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【ミ】『彩の箱庭』

227『黄の石窟』:2016/02/20(土) 22:02:19
>>222(鈴元)
二人を助け、『鈴元』はこれで十分と判断した。
未だに『不穏さ』を保つが、明確な『脅威』は現れていない。
――――これ以上は、必要のない『手間』なのだろうか。

>>225(久染)
>「…………
>反町さん……この現象は一体『何』なんでしょう?
>『本体』不在の『能力』……そんなことが、ありえるんでしょうか」

    「……俺は、聞いたことねェぜ。
     『スタンド』は生きる人間の『精神』のパワー、
     『死人』に『力』が宿るなんて、ありえねえぜ」

『久染』の意見を切り捨てたい『反町』だが、その言葉に歯切れはない。
そうした『オカルト』にさえ縋りたい、それだけの『シコリ』が廃墟に残っている。
『硫黄』を幾つか拾うも、どうも『特別』な何かはなさそうだ。

>>226(しづゑ)
『しづゑ』は四人を急かす。
臭いは感じていないが、直に戻るだろう。

>ALL

             ガラガラガラガラガラ ・ ・ ・

『蜜蝋』となった二人を乗せた『大八車』が引かれていく。
全員が『無言』だった。何処か『違和感』が残る、『納得』の行かない終わり方だ。
……だが、それは仕方ないのだろう。誰もが『根源』だと予想していた、
『露天風呂』は『硫黄』の海となり、時間を掛けても何も見つからなかった。
コンコンと湧き出る『湯』を浴びる気力も、『反町』を含めて残ってはいなかった。

          「おい、ここは全員で押してくれよ」

『散策道』へと繋がる『坂』へ『大八車』を押し上げようと、『反町』は力を込める。
震える『両腕』は一般人よりも力に欠けている。全員の力が必要だろう。

          「まあ、なんだかんだ言ってだな。
           ……スタンドを使って、ケチな仕事ばかりしてきた。

           人を『救う』なんて、生まれてはじめてだったがな、
           ――――そう、悪くなかったぜ」

ここは『久染』と『鈴元』が『反町』と小競り合いをした『源泉洞』の前だ。
周囲には倒木が落ちている。……ここからなら携帯の電波も通じるだろう。

          「時間には余裕がある。
           ここから『集落』まで『1時間』、
           病院まで『1時間』だからな」

          「『蜜蝋』の解除まで『3時間』くらいはある。
           ゆっくりやるぞ。事故ったら洒落にならねェ」

多弁ながら『持続時間』を教える『反町』。


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