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パルジファル

1さーじょん:2004/04/24(土) 00:21
台本/作曲:リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)
初演:1882年、バイロイト

2さーじょん:2004/04/24(土) 00:30
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=0730329
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00006J9OV
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006J9OV
輸入盤(リージョン0)入手。この作品初挑戦・・・

3さーじょん:2004/04/24(土) 11:00
 作品全体の印象は「ストーリーのある管弦楽曲」と思った。僕は、タンホイザー第3幕前半が好きなのだが、その空気がずーっと続いている。心地よい。第2幕はわりと動きがあるが、それでも、たとえばワルキューレと比べると、たいへん上品な音楽だと思う。
 モルの歌うグルネマンツが素晴らしい。モルって、いろんな役を歌っているが、観た中ではこれがいちばんハマっているような気がする。

4さーじょん:2004/05/17(月) 22:44
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FG9U
名盤らしいので中古CD店で見つけて購入。さわりだけ聴くが、ワーグナー素人の僕にも一瞬にして名演だとわかった・・・

5さーじょん:2004/05/23(日) 10:25
>>4
一気に通して聴く時間はなかったので、一日一幕ずつ。1幕と3幕は、
思いっ切りアルファ波が出るなぁ・・・
どうでもいいが、このCDではパル「シ」ファルって表記してる

6さーじょん:2004/10/05(火) 00:31
 >>4のクナ指揮バイロイト実況録音盤CD鑑賞。とはいえ、一気に全曲聴く時間なんぞありゃしないから、今日から一幕ずつ聴くことにした。まずは第一幕。
 この演奏については、http://1876.net/wagner/essay/favoritedisc1.htmやらhttp://www.syuzo.com/kna/kna-093.htmlに非常に的確な評が出ていて、僕が新たに何かを書き足すことはないんだけど、確かに名演。この心地よさ、何も言うことはない。
 ジョージ・ロンドンの声、初めて聴いたときは、何だかずいぶん喉を絞って声を捻り出して歌っているような印象があって、聞き苦しいなあと思っていた。最近、だんだん好きになってきた。というか、クセになりそうな気がする。そういえば、ある「場末の酒場」で、ロンドン(スカルピア)の歌うトスカの「テ・デウム」を大音量で聴いたのが、好きになり始めたきっかけのような気がする。
 明日、明後日は一幕ずつ聴く時間ありそう。今週中に聴き終わるだろうな。。。

7さーじょん:2004/10/05(火) 00:34
そういえば、ホッターの評伝やドナルド・キーンの本に、クナ指揮バイロイトのパルジファルの話が出ていた。これもまた探し出したら書き込んでおこうと思う。結構面白い話だし……

8さーじょん:2004/10/06(水) 01:30
>>6に引き続いて第2幕。
 花の乙女の合唱、曲自体があまり良くできているとは思えないなあ。文書ではうまく書けないけど、何かこう、ねらいがはずれちゃっている気がする。同じように多くの女性が男性を誘惑する場面でも、たとえば「神々のたそがれ」のラインの乙女の登場場面なんかは、すごく良くできていると思うんだけど、同じ作曲者とは思えないくらい、こっちはちょっといただけないと思った。まあ、この作品何回か通して聴くうちには、僕自身の感想も変わるでしょうけどね。
 クリングゾル歌うナイトリンガー、初めて聴いたのはクナ57年指環だった。アルベリヒはウラシハのアクの強い声が印象的だったので、それに比べるとずいぶん美声、というか品の良いだなと思った。このクリングゾル聴いても、やっぱり声自体は、(サルミネンとかフリックと比べると)決して悪役声ではないように思える。とはいえ、ベーム指揮ユニテルのフィデリオのDVDとか観ると、見た目と演技はかなりインパクトある。とくに目つきはタダモノでなさ過ぎる。そのあたりもあるのかな?「世紀のアルベリヒ」だった所以は……。

9さーじょん:2004/10/06(水) 01:30
 「母国のアメリカでほとんど無名に等しかったこのふたり(ジェス・トーマスとアイリーン・ダリス)が選ばれたのは、その歌ばかりでなく演技のほうでも観客を納得させてくれるだろうと期待されたためだった。このふたりとも、その後この年のバイロイトでの出来ばえを上回るだけの成果を収めていない」『ドナルド・キーンの音盤風刺花伝』155ページ。
 ケンペ指揮ローエングリンで快演しているトーマスはともかく、ダリスは本当に、これ以外の名演ってないみたいだね。このクンドリ、すげーイイんだけどなあ。

10さーじょん:2004/10/07(木) 07:42
うとうとしながらも、第3幕まで鑑賞終了。やっぱホッターだね・・・

11さーじょん:2004/10/09(土) 15:08
 「ホッターはバイロイト音楽祭でグルネマンツを随分と歌ってきた。《パルジファル》のグルネマンツは、第1幕と第3幕では出ずっぱりだが、第2幕には出場がない。バイロイトの習慣である長い幕間を計算に入れると、この役の歌手は3時間あまりも出番がないことになる。バイロイトを訪問した若いコヴェント・ガーデンの仲間たちは、ホッターが祝典劇場内で、この暑い夏の昨夜の長い休憩時間を何をして過ごすのかと尋ねてみた。車に乗って外に出た彼がひと泳ぎしてくるとの返事に、若い連中は大いに興じたが、同時に、あの重要な公演の一夕の上演途中でさえ、ちゃんと息を抜き、しかも緊張を取り戻せる職業的な確かさに驚嘆せざるをえなかった」『ハンス・ホッター 名歌手の横顔』16〜17ページ。

12さーじょん:2004/10/09(土) 15:08
 パルジファルという作品のストーリー自体は、とうてい納得や共感ができるものではないけれど、クナ盤の名演に触れると、そういうことはどうでもよくなる。もうすでに語り尽くされているけど、ゆったりとしていながら、決してダレることがなく、心地よい緊張感のある時間が流れていく。やはりこれも「独自の世界」を持った名作なんだね。

13さーじょん:2005/10/30(日) 13:45:35
来月中旬に、東京シティ・フィル公演(演奏会形式)を観に行く予定。
http://www.cityphil.jp/concerts/2005season/parsifal.html
予習として観る>>2の1992年メトロポリタン歌劇場公演。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000793AOM
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=692301
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1665545
 イェルザレム、マイヤー、モル、ヴァイクルというドイツ語圏の歌手で主役陣を固めています。このメンバーでウィーンやバイエルンで演奏してもまったく不思議はないわけですが、やはりこれだけのメンバーを揃えられるのは、メトだからこそなのかもしれません。
 モル(グルネマンツ)が歌唱・演技とも素晴らしいですね。この作品、グルネマンツ目線で観ていると、結構楽しめるものなんですね。>>12には「納得も共感もできない」って書いたけど、第3幕で待ちに待った「きよらかなる愚か者」があらわれたときなんか、ちょっと感動してしまった。
 時折、歌っていない歌手の表情をアップにする映像演出も、効果的です。とくにマイヤー、第1幕ではグルネマンツの言葉に細かく反応しています。第3幕はほとんど歌なしで演技のみですが、十分に見応えがあります。
 オケはさすがに「大味」です。大きな不満はないものの、演奏のみを取り出せば、どうしてもクナ盤に軍配を揚げてしまうわけですが……。

14さーじょん:2005/11/14(月) 00:09:26
>>13に書いたとおり、11月13日(日)、日生劇場にて、東京シティ・フィル・オーケストラル・オペラⅣ「パルジファル」鑑賞。
 鈴木敬介演出、飯守泰次郎指揮、東京シティ・フィル、東京オペラシンガーズ、洗足学園音楽大学合唱団。
 福島明也(アムフォルタス)、高橋啓三(ティトゥレル)、木川田澄(グルネマンツ)、竹田昌弘(パルジファル)、島村武男(クリングゾル)、小山由美(クンドリ)。
 通常の「演奏会形式」とは違って、オーケストラ(の過半)はピットに入っているが、ピットそのものに、1.2メートルくらいの高さの台を入れて、オケが客席から見えるようになっている。オケピの高さは、本来の舞台よりも1段低いくらい。あと、日生劇場のオケピには入りきらなかったのか、打楽器隊、コントラバスなど、オケの後ろのほうは舞台の上に載っていた。でもって、本来の舞台よりも1メートルくらい高い位置に、かなり傾斜のついた舞台。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887804/17に似たような感じですね。
 舞台奥は、合唱団が載る2段のひな壇が弧を描いている。舞台奥のスクリーンに、場面ごとに森の様子や城内の壁などの情景が映し出される。ほかにセットらしいセットといえば、第1幕2場と第3幕2場では、中心に聖杯を載せる台が置かれ、第2幕後半では、背もたれなしのベンチのような台が置かれる。あと、合唱団(聖杯の騎士、クリングゾルの手下の乙女たち)のための譜面台が、ずーっと置かれたままになってました。

15さーじょん:2005/11/14(月) 00:15:17
 「演奏会形式」をイメージしていましたが、思っていたよりセットらしいセットがあって(少なくとも、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887804/16-19http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1083258395/11-13と同程度か、手が込んでいるという意味では、それ以上かも知れません)、演技もきちんと付けていたので、通常の「舞台上演」と言ってもよさそうなもんだなー、とも思いました。終演後にご一緒させていただいたcypress様に「あくまで、東京シティ・フィルの演奏会だから『オーケストラル・オペラ』と銘打っている」と解説していただきました。なるほど納得。
 演出はほんとうに「ト書き通り」。当たり前ですが、同じくト書き通りのメト盤DVDと、かなり似通った印象を受けた箇所がいくつかありました。アムフォルタスを運ぶ椅子とか、クリングゾルが投げた聖槍をパルジファルが受け止める場面とか。。。。あと、クリングゾルが登場したとき「忌野清志郎か?」と思ったのは、ぼくだけではないでしょうね。。。
 最も印象に残ったのは、やはり飯守の指揮です。うっとりするような美しさと、息を呑むような緊張感、そして昂揚感。それらが本当に心地よくブレンドされていました。やはりcypress様にご教示頂いたのですが、飯守、木川田、竹田の3人は、2000年10月の関西二期会http://www.kansai-nikikai.gr.jp/が上演したパルジファルhttp://www.nakash.jp/opera/review03/91kansaiparsi/r.htmとも共通だそうです。第1幕2場や第3幕2場に登場する男声合唱団も、端正でかつ迫力があって、この作品に相応しいものでした。

16さーじょん:2005/11/14(月) 00:16:56
 歌手陣は、総じて素晴らしかったと思います。最も熱演だったのは、小山由美(クンドリ)でしょう。新国立劇場「マイスタージンガー」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1074176301/52-57のマグダレーナも良かったけど、さらに気合いが入っていたなあ。相当な思い入れをもって演じていたのではないでしょうか。
 その他の歌手も、オール日本人キャストでこの作品を演じるということを考えれば、良い選択だったと思います。アンフォルタスもクリングゾルもとても立派な歌唱でした。表題役がワーグナー歌いというよりもモーツァルトのほうが似合いそうとか、グルネマンツのドイツ語の発音が(素人耳にも)危ういとか、いろいろ挙げ始めればキリはないけど、総合的には大満足でした。
 それにしても、ほんとうに独自の世界を持っている作品ですね。旋律も歌も、あってなきがごとし、「雰囲気」だけが延々続いていく感じです。不思議な世界に連れて行かれた5時間でした。

17cypress:2005/11/16(水) 18:53:29
先にコメント戴いちゃいましたが日曜日はこちらこそ有難うございました。
音楽が良かった事もあり楽しめましたね。

18<font color=#FF0000>さーじょん</font>[TRACKBACK]:2005/11/17(木) 00:11:22
トラックバックありがとうございます。やっぱり「名作」なんだなーと改めて実感しました。
cypress様のワーグナー作品に関するコメント、とくに指揮者の棒さばきやオケの響きについての洞察は、いつも参考になります。cypress様のブログを見て「あー、そういえば確かに書いてある通りだったなあ」と感慨を新たにしております。
こちらからもトラックバックさせていただきます。。。

19さーじょん:2006/03/05(日) 21:45:12
 今日は午後から家で仕事。もう少し時間がかかると思っていたが、正味5時間くらいで終わった。じつは「エイヤッ」と手をつけるまでに、えらく時間がかかってしまった。まあ、いつものことなんですけどね。
 でもって、仕事のBGMには、静かめの音楽がよかろうと、ブーレーズ指揮1970年バイロイト実況録音CDを聴く。
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=4357182
http://1876.net/wagner/parsifal/boulez.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000009JNI
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=80087
 やはりクナ盤とはかなり違った趣があります。クナに比べると歯切れ良いともいえますが、「パルジファル」ですから、どんなに歯切れ良く演奏したところで、「フィガロの結婚」のようには、決してならないわけですが。
 歌手については、ホッターが圧倒的であるクナ盤や、90年代オールスターキャストともいうべきレヴァイン+メトのDVDに比べると、印象に残る要素が少ないなあ。もっとも、BGMとして流していただけだから、改めてじっくり聴かないと何とも言えませんが。

 ところで、いま気づいたんだけど、>>18に、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888440/23と同じこと書いていたんですね。ありゃりゃ……

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23さーじょん:2010/04/24(土) 00:16:26
4月4日(日)東京文化会館にて、「東京・春・音楽祭─東京のオペラの森─」公演(演奏会形式)鑑賞。もうだいぶ時間が経ってしまったので、鑑賞記録のみ。
 ウルフ・シルマー指揮、NHK交響楽団、東京オペラシンガーズ、東京少年少女合唱隊。
 ブルクハルト・フリッツ(パルシファル)、ミヒャエラ・シュスター(クンドリ)、フランツ・グルントヘーバー(アムフォルタス)、ペーター・ローズ(グルネマンツ)、シム・インスン(クリングゾル)、小鉄和広(ティトゥレル)。
公演概要
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_380.html

24さーじょん:2012/11/03(土) 08:33:43
9月17日(月・祝)東京文化会館にて二期会公演鑑賞。
 クラウス・グート演出、飯守泰次郎指揮、読売日本交響楽団、二期会合唱団。
 大沼徹(アムフォルタス)、大塚博章(ティトゥレル)、山下浩司(グルネマンツ)、片寄純也(パルジファル)、友清崇(クリングゾル)、田崎尚美(クンドリ)。

公演概要
http://www.nikikai.net/lineup/parsifal2012/

25さーじょん:2012/11/03(土) 08:38:17
二期会ブログ
http://www.nikikai21.net/blog/2012/09/post_455.html
http://www.nikikai21.net/blog/2012/09/post_460.html
http://www.nikikai21.net/blog/2012/09/post_457.html
http://www.nikikai21.net/blog/2012/09/post_456.html
http://www.nikikai21.net/blog/2012/09/post_458.html
http://www.nikikai21.net/blog/2012/09/post_451.html

クラシックニュース
http://classicnews.jp/c-news/index.html

東条碩夫のコンサート日記
http://concertdiary.blog118.fc2.com/blog-entry-1468.html

26さーじょん:2014/10/26(日) 08:56:37
10月5日(日)新国立劇場公演鑑賞。
 ハリー・クプファー演出、飯守泰次郎指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団。
 エギリス・シリンス(アムフォルタス)、長谷川顯(ティトゥレル)、ジョン・トムリンソン(グルネマンツ)、クリスティアン・フランツ(パルシファル)、ロバート・ホーク(クリングゾル)、エヴェリン・ヘルリツィウス(クンドリ)。
公演概要・初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/parsifal/
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/141002_005851.html

 気がつけば、この作品、マエストロ飯守の指揮で3回観ている。演奏の緊張感は前回(2012年二期会公演)のほうに軍配が揚がるけど、今回も上々の出来でした。くわえて、演出、舞台も良かったなあ。

27さーじょん:2022/07/24(日) 20:29:52
演出、舞台も良かったなあ。

2022年7月16日(土)東京二期会公演 @東京文化会館
 宮本亜門演出、セバスティアン・ヴァイグレ指揮、読売日本交響楽団、二期会合唱団。
黒田博(アムフォルタス)、大塚博章(ティトゥレル)、加藤宏隆(グルネマンツ)、福井敬(パルジファル)、門間信樹(クリングゾル)、田崎尚美(クンドリ)。

公演概要
http://www.nikikai.net/lineup/parsifal2022/index.html
イラストで解るパルジファル
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02bRLmAq2UC4C25ENkPDu2w6NH21fdhEvVSCAjYTBgyoWMjpi6wwvRE9bm4owdcyfgl&amp;id=107186530693887
当日の僕の書き込み
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid026ecPv4gAhin2tjUgABqziuF45gjuALyDNNBKxKjg4NKUw4MVRMk8nVSahNJRSeRxl

28さーじょん:2022/07/24(日) 20:30:42
ヴァイグレ+読響のパルジファル、しかも宮本亜門演出とあっては、観逃せない! というわけで早々にチケット購入して、楽しみにしていた公演でした。結果としては、亜門演出はイマイチ(よく解らなかったの)でしたが、ヴァイグレ+読響は流石!でした。
ヴァイグレの指揮は、早めのテンポ設定で(いつものように)輪郭が明確でな音づくり。これまでは重厚で荘厳な宗教曲という認識でしたが、今回は「ロマンティックな美メロ」という印象が強め。こういう演奏だと、第二幕って音楽的には、ヴェーヌスベルク(タンホイザー)や「トリスタンとイゾルデ」第二幕ともかなり通じるものがあるんですね。改めて、この作品の新たな魅力に気付かされた次第。
それにしても、一つ一つのモティーフが浮かび上がって聞える絶妙なバランス感覚!僕は個人的に「ヴァイグレ・マジック」と呼んでいます。いつも「こういう音楽だったのね〜」と感心することしきり。ヴァイグレのワーグナー&リヒャルト・シュトラウスにハズレなし、です。
歌手では、グルネマンツとクンドリが好演。双方とも立派な歌唱で、とくに声質がそれぞれの役柄に合っていたと思います。

29さーじょん:2022/07/24(日) 20:31:33
期待した亜門演出、それほどでもなかったかな〜。というか正直に言うと、よく解らなかった・・・。前奏曲で登場人物を動かし過ぎて、ややもすれば音楽鑑賞の妨げになっていたのは、感心しなかったにゃ〜。

舞台写真
https://twitter.com/nikikai_opera/status/1548320178521673729
オペラの散歩道 二期会blog
http://www.nikikai21.net/blog/tag/%e3%83%91%e3%83%ab%e3%82%b8%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%ab
三澤洋史さんのブログ
https://cafemdr.org/RunRun-Diary/2022-2/MDR-Diary-20220711.html
https://cafemdr.org/RunRun-Diary/2022-2/MDR-Diary-20220704.html


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