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千年戦争アイギスのユニットを愛でよう Part.2

679国無しの王子:2020/10/12(月) 00:00:30 ID:ogMuB6qM
「……んんっ、はぅっ、んんぅ……」

 ほんの二週間ほど前、王国の辺境で大規模な魔物の襲撃があった。
 その迎撃、被害報告と避難民の扱いや復興への計画。
 数々の職務が建込み、俺は休む暇もなく働き続けた。
 それが一段落ついて、急に気が抜けたのだと思う。
 気がつくと俺は眠り込んでいて――

「はぁ、あぅぅぅ……くぅ〜ん、ご主人さまぁ、ご主人さまぁ……!」

 ――そのせいで、気づくのが遅れた。
 まず感じたのは腰の上の重みだった。
 そこから体をじわりと溶かしていくような温もりと快感が広がっていく。
 はぁはぁ、と荒い息づかいが聞こえて、頬をひと舐めされたとき、ようやく目が覚めた。

「ぺろっ、れろっ……わふっ。あっ、おはようございます! ご主人さま!」

 上気した顔に精一杯の笑顔を浮かべて、犬耳の少女が俺に微笑みかける。
 その口の周りは自らの唾液と俺の先走り汁で濡れて、淫らに朝日を照り返している。
 いったい、何をシているのだ?
 答えなど決まりきっていたが、混乱した頭ではうまく事態を飲み込めない。問いかけずにはいられなかった。

「えへへ……今日はですねっ、ご主人さまが寝てらっしゃったので……きもちよく起きれるようにって、ごほーしをしてました!」

 またか。
 この犬耳の少女ツムジは、もともと俺が幼い頃に助けた犬だった。
 それが犬神と呼ばれる妖怪になり、王国を訪れ、そのまま居着いて――

「ごめんなさい、ご主人さま……最初は、我慢しようって思ったんです。だけど眠っているご主人さまを見ていたら、体が熱くなって……」

 ――今は、いつもの和装をはだけさせて俺の男根に頬を寄せている。

「……きゃふ!? いま、ご主人さまのがびくんってしました! 私のほっぺ、きもちいいですか?」

 ほっぺと言わず、ツムジの体はどこもかしもさわり心地がいい。
 だが、大事なのはそこではなく。
 今のツムジは白い素肌を赤く染め、口元からは荒い吐息をこぼしている。
 これはもしや……

「はい、私また、発情期みたいで……ごめんなさい、ご主人さまっ。もう我慢できませんっ!」

 その瞬間、ツムジの小柄な体が、さながら獲物を捕らえるかのように飛びついてくる。
 彼女は俺に抱きつきと切なげな鳴き声をこぼしながら俺の胸に顔を擦り付けてきた。

「はぁ、はぁ……っ。ご主人さまの匂い、すごいですぅ……分かりますか? 私、おまたが切なくて、いっぱい濡れちゃって……」

 覆いかぶさられているので、俺からツムジの局部は見えない。
 けれど愚息に擦り付けられる少女の恥肉は熱い体液にまみれていた。
 柔らかな丘の割れ目から溢れ出すそれが、何度も俺自身に擦り付けられる。
 それはさながらマーキングのようで、温かな粘膜をすり合わせるたびにツムジは細い肩を震わせた。

「ご主人さまぁ……もう、いいですよね?」

 すっかり潤んだ瞳で、頬を真っ赤に染めながらツムジが訴える。
 頼まれるまでもなく、俺のほうが限界だった。


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