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【小説】復讐代行という名の…

9Mクラン:2008/09/07(日) 07:52:32
思わぬところで、仕事で得た知識が役に立つ。そんなことがたまにはあるだろう。
便利屋という仕事柄を考えると、そう珍しいことでもないように思うかもしれないが…
今回役に立ったのは…裏の仕事の知識だった…

「…間違いない…かな…」

「私としても、疑いの余地なし…かなぁ…」

「ん〜…だとしても…メリット性は…」

「恨み…なんですかね?そんな覚えまるでないですけど…」

「それはないと思うけどなぁ…基本人畜無害だし…」

「じゃあ…」

「まさかの…同業者…ですかね?」

「まさか…だね…ホント…」

「でも…可能性はゼロじゃないんじゃないか?仕事が少しずつ減ってるし…」

「手口がより過激…ってのも…引っかかりますよね…」

「過激っていうか…後先考えてない感じ?」

「やりたい放題やって、うちに罪をなすりつけるとか…?」

「それじゃ、俺個人を執拗に狙うのもおかしいでしょう…」

「じゃあやっぱ…嫌がらせ?」

「仕掛けてくる理由はともかくとして…俺らの手口を真似た模倣犯がいるってのは…確実だろうな」

「情報…集めてみる?」

「このままじゃ死活問題…ではないにしても、正直いい気分ではないな…」

「とりあえず…まずは調査からで…いつも通りにやってみますか」

「故意にやられてたら…どうする?」

「どうするって?」

「…そりゃ…ねぇ…w」

「うわぁ…悪い顔してる〜w」



先日から、俺は誰かにいたずら…では済まされない可愛さのいたずらを仕掛けられている。
幸か不幸か…まともに被害にあってはいないが…どうも偶然…では済ませられないようなことばかり起きている。明らかに、誰かが作為的に行っていることだ。
狙いが何で、誰がこんなことを仕掛けてきているのかはわからない。だが、身の安全のことも踏まえ、このままにしておくわけにもいかないのは確かなことだ。
仮に個人的な理由で狙われてるのだとしたら、二人を巻き込むのはお門違いというもの…しかし、一人でどうにかできるとも思ってはいない。
最終的に二人にも被害が出る可能性だって否定できない。相手の手口は…存在がばれることを恐れてないせいか過激だ。調査をするにしても、細心の注意をしないといけないな…


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