歩することは歴史が証明しており、深海の海底からレアアースを安価に採取できる技術が開発されることを期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

278NAME:2016/11/25(金) 21:51:17
世界の都市圏GDPベスト10 (最新版)
https://matome.naver.jp/odai/2143188196272380201

東京が世界で最も魅力的な都市に選ばれました!
米国誌「Condé Nast Traveler」の読者投票で東京が世界1位に
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/10/19/09.html

279NAME:2016/11/27(日) 00:56:28
レアアースで巨額の利益を得ているのは日本だ!「中国側は赤字」=中国報道
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%ac%e3%82%a2%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%a7%e5%b7%a8%e9%a1%8d%e3%81%ae%e5%88%a9%e7%9b%8a%e3%82%92%e5%be%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%a0%ef%bc%81%e3%80%8c%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e5%81%b4%e3%81%af%e8%b5%a4%e5%ad%97%e3%80%8d%ef%bc%9d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e5%a0%b1%e9%81%93/ar-AAkLK0K?ocid=iehp

中国は希土類(レアアース)を重要な戦略資源に位置づけてきた。2010年に尖閣諸島(中国名:釣魚島)沖で発生した中国漁船衝突事件の際、中国が日米などに対する制裁措置として輸出規制を行ったことからも分かるとおり、中国はレアアースを政治的な切り札として使用したこともある。 産業のビタミンと呼ばれ、ハイテク製品にとって必要不可欠な物質であるレアアースだが、それ単体では大きな価値はもたない。精錬、加工したのちに永久磁石などに使用することで大きな付加価値が生まれるのだ。

 中国メディアの今日頭条は23日、中国は世界で必要とされるレアアースの大半を生産しているとしながらも、そのレアアースで儲けているのは「日本や米国」だと伝える記事を掲載した。 記事は、中国がレアアースの「資源としての価値」に見合わない低価格で、ずっと輸出を行ったきたと紹介する一方、「中国にはレアアースの価格決定権がなく、日米は安く仕入れたレアアースを加工し、製品化することで巨額の利益を得ている」と主張。 例えば、中国のレアアース関連企業の北方稀土の純利益率は1%に満たないと紹介し、中国のレアアース関連企業にとって、レアアースの生産は薄利多売どころか、実際は「政府からの補助がなければ赤字」であるのが現状だと論じた。

 また記事は、日本は中国から長年にわたって大量のレアアースを輸入し、その一部を備蓄にまわしていると主張。レアアースを加工し、付加価値の高い製品を作って世界中に輸出し、暴利を貪っていると批判する一方で、「日本はレアアース関連製品を生産するための設備や技術を中国に輸出しようとせず、中国がレアアース関連製品を生産することを阻害している」と主張。生産国でありながら、中国がレアアースで儲けられないのは、日本にも責任があるとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

280NAME:2017/01/31(火) 10:53:37
ソニー損失1121億円 映画事業、DVD縮小響く
2017.1.31 09:25更新
http://www.sankei.com/economy/news/170131/ecn1701310009-n1.html

ソニーは30日、映画事業で1121億円の減損損失を計上すると発表した。映画のブルーレイディスク(BD)やDVDの市場が想定より急速に縮小する見通しとなり、映画事業の今後の収益見通しを下方修正する。

 ソニーは平成29年3月期の本業のもうけを示す営業利益を2700億円、最終利益は600億円と予想している。減損損失の影響は「精査中」としており、2月2日の28年4〜12月期連結決算で、営業損益に盛り込んで発表する。

 損失は主に、1989年に買収したコロンビア・ピクチャーズ・エンタテインメント(現ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)に関するもの。市場縮小をにらんで事業価値を当初より低く見直した。

281NAME:2017/02/03(金) 20:49:22
赤羽が急浮上、吉祥寺は転落...賃貸で住みたい駅最新ランキング
朝日新聞デジタル | 執筆者: 朝日新聞社提供
投稿日: 2017年02月02日 09時56分 JST 更新: 2017年02月02日 10時21分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/01/akabane-in-kichijoji-out_n_14561592.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001

賃貸で住みたい駅、赤羽が急浮上 吉祥寺は魅力低下か

 首都圏で賃貸で住みたい駅は目黒、荻窪、武蔵小杉の順で人気が高く、ランキング上位の常連だった吉祥寺は2年連続で11位以下に転落……。不動産情報を扱うオウチーノ総研が、オウチーノの賃貸サイトへの2016年のアクセス数を基にランキングを発表した。

 ランキングを始めた12年の首位は吉祥寺で13〜14年も2位だったが、15年からトップ10圏外に転落。代わって14年に圏外からトップに躍り出たのが目黒で、15年も2位につけた。

 同総研によると、目黒はJR山手線など4路線が乗り入れる交通利便性の高さに加え、駅前の大規模再開発事業が今年中に完成予定。家賃相場はシングル向け(1R〜1LDK)で16万8千円、ファミリー(2K〜3LDK)で30万2千円と高めだが、美術館や公園、目黒川などの自然も豊かで、落ち着いた雰囲気も備えているのが魅力だ。

 一方、15年から4位に急浮上したのが赤羽。清水菜保子・主任研究員は「家賃が手頃なのに加え、漫画やドラマの影響もあるのではないか」と言う。15年には漫画家・清野とおるのコミックが原作のドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」が深夜に放映され、ディープな赤羽の様子が改めて注目された。

 “吉祥寺離れ”を描いている漫画「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」(マキヒロチ作)も昨年ドラマ化された。不動産業を営む双子の姉妹が、吉祥寺の物件を探す客に対してほかの街の魅力的な物件を紹介していくストーリー。コミックでは6位の恵比寿、10位の中野、赤羽の隣駅の十条も紹介されている。

 清水さんは「吉祥寺は駅前が発展しすぎて、駅近の物件が少なく、休日の混雑などからも住む街としては魅力が下がったのでは。通勤の利便性なども含め、幅広い選択肢の中から自分に合った街を選ぶようになっているようだ」と分析している。(有吉由香)

282NAME:2017/02/16(木) 23:41:15
東芝はぎりぎりの状況=半導体技術の流出懸念―日商会頭
http://www.msn.com/ja-jp/news/other/%e6%9d%b1%e8%8a%9d%e3%81%af%e3%81%8e%e3%82%8a%e3%81%8e%e3%82%8a%e3%81%ae%e7%8a%b6%e6%b3%81%ef%bc%9d%e5%8d%8a%e5%b0%8e%e4%bd%93%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%81%ae%e6%b5%81%e5%87%ba%e6%87%b8%e5%bf%b5%e2%80%95%e6%97%a5%e5%95%86%e4%bc%9a%e9%a0%ad/ar-AAn0e8s?ocid=iehp

日本商工会議所の三村明夫会頭は16日の定例記者会見で、米原発事業をめぐる巨額損失の計上により、昨年末時点で債務超過に陥る東芝について、「私企業としてはぎりぎりの状況だが、解決策を見つけて苦境を乗り切ってもらいたい」と述べた。 三村会頭は、東芝が経営再建に向けて検討している半導体事業の分社化と外部からの出資受け入れを念頭に「東芝の持っている技術はシャープの比ではない」と指摘。その上で、「何とか日本に残すことを考えてほしい」と半導体技術の海外流出に強い懸念を示した。

283NAME:2017/02/19(日) 23:48:30
親しい日本人いない…留学生の声
http://news.livedoor.com/article/detail/12692808/
西日本新聞は、急増する外国人留学生に福岡市内で街頭アンケートをし、ネパールやベトナム人などの留学生34人が回答した。アジアの玄関口・福岡に進学や就職の夢を抱いて来た若者たちが、母国よりはるかに物価が高い日本で苦学し、生活費や学費を稼ぐために入管難民法の就労制限(週28時間以内)を超えてでもアルバイトに追われている事実や、約4割の学生が「親しい日本人はいない」と答えるなど地域に溶け込めていない実態が浮き彫りになった。

 調査は、日本語学校が多い西鉄大橋駅(南区)とJR吉塚駅(博多区)周辺で実施。本紙のインターンシップ企画「記者講座」に参加した日本人大学生ら14人が、同世代の留学生に生活上の困り事や必要な支援などを尋ねた。回答者の国籍は多い順にネパール、ベトナム、中国、スリランカ、バングラデシュ-だった。 「日本は礼儀正しく良い国と思って来た。勉強し、就職したいがバイト代だけでは生活費を賄えず、留学生から借金することもある。28時間以上働けるルールになるといいが…」(スリランカ人男性27歳)、「アルバイトをし過ぎて体調を崩したが、28時間を守っていたら学費を払えない」(ネパール人男性22歳)など、7割を超す学生が就労制限の見直しを求めた。

 「28時間以上働いている。(通帳に記録が残って不法就労が発覚しないよう)手渡しで給料をもらっている。怒られたり厳しくされたりしても、もっと働きたい」(ネパール人男性29歳)と明かす学生もいた。 一方、約2割は就労制限の見直しは不要と回答。「稼ぎたいけど、勉強するために日本に来ている」(ネパール人男性25歳)、「母国から送金してもらっている」(ネパール人男性23歳)などを理由に挙げた。 留学生たちは学校とバイト先を往復する日々で、親しい日本人がいたとしても「コンビニや弁当工場などアルバイト先の仕事仲間」という回答がほとんど。

 「さびしい。母国に帰りたい」(ネパール人男性21歳)、「日本人の友人をつくりたいけどいない。バイト先に日本人従業員はいるが、会話はあまりない」(ネパール人男性25歳)、「福岡はネパール人に優しいと聞いて来たが、学校とバイトの往復で忙しい。日本人のサティ(ネパール語で「友人」)がほしい。一緒にサッカーがしたい」(ネパール人男性21歳)という声もあった。 調査をした日本の女子大生の一人は「政府は留学生を30万人にする計画を進める以上、彼らの生活や就職までサポートをする必要があるはずだ」と言い、別の一人も「安い労働力として搾取されてないか疑問に思った」と話した。

 【ワードBOX】外国人留学生30万人計画 「日本を世界に開かれた国とする」ための政府のグローバル戦略の一環で、2020年をめどに全大学生数の10%に当たる30万人の留学生受け入れを目指している。08年に福田康夫政権(当時)が提唱し、日本への留学の円滑化や受け入れ環境づくりなどを表明。ネパールやベトナムなど途上国からの私費留学生が増えており、法務省の統計では、外国人留学生は16年6月末現在で全国25万7739人(11年比約1・4倍)、九州7県2万3713人(同約1・2倍)。 =2017/02/19付 西日本新聞朝刊=

284NAME:2017/03/01(水) 21:59:48
R1王者アキラ100%「死ぬ場所探して」裸で開花
[2017年3月1日7時49分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1785632.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2017」決勝が2月28日、東京・台場のフジテレビで行われ、アキラ100%(42)が初優勝して、史上最多3792人の頂点に、史上最年長の42歳6カ月で立った。銀色のお盆で股間を巧みに隠しまくる芸「絶対見えない de Show」で爆笑を誘い、賞金500万円を手にして会心の笑顔を見せた。

 生放送で、アキラ100%の全裸芸が頂点を極めた。芸歴13年、中学と高校の社会の教員免許を持つイケメンが、素っ裸で優勝だ。「本当に信じられない。僕が決勝の生放送に出られるというのも信じられなかったけど、今、ここに立てているのは、もっと信じられない。本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

 05年に結成した漫才コンビ「タンバリン」を10年に解散、ピン芸人になった。1人でコントをやってきたが、3年前に裸になった。「コンビの時から、店員が真っ裸の『喫茶ナチュラル』というネタをやっていた。それをピンでやったら受けた」と振り返った。 股間を隠す銀色の盆は、100円ショップで買ったという。「軽さと大きさが一番いい。『アラウンド・ザ・ワールド』というクルリと回す技にちょうどいい。製造中止になったから、持っている15枚を使い回していく」。

 賞金500万円の使い道については「まず、春服を買いたい」と笑わせた。そして「妻と2人、1LDKで暮らしているので広い家に引っ越したい。あとは(銀アクセサリーブランド)クロムハーツで、いいお盆を売ってないですかね」と話した。 一時は芸人をやめることも考えたが、裸芸に転じて花開いた。「死ぬ場所を探していたら、生きる場所が見つかった」。優勝後、すぐに同い年の夫人に電話をした。「号泣していました。『よかったね』を10回くらい返していました」。 今後の目標は世界進出だ。「インパクト芸なんで、ピコ太郎さんみたいに海外の人も笑ってくれるんです。(優勝の副賞の)冠番組でジャスティン・ビーバーに会いに行きたい」とアピールした。【小谷野俊哉】

 ◆アキラ100%(あきら・ひゃくぱーせんと)1974年(昭49)8月15日、埼玉県秩父市生まれ。高校時代は演劇部で、大学時代も劇団で役者活動。05年1月に大学の同級生と、お笑いコンビ「タンバリン」を結成。10年末に解散し11年からピン芸人として活動。R-1ぐらんぷりは08年の第6回から毎回出場。最高成績は前回大会の準決勝進出。

 ◆R-1ぐらんぷり ピン芸人日本一を決めるお笑い大会。02年から始まり、今年で15回目。02年は座布団の上での漫談だったが、03年から規定がなくなり、音響なども使用可能となった。今年は過去最多の3792人がエントリー。優勝賞金は500万円。

285NAME:2017/03/13(月) 03:00:05
「水道水が飲める」日本は、こんな“すごい”国だった!
http://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%80%8C%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%B0%B4%E3%81%8C%E9%A3%B2%E3%82%81%E3%82%8B%E3%80%8D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E2%80%9C%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E2%80%9D%E5%9B%BD%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%EF%BC%81/ar-AAo2v5T#page=2

サイパンとグアム、日本人が消えた楽園の今 安売りしすぎたリゾートは復活できるか
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%91%e3%83%b3%e3%81%a8%e3%82%b0%e3%82%a2%e3%83%a0%ef%bd%a4%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e6%b6%88%e3%81%88%e3%81%9f%e6%a5%bd%e5%9c%92%e3%81%ae%e4%bb%8a-%e5%ae%89%e5%a3%b2%e3%82%8a%e3%81%97%e3%81%99%e3%81%8e%e3%81%9f%e3%83%aa%e3%82%be%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%af%e5%be%a9%e6%b4%bb%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%8b/ar-AAo9w6O?ocid=iehp

【人気温泉ランキング】3年連続第1位の人気温泉地とは?
http://www.msn.com/ja-jp/travel/news/%E3%80%90%E4%BA%BA%E6%B0%97%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%91%EF%BC%93%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E7%AC%AC%EF%BC%91%E4%BD%8D%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%B0%97%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%9C%B0%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/ar-AAm6cBd#page=2

286トライボシステム展望:2017/04/22(土) 23:29:32
 現在の機械構造材料の最大のネックは摺動面。
いくら機械的特性(材料強度・硬さ)が高くても、材料というものは摩擦に弱い。
そのため潤滑油が存在する。しかしながら、それでも弱いので
コーティングをする。
しかし、日立金属が開発した自己潤滑性冷間ダイス鋼SLD-MAGICは
コーティングレスで摩擦に強いことが特徴。そのメカニズムは
潤滑油と特殊鋼が相互作用を起こし、グラファイト層間化合物
(GIC)という高性能な潤滑物質を作るためであることが、日立金属技報
2017で公表された(炭素結晶の競合モデル;CCSCモデル)。
 これにより機械設計は小型化され、摩擦損失と軽量化の同時
解決が見込まれ、自動車の燃費向上に大いに寄与することが期待
されている。

287NAME:2017/06/05(月) 07:53:46
 さすが産業機械部品メーカーのリケンの社長さんは目の付け所が違う。
コーポレート研究所にて某社の高性能特殊鋼SLD-Mの特性を全方位的解析を
行い、10種類のパーツ材料への展開をしている。もちろんピストンリング
もその品目に入っており、流通量は今後3年で10倍になる見通しとのこと。

288NAME:2017/06/06(火) 22:24:54
房総半島沖に「レアメタル」含む大量の岩石
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%88%bf%e7%b7%8f%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e6%b2%96%e3%81%ab%e3%80%8c%e3%83%ac%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%80%8d%e5%90%ab%e3%82%80%e5%a4%a7%e9%87%8f%e3%81%ae%e5%b2%a9%e7%9f%b3/ar-BBC04iY?ocid=iehp#page=2

千葉県の房総半島沖の海底に、コバルトなど希少な金属を多く含んだ岩石が大量に見つかった。日本が希少な金属を輸入に頼る中、採掘技術の開発に結びつくと期待される。

 今回発見されたのは希少な金属「レアメタル」を多く含んだ岩石の集まり「コバルトリッチクラスト」の破片。海洋研究開発機構などは、4月から房総半島の沖、約350キロの海底で調査した。その結果、水深1500メートル付近から下に広がる海底火山の斜面一帯に希少な金属を含む「コバルトリッチクラスト」が見つかり、その面積は約950平方キロメートル、東京都の約半分にあたるという。 研究グループは「本州に近い海域で大量に金属資源の存在がわかったことは画期的」として採掘技術の開発などに役立つとみている。

289NAME:2017/07/19(水) 14:25:20
 機械工学の本質とはなにか?それは統合力であると思う。細かなことを知らなくても何がボトルネックかということを自覚し、時にはチャレンジすることだ。そのキモとなるパラメータの限界はおおむね材料の耐久性にあったりする。
 この材料は一つの大きな可能性を示している。機械をなぜ小さくできないのかという原理を明確化した。原因が分かればここに勢力を投入しさらなる高みを求められる。地球環境に対する真水の直球勝負がこれから始まる。

290NAME:2017/08/26(土) 20:14:41
【米海軍の新兵器】
見えず音もなし…正確無比で無限に撃てるレーザー 1発わずか1ドル驚異の経済性
2017.8.26 17:00更新
http://www.sankei.com/world/news/170826/wor1708260005-n1.html

「スター・ウォーズ」などSFではおなじみのレーザー兵器。それがもう夢ではなくなっている。音もなく、目にも見えないが、ドローンを正確に打ち落とす。そしてコストも低い。米海軍の新兵器は、これまでの兵器の概念を大きく変える「革命」を予感させるものだ。(8月14日午前1時にアップされた記事を再掲載しています)

まるでテレビゲーム

 「LaWS」(レーザー兵器システム)と呼ばれる新兵器は、ペルシャ湾に展開する輸送揚陸艦ポンスに配備されている。見た目は望遠鏡のようで“武器らしい”威圧感はない。 米海軍が行った試射の様子を独占取材した米CNNテレビ(電子版、7月18日)の映像では、海上に飛ばしたドローンにレーザーが照射されると、翼から突如炎が上がって打ち落とされた。レーザーは目に見えず、音らしい音もない。担当者がモニターを見ながらコントローラーを操作する様子は、まるでテレビゲームのようだ。

大量の陽子が光速で照射され、その速さは大陸間弾道ミサイル(ICBM)の5万倍になるという。射程5500キロ以上のICBMは再突入時の速度がマッハ24とされている。

低コストで低リスク

 LaWSを担当するカール・ヒューズ大尉はCNNに、「風、射程などを気にする必要はない。オートフォーカスなので、目標を定めるだけでターゲットを無力化できる。ビームも見えないし、音もしない」などと説明。悪条件下でも極めて正確な攻撃が可能で、米海軍は、二次的な被害を抑えることができるとしている。 経済性も驚きだ。システム全体は4000万ドル(約44億4000万円)だが、1発当たりの費用はわずか1ドル。必要なのは小さな発電機で供給される電気と、わずか3人の乗員だけだという。ちなみに、4月に米軍が実験したICBM「ミニットマン」は1発当たり約700万ドルとされている。

2020年代初めまでに配備拡大

 現時点では、過激派組織など対テロリスト戦で、車や船で近づく敵をピンポイント攻撃することを想定しているとみられるが、その用途は拡大しそうだ。 CNNの報道を元に同兵器について報じた米国政府系放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」(7月19日、電子版)によると、米海軍は2020年代初めまでに他の艦艇にも追加配備する計画で、さらにミサイルなどを標的とする技術を開発しているとしている。

 米防衛大手ロッキード・マーチン社は、複数のレーザーを組み合わせて強力なビームを照射できる出力60キロワットのシステムを開発中で、複数のドローンやミサイルを同時に迎撃することも可能になるという。 同社のホームページは、「レーザー兵器は繰り返し何度も撃てる。基本的には無限に尽きない弾倉のようなものだ」としており、砲弾やミサイルを使わない攻撃の有効性をアピールする。 米国以外でも開発が進んでいる。英国は1月、英軍が欧州の防衛企業とレーザー兵器の試作品を造る3900万ドルの契約を結んだと発表した。 各国で着々と開発、配備が進むレーザー兵器。米海軍専門紙「ネイビー・タイムス」(電子版、7月19日)が表現したように、「もはや単なるスター・ウォーズのファンタジーではない」のだ。

291NAME:2017/09/09(土) 21:40:23
「観光立国」の虚実 クルーズ船が来ても乗客は素通り
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e8%a6%b3%e5%85%89%e7%ab%8b%e5%9b%bd%e3%80%8d%e3%81%ae%e8%99%9a%e5%ae%9f-%e3%82%af%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%82%ba%e8%88%b9%e3%81%8c%e6%9d%a5%e3%81%a6%e3%82%82%e4%b9%97%e5%ae%a2%e3%81%af%e7%b4%a0%e9%80%9a%e3%82%8a/ar-AArwPAt?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2

東京五輪・パラリンピックがある2020年までに訪日外国人を4000万人に――。そんな掛け声のもと、政府はクルーズ船が着岸できる港など環境整備を急いでいる。人口が減少する地方の活性化につながるという思惑もあるが、「観光立国」の理想とは異なる実態も見えてきた。

292NAME:2017/09/09(土) 21:42:36
■中国人観光客、アウト レットに直行

 待っていたのは、肩すかしの現実だった。 7月31日朝、静岡市の清水港に、香港の会社が運航する大型船「スーパースター・ヴァーゴ(SSV)」が入港した。全長270メートルにおよぶクルーズ船。下りてきた乗客のほとんどは、中国人観光客だ。 次々と大型バスに乗り込み、向かった先は港町・清水、ではない。車で約1時間のアウト レットモール。中国人女性の一人は「出航は午後2時。港近くで買い物? そんな時間ない」と話した。 「国際旅客船拠点形成港湾」。国から仰々しい肩書をもらった清水港。17年度のクルーズ船の寄港数は43回、16年度より3倍近く増える。 身銭も切った。静岡県は岸壁使用料をゼロにして船を誘致した。年数千万円の使用料は入らない。肩書をもらおうと、県や市の関係者が国に陳情した数は、数え切れない。

 港から歩いて15分ほどの商店街で、眼鏡店を営む春田英行さんに聞くと「クルーズ船の恩恵? 99%ない」。7月10日のSSV初入港時、港で船を出迎えていた出店は20ほどあったが、わずか20日で1店に減った。 安倍晋三首相は、観光政策は成長への大きな柱で「地方創生の切り札だ」と強調する。 では港が整えば人は来るか。施設を造れば消費は増えるか。机の上の計画や「ハコモノ神話」に引きずられれば、当然、目標への道のりはゆがむ。

■突如浮上の出国税案、ばらまきの芽?

 日本有数のものづくりの街、愛知県。大村秀章知事は8月1日、カジノを中心とする統合型リゾート(IR)の誘致に参戦すると明らかにした。中部国際空港島(常滑市)を候補地とした。 IRに約15ヘクタールの土地を使い、用途変更で10ヘクタール分の土地を追加拠出できるという。「やっぱり海を埋め立てると土地が高くなる。売るのに苦労している」(大村知事)。過去の開発行政の負の側面、広大な土地を持て余していたお家事情が透ける。 県は3日、有識者を集めたIRの研究会をすぐに開いた。年内に複数回開いて考え方をまとめる方針だが、これまで人気薄の土地がIRだと急に売れるのだろうか。

 どうもきな臭さが漂う政策も浮上する。通称「観光特定財源」こと、出国税構想。日本から出発する時に訪日客からお金をいくらかもらい、地方の観光資源の整備に回す構想らしい。 さて、どうお金を集めよう。観光目的の訪日客だけ抜き出せますか。まさか日本人も対象ですか。旅行業界は「金額によっては流れに水を差す」と話していますが。そもそも、地方のお金では足りないのですか。 ふつふつとわく基本的な疑問点を観光庁にぶつけてみたところ「もろもろ研究中」、だそうだ。財務省も税収増につながると期待しているかと思いきや「新税はそんな簡単じゃない」。思惑先行、霞が関お得意の言いっ放しか。いや、観光振興や地方創生を名目にしたバラマキの芽がどこかで確実に育っている。そう考える方が自然だ。

293ラマン分光:2017/12/11(月) 20:31:46
 それにしてもダイセルのヘッドハンティングは最強だよな。

294NAME:2018/03/17(土) 02:51:04
ホーキング博士が「人類の未来」について語っていたこと 「地球に留まることは絶滅の要因」
2018.3.15 11:45更新
http://www.sankei.com/wired/news/180315/wir1803150001-n1.html

宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が亡くなったことが、2018年3月14日に明らかになった。全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘い続けてきた「車いすの天才科学者」は、これまで独創的な宇宙論を発表し続けてきたことで知られる。17年の科学会議でも、ホーキング博士は「人類の未来」と、宇宙探索計画について語っていた。そのスピーチの内容を紹介する。

宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が亡くなった。家族の代理人が2018年3月14日に明らかにした。「車いすの天才科学者」として知られるホーキング博士は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら独創的な宇宙論を発表し続けてきた。ホーキング博士の死去を受け、2017年6月20日付の『WIRED』UK版で掲載した「人類の未来」に関するスピーチの内容を紹介する。

 物理学者のスティーヴン・ホーキングは、近い将来に人類が恒星間に生きる種となるか、さもなければ「絶滅する」おそれがあるとの自身の見解を再び主張した。

 ノルウェーのトロンハイムで開かれたスタームス科学会議で、ホーキングはヴィデオを通じて次のように語った。「地球はさまざまな分野からの脅威を受けており、わたしにとって楽観的になるのは難しいのです」

ホーキングは以前から、気候変動や伝染病、人口増加のすべてが地球上でのわれわれの生存に大きな脅威をもたらすと予測してきた。16年11月、彼は人類が今後1,000年以内に新たな惑星を見つける必要があると述べた。そして17年5月には、彼はその予測を100年にまで短縮した。

 「ほかの太陽系を探索すべきときが来ています。外へと広がることこそが、われわれを、われわれ自身から救う唯一の手段です。わたしは人類が地球を離れる必要があると確信します」とホーキングは語った。「地球に留まることは、絶滅の要因となるのです」

 彼は1960年代の宇宙旅行への「興奮を再燃させる」ための国際的な努力を呼びかけ、次なる飛躍をもたらすために必要な技術は「ほとんどわれわれの手の届く範囲にある」と主張した。彼は今後30年以内に月面基地の建設がなされると予測し、今後50年以内に人類は火星に到達する可能性が高いと述べた。

 さらに、2020年までの月面基地と、25年までの有人火星着陸という野心的な目標を掲げることは、数十年にわたって見られなかった「宇宙計画に再び火を点け、存在意義を与えるだろう」と彼は語った。「宇宙へと広がっていくことは、人類の未来を完全に変えるでしょう。このことは、われわれが未来そのものをもつか否かをも決定するかもしれません」

295NAME:2018/03/17(土) 02:51:36
アルファ・ケンタウリへと探査船を送る構想

 ホーキングは自身が投資家のユーリ・ミルナーとともに取り組む、地球と火星を超える「ブレークスルー・スターショット計画」[日本語版記事]に言及した。成功した場合、このミッションでは今日生きる人々の生涯の範囲で、最も太陽に近い恒星のケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)へと探査機を送ることができると彼は述べた。

 この計画では、巨大で薄手の軽い帆を取り付けた、小型だが十分に機能する探査機を想定している。地球基地のレーザーアレイを使って帆に数十ギガワットのエネルギーを当てることによって、探査船は光速の5分の1の速度で推進する。

 「このシステムは1時間足らずで火星に到達し、数日で冥王星に到達、1週間未満でボイジャーを追い抜き、たったの20年あまりでアルファ・ケンタウリへと到達するでしょう」とホーキングは述べた。その後、同じレーザーアレイが探査機からの信号を受け取るのに使われる。うまくいけばこの信号には、アルファ・ケンタウリ周囲の居住可能域にある地球大の惑星プロキシマb[日本語版記事]の、最初のクローズアップ画像が含まれることになる。

 ミッションが実現するにはまだ大きな工学的な課題があるが、ホーキングは依然としてそれに専念している。「これらは工学上の課題であり、そして工学的課題とは最終的には解決するものです」と、彼は述べた。

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296NAME:2018/03/29(木) 18:32:14
 今からのトライボロジーは高面圧の境界潤滑の世界がホットになるのかも知れませんね。

297NAME:2018/05/20(日) 09:29:52
優秀なインド人が日本を微妙に避ける事情 プロフェッショナル人材が求めているのは?
安楽 由紀子
2018/05/18 08:00
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%84%aa%e7%a7%80%e3%81%aa%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e4%ba%ba%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%82%92%e5%be%ae%e5%a6%99%e3%81%ab%e9%81%bf%e3%81%91%e3%82%8b%e4%ba%8b%e6%83%85-%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a7%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%8a%e3%83%ab%e4%ba%ba%e6%9d%90%e3%81%8c%e6%b1%82%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-AAxrBKY#page=2

外資系企業に勤めていなくても、上司や同僚、後輩が外国人、というのはさほど珍しくなくなってきました。人口減が叫ばれる中、優秀な外国人に働いてもらうことは、日本企業が世界で戦ううえでも重要なことだという認識も広がりつつあるようです。

 出身国も滞在期間も職種も異なる3人に、「日本で働くこと」について語ってもらうこの座談会。前回(「日本で働く外国人が苦労した言語じゃない壁」)は、日本で働くうえで大変な点などについて聞きましたが、今回は日本をより働きたい場所にするにはどういう改善が必要かについて意見を聞きました。

“外国人”はみんな同じではない

 引き続き、参加していただいたのは、この3人です。

カルロス・ドンデリス氏
スペイン出身、日本在住歴7年。クラウド名刺管理サービスのSansanでシステムエンジニアとして働いている。
イブラギモブ・ショハルフベック氏
ウズベキスタン出身、日本在住歴12年。通称ショーン。ヤンマーに入社8年目。マーケティング部の市場調査や競合他社分析の仕事をしている。

マニッシュ・プラブネ氏
インド出身、日本在住歴20年。アドビシステムズで、ビジネス開発のコンサルティング責任者を務めている。

――日本で外国人が働くために、改善してほしい点はありますか?

 ショハルフベック:長期休暇を制度化してほしいですね。1カ月ほど休んで、故郷のウズベキスタンに帰省したいんです。これまで連休と有給休暇を組み合わせて最長24日間の休暇を取ったことがありますが、それを制度化してもらえたらな、と。

 難しいとは思うけれど、たとえば仕事を見える化したり、共通化したりして、「この人がいないとできない」というものをコントロールできるようになれば、と思うんです。僕だけでなく今後入ってくる後輩たちのためにも、年に1、2回、長期で休んで自国に帰りやすくしてほしい。

 ドンデリス:確かにそうですね。僕が「改善してほしい」というか、「もう少し理解してほしい」と思うのは、当たり前のことではあるんですが、“外国人”はみんな同じではなく、それぞれ違うということですね。

 ドンデリス:よく聞かれるんです、「日本はいつまでですか?」「いつスペインに帰るんですか?」と。僕は特に帰る予定はないのに、外国人はある一定期間だけ日本で仕事をして、そのあとは必ずみんな帰るというイメージがあるようです。でも、日本にずっと住みたい人もいますよ。

 ショハルフベック:わかります。外国人といっても必ずしも母国語は英語ではないのに、「ショーンはTOEIC取らなくてもいいよな」と言われます。やっぱり外国人は英語が話せるというイメージがあるんですね。それぞれ違うのに。

298NAME:2018/05/20(日) 09:31:05
優秀なインド人が日本に来ない理由

 プラブネ:私が思うのは、まずどういう人材がほしいか明確にして、そのためにはどうすればいいのか日本人自身が気づいて社会づくりをすべき、ということですね。今、アドビシステムズ、マイクロソフト、グーグルという3社のCEOはインド人です。しかし、インド人は今、積極的に日本で働こうとは思っていない。理由は、外国人には「キャリアの壁」があるのではないか、と思われているから。

 本当にフェアに自分を扱ってくれるのかどうかわからないところに、わざわざ自分の人生を預けられないのです。今後日本が単に働く人数を増やしたいなら、困っている人たちを呼べばいいけれど、優秀な人材に来てほしいのであれば、成果主義に変える必要があるでしょう。ただ、それは外国人が「こう変えろ」というものではなくて、日本人が自ら気づいて、考えて社会づくりをしないといけない。

 ショハルフベック:そうですね。外国に人材を求めるのは、労働者が欲しいのか、プロフェッショナルの人材が欲しいのかということですよね。今後、日本の企業を元気にさせたい、グローバルに展開したいというのであれば、単なる労働ではないと思う。能力、知識、経験ですよね。であれば、それなりのものを提供しないといけない。外国人を雇用する意義、目的ですよね。

 よく聞く話なんですが、日本企業では、いい大学を出たスキルのある外国人社員に通訳をさせていることがある。しかも、違う部署の通訳をさせられることも少なくない。そこで本人のスキルが生かせるわけではないのでそういうのでちょっと嫌になってしまうんです。それはすごくもったいない。

 だから、マニッシュさんが言うように、外国人を雇用するのならばまず目的をハッキリさせなければならない。そして要求があるのであれば、きちんと提供もしないといけないということです。

 プラブネ:「自分のキャリアプランは何なのか」というのを、もっと会社と話せるようにしたいですね。自分を成長させて、それに見合った報酬を得て、一体感を持ってほかの社員と仕事をしていきたいのか、それとも、2、3年のショートタームで働くのか。それによって働き方は決定的に変わってくると思う。日本の会社でもこういう会話は始まってきています。そうじゃないと日本に残っていません(笑)。

 それともう1つ、変えられるのであれば、社内で日本人も英語で会話ができたら、と思う。完璧でなくていい。完璧を求めてしまうと、「自分の英語はまだまだだから」と、話せなくなりますよね。完璧でなくても、言いたいことが伝わればいいと思うくらいで積極的に英語を使うようにすれば、世界にどんどん出ていけるんじゃないかなと思いますね。

299NAME:2018/05/20(日) 09:41:15
「グローバル化」の定義って何だ?

 ドンデリス:コミュニケーションさえ取れればいいんですよね。ベンチャーで働いている人やエンジニアは、新しいテクノロジーに関する資料は英語だから、みんな英語を読んで理解することはできる。ただ、しゃべれない。理由は恥ずかしいから。

 でも、たとえば楽天さんは、社内の公用語を英語にしました。そうすると海外の技術者は「日本語は話せないけど、こういう会社なら働きたい」と思うはず。大きい会社だといきなり変えることは難しいかもしれないけど、ベンチャーなど小規模であれば、変えることは比較的簡単だろうし、やったほうがいいと思う。

 ――言語だけでなく、異文化理解力の大切さに気づいていない企業も多そうです。

 プラブネ:そうですね。「グローバル化」とよく言うけれど、そもそもグローバル化の定義が必要ですね。なぜ「インターナショナル」ではないのか。海外でモノを売りたいということであれば、インターナショナル。グローバルは、世界では“共通認識”なんてありえないということを理解することだと、私は解釈しています。

 自分の言っていることが、いくらロジカルだと思っても、それは自分が今まで経験した、自分の文化をベースにしたものにしかすぎない話であって、真実はどこにもない。認識は、みんなそれぞれバラバラのはずです。

 グローバル化にあたっては、それをそのまま受け入れる、何も変えようとしないというスキルが必要。そのスキルは、職場に入って「これからグローバルになります」と言ってできるものではなく、教育の現場から変わらないと難しいと思います。

 プラブネ:ちょっとおもしろいエピソードがあります。私には高校生の娘がいて、東京・江東区のインド系インターナショナルスクールに通っているんですが、この学校ができた2004年当時はインド人生徒だけだったんです。

 でも、2007年ごろインド式計算がブームになって、私自身も関連本を編集したり、本(晋遊舎『インド式計算パズルインドラ―遊びながら数字に強くなる魔法の計算パズル』)を書いたりしたのですが、その頃から日本人の子どもたちが入学するようになったんですよ。

 今、娘のクラスは、14人が日本人。インド人が5人。日本人のほうが多い。この子たちは日本人として日本にいながらインドの文化の中で暮らしているわけです。彼らが世の中に出ていく時にはグローバル人材になっているでしょう。

300NAME:2018/05/20(日) 09:53:23
日本は「オンリーワン」になるべき

 プラブネ:そう考えると、海外から人を呼ぶより、自分の国でグローバル人材を育てたほうがいいんじゃないかと思うんです。必ずしも海外から人を呼べば社会がよくなるわけではないですから。異なる文化を我慢するのではなく、受け入れることは結構難しいですからね。

 ――しかし、今、日本人口が急激に減っています。海外からの雇用や、海外市場への進出は避けられないのでは。

 プラブネ:人口減はいいことじゃないですか。

 ――え!? いいことですか?

 プラブネ:私は理想、というか、必ずしも悪いことじゃないと思うし、ライフスタイルを見直す機会だと思う。世界で1位になりたいのであれば、それなりの経済パフォーマンスが必要だけれども、SMAPの歌にも「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」とあるでしょう? オンリーワンになれば、人口に頼る必要はありません。

 私は仕事でいろいろな社長さんに会うんですけど、必ず「日本でモノが売れないのは、人口減少が……」という話になります。そうじゃなくて「売れるモノを作ってないだけじゃないの?」と思う。特別なオンリーワンを見つけるといいと思います。

 ショハルフベック:僕は日本に来るまでまったく海外に出ていないんです。でも、日本の大学に来て、めっちゃ人生が変わった。物事をいろいろな立場から見られるようになりました。(出身校の)立命館アジア太平洋大学(APU)には、当時100カ国くらいから学生がきていた。ちょっとしたパーティや食事会でも少なくとも10カ国以上の人が集まるのです。

 ――国連みたいですね。

 ショハルフベック:いつも冗談で言うんですけど、「APUは十文字原という別府の山にある小さな地球」なんです。ここには日本の文化も入っていない。なので、みんなで一緒に日本の文化も含めていろいろな国の文化を学ぶんです。それを体で感じる。それと比べると、1週間の研修とかで「グローバル」を学ぶのは無理じゃないかと思う。

グローバルという言葉は危険?

 プラブネ:カルロスさんの母国スペインも多様性がありますよね。

 ドンデリス:あります。スペインの中でもそうだし、ヨーロッパにおいても周りの国はだいぶ違う。グローバルは、難しい、というか、危ない言葉かもしれない。

 たとえば、僕はスペインのほぼ真ん中にあるマドリード出身だけれども、同じスペインでも北と南は文化も考え方もだいぶ違う。そして、もうちょっと北のほうに行くと、フランス、イタリア、南のほうに行くとアフリカがあって、これらの国々もそれぞれ全然違う。

 「グローバル」というと、スペインや周辺国のことだけじゃなくて、アメリカのことも、日本のことも理解していないといけない。外国に住むと、頭の中がいろいろと変わってくる。いろいろな視点が生まれます。今の日本の学生は、留学などをしてそういう体験をしていると思いますので、これから日本もだいぶ変わるのではないでしょうか。少しずつグローバルということも生まれるかもしれません。

 ショハルフベック:ちょっと気をつけてほしいのは、グローバルは大事だけれど、自分のアイデンティティを守ることも大事だということ。外国人を受け入れると同時に、日本らしさも残しておかないといけないですね。僕は日本語を話せるけど日本人じゃなくて、ウズベキスタン人だというアイデンティティを持っているのが大事なんだと思う。

 そのうえで、お互い「違う」ことを受け入れるのが大切です。「あいつは、考え方や文化が違うから合わない」と壁を作るのではなく、自分のアイデンティティを持ちながら、ほかの人も受け入れる。それが大事なんじゃないかと思います。

301NAME:2018/05/20(日) 22:29:37
古タイヤを再生するキノコ 鳥取で発見、天然ゴムを資源化へ
2018.5.6 10:50更新
http://www.sankei.com/life/news/180506/lif1805060029-n1.html

302NAME:2018/07/17(火) 12:52:03
囲碁の世界でたった一人、“人種差別”と闘う日本人・井山裕太<1>
2018/02/27 16:01
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%9B%B2%E7%A2%81%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%80%81%E2%80%9C%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7%AE%E5%88%A5%E2%80%9D%E3%81%A8%E9%97%98%E3%81%86%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%83%BB%E4%BA%95%E5%B1%B1%E8%A3%95%E5%A4%AA-1/ar-BBJDJB6#page=2

21世紀日本に、たった一人で公然と存在する“人種差別”と闘い続ける男がいる。 去る2月8日、羽生善治を超える二度目の国内七冠制覇を果たした井山裕太は、東京・市ヶ谷の日本棋院で開催された世界戦・LG杯朝鮮日報棋王戦決勝三番勝負の第三局を戦い、中国の謝爾豪五段に敗れた。

 この日の日本棋院は二階で開催された大盤解説も満員御礼状態で、溢れた人が一階のテレビモニターにくぎ付けになっていた。テレビカメラも含む報道関係者も集まり、明らかに単なる囲碁タイトル戦を超える異様な熱気に包まれていた。 勝負の決着がついたころ、筆者の隣から何やら韓国語が聞こえてきた。少しだけ韓国語を習ったことがある筆者は聞いてみた。

 「韓国棋院の方ですか?」 「いえ、朝鮮日報です」 主催者一同だった。そして侮蔑を隠さず公然と言い放った。「イヤマだけの話ではなく、日本の囲碁自体が全然下でお話にならないからね」 筆者は言い返した。「日本では、囲碁は国家事業ではありませんからね。中国とはそこが違うのですよ」 井山裕太という一個人が中国、あるいは韓国の国家プロジェクトに立ち向かっている、それが棋士・井山裕太の偉大さではないのですか、という意味を言外に込めた。囲碁の世界には、まだまだトップレベルに及ばない日本に対する公然とした差別が現存するのを目の当たりにした。

303NAME:2018/07/17(火) 12:52:56
 だが、ある意味で日本囲碁は下に見られてもなかなか反論できない現況がある。 井山裕太の前に世界戦決勝に進出したのは、2007年1月の張栩九段戦までさかのぼらなければならない。このときのトヨタ杯準優勝以来、世界戦で決勝まで駒を進めた日本の棋士はいない。そこで、今回の決勝第三戦で大盤解説を務めていた張栩に、後日あらためて時間をもらい、話を聞くことにした。 張栩は1980年に台湾台北市に生まれ、六歳半のときから父親の囲碁英才教育を受けて急速に力を伸ばした。

 1990年に来日、林海峰名誉天元の内弟子となり、1994年にプロ入りを果たす。2003年に初タイトルの本因坊、そして王座を獲得し、2005年には先述の世界戦優勝を果たし、2009年には史上初の五冠王となり、2010年には現行タイトル7つを全て獲得するグランドスラムを達成した史上二人目の棋士となった。 実績を書き連ねるとキリがない、日本棋院を代表する大物棋士である。

◆張栩九段が語る、井山の強さ

 そもそも、謝爾豪に限らず、世界戦に出てくる若手中国人棋士はどのような人生をたどり、今の強さを手に入れているのか。「謝五段個人のことを詳しく知っているわけではないですが、一般的にこの世代の中国人棋士はものすごく厳しい環境で育ってきています。競争が非常に厳しく、中国各地に道場があり、そこに親が借金を背負ってでも高い月謝を払って子供を通わせていますから親の期待による子供への重圧も強く、まともに小学校にも行かず一日十時間以上囲碁を打っている場合が多いのですよ。下手したら文字の読み書きさえ怪しいかもしれない。そこまでやっていれば若いうちに強くなるのもある意味当然です」

 張栩自身もそうだし、井山裕太もそうだが、日本のトップ囲碁棋士の大部分は中卒である。ある意味で、日本の棋士が世界で戦ううえで最も足かせとなるのがこの義務教育にさく時間と労力である。「そういう一面は確かにありますね。僕自身高校に行っていませんが、その時間を囲碁に割けないのは惜しいと思いましたし、実際先輩棋士の多くが中卒ですからその点に迷いはありませんでした。将棋はその点高卒以上の人が多いから事情が違うのかもしれませんね。他人事だからどうでもいい、と言えばそれまでですが僕の感覚からすると高校で実績を残したものすごく優秀な野球選手が大学へ行くのはちょっともったいないよな、といつも思います。もう道が決まっているのに遠回りするのは理解できないです」

 今から三十年近く前に張栩は台湾から日本へやってきただが、当然彼は日本語がわからず苦しんだ。 逆に言えば、中国へ行けば少なくとも言語の壁には悩まされず囲碁に集中できたのではないか。「当時は囲碁に関して日本が一番強く、日本一イコール世界一というのが常識でしたからね。僕も中国の子供の大会に出て中国でプロ棋士を目指す話もいただきましたが、当時はよりレベルの高い日本を目指すのが自然でした。そして私の師匠でもある林海峰先生から始まり台湾から日本に来るという一つの流れがずっと続いていますから」

304NAME:2018/07/17(火) 12:54:31
 その後時代は変わり、日本囲碁は凋落した。そんな中で日本からああいう世界戦に出場する資格を得るためにはどうすればいいのか?「今回のLG杯に限らず、世界戦はだいたい本戦に行くまでの予選を延々と勝ち続けなければなりません。ただ、本選の32人に入るまでは賞金が出ないのですよ。ですから日本など外国から棋士が行くとなると完全に持ち出しになってしまいます。井山さんは日本が持つ3つのシード枠の一つで出場しているわけですが、本選32人に残るレベルの棋士はみな日本ならタイトルを獲ってもおかしくない実力者ばかりです。井山さんは日本の七冠を独占しているわけですから、日本の棋士の中で一人だけ図抜けているわけで、今のところ世界の舞台で戦えるのは井山裕太だけというのが日本の現状です」

 井山裕太は、幼少時から日本囲碁界の期待を一身に背負ってきた。「井山さんは小2のとき小学生大会で優勝していましたからね。6年生もいる大会ですよ。普通おかしいですよね。そのころ僕はタイトルを持っていて、彼が小5のときから何度かテレビなどで指導対局しましたが、こちらは全然“指導”とは思っていなくて、いつかこいつがオレの首をとりにくるのかな、日本囲碁界を背負って立つんだろうなと思っていました」 次回は、張栩から見た井山裕太の成長の軌跡をもう少し深く掘り下げていきたい。

【タカ大丸】 ジャーナリスト、TVリポーター、英語同時通訳・スペイン語通訳者。ニューヨーク州立大学ポツダム校とテル・アヴィヴ大学で政治学を専攻。’10年10月のチリ鉱山落盤事故作業員救出の際にはスペイン語通訳として民放各局から依頼が殺到。2015年3月発売の『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(三五館)は12万部を突破。最新の訳書に「ナダル・ノート すべては訓練次第」(東邦出版)。

 雑誌「月刊VOICE」「プレジデント」などで執筆するほか、テレビ朝日「たけしのTVタックル」「たけしの超常現象Xファイル」TBS「水曜日のダウンタウン」などテレビ出演も多数。

305NAME:2018/07/17(火) 15:01:18
中国メディアが語る日本が勝てない3つの理由。
日本囲碁界が中国韓国に圧倒されている理由
http://yuki19925704.com/2018/05/06/igo-japan-internationalgames-strategy/

306NAME:2018/07/26(木) 22:04:58
原発に代わる巨大エネルギー源、「黒潮発電」が実用化へ
2018/07/26 11:30
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e5%8e%9f%e7%99%ba%e3%81%ab%e4%bb%a3%e3%82%8f%e3%82%8b%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e3%82%a8%e3%83%8d%e3%83%ab%e3%82%ae%e3%83%bc%e6%ba%90%e3%80%81%e3%80%8c%e9%bb%92%e6%bd%ae%e7%99%ba%e9%9b%bb%e3%80%8d%e3%81%8c%e5%ae%9f%e7%94%a8%e5%8c%96%e3%81%b8/ar-BBL47GU?ocid=iehp#page=2

黒潮は台湾東方沖の太平洋から琉球諸島の西を通り、日本列島東岸をかすめて北上、房総半島沖で東に向かう濃紺の大海流だ。その流量は地球上の全河川の合計の30〜50倍といわれ、幅約50キロから100キロ。日本の沖では秒速1.5〜2メートルの巨大な川のような流れとなり、江戸時代の船乗りは「黒瀬川」と呼んでいた。 日本の目の前にあるこの巨大なエネルギー源を発電に活用すれば、原子力発電に代わる安定的で二酸化炭素を出さない電源になる可能性を持つ。そんな「黒潮発電」の実験が成功し、実用化に向け進み始めた。

 重工大手のIHIは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金約27億円と自社の約13億円を投じ、浮遊式の黒潮発電システム「かいりゅう」を開発。昨年8月から鹿児島県の口之島沖で発電実験に成功した。今月13日には、日本船舶海洋工学会の「シップ・オブ・ザ・イヤー」海洋構造物・機器部門賞を受賞した。

「かいりゅう」は全長19メートルの円筒を3本横に並べた筏のような形だ。左右の円筒の後部にある直径11メートルの回転翼で発電する。海底の重りと合成繊維のロープでつなぎ、水面下約50メートルの海中に沈める。一見簡単な仕組みにも思えるが、自動的に深度や方向、傾斜などの姿勢を制御する。 実験では秒速1.5メートルの流速で100キロワットを発電した。実用段階では回転翼の直径が約4倍の直径40メートルとなり、2千キロワットを発電する計画。約30キロ四方の海に600機設置すれば、新型の原子炉1基分の出力(120万キロワット)に匹敵する。

 IHIはまず離島用の電源として実用化する計画。将来は九州、四国、紀伊半島、房総半島などの沖にそれぞれ設置すれば、原発の代替電源になる可能性もある。黒潮は静岡県沖では蛇行するが、紀伊半島沖と房総半島沖ではほぼ決まった海域を通る。設置する海域は海岸から約40キロ、水深400メートルほどの場所を考えており、海底ケーブルで送電する。排他的経済水域内なので他国との摩擦の懸念はなく、原発や水力発電より大都市の近くで発電しやすい。送電に鉄塔が不要なのも利点だ。

 原発は放射性廃棄物の処理が困難という本質的な問題を抱える。火力発電は電力需要の変動に合わせ発電量を調節できる長所があるが、その燃料輸入には年間4兆円かかり、二酸化炭素の排出も問題だ。再生可能エネルギーでは太陽光や風力が普及しているが、発電は不安定だ。

 欧州では1日に約2回起こる潮の干満を利用する潮流発電も実用化しつつあるが、発電の時間は限られる。一方、黒潮は常に絶大な量の水が陸岸近くをおおむね一定の方向と速度で流れている。世界的にもメキシコ湾流が大西洋に出る米国フロリダ半島沖と日本東岸しかないほどの好適地で、日本にとっては天の恵み。黒潮発電が本格化すれば、英国にとっての北海油田と似た価値を持つかもしれない。

 資源エネルギー庁の山崎琢矢新エネルギー課長は「海流発電は安定した電力供給ができ、基盤的電源となり得る。新エネルギーとして最も有望。機材の価格をいかに下げるかが課題だ」と言う。NEDOは今年度から2020年度まで、次の段階の開発に22億円の助成金を拠出し、IHIは11億円を負担する予定だ。

 水深約50メートルに装置を設置すれば、潜水艦以外の船舶の航行に支障はない。設置水域によっては底引き網などの漁業を妨げる問題は出そうだが、IHIで黒潮発電開発を指揮する長屋茂樹さんは「将来は漁業協同組合に機材の点検、整備を依頼するなど協力をお願いすることも考えられる」とし、30年ごろの本格的実用化を目指している。(ジャーナリスト・田岡俊次)※AERA 2018年7月30日号

307NAME:2018/08/09(木) 11:45:41
日本が見直すべき「水力発電」の底力
竹村 公太郎
2018/08/09 06:00
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%8c%e8%a6%8b%e7%9b%b4%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%8d%e3%80%8c%e6%b0%b4%e5%8a%9b%e7%99%ba%e9%9b%bb%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%ba%95%e5%8a%9b/ar-BBLFOmH

日本は既存ダムの運用を見直すことで、さらに多くの純国産電力を生み出せる──。川治ダム、大川ダム、宮ケ瀬ダムといった巨大ダムの建設に従事してきた元国土交通省河川局長の竹村公太郎氏(日本水フォーラム代表理事)が、日本特有の自然環境とダムの現状を踏まえて、日本がとるべきエネルギー戦略を提示する。(JBpress)

水力発電は高度経済成長のエンジンだった

 第2次大戦で敗戦した日本は廃墟になった。第2次大戦は「石油をめぐる戦い」であった。戦後、日本は世界銀行から借金をして水力発電開発に向かった。 その代表が、三船敏郎と石原裕次郎が出演した映画『黒部の太陽』(1968年公開)の黒四ダム(正式名称は「黒部ダム」)発電事業だった。当時高校生だった私は、この映画を観て、ダムを造る土木技術者になろうと決めた。

 我々の年代にとって、水力発電は最も当たり前の国産エネルギーであった。水力発電は日本の戦後の高度経済成長を支えた、文字通り“エンジン”であった。 しかし、50歳以下の多くの人々は水流がエネルギーということを身近に感じない。日本の高度成長を支えたのは水力発電だったことも知らない。「水流は太陽エネルギー。ダムは太陽エネルギーの貯蔵庫」という観点から水力発電を再認識する時期に来ている。

ベルの予言「日本は水力発電で発展する」

 今から1世紀以上前の明治31年(1898年)に、グラハム・ベルが来日した。ベルは電話の発明で知られているが、地質学者でもあり当時は米国地質学会の会長であった。一流の科学誌『ナショナル ジオグラフィック』の編集責任者でもあった。 ベルは、日本列島は山が多く、雨の多い気候であることに気づき「日本は豊かな水力エネルギーを保有している」「日本は水力発電で発展する」と演説している。 日本列島はアジアモンスーンの北限にあって、さらに海に囲まれている。世界の同じ緯度の国々は、日本のように降水量は多くない。

 雨は太陽エネルギーである。太陽が海を照らし、海水が蒸発し、その水蒸気は上空で冷やされ雨となって陸に戻ってくる。この太陽エネルギーは無限にあり、量も膨大である。ただし、雨のエネルギーは単位面積当たりのエネルギー量は薄い。太陽光や風力など他の再生エネルギーと同じ欠点を持っている。つまり、雨のエネルギーを濃くする工夫をしないと、エネルギーとして使いものにならない。ところが日本列島の場合、「山」という地形がこの問題を解決してくれる。

308NAME:2018/08/09(木) 11:46:12
日本列島は薄い太陽エネルギーを集める装置

 東京23区にいくら大量の雨が降ってもエネルギーにはならない。平らな土地を水びたしにするだけである。ところが、関東の丹沢山地や奥多摩に降る雨は谷に集まり、相模川や多摩川の水となって流れ落ちてくる。山々の谷には、大量の雨が自然に集められていく。つまり、日本の山岳が単位面積当たり薄いエネルギーの雨を集め、濃い密度の水流に変えていく。しかも、山々は標高が高く、集まった水流の勢いは強い。つまり、位置エネルギーがとても大きい。 日本列島は平均すると68%が山地で、しかも列島の北海道から九州まで中央を脊梁山脈が走っている。太平洋側、日本海側を問わず、全ての土地が均等に川という水流のエネルギーに恵まれている。

ダムは太陽エネルギーの貯蔵庫

 雨と山岳地帯は自然が日本に与えてくれた恵みだ。しかし、雨の降りかたは極端に変動する。エントロピーが大きく使い勝手の悪いエネルギーなのだ。さらに、日本の地形は急峻で、降った雨はあっという間に海に戻ってしまう。大多数の河川の雨は、日帰りで海に帰ってしまい、大きな河川でも1泊2日、せいぜい2泊3日ぐらいしか陸地にいてくれない。 このために、あっという間に海に戻ってしまう水を貯蔵するダムが必要となる。このダムは山岳地帯で位置エネルギーを保つことにもなる。

 ダムはピラミッドをしのぐ巨大な構造物だが、極めて強固な構造物だ。その理由は3つある。1つ目は、ダムのコンクリートには鉄筋がないので、鉄が錆びて劣化することがない。2つ目は、ダムの基礎は強固な岩盤と一体化している。3つ目は、コンクリートの厚みが桁違いに厚く安全な構造となっている。 しかし、巨大ダムを次々と建設する時代ではない。これからは既存ダムの潜在的な水力発電能力を引き出すことが大切となってくる。

既存ダムの有効活用:【1】ダムの運用を変更する

 現在ある既存ダムの潜在的な発電能力を引き出せば、発電量の30%まで可能であると試算している。そのための方策は大きく分けて3つある。 1つ目は、ダムの運用変更で、ダムの空き容量を利用して発電に活用すること。現在日本の多目的ダムには、夏場、水を半分程度しか貯めていない。これは、襲ってくる洪水を貯留して、下流の災害を防ぐためである。 多目的ダムでは「利水」(水を利用すること)と「治水」(洪水を予防すること)の2つの目的がある。

 利水はダムに水を貯めたい、治水はダムを空にして洪水を待ちたいといった二律背反の関係にある。この両者の折衷案として、現在の多目的ダムのルールが法律で決まっている。 この「特定多目的ダム法」は昭和32(1957)年に成立したもので、当時はテレビもなく、台風進路の予測もできない状況であった。あれから60年経った21世紀の今、気象予測の水準は当時と全く違う。

 通常はなるべくダムに水を貯め、水力発電の効果を高めておく。台風が接近してくれば、今はその予測は1週間前に分かる水準にある。大雨が降る数日間から事前に放流しておけば、洪水を貯め込む空容量は十分確保できる。 ダムの潜在力を活かす鍵を握っているのは「河川法」という法律だ。河川法は過去2度改正されている。今は3度目の改正を行う時で、河川法第1条を改正して「河川の水エネルギーを最大限活用する」という趣旨の文言を付け加える改正が求められる。そして、日本国家として、河川の水エネルギーを積極的に利用していくことを宣言していく。

309NAME:2018/08/09(木) 12:02:07
【2】既存ダムを嵩上げする

 2つ目は、既存ダムの嵩(かさ)上げがある。嵩上げとは、既存のダムを高くする改築のことを言う。例えば、高さが100メートルのダムがあるとすると、このダムをあと10メートル高くすれば、多くの水が貯められ、水位も10メートル上がり、発電力の増加につながる。水の位置エネルギーは、その水量と高さに比例する。高さ的にはわずか10%の違いでも、電力で考えると単純に計算しても発電量は70%も増加する。つまり、10%の嵩上げはダムをもう1つ造るのと同じことになる。しかも、この費用は同じ規模のダム工事なのに桁違いに安く済む。 ダム嵩上げの場合は、水没集落への補償(人々の暮らす村を丸ごと水没させてしまうため)、付帯道路や付帯鉄道の費用はすでに支払い済みとなっている。新規のダム建設はもちろん、他の発電と比較しても圧倒的に安価になる。

【3】中小水力を推進する

 3つ目は、現在は発電に使われていないダムでも発電していくことだ。日本には発電に利用されていない多くのダムが存在している。大きなものでは、国の直轄の多目的ダムから、都道府県の多目的ダム、そして国や都道府県が管理している砂防ダム(小さな渓流などに設置される土砂災害防止のための設備)まで様々である。ダムは大きければ、発電量が多くなり効率はいいが、ダムの高さが10メートルクラスの砂防ダムでも発電は可能で、100〜300kWほどの電力は簡単に得られる。中水力発電の潜在力は思いのほか大きい。将来は、砂防ダムや農業用水ダムのように、発電とは別の目的で造られた多数のダムの発電能力を積極的に活用すべきである。

ダム湖は国産の油田

 私は(1)運用変更と(2)嵩上げだけで、343億kWの電力量が増やせると試算している。これに(3)現在は発電に利用されていないダムを開発(技術的には何ら問題がなく、再生可能エネルギーの固定買取制度のおかげで、経済的にも好条件となっている)して、少なく見積もって1000kWを加えると合計で1350kWの電力量が増やせる計算になる。これに既存のものを合わせると、約2200kWとなり、日本全体の電力需要の約20%を賄うことができる。

 これだけの純国産電力を安定的に得られる意味はとても大きい。仮に家庭用電力料金では、1000億kWの増加で、1kW当たりを20円とすると、年間で2兆円になる。100年で200兆円の電力が新たに生まれることになるというわけだ。 ダム技術者の私から見れば、ダムに貯められた雨水は石油に等しく、ダム湖は国産の油田のように思える。しかも、このエネルギーは、ダム湖に雨が貯まるほど増え、まるで魔法のように涸れることはない。

 私は近代文明のシンボルとも言える巨大ダム(川治ダム、大川ダム、宮ヶ瀬ダム)建設に従事してきた。しかし、巨大ダムの建設には大きな犠牲が伴った。水源地域の大きな犠牲と引き換えに、洪水を防ぎ、飲み水を供給し、近代化のエンジンであった電気エネルギーを得て、日本は高度経済成長を成し遂げた。

現在の日本の繁栄は、私たちの先人、巨大ダムに沈んだ集落の多くの人々の犠牲があって成り立っている。だからこそ、この巨大遺産を無駄にすることは許されない。有効に使っていかなければ、過去に犠牲を強いた人々(生まれ育った家、学んだ学校、遊んだ小川、恋人と歩いた丘、夫婦で将来を誓った神社やお寺など全てを失った人々)や自然環境に対して申し訳が立たない。

官民総力を挙げて水力発電に協力を

 水力発電の問題は、国交省(河川の管理)、経済産業省(エネルギー問題)、農水省(土地改良)、環境省(自然環境)、財務省(国有財産処理)、総務省(地方自治)など、多くの省庁が関係している。具体的な行動に移していくためには、それら関係省庁を指導する国会議員のガバナンスが絶対に必要になってくる。 この構想が日本の将来にとって、多大な恩恵をもたらす。 水力発電は天から日本列島が授かった純国産エネルギーなのだ。

310NAME:2018/08/09(木) 12:03:47
まるで油田、日本の豊富なエネルギー

311NAME:2018/08/09(木) 12:13:23
熱波でフル稼働も、太陽光発電の末路
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%94%bf%e6%a8%a9%e3%81%ae%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%81%a7%e5%a4%aa%e9%99%bd%e5%85%89%e7%99%ba%e9%9b%bb%e3%83%90%e3%83%96%e3%83%ab%e5%b4%a9%e5%a3%8a%e2%80%a6%e9%96%a2%e9%80%a3%e4%bc%81%e6%a5%ad%e3%81%a7%e6%92%a4%e9%80%80and%e7%b5%8c%e5%96%b6%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e7%b6%9a%e5%87%ba/ar-BBLERUr#page=2

“太陽光発電バブル”の終わりと再生可能エネルギー普及の難しさを改めて浮き彫りにする事件が起きた。 太陽光発電の縮小で業績が悪化、事業再生ADR手続き中の電子部品メーカー、田淵電機は7月4日、取引金融機関を対象とした第1回債権者会議を開いた。

 債権者会議では、金融債務の返済について金融機関から一時停止の同意を得た。返済停止の期間は、事業再生計画案の決議のための債権者会議の終了まで。計画案決定までの運転資金を融資するDIPファイナンスに優先弁済権を付与することも了承された。

 田淵電機の2018年3月期末の借入金は、連結ベースで106億円。対象は11行。メインバンクのみずほ銀行がDIPファイナンスを実行する。 同社は6月25日、経営不振を受けて私的整理の一種である事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)制度の利用を申請した。すべての取引金融機関に対して借入金元本の返済の一時停止を求めた。 国の認証を受けた第三者機関である事業再生実務家協会のもとで、事業再生計画を策定する。8月6日の第2回の債権者会議で計画案について協議。第3回は9月27日に開催し、事業再生計画案の決議を予定している。

 田淵電機は1925年創業。電源装置に強みを持つ電子部品メーカーである。太陽光発電市場の拡大を背景に、太陽光発電用パワーコンディショナー(変圧器)の製造に乗り出し、2015年3月期は過去最高の532億円の売り上げを計上した。 ところが、再生可能エネルギーの固定買い取り価格の切り下げで、国内の太陽光発電市場が縮小し、変圧器の売り上げが激減した。18年 3月期の連結売り上げは264億円とピーク時から半減した。最終損益は88億円の赤字(前期は57億円の赤字)で、2期連続の最終赤字となった。不振の変圧器の生産設備などの減損損失で46億円の特別損失を計上。18年3月末の自己資本比率は5.6%。17年3月期の31.1%から大幅に低下した。

 単体では8億円の債務超過に転落し、金融機関と締結している借入契約の財務条項に抵触。「継続企業の前提に関する疑義注記」(ゴーイングコンサーン注記)が付記された。そのため、金融機関との協議のうえでADRの成立を目指すことにした。 田淵電機のADR申請は、太陽光発電バブルの後遺症といえるかもしれない。

312NAME:2018/08/09(木) 12:13:55
●太陽光発電バブルの発生と消滅

 2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故で日本のエネルギー政策が見直されるなか、当時の民主党政権は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社が買い取る固定買取価格制度(FIT)を導入した。 12年に始まったFITは40円(キロワット時)という高い買い取り価格を設定した。株式や債券と比べても高い利回りが期待できることから、申請件数が膨れ上がった。 まず権利だけ取得して建設は後回し、という事例が続出。ドイツの2倍超と、世界的にも高水準の価格での売電の権利を、最初から転売する目的で申請するケースも多発した。

 再生エネルギーの買い取り費用は、一般家庭や事業者が払う電気代に上乗せされる「再エネ発電促進賦課金」を原資としており、太陽光発電バブルで消費者の負担が急増した。賦課金は、使用電力が月300キロワットの標準的な家庭で12年度は年間約790円だったものが、17年度には年間約9500円に達し、批判が高まった。

 そこで政府は17年4月、FIT法を改正。権利を保有するだけで、実際にはビジネスを手掛けない事業者を排除するため、買い取り価格をキロワット時21円に引き下げた。これにより合計2800万キロワットの発電計画が失効したとされている。これは一般家庭の約1割、560万世帯の消費電力分に相当する。法改正で太陽光発電バブルが弾け、多くの企業が同ビジネスからの撤退を余儀なくされた。 太陽光パネルメーカーの京セラは、三重県の組み立て工場を17年春に休止。昭和シェル石油の子会社、ソーラーフロンティアは国内の生産を30%減らした。パナソニックも16年2月以降、大阪府内の主力工場の稼働を停止した。

 政権交代で誕生した安倍晋三政権は、民主党政権が立ち上げた再生エネの振興に熱心ではなく、むしろ原子力発電重視との声もある。 経済産業省は17年11月、新設する大規模太陽光発電所(メガソーラー)から買い取る電気の価格を決める入札を実施した。発電出力2000キロワット以上のメガソーラーを新設する事業者が応札した。

 9案件のうち最安値は1キロワット時当たり17円20銭。落札者は8社で、このうち4社は外資系が占めた。安い部材を調達できる海外勢が国内でも攻勢を強めている。国内事業者の多くは、「17円20銭では採算が合わない」として応札を見送ったとされる。太陽光発電に対する熱気は消し飛んでしまった。

 7月23日、観測史上最高気温となる41.1度を埼玉県熊谷市で記録した。日本列島が災害級の熱波に襲われたにもかかわらず、電力不足に陥ることはなかった。太陽光発電がフル稼働したためといわれている。 真夏の電力需要のピークは、晴天で気温が上がる午後に集中する。太陽光発電は、夏の電力需要のピーク時に威力を発揮する電源なのだ。電力不足を回避できたのは、太陽光発電バブルがもたらしたケガの功名といえそうだ。(文=編集部)

313NAME:2018/09/10(月) 23:47:45
国産エネルギーはほとんどない!? 今知っておくべき日本のエネルギー事情(前編)
2018.08.01
http://www.concent-f.jp/enesta/enesta_01?utm_source=popin&utm_medium=adnw&utm_campaign=concent

今、日本のエネルギー事情がどうなっているのか、最前線で活躍する先生が分かりやすくレクチャーする「エネスタ!」(Energy Study!)。第1回は、日本エネルギー経済研究所の小川順子先生に、日本が直面しているエネルギー問題について教えてもらいました。生徒には、理系女子大生の大野南香さん、読者モデルの高橋晴香さん、働く女子の多田恵さんの女子代表3人が参加。将来、考えていかなければならないエネルギーについて、一緒に勉強しましょう!

先生「さて、今、日本のエネルギーについて何か知っていることはありますか?」 大野「太陽光発電が流行っていますよね? 家の屋根の上にパネルがあるのを見たことがあります」 高橋「原子力発電所の事故があってから、反対する声が気になっています」 多田「トランプ大統領がパリ協定から脱退して、すごい批判されましたよね。日本にも影響があるんじゃないかって……」

先生「皆さんの言ったことは、それぞれ日本のエネルギーに関係している話ですね。それら全てを含めて、日本は本当にたくさんのエネルギー問題を抱えていて、今、大きな局面を迎えているんです。まずはこの図を見てください」

先生「エネルギー自給率とは、暮らしや産業活動に必要なエネルギー資源のうち、自国で確保できる割合のこと。日本を見てみると、先進国35カ国中、ルクセンブルクに次いでワースト2位。約8%しかないのです」 大野「ということは、エネルギー源のほぼ全てが輸入ってことですよね? 資源って、何を輸入しているんですか?」

先生「ほとんどが石油、石炭、天然ガスといった化石燃料です」 大野「ということは、そもそも日本にはそういった化石燃料がないってことなんですか?」 先生「その通り。日本は化石燃料をはじめとするエネルギー資源がほとんどなく、外国から輸入しなければならない状態です。日本の自給率は約8%と極めて低い水準で、数字だけでも厳しさは伝わると思います。もし、今、エネルギー資源を輸入している諸外国の情勢が変わって、輸出をストップすると言ってきたら私たちはどうなると思いますか?」 多田「車や飛行機は使えなくなるし、電気が止まって生活もできなくなっちゃいます」

先生「なので、輸入頼みのままではまずい。そこで日本は、エネルギー自給率の向上を目指しているんです」 多田「そもそも資源がないのに、どうやってエネルギー自給率を上げるんですか?」 先生「自然のエネルギーを活用する太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギー(以下、再エネ)の比率を増やしつつ、同時に原子力発電所を再稼働させることで、エネルギー自給率を向上させる予定になっています」 高橋「えっ!? 原子力って再稼働させるんですか?」

先生「太陽の光や川の水、風を資源とする再エネは、国産のエネルギーとしてイメージできると思いますが、実は、原子力も燃料をリサイクルすることができるため、『準国産』のエネルギーとして自給率に組み込むことができるんです」 多田「そうなんですか。準国産って面白いですね」 先生「また、電力をどれだけ安定して供給できるか、さらに、発電にかかるコスト、環境への影響なども考慮すると、原子力は資源の少ない日本における重要な電源の一つとして必要になってきます」 高橋「でも、原子力を動かすからには安全を最優先にしてほしいです。そうすると、その分、安全対策などでお金がかかりそうな気がするんですが……」

314NAME:2020/01/11(土) 13:32:49
南鳥島深海レアアース採取急ぐ 中国に先行、1年前倒し
2020.1.4
https://special.sankei.com/f/politics/article/20200104/0001.html

地球深部探査船「ちきゅう」を用いて南鳥島(東京都小笠原村)周辺の深海底からレアアース(希土類)を採取する実証試験について、政府が着手する時期を1年以上前倒しし、令和3年度の初めから行うことが分かった。中国が昨年7月、南鳥島付近の公海で海底鉱物の排他的探査権を取得したことを踏まえた。今後、中国がハイテク製品に欠かせないレアアースの海底採取を本格化させる前に、回収技術の実用化に向けた対応を急ぐ。

 南鳥島周辺の水深5000メートル超の海底では、電気自動車のモーターなど高性能磁性材料に使われる元素を相当量含むレアアース泥が確認されている。

315NAME:2020/02/16(日) 22:59:31
日本の国力がアジアで低下、このままでは韓国にも追い抜かれる理由
野口悠紀雄
2019/12/12 06:00
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9B%BD%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%81%A7%E4%BD%8E%E4%B8%8B%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AF%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%82%82%E8%BF%BD%E3%81%84%E6%8A%9C%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1/ar-AAK247z

世界経済が成長する中で、日本の生産性が低下している。このため、日本の相対的地位が低下する。 シンガポールと香港が、1人当たりGDP(国民総生産)ですでに日本より高い値だ。近い将来に、韓国と日本の関係も逆転する。 生産性向上の基礎となるべき高等教育の分野で、日本の落ち込みが著しい。 経済力が落ちるから教育・研究が進まず、開発力が落ちる。そのため経済力が落ちる、という悪循環に陥っている。

韓国や台湾が、1人当たりGDPで日本に迫る

 アジア諸国地域の1人当たりGDPを、日本を100とする指数で見ると、シンガポールと香港は、2000年代の初めには日本の6割程度だったが、シンガポールは00年代の中頃に日本を抜いた。現在では、日本の1.5倍を超えている。

 香港は14年に日本を抜き、現在では日本の1.2倍を超えている。 ただし、どちらも都市国家(地域)であり、人口が少ないので、特殊なケースだと考えられるかもしれない。 しかし、最近、新しい現象が生じている。それは、韓国や台湾が1人当たりGDPで日本に迫っていることだ(図表1、一部は、IMFによる推計)。

 これがとくに明瞭な形で現れているのが、韓国だ。 韓国の1人当たりGDPは、00年代初めには日本の3割程度でしかなかったが、00年代の半ばには50%を超えた。その後、08年には、リーマンショックの影響で、日本との格差が開いた。 しかし、12年頃から、韓国の1人当たりGDPは再び日本に近づいている。18年に8割をこえた。 IMF(国際通貨基金)の推計では、23年には日本の85%になる。 韓国の最低賃金は、すでに日本より高くなっている。

2040年には韓国が日本より豊かな国になる

 1人当たりGDPで、韓国は日本との差を縮めつつあるので、いずれ日本より高くなることが予想される。 図表2に示すOECDの推計によると、日本の1人当たりGDPは、2020年の3万9666ドルから、40年には5万4308ドルと1.4倍になり、60年には7万7242ドルと1.9倍になる(Dataset: Economic Outlook No 103 - July 2018 - Long-term baseline projections)。 しかし、40年には、韓国が5万9338ドルとなって、日本を追い越すのだ。 60年には、韓国は8万3300ドルとなり、日本より7.8%ほど高い水準になる。

 この予測は、多くの日本人が認めたくないものだろう。 日本では、韓国の問題点がよく報道される。確かに問題が多い。 とくに文在寅政権の対日政策は、基本的に誤っていると考えざるを得ない。 しかし、それとは別に、韓国の経済が成長していることも事実なのである。これは率直に認めなければならない。

 例えば、韓国では次世代通信である5Gの商用サービスがすでに開始されているし、それに対応したスマートフォンでも、サムスン電子やLG電子の製品が大きなシェアを占めている。 大学のランキングでも、後述のように韓国は力を蓄えつつある。 国際機関のトップに就く韓国出身者も増えている。

 1人当たりGDPで日本との差を縮めつつあるのは、韓国だけではない。 中国の1人当たりGDPは、00年には日本の3%でしかなかった。しかし、20年には、すでに日本の27%になっている。IMFの予測だと、22年に日本の3分の1程度になる。 前述のOECDの推計によると、中国の1人当たりGDPは、40年には3万3421ドルとなって、その時点の日本の61.5%になる。60年には4万9360ドルとなって、日本の63.9%になるのだ。

 日本はアジアで最初に工業化した国であり、1980年代には世界経済における地位が著しく向上した。その状況がいまでも続いていると考えている人が、日本には多い。 しかし、現実の世界は、すでに大きく変わってしまっているのだ。 韓国、台湾、シンガポール、香港は、70年代以降急速な工業化と高い経済成長率を達成した諸国・地域で、かつてはNIES(新興工業経済地域)と呼ばれた。それらの国や地域が、日本に追いつき、追い抜いていく時代になったのだ。

316NAME:2020/02/16(日) 23:00:00
「大学の実力」で大きな差 清華大が世界一、東大は134位

 日本の1人当たりGDPが伸びないのは、生産性が向上しないからだ。 そして、生産性が向上しないのは、技術開発能力が落ちているからだ。 そこで、技術開発能力の基礎となる高等教育の状況を見ておこう。 イギリスの高等教育専門誌THE(Times Higher Education)は、2019年9月、20年の「THE世界大学ランキング」を発表した。 それによると、アジアのトップは中国の清華大学(世界23位)、第2位は北京大学(世界24位)、第3位はシンガポール国立大学(世界25位)、第4位が香港大学(世界35位)だ。

 やっとアジア第5位に、東京大学(世界36位)が登場する。 そして、第6位の香港科学技術大学(世界第47位)、第7位の南洋理工大学(世界48位)と続く。アジアの大学で世界50位以内は、ここまでだ。 日本第2位の「京都大学」は世界65位となっている。 世界の上位200校に入る大学数は、中国が7校、韓国が6校、香港が5校、シンガポールが2校となっている。 それに対して、日本は、東京大学と京都大学の2校のみだ。 このように、大学の実力は、すでに、中国、韓国、香港、シンガポールに追い抜かれている。

 先端的な分野について見ると、日本の立ち後れは、さらに顕著だ。 コンピュータサイエンスの大学院について、U.S. News & World Report誌がランキングを作成している(Best Global Universities for Computer Science)。 それによると、世界第1位は清華大学だ。以下、第2位が南洋理工大学、第4位がシンガポール国立大学、第6位が東南大学(Southeast University)、第7位が上海交通大学、第8位が華中科技大学(Huazhong University of Science and Technology)となっている。

 このように、アジアの大学院が、世界トップ10位のうち6校も占めているのだ。 ところが、それらはすべて中国とシンガポールの大学である。 日本のトップは東京大学だが、世界のランキングは134位だ。 まるで比較にならない状態だ。

ノーベル賞は「過去」を そして大学が「未来」を表わす

「今世紀に入ってからのノーベル賞の受賞者数が、アメリカに次いで世界第2位になった」と報道された。 これと、上で見た大学・大学院の状況は、あまりに乖離している。なぜだろうか? それは、ノーベル賞は、過去の研究成果に対して与えられるものだからだ。 日本の研究レベルは、1980年頃には、世界のトップレベルにあったのだ。 大学の給与で見ても、80年代から90年代にかけては、日本の大学の給与のほうが、アメリカより高かった。

 アメリカ人の学者が、「日本に来たいが、生活費が高くて来られない」と言っていた。そして、日本の学者は、アメリカの大学から招聘されても、給与が大幅に下がるので、行きたがらなかった。 ノーベル賞に表れているのは、この頃の事情なのだ。

 ところが、給与の状況は、現在ではまったく逆転している。 日本経済新聞(2018年12月23日付)によれば、東京大学教授の平均給与は2017年度で約1200万円だ。 ところが、カリフォルニア大学バークレー校の経済学部教授の平均給与は約35万ドル(約3900万円)で、東大の3倍超だ。中には58万ドルを得た准教授もいる。 アジアでも、香港の給与は日本の約2倍であり、シンガポールはさらに高いと言われる。 これでは、学者が日本に集まるはずはない。優秀な人材は海外に行く。 ノーベル賞は過去を表し、1人当たりGDPは現在を、そして大学の状況が未来を表しているのである。

317NAME:2020/02/16(日) 23:00:17
日本の給与水準では、高度専門家を集められず悪循環に

 日本の給与が低いという問題は、大学に限られたものではない。 2年前のことだが、グーグルは、自動運転車を開発しているあるエンジニアに対して、1億2000万ドル(133億円)ものボーナスを与えた。 これは極端な例としても、自動運転などの最先端分野の専門家は、極めて高い報酬を得ている。 世界がこうした状態では、日本国内では有能な専門家や研究者を集められない。トヨタが自動運転の研究所トヨタ・リサーチ・インスティテュートをアメリカ西海岸のシリコンバレーに作ったのは当然のことだ。

 最近では、中国の最先端企業が、高度IT人材を高い給与で雇っている。 中国の通信機器メーカーのファーウェイは、博士号を持つ新卒者に対し、最大約200万元(約3100万円)の年俸を提示した(日本経済新聞、7月25日付)。 朝日新聞(2019年11月30日付)によると、今年、ロシアの学生を年1500万ルーブル(約2600万円)で採用した。 CIO(最高情報責任者)の年収は、日本が1700万〜2500万円であるのに対して、中国では2330万〜4660万円となっている。

 日本の経済力が落ちるから、専門家を集められず開発力が落ちる、そして、開発力が落ちるから経済力が落ちる。このような悪循環に陥ってしまっている。 これは、科学技術政策や学術政策に限定された問題ではない。日本経済全体の問題である。 この状態に、一刻も早く歯止めをかけなければならない。(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問 野口悠紀雄)

318アダマンタン:2020/05/23(土) 01:36:24
 ダイセルの久保田邦親博士(工学)のCCSCモデルは凄い、ノーベル賞受賞の有名な物理学者
ヴォルフガングパウリがいう、「固体は神がつくり、表面は悪魔が作った。」という名言を
よくトライボロジー関係の専門家が引用するのだが、その悪魔の原因を突き止めた。
機械部品のオイルを介した摩擦の中心的モードである境界潤滑状態をボールオンディスク試験
で再現してラマン分光で計ったら、オイルがナノレベルのダイヤモンドになることが
分かった。これが気まぐれな悪魔で、ニュースにもよくなる自動車やジェットエンジンの
炎上の予測の難しさだったという。ラマン分光のセンサーは小型化して重要部分には
取り付けると格段に安全性は高まり、ダイヤモンドを作らない表面システムをつくる
ことで高面圧な摩擦面ができエンジンなどの機械部品の小型化に可能性が見いだされ
たとする識者もいる。

319NAME:2020/08/27(木) 00:08:02
眠れる町工場 コロナで覚醒のとき 「宝の山」海外投資家が熱い視線
全国新聞ネット
2020/08/24 07:30
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%e7%9c%a0%e3%82%8c%e3%82%8b%e7%94%ba%e5%b7%a5%e5%a0%b4-%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%81%a7%e8%a6%9a%e9%86%92%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d-%e5%ae%9d%e3%81%ae%e5%b1%b1-%e6%b5%b7%e5%a4%96%e6%8a%95%e8%b3%87%e5%ae%b6%e3%81%8c%e7%86%b1%e3%81%84%e8%a6%96%e7%b7%9a/ar-BB18hLNS

新型コロナウイルス感染症の世界的流行でサプライチェーンが寸断され、第二波・第三波の可能性も高まる中、製造業の経営環境が不透明さを増している。だが、製造業のデジタル化の未来を描いた『小説 第4次産業革命 日本の製造業を救え!』の著者の一人で、産業政策と民間企業コンサルティングの2つの領域で長年経験を積んだ野村総合研究所主席研究員の藤野直明氏によれば、むしろ今こそ地方の中小製造業が飛躍するチャンスだという。一体どういうことなのか。中小製造業が海外投資家から注目を集める理由や、カギを握る「工場のスマート化」について解説してもらった。

*  *  *  *  *

■DXで広がる可能性 最近、興味深い事実を耳にした。海外機関投資家が日本の地方の中小製造業への投資機会を探しているというのである。「日本の地域中小製造業のノウハウを新興国企業と連携させ展開することで、新興国の経済成長を加速させよう」という狙いだという。

 確かに、日本が誇る高品質の製造・加工ノウハウは、実は地域の製造業が有している。そして世界の製造業でデジタル・トランスフォーメーション(DX)が進む今、この技術力がさらに注目を集めるようになってきた。

 なぜなら、DXは世界の製造業を円滑に連携させ、従来の垂直的な多重下請け構造から、オープンで水平的なネットワーク構造へ産業構造を転換させつつあるからだ。日本の中小製造業が今まで以上に世界へ羽ばたきやすくなってきたと言えるのである。

■高評価なのに「投資不適格」 しかし、海外機関投資家が興味を有するにも関わらず、現段階ではその多くの案件がディールに結び付いていない。理由は、ITやDXの遅れによって製造技術や製造管理技術などのシステム化ができていないからである。

 コロナショックで、ようやく多くの企業で注目され本格的な検討に入ったという指摘もあるものの、充分というには程遠い状況である。率直にいうと、現場の暗黙知としての経験と勘にのみ依存する工場はスケールアウトできないし、円滑な技術移転や技術継承が難しい。

 こうした企業は海外機関投資家の立場からみると明らかに投資不適格なのである。「原価計算はエクセル、スケジューリングはホワイトボード、品質管理は定年後の嘱託の技術者の経験と勘では、申し訳ないが投資不適格と言わざるを得ません」というわけである。

■IT投資 放置したツケ IT投資のリスクを現場に負わせ、経営者自らが判断し意思決定をしてこなかったツケが顕在化している。現場もカイゼンというスローガンの下でIT投資を回避した方が投資失敗の責任を負わなくて済む。

 「経営と現場の囚人のジレンマ」の閉塞構造の結果生じた“先進国日本の製造業の弱点”が露呈している。この背後には、部分しかみえない現場発のIT設計では、経営の全体最適からは遠いためにIT投資の成功が容易ではないという構造的な問題も垣間みえる。 実は、地域製造業の構造的な弱点である「円滑な技術継承、事業承継、M&A(PMI)や海外展開が容易にできないこと」の理由もほぼ同じである。 なぜ、この問題が、先進国日本で今まで放置されてきたのか。不思議ですらある。

320NAME:2020/08/27(木) 00:08:33
■韓国や東欧にも遅れる日本 なぜ、先進国日本の地域製造業において、IT投資やDXの遅れが発生しているのであろうか。理由は、日本における「ビジネス教育、特にOM(オペレーションズ・マネジメント)教育の機会が乏しい」ことである。

 ドイツやアメリカなどの欧米先進国とだけ比較して言っているのではない。驚くべきことに、シンガポールはもちろん、韓国、台湾などのアジア先進国、北欧、またチェコやブルガリアなどの旧東欧諸国と比較しても、教育機関の数と内容という点で、日本は圧倒的に産業向けのOM教育資源に乏しく、またカリキュラムや人材の育成が遅れている。もしくは“手つかず”となっていて、気づくことも難しい状態にある。 この結果、製造業務、製造管理業務の形式知化、組織知化、経営のシステム化(ITのことだけではない)が遅れているのではないかと筆者は考えている。

 経営工学やOMは、いわゆる文系経営学の範疇には収まりにくく、かつ理工学部の主要分野からは遠くみられがちで、大学交付金の削減の影響を最も受けてきた教育・研究分野ではないかと筆者は危惧している。

 一方、海外諸国では、トヨタ自動車の米国進出を契機に、大統領報告で当該領域の研究・教育の重要性が指摘され、MBA教育に取り入れられた。OMを研究する新しい学会は米国POMSが1万人、欧州EUROMAが5000人という規模に育ってきている。日本とは全く逆の動きである。

 よく誤解をされるので、あえて強調しておきたいが、筆者は、日本でよく喧伝される、いわゆる「データサイエンスやAI(人工知能)のプログラミングができる人材や教育機会に乏しい」と言っているのではない。筆者は、社会人向けの「ビジネス教育、特にOM教育の機会が乏しい」ことを指摘しているのである。 つまり、「何に対してAIを活用したいのかお聞かせください。可能かどうか検討します。必要なデータも準備して下さい。データがなければ何もできませんので」という立場のデータサイエンス、AI人材だけが不足しているのではない。

 経営者に対して「わが社の技術はこの点で優れています。米国A社と提携し成長させましょう。しかし、現在の業務管理能力では技術を盗まれるだけです。製造・加工ノウハウを制御プログラムに形式知化、ソフトウェアとしてブラックボックス化し、クラウド上で展開できるようにしましょう。一部でAIも活用できるはずです。検証させて下さい」という、いわゆるOM戦略を、一緒に考え、分析し、提言できるOM人材こそが必要とされているのである。

321NAME:2020/08/27(木) 00:08:51
■クラウド技術によるITの価格破壊 もう一つ日本企業があまり知らされていないことに、クラウド技術によるITの価格破壊により、製造管理業務・製造業務の形式知化、組織知化、システム化が安価で容易になったことがある。食わず嫌いはあまりにもったいない。

 DXが世界で騒がれている背景には、世界中どこでも安価に活用できるようになったクラウド技術により高度なソフトウェアが安価に活用できる環境となったことがある。 通信環境とPCさえあれば、高度なソフトウェアはもはや、安価にかつ世界中同様の環境で活用できる(グローバル価格)のである。このソフトウェアを有効に活用し、世界市場へ向けた地域中小製造業のスケールアウト戦略が、今、求められている。

 しかし、あまりにもITが安価になりすぎたために、いわゆる「ベンダーの営業」が地域製造業に来なくなり、かえって身近なものではなくなったという逆転現象が起きている。日本ではITはベンダーから調達するもの、という意識がまだ強い。 ベンダーもビジネスである。営業コストは日本でのプロフェッショナル人材の人件費である。このため、安価なクラウドサービスを売るために高い営業コストはかけられないのである。 このため、ITベンダーの営業にだけ頼ろうとせず、基本は経営層が自ら学習するというスタンスが重要となる。

■経営層へのOM教育を 地域の中小製造業者が自分で学習しようとしても、現在、日本の地域には社会人向けのビジネススクールは乏しい。ここに日本の大きな弱点がある。 地域製造業の経営層へ、経営工学やOMを含む国際水準のビジネス教育、IT、IoT、DXの体験と実証ラボ機能の整備が必要である。こうした教育トレーニング機能は、ドイツやEUだけでなく、シンガポールでも整備が進んで久しい。

 実は、日本でも佐賀県や北九州市において既に同様の取り組みが始まっている。佐賀県は、先進的な業務ソフトウェア企業が地域製造業経営層とのコミュニケーションを図るための仕組み構築を図っている。既に海外企業8社、県外企業47社を含む157社がサポート企業となっている。 北九州市では、北九州高等工業専門学校や早稲田大学大学院情報生産システム研究科とタイアップして、昨年より地域製造業経営者が自ら参加するビジネススクールを、1泊2日の合宿を約10回行う形式で運営している。

 各地域において、AIやIOT等の技術そのものではなく、まずOMのカリキュラムを中心とした経営者向けのビジネススクールを早急に開設し、世界水準の知識について、地域の製造業や学者・技術士、中小企業診断士やコンサルタント、地銀のバンカーらが議論をしながら検討できる場を設けてみることはいかがだろうか。

■逆転と飛躍の最後のチャンス 実は、地域中小製造業の最大の課題は事業承継である。事業承継時にもし人材が不足するのであれば、都銀や地銀バンカーや商社人材をCEO人材として育成し、地域経済のイノベーションを実現することが有効ではないだろうか。

 もちろん「地銀のバンカーの審査業務と製造業のCEO業務では、考え方が真逆だから無理だ」という指摘もあることを筆者も知っている。しかしながら「他に誰ができるのか」と問うと「他も考えられない」という回答が多い。都銀、地銀バンカーで製造業のCEOに関心のある方にOM教育を集中的に行い、その中からCEO人材が育ってくることを期待したい。

 さらに、CTO人材はUターン、Jターン、Iターン人材を狙うことも効果的である、実は、コロナショック以降、U/J/IターンでのCTO人材は獲得しやすくなっていると指摘する向きも多い。地域経済にとって、また日本の地域中小製造業にとっては逆転と飛躍のチャンスであることは確かである。 もっとも、これが最後のチャンスかもしれない。IT基盤は世界共通、新興国を含む競争は今後ますます激化していくからである。従来の系列的なグループ取引は解消されてきている。技術力と経営力とで、早期にこの飛躍のチャンスを活かすべきである。

【参考資料】藤野直明、梶野真弘『小説 第4次産業革命 日本の製造業を救え!』(日経BP社、2019年)九州経済産業局レポート

322プラスチックサステナブル:2021/01/29(金) 17:29:21
現代のレガリア
ダイセルリサーチセンターの久保田邦親博士(工学)が開発したSLD-MAGICの結晶の秘密は安来で解明
されていた。このダイヤモンド理論で産学連携が活況化するのを期待したい。

323マリンエンジニア:2021/04/20(火) 11:17:56
結晶の秘密はトランプエレメント。熱力学的に精錬不可能なこの元素が性能を高める
なんてサステナブルな技術開発の鏡みたいなもんだな。

324NAME:2021/09/02(木) 21:24:00
光触媒「発見者」藤嶋昭氏と研究チーム、中国・上海理工大に移籍
毎日新聞
2021/09/02 18:37
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%85%89%e8%a7%a6%e5%aa%92-%e7%99%ba%e8%a6%8b%e8%80%85-%e8%97%a4%e5%b6%8b%e6%98%ad%e6%b0%8f%e3%81%a8%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0-%e4%b8%ad%e5%9b%bd-%e4%b8%8a%e6%b5%b7%e7%90%86%e5%b7%a5%e5%a4%a7%e3%81%ab%e7%a7%bb%e7%b1%8d/ar-AAO144v

光で化学反応を起こす「光触媒」を発見し、ノーベル賞候補にも名前が挙がる藤嶋昭・東京大特別栄誉教授(元東京理科大学長)が8月末に、自ら育成した研究チームと共に中国の上海理工大に移籍した。同大は今後、藤嶋氏を中心とした研究所を新設する。

 財源不足などにより日本の研究環境が悪化する中で、産業競争力にも直結する応用分野のトップ研究者らの中国移籍は、日本からの「頭脳流出」を象徴する事例とも言えそうだ。

 上海理工大の発表によると、藤嶋氏と研究チームは専任職として勤務する。同大は今後、藤嶋氏のチームの研究を支援するプラットフォームとして、光触媒に関連する国際的な研究所を学内に設置する計画だ。

 日中の学術交流関係者によると、この研究所の新設・運営費用については、上海市政府と同大が共同で拠出する方向で準備が進められてきた。その規模は日本円で数十億円になる見込みだという。

 上海理工大は発表で、藤嶋氏の移籍について「我が校の人材確保事業における重要な成果であり、我が校の力量を強めるものだ。質量共に高い成果を生み出すことを期待し、全力で藤嶋氏とその研究チームの仕事を支えていく」と語る大学幹部の言葉を伝えた。

 藤嶋氏は、経済産業省の「イノベーション拠点立地支援事業」の支援で東京理科大内に2013年に設置された光触媒国際研究センターのセンター長も務めてきた。現在はスペースシステム創造研究センターに改組され、藤嶋氏は特別顧問となっている。今回の藤嶋氏の移籍や研究所の新設について、東京理科大は関与していないという。

 藤嶋氏は、世界各国からの留学生の育成にも力を入れてきた。そのうち3人は中国の学術界を代表する「中国科学院」の院士に選ばれた。19年には、こうした日中間の科学技術交流への貢献から、中国の発展に貢献した外国人専門家に授与される「中国政府友誼(ゆうぎ)賞」を受けている。【北京・米村耕一】

325NAME:2021/09/13(月) 11:24:42
完全年功序列、日本一綺麗を謳う青果仲卸に求職者が殺到。伝えるのは「やらないこと」
https://bizhint.jp/report/420778?utm_source=Taboola&utm_medium=Discovery&utm_campaign=tb_200930&trcd=tb_200930_sankeidigital-sankei_%E5%AE%8C%E5%85%A8%E5%B9%B4%E5%8A%9F%E5%BA%8F%E5%88%97+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E7%B6%BA%E9%BA%97%E3%82%92%E8%AC%B3%E3%81%86%E9%9D%92%E6%9E%9C%E4%BB%B2%E5%8D%B8%E3%81%AB%E6%B1%82%E8%81%B7%E8%80%85%E3%81%8C%E6%AE%BA%E5%88%B0+%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%82%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%8D&tblci=GiB4mBJabKKp23JxM45XU43LC6XTTWx0XkHaFu5Hub1ToSDIpUgo7Iex8rzP166zAQ#tblciGiB4mBJabKKp23JxM45XU43LC6XTTWx0XkHaFu5Hub1ToSDIpUgo7Iex8rzP166zAQ

BizHint 編集部 2020年6月3日(水)掲載

京都中央卸売市場内にある青果の仲卸業、万松青果株式会社。卸売市場での取引高が年々減少し、仲卸業者数も減少している中、万松青果はこの10年間増収増益を続けています。 「完全年功序列・家族主義・日本一綺麗な仲卸」を標榜するレガシーな業態でありながら、求人募集の際には応募が殺到するといいます。その背景や人材に対する考え方について、専務取締役の中路和宏さんにお話を伺いました。

似たものどうしというのは、うまくいかなかった
異質な人を認める社風

私は 経営理念で重要なのは「〜します」ではなく、「〜しません」という言葉 だと思っています。当社は「絶対に不当なリベートは支払いません。不正な取引はしません」と、グレーなことを認めない会社にしました。従業員には「当社は間違ったことはしない。誰にも後ろ指をさされることはない会社だ」と、誇りを持って欲しかったのです。

――今の時代に「年功序列・家族主義」を掲げていることも特徴的です。

中路さん: 年功序列というのは、正確に言うと勤続年数のことですね。実は以前、能力主義・成果主義を導入したことがあるんですよ。売上が上がれば給料も上がる、という具合に。しかし結果として、売上の増加には結びつきませんでした。

326NAME:2021/09/21(火) 04:05:18
「月給9万円」低賃金放置 アニメ産業、中国に人材流出
安いニッポン・ガラパゴスの転機(4)
商品ニュース
2021年6月24日 18:55 (2021年6月25日 5:18更新) [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC283WJ028052021000000/?unlock=1

こぎれいなフロア内で数人の日本人アニメーターがタブレット画面に向かって、中国向けのアニメやゲーム動画を描いていた。東京都町田市のオフィスビルの5階。ネット大手、テンセント傘下の閲文集団(チャイナ・リテラチャー)が出資するアニメスタジオ「彩色鉛筆動漫」(中国・重慶)の日本拠点だ。

従業員は18人と3年で約3倍に増えた。専門学校卒の初任給は17万円程度で住宅手当や交通費も払う。「給与や休みなど安定した処遇が魅力」。国内アニメ制作会社から移った30代の女性作画監督は打ち明ける。

アニメーターが中国の企業に流出している。「2年以上の3Dアニメ制作経験者、月給2万〜4万元(約34万〜68万円)」。中国の求人サイトでは都市部でこんな募集が目立つ。「優秀な人材は年収1千万円超」とアニメ関係者は言う。

「風の谷のナウシカ」「鬼滅の刃」――。日本アニメへの世界の高い評価とは裏腹にアニメーターの待遇は劣悪だ。日本アニメーター・演出協会(東京・千代田)の調査では年収が400万円以下との回答が54.7%にのぼる。日本の民間企業の平均(436万円、国税庁調べ)を下回る。

協会に非加盟の中小・零細の制作会社のアニメーターはもっと悲惨だ。「若手は月給9万円、生活できず入社3年以内に9割が離職する」とNPO法人、アニメーター支援機構の菅原潤代表理事は指摘する。若者のアニメへのあこがれに甘え、低賃金の人海戦術を展開してきたためだ。

中国の求人サイト「職友集」によるとアニメーターの平均月収はこの5年で7割以上伸びた。統計数字だけを見ると日本が上回るが、「新人は月給3万円という会社もある」(菅原氏)。流出の底流に日中の給与水準の接近と逆転がある。

国内企業だけの閉じたガラパゴス型の競争はデジタル革命の進展で一変した。テンセントなど売上高が1兆円超の巨大ネット企業がアニメも配信する。事業規模は日本の映画会社などをしのぎ、制作費も多い。彩色鉛筆動漫の日本法人で社長代理を務める瞿史偉氏は「日本のアニメ制作費は米中の動画配信大手の7割」と指摘する。

ネット配信の普及で日本勢の稼ぎの柱、DVD販売も頭打ち。制作費が伸び悩み制作会社はコストを切り詰めようと安い単価で下請けに回す。アニメーターの収入が減る悪循環に陥る。

貧すれば鈍する。「このクオリティーだと配信できない」。ある日本の制作会社は最近、中国企業に納品した作品を突き返された。中国ではデジタル作画が主流だ。設備投資もままならない日本の中小制作会社は作画の品質維持すら難しくなってきているという。

安いニッポンは、日本が長年抱え込む多くの「弱点」をはっきりと映し出す。低賃金構造を放置してきたアニメ産業は氷山の一角だ。競争の条件や前提が一瞬で崩れるゲームチェンジの時代。価格が映すヒントを改革に生かせるだろうか。

327NAME:2021/09/24(金) 16:23:58
中国企業に買われた「東芝ブランド」その後
2019/2/8 20:52 (JST)2020/1/21 10:59 (JST)
https://nordot.app/466572405245592673?c=39546741839462401
美的集団

東芝、テレビ事業を129億円で中国企業に売却
2017年11月14日5:45 午後Updated 4年前
https://jp.reuters.com/article/toshiba-tv-idJPKBN1DE0YN

328NAME:2021/09/24(金) 16:32:14
中国企業に買われた「東芝ブランド」その後
2019/2/8 20:52 (JST)2020/1/21 10:59 (JST)
https://nordot.app/466572405245592673?c=39546741839462401
美的集団

東芝、テレビ事業を129億円で中国企業に売却
2017年11月14日5:45 午後Updated 4年前
https://jp.reuters.com/article/toshiba-tv-idJPKBN1DE0YN

東芝、中国で「世界最悪のテレビ」と酷評される すまほん!!
掲載日時: 2021/04/14(水) 12:35
https://smhn.info/202104-toshiba-tv-is-criticized-in-china

中国メディア「家電消費網」が4月5日に伝えたところによると、東芝の大画面テレビを購入したら数ヶ月で半分カラー、半分白黒になった、「世界最悪のテレビ」と激怒し、SNSで炎上したとのこと。

東芝は中国資本?東芝の洗濯機や冷蔵庫、テレビは中国製なのか[REGZA][dynabook]
https://www.gadgeblo.com/toshiba/

東芝の白物家電事業は、他社に売却されることになりました。売却先は最終的に、美的集団(マイディア・グループ)という中国企業に決定されました。
東芝のテレビ事業子会社であった「東芝映像ソリューション」は、中国・海信集団(ハイセンス・グループ)に売却されました。 このため「REGZA(レグザ)」は、中国資本の製品になります。

dynabook」で知られた、東芝のパソコン事業はシャープへ売却されることになりました。「東芝クライアントソリューション」の社名は、「Dynabook(ダイナブック)」に変更されました。その後、残りの株式についてもシャープに譲渡されました。
ダイナブック事業(パソコン事業)は、台湾資本になります。

329財界九州:2021/12/03(金) 00:42:33
ダイセルイノベーションパークの久保田邦親博士(工学)のCCSCモデル(ナノダイヤモンド理論は熱力学的三元系状態図のアブローチを行った境界潤滑理論でラマン分光法が結構役立つらしい。

330NAME:2022/02/25(金) 19:21:21
ホンダジェット、納入数で世界首位 5年連続、昨年は37機
2022/2/24 11:39
https://www.sankei.com/article/20220224-Z7CZJ5SCONPFLINVZ7XYSKMYEQ/?ownedutm_source=owned%20site&ownedutm_medium=referral&ownedutm_campaign=ranking&ownedutm_content=%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%81%E7%B4%8D%E5%85%A5%E6%95%B0%E3%81%A7%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%A6%96%E4%BD%8D%20%EF%BC%95%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%80%81%E6%98%A8%E5%B9%B4%E3%81%AF%EF%BC%93%EF%BC%97%E6%A9%9F

ホンダの米子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」は23日(日本時間24日)、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の2021年の納入数が37機となり、同クラスで5年連続の世界首位だったと発表した。高い飛行性能や燃費の良さが評価された。新型コロナウイルス流行前の19年の納入数(36機)を上回り、好調な売れ行きだった。

主な顧客は個人の富裕層や企業で、コロナ下で「密」を避け、感染を防ぐ移動手段としても需要が高まっているという。15年の初納入以来、日本の他、欧米や東南アジア、中国、ロシアなどで販売しており、21年末時点で209機を納入した。 ホンダエアクラフトの藤野道格社長は、堅調な納入状況について「革新技術や高い信頼性が評価された」としている。

331NAME:2022/02/25(金) 19:22:12
韓国人客半減でも旅行収支黒字は過去最高 8月国際収支
2019.10.8 20:38経済金融・財政
https://www.sankei.com/economy/news/191008/ecn1910080036-n1.html

財務省が8日発表した8月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は2兆1577億円の黒字だった。貿易収支は509億円(前年同月は2556億円の赤字)と2カ月ぶりに黒字転換した。旅行者のお金の出入りを示す「旅行収支」は1518億円の黒字で、8月としては過去最高。訪日客数は減ったが1人当たりの国内で使う消費額が上がった。

 観光客の数は前年同月比で2・2%減の252万100人と昨年9月以来、11カ月ぶりに前年同月を下回った。日韓関係の緊迫化が要因で、韓国からの観光客は前年同月比48%減の30・9万人と大きく減少した。 ただ、韓国の観光客は1人当たりの消費額が少なく、消費額の多い欧米などの観光客数はこれまで通り堅調に推移した。

 米中貿易摩擦の長期化で中国向けの半導体装置が減り輸出は8・6%減の6兆808億円と低迷。原油安などの影響で輸入がそれ以上に減少し黒字となった。 企業が海外投資から得る利子や配当金の動向などを示す「第1次所得収支」の黒字は0・7%減の2兆2681億円。投資家らが海外から受け取る配当金が減った。

 第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは「国の成熟に伴って海外でモノ作りを行う流れは自然。輸出は漸減していく」と指摘。「財からサービスへと経済をシフトさせていくことの重要性は高い」と述べた。

332NAME:2022/11/09(水) 23:35:26
メタンハイドレート開発を妨げているのは石油陣営? 青山繁晴氏が訴える“夢の資源”を取り巻く真実
https://logmi.jp/business/articles/27072

日本にとって夢の資源とされるメタンハイドレート。その開発の障害となっているのは技術的問題ではなく、既得権益なのかもしれません。テレビなどでもお馴染みのシンクタンク経営・青山繁晴氏が、独自に調査活動を続けてきたという、メタンハイドレートを取り巻く最近の環境について語りました。

手作り感満載のスタジオに青山繁晴氏が来訪

平将明氏(以下、平):皆さんこんにちは。カフェスタトーク・シーズン7、司会のネットメディア局次長、平将明です。本日は大変ビッグなゲストにおいでいただきました。独立総合研究所代表、青山繁晴さんです。どうぞよろしくお願いします。 青山繁晴氏(以下、青山):よろしくお願いします。 (拍手) 平:テレビで有名な、これだけの人を呼ぶ予算はないんですが、まあご厚意に甘えてですけど……(笑)。ありがとうございました。 年末に青山さんといろいろなお話をさせていただいて、その中で「自民党もインターネットのテレビをやってるんですよ。出ていただけませんか?」って言ったら「喜んで」ということで。青山さんは大変お忙しくていらっしゃって、3月(当時)になりましたが約束を果たしていただいて、本当にありがとうございます。

青山:ありがとうございます。 平:今日はよろしくお願いいたします。 青山:(ネームボードを指して)こういう手作り感が何とも言えずいいですね。 平:そうなんですよね。与党になってもこんな感じでやっておりまして。 青山:こういう謙虚な自民党でいてほしいなあ。 平:しっかりと、あの、肝に銘じて……。 青山:生放送なんで、余計言いたいこと言えますからね(笑)。 平:はい(笑)。よろしくお願いします。今日は、特にエネルギー政策全般をお伺いしたいんですが、メタンハイドレートについて青山さんはさまざまなところで発信をされてますし、私も始まる前にちょっとお話を伺いましたけども、目からウロコな話もたくさんありますので、その辺から入っていきたいと思います。 青山:はい。

「神様のいたずら」メタンハイドレート

平:そもそも、見ていらっしゃる方が「メタンハイドレートって何?」「どこまで話が進んでるの?」ということもあるかと思いますので、その辺からお話をいただければと思います。 青山:メタンハイドレートは埋蔵資源の一種で、地球が作り出してくれる資源です。第4の埋蔵資源と呼ばれていて、石炭・石油・天然ガス、そして4番目がメタンハイドレート。今は3番目の天然ガスが主流ですが、メタンハイドレートも実は天然ガスの一種です。

「メタン」というのは、天然ガスのおもな成分ですね。「ハイドレート」というのは……要は凍っているもの、シャーベットだと思っていただければいいですが、正確に科学的にいうと「水和物」って言ってます。メタンの分子があるとすると、水の分子がかごの形で取り囲んでいる。科学的にはそういう組成です。実際は、コンビニで売っている白いシャーベットにそっくりです。 要は、海の底などで凍った天然ガスだと思えばいいです。ということは、溶ければ普通の天然ガスですから今までの火力発電所でほぼそのまま使えますし、都市ガスに使うこともできる。そういう資源です。

平:日本の周りには、そういった資源がたくさんあるんでしょうか。 青山:さっき言いました石油とか天然ガスを考えていただくと、例えば日本が今おもに輸入している天然ガスはカタール産が多いですよね。安倍さんはかつて「日本・カタール友好議員連盟」の会長もされてました。 平:そうですね。仲良しですね、カタールと。

青山:そのカタールを始め、従来型の石油・天然ガスを産み出してきたのは大体、地震が起きないところですよね。カタールも地震が起きないからこそ、60階70階のホテルも普通にありますよね。ところがメタンハイドレートだけは……僕は神様のいたずらと呼んでて、国際学会で英語で発表するときに「神様のいたずら」って言うと世界の研究者が「そうだ!」と拍手してくれるんです。 それがどういうことかというと、在来型の埋蔵資源は地震の起きないところで取れていたのに、最後に天が人類にプレゼントしてくれたメタンハイドレートだけは、地震の起きるところでおもに作られるんですね。日本列島の周りでは、海の中でプレートが潜り込んでいてズレたりハネたりするから大地震になるんですが、プレートが潜り込んでるあたりを中心に地球が産み出してるのが、メタンハイドレートなんです。 平:ああ、そうなんですか。

333NAME:2022/11/09(水) 23:35:46
ネガキャンを張る石油工学陣営?

青山:したがって東日本大震災から3年、その前は阪神淡路大震災、そうやって地震に苦しんできた国だからこそ、まるで天の最後のプレゼントのように地震の巣のところ、ネガティブだけに見える地震の巣に、ポジティブなエネルギーが隠されている。 一部の人が「じゃあ、そこを触ると地震が起きるんじゃないか」ということを調べもしないで……はっきり言うと東京大学の石油工学の先生。東大だけじゃないですけど、東大の石油工学の先生は発信力も強いですから。「そんなものを触ると地震が起きる」ということを、現場にも行かない、調べもしないで平然と発信している。それがずっと長く続きました。

もちろん環境に対する影響はきちんと考えなきゃいけませんけども、実はメタンハイドレートは放っておいたほうが長期的には人類に破滅を招くかもしれない。つまり、凍っているメタンガスがドッと出てくると、メタンガスの地球温暖化効果はCO2(二酸化炭素)の実に20倍。ですから、将来の地球はそうなるんじゃないかということは以前から言われていて。 で、今現在のように放っておいたほうが、メタンハイドレートが自然に溶けて、メタンガスが海面から蒸発してしまっている。むしろ人類にとって、燃やしてCO2にしたほうが温暖化効果は小さくなる。これも含めて神様のいたずらと学会で言いまして、そういうことが頭にいろいろ入ってる学者さんたち、特に海外の人が喜んでくれるって話ですね。

平:去年の10月1日まで私も経済産業省で大臣政務官をやっていて、エネルギー全体のポートフォリオをどうするかって議論していたんですね。「メタンハイドレートの可能性をブリーフィングしろ」と役所に言ったら、役所のほうは「いろんな問題があります」「シェールガスも実用化に10年かかりましたから、10年かかる可能性があります」と。 もうひとつの論点として、「取り出すのにエネルギーが要るので、取り出すエネルギーと実際にメタンハイドレートとして取り出されたエネルギーをプラスマイナスしなきゃいけない。採算性もなかなか厳しいです」と。そういうのが、私というか政府の去年10月までの認識だったと思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。

青山:今の経済産業省資源エネルギー庁の話っていうのは、基本的に経産省とおもに東京大学の先生方が……。 平:やっぱり東京大学ですね(笑)。 青山:はい。東大は一旦解体しないと、僕は世の中が良くならないと思っていますから。それは話が逸れるから元に戻すと、経産省や東大の先生方、おもに石油工学の先生がこうやって作ってきた仕組みを「MH21」(メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム)って呼んでるわけです。MHはメタンハイドレートですね。

そこに大体600億円くらいの、正確にいうと588億円くらいですけど、予算を投じて研究開発をしてきたんですが、それは実はメタンハイドレートの2つあるタイプの内の1つのタイプだったんです。 平:はい。 青山:その1つのタイプはおもに太平洋側に多くて、海底からさらに700メートル以上掘り込んでいってようやく見つかるんですが、砂と混じり合ってるわけです。「砂層型」と呼んでいますね。これだと当然4000メートル以上の海の深いところ、さらに海底を掘り込んでようやくメタンハイドレートをつかむことができるけど、引き上げるのにコストがかかる上に、引き上げても砂と混じり合ってるやつを選り分けしなきゃいけない。

平:分離しなきゃね。はい。 青山:したがって、天然ガスの1単位を「500万Btu」って呼び方をしますが、天然ガスの1単位あたり50ドルくらいかかってしまう。アメリカのシェールガスですと、同じ生産段階で大体3ドルくらいのコストです。これは勝負になりませんね。あるいは先ほど言いました、カタールから輸入している液化天然ガスでいうと、販売段階で17ドルくらいです。これはリアルタイムでですね。 いずれにしても、そのタイプのメタンハイドレートだと勝負にならない。ところが、少なくとも第二次安倍政権ができる以前の経済産業省と東大の仕組みっていうのは、ほとんどそればっかりやってきたから、いまだにその話が中心なんですね。

334NAME:2022/11/09(水) 23:36:22
「表層型メタンハイドレート」が持つ数々の利点

青山:そうじゃないものの画像を、僕のパソコンでそのまま見ていただきたいんですが。 平:どけましょうか(テーブルの上を片付ける)。もうちょっと前に出していただいて……。 青山:打ち合わせなしの生放送なんで。これはですね、新潟県の佐渡島の南、つまり新潟港・直江津港からすぐ近い実際の海底です。シミュレーション画像ではありません。実際に撮ったものです。色は後でわかりやすいように付けました。

海底の地形が映ってるんですが、この海底の表面に先ほど言いました、コンビニで買う白いシャーベットのような、純度の高いメタンハイドレートの塊そのものがあるか、あるいは表面になくても海底下のごく浅い100メートル以内のところに存在している。それが砂とまったく混じっていなくて、凍ったメタンガスそのままなんです。 そうすると何が起きるかっていうと、ここに柱が見えてると思いますが、私たちはメタンプルームと呼んでいまして、要するに純度の高いメタンハイドレートの氷の粒が海底の上にある。ガスが凍っているので比重が軽くて、当然上がっていきます。上がっていくと、(柱の)上がなくなったように見えますが、海面に近づいているからです。つまり海面に近くなると水の量が少なくなりますから、まず圧力が下がる。さらに太陽の光が届くようになりますから、上のほうで溶けるわけですね。

これが自然状態ですが、溶けたメタンガスは海面から蒸発して大気に混ざっていくわけです。もう一度言いますが、メタンガスそのものはCO2の地球温暖化効果の20倍ですから、自然状態でいると人間が取って燃やしてCO2に変えるよりも悪い。その状態がずっと太古の昔から続いてきたということなんです。

平:なるほど。 青山:もうひとつ、この柱の大きさを先ほど言い忘れましたが、平均でスカイツリーくらいあります。 平:600メートル、700メートルくらい……。 青山:そうです。大体650メートル前後あって、大きなものだと900メートルから1000メートルに達します。一番小さいやつで東京タワーくらいですね。330メートル。それがさっき言いました通り、上に上がって溶けてなくなります。溶けてなくなっても、地球の活動でどんどん同じ場所から同じようにメタンプルームを産み出し続けるんですね。

それがいつから始まったかというと、実は私たち人類が文明文化を作る前です。こちらの日本海に多いタイプのメタンハイドレートは「表層型」という言い方をしますが、表層型についていうと、人類が取っても取っても地球がある限り作ってくれるんです。

335NAME:2022/11/09(水) 23:36:37
日本がメタンハイドレート開発に本腰を入れるべき、これだけの理由

青山:先ほど言いましたカタールの良質の天然ガスも、今までの石油も、取りきったらおしまいですね。数年前シリアに行きましたときに、シリア陸軍の将軍から「実はシリアは油をほとんど取りきってしまった。それがやがてバレると、独裁政権から分け前がなくなって内戦が起きる。それを心配してるんだ」という話がありました。今それが起きてて、アラブの春の実態もそれなんですね。

平:なるほど。 青山:ということは、取りきりの資源の先が見えてきたこのタイミングで、今まで資源がなかったはずの日本、敗戦国に甘んじてきた日本、戦勝国のアメリカの仲介で「高い天然ガスや油を売っていただけるだけで幸せと思え」と……すいません、この自由民主党もそういう固定観念に取り憑かれていた。 日本は、高い技術力と労働者の高いモラル(があり)、それから予算も捻出できます。借金がたくさんあるっていったって、10年ものの国債が金利1%で売れるんですから。

その日本がこれに取り組みだすと、今ニコ動でも出ている通り、世界のエネルギー市場の利権構造を全部ひっくり返し、敗戦国の日本が……メタンハイドレートは取っても取っても地球が供給してくれるってことは、日本だけが潤うんじゃなくて、例えばアジアでいえばベトナムのように中国と向かい合ってる国に安価にお分けしていって、アメリカが資源を通じて世界を支配した構造も全部変わるってことになるんです。 平:なるほど。 青山:そうするとこれはいち安倍総理、すいませんが、いち自由民主党だけでできるわけがない。右も左も保守もリベラルもなく、護憲派も改憲派もなく、みんなが連帯できるところですから、ここで連帯をして、今までの敗戦後の世界の仕組みを変えるってことが大事だとずっと訴えてるんです。

平:今の話を伺うと、私が政府の中にいたときのメタンハイドレートに対するブリーフィングとまったく違う話で……。 青山:というか、そこを言わないんですね。 平:砂層型でコストの話ばっかりしてたけど、実は取り出しやすいように柱になってるんだと。取り出すのも簡単だし、取り出さないと逆にメタンガスが地球温暖化(の防止)にとってマイナスになると。 青山:CO2よりもメタンガスが(気温を)上げてしまうから。 平:メタンガスのほうが影響が大きいからですね。と、いうお話でした。

336NAME:2022/12/04(日) 23:30:46
損失は数千億円…日本のブランド果物、苗木が海外流出、盗んだ韓国・中国産の品質向上
https://biz-journal.jp/2021/05/post_225464_2.html

狙われる日本ブランド

 農林水産省のまとめによると、かんきつやモモ、サクランボ、サツマイモ、ブドウなど計36品種が中韓のインターネットサイトで販売されている疑いが浮上。日本の果実などブランド農産品が常に狙われている実態が明るみになった。サイトで販売されている苗木がすべて本物かどうかはわからないが、日本産のブランド価値を著しく傷つけていることは間違いない。36品種の流出疑いは氷山の一角にすぎず、これまで管理が緩かったため、より多くの品種が中韓などに渡っているとの見方が根強くある。

 政府は農林水産物・食品の輸出拡大を重要な国家戦略として位置付けており、足元のブランド保護が急務となっている。今年4月には品種の国外持ち出しを規制する改正種苗法が施行された。規制強化することで、開発者が安心して研究に取り組める環境をつくり、優良な品種をより多く誕生させることが究極の目的。ただ、近年、品種開発は停滞気味。研究基盤が弱体化している可能性もあり、農業の競争を高めるという政府の狙いが実現するかは不透明だ。

 しかも、中韓のブローカーが日本産品種を狙い続けており、規制の網をかいくぐるためのあらゆる企てを行うことは容易に想像できる。法律を改正してそれで終わりとはいかない。重要なことは国内での保護を徹底した上、中韓でも保護制度に登録するなど重層的な対策を講じていくことに他ならない。高い意識を持って臨まないと、日本の農業の未来がなくなる。

337NAME:2022/12/31(土) 22:18:52
損失は数千億円…日本のブランド果物、苗木が海外流出、盗んだ韓国・中国産の品質向上
https://biz-journal.jp/2021/05/post_225464.html

甘くて皮ごと食べることのできる高級ブドウ「シャインマスカット」を筆頭に、ブランド果物などの苗木や種子の中国や韓国への流出が後を絶たない。シャインマスカットは中韓で無断栽培されたものが香港などで流通し、日本産の輸出の機会損失は数千億円に上るとの見方がある。国の研究機関「農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)」のお粗末ぶりが国益を損なっている。

発見時には手遅れ

 シャインマスカットはおよそ30年の開発期間を経て、2006年に国の品種保護制度に登録された。国内外で人気が高く、1房1万円以上の値が付くものもあり、農家にとってはドル箱。しかし、農家の所得向上に水を差すような出来事が数年前に判明した。それは、中韓での無断栽培の横行だ。どのように流出したかは不明だが、ホームセンターで誰でも購入が可能。農家から譲り受けた小さな苗木を基に増殖することもできる。当時の種苗法は苗木や種子を国外へ持ち出すことを禁じていなかった。

 中韓両国にも苗木や種子を保護する制度は存在するが、無断栽培が発覚した時点では申請期限が過ぎていた。このため、日本側は販売差し止めといった対抗策は打てず、無断栽培を甘受せざるを得なかった。日本の技術者が指導しているとみられ、中国のシャインマスカットの品質は向上している。割安なため、輸出拡大を狙う日本産にとっては脅威だ。

輸出意識せず

 なぜシャインマスカットの苗木の流出を許してしまったのか。21世紀初頭の日本には農産物を輸出していこうという意識が欠けていたことが理由。農研機構は当時、模倣品などが国内への流入を防ぐことに重きを置いていたため、日本国内の保護制度には登録申請したが、中国や韓国など現地の制度にエントリーしようという考えはなかった。

日本の農産品を世界に売り込んでいく動きが活発になったのはここ最近の話。いざ本腰を入れて取り組もうとしたときに、海外で生産された日本産の品種が第三国に出荷されるリスクを初めて思い知らされた格好だ。月日やコストを掛けて育て上げた品種だとしても、海外に盗まれてしまえば、何の意味もない。公的機関である農研機構の責任が厳しく問われる。

もぐもぐタイムで話題のイチゴ

 3年前の平昌五輪でカーリング日本女子代表が休憩時間「もぐもぐタイム」でおやつを食べる姿は印象的だった。そのなかで彼女たちが食していた韓国産イチゴのルーツが日本の品種だったことが話題になった。実際、韓国で生産されているイチゴの多くは日本由来のものという。「とちおとめ」「章姫」「レッドパール」といった品種が流出し、これらを交配させた韓国産イチゴがアジアに積極的に輸出されている。日本産の輸出機会損失は年間約44億円に上るという。

狙われる日本ブランド

 農林水産省のまとめによると、かんきつやモモ、サクランボ、サツマイモ、ブドウなど計36品種が中韓のインターネットサイトで販売されている疑いが浮上。日本の果実などブランド農産品が常に狙われている実態が明るみになった。サイトで販売されている苗木がすべて本物かどうかはわからないが、日本産のブランド価値を著しく傷つけていることは間違いない。36品種の流出疑いは氷山の一角にすぎず、これまで管理が緩かったため、より多くの品種が中韓などに渡っているとの見方が根強くある。

 政府は農林水産物・食品の輸出拡大を重要な国家戦略として位置付けており、足元のブランド保護が急務となっている。今年4月には品種の国外持ち出しを規制する改正種苗法が施行された。規制強化することで、開発者が安心して研究に取り組める環境をつくり、優良な品種をより多く誕生させることが究極の目的。ただ、近年、品種開発は停滞気味。研究基盤が弱体化している可能性もあり、農業の競争を高めるという政府の狙いが実現するかは不透明だ。

 しかも、中韓のブローカーが日本産品種を狙い続けており、規制の網をかいくぐるためのあらゆる企てを行うことは容易に想像できる。法律を改正してそれで終わりとはいかない。重要なことは国内での保護を徹底した上、中韓でも保護制度に登録するなど重層的な対策を講じていくことに他ならない。高い意識を持って臨まないと、日本の農業の未来がなくなる。

338NAME:2023/11/12(日) 00:56:21
気候科学者が「気候変動危機に関する合意は「ねつ造」だった」とバラす/国連もICPPも「人為的な気候変動」を訴える者だけに資金を投じた
http://totalnewsjp.com/2023/08/11/saiene-38/

気候変動は危機であり、”圧倒的な科学的コンセンサス “があると言われている。「これは作られたコンセンサスだ」と気候科学者のジュディス・カリー(アメリカの気候学者。ジョージア工科大学地球大気科学部の元学部長)は言う。

グレタ・トゥーンベリさんは「2023年になると世界は終わる」とツイートした2018年のツイートを削除した。世界が終わらなかったため
http://totalnewsjp.com/2023/03/13/greta-14/

339NAME:2023/11/12(日) 00:56:52
ビル・ゲイツの推奨したワクチンの接種者は、ワクチン未接種の子どもの10倍の割合で死亡することが判明
http://totalnewsjp.com/2023/03/12/billgates-14/

「私の私有ジェットは一回の飛行であなたの一生分の自動車排出量を上回る炭素を排出するが、それは問題ではない。あなたの車こそが問題なのだよ、庶民」ビル・ゲイツ
http://totalnewsjp.com/2023/08/06/billgates-15/

稲田朋美氏、保守を語る「私こそ保守だ!怒りを込めて言う」(動画)
http://totalnewsjp.com/2023/06/28/inada-10/

340NAME:2023/11/12(日) 00:57:07
岸田首相 アフリカに300億ドル(4兆4千億円)の資金投入表明
http://totalnewsjp.com/2023/08/29/kishida-594/

岸田氏、ファーストネーム「ジョー」連発するも、バイデンに役職すら認識されず、握手も忘れられる(動画):日米韓3人が会談
http://totalnewsjp.com/2023/08/20/kishida-588/

元ファイザー副社長が暴露「mRNAは免疫系が自身を攻撃し、血栓を引き起こすように意図的に設計されたものだった」(動画)
http://totalnewsjp.com/2023/09/17/covid19-976/


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