事件から15年 - 1332173338 - したらば掲示板

1：くそ餓鬼：2012/03/20(火) 01:08:58: 手紙とかの情報ねえかな・・

須磨連続児童殺傷事件１５年　遺族命の尊さ訴え
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004089025.shtml
2：くそ餓鬼：2012/03/20(火) 01:09:57: 須磨連続児童殺傷事件１５年　遺族命の尊さ訴え　

たくさんのつぼみをつけた「彩花桜」を眺める山下賢治さんと京子さん＝神戸市須磨区竜が台６
　神戸市須磨区の連続児童殺傷事件で、山下20+ 件彩花ちゃん＝当時（１０）＝が襲われてから１６日で丸１５年。両親の賢治さん（６２）と京子さん（５６）は、命の尊さを訴えるとともに、見えることのない加害男性の「今」に悩んできた。

　「彩花が赤ちゃんを産むとき、そばに寄り添い、母親になる喜びを伝えることが、私のささやかな夢でした」。今月７日、京子さんは今年も、彩花ちゃんが通った同区の竜が台小を訪れた。涙を浮かべ、児童一人一人の顔を見つめ語りかけた。

　事件20+ 件後に支えてくれた人たちへの感謝や、彩花ちゃんに教わった「命の尊さ」。京子さんはそれらを語り継ぐことが使命と考え、講演を続けてきた。

　京子さんは体調を崩し、乳がんも患ったが、夫婦で事件に向き合ってきた。「苦しくても正面から立ち向かえば、いつか道は開け、笑顔になれる。逃げないで生きてきてよかった」。そう思えるようになった。

　「ずっとそばにいるよ　姿は見えなくても…　彩花」。同校の正門近くに植えられた「彩花桜」は、プレートに刻まれた両親のメッセージに見守られている。木は大きくなっているのに花があまり咲かなくなっていたため、昨年春、竜が台ふれあいまちづくり協議会のメンバーと樹木医の協力で肥料を加えるなどし、再び元気を取り戻した。今年は、たくさんのつぼみをつけている。

　事件がなければ今年で２６歳になる彩花ちゃん。二人は彩花桜が満開になるのを楽しみにしている。

（山下20+ 件智寛、長谷部崇）

（2012/03/16 08:00）
3：くそ餓鬼：2012/03/20(火) 01:10:39: 手紙はもう来ても公表しない、みたいなこと言ってたから、もう情報ねえかなーー
4：藤原：2012/03/20(火) 08:32:29: くそ餓鬼さんスレ立て乙です!!良かったくそ餓鬼さんまだいたｗ
シンの情報が得られないのは寂しいけど、シンが償いながら毎日を生きていると思うからこれからも必死に生きていってほしいなぁ
5：空を歩いて：2012/03/20(火) 13:37:12: ほんとだ！！
くそ餓鬼さんはじめまして！

まだ管理人の方が
いらっしゃったようで
よかったです！
6：名無しさん：2012/03/20(火) 22:31:02: 今年は便せん4枚に綴られた手紙が山下様に届いたようです。
あと、山下京子様がマスコミにあてた手紙の全文が公開されてました。

彩花ちゃん母に連続殺傷の加害男性が手紙
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120320-920472.html
彩花ちゃん母の手記全文
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120320-920471.html
7：くそ餓鬼：2012/03/21(水) 19:47:53: >>6
GJ！！！でかしたーー！！！！！
>>4-5
よう！初！！
毎年この時期になれば、かろうじて情報が手に入るだけマシか・・ｗ
8：くそ餓鬼：2012/03/21(水) 19:50:10: 彩花ちゃん母に連続殺傷の加害男性が手紙

　神戸市で１９９７年に起きた連続児童殺傷事件で亡くなった小学４年山下彩花ちゃん（当時１０）の２３日の命日を前に、遺族が当時１４歳だった加害男性（２９＝医療少年院を出所）から手紙を受け取っていたことが２０日、遺族への取材で分かった。手紙は今年で８通目。２００７年からは毎年３月に届いている。

　彩花ちゃんの母京子さん（５６）は、具体的な内容を明らかにしていないが、文面から「罪に向き合い償おうとする男性の気持ちが年々強くなっているように感じた」としている。

　京子さんは「社会の中で生活し、人のありがたさを感じていることが影響しているのではないか」と話した。

　手紙は「山下彩花様　ご家族の皆様」と宛名書きされた白い封筒に入れられ、便箋４枚に横書きで書かれていた。今月７日、男性の両親らに面会した際に渡された。

　京子さんは、事件から１５年を迎えるのを機に報道各社に手記を寄せ「遺族にとって心の区切りはありませんが、一歩一歩積み重ねてきた五千数百日は、彩花がいた時のように屈託なく笑うことを思い出させてもくれました。支えてくれた多くの方にあらためて感謝します」とつづった。（共同）

　［2012年3月20日20時50分］
9：くそ餓鬼：2012/03/21(水) 19:50:58: 彩花ちゃん母の手記全文

　神戸市で１９９７年に起きた連続児童殺傷事件で亡くなった小学４年山下彩花ちゃん＝当時（１０）の母親、山下京子さんは、事件から１５年を迎えるのを機に報道各社に手記を寄せた。以下は手記の全文。　

　竜が台小学校の正門前にたたずんでいる彩花桜が、今年も小さなつぼみを付け始めています。自分の命よりも大切な彩花を亡くして以来、つらい季節になってしまった春が、彩花桜の成長とともにようやく優しい姿で身近なところに戻って来ました。

　あの日から丸１５年。

　５年、１０年、１５年…。数字の上ではそれを区切りと呼ぶのでしょうが、大切な人を亡くした遺族にとっては心の区切りなどないような気がします。でも、一歩一歩積み重ねてきた時間がもたらす恩恵は、想像以上に大きく、苦しかった五千数百日の道のりを俯瞰（ふかん）できる力を与えてくれました。そして、彩花が居た時のように屈託なく笑うことや心の底から喜ぶことを思い出させてもくれました。

　突然、わが身に起きたあまりにも理不尽な出来事。身を切られるような苦しさと悲しみ。そのうえ、自宅で生活できないほどのマスコミの過熱報道…。まるで、真っ暗な闇に放り出されたような絶望的な日々が続き、「彩花のところに行きたい」と何度願ったことでしょう。夫や息子がいなければ、そして、人との絆が無ければ、私はあの地獄のような日々を、とても耐えることはできなかったでしょう。

　その後、二度も病魔に襲われ死を覚悟した時にも、多くの支えの中で病気に立ち向かうことができました。振り返れば、私たち家族を見守り、寄り添い、励まし、支え続けてくれたたくさんの温かい真心のおかげで今日という日があるのだと、あらためて感謝の思いがこみ上げてきます。

　昨年３月１１日、東日本で未曽有の大震災が起きました。

　大切な人を突然亡くされ深い悲しみを抱えた人。家族の行方が分からず探し続ける人。生き残ったことに罪悪感を持っている人。家や仕事を失い途方に暮れる人。住む家があるのに原発の影響で帰ることができない人。美しいふるさとを奪われた人…。津波や原発事故は私たちの国にあまりにも大きな爪痕を残しました。決して取り戻すことができない尊い命を奪い、穏やかな生活を踏みにじってしまいました。

　「どんな困難に遭ったとしても、心の財（たから）だけは絶対に壊されない」という大好きな言葉があります。

　この１５年間、私たち家族は、日常の中で揺れ動きながら、時に絶望して泣きながらも目の前の壁に挑んできました。どんなに苦しくても、諦めなければ必ず笑顔と幸せを取り戻すことができる。心の財さえ壊されなければ、人は再び、いえ、何度でも立ち上がることができる、ということを東日本大震災で被災された全ての人たちに身を持ってお伝えします。そして、私に出来る支援をこれからも続けていきたいと思っています。

　大きくなった彩花桜を見上げたら、「ずっとそばに居るよ　姿は見えなくても」と、彩花の弾むような声が聴こえたような気がしました。（共同）

　［2012年3月20日20時44分］
10：藤原：2012/03/21(水) 20:11:19: くそ餓鬼さん名無しさん情報乙です!!
くそ餓鬼さんが健在なのが分かって安心しました!!
11：くそ餓鬼：2012/03/21(水) 20:58:07: >>8-9
貼らせてもらった！日刊スポーツ様、>>6様、ありがとう！

>>10
お！リアルか？

ほんとに立派な人だよな。毎年、毎年、変わらず、手記を書いてくれるだけでも
すごいし、心情的にはこれ以上グレードアップしようがない程の境地にいるんだろうけど、
その境地を維持し続けて行動しててさ・・・

シンの手紙の記述はなしか・・・特に例年と変わりなさそうだなぁ。。
12：藤原：2012/03/21(水) 21:20:54: くそ餓鬼さんリアルです～今シン関連の本を読み返してます!!やっぱりどうしてもシンがタバコ吸ってたのが想像つかないなぁ
13：くそ餓鬼：2012/03/21(水) 21:27:43: >>12
おう！リアルだーー！！！藤原！！
今、王国を久々に更新しようとしてんだが、FTPの情報すら分からんことが判明！！！汗
探してるとこだｗｗ

タバコなぁ、あの顔でギャグ言うのも想像つかんし！あの顔しか知らんからな！
14：藤原：2012/03/21(水) 21:31:30: >>13うお!!くそ餓鬼さんに名前呼んでもらえたｗ
更新!!是非!!してほしいです!!何かリニューアル？的な感じでｗ
15：きみこ：2012/03/22(木) 22:51:46: 更新わたくしもして欲しいです。
いつも見ているだけで申し訳ないので初書き込みさせて頂きます。

あと、くそ餓鬼さん、裏モノJAPANの2009年1月号って読まれましたか？
関連本の方に載ってなかったので御伺いしてみました。
16：くそ餓鬼：2012/04/09(月) 00:58:48: で、結局更新はまた先延ばしなんだけどさ。

>>15
ああ、それ。「このサイトがすごい！」ってヤツだっけ！？
なんか王国が載ってるとかいう。。
過去ログのどっかにもその話題があると思うけどな？
結局、その雑誌見てないんだよな。

でもここ15年スレなんだよ！他の書籍の話は、書籍スレででも！！！
17：酒鬼薔薇聖子：2012/04/21(土) 13:12:16: くそ餓鬼ひさしぶり。数年ぶりね。
私のこと覚えてるかしら？

今、神戸で働いているの
もう２６歳になっちゃったわ☆

神戸で働いているおかげでシンちゃんの情報も少しずつ入ってきてはいるんだけど
もう既にあなたが知ってるような情報で大したことはないわ

須磨区のあの地域ではこの事件はすっかり風化しつつあって
友が丘の生徒も事件すら知らない子もいるんだってさ

知ってる？犯人は絶対に事件現場に戻るそうよ
だから、友が丘にシンちゃんは必ず現れると思うわ

じゃーね、何か新しい情報が入ったら書くわね
18：名無しさん：2012/04/21(土) 16:48:50: >>17えっくそ餓鬼さんと知り合いなんすか!?くそ餓鬼さーん!!!!!!(;∀;)
19：名無しさん：2012/05/18(金) 22:01:46: 「更生しましたか」被害女性が手記　連続児童殺傷
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005052504.shtml
20：ひん：2012/05/19(土) 00:08:30: テレビで特集とかするんですかねぇ…おさえたい！
21：やらい：2012/05/20(日) 10:38:28: おお、読みたいですねえ
22：名無しさん：2012/05/20(日) 18:00:35: 「更生しましたか」被害女性が手記　連続児童殺傷　

　１９９７年、神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、腹部を刺され重傷を負った当時小学３年の女児が、看護師の道を歩んでいる。２４歳になった女性は神戸新聞社に初めて手記を寄せ、この１５年を振り返るとともに、加害男性に対し、「あなたは更生したのですか」と問い掛ける。（長谷部崇、中部　剛）

　女性は９７年３月１６日、自宅近くの路上で、すれ違いざま腹部を刺された。ナイフは胃を貫通し、深さ８センチにも達する重傷。神戸市内の病院の集中治療室（ＩＣＵ）に搬送され、一命を取り留めた。この時、優しく介抱され、「看護師になる」と幼心に刻んだ。

　男性が医療少年院を仮退院した２００４年、謝罪の手紙が届いたが、以来、男性からの連絡は途絶えたまま。女性は手記の中で「あなたは今どこで何をしているのですか」「償いの気持ちはあるのですか」と問う。加害男性の近況が分からない不快感、不安感をにじませる。

　女性は今でも、テレビドラマで人が刺されるシーンを直視できないという。一時期は、１０代くらいの少年を見掛けると、刺された時の恐怖がよみがえり、足がすくんだ。

　友人に傷を見られるのが嫌で、修学旅行に行くのを渋ったこともあった。「あの時の腹部の傷もまだ残っています。身も心も傷つきました」と手記に記す。

　つらいことはたくさんあったが、「看護師になる」と決めた１５年前の思いを大切にしてきた。受験勉強でくじけそうにもなったが、家族に支えられ、昨春から兵庫県内の病院で看護師として働き始めた。まだまだ新米だが、「重症の人が元気になって、退院していく姿を見るとうれしい」と笑顔を見せる。

　女性の両親は、これまで加害男性の両親と５回ほど面会したという。女性は「１５年間、事件にも負けず生きてきました。私の気持ちがやっと伝えられるときが来たと思います」と手記に記し、次の機会には一緒に会うつもりだ。

　「自分の言葉で被害者の思いを伝えさせたい」と母親（５１）。男性の両親の１５年を思い、「成長したこの子の姿が、男性の両親にとって救いになるかもしれない」と、複雑な心境ものぞかせる。

　女性は「つらい経験も絶対無駄にはしません。仕事に誇りを持って生涯生きていきます」と手記を締めくくっている。

【神戸連続児童殺傷事件】　１９９７年２～５月、神戸市須磨区で小学生５人が相次いで襲われた。３月１６日、小学４年の山下彩花ちゃん＝当時（１０）＝が金づちで頭を殴られ死亡、小３女児が腹をナイフで刺され重傷。５月２４日には小６の土師（はせ）淳君＝当時（１１）＝が殺害された。兵庫県警は６月２８日、殺人などの容疑で中学３年の少年＝当時（１４）＝を逮捕した。

(2012/05/14 10:17)
23：名無しさん：2012/05/20(日) 22:08:24: 特集はあっても世界仰天ニュース見たいなのはないんですか？
24：名無しさん：2012/05/23(水) 18:17:00: mi○iのニュースですが
＜神戸児童殺傷＞土師君事件から１５年　父守さんが手記

神戸市須磨区で９７年に起きた小学生連続殺傷事件で、小学６年だった土師（はせ）淳君（当時１１歳）が殺害されて丸１５年となる２４日を前に、父守さん（５６）が報道各社に手記を寄せた。「今でも子供の可愛い笑顔を、つい昨日のことのように思い出します」と心境をつづり、事件の真相を求め続ける親の思いを吐露した。

　手記では、少年法について「０８年の改正で被害者の審判傍聴が認められるなど大きく改善されたが、まだまだ不十分」と訴え、加害少年の顔が見える場所からの陳述や、重大事件の事実認定における検察官関与の原則化、被害者からの質問権などの実現を課題として挙げた。

　犯罪被害者への対応については「拙さが目立つ事例が見受けられます」と指摘。「多くの法律や制度ができても、運用する人たちに十分な認識がなければ実効が伴いません」と苦言を呈し、関係者に理念の理解を浸透させるよう求めた。

　守さんによると、今年も加害者の元少年（２９）からの手紙を今月１８日に代理人弁護士を通じて受け取った。「自分自身に向かい合い始めたのではないかと思われる内容だった」という。守さんは取材に「事件について、なぜ、どうしてという真実を、彼自身がきちんと分析した上で、彼自身の言葉で説明してほしい」と話した。【渡辺暢】
25：うっちー：2012/05/23(水) 21:52:56: あの、特集とかニュースとか何でもいいんで東さんに関係するものが乗ってる記事などがあれば教えてください！
26：ひん：2012/05/24(木) 00:08:43: 明日特集くまれてほすぃ(´･ω･`)
27：柳井：2012/05/24(木) 16:47:52: 明日のニュースをよくみていよう。
28：うっちー：2012/05/24(木) 16:52:04: 今日、淳君の命日だっつーのにみのさんの奥さん亡くなった事ばっかニュースで
やってる。ハッキリ言ってウチラみたいな普通の関わりない人には関係ない。本当に
放送するべきニュースを放送してほしい。
29：ひん：2012/05/24(木) 17:28:22: キャストにて淳パパが取材に応じてたな！見たぜ(｀・ω・´)
30：名無しさん：2012/05/24(木) 17:29:47: いまさっき土師さんのインタビューが放送されていました。
やっぱり被害者の方の生の声聞くと泣いてしまう。
31：ゆら：2012/05/24(木) 18:28:35: >>29-30

本当ですか！
見逃した…見たかったな
32：名無しさん：2012/05/25(金) 10:58:32: twitterとかでも語り継ごうという人が現れ始めていますね。

↓

日本のタブー「発達障害と凶悪犯罪」を語る
http://togetter.com/li/309421
33：柳井：2012/05/26(土) 04:51:43: 同じく見逃した。

>>32　めっちゃド変態言われてますね。
34：名無しさん：2012/05/26(土) 22:44:47: そりゃかわいい男の子の首絞めてハァハァする人だもの。
35：名無しさん：2012/05/27(日) 01:01:24: え？シンってそっち系やったの？
36：ひん：2012/05/27(日) 09:38:06: 今はもう普通の女の人にハァハァだろ？
変わっちゃったんだよなぁ…
37：めがぽ：2012/05/29(火) 06:27:07: >>36
もしそう変わったなら、シンくん的には幸せですよね。
38：ひん：2012/05/29(火) 13:09:01: >>37
ですよね
やっと普通の人になれたんだもん、生きるからには幸せになってほしいです
39：ひん：2012/06/03(日) 16:43:29: 今日家に買ったテレビもってきたお兄さんの目元がシンにそっくりでびっくりしたww
シンだったらいいなぁでも近畿にはいないよなぁ…
40：柳井：2012/06/03(日) 22:54:19: コンビニでバイトしてると、たまに「あ、似てる」って思うお客さんがいます。
違うと分かっててもちょっと嬉しいですよね。そういうの。
41：くそ餓鬼：2012/06/15(金) 19:44:07: 今さらなんだが、フツーに5月27日スルーしちまった！！汗

>>24、ありがとう！！
これだけか？？情報・・・

手記全文が見たいんだが・・
42：くそ餓鬼：2012/06/15(金) 19:50:30: http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120523/waf12052308040004-n1.htm

いまも癒えない悲しみ、土師淳君の父　神戸児童連続殺傷事件から１５年
2012.5.23 08:01 （1/3ページ）［殺人・殺人未遂］
　神戸市須磨区で平成９年に起こった児童連続殺傷事件で、最愛のわが子、淳君＝当時（１１）＝を失った父親の医師、土師守さん（５６）が、２４日で事件から丸１５年になるのを前に産経新聞のインタビューに応じ、いまなお癒えることのない悲しみと、犯罪被害者や遺族のために、少年法のさらなる改善を訴えた。

　加害男性（２９）＝当時（１４）＝からは、１６年以降、謝罪の手紙が送られてきて、今年も１８日に受け取った。毎回内容は公表しないが、「この１年の間にも、自分自身に向かい合い始めたと思われるような変化があった」と感じたという。一方で、守さんは「私たち遺族はいつまでも『受け身』のまま」と悔しさを隠さない。

　加害男性と家族がどうしているのか。情報は年々減り、国や、退院後に少年を支えるはずの、法務省ＯＢらによる民間サポートチームがどう活動しているのかもほとんど分からない。

「加害男性３０歳。償い方を考えられる年齢だが…」

　「加害男性はもう３０歳になる。社会では一人前とされる年齢だ。自分自身でどう償うのが正しいのかも考えられるはず…」

　だが守さんの思いが加害男性に届く可能性は低い。

　妻と、淳君の兄である長男（２８）と３人で支え合って生きる。その暮らしは１５年たっても変わらない。長男は３年前に就職し、一生懸命働いている。「自分で志を持って仕事をしてくれれば、それでいいんです」。守さんの声も、どこかうれしそうだ。

　この１５年間、毎週末には月照寺（兵庫県明石市）にある淳君の墓に参り、月命日にも供養を続けてきた。淳君の命日にあたる２４日は住職に来てもらい、読経をあげてもらうという。

　幹事を務める「全国犯罪被害者の会（あすの会）」の活動は、刑事裁判への「被害者参加」制度となって結実した。しかし一方で、守さんら遺族に“壁”となって立ちはだかった少年法改正に向けては、まだまだ課題をあげる。

　「少年審判の傍聴は実現しましたが、傷害事件では『生命に重大な危険を生じさせたとき』に限定されている。もっと多くの被害者や家族が傍聴できるべきだし、意見陳述などの制度も拡充していきたい」
43：くそ餓鬼：2012/06/15(金) 19:55:11: 全文発見！！！毎日GJ！！！

http://mainichi.jp/select/news/20120523k0000m040137000c.html

神戸児童殺傷:犠牲の土師淳君　父守さんの手記全文

毎日新聞　2012年05月23日　03時00分

　神戸市須磨区で９７年に起きた小学生連続殺傷事件で、土師（はせ）淳君（当時１１歳）が殺害されてから２４日で丸１５年となるのを前に、父守さん（５６）が毎日新聞などに手記を寄せた。全文は次の通り。
44：くそ餓鬼：2012/06/15(金) 19:57:59: 　今年もまた５月２４日という日がめぐってきます。淳が私たち家族の前から姿を消して１５年という年月がたちました。１５年という期間は長いように感じますが、今でも子供の可愛い笑顔を、つい昨日のことのように思い出します。

　今年も、弁護士を通じて加害男性からの手紙を受け取りました。手紙の内容については公開することができませんが、この１年の間にも、彼自身に大きな変化があったようで、自分自身に向かい合い始めたのではないかと思われるような内容だと感じました。現在、私たちが加害男性と能動的に関わることは困難かもしれませんが、事件の真実を求め続けていきたいと思います。

　被害者参加制度が０８年から運用され始め、現在ではかなり浸透してきたのではないかと思います。多くの被害者・被害者遺族の方々がこの制度を利用され、「裁判に参加して良かった」という話を耳にしますと、私も活動に参加して良かったと思います。しかしながら、この制度に反対している弁護士の方もまだまだ多いようで、残念なことですが、この制度の定着を妨げるような活動をしている方も多いと聞きます。犯罪被害に苦しむ被害者、被害者遺族のことを本当に考えて、この制度の運用をさらに良い方向へと進めてほしいと思います。

　今年は０８年に改正された少年法の見直しが始まります。０８年の改正では、条件付きですが被害者の審判傍聴が認められるなど、大きく改善されましたが、まだまだ不十分なところが多く見受けられます。審判傍聴の対象範囲の拡大は重要なことですし、意見陳述を行うにあたっても、加害少年の顔が見える場所からの陳述の実現も課題だと思います。これらのこと以外にも、重大事件における事実認定に関しての検察官関与の原則化、被害者からの質問権や社会記録の閲覧の実現など、まだまだ多くの課題が残っています。少年法は、現在でも被害者のさらなる犠牲の上に成り立っている法律であることには変わりはありません。この度の見直しで、少しでもその状況が改善されるように願っています。

　最近、いたましい事件・事故が多く発生しています。そして対応の拙さが目立つような事例が見受けられます。０４年に「全国犯罪被害者の会（あすの会）」の活動が実り、犯罪被害者等基本法が成立しました。それ以降、犯罪被害者のための多くの法律や制度ができました。しかしながら、制度ができてもそれを運用する人たちに十分な認識が無ければ、実行が伴いません。今後の被害者支援のためにも、関係者の方々には、職員への研修等を含め、制度の基本理念の理解を浸透させてほしいと思います。

土師守
45：くそ餓鬼：2012/06/15(金) 20:23:40: 山下さん：「罪に向き合い償おうとする男性の気持ちが年々強くなっている」
土師さん：「この１年の間にも、彼自身に大きな変化があったようで、自分自身に向かい合い始めたのではないかと思われる」

年々成長してるんだな！よかった、なんかもう来年も大丈夫そうだな。
3月で向かい合おうとする気持ちが強くなって、5月で向かい合い始めたのか！！
んじゃあ、来年は、償いの第一歩だな！！！
46：くそ餓鬼：2012/06/15(金) 20:27:39: 10年経った時、２００７年に、土師さんは、
「少なくとも、今まで読んだ手紙の中では、『反省している』という実感は持ってません」
って言ってたけど、今年はそれはどうなんだろう？

記者も聞いてくれよ～それぐらい聞けるだろうよ～～～

「被害者が、『これは謝罪だ！』と感じて初めて、『謝罪』という言葉が使われる～」
とか言ってたから、謝罪された、とはまだ感じてないのかな。。手紙が読みてえええ！！！！
47：茶波：2012/06/16(土) 11:08:41: >>42～44、くそ餓鬼さんお疲れさまです！
流石に15年も経つだけあって事件も寂しいけど風化してきてますよね…毎年時期になると公表される被害者の言葉があるのが救いか。

王がどんな内容の手紙を書いてるのか凄い気になる。どんな事を書いてるんだー？！
でも年々良い方向に向かってるっぽいし、王も頑張ってるんだなってそれだけは分かるぞ！頑張れ王！

ん、そろそろ王が逮捕された日か…！
48：めいくら：2012/06/16(土) 19:23:48: くそ餓鬼さん、毎回ありがとうございます！

>>46
手紙の内容、自分も見てみたいです…。
49：元MPD：2013/11/04(月) 16:00:53: age