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【ダナス川】 中央大陸 【鉱山山脈】

1言理の妖精語りて曰く、:2019/03/25(月) 07:19:23
万国友和を成し遂げた奇跡の大陸。

2言理の妖精語りて曰く、:2019/03/25(月) 17:28:14
万国友和を成し遂げることができたのは、国民誰もが優しいから……などでは決してない。
そこには教科書に綴られないスパイたちのたゆまぬ努力の結果である。

3言理の妖精語りて曰く、:2019/03/25(月) 17:32:10
彼らの闇の努力は、しかしこの場所で明かされる。
なにせ言理の妖精は、誰も綴っていないことを綴るのが至上の喜びなのでね。

4言理の妖精語りて曰く、:2019/03/25(月) 17:59:52
万国友和のきっかけとなったのは、意外なことに狂信国家アッサー朝のスパイたちの一グループだった。
彼らは「三眼」と呼ばれていたが実際には四人いた。

5言理の妖精語りて曰く、:2019/03/25(月) 18:07:35
四人目はトントロポロンだった。

6言理の妖精語りて曰く、:2019/03/26(火) 02:27:28
すなわち、トントロホルンの調べにて操縦される「豆腐人」である。

7言理の妖精語りて曰く、:2019/03/26(火) 07:30:05
トントロホルンが破壊されない限り、弾き手が沈黙しない限り、活動を止めることのない無敵のスパイ。

8言理の妖精語りて曰く、:2019/03/26(火) 11:49:21
トントロホルンとその弾き手は厳重に守られた遠隔地にありながら、トントロポロンは活動し、あるいは活動停止して塵も残さず分解される。

9言理の妖精語りて曰く、:2019/03/28(木) 00:02:59
しかしながら難点もある。トントロポロンをつくりあげ、完成に至らせるためには
ダナス川の最源流、ポロロッ・カ・ローンの清水が欠かせないのだ。
そこは周囲の住民であっても近付かない危険区域でもある。

10言理の妖精語りて曰く、:2019/03/29(金) 01:34:01
そこには一年に一度、水を司る「透明な血を受け継ぐ神々」たちが母なる大女神オルテガと会うために、ダナス川を遡ってくるのだという。

その神々が入り、そして出て行くタイミング。それらにおいてポロロッ・カ・ローンと外界との間の「水門」が開かれる、とされている。

11言理の妖精語りて曰く、:2019/03/30(土) 06:39:50
出損なったら一年間、そこに閉じ込められる。いかなる種族も切り開けない原生林の中央の、そのまた秘境で生き延びられる者などいない。

12言理の妖精語りて曰く、:2019/04/06(土) 05:53:47
ポロロッ・カ・ローンから一年後以降に出てきた者のことは、中央大陸各地で語られている。

ここで死んだ者は、「水門」から出て行く水の神々に連れられて、ダナス川やそれに連なる各支流、その先の海へと連れて行かれるのだ。

13言理の妖精語りて曰く、:2019/04/08(月) 04:55:41
整列した吸盤持つ蛸の女神サンシは多くの侵入者を連れ帰った。

一方、ふぞろいなる吸盤持つヤインはそもそも一年ごとに河を遡ったりはしない。

14言理の妖精語りて曰く、:2019/04/10(水) 04:56:22
ヤインの遡上は不規則で、突発的である。そして彼はいつでも「水門」を開けることができる。

あるいは、内側から開けさせることができる。

15言理の妖精語りて曰く、:2019/04/11(木) 07:53:15
サンシは「透明な血を受け継ぐ神々」の一人だが、ヤインには青い血が流れている。

ところで青い血をもつ、というのタコにも共通する特徴である。

そのため、ヤインは後天的に神性を得ただけのでかいタコに過ぎないのか、が議論になることもある。

16言理の妖精語りて曰く、:2019/05/15(水) 17:00:39
ヤインを崇拝するエルフの一団が存在する。その名はオルクス。知能の高い海棲哺乳類を宿主とし、その歌でもってヤインを讃える。

知的生命体を宿主としないエルフは地上にもおり、そちらはオークと呼ばれる。

彼等は粘菌糸をシナプスの代替として既存の脳に織り込むことで知能を底上げする、という形をとっている。
通常のエルフが宿主の脳の知性とセットで存在する各種機能(空間認識能力など)をブーストするのと似ている。

17言理の妖精語りて曰く、:2019/05/16(木) 09:39:51
仮にオルクスが、重犯罪者、凶悪犯でない、人魚などの水中知的生命体に対し菌糸を植え付けようとした場合、

【エルフの一賢者】は普通に殺しに来る。「掟を破ったエルフ」である限り、深海に潜ろうとその罰から逃れることはできない。

18言理の妖精語りて曰く、:2019/05/28(火) 05:38:54
本大陸のあちら側の海なら大丈夫だろう→死

チャカ大陸と南極の間の大海溝の奥深くなら……→死

19言理の妖精語りて曰く、:2019/05/28(火) 07:25:44
水中知的生命体にエルフ菌糸が植え付けられて成る者たちのことを「ダークエルフ」という。

それを始めたのは地上のエルフであった。彼女の宿主素体は異能者であり、
遠い未来、巨大隕石の直撃により、地上の全ての大陸が壊滅するヴィジョンをみた。

このままではエルフも滅んでしまう。そこで水中の種族に目をつけたのである。
「その日」は海中奥深くへと逃れれば、普段から海で暮らす者たちは危機をやり過ごすことができるというわけだ。

20言理の妖精語りて曰く、:2019/05/30(木) 04:50:53
物質透過能力を持つ者は地中に潜ったりもする。そして、地獄にまで至る者もいるのだ。

21言理の妖精語りて曰く、:2019/06/01(土) 07:19:55
掟違反者のなかで、地獄に至ったダークエルフのみが、【エルフの一賢者】の猛攻をかわすことができるとされている。

しかし、一賢者は地獄にもツテがあるらしく、油断していると周囲の悪魔や悪鬼に一杯食わされて地上に転移させられ、
待ち受ける一賢者に殺られてしまう。

22言理の妖精語りて曰く、:2019/06/10(月) 22:00:16
ところでポロロッ・カ・ローンに潜むダークエルフが一人いた
いや、彼女は一部脳の損傷したシャチの中で、損傷部分を補いシャチと共存していたので、ハーフダークエルフと言った方がいいのかもしれない
シャチの名はアケローンといったので、彼女もその名を名乗っていた

23言理の妖精語りて曰く、:2019/08/07(水) 07:24:24
泪の山地と泣きべそ雪原を越えていけば、果ての山脈はそこに存在する

魔獣に幻獣、悪意を持っているようにしか思えない動植物を乗り越えれば、そこには宝石の豊富な鉱脈が待っているのだ
そう、あの山の頂に見えた青い光は、たしかにサファイアの輝きだった・・・

24言理の妖精語りて曰く、:2019/09/14(土) 15:40:07
【海蝮ラムクラフト】

海虎(シャチ)を宿主とするオルクス(海獣エルフ)。「海の情報屋」と呼ばれた。
そのツテを買われて、後世に全世界英雄協会の英雄召喚技術により召喚される。
「エルフとしての本体」は粘菌状生物であるため、そのままだと被召芯込みのヒトガタに粘菌をそのままかぶせたような姿となる。
そこでラムクラフトのためにシャチ型の操体が用意され、ふだんは生前のように海中で活動している。
ただし、生前から【エルフの一賢者】に忠誠を誓っており、【一賢者】の行動の邪魔になることについては一切与しない。
が、「協会」側が一賢者を止めようとすることを妨害することもない。矛盾しているようであるが、このことについては一賢者自身からお達しがあったようだ。
全世界英雄協会側もラムクラフトの「沈黙」を容認している。

25言理の妖精語りて曰く、:2019/11/12(火) 21:58:13
【オーク】

【エルフ】の一種、あるいは一派。粘菌(自己)部分を宿主の体外にも展開し、それを全身に覆わせる。結果的に緑色の体色に見える。
宿主を包んだ粘菌鎧には魔法がかけられ、外部強化骨格のごとくパワーを底上げする。
粘菌鎧は兜やヘルメットのようなかたちで宿主の顔面にも装着される事が多く、【豚】や【猪】に模されることが多い。

26言理の妖精語りて曰く、:2019/11/14(木) 18:44:48
【ハイオーク】

中央大陸の諸国を巡りながら、粘菌(自己)操作技能と武術や魔法をはじめとする様々な戦闘技能を極め、新たなる流派を興した者たち。
エルフの祖であるハイエルフにちなむように、その数は13である。

27言理の妖精語りて曰く、:2019/11/14(木) 18:52:53
オークエルフ

ひょろりとした、しろうるり。極めて奇妙な外見をしているが、本質はそこではない。オークエルフはオーク語とエルフ語を共に操ることができる。様々な翻訳語を作り出し、両種族の諍いを取り除いた功から、棘なしバラの花かんむりを被ることを許されている。

28言理の妖精語りて曰く、:2019/11/14(木) 23:10:10
オーク語

オークたちが学んだ武技には魔法が含まれる。それらの魔法の殆どは13のハイオークが異郷で学び、
麾下のオークたちと分かちあったもの。その呪文が属する言語の影響を受けてエルフ語から変化したのがオーク語である。
発音に正確を期すために、呪文が属する言語体系の発声法や文法をも取り込んだとされている。

29言理の妖精語りて曰く、:2019/11/16(土) 00:56:19
ハイオークは当初、13人でまとまって行動していた。オークの数の増加に伴いグループは別れていくのだが
それまでに固定化されたのが日常会話において相通じる基本形のオーク語である。
この時点で外部から取り込んだ呪文の属する言語体系の影響を受けているが、
グループ分岐後は、それぞれの集団において変化が積み重なっていった。その追加部分は「方言」に相当するといえる。

30言理の妖精語りて曰く、:2019/11/16(土) 23:32:14
アカラゴはエルフに霊魂は無いと思っている。脳髄を乗っ取って取り込んだ粘緊生物に過ぎない。
人格は機能としてくっつけたものにすぎない。
霊魂というものはない。あるとすれば宿主のそれであり、自分のものではない。
エルフである以上は誰にもない。ダークエルフにも、オルクスにも、オークにも。

ハイエルフにも。

31言理の妖精語りて曰く、:2019/11/17(日) 20:04:51
アカラゴは疑う

全世界英雄協会の英雄召喚技術により召喚された海蝮ラムクラフトは「本人」なのか?
これが人フォーマットなどの知的生命体ベースのエルフ種なら、宿主の霊魂にエルフ側の経験がくっついたとかなんとか言えるだろう。
しかしながら海虎(シャチ)は獣であって知的生命体ではない。獣にも霊魂はあるのか?

32言理の妖精語りて曰く、:2019/11/20(水) 12:42:37
エルフ類は宿主のボディの入手経路から、宿主が用いていた言語も習得している状態になる。彼等は
ほぼ例外なくエルフ系言語(エルフ語、オーク語)と宿主の知的生命体の言語のマルチリンガルである。

33言理の妖精語りて曰く、:2019/11/20(水) 23:47:20
クジラ・イルカ類を宿主とするオルクスは、高周波や超音波によるコミュニケーション手段を持つ。

野獣系統の宿主を持つエルフ類は、脳髄を加工して「知的生命体化」するが、
オルクスの場合「歌」に言語を加えたような塩梅となる。

エルフ語を起源としているが、水中である、地上とは「発声」の質そのものが違うことから、
大気のある地上で用いられるエルフ語から大きな変化を遂げている。

34言理の妖精語りて曰く、:2019/11/20(水) 23:48:37
クジラ・イルカ類を宿主とするオルクスは、高周波や超音波によるコミュニケーション手段を持つ。

野獣系統の宿主を持つエルフ類は、脳髄を加工して「知的生命体化」するが、
オルクスの場合「歌」に言語を加えたような塩梅となる。

エルフ語を起源としているが、水中である、地上とは「発声」の質そのものが違うことから、
大気のある地上で用いられるエルフ語から大きな変化を遂げている。

35言理の妖精語りて曰く、:2019/11/20(水) 23:48:58
クジラ・イルカ類を宿主とするオルクスは、高周波や超音波によるコミュニケーション手段を持つ。

野獣系統の宿主を持つエルフ類は、脳髄を加工して「知的生命体化」するが、
オルクスの場合「歌」に言語を加えたような塩梅となる。

エルフ語を起源としているが、水中である、地上とは「発声」の質そのものが違うことから、
大気のある地上で用いられるエルフ語から大きな変化を遂げている。

36言理の妖精語りて曰く、:2019/11/20(水) 23:52:55
地上の一部では、海底から三重に同じ声が聞こえると、これをオルクスの歌として崇めるという

37言理の妖精語りて曰く、:2019/11/21(木) 11:04:44
船上から彼等に話しかける際には「三重波状法」という技術が用いられる。

海に接する土地で活動するオークエルフがこの技術を保有している。

38言理の妖精語りて曰く、:2020/09/06(日) 00:00:05
土地やそこの木々などに菌糸をまき散らして染みこませ、立体的な「陣地」を形成し戦いを有利に運ぶ闘法「カール・テ・レミニア」
その使い手たるハイオークは全世界英雄協会と特に対立していることで知られている。

攪乱波長を放つ胞嚢が鏤められた密林、その奥に彼女とその配下たちの本拠が存在する。

39言理の妖精語りて曰く、:2020/09/07(月) 22:08:19
武力を向ける、という意味での敵対はしない。
しかし、全世界英雄協会をはじめとする「全世界」系機関の思想を嫌う者たちに避難所を提供してきた。

中央大陸においても「Xデー」は波及したが、「黄金倫理圏」の出現以前に準備は既に整えられていた。
古来の英雄を尊敬する民衆の中から現われた、「英雄たちを取り戻す」という思想を持つ者たち、
彼らは「協会」の目から隠された密林の奥で、被召芯の拘束機構を無力化する術を研究してきた。

40言理の妖精語りて曰く、:2020/09/12(土) 10:17:17
一方、全世界英雄協会のほうに肩入れするハイオークもいる。
そうした者たちと配下のオークたちからすれば、全世界英雄協会とは、
過去の英雄達との交流や合同訓練をする機会を提供してくれる便利な存在である。

反・全世界英雄協会な心を持つ英雄もいるのだが、やはり技術や傾向ごとに
ピックアップしてマッチングしてもらえる、というのはでかいものである。

41言理の妖精語りて曰く、:2020/09/19(土) 07:49:44
鳥形のフォルムをとる唯一のハイオーク、彼は全世界英雄協会に対して「中立」
というよりも「我関せず」という立場を一貫させている。
呼びかけにこたえず、こちらから呼びかけることもない。

彼はただ「ヨハナ」の舞を踊り、それを介して新たな武術流派を授ける、
という古来からの動きを続けるだけである

42言理の妖精語りて曰く、:2021/11/26(金) 22:11:20
全世界を巻き込む大騒乱、それは唯一神ウィ・バレテからの罰とも言われている。
教王庁が人工子宮の大規模導入を容認した罪に対しての。

中央大陸には世界にさきがけ、知的種族用の超大規模な人工子宮プラントが導入された。
知的種族向けの人工子宮技術は確立され、導入されていたが、
それでも各国で慢性化した少子高齢化は解消できなかったのだ。
子供を妊娠し産むという苦難こそ解決できたが、大人まで育て上げるコストじたいは変わらなかった。
出生率の回復じたいは起こったものの伸び悩んでしまった。

足りない人口を補う方策こそが、次世代を文字通り生み出し付属の教育エリアで育て上げる人工子宮プラントであった。

43言理の妖精語りて曰く、:2021/11/30(火) 10:42:48
反教王庁同盟との対立で疲弊していた教王庁の内部において、
全世界英雄協会に仲介を要請する者が現われた。
反教王庁同盟側にもいたという。

全世界英雄協会は両者にある条件を呑ませる事を見返りにトップ同士の対談の場をセッティング、
千年聖戦はひとまずの終結を迎えることになった。

条件とは、「万民友和」思想の受け入れ……と直接明言されたわけではない。
特定の技術や「協会」側の諸勢力が広めたい様々な医療や福祉の普及、
技術の発展と普及、そういうものである。

そのうちの一つが大規模な人工子宮プラントの開発と導入であった。
教王庁の唯一神教の信徒を多数抱える中央大陸で開発が行われる事が決定し、
「それを抑止する手をあえて選ばない」という合意が教王庁の
枢機卿たち、大都市など重要地域の大司教たちから選ばれた交渉関係者のあいだで固まった。

44言理の妖精語りて曰く、:2021/12/11(土) 23:50:36
それから「光の矢」が聖地に飛んで来なくなった。
教団がいかに腐敗しても、多少の妥協を世俗に対してやっても
教王庁や聖職者たち信徒たちへの警告はあっても、
むしろ誤りを指摘する為の媒体として「光の矢」そのものは25年ごとに聖地に届き続けていた。
それがぱたりと止んでしまった。史上初の異常事態であった。

千年聖戦の終結をもって、教王庁は神の計画が新しい時代に入ったのだと信徒に言い聞かせた。
が、それも永遠には続かなかった。

全世界英雄協会から英雄達が続々と離反するきっかけとなった「Xデー」以後、
中央大陸など世界各地で新しい国や勢力を英雄が旗揚げ、あるいは後見人となり乱世が訪れる。

それまで本音を表沙汰にしていなかった唯一神教系の英雄たちの中には
教王庁はもはや使命を終えたと告げる者が現われた。
"大傑女”エドワード=セイント1世に生前仕えた騎士アルルバト・ブレイクは
人工子宮プラントへの妥協を神の御業への大罪であったと語り、
もはや教王庁は背教者であると否定した。

45言理の妖精語りて曰く、:2021/12/14(火) 01:23:40
いやお前もだんまりやったやん、と言われて聖導騎士アルルバト・ブレイクはばつの悪そうな顔をした。

46言理の妖精語りて曰く、:2022/06/19(日) 13:14:03
ケンタウロス

知性を持つウマ、ともいうべき種族。頭部にヒト等の上半身に似た擬躰をまとい、
「人馬一体」的な姿をとる。擬躰は体毛に似た角質の線を魔力で編み上げたものでかなりの強度がある。
部族、氏族によって頭部にまとう擬躰の形状に差異がある。


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