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【小説】復讐代行という名の…
13
:
Mクラン
:2008/10/20(月) 00:44:16
「いや〜上手くいってよかったね〜w」
「まぁ…そうなるようにしてもらったからな」
「番組的にはモザイク入れるってのが…惜しいけどなぁ…」
「てか…アレ放送する気なの?w」
「まぁ…人動かしてる以上、金にしないといけないからな…でも、そこは俺らには関係ないさw」
「そうですね…」
今回はかなり他の人を巻き込んだ仕掛けとなった。
内容を見てればおおまかに分かるとは思うが…うちはあくまでいたずらのレベルで何かをする。だから、大掛かりなことをしても、いたずらの範囲で済ませないといけない。
そう考えた結果が…アレだった。
まず、地方TVの方に連絡を入れる。ここには以前まとまったズッコケ映像を買ってもらったことがあり、イロイロと面倒なことを省くことができた。計画を伝えたらそくOKがもらえた。
次に前につけていたやつを、一人になったところで捕まえた。別に何かやばいことをしようってわけじゃない。彼らの親しい人間の連絡先を聞いただけだ。おおまかには調べていたので必要もないことともいえるのだが、全員に同じことをしても面白くないので、彼にはちょっとした背徳感を味わってもらおうと…
そして、主だった連絡先を押さえたら、それをTV局の方に渡し、連絡をつけてもらう…
あとはもうほとんどおまかせ状態だ。綾にはエキストラ…というかサクラの子として動いてもらったが…
「にしても…人にあれだけいろんなことしておいて、自分に降りかかることは疑わないとか…やっぱ子供だよね〜w」
「まぁ…親しい人間を使ったからな。それに、若い奴ってのは、自意識やらが過剰にあるんだ。天変地異が起きても、自分だけ助かるとか思ってたりな…w」
「でもよぉ…全員同じ手口で引っかかるってのもバカな話だよなぁ…」
「まさか、狙われた人間に関連性があるなんて思わないでしょう…俺が問い詰めた彼以外はねw」
「そうだね〜w」
「でも…これって仕返しになるんか?」
「大丈夫ですよ。その辺は…」
「もう手打ってあるのか?w相変わらずだなぁ…和哉…」
「さすがマイダーリン!!」
「ダーリン…ねぇ…」
「おほん!!とりあえず、一段落ついたんだ。これからしばらくは…本業一本だなw」
「…ですね…w」
「そういえば…例の人は納得してくれたの?ほら定期的にいたずら動画買い取ってた人…」
「あぁ…そっちは問題ないw事情話したらすぐに納得してくれたよw」
「それなら何も問題ないですね…」
「でも…私、事務だけじゃ暇だよ〜w」
「…仕事覚えればいいじゃないか…俺は事務だけしかしない女を妻にする気はないぞ?」
「マジ!?じゃあ頑張る!!」
「和哉…」
「安心してください、簡単に仕事覚えられると思ってませんから…w」
世の中にいくつもある偶然…中には誰かが引き起こした必然もあるが…
こうして普通の生活に戻るってことも…必然だったのか?
いや…これから綾に仕事を教える…これは普通の生活じゃないな…
まだまだ…スリルと無縁の生活ってわけにはいかないな…やれやれ…
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