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アフターエフェクトについて

2高山カツヒコ(www.tepproject.com):2013/02/12(火) 05:30:51
 まず、著作権という理由では、必ずしもそのエンブレムを消す必要はありません。
 エンブレムそのものを劇中のガジェットとして撮影したのであれば、問題になるケースもありえますが、単なる衣類のマークであれば通常は気にしません。
 そうでなければ、衣類のマーク、車のエンブレム、電化製品のロゴマークなども全て端から消さなければいけなくなってしまいます。または撮影の許可を取らなければいけなくなります。
 これらは「純粋美術」ではなく、製品のブランドや所属する学校や会社などを示す実用性を持っているので「応用美術」とされ、その実用性から離れて美的鑑賞だけに専念する用途で作られたものではないので、著作権法で保護されている「美術の著作物」にはなりません。
 そのエンブレムを真似て同じデザインのエンブレムを作って売れば、登録商標とかその他の権利侵害になる可能性はありますが、撮影に映り込んでいるだけであれば、まず問題はありません。
 テレビでは、番組スポンサーとマークのメーカーが競合するのを避けるために、使用を避ける事があります。


 消すのは、初めての人には少々大変です。
 静止画ならば、Photoshopでペイントするように、上に描い塗りつぶしてしまえ済むのですが、動画の場合は全てのフレームにそれを手作業で完全に同じ調子で描くのは非現実的です。
 なので、止まっているカットの場合はまだなんとかなりますが、動いている時は自然に消すのは非常に厄介で、そのカットの状態によって消し方の手順がかなり変わります。
 一番簡単に済む方法は、エンブレムのない布地の部分の画像をコピーして、エンブレムの上に合成するわけです。
 しかし、照明の加減でその部分に馴染む布地がなかったり、動いているためにカット内で常に明るさやサイズが変わっていて、自然に見えなかったりで、そのまま簡単にはいかない事も多いです。
 「エンブレムのない人物の腕」をCGで丸々作って、合成ではめる事もあります。
 カットの状態によってケースバイケースなので、こうすれば出来ると一言で言えるものではありません。


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