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【ミ】『彩の箱庭』
1
:
『胎より産まれ棺に朽ちる』
:2015/10/31(土) 22:28:47
「俺は、『密室トリック』より『密室』の方が好きなんかもしれん」
「――こんなミステリはどうかな。
不思議、としか言えん密室状態での殺人事件が起きる。
居合わせた者たちはただ呆然とし、恐怖する。
やがて探偵はみんなの前に進み出、
黙ったままそのドアを板と釘で打ちつけると一同を振り返り、
ひと言だけ告げる。『さぁ、帰りましょう』……」
――――有栖川有栖『孤島パズル』より引用。
236
:
『黄の石窟』
:2016/03/01(火) 00:07:41
>ALL
「……まさか、ここに『居る』ってのか?」
鉄扉に固く閉ざされた『源泉洞』、五人の視線は吸い寄せられる。
『硫化水素』の腐食から護るため、特殊なメッキに覆われた『扉』。
巨大な『錠前』を破るに十分な『力』は、揃っている。
「おい、『鈴元』。
――――『ミツバチ』は無駄に出来ねぇ。
お前の『能力』で、その『鎖』を揺らしてくれ。
こうなったら一蓮托生、――――全員で『同罪』だぜッ」
扉を開けた時、全ては『明らか』になるだろう。
この場にいる全ての『スタンド使い』が、『硫黄ガス』を無視して行動できる。
……『黄色』。『警戒色』とも言われる、『禁忌』を象徴する『色』であった。
『反町』は覚悟を決めたように、『鎖』を握った。
『突入』の準備は大丈夫だろうか……。
237
:
鈴元 涼『ザ・ギャザリング』
:2016/03/01(火) 00:33:57
>>236
(GM)
「当然。」
「ここまできて、僕は関係あらへんなんて、口が裂けても言えんわ。」
覚悟はできた。
無力な自分が役に立てるなら存分にこの力を使おう。
この背に刺青を入れた時
この背に憧れを入れた時
鈴元涼は覚悟を決めた。
このぐらいどうってことないのだ。
もう不甲斐ない思いはしたくない。
「『揺らす』で。」
「キッチリと。」
『ギャザリング』で鎖を花びら化する(パス精CCC)
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