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『追憶の贖罪、マンブラーズ』

1:2008/06/01(日) 03:11:22
3人の『スタンド使い』が集められたのは、250ヘクタールを越える広大な敷地の中心に
建っている3階建ての『白い豪邸』だった。
敷地の大半は、森・・・・・・・・・・・邸宅の周囲は切り開かれており、美しい庭園になっている。
屋敷の主は、『ジョージ・ハンガーランド』。
 
3人が執事の老人に案内されたのは、2階の一室だった。
窓から庭園を見下ろすと、噴水が見える・・・・・・・・・・・・・・。
やがて、スーツ姿の30〜40代と思われる白人の男が1人、部屋に入って来た。
 
「よく来てくれました。
私は、『ジョージ・ハンガーランド』・・・・・・・・・・・・『ジョージ』と呼んで下さい。」

2駿河『ダ・ボム』:2008/06/01(日) 03:43:58
>>1
「ああ・・・ちゃんと来たぜ。
俺の名前は駿河行夫だ!
呼び方はなんでも構わないが、仕事内容は『護衛』だよな?
あんたを守ればいいのか?」

部屋を見回す。
目の前の男以外に人はいるか?
ハンガーランドだからってハンガーばっかりあるとか、
そういう話ではないだろうが。

3ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/01(日) 17:14:28
>>1
「はじめまして……ネイスミスといいます」

挨拶をして話の続きを聞く。

4嶋『ガービッジ』:2008/06/01(日) 22:11:51
>>1
「よろしくお願いします。
 嶋と申します」

この屋敷に来る途上で、邸宅の周囲の地理、木の種類、水場を確認しておきたい。
当然、そのあたりは通るから可能だろう。

ネックストラップの先に取り付けた小物入れをいじりながら話の続きを聞く。

5:2008/06/01(日) 23:48:27
>>2-4
『ジョージ・ハンガーランド』は、3人の顔を確かめる様に眺めた。
 
「今、話が出ましたが・・・・・・・・・・『仕事』の内容は、そう。
この屋敷で、我々を『護衛』して貰いたいのです。」
 
『ジョージ』の後ろには、3人を案内した老執事が1人立っている。
 
「我々というのは、私と妻。
特に妻は身重なので、絶対に不安がらせたくない・・・・・・・・・・。」
 
━━━━━━━━━『ハンガーランド邸』の敷地は、小高い丘の上にあった。
丘の下は、ライ麦畑が広がる農地になっている。
敷地の森に生えている木々は、その種類も多様だった。
森の中に小川も流れている様だったが、詳しい場所は確認していない。
屋敷までは、敷地の中を石畳で舗装された一本道が延びている。

6嶋『ガービッジ』:2008/06/02(月) 00:17:19
>>5
ジョージの話は一区切り付いたのだろうか。
付いているなら質問をしていいかどうか尋ね、許可を得られたら以下のように質問する。


「少し多いですが必要だと思うんです。
 第一になぜ、護衛を頼もうと思ったか……
 つまり、これは敵の心当たり、恨まれる心当たりがあなたにあるということです。
 それをお聞きしたい。
 第二に、なぜそんな大事な時期の奥様をこの屋敷においておくのか……
 例えばホテルなり、彼女の実家なり避難先はあるでしょうに。
 第三に先ほど『この屋敷で』とおっしゃいましたが何か意味はあるのですか?
 我々としてはもっと別の、例えば狭い場所のほうが守りやすかった。
 勿論だからといってこの仕事を断るなんて事はないですが……
 更に第四、この屋敷の構造を知りたい。
 隠し通路や気づきにくい小さな部屋、道などには特に警戒すべきです。
 まぁ相手にもよりますが
 第五に、内部に対する知識、具体的には使用人たちのことを知りたいですね。
 全てを疑え、と先人は言っております。
 最後に、これは第一と被りますがあなたの経歴をお聞かせ願いたい。
 どんな鍵、ヒントがあるかわかりませんからね……」


「あと、これは個人的な興味ですがこのお屋敷は随分立派ですね」

何かこの家に関する話を更に引き出したい。
家は古いのだろうか、新しいのだろうか。

7駿河『ダ・ボム』:2008/06/02(月) 00:19:22
>>5
「妊婦か・・・何ヶ月だ?
それによってやっていいことと、悪いことが決まるからな」

他の質問は嶋が大体言ってくれたな。
屋敷に篭るなら守りやすい。
小高い上にあり、一本道だ。
いや、しかし周囲は森ならいくらでも進入経路はあるか?

8ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/02(月) 22:28:04
>>5
>>6
(やばい、目立てないかも……)

「えーと、とりあえず、こんなに屋敷が広いのは想定外だったんで
 連絡用にトランシーバーか何か貸してもらえるとうれしいんですが。
 携帯だとつながるまでに時間がかかりますからね、緊急時にはその時間が致命的になりかねない。
 それと、我々の護衛は一体どれくらいの期間続ければいいんでしょうか?」

9:2008/06/03(火) 00:57:59
>>6-8
3人が質問を終えると、『ジョージ』は老執事の方を振り返った。
 
「彼らに、トランシーバーと見取り図を。」
 
老執事は、小さく頭を下げると、足音も立てずに部屋を出て行った。
『ジョージ』は、3人の方に向き直ると、話し始める・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「まず、妻について話しましょう・・・・・・・・・・・・・名前は、『アンナマリー』。
そろそろ、『9ヶ月』に入る所です。
1ヶ月程前、彼女が『奴ら』に襲われたのが、全ての始まりでした・・・・・・・・・・・・・・・。
『何故、この屋敷に』と言われましたね。
私も最初は、彼女をホテルや別荘に移しましたが、『奴ら』から逃げる事は出来ませんでした。
この屋敷は、御覧になった通り、敷地も広く、外界から離れています。
こちらが万全の状況で『迎え撃つ』には、適しているんです。
『奴ら』の事を考えれば、狭い場所よりも広い場所の方が良いと判断した結果でもあります。
何より、狭い場所に閉じ込めておくのは、母子共に良くない・・・・・・・・・・・・・・・。
━━━━━━━━━『護衛』の期間については、『奴ら』が消えるまで行って頂きたい。」
 
そこまで話すと、『ジョージ』はクローゼットの方に歩き始める。
 
「『スタンド使い』・・・・・・・・・・・・と言いましたか。
貴方達に集まって頂いたのは、ある友人の友人に『スタンド』の話を聞いたからです。
その友人の友人が言うには、『奴ら』も『スタンド』らしいのです。
確証はありませんが、少なくとも人間じゃあない事は分かっていましたから・・・・・・・・・・・・・・。」
 
クローゼットの前を通り、『ジョージ』は窓の方へと歩いて行く。
フローリングの床に、コツコツと革靴の足音が響いた。
 
「・・・・・・・・・・・・・・・・この屋敷は、1年程前に建てました。
子供が生まれてから、3人で暮らそうと思いまして。
お察しの通り、私のビジネスは順調なので、今の暮らしが出来ている訳です。
商売敵は多いですから、その中の誰かが我々を『スタンド』で襲っているのかも知れません。
これも、確証はありませんが・・・・・・・・・・・・・・商売敵も大勢いるので、特定は難しいでしょう。
私の経歴や使用人については、先程の執事から聞いて下さい。
彼の名前は、『リチャード・グリーン』。
使用人の中では、一番の古株です・・・・・・・・・・・・・・・・。」

10嶋『ガービッジ』:2008/06/03(火) 01:32:32
>>9
執事を目で追いながら話を続ける。


「商売敵とあなたの経歴、使用人については彼に後ほど尋ねさせていただきます。
 そう、彼に伝えておいてください。
 それに、使用人も含めて、どなたがどこにいるかも、教えておいて欲しいですね。
 あまり私達の目の届かないところにいらっしゃても、あまりうろうろされても困りますから。
 できればあなた方以外には出て行って欲しいようなものですが……無理ですか?」


「一つ、見落としていた点がありました。
 奥様が恨まれたり妬まれたりする心当たりはおありですか?
 何度もいいますが、あらゆる可能性を考えないといけませんからね。
 できれば……奥様と直接お話がしたいのですが」

「そしてコレが最も即効的な質問ですが今までの『奴ら』とやらの攻撃法を知りたいんです。
 襲撃の様子をなるべく詳しくお教え願いたいです」

「それに『スタンド』のことを知っているあなたの友人の友人だという方……
 その方も『スタンド使い』なのでしょうか?
 いえ、これは勿論個人的な興味であり、質問ですが。
 貴方が襲われていることを知っている人間がどれほどいるのか。
 そしてその人たちはどのような人たちなのか、を知っていて損はないですからね。
 護衛する上で……」


「9ヶ月……確かに、大事な時期です。
 私も、妻が妊娠していたころは随分気を使いましたよ。
 しなれない家事掃除をしてみたり、ですね」

11駿河『ダ・ボム』:2008/06/03(火) 01:43:56
>>9
「『リチャード・グリーン』っていうのか。
いきなり質問だが、『ジョージ』がやってるビジネスって何だ?
商売敵が狙ってると言うが大企業のビジネスならトップをぶっ殺しても、
ぶっちゃけ、さほど影響ねえよな?
松下電器もソニーも最初の社長が死んでも、
未だにツートップだしな」

「まあ今は『奴ら』の動機より『奴ら』への対処法が先だがね。
『奴ら』がどんなのかわからなきゃ先にはすすまねえな」

>>8
>>10
「とりあえずあれだ。
今のうち、連絡方法決めておこうぜ。
俺の能力なら、木の棒でもありゃ単純な意思の疎通をはかれる。
方法はお互いに『導火線』を二本ひいた棒を持ってだな。
傷をつけることによって状況を知らせる」

12ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/03(火) 07:37:33
>>9

「そういう話でしたら、ここで働いている人間のシフト表を見せてください。
 その『奴ら』がスタンドなら、『本体』がいるはずです。
 そしてスタンドには射程距離という概念がある。例外もありますけど。
 場所を変えても襲ってくるなら、『本体』もあなた方の後をついていっている可能性が高い。
 シフト表を見れば彼らのアリバイを確認できます。
 …まあ、正直誤魔化す方法はいくらでもありますがその時には何かしら不自然な行動をしているはずです」

13:2008/06/03(火) 23:53:14
>>10
「『護衛』という仕事は、『そういうもの』じゃあないんでしょうか?
我々が屋敷にいなければ、貴方達が『護衛』をする必要も無くなってしまう。」
 
そう言うと、『ジョージ』は軽く笑った。
 
「勿論・・・・・・・・・・・・妻にも、お会いになって頂きます。
私よりも、妻の護衛を第一に考えて頂きたい程ですから。
妻は、私以上に怨まれる覚えは無いと思いますが・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
『ジョージ』は、窓から離れると、ドアの方に歩き出しながら話を続ける。
 
「『奴ら』の手口については、私の口からは。
それについても、『リチャード』からお聞き下さい・・・・・・・・・・・・・・・。
友人の友人ですが、『彼』も『スタンド使い』でした。
詳しい話は、『リチャード』が話してくれるでしょう。」

14:2008/06/03(火) 23:54:10
>>11
『ジョージ』は、胸の内ポケットから黒いケースを取り出すと、それを開けた。
中には、名刺の束が入っている・・・・・・・・・・・・・・『ジョージ』は、その1枚を『駿河』に差し出した。
 
『H・S・P 代表取締役  ジョージ・ハンガーランド』
 
『H・S・P』━━━━━━━━━━━
『ハンガーランド・シンティシス・プランニング』の略称であり、社名でもある。
国際的なビジネスやイベントの企画運営を主としているが、その分野は非常に多岐に渡る。
『駿河』を含め、3人も『H・S・P』の社名には聞き覚えがあった。
>>12
「それについては、私も考えました。
『スタンド』について、よく知っている訳ではありませんが・・・・・・・・・・・・・・・。
『アリバイ』という点では、全ての使用人が『無罪』でした。」
 
『ジョージ』が言った。
 
「この屋敷に住み始めたのは、ほんの1週間程前です。
それまでは、ビジネスの関係もありまして・・・・・・・・・・・夫婦で、海外を点々としていましてね。
使用人を雇ったのは、ここに住む事を決めた半月程前です。
勿論、全員が初対面でした。
『奴ら』の事もありましたから、その辺りは念入りに身元を洗いましたよ。
『リチャード』は、それ以前から我々の執事を務めていましたが・・・・・・・・・・・・・・・。
まあ、御希望でしたら、シフトスケジュールも取り揃えさせておきましょう。」

15嶋『ガービッジ』:2008/06/04(水) 00:29:13
>>13
「いえ、『使用人』達の事ですよ。
 『スタンド』の前ではどんな硬い『アリバイ』も当てになりません。
 遠く離れていたって、可能です」

「随分『リチャード』さんにあなたは信任を置いているようですが……
 それほどまでに長い付き合いなのですか?
 それとも何かきっかけでも?」

そういえば家は木造だろうか?
一応部屋の中の調度品も観察して、木製の物がどこら辺にあるかを把握しておく。

「やはりそのようなご職業では世界中飛び回らねばならないんでしょうね。
 でも、なぜここに腰をすえようとお思いになったんですか?
 やはり、奥様の為で……?」

16駿河『ダ・ボム』:2008/06/04(水) 00:42:40
>>14
「ほう・・・こりゃでっけえ企業だな。
名刺もいい記念になるぜ」

名刺を財布にしまっとく。

「ところで俺達はこの屋敷で護衛するわけだが
ちゃんと『サポート』はしてくれるんだよな?
手始めに木の棒が三本ほど欲しいんだが。
リチャードさん、用意してくれるよな?」

17ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/04(水) 07:38:21
>>14
「そこまでおっしゃるんでしたら大丈夫でしょうが、念のため確認させてください。
 ところで、その友人の友人についてですが、スタンド使い『でした』とは?
 ひょっとして僕らの前に護衛の任務を買って出て、返り討ちにあったとか?」

18:2008/06/05(木) 00:36:54
>>15-17
屋敷が木造建築である事は、内外の様相から容易に判断出来た。
室内に調度品らしいものは無く、マンションの空き部屋の様にも見える。
 
「『リチャード』は、この屋敷を建てる前から雇っている執事です。
彼に『奴ら』との関わりがるとは、考え難いですね・・・・・・・・・・・・・・・我々がいなくなっても、
何のメリットもありませんし。
必要なものは、彼に言って頂ければ用意させますよ。」
 
━━━━━━━━━━━ふと、ノックの音が響く。
ドアの向こうから『リチャード』の声が聞こえ、ドアが開いた。
よくホテルでベルボーイが運んでいる、ルームサービスを運ぶ様な2段のカート台車を押し、
『リチャード』が室内へと入って来る。
台車の上には、3つのトランシーバーと、屋敷の見取り図が印刷されたコピー用紙が3枚。
 
「この屋敷を建てたのは、妻と子供の為です。
私も、そろそろ一線を退いて、のんびりと暮らしたくなりまして・・・・・・・・・・・・。」
 
『ジョージ』は、そう言うと『リチャード』の方を見て言った。
 
「『リチャード』・・・・・・・・・・・皆さんに、詳しい説明を頼む。
それと、『木の棒』が必要だそうだ。
私の杖があったはずだから、それを用意してくれ・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
『リチャード』が無言で頷くと、『ジョージ』は再び3人に向き直った。
 
「では、皆さん。
ここからは、この『リチャード』に質問して下さい。」

19ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/05(木) 01:07:46
>>18
「じゃあリチャードさん。
 あなた方が具体的にどんな被害にあっているのか、
 具体的に説明してください」

20嶋『ガービッジ』:2008/06/05(木) 01:29:41
>>18
立ち上がり、見取り図とトランシーバーを手に取る。
そしてトランシーバーを試しに使ってみながら、こう言う。

「ところで、奥様はどの部屋にいらっしゃるのですか?
 もう我々は『護衛中』です。
 いつ襲われるかもわかりませんし、すぐにでもお傍につきたいのですが」


見取り図を開き、読む。

21駿河『ダ・ボム』:2008/06/05(木) 01:40:05
>>18
トランシーバーと見取り図を受け取る。

「奴らってのはどんな姿なんだ?
それがわかんねえと対処しづらい」

>>19
>>20
「護衛の担当を決めないとな。
ハンガーランド夫人は嶋、ジョージは俺。
ネイスミスは遊撃がいいと思うがどうだ?」

22:2008/06/05(木) 02:09:42
>>19-21
「『リチャード』、皆さんを『アンナマリー』の所へ御案内してくれ。」
 
3人がトランシーバーと見取り図を取ると、『ジョージ』が口を開いた。
『リチャード』が頷くと、『ジョージ』は部屋を出て行く・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「私は、『書斎』にいます。
くれぐれも、宜しくお願いします・・・・・・・・・・・皆さん。」
 
見取り図を見ると、屋敷の構造がよく分かった。
地下1階、地上3階の屋敷で、3人がいる2階の部屋も当然載っている。
『リチャード』は、3人に一礼すると、口を開いた。
 
「では、奥様の御部屋へ御案内致します。
説明は、歩きながらさせて頂きます・・・・・・・・・・・・・・参りましょう。」
 
『リチャード』を先頭に、3人は部屋を出る。

23ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/05(木) 23:32:23
>>22
「では、奥様のところにつくまでにさっきの質問に答えてください。
 実際に被害にあった人の目の前でする話じゃないでしょうからね」

『リチャード』の後に続きながら尋ねる。

24嶋『ガービッジ』:2008/06/05(木) 23:40:45
>>21
「かまいません。
 それでお願いします」

>>22
「なるほど、こういう構造なんですね…
 地下もあるのか……広いですね。
 ……おっと、すいません、ご主人を一人にして良いので?
 …いつ、敵が来るかわからないのに」

『駿河』に目配せしながら『リチャード』に尋ねる。
『書斎』はどこなのだろうか。 

周囲を見回し、地形を覚えつ『リチャード』のあとを歩く。

25駿河『ダ・ボム』:2008/06/06(金) 00:21:17
>>22
リチャードの後をついていく。

(俺の能力は『何があるか』で決まる・・・)

移動中でも何があるか見る。
これだけの屋敷だから、廊下にも花瓶や絵があるんじゃないか?
窓ガラスも確認しておく。

26:2008/06/06(金) 01:41:29
>>23-25
(http://www-2ch.net:8080/up/ コメント:洋館 DLパスワード:souko)
 
見取り図には、アルファベットや数字が割り振られており、一見して各部屋が何の部屋なのか
判別する事は出来ない・・・・・・・・・・・・・・構造からして、3人のいた部屋は『2Fの24』。
通路には、所々に額縁に入った絵画や壷などの美術品が置かれていた。
窓ガラスに、気になる点は見当たらない。
3人は、『リチャード』の後を歩き続け、『2Fの14』の部屋へと辿り着く。
その間、『リチャード』は静かに語った━━━━━━━━━━━

27:2008/06/06(金) 02:09:58
>>23-25
「旦那様と皆さんとの会話は、聞いておりませんでしたが・・・・・・・・・・・・・・
私の知っている事を、お話させて頂きます。」
 
『リチャード』は、容貌通りの落ち着いた口調で淡々と静かに話し始めた。
 
「発端は、旦那様と奥様が見た『人影』でした。
少しお腹の出た、小さな子供の様な影でしたが・・・・・・・・・・・・・・勿論、該当する者は見つからず、
『影だけ』が目撃されたのです。
最初の目撃は、北欧の海沿いにあるホテルでした。
それから数ヶ国を回りましたが、日を追う毎に『人影』を見る事も多くなり、お二人も非常に
気になさる様になりました・・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
2階━━━━━━━━━━
『4』の通路から『5』へ。
『5』は、1階の食堂から吹き抜けとなっており、見下ろすと白いテーブルクロスの掛けられた
細長いテーブルの上に、キラキラと輝く燭台や花瓶が確認出来た。
メイド服の女性達が、忙しげに行き交っている。
『5』から『6』・・・・・・・・・・・・・『6』は、1階の玄関ホールから吹き抜けになっていた。
『下』とある場所に階段があり、そこから玄関ホールへ行く事が出来る。
『リチャード』に先導され、3人は『8』の通路へ。

28:2008/06/06(金) 02:18:44
>>23-25
「最初の『犠牲者』が出たのは、イギリスのウェールズにある別荘でした。
そこで働いていた使用人の1人が、『人影』に触られたのです。
直後、彼は窓から転落し・・・・・・・・・・・・腰から下辺りが、偶然あった代替用のガラスで切断されました。
『出血性ショック死』だったとの事です。」
 
時刻は、『午後16時』を回ろうとしていた。
 
「お二人は、すぐに別荘を引き払いました・・・・・・・・・・・・・・・。
ですが、次に向かったロンドンのホテルで、次の『犠牲者』が出たのです。
ホテルのベルボーイでしたが、彼も『人影』に触られたと言っておりました。
そして、直後・・・・・・・・・・・・・・・落下したシャンデリアの下敷きになって、両足が切断されました。
『失血死』だったとの事です。」
 
『8』の通路から、『7』の通路へ。
 
「私を含め、お二人も『人影』が原因であると思い始めていました。
そして、旦那様の御友人の筋から、皆様と同じ『スタンド使い』という種の方を見つけたのです。
お名前は、確か・・・・・・・・・・・・・・・『ガブリエル・リードヤード』という方でした。
『リードヤード様』は、『人影がスタンド』だとおっしゃっておりました・・・・・・・・・・・・・・・。
残念ですが、『リードヤード様』も『人影』に触られてしまい、お亡くなりに。
脱穀機に下半身を巻き込まれ、『出血性ショック死』でした。」

29:2008/06/06(金) 02:32:22
>>23-25
「『人影』がどこから来るのかは、分かりません。
ですが、現れるのは、決まって『夜』・・・・・・・・・・・・・・・陽が沈んでからです。
又、『リードヤード様』によって、強い光を当てると『人影』が消える事も分かりました。
音も無く現れるので、御注意下さい。
『暗闇』ですと、完全に姿が隠れてしまいます・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
『リチャード』は、『14』の部屋の前で立ち止まった。
 
「『人影』については、私以外の使用人も知っております。
ただし、『触られないように』とだけ伝えてあるので、詳しい事は知らないはずです。
私の名前は・・・・・・・・・・・・・旦那様から、御紹介頂いていると思います。
使用人は、私を除いて『4人』。
御希望でしたら、顔写真付きの経歴書を御用意致しております。」
 
『14』の部屋には、ドアの中央にノッカーが付いている。
『リチャード』は、ノッカーでドアを3度叩いた。

30ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/07(土) 00:27:41
>>26
(変わった構造だな……まるでゲームみたいだ。
 変な仕掛けとか無いだろうな?)

「ところでこの矢印やバツ印はどういう意味ですか?」

>>29

「そういう話でしたら、懐中電灯あたりも欲しいところですね。
 すいませんが後で貸してください。
 それと……ここの電気供給はどうなっています?
 この広さですと、自前の発電機なんかもありそうですが」

「それと、『影』についてですが……
 使用人にも『触れるな』とは言っても『見つけたら逃げろ』とは言わなかったんですか?
 話からは明確な攻撃の意思は無く、うっかり『影』に手を出した人間だけが犠牲になってるような印象を受けましたが」

31嶋『ガービッジ』:2008/06/07(土) 00:55:23
>>26>>27>>28>>29
「全て下半身の怪我による『失血』ですか……
 気をつけなければなりませんね。
 その三人が死んだ場所と『触られた』場所……
 これは地理的な意味の場所に加えて体のどの部分か、も含んだ意味です。
 最も、どこを触られたかは彼らが死んでしまったのでわかりませんかね……?
 でも、あなたが彼らが人影に触られたことを知っているということは……
 つまり、触られてから死ぬまでにあなたと話したってことですよね。
 どうだったんですか、死ぬまでの時間は?」

「この地図ですが……この色分けにも意味はあるのですか?
 あ、懐中電灯はなるべく強力なのを人数分、
 小型のを控えとして同じく人数分お借りしたいです。
 夜まではあと3時間ってとこですか?
 それまでに準備は済ませておかなければ」

「もう一つ質問です。
 『明かりに弱い』ならなぜ屋敷中を明るくしないんですか?
 ジョージさんは裕福ですし、そのくらいは可能なのでは?
 例えば部屋中、屋敷中にライトでも絨毯みたいにつけてしまえばどうです」


歩きながら、地図上の色つきの部位や矢印、×印などの部位を屋敷に照らし合わせてチェック。
何か変わった点や同じ記号同士の共通点がないかを調べたい。

32駿河『ダ・ボム』:2008/06/07(土) 01:01:16
>>26-29
「こんな広いのかよ!正直驚いたぜ。
ようするに奴らは人影の姿をしてて、しかも暗闇だと見えないと。
そりゃヤバイが・・・光当てれば消えるっつーんなら
もしかして金で解決できるんじゃねえの?
ライトいっぱい買って夜つけまくればいいのでは?」

やっぱ花瓶があったか・・・おっきいし壊れやすいし、『最適』だ。
そしてメイド・・・いい。

33:2008/06/07(土) 02:19:49
>>30
『ネイスミス』が見取り図について尋ねると、『リチャード』は平然と答えた。
 
「ああ・・・・・・・・それは、建築段階で付けられた印です。
取り付けるドアの素材や、どちら側に開くかを示したものですね。
特に気になさらなくても、宜しいかと。」
 
━━━━━━━━━━━ふと、ドアが開く。
中から顔を出したのは、20歳前後と思われるメイドだった。
茶色混じりの金髪を後ろに束ねており、『そばかす』のある顔には不安の色が読み取れる。
 
「彼女は、『ジェシカ・クロス』。
『ジェシカ』・・・・・・・・・・・・・こちらは、例の『護衛』の方々だ。
奥様の様子は?」
 
「大丈夫です、『リチャード』さん。」
 
『リチャード』は、『ジェシカ』に懐中電灯と杖を3つずつ持って来るよう指示した。
3人にペコリと軽く御辞儀をして、『ジェシカ』は3人の来た方向へ通路を歩き去る。
 
「『人影』については、おっしゃる通りです・・・・・・・・・・・・。
動きもスローですし、旦那様と奥様の周辺に現れるという以外、特に明確な攻撃性や殺意は
無い様でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・『自家発電機』は、『地下1階』の『C』の辺りにございます。」

34:2008/06/07(土) 02:21:04
>>31
「ベルボーイと『リードヤード様』に関しては、分かりませんが・・・・・・・・・・・・・」
 
『リチャード』を先頭に、3人は『2Fの14』の部屋へと入った。
左右にドアが1つずつあり、通路に面したドアの正面には、額縁に飾られた絵画がある。
どうやら、屋敷の前に立つ『ハンガーランド夫妻』を描いたものらしかった。
 
「最初の犠牲者となった使用人は、確か『手』を握られたとか。
『人影』が、握手を求めている様に見えたそうです・・・・・・・・・・・・・・・。
彼を含めた3人の方々の亡くなられた場所は、最初から順に『軒下』『ダンスホール』、
『農場』・・・・・・・・・・・・・触られてから、少なくとも4〜5分でしょうか・・・・・・・・・・・・・。」
 
『リチャード』は、『15』の部屋の前に立つ。
 
「旦那様も、『ライト』の設置については考えております。
夜になれば、お分かりになるかと・・・・・・・・・・・・・。
ただし、それでも完全に『影』を消す事は、難しいのです。」
 
見取り図に記された記号や印と照らし合わせても、特に気になる点は見当たらなかった。

35:2008/06/07(土) 02:28:37
>>32
『15』の部屋のドアにも、先程より一回り小さなノッカーが付いていた。
『リチャード』がドアを2度叩くと、中から微かな女性の声が聞こえる・・・・・・・・・・・・・・。
 
『カチャリ』
 
『リチャード』は、静かにドアを開いた。
室内は、白を基調とした壁紙で統一された、6〜7メートル四方の空間になっている。
見取り図から見て、左上の隅に装飾の施された大きな鏡台が1つ。
部屋の中央に天蓋付きの豪華なベッドが置かれており、その上に1人の女性が座っていた。
長い黒髪の女性は、『14』の部屋の絵画に描かれた女性に似ている。
腹部の膨らみから、彼女が妊娠している事は容易に判断出来た・・・・・・・・・・・・・・。
フリルの付いた、薄いブルーのマタニティードレスを着ており、表情は穏やかだった。
 
「奥様、皆様をお連れしました・・・・・・・・・・・・・。」
 
『リチャード』は、3人の脇に移動した。
女性は、ゆっくりとベッドから立ち上がり、3人に近付いて来る。
 
「よく来て下さいました、皆さん。
私が、『ジョージ・ハンガーランド』の妻・・・・・・・・・・・・『アンナマリー』です。」
 
3人に向かって差し伸べた彼女の手は、白く健康そうなツヤがあった。

36駿河『ダ・ボム』:2008/06/07(土) 23:20:06
>>35
(鏡台・・・使えるな。
しかし天蓋はやっかいだ・・・・あそこに奴らが隠れることもある。
どうにかしたいもんだアレじゃ)

「俺はあんたら夫婦の護衛をする駿河だ・・・。
すまないが、握手はできない。
俺は全力で護衛するからな・・・・手をふさぐ行為はできないんだ」

「ところで、どのレベルで守られたいと思うんだ?
理想としては夫婦でかたまってくれた方が『奴ら』から守りやすいし、
広い部屋にいてくれたほうが逃げやすい。
ベットの天蓋も視界を塞いで危険だから、できれば外してもらいたい。
しかし、依頼人であるあんたらが『身を守ってもらいたいが、生活を守りたい』と
思っているならそれに従うよ」

37嶋『ガービッジ』:2008/06/07(土) 23:20:11
>>35
「始めまして、嶋と申します」

(得体の知れないものに狙われているというのに……
 落ち着いているな……大事なときだし、おびえているかと思ってたけど。
 それにしても握手か……)


「お元気そうで何よりです。
 お加減もよさそうで」

丁重に挨拶する

38ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/08(日) 00:01:16
>>35
「はじめまして、ネイスミスといいます」

他の二人が握手に応じないようなら自分が握手する。

「私たち3人であなたがたの護衛をすることになりましたが……
 リチャードさんからお話をうかがった限りでは、
 『アレ』が二度と出てこなくなるように適切な処置をすることを望まれているのでしょうか?」

(思ったよりも落ち着いてる……
 だったら、直接話をして彼女のスタンスを確認した方が良さそうだな)

39:2008/06/08(日) 00:54:59
>>36-38
『ネイスミス』は、『アンナマリー』と軽く握手を交わした。
 
 
その手を離すと、『アンナマリー』は静かに話し始める・・・・・・・・・・・・・。
 
「皆さん、詳しい話は聞きまして?
例の『影』ですが・・・・・・・・・・・・『ジョージ』は、私がこの身体なので、少し大袈裟になっているの。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』って、御存知かしら。
アレに出て来るゾンビ並みの動きだから、分かっていれば触られる事は無いのよ。」
 
『リチャード』が、何か言いだけな表情を浮かべた。
だが、『アンナマリー』は再びベッドに腰を下ろし、さらに話を続ける。
 
「とりあえず、私にはメイドが1人付き添っていますから、心配いりませんわ。
ベッドの上から襲って来る様な事も・・・・・・・・・・・・・『影』を見れば、考えなくなると思います。
階段を降りるのもままならない動きですから、高い所に上るだなんて・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
『アンナマリー』は、微かな笑みを浮かべた。
 
「・・・・・・・・・・・・・・・それでも、子供が生まれたら、笑ってもいられないわ。
ですから、皆さんには『退治』するつもりでお願いします。
私達は、普段通りに生活しますから・・・・・・・・・・・・・・。」

40ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/08(日) 01:45:16
>>39
「落ち着いていらっしゃるのは結構なことですが、
 一つ、約束をしてください。『影』の出る時間は決して一人にはならないこと。
 できれば僕らのうちの誰か、そうでなくても使用人のどなたかを必ず傍に置くようにしてください。
 現状で危険度が高くないからといってこれからもそうだとは限らない。
 それと話は変わりますが怒らないで答えてください。『これ』が見えますか?」

右手に『ゴールデン・ブルー』を発現させる。

41嶋『ガービッジ』:2008/06/08(日) 01:53:06
>>39
「それでも実際死人はでてるわけですから。
 多少乱暴なことはしなければならなくなると思います。
 勿論、奥様が平静でいられるよう最大限の努力はしますが。
 それにしても……随分落ち着いていらっしゃる。
 あまり幽霊とかお化けとか気にしないタイプですか?
 それとも、ヤツ『ら』がそれだけ動きが鈍いと知っておいでだからですか?」


(まだ『幽霊』みたいに思っているうちならわかるが……
 『死人』が出てるんだぞ……?
 それにしては落ち着きすぎだ)

『リチャード』の表情を盗み見る。


「そういえば、『護衛期間』はどのくらいの予定ですか?
 『退治』するまで……ですか?」

42駿河『ダ・ボム』:2008/06/08(日) 01:58:32
>>39
「冷静なのはいいが・・・・なめるのはマズイな。
ゾンビ並みに遅いと言っても映画の中じゃゾンビに囲まれて殺されてるわけだしよ。」

スタンド使いでもないのになんだこの落ち着きっぷりは。
普通じゃありえないな・・・・ジョージの反応の方が普通だ。
それとも母は強しってやつか?

「『退治』か・・・そのためには犯人探ししないといけないな。
スタンド自身はぶっちゃけ無敵だろうから、人間を殺(ト)らないと」

43ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/08(日) 02:28:08
>>40
よく考えたら『ゴールデン・ブルー』は実体化してたのでスタンドを見せるくだりは無しで。

44:2008/06/08(日) 03:09:16
>>40
「ええ、分かってます・・・・・・・・・・・・ここに来てからは、必ずメイドが付き添っていますわ。」
 
『アンナマリー』は、目を凝らして『ネイスミス』の手を見つめたが、そこにある『スタンド』が
見えた様子は無かった。
>>41
「勿論、最初は恐ろしかったです・・・・・・・・・・・でも、毎日出て来る様になると、慣れるものですわね。
ウロウロしているだけで、よく見ると愛嬌もありますし。」
 
『アンナマリー』がクスリと笑い、『リチャード』は少しだけ眉をしかめた。
 
「どれくらいの間、皆さんに警護をお願いするのかしら?」
 
その表情の変化を知ってか知らずか、『アンナマリー』は『リチャード』に尋ねる。
 
「はい・・・・・・・・・・・それは、旦那様がお決めになるかと。
とりあえずは、状況を見て御判断されると思います・・・・・・・・・・・・・。
『退治』して頂ければ、それに越した事はありませんが。」

45:2008/06/08(日) 03:10:13
>>42
『コン、コン』
 
不意に、ノックの音が室内に響いた。
『リチャード』がドアを開けると、先に会ったメイドの『ジェシカ』が立っている。
その手には、懐中電灯と杖が3つずつあった。
『リチャード』は、それらを受け取ると、3人に配る。
 
「奥様、そろそろ・・・・・・・・・・」
 
『ジェシカ』が口を開くと、『アンナマリー』はチラリと時計を見て言った。
 
「では、皆さん。
他に、お聞きになりたい事はありまして?」

46ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/08(日) 23:15:57
>>45
「いえ、特にはありません。
 ただ、もし『スタンド』が原因であるなら、
 そこには人間の悪意が介在している可能性が高い。
 たとえ幽霊だとか超常現象に縁の無い人でも、
 『それ』の恐ろしさは誰しも知っているはずです。
 そのことは決して忘れないでください」

47嶋『ガービッジ』:2008/06/08(日) 23:23:59
>>44
(ちょっと理解できない感覚ですね……
 ま、この目でそいつを見るまではどうとも言えませんが)

(『期間』のことをこの人は知らない……
 ジョージさんは『奴らが消えるまで』と明言していた。
 この件に関してはやはり夫の方が積極的なようですね)

「そんなモンですかね……
 まぁ『母は強し』って言葉もありますしね」

杖と懐中電灯を受け取りながら言う。
「私も特には。
 多少ご迷惑をかけるかもしれませんが……そこはご容赦頂きたいものです。
 こちらも命がけですから」

48駿河『ダ・ボム』:2008/06/09(月) 00:22:57
>>44-45
「最後に2つ質問だ・・・・仕事関係の恨みがありそうなのはわかった。
それより、もっと深い人間関係の恨みを教えてほしい。
今までに解雇した使用人で何か心当たりは?
逆恨みされてるかもしれん。
あとハンガーランド家の歴史だ。
何か忌まわしい歴史とかそういうのはないか?」

49:2008/06/09(月) 01:07:26
>>46-48
「今まで、使用人を解雇した事はありませんわ。
皆、よく働いてくれますし・・・・・・・・・・・・・辞めた使用人も、いなかったはずね。」
 
『アンナマリー』が誰にとも無く言うと、『リチャード』が続けて答える。
 
「はい、奥様。」
 
ニコリと笑った『アンナマリー』は、さらに続けた。
 
「『ジョージ』の御両親は、トウモロコシを作っています。
代々の畑と言ってましたから、『ハンガーランド』は農家の家系だと思いますわ。
今の財産は、結婚してから『ジョージ』の興した事業で築いたものです。
特に、歴史らしい歴史はありませんわね・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

50嶋『ガービッジ』:2008/06/09(月) 01:29:24
>>49
「ジョージさんは才能のある方なんですね」


もうアンナマリーと話す時間は終わりだろう。
大事をとってあまり他人と接しないようにしているんだろうか。


「最後に一つだけ。
 個人的な質問ですけど、お子さんのお名前はもうお決めになりましたか?
 私も父親になるとわかったときには妻と長く話し合ったものです」

51駿河『ダ・ボム』:2008/06/09(月) 02:44:22
>>49
「そうか・・・わかった」

(今の段階では『スタンド使い』が誰か確定することは難しそうだ)

52ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/09(月) 23:06:48
>>49
「ところで、我々は夜になるまでは何を?
 特に無ければ屋敷の中を調べて回ることを許可していただきたいのですが」

リチャードに尋ねる。

53:2008/06/09(月) 23:43:25
>>50-52
「子供の名前は、まだ決めていませんわ。」
 
『アンナマリー』が答えると、『リチャード』が口を開いた。
 
「では、皆様・・・・・・・・・・・・・夕食の時間まで、他の場所も御案内致します。
使用人達の紹介も、旦那様から頼まれておりますので。」
 
3人は、『アンナマリー』と『ジェシカ』を部屋に残し、『リチャード』に
先導されて部屋を後にする。
 
「まずは、皆様の御部屋へ御案内致しましょうか・・・・・・・・。」
 
『リチャード』が言った。

54ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/09(月) 23:49:00
>>53
「それではよろしくお願いします」

リチャードの案内に従って歩く。

55嶋『ガービッジ』:2008/06/09(月) 23:59:09
>>53
「では全力を尽くしますので、ご安心を」


後に続く。
あたりは見回してちゃんと覚えておく。
あとで暗くなっても大体の地理はわかるように。

56駿河『ダ・ボム』:2008/06/10(火) 00:04:22
>>53
「お願いするぜ」

案内に従い、歩く。
その間に通った廊下にある物は確認しておく。
花瓶はどこの廊下にもあると思うが・・・。

57:2008/06/10(火) 00:55:16
>>54-56
『2Fの7』の通路から、階段を降りて1階へ。
『リチャード』を先頭に降りた先は、『1Fの13』・・・・・・・・・・・・・・階段下の踊り場に、辿り着く。
『14』の部屋は、『リチャードの部屋』との事だった。
3人は、『F』のドアを通って『12』の通路へ出る。
そして、『E』のドアの前で『リチャード』が立ち止まった・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「こちらが、皆様の御部屋になります。
続き部屋になっておりまして、監視カメラで屋敷の様子も分かる様になっております。」
 
『10』の部屋に入ると、見取り図から見た右上にシングルベッドが1つ置かれている。
左下には、ダブルソファーが1つ・・・・・・・・・・・・・・その横には、小型の冷蔵庫が置かれていた。
『11』の部屋には、右側の壁沿いに小型のモニターが5つ並べてあり、監視カメラの映像と思われる
屋敷内の通路や中庭の様子が映されている。
左側には、ダブルソファーが向かい合わせに置いてあり、その間にテーブルがあった。
2つの部屋に、窓は無い。

58駿河『ダ・ボム』:2008/06/10(火) 01:09:26
>>57
「すげえ!滅茶苦茶いい設備だ!!さすが世界のハンガーランド」

興奮しながら監視カメラの映像を見る。
昼にはこないだろうが『奴ら』と不審な動きをしてる人間を探す。

(奴らは夫婦のまわりに現れるといっていた。
完全自立型なら基本は無差別だ・・・夫婦のまわりに狙って出現しているのなら、
内部にいるやつが最も怪しい・・・それは確かだ。
まあ外部の犯人なら外部と確定させるためにも無視はできねえな)

59嶋『ガービッジ』:2008/06/10(火) 01:13:53
>>57
「いい部屋ですが……私たちにはあまりこの部屋にいる時間はなさそうですね。
 パトロールとかしなくてはならないですし」

(窓がないのは気に入らないけど仕方ないですね)

「監視カメラ…… 
 ということはこの部屋にも一人待機ですかね。
 しかしそうなるといよいよご夫妻にくっついて警護ってのは難しくなりそうですね。
 ご夫妻が一緒にいらっしゃてくれればいいんですが」

「この監視カメラの存在を知っている人間はどのくらいいます?」


部屋を更に注意深く見ながら尋ねる。
クローゼットやどうしても陰になりそうなところを探る。

60ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/10(火) 23:50:07
>>57

「こういうのをパッと用意できるあたりさすがですね」

カメラの切り替え等操作方法を確認しておきたい。

61:2008/06/11(水) 00:54:45
>>58-60
監視カメラの映像は、5つのモニターで確認出来た。
スイッチ1つで映像の切り替えも可能で、操作方法は簡単に覚えられる。
室内にクローゼットは無いが、ソファーやテーブル、モニターなど『陰』は至る所にあった。
『駿河』がモニターを見ると、通路を横切るメイドの姿がチラリと見えた・・・・・・・・・・・・・・。
他の映像に、人影は無い。
 
「カメラについては、私と旦那様と奥様が知っております。
使用人達には、伝えておりません・・・・・・・・・・・・旦那様の意向もありますので、皆様も御内密に。
もし、監視する人手が必要でしたら、私も御手伝いさせて頂きますが。」
 
『リチャード』が言った。

62嶋『ガービッジ』:2008/06/11(水) 01:30:18
>>61
「そうですね……しかしできる限りは我々で済ませたいところです。
 何か我々しか気づかない手がかりでも映るかもしれませんから」

(一応、使用人も疑ってるって事なのか)


「では……屋敷を案内していただきます?そろそろ」

63ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/11(水) 01:32:17
>>61
「そうですね、場合によってはお手伝いをお願いするかもしれません。
 その時はよろしくお願いします。それではそろそろ次の場所を……」

他の二人が聞くことがなければ次の場所に案内してもらうよう促す。

64駿河『ダ・ボム』:2008/06/11(水) 23:01:50
>>61
「了解した!こういうのは秘密じゃなきゃ対策取られるからな。
他の二人は案内されて来い・・・せっかくだから、俺はこの監視カメラ見続けるぜ」

監視カメラの映像を見続ける。

65:2008/06/11(水) 23:32:17
>>62-64
『駿河』を『監視部屋』に残し、『嶋』と『ネイスミス』は部屋を出た。
『リチャード』を先頭に『1Fの8』の通路へ出た2人は、そのまま『9』の部屋へ。
そこは、使用人の詰め所だった。
室内には、誰もいない・・・・・・・・・・・・・・今は、夕食の準備中だと『リチャード』が言った。
中央にテーブルがあり、見取り図で見た右下部分には、大きな棚がある。
棚の中には、休憩時に楽しむのであろう、紅茶葉や缶入りクッキー等が収められていた。
『23』に面した見取り図で右側の壁には、中央に窓が1つ。
手入れされた芝生の庭の向こうに、森の木々が見える・・・・・・・・・・・・・・・。
外は、すでに薄暗くなり始めていた。
『23』は、軒下に作られたテラスで、木製のテーブルが見取り図の上と右の中央に1つずつ。
部屋を出た2人は、『7』の通路へ移動した。
>>64
モニターの映像に、通路を歩く『リチャード』と2人の姿が映る。
別のモニターには、向かい合ったドアのある通路が映っており、一方のドアからメイド服姿の
女性が1人出て来る。
片手に食器皿を積んだメイドは、もう片方の手で向かい側のドアを開け、中へと消えた。

66嶋『ガービッジ』:2008/06/12(木) 00:34:33
>>65
「そろそろ時間的に危ないのでは?
 だんだん暗くなってきてます」


地理を覚え、周囲を観察しつつ移動。

67ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/12(木) 19:43:53
>>67

「なんか犬が窓をぶち破って襲って来そうな所ですね」

嶋の後に続く。

68駿河『ダ・ボム』:2008/06/13(金) 03:53:03
>>65
「忙しそうだなメイドは・・・」

とりあえずメイドを監視カメラの映像で追っかけてみる。
普通のメイドでも普通の行動を知ることが後々生きてくるからな。

69:2008/06/13(金) 04:41:23
>>66-67
ふと、『リチャード』が立ち止まった。
 
『ウィィィン・・・・』
 
通路に機械音が響く。
2人は、それが天井と壁の境目辺りが反転し、照明の迫り出す音である事に気付く。
 
「『影』の出る夜間は、この様に照明で屋敷内を照らす仕掛けになっております。」
 
『リチャード』が言った。
照明が点き、通路は明るく照らされる・・・・・・・・・・・・・・。
>>68
モニターの映像を切り替えて行くと、メイド達が食堂に集まっているのが分かった。
夕食の用意は、ほぼ整いつつあるらしい。
━━━━━━━━━━━ふと、室内に機械音が響き渡る。
『駿河』が周囲を見回すと、天井と壁の境目辺りが反転し、照明が迫り出して来た。
照明の明かりが室内を照らし、真昼の様に明るくなる。

70嶋『ガービッジ』:2008/06/13(金) 23:29:14
>>69
「おお……さすがに凄い設備ですね」


周囲を見回し、どのあたりに影ができてしまうかを確認。

71ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/14(土) 00:10:26
>>69
「必要に迫られたとはいえ、こういうのをパッと用意できるとはね……」

半ば呆れながら呟く。

「ところで、『これ』のスイッチはどこに?」

72駿河『ダ・ボム』:2008/06/14(土) 00:48:22
>>69
「おお・・・すげえ仕組みだ!これなら影も出てこないんじゃねえの?」

そんな甘い話なわけないか・・・引き続きメイドさんを監視しよう。

73:2008/06/14(土) 01:22:06
>>70-71
周囲を見回したが、影は見当たらない・・・・・・・・・・・・・照明の巧みな配置が、影を消していた。
 
「照明は、地下の管理装置で切り替えが可能でございます。
どこかに異常があれば、管理装置から警報が鳴る仕組みになっております。」
 
『リチャード』が言った。
 
「・・・・・・・・・・・・・では、皆さん。
夕食の時間となりましたので、食堂へ御案内致します。
使用人の方は、そこで改めて御紹介させて頂きますので。」
>>72
食堂も照明に照らされているらしく、映像は光で少し見難くなっていた。
メイド達の動きは終息に向かっており、テーブルには料理が並べられているのが分かる。
 
『トゥルルルルル・・・・』
 
━━━━━━━━━不意に、モニターを切り替えるパネルの端にあった、室内電話が鳴った。

74嶋『ガービッジ』:2008/06/14(土) 01:58:54
>>73
人の影もできないようになっているかを確認しておく。

「管理室も地下ですか、地下には大事な施設が多いな……
 あ、そうですか。 わかりました」


後に続く。

「どうです? なんか気づいたことあります?」


ネイスミスと話しながら歩く。

75ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/14(土) 02:52:57
>>73
>>74
「まあ、ハイテク過ぎて不測の事態に弱そうではあるかな。
 敵がその弱手を突いてくるか、というより突いてこれる知恵があるかはわからないけど」

リチャードの後に続いて食堂に向かう。

76駿河『ダ・ボム』:2008/06/15(日) 03:26:30
>>73
「・・・・・・・・」

メイドを見ながら室内電話に出る。
出るが、何もしゃべらない。
それがベストだ

77:2008/06/16(月) 02:12:48
>>74-75
2人は、『7』の通路から『6』の部屋へ。
見知り図にある細い通路を隔てる様に、カウンターが設置されている。
室内の様相は、バーを思わせた・・・・・・・・・・・・・・。
実際、カウンターの向こう側の壁が棚になっており、酒瓶やグラスが並んでいる。
ライトの光が四方から照らしている為か、3人の影も掻き消されていた。
 
「今の所、『影』に知性を感じさせる動きは確認されておりません。
迷子の様に徘徊するだけで、何を目的としているのかも・・・・・・・・・・・・そこが、少々気になりますが。」
 
『リチャード』が、2人の会話に続けて言った。
『6』から『1』に出ると、そこは赤を基調とした絨毯の敷かれた、広い玄関ホール。
2階まで吹き抜けになった天井の上には、豪華なシャンデリアが下がっている。
『2Fの6』へと続く階段が中央上にあり、3人は『2』へと続く両開きのドアを抜けた。
>>76
「お客様・・・・・・・・」
 
電話の向こうからは、若い女性の声が聞こえた。
 
「夕食の御準備が出来ましたので、食堂までおいで下さい。
・・・・・・・・・・・・・・『リチャード』は、そちらにいらっしゃいますか?」

78駿河『ダ・ボム』:2008/06/16(月) 22:59:56
>>77
「夕食か・・・それはありがたい。
しかし護衛する立場の俺達が全員メシ食ってちゃ仕事にならねえ。
食事時間をズラすべきなんだ。
俺はあとで冷えた飯食うから、先にメシ食っててくれ」

この主張をトランシーバーで嶋とネイスミスに伝えておく。

79ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/17(火) 00:03:41
>>77
「しかしリードヤード氏はそんな相手にみすみす殺されたわけですよね?
 彼が『影』に触れたのは一体どういう状況だったんですか?」

リチャードに尋ねる。

80嶋『ガービッジ』:2008/06/17(火) 00:49:57
>>77
「『目的』……
 『いまはすることがない』とも考えられますね」

「というか『リードヤード』氏がやられた時にこの設備はあったんですか?」

歩きながら尋ねる。

81:2008/06/17(火) 01:43:14
>>78
「分かりました・・・・・・お食事は、後程お運び致します。」
 
『駿河』は、電話が切れるのを確認すると、トランシーバーで他の2人に連絡した。
やがて、モニターに映った食堂に、『リチャード』と『ネイスミス』『嶋』が現れる。
>>79-80
『2』の部屋は、大きな食堂になっている。
2階の天井まで吹き抜けになっており、奥まで延びた長いテーブルの上には、燭台や花瓶が
白いテーブルクロスに映えていた・・・・・・・・・・・・・・・。
それに劣らぬ色彩鮮やかな料理の数々が、食欲を刺激する豊かな香りを漂わせている。
テーブルの両端に、合わせて3名のメイドが立っており、2人に向かって頭を下げた。
 
「『リードヤード様』が『影』に触れられた際の状況は、私にも分かりません。
ただ、当時は照明設備もありませんでしたので・・・・・・・・・・・・・・影の中に紛れ込まれますと、
判別は困難だったかと。」
 
『リチャード』が、言った。
直後、トランシーバーから『駿河』の連絡が入る。
食事はせず、監視を続けるとの意向だった。

82嶋『ガービッジ』:2008/06/17(火) 23:43:06
>>81
「ならここは駿河に任せて夜のために腹ごしらえしときますか」

「ジョージさんもここで食事なさる予定ですか?
 奥様はやはり部屋に食事を運ぶという形で?」

席はいくつ用意されているのだろうか。


「ところで奥さんの部屋にカメラあります?」

人に聞こえないよう駿河にトランシーバーで聞く。

83ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/18(水) 00:06:20
>>81
「食事つきの仕事がこれだけ嬉しいと思ったことはありませんね」

i一応『影』のできる場所を確認しておこう。
テーブルや椅子の下はさすがに影ができると思うが。

84駿河『ダ・ボム』:2008/06/18(水) 22:19:42
>>81
引き続き監視する。
食堂以外の映像が気になるので見る。
いつのまにか奴らが忍び込んでいるかもしれないしな。
食事、睡眠、性行為・・・人はみんな気がゆるむ。
だからこそ護衛はそういう時にこそ働くのだ。

85:2008/06/19(木) 00:44:33
>>82-83
テーブルの席は、全部で4つ用意されていた。
その内の1つだけ、少し離れて用意されている。
 
「奥様は、御部屋でお召し上がりになるそうです。
旦那様は、もうすぐいらっしゃいます。」
 
メイドの1人が言った。
短い黒髪の白人女性で、3人のメイドの中では一番の長身に見える。
・・・・・・・・・・・・・・・・『ネイスミス』は、テーブルや椅子の下に影がある事を確認した。
>>84
モニターの映像を切り替えながら、『駿河』は監視カメラの場所の傾向に気付いた。
どうやら、通路やホールなどに集中して取り付けてあり、個別の部屋には無いらしい。
それは、ハンガーランド夫人の部屋も同じだった。
 
全てのカメラの映像を確認したが、それらしい影は映っていない・・・・・・・・・・・・・・・。

86嶋『ガービッジ』:2008/06/19(木) 01:00:16
>>85
「この影……危険ですね。
 そうじゃあないですか?」

リチャードに聞く。
これほど防備を固めている一家はこのような不注意は起こさないだろう。
その理由を尋ねる。


「なんだか平和すぎて逆に不安ですね」

と小さな声でネイスミスに話す。
席にはまだつかない。

87ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/20(金) 00:05:59
>>85

「まあこれはどうしようもないよな」

影の部分に足を突っ込まないよう気をつける。

>>86
「まあ夜はこれから、だろ?」

88駿河『ダ・ボム』:2008/06/20(金) 00:11:15
>>85
「まあそりゃさすがに・・・夫婦の寝室にはつけないだろうな。
何が行われてるか考えるまでもないしな!」
ニヤニヤ

影が来る場所は本当に外からなのかどうかは確認しねえとな。
外からならば、最初は通路とかから出るはずだ。
油断せず見守っとくぜ。

89:2008/06/20(金) 01:32:58
>>86-87
「御安心下さい。
『影』は、『外から』来ますので、今は安全です。」
 
『リチャード』が言った。
ふと、2人の入って来た方のドアが開き、『ジョージ』が姿を現す。
メイド達と『リチャード』が、小さく頭を下げた・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『ジョージ』の手には、小さなメモ帳らしきものがある。
 
「皆さん、大体の状況は分かって頂けましたか?」
 
そう尋ねながら、『ジョージ』は1つだけ離れたテーブル席の前まで進む。
>>88
モニターの映像を見ていると、次第に最初の新鮮感は薄れて行った。
それでもカメラを切り替えていると、微かにノックの音が聞こえた・・・・・・・・・・・・・。
丁度、『1FのE』のドアの前に、メイドの姿が確認出来る。
傍らには、ランプシェードの様なものを乗せたカートが置いてある。

90嶋『ガービッジ』:2008/06/20(金) 23:50:34
>>89
「『外』……だったんですか。
 まぁでも影に入るのはあまり良い気分じゃあありませんね」

『外』という情報を無線で駿河に伝えておく。


「ええ、言葉では大体理解できましたが……まだ何とも言えないですね」

メモ帳を注視。
ネイスミスに習い、影には触れないように座る。
まぁ、自分の影には触れているわけだけど一応。

91駿河『ダ・ボム』:2008/06/21(土) 00:53:59
>>89
「食事はそこに置いてくれ・・・自分で取りに行くから」

メイドが去ったら続き部屋の扉を閉じて『1FのE』のドアを開いて
飯を取りに行き、カートを部屋の中に入れる。

92ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/21(土) 00:56:57
>>89

「ええ、まあ大体は」

ジョージの持っているメモ帳を観察する。
大きさはどれくらいだろうか(つまりどれくらいの分量の文章が書いてありそうか)。
中身が確認できるようならするが、多分無理だろう。

93:2008/06/21(土) 01:20:22
>>90,>>92
「まあ、座って下さい。」
 
そう言いながら、『ジョージ』は席に着いた。
そして、持っていたメモ帳を2人の前に差し出しながら続ける。
 
「『リートヤード』の話は、聞いたと思いますが。
このメモは、彼の『遺品』と言った所です・・・・・・・・・・・・・・今さっき、思い出しましてね。
皆さんなら、『読める』かも知れない。」
 
メモ帳は、グレーの革の表紙で1センチ程の厚みがあった。
>>91
メイドの気配が遠ざかって行くのを確認し、『駿河』はカートを室内に運んだ。
ランプシェードに似たカバーを持ち上げると、まだ湯気の立ち昇る平打ちのパスタやスープ、
ローストされた肉料理とマッシュポテトが並んでいる・・・・・・・・・・・・・・。

94ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/21(土) 01:24:23
>>93
(忘れるか普通……?)

「『読める』かもしれないとは奇妙な表現ですね」

まあメモ帳を見ればジョージの言葉の意味はわかるだろう。
メモを手にとって目を通す。

95嶋『ガービッジ』:2008/06/21(土) 01:34:24
>>93
(この一家緊張感なさ過ぎだ……
 まともなのはリチャードくらいじゃないのかな)

ネイスミスとともに読む。

96駿河『ダ・ボム』:2008/06/21(土) 18:21:28
>>93
「たまんねえ!うまそうだ・・・しかし、俺は監視もしなきゃいけない。
パスタだけ持って監視カメラの前に戻って食おう」

食いながらカメラ見る。
いやー監視カメラってほんとにいいものですね。

97:2008/06/22(日) 00:36:21
>>94-95
メモ帳を開くと、ミミズの様な細かい文字が綴られていた。
英語でもアラビア語でも無く、2人が読む事は出来ない・・・・・・・・・・・・・。
 
「最後の方に、『血文字』が書いてある『だけ』ですが。」
 
メイドが、3人の前のワイングラスにワインを注ぐ。
『ジョージ』は、それを少し回してから口に含んだ。
>>96
料理は、どれも『駿河』の舌を満足させる味だった。
しばらく食事を楽しんでいると、モニターに映った無人の通路を、小さな白い影が横切る。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
『2Fの7』の通路を横切った白い影は、そのまま階段を降り、『1Fの13』へと向かう。
カメラを切り替えて追うと、『F』のドアが開閉するのが確認出来た。

98ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/22(日) 00:50:44
>>97
「血文字だけ?ひょっとして他のページの文字は見えていらっしゃらない?」

最後の血文字とやらを確認する。

99駿河『ダ・ボム』:2008/06/22(日) 00:51:06
>>97
「うおっ!?なんだこれ!」
即トランシーバーでネイスミスと嶋に連絡する。
>>94-95

「『2Fの7』に何か白い影が横切った!
なんだかわからんが『1Fの13』へと向かっていて『F』のドアが開閉されたぞ!!」
白い影がいったいなんなのか監視カメラで追って確認する。

100嶋『ガービッジ』:2008/06/22(日) 00:53:16
>>97
「『だけ』じゃあないでしょう……
 ……そういえばジョージさんはリードヤードさんの能力知ってます?
 知っているなら教えて欲しいんですが」

前頁を確認する。
一応周囲……特にメイドとジョージの様子には注意しておく。

101:2008/06/22(日) 02:02:56
>>98,>>100
メモ帳を捲って行くと、その中程を過ぎた辺りで文字は終わっていた。
最後のページには、『血文字』が綴られている。
その文体は、死ぬ間際に書かれたかの様に弱々しい。
 
『掬い 読む』
 
前のページには、解読不能な文字がビッシリと綴られているだけだった。
 
「我々には、何も読めませんでしたが・・・・・・・・・・・・・・。
やはり、皆さんの様な方々にだけ、読めるらしいですね。」
 
『ジョージ』が言った。
『リードヤード』の『スタンド能力』については、誰も何も知らないとの事だった。
━━━━━━━━━━不意に、『駿河』からトランシーバーに連絡が入る。
>>99
カメラを切り替えると、白い影が再びモニターを横切った。
場所は、『8』の通路・・・・・・・・・・・・・・・さらに、『7』の通路を通過した。

102嶋『ガービッジ』:2008/06/22(日) 02:47:06
>>101
「このメモ帳は元々リードヤードさんの持ち物だったんですか!?」


それだけを最後に聞き、返事を待ちながら部屋を出、『1』へ。
無線は耳に当てたままだ。

メモ帳はとりあえず自分が持っておく。
(ネイスミスに何か考えがあって、自分が持つ、というなら彼に渡すが)

103駿河『ダ・ボム』:2008/06/22(日) 02:50:36
>>101
モニターを見ながら無線で実況する。
>>98>>102

「8の通路を通り・・・7を今通過した。
こりゃ相当なスピードじゃねえか?先回りできないか?
できればお前らの挟み撃ちで」

104嶋『ガービッジ』:2008/06/22(日) 02:51:22
>>102
「このメモ帳は元々リードヤードさんの持ち物だったんですか!?
 遺品と言いますと死んだ現場に落ちていたとか、死体の懐にあったとか、
 彼の部屋にあったとかいろいろありますが、
 どんな形で残されてたんですか!?」


それだけを最後に聞き、返事を待ちながら部屋を出、『1』へ。
無線は耳に当てたままだ。

メモ帳はとりあえず自分が持っておく。
(ネイスミスに何か考えがあって、自分が持つ、というなら彼に渡すが)

105ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/22(日) 12:11:31
>>101
「スタンド文字か……だけど、これがリードヤード氏の能力だとすると
 彼が死んだ後も文字が残っているというのは不自然か……?」

血文字の方は『英語』で『掬い 読む』に相当する単語が書いてあるということでいいだろうか?

「…残念ですが食事はもう少し後になりそうですね」

席を立って嶋に続く。

106:2008/06/22(日) 23:26:26
>>103-105
白い影は、『6』の部屋を横切り、そのまま『1』の玄関ホールへ。
食堂側のドアからも、『嶋』と『ネイスミス』の2人が出て来る・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
2人が玄関ホールに出ると、何かが近付いて来た。
 
「ワォン!」
 
その白い大型犬は、腹部が膨らんでいるのが分かる。
>>104-105
『血文字』は、英語で綴られている。
『嶋』の質問に、『ジョージ』はフォークとナイフを持ったまま言った。
 
「『リードヤード』を発見したのは、『リチャード』・・・・・・・・・・・・・・君だったか?」
 
2人が目を向けると、テーブル脇に立っていた『リチャード』が口を開く。
 
「はい、左様でございます。
そのメモ帳も、その時に見つけたものです。」

107ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/22(日) 23:35:34
>>106
「犬……?
 ここで飼ってるのか?
 だがちょっと待て、犬がドアを開けただって?」

鉄球を手に持って警戒する。
犬がこちらに近づいてくるようなら『ヨーヨー』化した
鉄球を犬の近くの床にぶつけ、威嚇したい。

108嶋『ガービッジ』:2008/06/23(月) 00:46:36
>>106
「つまり死体のわきに落ちてたわけですかね!?」

確認しつつネイスミスに続く。
手にはマッチを持っておき、スタンド発現の準備。


「駿河! 相手はどうなった!?
 あの犬に取り付きでもしたのか……?」

109駿河『ダ・ボム』:2008/06/24(火) 01:18:08
>>106-108
「犬?犬だと・・・?
奴らじゃねえじゃん!しかも素早い」

話が違うぜ!この犬は『奴ら』の成長した姿なのか?
それとも別のスタンド使いか!?
もし別のスタンド使いならば・・・。

「チームを組んでる可能性があるな・・・。
セオリーならこれは『陽動作戦』か?」

『ジョージ』と『アンナマリー』の位置と周囲の状況を確認。

>>107>>108
「そいつが動いてた白い影だな。
クソ速いから逃げても無駄だ。
お前らは犬っころを早く始末しろよ。
場合によっては一人は俺と一緒に夫婦を守りに行く。
俺達の仕事は護衛だからな!」

しかしこの犬どっから出てきやがった?
最初、2階にいやがったな・・・。
あるいは見逃しただけで3階から出現したのか?

110:2008/06/24(火) 01:45:01
>>107-108
「『クレア』、ストップ!」
 
2人の横から、メイドの1人が声を上げる。
直後、犬はピタリと止まった・・・・・・・・・・・・・・メイドは、犬の前に立つと、2人の方を向いて
ペコリと頭を下げる。
茶混じりの長い金髪を後ろで結んだ、黒い瞳の少女だった。
 
「申し訳ありません・・・・・・・・・・・・。
又、自分でドアを開けて、出て来たんだわ。」
 
『リチャード』も食堂から出て来る。
 
「申し訳ありません。
あの犬は、この『ウィニー』が飼っておりまして。
ドアの開け方を覚えたらしく、この有り様です・・・・・・・・・・・・。」
 
少女の名前は、『ウィニー・ホプキンス』。
>>109
モニターには、食堂にいる『ジョージ』の姿が確認出来た。
『アンナマリー』の姿は、モニターには映っていない。

111ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/25(水) 00:04:23
>>110
「なんだ、脅かさないでください……」

とりあえず警戒を解く。

「ところでクレアもお腹に子供がいるようですが、
 ひょっとして父親もどこかにいるんですか?
 この屋敷にいるものは、人間でなくても全て把握しておきたいですね」

ウィニーでもリチャードでもどちらでもいいが尋ねる。

112駿河『ダ・ボム』:2008/06/25(水) 21:58:33
>>110
「なんだよ・・・フェイントかよ!!」
ふざけやがって・・・。
アンナマリーは監視カメラに写らない場所か?
アンナマリーが写るまで監視カメラで探す。

113嶋『ガービッジ』:2008/06/25(水) 22:19:38
>>110
「見間違いですかね……?」

駿河と連絡を取りながら周囲を警戒。
監視カメラの画像はきっと荒いだろうし、
犬でも早く動くと影のように見えるのだろうか。


「駿河さん。
 はじめこの犬はどんな速さで動いてました?
 犬と気づかないくらいの早さだった? 画像処理能力的に
 結構素早かったですかね」

114:2008/06/26(木) 01:08:05
>>111,>>113
「はい、もう一匹・・・・・・・・『ロビー』という犬がいました。」
 
『ウィニー』は、少し寂しげな顔で答えた。
 
「『ロビー』は、つい先日落雷に遭いまして・・・・・・・・・・・・・。
『ウィニー』、『クレア』を部屋に戻して来なさい。」
 
『リチャード』が、続けて口を開く。
『ウィニー』は、『クレア』の頭を軽く撫でると、玄関ホールの階段を上って行った。
 
「『クレア』は、2階の『16』を彼女の部屋にしております。
『ウィニー』が世話係をしておりますが、誰にでも懐く良い犬です・・・・・・・・・・・・・・・。
妊娠中なので、奥様も御自分と重ねておられる様です。」
>>112
『アンナマリー』の姿は、監視カメラには映らない。

115ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/26(木) 23:39:08
>>114
「ひょっとしてロビーも『影』に・・・?」

リチャードに確認をしておきたい。

116駿河『ダ・ボム』:2008/06/27(金) 20:27:32
>>114
「あれ?アンナマリーは部屋にいるのか・・・?
おいおい!あいつらアンナマリーに一人で食事させてるのかよ!」

>>113
>>115
トランシーバーで連絡を取る。

「犬だとわからん速度だったな。
それはそれとして嶋はアンナマリーの部屋に行って安否を確認してくれ」

アンナマリーの部屋の近くの監視カメラの映像を見る。

117嶋『ガービッジ』:2008/06/29(日) 12:33:07
>>114>>116
「それは確かに心配ですね。
 見てきます」


曲がり角での死角や、影に気をつけながらも
急いでアンナマリーの部屋へと向かう。

1階1の階段から上に。
そして二回では8→7→14→15と移動。

部屋に入るときは一応ノックしておく。

118:2008/06/30(月) 00:54:03
>>115
「いいえ、落雷による事故でした。」
 
『リチャード』が答えた。
 
「・・・・・・・・・・・お食事は、いかが致しましょうか?」
 
ふと、2人の後ろからメイドの1人が尋ねて来る。
短い黒髪の、スラリとした長身の白人女性だった。
>>116-117
しばらくすると、『嶋』が『14』の部屋の前に辿り着く。
その様子が監視カメラにも映ったが、周囲に異常は見当たらない。
『嶋』がノッカーを叩くと、少ししてドアが開いた・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「何か御用でしょうか?」
 
出て来たのは、メイドの『ジェシカ・クロス』だった。

119嶋『ガービッジ』:2008/06/30(月) 01:40:07
>>118
「いえ…影らしき何かが見えましたので年の為に。
 奥様はご無事ですね?」


メイドの様子に注意。
何かに警戒しているような素振りはあるだろうか?
それともこの屋敷の全員、危機意識が薄いのか?

120ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/06/30(月) 19:57:22
>>118
(おっと、苦手そうなタイプだな……)

スタイルのよさそうなメイドを見てそんなことを考える。

「奥方の無事が確認できたら食事に戻りましょう。
 しかし、犬に落雷というのは、外で飼っていたんですか?」

121駿河『ダ・ボム』:2008/06/30(月) 23:04:13
>>118
「異常なし・・・か」

杞憂ですむならそれでいいが。
引き続き監視カメラの映像を見るぜ。

122:2008/07/01(火) 00:52:11
>>119
『嶋』が影について口にすると、『ジェシカ』の顔に不安の表情が浮かんだ。
 
「奥様とは、一緒におりましたが・・・・・・・・・・・・特に何もありませんでした。
今は、お食事中です。」
 
ドアを大きく開けながら、『ジェシカ』は左右に延びた通路を見回す。
 
『ガチャリ』
 
不意に、『ジェシカ』の背後からドアの開く音が響き、2人の身体が一瞬強張る。
 
「あれ、『ジェシカ』さん・・・・・・・・。」
 
聞き覚えのある声と共に、『16』の部屋の側から『ウィニー』が顔を出した。

123:2008/07/01(火) 00:53:09
>>120
『ネイスミス』の言葉に、メイドはペコリと一礼した。
 
「元々、『ロビー』と『クレア』は庭で飼っておりました。
妊娠した事と『影』の事がありまして、今は室内で飼っておりますが。」
 
『リチャード』が言った。
>>121
監視カメラには、通路に立つ『嶋』の姿が映っていた。
やがて、『2Fの14』のドアから『ジェシカ』が顔を覗かせる。
玄関ホールには、『ネイスミス』と『リチャード』・・・・・・・・・・・・そして、黒髪長身のメイド。
食堂では、残ったメイドの1人を横に、食事を続ける『ジョージ』の姿があった。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、一番端のモニターの映像が、消えている事に気付いた。

124ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/01(火) 23:52:37
>>123
「確かここに住み始めたのはつい最近でしたよね?
 クレアはここに移る前から飼ってらっしゃったんですか?
 彼女……ウィニーさんは結構情が移っているように見えましたが」

125駿河『ダ・ボム』:2008/07/01(火) 23:57:34
>>123
「なんだと!なぜ映像が消えてるんだっ!?」

一番端のモニターはどこを映していたか思い出す。

126嶋『ガービッジ』:2008/07/02(水) 00:19:11
>>122
「……とりあえず、奥様のご無事をこの目で確認したいのですが。
 例のあれが出た可能性があります。
 それにお話したいことも」


開いたドアから16が何の部屋なのかを見たい。
そして多少強引になっても部屋の中へ入る。


「そして『ウィニー』さん。
 あなたは……この屋敷の使用人なんですか?
 何か違うように感じるのですが」

127:2008/07/02(水) 02:39:49
>>124
「『クレア』と『ロビー』を飼い始めたのは、こちらに住み始める少し前からでした。」
 
『リチャード』が答える。
長身のメイドは、食堂の方へと戻って行った。
 
「『ウィニー』は、特に動物好きなので、よく世話をしてくれています。」
>>125
消えたモニターの映像を映していた監視カメラが、どこにあるのかは分からない。

128:2008/07/02(水) 02:45:35
>>126
ドアの向こうに顔を覗かせると、『16』のドアは閉まっている。
『嶋』の言葉に、『ジェシカ』は『嶋』を部屋に入れると、ドアを閉めた。
『14』の部屋に3人が集まる中、『15』に繋がるドアを『ジェシカ』がノックする。
『ウィニー』は、『嶋』を困惑した表情で見つめているだけだった。
 
「どうぞ。」
 
『15』の部屋の中から、『アンナマリー』の声が聞こえる。
『ジェシカ』は、ドアを少し開くと、そこから声を掛けた。
 
「奥様、お客様が奥様の御様子を確認したいと・・・・・・・・・・・・。」
 
続いて、再び『アンナマリー』の声。
 
「いいわ、御通しして。」
 
『ジェシカ』がドアを大きく開くと、室内にはベッドの上に座っている『アンナマリー』の
変わらない姿があった。

129駿河『ダ・ボム』:2008/07/04(金) 01:11:51
>>127
「くっそーこのカメラどこ映してたんだ!?」

ならば消えたモニターの上下左右のモニターを見てだいたいの位置を予想するぜ!
それと平行してトランシーバー使用

>>127
「ネイスミス!『リチャード』につないでくれ。監視カメラが1つ映らなくなった!」

130ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/04(金) 01:12:54
>>127
「ということは……『影』が出るようになってから、ですね?
 ひょっとして、番犬のような役割を期待してのこととか?」

食堂に戻りながら話しを続ける。

131嶋『ガービッジ』:2008/07/04(金) 01:18:56
>>128
「こんなことを依頼人である奥様に言うのは失礼なのですが……
 皆さん警戒心が薄すぎます。
 まだリチャードさんは大丈夫ですが……ジョージさんもどうもやる気が欠けている。
 どういうことなんですか?」


皆を見回しながら言う。

「それに……我々はまだお聞きしてませんでしたが……
 まぁ、コレも失礼な質問ですがお許しください。
 ウィニーさん、あなたもここで働く使用人なのですか?
 一応、誰が中にいるのかは把握しておきたいのです」

132:2008/07/04(金) 02:57:15
>>129
各モニターの映像を見比べる内に、『駿河』は消えた映像を思い出す・・・・・・・・・・・・・・・。
『1Fの18』にある、『19』のドア付近の通路を映していたカメラの映像だった。
>>130
『ネイスミス』と共に、『リチャード』も食堂へと戻り始める。
 
「はい・・・・・・・・・・丁度、『影』が現れた少し後だったと思います。
『アニマルセラピー』を御存知ですか?
旦那様と奥様は、胎教と番犬を兼ねて2匹をお飼いになりました。」
 
ふと、トランシーバーに『駿河』からの連絡が入った。
>>131
『アンナマリー』は、『嶋』の言葉に微笑みを浮かべる。
 
「『屋敷の設備』は、完璧ですから・・・・・・・・・・・・・
『ジョージ』も私も、その点は心配していませんわ。
『リチャード』は、元々心配性ですから。」
 
『嶋』の横から『ジェシカ』が室内に入り、ベッドの傍らに置かれた台車に乗っている
ガラスの水差しを手に取った。
『アンナマリー』は、持っていたグラスを差し出す・・・・・・・・・・・・・・。
『ジェシカ』が水をグラスに注ぐ中、『アンナマリー』は続けて口を開いた。
 
「勿論、『ウィニー』もここで働いて貰っている1人ですわ。
他のメイドには、お会いになりまして?」

133ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/05(土) 01:25:24
>>132
「カメラが……?
 リチャードさん、駿河から連絡があって、カメラが一つ移らなくなったと…」

トランシーバーをリチャードに差し出して駿河と話をするよう促す。

134ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/05(土) 01:27:25
>>133
追加

「影が出たのは一月前ですから……
 クレアを買った時点で彼女は妊娠していたわけですよね?
 番犬としては不適当では?」

リチャードにトランシーバーを渡す前に上記の事を聞いておきたい。

135駿河『ダ・ボム』:2008/07/05(土) 02:57:43
>>132-133
『リチャード』につないでもらったら話す。
「『リチャード』さんか?アレが1つ映らなくなったんだが。
配線を切られるとかありうるのか?切られるとしたらどこだ?」

その後はネイスミス、嶋にトランシーバーで伝える。
「『1Fの18』にある、『19』のドア付近の通路を映していたカメラの映像が映らなくなった。
偶然の可能性は低い・・・近くを通る時は100パーセントの警戒しとけ」

(この部屋からはだいぶ遠いな・・・しかし色々やっとくか?)
部屋を見回す。
紙とか壊れやすそうな装飾品とかないか?
あ、いいもんあった。俺の食ってるパスタだ!残してポケットにいれておくか。

136嶋『ガービッジ』:2008/07/05(土) 22:00:56
>>132
「いや、それでもですね。
 あいつらは人間の科学なんてものを超越してるだろうわけですし……
 そうだ、『ウィニー』さんなんかはこの件についてどう思ってます?
 勿論他のメイドさんたちの意見も聞いてみたいわけですけれども。
 怖いとか、或いはそんな恐怖を感じない、とか」

ポケットの中のマッチを一本掌に入れておく。

137:2008/07/06(日) 01:50:51
>>133-134
「番犬は、専ら『ロビー』の役割でした。
旦那様は、『ロビー』だけを飼う予定だったのですが、流石に『クレア』と引き離す訳にも
行かないという事になりまして。」
 
『リチャード』は、トランシーバーを受け取りながら答えた。
>>135
『リチャード』に質問すると、カメラの故障である可能性が高いとの事だった。
監視カメラのスペアは、『2Fの19』にあるらしい。
『駿河』は、『ネイスミス』と『嶋』に連絡すると、パスタをポケットに詰め込んだ。
>>136
『ウィニー』は、ドアの近くに立っていた。
突然の質問に驚いた様子だったが、ポツリポツリと答え始める。
 
「私は、少し怖いですけど・・・・・・・・・・・・・・・・あの、『クレア』が吠えて知らせてくれますし、
お屋敷には大勢いますので、平気です。」
 
その言葉の直後、微かな犬の鳴き声が聞こえて来た。
 
「『出た』みたいですわね。
あの吠え方は・・・・・・・・・・・・・『ウィニー』、『クレア』の所に行ってあげなさい。」
 
『アンナマリー』が口を開く。
『ウィニー』は、一礼して部屋を出て行った。

138嶋『ガービッジ』:2008/07/06(日) 20:20:30
>>137
「何かあったら大声上げて知らせてください。
 駆けつけますから」

『アンナマリー』『ジェシカ』に念を押しておいてから外へ。


「で、何が出たのですか?」


『ウィニー』を追い『クレア』のほうへ向かう。
地図で言うとどっちのほうだろうか?

139ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/06(日) 21:57:49
>>137

「なるほど(金持ちらしい発想だな)」

駿河とリチャードの会話の成り行きを見守る。

140駿河『ダ・ボム』:2008/07/07(月) 00:51:09
>>137
「監視カメラのスペアは、『2Fの19』にあるのか・・・」

>>139
ネイスミスにトランシーバーで伝える。
「と、いうことで悪いが『2Fの19』に向かって監視カメラのスペアとってきてくれ。
奴らが出てくる可能性もあるので注意してくれ!」

141:2008/07/07(月) 01:06:20
>>138
『ウィニー』の後から、『嶋』は『2Fの16』の部屋へ。
室内は、クリーム色の柔らかい絨毯が敷かれた、窓の無い部屋だった。
ほぼ中央にダブルソファーが1つ置かれ、見取り図から見て下壁の真ん中に犬用の水飲み場。
右上の隅には、一畳程のスペースに紙製の青いシートが敷き詰められている。
 
「ワォン!ワォン!」
 
ドアを開けると同時に、『クレア』の鳴き声が響いた。
ドアの前で鳴く『クレア』の頭を、『ウィニー』が優しく撫でる・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「『影』が出る頃になると、こうして吠えるんです。
きっと、今頃・・・・・・・・・」
 
『ウィニー』が、不安げに呟いた。
>>139-140
『駿河』は、『ネイスミス』に予備のカメラを持って来るように伝えた。
『リチャード』が、案内を申し出る。

142ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/07(月) 23:35:30
>>141
「了解した。それではリチャードさん、案内をお願いします」

リチャードの後に続く。

143嶋『ガービッジ』:2008/07/08(火) 00:07:09
>>141
「影を見つけたわけではないのですね。
 奥様も犬はお好きなんですか?」

「しかし野生の勘と言いますがね……
 この犬だって『影』の怖さがわかってると見えますね」

144駿河『ダ・ボム』:2008/07/08(火) 01:09:25
>>141
「さて・・・引き続き監視カメラ見るか」

監視カメラの映像と、部屋を見回す。
紙とか壊れやすそうな装飾品とかないか?

145:2008/07/08(火) 01:51:05
>>142
『リチャード』と共に、『ネイスミス』は『2Fの19』へ向かった。
玄関ホールの階段を上り、『8』の通路を通って『19』へ。
室内には、見取り図から見て右と下の壁に掛けて、L字型にスチール製の棚が並んでいる。
ガラス張りの棚の中には、装飾品や彫刻等が並んでいた。
『リチャード』は、部屋の左にある吹き抜けの奥に進むと、4〜5個積まれたダンボール箱の
中の1つを開き、入っていたカメラを1つ取り出す・・・・・・・・・・・・・・・。
>>143
「はい・・・・・・・奥様は、とても動物好きな方です。
『クレア』も、よく懐いていますし。」
 
『ウィニー』が答えた。
>>144
室内に紙や装飾品は無い。
モニターを切り替えると、『2Fの19』へと入って行く『リチャード』と『ネイスミス』の
姿が確認出来た。

146嶋『ガービッジ』:2008/07/08(火) 22:47:37
>>145
「ちょっと失礼。
 駿河さん? そっちはどうです?
 奥様の周辺に異常はないですが。
 犬はコッチにいます」

トランシーバーで連絡。

147ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/08(火) 23:00:01
>>145
リチャードが作業をしている間、周囲を警戒する。

「カメラの不調はこれまでも起こったことがあるんですか?
 あるとしたら、原因はなんでした?」

148駿河『ダ・ボム』:2008/07/08(火) 23:44:11
>>145-146
「『1Fの18』にある、『19』のドア付近の通路を映していたカメラの映像が映らなくなった。
で、今ネイスミスが『2Fの19』へ予備のカメラ取りに行っている。
俺は新鮮なスパゲティを手に入れた・・・そんぐらいだな。
アンナマリーに異常がないのか・・・一体いつ来るんだろうな『奴ら』は」

モニターを見とく。

149:2008/07/09(水) 00:14:10
>>146,>>148
『嶋』と『駿河』が連絡を取っている間も、『クレア』が吠え続けていた。
『駿河』は、『2Fの19』から2人が出て来るのを確認する。
 
『プツン』
 
不意に、同じモニターの映像が切れた・・・・・・・・・・・・・・・。
>>147
カメラを手に入れた2人は、部屋を後にした。
 
「カメラの不調は、初めてです。
何も無ければ、いいのですが・・・・・・・・・・・・。」
 
『2Fの8』の通路に出ると、犬の鳴き声が微かに聞こえる。
 
「『クレア』が、鳴いていますね・・・・・・・・・・・・・・・奥様が気になるので、様子を見て参ります。」
 
『リチャード』は、『アンナマリー』の部屋の方へと進み出した。

150ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/09(水) 00:32:04
>>149
「奥様は嶋が様子を見ているはずですが……」

言外に『何のために自分達を雇ったんだ?』と皮肉をこめる。
その上でトランシーバーで嶋と連絡を取ってあちらの様子を確認したい。

151駿河『ダ・ボム』:2008/07/09(水) 00:55:57
>>149
「うむ、わかりやすい。
これはもう偶然じゃない・・・その上、監視カメラの位置を知っている。
見ていても無駄・・・・いや、逆か。
見られて困るから切ってるんだ!」

>>150-146
トランシーバー使って連絡。

「また監視カメラが切られた。
『2Fの19』の所だ。
どうやら奴ら、あるいは他の敵が出たようだな。
ネイスミスは気をつけろ!近くにいるぞ」

「俺は食堂に行ってジョージを護衛するぜ」
監視カメラでジョージの居所を確認する。
で、部屋を出てジョージがいる場所へ向かう。

152嶋『ガービッジ』:2008/07/10(木) 21:55:30
>>149
「……やはり『犬』の様子がおかしい。
 何かあったのでは?
 それともいつもこのように吠えているのですか?」

ドアを開けておいて、アンナマリーの部屋の様子が確認できるようにしておきたい。

153:2008/07/10(木) 22:54:26
>>150
『嶋』に連絡を取ろうとした『ネイスミス』に、『駿河』からの連絡が入る。
『リチャード』は、カメラを持ったまま足を止めた。
>>151
カメラを切り替えたが、モニターに映像は映らない・・・・・・・・・・・。
ふと、映っていたモニターの映像も次々と消えて行く。
モニターが全て消え、『駿河』は部屋を出た。
>>152
『16』のドアを開けると、『14』の部屋の向こうに『15』のドアが見えた。
 
「いつもは、そろそろ鳴き止むんですが・・・・・・・・・・・・」
 
『ウィニー』の表情に、再び不安の色が浮かび上がる。

154嶋『ガービッジ』:2008/07/11(金) 00:13:03
>>153
「やはり何か起こってる……?」


部屋には入らないがアンナマリー、ジェシカの様子を確認したい。
そして駿河、ネイスミスに犬の警戒している様子を伝える。


「『クレア』がいつもよりずっと吠えています。
 何かあったのかもしれません……気をつけて」

155駿河『ダ・ボム』:2008/07/11(金) 01:34:28
>>153
「なんだこりゃ!!
これは想像以上に・・・『大群』でやってきやがったようだな!」

周囲を警戒しながら、食堂に向かうぜ。
道の真ん中を歩く。端っこは『奴ら』がすでに潜んでるかもしれん。

156ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/11(金) 02:33:15
>>153
「どうやら悠長にカメラを変えている場合じゃないようですね。
 このあたりのカメラも使えなくなったそうです。
 気をつけてください……近くにいる『何か』いる可能性がある」

周囲にこれまで以上の警戒を払いつつ、ゆっくり階下を目指す。

157:2008/07/11(金) 03:07:49
>>154
『アンナマリー』の部屋を確認したが、特に変わった様子は無かった。
>>155
通路は、照明が真昼の様に照らし出しており、『影』の出来る隙は見当たらない。
『嶋』から連絡が入り、『アンナマリー』に異常が無い事を知る・・・・・・・・・・・・・・・・。
『1Fの7−C』の通路に差し掛かると、『6』側のドアが開いた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
栗色の髪を肩まで伸ばし、銀縁の眼鏡を掛けた若い白人女性のメイドが現れる。
メイドは、『駿河』の姿を認めると、小さく頭を下げて近付いて来た。
>>156
「こんな事は・・・・・・・『影』の仕業だとしたら、初めてです。
如何致しましょうか?
カメラのスペアも、今設置している数だけは用意しておりません。
どのカメラを換えるか・・・・・・・・・・・・いや、カメラを換えているべきでしょうか?」
 
『リチャード』の表情には、焦りの色が見て取れる。
今の所、周囲に変化は無い。

158駿河『ダ・ボム』:2008/07/11(金) 03:22:24
>>157
(なんだこの緊張感は・・・何かヤバイぜ!)

左の壁に寄りかかる。

「そこのメイド!ちょっと待て。そこで『止まれ』。
・・・・・・さっきの『グラタン』、一体何が入ってあったんだ?
俺の趣味は料理なんだ。レシピが知りたいんだが」

俺はこの眼鏡メイド、多分見た事がねえ。
だから食事のメニューにない『グラタン』を話題に出してカマかける。
何かボロが出るか、止まらなかったら。即戦いに入るぜ?

159ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/11(金) 03:28:40
>>157
「カメラは換えても無駄でしょう。
 これは人為的な……まあ、人かどうかはわかりませんが、
 とにかく何者かの手によるものだと考えるべきです。
 だとすれば、カメラを換えたところでまた使い物にならなくなるだけでしょう」

嶋の連絡を受けて駿河、嶋、そしてリチャードに伝える。

「僕がクレアの様子を見てきます。リチャードさんはジョージさんのところに戻っていてください」

クレアの声がする方向はどちらだろうか?

160嶋『ガービッジ』:2008/07/12(土) 01:12:18
>>157
「奥様はご無事です。
 異変もないですが犬の様子が少し気にかかりますね。
 二人のほうはどうですか?」


そう二人に伝える。
クレアが吠える方向はどうだろうか?
吠え方から何かを探り出したい。

161:2008/07/12(土) 01:17:34
>>158
メイドは、『駿河』の言葉に立ち止まると、眼鏡を人差し指で軽く上げた。
 
「食器を御下げに来たのですが、御食事は御済みでしたか?
御部屋の方には、入らない様にと申し付けられております・・・・・・・・・・・・・・・食器の方は、
カートに乗せて外に出しておいて下さい。
旦那様が御呼びですので、食堂の方へどうぞ。」
 
そう言うと、メイドは『駿河』から見て右の壁際に寄り掛かる。
『ネイスミス』と『嶋』からの連絡が、トランシーバーから聞こえて来た。

162:2008/07/12(土) 01:18:13
>>159
『リチャード』は、持っていたカメラのスペアにチラリと目を落としてから、軽く頷いた。
 
「『クレア』は、奥様の部屋の向かい側━━━━━━━━━━━━
見取り図の『16』の部屋で飼っています。
『ウィニー』も、一緒かも知れません。」
 
そう言い残し、『リチャード』は玄関ホール側のドアから出て行く。
『クレア』の鳴き声は、『アンナマリー』のいた部屋の方向から聞こえて来た。
トランシーバーに、『嶋』からの連絡が入る・・・・・・・・・・・・・・・。
>>160
『クレア』は、特に何に向かって吠えているという様子では無かった。

163ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/12(土) 01:34:03
>>162
(嶋がアンナマリー、駿河がジョージについて、フリーの自分が偵察するのがベスト、か)
「とりあえず今からアンナマリーさんの所に向かう。ジョージ氏は駿河が頼む。
 嶋は何かあったら逐一連絡してくれ」

クレアの声の方向へと歩みを進める。

164嶋『ガービッジ』:2008/07/12(土) 01:42:13
>>162
(少し探ってみたいがアンナマリーさんを一人にするわけにはいかないからな)


アンナマリー、ジェシカ、ウィニー、クレアをそのまま視界に納めておきたい。

「奥様、ジェシカさんに、ウィニーさんがここにいます。
 それにクレアも」

こうトランシーバーで二人に伝える。


「ところでこの屋敷にいるのは
 ご夫妻、リチャードさん、ウィニーさん、ジェシカさん、それに犬のクレア。
 我々三人、ということでしたか?
 お尋ねするのを忘れていましたが」

そして、ウィニーに尋ねる。

165駿河『ダ・ボム』:2008/07/12(土) 01:56:38
>>161
「おい・・・『止まれ』って言ってんだろ・・・・?
冗談で言ってるわけじゃねえ・・・俺が『止まれ』と言ったら『止まれ』よ。
『奴ら』が大量に出たんだ。
この屋敷はとっても危険な状態に陥っている。
俺らの指示を守ってくれないと、ハンガーランド夫妻や『メイドの皆さん』を守れないんだよ。
君は止まって、後ろを向いて『ジョージ』さんの所に俺と一緒に向かうべきなんだ。
なぜか?

それは君が「ジョージさんに『奴ら』が出てきたよ」って伝えるためだ。
もちろん俺も一緒に伝えに行くが、途中で『奴ら』と戦うこともあるからな。
だから非戦闘員である君が日常の仕事を中止して
今すぐきびすを返し、走ってジョージさんに現状を報告する必要があるんだ。
緊急時には緊急時の仕事をしないとな」

166:2008/07/12(土) 02:37:51
>>163-164
トランシーバーで『ネイスミス』と『駿河』に連絡した後、『嶋』は『ウィニー』に質問した。
『ウィニー』は、『クレア』の頭を撫でながら、もう片方の手で指折り数えながら言った。
 
「ええと━━━━━━━━━
他にも使用人が2人、『ユーリ』と『クリス』がいます。」
 
不意に、ノックの音が響く。
『14』の通路側のドアが開き、『ネイスミス』が入って来た・・・・・・・・・・・・・・・・。
『16』の部屋のドアが開け放たれており、『嶋』と『ウィニー』『クレア』の姿がある。
>>165
メイドは、人差し指で眼鏡を軽く上げた。
しばしの沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・そして、メイドが再び口を開く。
 
「かしこまりました、参りましょう。
旦那様の近くには、もう1人メイドがいますので。
他の3人と奥様には、すでに御連絡を?」
 
そう言いながら、壁から離れたメイドは、『駿河』のトランシーバーに視線を流した。
そして、食堂の方に向かって、静かに歩き始める・・・・・・・・・・・・・・。

167駿河『ダ・ボム』:2008/07/12(土) 02:55:58
>>166
「他の3人って誰のことだ?
少なくともアンナマリーさんやリチャードさんには伝わってるぜ」

メイドの後ろをついて行く。
メイドは何か持ってるか?ナイフとか工作道具とか。

(監視カメラが壊れたのは現時点ではスタンドか人為かはわからん。
もし人為なら配線が集まってるモニター部屋でいじった可能性がある。
それなら、モニター部屋の近くにいる奴が怪しい。
ようするにこのメイドが主犯・・・あるいは共犯の可能性が高い)

「なあ、確か『初対面』だよな?君の名前なんて言うの?
ジョージさんの近くにいるメイドさんの名前も教えてくれ」

168ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/12(土) 03:16:35
>>166
「とりあえず無事……みたいですね。
 これから周りを見てきますが、いつでも逃げられる準備をしておいてください。
 どうやらこれまでとは一味違ったイベントが待っているようですから」

(監視カメラのことはメイドは知らないんだったな……
 この場では言えないか……)

クレアはまだ吠えているんだろうか?様子を観察したい。
シッポの様子等から喜怒哀楽はある程度読み取れるだろう。

169嶋『ガービッジ』:2008/07/12(土) 03:22:14
>>166
「……なんだか外は騒がしいですが……
 この部屋は大丈夫そうですね、今のところ」

(護衛は本来こんなことしちゃあいけないんだろうが……)


『ガービッジ』を発現。
アンナマリーの部屋のもの、例えばテーブルや台の上に乗っているものを、
『ガービッジ』で不意に落とす。

スタンドの見えない人間にはただの怪奇現象だ。
クレアも含め皆がどういう反応を示すのか、スタンド発現時からの様子を見たい。


(ただ肝が太いのか、それとも他に何か……?)

170:2008/07/12(土) 03:42:06
>>167
メイドは、特に何も持っていない。
『駿河』が背後から話し掛けると、メイドはチラリと振り向いて答えた。
 
「私は、『クリスティーナ・スミス』と申します。
食堂にいる『もう1人』の名前は、『ユーリ・ノーザンウッド』です。
『ジェシカ』と『ウィニー』には、もうお会いに?」
 
話しながら、『クリスティーナ』と名乗ったメイドはドアを開く。
玄関ホールに人影は無く、食堂のドアは少しだけ開いていた・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>168-169
『クレア』は、座ったままで吠え続けていた。
その尻尾を見ると、ピンと立ったままだった・・・・・・・・・・・・・・。
『嶋』が『アンナマリー』の部屋に向かおうとすると、ドアが中から開く。
中から出て来たのは、『アンマナリー』だった。
 
「『クレア』が、随分吠えているけれど。」
 
そう言いながら、『アンナマリー』は3人と1匹を見回す。
彼女の後ろからは、不安げな表情の『ジェシカ』が現れた。

171嶋『ガービッジ』:2008/07/12(土) 23:58:51
>>170
(アンナマリーさんもさすがに気になったか?)

『スタンド』を発現、マッチ一本に能力行使してから、廊下の窓から下に落とす。
この間なら大きく育ちすぎることもないだろうし、
走行性的にも根を張って上方に育ってゆくことだろう。
緊急の際の逃げ道にするつもり。
窓は開けっ放しにしておく。

「すぐ戻る。
 奥様を見ていてくれ」


勿論廊下に出るときの左右、窓の外は警戒。

172ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/13(日) 00:23:38
>>170
「どうも何かあるようですね。
 失礼、少し耳をかしていただきたいのですが」

アンナマリーに耳打ちして『カメラ』が壊されたことを伝える。

>>171
「外に行くんだったら『アレ』の様子を見てきてくれ」

『カメラ』がどうなっているか確認するよう(メイドにはわからないように)嶋に伝える。

173駿河『ダ・ボム』:2008/07/13(日) 22:56:45
>>170
「クリスティーナと言うのか・・・覚えとく。
ジェシカには会ったが、ウィニーには会ってないな。
おや?食堂のドアが開いてるが、出る時に閉めなかったのか?」

周囲を見回す。
壊れやすそうなものはないか?

174:2008/07/14(月) 01:44:39
>>171-172
『14』から『7』の通路へ出た『嶋』は、通路の窓からマッチ棒を投げ捨てた。
開いた窓から冷たい風が入り込み、外には暗い庭が見える。
通路に設置されたカメラは、それとは分からない様になっているらしかったが、周囲を
見回した『嶋』は、照明にカモフラージュされたカメラらしきものを見つける。
特に破損した気配は無い・・・・・・・・・・・・・。
 
『ネイスミス』が耳打ちするのを、2人のメイドがチラチラと見ていた。
『アンナマリー』は、少し考え込む表情を見せてから、口を開く。
 
「分かりました、しばらく部屋から動かない方が良いかしら?
『ジェシカ』、『ウィニー』・・・・・・・・・・・・・貴方達も、しばらく一緒にいなさい。
この方達の『お仕事』の邪魔になると、いけませんから。」

175:2008/07/14(月) 01:45:03
>>173
『駿河』の質問に『クリスティーナ』が答えるよりも早く、ドアの隙間から何かが覗く。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
1メートルにも満たない大きさの『人影』━━━━━━━━━━━━━
頭と腹部が少し大きな、赤ん坊の人形を連想させるシルエットだった。
ヒョコヒョコと小刻みな足取りで、『人影』は食堂の中へと入って行く。
玄関ホールに、特に壊れ易そうな代物は見当たらない。

176嶋『ガービッジ』:2008/07/14(月) 02:08:05
>>174
これで窓からの逃げ道は作った。
1,2分したらちゃんと生えているはずだ。


「ネイスミスさん、見た感じ異常はなしです。
 (一般的にも、カメラ的にも)」


耳打ちする。
この会話はトランシーバーでも駿河に流す。

177駿河『ダ・ボム』:2008/07/14(月) 22:55:42
>>175
「ここにも出やがったか!」

ドア〜壁間に導火線を引き、導火線を引っ張る。
人影に触れちゃならねーからな。
慎重だ。

「『ジョージ』さん!いるのかッ!?」

部屋の中を見て、呼びかける。

178ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/14(月) 23:54:31
>>174
「とりあえずは。ただ、逃げられる準備はしておいてください」

窓の外を見る。今時間は何時くらいだろうか?

179:2008/07/15(火) 01:24:39
>>176,>>178
窓の外には、暗い庭が見える。
時刻は、『午後18時』を回っていた。
>>177
『駿河』が声を上げるのと、『クリスティーナ』が駆け寄ってドアを開けるのとは、ほぼ同時。
食堂では、『ジョージ』が席に着いていた。
 
「旦那様、『影』がッ!」
 
『クリスティーナ』の声に、『ジョージ』と傍らにいたメイドが表情を変える。
人影は、テーブルの下へと潜り込んだ・・・・・・・・・・・・・・・。

180駿河『ダ・ボム』:2008/07/15(火) 22:12:42
>>179
「早く逃げろ!敵が来てるぞっ!!」

『ジョージ』の傍へ駆け寄る。
テーブルの上には何がある?

「おい・・・話に聞いていたのと違って素早いじゃねーか!」

『人影』のスピードはどれくらいだ?

181嶋『ガービッジ』:2008/07/15(火) 23:45:34
>>179
「今までクレアがこんなに吠えることってありましたか?
 あと、申し訳ないですがドアは開けといてくれませんか?
 声も、視線も通れるようにしておきたいんです」

(どうもクレアの様子がおかしいですね)


「異常はないですか?」


トランシーバーで駿河に問いかける。

182ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/17(木) 00:23:03
>>179
状況に変化があるまではアンナマリーの傍で待機する。

「駿河、そっちの状況は?」

あっちの様子もトランシーバーで確認しておきたい。

183:2008/07/17(木) 01:25:53
>>180
テーブルの上には、まだ夕食の残りが乗っている。
『影』の動きは、少なくとも肉眼で追える程度のスピードだった。
『駿河』が駆け寄ると、『ジョージ』は立ち上がって周囲を見回す。
 
「テーブルの下ですッ!」
 
すぐに、『クリスティーナ』が叫んだ。
『ジョージ』は、テーブルから2〜3歩離れると、傍らにいるメイドに声を掛ける。
 
「懐中電灯を、早く!」
 
『駿河』のトランシーバーに、『嶋』と『ネイスミス』からの連絡が入った。
>>181-182
「『クレア』は、『影』に吠えているんですわ。
でも、ここまで吠える事は、今までありませんでした・・・・・・・・・・・・・。」
 
『アンマナリー』が、『14』から通路に顔を覗かせて言った。
続いて、『ジェシカ』が『アンナマリー』の横から姿を現す。
 
「窓から夜風が入ると、奥様の身体にも良くありません。
奥様の御部屋のドアは、閉めておきたいのですが・・・・・・・・・・・・・・・・。」

184嶋『ガービッジ』:2008/07/17(木) 23:30:23
>>183
「そうですね……確かに。
 では、何かちょっとでも変なことがあれば、大声で知らせてください。
 ジェシカさん、ちゃんと外に聞こえるようにお願いします。」


ウィニーもアンナマリーの部屋にいるのだろうか?
クレアはどの部屋に今入るのか、あるいは鎖で繋がれているのか?


「どこかで影が出ているようです。
 駿河さんからの連絡がありませんが……何かあったのかもしれませんね」


無線での返答を待ちつつ、ネイスミスに話す。

185ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/18(金) 00:27:39
>>183
「扉ですか……まあ閉めるのは構わないでしょう。
 そういえば『影』は扉を素通りするんですか?」

 >>184

「そうだな、どっちかが駿河の様子を見に行った方がいいかもしれない」

186駿河『ダ・ボム』:2008/07/18(金) 03:56:34
>>183
「危ないから俺の後ろに来てくれ」

『ジョージ』の腕をつかみ、後ろに移動させる。
(話と違う素早さだ・・・・これはスタンドが成長してるってことだよな!?
クソッ!なんで成長しやがったんだ?
スタンドが成長するのは経験を積むか・・・・『本体が成長するか』・・・だ。
この影に直接攻撃しても返り討ちにあいそうだ・・・厄介なスタンドだぜ!
しかし、今の状況に対しては『手』は打っておいた。)


>>184-185
無線で連絡する。

「食堂で影が発生しやがった!話と違ってかなりスピードがあるぞ!
リチャードは俺が守ってる!お前らも気をつけろ!!」

187:2008/07/18(金) 22:23:05
>>184-185
『ジェシカ』は、『アンナマリー』と共に『15』の部屋へと戻って行った。
『ウィニー』は、『14』の部屋に残ったまま、2人の様子を不安げに見ている・・・・・・・・・・・・・。
その傍らに座った『クレア』に鎖は繋がっておらず、白い首輪だけが巻かれていた。
 
やがて、『駿河』からの連絡が2人のトランシーバーに入る。
少しして、『クレア』が吠えるのを止めた。
>>186
『駿河』の後ろから、『クリスティーナ』も駆け寄って来る。
『駿河』が『ジョージ』の腕を掴むのと同時に、長身で短い黒髪のメイド(恐らくは、『ユーリ』)が
懐中電灯を差し出した・・・・・・・・・・・・・大きめの水筒程のサイズの懐中電灯だった。
 
「君、テーブルクロスを上げてくれ!」
 
『ジョージ』は、掴まれていない方の手で懐中電灯を受け取り、『駿河』に言った。
『駿河』の身体に隠れながら、懐中電灯のスイッチに指を乗せて構えている・・・・・・・・・・・・・・・・。

188ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/19(土) 01:56:01
>>187
「『影』が食堂に出たようです。
 話に聞いていたよりも動きが早いということですが……」

アンナマリーに報告をする。

「ん・・・なぜ?」

クレアを見る。どんな様子だろうか?(まだ警戒しているとか安心しているとか)

189嶋『ガービッジ』:2008/07/19(土) 02:17:56
>>187
「では、僕が駿河さんの援護に行きます。
 奥様達をお願いしますよ。
 いざとなったらそこの窓の下に木を生やしてるので、
 それを伝って逃げてください」

点けたまま、懐中電灯を構えておく。
そして曲がり角や影に注意しつつ駿河のいる食堂の手前まで向かう。

190駿河『ダ・ボム』:2008/07/19(土) 02:49:27
>>187
「いや、違う!
テーブルの下の『奴ら』を引きずり出すなら・・・こっちの方が手っ取り早いぜ!」

俺はテーブルの上に飛び乗り、一枚の皿を持つ。
で、その皿から沢山の導火線を引っ張り出してテーブルと繋げる。
そして思い切り上からスタンドの拳で皿を叩き割る!
なるべく下方向に破片が飛び散るようにな。

導火線に火がつき、テーブルまで行けば『爆破』される。
ようするに、皿と同じ勢いでテーブルが下方向に爆発する。
結果、『人影』に『爆破の欠片』でテーブル下に『スタンド攻撃』を行うと同時に!
テーブルに穴が空きまくり、『人影』に『光』を当てられる!

「テーブルはおしゃかになっちまうけどな!(依頼人が金持ちでよかったぜ)」

191:2008/07/19(土) 03:24:58
>>188
『アンナマリー』の表情にも、微かな不安の色が見て取れた。
『クレア』は、『ウィニー』に頭を撫でられながら、ジッと一点を見つめている。
『ネイスミス』が視線の先を向くと、窓の外に巨木が伸びて行く様が見えた。
>>189
『嶋』が『2Fの8』の通路まで来ると、フローリングの床に点々と続く血痕を見つけた。
血痕は、『13』の通路へ続くドアの奥へ続いている・・・・・・・・・・・・・・・。
周囲に人影は無い。
>>190
テーブルに飛び乗った『駿河』を、一同が見上げた。
『駿河』が手にした皿を割ると、『ユーリ』が叫ぶ。
 
「狂ったの!?」
 
次の瞬間、テーブルが皿同様に砕け散った・・・・・・・・・・・・・・・・『駿河』の身体も、床に着地する。
 
「おい、君・・・・・・・!」
 
『ジョージ』が声を上げた。
ふと、『駿河』の足元のテーブルクロスが、頭の大きな人の形に盛り上がっている。
足首を何かが掴んでいる感覚に気付いた。

192駿河『ダ・ボム』:2008/07/19(土) 05:03:10
>>191
「よし!全て計算通りだ!!」

と発言して俺の発狂説に歯止めをかける。
(クソが・・・とにかくこの状況を脱しないとな・・・)
テーブルクロス上の他の皿を一枚持ち、足元の床と皿の間に導火線を引く。
で皿を割ると床が『爆破』され、破壊される。
テーブルを破壊した時と同様にな。

床に穴が開けば影と俺はテーブルクロスを巻き込みながら
『地下に落ちる』事になる。
少なくとも俺は落ちるから、テーブルクロスを巻き込んで影も落ちる。


そして俺は人影が思ったより掴む力が強い場合を考えなきゃな。
(落下のショックで外れてくれればいいが、そうもいかん場合がある)

俺が掴まれてるのは足首だ。足首には靴下がある。
ってことは靴下が脱げれば掴まれてると言う状態は解消される。
つーことで、

靴下と『爆破』でできた床の穴の左端に導火線を引く。
俺の胴体と『爆破』でできた床の穴の右端にちょっと長めの導火線を引く。

そうすると導火線の長さ(1メートルほど)分落下すると、
導火線がピンと張る。
すると靴下がスポンと抜ける。
この時の脱げるパワーは60キロが1メートル自由落下した時に生じる力に等しい。
相当なパワーだ。
で、『影』が掴んでるパワーとは直角に交差する形になって滑るから、
落下時に生じるパワーが『影』の持つパワーより低くても靴下は脱げる。
靴下が脱げれば『影』の手も外れる。

で、そのまま俺も一緒に落下してもしょうがないので、
俺の胴体の導火線が命綱になる。
この導火線のおかげで俺は地下まで落ちない。
宙ぶらりんの状態になる。
ここで重要なのは 靴下の導火線の長さ<胴体の導火線の長さ
不等号が逆だったり長さが同じだったりすると
靴下を脱がすための自由落下パワーが出ないからな。


全部が終わって『影』が地下に落ちたら、胴体の導火線を使ってよじ登って
一階に戻る。
この屈辱的なミスは100倍にして『影』の本体に返してやるぜ!

193嶋『ガービッジ』:2008/07/19(土) 23:29:55
>>191
血痕は通路8から発しているということでよいのだろうか?
血の量の大小で推理できると思う。
(つまり、血痕の道の両端、通路8側と部屋13側でどちらが血の量が多いか)
また、血の乾き具合はどうだろうか?
さっき通った時はなかったはずなので、まだ新しいだろうが。


「……いよいよ緊急事態ですね。
 ネイスミスさん、駿河さん、二階の通路8から部屋13に向けて
 『血痕』が続いています。
 確認のため、13に入ってみたいと思います。
 ネイスミスさんは奥さまかジェシカにでも13が、
 普段どういう用途に用いられているかを聞いてみてください」


『スタンド』発現。
『マッチ棒』を握っておく。
そしてその手で『杖』を構える。
本体は懐中電灯を持っている。

そして、ドアの隙間を見て、部屋内に明かりがついているかどうかを確認したい。
まだ、ドアは開けない。

194ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/20(日) 06:32:13
>>191
(これは……嶋の能力か。これには余り驚いていないみたいだな)

「少し時間ができたな」

今のうちにリードヤードのメモをもう一度見てみる。
内容が変わっている等の変化はないだろうか?

195:2008/07/20(日) 23:08:54
>>192
『バキバキバキィッ!』
 
床が激しく軋みながら砕け、抜け落ちる。
足を掴んでいた感覚が消え、『駿河』は『ダ・ボム』の導火線を命綱にして落下を食い止めた。
下は地下室になっており、薄暗い。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
━━━━━━━━━━━導火線を伝って上ろうとした瞬間、周囲が暗転した。
 
「キャアッ!」
 
「照明が!」
 
頭上で、『ジョージ』が声を上げる。

196:2008/07/20(日) 23:10:09
>>193
通路の血痕は、中程で突然出現していた。
そこが血痕のスタート地点と考えるのが、普通に思える。
その量は、少し指先を切った程度の出血には見えない・・・・・・・・・・・・・・・・まだ、乾いてもいない。
『13』へ続くドアの前に立つと、突然通路の照明が一斉に落ちた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ドアの向こうも明かりは無い・・・・・・・・・・・・・・・。
>>194
ふと、トランシーバーから『嶋』の声が届く。
通信の直後、突然周囲が暗転した━━━━━━━━━━━━
 
「キャアァッ!!」
 
『ウィニー』の悲鳴。
それに反応したのか、『クレア』が短く吠えた。
 
「どうしたんですかッ!?明かりが消えました!!」
 
『ジェシカ』の声が、ドアの向こうから叫んでいるのか、少し篭って聞こえて来る。

197ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/21(月) 00:48:10
>>196
「おちついて!全員その場を動かないでください!」

すぐに懐中電灯をつけ、まずアンナマリーの姿を確認する。

(心配していた事態になったな……問題はこれが単なるアクシデントか、それとも人為的なものなのかだが……)

「全員今の状況をしらせてくれ!」

トランシーバーで駿河と嶋に連絡する。

198嶋『ガービッジ』:2008/07/21(月) 01:00:38
>>196
「今僕は通路8にいます。
 何者かが通路8で大量に出血、そのまま血を垂らしながら部屋13に入った模様!!
 そして、今停電してます!!  
 屋敷全部ですか!!?
 ご夫妻は無事ですか!?」


部屋17側の壁を背にして、懐中電灯であたりを照らしつつ警戒。
上方にも油断しない。
まずはトランシーバーで二人に大声で連絡。

199駿河『ダ・ボム』:2008/07/21(月) 02:23:48
>>195
「おいおい・・・何だこりゃ!
明かりが消えてるじゃねーか!
とりあえず誰かライト持ってるんだよな?
落ち着いて明かりつけてくれ」

とりあえず導火線を伝って登りきる。

200:2008/07/21(月) 04:06:59
>>197
トランシーバーで連絡を取り合いつつ、『ネイスミス』は『アンナマリー』の部屋へと入る。
すでに、懐中電灯を点けた『アンマナリー』がおり、その横に『ジェシカ』が立っていた。
『ネイスミス』に続いて、『ウィニー』も部屋に入って来る。
 
「何があったの?
電気が消えたわ・・・・・・・・・・・・・発電機が故障したのかしら?」
 
『アンナマリー』が、口早に言った。
 
「今まで、こんな事はありませんでしたのに・・・・・・・・・・・・・・・・。」
>>198
トランシーバーで連絡を取っていた『嶋』の耳に、微かな物音が聞こえた。
 
『ギィ・・・』
 
どこかのドアが開く音だった。

201:2008/07/21(月) 04:08:53
>>199
導火線を上る『駿河』を、頭上から光が照らす。
食堂まで上ると、懐中電灯を持った『ジョージ』がおり、後ろには2人のメイドが立っていた。
 
「地下の発電機かも知れません。
『何かされた』のか・・・・・・・・・・・・・・今まで、こんな事は無かったんだ。
今までと違うッ!」
 
『ジョージ』の表情には、不安と恐怖の入り混じっている。
メイド達も肩を寄せ合い、怯えていた。
懐中電灯だけが周囲の光源で、広い食堂は暗黒の洞窟の様に不気味な広がりを感じさせる。
トランシーバーから、連絡が入った。

202嶋『ガービッジ』:2008/07/22(火) 01:10:30
>>200
「……何かいるッ!」


この発声もトランシーバーで流す。
握っているマッチには能力行使しておく。

音源の方向からどの方向にあるドアか推理したい。
位置的に可能なはず(特に部屋13とのドアなら近いしすぐわかるはず)

杖と懐中電灯とを振るようにして、周囲全体を照らしながら
地図でいう左方向へじりじり移動する。

203駿河『ダ・ボム』:2008/07/22(火) 01:42:51
>>201
「よし!わかった俺が見てくる
懐中電灯一個貸してくれないか?それともそれ一個だけか?」

周囲を見回す。
『影』は動くとき音を発するのか?

(しかし・・・大きな『ミス』だ。
夜になる前に、この展開は『予想』できたはずだ・・・。
電源がやられたら、どんな光を発生する装置もひとたまりもない。
ジョージ、アンナマリーを護衛するほかに
『発電機』も護衛しなきゃならなかったんだ)


>>198
>>202
「どうやら地下の発電機が『影』にやられたようだ。
食堂に穴を開けて地下に影を落としたらやられた」

と連絡しておく。

204ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/22(火) 22:39:00
>>200
「発電機に何かあったのは間違いないでしょうね」

(問題は壊れたのか、壊されたのか、だが……)

疑問を口に出して必要以上に怯えさせることはしないでおこう。

「すいませんが、明かりになるものをありったけ持ってきてください。
 完全には難しいでしょうが、可能な限り影は消さないといけない」

メイドたちに呼びかける。

205:2008/07/23(水) 00:31:07
>>202
どこかで、何かが床を這う様な音が聞こえる。
『17』の部屋を挟んだ、反対側の通路の方から聞こえる様だった。
音は、次第に近付いて来る様な気がする・・・・・・・・・・・・・・・・。
だが、『嶋』が玄関ホールの真上に当たる『6』に通じるドアに辿り着く方が早かった。
『駿河』からの連絡が、トランシーバーから聞こえる。
>>203
「懐中電灯なら、私も持っています・・・・・・・・・・・・・・・使って下さい・・・・・・・・・・・・・。」
 
『クリスティーナ』が、『駿河』に懐中電灯を差し出す。
最初に見た『影』から、足音は聞こえなかった様な気がした・・・・・・・・・・・・・・・・。
絨毯の上では『駿河』の足音も微かにしか聞こえないし、『影』を見た驚きで本来は聞こえた
足音にまで気が回らなかった可能性もある。
 
「不幸中の幸いか・・・・・・・・・・・・・『発電機』は、君の空けた穴の下だ。
恐らく、この食堂から少し北寄りだと思う。」
 
懐中電灯で『駿河』を照らしながら、『ジョージ』が言った。

206:2008/07/23(水) 00:32:32
>>204
「そういえば・・・・・・・」
 
『ジェシカ』が口を開く。
 
「下の倉庫に、燭台が幾つかあったと思います。」
 
『ネイスミス』の頭に、『1Fの14』の部屋が思い浮かぶ。
『アンナマリー』も、続けて言った。
 
「蝋燭や懐中電灯なら、私の部屋にもありますわ。
『ウィニー』・・・・・・・・・・『クレア』の部屋にある懐中電灯も持って来て頂戴。」
 
『ウィニー』が、『クレア』のいた『16』の部屋へ駆け出す。
トランシーバーに、『駿河』からの連絡が入った。

207嶋『ガービッジ』:2008/07/23(水) 12:46:53
>>205
「通路8を部屋9から部屋6までぐるっと回って何者かが移動しています。
 何か這いずる様な音を立てています!」


部屋6に通じるドアを開けておく。
壁に張り付いて左右を警戒しながら、『ガービッジ』を飛ばして
部屋13のドアを素早く開ける。
開けたらすぐにスタンドを戻す。

208嶋『ガービッジ』:2008/07/23(水) 12:50:02
>>207
会話はトランシーバーにも流している。

209嶋『ガービッジ』:2008/07/23(水) 14:27:22
>>208(すいません、追記です)
懐中電灯は主に部屋13のドア方向を照らしている。

210ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/23(水) 21:16:31
>>206
(さて、下の倉庫まで取りに行ってアンナマリーを無防備にするわけにはいかないが、
 かといって現状は危険極まりない……メイドに取りに行ってもらうのもな……)

「確か、倉庫はちょうどこの真下あたりでしたよね?
 アンナマリーさん、これから僕がすることは、非常時ゆえということでお許しください。
 メイドさんたちも、とばっちりがこないように離れていてください」

鉄球に『ゴールデン・ブルー』の糸をつけ、ヨーヨーとして床に思いっきり叩きつける。
何度か繰り返せば床に穴をあけるくらいはできるだろう。

211駿河『ダ・ボム』:2008/07/23(水) 22:52:50
>>205
「お、ありがたいな。
大事に使わせてもらうぜ懐中電灯・・・・で、これ電池は何分ぐらい持つ?」
(『定番』だからな・・・・暗闇での懐中電灯の電池切れ)

返答を聞いたら、『導火線』を『延長』して懐中電灯で下を照らしながら
するすると地下へ向かう。
空中なら襲いにくいしな。
ただ、同時に避けにくいので・・・・穴の両端にもう二本ほど長い導火線をたらしておく。
こうすると公園の遊具のように横移動も可能になるわけだ。

212:2008/07/24(木) 01:21:07
>>207-209
『13』に通じるドアを開けたが、その先に動くものは無い。
床を這う音は、どんどん近付いて来るのが分かった。
>>210
『アンナマリー』とメイド達が見守る中、『ネイスミス』は通路の床に穴を空けた。
穴の下は暗闇だったが、1階まで床板を破壊した手応えは感じる。
 
「どういうつもりか分かりませんが、大変な事をして下さったわね。」
 
『アンナマリー』が言った。
トランシーバーには、『嶋』の連絡が入る。
>>211
「さあ・・・・・・電池は、新品ですが。」
 
『クリスティーナ』の曖昧な返事を聞いた。
『駿河』が地下に降りると、『嶋』からの連絡がトランシーバーに入る。
周囲を照らした『駿河』は、降りた場所が『D』のドアがある通路らしい事が分かった。

213ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/24(木) 19:40:51
>>212
「状況は次の瞬間あなたが……あるいは僕かもしれませんが、死人が出てもおかしくない状況です。
 既にリチャードさんと一緒にいる駿河が『影』の攻撃を受けているようです。
 駿河が言うには、聞いていた話よりよっぽど素早いと。それに状況から見て警戒すべきは『影』だけでない可能性もあります。
 そんな状況では1秒たりとも護衛対象であるあなたの傍を離れるわけにはいかない」

何かロープになりそうなもの(切り裂けばカーテンとかでもいいだろう)を探す。

「ちょうどこの真下あたりが件の倉庫だったはずです。
 ジェシカさんにここから降りて燭台を持ってきてほしいのですが。
 引き上げるのは僕がやります」

214駿河『ダ・ボム』:2008/07/24(木) 23:20:35
>>212
「まあわかるわけがないか・・・・常識的に考えて」

周囲を照らして警戒しながら『D』ドアの前に立ち
ドアノブから導火線を引っ張ってくるりと一周させる。
こうすると導火線をひっぱりゃドアから離れて
安全に開けることができるってわけだな。

215嶋『ガービッジ』:2008/07/24(木) 23:30:26
>>212
「あれは……やはり『影』か?
 動きが妙に速いッ」

8の通路をあとずさりして、部屋6へ。
懐中電灯は通路8を照らしている。

通路8は部屋13との開いたドアで大分通行しにくくなっているはず。
何者かがそのドアに対してどういう対処をするか見たい。
(音も聞く)

そして、ポケットのマッチに能力行使、手に持っておく。

216:2008/07/25(金) 00:49:24
>>213
ロープが都合良くあるはずも無く、『アンナマリー』や『クレア』の部屋に窓は無い(カーテンも)。
『ネイスミス』は、『クレア』の部屋にあった犬の匂いがするシーツでロープを作った。
 
「いえ・・・・・・・・・・でしたら、階段で行って参ります。
ロープを伝うなんて、やった事もありませんから・・・・・・・・・・・・・」
 
『ジェシカ』は、『ネイスミス』の提案をあっさりと蹴った。
>>214
『D』のドアの前に立った『駿河』は、ノブに導火線を巻き付けた。
>>215
玄関ホールの真上に当たる『6』に出た『嶋』は、通路を懐中電灯で照らし続けた。
やがて、通路奥の曲がり角から、何かが床を這って現れる。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
それは━━━━━━━━━━━
『老人』だった。
蜘蛛の巣の様な白髪が頭を覆い、シワだらけの顔は80歳を越えていると思われる。
老人特有の縮こまった肉体で、汚いYシャツを着ているのが分かった。
すぼんだ口に歯は見当たらなかったが、その目だけが電灯の光を反射し、丸く光っている。
白人で、『嶋』に見覚えは無い・・・・・・・・・・・・・・・。
だが、何よりも気になったのは、老人の腰から下が無い事だった。
老人は、上半身の力だけで、床を這って来る。

217ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/26(土) 00:30:42
>>216
「もし階段を通って、遠回りする途中で何かに出くわした場合、
 僕はアンナマリーさんの傍を離れられないのであなたを見殺しにすることになります。
 僕の見たところではそのルートで生きて戻ってこれる可能性は7割ってところでしょうか。
 もっと低いかも」

ジェシカをビビらせて心変わりさせたい。

218駿河『ダ・ボム』:2008/07/26(土) 00:37:52
>>216
「中に影がいっぱいいるかもしれん・・・・慎重に開けないとな」

導火線を引っ張ってドアを開ける。

219嶋『ガービッジ』:2008/07/27(日) 00:44:22
>>216
「皆聞けェ―――ッ!!
 通路8に『化け物』が出たッ!!
 下半身のない老人の化けものだっ!!!」


そう二人に通信しながら、通路6の真ん中の空間に能力行使した『マッチ』を投げ込む。
(空間の左隅あたりに)
もうすでにある程度大きく合っているだろうし、すぐ二階に届くだろう。

通路6の上側を後退しながらも照らし続け、ドアの障害をどうするか、見たい。
今の距離以上に近づかれたくない。
今の間合い、老人のスピードはどのくらいだろうか?
また、老人の視線は自分を見ているのか?

220:2008/07/27(日) 01:50:06
>>217
『ジェシカ』の表情が、少し強張った。
 
「『クレア』と一緒に、私が行きましょうか?」
 
ふと、『ウィニー』が口を開く。
直後、『嶋』からトランシーバーに連絡が入った。
>>218
『ガチャリ』
 
ドアを開けると、中は暗闇に包まれていた。
懐中電灯の明かりで視界を開くと、広々とした室内が確認出来る。
床はコンクリートで固められており、ドア正面にある壁は途中で途絶えている。
そこから、壁の反対側へ行く事が出来るらしかった。
ドアを出て右に数メートル行くと、突き当たりを左へ進んだ先に発電機がある。
『人影』は無く、物音も聞こえない・・・・・・・・・・・・・・・。
不意に、トランシーバーに『嶋』から連絡が入った。
>>219
老人は、開いたドアの横を通り過ぎ、近付いて来た。
這い進むスピードは、『嶋』が小走りに進むのと大差無い。
階下の玄関ホールに投げ込んだマッチが、樹木へと成長する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
見開かれた老人の目は、明かりを反射して光っていた。

221ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/27(日) 01:56:47
>>220
「そうですね、ぜひお願いします」

ウィニーに答える。

「それと、今、嶋から連絡がありましたが…
 『下半身の無い老人』を見たとのことですが心当たりは?」

222駿河『ダ・ボム』:2008/07/28(月) 21:24:47
>>220
「通路8に『下半身』のない老人?そいつが影の本体なのか・・・?」

部屋の中には『人影』が見当たらない?
でもどこかに潜んでる可能性は高いだろ。
『通路の背後』、『ドアの裏側』、『天井』を距離を取って懐中電灯を照らして調べる。
ここらへんを調べとけば少なくとも『視点の外からの不意打ち』は避けられるはず。

223嶋『ガービッジ』:2008/07/30(水) 01:45:06
>>220
通路6の上方向を後退。
そこまでに老人から見ればわかれ道があるので、明確に自分を狙っているのかどうか確認したい。


さらに近づかれたら、生やした樹木を伝って一階に下りる。
あまり時間をかけたくないので、梯子のように一段一段降りていくのではなく、
枝につかまる→手を離す→次の枝につかまる ような感じで素早く下りる。
(つかまったりするのはスタンドで)


「こいつは光を怖がってませんね…
 影とどういう関係があるのか?」

ライターをつけて持っておく。
同じ手にはもう一本マッチを握っている。

224:2008/07/30(水) 03:25:08
>>221
『ネイスミス』の質問に、メイド達は気味悪げな表情を浮かべた。
『ウィニー』は、『クレア』に寄り添いながら口を開く。
 
「あの・・・・・・・・・では、行って来ます。」
 
『ジェシカ』が、心配そうに『ウィニー』の肩に手を掛けた。
『ウィニー』は、小さく頷いてから、『クレア』と共に階段の方へと駆け出す。
 
「私、少し気分が悪くなって来ました・・・・・・・・・・・・。
部屋で休ませて下さますか?」
 
『ウィニー』の後ろ姿が見えなくなると、『アンナマリー』が言った。
『ネイスミス』が答えるよりも先に、『アンナマリー』は自室へ戻って行く。
>>222
室内に、『影』は見当たらない。
懐中電灯で周囲を照らしたが、特に何も見当たらなかった・・・・・・・・・・・・・・・。
>>223
『嶋』は、玄関ホールへ降りる階段の方へと後退した。
老人が追って来ると、『嶋』はホールから伸びた木を伝って、下まで降りる。
老人の方を見ると、階段を這って降りて来た・・・・・・・・・・・・・・・。

225ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/07/30(水) 20:53:15
>>224
「モノが手に入ったらそこの僕が開けた穴から声をかけてください」

部屋を出るウィニーにそれだけ言い残す。

「状況が状況だけにすぐ傍で待機させてもらいますよ、アンナマリーさん」

アンナマリーのあとに続く。

「しかし、下半身の無い老人……新手ではあるが、別口の敵というわけでもないだろうな。
 というかそもそも人間か?幽霊だと言われればそれで納得できそうな外見だが……
 幽霊が本体でそのスタンドが影……ありえなくはないか……?」

独り言を呟く。

226駿河『ダ・ボム』:2008/07/31(木) 23:04:32
>>224
「じゃあ行くか・・・」

警戒してあたりを照らし、索敵しながら発電機まで進む。
発電機の裏から出てくるかもしれないしな。

227嶋『ガービッジ』:2008/08/05(火) 12:47:28
>>224
『老人』はスタンドなのだろうか?
見た目でわかると思う。

「やはり僕を追っている……ただ徘徊しているだけじゃあなさそうだ。
 だがこの木は伝ってこないか。
 木を降りる腕力はない……のか?」


降りるついでに木から手頃な枝(1mちょっとくらい)を二本折りとっておき、
片方をスタンドで構える。
枝の射程内に近づいてきたら、枝を頭上に振り下ろすようにして殴る。
この体勢なら腕でガードするのは難しいだろう。

その間本体は後退、部屋2の入り口まで行く。
ドアはまだ開けない。

228:2008/08/06(水) 02:04:23
>>225
『アンナマリー』は、自室に戻るとベッドに腰を下ろした。
暗がりで確認は出来なかったが、その表情は青ざめている様に感じる。
ふと、ドアの辺りに立っていた『ジェシカ』が細々と声を上げた。
 
「あの・・・・・・・・・『ウィニー』が呼んでます・・・・・・・・・・・。」
 
『15』の部屋のドアを『ジェシカ』が開くと、微かに何かが聞こえる。
さらに、『7』へ通じる『14』のドアを開けると、『ウィニー』が穴の下から
叫んでいるのが聞こえた。
>>226
『駿河』は、特に難無く発電機の場所まで辿り着いた。
壁に設置された操作盤があり、暗闇の中で火花がチカチカと散っている。
>>227
老人は、『実体化』している・・・・・・・・・・・・『スタンド』かどうかは、分からなかった。
玄関ホールのほぼ中央に根を張った巨木は、絨毯と床板を破壊し、吹き抜けの上にあるシャンデリアに
届くかどうかの高さまで成長している。
高さは、約5メートル。
階段を降りた老人は、躊躇無く食堂へと向きを変えた・・・・・・・・・・・・・。
『嶋』が食堂のドアへと近付くよりも早く、老人は開いたドアの隙間から奥へと侵入する。

229駿河『ダ・ボム』:2008/08/06(水) 11:27:59
>>228
「問題の箇所はあそこか・・・?」

操作盤にライトを当ててどんな事になってるのか見る。
確認したら周囲にライトを当てて警戒する。

230ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/06(水) 19:33:27
>>228
(さて、これまで落ち着き払っていた女性がうろたえる様を見ているのは
 ほんのちょっとだけ楽しいが、その彼女達の怯えを消すのが僕の仕事というわけだ。やれやれ)

「少し離れますが、何かあったら大声をだしてください。
 もし声が出せない状況ならとにかく大きな音を立てるように。
 それと僕が呼んだら必ず返事を、無い場合は何らかの異常事態だと判断しますので」

アンナマリーとジェシカに言い残して穴の方へ向かう。

231嶋『ガービッジ』:2008/08/07(木) 02:14:11
>>228
(いつかこの木が…状況に影響するのかもしれませんね)

「何っ!?」
(僕を追っているのではない…?
 でも、何を目標にしているんだ!?)


「『老人』は食堂の方に向かってます!!
 気を付けてください!!!」


トランシーバーに向けてそう叫びながら、付かず離れずの距離で老人を追う。
ドアは元々開いていたということだろうか?
千切れたように見える老人の胴体の断面はどのような様子か確認する。

232:2008/08/08(金) 00:15:20
>>229
操作盤を照らすと、一目で破壊されているのが分かった。
何かを叩き付けた様な穴が空いており、下には操作盤の破片らしきものが落ちている。
操作盤の向かい側の壁には、スチール製の棚が並んでおり、工具やケーブルらしきものが
並んでいた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
ふと、微かな物音が聞こえる。
『駿河』の来た方向から、何かが床の上を引きずられる様な音が近付いて来た。
>>230
通路の穴に戻ると、下から『ウィニー』の声が割りとハッキリ聞こえた。
 
「燭台が、ありました!」
 
下には、懐中電灯の明かりが確認出来る。
>>231
食堂へ続くドアは、微かに開いたままになっていた。
切断された腰の辺りから、少なくとも出血は見られない。

233ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/08(金) 02:15:39
>>232
「それじゃあ今から僕の鉄球を下に降ろします。
 鉄球には……ウィニーさんには見えないでしょうが、
 僕の指に繋がる『糸』がついているのでその糸を燭台に巻きつけてください。
 鉄球を持って燭台を上下に一周するように回せば糸が燭台に絡まるはずです。
 そうしたら僕が引き上げます」

ウィニーがこちらの指示通りにしたら燭台を引き上げる。

234嶋『ガービッジ』:2008/08/08(金) 02:34:06
>>232
(ひょっとして下半身切断での死者の関係かもな……)


老人が食堂に入ったら続いて入る。
でも、あまり近付かない。

持っている枝のさらに小枝を折り、老人の背中あたりに投げつけてみる。 パスCC

235駿河『ダ・ボム』:2008/08/08(金) 09:20:29
>>232
「なんだこの音は・・・・・・!?
俺が来た方向から聞こえるってことは
『影』か、例の老人か?それとも足を怪我したメイドかなんかか!?」
(いや・・・『影』はこんな音は出さなかったな)

俺が来た方向に懐中電灯を向けて音に警戒する。

236:2008/08/09(土) 00:58:37
>>233
しばらくして、再び『ウィニー』の声が聞こえた。
 
「出来ました!」
 
『スタンド』を戻すと、銀製の燭台が絡み付いている。
装飾の施された、アンティークとして価値がありそうな代物だった。
>>234
食堂に入ると、懐中電灯の明かりが目に映る。
 
「誰だ?」
 
明かりの方から、『ジョージ』の声が聞こえた。
目を凝らすと、人影が3つ並んでいる・・・・・・・・・・・・・・・『ジョージ』と2人のメイドらしい。
老人の姿は、どこにも見当たらない。
 
「さっき、この穴に『駿河君』が入った所だ。」
 
『ジョージ』が指で指し示した場所には、床板を破って穴が空いている。
>>235
懐中電灯を向けると、照らし出した床を何かが横切った。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
それ以上の音は、聞こえない・・・・・・・・・・・・・・。

237ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/09(土) 02:09:30
>>236
「ジェシカさん!燭台に明かりをつけてください!」

ジェシカに安否確認もかねて呼びかける。
つづいてウィニーに呼びかける。

「同じ要領であなたも引き上げます」

再び鉄球を穴の下に降ろす。

238嶋『ガービッジ』:2008/08/15(金) 01:03:02
>>236
「え……?
 僕が入ってくる直前に何かこの部屋に入ってきませんでしたか!?」


部屋の様子を見渡す。
特に明かりの配置というか、部屋のどの程度が照らされているだろうか。
周囲、特に嶋が入ってきたドアの上方付近を、ライトで照らして警戒。
(まともに入ってきて、ジョージ達に気付かれてないとすれば、
 ドアを入ってすぐに壁を這った場合のみと予想)

239駿河『ダ・ボム』:2008/08/16(土) 20:10:34
>>236
「くそ!何だこいつは!?」
(ここは一旦逃げるべきだな・・・敵がわからずに戦うのは危険だ)

何かから距離をとり、離れながら壁から壁に導火線をはる。
その導火線を登れば、壁のより高い位置に導火線をはれる。
手を伸ばせば2メートルはあるので、二本で高さ4メートルになる。
高い位置にいればそれだけ敵が見やすいし、逃げやすい。
人間は6メートルまで無傷と聞いたことがあるので、
4メートルなら飛び降りても大丈夫だろう。
ただ部屋が広いと作業に時間がかかるので、
部屋があまりに広かったら壁と発電機の間に導火線をはる。

導火線が引けたら登って懐中電灯を向けて敵を探す。

240:2008/08/17(日) 01:11:04
>>237
『ジェシカ』が部屋から出て来ると、『ネイスミス』の指を伝って『ウィニー』の重みを感じた。
>>238
ドアの上を照らしたが、特に何も見当たらない。
 
「何か見たか?」
 
『ジョージ』は、2人のメイドに尋ねた。
 
「いいえ、何も・・・・・・・」
 
メイドの小声が聞こえた。
室内は照明が切れた状態で、明かりは『嶋』と『ジョージ』の持つ懐中電灯のみ。
3人の位置は、その声から多少の判断が付いた。
 
「我々からは、何も気付かなかったが?」
 
再び、『ジョージ』が言った。

241:2008/08/17(日) 01:15:32
>>239
『ギュウン!』
 
壁と壁の間に導火線を張った『駿河』は、その上に登る。
 
『ガシィッ』
 
突然、何かが『駿河』の右足を掴んだ。
体勢を崩した『駿河』の懐中電灯は、1人の老人を照らし出す・・・・・・・・・・・・・・・・。
蜘蛛の巣の様な白髪が頭を覆い、シワだらけの顔は80歳を越えていると思われた。
老人特有の縮こまった肉体で、汚いYシャツを着ているのが分かる。
 
「『痛み』を味わえッ!」
 
老人が叫んだ。
ふと、落下する『駿河』の腰に、いつの間にか導火線が巻きついている事に気付く。
落下と共に、導火線が腰に食い込む。

242嶋『ガービッジ』:2008/08/17(日) 01:32:14
>>240
周囲を照らし、警戒しながら三人のもとへ。
そして穴を覗き込む。
どのくらいの大きさで、中には何が見えるだろうか?


「おかしいですね。
 僕は『何か怪物のようなもの』を追いかけてこの部屋に入ったんですが。
 確かにこの部屋に入るのを見ましたよ」


三人に『老人』の風貌について話し、心当たりがないか尋ねる。

243ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/17(日) 03:31:44
>>240

「ああそうだ、クレアも一緒に引き上げるんで抱き上げておいてください」

ウィニーを引き上げる。

「ジェシカさん、アンナマリーさんの様子はどうですか?」

244駿河『ダ・ボム』:2008/08/18(月) 22:45:04
>>241
「クソが!痛みを味わえだあ?老いぼれが!!調子に乗るなよッ!!」

スタンドで老人を殴って導火線をブランコみたいにゆらす
で、前に勢いついたところで能力解除
導火線は消えて俺は前に飛ぶっ!
それでも老人が手を離さなかったら、
空中で俺は老人の腕から導火線を引っ張り、
空中散歩中に壁につける。
静止した人間の体をつかめても、加速度のついた人間はそうそうつかんでいられないはずだ。

245:2008/08/18(月) 23:39:29
>>242
懐中電灯の明かりの中、4人は穴を覗き込む。
『嶋』の話に、メイド達は気味悪げな表情を浮かべながら、口を開いた。
 
「私達は、何も見ておりません・・・・・・・・・・・・・暗かったので。」
 
顔を見合わせるメイド達の横で、『ジョージ』の蒼ざめた顔に気付く。
>>243
『ジェシカ』は、燭台を手に不安げな顔で言った。
 
「それが、あまり良くない様で・・・・・・・・・・」
 
ふと、『ネイスミス』の指に伝わる重みが増し、穴の下から『ウィニー』の声が響く。
 
「準備出来ました。」
>>244
『スタンド』の拳が届くよりも早く、老人は自ら手を離して闇の中に消えた。
身体に導火線が食い込んだまま、『駿河』は床に落下する・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
導火線が、壁の一部を剥がす形で外れていた。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
足には、老人の手の感触が残っていた。

246嶋『ガービッジ』:2008/08/19(火) 00:54:11
>>245
「物音とかしませんでした?
 こう……何か引きずるような音が」


引き続き警戒しつつ、話を聞く。
穴から物音はするだろうか?
穴だけではなく、部屋に対して耳を澄ませる。

「……?
 ジョージさん、どうしました?
 …何か心当たりでもおありですか?」

247ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/19(火) 19:54:06
>>245
ウィニーを手早く引き上げる。

「でしたら先に部屋に戻って明かりをつけでください」

ウィニーを引き上げたら自分もすぐに部屋に戻る。

248駿河『ダ・ボム』:2008/08/19(火) 22:52:15
>>245
(く・・・しょうがない、あれをやるか)
足をつかんでいる老人の手を殴り、
導火線を引っ張って「自分」とつなげる。

もし、拳より早く老人が手を離したらそれが一番だ。
Dのドアへ逃げる。

もし、導火線で老人と自分がつながったら
「これで俺とお前は一蓮托生・・・!俺が死んだらお前も死ぬぜ」
と半ばハッタリ、半ば本気の宣言をして隙を作る。

249:2008/08/20(水) 02:09:02
>>246
「いや・・・・・・・・」
 
『ジョージ』が何か言い掛けた直後、穴の下から大きな音が響いた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・』
 
微かに、床が揺れているのが分かる。
その揺れも10秒程で収まり、再び不気味な静寂が周囲を包んで行く。
>>247
『ジェシカ』が部屋に戻った直後、『ネイスミス』の指に揺れが伝わる。
 
「あッ・・・・・!」
 
穴の下から『ウィニー』の声が聞こえ、不意に指に感じていた重みが軽くなった。
 
「『クレア』が・・・・・・・『クレア』が、逃げてしまいました!
私も降ります!」
 
直後、『ウィニー』の重みが消える。

250:2008/08/20(水) 02:12:37
>>248
床に落ちた『駿河』が、身を起こそうとした瞬間━━━━━━━━━━━━━
 
『グォガラァアアァァ!!』
 
突然、壁や天井が崩壊した。
来た方向へ素早く駆け出そうとしたが、焦りからか足がもつれる。
塵が舞う中で咳き込みながら、『駿河』は瓦礫に埋もれてしまった。
崩壊が収まるまでの十数秒は、数時間にも感じられる・・・・・・・・・・・・・・・・・。
気が付くと、『駿河』の半身は瓦礫の下に埋まっていた。
腰から下の感覚が無い事に、不安を感じずにはいられない。

251嶋『ガービッジ』:2008/08/21(木) 01:29:50
>>249
持っていたマッチに能力行使。
穴の中に放り込み、成長するのを待つ。
これで降りる時も安全に降りれるし、登ることも可能になる。
トランシーバーに耳を当て、駿河からの連絡を待つ。


「どうしました?
 何か『心当たり』でも……?
 今のあなたの反応……何か思い当たる点がある様な風でしたよ…?」

もちろん周囲への警戒も継続。

252ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/21(木) 03:27:39
>>249
「お、おいっ!ちょっと待て……くそ、勝手なことを!」

他の二人に連絡を取って状況を伝える。

「誰かジョージさんをこっちの部屋まで連れてきてくれ。
 護衛対象は固まってくれていた方がやりやすい。
 それと犬とウィニーを見つけたら保護を頼む」

通信を終えたらアンナマリーのところに戻りたい。

253駿河『ダ・ボム』:2008/08/21(木) 22:10:09
>>250
「くっ・・・こんなところで焦りが出るとは・・・情けねえ!」

トランシーバーを口に当てて、実況する。

「『影』を追っかけたら謎の『老人』に襲われて、地下の発電機の近くで瓦礫に埋もれちまった!
助けに来る必要はないがな。
発電機はかなり壊れてた・・・屋敷なら専門の技術を持った奴とかいるんじゃねえか?
ジョージさんに聞いておいてくれ」

下半身がどういう状態か、足を動かしてみて確認する。
動かせるならば、瓦礫の中から出るのに、問題はない・・・俺の能力なら。

俺の脚が動くようだったら、俺の上着と下半身の上の瓦礫に『導火線』を結ぶ。
乗っかってる瓦礫が大量ならば、服との間に何本も『導火線』を結べばいい。
服を破れば着火し、瓦礫も『破れる』。
さらなる崩壊が怖いので、瓦礫が破れたらすぐにその場から離れる。

254:2008/08/21(木) 23:18:21
>>251
『嶋』がマッチ棒を穴に投げ込むと、少しして成長した木が伸びて来た。
驚きを隠せない表情のメイド達を他所に、『嶋』に問い詰められた『ジョージ』は
暗い表情のまま言葉を詰まらせる・・・・・・・・・・・・・。
ふと、『嶋』のトランシーバーに『ネイスミス』からの連絡が入った。
>>252
トランシーバーで連絡した『ネイスミス』は、『アンナマリー』の部屋へと戻る。
室内では、ベッドに横たわった『アンナマリー』の傍らで、『ジェシカ』が椅子に
座っていた・・・・・・・・・・・・・・蝋燭の炎が揺れ、ゆらめく影が不気味に映る。
>>253
トランシーバーで連絡を試みたが、何の反応も無い・・・・・・・・・・・・・・・。
同様に、瓦礫の下の足の感覚も無かった。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、『駿河』の頭側の暗闇に気配を感じる。
目を凝らすと、何かが『駿河』と同じく床に伏せっている様だった。

255ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/23(土) 18:31:48
>>254
(どうする……身重のアンナマリーを残してウィニーを探しに行くわけにもいかないが……)

「ジェシカさんは明かりをつけてできるだけ影ができないように配置してください」

自分は警戒を続ける。

「アンナマリーさん、クレアが逃げ出したとかでウィニーさんがクレアを追ってどこかへ行ってしまいました。
 お聞きしたいんですが……クレアはなぜそんな行動を取ったのか、察しがつきますか?
 クレアは影が出るとそれを察知して吼えているそうですが……
 クレアの向かう先に『影』、あるいはそれに関連する何かがいる可能性もありえると思いますか?」

256駿河『ダ・ボム』:2008/08/25(月) 00:39:29
>>254
「クソッ!壊れちまったか!いざという時に役に立たねえな。
ん・・・・?なんだありゃ」

床に伏せってる何かを見る。
『俺の服〜足の下の床』に『導火線』を引く。

257嶋『ガービッジ』:2008/08/25(月) 13:43:12
>>254
「…何かあるんですね!?
 言いにくいことかも知れませんが是非とも教えていただかなくてはなりません。
 ジョージさん、奥様を始め、この屋敷にいる全員の生死にかかわるかもしれない事なんですよ!!」


プレッシャーをかける。
『全員』といったことでメイドたちからの無言の圧力も期待できるはず。


「今僕が食堂にジョージさんと一緒にいます。
 ネイスミスさんたちは今どこですか?
 駿河さんが地下で何かあったみたいで……こっちは何かヤバい雰囲気です」

トランシーバーに応答する。

258:2008/08/26(火) 00:05:16
>>255
『ジェシカ』が燭台を手に慌しく動く中、『アンナマリー』は気だるそうに上半身を起こす。
 
「もしかしたら・・・・・・・・・・・」
 
『アンナマリー』が、ポツリと言った。
 
「『クレア』は、私達を守ろうとしているのかも知れませんわ。
『影』を、追い掛けて行ったのかも・・・・・・・・・・・・・・。」
 
ふと、トランシーバーに『嶋』からの連絡が入る。
>>256
目を凝らすと、暗闇の中には先程の老人がいた。
『駿河』をジッと見つめる老人の表情に、生気は無い。
 
「『ナールズ・バークレイ』━━━━━━━━━━━
『運命』は、切り替わった。」
 
そう言い残し、老人は暗闇の中に消える。
床を這う音が聞こえ、徐々に遠ざかって行った。

259:2008/08/26(火) 00:06:21
>>257
「いや、『何も無い』・・・・・・・・・・・・・前にも言ったが、私の仕事には敵も多い。
考えれば、キリが無い。」
 
声を上げた『嶋』に、『ジョージ』が静かに答えた。
 
「こういう事態に備えて、君達を雇っている。
君の『仕事』は、私を質問攻めする事か・・・・・・・・・・・・・・・?」
 
 
『カサカサッ』

260嶋『ガービッジ』:2008/08/26(火) 00:14:13
>>259
「……わかりました。
 だけど、ここは危険です。
 とりあえずは奥様の部屋にいていただきます。
 護衛対象が分かれていては守れない」

ジョージに移動を促す。
そして、受け入れられてら移動を開始。
まずは1へ移動、そこから二階に上がる。

もちろん、懐中電灯で周囲を照らし警戒。
ジョージ、メイドたちには懐中電灯で背後を見ながらついてくるよう頼む。

261ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/26(火) 19:04:49
>>258
「こっちはさっき伝えたとおり、ウィニーさんとクレアが行方不明だ。
 それ以外は今のところ問題ない。とりあえずジョージさんを連れてこっちに来てくれ。
 合流したらどっちかでウィニーさん達を探しに行こう」

嶋の通信に返事をする。
ついでに駿河にも状況の確認を求めたい。

「さっきから、通信が無いが、どうした?」

通信が終わったら周囲の警戒をしながら嶋の到着を待つ。

262駿河『ダ・ボム』:2008/08/27(水) 11:59:02
>>258
「なんだったんだアレは・・・何か恐ろしいものを感じるぜ・・・。
とにかく、ここから出るか」

いったん能力を解除し、
『俺の服〜足の下の床』に『導火線』を引く。
俺の服をゆっくり破り、俺の脚の下の床だけを破壊する。
これなら瓦礫の崩壊を招かず、安全に出れる。
足が動かないなら這いずればいい。

263:2008/08/28(木) 00:22:32
>>260
『嶋』は、『ジョージ』とメイド2人を引き連れ、2階へと向かう。
玄関ホールに出ると、『ジョージ』が声を上げた。
 
「何だ、これは・・・・・・」
 
ホールの中央からは、『ガービッジ』で成長した巨木が残っている。
ホールの階段から2階へ上った4人は、『2Fの8』の通路から『アンナマリー』の部屋へと
暗闇を進んで行った・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「キャッ!」
 
『8』から『7』の通路へ出るドアの辺りで、メイドの1人が声を上げる。
『嶋』と『ジョージ』が振り向くと、メイドが1人足りない・・・・・・・・・・・・・・消えたメイドは、
長身の『ユーリ・ノーザンウッド』らしかった。
>>261
『駿河』への連絡は、『嶋』の方も途絶えている様だった。
しばらく待っていると、微かな女性の声が響く。
声は、通路の先・・・・・・・・・・・・・『8』の通路の方からだった。

264:2008/08/28(木) 00:23:30
>>262
『ガラガラァ・・・・』
 
足元の床が崩れる。
『駿河』は、瓦礫から何とか這い出た・・・・・・・・・・・・・足の感覚は、依然無い。
一見して、足に大きな外傷も見当たらなかった。

265ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/28(木) 01:01:56
>>263
「今声が聞こえたが……そっちで何かあったか?」

嶋と通信を続ける。
依然として待機警戒中。

266嶋『ガービッジ』:2008/08/28(木) 01:20:36
>>263
「一番背の高いメイドさん……確か『ユーリ』さんだったかな……
 が、突然『消えた』。
 近くにドアもないし、吹き抜けでもないところです……
 『スタンド』……でしょう」

トランシーバーでこう通信。

「『ユーリ』さんは探しますが……とりあえず皆さんは奥様の部屋に。
 ここにいるのは危ない」

ジョージを先頭に、嶋ともう一人のメイドで背後と左右を照らし警戒しながら移動。
素早く部屋14まで移動したい。
壁や天井にも警戒。
また、廊下7、8間付近に能力行使したマッチ棒を放置しておく。

267駿河『ダ・ボム』:2008/08/29(金) 02:08:19
>>264
「くそ・・・このまま這いずり回るしかねえようだな」

このまま部屋の外の通路へ向かう。

268:2008/08/29(金) 03:07:09
>>265-266
「どこかで、はぐれたのかも知れません・・・・・・・・・・・・・・・・。
私の後ろを歩いていたので、どこでいなくなったかは分かりませんが。」
 
『嶋』と『ネイスミス』との連絡を聞いていたのか、『クリスティーナ』が言った。
ふと、3人が歩いて来た通路の方から、微かな足音が近付いて来る。
 
「『ユーリ君』か?」
 
足音に気付いた『ジョージ』が言った。
>>267
『駿河』は、床を這ってドアへと向かった。
 
『ドドドドドド・・・・・』
 
天井から、微かに埃が落ちて来るのが分かる。
床には、どこから落ちたのか、工具や部品が散らばっていた。

269ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/08/30(土) 02:12:59
>>268
(近くにいる人間に気づかれずに人一人をさらえる相手か……
 ますますここを動けなくなったな)

依然として待機。

270嶋『ガービッジ』:2008/08/30(土) 23:08:06
>>268
「ダメです!
 早く奥様の部屋に!!
 後で私が責任を持って確認しますから!」

二人を急かして、早く部屋へとたどり着きたい。
小走りのレベル。
嶋は最後尾に着き、後ろを警戒。

足音は先の『老人』のものと似ているだろうか?
何かが接近してきているのなら、いっそう急ぐ。

271駿河『ダ・ボム』:2008/08/31(日) 00:43:50
>>268
「くあああ!さらに瓦礫が降ってきそうだぜ!!嫌なお天気だな・・・。
こうなったら最短距離を行くぜ!!」

最も近い壁に向かい、
『俺のシャツ〜壁』に『導火線』を引く。
俺のシャツをゆっくり破り、横の壁に穴を開けてこの部屋から脱出する。
これで俺はセクシーな半裸になるが緊急事態なのでしょうがない。

272:2008/08/31(日) 02:20:33
>>269-270
3人がドアを開け、『7』の通路へ入ると、背後から小さな影が駆け寄って来る。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
最後尾の『嶋』が目を凝らすと、近付いて来るのは見覚えのある犬だった。
 
「『クレア』!」
 
『ジョージ』が、ドアから顔を覗かせ叫ぶ。

273ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/02(火) 21:37:26
>>272
「おい、どうした!?」

ただならぬ様子を感じて無線で呼びかける。

274嶋『ガービッジ』:2008/09/02(火) 22:52:21
>>272
「『クレア』……『犬』!
 (犬型の怪しい影……とか駿河が言ってたような……)
 駄目です! 『確証』が持てない今……一瞬でも離れたものは信用できない!」


最後尾から、二人を急かし、押すようにして前進。
(並び順は前から、ジョージ、クリスティーナ、嶋で)
自分はスタンドに『杖』を構えさせて、クレアを警戒。
よく観察し、何か異常な点がないか探す。
万一、クレアが敵でもこの配置ならジョージは守れるはず。


「クレアが帰ってきました……僕らの背後から。
 怪しいので近づけたくないんですけど……」

とトランシーバーで連絡。

275:2008/09/06(土) 00:48:37
>>271
壁に穴を空けた『駿河』は、そこから通路へと這い出る。
 
『ガラァ・・・・』
 
上半身がくぐり抜けた辺りで、不意に壁が崩れた・・・・・・・・・・・・・・・。
『駿河』の下半身は、崩れた壁に完全に埋まる。
>>273-274
2人の後方で目を凝らすと、廊下の先から『クレア』が走って来た。
『嶋』は、『クレア』が何かを咥えている事に気付く。
それは、靴の様なものに見えた・・・・・・・・・・・・・・『クレア』に変わった点は見当たらず、
『嶋』の手前まで来ると、『クレア』は立ち止まる。

276嶋『ガービッジ』:2008/09/06(土) 01:00:50
>>275
「とにかく、お二人は奥さまの部屋に入ってください」


そう二人をせかしながら、クレアの咥えた靴を観察。
女ものか、男ものか。新しいか、古いか。
など、に加え、見覚えがあるかどうかを考えたい。

犬には近付きすぎないし、周囲への警戒も怠らない。

277ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/06(土) 01:03:21
>>275
>>274
「クレアが……?ウィニーさんは一緒じゃないのか?」

嶋に尋ねる。

278駿河『ダ・ボム』:2008/09/06(土) 01:05:09
>>275
「完全に埋まるとはな・・・クソ!俺のクソ下半身め・・・。
スタンド能力に負けずに動きやがれってんだ!」

『目の前の床〜足元の床』に『導火線』を引く。
で、目の前の床をスタンドで叩き、少しずつ壊してゆく。
こうすれば瓦礫を崩すことなく、やんわりと下半身が抜け出れるようになるだろう。
十分なスペースができたら、壁から這い出る。

279:2008/09/06(土) 03:31:54
>>276-277
『嶋』が見ると、『クレア』は靴を口から落とした。
床に転がった靴は、大きさからして女性の物である事が分かる。
 
「ウォン!」
 
靴を観察していると、『クレア』が吠えた。
『ネイスミス』からの連絡に周囲を見回したが、それらしい人影は見当たらない。
>>278
『ドガドガァッ!!』
 
床を砕き、穴から這い出る。
腰の辺りから下に、すでに感覚は無い・・・・・・・・・・・・・・穴の向こうの瓦礫は崩れ、通路には
埃が舞い散った。
通路に人影は無く、薄闇の中で見通しも悪い。

280ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/07(日) 01:34:52
>>279
「とにかく、早いところこっちに来てくれ、じゃないと動くに動けん」

アンナマリーとジェシカの様子はどうだろうか?

281嶋『ガービッジ』:2008/09/08(月) 22:57:00
>>279
もう二人は部屋に入ったのか?
入っていないのなら無理にでも急かして入れる。

入ったことを確認したら、『靴』を『杖』にひっかけて拾ってから部屋に入る。
勿論背後は警戒しつつ。


(誰の靴だ……?)

282駿河『ダ・ボム』:2008/09/09(火) 00:02:06
>>279
「とにかく・・・一階を目指すか」

音に注意しながら、這って一階に向かう。

283:2008/09/09(火) 02:00:59
>>280
『アンナマリー』と『ジェシカ』が、部屋から出て来る気配は無い。
ふと、通路の奥から懐中電灯の光が現れた・・・・・・・・・・・・。
『ネイスミス』が目を細めると、女性の悲鳴が響く。
 
「キャアァァアアッ!!」
 
次の瞬間、通路の先から人影が駆け寄って来た・・・・・・・・・・・・。
それが、『ジョージ』である事が分かる。
>>281
杖の先に靴を引っ掛け、『嶋』は『7』の通路へと出た。
すでに、『ジョージ』と『クリスティーナ』の姿は無い。
ふと、ドアの隙間から『クレア』が素早く出て来た・・・・・・・・・・・。
ほぼ同時に、通路の先から女性の悲鳴が響く。
>>282
通路を這い進むと、左右に分岐したT字路に出る。
物音や明かりは無かったが、『駿河』の目は闇に慣れていた。

284ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/09(火) 20:35:10
>>283
「くそっ、どういう状況だ!?とにかくジョージさん!早くこちらへ!」

ジョージに部屋の中に入るよう促す。
ジョージの他に周囲に何か潜んでいないか警戒。
怪しい物があればすぐに鉄球のヨーヨーをぶつけてやる。

285駿河『ダ・ボム』:2008/09/10(水) 00:25:12
>>283
(地図だと確か4のところだな)

右へ曲がり、3の通路を通って上へ行く。

286嶋『ガービッジ』:2008/09/10(水) 00:37:39
>>283
「なッ!?」


通路の先を懐中電灯で照らし、状況を把握したい。

(『ユーリ』さんか……?)

287:2008/09/10(水) 01:45:55
>>284
顔面蒼白の『ジョージ』の後方に目を凝らすと、何かが階段の方から通路に飛び出す。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
それは、『老人』だった。
蜘蛛の巣の様な白髪が頭を覆い、シワだらけの顔は80歳を越えていると思われる。
老人特有の縮こまった肉体で、汚いYシャツを着ているのが分かった。
すぼんだ口に歯は見当たらなかったが、その目だけが電灯の光を反射し、丸く光っている。
下半身が無く、両手で這いずる様に通路を進んでいた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「殺せッ!
奴が・・・・・・全部、奴のせいだッ!!」
 
そう叫び、『ジョージ』は『アンナマリー』の部屋へと駆け込んだ。

288:2008/09/10(水) 01:47:15
>>285
通路を右へ曲がると、その先は真っ直ぐに延びていた・・・・・・・・・・・・・・・。
這い進んで行くと、少しして前方にドアが1つ見え始める。
普段なら簡単に開けられるドアだが、下半身が動かない今の『駿河』は、ドアノブに
手を掛ける事もままならない。
ここまで来ると、通路の壁や天井に崩れた気配は無かった。
>>286
通路の先を照らしたが、突き当たりで右折した通路に人影は無い。
『嶋』の足元を『クレア』が横切り、通路の先へと走り去って行った。

289ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/10(水) 20:13:47
>>287
「あれが、例の老人か!」
 
(動きは取り立てて早くはなさそうだ……
 でなきゃ、ジョージは追いつかれて捕まってるだろう。
 だが、駿河がこいつに遅れを取った可能性もある。
 そもそも、こんな異常極まる見た目の相手が
 常識の範囲内の身体能力であることを期待するほうがおかしいか)

ジョージが部屋に飛び込むと同時に扉を閉める。
上半身しかない相手ならドアノブの高さまで手を伸ばすのも楽じゃないだろう。
その後、こちらも老人を迎え撃つべく、ヨーヨーの最大射程である『6m』まで距離を詰める。

「お手並み、見せてもらう!」

相手を見失わないように懐中電灯で老人の周囲のできるだけ広い範囲を照らしながら、
『鉄球』のヨーヨーを一直線に相手にぶつける。

(遠くからの攻撃はおそらく、無い。あればジョージがそれで攻撃されているはず、
 となれば、警戒するのは接近されること、『影』と同じような能力を持っているかもしれない。
 攻撃をかわしてそのまま距離を詰めてくるか、それとも一旦闇に紛れて不意を撃ってくるか……)

290嶋『ガービッジ』:2008/09/10(水) 23:11:28
>>288
(しかし……方向が違う。
 『ユーリ』さんが消えたのは逆の方向だ……
 確かあっちは部屋も含めて袋小路だったはず)

「クレア!!」


『クレア』を向かう先を照らしながら追いかける。
背を壁につけて、背後も前も両方視野におさめられるようにしておく。



(あの『犬』……『本能』か……?
 さっきから何か気になる)

291駿河『ダ・ボム』:2008/09/11(木) 01:51:33
>>288
「へっ!情けないもんだな・・・」

ドアと壁に『導火線』を引き、導火線に腰掛ける。
そうすっと座高が高くなり手も届くからドアノブをまわす。

292:2008/09/12(金) 02:59:08
>>289-290
『ドギュゥゥ━━━━━━━━ン!』
 
『ネイスミス』の『ヨーヨー』を、老人は難無く避けた。
両者の距離が一気に縮まる・・・・・・・・・・・・・・ふと、老人の後方から白い影が近付いて来た。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
通路の先から、『嶋』の照らす懐中電灯の光が照らす。
白い影は、『クレア』だった。
『クレア』が吠えながら、老人の方へと飛び掛る・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>291
立ち上がれない『駿河』は、『導火線』に座れない・・・・・・・・・・・・・。

293ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/12(金) 22:34:14
>>292
「やはり……早い!
 だが、気づいているか?
 『こいつ』がなんなのか!」

後退して老人に追いつかれるまでの時間を引き延ばしながら
かわされたヨーヨーを急速に引き寄せる。
鉄球は背後から老人に襲い掛かる。

その時点で鉄球につけた『糸』を解除(鉄球は慣性でそのまま飛ぶ)
釣り針を一つ取り出しそれに糸をつけ、『ヨーヨー』にする。

なお、鉄球がかわされてこちらに飛んできた場合に備えて自分の立ち位置はずらしておく。

294嶋『ガービッジ』:2008/09/12(金) 22:55:05
>>292
「ヤツ……さっきまではあんなに『速く』なかった!!
 (本気を出したのか……或いは速くなる理由がこの場にあるのか……
 何か『狙い』があるとでもいうのか…?
 そして『クレア』はなぜッ!!?)」


窓ガラスを割り、大きめの破片をスタンドがいくつか取る。
そしてそれを背後から老人に手裏剣のように投げつけたい。

295駿河『ダ・ボム』:2008/09/12(金) 23:39:32
>>292
「しまった・・・こりゃ恥ずかしいな。
ま、誰も見てないからいいが・・・・」

ならば右手から右手に『導火線』を引いて輪を作り、
それをドアノブに引っ掛けてドアノブを回す。

296:2008/09/13(土) 01:31:01
>>293
飛び掛る『クレア』から身をかわした老人の横を、鉄球が通り過ぎる。
 
『ガシィ!』
 
不意に、『ネイスミス』の右足首を何かが掴んだ。
足元を見ると、懐中電灯の明かりに照らされ、微かに小さな『人影』が見える。
影の手は、『ネイスミス』の足首に伸びていた・・・・・・・・・・・・・・。
『ネイスミス』に向かって、鉄球が飛んで来る。
>>294
通路上の窓は、『14』の部屋の辺りから壁沿いに点々と確認出来る。
だが、『嶋』の立っている側に窓は無かった。
ふと、通路を照らす懐中電灯の明かりの中を、小さな人影が横切った・・・・・・・・・・・・・・・・。
『クレア』の攻撃をかわした老人は、『ネイスミス』の方へと向かって行く。
>>295
ドアノブに『導火線』を引っ掛け、ドアを開けた。
微かに軋みながら開いたドアの奥には、さらに真っ直ぐ通路が延びている。

297ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/13(土) 22:29:27
>>296
「しまった……こいつがいたか!」

ヨーヨーにした『釣り針』を、つかまれている自分の足に引っ掛け、思いっきり引っ張る。
それによって影の拘束から抜け出し、引っ張ることによって体勢が崩れるので鉄球からも身をかわす。

298嶋『ガービッジ』:2008/09/13(土) 23:21:32
>>294
懐中電灯でずっと『人影』を照らしておく。
そして前進。


「『ガービッジ』!!」


スタンドが『杖』で『老人』に突き刺すように殴りかかる。
スタンドを少し飛ばすことで、本体と老人の位置は少し離れたようにしておく。
この際に前進することになるだろうから、ガラスを割れる位置まで移動したい。
(勿論老人にあまり近づかないことが第一)

部屋の中の様子も横目でちらりと見ておく。
何か異変はないだろうか? 皆はどんな様子だろうか。

299駿河『ダ・ボム』:2008/09/16(火) 23:43:55
>>296
「ここは3の通路だったな」

真っ直ぐ進み、突き当たり左に向かったあと右の通路に入って
上の階段へ向かう。

300:2008/09/17(水) 01:18:05
>>297-298
釣り針をズボンの裾に引っ掛けた『ネイスミス』は、その場に転倒した。
小さな人影は、蜘蛛の子を散らす様に『ネイスミス』から離れて行く・・・・・・・・・・・・・・・・。
通路の奥からは、懐中電灯の光が『ネイスミス』を照らしていた。
 
『ドギュン!!』
 
『ガービッジ』が老人に向かって、杖を振り上げながら接近する。
杖を突き出すと同時に、老人は素早くシフト移動して避け、杖の先は床に突き刺さった。
 
『ドゴドゴォ!』
 
ガラ空きになった『ガービッジ』の胸に、老人の拳が叩き込まれる。
『ガービッジ』が上方に跳ね飛ぶと共に、『嶋』は胸元に衝撃を受け、口から血を噴き出した。
膝の力が抜け、『嶋』はその場に崩れ落ちる・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>299
通路を直進すると、突き当りを左折していた。
地図通りに左折し、中程の分岐路を右折・・・・・・・・・・・・・さらに、突き当りを左折する。
短い通路の突き当りを右折すると、急な石造りの階段が上へと続いていた。

301駿河『ダ・ボム』:2008/09/20(土) 20:24:47
>>300
「この階段は使えるかもしれん・・・」

石造りの階段に触れて導火線を引く。
でも、それはどこにもつけずに引っ張り続ける。

「さ、登るか・・・きつそうだぜ」

階段を這って登る。

302ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/21(日) 21:55:47
>>300
「くそっ、影に触られた……どうなる?」

釣り針につけた糸を解除。新しい釣り針に糸をつけ、
老人の追撃を阻止するため、釣り針を老人に向けて飛ばす。
可能なら老人の身体に釣り針を引っ掛けてやりたい。
これを回避するなら嶋に対する追撃はできなくなるだろう。

ところでジョージたちのいる部屋に続く扉は木製だろうか、それとも金属製?

303嶋『ガービッジ』:2008/09/23(火) 01:19:24
>>300
「ウァグっ!!」


壁に手をつき、なるべく早く体勢を立て直したい。
『スタンド』を傍まで戻して、窓際(木を生やしたところの)に移動。
(その窓まで行けないようなら、隣の窓でも)
そして、老人の次の動きに備える。
杖は能力を行使しておいて放置。


(この『老人』は……何を『目標』に動いている?
 やはり『ジョージ』……?)

304:2008/09/23(火) 01:46:25
>>301
冷たい石の階段を上って行くと、木戸に行き着いた。
外側から施鍵されているのか、押しても引いても開かない。
>>302
館のドアの大半は、木製の様だった。
『14』の部屋にある3つのドアも、全て木製になっている。
 
『ドヒュッ!』
 
釣り針を老人の方へと投げると、針が引っ掛かる手応えを感じた・・・・・・・・・・・・・・・。
次の瞬間、糸がピンと張り、『ネイスミス』の身体が一気に引き寄せられる。
>>303
『嶋』が一呼吸して老人の方を見返すと、通路の向こうから『ネイスミス』の姿が
飛び込んで来た。
老人の位置は変わらず、こちらに攻撃して来る気配は無い。

305ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/23(火) 19:53:06
>>304
「嶋!ドアから木を生やして入り口を封鎖してくれ!
 万が一にもこいつをこの部屋に入れるわけにはいかない!
 それと、さっきみたいに『影』に不意打ちを食らわないように
 俺の周辺を照らしておいてくれ」


『糸』を引き寄せ、老人のバランスを崩させた上で
 全力のスタンドパワーで老人の身体をこちらに向けて吹っ飛ばす。。

(どんなパワーがあろうと、体重自体は人間並みだろう、掴まるものさえなければ踏ん張るのは不可能なはず)

『ゴールデン・ブルー』はある程度の反動なら相殺することができる(自動車くらいになると厳しいらしいが)。
老人の上半身だけなら問題はないだろう。

もちろん飛んできた老人は回避し、老人の身体を背後の壁にそのまま叩きつける。

306嶋『ガービッジ』:2008/09/27(土) 00:20:05
>>304
(積極的には攻撃してこない……か)


前進。
アンナマリーらのいる部屋の『ドア』を閉じてから、それに能力行使。
育つには少し時間がかかるが、『ドア』と『壁』の間に根が張るのはすぐなはず。
『ドア』を封鎖したい。

一か所にはとどまらないよう動きながらライトで(ネイスミスを中心に)周囲を照らし続ける。

307駿河『ダ・ボム』:2008/09/27(土) 06:05:02
>>304
「・・・・ま、そりゃ閉まってて当たり前か」
(破壊して外に出るか?いや・・・)

ドアに耳を当てて、ドアの外で何か行われてないか確認する。

308:2008/09/28(日) 01:44:02
>>305-306
吹っ飛ぶ『ネイスミス』とは、反対方向・・・・・・・・・・・・・・・・『嶋』は、『14』の部屋の前へと駆け出す。
 
『ガシィッ!』
 
ふと、『嶋』の足首を何かが掴んだ。
バランスを崩した『嶋』の目に、足を掴む黒い人影が映った。
ほぼ同時に、『ネイスミス』が『糸』の先にいる老人を勢い良く引っ張る・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『糸』を伝って感じる重みは、小学生の子供に近い。
だが、その重みもすぐに消えた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『嶋』と『14』の部屋のドアまでの距離は、約5メートル。
その5メートルの間で、『ネイスミス』と老人とが『糸』を引っ張り合った形になる。
老人は、逸早く『糸』を手放し、通路を転がって『14』の部屋の方へと吹っ飛ぶ。
老人と交差する様に吹っ飛んで行く『ネイスミス』は、老人を捉える事の出来ないまま、直後に
通路へと投げ出される様に着地した・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>307
ドアに耳を当てたが、大きな物音は聞こえない。
隙間からは、微かな草の匂いと共に冷気が吹き込んで来る。

309ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/09/28(日) 23:52:54
>>308
「くそ、意外と知恵の回る!」

着地の瞬間に地面に手をつき、床に『ゴールデン・ブルー』の糸をつける(釣り針は一旦糸から外す)。
その糸に掴まることで手早くバランスを取り戻し、また、伸びた糸を戻すことで加速をつけて老人へと追いすがる。

また、ついでにどっかに飛んで行った鉄球の行方も探しておきたい。
方向的に14の扉のある壁に向かって飛んでいったはずなのでその近辺に転がっているはずだ。
あるいは壁にめり込んでるかもしれないが。

「嶋!そっちの方が近い、なんとかしてくれ!」

懐中電灯の光を『影』に当て、嶋を自由にする。

310駿河『ダ・ボム』:2008/10/01(水) 21:50:39
>>308
「冷気・・・?普通なら地下室の方が涼しそうだがな。
草のにおいもするし、このドアは外につながってるってことか」

ポケットのパスタを取り出し、木戸と導火線でつなぐ。
で、パスタを噛む。
すると木戸がパスタの大きさだけ破壊されるので
それでできた穴で木戸の外を覗く。

311嶋『ガービッジ』:2008/10/03(金) 23:16:10
>>308
(や、やられたッ!?)


『ガービッジ』を飛ばして、『ドア』に対して能力行使しようとする。
勿論それだけではなくて、ドアは開かないよう押さえておく。
影には警戒しておく。

(放っておくと攻撃はしてこない……)

312:2008/10/04(土) 00:08:04
>>309,>>311
『バダン!!』
 
ドアの閉まる音が響く。
『ガービッジ』がドアの前に移動した時、通路に老人の姿は見当たらなかった。
『ネイスミス』は、懐中電灯で『嶋』を照らす・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「キャッ!」
 
短い悲鳴を上げ、『嶋』の足を掴んでいた人影が逃げ去った。
ふと、『嶋』は、足元に転がっている鉄球らしき物体に気が付く。
>>310
『バギン!』
 
木戸の一部が砕け、『駿河』は外の様子を覗いた・・・・・・・・・・・・・・・。
暗闇の中、月明かりが微かに照らす庭の様子が見える。
人影は見当たらず、芝や木々が微かに風に揺れ、カサカサと動く音が聞こえた。

313ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/04(土) 22:45:39
>>312
「あの身体で扉を開けた!?
 それに、わざわざ扉を閉める手間までかけている……?
 何か妙だ……」

扉は>>289のレスで一度閉めていたはず。
『扉を開ける音』は聞こえなかったのか?

「ジョージさん、扉を閉めて、絶対に開けないように!」

ジョージは多分アンナマリーと一緒に15の部屋にいるはずだ。
そこの扉を閉めておいてもらえば仮に予想が外れていたとしてもしばらくはもつだろう。

「まだ近くにいるのか……?」

懐中電灯で周囲を照らして老人(と影)の姿を探す。

314嶋『ガービッジ』:2008/10/04(土) 22:58:07
>>312
「…どこ行った?
 皆さん! 大丈夫ですか!?」


ドアを閉めたまま、部屋の中に対して呼びかけ返事を求め、何か異状がないか尋ねたい。
同時に掴まれた足を確認。


「この『鉄球』……確かネイスミスさんの」


懐中電灯で自分の周囲を照らしながら、スタンドで『鉄球』を拾い上げる。

315駿河『ダ・ボム』:2008/10/05(日) 01:25:06
>>312
「む・・・庭につながってたのか」

木戸をスタンドで破壊し、外へ出る。
外へ出たら周囲を確認する。

316:2008/10/05(日) 03:59:50
>>313-314
『ネイスミス』が通路を照らしたが、老人や人影は見当たらない。
 
『ドンッ!』
 
『14』のドアの向こうで、何かを叩く音が響いた。
2人が呼び掛けたが、その声が『15』の部屋まで届いたかどうかは分からない・・・・・・・・・・・・・・・。
『嶋』の足には、まだ掴まれた感触が残っていたが、特に異常は無かった。
『ネイスミス』は、ドアを開ける音を聞いていない。
>>315
砕けた木戸の破片が、外に散らばる。
『駿河』は、少し伸びた芝の上へと這い出た・・・・・・・・・・・・・。
冷気と草の匂いが漂う庭に、人影は見当たらない。
━━━━━━━━━━━ふと、どこかで悲鳴が聞こえた様な気がした。

317ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/08(水) 20:15:35
>>316
「ドアが開く音が聞こえていないのはおかしい……
 だが、万一奴がこの向こうにいるとしたら……そうだ、
 嶋、その鉄球を返してくれ」

嶋から鉄球を受け取り、それで床を砕いて穴を開け、下の階に飛び降りる。

「嶋もついてきてくれ!」

318嶋『ガービッジ』:2008/10/10(金) 00:01:17
>>316
『鉄球』をネイスミスに渡す。


「……! わかった!!
 そういうことですね」


ネイスミスに続く。
一本のマッチに能力行使して持っておく。

319駿河『ダ・ボム』:2008/10/11(土) 01:25:14
>>316
「あっちで何か起こってるようだな・・・!
このままじゃ終わらせないぜ」

悲鳴が聞こえた方へ移動する。

320:2008/10/12(日) 01:51:21
>>317-318
『ドゴォン!!』
 
『ネイスミス』が鉄球で床に空けた穴の中に、2人は飛び込んだ。
上の方で、微かに悲鳴が聞こえた・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>319
芝の上に這い出た『駿河』は、悲鳴の聞こえた方向へ進み始めた。
屋敷の明かりは消えており、今いる場所がどこなのかも定かでは無い・・・・・・・・・・・・・・・・。
やがて、屋敷の壁に辿り着いた。

321ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/12(日) 22:23:58
>>320
「急がないとな……」

14の部屋の天井にはさっき自分が開けた穴が開いている。
自分は『ゴールデン・ブルー』を使って穴から行き来ができるが、老人には無理だろう。
『』釣り針』に糸をつけて天井の穴の縁に引っ掛け、自分の身体を上に引っ張り、一気に上の階まで飛び上がる。

「俺は無防備になるからもし攻撃があったら嶋が対応してくれ」

嶋の同意が得られれば嶋には自分の身体にしがみついて一緒に上に行ってもらう。

322駿河『ダ・ボム』:2008/10/15(水) 23:51:20
>>320
「この壁の中か・・・」

周囲を見回し、ドアや窓があるかどうか探すぜ。
見つからなかったら大きな葉っぱを捜し、数枚ほど摘む。

323嶋『ガービッジ』:2008/10/16(木) 00:43:04
>>320
>>321
「上だって……?」


ネイスミスにしがみついて同行する。
『ガービッジ』を発現して周囲を警戒、即座に対応できる体勢。

324:2008/10/16(木) 02:10:39
>>321,>>323
『ドギュウゥ━━━━━━━━━ン!!』
 
1階に降りた2人は、頭上に空いた『2つの穴』を確認出来る。
今落ちた穴と、『ウィニー』を落とした穴・・・・・・・・・・・・・・・・両方共、通路上に空いている。
『14』の部屋の天井に穴が空いているかどうか、下からは確認出来ない。
>>322
『駿河』が顔を上げると、小窓が1つ目に映った。
立っていれば、簡単に手が届く高さにある・・・・・・・・・・・・・・・今は、手を伸ばしても届かない。
 
『シュー・・・・シュー・・・・・・』
 
ふと、『駿河』は、自分の身体から立ち昇る『蒸気』の様なものに気付いた。
直後、建物の中で何か大きな物音が響く。

325ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/16(木) 19:02:26
>>324
「ん・・・なんか記憶違いをしてたか?まあいい」

2階の14の部屋の真下に位置する場所に移動し(多分1階の14の部屋だと思うが)、
ヨーヨーで天井に穴をあけた上で>>321の行動。

326嶋『ガービッジ』:2008/10/17(金) 01:06:18
>>324
「あれ?」


ネイスミスに掴まったまま上記のとおり。

327駿河『ダ・ボム』:2008/10/18(土) 05:04:52
>>324
「なんだこの蒸気みてーな煙は!?なんか燃えてるのか?!」

体調に変化がないかどうか確認し、
体のどこかが燃えてないかどうか確認する。


「窓高いな・・・こりゃ一仕事だぜ」

今の限界まで手が届く場所にスタンドで触れ、
その場所から導火線を出す。
で、その導火線を引っ張り、体を持ち上げる。
で、今の限界まで手が届く場所にスタンドで触れ、
その場所から導火線を出す。
以下繰り返せば、腕の力で立てる。
そしたら窓を開けるぜ。

328:2008/10/19(日) 00:54:07
>>325-326
2人は、『14』の部屋へと移動した。
物置になった小部屋には、誰もいない・・・・・・・・・・・・・・・天井には、中央に電灯が取り付けてある。
 
『ドゴォン!!』
 
『ゴールデン・ブルー』で鉄球を飛ばし、天井に穴を空けた。
瓦礫が降り注ぎ、室内には埃が舞い散る・・・・・・・・・・・・・・・・・。
見上げると、天井の穴の向こうで何かが動いた気がした。
>>327
『駿河』の身体に燃えた形跡は無く、体調に異変も感じられない・・・・・・・・・・・・・・・。
導火線を手繰り、窓枠に手を掛けた『駿河』は、微かな光が一瞬だけ窓から漏れたのに気付く。
少しして、再び中から物音が聞こえた。

329嶋『ガービッジ』:2008/10/20(月) 00:53:18
>>328
「何かいる……?」


懐中電灯で穴から上の部屋を照らす。
ネイスミスが登るようなら、掴まって一緒に登りながら。

330ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/20(月) 20:27:19
>>328
「(いると考えたほうがいいな……どうやって入ったか謎だが)、
 ジョージさん!無事なら返事をしてください!今からそちらに行きます!」

釣り針に『糸』をつけ、上の階の天井に釣り針を引っ掛けられそうな場所を探す。シャンデリアとかないだろうか。
あればそれに釣り針をひっかけ、一気に自分(と嶋)の身体をそこまで運ぶ。
さすがに天井に待ち伏せはないだろう。あるとしたら天井(床)の穴を潜り抜ける瞬間だが、
そこは一瞬で通り抜けることで危険を軽減する。

上手くいけば高い場所(つまり安全圏)から部屋を見渡せる状況になるはずだ。
老人の姿を探したい。

331駿河『ダ・ボム』:2008/10/21(火) 04:12:05
>>328
「こりゃアレだな・・・・多分、中で『交戦』してんじゃねーか?
つーことなら、今中に入って足手まといになるよか、
ここで大仕掛け作って敵倒すのが賢いやり方だな!
俺の『ダ・ボム』は着火させなきゃ何も壊さねーし、こりゃやるっきゃない!」

窓枠に手をかけるための導火線を上から順に、
隣の壁とつなげる。
終わったら、隣の壁で窓枠に手をかけるために導火線を引いていったように
手繰りながら縦に導火線を数本引っ張って行き、
更に隣の壁に上から順に導火線をつなげていく。
次の窓までそれを繰り返す。

すると、横は『窓と窓との間』
縦は『窓の高さ』までの非常に広い『爆破面積』を持つ
ちょっぴり危険な壁が完成する。

332:2008/10/22(水) 00:33:12
>>329-330
上の階に『針』を投げると、針は天井に引っ掛かった。
呼び掛けると、少しして『ジョージ』の声が響く。
 
「こっちだ!!早く来いッ!!」
 
同時に、女性の悲鳴━━━━━━━━━━━━
2人は、一気に上へと飛んだ。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
天井近くまで到達した2人は、室内を見下ろす。
壁三面にドアが1つずつある部屋は、『2Fの14』に間違いないらしい。
その中の1つ・・・・・・・・・・・・・・『アンナマリーの部屋』のドアが、半ば破壊されていた。
>>331
『駿河』が導火線を仕掛けていると、建物の中から悲鳴が聞こえた。
少しして、導火線を仕掛け終える・・・・・・・・・・・・・・。

333嶋『ガービッジ』:2008/10/23(木) 01:11:16
>>332
「マズそうな展開ですね!
 急がないと!」


『懐中電灯』で壊れたドアの隙間から『アンナマリーの部屋』を照らしながら部屋に入る。
『ジョージ』の様子、表情などにも気をつけておく。


(しかし……まともな攻撃ではあの『老人』にも『影』にも通用しそうにない……
 『原因』を断たなければ……)

334ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/23(木) 02:17:52
>>332
扉はどんな感じに壊されているんだろうか?

嶋に続いて部屋に入り、二人がかりで懐中電灯を照らし、
出来るだけ広い範囲に光を当てたい。
さっき部屋に運んだ燭台に明かりがついてるならそれの位置を確認しておく。

335駿河『ダ・ボム』:2008/10/24(金) 22:44:56
>>332
「着火ポイントは窓ガラスにするか・・・」

左の窓ガラスに導火線を引き、一回ひねって壁につなげる。
窓ガラス割るために石ころを探し
見つけたら右の窓ガラスから部屋の中へ進入する。

336:2008/10/24(金) 23:50:20
>>333-334
『アンナマリーの部屋』からは、明かりが漏れていた。
ドアは、ドアノブの辺りが砕けている・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
散乱する破片の様子では、外から破られたらしい。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
2人が部屋に入ると、天蓋付きベッドの両脇と部屋の三方に燭台が置かれている。
ドアのある角には、置かれていない。
『ジョージ』と『アンナマリー』の姿は、ベッドの上・・・・・・・・・・・・・・・・・丁度、部屋の中央付近には、
『ジェシカ』が倒れていた。
その身体は、腰から割れており、鮮血が波紋の様な円を描き、床に広がっている。
>>335
ゴルフボール程の大きさの石を拾った『駿河』は、窓からの侵入を試みる。
内側から施鍵された窓は、縦の長さが約1メートル半・・・・・・・・・・・・・横幅は、その半分も無い。
『駿河』の身体がギリギリで通る大きさだったが、上半身の力だけでは難しい。
 
『ビリッ』
 
━━━━━━━━━━━ふと、何かの破れる様な音が聞こえた。

337ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/10/25(土) 23:38:54
>>336
「無事ですか!?」

部屋に老人の姿がないか探しながら二人に呼びかける。

(『奴』はどこにいった!?
 この状況で、あの二人を放置する意味があるとは思えないが……
 しいて言えば、俺たちをおびき寄せる囮………?
 隠れられそうな場所は、ベッドの下か上か?
 そうだとしても、二人を見捨てるわけにもいかないが)

老人の姿がなければベッドに糸をつけた釣り針を投げつけ、
ベッドのシーツに引っ掛けておいてからベッドの方へ近づく。

338嶋『ガービッジ』:2008/10/29(水) 00:49:22
>>336
「『ジェシカ』さん!!
 お二人は……無事ですか?!
 『ジェシカ』さんは『影』に触って……?」


懐中電灯で周囲を照らしつつ、『影』と『老人』を探す。
天井や壁にも警戒。
二人の様子はどうだろうか?
まだ二人にはあまり近づかない。

339駿河『ダ・ボム』:2008/10/30(木) 00:09:33
>>336
「ちょ・・・おまっ・・・!?」

何が破れたのか確認する。

確認したらとりあえず導火線で下半身を吊り上げ、窓枠の上とつなげる。
これで重さを分散し、上半身の力だけでもスムーズに窓を通れる。

340:2008/10/30(木) 01:36:48
>>337-338
『ビュン!』
 
『ゴールデン・ブルー』の先端に付いた釣り針が、ベッドに引っ掛かる。
『ネイスミス』がベッドに歩み寄ると、『ジョージ』が口を開いた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「う、上だッ!」
 
『ネイスミス』と『嶋』は、天井に目を向ける。
部屋の隅・・・・・・・・・・・・・・・丁度、角になった天井の一角に、『老人』の姿があった。
両手を左右の角に伸ばし、器用に天井に留まっている。
『アンナマリー』の方は、完全に怯え切っている様子で、『ジョージ』に寄り添ったまま震えている。
>>339
破れたのは、『駿河』の衣服だった・・・・・・・・・・・・・腰の辺りで、ズボンとシャツが裂けている。
導火線で下半身を吊り上げた『駿河』は、そのまま窓を通り抜けた。
 
『パキッ』
 
窓を通過する途中、再び何かの音が響く。

341ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/01(土) 04:34:23
>>340
(どうやってあそこまで昇ったんだ……?
 支点が二つだけじゃあどんな怪力だろうと
 あそこまで昇るのは無理としか思えないが……
 壁に手を突き刺しでもしてるのか?)

小声で嶋に囁く。

「二人を外に逃がしてからドアをお前の能力で閉鎖してくれ」

『影』の姿を探す。どこかにいるはずだ。
老人は嶋に見張っていてもらおう。

342駿河『ダ・ボム』:2008/11/01(土) 16:42:36
>>340
「どうせたいしたことない音だろ・・・」

一応何が折れたのか確認しとく。
あと窓を通り抜けたが、下半身と窓枠の上の導火線を手でつかみ、能力で伸ばして
慎重にゆっくり床に下りる。

343嶋『ガービッジ』:2008/11/03(月) 02:02:58
>>340
(あの怪力はジャンプ力までって?)


「早く!
 この部屋を出ますよ!!」


ジョージの手を引き、ドアから部屋を出る。
アンナマリーはスタンドで抱えておきたい。
もう片方の手には懐中電灯で周囲を照らす。
逃走経路はネイスミスの背後を通る形にしたい。
そしてドアに能力を行使し、根によってドアを封鎖する。

344:2008/11/04(火) 01:52:02
>>341,>>343
『ネイスミス』の後から『嶋』がベッドへ近付くと、『老人』が音も無く着地した。
 
「ヒッ・・・・・」
 
『アンナマリー』が、その動きに短い悲鳴を上げる。
 
「ゆ、許してくれッ!」
 
『ジョージ』は、両手で頭を抱え込んだ。
>>342
周囲を見回したが、音の原因は分からなかった。
『駿河』は、『導火線』を伸ばしながら、床へ降りて行く・・・・・・・・・・・・・・・・。
その瞬間、不意に大きな音と共に窓枠と壁の一部が崩れた。
 
『グワガラァァアアア!!』
 
同時に、『駿河』は頭から一気に床へと落ちる。
強い衝撃に、一瞬意識が遠のく・・・・・・・・・・・・・・・気が付くと同時に、強く打ち付けた額の辺りが
ズキズキと痛んだ。

345ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/05(水) 21:36:59
>>344
(『許してくれ』ね……まあそれは後で聞くとして、影はどこだ……?)

釣り針につけていた糸は解除、鉄球に糸をつけ、
鉄球を上から叩きつけるようにしてベッドの天蓋を破壊し、
その破片が老人のいるあたりに飛散するようにする。
(もちろん護衛対象の二人には当たらないように)

ライトはジョージとアンナマリーを照らすようにしておく。
これはベッドの下に影が隠れている可能性を考慮してのもの。

346嶋『ガービッジ』:2008/11/06(木) 00:41:32
>>344
(やはり何か心当たり……いや、『因縁』があるようだ)


『老人』と『夫妻』の間に、先ほど能力行使した『マッチ』を置く。
それなりに成長しているはずだし、『壁』になるはずだ。
それに対する老人の対処も見たい。

そして本体も、その『壁』の手前、老人から夫妻を守るような位置に移動。

347駿河『ダ・ボム』:2008/11/07(金) 23:51:44
>>344
「クソッ!金持ちの家の癖にちゃちな作りだぜ!
さて・・・」

周囲を見回す。
敵っぽい奴はいるか?

348:2008/11/08(土) 01:38:51
>>345-346
『ゴシャアッ・・・・・!!』
 
ベッドの天蓋を破壊するのと同時に、『老人』が一気に間合いを詰めて来た。
両手を足の様に前後運動させ、器用に走って来る。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
 
『嶋』がマッチを手前に放った直後、天蓋の破片が周囲に飛び散った。
『ジョージ』と『アンナマリー』が短い悲鳴を上げ、屈み込む・・・・・・・・・・・・・・・・。
細かい破片が雨の様に降り注ぎ、大きな破片はベッドの手前に四散する。
『ガービッジ』の成長させたマッチ棒が、『老人』に向かって飛び散る破片を遮った。
 
「『痛み』を味わうんじゃ・・・・・・・・・。」
 
『老人』が、呟く様に口を開く。

349:2008/11/08(土) 01:40:56
>>347
『ビシビシビシッ・・・・』
 
『駿河』が周囲を見回すと、目の前に上り階段があった。
 
『バギバギィッ!!』
 
次の瞬間、導火線を伝った破壊が『駿河』の身体に到達する・・・・・・・・・・・・・・・・・。
衝撃と共に激痛が背中を駆け抜け、皮と肉の裂ける音が脳髄にまで響いた。
 
「ギャアアァ━━━━━━━━━━━ス!!」
 
自分の断末魔の悲鳴を聞きながら、『駿河』の意識は途絶える。
 
 
『駿河 行夫』 スタンド:『ダ・ボム』
             ━━━━━━━━『死亡』

350ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/09(日) 01:12:30
>>348
「『痛み』ね、目的は怨恨か?
 復讐なら、ことを終える前に相手の罪状を読み上げるべきじゃないか?」

老人に話しながら(まあ返事は期待してないが)護衛対象二人の傍に駆け寄りながら
『鉄球』を老人めがけてたたきつける。

351嶋『ガービッジ』:2008/11/12(水) 23:32:09
>>348
(くっ、裏目に出てしまったか!)


護衛対象  嶋  木   老人    のような位置に移動したい。
護衛をまずは最優先にして動き、老人への攻撃はとりあえず後回し。
新たなマッチ棒を手に持っておく。

352:2008/11/13(木) 02:15:26
>>350-351
『ドギュン!!』
 
『ネイスミス』の放った鉄球が木を砕き、その陰にいた老人に命中する。
だが、手応えは無い・・・・・・・・・・・・・。
『嶋』は、『ネイスミス』と並んでベッドの前に立ち塞がった。
 
「『痛み』は、『贖罪』・・・・・・・・・『償わなければ』ならない。
用心棒を雇ったつもりか?
だが、『罪』からは、誰も逃れる事は出来んのじゃ・・・・・・・・・・・・。
例え忘れ去られても、『罪』が消える事は決して無い。
罪人には、『贖罪の運命』がある。」
 
老人は、そう言って這い寄って来る。

353ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/13(木) 22:02:36
>>352
手ごたえがないというのは命中した感触があるのに老人がダメージを受けているように見えないということか、
それとも、命中しているよう見えるのにその感触がないということか?

「なんとなく事情は想像できるが、お前が殺したメイドやらなにやらにも罪があったというのか?
 復讐者には復讐者の正義があってしかるべきとは思わないか?例えば、無関係な人間は巻き込まないとかな。
 
喋りながら、『ヨーヨー』で足元の床を砕き、そのまま4人まとめて下の階へ落下する。
その際に『アンナマリー』を抱きかかえて、母体に傷がつかないようにかばいたい。
落下したらうすぐに天井を警戒、老人が追って来ようとすれば自分が開けた穴を通らざるをえないのでそこを狙い打ちにできる。

354嶋『ガービッジ』:2008/11/15(土) 00:05:28
>>352
「やはり何か『原因』があるんですね……
 その『精神的』な原因を絶てば…?」


ネイスミスの動きに合わせてジョージをかばうように落下。
そし小声で尋ねる。


「本当に『心当たり』はないんですか……?
 『スタンド』は精神の力、原因となった『事件』が手がかりになるかも……
 あなた方を守るための『鍵』に」

355:2008/11/17(月) 03:06:01
>>353-354
鉄球は、老人に命中した様に見えたが、その感触は無い。
『ネイスミス』が鉄球を落とすと、床に人一人が入れそうな穴が空いた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「逃げ切れると思っているのか?」
 
老人が呟く様に言った。
 
生えていた木が、鉄球で砕かれた辺りから二つに折れる。
不意に、『ジョージ』が口を開いた。
 
「どうすればいいんだッ!!
何が望みだ!立派な墓でも立てればいいのかッ!?」
 
老人は、静かに言った。
 
「『罪』からは、誰も逃れる事は出来んのじゃ・・・・・・・・・・・・・。」

356ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/17(月) 20:55:22
>>355
ジェスチャーで嶋とアンナマリーに『先に行け』と促しながら喋る。

「なるほど、ジョージさんの話から推察するに
 こいつはいわゆる『幽霊』というやつか、実物を見たのは初めてだが。
 それなら『鉄球』が通じないのもうなずける。
 ところでジョージさん。僕は気の強い美人と同じくらいに
 情報を出し惜しみする依頼人が大嫌いなんですが、
 何か隠していることがあるなら僕かあなたが殺される前に全部喋っていただきたい」

折られた木の地面に転がっている方に鉄球を叩き込み、
その砕けた破片を老人に浴びせる。
ダメージを与えることよりは、スタンド物質である木が、
老人に触れることができるかを確かめるのが目的。
いくら素早くてもダメージにもならないような
小さな破片までは避け切るのは難しいだろう。

357嶋『ガービッジ』:2008/11/19(水) 23:20:29
>>355
(やはりか……しかし守らねばッ)


まず自分が降りてから、アンナマリーを飛び降りさせ、下で受け止めて移動したい。
一応アンナマリーが降りてくるまでに懐中電灯で周囲を照らし、確認しておく。

「さ、早くこっちへ!」

358:2008/11/20(木) 01:26:54
>>356-357
『ブチィッ!』
 
不意に、『ゴールデン・ブルー』の糸が切れた・・・・・・・・・・・・・・・。
折れた木に鉄球が命中すると、木片が周囲に飛び散る。
『ジョージ』と『アンナマリー』が動かないまま、『嶋』は穴の中へと飛び込んだ。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
━━━━━━━━━━━━着地した『嶋』の足に、固い土の感触が伝わる。
薄闇の中、『嶋』は周囲を見回した。
 
      /´〉,、      | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/ (^ーヵ L__」L/    ∧       /~7 /)
 二コ ,|      r三'_」     r--、 (/    /二~|/_/∠/
/__」             _,,,ニコ〈  〈〉  / ̄ 」     /^ヽ、 /〉
'´                (__,,,-ー''     ~~ ̄   ャー-、フ /´く//>
                                 `ー-、__,|
 
前後に長く伸びた未舗装の道は、地平線に向かって真っ直ぐ続いている。
道沿いに家屋や人影は無く、左右には草原が広がっていた。
見上げると、どんよりとした雲が立ち込めており、今にも雨が降り出しそうな空模様だった。

359ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/20(木) 20:27:36
>>358
「なんだと!?」

糸を切断したのは何者か、破片は老人に命中したか、手早く確認しながら釣り針に糸をつける。
ジョージとアンナマリーが逃げる気配がないならとりあえずジョージを穴の中に蹴落とす。

360嶋『ガービッジ』:2008/11/21(金) 01:18:05
>>358
「……!
 ここは……?
 入ってきた『穴』もないだって…?」



もう一度上空を確認する。
雲がかかっているから薄闇なわけで、つまり今は夜ではないのだろうか?


「どう考えても屋敷の中にいたわけだけど。
 何かの『スタンド能力』と見て間違いなさそうだな……
 あの『老人』か?」

361:2008/11/21(金) 02:06:30
>>359
老人は、腕を上げて破片をガードしている。
『ネイスミス』が釣り針を付けようとした瞬間、老人が素早く飛び出した。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドドドド』
 
「きゃあああああああああッッ!!!」
 
『アンナマリー』が、断末魔の様な悲鳴を上げる。
 
「うわああァァァァァァアアアッ!!」
 
直後、『ジョージ』も叫んだ。
老人の手が、妊婦特有の膨らんだ腹部に伸びる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『ゴールデン・ブルー』に、釣り針が付いた。
>>360
まだ陽は昇っている様だったが、空は雲に覆われていた。

362ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/22(土) 11:45:02
>>361
(くっ、このままじゃ間に合わない!)

「ジョージさんは先に穴の中へ!僕達も後で行きます!」

自分の服に糸を引っ掛け、アンナマリーのいる方角に思いっきり引っ張る。
普通なら自分で自分を引っ張ったところで何の意味も無いが、
『ゴールデン・ブルー』は引っ張る際に発生する反動をある程度抑えられるため、
この方法で推進力を得られる。

吹っ飛んでアンナマリーに体当たり、そのまま抱きかかえて転がり、老人から引き離す。
余裕があればできるだけ自分の身体でアンナマリーの身体をかばうようにしたい。

成功したら転がった先にさっき砕いた木の破片が落ちてないか調べたい。

363嶋『ガービッジ』:2008/11/23(日) 23:17:51
>>361
「時間まで違う……
 『ワープ』かと思ったが…『タイムスリップ』……?
 いや、幻覚や映像の類と考えた方が自然かも」


今いる位置に能力行使した『マッチ』を突き刺しておく。
巨木に成長して『目印』になるはずだ。
念のため、その木の枝を一本折って(今後植える予定の)他の木と区別。
それから、前に向かって歩き始める。
(『木』が能力射程を外れるようならさらにその時点でもう一本植えるが)
どっちが前……かはわからないのでとりあえず今向いている方が前だ。
もっとも何か前後の風景に違いがあるなら別だが。

364:2008/11/24(月) 01:00:44
>>362
『ドカァッ!』
 
『ネイスミス』の身体が、後方に飛ぶ・・・・・・・・・・・・・・・。
『ジョージ』と『アンナマリー』のいるベッドの上に飛び込むと、2人はベッドから転がり落ちた。
ベッドの上に残った『ネイスミス』の眼前に、老人が手を伸ばして来る。
>>363
足元にマッチを突き刺した『嶋』は、地面に残されたタイヤ痕に気付いた。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
 
『嶋』の足元の辺りで急なカーブを描いており、その上から同じタイヤ痕が前方に向かっている。
 
『ドギュウン!』
 
マッチが木に成長する・・・・・・・・・・・・・・・・ふと、道端の草の中に何かの塊がチラリと見えた。

365ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/24(月) 01:27:46
>>364

「相手が誰でもお構いなしか!」
(時間を稼いでるうちに早く逃げてくれればいいんだが・・!)

釣り針につけた糸をすぐ外し、ベッドの片側の端に手のひらをつけ、
ゴールデンブルーの糸を直接つける。
それを思いっきり引っ張ることでベッドの片側だけを勢いよく跳ね上げ、
その勢いで自分の身体を飛ばす。方向はジョージとアンナマリーのいる方向にしたい。

それによって老人から逃れつつ、二人と合流する。

366嶋『ガービッジ』:2008/11/25(火) 02:36:41
>>364
「バイクか……
 そんなに古いものでもなさそうだ」


泥のはね具合などから、そのバイクがどっちに向かって走って行ったのか推測する。
後方に泥や砂利などは跳ね飛ばされるから、推理できるはず。


「ん…?」


成長した木の枝を折りとってから、その『塊』をその場から観察する。
見えない、あるいは影になっているようなら、少し近づいて観察。
邪魔な草などはその木の枝で退けておきたい。

367:2008/11/26(水) 00:13:56
>>365
老人の手が、『ネイスミス』の足先に触れる・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
直後、『ネイスミス』が再び『ゴールデン・ブルー』を勢い良く引いた。
 
『ガバァアッ!!』
 
ベッドマットが捲れると共に、『ネイスミス』はベッドの片側に転落する。
ふと、傍らに丸くなっている『ジョージ』の姿に気付いた。
(『アンナマリー』は、反対側に落下している)
>>366
タイヤ痕は、一方向に向かって続いていた。
よく見ると、向かう先の数メートルに渡って、微かな血痕も付着している。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
草薮の中を探る『成瀬』の目には、見覚えのある顔が飛び込んで来た。
それが夫婦を襲った老人である事は、すぐに分かる。
だが、老人の顔色に生気は無く、すでに息絶えている事は人目で察しが付いた。

368ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/26(水) 01:21:56
>>367
(触られたか……相手の様子からするとやばそうだが……
 もう遅い、腹をくくるしかないか……、それに、これまでの様子だと、
 恨みがあるのはジョージみたいだが、ジョージ以外の人間が優先的に狙われてるようだ、
 アンナマリーは反対側……まずいな)

「あんたは、『あんよが上手』とでも言ってやらなきゃ歩くこともできないのか!?
 とっとと立って走れ!」

ジョージに怒鳴りながら老人の姿を探す。
予想が正しければアンナマリーに襲い掛かろうとしてるだろうが、
その場合はベッドマットを老人とアンナマリーの間に飛ばして壁を作り、時間稼ぎをする。

369嶋『ガービッジ』:2008/11/26(水) 01:55:39
>>367
「死体……さっきの『老人』か?
 バイクが轢いた…って考えるのが筋だろうな。
 死体を運んだって線もなくはないが……おっとタイヤにそれじゃあ血が付かないか」


(屋敷ではあんなだったが……まぁ成仏してくださいよ……)


合掌してから死体を調べる。
外傷を確認し、何か身元を明かすものを持っていないかどうかを探りたい。
他にも何か特徴がないか観察する。

370:2008/11/26(水) 02:53:48
>>368
『ジョージ』が、周囲を見回しながら立ち上がる。
 
「彼女は・・・・・・・・・・・『アンナマリー』は、どうしたッ!?」
 
声を上げた『ジョージ』の足元に、老人が床を這って近付くのに気付いた。
>>369
老人の死体は、擦り傷だらけで衣服もボロボロの状態だった。
腰の辺りの裂傷が激しく、下半身は血塗れになっている・・・・・・・・・・・・・・・・。
服装は、『嶋』が出会った時と同じらしい。
黒いズボンを穿いており、ズボンのポケットを探ると身分証の入った財布を見つけた。
名前は、『ナールズ・バークレイ』・・・・・・・・・・・・・・年齢は、81歳。
財布の中には、ピンク色の混じったポンド紙幣が数枚入っている。

371ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/26(水) 21:13:58
>>370
「だから早く逃げろと言っている!!」

ベッドマットをジョージと老人の間に飛ばして盾としつつ、
ベッドマットを手元に引き寄せる。
ベッドマットの移動にジョージを巻き込んで、
ジョージも強制的に手元に引き寄せる。

その際に余裕があるならアンナマリーの姿を確認したい。

(『影』の方が彼女を襲っている可能性もある……
 とはいえジョージを放っておくわけにもいかないが……)

372嶋『ガービッジ』:2008/11/26(水) 23:14:33
>>370
「バイクにひき逃げされて死んだ『老人』…
 『恨み』ってのはこのことでしょうね。
 となるとやはり『犯人』は……」


(バイクだし少しくらい出発が遅れても大丈夫か…?)


他に何も目に留まるものがなければ、その場に穴を掘って老人を埋葬する。
何か大きな石でも置いて、目印にしておきたい。
その後、バイクのタイヤ痕を追う。


(下半身損傷ってのもこの事故由来ですね。
 『影』が老人の関係ってのもはっきりしましたね)

373:2008/11/27(木) 00:29:11
>>371
『ドギュン!』
 
ベッドマットに弾かれ、『ジョージ』は前のめりに倒れ込む。
老人は、素早く避けた・・・・・・・・・・・・・・マットで『ジョージ』を巻き込む事は、出来なかった。
(もう一度試しても、成功する確率は低い。)
>>372
『嶋』が顔を上げると、何かが頭上から落ちて来た。
 
『ドザァッ!』
 
「キャアッ!」
 
聞き覚えのある女性の声と共に、『嶋』の身体が押し潰される・・・・・・・・・・・・・・。
仰向けに倒れた『嶋』の視界に、ポッカリと空いた穴が映った。
胸の上には、『アンナマリー』が圧し掛かっている。

374ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/27(木) 21:23:49
>>373
(アンナマリーの姿が無い……先に逃げたと判断しよう)

老人が避けている間にジョージの傍まで駆け寄る。
途中、釣り針に『糸』をつけ、床に開けた穴に投げ込み、その縁に針を引っ掛けておく。

375嶋『ガービッジ』:2008/11/29(土) 01:30:12
>>373
「ごッ!!!
 奥さん……? だ、大丈夫ですか?」


すぐに見上げ、穴か何かを探したい。
あったなら、そこに持っている木の枝を突っ込んでみる。


「ところでここに見覚えはありませんか……?」


起き上がり、彼女を助け起こしながら尋ねる。

376:2008/11/29(土) 17:43:44
>>374
『ネイスミス』が駆け寄ると、『ジョージ』が身を起こした。
 
「何なんだ、このベッドマットは!
クソッ!は、早くジジイを殺せッ!!」
 
声を荒げる『ジョージ』に向かって、再び老人が接近する・・・・・・・・・・・・・・・。
『ゴールデン・ブルー』の糸の先端に付けた釣り針は、床に空いた穴の縁に引っ掛かった。
>>375
見上げると、天井に空いた穴・・・・・・・・・・・・・・・・・木の枝は、天井までは届かない。
 
「ここは、倉庫・・・・・・かしら?」
 
『アンナマリー』が呟く。
ふと、周囲を見回すと、木棚やチェストの置かれた部屋にいた。
老人の死体や地平線は、どこにも見当たらない。

377ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/11/30(日) 02:43:01
>>376
ジョージの悪態には取り合わずに彼の身体を掴む。

「しっかり掴まって!」

糸を急激に引き、その反動で自分とジョージ二人を穴の傍まですっ飛んでいく。
成功したらジョージだけ先に穴の中に落としたい。

378嶋『ガービッジ』:2008/11/30(日) 12:25:30
>>376
「また変わった……」


懐中電灯で周囲を照らし、警戒しつつ部屋を観察する。


「ところで奥様、お尋ねしたいことがあるのですが……」


アンナマリー自身か、あるいはジョージはバイクに乗るかどうか、
また、乗るなら事故を起こしたり、バイクを破損したりしたことがあるかどうかを尋ねたい。

379:2008/12/01(月) 00:21:00
>>377
『ドギュン!』
 
『ゴールデン・ブルー』が縮む反動で、『ネイスミス』と『ジョージ』は一気に床の穴に
引き寄せられる・・・・・・・・・・・・・・・・。
『ネイスミス』は、『ジョージ』を穴の中へと突き落とした。
>>378
「バイク・・・・・・?
いいえ、主人も私も・・・・・・・・・・」
 
『アンナマリー』が口を開いた直後、頭上で物音が聞こえた。
2人が咄嗟に見上げると、天井の穴から誰かが落ちて来るのが分かった。

380嶋『ガービッジ』:2008/12/01(月) 00:46:11
>>379
「そうですか……」

(若い頃ジョージさんが乗ってたって可能性はありますね。
 事故のトラウマでそれ以来のってない……とか)


「おっと!」


『スタンド』でその誰かを受け止めたい。
たぶんジョージかネイスミスだろう。
また、風景が変化するかどうかも注意。
変化したならどのタイミングで変化したかを、落ちてきた人のタイミングも合わせて観察したい。
特に部屋に見るべき点はなかったのだろうか?

381ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/01(月) 20:33:03
>>379
「嶋!聞こえるか!?
 二人を連れて早く避難しろ!」

釣り針を穴の縁から外し、嶋の作った木の破片(できるだけ大きい物がいいい)に
投げてそれに引っ掛け、こちらに引き寄せる。

382:2008/12/02(火) 00:41:20
>>380-381
頭上の穴から、『ネイスミス』の声が響く。
『嶋』が受け止めたのは、『ジョージ』だった・・・・・・・・・・・・・・室内に変化は無い。
 
「このク・・・・・・こ、ここは?」
 
『ジョージ』が、呟く様に言った。
その直後━━━━━━━━━━━━━
 
「キャアアァァァァッ!!」
 
『アンナマリー』の悲鳴が響く。
それは、木片を手にした『ネイスミス』の耳にも届いた。

383ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/02(火) 19:34:28
>>382
「何ッ!?先を越されていた!?」

老人の姿がまだ部屋の中にあるか確認。
いなければ自分も穴の中に飛び込む。
いれば、穴の前で老人が来るのを防ぐ。
階下の異変は嶋に任せよう。

384嶋『ガービッジ』:2008/12/04(木) 00:40:56
>>382
「下は何か別空間につながっているようだ!!
 幻覚かもしれないけど、たぶん時空を超えてる!
 あの『老人』の交通事故死現場にも立ち会った!!」


穴に向かって叫び、ジョージを下におろしてすぐに体勢を整えたい。
その後、周囲を照らして警戒しつつアンナマリーを守るようにスタンドを発現する。

385:2008/12/04(木) 01:00:55
>>383-384
室内を見回した『ネイスミス』は、老人の姿が無い事に気付く。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『嶋』は、床に下りる『ジョージ』の足を掴んでいる老人の姿に気付いた。
次の瞬間、老人は素早く『アンナマリー』に飛び掛かる・・・・・・・・・・・・・。
 
「バゥウォォオオッ!!」
 
突然、老人に向かって白い影が飛び出した。
それは、見覚えのある大型犬・・・・・・・・・・・・・直後、『ネイスミス』が穴から
下の部屋に飛び降りて来る。
『クレア』は、老人に鋭い歯を剥き出し、押し倒していた。

386ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/04(木) 19:06:52
>>385
ジョージを穴に落とした時に当然ジョージは視界に入っていたはずだが、
そこにしがみついていたであろう老人の姿は見えなかったのか?

「あの爺さん、クレアには妙に遅れを取るな……なぜだ?
 加勢に入るべきなんだろうが……様子を見るか」

犬に押し倒されている老人の姿を懐中電灯の光を当てて観察する。
何か怯えだとか焦りのようなものは感じられないだろうか。

観察するとはいえ、老人が反撃の気配を見せたら加勢できるように準備はしておく。
例によって糸のついた釣り針を、老人達の近くの場所で引っ掛けられそうな場所に引っ掛けておく。

(あるいは『影』がまた何か仕掛けてくるかもしれないが・・・・
 こうして光を当てていればとりあえずクレアは安全だろう……)

「嶋はジョージとアンナマリーのフォローを」

387嶋『ガービッジ』:2008/12/06(土) 23:29:17
>>385
「クレア!
 (この犬は妙に活躍してますね……
 確かに主人の危機に飼い犬は反応すると聞きますが)」


アンナマリーを中心に自分とジョージを懐中電灯で照らす。
(そのために三人はなるべく固まっていたい)
『スタンド』は自分たちと老人の間をさえぎるように。

同時にこの部屋の出口を探し、あるならばそちらの方に移動してゆきたい。

388:2008/12/07(日) 01:43:52
>>386-387
室内に、ドアは1つ・・・・・・・・・・・・・・・丁度、老人と『クレア』とを挟んだ向こう側にある。
老人が『ジョージ』と共に穴へ落ちた事に、『ネイスミス』は気付いていなかった。
 
「ギャウンッ!」
 
『ネイスミス』が老人に懐中電灯を向けようとした瞬間、『クレア』の鳴き声が響く。
同時に『クレア』の身体が吹っ飛び、壁に叩き付けられた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「クレアッ!!」
 
『アンナマリー』が声を上げ、老人が4人に向き直る。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

389ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/08(月) 00:42:24
>>388
クレアは無事だろうか?

「・・・で、ジョージさん、結局あなた何をやったんです?
 正直、何かしらの手がかりでもないとこのまま皆殺しに
 される以外の選択肢がなさそうなんですがね」

老人の様子をうかがいながらジョージに問いかける。

390嶋『ガービッジ』:2008/12/11(木) 01:47:35
>>388
(位置が悪いな……)


能力行使した『マッチ』を落ちてきた穴の下あたりに投げつける。
穴まで登れるようにして脱出口を確保しておきたい。


「奥さまは私が見ます。
 ジョージさんはネイスミスさんにお任せしますよ……
 ただこの質問だけはさせてください。
 バイクか何かで人を引いたことはありませんか?
 あの老人は轢き逃げされた『恨み』がある……
 これはほぼ確実かと」


アンナマリーの前に立ち、いつでも抱えられるようにしておく。

391:2008/12/11(木) 02:16:04
>>389-390
壁に叩き付けられた『クレア』は、そのまま動かない。
『嶋』が投げたマッチは、次第に木へと成長して行く・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「今更、贖罪してどうなるんだ!?」
 
『ジョージ』が、ヒステリックに叫んだ。
 
「懺悔する為に雇ったとでも思ったかッ!?
この、死に損ないジジイを何とかしろッ!!
この期に及んで、『手掛かり』だの言ってる場合かッ!!?」
 
ふと、『ジョージ』の横の『アンナマリー』が口を開く。
 
「『轢きました』・・・・・・・・・・・・この御老人を。
10年以上前、確かに『轢き殺し』ました。」
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

392ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/11(木) 21:06:22
>>391

「・・・続けてください」

老人の様子をうかがいながら先を促す。
ジョージが邪魔をするようなら殴ってでも止める。

393嶋『ガービッジ』:2008/12/11(木) 22:42:57
>>391
アンナマリーの言葉に老人は反応しただろうか?
そういえば『異世界(?)』で老人を埋めたが、
その際の手や着衣の汚れが今もあるかチラリと確認しておこう。


「……」

アンナマリーを抱えて樹を足台に上に上がる用意はしておく。

394:2008/12/12(金) 00:56:19
>>392-393
老人は、動かない・・・・・・・・・・・・・・『アンナマリー』の言葉に、2人も動きを止めた。
『嶋』の手や着衣に、土の汚れは見当たらない。
 
「お、おい、何を・・・・・・・・・・・」
 
口を挟もうとした『ジョージ』を、『アンナマリー』が片手で制した。
 
「やめましょう、貴方。
もう逃げるのは・・・・・・・・・・・・・・・贖罪するのは、『今』なのよ。
どんなに真実を隠しても、罪から逃れる事は出来ないわ。」
 
『アンナマリー』は、そう言って語り始めた。
 
「あの頃・・・・・・・・・・・・・私達は、ヨーロッパを旅行中でした・・・・・・・・・・・・・。
『ジョージ』の仕事も順調で、何もかもが上手く行っていた頃。
そんな時、自動車の事故を起こしてしまった。
私が、ブローチを足元に落としてしまって・・・・・・・・・・・・・・・」
 
言葉に詰まった『アンナマリー』に続けて、『ジョージ』が口を開く。
 
「気を取られた私が、悪かったんだ。
足元に目を向けて、この老人を・・・・・・・・・・・・・前方を見ていなかった。
気が付いた時には、車が衝突していた。
車輪が乗り上げる感覚は、今でも覚えている・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

395ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/12(金) 01:04:38
>>394
「それで、その後は?」

先を促す。ある程度予想はできるが、本人達の口から話させたほうが良いだろう。

396嶋『ガービッジ』:2008/12/12(金) 21:35:14
>>394
「やはり幻覚か……
 贖罪のためにそういう映像を私に見せた……
 というわけか?」


一応警戒しつつ老人、アンナマリー、ジョージを見守る。
動く用意はしておく。

397:2008/12/15(月) 02:49:48
>>395-396
『ジョージ』は、老人をチラリと見てから話を続けた。
 
「私達が確認した時、老人には息があった・・・・・・・・・・・・・・だが、助からないのは、見て分かった。」
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『アンナマリー』が、『ジョージ』に肩を寄せる。
『ジョージ』は、彼女の肩を抱いて話を続けた。
 
「まだ息のある老人を2人で道端に捨てて、そのまま逃げた・・・・・・・・・・・・・・。
老人が発見されたのは、半年近く経ってからだったらしい。
元々、人が通る事も少ない場所だったからな。
外国人の私達が、容疑者に浮かぶ様な事も無かった・・・・・・・・・・・・・・事件を知っているのは、私達
2人と・・・・・・・・・・・・・・この老人だけだった・・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
ふと、老人の背後に『像』が浮かび上がる。
鳥の人間を混ぜ合わせた様な頭部で、口の部分は嘴も唇も無い円形の穴になっていた。
大小複数の歯車が密集し、それが『蓑虫』の蓑の様に『スタンド』を覆っている。
老人と同じく下半身は無く、木の枝の様な複数の足で立つ姿は、昆虫のそれを連想させた。
(非・人型/人工・機械型)

398ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/15(月) 22:23:36
>>397
(あれが彼のスタンド……
 だとすると、あの『影』は一体なんだ?
 あの連携の取り方からして無関係ではないだろうが)

「それで、事実に相違はないか?」

スタンドの様子に注意を払いながら老人に確認する。

399嶋『ガービッジ』:2008/12/17(水) 00:06:47
>>397
「『贖罪』……告白を聞くことで何かスタンドに変化が?」


『マッチ』に能力行使して手に持っておく。


「ナールズ・バークレイさん……
 あなたはこの二人をどうしようというのです…?」

400:2008/12/17(水) 22:19:07
>>398-399
2人とハンガーランド夫妻の視線が、老人に集まる。
ふと、老人の『スタンド』の歯車が、小刻みに回り始めた・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
「『贖罪は、果たされた』。」
 
老人が呟く。
『嶋』の手の中のマッチが成長し始める中、老人の身体が次第に歯車に巻き込まれ始めた。

401ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/17(水) 22:33:04
>>400
「それはいいが……『あんたの贖罪』はどうなる?
 何人殺したと思ってるんだクソッタレめ……」

毒づきながらも、とりあえずは様子を見守る。

402嶋『ガービッジ』:2008/12/17(水) 22:38:03
>>400
「これでどうなるというんだ…?」


体勢を維持しつつ様子を見守る。

403:2008/12/18(木) 01:04:32
>>401-402
老人は、腰の方から少しずつ歯車の中へと巻き込まれて行った。
その身体は、『スタンド』に呑み込まれる様に消えて行く・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「消える・・・・・・」
 
『ジョージ』が、ポツリと呟く様に言った。
 
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
━━━━━━━━━━ほんの数秒で、老人は完全に『スタンド』の歯車の中に消える。
老人を呑み込んだ『スタンド』は、空間に溶け込む様に薄れ、同じ様に消えてしまった。

404嶋『ガービッジ』:2008/12/18(木) 01:32:05
>>403
「『消滅』……
 いや、まだ確信はできないッ」


周囲を警戒する。
伸びた『マッチの枝』でもってドアを押し開けておきたい。

405ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/19(金) 00:26:14
>>403
「これで、終わり……か?」

特に何も無ければクレアの様子を見る。

406:2008/12/19(金) 00:44:59
>>404-405
『嶋』が成長したマッチ棒から伸びた枝でドアを開けると、『クレア』がピクリと動く。
 
「『クレア』ッ・・・・・・・」
 
『アンナマリー』が、声を上げた。
老人は、『スタンド』と共に消え去った・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「終わったのか・・・・・・・・・・・?」
 
『ジョージ』は、『ネイスミス』と『嶋』に同意を求めるかの様に、2人を交互に見た。

407ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/19(金) 01:02:25
>>406
「どうでしょう、引っ掛かる点がないわけじゃないですが……
 そういえば嶋、リードヤードのメモはお前が持ってたよな?
 結局意味がわからなかったが」

嶋に話しかける。

408嶋『ガービッジ』:2008/12/19(金) 01:11:23
>>406
「確かにあのメモには何か変化があるかもしれない。
 スタンド能力によるものには違いありませんからね」


二人の警護はネイスミスに任せ、メモを取り出し、見る。
内容などに関して何か変化はあるだろうか?

409:2008/12/19(金) 01:30:10
>>407-408
『嶋』は、持っていたメモ帳を取り出した。
パラパラとめくってみたが、特に内容が変化している様子は無かった・・・・・・・・・・・・・・。
ふと、『クレア』がヨロヨロと立ち上がり始める。
『アンナマリー』は、『クレア』の方へと駆け寄って行った。
 
「もう消えた様だな・・・・・・・・・・・・・・念の為、今夜は護衛を続けてくれ。」
 
周囲を警戒した様子で、『ジョージ』が言った。

410ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/20(土) 00:01:03
>>409
「わかりました。とりあえず生き残ってる人間を集めましょう。
 ところで電気が消えてからリチャードさんの姿を見た人はいますか?」

全員に尋ねる。

411嶋『ガービッジ』:2008/12/21(日) 00:47:19
>>409
「そうであればいいですが……
 とりあえず広間か食堂にでも、全員集まっていただけますか?」


念のため周囲に警戒しながらそう話す。

412:2008/12/21(日) 02:11:00
>>410-411
『リチャード』の姿を見た者は、誰もいない・・・・・・・・・・・・・・・・。
2人は、『クレア』と夫妻を連れて部屋を出た。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
 
階段横の奥まった場所に出ると、不意に周囲が明るくなる。
目を細めながら、2人は屋敷の照明が復旧した事に気付いた。
 
 
翌日未明、通報を受けた警察によって、『リチャード』を含む屋敷の使用人達の死体が
次々と発見された・・・・・・・・・・・・・・・その中には、『駿河』の死体もあった。
『ジョージ』に報酬の小切手を渡され、2人の護衛の仕事は一応の終焉を迎える。

413嶋『ガービッジ』:2008/12/21(日) 03:31:34
>>412
「駿河さん……
 もっとうまくやれたのでは……と」


ネイスミスとともに事態の進行を見守りたい。

414ネイスミス『ゴールデン・ブルー』:2008/12/21(日) 21:21:41
>>412
「やれやれ、酷い仕事だった……」

415:2008/12/22(月) 00:25:02
不可解な使用人達の死にも関わらず・・・・・・・・・・・・・・・・
『嶋』と『ネイスミス』が、面倒な取り調べを受ける事は無かった。
夫婦が過去の罪を口にする事は無く、贖罪は再び闇の中へと閉ざされる。
そして、2人は屋敷を後にした。
 
数日後。
 
『クレア』が2匹の仔犬を出産したとの報が、地方紙の片隅に載る。
どの仔犬も、後足の無い奇形だった。
 
『嶋』と『ネイスミス』は、身重の『アンナマリー』を思い浮かべ、一抹の不安を感じていた。
果たして、彼らの罪は消えたのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・違うとすれば・・・・・・・・・・・・・・
 
 
→THE END
 
『追憶の贖罪、マンブラーズ』

416:2008/12/22(月) 01:04:04
ミッション達成率:50%
総合評価:D
 
戦闘面での大きなミスは、『敵の能力』が未解明であった点。
それについては、実際に攻撃を受けた『駿河』に大きなヒントがあった。
ただし、攻撃がカウントダウンの開始でもあり、結局は単独行動の末に死んでいる。
合流寸前だったが、『嶋』『ネイスミス』が気付いていたかどうかは疑わしい。
 
もう1つのヒントは、メモ帳。
その内容を知る為には、解読不明の文字の中から文字パーツを掬い取る必要があった。
方法は、すでに知る必要も無いだろう・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ナールズ・バークレイ』は、『罰』である。
罪と罰が表裏一体である様に、夫妻の罪に反応して動く。


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