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よしけん小説原本

1課長:2008/06/11(水) 07:50:24
1話

----------------はじめに(・∀・)----------------
これは、とある高校生の日常生活を描いた物語である。
尚この物語はフィクションであり、実在する人物等とは一切関係ありません
文才が無いどころか、文法も怪しい人間なのでおかしい点がいくつも出てくるとは思いますが
暖かい目で見てやってくれるとうれしい限りです、ハイ。
------------------------------------------------

ここは、とある高等学校。
── 入学式から一週間が経ち、クラスに馴染み始めていた。

 「そろそろ慣れてきた頃だと思うが、気を抜かずに勉強等に励んで──」

相変わらず担任の話は眠くなる。

 「ああそうだ、来月には部活動も決めてもらうぞー、1年生は強制入部だからちゃんと決めるように。」


よ「部活かー、どうするかな」

彼はよしけん。

中学生時代は剣道部に所属していたが、たまにレギュラーに入る程度の実力しか無かった。
高校生になっても剣道を続けるか、はたまたまったく違う部活に入ろうか悩んでいた。

中「よしけん部活決めたー?」

彼は中村君、たまたま席が隣になり仲良くなったヤツだ。

よ「いやーまだだよ、考え中」

中「部活とかめんどいんだよねー。地味な文化部とかでサボろうかな」

よ「それもアリだよねー変に運動部とか入ると大変だし」

中「後で色んなトコ回ってみようぜ」

よ「いいね、そうしようか」

などと他愛無い話を交わしつつ文化部もアリかな、などと考えていた。



よ「なかなかよさそうなトコ無いね」

放課後に部活を見て回っているが、流石は文化部と言ったところか、活動風景はどこも地味だ。

中「吹奏楽はカッコよかったけど大変そうだしなー」

この部活はどうだ、あの部活はどうだなどと話しつつ各教室を回る。

よ「ここで最後か。囲碁・将棋部?」

中「んだな、将棋部の顧問数学の夏目らしいぜ」

よ「夏目かよ!あの先生らしいとは思うけど」

夏目とは今年新卒で入ってきた人で
生徒と年も割りと近く、すぐに仲良くなった先生だ。
しかし、不慣れなためか、たまに挙動不審になるため
入学からわずか1週間で生徒にナメられてしまったというちょっと可愛そうな先生だ。

中「でもあの先生ならサボってもなんとかなりそうじゃね?」

よ「ありそうだな」

ガラガラ。
教室に入ってみると、そこには仮入部に来た生徒しか居なかったようだ。

中「夏目先生、先輩とかいないんですか?」

一応敬語を使う辺り、まだ先生という立場だけは認識している中村君。

夏「2年生からは部活は任意だからね。先生もよく知らないけど大会とかも出てなかったみたいだから・・・」

よ「それってつまりほぼ帰宅部化して・・・」

夏「そういうこと言わない。」

中「大会出てすら無いって・・・」

夏「まぁ気が向いたら将棋部もどうだい?」

よ「顧問が気が向いたらとか言ってていいんですか・・・」


─ 将棋部もありなのかな。しかし地味だよなぁー。高校生活だよコレ?
などとわけのわからない理想の青春を頭の片隅に置いているよしけんなのであった。
そして結局部活が決まらないまま、時は過ぎていった。


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